したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

2517チバQ:2011/04/15(金) 21:59:14
>>2324>>2374>>2425>>2503
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000651104140001
県議選注目選挙区振り返る(上)柏崎・刈羽
2011年04月14日


告示前日まで無投票とみられていたが、武本氏の立候補で原発問題が争点となった=9日、柏崎市

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(7基)が立地する柏崎市・刈羽郡選挙区では、東電の福島第一原発の深刻な事故が収まらない中、原発への姿勢が問われた。現職の東山英機、三富佳一両氏は特に、子どもへの放射能の影響を心配する女性層の支持離れに警戒した。



 「さらなる安全対策が確認できなければ、原発を停止させます!」。これは三富氏の選挙はがきへの掲載が見送られた「幻」の文面案だ。当初の案は「原子力防災対策に全力を尽くし、地域の安全安心を守ります」だったが、インパクトに欠けるため、「原発停止」と踏み込んだ。



 だが、三富氏は原発を「容認」する立場だ。陣営内では、誤解されかねないとの意見も出て何度も見直され、最終的に「原発災害は絶対に起こさせません!」に落ち着いた。8千枚の選挙はがきは告示の5日後、すべて女性に発送された。東山氏も後援会の女性組織の引き締めを図った。



 投票日の3日前、柏崎刈羽原発の所長名で両氏を推薦した東電は、原子炉建屋に防潮壁を設置する津波対策を発表した。壁の高さや設置時期すら決まっていなかったが、両氏はさっそく演説でこの防潮壁にふれ、対策を働きかけた自らの手柄として語った。



 一方、反原発の運動を続けてきた武本氏は「原発の是非を問う住民投票」と位置付け、街頭演説の反応も上々だった。しかし、選挙区内には原発関係の仕事に就く人たちも多い。武本氏の得票は、使用済み燃料を再処理して利用するプルサーマル計画の反対を訴えて立った1999年の県議選(当時は柏崎市選挙区)を約700票上回っただけ。陣営は「原発そのものが争点になった今回の方が断然勢いがある」とみていたが、投票率は前回2007年を4・8ポイントも下回った。



 武本氏は「精いっぱい訴えたが、冷厳な現実を示した数字。いろんな意味で現状の民意だろう」と敗因を分析した。(清水康志)

2518チバQ:2011/04/15(金) 22:02:12
>>2141>>2197>>2375>>2380
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/2367
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/2816
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000651104150001

県議選注目選挙区振り返る(下)佐渡
2011年04月15日


7月から新潟空港と結ぶ9人乗り小型機が就航する佐渡空港=佐渡市秋津

 2008年秋に空路がなくなった県営佐渡空港。890メートルの滑走路を2千メートルに延ばすことが閣議決定されて20年になるが、地権者の同意は得られず、計画は進んでいない。


 佐渡市選挙区では、この計画づくりに住民を参加させる手続きに入ろう、と訴えた無所属の新顔佐藤久雄氏が、トップ当選した。


 佐藤氏は、支援者を前に「空港問題を一歩も二歩も進めたい。これを解決しなければ、島の経済発展はありえない」。陣営の市議は「この島民の声を、県も県議会も無視することはできないはずだ」と力んだ。


 だが、地権者の同意がない中では住民参加の手続きには入れない、との立場をとった自民党の現職中野洸氏も、176票差で当選した。中野氏は2千メートル化に反対していない。「全地権者の同意が必要だとする私たちの考えは、有権者に理解されたと思う」と語る。


 その中野氏の自民党は今回、選挙前の会派32人から、さらに推薦候補を含む33人に伸ばし、県議会での過半数は変わらなかった。


 佐藤氏は、住民参加手続きにこだわって「自民党と対決するつもりはない」と言う。まず現状の滑走路を使って佐渡―羽田便を飛ばし、観光客や企業の誘致で実績をつくることが先決だと考えている。


 だが、羽田便構想は初期投資額が60億円、就航後も毎年2億円以上の赤字が見込まれ、県議会で昨年3月、自民党を含む反対多数で否決されている。佐藤氏は「空港は産業、経済全体で考えるべきもの。なぜ必要なのか粘り強く説得していきたい」と話す。


 泉田裕彦知事は11日の会見で佐渡市選挙区に触れ、「佐渡―羽田便は今でも必要だと考えているが、県議会の意思を尊重することは必要。今回の結果で何か変わることはない」とした。佐渡市は、住民参加の手続きに入るよう県に求めていく考えで、「すべての地権者から同意を得ることに全力を注ぎたい」としている。(川崎友水)

2519チバQ:2011/04/15(金) 22:08:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000034-mailo-l22
県議会:新勢力図 強まる自民主導色、民主退潮で「一強」に /静岡
毎日新聞 4月15日(金)10時45分配信

 先の県議選(定数69)の結果を踏まえた、県議会の新たな勢力分野が14日、決まった。各会派が同日、届け出た。「自民改革会議」は37人の単独過半数の勢力を占め、正副議長など主要ポストを握れる態勢を整えた。一方、「民主党・ふじのくに県議団」は第2会派を守ったとはいえ、選挙前から6人減らし20人と、歴然とした勢力の差がついた。議会での自民党の「一強」を印象づけ、両党の勢力均衡に支えられてきた川勝平太知事主導の議会運営は自民党主導へと様変わりしそうだ。【山田毅】
 自民党所属の県議は09年11月、民主党の支援で4カ月前、初当選した川勝知事の評価をめぐって二つの会派に分裂。議会での単独過半数と第1党の座を民主党に明け渡した。
 しかし再び合流して迎えた10日投開票の県議選で圧勝し、県議会で約1年半ぶりに単独過半数を奪還。影響力を一気に高め、「川勝知事も配慮せざるを得ない」(県幹部)との見方が強まっている。
 野党色を強める自民党をよそに、川勝知事は就任後、県政運営をリードしてきた。例えば、県空港部の廃止条例案。自民党はこれに党議拘束をかけて反対したが、造反議員が出たため、川勝知事は09年10月、可決にこぎつけた。09年12月には、一部の自民党議員の反発を受けながらも「富士山の日」の関連条例を制定させた。さらに、自民党が占め続けてきた正副議長のうち副議長ポストを民主党が初めて奪取。これも自民党の足並みの乱れが原因だった。
 それを支えてきたのは川勝知事の一定の県民人気。そしてもう一つは、川勝県政の野党として是々非々の路線を進むか、与党として影響力を行使するかで議案をめぐって一枚岩になれない自民党の「敵失」だった。
 しかし今回の選挙結果は、川勝知事と自民党との力関係を大きく変えようとしている。それを象徴する出来事が早速、起きた。
 3人目の副知事をベテラン県議から擁立しようと、川勝知事は11日、臨時議会を現職議員の任期が切れる1日前、4月28日に開いて人事案を通す意向を表明した。
 ところが、自民改革会議の大石哲司代表は13日、反発。「新議員が赴任して自民党が過半数を取る前に人事案を通すつもりに思える。政治の常道を理解していない。議会をさしおいて物事を決定するのは理解できない」と述べ、川勝知事を「議会軽視」だと、激しくけん制してみせた。

4月15日朝刊

2520チバQ:2011/04/15(金) 22:08:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000019-san-l24
県議選後、初の会派代表者会議 会派結成めぐり綱引き 三重
産経新聞 4月15日(金)7時56分配信

 ■無所属議員、自民県議団入り「まだ決めていない」

 県議選後初の会派代表者会議が14日、開かれ、三谷哲央議長が新たな会派結成状況報告を出すよう要請した。選挙結果からこれまでの民主系が優位に立った議会から自民系の共闘で逆転する可能性があったが、無所属議員の自民系会派入りが流動的なことがわかり、会派結成状況報告の期限とした19日まで民主系と自民系の激しい綱引きが水面下で繰り広げられそう。

 改選後の県議会(定数51)は、民主系の新政みえが24人で第1会派になる見通し。次いで自民系が22人で、公明党2人、みんなの党1人、無所属2人の構成となっている。

 みんなの党は1人会派になる見通しで、無所属のうち熊野市の新人も自民系には入らない見通し。北牟婁郡の新人も「自民党員だが、自民県議団に入るかどうか、まだ決めていない」としており、会派としては自民系が逆転する可能性は小さいが、知事与党として、自民、公明、みんなが連携すれば、正副議長選びでも主導権を握ることができる。

 このため、会派間の攻防がすでに始まっており、この日の会議後でも民主、自民系双方が会派会議を開催。水谷隆自民党県連幹事長は「なんとかリードをしたい」とし、民主系の三谷哲央議長は「議会対応で難しい場面も出てくるかもしれないが、一致団結して対応しよう」と、会派の議員に呼びかけていた。

 県議会は今後、21日に再度、会派代表者会議を開き、会派結成状況を確認。任期満了の29日を経て、5月2日に新議員が初登庁。同9日から12日まで第2回定例会を開会し、正副議長などを選出する。

 代表者会議後、三谷議長の最後の定例会見もあり、知事選での民主推薦の松田直久前津市長が落選した理由として「東日本大震災の影響で操業停止の企業も多く、組合の意思決定が下に降りなかった。中央の政治状況の鬱積(うっせき)した閉塞(へいそく)感を打破したいという県民の気持ちがあった」と敗因を分析。実績を強調した松田氏の活動に触れ「未来を語った鈴木英敬氏に県民が変化への期待をしたのだろう」と有権者の動向を率直に認めた。また、民主党県連と、連合三重、民主系会派新政みえの3者による三重県方式の選挙運動について「勝ちパターンに乗ったという甘い部分があった」と反省した。

2521チバQ:2011/04/15(金) 22:10:02
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110415/CK2011041502000151.html
県議会構成、自民会派が過半数 民主と無所属の取り込み狙う
2011年4月15日


 県議会事務局は14日、各会派からの届け出を締め切り、4月末以降の新たな会派構成が決まった。定数は74から5減の69になり、自民党会派は37人で過半数を占める。川勝平太知事を支える県政与党の民主党会派は20人に縮小。みんなの党が初めて議席を得る一方、共産党は県議団結成40年目にして初めて議席を失う。 (美細津仁志)

 自民は公認35人、推薦2人がそのまま「自民改革会議」に入会し、現在より5人増の37人に。大石哲司代表は「過半数を占める責任会派となった。いたずらに政争的なことをするつもりはないが、是々非々の姿勢で臨んでいきたい」と語る。

 「民主党・ふじのくに県議団」は、民主公認17人、推薦2人のほか、連合静岡の推薦を受けた田内浩之氏(湖西市)が入会した。さらに、会派に所属しない無所属の鈴木澄美氏(富士市)と山本貴史氏(袋井市・周智郡)の取り込みを狙う。三ツ谷金秋会長は「2人から加入に前向きな答えをいただいているが、地元への説明もあるので焦らずにやりたい」と語る。

 県議会に初めて足場を築いたみんなは、公認1人と推薦1人が「みんなの党・無所属クラブ」を結成。柏木健代表は「政策連携ができれば、志士の会などと連携していきたい」と話す。

 「志士の会」は新議会で1減の3人になるが、4人未満では、議会運営委員会への議員派遣や代表質問の権利を持つ「交渉団体」から転落する。中沢通訓新代表は「議運に出れば、少数会派でも意見を言える。当面は交渉団体を目指す」と、無所属議員らを取り込みたい考え。

 公明は現在より1減の5人に。前林孝一良新代表は「自民が主導権を握るが、暴走を止めるのも少数会派の仕事。是々非々で冷静に対応していきたい」とした。

 現在、1人で活動している共産は、新議会では議席ゼロに。1971年の党県議団を結成して以来、県議会から姿を消す。

2522チバQ:2011/04/15(金) 22:19:12
>>2382
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041501001228.html
福井の当選県議逮捕 自民公認、買収容疑で
2011年4月15日 21時45分

 福井県警は15日、10日に投開票された県議選の投票や票のとりまとめの見返りに飲食店で接待したとして、公選法違反(供応買収)の疑いで、自民党公認で当選した県議谷口忠応容疑者(65)=福井市金屋町=と、会社役員末定清二容疑者(70)=同市安田町=を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は2月10日、福井市内の飲食店で、谷口容疑者が立候補した福井市選挙区の有権者十数人に対し、投票や票の取りまとめなどの選挙運動をする見返りとして、1人当たり数千円の接待をした疑い。

(共同)

2523チバQ:2011/04/15(金) 22:20:02
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27556.html
谷口忠応県議を逮捕 公職選挙法(供応買収)の疑いで

(2011年4月15日午後9時18分)
 福井署と県警捜査2課は15日、公職選挙法(供応買収)の疑いで先の県議選福井市選挙区に出馬して当選した福井市金屋町、谷口忠応容疑者(65)と同市安田町、会社役員末定清二容疑者(70)を逮捕した。

 逮捕容疑は、谷口容疑者は末定容疑者と共謀し、10日施行の県会議員選挙に福井市選挙区からの立候補に際し、2月10日に福井市内の飲食店で、投票や票の取りまとめをする報酬として、同選挙区の十数人に一人当たり数千円の飲食の接待をした疑い。

2524チバQ:2011/04/15(金) 23:04:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000081-mailo-l21
展望:’11統一選・首長選 /岐阜
毎日新聞 4月13日(水)12時16分配信

 統一地方選の第2ラウンド、市町村長選と市町村議選が目前に迫った。対象となるのは4市長選と9市議選、4町村長選と8町村議選。このうち、17日告示の市長選と19日告示の町村長選の情勢を紹介する。
 ◇3町村合併後、初の選挙戦−−山県市
 ■山県市長選
 2期務めた平野元(はじめ)市長は引退。元市総務部長の林と旧高富町長の山崎、市議の寺町が出馬を表明。03年の3町村合併後、初の選挙戦となりそうだ。
 昨年12月に市を退職した林は「市民との対話」を強調。自民、民主の推薦を受け、事務所開きでは平野市長も駆けつけ、事実上の後継候補となる。
 食品製造販売会社経営の山崎は旧高富町長だった02年に収賄罪で起訴され辞職。「過去を真摯(しんし)に反省し、企業人の決断で市政を立ち直らせたい」とする。
 市民運動を30年近く続ける寺町は「市長の給料半額や職員人件費30%削減」などの財政改革を訴え、「やまがた振興券」発行や、子育て支援を提案する。【立松勝】
 ◇現職に新人2人が挑む−−土岐市
 ■土岐市長選
 現職の大野に新人の加藤、籠橋が挑む三つどもえの激戦になりそうだ。
 大野は、膨大な市債の償還と行財政改革の実績を強調し、「2期目は引き続き改革を進め、地場産業などの活性化をめざす」と、支持層拡大を図る。
 加藤は市役所や市立総合病院、消防本部などの勤務経験に基づく幅広い人脈を活用。「トップセールスによる企業誘致」を掲げ、企業への浸透も図る。
 籠橋は、多治見市職員としての42年余の経歴を背景に、代表を務める「いきいき土岐市をつくる会」を通して、全市的な支持獲得を目指している。【小林哲夫】
 ■多治見市長選
 現職の古川が無投票で再選される見通し。工業団地の造成や企業誘致など、積極的な政策が地元経済界を中心に支持されている。
 ■瑞穂市長選
 現職の堀以外に候補者擁立の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
 □安八町長選
 4期務めた小川徳喜町長は今期限りでの引退を表明。新人3人による8年ぶりの選挙戦になりそうだ。
 西松は町議8期の実績と幅広い人脈で支持拡大を目指す。堀は若さと行動力を前面に、行財政改革や情報公開を訴える。中根は町内で長年指導する尺八の仲間らと運動を展開する。【子林光和】
 □白川村長選
 現職で4選を目指す谷口に、元村教育長で新人の成原が挑む。
 谷口は、実績を強調し、平瀬温泉郷の魅力を発信して「観光を村全体に広げたい」とアピール。成原は、南部地区の観光産業を確立し、企業誘致により雇用の確保を進めると訴えている。【宮田正和】
 □垂井町長選
 現職の中川以外に動きが無く、無投票になりそうだ。
 □坂祝町長選
 出馬表明は現職の南山だけで、無投票で再選される見込み。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ◆山県市長選
林宏優  59 無新
山崎通  62 無新
寺町知正 57 無新
 ◆土岐市長選
大野信彦 66 無現(1)
籠橋健治 62 無新
加藤靖也 56 無新
 ◆多治見市長選
古川雅典 58 無現(1)
 ◆瑞穂市長選
堀孝正  69 無現(1)
 ◇安八町長選
西松重吉 73 無新
堀正   55 無新
中根理記 62 無新
 ◇白川村長選
谷口尚  68 無現(3)
成原茂  57 無新
 ◇垂井町長選
中川満也 56 無現(2)
 ◇坂祝町長選
南山宗之 55 無現(1)

4月13日朝刊

2525チバQ:2011/04/15(金) 23:04:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000056-mailo-l21
展望:’11統一選・岐阜市議選 市長参戦、勢力図変わるか /岐阜
毎日新聞 4月14日(木)11時24分配信

 ◇「立命館問題」から続く対立で
 統一地方選第2ラウンドの岐阜市議選は17日告示、24日に投開票される。岐阜市議会は、細江茂光市長が08、09年に市立岐阜商業高の学校法人「立命館」への移管を目指した問題をめぐり、自民などの会派が分裂。「親市長派」と「反市長派」の対立が続いてきた。選挙を前に、親市長派の現職や新人が党派を超えて組織を作るなど動きは激しさを増しており、勢力図がどう塗り変わるかが注目される。【立松勝】
 ◇定数41に56人が立候補予定
 定数は前回から3減の41となり、56人が立候補を予定。内訳は現職36人、元職2人、新人18人。現職は70代が2人、60代が18人で、30代は2人のみ。新人は30代が4人、40代が6人。政党別では、自民19人、民主4人、公明5人、共産4人、無所属24人。女性候補は現職4人と新人2人。
 親市長派の現職は3月11日に政策集団「岐阜改の会」を設立。細江市長が「応援団長」を務める同会から今回出馬するのは11人。市長の後援会の推薦を受けた新人8人は3月30日にグループ「新しい風」を結成、グループを前面に出して運動を展開する。細江市長自身も今回の選挙に「能動的にかかわる」としており、告示日には「改の会」のメンバーら6人の出陣式などに掛け持ちで顔を出し、選挙期間中も集会などで応援演説をするという。
 一方、反市長派とされる自民・民主系の現職は10人余り。ある議員は、親市長派の現職と新人による二つの会について「国政の比例代表ならともかく、地方選では個人の気概を持つべきだ」と批判。細江市長の手法を「対立が深まるだけだ」と疑問視する議員もいる。これらの議員は連携はせず、それぞれが政党や個人の政策を訴える。
 立命館問題後、最大会派の「市政自民同志会」や「岐阜市民ネットクラブ」が分裂し、現在、親市長派と反市長派の勢力は拮抗(きっこう)している。立命館誘致に賛成し、今回も出馬予定の現職は15人。反対した現職候補予定者は20人。細江市長の後援会が推薦する新人と元職は計13人。
 現職3人が引退する公明は新人を2人に抑え、現職3人との全員当選を目指す。共産は現職3人に元職1人で議席増を狙う。

4月14日朝刊

2526チバQ:2011/04/15(金) 23:05:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110415/mie11041501540002-n1.htm
自民7支部、村主氏推薦 津市長選
2011.4.15 01:52
 17日に告示される津市長選で、自民党の津市内7支部は14日、無所属新人の元国土交通省職員、村主英明氏(51)の推薦を決めた。

 推薦は、津市内10支部のうち、津市、河芸、芸濃、美里、安濃、久居、一志の7支部で、残りの支部も検討するという。

 一方、出馬を表明している無所属新人の元総務省職員、前葉泰幸氏(49)は、民主系の政治団体「新政みえ」から推薦を受けている。

 津市長選では無所属新人の元津市議、藤岡和美氏(64)も名乗りを上げており、事実上の与野党対決に藤岡氏が絡む構図になるとみられる。

2527チバQ:2011/04/15(金) 23:12:38
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110415/201104150856_13591.shtml
一転、選挙戦の公算 瑞穂市長選、広瀬市議が出馬意向
2011年04月15日08:56
 統一地方選後半戦で17日告示される瑞穂市長選(24日投開票)に市議で建築会社社長の広瀬時男氏(63)=只越=が14日、出馬の意向を固めた。15日に正式表明する。

 広瀬氏は市議2期目で、これまでに副議長などを歴任。本紙の取材に「将来を見据え、より良いまちをつくっていきたい」と話した。

 任期満了(5月31日)に伴い行われる同市長選には現職の堀孝正氏(69)=田之上=が今年1月に、再選を目指して出馬表明。無投票の可能性が高かったが、一転、選挙戦になる見込みとなった。

2528チバQ:2011/04/15(金) 23:14:44
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/ken_chumoku/kc20110403_1.shtml
県議選 注目区を行く 2011ぎふ統一地方選(1)岐阜市 支持固め、守りの戦いに
2011年 4月 3日

少数激戦の岐阜市選挙区。各候補者はそれぞれの政策を有権者に訴え、支持基盤固めに力を注ぐ=2日午後、岐阜市内
 民主、自民、公明、共産の各政党候補など計10人が9議席をめぐってしのぎを削る岐阜市選挙区。告示直前に隣県の名古屋市議会で第一党を奪った政治団体「減税日本」公認の新人が名乗りを上げたが、各党は静観の構えを崩さず、東日本大震災の自粛ムードも相まって、それぞれ地盤や組織など自らの支持層を固める守りの戦いに徹している。

 「前回とは全く逆。反民主の風を実感している」―。民主陣営は口をそろえる。

 現有2議席の確保を目指し、渡辺嘉山、太田維久の両現職候補を擁立する民主。4年前の前回は無党派層を取り込んで票を伸ばし、その後の政権交代への足がかりとなったが、今回は民主政権の迷走が直撃した形。両陣営とも厳しい戦いを強調する。

 自粛ムードもあってともに投票率は伸びないとみる。そのため、支持労組や地元などで集会や演説会を重ね、従来からの支持組織を固める守りの戦いに懸命だ。

 自民現職の玉田和浩候補と市議出身の新人道家康生候補は、組織をフル動員し建設業界などの支持基盤を固める戦い。新人長屋光征候補は、引退する県議の地盤を引き継ぎ支持拡大に懸命だ。

 自民は前回5人が立候補したが、1議席を落とした。その後、笠原多見子氏(現民主党衆院議員)ら2人が離れ、現有議席はわずか2。議席増は絶対の課題だ。今回、各陣営が意識するのは離れた2人に寄せられていた自民票。地域や支持層の動向を見ながら、取り込みを模索する。

 公明も組織を固める選挙戦を展開する。岩花正樹候補は「組織政党なので『風』の影響は関係ない」と言明。新人の水野吉近候補とともに地盤を固める。

 共産は、再選を目指す大須賀志津香候補が後半戦の岐阜市議選の候補者と連携を深めて議席を死守する構え。自粛ムードを「必要な政策が語られない」と批判し、従来どおりの街頭活動も展開し、支持を訴える。

 無所属となった平野恭弘候補は、個人後援会組織の維持、引き締めを図っている。

 一方、従来の既成政党の構図に割って入った減税日本・岸上あおい候補の陣営は「減税日本を名乗ってからサラリーマンや子育て世代を中心に新たな支持者が獲得できた」と息巻く。

 ただ、他党陣営は影響は限定的との見方が多い。ある現職候補は「今の県財政では減税はできない」と言明。新人候補は「確かに不気味だが、災害復興予算の必要性も検討される中で減税はありえない。逆風にはならない」と語る。ただ別の陣営関係者は漏らした。「『減税』との言葉の響きは、確かにいい」

2529チバQ:2011/04/15(金) 23:15:09
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/ken_chumoku/kc20110404_1.shtml
県議選 注目区を行く 2011ぎふ統一地方選(2)揖斐郡  「重点区」自・民が激突
2011年 4月 4日

支持者と握手する候補者。8年ぶりの選挙戦は、現職2氏に若手新人が挑んでいる=3日、揖斐郡内
 「戦う候補の顔触れも支持者も選挙戦となった8年前と違う。初心に帰った戦いだ」。現職の両陣営幹部はともに危機感を口にする。

 揖斐郡選挙区(定数2)は、「世代交代」を掲げる民主新人の国枝慎太郎候補が、強固な組織を持つ渡辺信行候補と2期の実績をアピールする高橋昌夫候補の自民現職2氏に挑む構図。前回の無投票から一転、民主は党本部の最重点区、自民も重点区と位置づけ、激しい戦いを繰り広げている。

 「皆さんの声を県政に届けるため若い力で突進したい」。国枝候補は34歳の若さを強調する。昨年9月、同郡初の民主公認候補として出馬表明して以来、党2区総支部や連合岐阜西濃地域協議会の全面支援を得て地元大野町などで集会を重ね、支持拡大に努めてきた。

 ただ、義父の石田芳弘前衆院議員が「政党選択ではなく、揖斐郡の新陳代謝がテーマ」というように、陣営は国政で迷走する民主の政党色を出さない戦略。国枝候補は「政治経験はないが、しがらみもない。訴えに耳を傾ける人も増えている」と手応えを語る。

