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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ

1ふたりは名無しさん★:2011/01/16(日) 09:24:02 ID:???0
ここはこの
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1277301414/
プリキュアディケイドスレのネガのスレ

プリキュアディケイドスレのSSの感想や雑談等を自由に語るスレです。

作家さん達も是非ご利用下さい

2GATEZONE:2011/01/21(金) 23:52:53 ID:swVU818g0
せっかく、作ってくださったので、使わせていただきます

みなさんお元気ですか?GATEZONEです
ようやく、「キュアディケイド」第3話が完成致しました

呼んで頂いたら嬉しいのですが…

今回は、本作にはなかった「FINAL CROSS ATTACK RIDE」(ファイナルクロスアタックライド)というのを作製致しました
これは、2つ以上あるファイナルフォームライドを同時に出せるという便利なカードなんです
今回のブラックとホワイトのファイナルフォームライドを同時に放てます
これから登場してゆくファイナルフォームライドにも登場予定なのでお楽しみ

3ふたりは名無しさん:2011/01/22(土) 18:21:52 ID:8Vu/R7ZE0
キバ×ハトキャでプリキュアパレスに住むブロッサム姫とか思いついたけど
SSなんて書けなかったぜ!

4111:2011/01/29(土) 13:42:05 ID:hHTv55dcO
ここ最近の111は…

チャリーン

一つ、ラジオ番組の占いで最低の運勢と占われる。

二つ、デッキと携帯が不調、買い替える。

三つ、各種SSの下書きはメールボックスに送信し保存したが、うっかりエイプリルフールネタが消滅する。


♪いらない もたっない 夢もみなっい…


COUNT THE SS
現在、111のプロットは…

MaxHeartの世界編×1
5GoGoの世界編×1
スプラッシュスターの世界編×1
ディエンドの世界編×1
最後の世界編×1
劇場版×1
スペシャルエディション×4
フレッシュ番外編×1
エイプリルフールネタ×2
他所へ投下予定のもの×3

5Z41:2011/02/02(水) 23:15:53 ID:5Vnhbcwc0
おおっ!GATEZONE氏に続いて111氏も書き込みを!

111氏もメールBOXにSSを保存してるんですね、自分は某白い犬のCMでお馴染みの

あそこのメールBOXにSSだけでなく、画像やブックマーク、サイズが小さめのジップファイルや動画なども保存してます。

しかしエイプリルフールネタの消失はキツいですね・・・・・

自分は、体調が悪く長時間パソコンで打ち込みが出来なくなり

結ディケイドから寝ながら携帯で打ち込みして、パソコンに送信して修正後、投下という形を

取り出しんですけど(もっと早くこの方法に気付いてれば、ディケイド放送中にもっとSSを投下出来たのに・・・・orz)

電源ボタンをダブルクリックして、完成前のあらすじ飛ばしてしまう事がなんどか有りました・・・実は今も(爆)

そして241氏は、私の結末を先に見たいというワガママの所為で光届かぬ地獄を・・・・・・いえ苦しみに満ちた過去は忘れましょう・・・・・

241氏にも再び地獄を見ずに済むよう、メールBOX保存をオススメします。

ただ間違えて家族やプリキュア好きを隠している知り合いに間違えて送信してしまった場合

最早光届かぬとさえ思うことも無い、最も深く暗い地獄を見る事に成りますから気を付けて下さいw

因みに、エイプリルフールネタは勿論4月1日までは解禁されないですよね。

う〜ん気になる、自分の予想としては・・・・おっと楽しみにしている人の為にネタバレに繋がる雑談は自重自重

6GATEZONE:2011/02/03(木) 07:38:04 ID:vTdcs34.0
今後の「キュアディケイド」のストーリーは
まずは、11の世界で気になる方の為に、ちょっとだけのネタばれ

1:初代の世界
2:ハートキャッチの世界
3:5の世界
4:フレッシュの世界
5:スプラッシュスターの世界 ここで2人目参加
6:MaxHeart編
7:サンシャインの世界 ここで3人目参加
8:5GoGo編
9:アナザーフレッシュの世界
10:ムーンライトの世界
11:もう1つのスプラッシュスター編
12:ネガの世界
となっております。「もう一つのスプラッシュスター」は241さんからで参考にさせてもらいました
それぞれ世界での、12騎士は決定済み
たぶん、ものすご〜〜〜くかかると思いますので、気軽にお待ち下さい

7GATEZONE:2011/02/03(木) 19:09:04 ID:O5mWdNjQ0
「スイート」も入れようかと迷いましたが、11の世界に入れるわけにもいかないので

っていうか、12騎士だったら何で11の世界設定したんだろう……合わへんやん|||Orz

そんなネガな事を考えてもなにも始まらへんと思いましたが、結局は「スイート」を11の旅編後に創ることにしました



ところで、「2人目参加」、「3人目」を気になっている方がいると思うので、説明します

これは、「キュアディケイド」に新たに参加するプリキュアです

2人目は、おおよそ予想はついているでしょうが…3人目は………

8GATEZONE:2011/02/05(土) 17:36:21 ID:X2FGRQeQ0
1つ居合わせて貰います

さっき、気付いたのですが原典の「ハートキャッチ」第4話と「キュアディケイド」第4話


かぶってるやん!?(・△・)ポカーン…


え?ええ!?マジで!?い、いや…偶然だ…うん
さっき気付きましたホンマに…ちなみ、私は関西の人間なんで…
とりあえず、被っている事はホンマの事実

9ふたりは名無しさん:2011/02/05(土) 18:41:08 ID:RCUUEY520
>>8
台詞の書き方が統一されてないところとか表現とかのせいでちょっと読み辛い

10GATEZONE:2011/02/05(土) 18:48:43 ID:X2FGRQeQ0
やっぱ、感情的になったりとか、ぶっつけ本番で書いたのがいけなかったと反省しています

11ふたりは名無しさん:2011/02/05(土) 19:40:31 ID:RCUUEY520
推敲無しだったのか・・・

12Z41:2011/02/14(月) 23:44:43 ID:zEUR6lIA0
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1297608156/l50

ゴーカイジャーでの保母さん人気にワロスwwwでこんな小ネタをつくりますた

メモリー「キュアメモリー!」

保母「まさか八番目のプリキュア!?」

メモリー「メモリーシンパシー! 光の使者キュアブラック!」

園児「先生あれって?」

保母「一番最初のプリキュアのふたりの内のひとり」

保母B「キュアブラックだよね?でもどうして?」


メモリー「メモリーシンパシー!ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」


園児「先生あれって?」

保母「ベリーソードだけでなく自分自身も囮にななったキュアベリー」


メモリー「メモリーシンパシー!知性の青き泉!キュアアクア!」

園児「先生あれって?」

保母「高校生プリキュア、ゆりさんが現れてもうババア扱いされにくく成ると思ってたら
    そのゆりさんより二歳下なのに老けて見えるなんて、やっぱりさすが元祖ババアのアクア
    なんて言われるようになったけど、本物のババアプリキュア、フラワーが現れて今度こそと思ってたら

    いーすたん板にフラワーの画像を加工してアクアにしたコラ画像を張られて、違和感ねぇとか言われて
    結局ババア扱いに拍車がかかったキュアアクア」

保母B「あっ後、DX2で えっ?と何?しかセリフが無かったキュアアクア」

保母「後・・何かあったかな?」

園児「もういい!もういいだろ!」

13Z41:2011/03/06(日) 03:43:33 ID:WSD.jdsE0
とても1000円とは思えない。家宝物だ。など各所で絶賛のプリキュアぴあが発売され
10日にはDX3の関係者向けのゼロ号試写会。今週のスイートOPでの、DX3映像解禁

そしてゴーカイは次回プリオタにとっては、ある意味ゴーカイ以上のメモリアル戦隊デカレンとの競演。
今週も先週に負けないゴーカイな投下をと思っていましたが、来週のデカレン回に派手にゴーカイな投下をす為
今週のジョーの様に、今はただ静に刃を研ぎ澄ます事にしました・・・・

と言うわけで、今週は地味に行くぜ(ふぅ・・・今回もうまい事言い訳出来た)


プリキュアレインボーメモリーズ公式HP スタッフ・キャスト

○○○スタッフ○○○

企画:鷲尾 天(東映アニメーション)

プロデューサー:西澤萌黄(ABC)
          
        :鷲尾 天(東映アニメーション)

        :梅澤淳稔(東映アニメーション)

シリーズディレクター:西尾大介(東映アニメーション)

シリーズ構成:川崎 良

脚本:村山功

キャラクターデザイン:稲上晃 川村敏江 香川久 馬越嘉彦 高橋晃

音楽:佐藤直紀

監督 :大塚隆史(東映アニメーション)

○○○キャスト○○○

思井出 まもり(キュアメモリー):堀江由衣

メモリアー:林原めぐみ

ボウキャーク:池田秀一

歴代プリキュア:全オリジナルキャスト

歴代妖精・サブキャラ:全オリジナルキャスト

歴代敵幹部:全オリジナルキャスト

14Z41:2011/03/09(水) 21:46:23 ID:T9tJUGwk0
予定通りなら明日とうとう、DX3のゼロ号試写会が行われます。
ですがその前に今夜テストプリントの試写と言うものが、大塚監督を始めとしたスタッフの間で
行なわれる様です(今頃終了し祝杯をあげているかも)

ですので私も、私を始めとした私の脳内スタッフとの間で、テストプリントの試写ならぬ
テストSSの試投下をしてみますw

ですが、同じテストと冠していても、あちら様が完成した作品であるのに対し
こちらは読んで字のごとく、試験的に製作した未完成の作品です・・・・・・

いい加減にしろ!そんな事まで連動して、自己満するなと思われるでしょうが
これには事情が有りまして・・・・・

本スレでDX3を見に行く時間すらなくなると宣いましたが、環境の変化が4月からになりそうで
なんとかDX3を見に行けそうなんですけど、4月1日まで見に行けません・・・orz

理由は・・・見に行けるか分からないから、予約しなかったけど、見に行けそうだからまだ予約期限中だし
ローソンのグラスと絵本付き、前売り券買おうとしたら、もう在庫切れだったよ状態になったからでつ・・・・

はぁ?それなら別に普通に映画館で券買って見りゃいいだろ?と思われるでしょう・・・・
いや、そうなんですけど・・・そうなんですけど!でもそれだと!結局公開日か公開近日中に見に行けるなら

ローソンで前売り券買えば良かったぁ!わああぁーーー!!とアギトの黒青年の様に叫び
通報されタイーホされる危険性があるので、4月1日にレッツゴー仮面ライダーと共に連チャンで
見る事としました(1日だと一本1000円だしw)

ですので公開日か公開近日中見に行けるのに行けず、枯れきってしまった
私のこころの花を少しでも元気にする為の自己満お許し下さい!



第4話ブンビーさんありがとうと言わせて!の戦闘シーンのテストSS

サウラー「最後の最後で、自分が使える者に手の平を返して、プリキュアに手を貸すなんて馬鹿げてるよ」

ウエスター「その通りだ」

メフィスト「大体あんな小娘どもを取るより、エターナルの館長に胡麻でもすって
      おこぼれ頂戴した方が得だろう、馬鹿な奴だぁ」

キリヤ「五つの希望の光・・・そんな物すぐに闇に飲まれてしまいますよ」

メモリー「そんな事ない!あの五人の希望の光は何よりも価値が有るものなの!
     ブンビーさんはそれに気付いたからのぞみ達をを助けたの!
     見せてあげる!五つの希望の光の力!」

「プレイメモリー!」

プリキュア5の音声「クリスタルフルーレ!ファイヤーフルーレ!シャイニングフルーレ!
           プロテクトフルーレ!トルネードフルーレ!」

頭上の虹から現れた五本のフルーレを、右手に二本、左手に三本握り、五刀流で構えをとるキュアメモリー


キリヤ「・・・五刀流?」

ウエスター「そんなん、ありか??」

メフィスト「フンッ、くだらんショーだ!」


メモリー「ファイブ・レインボー・スラッシュ!!」

15Z41:2011/03/09(水) 21:48:20 ID:T9tJUGwk0
劇場版プリキュアレインボーメモリーズ
初代プリキュアオールスターズVS大ドツクゾーンのテストSS

ここから少々DX3のラスボスのネタバレがありますので、まだ知らない方は
安全ラインまでスクロールして下さい










ボウキャーク「ぬううぅああぁーーー!!!」

苦しみの絶叫をあげるボウキャーク、その体から黒い固まりが徐々に、迫り出して行き
そして切り放された黒い固まりは徐々に形を変えて行き、なんとDX3のラスボス、ブラックホールになった

ボ「・・ハァハァ・・・・まさかこれ程の負担を強いる事に、なるとは・・・・いや当然か・・・
  貴様を実体化させるのだからな・・・」

ブ「ボウキャーク・・・・貴様には驚かされた・・・まさか私の怨念さえも取り込むとは・・・」

ボ「驚く事はなかろう・・・我らは似た者同士・・・」

ブ「フッ・・そうだったな・・・お前はプリキュア達の敵の怨念の集合体・・・
  そして私はプリキュア達の敵の悪の意思の集合体」

ボ「ならば言わずとも、私がお前に何を望むか分かっているな?」

ブ「無論・・・私を実体化させる為、苦しみ削った命に見合う以上の働きをしてやろう」










ーーーー安全ラインーーーーー

メモリアー「千年前のレインボージュエルが奪われ、その瞬間プリキュア達は力を失い敗北したのです」


まもり「そうだ!力を失う前のプリキュア達を千年前の世界に集めれば!」

メモリアー「いえ、それは出来ないでしょう・・・千年前のレインボージュエルを未来のプリキュア達が
      守ってしまうと、ボトムからレインボージュエルを守ったメモリーに、プリキュア達が千年前の世界で
      
      レインボージュエルを守ったと言う、無いはずのメモリーが出来てしまう為
      それを阻む力が働き、貴方以外のプリキュアが千年前のメモリーに入る事は出来ないのです・・・・」



まもり「初代プリキュア達を集めれば!」



初代ベリー「やっぱりパッションの言うとおり、インフィニティの管理じゃなくて
       自分の力で幸せを掴む方が、完璧なのかな・・・」

ベリーにビンタする初代ピーチ

初代ピーチ「何疑ってるの!インフィニティの管理こそが、みんなを幸にさせるのよ!中途半端は許さない!」



DX3ラスボスに生み出されたコピーデューン
「初めまして、ハートキャッチの初代プリキュア、キュアアンジェ・・・サラマンダーが、ずい分お世話になったね」


Mムーンライト「アンジェ!フォルテッシモ行くよ!」

アンジェ「ええっ!まもり!」



初代ピーチ「御免なさいパッション・・・・私分かったよ!幸せは自分の手で掴むべきなの!
       幸せは自分でゲットする!!」


スーパーシルエット・アンジェ
「・・・誰も巻き込みたくないから、仲間なんていらないと思ってた・・・
でも、まもり・・・貴方や他の世界のプリキュア達と出会って教えられた・・・・
支え合う仲間がいるから戦える・・・強くなれるって・・・」


DX3ラスボス「下らん・・・実に下らん!!貴様らはしょせん、数に頼らなければ何もできんと言うことだ!!
        フュージョン!ボトム!終わらせるぞ!!」


フォーエバー・メモリー
「違う!数に頼ってるんじゃない!全てを越えて、こころを一つに出来る仲間が集まるから
無限の力が生まれるの!見せてあげる、その力を!みんな行くよ!!」

16Z41:2011/03/13(日) 07:32:58 ID:gZECkRHE0
DX3の公開を間近に大変な事に成ってしまいました・・・・・・・・・・
私は東京産まれですが、現在西日本に居ますので、被害は受けずに済みましたが

それでも被害を知るにつけ、絶望に心が支配されています・・・・・・・・
このスレの作家さん達と、その作品を楽しんでいる方々が無事である事を願います。

プリキュア声優の皆さんも、怪我も無く済んだ様ですが、寒い中、徒歩で帰る事となったり
余震に尽きない不安を感じ続けている様です。

成披露試写会、プリキュア歌手のイベント、初代プリキュアのDVD−BOX発売記念トークイベント等
軒並み延期と成りました。
恐らく一部地域を除いて、初日舞台挨拶も含め19日のDX3公開も延期となる可能性もあるかも知れません・・・・・・・

そんな中、呑気にSSを書いてる場合では無いと、今週の投下を延期するつもりでした
ゴーカイもスイートも放送を延期しましたし・・・

ですが今の自分に出来る事は、一生懸命SSを書く事では無いかと勘違いしてしまい
書いてしまいました・・・・しかも東京の実家からパソコンが使えないから、情報収集を頼まれ
時間が無くなり未完成です・・・・orz

ですが砂の一粒分でも、ニチアサが完全延期になった穴埋めとして、楽しんで頂けばれば幸いです。

17Z41:2011/03/13(日) 07:33:44 ID:gZECkRHE0
:第二部 造られたメモリー編

知られらざるメモリーの変化による、プリキュア達の消滅の危機は去った、しかし新たなる危機が迫っていた。ボウキャークがツクルンダナーを使い、完結した7組のプリキュアの物語の続きとなるメモリーを造り出した
その物語の続きとは、全てプリキュアが敗北してしまう物だった。

プリキュア達の未来を奪うという、卑劣なボウキャークの復讐に、まもりは怒りを覚える。
今までとは違い、封印すべきメモリーがあらかじめ分かっている為、簡単に解決出来ると踏んだ
まもりだったが、メモリーを封印する為には、プリキュアの敗北の物語を変えなくてはならなかった。

しかも、まもり、キュアメモリーは本来その物語には存在しないはずの登場人物の為
物語が異物を排除しようとする力が働き、プリキュア達から敵のスパイと疑われたり等してしまうのだった。
その上ひとりきりになれば、容赦なくボウキャークが送り込む歴代の敵達が襲い来る。

その中で、自分ひとりの力で敗北の物語を変えなくてはならない、今まで以上に困難な物となってしまうのだった。
しかし当の本人のまもりは困惑しながらも、プリキュア達と直接交流し、思い出を作れる事に喜びを感じていた

18Z41:2011/03/13(日) 07:34:52 ID:gZECkRHE0
タータタッター♪(くどいようですが、ゴーカイの予告BGMを脳内再生しながら御覧下さい)

響「次回のプリキュアレインボーメモリーズは、ボウキャークが7組のプリキュアの物語に続きを造り出すんだ。
  それで、私達スイートプリキュアは、デジタルランドてっ奴らに負けるだって!?冗談じゃないよ!!」

まもり「沢山の人達に素敵な思い出を与えた、プリキュア達の未来を奪うなんて絶対に許さない!!
    私がその物語を変えてみせる!」

第18話 造り出されたメモリー!新たなる闘いの始まり!


         第18話

造り出されたメモリー!新たなる闘いの始まり!


メモリアー「全ての、変化させられた知られざるメモリーが封印されました
      これでプリキュア達は救われました、よく頑張りましたね、まもり」

まもり「・・・・・・・・・」

メモリアー「どうしたのです?不安そうな顔をして」

まもり「本当にこれで終わったのかな・・・・ボウキャークが簡単に諦めるとは思えないし
    何か嫌な予感がするの・・・・・」

メモリアー「確かにそうですね・・・・」

まもり「・・・とりあえず、プリキュア達のメモリーに、また異変が起きてないか調べてみる」

レインボーライブラリーを持ち目を閉じるまもり

まもり「やっぱり、何かへんな感じがする・・・・」


プログラミュ「デジーデジー!」

メロディ・リズム「「プリキュア!パッショナート、ハーモニー!」」

デジデューサー「プログラミュよ!デジタル・パーフェクトハーモニー・パワーだ!」

「デジーデジー!」

プログラミュの光線技がパッショナートハーモニーを押し除け、メロリズに直撃する

メロディ「うあぁー!」 リズム「きゃあぁー!」

ビ○「響!奏!」

シ○「やってくれたわね!!行くよ!ビ○!」

※注:追加ふたりは、最近ガセ率、高になって来た例のネタバレを元にしています名前も一応伏せ字で。
因みにハミィ擬人化とエレンが追加説に基づいてます。
ハミィとエレンが追加じゃなかったら、東映に1日一万通のメールを送る!

