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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1372千葉9区:2009/07/12(日) 20:24:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000907070005
衆院選@とうほく(1) 比例区票の行方は
2009年07月07日

 今回の衆院選、東北地方で政党の勢力図はどう変わるのか。比例区東北ブロックは、定数14。03、05年の過去2回は、(1)得票トップを競い合う自民、民主(2)2議席目にあと一歩の公明(3)1議席を死守する共産、社民――という構図が続いてきた。


 「(小選挙区が)厳しいからこそ、比例区の順位優遇の議論が熱くなる」


 2日、東京の自民党本部で開かれた東北ブロック両院議員会。会長の加藤紘一氏(山形3区)は、1時間半の白熱した議論の内情を明かした。


 今の小選挙区比例代表並立制=キーワード=になった96年、自民は複数の人が小選挙区と比例区に交互に立候補するコスタリカ方式を導入。比例区に回った人は名簿上位で優遇される。東北では前回、比例区で当選した6人中3人を「コスタリカ候補」が占めていた。


 そんな中、党執行部はコスタリカの解消に乗り出した。東北では、福島1区、同5区で解消したものの、同5区の1人を同3区に国替えさせ、比例区で優遇することに。宮城2区では事実上の継続となっていた。


 両院議員会では、次回も2人が優遇されそうな状況に不満が噴出。小選挙区で負けても比例区で復活当選する道が狭まるためだ。「小選挙区の人が頑張りがいのある形に」「小選挙区のセーフティーネットの役目も」と、優遇反対の意見が続いた。比例区の獲得議席については、「4議席くらいか」「3議席かも」との悲観論も飛び出した。


 「小選挙区で勝てば問題はないのだが……。以前ほど余裕がないのは誰も同じだ」と加藤氏は言う。


 連立を組む公明は、小選挙区に候補者を立てずに、比例区での得票の上積みに専念。前回は自民の6議席目と競り合った末に、2議席目に届かなかった。定額給付金などの政策実行力をアピールし、与党としての存在感を訴える。


 現職の井上義久氏は、新顔と手分けして6県を回る。「65万票以上を積み上げ、今度こそ目標の2議席目を獲得したい」と意気込む。


 一方、政権交代を目指す民主は比例単独候補はたてずに原則、小選挙区と比例区の重複立候補で挑む。党本部は「小選挙区25、比例区14の計39議席の過半数を目指す。小選挙区の戦いが、結果的に比例区の得票増にもつながる」との方針で、比例区の得票目標は今回も決めていない。


 6月23日、秋田県横手市のショッピングセンターの駐車場入り口。「レッツ政権交代」と大書きしたボードを掲げ、秋田3区に立候補する新顔の京野公子氏が買い物客の車に深々と頭を下げる。


 3区には自民現職と無所属新顔の2氏が、ともに自民衆院議員だった親の代からの後援会組織を張り巡らせる。京野氏は「こういう強固な自民地盤で勝つことが、政権交代につながる。3区での戦いがすべて」と語り、前回5人が復活当選した比例区への思惑を封じ込める。


 1議席を比例区で確保してきた共産は、全小選挙区で候補をたてる方針を転換。東北の小選挙区候補は9人に絞り、比例区での議席獲得を目指す。比例東北ブロック責任者の中島康博氏は「比例区が主戦場だと割り切って、戦うだけ」と語気を強める。


 前回比例票の1.5倍となる48万票を目標に掲げる。比例区選出で現職の高橋千鶴子氏は「弱者の権利を守る党への期待感を感じており、得票増に結びつけたい」と話す。


 社民も、維持してきた比例区での1議席を死守の構え。特に仙台市や福島市、山形市など、無党派層が多い都市部に選挙活動の力を注ぐ。


 比例区は前回36万票を獲得したが、次回の目標は38万票と、極めて控えめだ。東北ブロック協議会の沖田捷夫事務局長は「現状を厳しく分析した数字だ。比例区で必ず議席を維持し『平和』『護憲』を訴え続けたい」と話す。


 初の国政選挙に挑む幸福実現党も、比例区と小選挙区に候補者を擁立する方針だ。(紺野信幸)


                                ◇


 衆院議員の任期満了(9月10日)まで2カ月余り。お隣の県の議員や比例区の実情を知れば、わがまちの議員は違って見えるかもしれない。衆院選が近づく中、東北6県の現職と立候補予定者について調べた。

1373千葉9区:2009/07/12(日) 20:26:05
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000907080005
衆院選@とうほく 議員の「懐具合」を探る
2009年07月08日








 国会議員はどれくらいの資金をどこから集め、何に使っているのか。東北各県の小選挙区から立候補を予定する現職の衆院議員33人について調べたところ、1年間に集めた資金の総額は約27億円にのぼっていた。


 個人別の収入額のトップは民主の小沢一郎・前代表(岩手4区)で3億1269万円。ただ1人3億円台に乗せ、麻生太郎首相の3億393万円をもしのいでいる。


 2〜5位はいずれも自民。加藤紘一・元幹事長(山形3区)が2億8937万円、遠藤利明氏(山形1区)が1億9411万円、津島雄二・津島派会長(青森1区)が1億5957万円、大島理森・国対委員長(青森3区)が1億5315万円と、知名度が高い閣僚経験者らが並ぶ。


 1人あたりの平均は8154万円。しかし平均を上回ったのは33人中9人で上位陣が突出している。政党別の平均額では、民主の5809万円に対し、自民は1億152万円と2倍にものぼる。


 カネの調達手段には個人や企業、業界団体からの献金、パーティー開催などによる事業収入のほか、党支部には本部からの交付金もある。


 収支報告書をみると、民主の議員は多くが収入を交付金に頼っているが、自民は自力でのカネ集めを得意としていることがうかがえる。小沢氏もこの部類だ。07年は3074万円の企業献金のほか、個人献金が1905万円、不動産収入が1735万円。前年からの繰越額1億6千万円も総額を押し上げている。


 「東北のパーティー王」は加藤氏。東京の一流ホテルでの催し「だだちゃ豆の会」から、庄内でのゲートボール大会まで、大小22回の行事で8935万円集めた。


 企業献金の受取額が最も多かったのは遠藤氏で3609万円。地元の建設関連企業が多い。津島雄二氏はエステティックの業界団体から84万円を得ていた。


 宮城県トップの西村明宏氏(宮城3区)は東京のホテルでのパーティーで1294万円、宮城県岩沼市の神社での新春の集いで147万円を集めた。福島県トップの吉野正芳氏(福島3区)は東京のホテルで開いた朝食会2回を含む3回のパーティーで2079万円を得た。


 では、集めたカネは何に使われているのか。人件費や事務所の維持に使われるのが経常経費。「政治上の主義・施策の推進」などのための費用が政治活動費だ。


 東北の議員全体をみると、集めた27億円のうち、4割にあたる9億5305万円を経常経費にあてていた。


 小沢氏で目立つのは事務所費の多さ。ダントツの5092万円を使った。小沢氏と加藤氏の2人は「弁護士顧問料」も払っており、各400万円ほど支出している。


 変わったところでは、西村氏が「名簿管理費」として44万円を計上。木村太郎氏(青森4区)は63万円を出して住宅地図を購入した。二田孝治氏(秋田1区)は2回にわたって開いたパーティーで、コンパニオン代として28万円を支出している。


 郷土色が出るのがパーティーの土産代だ。遠藤氏は地元のこんにゃく店に32万円を払った。坂本剛二氏(福島5区)は地元の伝統工芸品「大堀相馬焼」を42万円分購入している。(田玉恵美)


 ◇集計方法


 次の衆院選に小選挙区から立候補予定の現職33人について、自身が代表を務める政党支部と資金管理団体の07年の収支を合算し、1万円未満を切り捨てた。ほかにも関連する政治団体を持つ議員が多く、実際にはこれ以上のカネが動いている。

1374千葉9区:2009/07/12(日) 20:26:59
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907090001
【衆院選@とうほく】


(3)話題の世襲、6県16人
2009年07月09日








 今回の衆院選で、とりわけ話題にのぼる世襲問題。東北6県では、親や親族から地盤を引き継いだ16人が立候補を予定している。世襲候補同士が対決する選挙区も青森、秋田、福島の計4選挙区ある。「議席の私物化」か、「職業選択の自由」か。陣営や有権者の見方はさまざまだ。


 「いま話題の二世議員、世襲でございまして」


 6月17日、青森市で開かれた連合青森の総決起集会。青森3区(八戸市など)から立候補予定の民主現職、田名部匡代氏が切り出すと、会場からは笑いが起きた。


 同区での田名部氏と自民国対委員長の大島理森氏との対決は「八戸戦争」と言われる。大島氏は、おじが衆院議員、父が県議会議長を務めた。匡代氏の父は、現役の党県連代表で参院議員の匡省氏だ。大島氏は中選挙区時代を含め匡省氏と5回争い、匡代氏とは今回で4回目の対決となる。地元の自民県議は「自民と民主の戦いではなくて大島と田名部の戦いだ」。


 田名部氏の事務所関係者は決起集会後、出席者から「(世襲は)みんな分かっているんだから、言わない方がいいんじゃないか」と苦言を言われたという。


 青森では4区も世襲対決。自民現職の木村太郎氏は祖父が国会議員、父が知事を務めた。民主前職の津島恭一氏は祖父の兄が青森県初の民選知事で、祖父は町長、さらに祖父の弟は作家太宰治(本名・津島修治)。県内でだれもが知る一家の候補がぶつかる。


 有権者はどうみるか。八戸市で会社を営む50代の男性は「大島と田名部の争いをいつまで続けるのか。そろそろ次の時代に向けた動きをまともに考えてほしい」。弘前市(4区)で飲食店を営む男性(48)は「世襲でも何でもいい。我々の目線で政治を行ってくれれば」と話した。


 秋田3区の自民現職、御法川信英氏の後援会長は「世襲という言葉自体、マスコミや一部の政治家が作ったものだ」と話す。一方、同区から無所属で立候補する村岡敏英氏は「親と同じ党から出馬することを避けるべきだ」とする。「人脈作りも選挙活動も自分自身で開拓することで経験値が上がるし、より地域の声を聞くことができる」。世襲ではない民主新顔の京野公子氏は「会社に腰掛けで勤め、政治家秘書になり、やがて世襲する。偏った経験しかない人が多い」と批判する。


 福島1区の自民現職、亀岡偉民氏は養父が衆院議員で建設相も務めた。ただ、順当に当選したわけではなく、4回の落選を経て05年に初当選した。その間に繰り広げた草の根的な活動が強みだ。偉民氏の秘書は「『地盤、看板、カバン』を引き継いだとしたら、こうはならない。一から作り直した」と胸を張る。


 一方、民主新顔の石原洋三郎氏は祖父が県知事、父が衆院議員の政治家一家。「石原」のネームバリューは大きい。後援会の幹部は「石原は最初は政治家になるつもりはなく、会社勤めを経験するなど社会を見てきた」とこれまでの経験を評価する。


 世襲制限については、「政党が人気取りでやるのは結構だが、法律で縛るようなことにまでなれば職業選択の自由にかかわり、大きな問題。最終的に選ぶのは有権者だ」と指摘する。

1375千葉9区:2009/07/12(日) 20:27:47
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360907100001
【衆院選@とうほく】

(4)完 ポスター、人気者は?
2009年07月10日

 ●麻生首相は減る


 ポスターにだれと一緒に写っていますか――。衆院議員の任期満了まで半年を切ると立候補予定者の単独ポスターは掲示できないが、政党幹部らと写るものならOKだ。6県25選挙区の予定者について調べると、自民では宮城県の6人中5人に選ばれた村井嘉浩・同県知事、民主では8人の支持を集めた鳩山由紀夫代表がそれぞれ一番人気に。麻生首相は昨秋から1人減の2人だった。


 福島県の民主党立候補予定者5人のうち、3人が鳩山由紀夫代表との写真を使っている。4区の渡部恒三氏の事務所は「政権交代を実現する民主党の顔だから」。


 小沢チルドレンとして知られる2区の太田和美氏は、小沢前代表とのポスターを以前使っていたが、新生民主党をアピールするために張り替えた。今のポスターは、鳩山氏と地元の参院議員増子輝彦氏が太田氏を挟む形だ。


 一方の自民党は、所属する派閥の長の町村信孝氏と一緒のポスターにした立候補予定者が3人いる。


 4区の渡部篤氏は、鳩山邦夫前総務相との2ショット。同じ派閥にいて親しく、演説会の応援弁士として2回地元入りしてもらった。2区の根本匠氏は、石原伸晃幹事長代理をパートナーに選んだ。石原氏とは、政策グループ「NAIS」の盟友だ。


 青森県では、3区の自民大島理森氏が昨秋作った麻生首相との2ショットのポスターをはがし、2区の江渡聡徳氏とのポスターに張り替えている。地元の関係者は「(首相との2ショットは)イメージが悪い」。同じ青森3区で民主の田名部匡代氏も小沢前代表との2ショットから鳩山代表、岡田克也幹事長との3ショットに変更。「変わったというイメージを出さねば」と地元事務所。


 ●小沢氏の顔なく


 民主の小沢一郎前代表の地元、岩手4区には小沢氏の顔がない。3月までは同氏単独のポスターが至るところに掲示されていたが、「政権交代」の4文字が大きく書かれたポスターに張り替えられた。同氏の選挙区の「国替え」問題もあり、同氏の地元事務所は今後のポスターがどうなるか「分からない」。


 宮城県では、自民の立候補予定者6人のうち、1区を除く5人が村井嘉浩知事と一緒のポスターを作製した。ある陣営は「麻生さんが不人気のため、県内で人気が高い知事でいこうとなった」。


 村井知事は現在無所属だが、元自民県議で県連幹事長も務めた。県議会で野党から「知事は自民に肩入れしすぎ」との批判もある。


 ●5パターン作製


 秋田2区で自民の金田勝年氏は、元五輪代表、荻原健司参院議員や舛添要一厚労相ら5パターンを作った。秋田県の自民の立候補予定者で、麻生首相を選んだ人はゼロ。


 秋田3区で民主の京野公子氏は小沢前代表との2ショットを別のものに張り替えたが、「小沢でなければ掲示させない」と注文があり、戻したケースもあったという。


 山形県の場合、自民は三者三様だが、一番の変わり種は3区の加藤紘一氏。後援会主催の夏まつりに招いている俳優の哀川翔さんとの2ショットのポスターを、祭りの告知を兼ねて作製した。


 比例区に狙いを定める共産は、6県の9人中6人が志位和夫委員長の単独ポスターで、3人が比例区選出の高橋千鶴子衆院議員らと写った。社民は6県の6人中5人が、知名度などから福島瑞穂党首をパートナーに選んだ。

1376千葉9区:2009/07/12(日) 22:14:38
http://www.asahi.com/politics/update/0712/OSK200907120070.html
奈良市長選 「風」のった青年、「小泉チルドレン」破る(1/2ページ)
2009年7月12日21時10分

 無名の青年が追い風に乗り、「小泉チルドレン」を破った。12日投開票の奈良市長選で初当選を確実にした民主推薦の仲川元庸(もとのぶ)氏(33)。政治経験や知名度がないにもかかわらず、総選挙を意識して与野党対決ムードを盛り上げた戦略が奏功し、返り咲きを狙った前自民党衆院議員の鍵田忠兵衛(ちゅうべえ)氏(51)らを抑えた。

 仲川氏は大学卒業後、東京でサラリーマン生活を3年送り、奈良に帰郷。子育て支援のNPO活動に取り組んできたが、関係者以外に知られた存在ではなかった。5月、両親に立候補の決意を伝えると、「奈良は古いまちだから、何も変わらないよ」と反対されたという。

 立候補を勧めたのは馬淵澄夫・民主党衆院議員(奈良1区)。現職の藤原昭市長が1期での引退を3月に表明したのを受け、「政権交代への思いを共有してくれる人」を条件に候補者探しを進めていた。党県連内から「こんなに若くて無名じゃ勝てない」と不満の声が上がったが、「古いタイプの政治家ではだめな時代なんだ」と説得した。

 駅前などに立って「ゼロから新しい奈良をつくりたい」と訴えた仲川氏は、付き添った馬淵氏から話し方や声の大きさなど演説のコツを伝授され、徐々に聴衆の心をつかんでいった。6月の千葉市長選で民主推薦の31歳の熊谷俊人氏が初当選すると、「いちど若い人に任せないといけない」と道行く人から激励を受けることが多くなった。

 大型地方選で連勝するなか、民主党本部は「奈良も勝てる」と判断。続々と応援に駆けつけた鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長、河村たかし名古屋市長らは「東の千葉に西の奈良。奈良から政権交代の先駆けを」と訴え、総選挙の前哨戦ムードをあおった。

 市民の反応は上々だった。告示直前に近鉄奈良駅前などで演説した岡田幹事長は「何度か同じ場所に立ったが、これだけ多くの人に来てもらったことはなかった」と驚き、仲川氏も「こちらが訴えると、聴衆から波のように反応が返ってくる。街とキャッチボールをしているようだ」と手応えを感じていた。

 ただ、仲川氏が街頭で訴えた内容は「無駄ゼロ」「しがらみゼロ」といったキャッチフレーズが中心で、財政再建や観光振興策などの課題に対する具体的な政策は聞こえてこなかった。県連幹部が「今なら誰が出ても勝てる」と表現したように、勝因は若さと民主への突風だった。

 一方、自民と公明の推薦を受けた鍵田氏は、元奈良市長の亡父・忠三郎氏と親子2代にわたって「カギチュウ」の愛称で親しまれ、知名度は抜群だ。04年の市長選で初当選し、税滞納問題で辞職。出直し市長選で敗れたが、05年総選挙で「小泉チルドレン」の1人として奈良1区に立候補し、比例復活当選した。

