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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2590チバQ:2011/04/26(火) 21:37:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110426-OYT8T00026.htm
「反原発」2氏トップ当選

支援者と握手を交わす堂下氏(左、志賀町福浦港で)  統一地方選では、候補者間で原子力発電所の存廃を巡る論争は起きず、安全対策の議論も深まらなかった。だが、市町議選の開票結果を見ると、北陸電力志賀原発を抱える志賀町と、金沢市で、反原発を掲げる候補がトップ当選を果たし、原発の存廃が有権者の高い関心を集めていたことが伺えた。

 「町は原発で潤ってきたが、事故が起きると住めなくなることが分かり、町民の意識も変わり始めている」

 市町議選の開票から一夜明けた25日。志賀町議選で1128票を獲得し、トップで返り咲きを果たした元議員の堂下健一氏(56)は読売新聞の取材に対してそう語った。

 志賀町の志賀原発2号機を巡り、「耐震設計に問題がある」として運転差し止めを求めた訴訟の原告団代表を務めた経歴の持ち主だ。金沢地裁では勝訴したが、控訴審では逆転敗訴し、最高裁で判決が確定。自身も、前回の町議選で落選するなど、ここ数年は、町内で反原発の機運は低調だった。

 ところが、今回は、東京電力福島第一原発事故の直後の選挙とあって、有権者の反応は一変。街頭で見知らぬ人から「堂下さんの言うとおりになった」「原発を止めて」と声をかけられることが多かったと振り返る。

 県議選では、明確に原発廃止を掲げて戦ったのは、社民党が唯一推薦した現職の盛本芳久氏(56)(金沢市選挙区)だけ。得票数を前回より約1100票増やしたが、大きな追い風とはならなかった。

 これに対し、市町議選では、志賀町の堂下氏と金沢市の現職・森一敏氏(52)(社民推薦)の2人が、いずれも初のトップ当選を果たし、珠洲市では、元県議で新人の北野進氏(51)が2位で当選するなど、県内で反原発運動に携わってきた候補が軒並み躍進した。

 金沢市議選で脱原発の公約を選挙公報に記載して戦った森氏は、「原発推進を訴える候補はおらず、政策論争には発展せずに物足りなかったが、今回の震災で脱原発に共感して投票してくれた人もいるようだ」と話し、今後は市議会で、山野之義市長の原発に対する問題意識などを追及していくという。

 珠洲市は、かつては珠洲原発誘致を巡って推進派と反対派が対立し、2003年に建設計画が凍結されるまで、町を二分する激しい選挙戦を展開した土地柄だ。北野氏は、「かつての推進派からも『やっぱり(原発は)なくてよかった』という声が聞かれた。以前より活動はしやすかった」と振り返る。

 ただ、選挙戦で訴えたのは主に議会改革の推進。街頭演説でも反原発をあえて口には出さなかった。北野氏は「市民にとってはデリケートな話題。こちらから声高に主張することは、はばかられた」と胸の内を明かした。

(2011年4月26日 読売新聞)


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