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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3317チバQ:2012/10/21(日) 17:30:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121017-00000242-mailo-l16
検証・富山の課題:/2 小水力発電さらなる推進 /富山
毎日新聞 10月17日(水)15時17分配信

 ◇カギは国の規制緩和
 真夏の太陽が照りつける東京・霞が関。石井隆一知事は7月30日、須沼英俊・県農林水産部次長とともに国土交通省の一室にいた。向かい側には奥田建・副国交相(53)=当時=が座る。農業用水を利用した小水力発電所設置の手続きを許可制から届け出制に規制緩和するよう求める石井知事。熱心な様子で耳を傾ける奥田副国交相。普段と変わらない穏やかな石井知事の声を聞きながら、須沼次長は1年前のことを思い出していた。
 2人は昨年夏、小水力発電に対する要望のため農林水産省を訪れた。この時は、発電所を運営する土地改良区が得た売電収入の用途拡大を要求。この要求は程なくして昨年10月に実現した。「小水力発電に対する知事の熱意は、国にも届いている」と、須沼次長は感じたという。
 秋晴れが広がった先月17日。砺波平野と比べて小高い位置にある砺波市庄川町庄で庄発電所の完工式が行われた。農業用水を利用した県営の小水力発電所としてはこれで2カ所目となる。
 「それではどうぞ」。司会の掛け声に合わせて石井知事や上田信雅・砺波市長、子どもたちがくす玉を引くと、会場からは拍手がわき起こった。川上では、透き通った水が取水口に流れていく。発電の始まりだ。敷地内には見学施設もある。発電所の模型を、子どもたちはガラスに顔をくっつけて見つめた。
 設置費用4億5000万円のうち、県は約2億8000万円を負担する。発電した電気は北陸電力に売電する。7月から始まった固定価格買い取り制度(FIT)を活用した売電価格は1キロワット時あたり25・42円だ。年間の売上価格は約3400万円となる。
 式のなかで、あいさつに立った石井知事は「東日本大震災後、改めて再生可能エネルギーの大切さを痛感している」と語った。そして「富山は県内での発電量のうち7割が水力という、全国有数のクリーンエネルギーの推進県だ」と、胸を張った。
 石井知事は9月の県議会で「小水力発電所の数を16年度までに30カ所程度以上にする」と、それまでの設置目標23カ所から上方修正する答弁をした。担当課の職員も「すごいスピード感ですね」と舌を巻く。ここまで石井知事が小水力発電の推進に積極的なのは水力発電として利用可能な水力エネルギー量が全国2位と高いポテンシャルを有しており、これを活用して電源の多様化を進め、安定的な電力供給を確保することで安心して暮らせる県を目指しているからだ。
 しかし、さらに発展させるためにはまだまだ規制緩和が必要だ。水利権取得の手続きを巡っては、煩雑な点がまだ残されている。新知事には国から規制緩和を勝ち取る手腕が求められる。
10月17日朝刊


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