 陣営は自民への逆風を意識して政党色を薄め、政治経験の豊富さを強調。仲川氏とは対照的に自民党幹部らの応援はいっさいなく、亡父から引き継いだ後援会「忠山(ちゅうざん)会」が運動の中心になった。しかし、任期途中に衆院議員を辞めて市長選に再挑戦した姿勢に理解が得られず、後援会員の高齢化もあって支持を広げられなかった。

1377千葉9区:2009/07/12(日) 22:23:23
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090713k0000m010078000c.html
都議選:「麻生降ろし」激化必至 3野党は不信任案提出へ
 東京都議選の自民劣勢で、麻生太郎首相は08年9月の政権発足以来、最大の危機に直面した。麻生首相の下では衆院選は戦えないとして、自民党内で「麻生降ろし」が勢いを増すのは必至。首相は選挙結果にかかわらず、8月上旬の衆院選を視野に置き衆院解散を断行する道を探ってきたが、与党内では選挙態勢を立て直すため先送りすべきだとの意見が大勢で、衆院選は8月下旬以降になる見通しが強まっている。

 自民党の細田博之幹事長は12日夜、東京都内のホテルで河村建夫官房長官と会談した。両氏は「都議選の結果と国政とは別。首相責任論には及ばない」との認識で一致。民主党などが内閣不信任決議案と首相問責決議案を出した場合に政府・与党一体で対応することを確認したが、守勢は否めなかった。

 臓器移植法改正案は13日の参院本会議で採決される予定。一方、北朝鮮に出入りする船舶などへの貨物検査特別措置法案は衆院で審議入りしたが、成立は今月中旬以降にずれ込む見通し。与党には、鳩山由紀夫・民主党代表の政治献金疑惑の追及で反転のきっかけをつかみたい思惑も強く、国会会期末の28日までの解散先送り論が強まっている。

 公明党も都議選直後の衆院解散に慎重論が強い。自民党の菅義偉選対副委員長は12日、民放テレビ番組で、衆院解散に反対する閣僚が出た場合の麻生首相の対応について「強い意志で解散に臨むだろう」と強調したが、公明党から入閣している斉藤鉄夫環境相ら一部閣僚が反対しても首相が解散権を行使できるかは不透明だ。

 これに対し、民主党は13日、社民、国民新との3野党幹事長会談などを経て同日中に衆参に麻生内閣不信任決議案と首相問責決議案を提出する構え。参院で問責決議が可決すれば、野党は審議に応じない方針で、貨物検査特措法案の成立は困難になるが、麻生首相を早期解散に追い込む戦略だ。【中村篤志】

1378千葉9区:2009/07/12(日) 22:24:24
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY200907120212.html
早期解散は困難か 「麻生降ろし」の加速確実(1/2ページ)
2009年7月12日22時5分
 自民党の細田博之幹事長と河村官房長官は12日夜、東京都内のホテルで会談し、都議選の厳しい情勢を踏まえ、今後の政権運営について意見交換した。細田氏は11日のテレビ番組では「麻生総理・総裁のもとで解散総選挙をして民意を問う。それしかない」と語っており、あくまでも首相を支える考えだ。

 首相は11日、自民党の武田良太衆院議員に「選挙目当てに自民党が姑息(こそく)な行動を取ると受け取られたら、自民党は終わってしまう」と語り、都議選で敗れても続投し、解散する決意を伝えた。首相に近い菅義偉選挙対策副委員長も12日午前のテレビ番組で「総理は強い意志で解散には臨むと思う」と改めて強調した。

 対する民主党は都議選圧勝の勢いで首相を早期解散に追い込みたい考えだ。鳩山代表は12日、「不信任、問責を提出し、『解散して総選挙で国民の信を問いなさい』と伝える大きなチャンスだ」と語り、13日にも衆院に内閣不信任決議案を、参院に首相問責決議案をそれぞれ提出する方針を明らかにした。

 13日には参院本会議で臓器移植法改正案が採決される予定。民主党は同改正案の成否を見定めたうえで両決議案を提出する。与党は内閣不信任案は否決する方針だが、問責決議案は野党多数の参院で可決される見通し。北朝鮮制裁の貨物検査特措法案は14日に衆院を通過する見込みだが、問責決議が可決されれば野党は参院審議を拒否することになるため、貨物検査法案の成立は困難になる。

 首相周辺では、野党との対立軸ができる問責採決前後に解散するのが有力な選択肢という見方が根強い。

 しかし、5日の静岡県知事選に続き都議選でも敗北し、与党内では「いま選挙をやってもいいことは一つもない」(公明党幹部)として首相による早期解散は困難との見方が急速に広がっている。

 実際、民主党への強い追い風が吹いている中で総選挙に突き進めば与党は壊滅的な打撃を受けかねないため、首相が早期解散を見送る可能性もある。その場合、与党は民主党にダメージを与えようと鳩山代表の虚偽献金問題を追及し続けたい考えで、28日の会期末まで解散を先送りすることも検討している。ただ、解散を先送りしても情勢が好転しなければ、首相は解散のタイミングを失してしまう。

 さらに解散を先送りすればするほど、逆風を恐れる与党内では首相交代論が強まりそうだ。首相に批判的な自民党の中堅・若手議員らは12日深夜にも対応を協議。山本拓衆院議員らは総裁選前倒しに向け党所属国会議員らの署名を集めており、両院議員総会の開催を求めたうえで総裁選前倒しのための党則改定をめざす考え。都議選の結果を受けて、中堅・若手を中心に「麻生降ろし」の動きがさらに加速するのは確実だ。

 ただ、安倍、福田両氏に続いて麻生首相が途中で辞めれば政権政党として致命的な打撃を受ける。執行部や派閥幹部らは依然、首相を支える立場を崩していない。大島理森国会対策委員長は反麻生の動きを「人の生き様としてひきょうだ」と強く批判している。執行部や派閥幹部らが麻生首相で解散する可能性を今後も模索し続ければ、反麻生勢力と対立が深まりそうだ。

1379千葉9区:2009/07/13(月) 00:51:41
>.957更新 国民新党→民主党 非推薦リスト
理由がはっきりしないのが、下記5選挙区
・埼玉15 高山智司
・東京7 長妻昭
・東京16 初鹿明博
・奈良2 滝 実
・大分1 吉良州司

※民・社競合区でも沖縄3のように民主に推薦出ている選挙区もある。

福島3 玄葉光一郎
茨城7 柳田和己 (中村喜四郎)
埼玉13 森岡洋一郎 日森文尋(民・社競合区)
埼玉15 高山智司 
神奈川12 社民 阿部知子を推薦:中塚一宏推薦せず(民・社競合区)
山梨2 坂口岳洋 (造反堀内)
東京7 長妻昭
東京16 初鹿明博
富山3 相本芳彦 (綿貫のお膝元)
岐阜1 柴橋正直 (造反野田)
岐阜5 阿知波吉信(造反古屋)
静岡7 斉木武志(造反城内)
愛知1 佐藤夕子 平山良平(民・社競合区)
京都4 北神圭朗 (造反田中)
大阪2 萩原仁  (造反左藤)
奈良1 馬淵澄夫 (造反森岡)
奈良2 滝 実   
徳島2 高井美穂 (造反山口)
佐賀2 大串博志 (造反今村)
大分1 吉良州司
宮崎2 道休誠一郎(造反江藤)
鹿児島5 網屋信介(造反森山)

1380千葉9区:2009/07/13(月) 00:56:36
国民新党→社民党 非推薦リスト
秋田2(野呂田との関係?)
群馬5
香川3
福岡11(造反武田出馬)
佐賀3(造反保利出馬)
宮崎3(造反古川出馬)
沖縄2

1381とはずがたり:2009/07/13(月) 02:23:32
此迄散々グダグダブレて来た首相の解散のブラフに威力は殆ど無いんですけどまあ期待はしちゃいますね♪最後ぐらい男見せろや,麻生。森らが下野を視野に入れてるのもプラス?

首相、早期解散の意向伝達 14日念頭、党執行部に
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071201000736.html

 麻生太郎首相は14日の衆院解散を念頭に「早期解散」の意向を固め、自民党幹部らに12日夜、伝えた。13日の政府与党連絡会議で「近く解散する」と表明、対応を指示する考えだ。衆院選日程は「27日公示−8月8日投開票」を想定している。

 自民党は12日の東京都議選で過去最低と並ぶ38議席の惨敗を喫したが、首相は「都議選は国政選挙に影響しない」として、「麻生降ろし」の動きを封じ込めたい意向。だが党内には慎重論が強く、早期解散反対派と首相サイドの綱引きが激化するのは確実だ。

 首相は12日夜、党執行部の細田博之幹事長や古賀誠選対委員長、笹川尭総務会長、大島理森国対委員長、主な派閥会長らに「近く解散する」と伝えた。首相は13日に野党が内閣不信任決議案と首相問責決議案を衆参両院にそれぞれ提出するのを受けて、14日に解散する日程を描いている。

 首相が衆院解散にこぎつければ、郵政民営化を訴えた小泉純一郎首相(当時)の下で自民党が圧勝した2005年9月の郵政選挙以来約4年ぶりの衆院選となる。
2009/07/13 02:02 【共同通信】

1382名無しさん:2009/07/13(月) 02:26:45
>>1381
おぉっ!
と思いましたが、まぁブレブレで押し込められておしまいでしょうなぁ。

1384小説吉田学校読者:2009/07/13(月) 07:20:56
読売も「解散決意」。火曜日、運命の定例閣議となりますかどうか。

首相が週内解散決意…自民党内の反発必至
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090608-145056/news/20090713-OYT1T00147.htm

 東京都議選(定数127)は12日、投開票が行われた。
 民主党は、前回獲得した35議席を大きく上回る54議席となり、初の都議会第1党となった。自民党は過去最低の38議席にとどまる惨敗で、「石原都知事与党」でもある自民、公明両党は勝敗ラインとしていた過半数(64議席)を維持できなかった。
 都議選と国政は直接関係しないと主張してきた麻生首相(自民党総裁)は、党内の「麻生降ろし」を封じる狙いから、週内にも衆院を解散する決意を固めた。だが、党内の反発は必至で、攻防が激化しそうだ。
 麻生首相は12日、東京都議選を踏まえ、衆院を早期に解散する意向を固め、自民党幹部に伝えた。14日にも解散に踏み切る構えだ。静岡県知事選に続き、都議選、奈良市長選も敗れたが、時間を置くと党内の首相退陣論が強まるとみて決断したものだ。党内からは一連の敗北の責任をとって退陣すべきだとの声が噴出しており、政局は一気に緊迫の度を増している。
 首相は12日、首相公邸で都議選情勢の報告を受ける一方、自民党の複数の実力者と電話で連絡。衆院解散に向け、理解と協力を求めたと見られる。13日にも公明党の太田代表と党首会談を行いたい考えだ。河村官房長官と自民党の細田幹事長は12日夜、都内のホテルで会談し、「都議選に首相の責任はない。解散は首相に一任する」との考えで一致。週内解散の場合、投開票日は8月8日が有力だ。
 首相は12日夜、河村長官に電話で「都議選と国政と直接関係はない。責任を全うする。解散に向け、閣内をまとめてほしい」との意向を伝えた。民主党が、臓器移植法改正案の参院本会議採決がある13日に衆院に内閣不信任決議案、参院に首相問責決議案を提出する構えで、衆院本会議が開かれる見通しの14日にも、これらを理由に解散する可能性がある。
 しかし、自民党内では解散は今国会会期末にすべきだとの声が強い。組織を挙げて都議選に臨んだ公明党は衆院の投開票日をできるだけ遅くしたい立場だ。衆院解散には閣僚の署名が必要で、週内の解散には閣僚が署名を拒否する事態も予想され、ハードルは高い。
 週内解散を見送れば、投開票日は8月30日か9月6日となる公算が大きい。党執行部の一部も解散先送りを模索している。「麻生降ろし」の加速は必至で、自民党内では臨時の両院議員総会開催を要求し、辞任を促す動きもある。中川秀直・元幹事長は12日、広島県東広島市内で「首相は名誉ある、日本の将来を考えた判断をなさると信じる」と自発的退陣を求めた。
 今後は派閥領袖や首相の後ろ盾とされる森元首相らの対応が焦点となる。伊吹派会長の伊吹文明・元幹事長は12日夜、麻生首相による解散について記者団に、「あたりまえだ」と語り、容認する考えを示した。

1385名無しさん:2009/07/13(月) 07:24:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071300038
民主の15勝10敗=都議選結果で試算−衆院小選挙区
 12日投開票された東京都議選の結果に基づき、各党候補者の得票数を東京の衆院25選挙区ごとに再集計したところ、民主党公認・推薦候補の得票数の合計が、自民、公明両党の得票数を15選挙区で上回ったことが分かった。また、民主党は比例代表東京ブロック(定数17)で、8議席を獲得する計算となる。
 試算によると、民主党は全25選挙区で自民党より得票が多かった。自民党は公明党の得票数を合わせても、東京2区、5〜11区、18〜23区、25区の15選挙区で民主党に及ばなかった。この中には、現行の小選挙区制で過去4回行われた衆院選で、自民党が一度も敗れたことのない8、10、11、23、25の5選挙区も含まれている。 
 民主党の候補が未定で公明党が都内で唯一、候補者を擁立する12区は、与党側が民主党を上回ったものの、6500票余りの小差だった。
 一方、比例代表での民主党以外の獲得議席数は、自民党が5、公明、共産両党が各2議席だった。(2009/07/13-05:51)

1386二階席:2009/07/13(月) 08:19:26
>>1385
焦点はもはや、いつ解散?じゃなくて
民主党東京12区は結局誰?に
なりつつあるよ。

・・・まさかの隠し球かな?いやー、まさかまさか。

1387官兵衛:2009/07/13(月) 09:45:09
>>1386
北区で二人当選したので、民主党は東京十二区に擁立しない訳にはいかないでしょうな。後、兵庫八区の民主党候補も、一体、誰なのか非常に気になりますよね。

1388官兵衛:2009/07/13(月) 12:10:01
時事通信ニュースより。小泉チルドレンの一人である長崎幸太郎が、自民を離党に踏み切る模様。「日本の夜明け」に参加する様ですね。

1389杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/07/13(月) 12:40:37
NewsBird速報から。7月21日解散→8月30日投開票で与党が合意だとか。

1390官兵衛:2009/07/13(月) 12:49:39
>>1389
遂に、待ちに待った総選挙が行われますね。

1391とはずがたり:2009/07/13(月) 12:49:42
>>1338
一緒に離党するのは居ないんでしょうかねぇ?

>>1339
うおっ,マジっすかね。
取り敢えず先送りですかね?麻生降ろしも出来ない方向でねちねち鳩山献金いじり?

1393 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/13(月) 14:59:34
決断できずに長いことgdgdを続けながら、かと言ってメディアジャックするまで引っ張る剛腕ではなく、
混乱が飽和状態になったあたりで、投げやりに決断してしまう。
麻生の行動を観察していれば、8月30日選挙というのは、極めて妥当ですね。
決断はできるかぎり先延ばししたく、任期切れを受け入れるほどプライドは低くなく、かと言って
超法規的手段で9月10日の任期以降に先延ばしする度胸もない。

1394名無しさん:2009/07/13(月) 17:18:08
ところで、この都議選勝利で見えない方が。

民主党選挙参謀総長 イチロー どこでなにしているのか。

告示まで約1ヶ月 何が起きるかな。

1 自民党からの離党
2 クニオがどう動くか
3 目玉候補の擁立
4 大阪の支持表明の動き
5 スキャンダル
6 チルドレンの分派行動
7 イチローの仕掛

はてさて、何でも起きますよ、徳川が政権にしがみつこうとした幕末みたいに

1395片言丸:2009/07/13(月) 17:18:54
麻生はなんとか解散だけはしたいというんでしょうが,麻生だと逆転の可能性がほとんどなくて,現職議員の大量落選が明白で確実ですから,少しでもなんとかなりそうな手段である(本当に何とかなるかは疑問ですが)麻生下ろしが強まりそうですね。
それに耐えて解散できる麻生なのかも疑問ですw

1396とはずがたり:2009/07/13(月) 17:45:26
都議選終わったら麻生降ろしが本格化,麻生引っ込めの大合唱だろと思ってましたけど,意外に大人しくないですか?
未だ翌日で動くには早いと云うだけなのかも知れませんが。。
自民党が混乱をした印象を与えたのが敗因と伸晃は云ってましたけど,今騒ぐと下野のA級戦犯の烙印をおされかねない,と云う事で,麻生もしょぼしょぼの政治家だけど今の中堅・若手連中も輪を掛けてしょぼくて大したこと出来ないまま粛々と総選挙迄行ってしまう可能性もあるのかもなんて気もしてきました。
鳩山邦ががーがーがなり立てて秀直もやいやい云うけど結局大山鳴動しただけ,なんて展開も今のパワー失った自民ではあり得るのかも。

1397とはずがたり:2009/07/13(月) 18:53:19

あんま意味無い試算だけど,これでも8区・25区は社民・国民新に譲るんか?
民主>自公…2(中山),5〜11(手塚・小宮山・長妻・保坂(石原)・木内・江端(小池)・有田(下村))か。
自公>民主…1(海江田),3〜4(松原・藤田(宇佐美・平),12〜17(未定(太田)・平山(鴨下)・木村剛司(松島)・東(木村)・初鹿(島村)・早川(島村))
>自民党は公明党の得票数を合わせても、東京2区、5〜11区、18〜23区、25区の15選挙区で民主党に及ばなかった。

民主の15勝10敗=都議選結果で試算−衆院小選挙区
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071300038

