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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3406チバQ:2012/11/18(日) 01:47:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20121116-OYT8T01537.htm
勝山市長選あす告示 過疎高齢化、厳しい財政

 勝山市長選は18日、告示される。4選を目指す現職の山岸正裕氏(67)以外に立候補の動きは見られず、無投票の公算が大きい。市が直面する課題を追った。(原典子、井上敬雄)

 ■学校統廃合

 県内最速のペースで進む過疎高齢化や、基幹産業だった繊維業の不振で、人口は2万5687人(10月末現在)とピーク時の1950年から34%減った。子どもたちも少なくなり、現在3校ある市立中学校を1、2校に統廃合する計画が持ち上がった。

 教員配置は生徒数に応じて決まる。全校生徒が152人と最も少ない勝山北部中には教員は14人しかおらず、主要科目を専門外の教諭が担当するなど「教育環境の危機」(教育総務課)に直面する。

 だが、統合すれば、片道10キロ以上の通学が必要になるケースも出てくる。保護者からは「2校は残すべき」などの強い要望があり、苦渋の決断を迫られる。

 ■財政

 人口減は財政にも影を落とす。国からの仕送りにあたる地方交付税のうち、人口に応じて交付額が決まる部分は2011年度に前年度より1億6900万円減った。市税もピーク時より4割減り、予算規模の1%余りしか独自政策に使えない状態だ。このままでは、行政サービスの低下は避けられない。

 ■観光

 産業不振の打開策として期待されるのが観光産業だ。県立恐竜博物館の入場者数は11年に50万人を突破。中世のロマンが薫る平泉寺にもファンが多い。

 だが、いずれも郊外にあるため、中心市街地は観光客が素通りしてきた。県外客は福井市やあわら市に宿泊することが多く、市への恩恵は限定的だ。

 市は観光客を中心部に呼び込もうと、09年に機織り体験館「ゆめおーれ勝山」を整備した。年間入場者数は目標の10万人を上回るが、周辺の商店街は閑古鳥が鳴く。不動産会社を営む山場芳彦さん(64)は「中途半端な施設で、波及効果はほぼない。商店街はシャッター通り直前だ。抜本的な施策がないと衰退は避けられない」と顔をしかめた。

 限られた予算の中、どうやって市に活力を取り戻すのか。次期市長は、難しいかじ取りを求められている。

      ◇

 立候補の届け出は、午前8時30分〜午後5時に市役所本館3階で受け付ける。市の9月2日現在の選挙人名簿登録者数は2万1427人。

 

 

(2012年11月17日 読売新聞)


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