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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3365チバQ:2012/11/05(月) 23:56:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000126-mailo-l24
伊賀の宿題:2012市長選/1 中心市街地 市役所新築に反対の声 /三重
毎日新聞 11月1日(木)13時8分配信

 ◇活性化のあり方検討を
. 伊賀市の中心市街地活性化プロジェクトが揺れている。市役所を現在地で建て替える計画には、反対の声が止まらない。観光周遊の拠点と位置づける新芭蕉翁記念館の移転新築は、候補地の再検討を迫られかねない状況だ。
 上野城のおひざ元の市役所で、北庁舎と旧中央公民館の解体が進む。市は老朽化と耐震強度の不足を理由に、現在地で建て替える基本計画を10年7月に策定した。総事業費が約60億円の大型プロジェクト。地上4階(20メートル)、地下1階の庁舎を建設し、完成後に残る南庁舎を撤去する。
 現庁舎は、世界的巨匠ル・コルビュジェに師事したモダニズムの建築家、坂倉準三が設計した。保存を求める声は当初から強く、「伊賀の建築文化を考える会」は8月、解体開始への抗議書を市に提出。江戸時代の大地震で周辺地盤が液状化した記録から、「伊賀上野市民オンブズマン」は昨年11月、「現在地では防災拠点機能を果たせない」とする意見書を市に突きつけた。
 景観からの異議も出た。市長の諮問機関・市景観審議会(会長=木津龍平・上野商工会議所会頭)は8月、新庁舎の高さを20メートルとする計画に対し「原則として市景観計画の基準に適合させる必要がある」と指摘。緩和規定を用いず、規定の15メートルを超えないよう求める意見書を市に提出した。
 市景観計画は「伊賀らしい景観」の保護を目的に08年に制定。中心市街地の建築物の高さを15メートル以下に規制している。ただし、市長が必要と認めた場合、20メートルまで緩和できる。市管財課は「意見書に強制力はない」との立場だが、木津さんは「市が決めた規制を自ら破るのはおかしいとの意見が相次いだ」と打ち明ける。
 ◇芭蕉翁記念館、移転に難問
 市は市役所新築とともに、上野市駅前の再開発ビル「ハイトピア伊賀」と新芭蕉翁記念館を三大プロジェクトと位置づけている。ハイトピアは5月にグランドオープンしたものの、築53年と老朽化が進む芭蕉翁記念館の移転には難問が持ち上がった。
 上野城や伊賀流忍者博物館のある上野公園から、切り通しの市道をまたいだ桃青中学校跡地に移転新築する基本計画を09年に策定。展示も拡充し、年間5万人と入場者の大幅増を見込んだ。だが、肝心の集客力が発揮できない恐れが出てきた。
 跡地と上野公園を結ぶ歩道橋の建設を、文化庁の担当者らも参画する上野城跡保存整備指導委員会が認めなかったからだ。木津さんは「坂の上で孤立する桃青中跡地では集客を見込めない。市はまちなかに建設する決意を示すべきだ」と訴える。市は年内にも記念館の整備計画検討委を発足させる方針だが、「予定地を白紙に戻す議論が出る可能性もある」(企画課)。
 市は合併特例債の適用期限を迎えることを理由に、三大プロジェクトの14年度完成にこだわってきた。しかし国会で6月、特例債の発行期限を5年間延長する法案が成立。「14年完成」に固執する根拠はなくなった。
 市選出の県議は「これだけ多くの意見が出ている以上、南庁舎を補修して継続使用しても良いのでは。芭蕉翁記念館の立地と併せ、中心市街地活性化のあり方を検討すべきだ」と提案する。新市長が引き継がなければならない重い宿題だ。
    ◇
 伊賀市長選(11月11日投開票)の告示(同4日)まで、あと3日に迫った。出馬を見送った現職が残した課題を検証する。【伝田賢史】
〔伊賀版〕
11月1日朝刊


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