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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1■とはずがたり:2002/12/21(土) 09:07
都市計画に関するスレッド。田舎の道路開通も可。

160とはずがたり:2003/09/15(月) 17:50
>>140 >>145 >>148 続報
中国新聞ウォッチャーにして道路好きのにぬけんがよもやこのニュースを逃している事はないと思うが…。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03091032.html

通行料減で渋滞緩和? 山陽道などで実験へ '03/9/10

社会実験期間中の普通車の割引料金
(カッコ内は通常料金)
山陽道(終日・土日祝日も含む)
廿日市IC→五日市IC300(600)
廿日市IC→広 島IC450(900)
五日市IC→広 島IC200(400)
広島高速道路(平日午前6―9時)
1号線 馬木→間所130(250)
温品→間所50(100)
4号線 沼田→中広200(400)
草津沼田道路(平日午前6―9時)
田 方←→商工センター無料(150)
古田台←→商工センター無料(100)

 山陽自動車道や広島高速道路などの通行料金を割り引き、広島市域の渋滞緩和効果を探る社会実験が十月十四日から始まる。広島、廿日市市や国などでつくる広島地区高速道路社会実験協議会が九日、発表した。十二月十九日までの期間中、対象路線の通行料金はほぼ半額または無料となる。

 計四路線で、山陽道廿日市―広島インターチェンジ間(二七・七キロ)▽広島高速1号(安芸府中道路、四・二キロ)▽同4号(広島西風新都線、四・九キロ)―の三路線は上りまたは市中心部方向だけ、草津沼田道路(一・七キロ)は両方向とも対象となる。

 通行料は草津沼田道路は無料とし、その他の路線は普通車や大型車など全車種で通常のほぼ半額に引き下げる。土日祝日を含め、終日割り引く山陽道のほかは、平日午前六時〜九時に限る。

 市内では朝の通勤時、国道2号西広島バイパス入り口交差点(西区)付近で中心部向きが激しく渋滞し、二〇〇〇年の市の調査では最大五・七キロに及んだ。高速1号と並行する県道広島中島線は平日午前七時から三十分間、バスの定時運行を確保するため、中心部へ向かうマイカーを通行禁止としている。

 同協議会は期間中、有料道路や沿線道路の交通量、渋滞状況を調べ、料金値下げを本格実施するかどうかの判断材料とする。市は本年度補正予算に、通行料金の差額補てん費など六千四百万円を計上している。うち半額を国が補助する。

161とはずがたり:2003/09/15(月) 17:53

本四連絡橋交通量値下げ関連
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=2246&KEY=1038805069&START=118&END=120&NOFIRST=TRUE

162とはずがたり:2003/09/15(月) 18:23

>>78 東広島呉道路 JHの引き受け拒否で無料化

>>113 トヨタ 愛環線利用促進 パークアンドライド

>>79 >>122 広島呉道路 料金値下げ 実験(2ヶ月)

>>102 山陰道出雲以西 地元負担を伴う国直轄方式で建設 通行量は無料

>>103 北陸道・金沢東−美川IC間 料金割引実験(2週間)

>>138 >>140 岡山総社―岡山IC間 通行量半額化実験(1ヶ月)

>>143 国一4バイパス(藤枝,掛川,磐田,浜名湖),豊川橋 無料化

>>143 湖西道路無料化

>>148 中条インターチェンジ(IC)―新潟西IC間 ETC搭載車料金半額(5ヶ月)

>>160 山陽道(廿日市IC→広島間),広島都市高速,草津沼田道路(2ヶ月)

>>161 本四連絡橋関係

163とはずがたり:2003/09/16(火) 00:23
アクアラインって鉄道併設だったん?
http://www.jhnet.go.jp/aqua-line/alesund/alesund05.html

164とはずがたり:2003/09/17(水) 17:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-00000129-kyodo-pol
国交省が19地域選定 有料道の料金引き下げ実験

 国土交通省は17日、有料道路の通行料金を引き下げて、利用台数や周辺道路の渋滞緩和にどれぐらい効果があるのかを探る社会実験の対象に、富山県の北陸自動車道滑川−朝日両インターチェンジ間など19地域(第1回公募分)を選んだ。
 滑川−朝日では、朝の通勤時間帯の渋滞を緩和するため、11月中の3週間、普通車や軽自動車をほぼ半額にする。
 北海道の道東自動車道では、冬季の利用促進のために期間内なら何度でも通れる5000円前後のパスポートを導入することを道などが検討中。阪神高速5号湾岸線でも兵庫県、阪神高速道路公団などが引き下げ額や期間などを調整している。
 19地域のうち、長野県の白馬長野有料道路など4地域で既に実験を開始。国交省では10月15日まで、同様の実験の第2回公募を受け付けている。(共同通信)
[9月17日17時19分更新]

165荷主研究者:2003/09/17(水) 23:48

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20030911/lcl_____gif_____009.shtml
2003.09.11 中日新聞 岐阜
「犀川大橋」が12日開通 墨俣町−瑞穂市間のバイパス

 墨俣町と瑞穂市を結ぶ犀川に架かる、「犀川大橋」が十二日開通する。当日は渡り初めが行われ、歩行者天国として一般開放される。

 犀川大橋は、県が整備を進める主要地方道北方多度線バイパスの一部。同線は、本巣郡北方町から西濃地域を縦断し、三重県多度町との間を結ぶ。瑞穂市朝日大学前から墨俣町墨俣を結ぶ二・五キロのバイパス工事のうち、犀川大橋を含む一部八百八十八メートルが完成した。

 犀川大橋は、長さ四百十五メートルで二車線(幅は十三メートル)、両側に歩道がついている。十二日午前九時半から、橋北側の瑞穂市祖父江で開通式典がある。

 歩行者天国になる一般開放は十一時から午後二時まで。十一時半からは、橋の中央部分で焼きそばやかき氷などを売るバザーも開かれる。車や人が通行できるようになるのは同日午後四時から。

 大橋開通により、墨俣町と瑞穂市間の移動時間が短縮され、墨俣町からJR穂積駅や国道二十一号線へのアクセスが便利になる。

 (長田 真由美)

166荷主研究者:2003/09/17(水) 23:50

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20030913/lcl_____gif_____005.shtml
2003.09.13 中日新聞 岐阜
犀川大橋、供用開始 穂積駅の利用者増で混雑に拍車か?

 瑞穂市と墨俣町を結ぶ犀川大橋が十二日、供用開始になった。交流機会が増し、同町をはじめ安八郡方面からの国道21号などへの利便性が向上する一方、交通の新たな課題も浮上することになりそうだ。 (鈴木 学)

 橋の完成で、県道北方多度線は全線の整備まで約一・四キロを残すのみとなった。今後、安八郡方面からの流入の増加が予想される中で、特に課題となりそうなのが瑞穂市のJR穂積駅だ。

 同駅の一日の乗降客は約二万人。今でも激しい朝晩の混雑が深刻化する可能性は大きい。駅、駅前の広場などの拡張は困難で、駐車場の問題もある。

 そこで浮上するのが、今までにもあった新駅の構想。新たな駅ができることは市のイメージにはプラスだが、松野幸信市長は「軽々に申し上げられない」と慎重だ。

 現在の駅前商店街への配慮に加え、巨額の費用がかかる公共事業への厳しい批判もある。松野市長は穂積−大垣駅間の新駅は「無理な話ではないと思う」とするが、一度失敗すれば、再度の計画が立てにくくなることも慎重になる要因のようだ。

 北方多度線の整備完了は二〇〇五年七月ごろの見通し。全線開通すれば、より流入の増加が予想されるだけに、新駅も含めた対応について、市は「先取りして考えないと」とするが、今のところ検討には入っていない。検討が本格化するのは、「実態が見えてきてからだろう」としている。

167荷主研究者:2003/09/18(木) 00:41

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002oct/18/W20021018MWE1S100000122.html
Kyoto Shimbun 2002.10.18 News

 南大津大橋、20日開通 大津と宇治田原結ぶ幹線道に

 大津市大石曽束町の瀬田川にかかる「南大津大橋」ができ、同橋から南に延びる市道一・九キロと合わせて、二十日に開通する。すでに使用されている部分も含め、延長四・四キロの同市道は全面開通し、市南部と京都府宇治田原町方面を結ぶ幹線道となる。将来的には京滋バイパスと建設予定の第二名神高速道路をつなぐ道路として期待される。

 市道の総工費は約六十八億二千三百万。大津市が一九九一年に着工した。

 南大津大橋は全長約百二十二メートル、幅十三メートル。京滋バイパス南郷インターチェンジ(IC)から五百メートルのところにある。市道の南端は第二名神の宇治田原ICの建設予定地まで約六キロ。大津市道路建設課によると、将来、両IC間(約十キロ)は十五−二十分で結ばれるという。

 二十日朝に橋と市道の開通式があり、一般車両は午後三時ごろから通れるという。

168荷主研究者:2003/09/18(木) 00:58

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002nov/13/W20021113MWA2K000000013.html
Kyoto Shimbun 2002.11.13 News
 全線複線化 06年度以降にずれ込み確実 山陰線・京都−園部

 京都府やJR西日本などが計画しているJR山陰線・京都−園部間の全線複線化事業に関し、府が2001年度に予算化した1億円の調査・設計費が使われていなかったことが、12日の府議会決算特別委員会で明らかになった。総事業費の負担割合などをめぐり、京都市との調整が長引いているためで、05年度の予定だった完成時期が06年度以降にずれ込むことが確実になった。

 山陰線の京都−園部間(34・2キロ)で、単線区間は京都−二条間(4・2キロ)、花園−嵯峨嵐山間(3・4キロ)、馬堀−園部間(16・1キロ)の三区間。総事業費約270億円で、この区間の複線化が計画されている。

 事業費の負担割合について、JR西日本と府、京都市など沿線市町が協議する一方、府は01年度当初予算に調査・設計費1億円を計上。同年度内に着工し、05年度の完成を目指してきた。

 この日の決算特別委で、議員から「JR山陰線複線化予算が不執行になった。沿線市町では早期実現を求めている」などとただした。

 これに対し、中村彰企画環境部長は「京都市と負担割合の協議中で、まだ調整がついていない。京都市も財政が厳しい現状だが、話し合いを進め、早急に調整したい」と答えた。

 京都市内では複線化のほかに、立体交差化事業なども計画されており、この負担割合をめぐり、府と京都市との調整が続いている。

169荷主研究者:2003/09/18(木) 01:14

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002nov/30/W20021130MWE1K100000073.html
Kyoto Shimbun 2002.11.30 News
油小路通、12日から開通 伏見の外環状線までつながる

 京都市が伏見区竹田で建設している都市計画道路・油小路通で、鴨川に架かる「京都南大橋」を含む区間が12月12日から、二車線で開通する。来年度には四車線で全面開通の予定だが、今回の部分開通で油小路通は九条通(南区)から外環状線(伏見区)までがつながり、市南部の幹線道路となる。

 部分開通するのは、府道中山稲荷線から名神高速道路付近にかけての862メートル。鴨川に架かる京都南大橋が区間の大半を占め、南北両岸で油小路通と結ぶ。12日午後2時から通行開始となる。

 周辺の土地区画整理事業の遅れで橋の一部工事が未着手のため、二車線での通行となる。四車線での開通は2003年度中の予定で、道幅は50メートル。総工費(四車線分)は48億円を見込む。この油小路通の中央分離帯部分には今後、国が京都高速道路油小路線を建設する予定。

170荷主研究者:2003/09/18(木) 22:57

http://kumanichi.com/news/local/main/200309/20030918000365.htm
2003年9月18日 19:09 熊本日日新聞
子飼橋 渋滞解消で4車線化へ、11年度の完成目指す

 熊本市は、交通渋滞が激しい子飼橋を架け替え、現在の二車線を四車線化する工事に乗り出す。すでに予備設計を業者に委託、都市計画の変更を経て早ければ二〇〇五(平成十七)年度に着工する。橋周辺の二車線部分の四車線化工事も含め、総事業費は約六十億円。一一年度の完成を目指す。

 拡幅するのは、子飼橋(橋長百三十六メートル、幅員十二メートル、両側歩道)と、橋から大江側の二百六十メートル、子飼側の九十メートル。子飼橋は五七年の建築で老朽化も進んでいるため、架け替えに踏み切った。

 子飼交差点付近の予備設計を、コンサルタント会社に委託。費用は、本年度六月補正予算に二千五百万円を計上している。予備設計は本年度中に終了。用地買収も必要なため、周辺住民に対する説明会も随時開催する。来年度には県の審議会に都市計画の変更を申請し、〇五年度にも用地測量など事業に着手する予定。

 大江変電所前交差点から子飼橋を通り、上熊本弓削線(旧国道57号)に接続する都市計画道路・子飼新大江線(全長千八百七十メートル)は、大半が四車線だが、子飼橋周辺は二車線で狭くなっている。県、市が本年度まとめた「熊本都市圏都市交通アクションプログラム」でも渋滞多発個所に挙げていた。

 市街路課は「大規模な事業になるので、住民の協力が不可欠。理解を得られるよう計画を進めていきたい」と話している。

171荷主研究者:2003/09/20(土) 23:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030919t11031.htm
2003年09月18日木曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線 国交省が事業許可

 仙台市が国に事業許可を申請していた地下鉄東西線整備事業で、国土交通省は18日、鉄道事業法に基づき市に第一種鉄道事業を許可した。許可取得で東西線整備事業は正式にスタートを切ることになり、南北線(泉中央―富沢、14.8キロ)に続き2路線目となる地下鉄の早期開業に向け、市の取り組みが今後、本格化する。

 国土交通省で同日午後、丸山博鉄道局長から許可状を受けとった藤井黎仙台市長は「許可をいただきほっとしている。1日も早い開業に向けて努力するとともに、車社会からの脱却を含めた総合的な交通施策としての重要性を市民に訴えていきたい」と語った。

 市が申請した事業基本計画などによると、東西線の整備区間は太白区八木山―若林区荒井の13.9キロ(建設は14.4キロ)。「動物公園」(仮称)から「荒井」(同)までの13駅を設置する。総事業費は2735億円で、2015年度の開業を目指している。事業主体は市交通局。

 機種は、回転モーターを使用している南北線と異なり、板状のモーターを利用して磁気の力で駆動させるリニアモーター方式。開業当初は4両編成で運行し、初乗り運賃は220円と設定している。

 東西線の需要予測について、市は6月9日の申請時点で1日当たりの利用者を約12万9600人としていた。その後、市が需要予測の根拠とした将来人口推計の見直しを国に求められたため、約1割減の1日当たり約11万8700人の需要に下方修正する追加申請を8月27日に行った。

 損益収支は、単年度黒字化が開業9年目、累積黒字化が20年目、東西線と南北線を合わせた損益収支の累積黒字化も、開業20年目の34年度を見込んでいる。

 市交通局は来年度をめどに本体着工のための工事施行認可を国に申請し、08年度までの本格着工を目指す方針。
 全国の公営地下鉄事業で新規路線が事業許可されたのは、01年5月の川崎市営地下鉄(本年度中の着工を延期)以来。全国で36番目の路線となる。

172荷主研究者:2003/09/21(日) 00:39
>>143

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003091803.html
【2003年09月18日(木)】静岡新聞
県内4バイパス ”無料”5時間延長−11月4日から来年1月30日まで

 県内の国道1号有料四バイパス(藤枝、掛川、磐田、浜名)の無料時間帯を延長する社会実験が十七日、国土交通省の選定を受けた。十一月四日から来年一月三十日まで、四バイパスの無料時間が朝晩で計五時間延長されることになった。

 四バイパスを無料開放した場合の交通量などの影響を検証することを狙いに、国と県、市町村、関係団体で構成する社会実験協議会(委員長・森川高行名古屋大教授)が七月、同省に実験案を申請していた。

 四バイパスは現在、午後十時から午前六時までの計八時間を無料化している。社会実験ではこの時間帯をさらに、午後八時から十時の二時間と、午前六時から九時の三時間の計五時間延長する。実験前と実施期間中、実験後の四回にわたり、バイパスと周辺の一般道の約三十カ所で交通量や騒音、事故件数などを調査し、影響を調べる。

173荷主研究者:2003/09/21(日) 12:16
>>171

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030919t11033.htm
2003年09月18日木曜日 河北新報
地下鉄東西線 計画の沿線13駅で青写真づくり本格化

 仙台市地下鉄東西線には西の起点駅となる「動物公園」から、東の起点駅の「荒井」まで13の駅(駅名は仮称)ができる。事業許可を受けて市は今後、各駅周辺での駅前広場や関連道路の整備などに向け青写真づくりを本格化させる。

 「動物公園」は八木山地区のほか太白、ひより台など南西部の住宅地も利用エリアに入るとみられ、市はパーク・アンド・ライド用駐車場の整備などを駅周辺で計画している。

 「国際センター」と「西公園」の間の広瀬川には橋が建設される計画。「薬師堂」では、駅前広場の建設予定地である若林区木ノ下地区の住民が立ち退きに難色を示しており、市との話し合いが焦点となる。

 「卸町」周辺では民間活力を導入して新しい街づくりを進める構想があり、市は既に卸町地区の一部で土地利用規制を緩和し、劇場や映画館の建設も認める方針を決めている。「荒井」は荒浜地区などへのバス路線の結節点。駅前広場やパーク・アンド・ライド用駐車場の整備などが計画されている。

174とはずがたり:2003/09/21(日) 16:23
三鷹以遠の工事は複々線化ではなく高架化で,線増は地下化でやるのね。

http://www.asahi.com/national/update/0921/009.html
JR中央線、「空前」の工事運休 27日夜〜28日朝

 JR中央線が27日夜から28日朝にかけて、高架化工事に伴って東京・三鷹―国分寺間を中心に大幅運休する。多摩地区と都心を結ぶ大動脈だけに、土日曜とはいえ、約20万人の足に影響する。100年を超える歴史の中で「最大級の運休」(JR東日本)。バス100台を投入するなど大規模な振り替え輸送作戦を展開するが、不安は消えない。