 迎え撃つ自民現職側。建設業や農業など各種団体の支持を早々に取り付けた渡辺候補は、東日本大震災を受けて「ダムや道路など命を守るコンクリートはまだまだ必要」と公共事業削減を図る民主党政権を批判。道路網整備や防災設備建設など6期24年の実績を前面に押し出し、前々回に続くトップ当選を目指す。

 盤石に見える陣営が気に掛けるのは支持者の高齢化だ。そのため、若い新住民が多い地元池田町では地区ごとに集会を開き、票の掘り起こしを図る。

 前回初めて自民公認を得て、無投票で再選を果たした高橋候補も「自民党政権で戦後の焼け野原から経済大国へ発展を果たした。わが党こそが大震災からの復興も地方活性化もできる」と声高に党をアピール。地元大野町や出身地の揖斐川町で支持固めを加速させる。

 3期目を目指す今回は「8年間、現職として活動する中で地縁、血縁を中心に幅広い層に浸透してきた」と語り、後援会をはじめとした支持の広がり、票の上積みに自信を見せる。

 東日本大震災による活動自粛ムードもあって、各陣営とも投票率は前々回の65・40%より下がると見込んでおり、支持基盤のある現職有利との見方もあるが、現職陣営幹部は「最近は郡内の首長選でも、現職への批判票が必ず2〜3割ある」と警戒している。

2530チバQ:2011/04/15(金) 23:15:36
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/ken_chumoku/kc20110405_1.shtml
県議選 注目区を行く 2011ぎふ統一地方選(3)山県市 自民系市議が分裂、激戦
2011年 4月 5日

支持者とともに気勢を上げる候補者。現職と新人が各市議の地盤を分け合い、激戦を繰り広げる=山県市
 4年前の前回県議選と同様、自民系の市議が真っ二つに分かれ、2人の候補をそれぞれ支持する分裂選挙となっている山県市選挙区(定数1)。「前回(選挙)を引きずり、混沌(こんとん)」。ある陣営幹部が表現するように、今回も自民現職の横山善道候補と無所属新人の郷明夫候補が、支持を受ける市議とともに大激戦を繰り広げている。

 前回の県議選で、自民は引退議員の後継を一本化できず、推薦の新人同士の戦いとなり、溝が生じた。その後、現職に選挙ポスター代水増し請求事件が発覚。溝は4年間たっても埋まらず、前回、現職と戦った市議らは昨年から水面下で対抗馬擁立に向けて動いていた。

 今回、現職の自民公認申請をめぐり、市議間で「現職を公認するのが筋」との声と「事件のけじめがついていない」とする声が上がり、亀裂が表面化。横山候補は「真摯(しんし)に反省し、市民のための県政実現に向けて働かせていただきたい」と理解を求めたが、反発する市議のグループは、出馬の意思を固めていた郷候補の支援を決めた。

 選挙戦は、それぞれの候補者が支援を受ける市議の地盤を分け合う形で展開。市議とともに支持を求める。ともに最重要地区とする高富地区は、郷候補の地元である一方、横山候補を支持する市議のうち3人が同地区を地盤としており、激しい票の奪い合いを展開している。

 横山候補は現職の強みを生かし、JAや森林組合など数多くの団体の推薦を得て、4年間の実績をアピール。市内全域を精力的に回る。

 陣営は「(現職の)継続こそが市のプラス」と強調。選挙カーを使用できない朝は、自転車で大票田の高富地区を回り、票の掘り起こしに全力を注ぐ。横山候補は「地域ごとに異なる課題について政策を訴え、支持を得たい」ともくろむ。

 郷候補も、告示前から支持を受ける市議と積極的な活動を展開。また、商工会や県職員OB会などの支援も取り付け、街頭などで名前と顔を売り、知名度アップを図ってきた。

 個人演説会では、県職員として長年土木畑を歩んできた経験を前面に押し出す。選対の一人は「東海環状自動車道山県インターチェンジなど基盤整備が急務の市の県議は、郷さんが適任。現職の実績を上回る」と言い切る。

 両陣営幹部は口をそろえる。「本当に五分の戦い。読みきれない。だが、相手も同じ感覚だと思う」

2531チバQ:2011/04/15(金) 23:15:57
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/ken_chumoku/kc20110406_1.shtml
県議選 注目区を行く 2011ぎふ統一地方選(4)中津川市 自・民、威信かけ総力戦
2011年 4月 6日

集会で支持固めに駆け回る候補者。民主新人と自民現職2氏が激しい戦いを繰り広げる=中津川市内
 中津川市選挙区(定数2)は、自民現職2人に民主新人が挑む4年前と同じ与野党激突の構図。ただ今回の民主新人は労組の組織内候補の元市副議長。長く独占してきた自民の議席を何としても死守したい現職2氏と、三つどもえの戦いを続ける。両党とも同市を揖斐郡と並ぶ県内最重点選挙区と位置づけ、無投票当選した県議をフル動員。党の威信をかけた総力戦も展開されている。

 前回、新人がわずかに届かなかった民主にとって同市での議席は悲願だ。市議を4期務めた島田千寿候補は連合岐阜がフル稼働。社民党県連合の推薦も得て、出身の富士通テン労組を中心に票固めし、協力会社へも協力を呼び掛ける。陣営は「今度こそ」と鼻息は荒い。

 ただ、有権者に浸透を図らなければいけない新人だけに「(東日本大震災による)運動の自粛はつらい」とこぼす。

 6期目に挑む自民現職の早川捷也候補は、地盤とする市北部で徹底的な草の根運動を図り、周辺部でも上積みを図る。前回、次点と264票差と迫られたことから、陣営は危機感にあふれている。

 選挙カーを使った活動は行わず、細やかな個人演説会や電話作戦で支持層固めに懸命。一方で「自民票を底上げしたい」とし、旧市域の一部にも知人・友人を通して電話を掛けるなど、攻守にメリハリをつける。

 もう1人の自民現職平岩正光候補は、旧市域が地盤。ミニ集会をこまめに重ね、支持の浸透と広がりを図る。支持基盤となる旧市域の企業や、観光関係団体を着実に固めると同時に、浮動票へのアプローチも進める。

 前回は、全国的に民主への風が吹いていた中で、約1万4700票を獲得、トップ当選を果たした。選対幹部は「今回は反民主票を取り込みたい」と戦略を練る。

 両党県連はてこ入れに必死だ。無投票当選者16人に、地元の古屋圭司会長が「お礼回りは全員の選挙が終わってからだ」とげきを飛ばした自民は、選挙期間中、全員が1度は同選挙区に入り陣営を支援する。民主も多治見市の現職を投入。一晩で3カ所の個人演説会へ同行させるなどして、自民の牙城を崩そうとする。

 各陣営が気にするのは投票率。前回は、有権者約4万4千人の旧市域が約60%で、有権者約2万4千人の旧町村部は平均約73%だった。今回、各陣営とも投票率の低下を予想。当選ボーダーラインは下がると見込む。「支持層を固めた上で、浮動票勝負の混戦」。陣営の見方は一致する。

2532チバQ:2011/04/15(金) 23:16:18
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/ken_chumoku/kc20110408_1.shtml
県議選 注目区を行く 2011ぎふ統一地方選(5)可児市 民・自、内紛を抱え混戦
2011年 4月 8日

総決起大会で気勢を上げる支持者ら。民主、自民の現職と無所属新人が2議席を争う=可児市内
 党公認の現職と元民主系市議の新人が立つ民主。公認した現職への支持が十分に一本化できないまま選挙戦に突入した自民。可児市選挙区(定数2)は“分裂”を抱える民主と、分裂で出遅れた自民、無所属の計3氏の混戦が続いている。

 民主現職の村上孝志候補の陣営は「党に前回寄せられた浮動票は期待できない」と危機感を強め、推薦を受ける連合岐阜や出身母体の名鉄グループ労組を中心に支持固めに必死だ。7日夜、市内で開いた総決起集会で、連合岐阜幹部は「堅実な組織で足元を固めることが何より必要」と訴えた。

 陣営が危惧するのは低投票率だけではない。党を飛び出して無所属で立つ新人佐伯哲也候補と重なる支持層の行方だ。

 民主は当初、村上候補と佐伯候補の2人擁立を模索した。だが強まるばかりの党への逆風を考慮し、公認は現職に絞った。

 「自分にとって、政党は関係ない。住民のための仕事ができるかどうかだ―」。出馬の意思を固めていた佐伯候補は、離党届を提出した。

 佐伯候補は支持組織を持たず、地元や同級生ら有志の支えを受けて、手作りの戦いを展開。40歳の若さを前面に出し「政党で選ばず、住民のために働けるかどうかで選んでほしい」と変革を訴え、民主支持層へのアプローチも進める。

 一方、自民現職の小原尚候補の陣営も、内側に不安を抱えながらの戦いを展開している。

 昨年の可児市長選で推した候補が民主推薦の候補に敗れ、党市支部長としての小原候補の責任を問う声が噴出。事態収拾のため、小原候補はポストを降りた。さらに、出馬を模索する市議との公認調整が結果的に一本化できなかった支部は、県連に公認を一任。現職を優先する県連は小原候補を公認したため、反発する市議は告示直前まで出馬準備を進めた。

 小原陣営は出遅れの挽回に懸命だ。各種団体への支持固めを図りながら、個人演説会では「民主系の議席独占は許されない」と訴え、唯一の自民系候補であることを強調。市議は自由投票だが、多くが小原候補への支持を訴えている。

 東日本大震災の自粛ムードもあり、各陣営とも投票率は前回の44・27%を下回り、30%台後半〜40%台前半と予想。ロースコアの混戦を覚悟している。

=おわり=

2533チバQ:2011/04/15(金) 23:17:17
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/kessen/kessen20110301_1.shtml
首長選編(上) 山県市・瑞穂市・垂井町・安八町
2011年 3月 1日
◆複数の新人、出馬準備

◇山県市長選
《立候補予定者》
林宏優 59 元市総務部長 無新
山崎通 61 元高富町長 無新

 2期目の現職平野元(80)が今期限りで引退。今のところ、正式に出馬表明しているのは元市総務部長の林宏優(59)=西深瀬=一人だが、他に複数、立候補の動きがあり、2003(平成15)年の合併後初の選挙戦となる見込み。

 林は独自の「まちづくりビジョン」を作成。「対話と共感」を基本理念に、行政組織のスリム化などを公約に掲げ、市内全域をくまなく回って浸透を図っている。民主、自民の推薦を受ける。

 また、元高富町長の山崎通(61)=東深瀬=が出馬の意向を示しているが、正式表明には至っていない。ただ、山崎に出馬を要請しているグループが市政の改革を訴える折り込みチラシを配布するなど動いている。

 その他、無党派の市議も出馬する方向で準備を進めている。

◆現職対抗馬選び難航

◇瑞穂市長選
《立候補予定者》
堀孝正 69 もとす広域連合長 無現

 現職の堀孝正(69)=田之上、当選1回=が、1月に再選を目指して出馬表明した。その後、市議会を中心として対抗馬を擁立する動きが加速したものの、今のところ、他に出馬を表明している候補者はいない。

 堀は「後援会員を募る手法ではなく、実績とこれからのマニフェストで市民の判断を仰ぎたい」とし、前回の選挙公約の達成状況と2期目に向けた政策をリーフレットにまとめ、全戸に配布。各種団体の会合に出席し、自身の政策を継続する必要性を訴えている。

 市議会最大会派は、対抗馬の絞り込みを水面下で進めているが擁立に難航している。しかし、会派内部では「無投票ではいけない」との声が強く、告示直前まで擁立を模索する構えを見せている。

◆無投票の公算大

◇垂井町長選
《立候補予定者》
中川満也 55 県町村会副会長 無現

 現職の中川満也(55)=新井、当選2回=が3選を目指して出馬を表明している。ほかに出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 中川は町議会3月定例会が終わり次第、後援会の各支部で町政報告会を行うほか、自治会や各種団体への支持拡大を図る。

 中川は2003(平成15)年初当選。協働のまちづくりを目指し、町まちづくり基本条例の策定などを推進。「第5次総合計画の実現に向け引き続き尽力したい」と意欲を語る。

◆現職後任見えず

 ◇安八町長選

 4期目の現職小川徳喜(72)が今期限りで引退。町議や町幹部らを推す声が上がるものの、今のところ、いずれも出馬表明には至っていない。

 小川は1995(平成7)年に初当選。「小さくてもきらりと光るまち」を目指し、自立したまちづくりに尽力してきたが、「体力的に限界を感じている」と1月に不出馬を表明。後任については「議会や町民に決めてもらいたい。経験のある人にやってほしい」と話している。

(文中敬称略)

2534チバQ:2011/04/15(金) 23:18:02
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2011/kessen/kessen20110302_1.shtml
首長選編(下) 土岐市・多治見市・坂祝町・白川村
2011年 3月 2日
◆三つどもえの戦い

◇土岐市長選
《立候補予定者》
大野信彦 66 県防犯協会理事 無現
籠橋健治 62 元多治見市消防長 無新
加藤靖也 56 元土岐市消防長 無新

 再選を目指す現職の大野信彦(66)=泉町定林寺、当選1回=と、ともに新人で元多治見市職員の籠橋健治(62)=駄知町=、元市職員の加藤靖也(56)=泉西原町=が出馬を表明、三つどもえの激戦となる見通し。

 市助役を経て前回選挙で初当選した大野は「1期目の取り組みに対して市民の審判を仰ぐ選挙」とし、財政の健全化と行政改革の継続を訴える。市長の職務をこなしながら、後援会を中心に態勢づくりを進めている。

 新人2人は市政の刷新を旗印に活動を展開している。

 籠橋は市長給与の30%削減など人件費の削減を掲げ、支持を呼び掛ける。地元駄知地区に加え、市内3カ所に拠点を構え、街頭演説やミニ集会を実施。リーフレットを市内各戸に配布し、政策の浸透を図っている。

 加藤は「土岐市を再起動」をスローガンに陶磁器産業活性化や市民との協働のまちづくりなどを呼び掛ける。2月に後援会総会を開き、今月初旬に後援会事務所を開設予定。地元区長などの支持を得て選挙戦に臨む。

◆無投票の公算

◇多治見市長選
《立候補予定者》
古川雅典 58 元県議 無現

 現職の古川雅典(58)=幸町、当選1回=が昨年12月、再選を目指して出馬を表明。今のところ、他に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 古川は元市労連の委員長。市議、民主党県議を経て、3氏で争った前回選挙に無所属で出馬し初当選。再選に向けては、市労連と自治労県本部、連合岐阜が推薦を決めており、他に地元後援会、市内の出身中学・高校の同窓生も支援態勢を築き、地盤は盤石。経済界にも推薦を依頼する。

 「企業誘致などで成果を出したが行財政改革などで課題があり、続いて市政のかじを取りたい」と意欲をみせている。

◆現職が支持固め

◇坂祝町長選
《立候補予定者》
南山宗之 55 元町議 無現

 現職の南山宗之(55)=加茂山、当選1回=が昨年12月、再選を目指し出馬を表明。今のところ、他に具体的な立候補の動きはない。

 南山は連合岐阜中北濃地域協議会や連合岐阜から推薦を取り付けるなど、着々と態勢を固めている。

 前回選挙で新人3氏の争いを制した南山。現職の強みを生かし、第5次総合計画や美濃加茂市と締結した定住自立圏構想の推進、国道21号坂祝バイパスの早期完成促進などを重点政策に掲げ、支持を訴える。

◆一騎打ち、激戦か

◇白川村長選
《立候補予定者》
谷口尚 68 景観保存団体役員 無現
成原茂 57 農業 無新

 4選を目指す現職の谷口尚(68)=鳩谷、当選3回=と、新人で前教育長の成原茂(57)=飯島=が出馬を表明、一騎打ちとなりそう。8年ぶりの選挙戦となった前回に続き、村を二分するような激戦が予想される。

 谷口は後援会活動を活発化。後援会ニュースを発行して財政健全化、教育環境の整備などに取り組んできた実績をアピールする。

 成原は村内各地で小規模な座談会を重ね、観光業や産業の振興策を訴えている。谷口に対する批判票集めにも力を注ぐ構えだ。

(文中敬称略)

2535チバQ:2011/04/16(土) 13:51:00
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110416-OYT1T00070.htm
過疎化や多忙な割に低い報酬…町村議は後継難

 19日告示、24日投開票の長野県の町村議選で立候補者予定者が告示直前まで定数に満たない事例が出ている。

 なり手不足の背景には、過疎化や、多忙な割に報酬が低いことなどがあるとみられる。

 小布施町議選(定数14)では、3月25日の立候補予定者説明会に定数より3少ない11陣営しか集まらなかった。うち2陣営は、候補者未定の状態だった。今月13日の立候補届け出書類の事前審査でも、参加は12陣営。町選管によると同様の例は過去にもあり、告示までには定数を満たすとみる。

 同町では地区代表の町議が後継を見つけて引退する慣例があるが、今回は引退する意向の現職から、後継が見つからないと悩む声が上がった。後継者難で引退を撤回して自ら再び立候補する現職もいる。

 ある現職は「名誉職だった町議の仕事が、議会改革で大変になる一方で報酬が低い」とこぼす。同町議会は昨年3月から「通年議会」を導入。3、6、9、12月の会期を1年にして請願の審査や委員会審議をいつでもできるようにした。

 一方で、町議の報酬は月額17万2000〜26万4000円で、ここ10年は減り続けている。議員共済も6月から廃止されるため、改選後の新町議には引退後の生活保障がない。別の現職は「東日本大震災による景気低迷が懸念される中、『町議をやっているどころではない』という声も多かった」と明かす。

 南相木村議選(定数8)でも、定数に達するか微妙な情勢だ。これまでは告示1か月半前の3月上旬までに、引退議員の後継が立候補を表明してきたが、今回は、新人1人が表明しただけ。その後、もう1人が表明したが、村議会事務局では「こんなに動きがない選挙は初めて」としている。

 3期目の現職によると、約20年前は大半が1期目の議員だったが現在は1人。この現職は、数人に出馬要請したが、全員に断られた。自らの立候補も検討したが、多選・高齢を理由に引退を決意した。

 同様に引退するつもりだった3期目の現職も、後継者探しをあきらめた。「後継者といっても定年後で若いとは言えない」

 人口1147人(2月28日現在)の同村は65歳以上の比率(高齢化率)が38・4%。議員の後継不足は好転の兆しが見えない。

(2011年4月16日12時35分 読売新聞)

2536チバQ:2011/04/16(土) 17:36:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000270-mailo-l18
原発震災と敦賀:’11市長・市議選/上 対応問われる敦賀原発 /福井
毎日新聞 4月14日(木)16時8分配信

 ◇津波想定、福島の半分
 稼働中3基、廃炉中1基、増設中2基の原発を抱える敦賀市。震災前に想定していた津波の高さは、敦賀原発でわずか2・8メートルで、福島第1原発(5・7メートル)のほぼ半分に過ぎない。同原発事故で、「原発震災」を引き起こした直接原因とされるのが、東日本大震災の津波だ。高さ14〜15メートルの津波が押し寄せ、非常用発電機や冷却用のポンプなどが浸水して破損。全電源を喪失し制御不能に陥った。
 なかでも設計が古い敦賀1号機は海抜3・2メートルで、2号機と比べて3・8メートルも低い。原子炉冷却のための熱交換に必要な海水ポンプは同4・7メートルで、建屋がなく丸裸の状態。タービン建屋の1階にある非常用発電機は同3・2メートル。いずれも大津波には耐えられない。
 日本原子力発電は今回の事故を受け、総額200億円に上る安全対策を敦賀1、2号機に実施する。想定外の津波を防ぐというより、発電機やポンプが浸水した場合でもしばらく持ちこたえられるように、応急用の電源車やポンプを新たに配置したり、各建屋の扉から水が入らないようにすることなどを盛り込んだ。県に実施計画を報告し、一般にも安全対策として広報している。
 しかし、既設の非常用発電機や海水ポンプについては、かさ上げなどは行わない計画だ。非常用発電機や冷却装置が動いても、わずか8時間で発電機の燃料切れとなり、冷却装置も使えなくなる。その間に外部電源を復旧しなくてはならない。この程度で現実にどうなるかは、福島第1原発事故の重い教訓がある。
 原電敦賀地区本部の田口修一郎・技術・報道グループマネジャーは「今回は事業者としてできることをまとめた緊急、応急対策であり、根本対策は、国が事故原因を究明して、指針や基準の見直しが行われないと実施できない」と話す。
 敦賀1号機は昨年、国内初の40年を超える運転に入り、今年1月から、設備の耐震補強を行うため異例の1年2カ月間の定期検査をしている。県内14基のうち唯一、福島第1原発と同じ沸騰水型であることも市民の不安に拍車をかけ、「廃炉に」という声もあるなかで、原電は来年3月まで安全対策を実施した後に再起動し、16年まで運転する計画を変えていない。県は再起動の前に安全確認をする意向を示している。
 今月8日、敦賀1、2号機に対する安全対策の内容を河瀬一治市長に説明した原電の森本浩志社長は、報道各社の取材に「敦賀1号機は40年超えのモデルプラント。弱点は分かっているので、対策を説明する中で理解が得られると思っている」と自信を見せた。
  ◇   ◇
 世界最悪規模のレベル7になった福島第1原発事故を受け、「原発震災」への対応が問われる敦賀市長・市議選が17日告示される。敦賀の今後をどう導くのか。転換点の選挙が始まろうとしている。

4月14日朝刊

2537チバQ:2011/04/16(土) 17:36:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000262-mailo-l18
原発震災と敦賀:’11市長・市議選/中 揺らぐ3、4号機増設計画 /福井
毎日新聞 4月15日(金)14時54分配信

 ◇依存経済の明日は?
 総額7700億円の巨大プロジェクトが「原発震災」で揺らいでいる。
 敦賀半島の北西端、日本原子力発電敦賀原発3、4号機の準備工事現場。防波堤に囲まれた約27万平方メートルの敷地は、海側にプレハブやクレーンが並び、大型重機が往来する。準備工事の進ちょく率は3月末現在で81%に達した。
 原電は準備工事開始前の02年、「地元への経済効果1200億円」「本体着工後のピーク時には新たに作業員3000〜4000人が地元入りする」との試算を公表。不況にあえぐ地元業者を喜ばせた。小規模な工事は、敦賀商工会議所加盟の地元企業約950社で作る「大型プロジェクト関連企業協議会(大プロ)」を通じて発注される仕組みだ。土木・電気工事や建設資材、食料品や宿泊先まで19部門の地元業者に分配している。
 影響は民間だけにとどまらない。敦賀市は、原発立地地域に対して支払われる国の電源三法交付金のうち、3、4号機増設分で10年度までに86億円を受け取り、公民館の建設や下水道整備などに充てた。本体着工で更に87億円を受け取れる計算だ。
 だが、04年に始まった3、4号機の安全審査は、柏崎刈羽原発(新潟県)が新潟県中越沖地震で被災した影響などで、全国最長の7年を超えた。原電は今年2月、「12年3月着工」と2回目の延期を発表、新たな工程を示したばかり。原発震災後、4月8日に敦賀市を訪れた森本浩志社長は「着工の話ができる状況には全くない」と、更なる延期を示唆した。
 菅直人首相は、原発を30年までに14基以上増やすとした政府の「エネルギー基本計画」の見直しに言及、増設計画そのものすら不透明な情勢だ。
 同商議所の中村秀男・前専務理事は「これほどの大惨事。原子力そのものが危機に陥っており、敦賀3、4号機の仕事がどうだとか考えられない状態だ」と危機感を募らせる。
  ◇   ◇
 「震災以降、客がパタッと来なくなった」。敦賀市内のホテル責任者はため息をつく。原発震災後、全国の原発で作業日程が変更されたためかキャンセルが相次いだ。市内のホテルは定期検査などで原発関係者が長期滞在することが多く、客室稼働率は恒常的に高いのだが、このホテルの今月の売上は、通常の半分程度という。増設は賛成だが、「地元に金と仕事の流れをつくるのが経済。原発を持ってくるだけでいいのか」と疑問もある。
 「昔はこの辺、夜になると人の肩と当たらずには歩けなかったんですわ」。同市清水町の繁華街で居酒屋を営む水上実さん(75)は、バブル経済のころまでを懐かしむ。
 敦賀原発1号機の工事が始まった1960年代から店が増え始めた。かつてはズボンのポケットにむき出しの現金を突っ込んだ作業員の姿が、夜の街にあふれたという。
 「同業者の間では、『工事が始まったって、昔みたいなにぎわいは戻ってはこない』という見方もある。でも今よりは何か良くなるはず」と水上さんは話した。
 「いいところは大手の元請けが全部持っていってしまう」。市内にある原発関連会社の役員はつぶやく。全国トップクラスの福井県の有効求人倍率は、嶺南の原子力産業が下支えしている。だが大手の孫請けなど零細企業が多く、工事単価は下がり、利幅は薄い。それでも「着工すれば数年は仕事があるはず」と期待してしまう。
 福島第1原発の周辺住民の避難生活をテレビで見て、思う。「苦しい思いをしているこの人たちは、そんなに原発で潤ってきたわけじゃないんだろうに」

