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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3345チバQ:2012/10/29(月) 22:58:49
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001210290004
沼津市長に栗原氏/中山氏破り再選
2012年10月29日

 沼津市長選は28日投票、即日開票された。再選を目指す現職の栗原裕康氏(63)=民主・自民・公明推薦=と新顔で元商社役員の中山康之氏(67)の無所属候補同士が争い、開票作業は深夜まで及んだ。栗原氏は1期の実績や沼津駅鉄道高架事業の推進を、中山氏は高架事業の見直しや健康文化都市づくりを訴えた。当日有権者数は16万8241人。投票率は36・21%(前回47・40%)で、戦後の同市長選では3番目の低さだった。


 沼津市上香貫の栗原氏の事務所に当選確実の一報が入ったのは午後10時過ぎ。詰めかけた支持者らからは大きな拍手が沸いた。あいさつに立った栗原氏は「今の沼津市の閉塞感は厳しい状況だが、市民にも協力してもらって頑張っていきたい」と述べた。


 選挙戦が栗原市政の4年間に対する評価という色合いが濃くなる中、栗原氏は推薦を受けた民主、自民、公明の3党や労組などの議員・組織の支援を受けた組織戦を展開。市議28人のうち22人の応援も取り付け、優位に選挙戦を進めた。


 懸案となっている鉄道高架事業については「2度の市長選や市議会議員選挙で既に決着がついている問題。必ず、沼津の将来に役立つ事業」として改めて事業推進を主張していた。


 さらに、西武沼津店の撤退でさらなる沈滞が心配される中心商店街の活性化や、津波などへの防災対策にも早急に取り組むと訴え、支持を広げた。


 一方、中山氏は鉄道高架事業は「南北自由通路の設置」に変更し、高架事業の費用を福祉やまちづくりに生かすとしていた。中山氏は「私の力が及ばず、申し訳ありません」と述べた。


 ■かじ取り覚悟必要


 《解説》2期目を迎える栗原市長を待ち受けるのは、自らが口にする「魔法の杖はない」状況での市政運営だ。


 2007年度に約391億円あった市税収入は、11年度には約359億円まで減少した。人口は02年の約20万8千人から、12年には約20万4千人に。05年に戸田村(約4千人)が合併したことを考慮すると約8千人の減少だ。高齢者の割合は25・21%にまで達した。


 「高齢化で医療や福祉への支出が増えるうえ、税収の伸びは期待できない。財政の糸は今にも切れそうなほど張り詰めている」とある市幹部。


 約200億円とみられるごみ焼却場の建て替えや、40億〜50億円かかるとされる市民体育館の建て替えも迫る。鉄道高架事業が本格化すれば、計約170億円の起債が予定される。


 栗原市長は選挙戦で、「金がない分、皆でアイデアを出そう」と、官民協働の推進を呼びかけた。「市民の力を結集しよう」と。


 しかし、投票率は36・21%と市長選としては戦後3番目の低さにとどまった。市民の目を市政に向け、協力を得るためには1期目以上の覚悟と汗が必要となる。(菅尾保)


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