 12日投開票された東京都議選の結果に基づき、各党候補者の得票数を東京の衆院25選挙区ごとに再集計したところ、民主党公認・推薦候補の得票数の合計が、自民、公明両党の得票数を15選挙区で上回ったことが分かった。また、民主党は比例代表東京ブロック(定数17)で、8議席を獲得する計算となる。
 試算によると、民主党は全25選挙区で自民党より得票が多かった。自民党は公明党の得票数を合わせても、東京2区、5〜11区、18〜23区、25区の15選挙区で民主党に及ばなかった。この中には、現行の小選挙区制で過去4回行われた衆院選で、自民党が一度も敗れたことのない8、10、11、23、25の5選挙区も含まれている。
 民主党の候補が未定で公明党が都内で唯一、候補者を擁立する12区は、与党側が民主党を上回ったものの、6500票余りの小差だった。
 一方、比例代表での民主党以外の獲得議席数は、自民党が5、公明、共産両党が各2議席だった。(2009/07/13-05:51)

1398名無しさん:2009/07/13(月) 18:58:29
麻生総理はタイミングを間違えね
チャンスは二度あったはず
1麻生内閣発足時の秋
2小沢一郎西松事件の春

1399小説吉田学校読者:2009/07/13(月) 19:52:24
せっかくの解散というのに、スカっとした気分が起きない。なんともだらしないグダグダの解散決断だと思いますね。任期満了と変わりがないのに人心一新の感覚もない。以前も書きましたが、今度の解散は自民にとって「最小敗北」が使命のはずなのに、「昨秋」「通常国会冒頭」「西松の春」のいずれも解散しなかった。臆病に過ぎる。そんなに下野が怖いのか。怖いんだろうなあ。
ちょっと気になるのは、正午過ぎのニュースだと「21日解散」(>>1389)が夕方家に帰ったら「翌週解散」と微妙にニュアンスが変わっている所だ。報道も悪いんだろうが、このニュアンスの違い、総理の決断力のなさなのか、党内の駆け引きがあったのか。いずれにしても、首相の座を軽んじるような、そういうコップの中の争い、諍いには、私はもううんざりだ。
だいたい国対委員長ごときが、解散日に口出しするなよな。麻生も麻生で、14日解散なら、譲らなきゃいいんだよ。こんな軽い解散があっていいのか。
私は、しっかり票にして答えを出そうと思う。

衆院選8月30日投開票、「解散」今月21日にも
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090608-145056/news/20090713-OYT1T00543.htm

 政府・与党は13日、衆院解散・総選挙の時期を巡って、麻生首相と与党幹部による会談を相次いで行った結果、解散を週明けの21日以降に先送りし、衆院選を「8月18日公示―同30日投開票」の日程とすることを決めた。
 首相は、週内に解散に踏み切る方向で与党と調整したが、与党内の先送りの声が強く、妥協した。解散は、今月21日にも行う方向だ。
 首相は13日午前11時、首相官邸で自民党の細田幹事長、大島理森国会対策委員長と会談。この後、官邸で党の緊急役員会を招集し、「来週早々に解散し、8月30日投開票としたい」と表明し、了承された。公明党の太田代表らとも協議し、了解を取り付けた。
 首相は、続いて官邸で開かれた政府・与党連絡会議で、東京都議選(12日投開票)の結果について、「大変申し訳ない」と陳謝したうえで、「臓器移植法改正案や北朝鮮貨物検査特別措置法案などの重要法案をきちんと成立させたい」と表明した。さらに、民主党が内閣不信任決議案を提出した後の、重要法案の審議状況などを見極めて、解散に踏み切る考えを示した。
 席上、太田氏は「総選挙になるからには、自公両党が一致して頑張りたい」と述べた。
 都議選で、自民党は勝敗ラインとしていた自民・公明両党で過半数(64議席)を維持できず、敗北した。首相は「地方選の結果は、国政に影響しない」として、14日にも解散に踏み切る方向で調整に入った。しかし、13日の大島氏との会談で、大島氏が解散先送りを進言したほか、与党内からも、衆院選に臨む態勢を立て直すためにも、解散を先送りすべきだとの声が相次いだことを受け、与党の意向を尊重することにしたと見られる。
 自民、公明両党の国会対策委員長は13日午前、国会内で会談し、民主党が内閣不信任決議案を提出した場合、粛々と否決することで一致した。

1400とはずがたり:2009/07/13(月) 20:01:38
>>1399
>臆病に過ぎる。そんなに下野が怖いのか。怖いんだろうなあ。
なんか下野を引き延ばして政権与党中の悪事が時効になるの待ってる様な気がして成らないです。

1401小説吉田学校読者:2009/07/13(月) 20:03:05
桜田、菅原の両議員にとって、最良の解散時期とは、自分が勝てるくらい世論が自民寄りのときと同義なんだろう。解散がいやなら政治家をやめろ。

与党「最悪のタイミング」 首相の解散決断に反発
http://www.asahi.com/special/08014/TKY200907130219.html

 「最悪のタイミングだ。こんなときに決断すべきじゃない。冷静さを取り戻して、判断すべきだ。麻生首相のもとで解散したいとはだれも思っていない」。「解散合意」の知らせに、千葉8区から立候補する予定の自民党の桜田義孝衆院議員は言った。
 同党の菅原一秀衆院議員(東京9区)は「党内が真っ二つになってもおかしくない。今後どうなるのか読めない」と厳しい口調。「何のための解散なのかを言わず、ただ総理が自分の手で解散したいというだけならより混乱を招くだけだ。全く党内の意見を聞いていない。総裁としてもどうなのか」と反発した。
 正午前、次期衆院選に向けて地元であいさつまわりをしていた自民党ベテラン衆院議員は、8月30日投開票と聞き、「え? 誰の手で解散するの?」と驚いた。
 自民党への風当たりは厳しい。麻生首相のままでは戦えないと感じている。「信じられない決定だ。そんなことしていいんですか? 麻生さんでないなら、まだ分かるが、都議選の敗戦責任も明確でないままだ。けじめもつけずに、党内世論がおさまるわけがない」と話した。
 一方、深谷隆司衆院議員(東京2区)は覚悟した。ただ、懸念するのは党内の状況だ。「ここでガタガタやるのはプラスではない。今回の都議選でも党内が乱れているというイメージが広がってマイナスになった。このタイミングでの解散宣言がいいのかどうかは全くわからないが、麻生さんが腹を決めたんなら頑張るしかない」と語った。
 同党の山内康一衆院議員(神奈川9区)も戸惑いながら、「思ったよりは早い日程だが、麻生さんが自分の手で解散するなら、そのくらいの日程が妥当では」と話した。
 北朝鮮制裁貨物検査特措法案の採決を控えるタイミングの解散表明に、衆院テロ対策特別委員会で理事を務める自民党の中谷元衆院議員(高知2区)は「すぐ解散するよりマシだ。多少、重要法案のことを勘案したのだろう」。都議選で与党が惨敗した直後だけに、「これだけは成立させなくてはならない。急がなければ」と話した。
 23人の全候補者が当選した公明党の選対委員長、高木陽介衆院議員は朝の情報番組出演後、「自公の過半数割れは大変厳しい結果だが、党の政策は評価された。自公体制にノーということではない」と話していた。その後、午後1時前、8月30日衆院選を伝えるテレビでテロップを見たが、「まだ確認できていない。確かなことがわからなければコメントもできない」と話していた。

1402とはずがたり:2009/07/13(月) 20:11:59
>>1401
>山内康一衆院議員(神奈川9区)も戸惑いながら、「思ったよりは早い日程だが、
おまいは超法規的な10月選挙でも考えていたのかヽ(`Д´)ノ

1403とはずがたり:2009/07/13(月) 20:27:51

解散決断、永田町激震…自民「大逆風」民主「慢心怖い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000632-yom-pol
7月13日15時51分配信 読売新聞

 自民党の国会議員の間では「大逆風」「戦えない」という悲鳴も漏れ、政権交代への「足がかり」を得て波に乗る民主党の議員や立候補予定者らは「慢心が怖い」としながらも、総選挙を見据えて朝から活発に動きだした。

 「8月30日投開票」が浮上した13日午後、官邸で政府与党連絡会議に出席した閣僚や与党幹部らは100人以上の報道陣にもみくちゃにされた。舛添要一厚生労働相はみけんにしわを寄せ、報道陣の問いかけを振り切るように車に乗った。

 麻生首相と面会した島村宜伸衆院議員は、「21日の週に解散」と述べた上で、「総理は非常に冷静です」。佐藤勉総務相は、解散に踏み切る真意を問われると、「それは法案を通すっていうことでしょう」と笑みを浮かべてみせた。

 解散決定の一報に、民主の衆院選立候補予定者らは色めき立った。東京13区から出馬予定の新人の平山泰朗さん(37)は、「ぶれまくっていた麻生さんが最後に筋を通してくれた。ありがたい」と皮肉交じりに歓迎。「民主党にいい流れになっており、いよいよやるぞという気持ちだ」と話した。

 鳩山由紀夫代表はこの日朝、グレーのスーツにストライプのネクタイ姿で党本部に登場。笑みはまったく浮かべず、報道陣に「気が緩むと一気にやられてしまう。勝って兜(かぶと)の緒をしめねば」と厳しい表情を貫いた。

 一方、自民議員らからは不満や怒りの声もあがった。平沢勝栄衆院議員は「事実上の任期満了選挙で、解散権を行使するとはいえない。麻生首相は昨秋から決断するチャンスをことごとく逃してきた」とタイミングの悪さを批判した。

 東京18区で菅直人・民主党代表代行と対決することになる土屋正忠衆院議員は、「待っていたという感じ。自民党に逆風が吹こうが吹くまいが、政権政党としてこれまでやってきた経済対策や郵政民営化などの実績を有権者に訴えるだけだ。審判を楽しみにしている」と強気を見せた。

 都議選で大敗した自民党の都議からも、怒りの声が上がった。ある都議は「国民は自分の1票で政治が大きく変わることを知った。もっと強い逆風が吹き、自民は壊滅的な敗北を喫するだろう。首相に解散戦略があったのかどうか、今となっては疑問だ。自民は最悪の選択をした」と憤った。

最終更新:7月13日15時51分

1404とはずがたり:2009/07/13(月) 20:31:46

首相が21日ごろ解散・8月30日投開票を決断、「麻生降ろし」封じる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000195-reu-bus_all
7月13日16時8分配信 ロイター

 [東京 13日 ロイター] 麻生太郎首相は13日、衆院を21日ごろに解散し、8月30日に衆院選の投開票日を設定する日程を決断した。複数の自民党幹部が明らかにした。
 衆院選は小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うために解散した2005年9月以来、約4年ぶり。衆院選の前哨戦とされた東京都議会議員選での大敗で高まる「麻生降ろし」を封じ込め、解散権の行使に踏み切った。衆院選は、都議選で大躍進し勢いに乗る民主党と、政権選択をかけた決戦となる。 
 解散をめぐり、13日朝から政府・与党内ではあわただしい動きが続いた。細田博之幹事長らの説明によると、12日投開票の東京都議選で自民党が惨敗したことを受け、麻生首相は13日午前、細田幹事長や大島理森国会対策委員長らと会談。その後、自民党緊急役員会や、公明党の太田昭宏代表との自公党首会談が相次いで行われ、21日ごろに衆院を解散し、8月30日に総選挙を実施する日程が麻生首相から説明された。共同通信によると、衆院選の公示は8月18日になる。
 大島理森国会対策委員長によると、首相決断に対して、与党幹部から異論は出なかった。
 衆院解散まで1週間ほど残されているが、細田幹事長によると、麻生首相は臓器移植法改正案や北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を行う特別措置法案などの重要法案について「全力をあげて成立させてほしい」と指示。
 細田幹事長も解散日程に関して「懸案の法律が通るという意味ではきれいな姿になる」と語った。
 党内で勢いづく「麻生降ろし」に対して大島国対委員長は「麻生降ろしは心配していない」と言明。細田幹事長も「選挙に向かって走るように(党内に)説得していきたい。今さらいろいろ言っても仕方がない」と一蹴した。
 臓器移植法改正案は13日午後の参院本会議で可決され、同日中にも内閣不信任決議案が提出される可能性が高くなった。これに対して大島国対委員長は「不信任案が提出されれば、粛々と否決する」と述べた。
 細田幹事長は、衆院選の争点について「政府・与党の政策を丁寧に国民に説明していく。大不況の中でのこれまでの景気対策、雇用対策、経済対策についての成果を十分に説明しなければならない」と強調。民主党の政策を意識し「根拠の薄い埋蔵金の議論や実現不可能な財源などについて大いに論争をし、どちらの政策がより現実的なのか、民意を問いたい」と語った。 
 一方、河村建夫官房長官は同日午前の会見で、麻生首相が衆院解散を決断した場合には「閣内も一致結束すべきだ」と述べ、全閣僚が首相の判断に従う必要性を強調した。
 (ロイターニュース 伊藤純夫記者 吉川裕子記者)

最終更新:7月13日16時8分

1405小説吉田学校読者:2009/07/13(月) 20:44:00
私が総理だったら「まだ、分かりません」とか言うけどな。解散って、総理が「やる」って言ったら最後で、翌日には解散でしょ。総理は解散権を愚弄しとるよ。このぶら下がりの言動、たぶん、「解散するという強い意思を持った自分」を披露したいだけだよ。何だ、この軽さは。
あと細かいことですが、「7月21日解散」として「翌月30日選挙」だと解散当日を含めると41日になるのですが、初日不算入ということでよろしいでしょうか、この板の方々。

国民の信を問いたい=麻生首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000160-jij-pol

 麻生太郎首相は13日夜、衆院を21日にも解散し8月30日に衆院選を実施する日程で与党幹部と合意したことについて「2009年度当初予算、補正予算、重要法案を成立させた。ここで国民に信を問いたい」との決意を強調した。また、「どの党が国民の生活、日本を守るのかが争点だ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

1406千葉9区:2009/07/13(月) 21:25:45
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090712-OYT1T00879.htm?from=main2
都議選敗北、過去の例→国政にも暗雲

 東京都議選と国政選挙が近接して行われた過去の例を見ると、都議選の選挙結果が国政選挙の「先行指標」となったケースが多い。

 都議選で、自民党が都議会第1党の座から滑り落ちるのは、社会党に敗れた1965年以来、44年ぶり。与野党では、過去の例からも、今回の厳しい結果がこの後の衆院選に影響を与えるのは避けられないとの見通しが強い。

 1989年の都議選は、自民党が43議席で惨敗。消費税導入やリクルート事件の影響で、社会党が躍進した。続く参院選でも、同党が「マドンナ旋風」を起こし、55年体制下で初めて参院で与野党が逆転。宇野首相が退陣に追い込まれた。

 93年は、6月に衆院で宮沢内閣不信任決議が可決され、衆院の解散直後に都議選が行われた。自民党は前回並みの44議席で苦戦。日本新党が改選前の2議席から20議席に伸ばした。衆院選でも「新党ブーム」は続き、新生党、日本新党、新党さきがけの3新党が計103議席を獲得。自民党は過半数に届かず、宮沢首相は退陣し、政権交代につながった。

 2001年の都議選は、同年4月に小泉内閣の発足後、初の大型選挙となり、小泉ブームに乗った自民党が改選前から5議席上積みした。参院選でも、同党は改選前を上回る64議席を獲得。与党が過半数を維持した。

(2009年7月13日00時43分 読売新聞)

1407千葉9区:2009/07/13(月) 21:42:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090713/stt0907131158013-n1.htm
衆院選 逆風にさらされるマドンナ議員たち (1/2ページ)
2009.7.13 11:58

 これまで最多だった昭和21年の39人を更新し、43人の女性議員が誕生した平成17年の前回衆院選。なかでも自民党から立候補した女性議員は、小泉純一郎元首相の刺客戦術と相まって一時は“マドンナ議員”として注目を集めた。しかし、麻生内閣の支持率低迷に加え、12日投開票の東京都議選でも自民が歴史的大敗を喫するなど、間近とされる次期選挙を前に大きな逆風にさらされている。

 ■国替え

 「岐阜の方に政治のイロハを教えてもらった。支援者を育ての親として生涯大切にしたい。またゼロからスタートする」。昨年2月、岐阜1区から東京5区への国替えが決まった佐藤ゆかり氏(47)は、こう宣言して新天地での政治活動を始めた。

 佐藤氏は前回衆院選で、岐阜1区を地盤にしていた郵政造反組の野田聖子消費者行政担当相(48)への「刺客」として立候補し、初当選。しかし一時は党を追われた野田氏が後に復党したため、東京5区への転出が決まった。

 それから1年半。「新しい選挙区にもかなり浸透してきたが、まだまだ不十分。地道に政策を訴えていくしかない」(陣営関係者)なかで“都議選ショック”が襲った。この関係者は「予想はしていたが、これほどとは」と絶句した。

 一方、同じ選挙区から民主公認で出馬する予定の手塚仁雄前衆院議員(42)の陣営は「うちは都議時代から20年近い強固な地盤を持っている。都議選の勢いで間髪入れず、政権交代に向けてラストスパートをかける」と余裕をのぞかせた。

 ■再対決

 片山さつき氏(50)が郵政造反組の城内実氏(44)に競り勝った静岡7区。こちらは再び両氏の対決になりそうだ。

 前回衆院選では自民の公認を得られずに僅差(きんさ)で敗れた城内氏にとって、自民への逆風は追い風ともなる。都議選の1週間前の5日に投開票された静岡県知事選でも、自民は敗北。陣営関係者は「今回の選挙で必ず勝利を収めるため、草の根活動を続けてきた。捲土(けんど)重来を期したい」と話す。

 ■足元に不安も

 ピンク色のパンツスーツがトレードマークの井脇ノブ子氏(63)=比例近畿ブロック=は、次期選挙も大阪11区から出馬し、小選挙区での勝利を目指す。だが、選挙運動を担う地元の支援者からは厳しい声が上がっている。

 今年2月、井脇氏が理事長を務める「国際開洋学園」(静岡県)と財団法人「少年の船協会」(東京都)の間で、約3億4千万円の不明朗な会計処理が行われていたことが発覚。また、19年の大阪府議選で推薦した元府議が談合事件で大阪地検に逮捕され、今年4月に有罪判決を受けた。