 ■終電早まる

 工事は三鷹―国分寺間の上り線を、線路わきの仮線に切り替える作業。大規模な運休になるのは「初めて使う仮線の安全点検を入念にする」(JR関係者)からだという。

 27日午後4時過ぎ、工事が始まる。その後、武蔵小金井―立川間で半分以下に減るなど本数は大幅に少なくなる。

 午後6時、三鷹―国分寺間は、ふだんの4分間隔から50分間隔になり、単線での折り返し運転になる。午後10時40分以降は終電まで運転中止だ。

 このため、東京駅から中央線で国分寺までたどり着くには、午後9時49分発の三鷹行きが最終となる。

 28日は、三鷹―立川間が始発から午前6時まで運転中止。再開後も減速運転のため本数が減り、平常ダイヤに戻るのは午前8時半ごろの予定だ。この間、山梨方面への特急は八王子、立川が発着となる。

 JR八王子支社が管轄する吉祥寺以西の中央線は、通常だと1日平均約95万人が利用する大動脈だ。運休の穴を、どう補うのか。

 同支社は、周辺のバス会社に委託して代行バスを走らせる計画だ。27日は三鷹―国分寺間、28日は三鷹―立川間で約100台ずつを投入、ピーク時は約1分間隔で運行する。のべ約500人の社員が誘導に当たる。

 このほか中央線の周辺を走る私鉄、バス各社にも協力を要請。特に振り替えが集中しそうな京王線は増発する予定だ。

 ■文化祭順延

 昭島市の私立啓明学園は26、27日に予定していた中高校の文化祭の日程を4日後にずらした。最寄りの青梅線拝島駅を利用する生徒らが「中央線運休の混乱に巻き込まれるのを避けるため」(学校関係者)だという。

 立川市内のホテルは「27日夕方、土曜日の結婚式の披露宴が終わるころに工事が始まる。都心方面に帰る人には、早めに電車に乗るよう呼びかける」と気を使う。

 乗り換え客が駅頭にあふれないか、道路の渋滞は……。JRのある幹部は、不安を隠さない。

 電車1本に詰め込まれる人数は混雑時でざっと1400人。電車1本でバス20台分に相当する。京王線などへの振り替えがあるものの「一度に吐き出されるあの人数を、バスで本当にさばききれるのか」。

 JR関係者は言う。

 「万全の態勢を敷いて本番に臨みますが、不測の事態が起きないと断言はできません。この日ばかりは、どうしても必要な方以外のご利用は避けていただければ……」

 <中央線の高架化> 交通渋滞を緩和し、安全性を向上させる目的で、東京都の事業として三鷹―立川間の約13キロのうち約9キロを高架化する。総工費1720億円で10年度完成をめざす。将来は地下に線路を増設して複々線化する計画だが、JRの経費負担のめどが立たず、実施時期は決まっていない。 (09/21 11:03)

175とはずがたり:2003/09/23(火) 17:00
>>162 >>172 追加

http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=2246&KEY=1038805069&START=95&END=95&NOFIRST=TRUE
有料道の値下げ実験で参加自治体を公募

http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=2246&KEY=1038805069&START=118&END=120&NOFIRST=TRUE
本四道路料金1割値下げ 1年間の暫定でスタート
本四連絡道路の通行料、特別料金から1割再値下げ
本四連絡道路通行料値下げ、フェリー事業者に脅威

176荷主研究者:2003/09/27(土) 02:28

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03092202.html
江津道路14・5キロが開通 江津―広島、15分短縮 '03/9/22 中国新聞

 山陰自動車道の一部となる江津道路が二十一日、開通した。浜田自動車道に連結し、浜田市後野町の浜田ジャンクション(JCT)から江津市嘉久志町の江津インターチェンジ(IC)までの一四・五キロ。広島市―江津市間は十五分短縮され、一時間二十五分で結ばれる。

 江津道路は国道9号と並行して走る高速道路。途中に浜田東と江津西の二つのICを設けている。浜田―江津間の通行料は普通車五百五十円。従来の三十分が十五分に短縮される。広島―江津間は三千五十円。

 建設省(現国土交通省)が一九八九年に着工した。引き継いだ道路公団分を含め総事業費は六百億円。一日の予測交通量は三千台。

 浜田JCT近くでセレモニーがあり、国交省の佐藤信秋道路局長らがテープカット。地元代表らがくす玉を割って完成を祝った。この後、参加者約六百人が約百台の車を連ねて記念パレードし、江津市総合市民センターで記念式典をした。

 ▽山陰道全通へ第一歩

 山陰自動車道の一部となる江津道路開通を祝う式典が二十一日、浜田市の浜田ジャンクション(JTC)と江津市総合市民センターであった。江津市では初の高速道路。浜田市関係者にとっては「山陰道全通の第一歩」となり、会場は祝賀ムードがあふれた。

 浜田JCTでは県内の国道9号沿線の首長や地元住民ら約六百人が出席。青空の下で行われたテープカットの後、記念パレードでバスなどの車に分乗し、真新しい道路を見学した。

 引き続き江津市総合市民センターに会場を移動。中国地方整備局の小林正典局長と日本道路公団中国支社の大下卓夫支社長が「渋滞していた国道9号の通行が円滑になり、観光や文化、経済の振興にもなる」などと、それぞれあいさつ。「活力ある島根を実現するために、一日も早い山陰道全線開通を訴えていく」と誓った澄田信義知事の言葉に、出席者は期待を込めた拍手を送った。

 江津市の田中増次市長は「十五年もかかったが、市民とともに喜んでいる」と感慨深そう。「造ることが目的ではない。いかに活用して町を活性化させるかに努めたい」と今後の課題にも言及した。

 浜田市の宇津徹男市長は「浜田道を使う広島からの利用者が増えるだろう」と歓迎し、「県内の日本海側沿線が早く高速道路でつながるよう念願している」と話した。

177荷主研究者:2003/09/27(土) 02:31

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03092705.html
高規格道の整備区間に3区12キロ 中国地方 '03/9/27 中国新聞

 国土交通省は二十六日、高速道路に準じた地域高規格道路の調査区間のうち、中国地方の三区間の計十二キロを含む十一区間の計六十二キロを、着工に向け設計などに入る整備区間に指定した。

 中国地方で整備区間に格上げされたのは、山陽自動車道と中国自動車道を結ぶ「東広島高田道路」(約四十キロ)のうち、山陽道側の起点となる東広島市高屋町溝口―同町郷間二キロ▽広島県東部の福山本郷道路(約三十キロ)のうち、尾道市福地町―三原市糸崎町間五キロ▽島根県東部の境港出雲道路(約七十キロ)のうち、松江市下東川津町―同市東津田町間(松江第五大橋道路)五キロ。

 地域高規格道路の整備は、用地買収や工事が始まる事業着手までに大きく分けて四段階の手続きがあり、候補路線、計画路線、調査区間の各指定を経て、最終的な整備区間指定に進む。今回の三区間はいずれも一九九八年に調査区間の指定を受けていた。

 同省はこの日、本年度予算のうち、具体的な個所づけが決まっていなかった千十八億九千五百万円の配分も発表した。このうち中国地方整備局関係分は、三十三億九百万円。今回、新たに指定された三区間の調査・設計費として計二億五千万円が盛り込まれたが、着工、完成時期は未定。

 このほか、土地区画整理事業が進む段原東部地区(広島市南区)へのアクセス道となる比治山東雲線の街路事業費に一億七千六百万円、岡山国体(二〇〇五年)秋季大会の主会場になる岡山県総合運動公園(岡山市)周辺の自転車・歩行車道整備などのバリアフリー化事業費に三億千四百万円も配分された。

178荷主研究者:2003/09/28(日) 03:40
■ 連載・改革への指針 揺らぐ公共王国   新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyoindex.html

2003年5月訪問の新潟調査
>新潟港付近の国道113の立派で全く中途半端な高架橋に激怒。
その中途半端な理由が以下。

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0412.html
<2>幻の橋
市長交代で 有料案お流れ  

 「ジャンプ台」。新潟市の信濃川右岸河口部を走る国道113号、通称東港線バイパスの高架を関係者はこう呼ぶ。バイパス中央の車線が途切れたままで放置され、スキーのジャンプ台のようだからだ。計画が順調に進んでいれば、その先は万代橋下流の有料橋「みなと大橋」に続くはずだったが、幻に終わった。不自然な形の高架は、約30年前の計画の名残といえる。

 「みなと大橋」―新潟みなとトンネルと柳都大橋を合わせたような橋は、2本の〝橋〟の前史にあった万代橋下流の巨大プロジェクトだ。1965年の市民大会で架橋建設促進が決議され、74年秋にようやく構想発表、75年4月の新潟市長選までは建設が確実視されていた。
 「昭和50年度は基本設計の調査を継続し、国、県との調整を図りながら都市計画決定したい」「建設は県にお願いすることになろうかと思う」。当時の渡辺浩太郎市長は75年の3月市議会で答弁している。ところが、翌月の市長選で渡辺氏が敗れ、情勢は急変した。

  ■   ■

 保守系の渡辺氏に代わって市長の座に就いたのは、革新系の川上喜八郎氏。川上氏は選挙戦から渡り賃が必要な有料橋に異論を唱え、「市民がげたばきで渡れる無料の生活橋」を主張していた。
 「川上市長が当選してすぐ、計画を白紙に戻すことが決まった」「夏前に、県と市の間でやり取りされた文書を見た記憶がある」。県や旧建設省OBは語る。川上市長が正式断念を表明するのは同年12月市議会。「有料橋には強い疑問を持たざるを得ず、在来案による有料のみなと大橋建設は断念したい」と説明した。

 新潟市のベテラン市議によると、川上市長の当選後、みなと大橋構想断念について議会側から目立った抵抗はなかったという。「保守系市議の中には渡辺さんへの反発があり、それも落選の理由だった。みなと大橋にもこうした問題の影響はあっただろうね」と解説する。

  ■   ■

 みなと大橋は有料橋として計画された。だが、県関係者の1人は「あのころは表に出せなかった」と断りながら「構想が出たときはまだ、橋の部分が国道になるか県道になるか読めなかった。有料橋として準備を始めて、用地買収に入ってから国道にしてもらえば無料にできるだろうと考えていた」と明かす。

 「国道昇格を決めるのは角さん」―田中角栄元首相という実力者が本県公共事業のバックにいたことが、作戦遂行の自信になっていた。
 結果的に、みなと大橋構想は実現寸前でお蔵入りとなった。代わって、信濃川河口部では2本の〝橋〟が産声を上げる。この関係者は今でも悔しそうにいう。試算では、みなと大橋の事業費は約300億円。「今の時代を考えると、それだけの費用で下流橋ができたことは大きかったと思いますよ」

179とはずがたり:2003/09/28(日) 13:59

http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/fukushima/index.html
値下げ実験で効果
2有料道路の通行量3割増

 有料道路の利用促進と観光地周辺道路の混雑緩和の“一石二鳥”をねらった磐梯山ゴールドラインと磐梯吾妻レークラインの通行料値下げ実験が効果を挙げていることが県のまとめた速報値で分かった。普通車の通行料を一律五百円に値下げした両ラインの十三−二十五日の通行量は前年同期のほぼ三割増し。ドライバーアンケートでも値下げで一般道から両ラインに切り換えたという答えも散見できたという。

 速報値によると、十三−二十五日の通行量はゴールドラインが八千三百四十五台で前年同期の六千六百八十七台を24・8%、レークラインが八千六百二十三台で前年同期の六千四百八十九台を33・3%それぞれ上回り、両ラインの合計も一万六千九百六十八台で前年同期の一万三千二百五十六台から29%増えた。

 普通車の通行料金をゴールドラインで七百三十円から五百円、レークラインで九百三十円から五百円と大幅に値下げしたのが功を奏し、値下げ幅に比例するように通行量も増えた格好だ。値下げの知名度不足と天候不順に気をもんでいた担当者も「増えてよかった」と胸をなで下ろした。

 ただ、実験の大きなねらいの一つだった一般道の混雑緩和効果については、二十一日に現地調査したが、台風接近に伴う雨で車の通行量そのものが少なく、参考にならない結果に終わった。県は二十七、二十八日にも予定している現地調査の結果を待って混雑緩和効果を判断する予定。

 実験期間は三十日まで。これだけ安い通行料で両ラインを走れるチャンスはめったになく、県は「この機会にぜひドライブを楽しんで下さい」と利用を呼びかけている。

180とはずがたり:2003/09/28(日) 14:01
>>178
よく見つけてきた!いい子いい子してやる。

181とはずがたり:2003/09/28(日) 14:02
【神林方式】

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0305.html
第3部 かすむ法線 高速道延伸 瀬戸際の県北

 <1>神林方式             ・

つまずく前提 ツケは地元に   

 県北の春はもうすぐ。雪が解け始めた田んぼのところどころに、「日本道路公団」と書かれた紅白のポールが姿を見せる。
 山に囲まれ、三面川と支流に抱かれた村上市山辺里(さべり)地区。市の北端に位置する、この肥よくな田園地帯を縦断する格好で、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)村上インターチェンジ(IC)―朝日IC間の法線が通る。建設予定地の中心をつなぐポール打たれたのは、3年前の夏だった。
 水田の区画整理が進む同地区では、雪解けを待ちかねたように、重機がうなりを上げて泥をかき出し、水路を掘っている。
 帯状に残された日沿道予定地を眺めて、近くに住む農業近藤弥太郎さん(60)=同市四日市=はため息をついた。「国は痛みだ、改革だというが、日沿道建設が止まってしまったら田んぼの工事費はだれが払うのか」

  ■   ■

 農地関係者が「神林方式」と呼ぶ手法がある。  ほ場整備事業で、すべての農家が約6%ずつ農地を手放す形で土地を集め、道路などの公共用地として国や自治体が買い取る。その買収費で整備費の2割前後となる農家負担金を賄う方法で、岩船神林村で考案されたことから名がついた。
 山辺里地区のほ場整備も、日沿道延伸を当て込み神林方式で進められた。しかし、ここにきて村上―朝日間の建設手続きが滞ってしまった。道路公団は昨年初めにも、地元関係者が計画の細部を詰める設計協議を開くはずだった。1年たっても開催のめどは立たない。
 地区内の日沿道用地は約5ヘクタール。買収費は5億円と見込まれるが、売れなければ、地元にツケが回されかねない。
 四日市区長の近藤さんは「県や市から農家負担はないから、と説明されて皆で合意した。今さら農家に払えといっても無理。買収見通しが立たなければ行政に一時立て替えてもらうしかない」と危機感を募らせる。
 だが、当の行政側も財政は非常に厳しい。「国、県の支援がなければとても負担できない」と若林久徳市長。今後の進捗(しんちょく)次第では、5億円もの負担が地元にのしかかることになる。

  ■   ■

 農家は一銭も払わず水田を広くでき、行政は公共用地をまとめて取得でき、道路公団は個別買収の手間がなくなる―。神林方式はだれにとってもいいことずくめに思われたが、その前提には「一度始まった公共事業は止まらない」という〝不倒神話〟があった。
 「減反やコメ価格下落で苦しい中、ほ場整備で作業が楽になり、年寄りも農業を続けられると喜んでいたのに…」。近藤さんは頭を抱える。
 山辺里地区のほ場整備は2004年に終える見込み。地元の不安をしり目に、幅約60メートルの日沿道用地を残して工事が着々と進められている。

  ■   ■

 政府の道路公団改革で、建設中の高速道計画も見直しが避けられない情勢となっている。県内では最後の高速道となる日沿道も、新潟空港―中条間は本年度中の開通が見込まれるが、中条以北は予定通り建設できるかは不透明だ。朝日ICまでの施工命令が出てから3年余。地元の「悲願」に黄信号がともり、動揺が広がる。第3部「かすむ法線」は、村上、岩船地域から日沿道計画を見つめたい。

182とはずがたり:2003/09/28(日) 14:03
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0306.html

 <2>募る不信             ・

<揺らぐ公共王国 INDEXへ戻る>
開通見込んだ計画も進まず   

 2月25日、村上市の日本道路公団村上工事事務所に、3通の契約書が届けられた。
 書面にはいずれも県村上農地事務所と荒川沿岸土改の印鑑が押されていた。公団も含め3者で1通ずつ保管する。これで岩船神林村内の日本海沿岸東北自動車道(日沿道)用地の買収が正式に決まった。

 売れた用地は「神林方式」で集められた九・二ヘクタール、約8億円分。荒川―村上間は村上インターチェンジ(IC)部分を除いてほとんどの用地買収が終わった。「一時はどうなることかと思ったが、いやーよかったさ。これでひと安心だ」。全国に広がった「神林方式」の発案者・佐藤末吉村長は胸をなで下ろす。
 ただ土地は売れたものの、中条―朝日間は整備計画通りに着工できるか、予断を許さない状況は続く。「村は土地が売れて当面安心だが、岩船全体ではそうはいかねえさ。建設の遅れは避けられないかもしれないしな」。村長は顔を曇らせた。

  ■   ■

 建設大臣(当時)が中条―朝日間の日沿道建設に施工命令を出したのは1998年。命令から約10年で開通するのが過去の通例だったため、沿線市町村は08年までの開通を見込んで、地域計画を立ててきた。

