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都市計画道路・高速鉄道スレッド
186
:
とはずがたり
:2003/09/28(日) 14:15
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokyo/kokyo-0313.html
<7>脱高速道 ・
便の悪さ逆手 独自色で誘客
日本海沿岸東北自動車道(日沿道)に熱い視線を送る村上・岩船地区。「いつ来るか分からぬ高速道を待ってはいられない」と、高速道に頼らぬ地域づくりを考える自治体がある。
2月末、普段は静かな岩船山北町山熊田で、久しぶりに歓声が響いた。山形県境近くの、深い雪に埋もれた小さな山里。畑の上の急ごしらえの広場で、竹ゾリ競争や雪だるま作りを楽しむ親子連れを、住民が心づくしの料理やお汁粉でもてなした。
歓声を上げていたのは、新潟市や下越地区から訪れた「ほんわか雪まつり」の参加者だった。「ここは高速道がなくて不便なところだけれど、人を呼べるし、住民も生きがいを感じている」―予想以上のにぎわいに、仕掛け人の1人・国井千寿子さん(66)は目を細めた。
クマ狩り、シナ樹皮の織物などマタギの習慣が残る同集落で、山里の文化を体験できる施設「さんぽく生業(なりわい)の里」の支配人を務める国井さん。「高速道を通して、毎日何百人も人を呼ぶような観光名所でなく、ゆっくり山村の雰囲気を楽しんでもらう場所があってもいいのではないか」と常々、考えている。
■ ■
同町の大滝平正町長は他の首長と同じく、日沿道推進派だ。ただ「高速道がなければ町が沈むと考えたらおしまいだ」とも語る。町内のあきらめムードも肌に感じているから、「高速道のない地域づくりを考えなければならない」と、地域振興策を模索し始めた。
子どものいる世帯を制度的にも手厚く支援する子育て環境づくり、交流観光の促進などは、こうした考えの表れだ。出産祝い金、奨学金も町政の柱に据えた。観光面では、町内の観光交流施設に東京芸大の学外ゼミを誘致し、生業の里を首都圏で活発にPRするなど、都市との交流に力を入れた施策を進める。
「人の多い都市部じゃ絶対できない、山北ならではの政策がいくらでもある。人数的な過疎は怖くないが、町民が精神的、情報的に過疎になるのが怖い」と大滝町長は強調する。
■ ■
「生業の里」は昨年1月の開設以来、順調に黒字経営を続ける。県外からも訪れる利用客から、交通の便の悪さを嘆く声は聞かれない。
1年前までは町商工会事務局長だった国井さんは、「日沿道のメリットもよく分かるし、あったら便利なことは百も承知」と話す。しかし秘湯ブームと同様、「生業の里はむしろ人里離れた点が売りになっているのかも」とも考えると、高速道ネットワークから外れてもコンプレックスに感じることはない。
「ほんわか雪まつり」は「生業の里」に触発された山熊田の住民が自ら企画し、成功させた。国頼みの高速道路に左右されることなく、独自の地域づくり―。こうした動きは、村上市でも始まっている。
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