 もともと、井脇氏は地元に縁もゆかりもない“落下傘”候補だっただけに、こうしたスキャンダルは地元の反発を産む火種となった。前回、井脇氏を支援したある府議は「有罪判決を受けるような人物を推薦したのだから、本来ならば井脇氏もけじめをつけるべきだ」と厳しく非難する。

 これに対し井脇氏の陣営関係者は「批判は謙虚に受け止めている」としたうえで、都議選の結果について、こう話した。

 「あくまでも東京都民の選択であって、大阪ではまた違ってくると思う。それを信じて、地道に活動していくしかない」

1408千葉9区:2009/07/13(月) 21:45:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090713/stt0907132040028-n1.htm
【衆院解散】反麻生勢力が失速 独自公約で“分派選挙”も?
2009.7.13 20:39

 麻生太郎首相(自民党総裁)が13日、衆院解散を表明したことで、自民党の反麻生勢力の勢いが失速しつつある。総裁リコールや総裁選前倒しを目指し両院議員総会の開催を求めてきた議員らは、両院総会の位置付けを「東京都議選敗戦の総括の場」に変更せざるを得なくなった。野党提出の内閣不信任案に同調する動きも広がっていない。

 ただ、都議選惨敗で、首相への不満や次期衆院選への不安は膨らんでいる。このため、反麻生勢力の中では、自民党執行部が近くまとめるマニフェスト(政権公約)とは別の公約を掲げて衆院選を戦うことを模索する動きが出ている。

 また、鳩山邦夫前総務相は同日、都議選敗北に関し、「新しい自民党の姿を求めていく中で、党にいられなくなる最悪の事態は、頭の体操としてはしている」と述べ、離党に含みを持たせた。これらの動きが、衆院選前後の党分裂につながる可能性もある。

 麻生首相に批判的な塩崎恭久元官房長官ら中堅・若手の「マニフェスト連合会議」は13日、総会開催への賛同を求める署名活動を始め、党所属国会議員の事務所に署名用紙を送った。都議選など大型地方選5連敗の総括に加え「次期衆院選に向けての体制立て直し」を掲げ、麻生降ろしを望んでいるのは明らかだ。

 塩崎氏は13日夜、都内で記者団に「都議選敗北の翌日に、総括とけじめがないまま解散というのは分かりづらい」と首相を批判。武部勤元幹事長も同日、「都議選の総括をした上でリセットして新しいスタート台に立つことが一番大事だ」と語った。

 だが、党内が衆院選に向けて走り出す中で、反麻生勢力の力点は、困難さを増した麻生降ろしから、公約の問題に移ってきた。総裁選前倒し署名を続けてきた山本拓衆院議員も「マニフェストが示されていないのにどうやって総選挙を戦うのか、解散までの1週間で議論したい」と語った。

 中川秀直元幹事長らは国家公務員の天下り禁止など独自の公約作りを検討している。衆院選前後に渡辺喜美元行革担当相の新党と連動する可能性も取りざたされている。

 このような動きを懸念した町村信孝元官房長官は13日夕、電話で麻生首相に「解散前に公約を明確にした方がいい」と要請。首相は「もちろん、そのつもりだ」と応じた。

1409名無しさん:2009/07/13(月) 22:21:58
党内に独自のマニフェストを作って党内分派、野党を作る動きがあるとか

塩崎、茂木らのうごきらしいけど

1410爬堵夜魔サンの自己献金は全く問題ないだろw ◆S3/.7DxKSg:2009/07/13(月) 22:46:32
最初から勝敗が決められた選挙 - 4年前の郵政選挙と酷似の都議選

今度の都議選とその結果は、4年前の衆院選(郵政選挙)とよく似ている。
どこが同じかと言うと、選挙をする前からマスコミが勝つ側を決め、
連日報道で有権者を煽りたて、票を流し込ませた点がである。
勝つ側は最初から決められ、自民党に投票すれば死票だと言われ、
都民は勝ち馬に乗るべく民主党に投票した。
石原都政のオール与党である自民党と民主党の間で政策の差はなく、
別にどちらに入れても構わない。マスコミは今度の都議選を「衆院選の前哨戦」と位置づけ、
「政権交代を問う選挙」と争点を設定した。そのマスコミの意のままに有権者は踊ったのであり、
4年前に「郵政民営化の是非を問う選挙」とされた総選挙で、最初から勝利を予定された
小泉自民党に一票入れたのと全く同じ投票行動が再現されたことになる。
ネットの中で今度の選挙結果を「ネットの勝利だ」とか、
「俺が応援したから勝った」とブログ左翼が騒いでいるのも同じ構図で、
4年前の郵政選挙もネット右翼と新自由主義者たちの「ネットの勝利」だった。
あのときの不愉快な記憶がまざまざと蘇る。
「天下分け目の関ヶ原」とか「革命」だとか言って騒いだ点も全く同じだ。
別にブログ左翼のネット運動が奏功して民主党が勝ったのではない。
マスコミが勝者を最初から決めていたのだ。
今回の都議選の本当の勝者はマスコミである。
この異常で畸形的なポピュリズムのパターンは、日本の選挙で完全に定着した感がある。

http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-104.html

1411千葉9区:2009/07/13(月) 22:55:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090713/stt0907132247032-n1.htm
【衆院解散】「国会後回し」「気持ちは地元」…ドタバタ選挙モード
2009.7.13 22:44
 次期衆院選で民主新人から戦いを挑まれる自民ベテランの陣営は焦りを隠さない。事実上の自民・民主の一騎打ちとなった12日の東京都議選の「1人区」で自民が“1勝6敗”と大きく負け越し、大物が次々と敗れ去ったからだ。「これほど厳しい選挙は初めて」「決死の覚悟」。逆風が吹き荒れる中での「解散合意」に、大物から小泉チルドレンに至るまで自民の立候補予定者の危機感は募るばかりだ。


「形相違う」

 自民の重鎮、森喜朗元首相(72)に民主新人の元ツアーコンダクター、田中美絵子氏(34)が挑む石川2区。

 「これほど厳しい選挙は初めての体験。森さんも形相が違う。『初回の選挙に立ち戻る』と今まで以上に細かく活動している」。険しい声で吐露する森氏の地元関係者は「都議選は都議選」としながらも、「今回の相手は顔が見えない。不気味だ」と警戒を強める。

 対抗馬の田中氏の陣営では「森さんの胸を借りるつもりで臨む」と控えめだが、その声は明るい。「前回の参院選、都議選と国民は政権交代を望んでいる。中央の追い風を最大限に生かしたい」と意気込みをみせた。


にじむ余裕

 「姫のクマ退治」−。薬害肝炎訴訟の原告として一躍時の人となり、民主の要請で長崎2区から出馬する福田衣里子氏(28)。10選を目指す自民の久間章生元防衛相(68)をクマになぞらえ、選挙戦に臨む。福田氏陣営は「ようやく解散かという感じ。民主への追い風と本人の人柄で、(有権者から)ある程度の手応えも感じている。『選挙は昨年中』と考えていたので準備は万全。夏用の半袖姿のポスターを撮るぐらいです」と“余裕”すらにじませた。

 一方、挑戦を受ける久間氏側は冷静な様子。地元事務所は「解散が迫っていることはもちろん想定して準備を進めていた。福田さんは若いし強いのかもしれないが、こちらはコツコツと支持を広げるだけ」と態勢引き締めに躍起だ。


「総裁リセット」

 「選挙の前に自民党をリセットしなければいけない。自民党の“頭”も、マニフェストも」

 総選挙前に自民党総裁の交代を訴えたのは、小泉チルドレンの1人で岐阜1区から東京5区に“国替え”し、再選を目指す自民の佐藤ゆかり氏(47)だ。

 都議選大敗直後の「解散合意」について、佐藤氏は「党再生の道筋も立てないままのタイミングでの解散はまったく理解できない」と麻生太郎首相への非難を繰り返した。

 対抗馬は3選を目指した前回、自己最高の約11万票を得票しながら涙をのんだ民主の手塚仁雄氏(42)。追い風に乗り、ホームページの題字を「充電中」から「充電完了」に衣替えした。「都議選の勢いそのままに臨みたい」と力を込めた。


遅い日程を歓迎

 静岡7区の民主新人、斉木武志氏(35)は「やっと有権者に信を問えるときがきた」と冷静に受け止めた。出馬表明が遅かったこともあり、「選挙が延びれば延びるほど多くの人と会える」と、想定される最も遅い日程となったことを歓迎した。

 逆風にさらされる小泉チルドレンの一人で自民の片山さつき氏(50)は都議選の影響は少ないと主張し、「旧態依然の自民党の支援者は、もともと私についていない。私はしがらみをひきずっていない」と、旧来の自民との違いを訴えるのに懸命だ。

 郵政造反組として前回の選挙で片山氏に惜敗した無所属の城内実氏(44)は「自民対民主対無所属という戦いではなく、落下傘候補を選ぶのか地元に墓がある城内を選ぶのかという戦い」と埋没への危機感から、今回の選挙の構図を描いてみせた。

1412千葉9区:2009/07/13(月) 22:56:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090713/stt0907132242030-n1.htm
【衆院解散】近畿でも緊迫 自民「死力尽くす」民主「政権交代目前」 (1/2ページ)
2009.7.13 22:40
 自公の継続か、民主への政権交代か。13日、来週中の衆院解散、8月30日投開票決定のニュースが全国を駆けめぐった。東京都議選で敗北しただけに自民党の近畿の各府県連は「ひたすら政策を訴えるしかない」と厳しい受け止め方が広がった。対する民主の各府県連は「政権交代は目前」と攻勢を強めており、両党は危機感や期待を交錯させながら、対決姿勢をあらわにした。

 12日の奈良市長選で敗北した自民党奈良県連の服部恵竜幹事長は「この逆風の中ではいつ解散になっても厳しい」と話し、「正直、動くに動けない。まるで前回の郵政選挙での立場が逆転したようだ」と苦しい心情を漏らした。

 「現状が厳しい状況にあるのはわかっている。投開票に向かって粛々とやっていくしかない」。大阪府連の稲垣克彦事務局長は自分に言い聞かせるように語った。東京都議選の結果はある程度予想していたというが、「麻生首相が言うように、総選挙に影響がないとはとてもいえない」。

 滋賀県連には、テレビ報道を見た支援者からの問い合わせが相次いだ。上野賢一郎衆院議員は「春ごろは補正予算が成立し、自民党への反応もよかったが、今は一番風当たりが厳しい。なぜこの時期に解散なのかという印象はある」と首をかしげた。

 兵庫県連は選挙対策の役員会合を14日に開催することを急遽(きゅうきょ)決めた。五島壮幹事長は「都議選での特に1人区の結果は来るべき総選挙を暗示するようで、やはりショックだった。今さら一喜一憂しても仕方ないので、死力を尽くして議席を死守したい」と力を込めた。

 和歌山県連でも急遽、会議を開催。県連幹部は「昨年10月に選挙態勢を敷いて以来、各陣営は一生懸命活動してきた。県内の3候補者の陣営がそろって決起集会を開きたい」と話した。

     ◇

 「待ちに待ったという感じ。一度政治を変えてほしいという強いうねりを感じる」と話すのは、民主党京都府連会長の山井和則衆院議員。「楽観はしていないが、政権交代の可能性は刻々と高まりつつある」と意欲をみせた。

 大阪府連の森本實事務局長は「全国的に広がっている民主党への期待は、党の実績によるものではなく、自民党が失速した結果だ。不動の期待ではないことを肝に銘じて戦っていく」と気を引き締めた。

 滋賀県連の朝倉克己幹事長も「東京都議選の結果は民主党への期待もあるが、自民党政治への反発の表れでもある。政権交代は目前であり、今後も地道に訴えを広めていきたい」と話した。

 兵庫県連では週内に選対会議を開くことを決定。黒田一美・県連選対委員長は「今回こそはしっかりと政権交代を果たしたい」と、追い風のなかでの解散に意欲を見せた。

 和歌山県連は連合和歌山など支援団体との協議日程を調整するなど、選挙戦に備えた動きを見せた。

1413名無しさん:2009/07/13(月) 23:00:14
投票日が台風時期だから投票率が心配だな…

1414千葉9区:2009/07/13(月) 23:02:53
=このスレの目次的なもの=

6月共同通信情勢記事>>458-459>>787-797
北海道>>81>>1341-1343
青森県>>88>>573-576>>1195>>1357
岩手県>>144-146>>590>>706>>1326
宮城県>>783>>1238>>1321
秋田県>>1316
山形県>>850>>1363
福島県>>593
茨城県>>780>>953>->1005>>1124-1128
栃木県>>85>>1249
群馬県>>524-525>>571>>617
埼玉県
千葉県
神奈川>>1317
山梨県>>454>>527
東京都
新潟県
富山県
石川県>>113>>1331
福井県
長野県>>802-803>>1009>>1172-1176
岐阜県>>114
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山>>112>>638>>1151-1153
鳥取県>>119-120>>453
島根県>>1154
岡山県
広島県>>115>>154>>238-244
山口県>>54>>91
徳島県>>276-278>>507>>523
香川県
愛媛県>>324-326>>328
高知県
福岡県>>110>>403
佐賀県
長崎県>>111>>554-555>>627-628>>1104-1108
熊本県
大分県>>1328
宮崎県>>1164
鹿児島>>719>>1004>>1021
沖縄県>>804-805

>>197 2005年総選挙当選(繰上げなど含む)して2009年総選挙に出馬しない議員リスト
>>201 総選挙で名前が躍っている「女子アナ・タレント」候補リスト
>>226 民主系未公認未推薦リスト
>>333 ●民・国・社競合がする選挙区リスト
>>333 ●民主党の他党及び無所属支援選挙区
>>392>>448 無所属候補色分け考察
   (追記:青森2、宮城2?、福島4、山梨2、宮崎2)
>>422 高齢議員リスト
>>916 05年総選挙 公明→自民 非推薦リスト
>>1379 国民新→民主 非推薦リスト
>>1380 国民新→社民 非推薦リスト(民社競合区は除く)

1415千葉9区:2009/07/13(月) 23:05:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071300698
首長連合、「役割果たした」=「流れは民主」−橋下大阪府知事
 大阪府の橋下徹知事は13日、次期衆院選の情勢について「自民・公明からものすごい国の形を変えるような案が出ない限り、民主の流れになっている」との認識を示した上で、地方分権推進のため結成を目指す「首長連合」に関し、「あと数週間たてば首長連合の意味はないと思うが、政党の皆さんに地方分権を意識してもらったことで役割を果たせたと思う」と述べた。岸和田市で記者団の質問に答えた。
 橋下知事は、知事や市町村長に対して、支持政党の表明を前提に「首長連合」への参加を呼び掛けていた。しかし、東京都議選の結果などから、「もうこっち(民主)で決まりじゃないか、と想定している」と指摘。「首長連合で(支持政党の)態度表明をする意味は意地でしかない。小さい声で態度表明しようと思う」と述べた。 (2009/07/13-17:59)

1416千葉9区:2009/07/13(月) 23:13:03
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009071301000720.html
8月衆院選、明治以来の異例 史上初の「7月解散」
2009年7月13日 20時06分

 麻生太郎首相は次期衆院選について、今月21日の週に解散、8月30日投開票と決めた。1890(明治23)年の第1回衆院選以降、7月の解散は初めて。8月投開票は100年以上前の明治時代に2度あるだけで、極めて異例だ。

 過去44回の衆院選のうち、8月の投開票は、大隈重信内閣の1898(明治31)年と、任期満了選挙となった桂太郎内閣の1902(明治35)年で、いずれも8月10日だった。8月の衆院選が避けられてきた背景には(1)夏休みの行楽シーズンで投票率低下が予想される(2)選挙運動が広島、長崎の原爆の日や終戦記念日などに重なりかねない(3)猛暑のさなかの選挙戦は有権者や候補者、運動員の負担が大きい−などの事情が指摘されている。

 衆院解散から投開票までの期間も、現行憲法下で最長となる可能性がある。公選法は衆院解散の翌日から40日以内に衆院選を行うと規定しており、これまでの最長は前回衆院選の34日。7月21日解散なら8月30日の投開票まで40日となり、公選法が定める期間を最大限使う形になる。

(共同)

1417けん:2009/07/14(火) 00:03:25
8月30日に投票日が決まりましたが、東京都12区と兵庫8区の候補者発表は公示日ぎりぎりか当日になるのかなぁ?

比例単独上位に目玉候補者を持ってくる可能性が少ないと考えると東京都12区と兵庫8区を最後の起爆剤に温存するのかなぁ?

1418千葉9区:2009/07/14(火) 00:03:47
>>1405の吉田学校さんの疑問に>>1416共同が答えてます

1419名無しさん:2009/07/14(火) 00:25:20
たまには、海外より

米メディアの電子版では「自民党は過去半世紀で最悪の危機に陥った」(ニューヨーク・タイムズ)、ワシントン・ポストは「麻生首相が奇跡でも起こさない限り、自民党は下野する見通し」と指摘、ウォール・ストリート・ジャーナルも、日本の世論調査を基に「総選挙では鳩山由紀夫代表が率いる民主党が勝利するだろう」と自民党の苦戦を予想ています。

ちなみに05年の時は確かタイムだったと思うけど、「日本に強力な中道政党が出現しつつある」なんて報道していました。

プラウダ、新華社、ルモンド、朝鮮日報、中国時報、ロイター、フランクフルターアルゲマイネなどはどう伝えるでしょうね

1420とはずがたり:2009/07/14(火) 02:58:43
>>1413
う〜む,その虞れありますね。。
自民の神風戦術か?