 村上市は同ICへのアクセス道建設を計画した。02年度には用地買収に入る予定だったが、肝心の日沿道本体の手続きが進まないために着手できない。市が計画を説明しても、地権者が「本当に日沿道は来るのか」と半信半疑で、話が進まないという。
 岩船荒川町では、山形県へ抜ける国道113号バイパスが、日沿道荒川ICを起点に計画されている。日沿道のアクセス道も兼ねているため、01年度から用地買収に着手した。

 「国土交通省は日沿道開通時期に左右されないと言っている。そう信じたいが、日沿道が大幅に遅れたら、どうしたって影響はありますよ」。町の幹部は不安を漏らした。

  ■   ■

 村上市、岩船郡は合併任意協議会を4月に発足させるが、合併すれば面積では全国最大の市が誕生する。現在では端から端まで車で2時間以上かかることから、時間距離を縮めるためにも日沿道が必要だという。

 「国がやれやれというから私たちは合併を考えている。国はせめて大動脈の道路ぐらい整備すべきではないか」と、関川村の平田大6村長は日沿道建設を合併条件のひとつに考える。
 村上市の若林久徳市長も同様だ。「合併も都市計画も工場誘致もすべて日沿道が来るという約束の下で進めてきた。日沿道をやめるようなことがあれば、農政と同じように国がまた地方をだますことになる」。国への不信といら立ちは募る一方だ。

183とはずがたり:2003/09/28(日) 14:06
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0307.html
<3>南北格差             ・
署名突破口に〝悲願〟実現   

 「県民の6割以上が高速道整備に満足している。『不満』は約1割」。県が昨年行った交通世論調査の結果が、村上、岩船地域に衝撃を与えた。
 「新潟市から南側は高速道があるからだ。自分のところまできていれば、あとはいらないというのか」。村上商工会議所の近藤昭平会頭(73)は1月、調査結果を見たときの失望が忘れられない。「東京とかの人に言われるならまだしも、県内でもそうした声が多いなんて」。県内の〝南北格差〟を目の当たりにさせられた思いがした。
 折しも、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)延伸に不安を抱く同会議所が事務局となって、早期建設を求める署名運動に取り組み始めたばかりだった。

  ■   ■

 4万8706人。村上市と岩船郡六町村の商工会や青年会議所(JC)、農協などがつくる「のばせ高速道路の会」が1月中に集めた署名は、目標の3万人を大きく上回り、岩船地区住民の約6割に上った。
 署名集めの期間はわずか1カ月。「雪の時期で回覧板を回しただけの町内も多かったのに、これほど関心が高いとは…」。近藤会頭は目を見張った。
 同会は当初、署名簿を2月上旬に小泉純一郎首相や関係大臣に渡す予定だったが、遅れている。国会が田中前外相更迭問題などで揺れていたこともあるが、会内部に「タイミング次第で『抵抗勢力』『地域エゴ』と取り扱われかねない」との懸念もあったためだ。

  ■   ■

 本県から青森までの日沿道沿線にある20のJCは、地域連携の取り組みを続けてきた。沿線を「日本海夕陽(ゆうひ)ライン」と名付けて1988年から毎年、高速道と地域づくりなどをテーマに、持ち回りでシンポジウムを行っている。
 今年は道路公団改革というかつてない逆風下。いわふねJCが幹事役となり、岩船神林村で7━にシンポを開く。昨年までは秋の開催だったが、時期を前倒しした。日沿道推進の機運を少しでも早く高めたい、との思いからだ。
 同JCの田村崇行理事長(33)は「地域振興はもちろん、日本海側の国土軸形成、対岸貿易拡充への貢献など、国益を考えた日沿道の重要性も訴えていく」と語る。20JCの代表者が2月末に行ったシンポの打ち合わせで、各県のJCから「日沿道推進を前面に出そう」との意見が出た。「特に庄内地方の熱意が強い。沿線全体で連携して盛り上げたい」(田村理事長)。  集められた署名簿は約6500枚、7キロにもなった。小泉改革の中で、「地域エゴ」と切り捨てられずに、地元の実情をどう訴えていくのか。ずっしり重い署名簿には、高速網整備から取り残された県北地域の切実な願いが込められている。

184とはずがたり@すねかじり:2003/09/28(日) 14:07
「せめて業界の縮小傾向に歯止めをかけたい。…業者がどれだけ持ちこたえられるか」←ふざけんな。土建屋は国民からの施しで生きている乞食に過ぎないことをちゃんと認識せよ。ちゃんと自立して喰える仕事を見つけよ!

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0308.html
<4>青息吐息             ・

地元業者救う フロンティア   

 今年1月村上、岩船地区で行われた日本海沿岸東北自動車道(日沿道)早期建設を求める署名運動で、陰ながら力を発揮したのが建設業者だった。  村上市のある大手業者社長もその1人。「高速道誘致は土建屋のためではないか」―住民の冷ややかな声は耳に入っていた。しかし「世間でいわれるほどうまみはない。でもわれわれ1人ひとりがやらなければ、国は地方における高速道の意義を分かってくれない」と反論する。  昨年7月、日沿道中条インターチェンジ(IC)―荒川IC間で、胎内川にかかる橋など2カ所の基礎工事が始まった。トラックなどが通る作業用道路の造成工事だが、中条以北では初。岩船地域の建設業界には待ちに待った延伸、のはずだった。  しかし今、9カ月前とは状況が変わった。本線工事が順調に進むかは微妙な上、道路公団改革でコスト削減が盛んに叫ばれている。手放しで歓迎する地元業者は多くない。
  ■   ■

 道路公団が発注する工事は、地元業者には巨大なガリバーに映る。日沿道中条―朝日間30キロの事業費は1630億円。用地、関連施設などを含めて法線1キロ当たり50億円前後がつぎ込まれる。  道路公団北陸支社(新潟市)が明らかにしている契約実績によると、日沿道新潟空港―中条間で、沿線の業者が落札したのはICの管理棟、サービスエリアの休憩施設などが多い。ほぼ五キロ単位で発注され、1工区10億円前後に上る舗装工事など本線の大規模工事は、全国の大手クラスがつくる共同企業体がほとんど落札している。  「投資額は大きいが、うちが舗装や土盛りの本体工事に加われるかは分からない」。地元の大手業者は不安顔だ。岩船神林村の中堅業者社長、小池真澄さん(67)も「地元で日沿道の本体工事に食い込めるのは、大手1、2社だけだろう。おれんとこは付帯工事に潜り込めればいい方だよ」と冷静にみる。
  ■   ■

 公共事業が削減され、県内の建設投資額も右肩下がりとなる中、2000年に480社あった村上・岩船地域の建設業者は、ポツリポツリと歯が抜けるように減り始めた。  「不況で仕事がなくなり、赤字覚悟の価格のたたき合いで土建業者が倒れるケースも出ている」と小池さん。「せめて業界の縮小傾向に歯止めをかけたい。大きなもうけでなくても、仕事があればそれだけでありがたい」。地元中小業者は日沿道に合わせて国や自治体が行うアクセス道、都市整備などに望みをつなぐのが現状だ。  本県建設業界が「最後のフロンティア」と呼ぶ県北。「日沿道が来るころまでに、業者がどれだけ持ちこたえられるか」。業者は青息吐息の日々が続く。

185とはずがたり:2003/09/28(日) 14:11
  <5> 医療過疎    (2002年3月9日)
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0309.html

 救急対応1時間圏域―。
 救急救命センターに車で1時間以内に到着できる範囲を指す。北陸地方整備局のまとめでは、本県は人口の92%が圏域内に住んでいる。圏域の人口は約20万人。荒川町と神林村の一部を除く村上・岩船地域の大半と佐渡などが、圏域外に取り残されている形だ。
 「今のままじゃ新潟の救命センターまで二時間以上もかかり、患者は生死の危険を強いられる。ある種の医療過疎だ」と、山北町の大滝平正町長は、地元の不安を代弁する。

 2007年には新発田病院にも救急救命センターが開設される予定で、日沿道が山形県境まで延びれば、県北のほぼ全域が1時間圏域内に入ることができる。
 「県境に住んでいる私たちだけが高速交通の恩恵を受けられないのは、極めて不平等だ」と大滝町長。村上、岩船の市町村は日沿道推進の理由の一つに、産業振興以上に、医療面での必要性を常に訴え続けてきた。

 雲行きが怪しくなってきた、日沿道の県境までの延伸。「医療過疎からの脱却」という地域の叫びも、かき消されかねない情勢だ。

  <6> 頼みの綱    (2002年3月10日)
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0310.html
輸送時間詰め 市場拡大期待   

 体重800キロ。黒光りする巨体と大きな角がひときわ目立つ雄牛が、農協職員らに引かれて、荷台に押し込まれた。岩船荒川町金屋の牛舎。直前まで丹念にブラシをかけていた同所の遠山幸一さん(45)は、東京へ向かうトラックを見送りながら「あれだけ大きい牛を育てたのは初めて。高く売れてほしい」と思った。

 今月5日朝、東京・芝浦の食肉市場で開かれる品評会に出品するため、村上岩船地域周辺で手塩にかけて育てられた村上牛23頭が出荷された。遠山さんの自慢の牛もその中にいた。
 牛は東京に着くまでに、20キロ以上も体重が落ちるのだという。「輸送中のストレスで肉の色が黒ずんだり、夏場は暑さで死んでしまう牛も出るんです」と遠山さん。一頭当たり40万円から150万円と、3―4倍もの価格差が出るだけに神経を使うと話す。
 「少しでも輸送時間を短くしたい」と願う、畜産業者にとっては、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸は、農家経営に直結する切実な問題だ。

  ■   ■

 村上市郊外の山腹に11社の工場が集まる工業団地。進出企業の中には、日沿道に熱い視線を送るメーカーもある。
 米ボーイング社の飛行機に載せる厨房(ちゅうぼう)やトイレを製造する、団地最大の企業「新潟ジャムコ」。常務の筒井義夫さん(64)は「飛行機を製造する業界は製品の納期に非常に厳しい。緊急に東京と部品をやりとりするときに、日沿道は頼りになる」と強調する。
 また「日沿道ができれば、県内の関連業界とも近くなる。三条の金属加工業者に、急ぎの部品製造を頼めるようになるかもしれない」と、県内の地場産業との結びつきにも注目している。

  ■   ■

 同市や荒川町では、ユリやチューリップなどの切り花生産も盛んだ。広く首都圏や近畿圏に出荷しているが、時折、輸送に時間がかかりすぎて「つぼみで届くはずなのに、もう花が開いちゃっている」といったクレームが農協などに寄せられる。
 園芸、畜産など鮮度を競う農産品輸送は、工業製品以上に日沿道の恩恵が大きいという。  東京に運ばれた遠山さんの牛は、7日に開かれた品評会で、「100万円いけばいい」という期待を大きく上回って、約130万円で競り落とされた。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)ショックが癒えない中での、思わぬ好成績。ほかの22頭も軒並み高額で売れた。
 首都圏で徐々に、知名度を上げている「村上ブランド」。高速道がつながれば、良質な牛を安定して出荷でき、市場を広げることも夢ではなくなる。「今は神戸や松阪にかなわないけど、全国に村上牛のよさが知られたらどんなにうれしいか」。遠山さんは期待を膨らませる。

186とはずがたり:2003/09/28(日) 14:15

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0313.html
<7>脱高速道             ・

便の悪さ逆手 独自色で誘客   

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)に熱い視線を送る村上・岩船地区。「いつ来るか分からぬ高速道を待ってはいられない」と、高速道に頼らぬ地域づくりを考える自治体がある。
 2月末、普段は静かな岩船山北町山熊田で、久しぶりに歓声が響いた。山形県境近くの、深い雪に埋もれた小さな山里。畑の上の急ごしらえの広場で、竹ゾリ競争や雪だるま作りを楽しむ親子連れを、住民が心づくしの料理やお汁粉でもてなした。
 歓声を上げていたのは、新潟市や下越地区から訪れた「ほんわか雪まつり」の参加者だった。「ここは高速道がなくて不便なところだけれど、人を呼べるし、住民も生きがいを感じている」―予想以上のにぎわいに、仕掛け人の1人・国井千寿子さん(66)は目を細めた。
 クマ狩り、シナ樹皮の織物などマタギの習慣が残る同集落で、山里の文化を体験できる施設「さんぽく生業(なりわい)の里」の支配人を務める国井さん。「高速道を通して、毎日何百人も人を呼ぶような観光名所でなく、ゆっくり山村の雰囲気を楽しんでもらう場所があってもいいのではないか」と常々、考えている。

  ■   ■

 同町の大滝平正町長は他の首長と同じく、日沿道推進派だ。ただ「高速道がなければ町が沈むと考えたらおしまいだ」とも語る。町内のあきらめムードも肌に感じているから、「高速道のない地域づくりを考えなければならない」と、地域振興策を模索し始めた。
 子どものいる世帯を制度的にも手厚く支援する子育て環境づくり、交流観光の促進などは、こうした考えの表れだ。出産祝い金、奨学金も町政の柱に据えた。観光面では、町内の観光交流施設に東京芸大の学外ゼミを誘致し、生業の里を首都圏で活発にPRするなど、都市との交流に力を入れた施策を進める。
 「人の多い都市部じゃ絶対できない、山北ならではの政策がいくらでもある。人数的な過疎は怖くないが、町民が精神的、情報的に過疎になるのが怖い」と大滝町長は強調する。

  ■   ■

 「生業の里」は昨年1月の開設以来、順調に黒字経営を続ける。県外からも訪れる利用客から、交通の便の悪さを嘆く声は聞かれない。
 1年前までは町商工会事務局長だった国井さんは、「日沿道のメリットもよく分かるし、あったら便利なことは百も承知」と話す。しかし秘湯ブームと同様、「生業の里はむしろ人里離れた点が売りになっているのかも」とも考えると、高速道ネットワークから外れてもコンプレックスに感じることはない。
 「ほんわか雪まつり」は「生業の里」に触発された山熊田の住民が自ら企画し、成功させた。国頼みの高速道路に左右されることなく、独自の地域づくり―。こうした動きは、村上市でも始まっている。

187とはずがたり:2003/09/28(日) 14:16
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0314.html
<8>発想転換             ・

地域の〝財産〟 見直す好機   

 普段はシャッターを閉じた店が目につく村上市の商店街が、ひな祭りの3日を中心に、観光客でわき返った。にぎわいは3月いっぱい続く。
 3年目を迎えた「町屋の人形さま巡り」。街のあちこちで案内マップを手にしたグループが歩く。細長い土間と囲炉裏(いろり)、大黒柱、松の梁(はり)など江戸時代からの伝統をしのばせる商家の座敷では、代々伝わる人形を?主(あるじ)が丁寧に説明していた。
 「高速道ができれば地域が必ずよくなるというわけじゃない。いま私たちがすべきことは、とにかく街の魅力を高めることだ」。「人形さま巡り」を主催する村上町屋商人(あきんど)会の吉川真嗣会長(38)=同市大町=は慎重に言葉を選ぶ。
 村上までの延伸が微妙な情勢となってきた日本海沿岸東北自動車道(日沿道)。開通すれば地域振興効果も見込まれるが、吉川さんは「今の状況ではもろ手を挙げて歓迎とまではいえない」と漏らす。住民や買い物客が新潟市などに吸い取られる〝ストロー現象〟に、日沿道が拍車を掛けるのではないかという懸念があるためだ。
 中心市街地の空洞化を目の当たりにしてきた吉川さん。「地域が大切にはぐくんできた個性や文化、伝統が薄れる心配もある」と、危ぶまれる延伸を前に日沿道を見直し始めた。

  ■   ■

 「日沿道ができればいいというだけではなくて、温泉街としてどう生かすかが大切だ」。同市の瀬波温泉で、土産物店を経営する沢治さん(44)もクールに見る一人。
 瀬波温泉の観光客は1996年度の約61万人をピークに年1、2万人ずつ減ってきた。  「何かしなくては」という衝動に突き動かされ、沢さんらは昨春、「瀬波温泉お宝まつり」を始めた。各旅館などに伝わる骨とう品を展示し、瀬波に逗留(とうりゅう)した際に、45首を詠んだ与謝野晶子の歌にちなみ、歌会を開いた。今年も4月に行う。
 地域の財産に光をあてようという考え方は「人形さま巡り」に通じる。「日沿道で東京や新潟が近くなるのは大きな魅力だが、開通しても瀬波が通過点にならず、何度も訪ねてもらえる温泉街にしたい」と強調する。

  ■   ■

 人形さま巡りは昨年、5万人を集めた。今年は昨年の3倍のペースで観光客が詰めかけており、10万人を超える勢いだ。
 「高速道があってもなくても、いいものがあるところには必ず人が集まる。下道を通ってでも行きたいと思われる街にしたい」と吉川さんは知恵を絞る。
 小泉改革で急浮上した高速道見直し。国に頼っていれば、高速道ができる時代ではなくなった。国に安易に頼れなくなって、村上では日沿道を前提にした地域づくりを白紙にし、もう一度、足下を見つめ始めた。
   =おわり=
(このシリーズは東京支社・小原広紀、写真部・荒川慶太が担当しました。次回シリーズは今月下旬に掲載予定)

188とはずがたり:2003/09/28(日) 14:24

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0411.html
第5部 2本の「橋」 
   万代下流 同時開通の真相

 春の日差しを受け輝く信濃川に、柳都大橋のスマートなアーチが白っぽく浮かぶ。同橋から直線でわずか2.4キロほど下流の川底では、新潟みなとトンネルの建設が順調に進む。新潟市の信濃川河口部。公共事業への逆風が吹きすさぶ中で、万代橋下流は別世界のようだ。
 柳都大橋300億円、みなとトンネル1200億円。国土交通省直轄の両事業に投入された額だ。皮肉にも構造改革の時代に開通する、至近距離に建設された2つの大動脈。昨年1月の省庁再編まで、旧建設省、旧運輸省が別々に手がけていた。

