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都市計画道路・高速鉄道スレッド

183とはずがたり:2003/09/28(日) 14:06
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0307.html
<3>南北格差             ・
署名突破口に〝悲願〟実現   

 「県民の6割以上が高速道整備に満足している。『不満』は約1割」。県が昨年行った交通世論調査の結果が、村上、岩船地域に衝撃を与えた。
 「新潟市から南側は高速道があるからだ。自分のところまできていれば、あとはいらないというのか」。村上商工会議所の近藤昭平会頭(73)は1月、調査結果を見たときの失望が忘れられない。「東京とかの人に言われるならまだしも、県内でもそうした声が多いなんて」。県内の〝南北格差〟を目の当たりにさせられた思いがした。
 折しも、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)延伸に不安を抱く同会議所が事務局となって、早期建設を求める署名運動に取り組み始めたばかりだった。

  ■   ■

 4万8706人。村上市と岩船郡六町村の商工会や青年会議所(JC)、農協などがつくる「のばせ高速道路の会」が1月中に集めた署名は、目標の3万人を大きく上回り、岩船地区住民の約6割に上った。
 署名集めの期間はわずか1カ月。「雪の時期で回覧板を回しただけの町内も多かったのに、これほど関心が高いとは…」。近藤会頭は目を見張った。
 同会は当初、署名簿を2月上旬に小泉純一郎首相や関係大臣に渡す予定だったが、遅れている。国会が田中前外相更迭問題などで揺れていたこともあるが、会内部に「タイミング次第で『抵抗勢力』『地域エゴ』と取り扱われかねない」との懸念もあったためだ。

  ■   ■

 本県から青森までの日沿道沿線にある20のJCは、地域連携の取り組みを続けてきた。沿線を「日本海夕陽(ゆうひ)ライン」と名付けて1988年から毎年、高速道と地域づくりなどをテーマに、持ち回りでシンポジウムを行っている。
 今年は道路公団改革というかつてない逆風下。いわふねJCが幹事役となり、岩船神林村で7━にシンポを開く。昨年までは秋の開催だったが、時期を前倒しした。日沿道推進の機運を少しでも早く高めたい、との思いからだ。
 同JCの田村崇行理事長(33)は「地域振興はもちろん、日本海側の国土軸形成、対岸貿易拡充への貢献など、国益を考えた日沿道の重要性も訴えていく」と語る。20JCの代表者が2月末に行ったシンポの打ち合わせで、各県のJCから「日沿道推進を前面に出そう」との意見が出た。「特に庄内地方の熱意が強い。沿線全体で連携して盛り上げたい」(田村理事長)。  集められた署名簿は約6500枚、7キロにもなった。小泉改革の中で、「地域エゴ」と切り捨てられずに、地元の実情をどう訴えていくのか。ずっしり重い署名簿には、高速網整備から取り残された県北地域の切実な願いが込められている。


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