4月15日朝刊

2538チバQ:2011/04/16(土) 17:37:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000263-mailo-l18
原発震災と敦賀:’11市長・市議選/下 不安高まる「もんじゅ」 /福井
毎日新聞 4月16日(土)15時56分配信

 ◇克服できるか「想定外」
 福島第1原発では、地震と津波で全電源を喪失、原子炉が冷却できず、炉心溶融や大規模な放射性物質漏れなどの重大事故を招いた。自衛隊のヘリや消防、放水車で水をかけて冷やす映像は、とりわけ高速増殖原型炉「もんじゅ」を抱える敦賀市民には衝撃だった。
 ナトリウムを冷却剤に使うもんじゅで、水は使えない。ナトリウムは水と触れると爆発的に反応し、約200度以上の高温時に空気に触れると発火する。敦賀市で震災後の3月29日、市民代表が議論する市原子力発電所懇談会が開かれた。吉村清委員は「水を入れてはいけないもんじゅに津波が入ったら、えらいことが起きる。安全対策はどうなっているのか」と詰め寄った。
 もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構は8日、市に安全性向上対策の実行計画を提出した。「もんじゅは全電源を喪失した場合にも冷却が可能である」と自負しての計画書だ。
 計画書は、もんじゅは海抜21メートルの高さにあって大津波を受けにくい▽冷却材のナトリウムを空気で冷やすシステムがあるため、全電源を失ってポンプが動かせなくなっても、ナトリウムが配管の中を自然循環して、ゆっくり原子炉を冷やせる、などの特長を挙げている。このため震災後の主な対策も、非常用発電機の増設や、自然循環性能の検証、使用済み燃料貯蔵設備の冷却機能強化となっている。
 これに対し、もんじゅの構造に詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は、万一の場合のナトリウムの自然循環による原子炉冷却は「配管が健全なことが前提」と指摘する。地震や津波で配管が破断した場合、冷却できなくなるばかりか、最悪の場合、炉心暴走による原子炉崩壊が起きると警告する。
 「核燃料はプルトニウムでもあり、配管が破れたら被害は福島の比ではない。『想定外』を想定外としておいてはならないのが、福島第1原発事故の教訓だ」
  ◇  ◇
 想定外のトラブルは、既に起きている。もんじゅは昨年8月、燃料交換に使う炉内中継装置(重さ3・3トン)を原子炉容器に落とし、現在、復旧に追われている。装置のつり上げ機器の、ネジ1本の緩みという、まさしく想定外の原因だった。原子力機構が設置した調査委員会は「つり上げ機器の設計に問題がある」と指摘した。
 原子力機構は来月にも、装置を原子炉の上ぶたごと引き抜く、前例のない大規模な工事を計画している。このトラブルで「原子炉本体に損傷はない」としているが、実際に引き抜いてみないことには分からない。
  ◇  ◇
 昨年、14年半ぶりに運転再開を果たしたもんじゅは、次世代エネルギーとして国際的な注目を集め、「原子力ルネサンス」の象徴になりつつあった。原子力による人材育成や地域振興を図る、県のエネルギー研究開発拠点化計画の中心に位置づけられてもいる。だが震災後、もんじゅを視察した河瀬一治市長は「まずは福島第1原発事故の収束が第一。国としても、高速増殖炉開発をどんどん進めるというのは難しいのでは」と述べた。
 経済産業省原子力安全・保安院の森下泰・地域原子力安全統括管理官は「今後、国の原子力委員会や政府内で、原子力政策全体を見直す動きが出るかもしれない。その時は、高速増殖炉が本当に必要なのか、という議論になる」と話した。
 夢の原子炉は、格段に厳しく求められるようになった安全性の問題を乗り越えられるのだろうか。=おわり【酒造唯、柳楽未来が担当しました】

4月16日朝刊

2539チバQ:2011/04/16(土) 18:25:53
こっちだ
1546 名前:チバQ 投稿日: 2011/04/16(土) 09:26:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000056-mailo-l21
展望:’11統一選・岐阜市議選 市長参戦、勢力図変わるか /岐阜
毎日新聞 4月14日(木)11時24分配信

 ◇「立命館問題」から続く対立で
 統一地方選第2ラウンドの岐阜市議選は17日告示、24日に投開票される。岐阜市議会は、細江茂光市長が08、09年に市立岐阜商業高の学校法人「立命館」への移管を目指した問題をめぐり、自民などの会派が分裂。「親市長派」と「反市長派」の対立が続いてきた。選挙を前に、親市長派の現職や新人が党派を超えて組織を作るなど動きは激しさを増しており、勢力図がどう塗り変わるかが注目される。【立松勝】
 ◇定数41に56人が立候補予定
 定数は前回から3減の41となり、56人が立候補を予定。内訳は現職36人、元職2人、新人18人。現職は70代が2人、60代が18人で、30代は2人のみ。新人は30代が4人、40代が6人。政党別では、自民19人、民主4人、公明5人、共産4人、無所属24人。女性候補は現職4人と新人2人。
 親市長派の現職は3月11日に政策集団「岐阜改の会」を設立。細江市長が「応援団長」を務める同会から今回出馬するのは11人。市長の後援会の推薦を受けた新人8人は3月30日にグループ「新しい風」を結成、グループを前面に出して運動を展開する。細江市長自身も今回の選挙に「能動的にかかわる」としており、告示日には「改の会」のメンバーら6人の出陣式などに掛け持ちで顔を出し、選挙期間中も集会などで応援演説をするという。
 一方、反市長派とされる自民・民主系の現職は10人余り。ある議員は、親市長派の現職と新人による二つの会について「国政の比例代表ならともかく、地方選では個人の気概を持つべきだ」と批判。細江市長の手法を「対立が深まるだけだ」と疑問視する議員もいる。これらの議員は連携はせず、それぞれが政党や個人の政策を訴える。
 立命館問題後、最大会派の「市政自民同志会」や「岐阜市民ネットクラブ」が分裂し、現在、親市長派と反市長派の勢力は拮抗(きっこう)している。立命館誘致に賛成し、今回も出馬予定の現職は15人。反対した現職候補予定者は20人。細江市長の後援会が推薦する新人と元職は計13人。
 現職3人が引退する公明は新人を2人に抑え、現職3人との全員当選を目指す。共産は現職3人に元職1人で議席増を狙う。

4月14日朝刊

2540チバQ:2011/04/16(土) 18:26:12
1547 名前:チバQ 投稿日: 2011/04/16(土) 09:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000117-mailo-l21
岐阜市政の課題:統一選・市議選を前に 不祥事の信頼回復は /岐阜
毎日新聞 4月15日(金)11時57分配信

 ◇市街地空洞化など山積
 「赤字を出したら廃止論が出る」。昨秋、明るみに出た岐阜競輪場の不正随意契約問題などの不祥事を受け、懲戒処分を受けた岐阜市競輪事業課長の後任として、2月途中の臨時異動で着任した吉田嘉宏は危機感を募らせる。吉田は車券オッズをまとめる中央集計室に11年間勤めた経験があり、3年ぶりに古巣へ復帰した。
 「ここは本庁とは全く違う空間。まず適正事務から職場環境を整えたい」と話すのは、4月に新設された競輪事業改革統括審議監に就いた安江茂樹。安江と吉田は、正副開催執務委員長として、競輪事業の立て直しに向けて模索を始めている。
 競輪事業を取り巻く環境は全国的に厳しい。09年度の営業収支では全国48施設のうち12場が赤字経営に陥り、近隣では大垣競輪場が約6300万円の赤字を計上。改善できなかった大津市のびわこ競輪場は今年3月末で事業から撤退した。
 一方、岐阜競輪は1949年の開場以来、特別会計で一度も赤字を出していない。隆盛期の70〜90年代には毎年10億円前後を一般会計に繰り入れた。ただ、その後は売り上げが伸び悩んでおり、02年度以降の繰り入れは毎年1億円か2億円にとどまる。
 「競輪事業は本場開催を多くすると経費倒れで赤字が膨らむ」と吉田は話す。現在、本場開催はわずか58日。場外開催は212日あり、年間で270日開場し、市職員13人以外に、警備、清掃、売店など約500人の雇用を守っている。
 問題化した工事請負契約の分割発注などの不正は長年、慣例的に行われていた。背景には、収益事業を行っていることから生まれたおごり体質があったとみられる。体質を改めて市民の信頼を回復し、同時に市の財政や地域の雇用に貢献し続けることができるかどうかが問われている。
 他にも岐阜市の課題は多い。柳ケ瀬商店街や岐阜駅前の繊維問屋街など空洞化が進む中心市街地の活性化▽岐阜大医学部等跡地の活用▽中心部の小学校統廃合▽財政健全化−−。こうした課題をクリアするため、市議会は行政をチェックし、政策を提案することで導く役割が求められる。
 しかし、岐阜市議会は、細江市長が推進しようとした市立岐阜商業高の「立命館」移管問題をきっかけに、親市長派と反市長派の対立が続いており、建設的な議論は行われていないように見える。閉塞(へいそく)状況を脱して課題の解決に向けて進めるかどうか。今回の市議選は、岐阜市の将来に大きな影響を与える選挙となる。(敬称略)【立松勝】

4月15日朝刊

2541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/16(土) 18:38:18
石川県議会
非自民新人・元職当選者の動向

■新谷博範氏(民・元)
一人会派「民主石川」を届出。
今後の状況次第で「新進石川」に復帰も。

■川裕一郎氏(民・新=連合石川推薦)
一部労組の支持も受けたが労組系会派に違和感があり「清風・連帯」入りを断る。
民主の名が入った一人会派を届け出る方針。

■本吉浄与氏(無・新=連合石川推薦)
保守政治家の系譜にあり「清風・連帯」入りには支持者が反対。
一人会派届出の方向。

2542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/17(日) 10:54:25
県議選、谷口容疑者供応に同席 後援会員確保を依頼
(2011年4月17日午前8時15分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27579.html

 10日に投開票された福井県議選で酒食の供応をして票の取りまとめを依頼したとして、福井市金屋町、県議谷口忠応14 件容疑者(65)らが公選法違反(供応買収)の疑いで逮捕された事件で、逮捕容疑とされる2月の酒食の会場に谷口容疑者本人が同席していたことが16日、支援者の話で分かった。

 谷口容疑者の地盤である福井市安居地区の男性支援者(65)が福井新聞社の取材に語った。それによると、酒席は昨秋発足した後援会の初会合で、選挙告示前の2月10日に同市光陽2丁目の飲食店で開かれたという。同地区の各集落から少なくとも1人ずつが出席した。人口の多い集落は2人で計14、15人が集まった。うち3人は女性で、谷口容疑者の長年の友人や同級生らが多かったという。

 当日は午後7時ごろまでに出席者が集まり、酒席が始まった。共犯として逮捕された同市安田町、会社役員末定清二容疑者(70)が「(地区内を通る)県道を完成させるためにも谷口さんを応援したい」などと発言。後援会の加入申込書を示され、各集落で加入者を確保するよう依頼された。男性支援者の自宅の郵便受けに後日、申込書が入っていたという。

 谷口容疑者は北陸新幹線や中部縦貫自動車道、2巡目福井国体などの県政課題に触れ「これからも頑張りたい」と出席者に語りかけたという。

 各席には膳が据えられ刺し身や焼き魚、てんぷらなどが並んだ。この支援者はビールを中瓶3本ほど飲み、会は午後9時前には終了した。会費1千円を払って領収書をもらった。

 福井署などは後援会員確保の依頼が票の取りまとめに当たり、数千円とみられる酒食料金の大半が供応に該当するとみて、裏付け捜査を進めている。

 この支援者は投開票後、福井署で事情聴取を受けた。票の取りまとめ依頼について「直接『票をお願いしたい』とは聞いていない。後援会への加入を頼まれただけ」とし、飲食代についても「千円は安いかなと思ったが、どこ(の陣営)でも同じような会合をしているはず。こんな大ごとになるとは思わなかった」と複雑な表情を見せた。

 福井署などは16日、谷口、末定両容疑者の身柄を福井地検に送った。また、2人の自宅など数カ所を家宅捜索し、通帳やパソコンデータなどを押収した。今後、酒食会費など金の動きを調べる。

2543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/17(日) 16:29:40
>>2541
石川県議会
新谷氏は結局新会派届出を撤回し「新進石川」に入会。
「新進石川」は金原会長が退任し宇野幹事長が会長に昇格。
「新進石川」内には、小沢氏が民主党を離党すれば民主党にとどまる理由がないとの意見も。
(北國新聞参照)

2544チバQ:2011/04/17(日) 17:16:38
>>2081
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041700050
「減税」雪辱成るか=愛知・田原市長選に公認候補【統一選】
 愛知県田原市長選では、再選を目指す現職の鈴木克幸氏(66)に、無所属で不動産賃貸業の山田光弥氏(59)と、河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」公認で会社役員の河合正仁氏(62)の2新人が挑む。10日投開票の静岡市長選で公認候補が苦杯をなめた減税日本にとっては雪辱戦となる。
 住民税減税を「1丁目1番地」の政策に掲げる減税日本は、実質的に初陣となった3月13日の名古屋市議選でいきなり市議会第1党に躍進。しかし、東日本大震災の発生により単純な減税政策は有権者の理解を得にくくなり、10日投開票の愛知県議選では、擁立した公認候補19人中、当選者は名古屋市内の13人にとどまった。減税日本は、田原市長選のほか、神奈川県平塚市長選と福岡県春日市長選にも公認・推薦候補を擁立しており、河村市長の市外での影響力が試されそうだ。
 一方、橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」も同府吹田市長選に公認候補を擁立しており、結果が注目される。(2011/04/17-11:07)

--------------------------------------------------------------------------------

2545チバQ:2011/04/17(日) 22:36:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110416/szk11041613550007-n1.htm
県と静岡市“雪解け”演出 田辺新市長と川勝知事が会談
2011.4.16 13:54
会談を終えて握手する川勝平太知事(左)と田辺信宏・静岡市長=15日、県庁
 静岡市の田辺信宏市長(49)は15日、就任後初の記者会見を行い、「選挙戦で市民に提案した各論実現にスピード感をもって臨みたい」と市政運営への意気込みを語った。田辺市長は同日午前、県庁に川勝平太知事を訪ね、就任を報告。防災や子育てなどの政策で県と歩調を合わせる方針をともに強調、静岡市の小嶋善吉前市長とは冷めた関係が目立った県政と市政の“雪解け”を演出した格好だ。

 「非常に大きな公約を破ったという印象を持たれるのは非常にまずい」。川勝知事は静岡市庁舎の東静岡地区移設を取りやめた小嶋前市長の対応をこう批判し、田辺市長には、「大きな公約について有権者に失望がないように強く望みたい」と注文を付けた。

 地場産品や文化財の観光利用を主眼に据えた街づくりなどを公約に掲げた田辺市長は「ビジョンの実現には、市と県の協力がなければできません」と水を向けると、川勝知事は「これからはもっと頻度を高めて会いましょう」と応じた。

 就任会見で田辺市長は選挙戦で推薦を受けた市議会多数派の自民党などとの政策協定に触れ、「協定を参考にしながらマニフェストを作った。誠実に向き合っていきたい」と述べた。その上で、県や議会も含めた「オール静岡」の協調路線による市政運営を強調し、「(任期の)4年間で全部を達成したい」と語った。

 一方、東日本大震災を受けて見直しが急がれている防災対策では、田辺市長は16日にも津波被害が予想される市内の沿岸地域を視察し、問題点をまとめることを明らかにした。福島第1原発の事故で浜岡原発の周辺住民にも不安が広がっていることには、「静岡市は(浜岡原発から)50キロ圏内だが、近隣の市長と連携して中部電力に(住民の安全確保を)働きかけていく」と述べ、事態の沈静に向けて具体策を検討する姿勢を示した。

2546チバQ:2011/04/18(月) 21:57:43
http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201104170103.html
金沢市議選に48人 具体的政策欠く論戦
2011年4月18日

 金沢市議選(定数40)には48人が立候補した。昨年から計5人が市長と県議に転身し、3人が引退したため、現職は32人、新顔は16人となった。党派別では民主3、自民15、公明4、共産4、みんな1。無所属21人のうち2人は自民、3人は社民の推薦を受ける。女性は計6人。

 金沢市では、2014年度末の北陸新幹線開業に向けた街づくりや中心市街地の活性化、低迷する地域経済など様々な課題を抱えている。だが候補者から具体的な政策の訴えがなかなか聞こえてこない。

 昨年12月に就任した山野之義市長にとって、「少数与党」だった市議会の勢力図は、市政運営に大きな影響を及ぼすとみられていた。だが自民党所属議員でつくる最大会派が3月の市議会定例会で市長支持を明言。山野市長が打ち出す政策に表立って反対する会派はなく、市議選の争点は見えにくくなっている。

 そんな中、昨年の市長選で「市政刷新」を掲げて山野市長を支援した現職候補は、出陣式で議会改革の必要性を訴えた。「二元代表制を機能させるには、市長だけでなく議員も変わることが必要。政治生命をかけて、市政刷新の第2章を完結したい」と声を上げた。

 今月の県議選で苦戦した民主党の公認を受ける候補は、「雪が降ると歩道が埋もれてしまう通学路の整備から取り組みたい」と、地域の問題を最優先することを強調したが、同党の公認には触れなかった。奥田建・衆院議員も応援に訪れ、「新人候補にとっては厳しい戦いだが、新しい力として市議会に送って頂きたい」と支持を訴えた。(山岸玲、黒田壮吉)

2547チバQ:2011/04/18(月) 21:59:54
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201104170031.html
5市長選、論戦スタート 22市議選も告示
2011年4月18日

 統一地方選の後半戦が17日始まり、県内では、瀬戸、津島、江南、豊明、田原の5市長選と、22市議選が告示された。5市長選には計14人が立候補、全市で選挙戦になった。24日に投票、即日開票される。

 瀬戸市では、4選を目指す現職に新顔3人が挑む。津島市は一時無投票の可能性もあったが、今月に入り新顔が立候補を表明、再選を目指す現職との一騎打ちとなった。江南市も3月に新顔が立候補を表明、3選を目指す現職との一騎打ちの構図だ。豊明市は新顔3人が立候補。田原市は、再選を目指す現職に、地域政党「減税日本」公認の新顔と、もう1人の新顔による三つどもえの争いになった。

■現職に新顔2人が挑む 田原

 田原市長選には、現職で無所属の鈴木克幸(66)、新顔で無所属の山田光弥(59)、新顔で減税日本公認の河合正仁(62)=日本一愛知の会推薦=の3氏が立候補した。鈴木氏と河合氏は4年前にも争った。

 鈴木氏は合併で田原市となった旧3町でそれぞれ出発式を開いた。震災などで縮む日本を支えるため「田原の底力を発揮する時」と指摘。農業、観光など産業の「挑戦を行政は全力で支える」と実績を訴えた。

 山田氏は田原市中心部で第一声。東日本大震災の犠牲者に黙祷(もく・とう)をささげた。市議、市職員の2割減などを公約に掲げる。市民オンブズマンを務める寺本泰之豊橋市議らから寄せられた祝電が披露された。

 河合氏は田原市六連町で出陣式。議員のボランティア化を念頭に議会改革案を示し「庶民改革、別の視点を訴えたい」と述べた。河村たかし名古屋市長も出席。大村秀章知事の応援メッセージも流された。

■4人立候補激戦 瀬戸

 瀬戸市長選は、伊藤保徳氏(64)、水野昇氏(59)、三宅訓子氏(64)の新顔3氏と、4選を目指す現職の増岡錦也氏(75)が届け出て、せと陶祖まつり会場などで支持を訴えた。

 伊藤氏は「市政を全面的に見直し、まちづくり、人づくりに金をかけたい。大事なのはトップがその気になり、身を削ること。市長の退職金の廃止を約束する」などと話した。

 水野氏は「地方で減税を訴えないと国は必ず増税する。税金の使い方はインターネットで全部公開する。小さな選挙だが課題は大きい」と、地域政党「減税瀬戸」の役割を強調した。

 三宅氏は「防災のまちづくりを進め、医療福祉を大切にしたい。国保料は1万円引き下げる。地域経済を活性化させ、子育て支援に力を入れて、若者が住めるまちにしたい」と訴えた。

 増岡氏は「行政批判の真っただ中だが、実績と経験と自信を持ち、炎の男となって、市政を進めたい。市民の生活や安全は絶対守るという基本的な私の考えはぶれない」などと述べた。

2548チバQ:2011/04/18(月) 22:11:44
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/110418_2.htm?from=nwlb
津市長選民・自が激突 政党色薄め「市民党」 「知事との連携」強調
旧久居市長参戦「しがらみない」


出陣式で「ガンバロー三唱」をする候補者ら(17日、津市で、画像を一部修整しています)=新良雅司撮影 統一地方選後半戦の市区長選、市区議選が告示され、前市長の辞職に伴う津市長選は民主、自民両党がそれぞれ支援する元官僚2人と旧久居市長による三つどもえとなった。1週間前の知事選で推薦候補が当選した自民党は「余勢を駆って、県都でも勝利を」と意気込み、推薦候補が敗れた民主党は「党が前面に出るのは得策ではない」と一歩引いて選挙戦に臨む。

 自民党推薦の元国土交通省職員・村主英明候補(51)(無所属)は告示日前日の16日、津市内で「事実上の出陣式」となる決起大会を開催。自民党の川崎二郎衆院議員があいさつに立ち、「知事と市長が同じ方向で元気な三重をつくっていくことが大切だ」と、知事選の結果を強調した。村主候補も17日、事務所前での第一声で「36歳の若い知事とともに次の時代を開いていく」と訴えた。

 民主党系の県議らでつくる地域政党「新政みえ」の推薦を受ける元総務省職員・前葉泰幸候補(49)(無所属)の出陣式には、民主党の中井洽衆院議員や高橋千秋参院議員らが駆けつけた。ただ、中井氏らのあいさつはなく、紹介もしなかった。陣営は「保守系市議らの支援も受けており、『市民党』として戦う」と話し、中井氏も「政党が前に出ず、超党派で応援する方がいい」と理解を示した。

 一方、旧久居市長の藤岡和美候補(64)(無所属)は「中央の対立構図を津市に持ち込むべきではない」と訴える。かつて、自民党から参院選に出馬したことがあるが、県職員時代の同僚や中学、高校の同窓生らの支援を受けて出馬を決めた。藤岡候補も「市民党」を強調し、「私は党派も何もない。国会の動きや政争にくみすることなく、しがらみのない立場で戦いに臨む」と話した。



(2011年4月18日 読売新聞)

2549チバQ:2011/04/18(月) 23:06:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/chihosen11/list/CK2011041802000177.html
[三重]「民主隠し」と「自民強調」 津市長選、知事選余波漂う
2011年4月18日

 民主が強い三重県で、自民などが推薦した鈴木英敬さん(36)が民主推薦候補を僅差で破った知事選から1週間。津市長選には、民主系県議でつくる「新政みえ」の推薦を受ける前葉泰幸さん(49)と、自民が推薦する村主英明さん(51)ら無所属新人3人が立った。前葉さんが民主隠しで臨む一方、村主さんは自民色を強調し、知事選の余波が漂う。

 前葉さんの出陣式は、陣営が民主色を出さずに市民党で戦うと決めたため、駆け付けた国会議員の紹介も応援演説もない異例ずくめとなった。

 式には、地元選出で民主の中井洽衆院予算委員長や参院議員の高橋千秋外務副大臣らが顔をそろえたが、応援演説は新政みえ代表の県議ら6人だけ。中井委員長は「あいさつなんてどっちでもいい。勝つか負けるかが大事」と話した。前葉さんは第一声で、官僚時代に防災対策に携わった経験をアピールした。

 村主さんの陣営では16、17の両日、自民の川崎二郎元厚生労働相が応援に入り、16日の決起集会で「知事選同様、しっかりと応援態勢を敷く」と気炎を上げた。村主さんは「新しい知事になり三重は大きく変わる」と訴え、17日の第一声でも「36歳の新知事とともに次の時代を切り開こうではないか」と呼び掛けた。

 市長選には、この他に旧久居市長で無所属新人の藤岡和美さん(64)が「津を自然エネルギーの都市にして活性化する」と持論を展開する。

2550名無しさん:2011/04/19(火) 22:35:43
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104190004
自民が最大会派 第2に新進石川
2011年04月19日

◆新県議◆


 県議会事務局は18日、10日投開票の県議選で当選した新県議たちの会派結成届けを締め切り、県議会の勢力図が固まった。


 最大会派は過半数を超えた自民党の26人で、代表者は福村章・党県連幹事長。第2会派は新進石川の8人。元職で返り咲いた新谷博範氏も加わった。会長は金原博氏に代わって宇野邦夫氏が務める。


 清風・連帯は、民主党現職の落選と社民党現職の引退で、改選前より3人減の3人。代表者は山根靖則氏が務める。公明党は2人で、代表者は増江啓氏。


 一人会派は、佐藤正幸氏の共産党、田中博人氏の政心会のほか、民主党新顔の川裕一郎氏が「民主党いしかわ」を、無所属新顔の本吉浄与(きよと)氏が「黎明会」を届け出た。


(井手さゆり

2551チバQ:2011/04/20(水) 00:06:35
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104190002
湖西市議選 旧新居町地区で白熱
2011年04月19日


候補者が街頭演説を始めると、住民が足を止めて聴き入った=湖西市新居町

 湖西市議選は、2010年に旧湖西市が旧新居町を編入合併して以来、初めての全市域を対象とする選挙だ。全市1区の定数18に対し、25人が立候補。中でも、旧東海道の新居関所で知られる旧新居町地区の戦いは、ひときわ白熱している。


 「新居の中で票の取り合いをしている。共倒れが心配だ」。現職候補の1人は危機感をあらわにする。


 旧新居町からは、合併特例で一時的に割り振られた7議席の現職7人と、新顔2人が立候補している。一方、今回から全体の定数は6減となっており、選挙戦は激しさを増している。


 各候補が想定している当選ラインは1千票以上。合併相手が争点となり、関心が高かった06年の旧町議選でも、上位4人に食い込まなければならない票数だ。
 旧新居町議だった候補は「新居の票を固めただけでは当選できない」。別の旧町議の候補も「(旧町議時代の)2倍の得票が目標」と話す。


 各候補は旧町を出て、旧湖西市内での票の上積みを目指すが、簡単ではない。現職候補の1人は旧市内で支持を訴えたところ、「地元の人を推しますから」ときっぱり断られた。「旧市は自治会ごとに推す候補が固まっていて、切り崩しは容易ではない」と声を落とす。


 「やっぱり頼みは地元だ」。そう話す現職候補は、合併のマイナス面に対する地元の不満を自らの追い風にしようとしている。この候補のもとには、「市役所が遠くなり、お年寄りに不便」「都市計画税などの負担が増えた」など、合併後の不満が多く寄せられているという。


 「合併して良かったという声が聞こえない。新居の議員が減れば、こうした問題の是正に取り組む議員もいなくなる」。街頭では、「地元の候補」「新居の声を届ける」と必死で繰り返している。


 ある候補の陣営幹部は、複雑な気持ちだ。「新居から一人でも多くの議員が当選してもらいたい気持ちはある。けれども、地域のことだけをやるのが議員の仕事ではない。選挙後に地域が対立しないか心配だ」(滝沢隆史)

.