 <1>至近距離             ・
<揺らぐ公共王国 INDEXへ戻る>
わずか2キロに 1500億円を投入  

 「初めは、橋もトンネルもどちらもということではありませんでした」。2つの〝橋〟からそれほど遠くない同市入船町の自宅で、松田忠三さん(71)は述懐する。元同市職員で、都市計画部長などを務めた。
 「そもそも、先行していたのはトンネル。運輸省がかなり熱心だった印象がある。橋とトンネルの両方が実現したのは、事業主体が建設と運輸に分かれていたこと、景気も良かったことが大きい」と記憶をたどる。

  ■   ■

 万代橋下流にもう1本、橋を―地元住民の要望が、いつの間にか万代橋から500メートル下流の柳都大橋、海岸部のみなとトンネルの2つの構想に膨れ上がるのは、1983、84年度に行われた新潟港周辺地域整備計画調査後だ。万代橋下流域には、運輸省所管の港湾区域と建設省が受け持つ都市計画区域の2つがあった。調査は、この2つが住み分ける、新潟西港周辺の地域整備計画策定が目的だった。
 だが、国や県のOBらは「建設が橋を造り、運輸がトンネルを造る構想は、両省のバランスを取った妥協の産物」「両省の顔を立てた結果」と口をそろえる。橋とトンネルには官の側の思惑、省益の調整が絡み合っていた。

  ■   ■

 「当時は新幹線、高速道路ができて、新潟市の拠点性が増していった時期だった。市や県の都市計画サイドから陳情を受けて下流部に橋を架けようと知恵を絞った結果、あの調査を実施することになった」。建設省関係者は、初めに橋ありきの調査だったと強調する。
 一方、運輸省には調査実施以前から、事業量を確保したい事情があったといわれる。鈴木善幸内閣、次いで中曽根康弘内閣と続いた昭和50年代後半は行政改革が叫ばれ、旧第一港湾建設局など出先機関の整理統合がささやかれていた。行革がトンネル計画を後押しした、というわけだ。
 「あのころは、事業を発掘したいという運輸省の意向を強く感じた」「危機感から存在理由を明確にしたいとの思いがあったのではないか」。当時を知る関係者はこう、真相を語っている。

  ■   ■

 新潟市を流れる信濃川に5月19日、柳都大橋と新潟みなとトンネルが同時開通する。構想浮上から20年近くを経た2本の〝橋〟は、経済成長を背景に官の主導で計画された。いま、景気は低迷を続け、公共事業は社会の険しい視線を浴びる。時代と寄り添う中で生まれ、時代から徐々に距離を置かれ始めた巨大プロジェクトの姿を追った。

189とはずがたり:2003/09/28(日) 14:26
<2>幻の橋
>>178

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0413.html
<3>贈り物 
金子知事の下で 協議が本格化  

 新潟港周辺地域整備計画調査が生みの親となった柳都大橋と新潟みなとトンネルは、双子の事業といえる。だが、育つ道筋は異なった。建設準備のための調査などトンネルの事業着手は、構想浮上後間もない1987年。これに対して、橋は6年遅れの93年、ようやく事業着手となった。
 新潟市のOBによると、柳都大橋を含む万代島ルート整備具体化に向けた旧建設省、県、同市の協議が本格化したのは1989年ごろからという。「やっぱり、金子さんが知事になったことは大きかったと思うね」。同年は君健男知事が死去し、6月の「平成元年知事選」で金子清氏が初当選を果たした年に当たる。
 万代島ルートは国の直轄事業で、県も事業費の3分の1を負担する。「金子さんになる前、県は新潟市で事業をやろうという姿勢はなかったから」と、このOBは話した。

  ■   ■

 川上喜八郎市長以来の革新市政の流れが続いていた新潟市に対し、君氏は「革新嫌い」で知られた。県OBは「君さんは万代橋下流橋には決して積極的ではなかった」と証言する。川上市長の「みなと大橋」構想断念も影を落としていた。「県は下流橋建設を行わない」。このことは、県内部で暗黙の合意のようになっていた。
 新知事誕生が県と同市の間のこう着状況を打開し、柳都大橋建設のための話し合いが進んだとの見方は多い。
 翻って、市側には「下流橋は是が非でも造らなければならない」との思いが強かった。元同市都市計画部長の松田忠三さん(71)は「市にとってやはり下流連絡路は橋がメーン、トンネルはサブという気持ちだった」と思い起こす。
 下流橋を実現するため、88年には市役所に西港周辺整備対策課が発足した。「西港周辺整備」と名前は付いていても、実質的には万代島ルートを軌道に載せるための部隊だった。当時の担当者は「下流橋ができるかどうかではなく、絶対に造るつもりで仕事をしていた」と言葉に力を込めた。

  ■   ■

 「あんなに立派な橋が必要なのかという話もしたが、国がかなり熱心でやりたいという感じがした。新潟市も一生懸命だった。一義的には橋を造るという感じで、それ以外は先のことという印象を持った」
 県関係者は当時の三者協議の雰囲気を語る。こうした話し合いを経て万代島ルートは92年に都市計画決定されたが、「ルート全体が完成するまで、一体何年かかるのかと思った」と本音も漏らす。ただ、当時はまだバブル景気が続いていた。
 ある県幹部は語る。「公共事業削減の影響もあり、今の時点で橋とトンネルを2本とも造れるかといえば、それは無理。新潟市はいい贈り物をもらったと思う」

190とはずがたり:2003/09/28(日) 14:28
 「新潟島」は、1972年に関屋分水路が通水し、同市の中心市街地を含む一帯が島状になったことから付いた俗称。信濃川と日本海に挟まれた下町地区はかつて、水上交通の拠点として栄えた港町新潟の中心地だった。だが、車社会の成熟とともに〝どんづまり〟の不便な地域と化し、高度成長期には郊外への移住者が急増。地区人口は60年の約5万4000人が、80年には約3万人まで減少した。現在は約2万3000人。

 同協議会は68年に発足した。架橋や海岸決壊を防ぐ養浜事業の実現を求め、陳情などを重ねてきた。「2本開通なんて夢のよう。1本の何倍も精神面でプラスになる」。田宮理事長は「この地域に住まなければ分からない喜び」をぶつける。現協議会会長の本間茂・本間組会長と幼なじみ。長年、下町の明日を語り合ってきた。

 達成感のすき間には苦い思い出もよぎる。会長に地元大手ゼネコンの本間組社長、名誉会長に地元選出の小沢辰男元衆院議員を擁した協議会には、突き放した見方もあった。「本当に地元のために橋がほしかったのに本間組のための会といわれた。政治の力も陳情を成功させるには必要だった」と悔やしがる。

  ■   ■

 つきたてのもちが湯気を上げる会場を、佐藤豊・協議会青年部長(51)が大会の進行に駆け回る。気さくな笑顔には、2本の開通で生まれ育った下町が、開かれた便利な地域に変わる自信があふれる。

 大火や地震の経験から「災害時に逃げるための橋」の必要性を強調した先輩の運動が、とうとう実を結ぶ。だが「おれは、橋があれば逃げられると直接思ったことはない」と佐藤さんは冷静だ。〝命を救う橋〟は「『便利だから』では通用しない行政を説得する方便だった」。
 そうした切実な庶民の知恵を原動力に完成した、下町初の巨大インフラに期待は弾む。涙をのんだみなと大橋断念から30年近い時間がたつだけに、悲願達成のうれしさはひとしおだ。  「ここから羽ばたく子たちがもっと誇りを持てるように、下町の良さを伝える活動を続けていきたい。橋とトンネルをシンボルとしてね」

191とはずがたり:2003/09/28(日) 14:30
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0417.html
<5>部分完成             ・

いまだ進まぬ アクセス整備  

 強い潮の香りが漂う中、巨大な灰色の口がぽっかりと開いている。新潟市の信濃川右岸にできた新潟みなとトンネルランプ(出入り口)。今後、延びた道路が同市東部の幹線道路である主要地方道新潟港横越線(赤道)と国道113号に接続することになっているが、同区間の開通までにはまだ数年かかる。5月は、いわば部分完成だ。
 右岸ランプ近くの同市臨港一に住む滝沢宇平さん(72)は昨年7月、未完成区間の整備などトンネル開通に伴う関連事業の整備促進を求めて平山征夫知事に陳情した。滝沢さんは山の下地区自治振興協議会長を務め、地域の問題に積極的にかかわる。
 「初めはトンネルに期待していたが、今のところ何のメリットもない。かえって周辺の交通量が増え、生活環境が悪化するぐらい。工事が始まってかなり時間もたつ。だらだらやるのではなく、つぎ込んだ費用の効果が見えるようにしてほしい」
 滝沢さんは、開通後も使い勝手の悪さが残るトンネルへの不満を率直に口にする。

  ■   ■

 みなとトンネルを含む港口部ルートは当初、1996年度完成をめどに事業が進められていた。しかし、景気の悪化などもあって目標はずれ込んだ。開通を前に、当の国土交通省内部からも「巨額の費用に見合う交通量の確保は厳しい」と不安の声が聞こえる。こうした見方が出る背景には、周辺整備の遅れも影響している。
 ルート建設の主要な目的の一つが港湾交通の円滑化。将来の1日交通量は2万4000台を見込む。とはいえ、それは港湾整備が進展した場合の話だ。トンネル構想が出た後の86年に改訂された県の港湾計画では、新潟西港は2000年を目標に流通拠点化やレクリエーション施設の整備が進むはずだった。
 だが、ゴールとされていた00年に港湾計画が改訂され、先延ばしとなった。目標年次は当初計画より約10年遅れの「平成20年代前半」。将来像でマリーナや緑地を併せ持つ西港の完成が、いつになるかは不透明だ。
 県港湾課では「昔のように資金が潤沢なら、目標に合わせてやりたいが、今は経済が冷え込んでいるから」と先行きの厳しさを説明する。


  ■   ■

 新潟港周辺地域整備計画調査には、信濃川左岸部のみなとトンネルルートを西新潟の海岸部を走る道路とつなぐ構想もある。実現すれば、東西に長い新潟市域を結ぶ広域幹線として機能を発揮しそうだが、今のところ具体的なスケジュールが決まっているわけではない。
 「当初予定通りの成果が得られないといっても、巨大公共事業にはよくあること。長い目で見てほしい」。行政関係者からはこんな声が上がる一方、「結局はやりやすい部分しか事業化してこなかったのではないか」と疑問も漏れてくる。

192とはずがたり:2003/09/28(日) 14:35
 <6>眠りの時代             ・
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0418.html
空き地が点在 不況の影濃く  

 移転で生まれた空き地や空き家が点在する新潟市並木町。文字がかすんでしまった「万代島ルート反対」の看板が立つ。古くからの家並みが寄り添うように集まる風景がここ数年、懐かしい風景として注目を集める。
 その一角にある築70年の木造の自宅で、小林洋士さん(53)=同市南毘沙門町=は「10年早く、今みたいな状況が生まれていたらよかった」と残念がる。「下町(しもまち)の町並みと暮らしを守る住民の会」事務局を務め、柳都大橋を含む信濃川左岸部の万代島ルート計画に反対してきた。
 左岸側ルートの中でも、大橋から東堀通までの約1.3キロは既に事業化され、用地買収が進んだ。街の表情も変わった。古い街並みの再評価がもっと早かったら、公共事業費削減の兆しがもっと以前から表れていたら、計画は違ったものになっていたかもしれない―「10年早く」の言葉には、こんな思いがにじむ。

  ■   ■

 柳都大橋を含む万代島ルートは、バブル絶頂期の1992年に都市計画決定された。都市計画決定は私権の制限などを伴うため、いったん決まれば白紙に戻すのは事実上不可能だ。  しかし今、ルートは橋以外はほとんど手が着けられていない状態。さらに、長い景気低迷で公共事業は制約を受ける。時代の急変は計画にくっきり影を落とす。
 当初、「平成10年代後半」とされていたルートの完成目標は大幅に遅れた。国土交通省新潟国道工事事務所では、東堀通までの事業化区間工事は「5年以内には完了したい」と明言。一方で、右岸側計画には慎重な言い回しだ。
 右岸計画のメーンは幹線道路・栗の木バイパスを拡幅工事。中央に高架道路を造り、高架部分で新潟バイパス紫竹山インターチェンジから橋までをノンストップでつなごうというもの。同事務所は栗の木バイパス着工に関して「財政的制約も大きい。今後の交通需要予測を見ながら、時期や高架道路の形状を含めてチェックの必要がある」と説明する。

  ■   ■

 「旧大蔵省から新潟市に2本も連絡路が要るのかといわれたこともあった。それを当時のスタッフが力を合わせ、市の将来のために必要だと認めてもらった」。同市OBは2本の〝橋〟実現にこぎ着けるまでの苦労を語るが、バブル景気から平成不況に至る過程で、時代と計画との間にはズレが生まれつつある。
 「万代島ルート栗の木線沿線権利者同盟」事務局長で、栗の木バイパス高架化に反対してきた今井義隆さん(70)=同市明石2=は「役所の人も、異動すると年の初めぐらいはあいさつに来たもんだが、ここ2、3年は来ない。今は眠りの時代ですよ」と語り、拍子抜け、といった調子で苦笑いした。

193とはずがたり:2003/09/28(日) 14:36

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0419.html
<7>危機感             ・
商店街再生へ 住民自ら行動  

 信濃川左岸、柳都大橋たもとのほど近く、南北に伸びる「こんぴら通り商店街」は現在、ひっそりとたたずむ。港町新潟の発祥地ともいわれ、大正時代は新潟一のにぎわいと評判だった。商店街を取りまとめる西厩島町町内会の大西春子会長(72)は、海産物商の家に嫁いだ当時を思い出す。「店が狭い小路にまで軒を連ね、市も並んだ。本当に無い物がないほどだった」
 バブル崩壊後、急速に客足が落ち込んだ。現在の店舗数は往時の半分以下の24軒。店の跡が駐車場に変わってできた空間もちらほら目立つ。約150メートルの通りのうち、北端約20メートルが万代島ルートにかかる。この部分にあった花月公衆市場は3月末、取り壊された。
 ルート計画では、信濃川右岸から柳都大橋に続いてきた高架道路が、この北端の手前で着地する。「橋ができたら、常連客は大型郊外店に通うのではないか」「幅広い道路を横断してまで買い物に来るだろうか」。客減少に追い打ちをかけかねないルート計画の浮上は、商店街に危機感をもたらした。

  ■   ■

 「このままでは通りはさびれるばかり。昔のこんぴらに戻ろう。それには昔を知っているお年寄りを呼び、思い出を語ってもらおう」。1997年、店主ら約10人に市が加わり、商店街活性化プロジェクトがスタートした。少子高齢化に備え、お年寄りが快適に歩ける通りをめざそうという大西さんの提案を受けたものだった。
 会合や勉強会を開き、車道と歩道のバランスなどを議論した。その結果、通りの中で車を減速させるために車道をせばめてゆるく蛇行させ、その分歩道を広げるなど改良の方向が決まった。議論開始から5年を経て念願はかない、5月から工事が開始される。7月に完成の予定だ。
 歩行者を重視した商店街再生プロジェクトには、〝車社会への抵抗〟もあった。通りの周辺町内の住民や市から「通りを交互通行にしてほしい」との声も出たが、商店街を挙げて断り、従来の一方通行維持を守った。

  ■   ■

 「(計画に)反対したって何したって、私たちは残る所なんだ。生きていかなければなりませんから」。大西さんの鋭い口調に、にぎわい復活への情熱がほとばしる。カメラ店主の小林壹朗さん(69)は、もし柳都大橋ができなかったら、何もしないまま商店街は消滅していただろうと思う。「計画に自分たちの危機意識が奮い起こされ、行動を起こすきっかけになった」
 大西さんらの思いを受け継ぐ若手も燃える。酒店5代目の吉川章大さん(31)は「暗い話題が多い今、人々がきっと求めている心のふれあいは大型スーパーでは味わえない」と商店街の価値を強調する。「不安の声も聞くけど、近くの道路の交通量が増えるんだから逆にチャンス。個々の店のやる気とやり方次第で、客は来る」と前向きだ。

194とはずがたり:2003/09/28(日) 14:37

http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0420.html
<8>船出             ・
両岸交流の夢 ネットで展開  

 柳都大橋と新潟みなとトンネル開通にちなんできょう20日、「臨港丸」という名のホームページ(HP)が開設される。開設するのは、インターネットやガイドマップで、生まれ育った下町地区の情報発信を続ける野内隆裕さん(34)=新潟市艀川岸町=と、山の下地区を紹介するHPを開いている、大倉淳一さん(32)=同山の下町=の2人。インターネットを通じて知り合った2人は、「信濃川を挟んで向き合いながら、すぐに渡れなかった両地区が橋やトンネルでつながる。今後の交流の証しとして開設した」と話す。
 HPのタイトルは、万代橋下流で1924年から40年まで、両岸を連絡していた渡し船「臨港丸」から拝借した。ピーク時は1回100人以上を乗せ、1日25往復もしたという。約六十年ぶりの両岸の〝渡し船〟復活。開通後には、インターネットで知り合った仲間が実際に会うオフ会を呼びかけ、橋とトンネルを散策する計画だ。

  ■   ■

 新潟の歴史に興味を持つ野内さんは、下町の寺や路地のお地蔵さんなど、地元の名所名物をHPでこれまで紹介してきた。「僕にできることは、今ある新潟の姿を記録に残すこと。新潟島と歴史的にかかわりの深い山の下をもっと知りたい」と語る。行きたいときに、すぐ対岸へ足を伸ばせる橋とトンネルは、歓迎すべき新スポットだ。「今まで見たことがない角度からまちが眺められるのは新鮮。新しい新潟の発見になる」と、開通を心待ちにしている。
 一方、大倉さんは「地元の情報を発信し合って交流すれば楽しいし、新潟全体のまちづくりにもつながる」と話す。その半面、橋とトンネルに投じられた1500億円の重みも感じる。「せっかくできたんだから、生かすも殺すも使い方次第」。新しいHPでは、野内さんの下町情報、大倉さんの山の下ガイドが一つのページに仲良く同居して、アクセスを待っている。

  ■   ■

 地元では5月19日の同時開通を前に、記念イベントの準備が進む。祝賀ムードが徐々に高まるなか、「欲しいときにできなくて、できるとなったら2本もできた」という住民の声も聞こえる。住民の手の届かないところで進められてきた巨大プロジェクト。「なぜ2本も?」の声はかき消されがちだ。
 2本の〝橋〟の後に続く大型公共事業が新潟市内にある。JR新潟駅の周辺整備構想だ。同駅を中心に約2.5キロの立体化と、それに伴う駅周辺整備で、全体の計画事業費は1800億円と巨額だ。駅前広場など周辺整備では、計画に市民意見を反映させる手法が試みられている。
 手法を立案したのは新潟駅コンペ市民窓口委員会の与田一憲委員長。成熟した時代に向かう中で、公共事業と市民のあり方について「市民一人ひとりが、地域全体をどうするかという視点で、意思を表明できるかどうかが重要」と指摘する。
       (おわり) (このシリーズは報道部・小林啓之、田島慶太、写真部・荒川慶太が担当しました。)

195とはずがたり:2003/09/28(日) 14:44
>>188-194
【2本の「橋」万代下流 同時開通の真相】

立派な高架橋が作りかけのまま放置されている。二つの橋を造る前にみなと大橋の復活は出来なかったのか。

しかも柳都大橋は万代橋に十分近い。更にその二本は建設省と運輸省の縄張り争いの賜物。

トンネルだけ出来て周辺道路の整備が遅れてしばらく過剰な設備を持て余す。(全員にちょっとづつが美徳とされているせいか機動的集中的な財政出動が出来ない。)

と,まあ日本のまずい点が全部出ているような気がしますね。

196とはずがたり:2003/09/28(日) 14:59
日沿道に関しては交通量に疑念はあるものの国土の骨格をなす幹線という感じがしなくもないですね。
山陰道などと同様国道の整備などと組み合わせて造ればいいのではないか?

