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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3319
:
チバQ
:2012/10/21(日) 17:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000226-mailo-l16
検証・富山の課題:/4 「1億円産地づくり」始動 /富山
毎日新聞 10月19日(金)16時18分配信
◇「米だけ」からの転換なるか
. のどかな田んぼが広がる砺波市太田。その一角に8棟のビニールハウスが並ぶ。中には緑のじゅうたん。その正体は、高さ約10センチに育ったタマネギの苗だ。前日、局地的な大雨が降り、雨水の一部がハウス内に入っていた。「横の溝が先や。横を掘り下げよう」。ハウスを見回りに来たJAとなみ野の雄川勉・特産振興課長が臨時職員2人に声をかけた。スコップを持って駆け出す男たち。苗の間でカエルがぴょんと跳んだ。
このビニールハウスは同JAが08年から特産化を始めたタマネギの育苗用ハウスだ。同JAでは通常より1カ月ほど早く、苗の植え付けを今月中旬から始める。雪の多い富山ではしっかりと根づかせないと冬を越せないからだ。過酷な環境を耐え抜いた苗は春の豊富な雪解け水を吸収して、来年6〜7月にはみずみずしい肉厚のタマネギを実らせる。
「米どころ」として知られる富山県だが、野菜産出額は全国最低レベル。これは米作に著しく特化していることを示している。加えて米作農家は兼業農家が多く、富山国際大学の浜松誠二教授(地域計画)は「富山では産業としての農業が成り立っていない」と指摘する。県の農業産出額は1985年の1346億円をピークに減少が続き、08年で673億円とほぼ半減した。このような状況を打開していくために県が打ち出している施策の一つが「1億円産地づくり」だ。
「1億円産地づくり」とは県内の各JAが取り組む大規模生産地作り活動に対して、市場調査や機械整備の補助などをする施策だ。10年度から始まり今年度は当初予算で4600万円を計上。これまでに15JAが補助を受けている。
JAとなみ野が県の補助を受けて大規模産地作りを目指したのは、米の価格が低迷し、さらに消費量が低下していることが背景にある。米以外の作物で、農家の活路を探さなければならなかったのだ。そこで目をつけたのがタマネギだった。タマネギは普段よく使われる野菜で、さらに同JA特産のチューリップと栽培サイクルが重なる部分が大きいためだ。
産地作りに乗り出した08年、営農組合など24の経営体が約8ヘクタールを作付けし、出荷額は1200万円。雄川課長は「初めての年にしては悪くなかった」と、振り返る。しかし、1億円にはほど遠い。大規模化するためには機械で作業できるように苗を作らなければならない。「大きすぎず、小さすぎないタマネギを作るための苗作りに苦労した」と雄川課長は振り返る。試行錯誤の上、苗の植え付けを1カ月早めるなどの工夫をこらし、今年は98の経営体が約60ヘクタールを作付けし、売り上げも出荷ベースで約1億1000万円と、ついに1億円を突破した。
同JAだけでなく、ほかの団体が「1億円産地」になるためには、稲作用の耕地でどのような野菜や果物を作っていくかという代替作物の選定から、収穫した作物を大消費地へ売り込むための販売戦略の確立など、さまざまな課題がある。浜松教授は「稲作に特化している富山県では、(生産、加工、販売流通の第1〜3次産業を掛け合わせた)第6次産業が育つ基盤がほとんどない。裏作、転作などを組み合わせて、生産の多様化をしていくことで、農業が産業として成り立つのではないか」としている。「米だけ」農業からの転換に新知事がどのように立ち向かうのかに注目が集まる。
10月19日朝刊
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