とっ二年前、イースが四人目じゃ無かったら東映に1日一万通のメールを送る!と言ってた人が言うと思います。

シ○「ちょっと!ハミィ邪魔するんじゃないよ!」

ビ○「邪魔してるのはセイレーンニャ」

19Z41:2011/03/13(日) 07:36:11 ID:gZECkRHE0
デジリューサー「見た事か!先ほどからミスばかりではないか!やはり生物にパーフェクトなハモーニーなど
         奏でられ無いのだ!ロボットによる、プログラミングに基づいた一つのミスすらない
         デジタル演奏こそが、パーフェクトハモーニーを生み出す!」

メロディ「ミスするミスするてっ、うるさいなー!私はミスなんかしてない!」

リズム「何よそれ!それじゃ私がミスばっかりしてるって言うの!」

ビ○「まあまあ、ふたりともミスは誰にでもあるニャ」

シ○「ちょっと待ちなさいよ!誰にでもミスって、私がミスったて言うの!冗談じゃないわ!」

デジリューサー「見るに耐えん!音楽を愛し護るプリキュアがこの体たらくとは!
        やはり我らデジタルランドにより、ロボット音楽隊のみが音楽を演奏する事が許された
        パーフェクトハモーニーに満たされた世界にすべきなのだ!とどめだ!」


まもり「何・・・これ?・・・」

メモリアー「どうしたのです?」

まもり「やっぱりあったよ、また新しいプリキュア達が敗北するメモリーが・・でも変なの・・・」

メモリアー「どういう事です?」

まもり「スイートのメモリーだったんだけど、デジタルランドてっ言う、知らない敵と闘ってたの」

メモリアー「それは知られざるメモリーでは、ないのですか?」

まもり「違う気がする・・・上手く言えないけど、今までとは違う感じがするの・・・とにかく調べてみる!」


ピアノのコンサートで演奏を終え、喝采の拍手の中、観客の前に立ち、お辞儀をする響

響「(みんな久しぶり!マイナーランドを裏で操ってた連中との闘いが終わってから
   暫く経って、私も奏でも今は15才。夢に向かって頑張ってるんだ!」

ラッキスプーンの厨房でケーキを作る奏

奏「(あれからハミィとセイレーンはメイジャーランドに帰って、今年の幸せのメロディーは
  ふたりでデュエットで歌うんだって。アフロディテさんとメフィストも仲直りしたしね)」


デジリューサー「数百年前、ミスを犯す生物が音楽を演奏する事を禁じ、プログラミングに基づき
        ミスを犯すことのないパーフェクトハモーニーを奏でる、ロボット音楽隊のみが音楽を演奏する
        世界を目指した、我が先祖達が率いたデジタルランドは、メイジャー、マイナーの両ランドに

        弾圧され衰退した。だが我先祖達は、連中に気付かれないよう、徐々に力を貯えていった!
        そして我がデジリューサーの代にして、永きに渡る悲願を成就すべき時が来た!
        今こそ世界をパーフェクトハモーニーで満たすのだ!!」

20111:2011/03/13(日) 23:41:37 ID:UxszEkUgO
日本海側在住の私は無事です
取り急ぎ報告のみさせてもらいます。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます

21777:2011/03/14(月) 09:13:34 ID:TewqYjY20
北陸の太平洋側でしたが、奇跡的に津波の被害に合いませんでした。
もう少しで、「初代の世界ー後編ー」が完成だったのが悔やまれます。
周囲は厳しい状況が続いていますが、諦めません。

22Z41:2011/03/15(火) 22:36:19 ID:07vq1rtY0
返事が遅くなりスミマセン。111氏777氏の無事が分かり安心しました。

特に777氏は地震による被害の当事者と成られているのですね・・・・・・

777氏の初代世界後編は続きが気になっていたので、残念です。

作品のデーターは飛んでしまったのでしょうか?もしその場合は今は無理をせずに、

余裕が出来てからの再筆にするか、ダイジェスト版にする手もあると思います。

241氏、GATEZONE氏の安否も気になりますが、のぞみの「大丈夫だよ、みんなこの青空の下に居るから」この言葉を信じるしかありません。

DX3の一部シーンが、今回の事態を考慮してカットされる事になったそうです。

プリキュアだけでなく、スーパー戦隊、更にライダーまで揃ってオールスターと言う記念すべき時に、なぜこの様な事がと、運命を呪いました。

ですが今は寧ろ、この様な時だからこそプリキュアだけでなく、スーパー戦隊もライダーもオールスターで協力し

困難に立ち向かう姿を我々に見せ様としているのだと、思っています。

スーパー戦隊が35作品記念、ライダーが40周年記念、そしてプリキュアが映画10作品記念

オールスターをやる時期がこの時に合わさったのは、偶然てはなく必然なのかも知れません。

23GATEZONE:2011/03/16(水) 20:58:03 ID:jus/cPcM0
お久しぶりです GATEZONEです
こちらは揺れはありましたが、健在です
ご心配おかけしてすみません 震災の方へはお見舞い申し上げます
241さんの事については、心配ですが…みなさんが無事でなによりです

24241:2011/03/17(木) 22:54:07 ID:prBlGY.A0
お久しぶりです、241です。
一月頭から二カ月の長期出張でネットはおろかテレビもなく、
やっと帰ってきたと思ったら地震ともはや頭を抱えるしかない状態です。
震災の被害にあわれた方へはお見舞い申し上げます。
私のところは…まぁ、多少は地震には慣れてるところなので大丈夫でした。
皆さんも無事そうで何よりです。

さて…前述しましたように、もう二カ月以上筆を断たれたので、しばらくは勘を取り戻す試運転をしようかな、と。
ぶっちゃければ、地獄混沌編みたいなノリのものをいくつか書こうかと。
いつの間にかこのネガスレも出来てましたし、丁度いいので一つSSを寄贈します。
ちょっとスレ違いっぽいかもしれませんが、まぁネガの世界ということで笑って許して下さい。

では、稚拙ではありますがどうぞお楽しみください。

25241:2011/03/17(木) 22:54:42 ID:prBlGY.A0
『美希のみた夢 〜ある少女への鎮魂歌〜』


「あたしって、ほんとバカ…」
その言葉が最後だった。
少女はその言葉と共に、自分の魂が砕けていくという現実をはっきりと理解する。
身体から全てが抜け落ちていく…もはや、瞼を開くことすら叶わない。
そんな深遠の闇に堕ちていく刹那、少女は思った。

私は、一体何を間違ったのだろうか…?

彼に幸せになって欲しい…心からそう思った。
だからそれを叶えるために、私は戦うことを選択した。
死体同然の我が身を呪いながら、それでも後悔なんてあるわけないとうそぶいて。

でも…本当に私は彼の幸せを望んでいたのだろうか?

そう思うと苦笑してしまう。
結局、私が求めていたものは『自分の幸せ』だった。
彼を救いたいという願いも、結局は彼の感謝と好意を引き出したいという打算的な、『自分の幸せ』のための計算だった。
その結果がこれだ。自分の心に嘘をついて、友達をたくさん傷付けた結果がこれだ。
私は永遠に届かぬ想いを抱きながら、すべてを呪い続ける悪意になる。

「……! ……!!」

どこからか、私を呼ぶ声が聞こえた気がした。
ああ、そういえばこの場には、あいつもいたんだった。
赤い髪のあいつ…大嫌いなあいつ。
私は他人の幸せのために戦い、あいつは常に自分のために戦った。
真逆の私たち…でも、今になって分かった。
私があいつを嫌いだったのは、あいつが私と同じだったからだ。
『他人の幸せ』のために戦いながら『自分の幸せ』が欲しかった私。
『自分の幸せ』のために戦いながら『他人の幸せ』を掴みたかったあいつ。
お互い、自分の本心に嘘をついて戦い続ける者…そんな近親憎悪のようなものが私にはあったのだろう。
お互いにもっと素直になっていれば、あいつとは親友になれたかもしれない。
次から次にわき上がる後悔。
あるわけないと言いながら後悔だらけの間違った私。
だから、やっぱり私は…。

「あたしって、ほんとバカ…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

26241:2011/03/17(木) 22:55:05 ID:prBlGY.A0
「…はっ!?」
いつもの見なれた天井で私、蒼乃美希は目を覚ます。
バッと起き上がり、そこがいつもの見なれた自分の部屋だと認識するのに数秒の時間を有した。
「今の…夢?」
私はベッドから起き上がると、身体を震わせた。
夢と呼ぶにはあまりに生々しく、そして悲壮に満ちた夢。
「幸せ…か…」
『自分の幸せ』と『他人の幸せ』…その二つの狭間で、悩み、軋み、砕けていった一人の少女の姿はあまりにも鮮明だった…。

27241:2011/03/17(木) 22:55:29 ID:prBlGY.A0
「…」
「おーい、ミキたん!!」
夢のことが忘れられず、浮かない気持ちで学校への道を歩く私の後ろから、いつもの明るい声が響いてくる。
「ミキたん、おはよ!!」
「おはよ、ラブ」
ラブはいつものように元気だ。そんなラブが浮かない顔の私に尋ねてくる。
「どうしたのミキたん? 元気ないよ」
「まぁね…ちょっと夢見が悪くって、今日は完璧って訳にはいかないのよ」
「そんな調子じゃ幸せゲットできないよ。 もっと笑わなきゃ」
「幸せ、ね…」
その言葉に私はなんとなく聞いてみることにした。
「ねぇ、ラブ…『自分の幸せ』と『他人の幸せ』って、どちらを選ぶのが正しいのかな?」
「んー、どういうこと、ミキたん?」
「自分の幸せのために頑張って他人を顧みないことと、他人の幸せを願って自分の幸せを顧みないこと…それってどっちが正しくて、どっちが間違っているのかな?」
私の突然の質問にラブはうーんと唸ると、
「駄目、わかんない!」
あっけらかんと答えてきた。
ラブらしいといえばらしい言葉に私は思わずガクッと来てしまう。
「ま、まぁそんなもんよね」
「でも…」
「?」
「少なくとも、どちらも『幸せのために行動したこと』は間違いじゃないと思うよ」
「幸せへの行動?」
聞き返す私に、ラブが頷く。
「『幸せ』はきっと、待ってるだけじゃいつまでたってもゲット出来ないよ。
 だからどうすれば『幸せ』になれるのか、考えて行動して…きっとそれは凄いことなんだと思う!
 それに…『幸せ』に『自分の幸せ』も『他人の幸せ』もきっとない。
 自分の幸せのためにすることが、きっと誰かを幸せにする。
 誰かの幸せのためにすることが、きっと自分も幸せにする。
 大事なのは『幸せ』をゲットするために、一歩を踏み出すことなんだと私思うな!」
「…ラブらしいわね。 いつもそんな調子だもんね」
「うん! この意気で今日も幸せゲットしまくるよ!!」
いつもの眩しい笑顔でサムズアップしてくるラブに苦笑をしながらも、私は心の中の何かが溶けていくのを感じた。

幸せに自分のも他人のもない。大事なのは、そこに向かおうと足を踏み出すこと。
そう、その通りだと思う。

その時、風が吹き私の髪が揺れる。
風を追うように空を見上げた私は、誰にも聞こえない言葉を投げかけていた。

大丈夫、あなたは幸せのために行動をした。
結果が何であれ、あなたの想いは、行動は、間違いなく貴い。
誰が認めなくても、私は認めてあげる。
だから…おやすみなさい。
せめて、いい夢を…。

私は、夢の少女にそう呟くと、ラブと共に学校への道を急いだのだった…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

28241:2011/03/17(木) 22:55:54 ID:prBlGY.A0
無限の宇宙のような空間に一人の少女が浮いていた。
ここは次元の狭間、そこに白い帽子の少女が浮かんでいる。
「久しぶりね」
そんな少女の後ろから、カメラを首に掛けた少女…キュアディケイドこと門矢士子が現れた。
白い帽子の少女はちらりと士子を見ると、興味なさげに視線を外す。
「無視することはないと思うけど?」
「…私とあなたたちプリキュアは、そんな楽しい会話を交わすような仲のいい間柄だったかしら?」
「まぁ、あんたはプリキュアが嫌いみたいだけど…その癖、今度プリキュアになった子のことは気に掛けたりしてたわね。
 ほら、あのあんたと同じ魂の…」
そう士子が言おうとした瞬間、士子が首を引っ込める。
一瞬前まで士子の首があった空間を、高速回転する白い帽子が通り過ぎていった。
白い帽子は少女の手に戻り、それを再び被る少女。
「…それ以上軽口を叩くと、次はその首が飛ぶわよ」
「はいはい、分かったわよ」
そう言って士子は白い帽子の少女に並んだ。
「そうそう…魂と言えばキュアディケイド、あなたもおかしなことをしてたわね」
「おかしなことって?」
「キュアベリーに、他の世界の魂を同じくする者の末路を見せたでしょ?
 あれは一体何のつもり?」
「ああ、あれね…」
その言葉に士子は苦笑しながら答える。
「まぁ…なんていうのかな、納得できなかったってだけ。
 だから魂を同じくする美希なら、あの子のことを肯定してあげれるんじゃないかと思ったのよ。
 そうすればせめて…魂くらいは救えたかなって思ってね」
「ふん…相変わらず、プリキュアは甘ったるい考えをしてるのね」
士子の言葉に、白い帽子の少女はつまらなそうに言った。
「でも、どうもそんな甘ったるい考えをしてるのは私だけじゃないみたいでさ…」
そう言って士子は懐から一通の手紙を取り出した。
「…何それ?」
「手紙。 というか…檄文? 見てみる?」
そう言って士子から手紙を受け取り、中身を確認した白い帽子の少女が顔をしかめる。
「光の巨人達に、オールライダーにレジェンド戦隊、他にもこんなに…そうそうたるメンバーね。宇宙を100回くらい破壊するつもり?」
「で、このメンバーに私たちも加わろうと思って、みんなに声をかけようと思ってね」
「このメンバーにプリキュアオールスターズをプラス…どんな相手か知らないけど、ご愁傷様」
やれやれといった感じで白い帽子の少女が肩をすくめた。
「まぁ、喰い物にされてきた乙女たちの怒りを思い知れってことよ。 で、あんたはどう?」
「そうね…いいわ、面白そう」
「そうこなくっちゃ」
士子と白い帽子の少女は、にやりと笑うと、手を取り合い次元のオーロラへと消えていった。

この後、どこかの世界で大きな戦いが巻き起こるが、それはまた別のお話。


〜END〜

29241:2011/03/17(木) 23:01:16 ID:prBlGY.A0
241「なにをしている友人、プリキュア×魔まマ救済SSを書くぞ!」
友人「プリキュア×魔まマ救済SSだと! 気は確かか!?
   お前はプリキュアディケイドSS書き、ここでそれをやったら双方のファンからスレ違いで叩きつぶされるぞ!!
   だいいち、お前にとって虚淵玄は神にも等しい存在だろう!
   その物語を捻じ曲げるなどお前に…」
241「バカ、わからんのか!!
   俺達SS書きは原作を尊重する。だが、尊重したうえで別の結末を書いたっていいんだ!!
   イタいと言わば言え。
神様相手に勝てない喧嘩をしても、幸せな夢が見たいんだよ!!」



という、鬱クラッシャーのテッカマンランスさんな気分で書きあげました。
まぁ、私の撃ったボルテッカはどこにも届きそうにありませんが(笑)

それにしても…美樹という名前で、青い魔法少女で声優同じってのはもはや狙ってたとしか思えません。
始めてみた瞬間からこのネタはやりたかったんですがTV8話の悲劇をみて、なんとかこのネタを救済SSに出来ないかと考え、都合30分で書き上がってしまった。
しかし本編の終わっていないアニメなので、原作を尊重する観点からあんまり大仰なことはできず、結局『肯定してあげることで魂だけでも救う』という感じになってしまった。
…思いっきり力量不足。どうやらリハビリは長引きそうです。
他にも今ある原案をざっと見てみると…

『プリキュアディケイド劇場版第二弾』
『プリキュアディケイド、ミルキィホームズの世界編』
『タコカフェでスコタコ』
『プリキュアディケイド、魔法少女まどかマギカの世界編』
『電王×フレッシュプリキュア』
『金水さん3』
『女の戦い  美希の決闘』

などなど…

うーん、激しくカオス。ちょっと頭冷やしてきます。
では。

30241:2011/03/17(木) 23:02:16 ID:prBlGY.A0
追伸:ニコ動でキュアディケイドのタグで検索したら面白い動画に行き着いたので紹介します。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm6848652


『仮面ライダーディケイドが幻想入り…但し…』


仮面ライダーディケイド×東方プロジェクトの手書きマンガの動画ですが、面白いです。
東方シリーズとディケイドの分かる方はぜひお勧めします。
ディケイ子さんも可愛いですが、私はツノ毛メイドのカブ子さんが可愛くて好きですね。
では。

31Z41:2011/03/18(金) 22:42:25 ID:cFcb764A0
241氏もGATEZONE氏も無事でしたか!全員無事が確認され安心しました。
そうですか241氏は長期主張&その間テレビ、ネット絶でスイートもゴーカイも見れずで、更に地震のコンボ・・・・イース様もう不幸汁は貯めなくていいんですよ。

その上、スレ主の私がディケイド連動をほおり出し、殆ど連動要素はないけどゴーカイ連動をしだしたり
ネガのスレが立ってたりと、カオスな事になってて困惑したかと思いますw

試運転作品ですが、最初はさっぱり分からなかったんですけど、マドカのクロスSSだったんですね。
マドカの例の青い娘の事は噂に聞いて、興味があったんですけど、首チョンパの事を聞いて・・・・

しかし青くて美樹は絶対狙ってとしかw某世紀末なオカルトな学園の主人公も髪型といい
美人なのにネタキャラだったり、2話でシャワーといい狙ってるとしかw mktnは愛されてるなぁ違う意味でw

最後の白い帽子の少女が、まさか美樹たんの首を跳ねた・・・・
光の巨人やレジェンド戦隊やその他諸々に、プリキュアオールスターズまで加わって
超大戦が行われる世界・・・・
それが我々の世界であって欲しい!マジで!この面子が来てくれれば、復興なんて朝飯前さ!

その他の試運転作品も期待してます、こういう時ですから、笑える作品はいいと思います。
自分も明日のDX3の公開に合わせて、妄想プリキュアレインボーメモリーズ舞台挨拶をやろうと目論んでました。

内容は、キュアメモリー役の堀江由衣、事ほっちゃんが、やっとプリキュアに成れたと思ったら
歴代プリキュアの引き立て役である事や、キュアメモリー役のオーディションに落ちて

メモリアー役に成った林原めぐみに威圧されていて、そうなる事は目に見えてるんだから
キャスティングを考えろとか、ハートキャッチ編での水樹奈々と自分の扱いが違いすぎる事などの

東映に対する不満をぶちまけた挙句、水樹のブロサッム配役はオーディションでなく
始めから決まっていた事と言いだし、ボウキャーク役の池田秀一はそれに対し

「坊やだからさ」等のシャア語録で合いの手を入れ続け、最後にほっちゃんにアクシズ落としを試みるとか
こんな感じですw

ですが流石に舞台挨拶が中止になり、ファンだけでなく、声優さんや、大塚監督や鷲尾さんを初めとした
関係者の皆さんも悲しんでいる中、舞台挨拶パロは不謹慎過ぎると、自粛しました。

金水さん3やmktnの決闘とwktkなタイトルが並んでますね
特に、劇場版第二弾が気になりますね、長編なんでしょうか?それともカオスな短編w

後動画ですが、これは力作ですね、女体化士萌え〜w
ツイテが自分がイメージしてた111氏のキュアディケイドその物で、内容も含め吹きましたw

ただ一つ引っ掛かる事が・・・ニョタイカイトウの黒タンクで巨乳が自分が設定した大樹子と被るんですよね・・・・
大樹子の設定は09年4月の末に投下してますし・・・・いえ別に、うP主が参考にしたとか思ってませんよ・・・・

32Z41:2011/03/20(日) 06:01:17 ID:iBnQvs4c0
響「ごめんごめんお待たせ!」

奏「もお!何やってるのよ、響!自分のお父さんのコンサートに遅刻するなんて!」

響「いや〜気合い入れてオシャレしてたら、時間かかっちゃって」

一番手前の席で、響の父親が指揮する楽団の演奏を聞き入る、響と奏

?「聞くに耐えん!」
コンサートも終盤にさしかかった時、突然何ものかの怒号が、会場に響いた

響「何!?誰よ!パパの指揮する演奏にケチ付けるのは!」

デジデューサー「ケチをつけるだと?我は本当の事を言ったまでだ!」

突然、怒号を響かせた当人である、デジデューサーが観客席の真ん中の通路を
我が物顔で歩き、そう言いながら舞台に近づいていった

響「何!?アイツ!」
まるでSFアニメにでも出てくるロボットの様なその姿に、驚く響

デジ「パーフェクトには程遠いハーモニーだ!」

響「パパどう意味かな?」

デジ「貴様が指揮者か?先程から聞いておるが、小さなミスが多々あった!
   まあ我でなくては、わからんだろうがな」

響パパ「いやいや、私も分かっていたよ」

デジ「なんだと?分かっていて、ほおっておいたと言うのか!!」

響パパ「誰にでもミスは有ります、私にも、例えミスしても諦めず
  楽しみながら最高の演奏を目指す、それがパーフェクトなハーモニー」

デジ「聞くに耐えん!見るに耐えん!そんな事だから、生物は何時まで立っても
   パーフェクトハーモニーを奏でる事ができんのだ!
   やはりロボット音楽隊のみが音楽を演奏する世界にすべきだ!!
   現われろ!プログラミュ!!」

デジデューサーが手から、緑色に光る、プログラム記号の様な物をスピーカーに
放つと、スピーカーが怪物に変化した

プログラムミュ「デジーデジー!」

デジ「プログラムミュよ!シタクナクナールプログラムを奴らに放て!」

プ「デジーデジー!」

プログラムミュが舞台上の楽団目がけ、緑色に光るプログラム記号を含んだ光線を
放った、響の父親も巻き込まれた

響「パパ!!」

倒れこむ楽団達だたっが、直ぐに起き上がった

響「パパ大丈夫!?」

響パパ「・・・したくない・・・・・」

響「えっ?」

響パパ「・・・音楽・・・演奏・・・・したくない・・・・」

33Z41:2011/03/20(日) 06:05:58 ID:iBnQvs4c0
響「へっ?・・・ちょっとパパ!しっかりして!パパがそんな事言うなんて!」

王子先輩「したくない・・・演奏・・」

奏「王子先輩まで・・・」

デジ「シタクナクナールプログラムを浴びた者は、音楽を演奏したくなくなる
   プログラムに従い、音楽を演奏しなくなるのだ!」

響「何よそれ!」 

奏「酷いわ、そんなの!」

デジ「さあ!ロボット音楽隊よ!奴らに代わり、パーフェクトハーモニーとは何か
   ここいる人間どもに教えてやれ!」

ロボット音楽隊「リョウカイ」

ロボット音楽隊が突然舞台袖から現れ、演奏を始めた

観客「なんてパーフェクトなハーモニーだ・・・」

催眠術にかかった様に聞き惚れる観客達

デジ「プログラミングに基づいた、ミス一つ無いロボットによるデジタル演奏
   どうだ!これこそがパーフェクトハーモニー!貴様ら生物には真似出来まい!
   これからはロボット音楽隊のみが音楽を演奏する事が許され

   生物が音楽を演奏する事を禁じる!そしてパーフェクトハーモニーに
   満ちた世界となるのだ!」

奏「勝手なこと言わないで!」

響「パーフェクトハーモニーだか、なんだか知らないけど、皆楽しく音楽を演奏してるんだ!」

奏「そうよ!そして聞いてくれる人達とも、心を通じあわせてるの!」

響「それを自分の勝手な思いで、禁止させるなんて・・・」

奏「ただプログラムに従って演奏してるだけの
  音楽しか聞けない世界にするなんて・・・」

響 奏「「絶対に許さない!!」」

「「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」」

デジ「なんだと!?このムスメ達まさか!?」

メロディ「爪弾くは、荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

リズム「爪弾くは、たおやかな調べ!キュアリズム!」

「「届け、二人の組曲!スイートプリキュア!」」

34Z41:2011/03/20(日) 06:07:11 ID:iBnQvs4c0
デジ「まさか、貴様らがあの、音楽を愛し守る者、プリキュアだったとは!!
   フンッ、だがプリキュアと言えど、生物には変わりない!
   パーフェクトハーモニーは奏でられまい
   
   デジタル・パーフェクトハーモニー・パワーの前に
   貴様らの不完全なハーモニー・パワーなど通用せん!!」

メロディ「色んな事をふたりで乗り越えて来た、私達のハーモニーパワーが
     負けるもんか!ここで決めなきゃ女がすたる!」

リズム「ロボットの奏でるハーモニーなんかに負けられないわ!
    気合いのレシピ見せてあげる!」

デジ「面白い!」

手をつなぐメロディとリズム

メロ・リズ「「はぁ!」」
ふたり同時にジャンプする

メロディ「あれゃ?」

リズム「えっ?」

だがタイミングが合わずにコケてしまった

リズム「ちょっと!何してるのよ!」

メロディ「いや〜久々だしさぁ、しょうがないよぉ」

リズム「ま・・まあね」

デジ「フンッ、大口を叩いといて、いきなりハーモニーが乱れているではないか!
   先が思いやられらるな」

メロディ「チューニング中なんだよ!」

リズム「そうよ!これから最高のハーモニーを奏でるためのね!」

メロディ「はぁ!」 リズム「たぁ!」

今度はそれぞれジャンプして、右足を突き出し、左右からキック仕掛けた!