197とはずがたり:2003/09/28(日) 20:55
なんとなくここでも国費の無駄遣いの臭いがプンプンしているのだが…。

http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=3268
松江第5大橋、整備区間に指定
 国土交通省は26日、松江市の大橋川にかかる5番目の橋をルートに含む「松江第5大橋道路」(仮称)を整備区間に指定し、新規補助事業として採択した。今後、事業主体の県が測量や設計、用地買収を進める。4車線化の計画だが「早期に効果が現れるように」(県道路建設課)10年前後で暫定的に2車線での完成を目指すという。

 松江第5大橋道路は、地域高規格道路「境港出雲道路」(約70キロ)の一部で、国道431号川津バイパスから南進して大橋川を渡り、山陰道松江道路に接続する。総延長は約5キロ。「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」に基づく補助事業で、同法の期限の2010年度までに完成すれば事業費約450億円のほとんどが国からの補助金などで賄われる。

 98年12月に調査区間に指定され、ルート選定や整備方法の検討を経て、今年3月に都市計画決定されている。

198とはずがたり:2003/09/28(日) 21:02
>>197
>>197
でもぶっちゃけこういう地図みせられちゃうと弱いんだなあ。

http://www.sctc.or.jp/doboku/izumo/jigyou/higashi_bp.htm
一般国道431号東林木(ひがしはやしぎ)バイパス道路改築(改良)工事

http://www.pref.shimane.jp/section/road/p08/press001.html
地域高規格道路の『整備区間指定』について

http://www.sctc.or.jp/doboku/izumo/jigyou/izumo_inter.htm
一般県道出雲インター線知井宮工区道路改築(改良)工事

http://www.pref.shimane.jp/section/road/p06/06_02.html
島根県の高速道路

199とはずがたり@圏央道早く造れ:2003/09/29(月) 21:32
【圏央道 茨城県部分】

http://www.ktr.mlit.go.jp/jousou/kouji/sinchoku/index.html#kenou
圏央道茨城県

http://www.mapion.co.jp/c/f?el=140/07/50.424&scl=70000&pnf=1&sfn=all_maps_00&uc=1&grp=all&nl=36/01/37.121&size=500,500&
つくばJctと牛久土浦バイパス付近

http://www.jhnet.go.jp/press/rel/2003/03/03/
圏央道(つくばJCT〜つくば牛久IC)及び
一般国道6号牛久土浦バイパス(一般国道408号〜学園西大通り)の開通について

【圏央道 神奈川・東京部分】

http://cs.seagull.co.jp/kenodo/top.html
圏央道を促進する市町村民の会

http://www.jhnet.go.jp/tokyo/hachioji/marugoto/marugoto.html
JH八王子工事事務所
なんか市民受けを狙ったようなちゃらちゃらしたページ作りで好感が持てない。
もうっと強権的にバリバリ造るぞ感出して貰わないとホントに出来るのか心配になる。

http://www.pref.shizuoka.jp/governor/talk/2nd_toumei2/img/07_01.jpg
第二東名を利用した交通は圏央道で分散します

http://www.jh-yokohama.com/jhnews36/map.html
JH横浜管内MAP

http://www.jh-yokohama.com/jhnews36/yring.html
横浜環状南線

200荷主研究者:2003/09/30(火) 01:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030929t22012.htm
2003年09月28日日曜日 河北新報
東北道青森自動車道が開通 みちのく道へ20分短縮

 日本道路公団が建設を進めていた青森市の青森自動車道が28日、開通した。東北自動車道青森インターチェンジ(IC)と、みちのく有料道路付近を結ぶ15.6キロ。国道7号バイパスを通行するより約20分の時間短縮となるほか、青森市中心部へのアクセスが向上、バイパスの渋滞緩和にもつながると期待されている。

 青森自動車道は東北道浪岡―青森IC間から分岐し、青森市荒川の青森中央ICを経て、同市諏訪沢の青森東ICまで。片側1車線。青森東ICから県道を経て、みちのく有料道路につながる。
 東北道青森ICから青森自動車道への通行と、青森自動車道から青森ICへの通行はともにできない。

 料金は青森中央―青森東IC間で普通車400円。東北道浪岡―青森中央IC間で普通車550円(浪岡―青森IC間は450円)。日本道路公団は1日の通行台数を約2300台と見込んでいる。

 青森自動車道は東北道八戸線(総延長167キロ)の一部。1998年4月に着工し、総事業費は約560億円。八戸線は現在、安代ジャンクション(JCT、岩手県安代町)―八戸IC、八戸JCT―八戸北ICの両区間が開通しており、将来はみちのく有料道路や第2みちのく有料道路などと連結して、八戸市と青森市を結ぶ。

 開通に先立って行われた式典には関係者約190人が出席。三村申吾知事らがテープカット、用地提供者や地元小学生らがくす玉を割り、開通を祝った。午後3時から一般車の通行が可能となった。

201荷主研究者:2003/09/30(火) 02:09

http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=596869
大和北道路 景観に配慮し地下トンネル化する公算大
2003 年 9 月 30 日

 奈良市の平城宮跡など世界遺産群周辺を南北に縦断する京奈和自動車道「大和北道路」(約15キロ)のルートを検討していた国土交通省の有識者委員会(委員長、斎藤峻彦・近畿大教授)は29日、平城宮跡の東側を通る案を同省に提示することを決めた。10月3日までに最終案をまとめるが、古都・奈良の景観に配慮し地下トンネル化する公算が大きい。世界遺産地域を高速道が通るわが国初のケースとなる。

 大和北道路は京都府木津町と奈良県大和郡山市を結ぶ、京奈和道の未着工区間。世界遺産緩衝地帯(バッファゾーン)や歴史的環境調整区域(ハーモニーゾーン)があるため、委員会は、春日山原始林の東を通る「東側ルート」▽平城宮跡東の「中央ルート(1)」▽興福寺西の「中央ルート(2)」▽唐招提寺や薬師寺西の「西側ルート」の4案を検討。国道24号などの渋滞を緩和する効果、土地確保費用、文化財への影響の面を総合的に考慮し、国道24号とほぼ重なる「中央ルート(1)」が最も有効で現実的と結論付けた。

 道路構造では高架案もあるが、トンネル化しても、平城宮跡周辺の地下で木簡などを保護する役目を果たしている地下水位への影響はほとんどないという専門家の意見を受け、委員会メンバーの間では景観を壊さないシールド工法による地下トンネル案が支配的になっている。【阿部浩之】

202荷主研究者:2003/10/04(土) 22:30

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2003/10/01/20031001095739.html
都市計画道路下中野・平井線 1.8キロ全線開通 岡山

 岡山市が整備している都市計画道路「下中野・平井線」のうち、県道岡山・児島線と都計道青江・津島線間の一キロ(同市下中野、新保)が三十日、開通した。これで岡山・児島線と国道30号を結ぶ一・八キロ間が全通し、市街地の交通渋滞緩和が期待される。

(2003年10月1日掲載)山陽新聞

203とはずがたり:2003/10/05(日) 00:27
>>162
民主党の高速道路無料化が有効なのはこういう場面か。「込」まないではなく「混」まないの方がいいと思うが。
>魚津市や黒部市中心部の国道8号は片側1車線しかなく、朝夕の通勤時間帯は通勤の車で混雑する。一方、近くで並行して走っている北陸道は込まない。

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=3870
北陸道の一部で料金半額「実験」
  県東部の国道8号の渋滞緩和策を探ろうと、県などは、並行する北陸自動車道の朝日〜滑川インターチェンジ間(27・6キロ)で11月上旬から3週間、通行料をおおむね半額にする実験をする。国土交通省の「社会実験」に応募したもので、料金値下げにより国道から北陸道への誘導効果を調べる。

  対象になるのは、同区間内のインターチェンジから入って出る普通車と軽自動車のみ。普通車の場合、朝日〜滑川間の850円が450円、黒部〜滑川間650円が350円、魚津〜滑川間400円が200円、などとなる。

  魚津市や黒部市中心部の国道8号は片側1車線しかなく、朝夕の通勤時間帯は通勤の車で混雑する。一方、近くで並行して走っている北陸道は込まない。「もっとも効率的な渋滞緩和には、普通車と軽自動車を対象とするのが適当だと考えた」と県企画用地課は説明する。

  今回の実験のために、県と魚津市を含む沿線3市2町などが協議会を組織し、今年度から国土交通省が始めた「有料道路の料金に係る社会実験」に応募した。事業費約900万円の半額は国が負担する。

  「通勤手当で高速道路料金が認められていなくても利用している人は今もいるはずで、料金を安くすることでその割合を増やしたい」と同課。正規通行料との差額の支払いは実験期間中の利用状況により変わるため、日本道路公団と協議して詰めるという。

(10/4)

204荷主研究者:2003/10/06(月) 00:35

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20031005001.htm
2003年10月5日更新 富山新聞
高岡市黒田の都計道路、「平面交差」に転換 05年度にも開通

 高岡市は四日までに、JR城端線で分断され、同市下黒田で七年間にわたって通行止めとなっている都市計画道下伏間江福田線について立体交差方式を取りやめ、平面交差方式で整備する方針を固めた。近く地元説明会を開き、用地買収に向けた地元交渉を開始する方針で、二〇〇五(平成十七)年度中の開通を目指す。現場は市の東西を結ぶ交通の結節点で、将来の北陸新幹線高岡駅の整備をにらみ、駅南地区の「開かずの動脈」の開通にめ どが立った。

 現地は、能越自動車道高岡インターチェンジから市総合卸売市場を通って同市下黒田で城端線を越え、京田、駅南に抜ける延長四千九百十メートルの道路。

 市議会最大会派の自民クラブが市議会九月定例会代表質問で、平面交差方式による整備を提案、市がJR側に同方式での整備を打診したところ、「周辺の踏切を含めた安全の確保ができれば平面交差もあり得る」(JR西日本金沢支社広報)との回答を得た。

 整備方針をめぐっては九四年度に線路の下をくぐる「アンダーパス方式」による立体交差でいったん都市計画決定されており、市側は今後、同決定を見直し、建設に向けた手続き面での整備も進める。

 当初、JR側は安全確保の観点から交通量の多い周辺の踏切の廃止を条件に掲げたため調整が難航し、市側も立体交差の整備費が約五十億円と巨額なため事業に着手できず、こう着状態が続いていた。

 現場は九六年には「彩り緑化祭」で三カ月間だけ仮設踏切による平面交差での通行が認られた経緯がある。しかしその後はJRと市の主張が折り合わず、七年間にわたって通行止めとなっている。さらに昨年九月のイオン高岡ショッピングセンターの開業で通行量が増し、市民の要望が高まっていた。

 市では立体交差から平面交差への方針転換について「都市計画決定の見直しは異例だが 、これ以上たなざらしにはできない。地元にも理解をいただきたいとしている。

205さきたま:2003/10/07(火) 03:04
>>201
関連記事です。
今週(10月12日号)の『サンデー毎日』にも
「これぞ暴挙!世界遺産が壊滅の危機 『平城京』地下になんと高速道路が走る」との記事が掲載。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000002-mai-l29
[課題の現場]知事選を前に/2 京奈和道建設 文化財保護に責任を /奈良
◇「大和北道路」ルートと構造
 平日午前7時半、京奈和自動車道木津インター(京都府木津町)から近鉄大和八木駅(橿原市)に向け、
国道24号を車で南下した。約230メートル走って早くも通勤ラッシュに遭った。朝夕を中心に
繰り広げられる日常的な渋滞の光景だ。
 国土交通省は、今世紀初頭の完成を目指し、自動車専用の京奈和自動車道の建設計画を進めている。
最大のネックが、平城宮跡など世界遺産群の周辺を走り、木津と西名阪道郡山(大和郡山市)の
両インターを結ぶ「大和北道路」のルートと構造だ。
 平城京跡には大量の木簡が眠り、地下水で守られているとみられるが、トンネルを通せば
地下水に影響を与える恐れがある。高架にすれば景観を損ねる。
 昨年9月から道路の建設効果や文化財への影響などを検討してきた有識者委員会(委員長、斎藤峻彦近大教授)が
今春行ったアンケートでは、約8割が国道24号の渋滞状況を受けて「道路整備が必要」とする一方、
「埋蔵文化財や景観への配慮が必要」としている。開発と保護を同時に満たさなければならない難しい課題に迫られている。
 この朝、奈良市内を抜けるのに30分(約9キロ)、大和八木駅までは1時間25分(約24キロ)もかかった。
その間、前を縫う車や、マイカーをやめて自転車、バイク通勤する人を何度も見かけた。後ろのドライバーは、
“長期戦”に慣れっこなのか、ほおづえのまま。非効率な道路だ。
 委員会は、「トンネル建設は地下水に影響しない」とした専門家の提言をもとに、平城宮跡の東側を
ほぼ24号に沿って走るトンネルと高架両用の2ルート案を国に提言した。委員の一人は「ヒアリングで
地下水の専門家がどのように言うか、ドキドキした」と本音をのぞかせた。地下水専門家の結論が、
計画実現に向けた前進の大きな根拠となった。
 しかし、奈良文化財研究所(奈良市)の研究者は「地下の遺構に影響があった時、誰が責任をとるのか。
責任を認めようとしない日本の行政を知っているからこそ、市民生活の利便さという名目で文化財を
破壊してしまっては、未来に申し開きができない」と指摘する。
 国が木津、郡山両インターを既に完成させている中で、世界遺産の地域は避けて通れないとするのも
一種のまやかしに聞こえる。初めから文化財エリアに道路を通すつもりで両インターを現在の位置にしたと
言われて当然だと思えるからだ。
 国のパンフレットや資料には、渋滞も事故も騒音もひどいと列記され、高速道がすべての答えのように
書かれているが、単純には受け入れ難いものがある。
 都市計画決定から40年近くたちながら、いまだに完成のめどがたたない南北の一般道すらある。
そもそも道路行政に取り組む県や市や国の責任が今まで果たされてこなかったからこそ、
道路環境が悪化の一途をたどってきたのではないか。
 本州四国連絡橋公団(神戸市)がつくる橋のように、過大な需要予測をし、実際は全く採算が合わない
国家事業を県民は知っている。京奈和道の建設は現実のものとして進んでいくだろうが、事業主体の国、
それを支持する県や市は、現在の予測に対し将来も責任を持つ必要がある。【阿部浩之】(毎日新聞)

207とはずがたり:2003/10/07(火) 15:24

都はちゃんと立証してとっとと造れやゴラア。

>決定は、収用の根拠となった事業認定の適法性を主張・立証しない都側の姿勢を批判し、
>本訴の裁決取り消し訴訟でもこのままでは都側が敗訴する可能性が高いと示唆した。

http://www.asahi.com/car/news/TKY200310030142.html
収用に一時停止命令 圏央道用地問題で東京地裁


1都4県にまたがる圏央道のルート


 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設をめぐり、あきる野インターチェンジ(IC)=東京都あきる野市=付近の土地明け渡しを拒む住民らが、国土交通省や都などに強制収用の手続きを進めないよう求めた申し立てについて、東京地裁(藤山雅行裁判長)は3日、土地収用裁決に基づく都知事の代執行を停止する決定をした。決定は、収用の根拠となった事業認定の適法性を主張・立証しない都側の姿勢を批判し、本訴の裁決取り消し訴訟でもこのままでは都側が敗訴する可能性が高いと示唆した。