2552チバQ:2011/04/20(水) 00:10:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110418-OYT8T01061.htm
岡部氏弟「同窓会」称し会合
県議選 供応買収など容疑 「間違いない」供述


岡部裕樹氏が社長を務める「岡部企画」に家宅捜索に入る捜査員(18日午前9時50分、宝達志水町三日町で)  今月10日投票の県議選で、羽咋市羽咋郡南部選挙区(定数2)から立候補して落選した新人で自民公認の岡部裕樹氏(46)の弟で宝達志水町今浜、会社役員岡部元彦容疑者(43)が、公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕された事件で、元彦容疑者が裕樹氏の同級生らに対し、「同窓会」と称して会合を呼びかけていたことが18日、関係者への取材で分かった。会合には裕樹氏本人も出席しており、県警は事件への関与を追及している。

 県警捜査2課などの発表によると、元彦容疑者は3月13日夕から夜、同町内の飲食店で有権者十数人に裕樹氏への投票と票の取りまとめを依頼し、1人あたり数千円分の酒や食事を接待した疑い。会費は1人1000円だったため、差額分が供応買収に当たると判断した。

 調べに対し、元彦容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 県警は、会合に出席した有権者も、同法違反(被供応)の疑いで書類送検する方針。

 同選挙区では現職と新人計3人が立候補。裕樹氏は1676票差で落選した。

 県議選では前回2007年、金沢市選挙区から立候補して落選した長井賢誓(けんせい)元県会議長(公選法違反で有罪確定)が、有権者に現金を配って票の取りまとめを依頼したとして逮捕されている。

 自民党県連の福村章幹事長は「正々堂々と政策・政治信条を訴え、公明な選挙をやるよう注意喚起していたのだが、非常に残念だ」とコメントした。

 県警は18日、元彦容疑者を金沢地検に送検し、元彦容疑者が役員を務める会社や自宅、裕樹氏の自宅など関係先9か所を捜索した。

(2011年4月19日 読売新聞)

2553チバQ:2011/04/20(水) 00:31:00
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110419/CK2011041902000111.html
岐阜市長派攻勢「議会に民意を」 反市長派「逆効果」と批判避ける
2011年4月19日

陣中見舞いで事務所を訪れ、新人候補と握手を交わす細江市長(右)=岐阜市内で


 頓挫した立命館誘致問題のしこりで市長派と反市長派が激しく争う岐阜市議選(定数41)で、両陣営が対照的な戦い方を見せている。市長派は細江茂光市長の応援を受け「民意を反映できる議会に」と反市長派を批判。一方、反市長派の多くは「逆効果」とあえて市長批判を避け、黙々と地盤を固めている。

 「議会に若い血を吹き込んでほしい」

 18日昼すぎ。細江市長は公務の合間を縫って、市長派の新人候補者の陣中見舞いに訪れ、支援者を前に声を張り上げた。

 前日の告示日と合わせ、17陣営をはしご。20日までに細江市長の後援会が推薦した全27人の候補者の陣営を回る予定だ。ある現職は「議員だけでは発信力に限界がある。市長の力を借りたい」と応援を歓迎する。

 一方、立命館誘致や住民投票制度の研究など市長肝いり事業の議案に反対し、実現を阻んだ反市長派の一人は、告示日の集会で、市長らの動きを「議会を牛耳ろうとする行為。これでは議会がいらなくなる」と批判した。だが、多くの候補者は、この問題に言及していない。

 ある現職は、取材に「田舎であまり批判すると、なぜ市長さんの邪魔をするのかと言われる。あえて触れる必要はない」と漏らした。「市長の手法は疑問」と話す別の現職も「私たちは反市長派ではなく、是々非々のつもり。市長に対抗して感情的に批判しても意味がない」と静観する。

2554チバQ:2011/04/21(木) 00:01:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110420/mie11042001510001-n1.htm
県議会会派結成状況 非民主系議長誕生も 三重
2011.4.20 01:50
 ■自民優位?なお波乱含み

 県議会(定数51)の暫定的な会派結成状況報告が19日、行われた。第1会派は民主系「新政みえ」24人、「自民みらい」21人、保守系新会派「鷹山」(仮称)3人、「公明党」2人、「みんなの党」(仮称)1人になるとみられ、知事選で初当選した鈴木英敬氏を推した知事与党の自民、公明、みんな3党がタッグを組めば正副議長の独占も可能で、会派構成が確定する21日の会派代表者会議が注目される。

 会派結成では、尾鷲市・北牟婁郡選挙区と、熊野市・南牟婁郡選挙区の新人2人が、選挙区事情や支援者などの都合でストレートに自民みらいに入ることができないため、自民みらいにいた旧小俣町長の奥野英介県議(伊勢市選挙区)が独立し、2新人と一緒に保守系新会派を結成することになった。会派名は米沢藩の財政を立て直した「上杉鷹山」にちなんでおり、「鷹山塾」にする案が出ている。

 県議会では平成7年以降、自民系が過半数を割り、近年では第1会派の民主系が主導権を握って議長選びなどをしてきたが、非民主系が共闘を組めば状況が逆転する可能性が出てきた。自民系が優位に立てば7期目の山本教和県議や永田正巳県議が議長に選ばれる可能性もある。しかし、奥野県議は「議長の2年任期などに反対しており、是々非々で自民みらいと話し合う」とし、公明やみんなの思惑もあり、各会派とも簡単な共闘になりそうもないという。

 一方、ブロックごとの持ち回りで会長を選んでいる全国都道府県議長会の会長職は、今年は東海・北陸ブロック7県が担当。会長職は平成21年から2年任期になっており、東海・北陸ブロックで議長の任期を申し合わせにより2年にしているのは三重県議会だけで、会長職に選ばれる公算もある。しかし、5月9〜12日に開かれる第2回定例会の正副議長選びで2年任期などが撤回されれば、会長職就任も不透明になってくることになり、波乱含みの定例会になりそうだ。

2555チバQ:2011/04/21(木) 00:15:27
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationwidelocalelections2011/27633.html
敦賀市長選、河瀬氏リード 本社世論調査、渕上、岡本、多仁氏追う 

(2011年4月20日午前8時53分)
.


 24日投開票の敦賀市長選で、福井新聞社は市内有権者の動向を探るため17、18日、600人を対象に電話世論調査を行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、序盤戦は、現職の河瀬一治候補(59)=敦賀市本町1丁目=がリード。いずれも新人で前市議の渕上隆信候補(50)=同市金山、前市議の岡本正治候補(63)=同市布田町、敦賀短大教授の多仁照廣候補(63)=同市長沢=が追う展開になっている。ただ、意中の候補を明確に決めていない有権者が3割近くいることから、中盤以降に情勢が変わる可能性がある。

 同市長選は、16年ぶりに4人が立候補する激しい選挙戦となり、東京電力福島第1原発事故を受け、原子力行政に焦点が集まっている。同市長選に「非常に関心がある」が5割近くを占め、「少しは関心がある」を含めると89・5%と高い注目度を示した。投票に「必ず行く」と回答した人も75・2%となり、市民の関心の高さが浮き彫りになった。

 今回の市長選は、「経験と実績」を打ち出し5選を目指す現職に対し、「多選阻止」を掲げた3新人が挑む構図になっている。投票する人を選ぶ基準は「政策や公約」がもっとも多く30・0%、「経験や実績」が27・3%で続いた。一方、首長の任期として適当な期間を聞いた質問では「1期4年」〜「3期12年」が合わせて73・4%を占めており、「多選」に否定的な有権者が多いものの、全体としては経験や実績を重視する傾向が見える。「任期に期限はない」と回答した人は17・7%だった。

 河瀬候補は全世代で満遍なく支持を集め、渕上候補は、30歳代以上に食い込んでいる。岡本候補は60歳代以上で支持を伸ばし、多仁候補は50歳代で高い。男女別では、河瀬、渕上、多仁の3候補は女性の支持が男性を上回った。職業別では商工・サービス業で河瀬候補の支持が高く、主婦層では河瀬、渕上両候補が伸ばしている。

 新市長に望む施策は、「原子力対策」がトップで、福島第1原発と同型炉の日本原電敦賀1号機をはじめ市内に3基ある原発の安全対策などに高い関心が集まっていることがうかがえる。高齢化・福祉対策、行財政改革、産業振興と続いた。

2556チバQ:2011/04/21(木) 00:53:18
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201104190582.html
原発、争点にならず 刈羽村議選告示 地縁・血縁が優先
2011年4月20日

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(7基)が立地する刈羽村の村議選(定数12)は19日告示され、現職9人、新顔4人、元職1人の計14人が届け出た。福島第一原発事故を受け、県議選に続き「原発の是非」が争点になるかどうかが注目されたが、地区代表を選ぶ色合いが強く地縁・血縁がものを言う村議選は事情が違うようだ。

 「原発をやめろと言いたいが今すぐ止めるのは難しい。安全を最優先させ、原発に頼らない電力供給に移行する過程でドカンと行かないようにさせるのが私の考えだ」。原発に反対する地元3団体メンバーでもある現職(62)は第一声でこう訴えた。原発は不安だが反対ではない、という支持者に配慮してのことだ。

 演説を聴いた70代女性は「できてしまったものは仕方ないし、反対してもなくすわけにもいかない。(原発に)お陰様のところも色々あるし」と言う。

 同団体は改選前の村議会で14人中2人を占め、今回の村議選に現職と新顔の計2人が立候補。新顔(61)は「原発が問題を起こしている状況で反対派グループが減ると困る」と先週末に立候補を決め、背水の陣で2議席死守の構えだ。

 推進派の現職(78)は原発問題を主張の1番目に掲げ、「原発の安全性の見直し、特に津波対策を」と訴える。自らの支持層については「根本的に原発反対の人はいないが、もっと安全性を求める人は元々いた」との見方を示し、「安全神話は崩れた。想定外と言っている場合ではなく、安全に万全を期すよう国、東電に要望する」と話した。(清水康志)

2557チバQ:2011/04/21(木) 22:03:06
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110421/201104210847_13646.shtml
県内3市長選、激戦 統一選後半情勢、2町村長選も
2011年04月21日08:47
 県内統一地方選の後半戦は土岐、山県、瑞穂の3市長選と、安八郡安八町、大野郡白川村の2町村長選、岐阜市など9市と5町の議員選が実施され、24日の投開票日に向けて舌戦が展開されている。岐阜新聞社は20日までに、本社、支社、総支局の取材をもとに市町村長選と市議選の情勢を分析。首長選はいずれも激戦で、予断を許さない状況になっている。

 土岐市はいずれも無所属の現職と新人2人の戦い。実績をアピールして再選を目指す現職の大野信彦氏(67)と、地元県議らの支援を受ける元市立総合病院事務局長の加藤靖也氏(56)が競り合い、元多治見市消防長の籠橋健治氏(62)が追う展開となっている。

 合併後初の選挙戦となった山県市は、無所属新人3人の争い。民主、自民が相乗り推薦する元市総務部長の林宏優氏(59)を、市民団体代表の寺町知正氏(57)と元高富町長の山崎通氏(62)が激しく追い上げる。瑞穂市は再選を目指す無所属現職の堀孝正氏(69)に、市議会最大会派の支援を受ける無所属新人で元市議の広瀬時男氏(63)が迫る。

 現職引退に伴う安八町長選は、無所属新人3人による8年ぶりの選挙戦。元町議会議長西松重吉氏(73)と、元町議の堀正氏(55)がしのぎを削り、尺八講師の中根理記氏(62)が追う。白川村長選は4選を目指す無所属現職の谷口尚氏(68)と、無所属新人で元村教育長の成原茂氏(57)が激しく競り合い、予断を許さない状況だ。

 市議選は岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐の9市の合計定数211に対して計252人が立候補し、全市で選挙戦に。関市の3選挙区で3人が無投票当選した。定数41を55人で争う岐阜市では、市長派、反市長派が議席獲得競争を繰り広げており、改選後の勢力図が注目される。

2558チバQ:2011/04/21(木) 22:12:35
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationwidelocalelections2011/27651.html
原発の恩恵と不安、選挙どう響く 安全前提訴え、争点なく

(2011年4月21日午前7時26分)


日本原電敦賀原発前で原電社員に「原子力の安全を維持してほしい」と訴える候補者(手前)=19日午前8時ごろ、福井県敦賀市明神町


 東京電力福島第1原発事故が長期化する中、14基の原発が集中立地する嶺南地域では、統一地方選後半戦として敦賀市長選と敦賀、小浜、おおい、高浜の4市町議選が選挙戦となり、原子力政策が大きな焦点となっている。敦賀市長選はいずれも新人の渕上隆信候補(50)岡本正治候補(63)多仁照廣候補(63)と現職の河瀬一治候補(59)が、「原発との共生」を基本姿勢として安全対策の強化を主張。市町議選候補も原発問題を積極的に取り上げている。長い歴史を共に歩んできた原発に、地域はどう向き合っているのか。19、20の両日、各地で候補の動きや有権者の反応を追った。(政治部・細川善弘、青木伸方両記者、社会部・藤田尚久、小林真也両記者)

  敦賀半島の東側を通る曲がりくねった県道を車で北に走る。始業前の日本原電敦賀原発(敦賀市明神町)に差し掛かると、市長選の候補者が次々出勤してくる社員や作業員に頭を下げていた。「安全な原子力を維持してほしい」とエールを送る候補者。聴いていた約100人から拍手がわき起こる。原電の30代社員は「ありがたいですね」と笑みを見せた。

 東京電力福島第1原発事故を受け、各候補は原発の安全対策強化を訴える。だが、候補者と電力事業者との間に生まれるはずの緊張感は感じられない。この候補者は「敦賀は原発がないと成り立たない。きょうは顔を売りに来た」と話す。

 終業の時間帯になると、別の候補者が敦賀原発から南に数百メートル離れた空き地に選挙カーを止め、帰宅する作業員の乗り込んだバスや車にシンボルカラーの布を振って支持を求めていた。「選挙戦では原発の安全対策を厳しく主張している。だから反応を見たかった。安全に誇りを持って働いている作業員の人たちには、共感が得られているはず」と期待を寄せた。

 ある陣営幹部は「地元の経済や雇用を支えている原発を否定することはできない」と語る。4候補の個人演説会や街頭演説でも、原発そのものへの反対姿勢や立地の是非自体を問い直す訴えは聞かれなかった。

 1歳の子どもを抱えて街頭演説に聴き入っていた小学校教諭の女性(33)は「子どもの将来を考えると事故が起こらないか不安」としつつ「原発があるものは仕方がない。これから安全対策をしっかりやってもらうしかない」と話した。

  ■  ■  ■

 市街地から南の郊外にある莇生野(あぞの)区の住宅街。自宅前で畑仕事をしていた女性(85)が手を止め、候補者の握手に応じていた。

 選挙カーが走り去ると「本当は原発に反対してくれる候補者がいるといいんですけどね」とぽつり。「福島の事故を見ていると若者の将来が不安になる。敦賀で起きたら、これも食べられなくなるんだろうね」と育てたネギに目を落とした。

 再び敦賀半島。ある陣営の選挙カーが民宿の立ち並ぶ色浜区に差し掛かると、それまでほぼ名前の連呼に徹していたウグイス嬢が「防災対策を新しい目で考え直します」と付け加えた。

 敦賀原発の設備点検で愛知県の関連会社から訪れ、近くの民宿に宿泊中の男性(38)は「防災対策を訴えるのは当然だが、同じ考えの候補者ばかりで選挙をしてもどうなのか。市民にとっては反対の声があっても反映されず、ある意味不幸では」と疑問を投げ掛けた。

 陣営間の主張に大きな違いはなく、ある候補者は「原発は争点ではない」とさえ語る。激戦とされる一方で、原発をめぐる論戦に予想した熱気は感じられなかった。

2559チバQ:2011/04/21(木) 22:13:00

  ■  ■  ■

 敦賀半島をさらに北に進むと、先端の立石区で行き止まった。候補者のポスター掲示板の前で立ち話をしていた上野山勝治さん(82)と谷口伊久夫さん(74)に選挙の話題を振ると「みんな良いことを言うのは選挙の時だけや」という声が返ってきた。

 立石区と市街地をつなぐ道路は一本しかなく、もし敦賀原発で事故が起きれば集落は孤立する。上野山さんは「避難道路を造ってほしいと言ってもあかん。道路があかんのなら船で逃げるから漁港を立派にしてと言ってもあかん。われわれ(立石区の)80人の命なんてなんとも思ってないんや」。谷口さんは「原発を造るときに約束したのに、国も県も市も企業も責任のなすり付け合いをしているだけで全く進まない」と収まらない。

 それでも「電気がないと暮らせないんやから」と、原発そのものに反対しているわけではない。「約束を守ってくれればそれでいい」―。2人はまだ政治への期待を失っていない。


 「原発対策? 争点にならん。ここらは共存共栄やから」。19日に告示されたおおい、高浜町議選。ある候補者の出陣式を見守った無職男性(61)は穏やかに答えた。

 両町議選の候補者のほとんどは原発推進・容認派。「安全対策の徹底」「避難道路を早急に整備」「防災計画の再検討」…。福島第1原発事故を受けた第一声はどれも似た内容だった。

 関西電力の原発8基が立地する両町は40年近く雇用やインフラ整備、住民生活で恩恵を受けてきた。「今さら脱原発を訴えても無理。町議は安全面をしっかり確認してくれればいい」と別の支持者男性(35)。

 近くにいた主婦(53)は「福島のような事故になったら、逃げる場所なんてない。起きないことを願うしかない」と不安な表情をみせた。

  ■  ■  ■

 国道27号から青戸の大橋を渡り、大島半島の桜並木を北進すると海岸沿いに漁村が見えてきた。大飯原発から約2キロ南に、ある候補者の選挙事務所があった。支持者の男性は「大島地区は漁業と民宿しか産業がない。原発のおかげで働く場所がある。安全第一だが、原発は容認せざるを得ない」。事務所内にいた支持者10人のうち、親族が関電の関連会社に勤めているという人は多かった。

 旧大飯町は昭和40年代後半、原発建設をめぐる賛否で町が二分した。当時反対派だった男性(76)は、今では「安全第一」と訴えるにとどまる。ただ「福島の事故は大きい教訓。町議には国や町に対し、安全対策などで厳しい態度で臨んでほしい」と注文をつける。

 大飯原発の下請けの仕事をしていたという男性(81)が、ある陣営に駆けつけた。「関電や国が安全だと言っても、もう通じない。一番大事なことは逃げることや。30キロ圏外に放射能から守るシェルター施設を造ってほしい」と語気を強めた。

  ■  ■  ■

 高浜漁港では、ある候補者の選挙カーのアナウンスが響いていた。「高浜の海に汚染水を流してはならない」。漁船で網の片付けをしていた女性(73)は「選挙期間中は一生懸命訴えるけど、みんなうわべだけや」と痛烈に批判する。

 高浜原発の運転開始後に風評被害で一時魚が売れず、漁師たちは苦境に陥ったという。「福島の漁師のことを思うと涙が出る。原発に絶対安全なんてない。事故が起き、被害を受けたら町議レベルで解決できない」と厳しい口調で話した。

 高浜原発は高浜町中心部から約8キロ北西の内浦半島にある。その奥にある音海区は静かな漁村だ。ただ、同区に行くには原発付近を通る県道1本しかない。

 民宿経営の70代男性は、原発設置時から避難用の迂回(うかい)路を町や県に求めてきた。福島の事故を受け「町長、町議も危機感が増し、ようやく動き始めた」と感じている。

  ■  ■  ■

 小浜市の内外海半島先端に位置する泊区は、海を挟んで大飯原発を望む。おおい町中心部から大飯原発までは約8キロだが、泊区からはわずか4キロ余。「小浜市には金が落ちてこないのに原発は近い」。地元で遊漁船業を営む男性(79)がつぶやいた。電源三法交付金は距離に関係なく、おおい町は「立地」、小浜市は「準立地」と分けられ、交付額は桁(けた)が違う。

 市議選の共産党候補者が雨の中で街頭演説していた。「大飯原発10キロ圏に小浜市の人口の7割が入る。現状で市は立ち入り調査ができない。関電との安全協定を見直すべきだ」と訴えた。近くに住む漁師(75)は「福島の事故後、心配でじっくり眠れん。孫をここで生活させるのはかわいそうや」と吐露した。

2560チバQ:2011/04/21(木) 22:16:12
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104210002
富士宮市長選/ 問われる観光戦略
2011年04月21日


封鎖され、荒れたままになっている白糸の滝の展望台。展望台の看板の文字も塗りつぶされている=富士宮市の白糸の滝

 富士宮市長選には、無所属新顔3氏が立候補している。富士山の世界文化遺産登録を目指す運動が熱を帯びるなか、地元では観光戦略のあり方を課題に挙げる声が聞かれる。


 富士宮市は富士山の構成資産を6件抱え、そのうちのひとつ、白糸の滝は市北部の観光の顔でもある。登録に向けた環境を整えようと、市は2009年、滝の眺望台や滝下への遊歩道整備などの構想の基本計画を作った。ところが、その計画は見直しを迫られている。


 整備対象のうち、市有地は土産店が並ぶ市道とほかの一部だけ。白糸の滝と富士山を同時に眺められる展望台を含むレストセンター跡地は京都の宗教法人が所有し、市への売却を拒否している。宗教法人は07年に日本庭園などを造る考えを示したが、その後具体的な動きはない。この展望台も崩壊する恐れが出た06年から封鎖されたまま。このままではこの展望台周辺を整備対象からはずすことも余儀なくされてきた。


 市内の大石寺への創価学会信徒の参拝が続いていた昭和期、白糸の滝には年間200万人が訪れたこともあったが、現在は50万人を割り込む。土産店主は「世界文化遺産に登録されれば、以前のような人出は無理でも、活性化が期待できる。新市長には早く整備計画を進めてほしい」と話す。


 富士宮市の全国的な知名度を飛躍的に高めてきた「富士宮やきそば」。市内のやきそば店を訪れた観光客は、04年度の約29万人から09年度には約52万4千人まで増えた。B級ご当地グルメによるまちおこしの火付け役として、全国の注目を集める。


 しかし、市民からは「やきそば効果は市全体には行き渡っていない」との声も聞かれる。富士山本宮浅間大社と周辺のやきそば店などがあるお宮横丁は、観光バスがひっきりなしに出入りするが、少し離れると、中心市街地の商店街でも人通りもまばらだ。


 神社近くの本町商店街のある店主は「バスで人がたくさんくるようになったが、にぎわうのはお宮横丁の周りばかり。すぐにバスに乗って出ていってしまい、こちらにはあまり恩恵がない」と嘆く。


 やきそば店への観光客が2倍近くに増えた04年から09年までの間に、白糸の滝周辺の観光客は約1万4千人減った。市内の宿泊客も約18万5千人から約17万5千人に減少。やきそばを食べただけで立ち去ってしまう「立ち寄り先」になっていることがうかがわれる。