プ「デジー!」

倒れこむプログラミュ

デジ「成る程、チューニングは口だけではない様だな、だがパーフェクトハーモニー
   には程遠い!プログラムミュよ!デジタル・パーフェクトハーモニー・パワーを
   見せてやれ!」

プ「デジーデジー」
口にエネルギーを蓄えるプログラムミュ

メロディ「何?何?」

リズム「メロディ!私達もハーモニーパワーよ!」

35Z41:2011/03/20(日) 06:08:33 ID:iBnQvs4c0
メロディ「OK!」

パッショッナート・ハーモニーの発動動作を取るふたり

「「プリキュア・パッショナートハーモニー!!」」

プ「デジーーー!!」

光線技の押し合いになった、最初は互角だったが、徐々に
パッショナートハーモニーが押され始めた

メロディ「ウソでしょ!?」

リズム「そんな!なんで!?」

デジ「当然だ!プログラムミュが放つ、デジタル・パーフェクトハーモニー・パワーは
   数十体のロボット音楽隊のデジタル演奏が生み出す
   
   パーフェクトハーモニーのパワーをプログラム化し、デジタルコピーしたものを
   放っているのだ!たった2人のましてや、パーフェクトではない
   ハーモニーパワーが、かなう訳なかろう!!」

メロディ「悔しいけどこのままじゃ!」

リズム「どうすればいいの!」

「「プリキュア・パッショナートハーモニー!!」」

当然メロディ達以外が放った、パッショナートハーモニーがプログラムミュの
わき腹に直撃した。

プ「デジーー・・・・・・・」
そのまま眠りに就き、元のスピーカーに戻った

デジ「なんだと!?」

シ○「プリキュアは、そのふたりだけじゃないよ!」

ビ○「そうだニャ♪」

メロディ「ハミィ!」

リズム「セイレーンも!」

デジ「どうやら今は退くべきな様だな、ロボット音楽隊よ撤退だ!」

「リョウカイ」


調べの館に集まった、響達

響「あの連中一体なんなの?パパのコンサートをめちゃくちゃにして
  ロボットしか演奏しちゃ駄目だとか、訳分かんない事まで言い出して!」

セイレーン「あいつはデジデューサーって言って、デジタルランドの今の王よ」

奏「デジタルランド?メイジャーとマイナー以外にもランドが有るの?」

ハミィ「そうニャ、でもデジタルランドは大昔に、滅びたはずだたんだニャ」

響「滅んだ?なんで?」

36Z41:2011/03/20(日) 06:09:32 ID:iBnQvs4c0
セイレーン「原因はデジデューサーが言ってた、ロボットにしか音楽を演奏させない
      世界にするてヤツよ
      それは元々、数百年前あいつの先祖達が言い出した事でさ
      あいつの先祖達はミスが一つもない、パーフェクトハーモニーにこだわって

      最終的にロボットにデジタル演奏させるって事にしてさ、そこまでは別に
      いいんだけど、世界をパーフェクトハーモニーで満たすとか言い出して
      それに賛成する連中を集めて、デジタルランドを作って

      メイジャーやマイナーは勿論、総ての世界にロボット音楽隊だけが
      音楽を演奏する様に強要して来たのさ
      それを止めるため、メイジャーランドとマイナーランドが協力して
      
      デジタルランドを押さえ込んだんだよ
      あいつらは弾圧されたとか、逆恨みしてるけどね」

ハミィ「でも、こっそりと復活のチャンスを狙ってたんニャ、メイジャーランドと
    マイナーランドがケンカしてる間に、完全に復活してしまったニャ」

奏「つまり先祖の野望を叶える為に、ロボットしか音楽を
  演奏出来ない様にしようとしてるのね!」

響「冗談じゃないよ!音楽は誰でも自由に演奏して楽しむ物なんだ!
  誰かの勝手なこだわりで、演奏していい、悪いを決められる筋合いはないよ!」

ハミィ「音楽を守るために、また一緒に戦てくれるのニャ?」

響 奏「「当然だよ」」

ハミィ「ニャプニャプ〜♪久しぶりの、ハモたっニャ♪」

セイレーン「でも!今のままじゃ勝てない!・・・それは分かってるね?」

奏「ええ・・・」

響「悔しいけど」

セイレーン「だったら、ウジウジ悩んでる暇はないよ!特訓だ!」

奏「特訓?」

響「なんの?」

ハミィ「ニャプ ニャプ〜♪ハーモニーの特訓に決まってるニャ♪」


調べの館で、響と奏がピアノを伴奏し、それに合わせハミィ擬人化と
エレンがデュエットで歌っている


休憩して、奏でのケーキを食べる4人

響「ねぇ〜、こんな事でホントにハーモニーパワーがアップするの?」

ハミィ「ニャプ!暫くプリキュアに変身してない上に、ハミィと
   響達は離れて暮らしてたニャ」

エレン「そうそう、だからどうしても勘が鈍って、前みたくハーモニー
    出来なくなってるのさ」

ハミィ「また前みたく、ハーモニーする為の特訓には、これが一番なのニャ!」


エレン「ちょっと!アンタ達!しっかり演奏おし!私の絶世の美声が台無しよ!」

響「言い掛かりは止めてよ!今のはアンタが音程外したのよ!
  またメイジャーランドの歌姫に戻れて、だらけたんじゃないのぉ」

エレン「なんだてぇ!!」

奏「もう!そんな事でケンカしないでよ!!」

エレン「そんな事だって!そもそも奏、アンタの演奏が響に追い付いてないから
    私の繊細な音感が狂うんだよ!」

ハミィ「ハニャ!ちょっ・・・」

奏「何よ!しょうがないでしよ!響はプロのピアニストを目指してるんだから
  私が合わせられないのは当然よ!」

響「落ち着きなよ奏、奏でも合わせられる様にするから」

奏「何よそれ!私がお荷物見たいじゃない!」

響「ウェ?別にそんなつもりで言ったんじゃないよぉ!」

奏「もういい!今日はもう帰る!」

エレン「あ〜あ怒鳴って、のどが枯れちゃった、私ももう帰るよ」

ハミィ「なんで、そうなるニャ〜〜!!」


まもり「分かった・・・・」

37241:2011/03/20(日) 10:54:58 ID:Jjxg.zCE0
こんにちは、241です。
DX3、行ってきました。
凄いですね、あれ。 楽しんできましたよ。
ただ一つ不満を申せば…シャドウさま…復活したんだから空気、読んでくださいよ…。


>Z41氏
早速の投稿、御苦労さまです。
ちなみに、前回私の投稿作品に出てきた白い帽子の少女は、241版の大ナージャ団首領様です。
ウチのナージャさんはあんな具合で武闘派ですので…。
個人的ではありますが、マドカはお勧めですよ。確実に魔法少女の見方が変わります。
前回、あれを書こうと思った経緯は色んなところで、
光の巨人達やオールライダー、レジェンド戦隊にプリキュア等々、色んなヒーローがまどかマギカの世界に救援に行ってる絵を見たからなんですよね。
もっともあのメンバーが揃っても、まどかマギカの黒幕って倒せないだろうし、
根本の解決はできないんだろうけど…それぐらい絶望的な魔法少女ものです。

さて、今回はリハビリ企画第二弾を投稿します。
有名な『アレ』のパクリ…というオマージュとリスペクトです。
私は謝らない。
では、稚拙な内容ではありますが良ければお楽しみください。

38241:2011/03/20(日) 10:55:24 ID:Jjxg.zCE0
『主役会議』


なぎさ「やぁ、始まりにして頂点の元祖プリキュア、キュアブラックのなぎさよ」
咲「2フォームの使い分けは私たちだけ、キュアブルームの咲よ」
のぞみ「夢の道を行き、すべてをけってーいするプリキュア、キュアドリームののぞみだよ」
ラブ「みんなの幸せゲッター、キュアピーチのラブだよ」
つぼみ「あ、あの…私は…」
なぎさ「つぼみね」
咲「キュアブロッサムのつぼみね」
ラブ「で、なぎさ先輩、すべての邪悪が尻尾巻いて逃げ出す、そうそうたるプリキュアが揃ってるわけだけど…他には誰か来るんですか?」
なぎさ「後は新人のキュアメロディのひびきが来る予定よ」

39241:2011/03/20(日) 10:56:12 ID:Jjxg.zCE0
のぞみ「それにしてもなぎさ先輩は凄いですよね。一人で変身できないし一人だと必殺技も使えなくって、特殊能力もないのに、このメンバーである意味一番危ない相手と2年間戦い続けてたんだから!」
つぼみ「あの…危なかったり、しなかったんですか?」
なぎさ「ふふ、心配はいらないわ。 むしろ制限があった方が、能力が尖っていいのよ。
    ほら、H×Hの念能力も制限が付けばつくほど強力になっていくでしょ。
    あれと同じよ」
咲「ああ、なるほど! 追加戦士もほぼ無いも同然で制限は多いから、なんか先輩苦労してると思ったけどそういうことだったんですね!!」
なぎさ「でも努力を忘れちゃダメよ。
魔法少女業界は一見華やかだけど、敵はどんどん凶悪になっていくからね。 それに勝つように、力と技を磨かなきゃ」
ラブ「そうですね。 最近じゃ、マスコットが黒幕だったりしてこの業界も油断ならないですからね」
なぎさ「マスコットまで慎重に疑ってかからないといけないなんて、まったく嘆かわしいものね」

40241:2011/03/20(日) 10:57:23 ID:Jjxg.zCE0
ナージャ「ごめんなさい、遅れちゃったわ。
明日のナージャの主人公、ナージャ=アップルフィールドよ。
まだ主役会議はやってるかしら?」
なぎさ・咲・のぞみ・ラブ・つぼみ「「「「「 !!? 」」」」」
ナージャ「何よ…?」
のぞみ「ど、どういうことですなぎさ先輩! 確かひびきちゃん呼んだんじゃ!?」
なぎさ「そ、そうよ! 私が呼んだのはひびきよ! あんた何しにきたのよ!」
ナージャ「何しにって…主役会議なんでしょ?
     ひびきに頼まれたからスイートプリキュア主役代理 兼 明日のナージャ主役として来てあげたのよ。
あと私の方が古株なんだから、あんた呼ばわりするな」
咲「あの新人は!! よりによってなんてやつに代理を!!?」
つぼみ「あ、あの…! あの…!」
のぞみ「見て! つぼみちゃんも真っ赤になって怒ってるんだから!!」
ナージャ「…緊張か何かで過呼吸になってるように見えるけど、怒ってるのそれ?
     そもそもこれは主役会議でしょ?」
ラブ「主役ったって、プリキュアじゃなきゃ駄目だよ!」
なぎさ「だいたいあんたみたいな黒歴史代表選手が来たらおしまいよ」

41241:2011/03/20(日) 10:58:23 ID:Jjxg.zCE0
ナージャ「分かんないわね、あなたたちだって黒歴史と言われることの一つや二つはあるでしょ?
SSだって視聴率が伸び悩んで、明日のナージャの最低視聴率を更新したじゃない」
咲「ぐはぁ!!!」
のぞみ「きゃぁぁぁ、咲さんが血を吐いたぁぁ!!」
なぎさ「そ、そうよ! いけなかったんだわ!
    人気が振るわず、プリキュア枠消滅かとか言われた過去のことは言っちゃいけなかったのよ!!」
ラブ「人気ないって言っても、女児玩具としては十分な売り上げだったんだけど…
なぎさ先輩たちが規格外すぎたんですよね…」
咲「ぐぼぁ!!!」
なぎさ「謝れ、ナージャ!」
つぼみ「あ、謝って…下…さい」
ナージャ「な、何なのよ? 事実じゃない!?」
咲「はぁ…はぁ…」
ナージャ「ち、血を吐きながらこっちににじり寄ってくるのはやめて!
     わ、悪かった! 私が悪かったから!」
なぎさ「分かればいいのよ」
のぞみ「分かればいいんだよ」
ラブ「そう、分かればいいよ」
ナージャ「…一体どういう会議なの、これ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

42241:2011/03/20(日) 10:59:47 ID:Jjxg.zCE0
なぎさ「やっぱり、私の考える主役のポジションとしては、みんなを引っ張っていく存在、これは外せないと思うのよね」
咲「そうですよね、そのポジションを得てこその主役ってイメージはありますよね」
ナージャ「まぁ、それはあるわね。 主役なんだから物語の中心にいて物語を引っ張っていく押しの強さがないと…」
つぼみ「……」
のぞみ「あ…」
ラブ「あ…」
ナージャ「そう言えば、ハートキャッチプリキュアの物語をぐいぐい引っ張っていく押しの強いキャラはキュアマリンだったわね。
ブロッサムはどちらかと言えば引っ張られる側で…」
つぼみ「がはぁ!!」
なぎさ「謝れ、ナージャ!」
咲「つぼみちゃんに謝れ!」
ナージャ「な、何よ? 私、間違ったこと言った?
     別にそういう例外だって有りなんだから、まず正すべきはキュアブラックの主張なんじゃないの?」
なぎさ「黙れ、小娘!」
ナージャ「こ、小娘?」
咲「そうよ、主役業界にはこんな言い伝えがあるのよ!
  味方が気落ちした時、それを奮い立たせるのが主役の役目!
  ハートキャッチでつぼみの心の強さに、みんなが奮い立たされたのは数え切れないほどあるでしょうが!!」
ナージャ「それは有りだと思うけど…
     だったら序盤豆腐メンタルでその役目をキュアベリーに丸投げしてたキュアピーチはどうなるの?」
ラブ「ぐはぁ!!」
のぞみ「ら、ラブちゃんが血を吐いた!?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

43241:2011/03/20(日) 11:01:14 ID:Jjxg.zCE0
なぎさ「とりあえず一つ、譲れない主張があるの」
ナージャ「まだ何かあったの?」
ラブ「なぎさ先輩にそこまで言わせる主張…」
つぼみ「…先輩、聞かせて…ください」
なぎさ「つまり私が言いたいのは…『主役は最強である』ということなのよ!
    はじめ弱くたって努力と経験とで成長し、心も身体も誰にも負けない強さになる…それこそが私たち主役なのよ!!」
咲「お…おお…!」
のぞみ「さすがなぎさ先輩! この会議の結論はそれでけってーい!」
つぼみ「なぎさ先輩…大好きです!」
ナージャ「いや、別にそうとも限らないでしょ」
なぎさ「何よ、文句があるわけ!」
ナージャ「いや、その主張が間違ってるとは言わないけど、強くなくても主役はいくらでもいるでしょうが。
     
     大体、初代とSSは二人揃わないと真価が発揮できない、
     赤い薔薇の力を5人で分けたプリキュア5より、青い薔薇の力を1人で使ってるミルキィローズの方が単純計算だと5倍強い、
     通常戦闘しかできないキュアピーチより瞬間移動能力持ちのキュアパッション、
     何年もプリキュアとして戦い続け、DX3でも格の違いを見せる最強のキュアムーンライト、

     …冷静に考えればここにいる全員、各作品の最強とは言えないんじゃないの?」

なぎさ・咲・のぞみ・ラブ・つぼみ「「「「「 ぐぼぁ!!? 」」」」」
なぎさ「あ、謝れ、ナージャ!」
咲「私たちに謝れ!」
ナージャ「な、何よ、私が悪いの? 本当に何なの、この会議は…」
のぞみ「謝らないと、絶対許さない!」
ラブ「心を鬼にしなくても、本気で殴る!」
つぼみ「私…堪忍袋の緒が切れました!」
ナージャ「いや、会議で本気で怒りださないでよ! 話をしただけじゃない!」
なぎさ・咲・のぞみ・ラブ・つぼみ「「「「「 ……… 」」」」」
ナージャ「私が悪いの!?」


〜END〜

44241:2011/03/20(日) 11:03:01 ID:Jjxg.zCE0
いやぁ…主役も大変だなぁ(笑)
まぁ、どこの業界も苦労はあるということです。それが例え華やかな主役業界でも…。

よろしければ次の投稿でお会いしましょう。
では。

45Z41:2011/03/21(月) 22:52:25 ID:0PcDQrsI0
241氏も早くも第二弾投下乙です。

散々騒いでおいて、自分は結局19日にDX3見に行きましたw
昼の回を見てから、近所のファミレスで安く見れるレイトショーの時間まで待機する

つもりも、待ちきれず夕方の回を見て、1日に二回も見ましたw
因みに今回投下した物の半分は、ファミレスで待機中に書きますたw

いやもう最後の大集合!?と銘打つに相応しい物でした!
全キャラに見せ場とセリフがまんべんなくあり、作画も全体的に安定していて

青山先生の本気と言うか、もうハートキャッチ青山スーパーシルエットと言った感じでしたw

しかしここまで気合いが入ってると、本当にこれが最後なんだなと思い
シンミリしてしまいました・・・・・

もう新しい、なぎさとも会えないのかな?と思うと胸が締め付けられます・・・・・
いや!まだディケイドプリキュアがある!!でも・・・・

渡「プリキュアにディケイドは有りません・・・・DX三回もやったし、いいでしょ?」

とかなる予感も・・・・

ただ一つ不満があるとしたら、241氏の言う通りシャドー様ェ・・・・

まあ闇夢タソ出すには、西村ちなみさん呼ばなきゃいけないし、余裕ないっすよね・・・・
でも、西村さんに許可とってセリフ無しで、似た声出せる方がフフッとかフンッとかだけ
発声して、更にそこにミチカオが立ちはだかって、双方が構えを取った所で

シーンが移る、シャドー消滅と共に闇夢タソ消滅、息を切らしながらホッとした表情のミチカオ。

こんな感じでセリフとバトルシーンは無しで行けば、闇夢タソ出演&ミチカオの
見せ場も実現出来たかと自分が関係者なら、鷲尾さんに頼めたのに!!

あっ、でも関係者だと何も知らずに映画で楽しめ・・・・えっ?
その前にオメェじゃ関係者になれないだろ?


白い帽子の少女は、まさかのナージャでしたかwww

いや〜自分は散々盛っといて、大ナージャ軍団を投げ出してしまい
期待してくれた人達を裏切ってしまったので、ありがたいです

まさか劇場版第二弾は・・・・・

主役会議笑いましたw

ナージャって悪気無く正直に物を言っちゃう所があるからなぁw
まあ、それがナージャに引かれる男達に受けたのかなw

たしかにプリキュアにおいての主役勢は、他キャラに負ける部分もありますが
それを補って余りうる、カリスマ性がありますよね、特になぎさ!

