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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2587チバQ:2011/04/26(火) 21:21:58
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201104250514.html
原発の街「頭から反対言えぬ」市村議選、反対派が議席減
2011年4月26日


選挙カーは自粛せず、従来通りの選挙で反原発を訴えた矢部氏=21日、柏崎市


支援者から花束を受け取る丸山氏=24日夜、柏崎市剣


 東京電力福島第一原子力発電所の事故が収まらない中、24日に投開票された新潟県柏崎市議選と刈羽村議選は、原発の反対派が数を減らし、推進派が票を伸ばす結果となった。柏崎刈羽原発を抱え、原発の仕事にかかわる住民も多い「原発の街」。有権者の思いも複雑だ。

 「原発問題が争点になりきらなかった」と、柏崎市議選(定数26)で7選を果たした現職の矢部忠夫氏(68)は話す。原発反対を掲げ、得票を伸ばしての5位当選だが、喜び半ばといった様子だ。

 反原発団体の仲間2人のうち1人は票を3割近く減らし、瀬戸際での当選。同団体の現職1人は引退し、反対派は改選前の4人から3人に減った。「原発を監視する一定の勢力が必要」との思いとは裏腹に、反対運動と議会活動の後継者は見つからない。矢部氏は「正直、それが一番の泣きどころだ」と明かす。

 刈羽村議選(定数12)では、反対派の勢力維持を狙って立候補した新顔の高桑儀実氏(61)が最下位で初当選し、反原発団体が2議席を死守した。だが、反対派の現職(69)が高桑氏と15票差で落選。反対派は改選前の3人が2人に減った。高桑氏は「原発が息を吹き返さないようにする」と抱負を語るも、仲間を失って落胆を隠せなかった。

 一方、推進派は訴えに苦心したが、柏崎市議選で現職4人は手堅く当選した。票を減らすも8選を果たした丸山敏彦氏(74)は「逆風は感じなかった。原発は課題の一つで、最大の争点ではなかった」。3選された三井田孝欧氏(38)は得票を約400票伸ばした。

 東電の労働組合が擁立した新顔の相沢宗一氏(46)は、引退した労組出身市議を引き継ぎ、3位当選。投票率が過去最低となる中、「前任」より約800票も伸ばした。陣営幹部は「予想外の得票は危機感の表れだ」と語った。

 「原発の街」で暮らす有権者たちは、一票を何に託したのか。反対派の現職に入れた主婦(37)は「すぐ原発が止まるとは思わないが意思表示は続ける」と話した。

 原発作業員の男性(36)は「東電と原発はつぶれないと思っていたが心配。なくなったら困ると思った」と、東電の相沢氏に投票した。

 原発で働いた経験がある自営業男性(64)は「今さら反対しても仕方ない。おいっ子たちも原発で働いている」と言いながら、同じ町内の反対派現職に投票したという。「同じ町内の仲間だし、原発推進・反対は別問題。頭から反対とは言えないし、議員もそれをわかった上で反対していると思うから」。(清水康志、伊木緑)


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