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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3329チバQ:2012/10/23(火) 20:58:27
http://www2.knb.ne.jp/news/20121023_34279.htm
2012 年 10 月 23 日 16:09 現在
田中市長2期目の課題

 任期満了に伴う南砺市長選挙はおととい、現職の田中幹夫市長が無投票で再選されました。

 前回の激戦から一転、信任再選となった2期目の「田中市政」の課題は何か、リポートです。

 「信任を受けた田中市長。これからの4年間に取り組む市政運営の考え方をまとめた、マニフェストです、セカンドステージと題して、南砺市に暮らす住民が、幸せや満足を感じられるようにするとしています」

 田中市長「世の中がどんどん変わっていくなかで、私は南砺市モデルを考えている」

 合併して8年、南砺市の人口は当初、5万9000人あまりありましたが、すでに4400人減りました。

 65歳以上が全体の3割を超え、10人に2人が75歳以上という、県内の10市のなかでも最も高い水準で少子高齢化と過疎化が進んでいます。

 田中市長「(高齢者が)独りでお住まいする家もどんどん増えてきているので、隣近所、地域、大きな市全体の地域を含めて、福祉を考えていかねばならない」人が減って市の収入は減るのに対し、高齢化が進んで支出は増える。この厳しい財政状況の中で福祉を維持するには、市民が「助け合う」ことが大切だ」と、田中市長は1期目、「まちづくり条例」をつくりました。

 市政運営に市民の協力を積極的に求める仕組みづくりです。

 田中市長「山間過疎地域の振興条例というものを制定、いま準備していますし」「この地方で自立できるものに関してはやはり、ある程度自立できる仕組みを作っていくべきだなと思っていますので」

 城端の桜ヶ池周辺を舞台に、今年度から取り組んでいる「エコビレッジ構想」は、エネルギーと農業の自給自足、そして人のつながりを探るという自立した地域のあり方を見出そうとしています。

 国からの交付税が減るなか、こうした自立した市政運営をするには、安定した財政基盤が欠かせません。

 このため田中市長は、投資的な事業を控え、借金の繰上げ償還を積極的に行って、借金に当たる一般会計の公債費の残高を市長就任のころの437億円余りから417億円へ20億円減らしました。

 一方、貯金に当たる基金は55億円積み増し、財政基盤の改善を進めています。

 田中市長「1つ1つの事業にマネージメントシートというものをつけて、もう膨大な量なんですけども、それが今どういう効果があってほかに同じような事業があるんじゃないかとか、1つ1つもう1回やり始めています」

 2期目を前に田中市長は1期目に掲げたマニフェストを自己採点し、44の項目、全体の達成率を72パーセントとしました。

 そのなかで「ほとんどできなかった」と自己分析したのは、世界遺産、合掌造り集落を保存して活かす取り組みです。

 観光産業を充実させて交流人口を増やすことが市の発展に欠かせないとしてその源に掲げていた政策でした。

 2期目を迎え、人口を増やすために取り組むのは、今年度、6組のカップルが誕生した「婚活」の継続です。

 高速道路や新幹線開業の効果を取り込んだ地域経済の発展もめざします。

 田中市長「田舎だからこそ、この大きな可能性があったり」「やはりベースは、われわれの暮らしはもっと安全でなんとなく世界とか東京とか大都会に影響されなくても生活できるエリアだ、これがもう真の豊かさではないかと思う」「この豊かさを実感できる4年間にしていかねばならんと思っています」

 田中市長は、山積する課題を集落や地域内で解決することが大切で、その機能を高めるために祭りや伝統文化を維持することが欠かせないと強調します。

 「豊さの実感」という抽象的な目標へどのような具体策を打つのか、田中市長の新しい任期は、来月28日から4年間です。


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