放送当時は、ほのほのや、ひかりに大友人気でも切迫されてましたが
近年評価がグンと上がり、ニコニコ動画でのファンが開催した

人気投票動画でも、マリンに倍近い差を付けを一位を取るなど
作品の内と外でもカリスマ性を発揮しました、DX3でもそれを遺憾なく発揮してましたタマラン

46Z41:2011/03/26(土) 18:39:09 ID:Qnh.NxUo0
まもり「分かったよ!続きを造り出したんだ!」

メモリアー「続きを? どういう事ですか?」

まもり「ボウキャークは、終わったはずの七組のプリキュアの物語の
    続きのメモリーをレインボーメモリーズに造り出したんだよ!
    それもプリキュア達が負けてしまう物語を!」

メモリアー「まさか!?ボウキャーク・・・その様な事まで可能だとは・・・」

まもりは、怒りに満ちた顔で、レインボーライブラリーをドンっと地面に置くと
無言のままレインボーメモリーズの元へ歩いて行った

メモリアー「待ちなさい、まもり!今回は予想外の事態です!
      本来存在しないはずの造られたメモリーは未知なる領域です!
      何が起きるか分からないのですよ!」

まもり「大丈夫だよ・・・封印するメモリーはもう分かってるし、危険な事があるとしも
    どうせいつも通り、ボウキャークが過去のプリキュアの敵達を
    送り込んでくるだけだよ、すぐに終るよ・・・」

メモリアー「そうとは限りません!もっとよく調べてから行動に移るべきです!」

まもり「止めないで!大切な人達の為に、どんな困難にも負けずに戦い続け
    人々に沢山の素敵な思い出を与えてくれた、プリキュア達の未来を
    奪うなんて、絶対に許せない!」

メモリアー「まもり・・・分かりました・・・ですが無理はしないで下さい」

まもり「うん・・・心配してくれて、ありがとう」


まもり「ここが造られたメモリーの中・・・・元々無いはずの造られた物なのに
    元々あるメモリーと全然変わらない・・・・そんな事思ってる場合じゃない・・・・
    プリキュア・レインボーピクチャー!」

メモリー「居るんでしょう!もうボキャークに送り込まれてるんでしょ!」

メモリー「・・・おかしいな・・・いつもなら、メモリーの中に入り込んだら
     すぐ邪魔しにくるのに・・・考えててもしょうがない、まずはカエルンダー
     みたいのが居るはずだから、それを倒さないと」


「ツクルンダナー!」

メモリー「今度のはツクルンダナーって言うのね?
     レインボーキーボード!」

「ツクルンダナー!」
すかさず逃げ出すツクルンダナー

メモリー「悪あがきしないで!今の私はとっても機嫌が悪いの!!」

猛スピードでツクルンダナーに迫るキュアメモリー

メモリー「虹の七色の輝き!プリキュア・レインボー・プリズムフラッシュ!!」

ツクルンダナー「ニジィーー!」

ツクルンダナーの消滅を確認すると、すかさず警戒しながら周りを見回すメモリー

メモリー「本当におかしい・・・・まだ邪魔しに来ないなんて・・・・
     メモリーを造り出すのに力を使ったせいで、敵を送り込む力が
     もうないのか・・・・考えても仕方ない・・・
     それならそれで、遠慮なくメモリーを封印させてもらうわ」

47Z41:2011/03/26(土) 18:40:24 ID:Qnh.NxUo0
ディスクを頭上にかざす、メモリー

メモリー「・・・え?」

だが何時もの様に、ディスクがメモリーの封印を開始する事は無かった

メモリー「どうして?・・・・このディスクが駄目なのかな?」

別のディスクで再び、封印を試みる

メモリー「駄目だ・・・ディスクのせいじゃないなら、何が?・・・・」

メモリアー「キュアメモリー」

メモリアーがテレパシーで、メモリーに語りかけてきた

メモリー「メモリアー、メモリーが封印出来ないの!」

メモリアー「おそらくこの造られたメモリーが、プリキュア達の敗北の物語で
      ある事が理由でしょう」

メモリー「どういう事?」

メモリアー「始めからプリキュアが敗北する事が定められた物語・・・
      それは本来、決してあり得ないメモリーです、想定外のメモリーを
      ディスクが受け付けないのでしょう」

メモリー「そんな!?じゃあプリキュア達の敗北をとめられないの?」

メモリアー「いえ、止める事は出来ます」

メモリー「え?でもメモリーを封印出来ないのにどうやって・・・・」

メモリアー「プリキュア達の敗北・・・それを、そうならない様、変えてしまえばいいのです」

メモリー「プリキュア達の敗北を・・変える?・・・・まさか!?」

メモリアー「そうです、プリキュアの敗北の物語を貴男が変えるのです!」

メモリー「私が!?」

メモリアー「物語がプリキュア達の勝利に終われば、封印する事も出来るでしょう」

メモリー「でも物語に存在しないはずの私が、物語に直接関わる事が出来るの?」

メモリアー「はい、物語に関わる事は可能です、ですが貴方が言うとおり
      貴方は物語に存在しないはずの登場人物、物語が存在しないはずの
      登場人物である貴方を排除する力が働き、様々な困難に
      襲われる事に成るでしょう・・・・」

メモリー「どんな困難も、諦めず乗り越える、それがプリキュアだよ!
     プリキュア達の未来を取り戻すために、私やるよ!」

メモリアー有り難う、まもり、頼みましたよ」

メモリアーからのテレパシーが途絶えると、意を決した表情で振り返るキュアメモリー

「フンッ、気付かれたか」

メモリー「その声は!?」

イース「あのまま、メモリーを封印する方法が分からずに途方に暮れ
    不幸に成った姿を嘲笑ってやりたかったんだがな」

メモリー「せつなの悪の部分の怨念!?満と薫の知られざるメモリーの中で
     浄化したはず?」

イース「クククッ、忘れたか?ボウキャーク様は、今までプリキュアどもと戦ってきた
    敵達の、浄化や改心で捨て去られた悪の部分が放った怨念の集合体
    
    怨念が消え去る事は無い、怨念から実体化した私達を倒しても
    更に強い怨念となって、再びボウキャーク様と一つになり
    ボウキャーク様に力を与えるのだ!」

48Z41:2011/03/26(土) 18:41:31 ID:Qnh.NxUo0
メモリー「ボウキャークは力を増していると言うの?それでメモリーを造れる様に?」

イース「だがそれでも、メモリーを造り出すのに、ボウキャーク様はかなりの負担を
    負って命を削った、物語を変え、封印される訳にはいかない」

メモリー「貴方一人なの?」

イース「今言っただろう?ボウキャーク様はお疲れだ、貴様のせいでな
     今までの様にそう何人も、怨念から実体化させていられない」

メモリー「この前戦って力の差は分かってるでしょう?貴方一人じゃ
     勝ち目は無い諦めて帰りなさい!」

イース「しゃくに触るが、確かに勝ち目は無い・・・このままではの話だがな」

そう言って、ほくそ笑むと、イースは胸の前で手の甲を見せる様に
両腕をエル字に曲げた、するとイースの両手首に、黒い光が現れ
何かを形作り始めた

メモリー「それは・・・ダークブレスレット!?」

それは、砂漠の使徒の幹部達が使用していた、パワーアップアイテムの
ダークブレスレットだった

イース「クククッ、スイートの連中がお得意のハーモニーだ、行くぞ!!」

スピードタイプのイースが、ブレスレットによって更に増したスピードで
キュアメモリーにパンチとキック猛攻を仕掛ける

メモリー「うっ!」

予想外の出来事に、戸惑い押されるメモリー

イース「はあっ!」

イースが上空へと飛び、前方宙返りをすると、メモリーの頭上に
かかと落としを仕掛けた

メモリー「くっ!」

両腕をクロスさせ頭上に上げガードするも、衝撃の強さから、崩れ方膝を着いた
体勢が崩れた隙を逃さず、容赦なく、回し蹴りをメモリーのヘソ出し腹部に入れた

メモリー「あぁっ!!」

吹き飛び、地面に叩き付けられるメモリー


イース「フフッ、もうお仕舞い?」

メモリー「まさか!私もハーモニーで行くわ!」

立ち上がり、力強くそう言うと、レインボーメモリーカードをレインボーPodにセットした

メモリー「プレイ・メモリー!」

なぎさの音声「デュアルオーロラウェイブ!」

メモリー「メモリー・シンパシー!」

(レジェンド戦隊、ゴーカイチェンジ時のBGMの脳内再生を、頼みますからお願いしますw)

Mブラック「光の使者、キュアブラック!」

Mブラック「ダブル・スパークルブレス!」

メモリーがそう叫ぶと、右手首にブラックのブレスが現れ、そして左手首に
なんとホワイトのブレスまで現れた

Mブラック「たあぁー!」

イースの元へ勢い良く飛び掛かった

Mブラック「はあぁー!ダダダダダダッ!!」

イース「うぅっ!」

ダブル・ブレスのパワーが加わった、ブラックのラッシュパンチに為す術の無いイース

Mブラック「はあっ!!」

イース「ああぁっー!!」

49Z41:2011/03/26(土) 18:42:45 ID:Qnh.NxUo0
ラッシュの締めのパンチに吹き飛ぶイース

Mブラック「プレイ・メモリー!」

咲の音声「デュアル・スピリチュアルパワー!」

Mブラック「メモリー・シンパシー!」

Mブライト「天空に満る月、キュアブライト!」

Mブライト「ダブル・プリキュア・スパイラル・リング!」

腰と左手首にプリキュア・スパイラル・リングが現れた

イース「食らえ!」

イースが複数のレッドダイヤを投げつけて来た

Mブライト「はっ!」

それを素早く精霊バリアーで防いだ。そして次に精霊ブースターでイースに突っ込んだ

Mブライト「たぁ!」

イースに精霊の力を込めた掌ていを仕掛けた

イース「くっ!」

クロスさせた両腕で防御するも、強烈な一撃にダメージを受けるイース

精霊ブースターで宙を飛ぶメモリー・ブライト、イースの頭上で止留まり
両手を前方に伸ばすと、手の平の前に黄緑色の巨大なハート型のエネルギー膜が現れた

Mブライト「光よ!」

そう叫ぶと同時に、エネルギー膜から、無数の黄緑色の光弾が撃ちだされ
イースを襲った

イース「うああぁーー!!」

着地するメモリー・ブライト

イース「おのれ・・今回は挨拶程度だ、次はこうはいかない・・・」

悔やみと悲痛の表情を浮かべた顔で、そう言い捨て立ち去るイース


暫く時が経ち、かつてセイレーン達が暮らしていた、加音町の時計台の小部屋から
まもりが夕日を物思いにふけた顔で見つめてた

まもり「すぐ終わるなんて、言ってた自分が恥ずかしい・・・・
    気を引き締めて行かなきゃ!」


タータタッター♪

ハミィ「次回のプリキュアレインボーメモリーズは。
   ハニャ〜、響とハミィ達はハーモニーパワーをアップさせるどころか
   
   ますますケンカしてしまうニャ〜、だからデジタルランドにも全然適わないニャ〜
   でもキュアメモリーて言うプリキュアが突然現れて助けてくれたニャ〜♪」

まもり「なんとか、響達と友達に成れたと思ったら、運悪く響達の
    邪魔をしてしまったり、最後にはデジタルランドのスパイだって
    
    疑われてしまうの!これが、物語が私を排除しようとする力なの?
    でも負けない!プリキュア達の未来を守る為に!!」

第19話 ギスギス!ますます乱れるハーモニーニャ!

50777:2011/03/27(日) 18:19:54 ID:ew122SHEo
今まで感想を述べていなかったのでこちらで書き込みます。

>>GATEZONE氏

独自の設定や精霊たちが登場するなど私にはない発想でした。
メップルの浮気性や各世界で暗躍する敵組織など原点にない分かりやすさだと感心します。
敵のスパイが主人公たちと一緒にいるというのはこれから先が楽しみです。
私としてはフレッシュのような展開を期待してみたりしますw

>>Z41氏

スレ違いですが、固定観念などとんでもない!いつも自由な発想で様々な作品を書けるというのは凄いことですよ。
私なんて一つの作品すらままならいのに。
キュアメモリーについてはZ41氏のイメージが固まってきたのか、かなり読みやすい内容でした。
もうこのままキュアメモリーで突き抜けてもいいんじゃないでしょうか?
DX3については、何度も見たくなるデキでしたね!2回見に行ったZ41氏の気持ちも分かります!

>>111

感想ではないのですが、111氏も無事でよかったです。私の地域は停電や断水が三日ほどで済みました。
現在は物流も回復しだしたので落ち着いてきました。
私にできることはこの位しかないのでこれからも頑張って作品を完成させようと思います。

>>241

まずは劇場版お疲れ様でした。怒涛の燃え展開と驚きの展開でした。フルコンプリート強かったですね。
それに今までにないスケールの話で驚かされました。しかし更にそのスケールを上回る作品を計画しているとは……恐ろしい方だ!
主役会議は非常に面白かったです。主役は主役で苦労しているんですね。
出番が欲しいとか、二号は嫌だとか言ってられないですね。

51Z41:2011/03/28(月) 23:21:00 ID:fhiFKO6Y0
777氏本スレとネガスレのブダブル感想どうもです!777氏も DX3鑑賞済みですか、私が夕方の回見に行ったときはガラで

親子連れ二組程に、同じようなの人数名と言った感じでしたw

レインボーメモリーズの案は去年の9月頃、体調不良とその他諸々でSSが書けない中きまぐれで投下した

10周年記念企画案が発端でした。去年の10月頃、2011年の始めから環境の変化で本格SSを投下出来そうにない

状態に成ってしまう(結局延期になったんですけど)上、体調不良で士子の物語を書く事も難しい状況の中

せめて最後に結ディケイドの様な祭りをやろうと思い立ち、設定を練り初めました。

ぶちゃけ結ディケイドの設定は、当時体調不良がマックスハート&忙しいで、1週間程で適当に考えた物でしたw

中にはリアルタイムでアドリブで書いた物もありますw

レインボーメモリーズに関しては、レインボービジョンだけでも5日程かけ練りました、玩具のギミックを考えるのは意外に楽しく

バンダイの企画部に入りたいなとも一瞬思いましたw

10周年までの過去のプリキュア達との思い出でをふりかえり、それにより過去のプリキュア達との新たな思い出を作ると言う

テーマが気に入り設定の練りこみにもハマリ、更にゴーカイジャーの情報が入り始めると

気が付くとゴーカイジャーとの連動を意識しだすというカオスに向かい、完全に士子ディケイドそっちのけで、のめり込んでいましたw

本来なら設定の投下だけだった筈がSSまで投下するまでにいたりましたW

私の士子の物語を楽しみにしていた(いや、居ないかもw)方には申し訳ない気持ちで一杯です。

しかし正直、今や4人もの作家さんが士子ディケイドの物語を投下するなか、グダグタになった私の士子ディケイドが

入る余地は無いかと思い・・・・最近のプリキュアも4人制がフォーマットになりつつありますし・・・・・・・

何より241氏の士子ディケイドの完結編を見て、自分では士子ディケイドでこれ以上の物は書けないと

プレッシャーを感じたのも大きいですね。

因みに自分の士子ディケイド完結編は、全てはセーラームーンやオジャ魔女どれみ達に仕組まれた事であり。

その狙いは、時と共に変身ヒロイン物は人々に忘れられ消える運命であったが、プリキュアの登場によりその運命を回避するも

プリキュア事態も時と共に人々に忘れられ、消える可能性もあった、それを回避する為キュアディケイドをプリキュア世界に送り込み

本家ディケイド同様、キュアディケイドと過去のプリキュア達を戦わせる事により、人々の記憶に強く残し

それによりプリキュアにディケイド10年期を迎えさせ、プリキュアを人々に永遠に記憶させ、そして自分達もプリキュアの先駆者として

人々に永遠に記憶される事だった。

こんな感じで、今見返すとカオス過ぎてやらなくて良かったと思いますですから777氏の言う通り、このまま突き抜けますw

52Z41:2011/03/28(月) 23:23:28 ID:fhiFKO6Y0
後今回の音吉さん回の百合ぷりっにテンションが上がり、初代スイートはこんな感じでを書いてしまいますた

:初代スイート設定案

西暦1779年の加音町。後に音楽の町と呼ばれる事となるこの町だが、この当時はまだその片鱗さえ見せていなかった
調辺 音衛門と言う楽器職人が住み着くまでは。

ヒビキ「わたくし、上条(かみじょう)ヒビキと申します。この町の名家、上条家の一人娘です。
    性格は、自分で言うのはなんですが、お嬢様らしく上品だと思います。
    趣味は、最近お父様が買ってきて下さった、調辺 音衛門さん作のバイオリンの演奏ですわ。」

カナデ「私、下野(かの)カナデ。家は和菓子屋なの。性格は自分では穏やかだと思ってるんだけど
    皆からはカナデは怒りぽいって、も〜!趣味はピアノ演奏よ」

ヒビキ「いらしゃいませ、カナデさん」

カナデ「早速練習始めよう!」

カナデ「違う違う!ヒビキのバイオリン遅れてるよ!」

ヒビキ「ご 御免なさい・・・・」

カナデ「さっきより遅れてる!やる気あるの!!」

ヒビキ「・・・有りませんわ・・・・・」

カナデ「え?・・・・」

ヒビキ「こんなの音楽では有りませんわ・・・・音楽は楽しんで演奏する物では有りませんの・・・・・」

カナデ「そっか・・・・ヒビキはのんきでいいね!」

ヒビキ「カナデさん!?」

カナデ「これは私にとっては、チャンスなの!コンクールで優勝してスカウトされれば、家族を助けられるの!
    分ってるでしょ、うちのお店が潰れそうだって!!」

ヒビキ「分かってます!分かってますわ!でも優勝する為にも・・・」

カナデ「ヒビキに分かるわけないよ!お金持ちのお嬢様のヒビキに、私の気持ちなんか!!」

ヒビキ「カナデさん・・・・」
涙を浮かべるヒビキ

カナデ「はっ!?」
言い過ぎてしまった事に気付き、ショックの表情を見せるカナデ、そしてその場から走り去ってしまう

ヒビキ「カナデさん!」

ヒビキ「カナデさん、何処に居ますの?・こんな事に成ったのも音楽のせいですわ・・・・・音楽なんて無くなってしまえばいいのですわ!!」

「そう、音楽など無くなってしまえばいいのです」

ヒビキ「宙に浮いてる!?あ 貴方は一体、何者ですの!?」

「私はメイジャーランドの女王、ヴィーナス・・・・今メイジャーランドは、音楽が原因で分裂の危機にあります・・・・・
音楽は不協和音を生み、争いを生む危険な物だと分かりました・・・・ですから私は世界から音楽を無くしてしまう事にしたのです」

ヒビキ「何を、おしゃってますの?・・・・」

ヴィ「理解する必要は有りません・・・・貴方はただ、その心に刻まれた、ト音記号を大人しく渡してくれればいいのです」

ヒビキ「な 何をなさる気ですの!?」

ヴィ「恐れる事は有りません、音楽を無くして欲しいのでしょう?・・ならば協力しなさい!」

カナデ「ヒビキ!!」素早くヴィーナスからヒビキを引き離す、カナデ

ヒビキ「カナデさん!?」

カナデ「謝ろうと思って、戻って来たんだ!」

ヴィ「サイレントーン!」

カナデ「何この化け物!?」

ハミール「プリキュアに成って、音楽を護って欲しいニャン!」

初代メロディ「爪弾くは、荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

初代リズム「ヒビキが荒ぶる調べ?」

初代メ「よくも、カナデさんを!許しませんわ!」

初代メ「うおりゃーー!!」ラッシュパンチを食らわせる

初代メ「どおりゃーー!!」サイレントーンを投げ飛ばす

初代リズム「あ・・荒ぶってる・・・ヒビキが荒井ぶってる・・・・」

初代メ「はっ!?・・・わたくしとした事が・・・・はしたない!恥ずかしいですわ・・・・」
顔を両手で覆い、かがみこんでしまう初代メロディ

初リ「いやいや、いいから!そのまま、その勢いで行っちゃって!」

53Z41:2011/03/28(月) 23:24:48 ID:fhiFKO6Y0
1779年頃の日本で、ピアノとか持ってるとか金持ちしか、ありえな〜いと言う事から、初代メロディはお嬢様にしてみますたw
後、ゴーカイのアイムタソ萌え(2話でマーベラスとフラグを立てたかと思えば、4話でジョーとも、更に来週はハカセともフラグを立てそうで
アイムタソがナージャ並のビッチと判明してこころの花が枯れそうw)と、お嬢様がキレて荒ぶった後、はしたいないと恥ずかしがるの萌え
だからと言う事情もありまつw

もう1つオマケ

レインボーメモリーズ BD(ブルーレイディスコ)Vol.2 映像特典

NG予告編

ハミィ「次回のプリキュアレインボーメモリーズは。ニャプニャプ〜♪つぼみのお婆ちゃんの薫子さん
    たったひとりで砂漠の使徒と戦ってたニャ、頑張れたのは大好きな空さんが居たからニャ
    でも、薫子さんが空手の修行で山にこもった時に、空さんと出会うメモリーが変えられてしまうニャ〜!」

まもり「薫子さんの大切な空さんとの思い出まで・・・って、なんでハミィが!?ハートキャッチの回の予告なのに?・・・・」

ハミィ「第7話 ニキニキ! 空手修行ニャ!」

まもり「あっ・・・そうか・・・それ言う為に来たんだ・・・・・」

54GATEZONE:2011/03/30(水) 01:46:20 ID:sBYbtaHM0
ナ「なんかドキドキしちゃうね…」
奈「初出演ですからね」
士「ナギサ、奈津実も何緊張してるの?」
ナ「何って、もうすぐ本番が始まるからでしょうが!」
奈「私も初出演なんですから!」
士「そんなもの、だいたいでいいのよ」
ナ「また、そんな事を言う!前からそうだけど、今日こそハッキリ…」
奈「ん?ナギサちゃん!士子ちゃん!さっきからマイクが回っていますよ!」
士・ナ「え!?」
奈「きっと、おもしろ半分の作者の仕業ですね…」
ナ「たく、あいつは本当に気まぐれなんだから」
士「仕方ないわよ…色々と掛け持ちして作品を作っているんだから」
奈「とりあえず、行きますよ!」
ナ「う、ううん!だ、だ、大丈夫だ!み、み、みんな大根と思えば…」
奈「それは違いますよ…」
士「ふっ…ナギサもまだまだ甘いわね…緊張なんて自然に考えればいいのに」
奈「って言っておきながら、士子ちゃんの手が震えているのは私の錯覚でしょうか?」

55GATEZONE:2011/03/30(水) 01:46:54 ID:sBYbtaHM0

士「ええい!とにかく始めるわよ!練習通りに行くわよ!」


士「つっかーと」


奈「奈っちゃんと」


ナ「ナギナギの」


士・奈・ナ「ディケイラジオ パート1」


ナ「決まったね〜」
奈「恥ずかしい〜〜」
士「それに何で?“パート1”なわけ?」
私「私が電王好きだからです」
ボカッ!
私「痛っ!…グーで殴らんでもええやん〜」
士「なんで、作者のアンタが解説するのよ」

ナ「士子、誰と話しているの?」
士「何って、ここにいる奴でしょうが!」
奈「何を言っているんですか?誰もいませんよ?」
士「いや、だから」
私「この世界では、俺の姿は見えなくて、アンタさんしか聞こえへん“天の声”扱いなんやで♪」
士「何よ…そんな都合のいい設定」
私「そんじゃあ、時々様子を見てくるからお願いしますね」
士「はいはい、早く出て出て」

56GATEZONE:2011/03/30(水) 01:49:28 ID:sBYbtaHM0
奈「おかしな士子ちゃんですね」
ナ「おかしいのは、前からだって」
士「だいたいわかるでしょう?早く進展させないとダメじゃないの?」
奈「そうでした!まずはこのラジオの説明ですね!ナギサちゃん!」
ナ「了解!このラジオでは、みんなのお便りとか質問に答えていくコーナーだよ」
奈「みなさんのお便りの質問に私達が答えていきます」
ナ「このラジオは『キュアディケイド』を1話毎に終らせる度に作るコーナーなんだからね」
士「質問の答えを言うときは、『ファイナルアタックライド』って言うから覚えていなさい」
奈「色々な質問に瞬時解決のクロックアップに答えます♪」
ナ「奈津実…それ違う番組ね」

士「今日は作者が考えた質問で行くわよ!」
ナ「まずはこれからね……こんなんでいいの?」
奈「最初からそうでしょ…士子ちゃん読んでください」
士「わかったわよ」


Q:どうして、『キュアディケイド』を執筆しようと思ったのですか?