>>1414
あざーっすヽ(´ー`)/
東海・近畿が弱いっすね。俺の地盤(?)でもあるし情報蒐集頑張らねば。

1421とはずがたり:2009/07/14(火) 03:22:04
>>1409
党内野党とかふざけた事云ってると却って反撥喰らいそうな流れではありますね。
党を飛び出しても茂木は兎も角塩崎は刺客送られてどぼんだなw

1422とはずがたり:2009/07/14(火) 03:33:30
>>1410
マスコミは蟹工船ブームを煽りましたが見事に失敗しましたね〜。

1423官兵衛:2009/07/14(火) 11:08:08
北海道新聞より。鳩山氏は、比例と重複せず、北海道九区の単独候補になる模様。そして比例北海道ブロックの民主党は、鳩山氏以外の選挙区候補11人を重複候補とし、その下に比例単独候補を4人擁立する模様だそうです。

1426とはずがたり:2009/07/14(火) 11:46:52

自民への逆風をやや追い風などと云ってる城内おとしてーなぁ。
お前は当選したら安倍ちゃんの居る自民だろーが。

09衆院選 8・30投開票合意で「決戦」へ高まる緊張感 
自民「逆風重大な影響」 民主「風のみで勝てぬ」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090713-OYT8T00988.htm

 麻生首相は13日、与党幹部と会談し、衆院を今月21日にも解散し、衆院選を8月18日公示・同30日投開票の日程で行うことを決めた。5日の静岡県知事選で民主党など推薦の川勝平太氏が自民党など推薦の候補らを破り、12日の東京都議選でも民主が大幅に議席を伸ばした一方、自民、公明の都議会与党は過半数に届かなかった。その余韻が収まらないうちに決まった「決戦」の日程。与野党の県組織や衆院の各小選挙区の立候補予定者の陣営には緊張感や待望感など複雑な感情が交錯した。

 自民党県連の小楠和男幹事長は13日午前、読売新聞の取材に対し、都議選の結果について「民主党が一人区で(推薦候補を含め)6議席を取ったのは、政権交代を望む風が吹いている表れ。県内の衆院選各小選挙区も重大な影響が予想される。党が一つにまとまり、国の将来についての指針を打ち出してほしい」と危機感をあらわにして語った。

 この後、「8月30日投開票」などの日程が決まった後に改めて浜松市内で記者会見した小楠幹事長は、「(党推薦候補が敗れた)1週間前の知事選の影響を引きずらないで済む日程になっているとは思う」としながらも、「知事選で動いてくれた組織の疲れがとれず、(衆院選への)切り替えができていない。知事選での票の出方を見ると、(衆院選の情勢は)なかなか難しい」と述べ、知事選の悪影響を懸念した。

 公明党県本部の蓮池章平幹事長は、都議選について「自民党への批判票が大きく影響した」と述べたうえで、衆院選について「連立政権で実現してきた仕事の評価を受ける選挙。わが党としても存亡をかけた戦いになる」と決意を語った。

 衆院選で公明は県内の小選挙区に党公認候補は立てない。蓮池幹事長は「比例東海ブロックで3議席を確保するため、県内で27万票を目指す」としたうえで、小選挙区への対応について「自民党の各候補から推薦依頼を受けてから、選挙区ごとに検討する」と述べた。

 民主党県連は常任幹事会を開催。県連会長の榛葉賀津也参院議員(静岡選挙区)は、「知事選で勝ち、都議選でも大勝した。(勝利のバトンは)衆院選に渡った。全選挙区で最後の力を振り絞り、政権交代を実現したい」とあいさつした。

 終了後、記者会見した榛葉氏は「一連の勝利に喜んでばかりもいられない。都議選も、民主党が勝ったというよりも自民党が負けた。民主党の調子が良くて勝ち抜いているわけではない」と語った。岡本護・県連幹事長も記者会見で「知事選では、自民にかなりの票があることがわかった。風のみでは勝てない」と述べ、厳しい見方を示した。

 共産党県委員会の山村糸子・委員長代理は「都議選の結果からも、麻生自公政権の行き詰まりは明確。国民は衆院解散・総選挙を望んでおり、当然の流れだ」としたうえで、「(『政治とカネ』を巡る疑惑が報じられている)二階経済産業相、与謝野財務・金融相、民主党の鳩山代表と小沢代表代行を解散前に国会に呼び、集中審議を行うよう要求する」とコメントした。

 社民党県連合の桜井規順代表は、衆院選の日程が決まったことについて、「衆院選は国民に信を問う最後の機会。『いのちを大切にする政治』実現のため、全力を挙げる決意だ」とのコメントを発表した。

 幸福実現党も、県内8小選挙区に候補者を擁立すると発表している。中野雄太・県本部代表は「都議選では今ひとつだったが、消費税撤廃、憲法9条改正などの正論を訴えていきたい」としている。

1427とはずがたり:2009/07/14(火) 11:47:27
>>1426-1427

 衆院選の日程が決まり、県内の小選挙区の立候補予定者は動きを一気に本格化させた。

 知事選、都議選で敗北した自民党。6区から出馬する現職・倉田雅年氏(比例東海ブロック)は都議選について「国民が風潮に流されているようで大変残念。もっと足元を見つめ、基本的なことを考えてほしい」とコメントしたが、都議選が多くの議員に衝撃を与えたのは事実。9選を目指す3区の現職・柳沢伯夫氏の地元事務所は「大変な逆風。風というより嵐だ。自分たちが選んだ首相をしっかりと支えなければならない」と憂慮し、「今回の選挙では考えられるあらゆる手を打つ」。20日に袋井市内で事務所開きを行う。

 1区の現職・上川陽子氏の陣営は13日夕から静岡市葵区の事務所で、後援会女性部の会合に加え、後援会団体選対会議を相次いで開いた。上川氏は「逆風の中だからこそ、初当選した時のような志で、一人一人の有権者の声を届けるため頑張りたい」と語った。

 2区の現職・原田令嗣氏の陣営も、一両日中に本部事務所を開き、16日には党総支部と後援会の幹部の会合を開く。解散までを目標に、13支部ごとに事務所も設置する。5区から出馬する現職・斉藤斗志二氏(比例東海ブロック)は13日午後、選挙用のポスターの写真撮影のため上京した。

 8区の現職・塩谷文部科学相は11日に事務所開きを行った。鈴木慎二・後援会事務局長は「8月30日投開票だと若干の日がある。知事選の結果を踏まえ、さらに何ができるか戦略を練っている」と語る。

 対する民主党。「待たされた。精いっぱい戦いたい」。3区の新人・小山展弘氏は13日、こう意気込んだ。16日には磐田市に同党の長妻昭衆院議員を迎えて決起集会を開くほか、事務所を早急に開いて態勢を整える。8区の新人・斉藤進氏の陣営も「知事選、都議選と続く勢いで、間髪入れずにいきたい」(野沢和彦・後援会事務局長)と張り切る。

 1区の元議員・牧野聖修氏は13日夕、静岡市葵区中心部の呉服町交差点で「4年前の衆院選や小泉・竹中改革の結果、幸せになったと感じる人はほとんどいないと思う。知事選、都議選の勢いで政権交代を果たし、一刻も早く誤りを正さねば」と訴えた。6区の現職・渡辺周氏は「解散がささやかれた昨秋にパンフレットを作成したが、時間がたったので手直しが必要。一度は閉めた下田などの事務所も再開しなければ」と話した。

 共産党も闘志を燃やす。1区の新人・池野元章氏は13日、静岡市葵区の市街地で街頭演説。「日程がほぼ決まり、いよいよ本番。政権交代も大切だが、政治の中身をいかに変革し実現するかが重要」と訴えた。

「注目区」静岡7区片山氏「乱気流」 「注目区」の静岡7区。自民党の現職・片山さつき氏は13日、記者団に「7区は逆風というより乱気流が吹いている」と語り、「今の自民党には何を武器に戦うかがまだない。どのメンバーで戦うかも含め、党内の若手・中堅議員の動きを注視したい」と語った。

 前回、片山氏に敗れ落選した元議員・城内実氏は、「麻生おろしなど、周りからいろいろ言われるのを避けるため、『解散する』と明言し、麻生首相自ら手形を切ったということだろう」と分析。「今までが『やるやる詐欺』だったから今さら驚かない」と語った。自民党への逆風は「やや追い風」としたが、「これまでは自民の現職を意識した戦いだったが、民主党対策も必要。“二正面作戦”で戦線拡大する」と述べた。

 民主党の新人・斉木武志氏は「都議選で都民が自民党にノーを突きつけた」と追い風を期待する。「現職も元議員も官僚出身。民主党が政権を取らないと、しがらみは何も消えない」と、あくまで政権交代を主張していく構えだ。
(2009年7月14日 読売新聞)

1428千葉9区:2009/07/14(火) 11:53:38
・鳩山9区単独はポスターの関係上当然
・横路と鉢呂くらい比例辞退せんかっ
・比例単独上位はナシってことか


横路比例単独(1回限りで引退)→今回新人を立てるとか出来ないかな? (北陸瓦方式)
持論だけど比例上位立てないと組織ゆるむぞ

1429とはずがたり:2009/07/14(火) 11:54:38
たけしの助言で諦めるとはアホか。
全盛期は面白かったのかも知れないけど今のたけしは喋ってても詰まらないし,詰まらない癖に周囲がおべんちゃらで受ける(ふりをする?)のでTV出てくるだけで非常に不快になる。

東国原氏「たけし氏の助言重い」 衆院選出馬問題 (07/13 12:58、07/13 17:04 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/177004.html

 宮崎県の東国原英夫知事は13日、自民党から要請されている次期衆院選への立候補に関し、ビートたけし氏から立候補を断念すべきだとの助言を受けたことを明らかにし「重く受け止めたい」と述べた。ただ、最終的な判断は「今の時点で即答できない」と明言を避けた。県庁で記者団の質問に答えた。

 東国原氏は、たけし氏とは10日夜に都内で会食したとした上で「『逆風で大変だな。今回は我慢して次のチャンスに出た方がいいのではないか』と言っていた」と説明。「逆風」の意味について「任期を全うしないで国政転身することへの違和感だと感じる。まして首相ポストを要求するなんてけしからんとの意見もある」と指摘した。

 東京都議選に関しては「想像以上に民主党が善戦、躍進した。自民党は組織が硬直化し、体質が改まっていない」と感想を述べた。

1430とはずがたり:2009/07/14(火) 12:19:44
>>1423の道新の記事は見付かりませんでした・・。見つけた方はよろ←他力本願失敬

>>1428
組織の緩みよりも原理原則を重視したと云う事でしょうか。
比例優遇しなくても小泉チル等の様に処遇に苦労するし,今回も1位で立てると猪なんとかみたいにあたしは比例1位候補なのと勘違い出てくるのも有りましょうから,次回の総選挙の時に組織がガタガタするのが心配です。
今回は全体での民主勝利を見込めば北海道では完勝狙わずにそこそこ圧勝位の方が望ましいって面も有ろうかと思います。
北海道はブロックが小さいのでやりにくいっすね。比例定数減と引き換えに東北・北海道ブロックとかにすれば社民や共産も余裕持って当選できそうなのでそういう調整の方向性も有って然るべきかも。

舛添厚労省 北海道9区で鳩山民主代表とガチンコ対決説
http://news.livedoor.com/article/detail/4230808/
2009年07月02日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

 舛添厚労相(60)が、鳩山民主党代表の選挙区である北海道9区(室蘭、苫小牧など)から出馬する――。最近、こんな仰天情報が流れている。どういうことか。

「都議選で自民党が敗北すれば、前倒し総裁選になる可能性が高い。その時の有力候補のひとりが舛添です。でも参院議員だから、総裁選に勝ったとしても、衆院へのくら替え論が出てくる。かつて9区内(白老町)に別荘を持っていたことから地縁もあるし、鳩山との直接対決ならば話題性も十分ですからね。出馬情報は自民の選対幹部から漏れたといわれています」(永田町関係者)

 この一件は、鳩山代表自身もかつて「自民は9区に舛添氏をぶつけてくる」と口にしたことがある。26日に苫小牧市で行った会見で、その真意を聞かれた鳩山は「自民党の幹部の方が(舛添の9区出馬を)考えていると側聞したから、申し上げた」と語っていた。

 本当にそんな展開になりそうなのか。「頭のいい舛添さんがそんな話に乗るとは思えない」と言うのは、政治評論家の浅川博忠氏だ。

「地元は北海道から総理をというムードで、鳩山さんには政権交代に向けた勢いがある。そんな相手とガチンコ対決となれば、いくら知名度のある舛添さんでも厳しい。仮に負けても比例復活で当選の可能性はありますが、“新総裁”がこれではどうにも格好が悪い。その後の活動にも微妙な影響が出てきます」

 さらに、舛添には別の野望がチラつくとの見方も。

「総裁になったところで自民党が下野したら、総理でいられるわけでもなく意味がない。狙いは別のポストだよ」

 ベテランの政治ジャーナリストがこう続ける。

「彼が狙っているのはズバリ、東京都知事のポストです。99年の都知事選に無所属で出馬した際には、石原慎太郎、鳩山邦夫に次ぐ3位となり、83万票を獲得した。その後01年、07年の参院選(比例区)で2回連続トップ当選です。この実績からすれば、ポスト石原を狙った方が実現性が高く、野党の総裁よりもウマミが大きいと計算しているはず。だから、総裁選で担がれそうになっても、そう簡単には受けない。むしろ参院議員のままフリーハンドを維持して、都知事転身を目指すのではないか」

 石原都知事は、東京五輪招致が失敗に終われば「任期途中で知事の座を放り出す可能性もある」(都政関係者)と囁かれている。

 崩壊前夜の自民党のトップか、世界の大都市・東京のドンか。政界ねずみ男が目指すのは、やっぱりおいしい方か。

(日刊ゲンダイ2009年6月29日掲載)

1431片言丸:2009/07/14(火) 12:31:38
古賀さん逃亡w

さすがです古賀さんw

1433 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/14(火) 13:18:55
>>1426
静岡知事選で、湖西や新居で川勝が坂本を上回ったのは衝撃でした。
漁業・農業関連者(保守ジジイ)の基礎票の厚い地域ですが、選挙戦になれば案外、簡単に
斉木が党の勢いで追い抜くのではないかと思っています。
浜松のサラリーマンのベットタウンでもありますからね。
とりあえず、我が実家の3票は斉木で確定。

>>1431
古賀が基本ビビリなのは明白でしたが、ここまで逆方向に大胆だったとは思いませんでした。
ってか、小沢に対抗して、衆院選過半数割れたら政界引退とか言ってなかったっけ?

1434千葉9区:2009/07/14(火) 13:22:28
妄想 瓦方式


引退の近い高齢議員を比例1位に据え、選挙区には新人を擁立する。(05年総選挙にて石川3区瓦・北村の方式←派閥争いに関しては無視します。)
来るべき次々回総選挙は向かい風の選挙だろう。その時に新人擁立はキツい。今回新人を当選させ安定した地盤継承を
今の追い風なら、今から出馬表明でも若ければ勝てるっ!

・北海道
北海1 横路
・東北
福島4 渡部
・南関東
神奈5 田中慶秋
神奈6 池田元久
・北陸
長野3 羽田
・東海
三重1 中井
・近畿
兵庫3 土肥

1435千葉9区:2009/07/14(火) 13:27:06
逃げない麻生
逃げる古賀

どっちも迷惑だなあ
管昇格とかあるんですかね?

1436とはずがたり:2009/07/14(火) 13:57:39
>>1433
おお,ESPAyRnbN2さんは実家静岡(しかも浜松か湖西辺り)だったんですねぇ。当方掛川です。
熊の影響と云うか後遺症というかはどうなんでしょう?
農協が支持基盤だったのが野党暮らしでぐらついて支持基盤動揺ってのが民主離党の遠因と云うか殆ど主因だったような気がしてますけど。そういう保守オヤジどもは基本は城内で固まっているんですかね?

湖西あたりは自動車工業も盛んですしそれなりに労組票も有るという印象ですがそうでもないんですねぇ。

>>1434
>来るべき次々回総選挙は向かい風の選挙だろう。その時に新人擁立はキツい。
この発想必要っすよね。
田中慶秋を比例単独候補とかにしたくないですけど,旧社会系と旧民社系の不毛な争いに終止符を打つためにも田中・池田の同時棚上げは新時代を睨むに良いかもっすね。

東北
山形1 鹿野
とかもいいんじゃないですか?落選議員に優遇は難しいか。

1437とはずがたり:2009/07/14(火) 14:04:34
>>1433
これっすね。
衆院選で過半数割れだと議員辞職だけど都議選で過半数割れだと役職辞任で済むと云う訳ですなw
東で味噌つけて威信が雲散霧消,ここからが難しい比例下位の小泉チル斬りせねばならない剣が峰で職務抛り出し。
議員辞職どうのこうのの前に落選させるべぇ。

与党過半数割れば議員辞職
「退路断つ」と古賀氏
http://210.239.47.176/news/world/politics_kiji.php?i=zenkoku07100522183901
2007年10月05日22時18分

 自民党の古賀誠選対委員長は5日夜、京都市内の会合で「万が一、次の選挙で期待に応えることができなければ、自ら政治家としての退路を断つ決意でこの職を引き受けた」と述べ、次期衆院選で与党が過半数を確保できなければ政界を引退する覚悟を示した。

 古賀氏は会合後、記者団に「与党が過半数を下回れば議員辞職するという覚悟でやっている」と強調した。

 会合で古賀氏は「勝つために一番大事な300の選挙区をどうしていくかが大事だ」と指摘、衆院小選挙区の公認調整に重点的に取り組む考えを表明した。

「剛腕」に期待と警戒交錯 古賀選対委員長、全国行脚へ '07/10/7
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/3972

 自民党の古賀誠選対委員長が、次期衆院選に向け連休明けから全国行脚に乗り出すなど活動を本格化させる。郵政造反組と“刺客”議員の公認調整は難航必至で、混乱の火種。党内では古賀氏の「剛腕」への期待と、権限拡大に対する警戒感が交錯している。
 「参院で与野党が逆転した。来るべき総選挙は、わが党の命運を懸けた選挙になる」。古賀氏は五日、党本部で開かれた選対委初会合で危機感をにじませながら決意表明。同日夜には「与党が過半数を割れば議員辞職する覚悟」と踏み込んだ。

1438RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/14(火) 15:27:11
>>1436
とはさん掛川ですか! 柳沢はどうなんですかね?
県議補選でも民主が勝ちましたし
民主が勝つ可能性あるかもしれないですかね?