 土地収用で執行が停止されたのは極めて異例で、十分な説明もなく公共事業を進める行政側の姿勢を厳しく批判した。都側は決定を不服として即時抗告する方針。同省などから明け渡しのための申請を受けた都の行政代執行の手続きは停止され、今年度中としていた日の出−あきる野ICの開通は難しくなった。

 決定によると、停止期間は、同じく藤山裁判長が担当する本訴の一審判決の言い渡しから15日後まで。本訴は土地収用法の事業認定取り消し訴訟と併せて審理され、同地裁で来年2月に結審の見通し。

 藤山裁判長は、執行された場合に住民が受ける損害について「終(つい)のすみかとして居住する者の利益は極めて重要で、いったん失うと容易に置き換えられない」と指摘。回復することが困難な損害を受けることから、手続きを停止する緊急の必要性があると認定した。

 都側は日の出―あきる野IC間の開通の遅れで年間40億円を超す損失が出るとして執行停止は重大な影響があると主張したが、決定は「工事の遅れは4〜7カ月程度で公共の福祉に与える影響は軽微だ」と退けた。

 その上で、本訴の中で事業認定の適法性の主張・立証をしない都側の姿勢について「このままでは、住民側の勝訴に終わることは明らかだ」と明確に批判した。

 都収用委が昨年9月、住民ら8人が所有する計約8400平方メートルの権利取得と明け渡しの収用裁決をしたため地権者ら74人が同年11月、取り消しを求めて提訴し、執行停止も申し立てた。決定は、都知事に執行停止の決定をしたほかは、不適法として却下した。

 国側は両IC間の今年度開通を目指して今年6月、都に明け渡しの行政代執行を申請。都は9月下旬までに明け渡すよう戒告書を出し、近く、強制的な退去日を示した最後通知となる代執行令書を出すと見られていた。

      ◇      ◇

 <圏央道> 都心から半径40〜60キロの場所に計画された環状の自動車専用道路。計画によると、総延長約300キロ。横浜市―千葉県木更津市まで1都3県にまたがり、東名高速や中央道、東北道などと接続する。埼玉県の関越道鶴ケ島ジャンクション(JCT)―東京都の日の出インターチェンジ(IC)間の28.5キロ、茨城県内の常磐道つくばJCT―つくば牛久IC間の1.5キロが開通している。 (10/03)

208とはずがたり:2003/10/07(火) 15:51
>>205
個人的には春日山原始林の東を通る「東側ルート」か唐招提寺や薬師寺西の「西側ルート」推奨ですが,西側ルートは用地買収に莫大な費用が掛かるし東側ルートは市街地からはずれて遠回りになる上に春日山の原生林を破壊するなどの問題点が有るのでしょう。

西側ルートは第2阪奈との連絡が便利でしょうけど住宅街の真ん中を突っ切らねば行けない。
東側ルートは木津インターとの接続は容易でしょうけど,南側は接続が難しいかなあ。
ほっとくと天理の方までまで作りかねない。

209荷主研究者:2003/10/12(日) 02:13

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2003/10/07/20031007102839.html
岡山県 道路公社の廃止検討 岡南大橋 無料化大幅前倒しも

 岡山県出資の外郭団体で、同県内の有料道路を建設、管理する「県道路公社」の廃止が検討されていることが、6日までに明らかになった。岡山県は公社が管理する有料道路はすべて無料化、新たな整備もやめ、有料道路事業自体をうち切る方針。同県によると全国では38都府県が道路公社を設けているが、廃止は初めてになるという。岡南大橋の無料化は、料金徴収が終わる22年9月の予定だったが、石井正弘知事が9月定例県議会で、早期無料開放を示唆した。

(2003年10月7日掲載)山陽新聞

210荷主研究者:2003/10/12(日) 02:17

http://kumanichi.com/news/local/main/200310/20031008000325.htm
2003年10月8日 19:53 熊本日日新聞
ヒゴタイ大橋 産山村山鹿で渡り初め式

 阿蘇郡産山村を流れる大蘇川に架かる「ヒゴタイ大橋」がこのほど完成し、八日から通行できるようになり、渡り初め式が行われました。

 ヒゴタイ大橋は全長二百メートル、幅九・五メートルのアーチ橋。車道二車線と片側歩道から成る。一九九九(平成十一)年十二月に着工、今年九月に完成した。総工費約二十四億八千万円。県が総事業費約四十億円をかけて八二年から進めてきた農免農道整備事業の仕上げとなる。ルートは、県道別府一の宮線(やまなみハイウエー)から小柏地区を経由して村道山鹿手野線のうぶやま牧場付近へ抜ける約六・四キロ。

 農道の完成で、村北部の農産物輸送や建設中の統合保育園への通園などがしやすくなる。下流で建設中の大蘇ダムが完成すれば、ヒゴタイ大橋はダム湖をまたぐ観光スポットになりそう。

 同村山鹿の現地であった渡り初め式には、地元住民や工事関係者ら約百人が出席。井道行村長が「農業や観光の振興、さらに生活道路として大いに役立てたい」とあいさつ。近くに住む高橋次治さん(78)保子さん(74)夫婦ら三組の三代夫婦を先頭に出席者が渡り初めをした。

211荷主研究者:2003/10/12(日) 02:26

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/10/20031011t72017.htm
2003年10月10日金曜日 河北新報
東北の高速道 全料金所でETC導入 来月28日

 日本道路公団東北支社は10日、東北の高速道路のすべての料金所に、ノンストップ料金収受システム(ETC)サービスを11月28日から導入すると発表した。
 新たにETCが設置されるのは、東北地方を走るすべての高速道の61料金所。一般有料道路の湯沢横手、百石など5料金所にも設置する。

 ETCシステムは、2001年に東北道の32料金所に導入。96料金所のうち、36%に当たる35カ所に設置されている。
 17カ所ある一般有料道路の料金所には導入されていない。今回の66カ所を加えると、東北の高速道・一般有料道の普及率は89%になる。
 残る一般有料道路の12料金所についても、04年3月末までには設置したいとしている。

 一方、自動車に取り付ける無線交信のための車載器の東北の利用台数は3万1569台。利用率は全国平均の8.7%を3.5ポイント下回る5.2%にとどまっている。
 同支社は「利用範囲拡大で、渋滞解消や移動時間の短縮になる。利便性が実感されれば、利用率は上がるだろう」と話している。

212荷主研究者:2003/10/12(日) 02:28

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/10/20031011t42016.htm
2003年10月10日金曜日 河北新報
大曲―西仙北IC4車線化29日完了 秋田自動車道

 日本道路公団は10日、秋田自動車道の大曲―秋田南インターチェンジ(IC)間の4車線化について、大曲―西仙北IC(10.5キロ)の工事が10月29日に完了すると発表した。
 4車線化は2001年11月までに、協和トンネル―協和ICと、協和―秋田南ICの2区間(21.6キロ)が完了している。残る西仙北―協和トンネル付近(3.1キロ)も本年度末には完了。これで大曲―秋田南ICの35.2キロは全線が4車線になる。

213荷主研究者:2003/10/12(日) 03:08

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003100906.html
【2003年10月09日(木)】静岡新聞
伊豆縦貫道の河津下田道路 東側ルートに決定

 国土交通省沼津河川国道事務所は八日、伊豆縦貫道の南端となる河津下田道路一期区間のルートを、三候補の中から東側ルート(下田市箕作―六丁目、約六キロ)に決定したと発表した。学識経験者や地元代表者八人でつくった検討委員会の提言通り決定した。今後、県による都市計画決定手続きと併せて環境影響評価を行い、その後で測量や用地買収が行われる。

 決定したルートは温泉保護地域を東側に迂回(うかい)し、伊豆急蓮台寺駅近くでは橋りょうで国道414号とほぼ並行する。道路は片側一車線。インターチェンジは下田北、蓮台寺、敷根、下田の四カ所。下田インターで国道136号と接続する。▽下田市中島橋交差点の渋滞緩和が図れる▽下田市内とインターチェンジを短時間で結べる▽事業費に対する効果が高い―などの点が評価された。

 伊豆縦貫道は東名沼津インター近くから下田市までの全長六十キロ。東駿河湾道路(都市計画決定、環境アセス終了)、天城北道路(環境アセス終了)、河津下田道路で結ぶ。河津下田道路は十三キロを二区間に分けて事業を進める。  検討委員会にオブザーバー参加した石井直樹下田市長は「早期完成に向け前進した」と歓迎した。

214荷主研究者:2003/10/12(日) 03:16
>>141

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03100631.html
観音高架、滑り出し上々 車の流れスムーズ '03/10/6 中国新聞

 西広島バイパスの渋滞は変わらず

 国道2号西広島バイパス観音高架の延伸工事一期区間(広島市西区庚午北―中区舟入中町、二・一キロ)が開通し六日、初めてのウイークデーを迎えた。小雨の月曜日とあって市中心部に向かう朝の渋滞は相変わらずだったが、新設の舟入中町の上り(東行き)出口ではスムーズに車が流れた。

 二車線の上り出口から本線への合流は、混雑も心配されたが、信号に従って順調だった。「バイパスの渋滞は普段通りだが、高架に入ると、いつもより速く車が流れた」と、廿日市市から中区の会社に通う男性(72)。ラッシュ時の午前九時すぎまでは、工事のため一車線区間が残る高架上の混雑もほとんど無かった。

 広島県警によると、上り出口付近交差点の信号機は自動制御で、交通量によって青信号の時間が変わる。当初は高架出口が本線より十秒余り長い設定だったが、高架の交通量が少なく、午前八時十分以降はそれぞれ五十秒ずつで車を流した。

 延伸工事は今月三十一日、高架上を上下各二車線にして完了。ラッシュ時の状況を調査した広島中央署の斉藤正晴交通官は「各時間帯を含めて継続調査し、全体の流れがよくなるよう信号の時間などについてさらに検討したい」と話していた。

215荷主研究者:2003/10/18(土) 18:10
>>160

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03101235.html
広島圏、14日から通行料割引実験 '03/10/12 中国新聞

 ■渋滞緩和の効果探る

 広島市域を通る有料道路の料金を割引し、渋滞緩和の効果を探る社会実験が、十四日からスタートする。十二月十九日までの期間中、計四路線の通行料金は、ほぼ半額または無料となる。

 割引対象となるのは、山陽自動車道廿日市―広島インターチェンジ間▽広島高速1号(安芸府中道路)▽同4号(広島西風新都線)―の三路線が上りまたは市中心部方向で、草津沼田道路は両方向とも対象となる。

 通行料は草津沼田道路のみ無料でその他は全車種で最大五割引き。終日の山陽道のほかは、平日午前六時―同九時に限られる。市や国などでつくる広島地区高速道路社会実験協議会が実施する。

 市内では朝の通勤時、国道2号西広島バイパスを中心に、慢性的な渋滞が発生。市は、湾岸を貫く広島高速3号線(広島南道路)や西広島バイパス延伸など中心部を通る車を分散させる道路整備を進めている。

 しかし、財政悪化などもあって市道路交通局は「事業に優先順位を付けざるを得ない」と説明する。このため市は、完成まで時間がかかる道路整備を補う渋滞対策として割引を位置付け、渋滞緩和に即効性があるかどうかを検証する。

216荷主研究者:2003/10/18(土) 18:12
>>215

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03101431.html
広島高速4号など割引実験スタート '03/10/14 中国新聞

 広島市域の交通渋滞緩和策として、山陽自動車道や広島高速道路など有料道路の料金を割り引く社会実験が、十四日始まった。十二月十九日までの約二カ月間、計四路線の通行料金をほぼ半額または無料とし、通勤マイカーなどの分散を図る。

 対象路線の一つ広島高速4号(西風新都線)の沼田料金所(安佐南区)では、割引開始を知らせる看板を設置。近くの県道交差点付近には市職員三人が午前七時から約二時間立ち、パネルやポスターを掲げてドライバーにアピールした。

 午前八時前後には、市中心部へ向かうトラックや乗用車などが百メートル以上にわたって列をつくり、渋滞する場面もあった。中区へ通勤する男性(44)=安佐南区=は「普段は一般道を通るが、割引があるなら有料道路を使ってみようと思う。実験後も引き続き安くしてほしい」と望んでいた。

 実験は、4号と同1号(安芸府中道路)、山陽道廿日市―広島インターチェンジ間の三路線が上りまたは市中心部方向が対象で、最大五割引き。草津沼田道路は両方向ともが無料となる。終日の山陽道のほかは、平日午前六時―九時に限られる。

 朝の通勤時、国道2号西広島バイパスを中心に慢性的な渋滞が起こる現状を受け、広島地区高速道路社会実験協議会(事務局・広島市)が実施。利用状況のほか、バイパスを横断する田方橋(西区)周辺など市内六カ所で渋滞状況を調べ、結果を基に、料金値下げを本格実施するかどうか検討する。

217荷主研究者:2003/10/18(土) 18:14
>>216

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03101505.html
広島市域有料道路 値下げ実験 '03/10/15 中国新聞

 ■初日、従来より通行量増

 山陽自動車道や広島高速道路など有料道路の料金を割り引き、広島市域の渋滞緩和効果を探る社会実験が、十四日始まった。十二月十九日までの約二カ月間、計四路線の通行料金をほぼ半額または無料とする。初日は従来より通行量が増え、順調な滑り出しとなった。

 割引は、山陽道廿日市―広島インターチェンジ間▽広島高速1号(安芸府中道路)▽同4号(広島西風新都線)―の三路線が上りまたは市中心部方向が対象で、最大五割引。草津沼田道路は、両方向とも無料となる。終日の山陽道のほかは、平日午前六時―同九時に限られる。

 初日の通行量は実験前の八日に比べ、1号、4号、草津沼田道路は平均27%増だった。山陽道は集計できていない。料金所の一部ではトラックや乗用車が連なり、一時混雑した。

 社会実験は、朝の通勤時、国道2号西広島バイパスを中心に慢性的な渋滞が起こる現状を受け、広島地区高速道路社会実験協議会(事務局・広島市)が実施。実験結果を基に、料金値下げを本格実施するかどうか検討する。広島県内では今月一日から、広島呉道路の一部区間でも同様の実験が実施されている。

 ■西広島バイパスの渋滞緩和に注目

 広島市域を走る有料道路四路線で十四日、始まった通行料金割引の社会実験は、山陽自動車道を除く三路線の通行量が平均27%増加するなど、まずまずのスタートとなった。市は「有料道路の有効活用のためにも、多くのドライバーに実験に協力してほしい」と呼び掛けている。

 対象路線の一つ、広島高速4号(西風新都線)の沼田料金所(安佐南区)。ラッシュ時の午前八時前後には、市中心部へ向かうトラックや乗用車などが約百メートル以上にわたって列をつくり、渋滞する場面もあった。

 中区へ通勤する男性(44)=安佐南区=は「普段は一般道を通るが、割引があるなら有料道を使ってみたい。実験後も引き続き安くしてほしい」と望んでいた。

 実験は、4号と同1号(安芸府中道路)、山陽道廿日市―広島インターチェンジ間の三路線が上りまたは市中心部方向で最大五割引き。草津沼田道路は、両方向とも無料となる。

 山陽道をのぞく三路線の通行量は、割引時間帯の午前六時から三時間で1号が二千七十五台、4号が二千五百八十台、草津沼田道路が二千八百七十台。今月八日の通行量に比べ、それぞれ12%、27%、42%の増加に転じた。

 三割程度の増加を見込んでいた市道路交通局は「順当な滑り出し」とみている。ただ、国道2号西広島バイパスなどの渋滞状況は、実験前に比べてほとんど変化がなく、市は「三連休明けで、交通量全体が増えた可能性もある」として、今後の推移に注目している。

218荷主研究者:2003/10/18(土) 18:37
2007年開通ね。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03101432.html
東広島バイパス国信第一トンネル、26日貫通 式典開催へ '03/10/14 中国新聞

 国道2号東広島バイパスの国信第一トンネル(広島県海田町)が二十六日、貫通する。中国・みちづくり女性会議(平木久恵代表)が同日、現地で記念イベントを開く。

 同バイパスは広島市安芸区上瀬野町―海田町南堀川町間九・六キロの自動車専用道。二〇〇七年ごろの完成を目指しており、東側の安芸バイパスや西条バイパスを経て山陽自動車道と直結される。

 国信第一トンネル(百メートル)は、今年三月に着工した。貫通後、内壁や路面の工事を進め、完成は来年二月末の予定。西隣の同第二トンネル(二百二十五メートル)は今月二日に完成した。しかし、東側の区間は現在、工事中のため、両トンネルの供用開始時期は未定。

 記念イベントは午前九時半から。貫通を祝う式典に参加した後、内部の見学、工事で出た石を使った盆景づくりをする。

 募集対象は小学生以上の広島、東広島、廿日市市民で、定員五十人。住所、名前、連絡先を書いて〒730―0011広島市中区基町5―44、中国地域づくり交流会に郵便か、ファクス082(221)6009で申し込む。締め切りは十五日。

219荷主研究者:2003/10/18(土) 18:51

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03101808.html
不足額なお820億円 広島高速道公社見直し '03/10/18 中国新聞

 広島都市圏の指定都市高速道路網の整備計画を見直している広島高速道路公社は十七日、一千億円と試算した建設投資不足額が、建設コストを見直しても八百二十億円までしか圧縮できないとする中間まとめを公表した。想定外の建設費の増加などが影響している。

 現行の整備計画の建設事業費は四千六百億円。だが、高速1号(安芸府中道路)の東区馬木のトンネル工事で起きた地盤沈下対策や高速3号(広島南道路)の工事費増により、約百四十億円増の四千七百四十億円に膨らむ見通しとなった。

 四車線を暫定二車線で整備し、ランプ整備の一部見送りなどで四百億円の初期コスト削減を見積もっても結局、事業費は四千三百四十億円までしか抑えることができなくなる。

 一方、料金収入などを原資に三千六百億円としていた投資可能額については、供用の遅れによる収入減や二車線化に伴う交通量低下を考慮すると三千五百二十億円に減少する。この結果、当初、一千億円と算出した事業費と投資可能額の開きを、百八十億円しか埋めることができなかった。

 事業中の四路線は、いずれも完成が二、三年遅れて高速道路のネットワーク化は二〇一三年度となる見込みも明記した。

 同公社は、今後の検討課題として、広島西飛行場(西区)北端を横切る広島南道路の工法問題を挙げ「割高となるトンネル方式について慎重な検討が必要」と指摘。県、市に対する公的支援策の調整を求めた。年内をめどに見直し案をまとめる。

220とはずがたり:2003/10/19(日) 12:27
【03学会に伴う東京行きで判明した渋滞ポイント】

休日夜の東京都心は以外に空いていた。六本木ヒルズ周辺など局地的に渋滞していたがそれ以外は比較的スムーズ。

気付いた渋滞ヶ所は寧ろ郊外で以下の2ヶ所

北相馬郡守屋町乙子交叉点…六叉路になっており,更に関東鉄道常総線の踏切がパークシティ守谷から新利根大橋への道が大渋滞。常総線と国道294号線をくぐるアンダーパスでも欲しいところだ。筑波方面から柏方面への抜け道になっているのだし。

千葉県流山市と埼玉県三郷市に掛かる流山橋…およそ4.5㌔下流に有料の松戸橋,上流へはおよそ7.5㌔に無料の玉葉橋が掛かっているが,これではとても足りずに橋は大渋滞。加―田中新田辺りにもう一本橋を架けるか常磐道三郷料金所付近に出口を建設して流山ICとの間で近距離も使えるようにしては?