士「……それは…」
ナ「あ〜…答えが簡単過ぎるからね…」
奈「でも、クロックアップに答えるのが筋でしょ?」
士「いや、だから…」
ナ「それよりも、どうしてなんだろうね?」
奈「そうですよね〜色々と突っついたりして」
士「そうね…なんというか…なんじゃない?」
ナ「そうだね…」
奈「はい…」
士「それじゃあ」


士・奈・ナ「ファイナルアタックライド!!」


A:面白そうだから


士・奈・ナ「…………」
ナ「7文字で終っちゃったね…」
士「しかも、作者の好きな数字だし」
奈「偶然…なんでしょうか?」

57GATEZONE:2011/03/30(水) 01:50:22 ID:sBYbtaHM0
士「次行くわよ!次!」
ナ「おっ!今度は良い質問が」
奈「どれどれ…」


Q:ディケイドの敵が虫をモチーフにしており、裏設定が仮面ライダーなのは何故ですか?今後、登場する敵もやはり、虫とライダーをモチーフにしているのですか?


士「確かにね…キャラクター紹介に書いてあるわね」
ナ「バジリスのモチーフが“ムカデ”と“王蛇”」
奈「あのイノシシさんは“ダンゴムシ”と“ザゴーゾコンボ”です」
士「そんで、スナッキー役のアントルーパーは“サムライアリ”と“ライオトルーパー”」
ナ「だとしたら、フェニーとギメラのデスピアのメンバーもそういう事になるのね」
奈「教えても良いですけど、何でなんでしょうね?」
ナ「他にはないよね…こういうの」
士「でも、だいたい面白いと思ってくれたらそれでいいでしょう」
ナ「また、そんな事をいう〜そんな適当なワケないって」
奈「じゃあ、答えましょう…せーの…」
士・奈・ナ「ファイナルアタックライド!!」


A:「ゴセイジャー」でウォースターや幽魔獣とかが好きだったので、虫を使ってみたくて 敵の名前が映画のアナグラムって言うのがオモロイから
裏モチーフは、「ボウケンジャー」の敵が歴代の戦隊ロボをモチーフしたように、平成ライダーをモチーフにしたほうが、ええかなと思って


バーーン!!(※机を蹴り飛ばす音)
士「結局、それかい!」
ナ「面白ければいいの!?それで!!」
士「だから、色んな所で首を突っ込むんでしょうが!」
ナ「少しは考えなさいよ!」
奈「まぁまぁ、激情体にならないで…」
士・ナ「だまらっしゃい!!」


士「ナギサ!プリキュアに変身よ!」
ナ「ええ!お便りをよこした奴をボコボコよ!」
奈「わぁーー!!士子ちゃん!ナギサちゃん!落ち着いて」
(しばらくお待ちください)

58GATEZONE:2011/03/30(水) 01:51:03 ID:sBYbtaHM0
奈「ええっと、机がボロボロになったので、次のお便りは私が読みます」
奈「なになに…」


Q:奈津実ちゃんは、作品を見ている限り家にいるというイメージがします。活躍する日が来るのでしょうか?


奈「へぇ〜面白い質問ですね」
士「これは酷いわ…」
ナ「突発に思いついた割には…タブーだわ」
奈「でも、大丈夫ですよ!ほら、2人目参戦とか3人目参加とか書いてあるじゃないですか!」
士「そういえば、そんな事を書いていたわね」
ナ「あれじゃない?奈津実がプリキュアになっちゃうっていう話」
奈「そうですよね〜♪プリキュアかぁ〜どんな名前にしよう」
士「だったら、本を書き上がる前に名前を決めたら?」
ナ「アタシ達は協力するよ」
奈「そうですね♪どんな名前がいいでしょう」
士「キュアオレンジ」
奈「ださいです」
ナ「キュアミカン」
奈「“ナツミカン”と変わりありません」
士「キュアネーブル」
ナ「キュアグレープ」
奈「全部、柑橘系じゃないですか!」
士「仕方ないでしょう?ナツミカンなんだもん」
ナ「原典もそうだったじゃない」
奈「そんな事は…でも、2人目か3人目に入っていたらどうしましょう〜」
ナ「とりあえず、いくか…」
奈「はい♪ファイナルアタックライド!!」


A:現在の所は最終回まで活躍する日はありません。2人目にも3人目にも入っていません。というより“お茶くみ係”が本文でしょ?あの娘


ボガァァァァァン!!!!
ドガシャァァァァァン!!バキーン!!パリーン!!
士「な、奈津実…」
ナ「お、落ち着いてよ」
奈「すぅ〜〜…はぁ〜〜〜」
ナ「つ、士子…な、奈津実がスーパーサイヤ人になっているんだけど…」
士「い、いや…む、むしろ尾獣化しているわ」
奈「2人とも」
士・ナ「は!はい!なんでしょうか!」
ガチャッ
士「え?なんで機関銃?」
奈「少し、蜂蜜を取りに行ってきます」
士・奈「蜂蜜?」
奈「刑にはなりませんよね♪」
士「いや…ニッコリ微笑んでも…」
ナ「怖い…奈津実が怖い…」
ガクガク…ブルブル…


A:なんてね♪2人目や3人目には入ってへんけど、ちゃんと活躍させます( ^0^;)

59GATEZONE:2011/03/30(水) 01:52:08 ID:sBYbtaHM0
奈「ふぅ…蜂蜜が取れなくて残念です」
士「いや!それでいいの!」
ナ「こっちも疲れるわ…」
奈「それよりも、どうしてこんなラジオじみた事を始めたのですか?」
ナ「そうよね?」
士・ナ・奈「ファイナルアタックライド!!」


A:ネガのスレで面白いのを色々と書いてあったからこっちも書こうかと思って


士・奈・ナ「結局、それかい!!」
奈「ふぅ…でも、なんか疲れちゃいしましたね?」
ナ「本当〜〜〜」
士「でも、まだ出発地点…これからが本番よ」
ナ「そうね…じゃあ、そろそろエンディングテーマを流して終いにしようか」
奈「え?エンディングテーマなんてあるのですか?」
ナ「勢いだけで、何も考えていないみたいよ」
士・奈「………」
奈「まぁ、何はともあれこれからも『ディケイラジオ』応援よろしくお願いします」
士「みんな!応援ヨロシク!」
ナ「それじゃあ、いっせいのーで!」
奈「ああ〜指鳴らしでいきましょうよ♪」
士「普通でいいでしょうが…カウントダウンで」
奈・ナ「どこが!!」

士・奈・ナ「まったね〜バイバイ〜〜」


プツン…
奈「きゃあ!暗くなっちゃいました」
士「照明係!勝手に消すな!」

60GATEZONE:2011/03/30(水) 09:59:30 ID:3wRnMLjk0
昨日から始まった「ディケイラジオ」
これは、私の日常と本音を少しだけ暴露するのとキュアディケイドの感想をトークを通すのを目的に作りました

みなさんも気軽に見ていってくださいね

ありがとうございました

61Z41:2011/03/30(水) 17:35:54 ID:oNknkPqQ0
うお!777氏の投下に続いて、GATEZONE氏も投下乙です!

いやはや、早くもハートキャッチの後半がみれるとは!

井上敏樹級の速筆に脱帽です

そして次は5の世界ですか、五人がドリームコレットを巡って戦う

言わばプリキュア龍騎展開は私も考えてまして

最終的に結ディケイドの初代5に流用しまつたw

この設定による5の物語は、自分でも見てみたかったのでwktkです

そして・・・・その手があったかああああっ!!!っなラジオネタwwwwww

クラブココナッツ以来プリキュアラジオが無く

淋しい思いをしてましたが、まさかこんな形で

プリキュアラジオを楽しめる日が来るとは、思ってもいませんでしたwww

毎話ごとにラジオがあると言う事なので楽しみにしていますw

62Z41:2011/04/02(土) 10:12:59 ID:PYe1N1ps0
※注DX3のラスボスの声優バレが有ります。私は声優さんをガチで尊敬しています。シャアと池田ボイスが大好物です。
このレスは2013年の時空とハートリンクしてます


映画『初代プリキュアオールスターズDX 未来へつづけ!プリキュアレジェンド!』公式HP:ニュースのページ

緊急告知!

3/19(火)に、キュアメモリー役・堀江結衣の急病により延期に成りました、舞台挨拶の日程が決定!

●4/6日(土)

☆T・ジョイ大泉にて(Pコード:557-722)

【舞台挨拶登壇者・予定】

堀江結衣、本名陽子、池田秀一、山寺宏一

キュアメモリー、キュアブラック

※入場時にキュアメロディとキュアリズムがお子様をお出迎え予定

10:10の回 、上映開始前舞台挨拶


◆舞台挨拶のチケット発売に関しては下記の通りです。

【チケットぴあでご購入の場合】
1枚につき大人:2,000円、大学・高校生:1,700円、3才〜中学生:1,200円、シニア:1,200円
障害者手帳お持ちの方=1,200円(付き添い1名まで1,200円)
プレミア・ペア・シート(ユナイテッド・シネマ豊洲のみ):6,400円(2名様1組)

☆4/6(土)☆
3月30日(土)10:00am一般発売(発売中)


(購入方法)
・お近くのチケットぴあのお店、下記のコンビニ、もしくは電話予約、インターネットでお求めいただけます。
・チケットの販売は、お一人様4枚までとさせていただきます。
・前売券からのお引換はいたしかねますのでご注意下さい。
・お席はお選びいただけません。

■直接購入
チケットぴあのお店 営業時間 10:00〜20:00【営業時間は店舗によって異なります】
サークルK・サンクス 営業時間 7:00〜23:30【発売初日は10:00〜】
セブン‐イレブン 営業時間 0:00〜24:00【発売初日は10:00〜】

■電話予約
音声自動応答 TEL:0570-02-9999

■インターネット購入
http://t.pia.jp/cinema/

●チケットのお問合わせ
TEL:0570-02-9111 または http://t.pia.jp/


【劇場窓口でご購入の場合】

☆4/6(土)☆
T・ジョイ大泉
4/5(金)18:00の時点で残席がある場合、4/6(土)よりT・ジョイ大泉の劇場窓口でも販売がございます。
*T・ジョイ大泉でご利用可能な前売券はT・ジョイ大泉の劇場窓口でのみお引換え頂けます。


<共通の注意事項>
※舞台挨拶付き上映の回は全席指定・定員入替制での上映となります。
※舞台挨拶付きの上映をご鑑賞いただくには、舞台挨拶の回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよび舞台挨拶は、予告なく変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。

63Z41:2011/04/02(土) 10:14:03 ID:PYe1N1ps0
大友「う〜む・・・・やっぱ急きょな上、忙しさマックスハートな新年度4月のせいか、空席が目立つな・・・・・
    だがそれでも大友率マックスハートだな・・・・・堀江信者もかなり来てんだろうな・・・・・・」

司会「皆様、今回は、映画初代プリキュアオールスターズDX 未来へつづけ!プリキュアレジェンド!
    を御覧になりに来て頂き、誠に有り難うございます。では早速ですが、声優の皆様にご登場頂きます!拍手でお出迎え下さい!」

キュアメモリーとキュアブラックの着ぐるみと共に現れる、堀江結衣と本名陽子。そしてその後に続いて、池田秀一、山寺宏一が現れる

司会「では、お一人づつ挨・・・」

山寺「オッハー!司会の山ちゃんだよー!今日も元気にいってみよぉー!」

司会「!!??」

大友「山ちゃん司会モードにチェーーーンジ!!!」

山寺「まずは、ポケモン最新作情報だぁ!」

司会「他のアニメの名前出さないで!!」

池田「・・・・プリキュアよ、我々の復讐はこれからだ・・・・・どうもボウキャーク役の、池田秀一です」

大友「池田さん、なんで自分に振られたと思ったんだ!?おはスタでポケモン最新作情報は、一番の見所だから
    このキャスト陣で一番の見所の自分に、振られたとでも言いたいのか!?池田さんmktn並の自己顕示欲!」

「ジーク・・・・ジ・・・・オン・・・・・・」

大友「へっ?」

「ジークジオン・・・・」

大友「おいおい、まさか・・・・」

「ジークジオン!ジークジオン!ジークジオン!」

劇場内の数十人の大友の六割が、ジークジオンコールを合唱しだした。

大友「堀江信者が殺到したんじゃねぇ!!シャア信者が殺到しやがたのかぁ!!」

コールに応える様に、左手を挙げる池田。それと共に止むコール、それと共に池田が口を開く

池田「諸君のジオンの再興を願う思い、受け取った!だがすまない、今は私は・・・・」

大友「そう今は池田さんは・・・」

池田「ギルバート・デュランダルだ!」

大友「ちげぇ!10周年プリキュアのラスボス!!」

山寺「よーし次のコーナーはなんだい!レイモンド!」

大友「レイモンド来た!今何やってんだろ!」

本名「ブラック行くよ!光の使者キュアブラック!みなさ〜ん、お久しぶりです!美墨なぎさ役、本名陽子です!」

大友「ああっ・・・レイモンドは黒人だから、ブラックの本名さんに振ったって事か・・・・」

本名「私は残念ながら、今回の映画には出てないんですけど、初代キュアブラックが出てきます!
    じゃあ初代キュアブラック役の頓宮 恭子さん呼べばいいだろうと思うでしょうけど
    池田さんと山寺さんのギャラだけでもキツいのに、頓宮 恭子さんまで呼ぶなんて、ぶっちゃけありえな〜い!!」

大友「ぶっちゃけ、ありえな〜い!を聞いて悲しい思いしたのは初めてだ・・・・」

山寺「ちょっと悲しい雰囲気になっちゃたね、でも元気出して行こー!
    ・・・・・我が名は○○ル(ネタバレ防止伏せ字)ボウキャークによって復活した我が目的は、最早プリキュアへの復讐のみ・・・・・
    なーんて、ちょっと怖かったかな?○○ル役の山ちゃん事、山寺宏一だよー!」

大友「 だ・・・駄目だ・・・・○○ル見たら、今の山ちゃん思い出して吹いちまう・・・・・俺今回が初見なのに、台無しだよぉ!!」

山寺「じゃあ次はゾナーだあ!君は分かるかな?」

大友「貴方が分かりません・・・・・」

堀江「メモリー宜しくね、せ〜の・・・・思い出の虹を描く者!キュアメロディ!」

大友「やっちまった!!小松由佳のパッションをパインと言ってしまった以来のいい間違え!!」

無言のままマイクを床に叩きつけ、観客席に背をむけ、体育座りでふさぎ込んでしまった堀江

本名「仕方ないよ、メモリーとメロディは似てるし、実際メロディに変身して、メロディの名乗りまでやってるんだから、ごっちゃになって間違えちゃうわよ」

堀江の隣でしゃがみ、頭をナデナデしながら、励ます本名

堀江「・・・・そう・・・名前が似てるのがいけない・・・・・そう東映のせいだ!!」

64Z41:2011/04/02(土) 10:14:58 ID:PYe1N1ps0
そう叫ぶと、勢いよく立ち上がり、襲いかかる様にマイクを掴み取る堀江

堀江「ホント東映いい加減にしてよ!やっとプリキュアにしてくれたと思ったら、歴代プリキュアの引き立て役だよ!
    しかも、メモリー役に落ちてメモリアー役に成った、林原さんに威圧されて!
    
    初日舞台挨拶が延期に成った原因の、私の急病って何だと思う?うつ病だよ!そのせいで、うつ病になたのよ!
    こうなる事は目に見えてんだから、考えてキャスティングしろ!」

大友「うわ〜・・・・蓄まってた物が一気に・・・・・・デザトリアンに成ってるよ・・・・・」

そんな堀江を静かに見つめていた池田が、スッとマイクを口に近付けた

大友「うわっ!やべぇ!ほっちゃん怒られる!池田さんZガンダムの頃、金トレさんの中の人のナレーションが
    波平の中の人より下手だって気に入らなくて、本人に面と向かって、君病気かなんかならんかね?って
    遠回しに降板を要求する様な事を言う位怖い人だぞ!!」

池田「・・・・認めたく無い者だな・・・若さ故の過ちと言う物を」

大友「まさかのシャア語録!?つうか、今はデュランダルじゃ無かったのかよ!!」

堀江「それと、一番腹立つのは、ハートキャッチの回での、私と水樹の東映の扱いの違い!!
    水樹が収録にくる時だけ、置いてあるお菓子が何時もよりいい物に成ってるわ、水樹の座る椅子だけ高そうな奴で
    何時もはしまい込む、水樹がNG出しても優しくフォローする癖に、私がするとスケジュールギチキチだからお願いしますよぉ、とか冷たい対応!!」

池田「坊やだからさ」

大友「どっちだ?堀江と水樹どっちに言ってるんだ?」

堀江「大体ファンへの感謝の為に歴代共演をテレビシリーズでとか言ってたけどさあ、要はあれでしょ!
    ディケイドとゴーカイジャーが上手く行ったから、プリキュアもって事でしょ!!」

大友「あ〜あ、言っちゃった、禁断のワーズを言ってしまたよ、あの人は」

本名「もうウンザリなのよ!」

OOのノリエガのボイスで、そう叫ぶと、舞台袖へと走りだす本名

大友「ほんにゃんまで、ガンダムモードかよ!私が・・・・いや我々がガンダムだ!」

舞台袖まで後僅かな所で、袖から何者かが現れ、本名を制止した

小松由佳「自分さえ平和ならそれでいいのか?」

大友「ここでまさかの、小松由佳!?いや確かに、同じせつなだけど、違うだろ!!」

「ジークジオン!ジークジオン!ジークジオン!ジークジオン!」

大「あああっ!!ガンダムネダの応酬で、シャア信者が!!」

司会「だから、他のアニメの話題は止めて!!」

池田「地球がもたん時が来ているのだ!アクシズを落とし、自然に対し、贖罪しなくてはならない・・・」

大友「それより、ここに居るプリオタに贖罪しろ!!」


ゴゴゴゴゴ・・・・

大友「な なんだ!?」

スタッフ「皆さん!!巨大隕石がこちらに向かっています!!」

大友「池田!!一体何をしたあぁーーー!!!」

山寺「ヤマト発進!!」

大友「うわーーーー!!助けてプリキュアァーーーーーー!!!」
ミラクルメモリーライトを振りながら、絶叫する大友



大友「はっ!?・・・・・・ゆ 夢か・・・・・今日行くの止めようかな・・・・・・・・・・」

65Z41:2011/04/02(土) 15:18:53 ID:PYe1N1ps0
まさかの舞台挨拶復活で急遽書いてみましたw

舞台挨拶中止という事で、舞台挨拶パロも中止のつもりで、なんの準備も無く急遽な上
急用まである中書いた為、前二作に比べイマイチです・・・・っが!一応、舞台挨拶三部作完結ですw

劇場版は一本も書けていないのに・・・・・・・

因みに、三部作に皆勤賞で登場する、楽しみにしていた舞台挨拶がカオスへと向かっても、冷静に突っ込みを入れ
グダグダにならない様に努めてくれる『大友』彼の戦いもこれでお仕舞いですw

そして111氏のエイプリルフールネタキターwww

いやまさかの26連発は脱帽ですw自分もディケイドのネットスピンオフがあった頃、似たような事をやろうとおもってましたw

ブラック家族の声優さん達が、コスプレでスプリント勝負をして、若い沖さんがダントツなんだけど、本名さんがディケイド林原閣下が
新人に負けたとキレる事を恐れ、沖さんを「ダメェー!」と、取り押さえたりとかw

2ちゃんネタは実は自分も余裕が有れば、やるつもりだったんですよw

レインボーメモリーズ第18話予告放映後の、2ちゃんねるアニメ板 プリキュアレインボーメモリーズスレ

381:名無しなんて、ありえな〜い!:2013/06/03(日) 08:32:48.96 ID:fraqvFDg

第二部は七組のプリキュアの続編・・・・だと?・・・・・

382:名無しなんて、ありえな〜い!:2013/06/03(日) 08:34:38.83 ID:JmeLUj7i

しかも行動隊長はイース様・・・・だと?・・・・これで知られざるメモリー編の、予算削減フィルム使い回し連発を許そう・・・・・

383:名無しなんて、ありえな〜い!:2013/06/03(日) 08:36:24.75 ID:idi7NsAX

>>382行動隊長言うなwもうゴーカイ終わって一年だぞwどっちかって言うとディケイドネタを絡ませるべきだろw


こんな感じでw

闇夢タソに関するネタバレも少しあり良かったです、真相を知りたくて悶えてましたからw

因みに、本家ディケイドも降板したメインライターの構想通りなら、終盤はネガの世界で展開されたとの噂です。

そしてmktnwwwやはりmktnはネタにされてこそ完璧wwwww

66ふたりは名無しさん:2011/04/02(土) 20:45:30 ID:4dWWIk8Y0
ディケイドとかゴーカイジャーみたいに過去のヒロインにも変身できるプリキュアの発想、
面白そう、というか面白いのでぜひとも見てみたい。ってか10周年作品で実現しそうだ

67Z41:2011/04/03(日) 16:05:53 ID:SIIAr8E.0
(ゴーカイジャーこのあとすぐのBGMを脳内再生願います)