 市観光協会の遠藤岩男・専務理事は「滞在型への脱皮が必要」としたうえで、「これからは富士市など富士山周辺の自治体と連携し、できるだけ長く滞在してもらう観光戦略が必要。そうした連携を新市長にはしてほしい」という。


 亀山隆・富士宮旅館料理組合長も「市内に泊まってほしいと言っても、観光客のニーズは変わってしまっている。食文化体験型の宿泊プランなど、これまで市が進めてきたフードバレー構想を滞在型の観光につなげていくような観光政策を進めてほしい」としている。(本多昭彦)

2561チバQ:2011/04/22(金) 20:55:57
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001104220001
知事系与党、過半数へ 県議会
2011年04月22日

 県議会(定数51)は21日、代表者会議を開き、改選後の新しい会派の状況が報告された。初当選した無所属の2人が自民系現職と新会派を結成することになり、知事選で鈴木英敬知事を支援した自民系と公明、みんな両党と合わせると過半数を確保する見通し。


 最大会派は、改選前と同様で民主系の「新政みえ」で24人。自民系の「自民みらい」が21人で続く。第三の勢力が、新会派「鷹山(ようざん)」(3人)となる。


 鷹山は、自民みらいの奥野英介議員が、無所属で当選した東豊、大久保孝栄両議員と結成。自民みらい関係者によると、両議員は保守系だが、県議選で自民党の公認、推薦がなく、すぐに自民みらいに合流するのは難しいと判断。奥野氏が一緒に会派を組み、自民みらいと歩調を合わせるとみられる。


 公明党は改選前と同じ2人、初めて1議席を得たみんなの党は、中西勇議員が1人会派を作った。知事与党がまとまれば、5月の議長選も有利になる。(永友茂則)

2562チバQ:2011/04/23(土) 00:22:23
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104220002
小山町長選 旧政治体質 脱皮なるか
2011年04月22日

 12年ぶりの選挙戦になった小山町長選。現職の高橋宏町長が再選出馬を断念し、無所属新顔同士の一騎打ちの構図となっている。町内には「選挙は民主主義の根本」と選挙戦を歓迎する声が多い一方で、「狭い町内にしこりが残らないか」との懸念も聞こえてくる。3期ぶりの戦いは、町が「古い政治体質」から脱皮する一歩になるか。


   ◇


 町議候補の選挙カーの連呼に交じり、臼井淳一氏(69)、込山正秀氏(63)の町長選候補2人の名前が山あいに響く。選挙戦は、臼井氏が込山氏に挑む形で終盤を迎えている。


 町議1期目だった臼井氏は、高橋町長の再選出馬に向けて動いていたが、高橋町長は最終的に断念。告示まで1カ月を切った3月下旬、「3期連続無投票は町民の選ぶ権利を奪う」と自ら出馬表明した。同町で計画中の競艇場外舟券売り場反対運動では中心的役割を果たし、その経験に立って「町の新生」を掲げる。


 一方の込山氏は、小山町議を経て県議4期目。自民党県連副会長や県連総務会長、県議会副議長も務めたベテラン政治家だ。自民党小山町支部は「込山支部」ともいわれるほどで、同党の推薦を受けて選挙戦を戦う。自身も強力な後援会組織を持ち、告示日当日の出陣式には400人近くが集まった。


 臼井氏陣営は「どこへ行っても、『出てくれてよかった』と言われる」と手応えをみせる。込山氏陣営も「選挙戦になったのはいいこと。町民の審判をしっかり受けたい」と意気込む。


 ただ、ある町幹部は「選挙が終わった後、住民の中にしこりが残らないか心配」という。


 前回選挙戦となった1999年は、現職の長田央町長に対し、町議会「野党」の自民党が元会社社長を擁立。町を二分する激しい選挙戦が繰り広げられた。町幹部は「親戚の間でもしこりが残るような後遺症があった」と振り返る。2003年、07年と、記録が残る71年以来唯一の連続無投票となった背景には、この「苦い経験」が作用していたという。


 昨年12月の込山氏の出馬表明を受け、最終的に「戦いを避けた」形になった高橋町長は「様々な意見を戦わせ、有権者が判断するのはもちろん大事なこと。ただ、田舎の小さな町ではそう簡単にはいかない面もある」と複雑な胸中をのぞかせる。


 高橋町政の運営に関わった自営業者は「99年の選挙は人間関係で結びついた『田舎型』の古い政治体質の小山を変えるいい機会だった。しかし、政策を戦わす選挙を目指した新顔が浸透する時間がなく中途半端な形で終わり、かえって後戻りする結果になった。今回はそうならないでほしい」と話す。


 「中立派」だという男性は「首長選は本来、理想や政策を半年ぐらい前には発表し、選挙で戦わせてほしい。久しぶりに選挙戦が行われることをきっかけに一皮むけてくれれば」と期待する。


 昨年9月の台風被害からの復旧や厳しい財政状況に直面する小山町。高橋町長は「どちらが当選されるにしろ町民一体となった町づくりに取り組んでほしい」と呼びかけている。(菅尾保)

2563チバQ:2011/04/24(日) 18:57:38
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811104200001
大合併 見えぬ実り
2011年04月20日


人通りがまばらな商店街。シャッターが閉まったままの店も目立つ=津市大門

■津市の課題


 津市長選は24日の投開票に向けて無所属新顔3人が政策を訴えている。2006年1月に10市町村が合併し、琵琶湖より広い面積を誇るが、中心市街地や周辺部の活性化は進まず、合併効果は見えてこない。


 「県庁と県警以外、津市には何もない」


 よく使われるこのフレーズを象徴するのが、中心部の大門だ。


 かつては大型スーパーを中心に、ファッションビルや飲食店が立ち並ぶ随一の繁華街だったが、1995年にダイエー、2000年にジャスコが撤退するなど空洞化が進んだ。


 市によると、大門交差点に面する三重会館前の休日の人通りは、78年には1万8454人だったが、07年にはわずか855人。大門大通り商店街振興組合と立町商店街振興組合の店舗は、97年の88店から10年後には64店に減った。


 市商業労政振興課の山下佳寿課長は「高齢化を逆手に商業以外の交流人口を増やすのもアイデアだが、商店街に関しては民間の自助努力に任せるしかない」。


 地元にも危機感はある。ダイエーが入っていた「津センターパレス」は、商店街と手を組み、昨年からイベントを仕掛ける。「若者を呼び寄せ、文化的な取り組みを交ぜながら、ものを売る仕組みを再構築する」と宮武新次郎専務。宮武さんは大門大通り商店街振興組合の理事にも就任した。


 ただ、大門で飲食店を営む50代の男性は「もはや打つ手はないし、後継者もいない」とあきらめ顔だ。県商工会議所連合会の井ノ口輔胖(すけひろ)専務は「大門の意気込みはとてもよく伝わる。だが、もし道州制が導入されて津市から県庁がなくなったら、一体何が残るのかを市政は考えているだろうか」と話す。


 一方、周辺部では高齢化が進む。伊賀市と隣接し、国道163号が横断する美里地区。中心部に津市美里総合支所がある。


 合併前の旧美里村時代、庁舎には約60人の職員がいた。農業以外にめぼしい産業がない地区にとって、役場は最大の就職先。住民との絆は強く、災害時の対応やイベントでも協力して取り組んできた。


 ところが合併で職員は半減。庁舎には村出身以外の職員もいる。村出身の谷口竜二郎・同支所地域振興課副主幹は「地区名を把握できない職員もいる。昔のような一体感は難しい」。


 それでも、03年から冬にイルミネーションを飾るなど地域おこし活動をする住民グループ「南長野12志会」の岡林隆志副会長(56)は「合併後は住みにくくなったが、地域の活性化を行政に頼っていてはだめ。地域は自分たちで盛り上げないと」と前を向いた。(安田琢典)

2564チバQ:2011/04/24(日) 18:58:23
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811104210001
防災強化 高い関心
2011年04月21日


東海・東南海・南海地震の同時発生で1・7メートルの津波を想定する千代崎港につながる船着き場。=鈴鹿市若松東1丁目

■鈴鹿市の課題


 24日投開票の鈴鹿市長選は、無所属新顔3氏の選挙戦になっている。2期8年で引退する川岸光男市長が残した市政の課題は何か。東日本大震災を受け、市民の関心が高まっている防災対策も柱の一つだ。


 市地域防災計画では、3種類の地震を想定している。内陸直下型と海洋型、プレート境界地震だ。


 規模は東日本大震災と同じプレート型が一番大きく、東海・東南海・南海地震が同時に起きたときのM8・7程度を想定。被害想定では、死者139人、住宅の全壊7300戸にのぼり、1498年以降最大の被害を見込む。


 津波の想定は「千代崎港で約164分後に1・73メートル程度」とする。候補者は「東日本の震災規模は防災計画を上回った。この想定でいいのか精査が必要」「徹底的な津波対策を」などと訴えている。


 市防災安全課の青木薫課長は、被害想定について「国、県の設定した計画に沿っているので、鈴鹿市だけ見直すことはできないが、安全に避難していただくための整備に努力する」と話す。


 防災対策には、十分な財政措置も必要になってくるが、財源はどうするのか。


 市内にはホンダをはじめ自動車関連産業が集中立地し、税収に恵まれてきた。2004年度以降、国から地方交付税を受けなくても済む「不交付団体」になったが、08年9月のリーマン・ショックの影響で税収は減り、09年度からは交付団体に転落した。1を超えると豊かな自治体とされる財政力指数も、10年度は0・875になった。


 市の貯金にあたる財政調整基金は、06年度の103億円が10年度は3分の1の33億円に減り、数年で底をつきかねない状況だ。


 市職員の人件費、生活保護費など福祉面の扶助費などに充てられる固定経費が増えて経常収支比率が上がり、09年度は91・3%で、黄信号ともいえる90%を超え、財政硬直化が進んだ。


 市企画財務部の長谷川正人部長は「鈴鹿市は自動車産業とともに発展してきた。これからは関連、下請け企業のもつ高度なモノづくりの技術を生かし、新産業をつくりだすことが必要だ」と話す。


 市の基本構想に基づく行財政経営計画にも「新たな活力を生み出す産業を振興します」と記されているが、市が動き出したのはリーマン・ショックの影響が出てきた09年度からだ。


 市は10年3月、「企業立地促進法に基づく鈴鹿市地域の基本計画」をまとめ、切削・加工や金属・プレス・鋳造、医療・福祉・介護・リハビリなど5分野で企業と勉強会を始めた。


 長谷川部長は「自動車産業の好調さにあぐらをかき、(新産業創出が)後手に回った面もなくはない」と話した。(佐野登)

2565チバQ:2011/04/24(日) 18:58:58
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811104230001
後半戦あす投開票 2市長選 激しい戦い
2011年04月23日


集まった聴衆や、こうこうと明かりがともる市役所に向かって語りかける候補者=津市西丸之内

 統一地方選後半戦の市長選、町長選、市町議選が24日投開票される。津、鈴鹿両市長選は、いずれも無所属新顔3人が激しい選挙戦を繰り広げていて、東員、朝日両町長選も熱を帯びている。3市議選と1市議補選、1町議選もあり、いずれも24日深夜には大勢が判明する見込み。


◆津◆駆け巡り 熱く演説◆


 津市長選には、いずれも無所属新顔で、元久居市長の藤岡和美氏(64)、元国土交通省職員の村主英明氏(51)=自民党推薦=、元総務省職員の前葉泰幸氏(49)=新政みえ推薦=が立候補している。


 藤岡氏は早朝はJR津駅前、昼は津市東丸之内の交差点に立った。「市政の現状は相当傷んでいる。自然エネルギーの充実を図り、人口が増える市に変える」などと訴えた。その後、個人演説会で支持を訴えた。


 村主氏も早朝はJR津駅前に立ち、企業や支持者回りを重ねた。夜は津センターパレスや一身田小学校など4カ所で「海岸堤防を整備して、津波や地震に強い安心、安全のまちづくりを進める」などと強調した。


 前葉氏は午前中、街頭で訴え、午後は女性支持者が対象の集会を開いた。夕方からの個人演説会では「津を住みやすくし、最終処分場や斎場などのプロジェクトを止めてはいけない」などと訴えた。


 投票は午前7時〜午後7時、市内119カ所である。16日現在の有権者数は23万281人。


◆鈴鹿◆漁協・街頭・工場で◆


 鈴鹿市長選には、いずれも無所属新顔で、前県議の末松則子氏(40)、前市議の杉本信之氏(53)、鈴鹿商工会議所前常務理事の明石孝利氏(55)が立候補している。


 末松氏は日中、企業回りなどをした。鈴鹿市漁協で開いた個人演説会では「堤防強化や避難所の耐震化などの防災対策を進める。市の財政は厳しいが、無駄を省き、仕事でみなさんにお返ししたい」と訴えた。


 杉本氏は、朝から自転車で出発。すれ違う人や畑で農作業中の人に声をかけ、交差点やショッピングセンター前などで演説。「地元のものを愛し、使っていく地産地消。これからの鈴鹿市のまちづくりや活性化に必要だ」などと訴えた。


 明石氏は午前6時半から、近鉄平田町駅前に立った。工場の朝礼では「行政のぬるま湯体質を一掃し、市に営業本部をつくって市内の1次、2次産品を全国に売り込む」と訴え、一人一人と握手して回った。


 投票は午前7時〜午後8時、市内44カ所である。16日現在の有権者数は15万5086人。


■定住促進策や雇用対策訴え 東員町長選


 東員町長選には、いずれも無所属新顔で、元町議の三宅耕三氏(58)、元県議の水谷俊郎氏(59)、住職の水野顕明氏(65)、調理師の竹内悠弥氏(27)の4人が立候補している。


 三宅氏は定住促進や役場窓口の改革を掲げる。水谷氏は移動スーパーの実現、ごみ再資源化での財源確保を訴える。水野氏はトップセールスでの企業誘致や雇用促進を訴え、竹内氏は町内の雇用確保や大学誘致を掲げる。


 投票は午前7時〜午後8時、町内6カ所で。18日現在の有権者数は2万840人。


■学習環境整備や福祉充実掲げる 朝日町長選


 朝日町長選には、いずれも無所属で、新顔で元町議の仲耕一郎氏(67)と、3選をめざす現職の田代兼二朗氏(69)が立候補している。


 仲氏は、小学校の体育館建設など学習環境整備や高齢者福祉の拡充、企業誘致と町内企業の投資拡大による財源確保を訴える。


 田代氏は、人口と税収の増加など2期8年の実績を強調。小学校の仮設校舎建設や中学校卒業までの医療費無料化を掲げている。


 投票は午前7時〜午後8時、町内4カ所である。18日現在の有権者数は7193人。

2566チバQ:2011/04/24(日) 19:03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000086-mailo-l20
県議会:創志会が6人確保、交渉会派に 県ク・公明との合流も示唆 /長野
毎日新聞 4月24日(日)12時14分配信

 県議会第3会派の創志会のメンバーのうち、10日に投開票された県議選で当選した5人と、長野市区で当選した元職の鈴木清氏(無所属)は23日、県庁議会棟で初会合を開き、今後は6人で会派を組んで活動していくことなどを確認した。
 向山公人会長代行は会合後、同じ野党的会派の県民クラブ・公明について「合流を含めた話し合いをする」とも述べ、県ク・公明との合流の可能性を示唆。25日の会派構成の届け出期限までに結論を出す見通し。
 創志会は今回の県議選で現職9人のうち4人が落選。議会で代表質問ができる「交渉会派」となるには6人が必要だが、鈴木氏を加えることで要件を満たした。また、この日の会合で、県ク・公明との合流の可否などを話し合い、向山氏に最終的な決定を一任した。
 向山氏は「県議会内で、連携が取れるものは連携を取っていく必要も出てくる」と話す一方、県ク・公明の小松千万蔵会長は毎日新聞の取材に「一つの選択肢として話し合いには応じる」と述べるにとどめた。【渡辺諒】

2567チバQ:2011/04/24(日) 19:06:57
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/24/20110424-052111.php
和歌山県議選落選の元橋本市議を供与約束容疑で逮捕
 10日に投開票された和歌山県議選で運動員に報酬を渡す約束をしたとして、県警捜査2課などは23日、公選法違反(供与約束)容疑で元橋本市議の会社役員、中谷和史容疑者(56)=同県橋本市隅田町=を逮捕した。中谷容疑者は橋本市選挙区に無所属新人で立候補したが落選。

 逮捕容疑は昨年8月から今年3月中旬にかけ、同市の男性3人に対し、「報酬を支払うので、選挙運動を手伝ってほしい」と金銭の支払いを約束したとしている。


(2011年4月24日 05:50

2568チバQ:2011/04/24(日) 19:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110422-OYT8T01120.htm
関心 原発安全性より町長?

志賀町 政争で二分
 東京電力福島第一原発の事故を受け、全国的に原発への関心が高まっているが、志賀町議選(定数16)では、北陸電力志賀原発の安全性よりも小泉勝町長(44)の政治姿勢を巡って熱い戦いが繰り広げられている。(永野慎一)

      

 18人の候補の大半は、選挙公報に志賀原発の安全性確保や防災対策の充実に触れている。ただ、有権者の前でマイクを握ると、原発問題よりも小泉町政の是非について熱弁を振るっているようだ。

 「この4年間、町長選など大きな選挙があったが、町は悪い方向に変わってしまった」。町議選が告示された19日午前、反町長派の現職は、出陣式で小泉町政を批判し、舌戦の火ぶたを切った。陣営の最高顧問は、2009年9月の町長選で小泉氏に敗れた細川義雄・前町長(77)が務めている。細川氏も本紙の取材に「(小泉町長は)名古屋市の河村たかし市長のように議会と常に対立している」と不満をぶちまけた。

 一方、町長派現職の出陣式では、元町議が「議会はぎくしゃくし、足の引っ張り合いをしている」と、反町長派をけん制。小泉町長も、昨年9月にこの候補に対する議員辞職勧告決議案が反町長派の賛成多数で可決されたことに言及。「ひがみ、やっかみがあり、私への嫌がらせでもある」と、不快感をあらわにした。

 町議会内の対立は、前県議だった小泉氏が現職だった細川氏に圧勝し、町長に就任した直後に始まった。09年10月の定例町議会では一般会計補正予算案が、反町長派の町議9人の反対で否決された。昨年12月には、小泉町長の最終学歴に詐称の疑いがあるとする問題を反町長派が追及。同月には、町議会の定数削減幅を巡り、町長派、反町長派がそれぞれ独自案を提出し、互いに「町議選直前のパフォーマンス」とののしり合うなど政争が続いている。

 こうした構図が変化する兆しはあるのだろうか。

 町議選に立候補している現職11人のうち、反町長派は6人、町長派は5人と拮抗(きっこう)している。新人6人と元議員1人の態度は不明だが、選挙結果によっては反町長派優位の構図が崩れる可能性もある。選挙後をにらみ、両派は「新人らを取り込もうとする動きが活発になるだろう」と口をそろえる。

 一方、小泉町長は「町政発展のため、皆さん頑張っている」と話し、特定候補への肩入れは極力避けているようだ。

(2011年4月23日 読売新聞)

2569名無しさん:2011/04/25(月) 06:25:44
読売新聞 富山支局のHは詐欺師
自分の快楽のために人の人生を平気で壊して
のうのうと生きている
そんなやつが書いた記事を正として紹介している
あんたはバカか?

2570プロ市民を監視する会:2011/04/25(月) 12:57:08
〉〉2569
自分が気にいらないと、相手の人格を平気で否定するのが、市民派とか環境派といわれる連中。
そのくせ、自分が少しでも攻撃されると人権だの、自由だのと大声でわめく。
これからは、自然エネルギーを食い物にしていく連中を監視しないと。

2571名無しさん:2011/04/25(月) 22:19:32
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042590124400.html
岐阜市議会、市長派が最大勢力 市長、立命館再誘致に含み
2011年4月25日 12時45分

 24日に投開票された岐阜市議選(定数41)で、細江茂光市長が推薦した市長派の候補者19人が当選。過半数には届かなかったが、市議会の最大勢力となった。一方、市長肝いりの政策に反対してきた反市長派の現職が複数落選。細江市長は中日新聞の取材に、議会の反対で一昨年に頓挫した学校法人立命館の再誘致にも含みを持たせた。

 「一番初めに来た。頑張りましょう」

 25日未明、細江市長は、9期目の当選を決めた自民現職の松岡文夫さんの事務所に駆けつけ握手した。松岡さんは市長の推薦を受け、公約に立命館など有名私学の誘致も掲げた市長派の筆頭。市長はこの後も、当選を決めた8人の事務所をはしごした。

 市議会は細江市長が推進した立命館の誘致をめぐり、自民と民主の両会派がそれぞれ分裂。誘致計画は一昨年3月に議会で1票差で退けられたが、反市長派が多数の議会はその後も、常設型住民投票条例の導入を狙った市長提案の議案などを否決し、対立が続いている。

 このため、細江市長の後援会が市議選の候補者55人の中で、市長の政策に賛同した新人元職14人を含む28人を初めて推薦。このうち19人(現職13人、新人5人、元職1人)が当選し、改選前より市長派は3人増えた。

 一方、反市長派は現職4人が落選するなど、勢力を19人から16人に減らす結果に。5議席を獲得した公明の動向が鍵を握るが、「市民の思いを実現できる市政に近づいた」と細江市長。その自信の表れなのか、計画頓挫後は言及してこなかった立命館の再誘致に「当選した人とひざを突き合わせ、話をしたい」と含みを持たせた。

 一方、当選した反市長派の現職の1人は「是々非々で議論する」と市長派の出方を静観する構え。落選した反市長派の現職は「議会が市長の言いなりになってしまっては、議会の二元代表制の意味やチェック機能がなくなる」と唇をかんだ。

(中日新聞)

2572名無しさん:2011/04/25(月) 22:21:06
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001104250009
5市の新市長と1町の新町長決まる
2011年04月25日

 統一地方選の後半戦は24日、投開票され、県内では5市の新市長と1町の新町長が決まった。また、22市13町2村の議員選もあり、新しい議員が選ばれた。



●瀬戸市 増岡氏4選
【「福祉後退」批判かわす】


 瀬戸市長選は、現職の増岡錦也氏(75)が、電器会社副社長伊藤保徳氏(64)、減税瀬戸幹事長水野昇氏(59)、元市議三宅訓子氏(64)の新顔3人を破り、4選を果たした。
 「万博精神の継承」を訴えた増岡氏は、観光をからめた「陶都瀬戸」の復活、道の駅の開設による農業振興など3期の実績を強調した。「ハコモノ行政による福祉の後退」との批判は、市立養護学校の開設などをあげ、公立陶生病院への救急救命室の設置を公約してかわした。前回と同じ民主、自民、公明に加え、社民の推薦も取り付けて支持を拡大した。
 伊藤氏は「瀬戸に変化を」「新しい感覚でマンネリ打破」と多選批判に力を入れて小差まで迫ったが、わずかに及ばなかった。水野氏は、地域政党の伸び悩みムードが響いた。三宅氏は支持が広がらなかった。




●田原市 鈴木氏が再選
【実績と組織力で圧倒】


 減税など行財政改革を掲げる民間出身の2候補と行政経験豊富な現職の間で三つどもえの対決となった田原市長選は、圧倒的な組織力を持つ現職の鈴木克幸氏(66)が、古紙回収会社長の河合正仁氏(62)と不動産賃貸業の山田光弥氏(59)を破り、再選を果たした。
 鈴木氏は、就任当初から取り組んだ津波対策や伊勢湾フェリーの航路存続に道筋をつけたことなど、1期目の実績を訴えた。幅広い層への浸透を図るため、推薦を受けたのは連合愛知だけだったが、市議会最大会派やJA愛知みなみなどから支援を受けて組織選挙で得票した。
 河合氏は、河村たかし名古屋市長の減税日本の公認を受け、市民税減税などを訴えた。山田氏も市役所の年中無休などを掲げた。2人とも草の根選挙を展開したが、現職の組織力が上回った。



●江南市 堀氏が3選


 江南市長選は、現職の堀元氏(65)が、新顔の山本悦雄氏(62)を破り、3選を果たした。
 「身の丈にあった江南市政」を掲げる堀氏は、2期8年の実績として構造改革による約40億円の経費や市職員110人の削減を強調した。加えて市内の各小中学校にそれぞれ100万円ずつの教育予算を配分するなど重点政策の教育や高齢者対策を推し進める考えを訴えていた。保守系を中心に多くの市議の応援も受け、選挙戦を終始、優位に進めた。
 山本氏は「市長給与、議員報酬の削減」などを柱に訴えた。大きな組織を持たず、市内全域を自転車で回る選挙戦を展開したが、支持を広げられなかった。

2573名無しさん:2011/04/25(月) 22:21:29
●豊明市 石川英氏が初当選


 無所属新顔3人の争いとなった豊明市長選は、設計事務所経営の石川英明氏(57)が、元副市長石川源一氏(62)と元市議前田庄介氏(63)を破って初当選した。
 石川英明氏は、相羽英勝市長と元副市長の石川源一氏が進めてきた市政を「独自性に欠け、先駆的な取り組みがない」と指摘し、批判票を集めた。相羽氏は源一氏を後継指名したが、相羽氏も前職からの後継指名を受けての当選者だった。英明氏の「豊明の政治風土を変える」という訴えが支持を集めた。市長給与の半減や市民税10%減税なども共感を呼んだ。
 前田氏は、人件費削減などの財政健全化や福祉諸制度の再検討を訴えたが、十分浸透しなかった。