あとはいつも通り環状八号線がいい混み具合だった。
常磐道から関越道まで一五分で来るのに関越道から東名まで一時間掛かるのはどう見ても異常だ。
住民のヒステリックな反対運動にヒステリックに工事凍結決議をしてしまった都議会の罪は非常に重いと言わざるを得ない。慢性的な渋滞に悩まされる地元住民はいい気味であるから良いとして通りすがりの我々は純粋に迷惑である。(自分のこの反応もヒステリックであるけど)
圏央道,外環,中央環状線は可及的速やかに完工すべし。基本的に高速道路の即時建設凍結に賛成してもいいが,一部このように工事の停止が将来への禍根を残す事も考慮に入れ寧ろ建設を急ぐべき箇所も必ずある筈である。

221とはずがたり:2003/10/19(日) 13:16
【高速道路の建設について】

高速道路は全面中止すべきである。
しかし,外環の建設中止が禍根を残したように全面的中止は非常に危険である。

建設をすべき区間 
―:既に開通 =:工事中 〓:はよ都市計画決定しる!
━:計画変更しる! …:計画・工事中止しる!

重要国土幹線

◆北関東自動車道 
ひたち海浜公園IC―水戸南IC―友部Jct―友部IC=宇都宮上三川IC―栃木都賀Jct―岩舟Jct=太田IC=伊勢崎IC―高崎Jct

◆首都圏中央連絡自動車道
釜利谷Jct=(横浜南環状道路)=大船Jct〓(横浜湘南道路)〓藤沢IC―(新湘南バイパス)―茅ヶ崎中央IC=(さがみ縦貫道)=海老名南Jct=(さがみ縦貫道)=海老名北Jct=八王子Jct=青梅IC―鶴ヶ島Jct〓(取り敢えず東名から東北道まで直結が最低限不可欠)〓鷲宮Jct?…つくばJct―牛久IC…成田…木更津Jct―(アクアライン)

◆東京外環自動車道
東京Jct?〓三鷹Jct?〓大泉IC―美女木Jct―川口Jct―三郷IC=京葉Jct=市川Jct

◆第二東名自動車道・第二名神自動車道
海老名南Jct━(246バイパス厚木秦野道路との事業統合)━山北Jct―(東名高速道路拡幅済)―御殿場Jct=引佐Jct━(第二東名よりも浜松バイパス・豊橋バイパス・蒲郡バイパス・23号線バイパスの建設・拡幅を優先)━豊田東Jct―(伊勢湾岸道)―四日市Jct━(東名阪拡幅で対応?)━亀山Jct=大津Jct━(京滋バイパス経由に経路変更)━高槻IC=神戸Jct―(山陽道)

財源は関東地方から東名・名神各線は民主党の料金無料化政策とは別に料金プール制にしてその償還を待てばいいのでは?東名とか名神とかは黒字なんだし何十年かで無料になる筈。(第3東名とかは作らないという決意の元)
また既存の高速道路の建設資金を国費投入で無料化するならそれと同じ割合をこのプールに注ぎ込めばもっと早く償還可能であろう。

以上くらいは国策として建設し,あとは地方が欲しいとこだけ自己責任で(国鉄の時みたいに多少の優遇措置は必要だろう)作らせれば良いだろうとは思う。
個人的には常磐道,日本海東北道,山陰道,東九州自動車道(大分以北)は何らかの形で整備する必要がありそうな気がする。北海道は一般道の速度制限を緩めればいいような気がする。
財源は農道・林道は一切建設中止で回してくればよいか?

残念ながら建設費・財源その他一切数字の裏付けのない妄想の域を出ないのであるが。

222荷主研究者:2003/10/23(木) 00:21

http://kumanichi.com/news/local/main/200310/20031022000032.htm
2003年10月22日 06:10 熊本日日新聞
誘導実験 熊本都市圏渋滞緩和へ検討委が推進確認

 県は二十一日、熊本都市圏の交通渋滞緩和などを目指し、高速道路を活用した社会実験の手法を探る検討委員会(委員長・溝上章志熊本大教授)を設置、熊本市の水前寺共済会館で初会合を開いた。検討委は、九州自動車道植木〜松橋インター間で料金を割り引き、都市圏の通過車両を誘導する実験を進めることを確認した。

 一般道の渋滞緩和のため高速道路を活用した社会実験は、本年度から国の補助事業として関東や近畿地方など全国十八地区が実施を予定している。県は年度内に検討委の協議を終えて実験の実施計画を作成し、来年度中の実施を目指す。

 県土木部が(1)熊本市内の国道3号、同57号は恒常的に二キロを超える渋滞が発生している(2)一方、九州自動車道の交通容量には約三万九千台の余裕があるなどの現状を説明。今年六月の交通量調査で、一日に熊本都市圏に流入する車の約11%にあたる約一万千台が通過車両だったことを報告した。

 検討委はこれを受け、九州自動車道植木〜松橋間(約三十八キロ)の料金を割り引いて、渋滞緩和の実験に取り組むことを確認。今後は企業へのアンケートなどを実施し、具体的な割引率や実験期間のほか、割引対象をトラックなど大型車に限定するのか全車両とするかなどを検討する。

 委員からは「割引率は七、五、三割などさまざまな条件を試したい。県外企業へのアンケートも必要」などの意見が出た。

223荷主研究者:2003/10/23(木) 23:37
>>149
国道286号に連絡するランプ部分が未完成?

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/10/20031023t55009.htm
2003年10月22日水曜日 河北新報
山形・国道13号 立体化完成、松山交差点が開通

 国土交通省が立体化工事を進めてきた山形市の国道13号松山交差点の高架橋を含む0.8キロ区間が22日、開通した。
 開通に先立ち、金森義弘副知事ら関係者約130人が出席して記念式典が行われた。浜口達男東北地方整備局長は「高架橋の開通により、交差点の激しい渋滞が改善され、地域間交流の促進に貢献できると確信している」とあいさつした。

 立体化工事は総事業費約130億円。工事区間は松山1丁目からあこや町1丁目までで、国道286号との交差部分に長さ185メートル、高さ7メートルの高架橋を建設、4車線の道路を敷いた。
 1991年度に事業化が決定し、用地買収を終えた99年度から工事が始まった。来年1月には国道286号に連絡するランプ部分が完成する予定。

224とはずがたり:2003/10/25(土) 20:15
大和町はこんな感じ↓確かにみずほ両方もいらんわな。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/42/31.831&scl=10000&coco=35/45/14.803,139/42/34.732&pnf=1&sfn=all_maps_00&uc=1&grp=all&icon=mark_loc,0,,,,&nl=35/45/29.380&size=500,500&

http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY200310240442.html
国交省と東京都が緑地整備へ 大気汚染最悪の国道交差点


 国土交通省東京国道事務所は24日、大気汚染全国ワースト1の国道17号大和町交差点(東京都板橋区)の環境対策として、交差点の北西の角地を、都などと共同で買収することについて土地所有者と合意したと発表した。今後、価格などの最終調整を経て11月ごろに正式に買収する。交差点を囲んでいる建物の一角を壊し緑地を整備、汚れた空気の逃げ道をつくる。今年度中に利用計画を決定、緑地の整備を進める方針だ。

 交差点の二つの角地の土地を借りていたみずほ銀行が、今年7月に北西角地の板橋本町支店を北東角地の板橋支店内に移転、地主側との契約を終えていた。

 同交差点は、国道17号の上に環状7号線の陸橋がかかり、さらにその上に首都高速が走る三重構造。国によると、二酸化窒素濃度の年平均値は02年度で全国最悪の0.052ppmで99年度から4年連続全国ワースト1だ。

 同事務所は、模型での実験の結果、風向きによっては約1割の大気汚染物質濃度の改善効果があると推定している。緑地の具体的な内容は今後詰めるとしている。

(10/25 01:21)

225とはずがたり:2003/10/25(土) 20:39
【東京中央環状線】

新宿線の図はもう一寸大きくできなかったのかねえ。

図解中央環状王子線
http://www.mex.go.jp/topics/tyuokanjo1225/index.html#oji

図解中央環状新宿線
http://www.mex.go.jp/topics/tyuokanjo/donna/donna.html#shin2

226とはずがたり:2003/10/25(土) 22:37
>>223
地図の北にある立体交叉から連続立体交叉化がなったのかな?
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=25000&el=140%2F21%2F17.080&pnf=1&size=500%2C500&nl=38%2F13%2F58.897

227荷主研究者:2003/10/29(水) 00:28

http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200310/20031027000320.htm
多度津―詫間のバイパス、28日開通 2003年10月27日 18:39 四国新聞

 県が整備を進めている県道丸亀詫間豊浜線(さぬき浜街道、全長約四十二キロ)バイパスのうち、多度津―詫間の三・四キロ区間(暫定二車線)が完成した。二十八日に開通式があり、同日午後三時から供用開始する。

 県道丸亀詫間豊浜線は、丸亀市土器町の国道11号交差点から豊浜町姫浜の同11号交差点をつなぐ幹線道路。

 今回開通するのは、多度津町見立から三野町を経て詫間町松崎に至る「三野・詫間工区」のバイパス。新たにJR予讃線をまたぐ立体交差とし、通勤時間の短縮を見込んでいる。事業費は約六十七億円。

 県は、引き続き隣接する「多度津西工区」(二・八キロ、四車線計画)の整備を進める。

228とはずがたり:2003/10/29(水) 23:47
http://www.dorokosha-fukushima.or.jp/douro/abukuma/
【あぶくま高原道路】

229とはずがたり:2003/10/30(木) 21:02
中国横断道路は絶対に要らない。第二東名は将来的には要る。
竹下も斉藤も不必要な政治家だったしこれからも絶対に要らない。

http://news2.aol.co.jp/news-bin/news.php?date=20031030191803&company=40&genre=06&sub=003&article=0000a182
2003年10月30日(木)19時18分
道路建設で自民内にねじれ 公団民営化論議に影響も

 衆院選の争点である道路公団の民営化問題に絡み、高速道路の現在の整備計画区間(9342キロ)のうち、残りの約2100キロを全部造るか、不採算区間の建設にストップをかけるかが焦点になっている。

 小泉純一郎首相は建設計画の見直しに言及しているが、自民党には選挙戦で「命をかけて造る」と訴える候補者も多い。政府の道路関係4公団民営化推進委員会では、不採算区間の建設凍結を求める声が強まっており、選挙結果は民営化の具体論策定に向け影響を与えそうだ。

 「わがふるさとは自然が残ってすばらしいが、悩みを抱えている。最大の悩みの一つが高速道路。私の政治生命をかけて高速道路をつくる」 自民党前職の竹下亘氏(島根2区)は公示日の28日、青木幹雄参院幹事長が同席した島根県浜田市内での出陣式で熱弁を振るった。翌日には掛合町で「政治生命をかけて中国横断自動車道を造る」と具体路線を挙げて演説した。

 斉藤斗志二氏(静岡5区)も今月上旬、地元で開かれた支援集会で「第二東名などの整備は、働き盛りの私が国とのパイプ役になって推進する」と声を張り上げた。

230おりーぶの木:2003/10/31(金) 01:06
この論理オモロイ。目から鱗だわ。2ちゃん政治版民営化スレより
21 名前:国道774号線 投稿日:03/10/17 16:29 pm1l/WyE
電気もガスも水道も電話も鉄道も、みな利用者以外にも利益がある社会インフラだが、
料金は基本的に利用者が払っている。
生きていくのに必要不可欠なものすら、利用者負担だ。
なぜ高速道路料金だけその原則を崩すのかね?
利用しない人にも利益がある、だけでは、他の社会インフラとの整合性がとれない。

49 名前:国道774号線 本日のレス 投稿日:03/10/26 04:36 0Zvgs6Ig
>>21 説明しよう。
電気、ガス、水道、鉄道  と 道路
何が違うのか?
つまり、こういうことです。
電気、ガス、水道、鉄道に対応するのは道路ではなく高速バスなのです。
そして、道路に対応するのは、電線、ガス管、水道管、線路です。
高速バスを税金で無料化せよ!!
これはおかしな話です。
鉄道運賃や電気代を税金で無料にしろ!!と同じくらいね。
鉄道輸送や水や電気そのもののコストとして運賃や水道・電気料金があり、
同じく高速バス料金があるからです。
しかし、水道管や線路の敷設には税金が投入されてます。
道路は国民の税金を投入する以前に、
道路建設の為に自動車ユーザーから徴収している道路特定税があります。
かたや道路建設の為に返せなくなった借金、
かたや道路建設の為に無駄に使われ、余っている道路財源、
なぜ、それを必要なところに投入しないのか?
道路を民営化せよ!とは
線路や水道管や電線だけを民営化するくらい無茶な論理です。
そもそも一般道と高速道路は密接な関連性を持っており、
受益者負担の観点からして高速無料化はごく真っ当な政策なのです

231おりーぶの木:2003/10/31(金) 01:24
ここお薦めでつ。政治版 高速道路は無料化できるのか9
http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1067192973/736-

232とはずがたり:2003/10/31(金) 14:19
>>230-231
情報提供感謝っす。

233とはずがたり:2003/10/31(金) 14:25
いいでしょう。早く造れ。どうしても必要なら後で造ればいいんだ。

http://www.asahi.com/politics/update/1031/003.html
「外環道はインターなしで」 石原国交相が方針

 石原国交相は31日の閣議後の記者会見で、計画が止まっている東京外郭環状道路(外環道)の東京都内区間について「整備のスピードの観点から、ゼロインターでやっていきたい」と述べ、関越道、中央道、東名高速と交わる部分にジャンクションを設ける以外はインターを設けない考えを明らかにした。

 国交省と都は、今年3月に「インターは地元の意向を踏まえながら設置の有無を検討する」という方針を示していた。石原国交相は「インターを造ると(完成まで)5年違う。いかに早く整備するかという視点を盛り込むべきだ」と話し、インターなしで地元と協議する考えを示した。 (10/31 13:25)

235とはずがたり:2003/10/31(金) 18:42
>>234
こんなんになる事は判りきっているのにねえ。怒

236おりーぶの木:2003/10/31(金) 18:47
40兆円とも言われる債務はどうするつもりなんでしょうね?
上下分離だとかほざいてたから国鉄清算事業団的な会社を作るのかな。
結局、税金で返すんでしょ?