8:27

オールスターズの声「プリキュア・レインボーメモリーズ!」

このあとすぐ


8:30

まもりは宝石店の入り口の前で、プリズムの輝きを放つ、水晶の指輪を眺めながら、悩んでいた

回想

まもり「うん・・・・・」

かつてセイレーン達が暮らしていた、加音町の時計塔の小部屋。そこにそのまま残されていた
トリオ・ザ・マイナーが使っていた布団で寝ていた、まもりは差し込んできた日射しに目を覚ます。

まもり「もう朝か・・・・・」

布団から出て、セイレーンが何時も町を見下ろしていた、時計塔の時計版の円形の窓の前に立つと
空を眺めながら伸びをする、まもり

まもり「いい青空、虹が似合いそう」

グゥ〜

まもり「あっ・・・・そう言えば昨日から何も食べてない・・・・・・
    どうしよう、一旦メモリアーの宮殿に戻ろうかな・・・・・・」

メモリアー「その必要はありませんよ」

まもり「メモリアー?」

突然、メモリアーからテレパシーが送られ来た

メモリアー「メモリーに入ると、メモリーに無用な干渉をせずに済むよう、常に人気の無い所に出てしまいます
      ボウキャークの送る敵に確実に狙われる事に成るでしょう。
      
      食事などの為に必要以上にメモリーへの出入りをするのは、避けた方がよいでしょう。
      食べ物や生活に必要な物は、現地調達したほうがよいでしょう」

まもり「でも、お金持ってないし・・・・・」

メモリアー「手を出して下さい」

まもり「え?・・・こう?」

まもりが手を差し出すと、次の瞬間、手の平に指輪が現れた

まもり「これは?・・・」

メモリアー「レインボーメモリーズが放つ、プリズムの輝きを受けた石が水晶に変化した
      プリズムクリスタルの指輪です、それを売ってお金になさい」
回想終了

まもり「いいのかな・・・・でもお腹空いたし・・・・・・」

店員「いらっしゃいま・・・・・え?」

まもり「あ・・あの・・・指輪を買って貰いたいんですけど・・・・・」

店員「あ あのね、お嬢さん、子供から宝石を買う事は出来ません。
    お父さんかお母さんと一緒に来てくれれば、買い取りしますよ」

まもり「(やっぱり・・・・)」

回想

メモリアー「もし子供だからと言って、買い取って貰えない時は・・・・」


まもり「・・・・お父さんも、お母さんも居ません・・・・・」

店員「え?・・・・」

まもり「ふたりとも死んじゃったんです・・・・これお母さんの形見で、1人に成ってしまったら
    これを売って生活しなさいて・・・・・もし買ってもらえなかったら私・・・・・ううっ・・・・・・」

泣き崩れるまもり

店員「ううっ・・・御免よお嬢さん・・・・ぜひ買わせて頂きます!」

まもり「お 願いします・・・・」

店員「では鑑定を・・・・・・こ これは!?凄い!!見た事も無い水晶だ!?素晴らしい!!
    100万円で買い取らせて頂きます!!」

まもり「えっ?」

呆気に取られた顔で、札束を手に、宝石店の入り口の外に立つ、まもり

まもり「いい・・のかな・・・ホントに・・・・」

68Z41:2011/04/03(日) 16:07:02 ID:SIIAr8E.0
オープニング

CM

レジェンドプリキュア〜♪ レジェンドプリキュア〜♪
レジェンド、レジェンド♪
レジェンドプリキュア シリィーーズ♪

(オールスターズ・キュアドールと減価版変身アイテムと武器のCM)


ラッキースプーンの前に立つ、まもり

まもり「スイートプリキュアで一番食べてみたいのは、やぱっりコレだよね」

上機嫌で店のドアを開けるまもり

奏ママ「いっらしゃいませ〜♪ラッキースプーンへようこそ♪」

まもり「どれも美味しそう♪」

奏ママ「あら?お嬢さん、見掛けない娘ね?ひょっとして、この町の娘じゃないのかな?」

まもり「え?・・・あっ・・はい・・・ちょっと用事があって加町に来たんですけど
    ここのカップケーキが美味しいて聞いて、寄ってみたんです」

奏ママ「まあ、嬉しい♪どこから来たの?」

まもり「えっ・・えっと〜・・・に 虹のかなたから・・・な〜んて」

奏ママ「まあ、素敵ね♪ウフフフッ」

まもり「アハハハ・・・(奏のお母さんが、変わった人で良かった・・・・)」

場面転換

奏ママ「ありがとう、また来てね♪」

会計を済ませ、商品を受け取り、そそくさと店内を出ようとする、まもりの背に、そう語りかけた

奏太「(チャンス!)」

奏ママが、まもりに気をとられている隙に、ショーケースのケーキをつまみ食いしようとする奏太

まもり「めっ!」

奏太「いっ!?」

後僅かの所で、いつの間にか背後に回り込んでいた、まもりに手首を捕まれ、驚く奏太

奏太「い いつの間に!?全然気付かなかった・・・・って言うか何で分かったの?
    お姉ちゃん、後ろに目が付いてるの!?」

まもり「君のお姉さんは、今大変な事に成ってるんだから、いい子にして、迷惑かけちゃダメだよ、分かった奏太君!」

奏太「へっ?・・・あっはい・・・・」

まもり「それじゃね」

奏ママ「怒られちゃたわね、奏太♪」

奏太「・・・何であの、お姉ちゃん、俺の姉ちゃんの事や、俺の名前まで知ってんだろ?・・・・・」

加音町の公園のベンチに座り、カップケーキを堪能する、まもり

まもり「ラッキースプーンのカップケーキ、思ってた以上に美味しい♪」

「でしょでしょ♪奏っんちの、ケーキは美味しいんだよ〜♪」

まもり「うんホントに・・・・って・・・えぇ!?」

突然話し掛けて来た少女の顔を見て、まもりは思わず驚く

69Z41:2011/04/03(日) 16:08:41 ID:SIIAr8E.0
まもりひ「(響!?)」

響「そうホント美味しいよね〜♪」

その少女はなんと響だった

まもり「(ま まさか・・・いきなり会えるなんて)」

響「はぁ・・・・」

口に右人差し指をあて、物欲しそうに、まもりの膝の上に乗っているケーキの詰まった箱を見つめる響

まもり「(はっ!?これはチャンスだわ!)」

まもり「あの、よかったら食べる?」

響「え?いいのぉ!・・・でも、なんかこれじゃ、ひとりで食べきれない位、一杯ケーキ持ってる娘がいたから
  貰えるかなと思って、話し掛けみたいだしぃ」

まもり「(そう思って話し掛けて来たんだ・・・響らしい・・・・)」

響「でも見ず知らずの私に、折角くれるって言ってるのに、断っちゃ悪いよねぇ♪いただきまぁ〜す♪♪」

勢いよく、両手を箱に突っ込み、両手にそれぞれ一づつケーキを鷲掴みにした

まもり「(いきなり二つ!?響は、相変わらず遠慮知らずなのね・・・・)」

響「う〜ん♪美味しい美味しい♪サイコー♪」

まもり「(いや、そんな事より)あの!」

響「ウェ?な何!?まさかケーキのお金払えって言うんじゃ・・・・ダメダメ!私もう今月のお小遣い全部使っちゃって
  それで奏っんちのケーキも食べたくても我慢してて、そしたらタダで食べれるチャンスかもって思って・・・
  あっ!・・いやそれは冗談だよ!アハハ・・・・・」

まもり「大事な話があるの!」
まもりは、ベンチからすくっと立ち上がり、響に強い口調でそう語り掛けた

響「は はい!なんでしょう?」

まもり「信じられないかも知れないけど、真剣に聞いてね・・・・このままだと貴方達は・・・うっ!」

突然言葉を詰まらせ、喉に左手を当てる、まもり

まもり「(こ・・声がでない!?)」

響え?何、何?話があるんじゃ無いの?」

まもり「(なんで?・・・まさか!プリキュア達に、物語を変える様な事を言わせない力が働いてるの!?)」

響「ちょっと!どうしたの?大丈夫?」

まもり「・・・・・・・」

響「あ〜どうしよう、もう行かないと・・・・遅刻したら奏やセイレーンに何言われるか分かったもんじゃないし・・・・
  ゴメンネ!私もう、行かなきゃ・・・・ケーキありがとう!何か困った事があったら、ラッキースプーンで
  北条響の友達だって言って連絡して貰って、じゃあね!」


まもり「物語はそう簡単に変えられないのね・・・・・ちゃんと作戦を考えなきゃ・・・・・・」

70Z41:2011/04/03(日) 18:27:30 ID:SIIAr8E.0
場面転換 調べの館

響「セーフ!」

ハミィ「アウトニャ!」

奏「5分遅刻よ」

響「ちぇっ、いいじゃん5分位」

奏「そういう安易な考えが、ハーモニーを乱す原因よ!」

響「なによ、自分なんて昨日は怒って勝手に帰ったくせにぃ」

そう、小声で愚痴る響

エレン「そうよ、奏はすぐプッツンして、もういい!って言って、どっか行っちゃうから、ホント厄介よねぇ〜」

奏「ふざけた事言わないで!自分のミスを、私の演奏のせいにしたからでしょ!」

擬人ハミィ「まあまあ、ふたり共ここは、ケンカ両成敗で仲直りするニャ♪」

奏「冗談じゃ無いわよ!そーやってセイレーンを甘やかすから、こんな事に成るのよ!」

エレン「なんだい!その言い方は!まるで私が、困ったちゃんな、お子さまみたいじゃないの!」

響「ハミィ!メイジャランドに帰る時に、帰ったらしっかりセイレーンの教育する様に言っといたじゃん!」

ハミィ「ハニャニャ!セイレーンの前で余計な事言わないでニャ響!」

セイレーン「ハミィ!アンタ!そんな事言われて、分かったニャ♪とか言ってたのかい!!」

「「「ハミィ!!」」」

擬人ハミィ「(ニャニャァ〜!!矛先全部ハミィに来たニャ〜〜!!)」

まもり「やっぱりケンカしてる・・・・」

調べの館へ、4人の様子を見に来たまもり、予想通り険悪なムードを充満させていた4人を見てそう呟いた

まもり「あの・・・」

セイレーン「ハミィ!私がアンタの面倒みてやった恩を忘れたのかい!」

奏「面倒みてやっただって、友達なのに随分恩着せがましいのね」

まもり「あの!」

セイレーン「あん?」

奏「貴方・・誰?」

響「あーっ!?あなた、ケーキの娘!」

擬人ハミィ「ハニャ?ケーキの娘ニャ?」

まもり「響さん、さっきは心配かけちゃて、ゴメンなさい。私、響さんのピアノリサイタルを聞いて
    以来のファンなんです!さっきは緊張しちゃて・・・・」

響へ?・・・私のファン?」

奏「嘘でしょ・・・」

響「ちょっと!嘘でしょ、って何よ!」

まもり「その証拠に・・・・」

そう言うと、ピアノの前に座り演奏を始める、まもり

響「えっ!コレって!?」

奏「響が小学生以来のリサイタルで演奏した曲・・・」

擬人「ハミィ完璧ニャ!」

エレン「響より旨いんじゃない?」

響「何よぉ!」

演奏の手を止める、まもり

まもり「そんな、まだまだ響さんには追い付けませんよ」

71Z41:2011/04/03(日) 18:30:36 ID:SIIAr8E.0
響「ナハハッ、そうでしょう、よく分かってるじゃん!」

奏「えっと・・貴方・・・」

まもり「私の名前は、思井出 まもりです」

奏「そう・・じゃあ、まもりさん、今私達、大事な音楽の練習があるの、悪いんだけど
  響に用があるなら、また後にしてもらってもいいかしら?」

まもり「(私が帰ったら、またケンカする・・・)えっ!?皆で音楽の練習を!?なら見学させて貰えますか!」

奏「はあ!?」

奏「お〜いいねぇ!私の演奏聞かせてあげる!」

奏「ちょっと、響!」

エレン「お嬢ちゃん、お遊びじゃ無いんだよ!私達は音楽の運命掛けてやってんだよ!」

まもり「(よく言うよ・・・・)」

擬人ハミィ「(ハニャ〜、チャンスニャ!この、まもりとか言う娘が居れば、響はイメージが崩れるのを気にして
       奏は恥ずかしいからって、ケンカ出来ないニャ♪セイレーンだけなら文句言いだしてもスルーすればいいニャ♪)」

エレン「あん?何見てんだいハミィ」

擬人ハミィ「ぜひ見ていって欲しいニャ♪」

奏「ハミィまで・・・分かったわ、少しだけなら」

まもり「ありがとう!」


ハミィの狙い通り、響と奏のピアノの演奏と、ハミィとセイレーンのデュエットは順調に進んだ

擬人ハミィ「(ニャニャ、ニャプニャプ〜♪思った通りニャ♪セイレーンも響のファンの前で、見栄を張りたいから
       真面目にやってるニャ♪まもりさまさまニャ♪)」

まもり「(これで少しはハーモニーパワーが高まるといいんだけど・・・・)」

ドリー「大変ドド!!」

響「(ドリー!?やば!まもりが居るのに!)」
突然現れた、ドリーにそれぞれ演奏と歌唱を止め、まもりにドリーを見られない様に
両手で覆う響

響「ハハハッ、ちょっとゴメン!」

慌てて館の外へ出る4人

ハミィ「ドリー、どうしたニャ?」

ドリー「デジタルランドが現れたドド、どうするどうする、キミならどうするドド?」

響「勿論、倒しに行く!ここで決めなきゃ女がすたる!」

奏「気合のレシピみせてあげるわ!」

擬人ハミィ「ニャプ!」

エレン「丁度いいじゃない、ストレス解消にひと暴れだよ!」

まもりの事等すっかり忘れて、町へと走る4人

まもり「・・・・・・・・」

72Z41:2011/04/03(日) 18:31:44 ID:SIIAr8E.0
「何あの人・・・・新手のパフォーマーかな?・・・・・」

無言のまま腕を組み、立ち尽くすデジデューサー(CV:玄田 哲章)
そのアニメのロボット(TFの初代コンボイ似)の様な姿に町の人々は戸惑っていた

デジ「音楽の町、加音町・・・その名の通り音楽に溢れている・・・・だが一つとして
   パーフェクトハーモニーを奏でておらん!!現われよ!プログラムミュ!」

デジデューサーは手の平から、プログラム記号が含まれた緑色に光る光線を、商店町の音楽隊の持つトロンボーンに向け放った

プ「デジーー!」

デジ「シタクナクールプログラムだ!!」

プ「デジーー!」

シタクナクールプログラムの光線を、町中で演奏してい人々に浴びせた

「演奏したくない・・・・・」

デジ「ではパーフェクトハーモニーとは何か教えてやろう、ロボット音楽隊、演奏開始だ!」

ロ「リョウカイ」

町の人々「これがパーフェクトハーモニー・・・・・」

ロボット音楽隊の演奏を聞いた、その場の町の人々は催眠状態に陥っていた


響「デジデューサー!」

デジ「小こりも無く現れたかプリキュア!!」

奏「当たり前よ!」

響「皆から音楽を演奏する楽しみを・・」奏「奪うなんて・・」「「絶対に許さない!」」

「「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」」

擬人ハミィ・エレン「「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」」


メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」


ビ○「爪弾くは○○調べ!キュアビ○!」

シ○「爪弾くは○○調べ!キュアシ○!」

「「「「届け、四人の組曲!スイートプリキュア!」」」」

73Z41:2011/04/04(月) 23:12:20 ID:lihnulAw0
>>66氏こんなのどうでしょう


第三回プリキュア10周年記念TVシリーズ企画案・・・の案

タイトル「プリキュアオールスターズTV」

ブラックホールとの激闘から数ヶ月、更なる強大な敵が現れ、世界は史上最大のピンチを迎えていた。

その敵とは、プリキュアが戦って来た邪悪な者達の、捨て去られた悪の部分が放った怨念の集合体ボウキャーク

怨念から歴代の敵を実体化させ、2012年プリキュアも加わったプリキュアオールスターズと激闘を繰り広げた

世にいうオールスターズ大戦である。

戦いは辛くもプリキュアオールスターズの勝利に終わり、ボウキャークは致命的な痛手を負い眠りに着いた

しかしその眠りは僅かな時に終わった。

目覚めたボウキャークは、人々と妖精やクイーン達そして、プリキュアに変身する少女自信さえからも

プリキュアの記憶を奪った。

そして狙い通り世界からプリキュアという存在は消え去ったかに見えた。

しかし誰よりもプリキュアに憧れる、レインボータウンに住む4人の少女達は

プリキュアの記憶を持ち続けていた!

そして4人の少女達は自分の持つプリキュアの記憶によって、歴代のプリキュアに変身する能力を持った

プリキュアに成り、再び現れたボウキャークに、憧れのプリキュア達に変わり立ち向かうのだった。

自分がプリキュアである事の記憶を失ったプリキュア達の、お気に入りの遊び場でもあるレインボータウン

4人の少女達は、彼女達が本来のプリキュアで有る事を知らずに意気投合する。

プリキュアオールスターズ達も、4人の少女が自分を守る為に戦う中で変身する

歴代プリキュアが、本来自分達が変身していたとも知らずに、彼女達を影で支えるのだった。

果たしてプリキュアオールスターズは記憶を取り戻す事が出来るのか?

そして4人の少女達は、自分達を支えてくれる彼女達こそが憧れのプリキュアである事を

知る日が来るのであろうか・・・・・


また悪い癖がでちゃた・・・・士子ディケイドを投げ出して

レインボーメモリーズやってるのに、また新しい事に気移りするなんて・・・・

74Z41:2011/04/06(水) 01:52:23 ID:JGK5NQXI0
プリキュアオールスターズTV オリジナルプリキュア設定

チーム名:プリキュアオールスターズTV

主人公が、ある日見た不思議な流れ星に、自分とプリキュアに憧れる親友3人が

ず〜とプリキュアへの想いを忘れない様、そして出来る事なら4人が本当に歴代のプリキュアに成れる様

願った事により誕生したプリキュア。

プリキュア自身も含めた全ての人々がプリキュアの記憶を、ボウキャークに奪われても

願いによって記憶を失う事は無く、更に歴代のプリキュアにも変身出来るプリキュアに成ることが出来た。

オールスターズなので、全員が☆モチーフで名前にもスターが入っておりその事から

主人公がプリキュアオールスターズTVと名付けた。因みにTVはいつか4人で、プリキュアとしてTVに出たいという願いを込めた事から。


キュアオールスター

カラー:ピンク

名乗り:集まる星々 キュアオールスター

主人公で典型的なブラック家族体質で、おちょこちょいだが、チームのカリスマ

主にピンク系プリキュアに憧れている


キュアシャイニングスター

カラー:ブルー

名乗り:光輝く星 キュアシャイニングスター

頭脳派のサブリーダー。主人公達と同い年だが、かれんや美希の様に、大人びた顔と体型をしており、言ってしまえばババ(ry

性格も大人びているが、精神的にもろい面もある。

主にアクアやベリーやムーンライト等の青系プリキュアに憧れており、その趣向からか皆の憧れに成りたい気持ちが強い


キュアファンタジースター

カラー:イエロー

名乗り:幻想的な星 キュアファンタジースター

典型的なイエロープリキュアに当てはまる、天然ボケタイプ

番の様にプリキュアのマンガを書いており、プリキュアの様々な幻想を思い描いている。

主にイエロー系プリキュアに憧れている


キュアバーニングスター

カラー:レッド

名乗り:燃える熱き星 キュアバーニングスター

燃える熱血スポ根少女で、女の子がバトルするプリキュアが大好き。

その性格から真っ赤に燃える色のレッド系プリキュアに憧れる


追加戦士はふたり組。ミチカオや闇夢やイースやダークプリキュア等の悪の部分の怨念から

ボウキャークが生み出した少女達で、闇夢やダークプリキュア等に変身し、キュアオールスター達を苦しめるが

ミチカオ達の様に寝返り、新しく現れた不思議な流れ星に願いを叶えて貰い、プリキュアに成る

75Z41:2011/04/06(水) 01:54:51 ID:JGK5NQXI0
スタービ

流れ星の妖精。宇宙を飛ぶ自分に願いを掛けた者に、一度だけ願いを叶える力を持つ。

オールスター達がプリキュアの記憶を奪われず、更にプリキュアに成れたのは、この妖精のお陰。


シュービー

もうひとりの、流れ星の妖精。追加ふたりの願いを叶えプリキュアにする。


プリキュアオールスターズと主人公達の関係

プリキュアオールスターズは、ボウキャークによって自分がプリキュアであった記憶を奪われている為

プリキュアに変身出来ない所か、オールスター達が変身する歴代プリキュアが、本来自分達が変身していたとも知らずに

なぎさがブラックがんばれ!等と応援したりする始末。

オールスター達もプリキュアに憧れてはいる物の、プリキュアに関しては、ボトムやブラックホールや

ボウキャークとの戦いでの目撃や、噂で聞いた事程度の情報しか持っておらず

レインボータウンに遊びに来たプリキュア達と友達に成って、趣味趣向や口癖を知っても

彼女達が本来のプリキュアだと気付く事もなく彼女達と交流して行く事になる。


主題歌

「キラキラkawaii!プリキュア大集合♪〜ver.TV〜」

歌:(五條真由美・うちやえゆか・工藤真由・宮本佳那子・茂家瑞季・林桃子・池田彩)

EDテーマ

「オールスターズDEガンバランスダンス」`

歌:キュアレインボーズ(五條真由美・うちやえゆか・工藤真由・宮本佳那子・茂家瑞季・林桃子・池田彩)withプリキュアオールスターズ33


8:27

プリキュアオールスターズ「新番組 プリキュアオールスターズTV!」

オールスター達「このあとすぐ!」


8:30

世界は史上最大のピンチを迎えていた!

省略

世にいうオールスターズ大戦である!

省略


オープニング入り

集合!

ミラクルみんなくる〜♪

キラキラkawaii大集合〜♪

集合!

ありがとう 皆のおかげだよ〜♪テレビで大集合〜♪

集合! 集合! 集合! 集合!

