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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2562チバQ:2011/04/23(土) 00:22:23
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001104220002
小山町長選 旧政治体質 脱皮なるか
2011年04月22日

 12年ぶりの選挙戦になった小山町長選。現職の高橋宏町長が再選出馬を断念し、無所属新顔同士の一騎打ちの構図となっている。町内には「選挙は民主主義の根本」と選挙戦を歓迎する声が多い一方で、「狭い町内にしこりが残らないか」との懸念も聞こえてくる。3期ぶりの戦いは、町が「古い政治体質」から脱皮する一歩になるか。


   ◇


 町議候補の選挙カーの連呼に交じり、臼井淳一氏(69)、込山正秀氏(63)の町長選候補2人の名前が山あいに響く。選挙戦は、臼井氏が込山氏に挑む形で終盤を迎えている。


 町議1期目だった臼井氏は、高橋町長の再選出馬に向けて動いていたが、高橋町長は最終的に断念。告示まで1カ月を切った3月下旬、「3期連続無投票は町民の選ぶ権利を奪う」と自ら出馬表明した。同町で計画中の競艇場外舟券売り場反対運動では中心的役割を果たし、その経験に立って「町の新生」を掲げる。


 一方の込山氏は、小山町議を経て県議4期目。自民党県連副会長や県連総務会長、県議会副議長も務めたベテラン政治家だ。自民党小山町支部は「込山支部」ともいわれるほどで、同党の推薦を受けて選挙戦を戦う。自身も強力な後援会組織を持ち、告示日当日の出陣式には400人近くが集まった。


 臼井氏陣営は「どこへ行っても、『出てくれてよかった』と言われる」と手応えをみせる。込山氏陣営も「選挙戦になったのはいいこと。町民の審判をしっかり受けたい」と意気込む。


 ただ、ある町幹部は「選挙が終わった後、住民の中にしこりが残らないか心配」という。


 前回選挙戦となった1999年は、現職の長田央町長に対し、町議会「野党」の自民党が元会社社長を擁立。町を二分する激しい選挙戦が繰り広げられた。町幹部は「親戚の間でもしこりが残るような後遺症があった」と振り返る。2003年、07年と、記録が残る71年以来唯一の連続無投票となった背景には、この「苦い経験」が作用していたという。


 昨年12月の込山氏の出馬表明を受け、最終的に「戦いを避けた」形になった高橋町長は「様々な意見を戦わせ、有権者が判断するのはもちろん大事なこと。ただ、田舎の小さな町ではそう簡単にはいかない面もある」と複雑な胸中をのぞかせる。


 高橋町政の運営に関わった自営業者は「99年の選挙は人間関係で結びついた『田舎型』の古い政治体質の小山を変えるいい機会だった。しかし、政策を戦わす選挙を目指した新顔が浸透する時間がなく中途半端な形で終わり、かえって後戻りする結果になった。今回はそうならないでほしい」と話す。


 「中立派」だという男性は「首長選は本来、理想や政策を半年ぐらい前には発表し、選挙で戦わせてほしい。久しぶりに選挙戦が行われることをきっかけに一皮むけてくれれば」と期待する。


 昨年9月の台風被害からの復旧や厳しい財政状況に直面する小山町。高橋町長は「どちらが当選されるにしろ町民一体となった町づくりに取り組んでほしい」と呼びかけている。(菅尾保)


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