1439とはずがたり:2009/07/14(火) 16:20:48
>>1438
そうなんすよ〜。
東海の小都市ではありますが掛川をご存じ頂いてる様で嬉しいっす。

此処は柳沢が強くてやになってしまいますが,未だ未だ強いと云う個人的感想です。

ただここ数年県議選で非自民候補が当選(中間会派KENMIN代表をした松井三郎)し,長期政権の棒村市長が落選して,棒村を追いやった新市長の戸塚も1期で松井に放逐されて,松井辞任による県議補選で民主推薦の戸塚久美子女史(彼女の市議時代一度話しをして県議選に出てくださいよと激励したことあり♪)が自民市議を破って当選に,更には県知事選でも川勝リードと変化の胎動は十分過ぎる程有ることはあります。

後は磐田辺りの雰囲気がどうかなって所でしょうか。掛川は基本的に掛西の卒業生に甘いので。。

1440千葉9区:2009/07/14(火) 16:29:03
http://www.asahi.com/politics/update/0714/TKY200907140254.html
衆院、内閣不信任案を否決 自民議員に造反なし
2009年7月14日14時54分
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 衆院は14日午後の本会議で、民主、共産、社民、国民新の野党4党が共同提出した内閣不信任決議案を与党の反対多数で否決した。首相に批判的な自民党議員も「野党にはくみしない」との意向で反対したと見られ、造反の動きはなかった。

 民主党の鳩山代表は、不信任案の趣旨説明で「こそくなことはやめ、今こそ、衆議院は解散され、民意が問われるべきときだ」と述べ、麻生首相にただちに衆院を解散するよう求めた。

1441千葉9区:2009/07/14(火) 16:32:10
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090714ddlk08010133000c.html
茨城の岐路:’09夏決戦(その1) 衆院選と知事選、同日選の公算 /茨城
 ◇衆院選、来月30日投開票 保守分裂に国政の渦 投票率アップ?鍵握る浮動票
 次期衆院選が8月30日投開票の見通しとなったことで、9月13日投開票の知事選も衆院選と合わせ日程変更する公算が強まった。国政が自民対民主の2大政党対決の構図が強まる中、知事選は保守対決のまま摩擦なく走れるのか。知事選候補の各陣営は同日選をにらんだ戦略立て直しに追われた。【八田浩輔、山崎理絵、山内真弓】

 県選挙管理委員会は、解散後直ちに委員会を開き、日程の変更について検討する方針。経費削減と投票率向上の観点から同日選となる可能性が高い。

 13日午前、自民党県連は県連本部で県議有志約45人で選挙対策会議を開催。知事選で橋本昌知事(63)=似顔絵<右>=との保守分裂選を控え、元国土交通省次官の小幡政人氏(64)=支持での結束を誓った。

 会議終了後、衆院選日程の一報に接した海野透幹事長は、同日選をにらみ「衆院の先生方の力も借りられない」と危惧(きぐ)し、衆院選・知事選の情勢を「九回裏2対0で負けている状態」と指摘した。

 山口武平会長は午後の別会合終了後、投票率上昇で橋本知事の「多選」に批判的な浮動票が小幡氏に流れ「(同日選で)有利になる」と楽観的な見方を披露してみせたが、小幡氏の知名度アップの秘策は立っていない。

 一方、知事選で独自候補を擁立せず橋本知事への支持に傾く民主党県連は、保守候補に乗って衆院選の対立軸がぼやけないか、ジレンマに陥っている。県連の大畠章宏代表は都議選の結果について「多くの議席を取ったが、政権交代できるかは厳しい」と慎重な姿勢を崩さず、知事選についての具体的コメントは避けた。

 しかし民主県連の最大の支持組織である連合茨城は、今月17日に行う橋本知事との会合で推薦を伝える方向で調整中。衆院選で協力関係にある県医師連盟も14日に橋本知事に正式に推薦を伝える方針で、身内から包囲網を敷かれ、引き下がれない状況だ。橋本知事の後援会幹部は同日選について「想定内」としながらも「有利か不利か経験則から判断できない」と影響を図りかねている。

1442千葉9区:2009/07/14(火) 16:32:41
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090714ddlk08010188000c.html
茨城の岐路:’09夏決戦(その2止) 戦略立て直しに躍起 /茨城
 ◇自民は危機感、民主は期待…−−衆院選各陣営
 麻生太郎首相が次期衆院選を来月30日投開票とする日程を決めたのを受け、県内の衆院選候補者の各陣営は決戦に向け気を引き締めた。東京都議選の民主党圧勝の結果に対し、自民党陣営からは「厳しい戦いになる」、民主党陣営からは「勢いに乗りたい」との声が聞かれる。都議選の潮流にどう対処するか、問われそうだ。

 自民党候補の各陣営は「歴史的惨敗」と評された都議選の影響に危機感を募らせる。

 前回の郵政選挙で初当選した永岡桂子衆院議員(7区)の陣営は「予想されたとはいえ、得票の差に驚いている」と話した。同じく比例復活を果たした岡部英明衆院議員(5区)の陣営も「都議選の余波はかなり大きい」とため息。逆風が予想されるが、いずれも約4年間の実績を地道に訴えていく方針だ。

 危機感の強さは多選組も変わらない。連続8回当選の額賀福志郎衆院議員(2区)の陣営は「都議選の結果は深刻に受け止めなければならない」、当選10回を数える丹羽雄哉衆院議員(6区)の事務所も「厳しい。気を引き締めていかないと」と語った。いずれも閣僚経験の強みを前面に出していくという。

 一方、都議会で第一党に躍進した民主陣営は「追い風」を期待する。党県連代表の大畠章宏衆院議員(5区)の陣営は「国民の意思がはっきり反映された形。大きな力になる」と自信を深めている。高野守氏(4区)は「都市と地方(の動き)は連動しない」としつつも「結果を相乗効果にして風を吹かせるようにしたい」と話した。また、3度目の挑戦となる福島伸享氏(1区)の陣営は「こちらは関係ないと思う」と平静を努めた。

 自民と民主の2大政党対決の構図に対し、県内唯一の共産党候補の田谷武夫氏陣営は「選挙戦では、両党の悪政を指摘したい」と警戒する。無所属の中村喜四郎衆院議員(7区)の陣営は「自分たちの選挙に集中するだけ」と話した。【衆院選取材班】

1443千葉9区:2009/07/14(火) 16:34:57

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090714ddm001010091000c.html
ドキュメント・解散:土壇場、ぶれて決断 麻生降ろし、肩すかし(その1)
 ◇「都議選直後」に猛烈巻き返し
 13日昼過ぎ、首相官邸5階の首相応接室。緊急に集められた自民党役員の面々に、麻生太郎首相は「21日の週に衆議院を解散して信を問いたい。投票日は8月30日がベストだと思う」と通告した。

 決断が遅い、すぐぶれると酷評されてきた首相にとってほとんど初めての「電撃的な決断」かと思われた。東京都議選の惨敗感が生々しく残る中での「解散予約」。麻生降ろしを画策していた議員たちは意表を突かれ、計算が狂った。

 しかし、「8・30投票」は、首相主導ではなかった。首相の腹案は、「14日解散、8月8日か9日投票」だった。

 麻生降ろしを封じ、自らの解散権を確実に行使するには、都議選から間髪入れずに解散するしかないと思い詰めていたためだ。

 首相はイタリアから帰国した11日、盟友の大島理森自民党国対委員長に「13日の政府・与党連絡会議で解散を表明したい」と伝えていた。14日解散を念頭に置いた日程だ。

 12日夜には、河村建夫官房長官と細田博之自民党幹事長に、主要な自民党幹部の反応を探るよう指示した。両氏はホテルオークラの料理屋で手分けして電話をかけ続けた。

 与謝野馨財務・金融担当相は、自分の選挙区(衆院東京1区)で大物都議が落選したことに衝撃を受け、「早期解散なんてメチャクチャだ。そんな乱暴なことは絶対やめてほしい」と訴えた。

 都議選ショックをさますため選挙先送りを求める意見が大半だった。

 13日朝、首相は鬼気迫る形相だったという。「いよいよか」と官邸に緊張が走った。自民党役員会に先立つ午前11時、官邸を訪ねた大島氏と細田氏に首相は、「今週中に自分の手で解散したい」と決意を伝えた。外国訪問中の天皇陛下が17日に帰国するため、首相は、土曜日の「18日解散」にも言及した。しかし、大島氏は「与党の大勢は8月30日投票です。それには21日以降に解散する必要があります」と翻意を迫った。悶々(もんもん)としていた首相も土壇場で受け入れた。

 政府筋は「首相は間違いなく14日に解散を打つつもりだった。しかし、猛烈な巻き返しに遭った」と証言した。成算のない党役員人事にのめり込み、最後にぶれて断念したのと同じ構図だった。

==============

 ■今後の主な政治日程■

7月14日 衆院本会議で内閣不信任案採決(否決見通し)

      参院本会議で首相問責決議案採決(可決見通し)

  17日 天皇、皇后両陛下が帰国

  21〜24日の間に衆院解散

  28日 通常国会会期末予定日

8月 6日 広島原爆の日

   9日 長崎原爆の日

  18日 衆院選公示

  30日 衆院選投開票

9月 1〜30日の間に特別国会召集

  10日 衆院議員任期満了予定日

  24日 第3回G20金融サミット

  30日 麻生首相の党総裁任期切れ

毎日新聞 2009年7月14日 東京朝刊

1444名無しさん:2009/07/14(火) 16:35:21
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090714ddm002010083000c.html
ドキュメント・解散:土壇場、ぶれて決断 麻生降ろし、肩すかし(その2止)
 <1面からつづく>

 ◇「1週間で総裁選できぬ」
 麻生太郎首相が模索した「14日衆院解散」は実現しなかったが、21日の週に解散するという「解散予約」の効果はあった。

 首相の続投に批判的だった自民党町村派の幹部は「みんな(麻生氏で選挙はしたくないと)思っているけど、もうしょうがない。今から1週間で総裁選をするわけにはいかないし」と語った。

 反麻生の急先鋒(せんぽう)、中川秀直元幹事長は記者団に「正直驚いた。21日解散なんて開かれた党ではない」と注文しただけだった。山崎拓前副総裁は「がけっぷちの解散、命がけの解散だ」と危機感をあらわにしつつも、日程については「党内外の声を考慮した上での判断だと思う」と述べた。

 自民党の各派閥は、13日午後から相次いで緊急の幹部会を、夜には中堅・若手を交えた会合を開き、対応を協議した。津島派の夜の会合では「都議選の総括なくして衆院選はあり得ない」「執行部はだれも責任を取っていない」などの不満が続出した。古賀派の会合では「支持率1割台の首相を前面に立てて戦えるのか」との疑問が投げかけられた。

 それでも、殺気立ったような12日夜の空気に比べると、党内は変化していた。仮に首相主導で都議選直後に解散した場合、自民党分裂に発展する危険性もあったからだ。

 野党4党は13日午後4時5分に内閣不信任決議案と問責決議案をそれぞれ共同提出した。社民党の阿部知子政審会長は衆院の海賊・テロ対策特別委で「不信任案が提出されたので、本日の審議は打ち切らせていただきます」と宣言。野党議員はそろって退席した。

 昨年6月、福田康夫首相(当時)に対する問責決議案の共同提出に乗らなかった共産党も今回は同調した。民主党の鉢呂吉雄氏は、国会内ですれ違った共産党の穀田恵二国対委員長に「あなたの所も参加してくれたの。よかったあ、ほんとに」と声をかけた。鉢呂氏が笑顔を見せると、民主党の山岡賢次国対委員長はすかさず「自民は分裂、野党は結束」と合いの手を入れた。

 首相は午後7時22分、記者団の前に姿を見せた。「選挙はやってみなきゃ分からんもんだと常にそういう心構えで臨んできました。都合のいい時ばかり選挙ができるわけではない」。自分に言い聞かせるように語った。

1445名無しさん:2009/07/14(火) 16:36:09
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090608-145056/news/20090714-OYT1T00101.htm
解散「14日、絶対やるからな」…首相の決断(1)
 12日午後8時過ぎ。東京都議選の投票が締め切られ、自民、公明両党の苦戦が一斉にメディアで伝えられ始めると、首相公邸にいた麻生首相は携帯電話を取り出し、自民党の森元首相に電話をかけた。

 「森先生、あさってやりたいと考えています」

 麻生は森に、14日に衆院解散に踏み切りたいとの考えを伝えた。麻生は民主党の内閣不信任決議案提出を気にかけていた。自民党内で「麻生降ろし」を画策する中川秀直・元幹事長、塩崎恭久・元官房長官らを揺さぶる狙いもあったからだ。麻生には、衆院選を前に不信任案の採決で党内がバラバラになった醜態は見せたくないとの思いがあり、衆院選日程を早く決めておくしかないと考えていた。

 人事や政策で「ぶれ」が指摘され続けた麻生。今回は「14日解散」に向け、かつてない気迫を見せた。12日も河村官房長官や自民党の細田幹事長だけでなく、町村派会長の町村信孝・前官房長官、伊吹派会長の伊吹文明・元幹事長らに次々と電話をかけ、説得に当たったのだ。

 長年行動を共にしてきたあるベテラン議員には「8月8日か9日に投開票です」と伝えた後、中川らを名指しで激しく非難。「このままだと、自民党は内部崩壊していると有権者から思われてしまう。やるしかないんです」と言い切った。

 周辺の一人は「『絶対にやるんだ、やるからな』と、首相はものすごいけんまくだった」と振り返った。

 だが、都議選惨敗を受け、与党側は解散先送り論が大勢で、麻生の意向と真っ向からぶつかった。(敬称略)

1446名無しさん:2009/07/14(火) 16:36:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090714-OYT1T00109.htm
「急がなくても」盟友こん身の説得…首相の決断(2)
総選挙
 麻生首相の盟友、自民党の大島理森国会対策委員長はこのところ、憔悴(しょうすい)しきっていた。麻生の手で衆院解散をさせたいとの思いと、与党内の解散先送り論の高まりの板挟みにあっていたからだ。麻生が都議選直後に解散を断行したいとの考えにこだわることに、いら立ちも募っていた。


 思いあまって、大島は11日午後9時、麻生に電話で、「早期解散には、与党内で慎重論が強い。急がなくてもいいのではないですか」との考えを伝えた。大島は中身について多くを語らないが、「大島は電話で首相に相当厳しいことを言った」との見方が広がった。

 細田幹事長も13日午前11時、大島と連れ立って首相官邸の執務室に麻生を訪ね、与党の空気を伝えた。細田はこの日、所属する町村派幹部から「大島と一緒に、党内の声を伝えに行くべきだ。解散は急がず、少し時間を置くように話した方がいい」と助言を受けたからだ。

 麻生が後ろ盾として頼りにした森や、麻生を支える町村派会長の町村信孝・前官房長官ら派閥領袖の多くは、「麻生の下で衆院選に臨むしかない」との意向を固めていた。

 「麻生降ろし」を画策する議員の要求に屈して、麻生が衆院選前に退陣するとなれば、わずか2年間に安倍元首相、福田前首相に続いて3代続けての途中交代となり、「政権放り出し」という厳しい批判を招いて、かえって逆効果とみているためだ。麻生より人気が高い新首相を誕生させたとしても、「有権者に意図を見抜かれるだけだ」との懸念もあった。(敬称略)

 首相の決断(3)に続く

(2009年7月14日03時13分 読売新聞)

1447名無しさん:2009/07/14(火) 16:37:02
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090714-OYT1T00114.htm
公明に配慮、1週間延期で妥協…首相の決断(3)
総選挙
 公明党が都議選直後の衆院解散に「断固反対」との構えを崩していないことも、麻生に自重を促す大きな理由の一つとなった。


 麻生は12日、公明党の太田代表にも電話をかけ、「解散について、あす表明させてもらいたい」と伝えた。だが、麻生が具体的日程について明言しなかったため太田は納得せず、この日は決着がつかずに終わった。

 「マスコミ報道では、首相がきょうの政府・与党連絡会議で、14日に解散して8月8日投開票と宣言する、とあるが、本当か。そんな日程は絶対に受け入れられない」

 公明党の漆原良夫国会対策委員長は13日午前、大島を問いつめた。

 大島は「そんなことはない。おれには前々から考えていた日程があり、その日程で説得するんだ」と答えた。大島は、公明党が都議選から1か月半あいた8月下旬以降の投開票とするよう求めていることを踏まえ、首相との会談に臨んだ。

 会談で麻生は、「今週中に解散したい」と強くこだわったが、大島と細田は「翌週にやればいいじゃないですか」と、ひざ詰めで麻生を説得した。

 麻生は説得を受け入れ、執務室に公明党の太田と北側幹事長を招き入れた。「21日に始まる週に国民に信を問う決意を固めています。投票日は8月30日になります」と伝えた。太田、北側は「分かりました」と応じた。会談は10分で終わった。太田は麻生との会談後、記者団に「私は従来、都議選と衆院選はある程度の間隔をあけた方が民意を正確に受けることが出来ると主張してきた」と満足そうに語った。

 13日午後の自民党津島派幹部会。笹川総務会長は、最終的に決まった日程をこう解説した。

 「14日解散という話が流れて、それは困ると公明党が言い出し、あと1週間延ばしたところで妥協が図られたんだ」(敬称略)

 首相の決断(4)に続く

(2009年7月14日03時13分 読売新聞)