●津島市 伊藤氏再選 


 無風から一転、選挙戦になった津島市長選。現職の伊藤文郎氏(57)が、先月まで市職員だった新顔浅井直樹氏(58)の挑戦を退け再選を果たした。
 伊藤氏は、民間の経営感覚で財政改革などを進めた実績を強調。特に累積赤字や医師不足で危機的状態だった市民病院の経営を、2013年度までに黒字が見込めるまでに立て直したことが、多くの市民から評価された。選挙戦では地方自治のあり方も問われたが、継続を重視する伊藤氏が、改革を唱える浅井氏の追い上げをかわした。
 浅井氏は市民による「減災計画」づくりなどを掲げた。市民と同じ目線のボランティア市長を目指すと支持を訴えたが、立候補表明が遅く浸透できなかった。



●東栄町 尾林氏が初当選


 東栄町長選は新顔で元町議会議長の尾林克時氏(61)が、現職の森田昭夫氏(60)を破り、初当選した。
 尾林氏は、町の現状について「閉塞感があり、経済的にも疲弊している」と指摘し、町財政の健全化に重きを置く森田氏の町政運営を批判。公共事業の増加やプレミアム商品券の発行など、きめ細やかな経済対策を公約に掲げ、町民の支持を集めた。町の宿泊施設についても存続を約束するとともに、住民投票条例を制定し、「町民の意見を聞くシステムを作る機会を設ける」と訴えた。
 森田氏は、財政再建や100円で乗れるバスの導入など、町長在任中の8年間の実績を訴えたが、及ばなかった。

2574名無しさん:2011/04/25(月) 22:22:12
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110425/CK2011042502000131.html
対話と連携、市民と推進 津市長・前葉さん喜び爆発
2011年4月25日


 県内でも24日、統一地方選の後半戦が投開票された。首長選は津、鈴鹿の両市長選と東員、朝日の両町長選の4選挙。議員選は四日市、鈴鹿、鳥羽の3市議選と津市議補選、朝日町議選の5選挙が行われ、同日深夜から続々と当選者が決まった。当選者は事務所で支持者と喜びを分かち合い、新たな町づくりへの決意を力強く語った。

 「一人一人の一票の支援が当選につながった」。当確の一報が津市港町の事務所に伝わると、支援者から拍手が沸き、前葉さんは喜びを爆発させた。

 2005年、宮城県知事選に出馬して敗れ、「人生で一番の挫折」を経験。再挑戦の末、つかんだ故郷の市長のいすだった。

 25日には初登庁し、市長として始動。「対話と連携で市民に満足いただけるようにしたい」と意気込んだ。

 選挙戦は三つどもえの激しい戦いに。県議会民主系会派・新政みえ代表で、選対委員長の舟橋裕幸県議は「市民党で戦ってきた。多くの市民の理解を得ることができた」とほっとした表情を浮かべた。

 民主党の高橋千秋参院議員は「知事選の雪辱戦。うれしく思う。県都の市長として知事とタッグを組んで頑張ってほしい」とエールを送った。 (高嶋幸司)

<解説>終盤、流れ一気に傾く
 「市民党」を掲げ、官僚時代に阪神大震災の復興対策に携わった経験などをアピールした前葉さんが、組織力を生かした選挙戦で初当選を射止めた。

 民主系県議でつくる地域政党「新政みえ」や連合三重など民主の支持基盤から推薦を受け選挙戦を展開。選挙終盤で流れが一気に傾いた。出陣式に駆け付けた国会議員の応援もあえて断り、政党色を消すことで幅広い層の支持を得る作戦をとった。他陣営は“民主隠し”とやゆした。

 松田直久前市長が進めた事業のうち、津市美杉町下之川に建設予定のごみ最終処分場に代表される、一部住民の反対が根強い事業もこれまで通りに推進する方針を掲げた。しかし、松田市政の継承についてはあいまいな言い回しに終始。選挙戦で松田さんの応援を受けた以上、市民への真摯(しんし)な説明が不可欠だ。

 旧10市町村の合併から5年がたった津市。前葉さんが「合併後、10年でまちが完成する」と話すように、大切な4年間が始まる。旧郡部の過疎化や中心部の空洞化など県都・津の課題は山積みだ。初心に掲げる市民との「対話」と「連携」を、解決への糸口にしてほしい。 (高嶋幸司)

2575名無しさん:2011/04/25(月) 22:23:39
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201104240012.html
土岐市長に加藤氏 山県市長には林氏
2011年4月25日

 岐阜県内の統一地方選の後半戦は24日投票され、3市長選と9市議選、2町村長選と5町議選が即日開票された。瑞穂市長選は現職が再選を果たしたが、土岐市長選と白川村長選はいずれも新顔が現職に競り勝った。25日未明までに、新しい首長と議員の顔ぶれが次々と決まった。細江茂光市長が大量に推薦候補を立てた岐阜市議選(定数41)は、市長派の当選は19人で、わずかに過半数を割った。

    ◇

 土岐市長選は、元市消防長の加藤靖也氏(56)が、現職の大野信彦氏(67)と新顔の籠橋健治氏(62)を破り、初当選を果たした。

 同市内の事務所に姿を見せた加藤氏は「現職は強かったが、こつこつと地道な運動が実を結び当選できた。元気で強い土岐市をつくりたい」とあいさつ。集まった支援者と次々と握手し、喜びを分かち合った。

 加藤氏は、選挙戦で「土岐市を再起動」をスローガンに掲げ、若い世代の人口増や観光推進などを訴えた。同市選出の矢島成剛県議や反市長派の市議の支援を得て徐々に知名度を上げ、幅広く支持を集めた。

 大野氏は、1期目の実績を強調し、組織的な選挙戦を繰り広げた。しかし、「堅実だが消極的」という批判を抑えられなかった。籠橋氏は、市議会定数や市職員の大幅削減などを訴えたが、政策を浸透させられなかった。

     ◇

 新顔3人の争いとなった山県市長選。事実上現職の後継指名を受け、民主と自民から推薦を得た林宏優氏(59)が、寺町知正氏(57)と山崎通氏(62)を破って初当選した。

 「初めてで厳しい選挙だった。みなさまのご支援で当選できました」。直前の県議選で二つに割れた市議会の保守系会派全員が支援に回り、優位に選挙戦を進めた林氏。ほっとした表情を浮かべて当選の弁を述べた。

 政策について、「東海環状道は市にとって夜明けの政策。かつての町村になかったインフラで、全力を注ぎたい」と抱負を述べた。

 寺町氏は水道料金値下げや18歳までの医療費無料化で「暮らしをサポートする」と訴えたが、届かなかった。山崎氏は実業家としての即戦力をアピールしたが、元町長時代の収賄事件で有罪判決を受けたことが響いた。

2576名無しさん:2011/04/25(月) 22:23:57
■瑞穂市長に堀氏が再選

 瑞穂市長選は、現職の堀孝正氏(69)が、新顔で前市議の広瀬時男氏(63)を破り再選を果たした。

 約2千票差に迫られた堀氏は、支持者を前に「4年間の総括をしてもらうためには、選挙戦になってよかった」と振り返った。2期目について「情報公開と市民参加型の政治と、下水道整備を進めたい」と述べた。選挙では巣南町長など30年に迫る政治歴から諸団体の支持を受け、現職の強みで逃げ切った。

 広瀬氏は市議会で同じ会派に属した市議9人が応援したが、立候補表明が告示2日前と出遅れた。

2577名無しさん:2011/04/25(月) 22:25:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110425-OYT8T00168.htm
金沢 自民「15」で最大

市議選開票 小松は13議席
 統一地方選後半戦の金沢、小松、輪島、珠洲の4市議選と津幡、内灘、志賀、穴水の4町議選の投票が24日行われ、即日開票された。定数を8上回る激戦となった金沢市議選では、最大会派が自民、第2会派は県議会「新進石川」系という議会勢力図に変化は生じなかった。県議選で惨敗した民主は、金沢、小松以外の市町議選で候補を立てられず、統一地方選では存在感を示すことができなかった。東日本大震災を受けた自粛ムードもあり、選挙戦は盛り上がりに欠け、投票率は低調だった。

 金沢市議選(定数40)には現職32人、新人16人が立候補した。2014年度末の北陸新幹線開業を視野に入れた街づくりや、東日本大震災を受けた地域防災の在り方などのほか、山野之義市長の政治姿勢に対する評価や市長との距離感も問われる選挙となった。市議会では、自民系、民主系会派はいずれも議会運営の手法を巡って分裂状態で、改選後は無所属新人の取り込みが激化しそうだ。

 小松市議選(同24)は現職18人、新人10人が立候補、コマツ・小松工場閉鎖、大和・小松店の撤退で停滞する地域経済の立て直しや、少子高齢化への対応などを争点に激戦を繰り広げた。選挙には30歳代が5人、40歳代が8人立候補し、「若さと実行力」を訴えたため、世代交代も大きなテーマとなった。

 輪島市議選(同20)は現職22人と新人1人が立候補。定数が4削減されたほか、輪島と門前で分かれていた選挙区が一つになったことで、旧市町の区域を越えた集票合戦が展開された。自民系市議らは県議選で現職と新人の陣営に分かれて戦っただけに、対抗意識も激戦に拍車をかけた。

 珠洲市議選(同14)は定数1減となる中、現職11人、元議員1人、新人5人が立候補した。泉谷満寿裕市長に近い市議会最大会派「政友会」から立候補した現職9人は、市長との良好な関係を強調。かつて「反原発」運動に取り組んだ候補や、若者グループを支持母体とする候補なども、過疎が進む地域の活性化策などを訴えた。

(2011年4月25日 読売新聞)

2578名無しさん:2011/04/25(月) 22:25:37
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110425103.htm
選挙区解消で現職明暗 輪島市議選
万歳で輪島の振興を誓う田中氏=24日午後9時40分、輪島市河井町
 輪島、門前両選挙区が解消され、市全域が選挙区となった輪島市議選は、現職20人が勝ちどきを上げた。地区別では、門前地区の現職全員が議席を死守した一方、輪島地区では現職2人、新人1人が涙をのみ、明暗を分けた。
 輪島市中心部では、市議会最大会派「拓政会」会長の自民田中秀男氏(63)が歓声と拍手に包まれた。東日本大震災で拓政会と無所属現職2氏が選挙カーの使用時間を抑える「自粛協定」を交わす中、「能登半島地震の被災地として使用制限では配慮が足りない」とし、唯一、車の使用を控え選挙に臨んだ。

 旧選挙区の解消により、選挙中は地元河井町など市街地の浮動票を狙う選挙カーが入り乱れた。門前地区を含む他陣営の攻勢から議席を守り抜いた田中氏は「自粛はきょう限り。あすから冷え切った輪島の経済を元気にしたい」と、震災で深刻な打撃を受けた漆器、観光産業の振興へ決意を新たにした。

 旧輪島市議から通算8回目の当選を果たした自民坂下幸雄氏(79)は、市議では県内最高齢となることが確実となった。小伊勢町の選挙事務所で坂下氏は「まだまだ元気。これからも輪島のためにしっかり働きたい」と抱負を述べた。

 トップ当選は自民椿原正洋氏(56)=河井町=で、前回の得票から477票伸ばした。有権者数が輪島の3分の1に届かない門前地区では、現職6人が「人口差」に苦しんだ選挙戦を振り返り、喜びを爆発させた。同地区で最高票を得た自民玉岡了英氏(62)=門前町浦上=は「皆さんから寄せられた票の重みをかみしめたい」と語った。

2579名無しさん:2011/04/25(月) 22:33:54
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110425/CK2011042502000123.html
瀬戸市長・増岡さん薄氷の信任 75歳、東海最年長
2011年4月25日

喜びの表情を見せる増岡錦也さん(右)=瀬戸市共栄通の事務所で


 統一地方選後半戦は24日、県内で一斉に投開票され、6市町長選で今後4年間のかじ取り役が決まった。瀬戸、津島、江南、田原市は実績を訴えた現職が信任を得た形となり、豊明市と東栄町は、新人の手腕に選挙民の期待が託された。議員選は22市と15町村、西尾市議会の増員選があり、計763人の新たな地域代表がそろった。

 いずれも無所属の現職と新人3人の激戦となった瀬戸市長選は、現職の増岡錦也さん(75)=民主、自民、公明、社民推薦=が、会社副社長の伊藤保徳さん(64)との接戦を制し、4選を果たした。東海3県の市長で最年長となる。伊藤さんから181票差にまで詰められ、薄氷を踏む勝利となった。

 当確が伝わると、共栄通の事務所に歓声が爆発。増岡さんは「皆さんの総力の結集です。結果を反省し真摯(しんし)に受け止め、さらなる市民の期待に応えたい。新たな瀬戸市をつくっていきたい」と語った。

 300以上の団体の推薦を受け、支持層の厚さを見せた。批判票が新人3人に分散する構図ながらも、かつてない危機感で後援会を引き締めた。安心や実績を強調し、安定を求める層に訴えた。

 (統一地方選取材班)

2580名無しさん:2011/04/25(月) 22:42:44
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110425/CK2011042502000132.html
亡き父の夢を果たす 鈴鹿市長選で初当選の末松さん
2011年4月25日

父、充生さんの遺影とともに支持者らと万歳する末松則子さん(右から3人目)=鈴鹿市の事務所で


 鈴鹿に女性市長が誕生−。激戦を制した末松則子(のりこ)さん(40)の鈴鹿市西条の事務所に当確の報が入ると、集まった支持者たちの歓声と拍手、喜びの涙があふれた。末松さんは笑顔いっぱいで登場し「ありがとう」を繰り返しながら一人一人と握手し、持ち前の笑顔で喜びを爆発させた。今後の市政運営には「20万人の市民の思いをしっかりと受け止めたい」と意欲をみせた。

 県議長を務めた亡き父、充生(みちお)さんが12年前に挑み、夢を果たせなかった市長選。充生さんの遺影を手にした母親の匡子(まさこ)さんとがっちりと握手。東日本大震災を受け、選挙戦を「どう国難を乗り越えていくかを考えていく選挙」と位置づけ、防災計画早期見直しなどを真っ先に主張。子育てや高齢者福祉拠点づくりなど市民サービスの向上を約束、幅広い年代層で支持を広げた。

 当日有権者数は15万2609人。投票率は58・45%。前回は無投票で、前々回の2003年の63・73%を5・28ポイント下回った。 (村瀬力)

<解説>党派超え支持広げる
 末松さんは、県議だった父親の地盤に加え、自身の8年間の自民県議時代に築いた新たな組織も活用し、党派を超えて支持を広げた。

 昨年12月に立候補を表明し、3期目に意欲を見せていた現職市長を事実上、引退に追い込んだ。自民を離党し、鈴鹿で強い民主支持層を味方に付けることで、万全の選挙態勢を築いた。若さや明るさを前面に出して「元気な鈴鹿づくり」をアピールし、明石さんの猛追をかわした。

 長引く景気低迷と東日本大震災による工場の減産などで市の財政状況は、さらに厳しくなるだろう。選挙戦での市民への約束は幅広い分野にわたった。声高に掲げた小中学校給食の無償化や、防災拠点センター整備の財源はどう確保するのか。議会改革はどのように進めていくのか。

 山積する課題を優先順位を付けながら着実に克服し、鈴鹿の魅力を全国に発信して、地域を盛り上げてほしい。 (村瀬力)

2581チバQ:2011/04/26(火) 21:05:33
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110426/szk11042620090012-n1.htm
自民党改革会議が初の主要ポスト選挙実施、議長候補に植田氏 静岡
2011.4.26 20:07
 静岡県議会最大会派の自民改革会議(大石哲司代表ら37人)は26日、正副議長候補と自民党県連三役など主要ポスト6役を内定する初めての選挙を行った。議長候補と県連幹事長の2役は選挙となり、他の4ポストはいずれも立候補者が1人だったため無投票で内定した。正副議長は5月20日に開かれる5月臨時県議会で選出され、県連三役は同23日の県連大会で正式決定する。

 選挙は非公開で行われ、選挙となった議長候補には植田徹氏(61)=富士市選出、5期、県連幹事長には杉山盛雄氏(52)=沼津市選出、4期=が決まった。

 このほか、副議長候補に鈴木洋佑氏(67)=浜松市西区選出、5期、県連総務会長には鈴木利幸(54)=同市北区選出、4期、県連政務調査会長には山田誠氏(49)=静岡市葵区選出、3期、会派代表は大石氏の再任がそれぞれ無投票で決まった。

 会見した選挙管理委員会の天野一委員長は「地域割など調整したことはない。また、党内の融和を考え、立候補者数などの発表は避けたい」と選挙になったポストだけ明らかにしたが、選挙内容の詳細は公表しなかった。

 天野委員長らは今回、役員の選考方法を初めて選挙によって決めたが、来年度は今回の選考方法を検証し、改善すべき点を見直し、慣例となっている正副議長や県連役員の任期(1年)などの改革に取り組む姿勢を示した。

2582チバQ:2011/04/26(火) 21:07:17
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110426/201104261045_13697.shtml
勢力争い早くも熱 岐阜市議会、市長派と反市長派動く
2011年04月26日10:45
 定数41をめぐり55人が激戦を繰り広げた岐阜市議選から一夜明けた25日、市議会内の勢力争いが早くもスタートした。当選した市長派現職が新人や一部の反市長派市議と接触し、会派合流に向けた動きを見せ始めた一方、反市長派も市長派議員の取り込みを図るなど、いきなり水面下の動きがヒートアップしている。

 24日投開票された市議選では、細江茂光市長の後援会が推薦した28人中19人が、反市長派は現職10人が当選した。改選前の拮抗(きっこう)した勢力図と比べると市長派が3議席を増やした格好だが過半数には届かず、今後も公明(5人)や共産(3人)などの動向に左右される状況は続きそう。そのため両派とも多数派工作に躍起となっている。

 注目されるのは、新人と元職の7人と、分裂含みの自民系市長派の動向。市長推薦を受けた新人と元職6人には、市長派のベテランが25日までに接触。市議は「早く議会の安定化を図りたい」と多数派を目指す意図を説明し、会派への加入を働きかけた。

 一方、反市長派は議会ポストをちらつかせるなどして市長派の取り込みを図った。

 新人のうち4人が所属するグループを主宰する新人は「行動を共にするためのグループではない」としていることから、今後、両派からのアプローチが激化しそう。

 ただ、自民系の市長派も一枚岩とはいえない状況。独自に反市長派から現職引き抜きを図る市議や、会派からの離脱をほのめかす市議もおり、分裂・再編含み。新人の獲得状況にもよるが、複数の会派に分裂する可能性もある。

 ある市議は「(会派は)くしゃくしゃになるだろうが、最後は市長派が多くなるという状況に落ち着けなければいけない」と見据える。

 激しい選挙戦は終わったが、勢力争いはスタートしたばかり。会派届け出が締め切られる5月6日まで、争いはさらに過熱しそうだ。

2583チバQ:2011/04/26(火) 21:12:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000028-mailo-l23
県議会:自民、過半数確保 無所属の藤原氏、会派入りで /愛知
毎日新聞 4月26日(火)11時9分配信

 大村秀章知事率いる首長政党「日本一愛知の会」の推薦を受けて県議選豊川市選挙区で初当選した無所属の藤原宏樹氏が25日、自民党会派入りした。自民県議団は52人となり、県議会(定数103)の過半数を確保した。藤原氏は「後援会と相談して決めた」と話している。自民県議団は大村県政に是々非々で臨むとしており、知事の県政運営に影響を与えそうだ。
 自民県連幹部によると、藤原氏は当選後、自民入りする意向を示していたが、愛知の会側から行動を共にするよう求められ、態度を保留していたという。
 県議選で自民公認の49人が当選。既に無所属で当選した推薦、支持の2人が加わり、51人を確保していた。
 自民県議団52人のうち21人は愛知の会から推薦を受けて当選したが、県議団は大村県政に是々非々で臨む方針だ。県議団幹部は「推薦は保険みたいなもの。当選後は意味はない」と指摘。ベテラン県議は「県政は議会主導で進む。県民税減税は実現できるわけがない」と述べた。
 新しい県議会の勢力は次の通り。
 自民52人▽民主26人▽減税日本一愛知18人▽公明6人▽無所属1人【加藤潔】
 ◇「裏切られた」 知事、強く批判
 藤原氏が自民会派入りしたことについて、大村秀章知事は25日、「知事直系の無所属でやると言っていたのに、裏切られた」と批判し、藤原氏の推薦を取り消す意向を示した。大村知事によると、24日夕、藤原氏から電話で自民入りを通告された。
 大村知事は「知事として地域政党を率いて選挙を応援したのに、だまされた。この話が続くと、東三河や豊川に対する自分の思いがなえてくる気がする」と述べた。一方で「自民県議団には推薦した人が20人、シンパも同じくらいいる」と述べ、県政運営に自信をみせた。【加藤潔】

2584チバQ:2011/04/26(火) 21:15:25
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001104260002
岐阜市議会 市長派最大に
2011年04月26日


当選祝いに訪れた細江茂光市長と両手で握手し、深々と頭を下げた新顔候補=25日午前1時43分、岐阜市

 24日の岐阜市議選(定数41)で新しい顔ぶれが決まり、細江茂光市長との関係が注目されている。市長派の当選は19人で過半数は逃したが、「最大勢力」の座を手にした。反市長派の急先鋒(きゅうせんぽう)は落選。5人が当選した公明の動向しだいで、細江氏が市議会に強い影響力を持つことも可能だ。


◆「数で優位」市長の悲願
 「市長と歩調を合わせることで当選できた」。25日未明、市長派の若山貴嗣氏は初当選に大喜びした。


 細江氏も夫妻で祝福にかけつけ、「よくやったね」とねぎらい、5分ほどでその場を後にした。この日は次々と推薦した当選者を訪ねた。途中にあった反市長派の事務所は素通りした。


 2006年に打ち上げた学校法人立命館の誘致構想は、市議会でわずか1票差で白紙撤回に追い込まれた。その後も提案を小差で否決され続けた細江氏にとって、数で優位に立つことが悲願だった。


 その強い意思表示が「市長推薦」だ。政策への賛同を条件に、現職14人、新顔13人、元職1人の計28人を推薦。立命館の誘致に反対した2人の現職も告示前後に市長派入りした。「市長と仲たがいをすると市の事業に参加できなくなる」。陣営関係者が明かした。


 取材に対し細江氏は「今回の結果は市民の思いを実現する市政に一歩近づいた」と満足そうだった。


 当選した市長派19人のうち5人が新顔。その分、反市長派の現職4人が落選した。5選を逃した丸山慎一氏は反市長派の急先鋒とされ、立命館の誘致に一貫して反対した。


 岐阜市や岐阜競輪場で昨年発覚した不正経理問題では細江氏を糾弾。問題の幕引きを狙った特別職の減給案も、「甘い処分だ」と反対票を投じて阻んだ。


 「市長にとって最大の喜びなんじゃないの。私が落ちたことは」。最下位当選に116票届かず、敗戦の弁を語った。細江氏が大量の新顔を立てたことで、票が分散されたとみている。


 「政治姿勢に悔いはない。変えなくて良かった」と話すが、市議会がチェック機能を果たせるのかが心配だという。市長と足並みをそろえる市議が多数派を占めるからだ。


 丸山氏は「市長の手法は二元代表制の否定だ」と厳しく批判する。


 過半数に届かなかった市長派にとって、5人が所属する「市議会公明党」の意向は気になるところだ。


 公明は、06年に細江氏が再選した時は支持したが、それ以外の市長選ではいずれも自主投票。一定の距離感を保つ。「政策を見て是々非々で議論する」というのが建前だ。


 立命館の誘致問題では最終的に賛成している。会派の決定に「造反」して細江氏と対立した市議がいたが、今期で引退した。


 西垣信康氏は「約1年前に当選して信任を受けた市長。基本的には受け入れる方向だ」と話しており、当面は様子をうかがうとみられている。

2585チバQ:2011/04/26(火) 21:19:13
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042590221634.html
愛知県議会、自民が過半数確保 「日本一」推薦1人“造反”
2011年4月25日 23時17分

 愛知県議会(定数103)の会派構成が25日決まり、自民党県議団は過半数となる52人を確保した。自民が議会運営で主導権を握るため、大村秀章知事は「県民税10%減税」や「中京都構想」など公約の実現に向け、難しい議会対応を迫られそうだ。

 自民は今月10日の県議選で公認候補49人が当選。多数派工作を進めた結果、推薦、支持の無所属2人が加入。過半数にあと1人と迫り、25日に知事の地域政党、日本一愛知の会推薦で当選した豊川市選出の無所属新人藤原宏樹さん(33)が“造反”する形で加入を決めた。

 自民の久保田浩文団長は、大村県政に対し「県民のためになることは協力し、疑義があれば議論する」と是々非々の立場を強調。減税には「厳しい県財政や大震災の影響の中、来年度スタートはいかがなものか」などと慎重な姿勢を示した。