プリキュアオールスターズ「プリキュアオールスターズTV」

ブリキュア フッ プリキュア!

76Z41:2011/04/06(水) 01:55:50 ID:JGK5NQXI0
脳内麻薬が!脳内麻薬の分泌が止まらない!

ダメだ今はレインボーメモリーズをやらないと!

あっそれと!まとめサイトの管理人さん挨拶遅くなりましたが、宜しくお願いします

何度も挨拶しようとしたんですけど、投下の度に忘れてしまいorz

レインボーメモリーズまで まとめて貰い感謝します

今投下してる分なんですけどタイトルを入れ忘れてしまいorzorz

ですので、もしまとめて貰える場合は

第19話 ギスギス!ますます乱れるハーモニーニャ!

のタイトルでお願いします。

77ケロロ軍曹:2011/04/08(金) 21:47:56 ID:.Nj4FMAc0
プリキュアディケイド ストーリー(妄想)

 13年前に角谷夫妻に託された双子の姉妹・ツカサとナツミの2人は、
今では日本のどこかにある中学に通う中学1年生になっていた。

ある日、2人が自分の部屋のベッドに横たわると、「ふにゅ!?」と不思議な声が。
不思議に思ったツカサが布団をめくってみると、そこにいたのは、
猫とウサギとチワワと子アザラシとリスとフェレットと小鳥をくっつけたような
不思議な生き物だった。
彼の名前はマーベル。ある人物のパートナーとして共に活躍していた次元の精霊で、
2人にある物を渡すために次元を放浪しツカサとナツミの部屋にたどりついたのだという。

その「ある物」とは、世界を邪悪から守り抜いてきた6つの伝説の戦士
「プリキュアレジェンド」の力を封じ込めた小さなカード「プリキュアカード」の入ったケースだった。
彼女達はかつて「暗黒世界ボウキャーク」の世界征服の野望に敢然と立ち向かい、総力を結集して撃退するが、
罠にかかり力を奪われて、今では”伝説の戦士”と呼ばれる存在に。
その力はこのプリキュアカードに形を変えて、ケースに収められているという。

そして、ボウキャークが再び世界征服を開始したということをツカサたちは聞いたのだった。

「プリキュアレジェンドの力を今こそ使うとき!」
「今度はあたしたちが世界を救う番よ!」

マーベルの意見に同意した2人は、7番目のプリキュアとしてボウキャークと戦うと決意。
マーベルからカードと共にもらった変身育成ゲーム機『プリキュアウォッチ』(略してキュアッチ)で
カードの力を解放し、2人は新たなプリキュアに変身、そして歴代のプリキュアレジェンドに次々と変身して
ボウキャークの野望に挑んでいく!!

78Z41:2011/04/10(日) 09:26:54 ID:eLA29/B60
メロディ「行くよリズム!」

リズム「OK!」

手を繋ぎ同時にジャンプする、メロリズ

シ○「ビ○私らも負けてらんないよ!」

ビ○「ニャ!」

同じくふたりも、手を繋ぎ同時にジャンプした

メロリズ「プリキュア・スイートハーモニーキック」
ビ○シ○「プリキュア・スイートハーモニーキック」 

ダブル・プリキュア・スイートハーモニーキックお見舞いされ、ふっ飛ぶプログラムミュ

「デジーー!!」

デジ「ほお、パーフェクトには、まだまだだが、少しはましなハーモニーを奏でられる様だな
    ならばロボット音楽隊、戦闘開始だ!」

「リョウカイ」

演奏モードから戦闘モードへと変形するロボット音楽隊

デジ「奴らがハーモニー出来ぬ様、引き離せ!」

「リョウカイ」

数体のロボット音楽隊がプリキュアに襲い掛かる

リズム「演奏だけじゃ無くて戦えるの!?」

メロディ「ウェ〜、なんか気味悪い」

メロディとリズムを引き離そうと、ふたりに掴み掛かるロボット達

メロディ「ちょっと!離してよ!気持ち悪い!」

リズム「冗談じゃないわ!なんのつもり!」

ビ○「ハニャニャ〜!」

シ○「何気安く触ってんだい!私を誰だと思ってんの!皆の憧れセイレーン様よ!」

同じく、こちらのふたりも掴み掛かられていた

そのまま、ロケット噴射でそれぞれ別の方向に飛び、コンビを引き離した
ある程度距離を取ると、空中でプリキュア達を放した

メロディ「あたっ!」

ビ○「ハニャ!」


リズム「あっ!」

シ○「つうっ!」

メロディとビ○、リズムとシ○に別れてしまった

ビ○「ハニャ!早くリズム達のとこに行くニャ!」

デジ「そうはさせん!」

デジデューサーがそう言うと、メロディ達の前にプログラムミュが
リズム達の前にロボット音楽隊が、それぞれ立ちはだかった、

メロディ「邪魔しないでよ!」


リズム「こうなったら、このまま戦うしかないわ!」

シ○「はあ?」

リズム「はあ?って何よ!」


メロディ「早速ケンカしてるよ・・・・」

ビ○「ニャ〜・・・・やっぱり、まもりが見てるから仲のいいふりしてただけだから
   ハーモニーパワーはアップしないのニャ〜・・・・」

メロディ「へっ?・・・それどう言う事?」

ビ○「しまったニャ!?」

メロディ「私達がケンカしない様、私のファンを利用したって言うの!?」

ビ○「悪気はなかったニャ!」

メロディ「見損なったよハミィ・・・・」

ビハ「ニャ〜!響ぃ〜!」

79Z41:2011/04/10(日) 09:29:23 ID:eLA29/B60
デジ「なんと言う不快なハーモニーだ!見るに耐えん!サッサと始末しろ!」


「待ちなさい!」

絶対絶命の危機の中、何者かの制止の叫び声が響いた

デジ「むっ?」

デジデューサーとプリキュア達は、声のした方向を一様に注目した。
そこは時計塔の屋根だった、そしてそこに立つ叫び声の主の姿に、プリキュア達は一様に驚愕した

メロディ「嘘でしょ!?」

リズム「どうなってるの!?」

ビ○「ニャニャんとーー!?」

シ○「誰だい?こんなふざけた真似してるのは!!」

デジ「顔を仮面で隠しおって、貴様何者だ!」

「仮面のプリキュア・・・キュアミューズ・・・・」

シ○「ふざけんじゃないわよ!偽者よ!」

ビ○「そうニャ〜!」

「そう私は偽者・・・これは仮の姿・・・・」

デジ「なんだと?では真の姿を見せよ!」

「ええっ、そのつもりよ!」

ミューズの姿が、虹色の光りに包まれ変化して行き、光がスゥと消えた

メモリー「これが私の真の姿!思い出の虹を描く者キュアメモリー!」


メロディ「キュアメモリー!?・・・なんか私と名前似ててややこしい・・・」

ビ○「ハミィ気にするのそこニャ?」

リズム「プリキュアってまだ居たの?」

シ○「あんな奴聞いた事もないよ!」

デジ「新手のプリキュアか?だが、一人でハーモニーなど出来まい!」

メモリー「確かに私はひとりだけど、プリキュア達の思い出とハーモニー出来るわ!」

デジ「たわけた事を、ではそのハーモニー見せて貰おうか!ロボット音楽隊、奴を集中攻撃だ!」

「リョウカイ」

時計塔の屋根のうえの、キュアメモリーに一斉に襲い掛かるロボット音楽隊

メモリー「はっ!」

屋根から飛び降り、自らロボット音楽隊に突っ込むメモリー

メモリー「はっ!たあ!」

落下方向に居る、ロボットをパンチとキックを食らわせ、道を開けそのまま華麗に着地した

ロボット音楽隊も着地し、メモリーに威嚇の姿勢を見せていた

メモリー「プリキュアの思い出とのハーモニー演奏開始よ!」

左手にレインボーPodを右手にレインボーメモリーカードを持ち、力強くそう言い放った

メモリー「そんなにパーフェクトにこだわるなら、こっちも完璧にこだわるプリキュアで行くわ!」

そう言うと、レインボーPodのカードスロットに、レインボーメモリーカードをセットし、ボタンを押した

メモリー「プレイ・メモリー!」

スピーカーから美希の音声「チェーンジィ!プリキュアビートアップ!」

メモリー「メモリー・シンパシー!」
(例のBGMの脳内再生はここでは結構ですw)
メモリー・ベリー「ブルーのハートは希望のしるし、つみたてフレッシュ、キュアベリー!」

ビ○「ハニャ〜!?」

メロディ「ウェ!?どうなってんの?なんで、姿が変わってんの?」

リズム「姿だけじゃなくて、名前も・・・違うプリキュアに変身したって事なの?」

シ○「だとしたら、ひとりだけズルいじゃないか!それになんだい、あの派手な格好は!
   私より目立ちゃって気に入らないね!」

80Z41:2011/04/10(日) 09:30:40 ID:eLA29/B60
Mベリー「あたし完璧!」

デジ「完璧だと?笑わせるな!ロボット音楽隊!」

ジリジリとメモリー・ベリーに迫る

Mベリー「ブルン!」

リンクルンのホイールを回し、そう叫ぶと、液晶画面からブルンが現れ、Mベリーを指揮者にお着替えさせた

Mベリー「さあ、演奏を始めましょう!」

そう言うと指揮棒を振り始めた

「アアアッ・・・エンソウシナキャ・・・」
演奏を始めてしまう、ロボット音楽隊

デジ「なんだと!?」

Mベリー「テンポアップ!」

指揮棒を振るスピードをアップした

「スコシハヤスギデス!」

Mベリー「まだまだ早くなるわよ!」

「アアアッ・・ダメデス!コショウシチャ・・・・」

煙を吹き、バタバタと倒れて行くロボット音楽隊

デジ「醜態をさらしおって!!プログラムミュ!!」

「デジーー!」

メモリー・ベリーに突進するプログラムミュ

Mベリー「はっ!」

指揮者からベリーにもどると、素早く天高くジャンプした

Mベリー「プリキュア・キィーーック!」

「デジィーー!」

吹き飛ぶプログラムミュ

Mベリー「フィナーレよ!」

レインボーメモリーカードをスロットにセットし、ボタンを押した

「プレイ・メモリー!」

ベリーの音声「プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ!」

「メモリー・シンパシー!」

Mベリー「響け希望のリズム!キュアスティック、ベリーソード!
      悪いの悪いの飛んで行け!プリキュ・・ひっ!?」


突然動きを止め、震え出すメモリー・ベリー

Mベリー「いや〜タコ〜!」

そう叫び、走りだし、建物と建物の間に隠れ、建物の角を両手で掴みながら、顔を半分出して、震えていた

ビ○「タコニャ?」

メロディ「あのたこ焼き屋のタコが怖いのかな?あんなに美味しそうなのに・・・」

ビ○「アホかぁーー!なにやっとんじゃぁーー!!」

Mベリー「そうか・・・・メモリー・シンパシーでベリーのタコ嫌いのメモリーまで身についたから・・・・
    やっぱりmktnは完璧じゃない・・・・プレイ・メモリー・・・・」

81Z41:2011/04/10(日) 09:32:12 ID:eLA29/B60
せつなの音声「チェーンジ!プリキュア、ビートアップ!」

パッションに変身し、建物の隙間から、飛び出し名乗りを上げる

Mパッション「真っ赤なハートは、幸せのしるし!熟れたってフレッシュ、キュアパッション!」

メロディ「また〜!?」

ビ○「ニャプニャプ〜!」

シ○「どんだけ目立てば、気が済むのさ!」

Mパッション「相手がロボットで、プログラムとかデジタルとか言ってるなら、やっぱりコレよ!」

デジ「中々面白いハーモニーだ、だがもう聞き飽きた!やれ!」

デジーー!

襲い掛かるプログラムミュ

Mパッション「アカルン!」

アカルン「キィー!」

(ここでレジェンド戦隊ゴーカイチェンジBGMお願いしますw)

テレポートでかわすMパッション

デジ?

Mパッション「プリキュア・キィーック!」

プログラムミュの頭上に現れプリキュア・キックをお見舞いした

デジィーー!

更に今度はプログラムミュの懐にテレポートした

Mパッション「プリキュア・パァーンチ!」

デジィーーー!

ふっ飛ぶプログラムミュ

Mパッション「今よメロディ!」

メロディ「へ?・・あっ!はいはい!」


メロディ「奏でましょう、奇跡のメロディ!ミラクル・ベルティエ!」

メロディは両手の指を鳴らしながら、掛け声を発した

「おいで、ミリー!」

「翔けめぐれ!トーンのリング!プリキュア・ミュージックロンド!」     

「三拍子!1・2・3 フィナーレ!」

デジ・・・・・

プログラムミュは眠りに着き元のトロンボーンに戻った

ビ○「やったニャ♪」

デジ「いい気に成るな!予想外の不協和音にパーフェクトハーモニーが乱れただけだ!次はこうはいかんぞ!!」

82Z41:2011/04/11(月) 15:18:43 ID:A9WTClSo0
遅くなりましたが、ケロロ軍曹氏乙です

いやまさかアニメ終了後の、軍曹殿の新たな活躍の場がこのスレになるとは

思いもしませんでした!光栄であります!

えっ?・・・ケロロ軍曹はハンドルネームで、本物のケロロ軍曹な訳ないだろ?

も 勿論冗談ですよぉ〜本気にする訳(ry

つまらん前置き失礼しましたw

本スレに以前、設定を投下した方と同じ人て事でいいのかな?(ディケイドのカイザ風)

ボウキャークの設定を、使えって貰えたのは光栄です

ボウキャークは以前言った様に、忘却をもじった物で

レインボーメモリーズでは思い出の敵は忘れる事から

オールスターズTVではプリキュアの記憶を忘れさせる事から

とにかく忘れられると言う事がコンセプトのキャラであり

そして同時にボウキャーク自身にとってはコンセプトである、忘れらる事が

背負った十字架でもあり、それが物語の根幹とも言えます

(ここまで語るのは見てて気持ち悪い自覚ありw)

育成型変身アイテム・・・ちょっとコレヤバいですよ!

育成ゲームで歴代プリキュアを育成、そして育成した分だけ

そのプリキュアに変身したら強く成る・・・これは確実にイク!

関係者様、もし見ていましたら、商品化宜しくお願いします!

商品化の際はケロロ軍曹氏と、スレの発起人で有ります私に

心ばかりの企画協力料など頂けますと・・・・

「ラ・イ・ジ・ン・グ」

わ〜!!すいません!すいません!!二度と神にたかる様な事はしません!!!


後、妖精マーベル。歴代の妖精をマーブルスクリューする発想は無かった!

パートナーだった、ある人物とはまさか?・・・・

しかし寄りによって、ベットの下に現れてしまうとはw

もしツカサ達がオモイッキリ、ベットにダイブしていたら、マーベル圧死で世界終了w

83Z41:2011/04/14(木) 23:35:42 ID:eDTheUGE0
撤退するデジデューサー達

メロディ「ありがとう!えっと・・たしかキュアメモリーだっけ?」

リズム「・・・良かったら、正体を教えて貰えるかしら?」

シ○「そうよ!私を差し置いて、あんだけ目立っといて、コソコソするんじゃないよ!」

リズム「勿論、私達も正体を教えるわ」

変身を解除するリズム

メロディ「私も!」

Mパッション「ええっ、いいわよ」

変身を解除して判明した、キュアメモリーの正体に響達は驚かずにはいられなかった

奏「貴方!?」
響「うえぇ〜〜!?」

シ○「あんた!いくら響のファンだからって、ピアノだけじゃなく
   プリキュアまで真似するんじゃないわよ!」

ビ○「ピアノと一緒で、プリキュアも真似しても、響本人より上手ニャ♪」

響「ハミィィ〜!!」

ビ○「冗談ニャ!!」 シ○の後ろに隠れるビ○

まもり「響ゴメンね・・・・」

響「へっ?何が?」

まもり「貴方のファンなんて言って近づいて・・・・
    本当は貴方達がプリキュアだって知ってて、助ける為に・・・・」

響「う〜うん・・・まもりのお陰で助かったよ! ありがとう!」

まもりの右手を両手でギュッと握る響

まもり「響・・・・」

シ○「あ〜あ、ホント響は誰とでも、すぐお友達になっちゃうんだから・・・・」

ビ○「それが響のいいとこだニャ!セイレーンだってサクラに化けた時
   目的を忘れて、響とお友達になっちゃったニャ♪」

シ○「やっかましいわ!!」

奏「・・・・・・」

場面転換

夕日の中、住宅街の路地を歩く響達、ハミィとセイレーンは猫に戻り、塀の上を歩いていた

響「キュアメモリー凄いよねぇ!ひとりで色んなプリキュアに変身出来るなんて!
  まだ他にも色々変身できるの?」

まもり「ええっ、まだまだできるわよ」

セイレーン「まだまだ、だって?どんだけ目立てば気が済むのさ」


奏「ねぇ・・・ハミィ・・・・」

ハミィ「ニャプ?」

奏「ハミィはメイジャーランドに伝わる、プリキュアの伝説に詳しいのよね?」

ハミィ「もちろんニャ♪」

奏「キュアメモリーみたいな、色々なプリキュアに変身出来る
  プリキュアの話聞いた事ある?」

ニャプ「ないニャ〜、だからハミィも驚いたニャ〜!」

響「セイレーンだって色々変身出来るんだから、目立ちたいなら
  テレビに出ようとした時の、あの派手な衣装で戦えばぁ〜」

セイレーン「やっかましいわ!人の黒歴史を掘り返すな!!」

まもり「ウフフフッ」

奏「そう・・・・」

奏は、楽しそうに談笑する響の後ろ姿を、哀しげな目で見つめながら、そう呟いた

84Z41:2011/04/14(木) 23:38:26 ID:eDTheUGE0
次の日、日曜日である為、昼から調べの館に集まり、ハーモニーパワーアップの
為の特訓である、響と奏のピアノ協奏に乗せたハミィとセイレーンのデュエットが行われていた。

まもり「・・・・」

ケンカも無く、特訓は順調に行っていたが、椅子に座り
その様子を見つめていた、まもりの心中は複雑だった

音吉「・・・ずれとる」

まもり「(音吉さん?)」

音吉「お嬢さんも、そう思っとるんじゃろ?」

まもり「えっ!?」

そうさりげなく言うと、立ち去ってしまう、音吉

まもり「流石が音吉さん・・・・」

そう呟いて、パイプオルガンに目をやる、まもり

まもり「あっ!?」

それと同時にそう声を上げた、猫がオルガンの鍵盤の前の椅子に立ち
今にも鍵盤の上にジャンプしようとしていたからだ

まもり「(不味いわ!オルガンが急に鳴って、演奏が止まったら、またケンカしだすかも!)」

そう思ったかと同時に、一瞬にして、猫に迫り猫を掴む、まもり

まもり「フゥ・・・駄目よ猫ちゃん!」

猫「ニャアー!ニャアー!」

突然大きな声で鳴きだす猫

擬人ハミィ「ニャ!?」

それに反応し、ハミィが猫に戻ってしまう

ハミィ「ニャアー!ニャプ!ニャ〜♪」

エレン「なにやっとんじゃーー!!ハミィー!!」

ハミィ「ハニャ?・・・猫の鳴き声につられたニャ〜」

猫「ニャアー!ニャアー!」

まもり「そんなぁ・・・」

折角、猫がオルガンを鳴らすのを防いだのに結果的に、演奏の邪魔をしてしまった事に落胆する、まもり

エレン「アンタの仕業かぁー!そんなに私より目立ちたいんかー!
    私の何がアンタの対抗心に火を着けたぁ!いってみろぉーー!」

まもり「わざとじゃ・・・猫がオルガンの鍵盤に・・・・」

響「エレン!まもりは、特訓が上手く行く様、気を使ってくれてるんだよ!」

エレン「分かったわよ・・・何よ・・・私より新しく出来た、お友達の方が大事だっての・・・・」

奏「・・・・・・」

気を取り直して、特訓を続ける響達

まもり「(もう何も起こらなければ、いいんだけど・・・・)」

そう呟いて、再びオルガンに目をやる、まもり

まもり「あっ!?」

85Z41:2011/04/14(木) 23:40:01 ID:eDTheUGE0
目をやると同時に声を上げる、まもり。なぜなら今度はオルガンの前に
太郎似の犬が居たからだ

まもり「(言った側から!?)」

犬の元へ駆け様とする、まもり

まもり「(はっ!?ひょっとして、これって物語が私を排除する力が・・・・
    もしそうなら、また止めようとしたら・・・・)」

犬をスルーする事とし、成り行きを見る、まもり

案の定、調べの館におよそ演奏とは呼べない、雑音とも言える
パイプオルガンの音色が響いた

響「ウェ!?なにぃ?」

またネコに戻ったハミィ「ハニャニャ、ニャプニャニャ〜♪音感がおかしくなってしまったニャ〜♪」

エレン「いいかんげんにせいやぁーー!!わだかまかりが有るなら
    蹴り付けるかぁーー!!ここで決めなきゃメスネコがすたる!!」

まもり「そこまで言うなら、受けて立つわ!・・・
    じゃなくて!今度は犬が来て止めようとしたけど、また・・・・」

ジャーン!!

