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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3320チバQ:2012/10/21(日) 17:31:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121020-00000231-mailo-l16
検証・富山の課題:/5止 相談・解決に県も力点 /富山
毎日新聞 10月20日(土)16時35分配信

 ◇いじめ問題、社会連携で
 「『あの人を無視しよう』って誘われて、したくないのに何となくやってしまうことがあるよね」。「うん、本当は周りにいる人が『どうして』って止めたり、注意してくれればいいんだけど、難しいよね」−−。先月30日、富山市立速星中学校。いじめについて考える臨時集会が体育館で開かれた。全校生徒約840人の前で、生徒会のメンバーが普段の学校生活でよく目にする場面を演じた。「いじめを少しでも自分のことのように感じてほしい」。生徒会長(当時)の中村和貴さんは願った。
 県内でのいじめの発見件数は全国平均より高い傾向にある。昨年度、県内の子ども1000人当たりのいじめ認知件数は、5・5件で、全国平均の5・4件より0・1ポイント高かった。県の総合計画では、これを将来「できるだけゼロに近づける」との目標を立てている。
 しかし、いじめがない学校が必ずしも良い学校とは限らない。昨年度のいじめ認知件数が32・9件と全国最多だった熊本県は、いじめ解消率も98・1%と全国トップを誇る。
 OECD「学校におけるいじめ・暴力国際ネットワーク」日本国内委員も務めた、久保田真功・富山大准教授(教育社会学)は「学級はそもそもいじめが生じやすい空間だ」と指摘。そのうえで「学校ではいじめが起こり得ることをみんなで共有化して、学校側はどう対処しているのかを世間に公表していくことが大事だ」と話す。熊本県義務教育課の担当者も「いじめの認知件数以上に大切なのは、問題を早期に発見し、対応し、解消することだ」と、早期発見・解決に力を入れていると明かす。
 石井県政でもいじめの解消に力点を置いている。それまで一部の小中学校に限定されていた、いじめなどの相談を聞く「スクールカウンセラー」(SC)を07年から全公立中学校に拡大。08年からは社会福祉士などの専門家19人を「スクールソーシャルワーカー」(SSW)として任命。教師の家庭訪問に同行するなどして、経済的に困っている家庭や精神的に不安定な保護者を関係機関につなぐ役割を果たす。県小中学校課の菊池政則主幹は「(行革で事業費を抑制しているさなかに)ここまで充実できるのは珍しい」と胸を張る。しかし、富山県のいじめ解消率は熊本に遠く及ばない80・7%で全国平均(81・0%)からもやや下回っている。
 県教委は今年6月、有識者7人と小中学校の教頭、養護教諭6人を合わせた計13人で「いじめ防止・解消対策支援チーム」を結成。県内外のいじめの事例を分析し、年度内にも対応事例集などをまとめる方針だ。またSC・SSW同士や地域との連携方法なども話し合われるとみられる。いじめはもはや、学校だけではなく、社会全体で考えるべき問題だ。県民の負託に応えるため、知事がリーダーシップを発揮することが求められている。
     ◇
 この連載は大森治幸が担当しました。
10月20日朝刊


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