 県議団には、自民公認、愛知の会推薦で当選した知事寄りとみられる20人も含まれているが、その一部からも既に減税先送りの声が上がっている。

 自民の過半数確保に、大村知事は「政策の思いを共有する人は多く、議論して議会とはうまくやっていける」と強調。だが、身内の造反劇に「信頼関係が崩れた」と、藤原さんへの推薦を取り消すことを決めた。

 自民県議団以外の新会派は民主県議団が26人、公明県議団が6人、無所属が1人。愛知の会と知事の盟友、河村たかし名古屋市長の減税日本でつくる減税日本一愛知は18人となった。

(中日新聞)

2586チバQ:2011/04/26(火) 21:21:16
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110426/201104260943_13694.shtml
非政党系無所属18人増 各党、戦略練り直しへ
2011年04月26日09:43


 9市議選は政党公認や、党籍のある無所属候補の獲得議席数が前回より減る一方、党籍を持たない無所属候補は告示直前から18人増え、政党離れが一層顕著になった。統一選を次期衆院選の前哨戦と位置付けた県内各党は戦略の練り直しを迫られそうだ。

 告示前の6議席から上積みを狙って7人を立てた民主は5議席に終わった。岐阜市では公認4人のうち2人が落選。党県1区総支部長の柴橋正直衆院議員は「現職の不慮の死で急きょ新人を立てたが浸透が足りなかった。支持基盤が重なる現職も共倒れになった」と総括し、「地域に支えてもらえる体制づくりに取り組む」と話す。

 市議選に計38人を擁立し、35人が当選した自民党県連の猫田孝幹事長は「前回の(当選者数)32人と比べ、伸ばすことができた」と評価。「今後、原子力発電所事故の方向性が定まってくると総選挙の可能性も出てくる。党勢拡大を急ぎたい」と気を引き締めた。

 18人を擁立した共産は告示前の17人から11人に減らした。中津川市で3議席すべてを失ったほか、高山市でも2議席減に。松岡清党県委員長は「中津川は3人で2人分の票は出た。高山は5票差で落選。旧町村部の候補のすさまじい組織戦に勝てなかった」と分析。今後、市民運動と連帯して支持を広げる考え。

 公明は、擁立した22人全員を当選させ、組織の安定ぶりを見せつけた。社民党は候補を擁立できず、県内議席を失った。

 民主党籍などのある与党系無所属は告示前より1減の2人、自民党籍などのある野党系無所属は27減の76人に減らした。半面、その他無所属は告示前の42から60に増え、構成比は10.6ポイント増の28.4%に上昇、市議選の政党色は一段と薄れた。

2587チバQ:2011/04/26(火) 21:21:58
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201104250514.html
原発の街「頭から反対言えぬ」市村議選、反対派が議席減
2011年4月26日


選挙カーは自粛せず、従来通りの選挙で反原発を訴えた矢部氏=21日、柏崎市


支援者から花束を受け取る丸山氏=24日夜、柏崎市剣


 東京電力福島第一原子力発電所の事故が収まらない中、24日に投開票された新潟県柏崎市議選と刈羽村議選は、原発の反対派が数を減らし、推進派が票を伸ばす結果となった。柏崎刈羽原発を抱え、原発の仕事にかかわる住民も多い「原発の街」。有権者の思いも複雑だ。

 「原発問題が争点になりきらなかった」と、柏崎市議選(定数26)で7選を果たした現職の矢部忠夫氏(68)は話す。原発反対を掲げ、得票を伸ばしての5位当選だが、喜び半ばといった様子だ。

 反原発団体の仲間2人のうち1人は票を3割近く減らし、瀬戸際での当選。同団体の現職1人は引退し、反対派は改選前の4人から3人に減った。「原発を監視する一定の勢力が必要」との思いとは裏腹に、反対運動と議会活動の後継者は見つからない。矢部氏は「正直、それが一番の泣きどころだ」と明かす。

 刈羽村議選(定数12)では、反対派の勢力維持を狙って立候補した新顔の高桑儀実氏(61)が最下位で初当選し、反原発団体が2議席を死守した。だが、反対派の現職(69)が高桑氏と15票差で落選。反対派は改選前の3人が2人に減った。高桑氏は「原発が息を吹き返さないようにする」と抱負を語るも、仲間を失って落胆を隠せなかった。

 一方、推進派は訴えに苦心したが、柏崎市議選で現職4人は手堅く当選した。票を減らすも8選を果たした丸山敏彦氏(74)は「逆風は感じなかった。原発は課題の一つで、最大の争点ではなかった」。3選された三井田孝欧氏(38)は得票を約400票伸ばした。

 東電の労働組合が擁立した新顔の相沢宗一氏(46)は、引退した労組出身市議を引き継ぎ、3位当選。投票率が過去最低となる中、「前任」より約800票も伸ばした。陣営幹部は「予想外の得票は危機感の表れだ」と語った。

 「原発の街」で暮らす有権者たちは、一票を何に託したのか。反対派の現職に入れた主婦(37)は「すぐ原発が止まるとは思わないが意思表示は続ける」と話した。

 原発作業員の男性(36)は「東電と原発はつぶれないと思っていたが心配。なくなったら困ると思った」と、東電の相沢氏に投票した。

 原発で働いた経験がある自営業男性(64)は「今さら反対しても仕方ない。おいっ子たちも原発で働いている」と言いながら、同じ町内の反対派現職に投票したという。「同じ町内の仲間だし、原発推進・反対は別問題。頭から反対とは言えないし、議員もそれをわかった上で反対していると思うから」。(清水康志、伊木緑)

2588チバQ:2011/04/26(火) 21:24:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110425-OYT8T01272.htm
市町村長選開票から一夜




 リハビリ施設準備へ 茅野・柳平氏 観光振興へ湧水調査
 統一地方選後半戦の投開票から一夜明けた25日、諏訪市長選で4選を決めた現職の山田勝文氏(60)と、茅野市長選で再選した現職の柳平千代一氏(57)が、今後の市政運営の抱負を述べた。



当選から一夜明け、報道陣の取材に応じる山田氏 山田氏は諏訪市湖岸通りの事務所で取材に応じた。新人2人の得票を合わせると、山田氏の得票に397票差まで迫った点について、「私の政策に対する評価ではなく、4期やることへの評価では。政策論争にならず、やりにくい選挙だった」と振り返った。

 懸案の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地への温泉リハビリセンター誘致は、「事業主体にあてがあり、今年度内にも事業主体と地元医師会、市民、行政でつくる検討組織を発足させ準備を進めたい」と従来より踏み込んだ。

 まるみつ百貨店閉店後のJR上諏訪駅前など市街地活性化については、「行政がやるべきことは、駅前から諏訪湖畔への発光ダイオード(LED)誘導灯の設置などハード面で、ほぼ整備が終わりつつある。ただ、まるみつの跡地利用については考えていかないといけない」と話した。上諏訪駅前と市民会館前の市営駐車場の3時間無料化を市議会6月定例会で提案し、7月から実施する意向も示した。4期目の方針について、「市民一人ひとりに力を貸してもらい、行政と協働で街を作り、堅固にしていきたい」と語った。



2期目の意気込みを語る柳平氏 柳平氏は茅野市本町西の事務所で、報道陣の取材に対し、「浮かれた気持ちよりも、厳しい状況の中で、色んなことに取り組んでいく決意を新たにした」と再選の感想を述べた。

 目標とした2万票は超えたが、相手の新人が有効投票数の約3割を獲得したことについては、「批判票は、私のリーダーシップが見えなかったから。2期目は市民に見える形で、リーダーシップを示していきたい」と語った。

 2期目の施策として観光振興を強調。具体例に市内の湧水などの水資源を挙げ、「調査を開始し、環境整備を進めたい」と話した。また、「市民と市が一丸とならないといけない。その象徴として観光の再生を図っていく。茅野市の資源、宝をPRしていきたい」と抱負を語った。

(2011年4月26日 読売新聞)

2589チバQ:2011/04/26(火) 21:25:41
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=35890&categoryid=1
「大村旋風」局地に吹く…


◆豊橋市議選振り返って◆

 統一地方選挙の最後を締めくくる首長選および議会議員選が24日の投開票で、すべて終わった。北設楽郡東栄町長選で波乱があり、3選をめざした現職が前議長に敗れたほか、全般的に投票率が低く、現職優位な結果となった。それでも結果的にみれば、豊橋市議選は3分の1、蒲郡市議選は4割が新人に入れ替わり、北設の3町議選も同様だった。豊橋市議選を振り返る。

 【大村選挙】今回の東三河の統一地方選は、ともあれ大村知事の選挙だった。当初大旋風を巻き起こすかと注目されたが、東日本大震災で風向きが変わり、その後吹き止んだ。それでも期待度はナンバーワンだった。

 【元秘書と公認がアベック上位当選】豊橋市議選で、興味深い結果が出た。大村知事の秘書として知事選まで仕事をしていた近藤喜典(31)が直後にトラブルを抱え、秘書を辞めて保守系無所属で出て、見事当選。

 前回に続く2度目の挑戦だが、3900票近く取り13位につけた。一方、県議選で苦渋をなめた山本正樹(元市議)の紹介などで、大村知事率いる地域政党・日本一愛知の会の公認を受けた山本賢太郎(37)が19票差の14位につけ、上位当選を果たした。本来、第1公認の近藤が選挙戦略もあって無所属で出て、上位につけた。局地的ながら大村旋風が吹いたと言えそうだ。

 豊川市議選でも、 同党公認の新人が立ったが、 次々点に泣いた。 山本自身のがんばりが風を呼んだのかもしれない。 東三河唯一の 「日本一愛知の会市議」 であり、 賞賛に値する。

 【20代の尾崎が大健闘】現職優位な中で、 唯一20歳代の尾崎雅輝が4900票取り、別格のトヨタ議員に次ぐ2位につけたのは大健闘。松崎正尚(42)の6位、4500票も光った。

 【共産は2議席】日本共産党の公認新人、斎藤啓(39)が3700票取って15位になったのも健闘した。同党公認現職の牧野英敏が2900票で最後から3番目の34位当選、新人の鈴木みさ子は2600票の次々点だった。3議席確保はやや無理があった。

 【民主系は1議席増】民主党系の現職4人は横綱相撲。無所属で出た新人も29位で当選し、1議席勢力を増やした。

 【吉田方と福岡で現職が犠牲に】現職優位な戦いではあったが、激戦区で犠牲者が出た。福岡戦争は現職(58)が80票弱足りずに次点に泣き、新人の向坂秀之(59)が3200票取り、28位に食い込んだ。吉田方合戦は自民系の現職2人に共産新人の斎藤を交えた戦いになったが、6選を狙った現職(60)が落選し犠牲になった。再選の現職、堀田伸一(50)は終盤に追い上げが効き、3200票の24位。

 ほか松葉の自民系現職2人の戦いは危機感からそろって中位当選。 オンブズマン市議こと寺本泰之(64)は3500票取り、19位の楽々当選。

 【泡沫なし】今回は定数36に43人が立った手堅い選挙だった。 最下位も1000票台に乗せ、供託金(30万円)の没収者はなかった。(山崎祐一)

2590チバQ:2011/04/26(火) 21:37:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110426-OYT8T00026.htm
「反原発」2氏トップ当選

支援者と握手を交わす堂下氏(左、志賀町福浦港で)  統一地方選では、候補者間で原子力発電所の存廃を巡る論争は起きず、安全対策の議論も深まらなかった。だが、市町議選の開票結果を見ると、北陸電力志賀原発を抱える志賀町と、金沢市で、反原発を掲げる候補がトップ当選を果たし、原発の存廃が有権者の高い関心を集めていたことが伺えた。

 「町は原発で潤ってきたが、事故が起きると住めなくなることが分かり、町民の意識も変わり始めている」

 市町議選の開票から一夜明けた25日。志賀町議選で1128票を獲得し、トップで返り咲きを果たした元議員の堂下健一氏(56)は読売新聞の取材に対してそう語った。

 志賀町の志賀原発2号機を巡り、「耐震設計に問題がある」として運転差し止めを求めた訴訟の原告団代表を務めた経歴の持ち主だ。金沢地裁では勝訴したが、控訴審では逆転敗訴し、最高裁で判決が確定。自身も、前回の町議選で落選するなど、ここ数年は、町内で反原発の機運は低調だった。

 ところが、今回は、東京電力福島第一原発事故の直後の選挙とあって、有権者の反応は一変。街頭で見知らぬ人から「堂下さんの言うとおりになった」「原発を止めて」と声をかけられることが多かったと振り返る。

 県議選では、明確に原発廃止を掲げて戦ったのは、社民党が唯一推薦した現職の盛本芳久氏(56)(金沢市選挙区)だけ。得票数を前回より約1100票増やしたが、大きな追い風とはならなかった。

 これに対し、市町議選では、志賀町の堂下氏と金沢市の現職・森一敏氏(52)(社民推薦)の2人が、いずれも初のトップ当選を果たし、珠洲市では、元県議で新人の北野進氏(51)が2位で当選するなど、県内で反原発運動に携わってきた候補が軒並み躍進した。

 金沢市議選で脱原発の公約を選挙公報に記載して戦った森氏は、「原発推進を訴える候補はおらず、政策論争には発展せずに物足りなかったが、今回の震災で脱原発に共感して投票してくれた人もいるようだ」と話し、今後は市議会で、山野之義市長の原発に対する問題意識などを追及していくという。

 珠洲市は、かつては珠洲原発誘致を巡って推進派と反対派が対立し、2003年に建設計画が凍結されるまで、町を二分する激しい選挙戦を展開した土地柄だ。北野氏は、「かつての推進派からも『やっぱり(原発は)なくてよかった』という声が聞かれた。以前より活動はしやすかった」と振り返る。

 ただ、選挙戦で訴えたのは主に議会改革の推進。街頭演説でも反原発をあえて口には出さなかった。北野氏は「市民にとってはデリケートな話題。こちらから声高に主張することは、はばかられた」と胸の内を明かした。

(2011年4月26日 読売新聞)

2591片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/27(水) 23:27:23
愛知県大府市議を逮捕、有権者に供応接待した疑い
2011年4月27日22時2分
http://www.asahi.com/national/update/0427/NGY201104270026.html

 24日投開票の愛知県大府市議選で当選した久野喜孝容疑者(69)が有権者に飲食の接待をしたとして、県警は27日、久野容疑者を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。「これからも支援してもらうため、食事をごちそうした」と容疑を認めているという。

 捜査2課によると、逮捕容疑は、告示前の4月中旬、自らへの投票と票の取りまとめをする報酬として、同市内の居酒屋で有権者ら5人に対し、1人当たり千数百円相当の接待をしたというもの。久野市議は1人千円程度の会費を集め、差額分を支払っていたという。

 久野市議は市議選で1778票を得て、6位で4選を果たした。2009年5月から議長を務めている。

 議長の逮捕に、同じ自民党系会派の鈴置英昭市議は「彼はまじめな性格で、そんな指示をするなんて思えない」と驚いた様子。定数の21議席を22人が争った今回の選挙。「そんなに無理をする必要はなかったはずだ」と話した。

 27日朝、久野市議から議会事務局に「体調が悪いので会派の会議を休む」と連絡があった。鈴置市議は久野市議の携帯電話を鳴らし続けたが、つながることはなかったという。

2592片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/27(水) 23:31:11
>>2591
これは厳しすぎるように思うのだが。
厳しいとか甘いとかいう問題ではないという考え方もあろうが。

2593名無しさん:2011/04/28(木) 01:08:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000244-mailo-l18
公選法違反:容疑で逮捕の谷口県議、無所属に /福井
毎日新聞 4月27日(水)15時36分配信

 今月10日投開票の県議選福井選挙区で当選し、公選法違反(供応買収)容疑で逮捕、送検された谷口忠応容疑者(65)が26日、県議会に対し、所属会派を無所属にすると届け出た。
 谷口容疑者は改選前、自民党県政会に所属し、党公認で立候補した。同党県連によると離党届などは提出されていない。【安藤大介】

4月27日朝刊

2594名無しさん:2011/04/28(木) 01:09:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000054-mailo-l22
自民改革会議:県議会の最大会派、中堅・若手が6ポスト独占 世代交代鮮明に /静岡
毎日新聞 4月27日(水)12時20分配信

 県議会の最大会派「自民改革会議」は26日、正副議長など6ポストについて会派内で選挙を行い、新役員の人事を固めた。旧来の人事手法であれば、当選6回以上の議員から選ばれたとみられる議長候補に、当選5回の植田徹・自民党県連幹事長を選出した。他ポストも当選5回以下の中堅・若手が占め「世代交代」を鮮明にした。
 自民改革会議は当初、この会派内選挙を行う理由に「開かれた人事」を掲げたが、実際には投票状況は報道公開しなかった。また、選挙戦になった議長候補と幹事長を決める選挙への立候補者の名前も公表しなかった。
 選挙の対象は、県議会に会派として一致して推す正副議長候補▽幹事長、総務会長など自民党県連3役▽会派代表−−の6ポスト。
 投票したのは自民改革会議に現在所属する32人のうち25人。10日の県議選に出馬せず29日までの今期限りで引退する議員と、県議選で当選したばかりの新人は投票しなかった。
 出席議員によると、6ポストのうち、議長候補と幹事長ポストはそれぞれ2人が出馬し、選挙戦で幹事長に当選4回の杉山盛雄県連総務会長を選んだ。
 他ポストは立候補者が1人だったため無投票で決着。副議長候補に鈴木洋佑県議(当選5回)を推すことを決めた。このほか、県連総務会長に鈴木利幸県連政調会長(当選4回)▽県連政調会長に山田誠県議(当選3回)▽会派代表は大石哲司代表(当選4回)が留任−−の結果となった。
 昨年12月、自民党県議団所属の植田幹事長は、同じ自民党系の自民改革会議との合流を実現させた実績があり、議長候補に選ばれたとみられる。
 選挙管理委員となった3議員を除くと、投票した当選2〜5回までの中堅、若手は計16人いるのに対し、当選6回以上は計6人。植田氏は中堅、若手議員を中心に支持を受けたとみられる。【山田毅】

4月27日朝刊

2595チバQ:2011/04/28(木) 01:17:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000057-mailo-l20
’11統一選・信州:諏訪市議選 最後の1議席、得票同数でくじ引き /長野
毎日新聞 4月26日(火)11時46分配信

 ◇選管委員長「恨みっこなしで」
 16人が立候補し、24日投開票された諏訪市議選(定数15)で、最後の1議席をめぐり、いずれも共産党公認で新人の井上登氏(55)と現職の藤森守氏(61)の得票が1026票で並んだため、くじ引きを行い、井上氏の初当選が決まった。
 公職選挙法95条2項は、得票が同数の場合は選挙長がくじを引いて当選者を決めるとしている。「えらいことになった。恨みっこなしでお願いしたい」と語った選挙長の後町昌文・市選管委員長は、急きょ駆けつけた両氏陣営の関係者が見守る中、目をつぶってくじを引いた。
 25日に市役所で当選証書を受け取った井上氏は「つらいけど、2人分頑張るしかない」と表情を引き締めた。藤森氏は「自分の力不足であり、党の地力不足」と話し、後輩の井上氏に「ぜひ、私以上に頑張ってほしい」とエールを送った。
 くじ引きによる当落決定は、前回07年の統一選の松本市議選四賀選挙区(定数1)でもあり、この時も現職が新人に敗れた。【武田博仁】

4月26日朝刊


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000056-mailo-l20
’11統一選・信州:軽井沢町議選 案分で落選陣営、異議申し立てへ /長野
毎日新聞 4月26日(火)11時46分配信

 少数激戦となった24日投開票の軽井沢町議選(定数16)は、同姓の候補に票を振り分ける「案分票」で、最後の議席の当落が決まった。「佐藤」と姓だけが記された票が1票あったため、佐藤姓の2候補の得票率に応じて比例配分した結果、無所属新人の佐藤敏明氏(60)が392・387票となり、392票だった次点の西千穂氏(37)を上回った。
 同様に土屋姓の4候補にも姓だけの3票があり、案分したが当落に影響は出なかった。コンマ以下の差で落選した西氏の陣営は、近く町選管に得票確認の異議を申し立てるという。【藤澤正和】

4月26日朝刊

2596チバQ:2011/04/28(木) 12:44:20
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110428-OYT1T00002.htm
おでん・モツ煮で運動員接待、市会議長逮捕

 今月24日に投開票された統一地方選の愛知県大府市議選(定数21)を巡り、有権者を飲食接待したとして、県警は27日、市議会議長の同市中央町、久野喜孝容疑者(69)を公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕した。


 発表によると、久野容疑者は市議選告示前の4月中旬、自分への投票や票の取りまとめの報酬などとして、選対本部のメンバーら50〜70歳代の支援者男性5人に、市内の居酒屋でおでんやモツ煮など1人当たり千数百円相当の飲食をさせた疑い。会費として1人1000円ずつ徴収したが、久野容疑者は数千円を負担したという。調べに対し、久野容疑者は「今後も支援してほしいという気持ちだった」と容疑を認めているという。県警は、久野容疑者は他にも同様の会合を開いていた疑いがあるとして、余罪を調べている。

 久野容疑者は2009年5月から議長を務め、同市議選では上から6番目となる1778票を獲得、4度目の当選を決めている。

(2011年4月28日00時13分 読売新聞)

2597チバQ:2011/04/29(金) 00:10:08
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110428/CK2011042802000107.html
県政自民クラブ、道家さん入会認めず 「公認返上」発言で
2011年4月28日

◆本人は否定
 県議会最大会派の県政自民クラブは27日、県議選で党公認で当選した30人のうち、岐阜市選挙区の新人道家康生さんを除く29人で会派届けを提出した。道家さんは当選後に「公認を返上する」などと発言したとして県連が党紀委員会で審議しており、会派として入会を認めなかった。

 ただ、道家さんは発言を否定しており、「言った」「言わない」の水掛け論になっている。

 関係者によると、県議選後の13日、県連事務局が道家さんにクラブ入会の案内をするため、事務局に来るよう要請。これに対し、道家さんが要請を断り、クラブへは入会せず、党の公認と公認料を返上すると口頭で伝えたという。

 一方、道家さんは中日新聞の取材に「岐阜市議選を控えた候補者の支援のため、都合が合わなかった。そこまでしばられるなら、公認料を返してもいいとは言ったが、クラブに入会しないとか、公認を返上するとは言ってない」と話した。

 発言をめぐり、県連は道家さんと内容証明郵便でやりとりした後、「党の規律を乱すおそれがある」として27日に党紀委員会を開催。委員会で道家さんは公認料返上の発言は撤回したものの、他の発言は認めず、結論は出なかった。

 改選後の会派構成は、県政自民クラブ29人、県民クラブ8人、県議会公明党2人、共産党1人、無所属6人となる見通し。 (山本真嗣)

2598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/29(金) 19:07:37
これはちょっとねえ。>>2591とは大違い。
でも当選したから検挙しないでおくというケースもあると聞くしなぁ。

県議選の落選候補逮捕
2011年04月29日 石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104290003

◆県警「接待容疑で共謀」◆
 今月10日に投開票された県議選の選挙違反事件で、県警捜査2課などは28日、河北郡選挙区から立候補して落選した南和彦容疑者(45)=内灘町緑台2丁目、会社役員=を、公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。「何も言いたくない」と供述しているという。南容疑者の支援者が有権者に飲食接待したとして今月18日に同法違反容疑で逮捕されたが、県警は接待に同席した南容疑者に共謀が成立すると判断した。
 同課によると、南容疑者は先月19日夜、支援者の会社役員梅田俊信容疑者(63)=内灘町西荒屋、同法違反容疑で逮捕=とともに、津幡町内の飲食店で有権者十数人に会費無料で数千円分の酒や料理を提供。「よろしくお願いします」などとあいさつし、自身への投票や選挙運動への協力を依頼した疑いがある。
 南容疑者は県警の任意の事情聴取に「無料の接待とは知らなかった」と話していた。だが梅田容疑者は2人で話し合って接待をしたとの趣旨の供述をしているといい、飲食店の予約と支払い請求書が南容疑者の名義だったことなどからも、県警は2容疑者に共謀が成立すると判断した。
 県警は28日、南容疑者が経営する会社などを家宅捜索した。
 今回の県議選をめぐる選挙違反での逮捕者は3人目で、候補者本人が逮捕されるのは初めて。
(山岸玲)
〜*町長「ショックだ」/告示前から「うわさ」*〜
 津幡町と内灘町を抱える県議選河北郡選挙区では、現職1人と新顔3人が2議席を争う激しい戦いになった。4人のうち、南容疑者と3選を目指す現職米田昭夫氏が内灘町を地盤としていた。前回の県議選では米田氏を支持した八十出泰成・内灘町長が南氏の支持に回ったが、保守系町議の多くが米田氏支持に回るなど、町を二分する戦いになっていた。
 八十出町長は朝日新聞の取材に対し、「ショックだ。陣営内では飲食させているという話は出ていなかった。本人を信じたいが……。本当のことを言って欲しい」と話した。
 ある対立陣営の幹部は「告示前から飲食店で接待をしているなど様々なうわさがあった。逮捕はある意味当然のことだと受け止めている」と話した。
(井手さゆり、井潟克弘)