1448名無しさん:2009/07/14(火) 16:37:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090714-OYT1T00118.htm
落としどころ「8月30日投開票」…首相の決断(4)
総選挙
 7月21日にも衆院を解散した上での「8月30日投開票」という日程は、与党内の多くが賛同できる落としどころとなった。


 ある自民党幹部は13日昼、この日程で決まったとの一報を聞いて、「うまいこと考えたな」とうなった。

 「投票日を先に決めてしまえば、麻生降ろしを画策する連中も地元に帰って選挙運動をせざるを得なくなる。それに、民主党も不信任案を出した後は審議拒否に出るから、そこを批判して解散すればいい」

 首相側近の菅義偉選挙対策副委員長は13日、国会内で記者団に「極めて妥当な日にちが早く決定して良かった」と、ホッとした表情を浮かべた。菅はかねて麻生に対し、「投開票は8月30日が一番いいんじゃないですか」と進言し続けていた。

 このため、麻生が13日になって、「14日解散」を取り下げた裏には、菅の存在が取りざたされた。菅は否定しているが、自民党関係者は「首相は『菅案』を取った。菅さんが体を張って止めたそうだ」と述べた。党内では菅に対し、「ことごとく政局観を見誤り、首相の足を引っ張ってきた」との批判が出ていたが、麻生は最終的にはやはり菅の進言を聞き入れたとの見方が出ている。

 麻生は13日の政府・与党連絡会議で、民主党との対決に闘志を見せた。

 「都議選では、財源論、安全保障など各論がほとんど議論されないまま、何のための政権交代かが十分議論が尽くされなかった。衆院選では与党としてこの辺を争点にして戦う」(敬称略)

 (終わり)

(2009年7月14日03時13分 読売新聞)

1449千葉9区:2009/07/14(火) 16:38:59
>>1419
http://www.asahi.com/international/update/0713/TKY200907130374.html
海外メディア「自民は歴史的敗北に向かっている」
2009年7月13日23時51分
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 東京都議選の自民党惨敗に解散・総選挙の表明と、大きく揺れ動いたニッポンの政治について、海外メディアも13日、速報などで相次いで伝えた。「自民党は歴史的な敗北に向かっている」などと、政権交代を不可避とみる論調が目立った。

 米ニューヨーク・タイムズ紙は電子版で、麻生首相が解散・総選挙を決断したことを伝えた。「自民党は時代の変化に適応できなくなっている」とし、朝日新聞の世論調査結果などを引用しながら、総選挙で与党側が政権を失う可能性があることを指摘。さらに、「自民党は経験のない民主党が自壊して、再び政権が戻ってくるまで待つことにした」「これはバンザイ突撃だ」という日本の政治評論家の分析を伝えた。

 米ワシントン・ポスト紙(電子版)も「麻生首相が政治的な奇跡でも起こさない限り、日本の有権者は、麻生首相と自民党を下野させるだろう」と論評している。

 英BBCは、自民党内に麻生首相で総選挙を戦うことを「自殺行為」と批判する声があることを紹介。タイムズ紙(電子版)は「日本は戦後最大の政変に向かっている」と報じ、大敗した東京都議選や低迷する麻生首相の支持率を根拠に「自民党は歴史的な敗北に向かっている」と予測した。

 ロシア国営テレビは、麻生首相について「戦後最も不人気な首相として歴史に刻まれた」と伝えた。首相就任以降、経済危機にも見舞われたと解説。自民党の敗因については「多くの日本人は、自民党が半世紀にわたって政権を握り続けた間に内部からの改革能力を失い、官僚的組織に変わったとみている。日本社会では、大きな変化への願望が熟している」と報じた。

 中国の新華社通信は、都議選で与党が惨敗したことを報じ、麻生政権と自民党の直面する情勢が一層厳しくなったと東京発で伝えた。中国政府の見方をにじませたと言える。(ワシントン、ロンドン、モスクワ、北京)

1450千葉9区:2009/07/14(火) 16:41:14
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090714-OHT1T00018.htm?from=yol
日テレ困った!24時間テレビを8・30衆院選が直撃
 政府・与党が13日、解散総選挙について8月30日投開票で合意したことで、日テレ系「24時間テレビ32 愛は地球を救う」(8月29日・後6時半〜30日・後8時54分)が衆院選の直撃を受けることになった。先月の定例会見で、細川知正社長(68)は「8月30日(の投開票)は困る。24時間テレビの日だから」と笑っていたが、嫌な予感が的中。難しい対応を迫られることになった。

 同局では、前回05年衆院選で午後6時から翌日午前2時まで開票速報を伝えるなど、今回も選挙特番を予定。同時間帯の看板番組への影響は必至だ。放送32年目で初の緊急事態に、関係者は「現時点で編成については何も言えない」と困惑。「両番組とも全社態勢。人員や資材の調整が大変です」と特に地方の系列局では悲鳴も上がった。

 最も悩ましいのが、恒例のマラソン中継。同局系「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンター・イモトアヤコ(23)が、女性最長126・585キロに挑むが、各局が得票予想を打つ午後8時過ぎに小窓画面でゴール…の恐れも。関係者はマラソンスタート時間の繰り上げなど「これから対応を検討する」としており、14日の編成部門の会議で話し合われるとみられる。

 イッテQロケでケニアに滞在中のイモトは、衆院選ショックを把握していない模様。12日付のブログでは「思ったより寒いですわぁ」と笑顔の写真付きでつづっている。

http://npn.co.jp/article/detail/22007524/
日テレ困った 24時間テレビと衆院選がバッティング
 自民党の東京都議選惨敗を受け、麻生太郎首相は与党幹部と13日に協議し、衆院を21日にも解散、8月30日に衆院選を実施する日程で合意した。それに合わせてテレビ各局も選挙速報の準備に追われているが、衆院選の日程に頭を抱えているのが8月29〜30日にかけて「24時間テレビ 愛は地球を救う」を放送する日本テレビの上層部だという。

 「都議選をなんとかしのいでいればもう少し麻生政権が延命できていた。しかし、あの惨敗ぶりでは全く言い訳がきかず、戦後初となる8月に衆院選に踏み切らざるを得なくなった」(政治記者)
 麻生政権と自民党に逆風が吹き荒れる中、12日に投開票が行われた都議選で、自民党は民主党に第1党の座を明け渡し、さらには公明党と合わせた与党過半数を割り込む歴史的大敗を喫した。それを受け、麻生首相は衆院選の日程について“苦渋の決断”を下した。
 「おそらく、このままでは衆院選でも民主党旋風が吹き荒れ、自公連立政権が崩壊し政権交代という歴史的な選挙になる。それだけに、視聴者の関心は高く、各社は少しでも視聴率を上げるため、総力戦で臨む」(同)
 そんな中、衆院選の日程が“ありがた迷惑”なのが、「24時間テレビ」と衆院選が重なる日テレだという。

1451千葉9区:2009/07/14(火) 16:43:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090714ddm005010155000c.html
選挙:衆院選 民主単独過半数、赤松氏が見通し
 民主党の赤松広隆選対委員長は13日、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、次期衆院選での民主党の獲得議席数について「謙虚に見て249議席」と述べ、同党が単独過半数を確保するとの見通しを示した。「(東京都議選など)地方選が示す勢いは強い」とも指摘した。

 ただ、民主党が単独過半数を得た場合でも、社民、国民新両党などとの連立については「政権安定のためにも必ず組む」と強調した。小沢一郎代表代行の選挙区替えについては「ここ(岩手4区)以外ない。引退しない限り、地元も小沢氏以外受け入れない」と改めて否定した。【渡辺創】

1452千葉9区:2009/07/14(火) 16:43:51
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090714ddm041010043000c.html
選挙:衆院選 防災訓練できない? 投開票と重複、日程変更も 自治体「早く決めて」
 投開票日が8月30日で固まったことを受け、この日に防災訓練を予定している自治体が頭を抱えている。投開票事務と訓練に携わる職員の確保が困難なためだ。訓練会場と投票所が重複するケースもあり、訓練中止の検討や計画見直しを余儀なくされる自治体もある。

 静岡県と同県袋井市は共催で訓練を予定していたが日程変更を決めた。ところが、自衛隊や警察を含む1000人以上が参加するため、県危機対策室は「関係機関との調整は簡単ではない」と頭を抱える。同様に日程変更を検討している岩手県や栃木県も自衛隊などとの連絡調整がネックという。

 会場が重なる横浜市は市内の小中学校4校で予定していた児童生徒による避難訓練を9月5日に延期した。また、東京都は首都圏8都県市の防災訓練の一環として計画していた合同訓練の会場変更を、福島県双葉町も訓練の日程変更を余儀なくされそうだ。

 このほか、山梨県では甲府市など16市町村、千葉県でも分かっているだけで10市が8月30日に訓練を予定している。

 このうち、同県船橋市は市内全54小学校に市職員を配置する大規模な訓練。市防災課の担当者は「中止や延期、規模縮小を検討しているので、早く正式に決めてほしい」と苦り切っていた。

1453とはずがたり:2009/07/14(火) 16:45:52
総総分離をするなら総理は選管内閣なんだからテレビなんか出ずにじっと公務しとけばいいんだよ。
新総裁が影の内閣率いて次の政権構想を示す訳であるし民主の内閣と自民の内閣のどっちが良いかの較べあいになりますな。
麻生引きずり降ろしに失敗したらその位の事はやるかもな。

60 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 16:39:29 ID:1lvBkjvY
武田記者@TBSラジオ
「総総分離論唱えている方がいますけど、
選挙期間中のTV討論会は総理と総裁どちらが務めるのかという話」

1454とはずがたり:2009/07/14(火) 16:53:51
>>1445
最初からこの気魄を見せればよかったのに。
> 人事や政策で「ぶれ」が指摘され続けた麻生。今回は「14日解散」に向け、かつてない気迫を見せた。12日も河村官房長官や自民党の細田幹事長だけでなく、町村派会長の町村信孝・前官房長官、伊吹派会長の伊吹文明・元幹事長らに次々と電話をかけ、説得に当たったのだ。
> 周辺の一人は「『絶対にやるんだ、やるからな』と、首相はものすごいけんまくだった」と振り返った。

1455千葉9区:2009/07/14(火) 19:35:53
中川はまた二日酔いか?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071400712
自民、離党表明の長崎氏ら欠席=衆院本会議
 麻生内閣不信任決議案を否決した14日の衆院本会議では、自民党からの造反者はいなかったが、選挙区調整への不満から離党届を提出した長崎幸太郎氏が欠席した。同氏の事務所は「体調不良が理由」としている。
 このほか、福田康夫前首相が天皇陛下の外国訪問に同行中のため、中川昭一前財務相が体調不良のため、それぞれ欠席した。
 また、麻生太郎首相の問責決議が可決された参院本会議では、山内俊夫文部科学副大臣が公務出張で欠席した。 (2009/07/14-17:47)

1456 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/14(火) 19:54:08
>>1436
先月、掛川、というか愛野にある前知事の負の遺産に行った時、小山のピンのポスターが駅前に堂々と
張り出されてましたが、さすがに張り替えられたのだろうか。

熊の影響って、殆どないんじゃないですかねえ。我が実家も後援会に入ってましたが。
労組票ってものは他も似たようなものでしょうが、殆どないと思います。
農協とか漁協とかには属さない浮動票で、その職種はサラリーマン=労組員が多いだけかと。
それが民主(反政権票)に流れやすいというだけで、労組に組織されての投票ではないと思います。

旧引佐は別にして、湖西や旧浜名も保守ジジイは漸減して、労組票という名の浮動票は増えてます。
城内はそこにアピールできているわけでもないし、私は斉木の逆転が期待できると思っています。
ポスターを見る限り、城内や特定郵便局のような地域のボス中心で、農家はなんだかんだでさつきかな。

1457名無しさん:2009/07/14(火) 20:35:38
>>1423
もっと候補を立てるべき
あと2・3人は

1458名無しさん:2009/07/14(火) 22:02:26
>>1457
北海道の民主比例は5議席以上は難しいでしょう
民4 自2 公1 大1 で決まりだと思いますよ。

1459名無しさん:2009/07/14(火) 22:06:54
>>1449 世界中の見解のご紹介ありがとうございます。

まさに、古賀の涙かな、ですね。

で、なんで尾辻やめちゃうのかな。

多分、古賀はプッツン辞任、尾辻はやってられない辞任。

まさに、織田鉄砲隊に突っ込んでいく武田騎馬隊が負けそうなので、武田の親族家臣御親類衆がこっそり後から逃げていくのとソックリ

なにせ、古賀は郵政の議決の時も、子分の野田には反対票投じさせといて、自分はコッソリ棄権してたからな。

ところで…アベにしろ、アソウにしろ、なんでスガの言うことばかり聞くのか、そんなにお調子ものなのかな。

ところで、最近よくお見かけする、町村派の谷川センセ、いいキャラですねえ。

1460とはずがたり:2009/07/14(火) 22:37:01
>>1456
おお,なんと。将に一昨日の日曜日に愛野駅前クルマで通りがかりましたが気がつきませんでしたな〜。。>小山のピン
2連は見たような気もしましたけど。
因みにその知事の実家はあの負の遺産の小笠山を挟んだ向こう側っす。

おお,これまたなんと!>我が実家も後援会
彼の無様な最期(大見栄切って離党,新党党首に就任,敢えなく落選,選挙違反で公民権停止)ではありましたが随分早く熊の影響力が雲散霧消したので彼の地盤は何だったんだって感じが今でもしてます。

なるほど,情勢感謝。>農家はさつき
なんか城内は圧勝みたいな情報が出廻ってる感じもするんですけど,俺もイマイチ嘘くさいと云う気がしまして,佐鳴湖周辺や浜北辺りの住宅街を思うに民主が普通に得票するように思えてならなかったです。
さつきがまるっきり票取れないであろうことが城内の浮上の一つの条件であろうかと思ってたので農家がさつきであるというなら結構楽しみですねえ。

1461ぐらもん:2009/07/14(火) 22:46:02
民主の比例単独はどうなるのでしょう?
前回あった「候補全員当選で議席が他の党へ」というのが北海道と東海でありそうな気が
します。問題ある候補を替えない近畿(大阪、あと個人的には兵庫5区の梶原)と違い内規
に厳格すぎて問題があるような気がします。
特に金子洋一氏は絶対に入れるべきだと思います。(単独1位でもいいと個人的には思います。)
愛知、三重はほぼ全区とれるでしょうし、静岡も3区と7区以外は大丈夫なのではなしでしょう
か。あとは岐阜ですが3区以外は選挙区はとれないでしょうが東海ブロック全体でかなり比例票
が見込めるので大丈夫でしょう。その辺りが伝わってこないので少し心配ですね。
(民主岐阜2区の大物小嶋昭次郎氏が入るかどうかに注目しています、参院選出馬問題も絡んで
ますので。)

1462とはずがたり:2009/07/14(火) 23:00:19
>>1457-1458 >>1461
北海道ブロックは現職が死んだり若しくは北海道知事へ転出とかを考えると余裕が必要かも知れませんね。

金子氏,小嶋氏正直忘れてましたけど,この辺に名前が出てくるかも知れませんね。
当選してしまうと次回の処遇が難しくなってきますが有りかも。
中井を比例上位で良いので若いのと差し替えたい所ですが。。

兵庫の梶原にはどの様な問題点が??
実際問題,候補者を今の段階で差し替えるのは難しそうですが,今回は順風で通ってしまって差し替えのタイミングを逸しそうですね。。

1463名無しさん:2009/07/14(火) 23:14:28
>>1461

>愛知、三重はほぼ全区とれるでしょうし、

えー、愛知も知っていますが、三重の人間として言わさせていただきます。

岡田、中川はガチガチです、間違いありません。

でも、中井、川崎は共に親の代からの犬猿の仲、因縁の対決。今回もヒートアップ間違いなし。
そのときの風がどの程度かにもよりますが、かなりいい勝負になるでしょう。

4区は…私のコキョーですが、タムゲン以来の地盤を切り崩すのは難しいでしょう。しかも与党候補のほうが若いので。
但し2世なので、あまり地元で評判もよくなく、前回選挙以来、次回はムリだろうと言われていました。
ここはチョット風が必要になってきます。

5区は…私もここ地域のガッコに3年通いましたが…かなりの保守地盤です。3年間カルチャーショックの連続でしたから。
復活はあるでしょうけど、選挙区ゲットは難しいでしょう、よほど全国的に風が吹けば別ですが。

まあ、民主は岡田+中川+中井or森本といったところでしょうか。
どんなにとっても4つくらいだと思います。

1464ぐらもん:2009/07/14(火) 23:57:49
>>1462
金子氏は民主では数少ない金融通であり消費者問題の専門家でもあります。加えて前回逆風下の中得票を16000票
伸ばした実績もあり、「それだけ伸ばしたのになぜ差し替え?」という声も挙がっていました。
経済系ブログ(リフレ系)の間では「民主関係者の内金融でまともなことを言っているのは小沢鋭仁と馬渕澄夫と
金子洋一だけ、大塚耕平や峰崎直樹の言うとおりにしたら大恐慌が起きる。」と言われており期待している多い
です。

小嶋氏に関しては参院選の問題があります。前回参院選で出馬を表明したものの却下されたため一時は2区の党員が
集団離党するなどの経緯があり小嶋氏や周囲からは「次の参院選は公認」という暗黙の了解があります。
しかし、現職の山下は次も出る気のようですし、山下がいなくなると総評系の議員がいなくなるという内部事情もあ
るので、労組関係者にしてみればここで議員になってもらう方がいいのではという考えが起こ
っても不思議ではありません。ただ現在2区の選対委員長なので実際のところは難しいでしょうが。

梶原に関しては選挙4回で比例復活1回という弱さと2世という弱みですね。
あとは福知山線事故宴会問題を覚えている人も多いです。大出jrがかぶる気がします。

>>1463
5区はやっぱり難しいんですね。芝参議院議員の地元ですし、風も吹いているのでもしかしたらという期待はしていた
んですが。1区に関しては公明が味方した方が勝つというジンクスをそろそろ破って頂きたいと思っています。

