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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2563チバQ:2011/04/24(日) 18:57:38
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000811104200001
大合併 見えぬ実り
2011年04月20日


人通りがまばらな商店街。シャッターが閉まったままの店も目立つ=津市大門

■津市の課題


 津市長選は24日の投開票に向けて無所属新顔3人が政策を訴えている。2006年1月に10市町村が合併し、琵琶湖より広い面積を誇るが、中心市街地や周辺部の活性化は進まず、合併効果は見えてこない。


 「県庁と県警以外、津市には何もない」


 よく使われるこのフレーズを象徴するのが、中心部の大門だ。


 かつては大型スーパーを中心に、ファッションビルや飲食店が立ち並ぶ随一の繁華街だったが、1995年にダイエー、2000年にジャスコが撤退するなど空洞化が進んだ。


 市によると、大門交差点に面する三重会館前の休日の人通りは、78年には1万8454人だったが、07年にはわずか855人。大門大通り商店街振興組合と立町商店街振興組合の店舗は、97年の88店から10年後には64店に減った。


 市商業労政振興課の山下佳寿課長は「高齢化を逆手に商業以外の交流人口を増やすのもアイデアだが、商店街に関しては民間の自助努力に任せるしかない」。


 地元にも危機感はある。ダイエーが入っていた「津センターパレス」は、商店街と手を組み、昨年からイベントを仕掛ける。「若者を呼び寄せ、文化的な取り組みを交ぜながら、ものを売る仕組みを再構築する」と宮武新次郎専務。宮武さんは大門大通り商店街振興組合の理事にも就任した。


 ただ、大門で飲食店を営む50代の男性は「もはや打つ手はないし、後継者もいない」とあきらめ顔だ。県商工会議所連合会の井ノ口輔胖(すけひろ)専務は「大門の意気込みはとてもよく伝わる。だが、もし道州制が導入されて津市から県庁がなくなったら、一体何が残るのかを市政は考えているだろうか」と話す。


 一方、周辺部では高齢化が進む。伊賀市と隣接し、国道163号が横断する美里地区。中心部に津市美里総合支所がある。


 合併前の旧美里村時代、庁舎には約60人の職員がいた。農業以外にめぼしい産業がない地区にとって、役場は最大の就職先。住民との絆は強く、災害時の対応やイベントでも協力して取り組んできた。


 ところが合併で職員は半減。庁舎には村出身以外の職員もいる。村出身の谷口竜二郎・同支所地域振興課副主幹は「地区名を把握できない職員もいる。昔のような一体感は難しい」。


 それでも、03年から冬にイルミネーションを飾るなど地域おこし活動をする住民グループ「南長野12志会」の岡林隆志副会長(56)は「合併後は住みにくくなったが、地域の活性化を行政に頼っていてはだめ。地域は自分たちで盛り上げないと」と前を向いた。(安田琢典)


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