237おりーぶの木:2003/10/31(金) 18:51
不採算部門は税金を入れて返すらしいですね。自民党案では。
はぁ?受益者負担ってどう言う意味なのかな?そっくりそのままお返しするよ。

238荷主研究者:2003/11/02(日) 02:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03103033.html
観音高架延伸 1期区間あす全通 '03/10/30 中国新聞

 4車線通行可能に

 一部工事が残り、車線規制をしていた国道2号西広島バイパス観音高架の延伸工事一期区間(広島市西区庚午北―中区舟入中町、二・一キロ)が三十一日、全面開通する。

 四日の部分開通後、高架上の中央分離帯工事のため、一部を上下一車線ずつに車線規制していた。完成後は上下各二車線で通行が可能になる。これまで通行が禁止されていた大型車、二輪車(一二五CC以上)も通れるようになる。車線規制が解除される時間は、当日の作業状況によって変わるが、遅くても午前六時までに完了する見込み。

 一期区間は一九九九年五月、本体工事に着工し、総事業費は二百三十億円。

 国土交通省広島国道事務所などは、全面開通に伴う交通量の変化や渋滞緩和効果などを調べ、年内にも結果をまとめる。

239荷主研究者:2003/11/02(日) 02:11
一部区間の購入であるが、これは面白い。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03103103.html
宇部興産道路購入へ 山口県 '03/10/31 中国新聞

 ▽国道と湾岸道つなぐ1.5キロ

 山口県は、宇部市西沖の山と美祢市伊佐町を結ぶ宇部興産所有の専用道(通称・宇部興産道路、約二八・三キロ)の一部(約一・五キロ)を買い取る方針を固めた。宇部市で建設中の宇部湾岸道路と国道190号を結ぶためで、アクセス道の新設に比べて時間やコストが削減できる。県によると、自治体が企業所有の道路を購入するのは全国でも例がないという。

 買い取るのは、宇部市東須恵原―東須恵岡田屋間で、計四車線のうち東側の二車線を予定。補修などを経て、二〇一〇年ごろに一部使用開始する湾岸道路と国道をつなぐために使う。今後、宇部興産と条件などについて協議を本格化させる。

 国道につながる道路を新設すれば、用地費を含めて百億円以上はかかる見込み。購入費は未定だが、宇部興産道路を買って国道190号へのアクセス道として使うことで、経費をかなり圧縮できるうえ、使用開始時期が少なくとも三、四年は早まるという。

 宇部湾岸道路は、宇部市の西中町と東須恵原を結ぶ区間で建設が進んでいる。自動車専用道が高架で、下は一般道。東須恵原以西は、さらに小野田市方面に延伸する計画だが、事業化のスケジュールは立っていない。

 県都市計画課は「使用開始が早くなれば、渋滞緩和や物流円滑化など道路建設効果が上がるので購入することにした。コスト削減にもつながる」と説明している。

240荷主研究者:2003/11/02(日) 02:17
>>122

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03110105.html
呉IC利用車15・8%増 クレアライン値下げ1カ月 '03/11/1 中国新聞

 一般有料道路の広島呉道路(クレアライン、広島市南区―呉市、一五・九キロ)で十月一日から始まった値下げの社会実験は、三十日までの約一カ月間で、呉IC(呉市)を利用した車が一日平均で前年比15・8%増えた。

 昨年十月の実績をもとにした基準交通量より千五百六十一台増え、一万千四百四十台になった。値下げした天応(呉市)―呉(同)間だけの利用は、36%増えた。

 曜日別では、土曜が12・9%増、土、日曜、休日が21・5%増。土曜と日曜は最大でそれぞれ35・1%、30・3%増えた。レジャーなどでの利用が増えたとみられる。半面、週の前半は伸びが一けたにとどまる日もあった。

 実験は、値下げが並行する国道31号の渋滞緩和につながるかを調べる狙い。市都市交通推進室は「初めて利用した人もいる。ある程度効果があった」と分析している。

 値下げは十一月末まで。一日からは、値下げ区間を坂(坂町)―呉間に拡大。呉―仁保(南区)の全線だと普通車で通常の九百円が六百円になる。

 同推進室は「一日平均であと千台増えれば、一日約二万五千台が通る国道31号の交通量が一割減る計算。かなり渋滞が緩和するはず」としている。

241とはずがたり:2003/11/02(日) 07:06
>>239
確かに面白い。
どうせなら美祢まで全部買って宇部興産には美祢線買い取って貰おう。

242とはずがたり:2003/11/04(火) 12:23
>>233
160chより。高速道路のニュースを見逃すとは不覚だ。

47 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/11/04(火) 01:27

この時期に、ねえ。

<東京外環道>青梅街道ICを建設せず 国交省方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031031-00000133-mai-pol
 東京外郭環状道路(外環道)の練馬―世田谷間(16キロ)の建設問題で、国土交通省
は青梅街道インターチェンジ(IC)を建設しない方針を固めた。同ICの建設には地元
・杉並区が反対を表明しており、交通渋滞の緩和を最優先に、本線整備が急務と判断した。
石原伸晃国土交通相も選挙パンフレットの中で「青梅街道インターチェンジは設置せず、
ゼロ・インターを基本とした建設を目指す」と記した。
 同区間の建設計画は一向に進んでおらず、国と東京都は今年3月、地下40メートルよ
り深い場所にトンネルを通す「大深度地下方式」に変更した。
 IC設置を求めてきた練馬区の佐々木健・交通企画担当課長は「石原国交相の選挙パン
フレットは見たが、同省から正式な説明もなく、真意を測りかねる。国交省は地元自治体
と十分な調整を図るべきだ」と話した。一方、杉並区の遠藤雅晴・都市計画課長は「大い
に歓迎したい」と述べた。
 住民と行政でつくる「PI(住民参画)外環沿線協議会」は7月、国と都がアセスメン
ト実施方針を急に示したため、住民側が反発して退場した経緯がある。協議会メンバーで
杉並区の土肥紀久さんは「行政側と『協議会を重視する』と確認し、今月再開したばかり。
全く相談なしに唐突に方針を出すのは、裏切り行為だ」と話している。
[菊池卓哉、宮本扶未子](毎日新聞)
[10月31日0時21分更新]

244とはずがたり:2003/11/06(木) 00:26
>>243
湾岸線は遠くて不便。名神とのダイレクトな接続が望まれるのでは?
小郡バイパスと山陽道山口南ICを結ぶ片側1車線の高架道路みたいな感じで緊急に名神を湾岸線まで延伸すればいいんちゃう?

245荷主研究者:2003/11/07(金) 01:09

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20031106001.htm
2003年11月6日更新 北國新聞
南北一体化へ2道路拡幅 富山駅周辺の立体交差 来年度にも都市計画決定

 富山県は五日までに、JR富山駅周辺の連続立体交差事業に伴い、来年度にも同駅の南北を結ぶ幹線道路拡幅へ都市計画の変更を決定する方針を固めた。拡幅は調査事業が進んでいる同事業の採択に向けた条件となり、県、富山市では駅周辺整備と一体的に計画を進め、北陸新幹線が富山まで開業する二〇一三(平成二十五)年春の完成を目指す。

 拡幅されるのはJR、富山地方鉄道の在来線と交差する、牛島蜷川線と堀川線の二本の都市計画道路。いずれも二車線しかなく、駅周辺の交通渋滞を招く一因となっているため四車線にする。連続立体交差事業によって駅周辺の在来線を高架化するのに伴い、線路下を通っている区間は平面化され、両都市計画道路の間に二車線の富山駅南北線と富山駅横断東線(仮称)も新設されることで、駅と線路を挟んだ市街地交通の円滑化が図られる。

 牛島蜷川線、堀川線は日常的に交通量が多く、渋滞解消を目的にした連続立体交差事業の交通条件を満たすとされているものの、渋滞を解消するには「四車線化は事業認可のための必要条件」(県土木部)となる。

 二本のうち牛島蜷川線については、富山市が既に地元住民側に拡幅方針の説明に入っている。拡幅する区間は同市が主体となって現在、検討しており、地元の合意を得た上で最終決定することになる。

246とはずがたり:2003/11/13(木) 00:47
料金下がって交通量が増えたけど料金収入が減ったと云う事は交通量の価格弾力性が低いと云う事で経済学的に料金収入最大化のためにはもっと引き上げてもいいのだけれども話しはそう単純ではなく,道路利用には長期的に転移して行くものなので全流列の割引現在価値を想定して計算せねばならない。

寧ろ短期間の値下げでこれだけ増えると見るべきか?でも一時的だと判っているから利用したとも云えるし難しいねえ。任意の経済予測がいい加減であると思っている自分としては何とも…

http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=3479
利用4割増えた 国道渋滞も緩和
「湖西道路」ほぼ半額に「日野水口道」一律100円

県の道路実験 速報値
  利用が少ない湖西道路(大津市−志賀町間、16・7キロ)の通行料金をほぼ半額にし、日野水口有料道路(日野町−水口町、7キロ)も一律100円に値下げしたところ、両道路とも利用者が最大4割ほど増えて、並行する国道の渋滞も緩和する傾向が見られたことが、県が10月に実施した道路実験の速報値で明らかになった。県は今後、利用者や沿線住民らへのアンケートとあわせ、結果を分析・検討したうえで、来春までに値下げなどについての結論を出すという。

  実験は10月18〜31日の2週間、それぞれ並行する国道の161号、307号との交通量、騒音などへの効果などを調べた。その間の料金は、湖西道路では最長区間(坂本北−志賀間)で普通車が現行の830円を400円に、大型車が現行の1250円を600円に値下げした。日野水口有料道路も普通車200円、大型車730円などを一律100円にした。

  この結果、湖西道路については実験期間中、並行して走る国道161号の大津市本堅田4丁目付近の交通量が1日当たり約1千台減った。従来は、利用見込みの2倍に相当する1日当たり最大約2万8千台が通行し、慢性的な渋滞が続いていたが、やや緩和された。一方で、湖西道路の真野−仰木雄琴インター間は1日平均約9200台の利用が、実験で39%増の約1万2800台になった。志賀町内でも161号の利用は約10%減ったが、湖西道路は46%増と効果が見られた。実験での減収は全体で約3千万円だった。

  日野水口有料道路も、1日の平均交通量は1800台から2500台と39%増えていた。収益は約200万円減った。

  県道路課は「実験前は3割程度の利用増を予測したが、これを上回る結果になった。現状の問題解決に向けて検討を進める」としている。

(11/12)

247荷主研究者:2003/11/13(木) 03:09

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2003/11/12/20031112104152.html
中国横断道・姫路鳥取線 岡山・大原で県内初着工へ
来年1〜3月発注予定 公団民営化に不安も

 日本道路公団中国支社がまとめた来年1〜3月の発注予定工事に、中国横断自動車道・姫路鳥取線の本線建設工事が盛り込まれていることが11日分かった。岡山県大原町内での橋脚建設工事などで、姫路鳥取線の本線工事は県内で初めて。ただ、小泉政権の継続で公団民営化が確実視される中、同路線の先行き自体が不透明になっている。

(2003年11月12日掲載)山陽新聞

248荷主研究者:2003/11/13(木) 03:09

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2003/11/12/20031112104525.html
国道179号 奥津渓バイパス完成 13日から 上斎原まで全区間開通

 岡山県が奥津町井坂―同町奥津川西間で整備していた国道179号奥津渓バイパス(3.4キロ)が完成、13日から使用が始まる。これで、苫田ダム建設に伴い国が国道付け替え工事を行った7キロを含め、鏡野町馬場から上斎原村までの同国道奥津―上斎原バイパスの全区間(22.8キロ)が開通することになった。13日午前10時から奥津町役場で、県、沿線七市町村でつくる国道179号線津山羽合間道路整備促進期成会による式典と祝賀行事がある。奥津渓バイパスの使用開始は午後3時から。

(2003年11月12日掲載)山陽新聞

250荷主研究者:2003/11/13(木) 03:12

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/11/20031112t12021.htm
三陸自動車道 石巻河南―河北IC、来月14日に開通

 仙台―宮古間を結ぶ三陸自動車道のうち、石巻河南―河北インターチェンジ(IC)間(6.7キロ)がこのほど完成し、12月14日開通する。

 開通区間は暫定2車線(幅員12メートル)で設計速度は時速100キロ。暫定供用のため、通行料金は無料となる。

 同区間は国道45号の交通渋滞の解消などを目的とした矢本石巻道路として計画され、1996年に工事着手。98年3月には南側の石巻河南―鳴瀬奥松島IC間(12.4キロ)が開通している。

 一般車両が通行可能になるのは開通日の午後3時から。午前10時からは河北ICで開通式典を行う。

2003年11月11日火曜日 河北新報

251とはずがたり:2003/11/13(木) 09:33
>>248
国道179号バイパス

で,新しくできたのは何処だって?

鏡野町付近
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/55/43.698&scl=250000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=35/06/04.971&size=500,500
奥津温泉付近
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=70000&el=133%2F55%2F56.524&pnf=1&size=500%2C500&nl=35%2F13%2F34.432

252荷主研究者:2003/11/14(金) 01:53

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/11/20031113t15034.htm
仙台・東二番丁通 車線減らし「緑の回廊」可能性探る

 仙台市中心部の幹線道路で車線を減らし、緑化スペースの創出を目指す「緑の回廊づくり」の可能性や課題を探ろうと、国土交通省と宮城県、仙台市でつくる「緑美しい杜(もり)の都推進協議会」は25―29日の5日間、青葉区の東二番丁通(国道4号)で実際に車線数を減らす実験を行う。同協議会は「緑の創出実現のため、市民の理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

 実験の対象区域は東二番丁通の南町通―五橋通間の約700メートル。片側4車線の道路のそれぞれ歩道に最も近い車線に仮分離帯を設け、大部分の区間から車両を閉め出す。車両の速度の変化など交通への影響を調べる。

 交差点付近や駐車場の出入り口、バス停付近などは対象から除外する。規制対象となる車線は通常、交差点で直進と左折が可能だが、交差点での交通量への影響を調べる観点などから、期間中は左折専用車線に変更する。

 また、25日から約1カ月間、東二番丁通沿線の住民や事業者らを対象に、市中心部の緑の現状や、新たな緑の創出の在り方などに関するアンケートを実施する。調査用紙は実験対象区域周辺で配布したり、ポスティングしたりし、回答を募る。回答者の中から抽選で1000円相当のスキップカードをプレゼントする予定。

 同協議会は実験とアンケートの結果を検討し、具体的な緑の整備計画策定に生かす方針。連絡先は国交省仙台河川国道事務所調査第二課022(248)4131。

2003年11月13日木曜日 河北新報

253荷主研究者:2003/11/14(金) 01:54

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/11/20031113t45008.htm
ケヤキ41本撤去始まる 秋田・竿燈大通り

 JR秋田駅の東西を地下道で結ぶ秋田中央道路の工事に伴い、秋田市の竿燈大通り(県道秋田停車場線)の中央分離帯からケヤキの一部41本を完全撤去する工事が始まっている=写真=。工事後は「土地が狭く倒伏防止対策ができない」ため新たな幼木に植え替える予定で、市を代表する並木道から全体の統一性が失われる恐れがある。県は「時間をかけて樹種を検討したい」としている。

 竿燈大通り約830メートルには樹齢50年前後のケヤキ68本が植えられている。このうち、大町2丁目―山王十字路の約400メートル区間で秋田中央道の開削工事を行うため、10日から20日までに41本が撤去される。

 工事終了後の同区間は「中央分離帯が狭く、高さ15メートル、幹回り1メートルの大木のケヤキを固定する場所が確保できない」とし、41本は元の場所に植え戻さないという。

 代わりに、若木や別の樹種を植えることを検討中で、このままでは「竿燈まつり」主会場の並木通りの景観が崩れる可能性は高い。県都市計画課は「道路が完成する2006年度まで時間があるので、関係機関と相談しながら植える樹木を決めたい」と話している。

 撤去後は根にむしろが巻かれてトラックに運ばれ、雄和町の県立中央公園に35本、秋田市の小泉潟公園に6本が移植される。

2003年11月12日水曜日 河北新報

255とはずがたり:2003/11/15(土) 10:53
>>254
貼りつけようと思っていたところ。いい仕事するねえ。
朝日新聞では「国土交通省近畿地方整備局は,阪神公団とを主体とは従来とは違う手法を模索しており,国,地方自治体の費用負担が課題となりそうだ」とある。

少なくとも魚崎からポーアイ迄はハーバーハイウェー利用でいいんじゃないのん?いまあそこ渋滞ひどかったっけ?片側一車線でそのままでは使えない?

258荷主研究者:2003/11/16(日) 02:19

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20031108/lcl_____mie_____000.shtml
2003.11.08 中日新聞 三重
湯の山街道の渋滞解消「新高角大橋」と「高角西瀬古橋」開通式

 四日市市の三滝川を挟んで並行に走る国道477号(四日市バイパス)と同国道(湯の山街道)を、同市高角町でつなぐ「新高角大橋」と「高角西瀬古橋」の開通式が七日、地元であり、住民が渡り初めをして祝った。 (中沢 穣)

 新高角大橋は三滝川にかかり、さらに北側につながる高角西瀬古橋は四日市バイパスと直結する四日市インターアクセス道路(事業中)の上を通る。両橋と同アクセス道路への連絡路を含めて延長約一キロ。暫定的に片側一車線で開通した。

 四日市インターアクセス道路は、将来は第二名神につながる予定で、今回の二つの橋はその一環で建設された。両橋は一九九七年度に事業着手し、総事業費約九億円。

 県では、この橋の完成で、湯の山街道の渋滞が回避され、同市内から東名阪自動車道・四日市インターチェンジ付近までの交通が便利になるとしている。

 開通を祝って、地元の中村喜代一さん(84)とすぎさん(83)夫婦ら四組の三代夫婦が渡り初めを行い、神社宮司の先導で橋を渡った。住民ら約三百人が参加した。

 同町自治会長の山口張四郎さん(65)は「湯の山街道の渋滞は朝夕が特にひどい。橋ができて地域が発展すると思う」と話していた。

259荷主研究者:2003/11/16(日) 02:21

http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20031112/lcl_____siz_____000.shtml
2003.11.12 中日新聞 静岡
観光振興に弾み 来春から日本平パークウエイ完全無料化

 静岡市は、静岡地域側から日本平山頂に向かう有料道路・日本平パークウエイ(約七・四キロ)を、現在所有・管理する県道路公社から買い取り、来年四月一日から市道として無料化する。十一日に発表した本年度の市一般会計十一月補正予算案に盛り込んだ取得費八億七千四百万円のうち、八億二千八百万円は、合併特例債を充てる。 (飯田時生)

 清水地域側と日本平山頂を結ぶ清水日本平パークウエイ(約四キロ)は、旧清水市が同市振興公社から四億二千万円で買い取って今年四月から無料化しており、景勝地・日本平へのアクセス道路が完全無料化する。

 県道路公社によると、日本平パークウエイは一九六四(昭和三十九)年三月に開通。日本平が観光地としてかつてほどの活気がうせたことなどから通行車両数はじり貧で、二〇〇二年度の通行車両数は約二十七万二千台。

 現在、普通車の通行料は片道二百円。

 静岡市は、旧静岡、清水両市地域にまたがる日本平の再開発に近く着手し、再び観光地として脚光を浴びるようにする構想がある。両パークウエイの無料化も活性化への弾みになると期待している。


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