1465名無しさん:2009/07/15(水) 00:11:31
深夜の最新支持率情報!
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090714-OYT1T01086.htm
衆院選「早い方がよかった」56%…読売世論調査

麻生首相が衆院選を「8月18日公示―同30日投開票」の日程で行うことを決めたのを受け、読売新聞社は13日午後から14日にかけて、電話方式による緊急全国世論調査を実施した。

 衆院選日程について「もっと早い方がよかった」と答えた人は56%で、「妥当だ」30%、「もっと遅い方がよかった」10%となった。自民党が衆院選に麻生首相で臨むことについては「よかった」が46%だったが、「別の人に代わる方がよかった」も40%に達した。


 麻生内閣の支持率は18・6%で、閣僚補充人事を受けた前回緊急調査(2〜3日実施)の19・7%を下回った。不支持率は72・1%(前回66・4%)に上がり、3月6〜8日の調査(74・8%)以来となる7割台を記録した。

 自民惨敗の東京都議選結果については「よかった」66%が「よくなかった」20%を大きく上回った。衆院選の前哨戦と位置付けられた都議選結果を反映するように、衆院小選挙区の投票先は民主34%、自民21%、比例も民主36%(前回35%)、自民21%(同25%)で民主が優位に立っている。

 自民が宮崎県の東国原英夫知事に衆院選立候補を要請したことで、自民への印象は「悪くなった」という人は57%に上った。

 麻生氏と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいかを聞くと、鳩山氏45%(前回41%)、麻生氏25%(同24%)で、鳩山氏がリードしている。

 ただ、鳩山氏の資金管理団体を巡る個人献金偽装問題に関しては、鳩山氏が説明責任を果たしていないと思う人が82%(同80%)に達した。この問題の責任を取って鳩山氏は代表を「辞任すべきだ」は29%(同30%)、「辞任する必要はない」は61%(同57%)だった。

 衆院選後の望ましい政権の枠組みは「政界再編による新しい枠組み」37%、「民主中心」26%、「自民と民主による大連立」20%、「自民中心」12%の順に多かった。

 政党支持率は民主30・1%(同28・6%)、自民24・8%(同25・5%)だった。

1466千葉9区:2009/07/15(水) 00:44:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009071402000072.html
都議選から占う衆院選 民主『地滑り的勝利』か
2009年7月14日 朝刊

 十二日の東京都議選は、民主党の大勝となった。有権者の投票行動は、八月三十日投票が決まった次期衆院選でも民主党勝利、自民党敗北を想起させる。都議選をめぐる各種の数字から、衆院選の行方を占った。

 都議選の投票総数に対する政党別の得票率は民主40・7%、自民25・8%で、民主党が約15ポイント差をつけた。郵政民営化を争点に、自民党が圧勝した二〇〇五年の前回衆院選と逆転し、さらに水をあける結果になっている。

 自民党は前回衆院選で、公明党の太田昭宏代表の12区を除く都内二十四選挙区で公認候補を擁立。民主党との対戦成績は23勝1敗と完勝し、東京が地滑り的勝利の象徴になった。

 それが、今回の都議選の得票結果を小選挙区別に振り分けてみると、民主党が小選挙区で候補者を擁立していない東京11、12区を含め、全二十五選挙区で民主票が自民票を上回った。公明票を100%上乗せすると自民党もやや盛り返すが、現時点では、劣勢をはね返すのは困難なことをデータは示している。

 衆院選を占う意味では、都議選で七選挙区ある一人区の結果も興味深い。衆院選は一人区の小選挙区で争われるからだ。今回、自民党は島部の一勝のみだった。

 本紙の都議選出口調査では、民主党に投票したと答えた人よりも、次期衆院選の比例代表で民主党に投票すると回答した人の数が多かった。つまり今のままだと都議選よりも強い追い風が民主党に吹くことになる。

 世論と政治の関係に詳しい明治大学政経学部の井田正道教授は「一連の世論調査は、民主40%、自民25%の支持のベースがあることを示している。民主党が大きく下がることはないのでは」と指摘。さらに「衆院では、自民党の個人的知名度は高く、組織力も強いが、都議選を見ても民主党が(知名度や組織力不足を)乗り越えてきている。都議選の結果が全国に波及することも考えられ、次期衆院選の勝敗が前回と正反対になる可能性は十分にある」と話している。 (原田悟)

1467千葉9区:2009/07/15(水) 00:46:20
創価住民票移動説は都市伝説か
555 :無党派さん:2009/07/15(水) 00:06:35 ID:uJEDYFtq
>>463
ついでに合計したよ。

北区+足立区の有権者

2005年9月 789201
2008年9月 804041
2009年7月 803050

これも大量の移動ってのはなさそうだなぁ。

1468千葉9区:2009/07/15(水) 00:47:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090714/stt0907142302017-n1.htm
【衆院解散】小泉チルドレンの最後の決断は離党、不出馬…残留? (1/2ページ)
2009.7.14 22:55

 「崖(がけ)っ縁」と呼ばれて久しい自民党の「小泉チルドレン」が、いよいよ“最後の選択”を迫られている。「生みの親」である小泉純一郎元首相の影響力低下に都議選大敗も加わり、衆院選での苦戦は必至。すでに自治体選挙に挑戦した議員や、党公認が得られず離党した議員、不出馬を決めた議員。それぞれの選択をしてきたチルドレンたちの去就は…。

 ■離脱組

 「われわれは王道を歩んでいたのに、自民党が国民目線の政治をせず、ずれていった。ずれたものに追いすがるつもりはない」

 不信任決議案の採決を欠席し、党と決別した胸の内をこう語るのは、長崎幸太郎氏(比例南関東)。衆院山梨2区からの出馬を目指していたが、党公認を得られず13日に離党した。「(チルドレンは)多くの人の意見を取り込もうという政治の“最後の砦(とりで)”。自民党は早く目を覚ましてほしい」。自らは無所属で出馬する。

 北海道1区での公認争いに敗れた杉村太蔵氏(比例南関東)は先月4日、衆院選への不出馬を決めた。「捲土(けんど)重来を期したい」と再挑戦を語ったが、ブログは閉鎖されたままだ。

 ■残留組

 党内に残るチルドレンたちも前途は多難だ。

 「また(比例順位が)27位なら、『ほかの人を出してください』と言おうと思っている」と話すのは、比例単独の安井潤一郎氏(比例東京)。「比例順位は4年間の自分に対する評価。順位の低さは、自分に期待していないということ」と党の処遇の行方を見守る。

 選挙区を持たない「比例単独組」14人のうち、引退議員の選挙区に移れた幸運なチルドレンは2人しかいない。

 公認争いに敗れながら、党に公認を求め続けるのは広津素子氏(比例九州)。現状の不利は自覚しているが、「次は自分(が公認される)と思っていた。最後までその気持ちで突き進もうと思っている」。

 ■辞職組

 衆院議員を辞職し、自治体の首長選挙に臨んだチルドレンもいるが、結果はさまざまだ。山口2区で当選した福田良彦氏は、20年2月の山口県岩国市長選で当選を果たした。しかし、今年5月に議員辞職した鍵田忠兵衛氏は、7月12日投開票の奈良市長選で敗れた。

 今年5月、さいたま市長選出馬のため衆院議員を辞職し、落選した中森福代氏は「前回は『郵政』のキーワードが躍った。今回は『政権交代』。国民は言葉の本質を理解しているのだろうか。私も郵政で受かった立場だが、本当に“刺客”を送ってよかったのか。見直す姿勢は大事だ」と話す。中森氏は逆風にさらされるチルドレンに対し「残念ながら、自分が勝つことだけを考える人もいた。地域のため熱く、真摯(しんし)に戦ってほしい」と考えている。

1469千葉9区:2009/07/15(水) 00:48:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090714/stt0907142115014-n1.htm
東国原知事擁立を事実上断念 自民・古賀氏
2009.7.14 21:15

 自民党の古賀誠選対委員長は14日、東国原英夫宮崎県知事の衆院選擁立を事実上断念する考えを示唆した。擁立作業は古賀氏を中心に進めていたが、世論や党内の反発が強いことから早期収拾する方向で調整に入っていた。

 東京都議選など一連の地方選敗北と擁立問題の責任をとって選対委員長職を辞任する意向を表明したことも背景にある。今後、自民党側から出馬を働き掛けることはないとみられる。

 東国原氏は自民党に対し、全国知事会の地方分権に関する7項目の要望を自民党のマニフェスト(政権公約)に「一言一句」明記することを出馬の条件に挙げていた。

 これに関し古賀氏は党本部で記者団に「マニフェストは選挙の魂だ。自民党の考え方はしっかり貫く。中長期的な課題で難しいところがいくつかある。東国原氏の方でどう考えるかだ」と述べた。出馬条件が受け入れ困難との認識を表明することで、擁立に否定的な考えを示したとみられる。

 都議選惨敗に関連し、石原伸晃幹事長代理が「東国原氏が新総裁になる話などが出て、党が混乱しているというイメージを与えてしまった」と指摘していた。

1470千葉9区:2009/07/15(水) 00:52:19
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090714/fnc0907142245019-n1.htm
【激突総選挙 経済論争】政権交代にらむ霞が関 組織防衛へ水面下で奔走 (1/2ページ)
2009.7.14 22:44

 衆院本会議に内閣不信任決議案が提出、否決された14日、東京・霞が関の官僚は政権交代を視野に入れて活発に動いていた。政治主導を標榜(ひょうぼう)し、予算編成を大幅に見直そうとする民主党が政権を取れば、“霞が関の論理”が崩れかねないためだ。

 ただ、民主党に軸足を置きすぎると、自民党の反発を買う。各省庁は表面上、両にらみの構えだが、水面下では組織防衛に向けて知恵を絞っている。

 総選挙が行われる8月末は各省庁が財務省に来年度の予算要求を提出する期限でもあり、「ご説明」と称して与野党議員を回る官僚にも複雑な思惑が交錯している。

 ■準備は怠りなく

 「これから野党になるのでよろしく」。ある自民党の参院議員は訪ねてきた官僚に軽口をたたいた。霞が関は今、人事異動の時期。異動対象の各省幹部は永田町の議員会館に出向いているが、行き先は自民党だけではない。民主党議員もまんべんなく訪れている。

 財務省は14日付人事で、「民主党に近い」とされる若手を幹部に抜擢(ばってき)する民主党シフトを敷いた。ある財務省幹部は「必要に応じた準備はする」と話し、政権交代に向けた根回しを進めていることを隠さない。

 これから本格化する予算編成に備えるのが当面の目的だ。各省庁は来年度予算の概算要求基準(シーリング)に従い、予算要求の策定作業を急いでいるが、財務省は選挙期間中も例年通りの準備を進める考えだ。

 ■募る不安

 だが、民主党は各省庁の予算要求について「すべては無理でも、主だったものは見直したい」(幹部)という。平成21年度予算についても新たに補正予算を組んで大幅に仕切り直す構えで、予算編成を担う財務省主計局の幹部は「補正予算の検討は法律上、可能だが(内容の)程度はどうなのか」と不安げな表情だ。

 既得権益の大きな省庁ではさらに不安が増幅し、強い不信感を招いている。

 「農業補助金に大幅に切り込む。官僚の抵抗は大きいだろうが絶対にやる」と息巻く民主党の農水関係議員のもとには「役人はほとんど来ない」という。国土交通省にとっても、高速道路一部無料化や、ガソリン税などの暫定税率廃止を掲げる民主党政権の誕生は悪夢だ。ある幹部は「話し合いの場を持つことは難しい」と話す。

 ■「役人は敵じゃない」

 そんな国交省内でも温度差はある。民主党は4月に「住宅ビジョン」の中間報告をまとめたが、その際、国交省住宅局からヒアリングを重ねた。この報告について民主党の鳩山由紀夫代表は「経済効果もあって面白い政策」と自賛。民主党と“連携”した住宅局は良好な関係の維持に期待する。

 「与党になれば現実的な対応を迫られる。すぐに劇的な変化が表れることはないだろう」と経済産業省幹部は自信をみせる。民主党幹部の一人は「参議院で過半数を取ってから役所からの接触が多くなった」と、経産省の根回しが徹底していることを明かした。

 経産省は今国会で11法案を提出し、10法案が成立した。民主党幹部は「対話を繰り返し、法案にもこちらの意図が随分入るようになった」と満足げだ。さらに人事異動の一覧を繰り「役人は敵じゃない。いかにうまく使うかだ」と話した。

 もっとも官僚にとって一方の政党に肩入れすることは大きなリスクを伴う。平成5年に自民党が下野した際には、当時の斎藤次郎大蔵事務次官と新生党の小沢一郎代表幹事(現民主党代表代行)との連携ぶりが際立った。斎藤氏はその後、政権を奪い返した自民党から徹底的に冷遇されたが、これが旧大蔵省凋落(ちょうらく)の原点ともなった。自民党か民主党か−。霞が関の官僚は、先の読めない政局に神経をすり減らしている。

1471千葉9区:2009/07/15(水) 00:58:10
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-14-M_1-002-1_001.html?PSID=68e6b6e59b5fcc15eaac7625d946d74b
県内選挙区 一気に過熱/支持拡大へ全力/独自争点出し 集票狙う

 8月30日の投開票がほぼ確定した衆院選。県内の4選挙区では昨年から立候補予定者が活発な活動を展開している。迷走する国政の動きに翻弄されてきた各陣営は、選挙へ向け一気に走りだす。政権選択に加え、基地問題など沖縄独自の争点を軸に支持拡大を目指す各選挙区の情勢を追った。

【1区】

 国民新党現職と自民、共産の両新人の三つどもえの構図。政権交代を訴え、4期目を目指す国民新現職の下地幹郎氏(47)。与党との対立を激化させ、無党派層への支持拡大を狙う。19日に同党の亀井静香代表代行と推薦を受けた民主の鳩山由紀夫代表が来県。合同決起大会でてこ入れする。 

 自民公認の予定で前県議の国場幸之助氏(36)は、自公と経済界の厚い支持を基盤に議席奪還を目指す。10日の激励パーティーには仲井真弘多知事や翁長雄志那覇市長らが駆け付けた。5日の那覇市議選で当選した24人の自公、無所属議員と連携し支持拡大を図る。

 共産党県委は前県議で新人の外間久子氏(70)を擁立。「唯一の革新、女性候補」を強調。憲法9条の堅持を訴え、市議選後も自公、民主への批判を強めている。各地で街頭演説を展開している。

【2区】

 社民現職で県連委員長の照屋寛徳氏(63)。3期目を目指し、同党唯一の選挙区死守に総力を挙げる。11日には、宜野湾市で本部の事務所開きを行い、選挙戦に向けて本腰を入れている。選挙区内の県議に加えて本島中部の革新系首長らのほとんどが応援に駆け付け、厚い支持基盤で運動を展開する。

 自民現職(九州比例)の安次富修氏(53)は、選挙区での議席獲得を目指す。17日に林幹雄沖縄担当相が来県するほか、比例の公明新人で、前参院議員の遠山清彦氏(40)とのセット戦術を展開している。11日には大票田の浦添市に事務所を設置。選対本部長に就任予定の儀間光男市長らを中心に支持拡大を目指す。

【3区】

 米軍普天間飛行場の代替施設建設問題など、基地と振興策に焦点が当たる。5人が立候補を予定、与野党入り乱れた激しい選挙戦となりそうだ。

 自民現職の嘉数知賢氏(68)は、5期目を目指す。支持基盤の名護市や大票田の沖縄市に選対事務所を設置。14日にはうるま市にも立ち上げ、広域選挙区で支持拡大を図る。現職の強みを生かし、自民・公明の支持基盤を手堅くまとめるほか、無党派層への食い込みも進める。

 社民公認の新人で、前県議の新川秀清氏(72)は、6月末にうるま市内で県立病院や地域医療介護を考える講演会を開き、福祉政策の充実など訴えた。沖縄市、うるま市など4カ所に事務所を構えたほか、名護市にも近く設置する。ビラ配りや地域懇談会を重ね、支持拡大を訴えていく。

 民主公認で新人の玉城デニー氏(49)は、政策パンフレットの配布やポスターなどで「政権交代」をアピール。同党への追い風を背景に、無党派層への支持拡大を図る。14日には選対本部を発足。19日には支援労組の連合の大会に合わせて鳩山代表が激励に訪れ、ムードを高めていく。

 自民前県議で無所属新人の小渡亨氏(56)は沖縄市、うるま市、名護市で運動拠点の事務所を開いた。中北部の市町村議らに支持を広げる。これまでに4市町村に事務所を設置。13日にはうるま市内で支援者の集いを開き、無党派に加え保守層への浸透を狙っている。

【4区】

 自民現職・民主新人の一騎打ちの公算が大きい。宮古・八重山などの離島での政策の浸透が鍵となる。

 自民現職の西銘恒三郎氏(54)は3期目に向けて、支持拡大を図る。15日にも同区の県議や各市町村の支部長らを集めて選対会議を開催する。ほぼ全市町村の首長が支部長を務めることも決定しており、厚い支持基盤でこれまでの実績と政策を浸透させる。

 民主新人の瑞慶覧長敏氏(50)。出身の南部を中心に、先島地域でも支持拡大を図る。15日に連合の支援大会を開催、労組の動きを活発化させる。19日に来県する鳩山代表との街頭演説のほか、まつり会場などで支持を訴える。宮古、八重山も県議が支部長に就任した。

幸福実現は4氏

 幸福実現は、全4区に新人の候補者を擁立。1区は県本部代表の平良成輝氏(40)、2区は県本部副代表の富川昇氏(65)、3区は県本部副代表の金城竜郎氏(45)、4区は県本部副代表の富川満也氏(34)。6月中旬の表明以降、独自の運動を展開している。


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