2599名無しさん:2011/05/02(月) 02:25:40
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

2600チバQ:2011/05/04(水) 08:43:32
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110503102.htm
自民党こまつ、分裂必至 市長支持派が新会派
 小松市議会(定数24)の第1会派「自民党こまつ」は2日、一部議員の会派離脱表明で分裂が不可避な情勢となった。2年前の市長選のしこりを引きずり、福村章、藤井義弘両県議系列による市議間の対立が先鋭化したためで、和田慎司市長を支持する所属5氏が、新会派を結成する方向である。新会派には自民党籍を持つ無会派の表靖二氏(6期)も加わるとみられる。
 自民党こまつに所属する12人と、入会予定の新人の吉村範明、井田秀喜、宮橋勝栄の3氏が2日、市議会内で会合を開いた。座長役の灰田昌典氏(7期)が「改選後も一緒にやっていこう」と計15人で会派を構成するように呼び掛けたのに対し、浅野清利氏(6期)が会派に加わらないことを明言したという。

 この後、浅野氏と飛弾共栄(4期)、出戸清克(2期)、吉本慎太郎(同)の4氏に、表氏を加えた計5氏が市長室に和田市長を訪ね、会派が分裂する見通しを報告、この場では新会派名などについても話し合われたとされる。

 関係者によると、今後、市長選で和田市長を支持した自民党こまつ所属の高野哲郎氏(2期)を含めた6人による新会派を結成する可能性が大きいとみられるが、会派離脱を保留する議員も一部にいるとされ、流動的な要素も残っている。

 5氏が会派を離脱することになると、自民党こまつは、残る7人と新人の3人による計10人となる見込み。同会派は過半数を目指していたが、単独では正副議長らの議会人事を仕切れないため、早くも所属議員3人が固まっている非自民系会派「みどりの風」との連携を探る動きも出ている。

 自民党こまつ内では改選後、無会派の表氏の会派入りをめぐって賛否が分かれたこともあって、市長派と反市長派の対立が一気に表面化。4月30日の引退議員の送別会には、今回離脱が取りざたされている5氏が出席を見送り、亀裂が深刻化していた。

 会派分裂が必至の情勢となり、ある自民党関係者は「ここまで溝が深まった以上、次期市長選で、新会派が現職市長を推すとなれば、自民党こまつは新人を擁立する公算が大きく、選挙戦という事態が避けられないかもしれない」と予測した。

 このほか、みどりの風は、杉林憲治(7期)、宮川吉男(4期)の2氏に新人の浅村起嘉氏が加わることが固まった。民主党公認の新人一川政之、同党推薦の同木下裕介の2氏に加入を働き掛けているとされるが、特定の議員間に溝を指摘する向きもあり、5人でまとまるかは不透明となっている。

 公明の片山瞬次郎氏(2期)、共産の橋本米子氏(5期)、無所属の新人新田寛之氏は無会派になる見込み。

 仮会派の届け出は6日までに、議会事務局に提出される。

2601チバQ:2011/05/04(水) 09:04:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110430-OYT1T00183.htm
不在者投票、勝手に代筆…特養ホーム課長ら

 24日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県清水町議選で不在者投票を偽造したとして、県警は28日、清水町の特別養護老人ホーム「かわせみ」事務課長加藤好一(49)(沼津市原)、同施設職員二村一壮(30)(三島市御園)の両容疑者を公職選挙法違反(投票偽造)の疑いで逮捕した。

 県警は29日、同施設などを家宅捜索するとともに、両容疑者の身柄を静岡地検沼津支部に送った。

 発表によると、2人は清水町議選の不在者投票で、「かわせみ」に入所している意思疎通が図れない高齢者十数人分の投票用紙に、本人の意思とは関係なく勝手に特定の候補者名を代筆した疑い。2人は「候補者に日頃世話になったので、恩返しでやった」と容疑を認めている。

 捜査関係者などによると、同施設は、投票所に出向けない入所者のために、同町選挙管理委員会に不在者投票施設を申請し、指定されていた。

 二村容疑者は20日、同町選管から不在者投票用の投票用紙を受け取った。特定の候補者名を勝手に記載した偽造票などを入れた封筒に、不在者投票の立会人を務めた加藤容疑者が署名し、二村容疑者が23日に同町選管に提出した。施設関係者によると、不在者投票は22日に施設の食堂で行われたという。

 県警では、実際に候補者の名前を書いたのは施設の別の職員と見ており、これらの職員も含めて、ほかに関与した職員がいなかったどうかや、ほかに偽造票がなかったかなどについて、今後捜査を進める。

 同町によると、二村容疑者に渡した投票用紙は50人分で、提出された投票用紙も同数だった。入所している70歳代の男性は読売新聞の取材に対し「不在者投票はテーブルの上で投票用紙に候補者を書き、自分で封筒に封をして、職員に渡す方式だった」と話し、不在者投票が正しく行われた分もあったと証言する。この男性は「(逮捕された)2人はまじめで一生懸命仕事をしていた。なぜそういうことをしたのか知りたい」と困惑気味だった。

 また、同施設を運営する社会福祉法人の男性評議員(65)は、「27日に(施設に)警察が来たと聞いたので、すぐに主な職員に『不正はないか』と確認した。加藤容疑者にも聞いたが、『していません』と答えていた。まずは事実確認を急ぎたい」と話した。

    ◇

 特別養護老人ホーム「かわせみ」では29日午後、捜査員12人が捜索に入り、約2時間半かけて資料などを押収した。捜査員が事務所などを捜索する間、職員や入居者は不安そうに見つめていた。

(2011年4月30日12時46分 読売新聞)

2602チバQ:2011/05/04(水) 09:09:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000029-mailo-l21
岐阜市議会:3氏が超党派の新会派を結成 /岐阜
毎日新聞 5月3日(火)11時28分配信

 岐阜市議選で当選した41議員の任期がスタートした2日、民主の松原和生市議(46)=4期=ら3氏が超党派の新会派「市政ぎふ未来」を結成し、議会事務局に届け出た。
 幹事長に就いた松原市議は会見で「未来に責任のある市政運営と市民にわかりやすい議会活動を行っていきたい」と説明。議会基本条例の制定や35以下の議員定数削減を目指す議会改革を推進する方針を掲げた。
 ◇市政自民クラブも
 一方、自民の竹市勲市議(49)=3期=ら自民系中間派5氏も新会派「市政自民クラブ」を結成し、6日までに届け出る予定。竹市市議が幹事長に就任する。竹市市議は「親市長派、反市長派ではなく、自民党の一本化に向けて潤滑油的な役割を果たしていきたい」と自民系中間派の立場を強調した。【立松勝】

5月3日朝刊

2603チバQ:2011/05/04(水) 14:55:18
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110503/CK2011050302000117.html
自民2会派が合流へ 浜松市議会で最大勢力の21議席
2011年5月3日

 浜松市議会の自民党系二会派が合流することが2日、分かった。過半数には届かないものの、46議席中21議席を占める大会派となり、改選後の市議会で主導権を握ることになる。

 改選前、自民系勢力は、2007年の市長選で北脇保之・元市長を推した市議を中心とする最大会派「自民党浜松」と、鈴木康友・現市長を推した市議を中心とする第三会派「改革はままつ」に分かれていた。09年の衆院選静岡7区でも、候補者支援に温度差があった。

 だが県連や支持者からは今回の統一選を機に合流を求める声が上がり、1、2日に両会派が最終調整。全国的に自民党が復調傾向にあることなどから、勢力を結集すべきだとの判断に傾き、別会派に所属する意向の1人を除き、合意に至った。会派名は「自民党浜松」になる見通し。

 党市浜松支部長の柳川樹一郎市議は「この機を逃したら難しかった。鈴木市政に是々非々で臨むことに変わりはない」と述べた。

2604チバQ:2011/05/05(木) 21:07:02
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110503103.htm
民主クと社民、統一会派へ 金沢市議会、所属議員は8人か
 金沢市議会会派の「民主クラブ」と「社民」が3日、新しい統一会派を結成することになった。新会派は所属議員数で第2会派に躍り出る可能性があり、第1会派「自由民主」や「公明」と協調体制を構築するとみられる。会派結成届の提出が締め切られる6日に向け、各会派の多数派工作が本格化しており、「自由民主」の切り崩しを図る動きもみられている。
 統一会派のメンバーは「民主クラブ」の田中仁、苗代明彦、清水邦彦、粟森慨、「社民」の森一敏、山本由起子の現職6氏に加え、「民主クラブ」入りを表明した新人の麦田徹氏と、市議選で連合石川推薦を受けた新人高芳晴氏が想定されている。

 所属議員数が8人となれば、現時点で7人を確保している「金沢民主」を上回る。会派名については「会派みらい」が有力視されている。

 統一会派結成が浮上した背景には、市議選で社民推薦の無所属新人が落選し、「社民」が会派結成要件の3人を確保できなくなったことがある。連合石川は1日、市議選で推薦した民主クラブ、社民の現職計4氏と新人2氏に統一会派結成を要請。社民の現職2氏が調整した結果、社民県連合などの理解が得られたという。

 2日には第1会派「自由民主」が現職11氏による議員総会を開催し、今後の会派運営について協議した。一部では、同じ自民党籍を持ちながら分裂状態の「自民」の現職3氏を会派に入れるべきだとの声が上がったが、現状のまま新任期に臨むことで一致した。

 現時点で前誠一、高誠の新人2氏が「自由民主」入りの意向を伝えており、統一会派と所属4人の「公明」による「新3派連合」(議会関係者)が形成されれば過半数を確保する。

 一方、「自民」の3氏は「同床異夢」(自民金沢支部幹部)とされ、それぞれに無所属議員らの取り込みに動いている。「自由民主」メンバーの引き抜きなどで会派結成を画策する現職もおり、背後に「金沢民主」の影を指摘する向きもある。

2605チバQ:2011/05/07(土) 12:02:01
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110507-OYT1T00303.htm?from=navr
浜岡原発停止、決定には従う…苦渋の御前崎市長

 中部電力に浜岡原子力発電所の全原子炉の運転停止を求めたという菅首相の突然の表明から一夜明けた7日午前、同原発が立地する静岡県御前崎市の石原茂雄市長は市役所で記者会見し、「停止要請は法的な措置ではなく指示だと思うが、国の決定には従うしかない」と、政府方針を受け入れる姿勢を示した。

 一方で、「国策であれば、もう少し地元の意見を聞いてもらい、反映してほしかった」と苦言も呈した。今後の地元経済についても、「雇用問題などで大変大きな影響が出てくることは間違いない」と苦渋をにじませた。

 また、石原市長は、原発停止後の再開可能性について「個人的には非常に厳しいと思う」との見通しを示した。東京電力福島第一原発の事故で住民の不安は高まっており、浜岡原発がいったん止まってしまえば、再び住民から運転再開の同意を得ることは難しいことを心配した発言とみられる。

(2011年5月7日11時19分 読売新聞)

2606チバQ:2011/05/08(日) 00:20:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000083-mailo-l21
岐阜市議会:自民、3会派に分裂 9会派出そろう /岐阜
毎日新聞 5月7日(土)11時55分配信

 岐阜市議会の各会派は6日までに議会事務局に届け出て9会派が出そろった。市立岐阜商業高校の学校法人「立命館」移管問題に関して親市長派と反市長派に分裂して市議選を戦ったことから、自民党の公認や推薦を受けて当選した22人は「新生岐阜」「市政自民党」「市政自民クラブ」の3会派に分裂した。自民系が3会派になるのは初めて。
 9会派は、「新生岐阜」10人▽「市政自民党」7人▽「市政自民クラブ」5人▽「市民ネットクラブ」5人▽「公明党」5人▽「共産党」3人▽「市政ぎふ未来」3人▽「無所属クラブ」2人▽「クラブ青空」1人。【立松勝】

5月7日朝刊

2607チバQ:2011/05/08(日) 00:21:36
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110507/201105071049_13791.shtml
「私学誘致」再燃も 岐阜市議会、市長派と反市長派拮抗
2011年05月07日10:49


 4月の統一地方選で実施された市議選に伴い、市長派と反市長派が勢力争いを繰り広げていた岐阜市議会(定数41)は6日、会派構成が決まった。両派とも過半数には届かなかったため、改選前と同じく拮抗(きっこう)した勢力図は変わらず。市長派の一部会派は「有名私学の誘致」を政策に掲げるなど、早くも対立の火種が再燃する可能性が出てきた。市は再び難しい議会対応を迫られそうだ。

 市議会は市岐商・立命館問題を機に自民、民主の両会派が賛成派と反対派に分裂。2009(平成21)年に「立命館を誘致せず」で決着したが、議会内の対立関係は続いており、改選後も会派届け出締め切り日の6日をにらんだ勢力争いが熱を帯びていた。

 会派再編の結果、市長派は4会派19人、反市長派は2会派12人に。共産、無所属クラブの計5人は反市長派と足並みを合わせることが多いとみられるため、事実上、反市長派は17人となる。

 拮抗した議会運営が予想される中、市長派の自民系会派「新生岐阜」(改選前の会派名は「市政自民党議員団」)は6日、会見し「有名私学の誘致に向けてアタックすべき」などとして、再び議会を二分する可能性のある政策を打ち出した。カギを握るのは5人の公明だが、辻孝子幹事長は「状況は予測がつかない」とした上で「是々非々の市民目線で判断する」と態度を保留している。

 一方、市民の反応は冷ややかだ。「バラバラな市議会が市民の声を聞いて動けるのか疑問」と女性会社員(45)。無職男性(61)も「安定しない議会運営で困るのは市民。何より、会派が九つもあって分かりづらいね」と苦笑する。

 市議選では市長派の候補者を推薦するなど、反市長派との差異を明確にしていた細江茂光市長は「人数の増減にとらわれず、議員の皆さんと一緒に議論し、市民のための施策を進めたい」と慎重な姿勢をみせている。

2608チバQ:2011/05/08(日) 00:26:44
市長派
「新生岐阜」10人    自民系
「市政自民クラブ」5人  >>2602曰く中間派
「市政ぎふ未来」3人   
「クラブ青空」1人

反市長派
「市政自民党」7人
「市民ネットクラブ」5人

中間派
「公明党」5人
「共産党」3人    反市長派より
「無所属クラブ」2人 反市長派より

2609チバQ:2011/05/08(日) 00:29:48
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110507/CK2011050702000086.html
重点政策に私学誘致 岐阜市議会の自民系会派
2011年5月7日

 岐阜市議会(定数41)の自民系最大会派「新生岐阜」(10人)は6日、有名私学の誘致を重点政策に掲げることを明らかにした。市議会は、細江茂光市長が推進した立命館誘致の賛否をめぐり自民、民主会派が分裂した経緯があり、議論の行方が注目される。

 新生岐阜は経済活性化策の一環として私学誘致に力を入れる。高橋正幹事長は「立命館の誘致は現実的に難しいと聞いている」とした上で「市がいつまでも高校を持つのはどうか。市岐阜商の後継として私学誘致を国会議員などを通じて働き掛けたい」と述べた。

 他会派は「なぜ私学誘致が活性化につながるのか。きちんと議論しないと、立命館問題の轍(てつ)を踏むことになる」と警戒する。

 市教委は2008年3月の定例会で、市外の生徒が増えたことなどを理由に市岐阜商を「廃止もやむを得ない」と表明。市議会は同年12月、同校の当面の存続を求める請願を採択している。

  (森村陽子)

2610チバQ:2011/05/08(日) 00:35:17
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011050590095904.html
岐阜県議に外国人献金 07、08年に計11万円
2011年5月5日 09時59分

 岐阜県議会の最大会派「県政自民クラブ」幹事長の洞口博氏(61)=飛騨市、4期=の資金管理団体が2007年と08年に、在日韓国人の男性2人から計11万円の献金を受けていたことが、分かった。政治資金規正法で外国人の献金は禁じられている。公訴時効の3年を過ぎているが、洞口氏は「道義的な問題もあるので返金する」と話している。

 献金したのは、飛騨地方の建設会社の社長と、別の建設会社の元社長。

 洞口氏の資金管理団体「博友会」の収支報告書によると、社長からは07年2月に5万円、元社長からは同月と08年2月に各3万円の献金を受けた。2人は日本名で献金していた。

 06年分以前の報告書は県選管に保存されていないが、元社長は洞口氏が初当選した1999年以降、08年まで毎年3万円ほど献金したと証言。社長は計2、3回献金したという。

 元社長によると、99年当時、洞口氏の兄が理事長を務めていた飛騨地方の建設業界団体で、洞口氏への支援が決まった。加盟社の経営者らは会社規模や業界団体での役職に応じ、年1万〜10万円ほど博友会に献金していたという。

 元社長は「業界団体幹部の要請で、県選出の自民党衆院議員の政治資金パーティー券を購入したこともある。献金が違法とは知っていたが、断ると仕事に影響が出ると考えた」と明かす。

 一方、社長は「3月に前原誠司前外相の問題が報道されるまで違法とは気づかなかった。純粋に応援する気持ちでの献金だったが、今後はしない」と話している。

 洞口氏は「2人が韓国籍とは思わなかった。外国人献金の禁止自体、前原前外相の問題が発覚するまで知らなかった」と説明している。

(中日新聞)

2611チバQ:2011/05/08(日) 11:00:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110508-OYT1T00199.htm
知事選敗因、三重県方式におごり…民主県連代表
 民主党三重県連の芝博一代表は7日、県連幹事会後の記者会見で、先月10日の知事選で同党推薦候補が落選したことについて、「三重県方式で選挙をすれば勝てるというおごりがあったことが大きな敗因だと反省している」と総括した。

 芝代表は記者会見で「幹事会では、候補者の擁立が遅れたこと、党の推薦決定が告示直前になったことなどが敗因の一つだという意見があった」と説明。県連と連合三重、県議会の民主党系会派「新政みえ」が合同で選対本部を組織する三重県方式に関しては、「参院選で連勝してきた実績があり、危機感が欠如していた」と述べた。

 自民党などの推薦で当選した鈴木英敬知事に対しては、「知事として全方位外交を行うだろう。三重県を良くするために協力していきたい」と語った。

 また、菅首相が中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止を中部電力に要請したことについては、「東海地震に対する安全性を優先させるという政治判断だ。関西電力からの供給や火力発電所の出力増強などで夏の電力需要は乗り切ってもらえると思っている」と述べた。

(2011年5月8日10時43分 読売新聞)

2612チバQ:2011/05/09(月) 22:58:22
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210508033.html
岐阜市議会 市長派、分派で拡大
2011年05月07日

 岐阜市議会(定数41)の新しい会派構成が決まった。市長派の最大勢力だった旧市政自民党議員団は3系統にわかれ、民主市議や反市長派の一部も取り込んで勢力を広げた。一方、改選前は肩を並べた反市長派の市政自民党。大きく議席を減らし、「いつかは市長派と一緒になりたい」と弱気な声も漏れる。


◆党派色を薄めた効果
 4月の市議選で、細江茂光市長の推薦を受けて当選したのは19人。市長の政策への賛同が条件だ。そのうち旧市政自民党議員団は9人だが、旧議員団から事実上分派した3会派に計18人(1人は反市長派から)が入った。分派で党派色を薄めたのが奏功したという。
 「新生岐阜」には旧議員団からの7人に無所属新顔の3人を加えた。会派名から「自民」の文字をなくし、高橋正幹事長は「誰でも入れるオープンな会派を目指した」と話す。
 「市政自民クラブ」には、反市長派の自民市議竹市勲市議を取り込み、幹事長に置いた。「市長派と反市長派の対立では話が進まない。潤滑油の役割を果たす」と強調する。だが、ある関係者は「直接、市長派の会派には入りづらいだろうから用意した会派」と打ち明ける。ほかの4人はいずれも市長派市議だ。
 民主と、旧議員団所属だった市議が同居することになった「市政ぎふ未来」。幹事長の民主の松原和生氏は「党の動きにしばられない会派をめざした」と話す。だが、周囲は「松原氏が入りやすくするため」とみる。
 改選前の旧議員団は11人。関係者は「市長派の完全な勝利だ」と喜んだ。


◆反市長派に弱気な声
 改選前の11から、7へと議席を減らした反市長派の「市政自民党」。6日の会見では浅野裕司幹事長が「市政に対するチェック機能を果たしていく」と意気込みを語った。その一方で、「市長派の自民会派と一つになりたい」とも繰り返した。
 議席数では市長派に圧倒されており、市議会での厳しい立場が予想される。会派の意に反して市長推薦を受けた市議が会派にとどまるのを、「本人が決めることだから」と、とがめることもできないのが現状だ。
 「公明党が自分たちと同じ考えで動いてくれれば」。ほかの会派が市長派と手を組まないようにと願うばかりだという。


◆他会派の動き ゆくえを左右
 「市議会が自ら、対立の会派構成を一掃する機会を逸した」。無所属クラブの田中成佳氏は失望したという。市長を応援する、しないで市議会が対立している状態に強い疑問を持っている。「議会は本来、市政をチェックする場だ」と指摘する。
 今後、市議会の主導権は市長派が握ることになりそうだが、3会派に、その「友好会派」と公言するクラブ青空(1人)を加えても過半数には満たない。ほかの会派の動向が市政の行方を左右しそうだ。
 対立の溝を深めた立命館誘致構想。民主系の市民ネットクラブ(5人)は反対し、公明党(5人)は最終的に賛成した。だが今は、「政策によって判断する」と、いずれも慎重な姿勢をみせている。(田嶋慶彦、逸見那由子)

2613チバQ:2011/05/10(火) 21:45:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110510-OYT1T00446.htm
県連新会長の人事案に異論噴出…民主静岡

 民主党静岡県連は9日、静岡市内のホテルで常任幹事会を開き、藤本祐司会長代行(参院静岡選挙区)を新会長とする人事案が提出されたが、出席者から異論が続出し、後日、県内選出の国会議員の協議で決めることになった。


 6月18日の党県連大会までは、県議選惨敗の責任を取って辞表を提出している牧野聖修会長(衆院静岡1区)が続投する。

 岡本護幹事長から新会長の人事案が提出されると、出席者から「何も聞いていない」「国会議員が務める理由があるのか。これまでの会長がリーダーシップを発揮してきたとは思えない」などの異論が噴出した。

 幹事会後、岡本幹事長は記者団に対し、「従来通りの選び方でいいと思っていたが、皆さんからご意見をいただき、方向転換した」と話した。

(2011年5月10日19時55分 読売新聞)

2614チバQ:2011/05/10(火) 21:54:00
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001105100005
市議選で次点 異議申し立て 豊川・足立氏
2011年05月10日

 豊川市選挙管理委員会は9日、4月24日に投開票の市議選(定数30)で次点だった足立直一・前市議(65)が、最下位当選の中村直巳市議(61)の当選は無効として、異議申立書を市選管に提出したと発表した。提出は6日付。
 足立氏の得票は1553票で、最下位当選だった中村氏の1555・712票と2・712票差だった。市選管によると、足立氏は「中村氏の有効票とされた中に、中村氏の弟の名前など、候補者以外の投票が含まれていた、という情報がある」と主張しているという。市選管は申し立ての内容を検討して、1カ月以内に結論を出すとしている。

2615ミュウミュウ:2011/05/11(水) 17:16:13
アバクロ http://www.abakuro.jp
アバクロ http://www.abercrombie.ne.jp
エドハーディー http://www.edhardyshop.jp
ミュウミュウ http://www.miumiu.ne.jp
モンクレール http://www.moncler.ne.jp
モンクレール http://www.monclerstore.jp
モンクレール http://www.monclershop.jp
モンクレール http://www.monclersales.jp
ティファニー http://www.tiffanyshop.jp
トリーバーチ http://www.toryburch.ne.jp
トリーバーチ http://www.toryburchshop.jp
ugg http://www.Agushop.com
クリスチャンルブタン http://www.crocsshop.jp

2616チバQ:2011/05/11(水) 22:45:26
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110511/201105110942_13831.shtml
落選の前関市議を逮捕 統一選で飲食接待の疑い
2011年05月11日09:42
 4月24日に投開票された統一地方選の関市議選で、票の取りまとめの見返りに飲食接待をしたとして、県警捜査2課と関署は10日、公選法違反(供応買収)の疑いで、落選した前関市議の土地家屋調査士伊佐地秀次容疑者(64)=同市春里町=を逮捕した。

 逮捕容疑は、告示前の4月中旬、同市の中華レストランで、運動員ら男女十数人に票の取りまとめなどを依頼する見返りとして、1人当たり数千円相当の飲食を接待した疑い。

 同課によると、伊佐地容疑者はその場にいた運動員らから会費1000円を集めていたという。「会合があったことは認める」などと容疑を一部認めている。

 県警は同日夜、伊佐地容疑者の自宅兼事務所を家宅捜索し、関係資料を押収した。

 関市議選は合併前の旧町村ごとの小選挙100+ 件区で実施され、関選挙区は定数19に対し25人が立候補。伊佐地容疑者は07年に初当選し、2期目の再選を狙ったが、17票差の次点で落選した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板