耳に刺さる様なピアノの音が、まもりの言葉を遮った。奏が力一杯
ピアノの鍵盤を両手で叩いたせいだ


奏「もういい・・・・・」

響「・・・奏?」

奏「まもりさん・・・貴方・・・・デジタルランドから送られたスパイなんでしょ?」

まもり「・・・え?・・・・」

響「奏!?」

奏「デジタルランドが現われると、同時に貴方が現れた・・・・ただの偶然かしら?」

響「何言ってるの!?デジタルランドが現われたから、まもりは助けに来てくれたんだよ!」

奏「だったら、なんでマイナーランドと裏で操っていた者達との戦いの時
  助けに来なかったの?わざわざミューズの姿で現れたなら
  その時の戦いを知ってるって事でしょ?」

まもり「それは・・・・(ミューズに変身して助けに入った方が
     物語に馴染みやすくなると思ったのが裏目に・・・・)」

奏「ハミィとセイレーンも貴方みたいな、一人で色々なプリキュアに変身する
  プリキュアなんて聞いた事が無いって言うし
  モジューレやフェアリートーンを持っていないのも、おかしいわ
  
  何よりキュアメモリーっていう名前・・・音楽と全然関係無いわよね?
  むしろメモリーはプログラムを記録させるとか
デジタルランドに関係してそうな名前よね?」

響「奏!止めてよ!!」

まもり「(・・・反論しなきゃ!・・・でも言葉が出ない・・・・どうして?・・・・」

自分でも気付かない内に、その目には薄らと涙が浮かんでいた

奏「特訓の邪魔をするのも命令なの?」

響「何言ってるの?あれは猫や犬のせいで、逆に
  まもりは特訓の邪魔されない様に気づかってくれたんだよ!」

奏「猫や犬が調べの館に、入り込んで来るなんて珍しい事だわ
  なのに立て続けに入り込んで来るなんて、誰かが仕組んだとしか思えないわ」

響「いい加減にして奏!!」

エレン「それか、その娘がよぽっどの疫病神だったりしてね」

響「セイレーン!!」

エレン「フンッ!」 そっぽを向くエレン

まもり「うっ・・・・・」

響「まもり!?」

涙が溢れそうな顔で、調べの館を飛び出してしまう、まもり

響「待って!!」

奏「駄目よ!!」

響の右手を掴み、止める奏

響「はなしてよ!!あんな酷い事を言われて、まもり可哀想!!」

奏「そう思うなら、追わないで!酷い事を言ったのが無駄になるわ!!」

響「・・・・どういう事?・・・」

86Z41:2011/04/14(木) 23:45:29 ID:eDTheUGE0
響が耳を傾けると、無言のまま、掴んでいた響の手を離し背を向ける奏

奏「デジタルランドのスパイかもって疑ってるのは本気よ・・・・・
  でももし、あの娘が本当に私達を助けるために来てくれたなら
  酷い事を言われても、戻って来てくれるはずよ・・・・」

響「まもりを試すって事?・・・・」

奏「・・・・親友から友達を、簡単に奪う訳には行かないでしょ・・・・・」

響「奏・・・ありがとう・・・・」

エレン「ハンッ!まったく、アンタ達は甘いんだから・・・・」

ハミィ「でも、そのお陰でセイレーンは友達にしてもらえたニャ♪」

エレン「や・・やかましいわ・・・・」


何処を目指すわけでもなく走っていた、まもりは気が付くと調べの館のそばの
空き地に来ていた。
そして涙を拭いながら、なぜ反論も出来ず飛び出してしまったのかを考えていた。

まもり「・・・・何も言わずに飛び出したんじゃ、スパイだって認めた様な物だわ・・・・・
    今まで遠目から見ているだけだったプリキュアと、直接会う事が出来て
    友達にも慣れたのに、突然拒絶されたのがショックで・・・・・」

パチパチ

その時突然、何者かの拍手が響いた

まもり「!?」

イース「心地のいい、不幸のメロディだ」

拍手の主は、せつなが捨て去った悪の部分が放った怨念から、ボウキャークが
実体化させたイースだった。
嘲笑う様な薄ら笑みを浮かべながら、嫌みを込め、まもりにそう語り掛けた

まもり「不幸を嗅ぎつけて来るなんて、貴方らしいわね」

イース「フッ、この加音町は幸せのメロディに溢れていて虫酸が走る
    そう、まるで四つ葉町に居るかの様で、ウンザリしていた所だ・・・
    だから貴様の奏でる不幸のメロディをもっと聞かせて貰おう、アンコールだ」

まもり「残念だけど、もうフィナーレよ!プリキュア・レインボー・ピクチャー!」

メモリー「思い出の虹を描く者!キュアメモリー!」

イース「ダーク・ブレスレット!!」

イースが右腕を頭上に伸ばし、そう叫ぶと、右手首に3つのダークブレスレットが現れた

イース「この前のはオーベルテューレ(序曲)だ、そして今度はクライマックスだ!!」

そう言い放つと同時に、トリプル・ダークブレスレットで
前回以上に増したスピードでキュアメモリーに襲い掛かった

87Z41:2011/04/16(土) 19:34:38 ID:S1LrsHCM0
メモリー「早い!?」

一瞬で懐に潜り込まれてしまったキュアメモリー

イースは、ほくそ笑むと同時に、右腕を腰から頭上まで勢い良く半回転させた。
次の瞬間キュアメモリーの体は宙を浮いていた。

イースが右腕を半回転させた際、キュアメモリーの胸ぐらを掴み放り投げたからだ

メモリー「!?」

イース「はっ!」
天高くジャンプし、一瞬の事に驚くキュアメモリーに容赦なく迫るイース

イース「ハアッ!」

上昇の勢いを乗せた協力な膝蹴りを、メモリーの腹部にお見舞いした

メモリー「あぁっ!!」

イースは更に、背中めがけ、両手を組み合わせ振り下ろした

メモリー「うっ!!」

勢い良く落下するメモリー。そのまま地面に叩き着けられた

メモリー「くうぅ・・・・」

イース「ハアァーー!!」

地面のメモリーめがけ、急降下しながら、右の拳を肩の後ろに引くイース

イースが着地すると同時に、トリプル・ダークブレスレットでパワーが増幅された
強力なパンチの衝撃で地面から爆発にも似た土埃が舞った


イース「チィ・・・」

土埃が消えると共にイースは舌打ちをした。予想していたはずの
横たわるキュアメモリーの姿が、そこに無かったからだ

イース「バカな奴だ、おとなしくとどめを刺されていれば幸せだった物を。
    パワーもスピードも私の方が圧倒的に上だ、これ以上戦っても不幸に成るだけだ
    まあ私はその方が楽しめるがな」

イースは、悪意に満ちた薄ら笑みを浮かべながら、そう言った

メモリー「確かにパワーもスピードも私より上だけど、戦いはそれだけじゃ勝てないわ!」

イース「下らない負け惜しみを」

メモリー「下らない負け惜しみかどうか試してみる?プレイ・メモリー!」

ほのかの音声「デュアル・オーロラ・ウェイブ!」

メモリー「メモリー・シンパシー!」

(例のBGM脳内再生ズンズンだw)

メモリー・ホワイト「光の使者、キュアホワイト!」

Mホワイト「(ハミィの声真似で)ニキニキ!戦法修行ニャ♪」

イース「ふざけるなあぁー!!」

猛スピードでメモリー・ホワイトに迫るイース

Mホワイト「まずは技!」

スピードに乗せたパンチを、顔面めがけ放ってきたイースを、メモリー・シンパシーで身に付けた
キュアホワイトの十八番である、回転のによる回避でかわし

更に回転したまま、左手で、イースの右手首を掴み、右手を胸のレッドダイヤにあてると
もう一つのホワイトの十八番である合気投げを繰り出した

宙を舞うイース
イース「くっ!」

何とか、うまく着地したイースは再び猛スピードで突進して来た
すかさず、次のレインボー・メモリーカードをレインボーPodのスロットにセットした

88Z41:2011/04/16(土) 19:36:59 ID:S1LrsHCM0
Mホワイト「プレイ・メモリー!」

いつきの音声「プリキュア!オープン、マイハート!」

Mホワイト「メモリー・シンパシー!」

メモリー・サンシャイン「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!」

Mサンシャイン「次は防御!サンフラワー・プロテクション!」

メモリー・サンシャインの周囲に、金色に輝く、ドーム状のエネルギー膜のバリアーが張られた

イース「こんな物!ハアァー!!」

バリアーにパンチの連打を打ち込むイース。バリアーに徐々にヒビが入り始めた

イース「たあっ!!」

イースが気合いをこめた一撃を加えると、プロテクションは粉々に成ってしまった

イース「今の私の前に、防御など無意味だ!」

そう言い放つと、飛び付きながらのハイキックをメモリー・サンシャインのヘソだし腹部めがけ放った

Mサンシャイン「これならどう!サンフラワー・イージス!」

メモリー・サンシャインが両手を胸の前に突き出し、そう叫ぶと、ひまわりを模した
金色に輝く、巨体なエネルギー膜の盾が現れ、イースのキックを受け止めた

イース「偉そうな事を言っておいて、随分情けないじゃないか
    殻に籠もって、逃げ隠れするカタツムリと変わらない」

先程から、パンチとキックを食らわせても、中々砕けそうに無い
サンフラワー・イージスに苛立ち、嫌味を言うイース

Mサンシャイン「じゃあ、そろそろ攻撃に移ろうかしら!サンフラワーイージス・インパクト!」

Mサンシャインがそう叫ぶと、サンフラワーイージス・インパクトが、イースめがけ勢い良く迫った

イース「何!?ぐあぁ!!」

サンフラワー・イージスに吹き飛ばされるイース

Mサンシャイン「プレイ・メモリー!」

サンシャインの音声「プリキュア!ゴールド・フォルテ・バースト!」

Mサンシャイン「メモリー・シンパシー!」

Mサンシャイン「集まれ! 花のパワー!シャイニータンバリン!
         花よ舞い踊れ!プリキュア・ゴールド・フォルテバースト!」

イース「くっ!」 イースをゴールド・フォルテバーストが捕えた

Mサンシャイン「はあぁーー!」 すかさずシャイニータンバリンを回すMサンシャイン

イース「ああぁ・・・・」

宙に浮く、巨大なひまわり型のエネルギー体に捕われたイースが浄化され様としていた

89Z41:2011/04/16(土) 19:40:49 ID:S1LrsHCM0
イース「まだ・・だ・・・はあぁーー!!」

ダークブレスレットのダイヤから紫色の光が放たれると、ひまわり型のエネルギー体が、かき消された
着地し方膝を着くイース

イース「はぁ・・はぁ・・・・クライマックスは此処までだ・・・次はフィナーレだ・・・・・」

弱々しく立ち上がると、そう捨て台詞を吐いて立ち去ったイース


場面転換 デジタルランドの地下基地

デジ「ついに完成したか・・・これさえあれば、我先祖達の長きに渡る悲願が成就される!!」

謎の装置の前で、腕を組み立つデジデューサーは、力強くそう言い放った

−CM−

メモリー「プリキュア・レインボーメモリーズのDVDとブルーレイと
     ビデオ・フラッシュメモリーROM(2013年にはこんなメディアが出てそうw)で発売されるよ!
     7組のプリキュアと私のメモリーを、永遠に残してね☆プリキュア・レインボーピクチャー!」


キュア・レインボーズ「「「「「「「私達、歴代プリキュア歌手が10年分の思いを込めて歌う
                 プリキュア・レインボーメモリーズの主題歌&エンディングのCDが発売中!みんなよろしくね☆」」」」」」」

−ED−
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/1261/1277301414/528

タータタッター♪
まもり「次回、プリキュア・レインボーメモリーズ」

奏「デジデューサーが世界中の人々に向けて、シタクナクナール・プログラムを発射する装置を
  使おうとしてる!絶対に止めなきゃ!!でも響が、まもりさんをスパイだって決め付ける
  私達に怒って、まもりさんと、ふたりで戦うって居なくなってしまうの・・・・」

まもり「どんなにケンカしても、心の底ではつながっている、そんな貴方達の、心が通じ合うハーモニーは
    パーフェクトでも、心の通じ合っていないロボットのハーモニーになんか負けない!
    受けてみなさい!これが私達のハーモニー!!」

まもり「ババーン!完成!レインボー・スイート・フルハーモニー!これが私達のハーモニーニャ♪」 

第20話 ババーン!完成!レインボー・スイート・フルハーモニー!これが私達のハーモニーニャ♪

(ゴーカイのガオレン回の予告の破邪百獣剣発動シーンのカット的に
レインボー・スイート・フルハーモニーの両サイドのグリップを、それぞれ両手で掴むキュアメモリーの

右側にメロディとビート(ハミィ)左側にリズムとシンフォニー(エレン)が並び、それぞれが
両サイドのグリップを掴むメモリーの、左右の手の甲に手を重ねている、カットが入る)


ナレ「プリキュア・レインボーメモリーズは、楽しい時を作る企業バンダイと」         

            提供

           バンダイ

「御覧のスポンサーの提供でお送りしました」

            提供

           講談社
        McDonalds
 アキレス
  sun-star

[エンドカード] またみてね☆


[題名のない音楽会・第二楽章]          このあとすぐ!

90Z41:2011/04/18(月) 21:59:21 ID:L5kn6FR60
ネタバレktkr・・・・・

やはり現段階でスイートの続編なんてやるんじゃ中田・・・・・今年はネタバレ厳重だとオモテタのに・・・・

91111:2011/04/21(木) 20:25:28 ID:dAWlNrWMO
今読み終わりました。皆さん乙でした。感想など一気に…

>>777
大変な状況の中特に乙でした。
藤P先輩が黒幕だったり、ピーサードが漢を見せたりと、ストーリー構成力に感嘆しました。
エイプリルフールネタ、アクアさんは、約束の時間寝過ごしちゃったんですよ。それで置いてく四人も薄情ですが。
ダークアクアどうしてたんだとかエクスプロージョンできねーじゃねーかとか、その辺はギャグですから、ね。どうか気にせず…

>>GATEZONE氏
よく考えたらハートキャッチの世界をしっかり書かれたのは氏がお初ですね。私が常に苦しんでいる妖精の扱いもなんなくこなしておられすごいです。

>>241
あいにくと地元ではマギカの放送がないので実際に見たことがありません。悪しからず。
そして懐かしの美形会議ネタですね。今後SNKが格闘ゲームをリリースしないと聞いて落ち込みましたね。

>>主氏
自由な発想で次々にアイデアを生み出す力はさすがです。
実は美希たんにはもう一つネタがあったんですがね。
本当に地獄三兄弟入りした美希たんが兄貴塩、弟味噌、妹豚骨で乾杯してやさぐれるものの、影山が美少女と寝食共にすることにどぎまぎし出し、兄貴は妹が出来たことで徐々に金色ぽくなるという…
たださすがに美希たんネタばかりになってしまうので、ボツにしました。

92Z41:2011/04/24(日) 16:52:47 ID:gpbxdnks0
111氏感想投下乙です。本来なら、主である自分が真っ先に感想投下すべきなのに・・・・・・・・・

今私は滅びの現象に襲われてまして(毎回の様にそんな事言ってないか?という突っ込みはご容赦下さい・・・・・)

777氏や、未だ非難所暮らしの方に比べれば生ぬるい物ですが、それに加え体調不良のコンボという
アンクに、うんざりなんだよ!っとぶん殴られそうな、厄介なコンボをしてしまい・・・・・・・

話は変わりますが、mktnネタはまだあったんですねwwwあれだけスタイルを気にするmktnが
一番太りやすい豚骨ラーメンを食べるとはw完全にやさぐれ闇に落ちてるwww

mktnは顔も体も声も精神年齢も、どみても20代だから弟もドギマギするし
兄貴も数年前いた妹を思い出し金色に成りますわなw

>自由な発想で次々にアイデアを

いやあ、もう発想しかないですから自分は、111氏や他の作家さんの様に
しっかり作りこんで物語を作れないですし・・・・・

最近要約克服したものの、固定観念に縛られて、発想の幅が狭まると言う弱点も有りましたし・・・
111氏の、ナイトメアの黒仮面等をオリキュア幹部が仕様する描写を見たときは目から鱗でした

自分だったら黒仮面はナイトメアしか使えないという固定観念に縛られ、決して出てこない発想でした!
(これだけ褒めれば、イースがダークブレスレットを使ったのが、明らかに111氏の敵組織の枠を越えて
パワーアップアイテム使うアイデアをパックた事を許して貰えるはずだ・・・・・)

それに自由な発想と言うか、今やってる事をほおり出して新しい事に手を出してしまう
悪い意味での自由=フリダームかも知れません・・・・・実際・・・また・・・

93Z41:2011/04/24(日) 16:56:35 ID:gpbxdnks0
>>73-75の追加です

プリキュアオールスターズTV「オリジナルプリキュア キャラ設定第二稿」

星之(ほしの)つどい(CV:堀江由衣。あみっけの次にプリキュアが許すべきは、ほっちゃん)

口癖:みんな大集合!

キュアオールスター

カラー:ピンク
名乗り:大集合する星達!キュアオールスター!


キュアオールスターで口癖がみんな大集合なので、のぞみを越えるカリスマを持つキャラで
本人にその気が無くても、気付いたら誰もが認め頼るリーダーに成ってしまう恐ろしい子

更にスポーツや音楽から料理と、何でも人並み以上にこなすミラクルハイスペック(士といいマーベラスといい
東映のオールスター物の、オリジナル主人公はミラクルハイスペックでないといけない様なのでw)

しかし色々な事をやりすぎて時間が無いせいで、勉強の方は普通だか、勿論本当は出来る。
ブラック家族特有の、ドジでおっちょこちょいな面も。主にピンク系プリキュアに憧れ、好んで変身する


綺羅星(きらぼし)かぐや(CV:日笠陽子。言うまでもなく、けいおんの澪タソの中の人
だが声色は、mktnに髪型が似ている事で話題の、某世紀末なオカルト学院のmytnだがな!まさに外道!

口癖:来てるわ!最高に光輝く瞬間!

キュアシャイニングスター
カラー:ブルー

名乗り:光輝く星、キュアシャイニングスター!

ババア枠で、知性派サブリーダー。勉強はメンバー中一番だが、本気を出した、つどいには勝てない
更に学年平均で見ると上の下。

スポーツは中の上だが、自分では凄く出来ていてスポーツする自分の姿は、光輝いていると勘違いしている。
かれんや、ゆり程の大人びた美人顔と、美希に迫るスタイルが、彼女が勘違いでなく人よりずば抜けている唯一の部分。

性格は知的で大人びていて、カオスなメンバーの暴走に呆れるが、本人も人々の憧れの存在に成りたい気持ちが強く
少し女王様が入った勘違いナルシーな所があり、自分で今の自分を最高に光輝いていると口にしたり

憧れの存在に成りたがるわりに、ファションセンスがおかしかったり。つどい達が南と付き合う美希を見て
かぐやなら、あんな人と付き合えそうと羨ましがられても、自分と同じ位光輝く人を彼氏するなんて

自分で自分の輝きを弱める様な物と言いだし、最後には南と美希を見て泣く沢を、彼こそ私の理想の人だわ!
っと言いだすなど、カオスな面を持つ。6人の中で一番精神的に脆い。

つどいと、かぐやはチーム内で唯一の幼なじみの関係。つどいには上から目線な事が多く
何でもこなせる事も器用貧乏と皮肉る、しかし本当は、何でも完璧にこなせて更にカリスマで
みんなの憧れのつどいが羨ましくて仕方ない。

あつことは赤青の宿命で犬猿の仲だが、一人っ子の彼女には、メンバー中最も暴走して手のかかる
あつこが妹の様に思え、可愛いとも思っている。
主にブルー系(特にアクアやベリーやムーンライト)プリキュアに憧れ、好んで変身する。


想井(おもい)るみ(CV:金元寿子。共演するラジオで、ドリームのぞみの中の人が、ゲストのマリンえりかの中の人と
DX3の収録の裏話をした時、いつか貴方もと言われたんだから、プリキュアも侵略してみなイカ?)

口癖:幻想が止まらない!

キュアファンタジースター

カラー:イエロー

名乗り:幻想的な星、キュアファンタジースター!

典型的なイエローキュアに当てはまる天然ボケで、更に自分が描くプリキュアマンガのネタを考えて
すぐ自分の世界に入ってしまう。

だがマンガのネタを考えて幻想しまくる巧妙か、発想力が豊で、知性派サブリーダーのはずの
かぐやよりいい作戦や戦法を思い付く、チームの影の実力者。主にイエロー系プリキュアに憧れ、好んで変身する


熱上(ねつじょう)あつこ(CV:田村ゆかり。スーパー戦隊に出たんだから、プリキュアにも出ちゃいなよ
どうする?どうする?キミならどうする?)

口癖:燃えろ!完全燃焼!

キュアバーニングスター

カラー:レッド

名乗り:燃える熱き星、キュアバーニングスター!


背が低く可愛らしい顔と声(ゆかりんの少女声)だが、燃える熱血スポ根少女。しかし運動オンチw
本人はそれを気にせず、燃えろ!完全燃焼!とスポ根乗りテンションで

それが試合が不利な状況になっても、周りに火を付けテンションアップさせる為
戦力に成らないが重宝されていて、それはプリキュアのチーム内でも活かされ

ピンチに落ちいった時、スポ根乗りで仲間のテンションを上げる。
スポ根乗りで、実力差の大きい敵にも気合いと根性で、互角に戦えている様に見える等、特攻隊長的存在でもある。

94Z41:2011/04/24(日) 16:57:28 ID:gpbxdnks0
しかしテンションが上がると、燃えろ!完全燃焼!の口癖と共に、マリンのダイナマイト連発で
味方も見境無く巻き込む等の欠点も。

赤青の宿命で、かぐやと犬猿の中で、他人に憧れを持たれたいと暴走する、かぐやを小馬鹿にするが
内心は美人でスタイルのいい、かぐやに憧れている。

真赤に燃える色のレッド系プリキュアに憧れ、好んで変身する。同時に漢女(おとめ)系のブラックやピーチや
ハイテンションなマリン等も好んで変身する


追加戦士

初代リスペクトで、ふたり組で、カラーも白黒。現フォーマットの初期よにん組に、元祖フォーマットの、ふたり組が追加という形に。

元々は、ボウキャークが、満と薫やダークドリーム、イース、ダークプリキュア等のダークヒロインの悪の部分が放った
怨念から生み出された、つどい達と同い年くらいの、姉妹の少女。

ダークドリームやイースやダークプリキュアに変身し、キュアオールスター達と戦うが、悪の部分とは言え満やイースの
人格の影響か、キュアオールスター達が人々の為戦う姿に感銘を受け、またスパイ活動で、つどい達と交流する中で

友情が芽生え、寝返る。しかし怨念の呪縛に囚われ意に反して、つどい達と戦わなくては成らず苦悩する
しかしある夜、自分達もつどい達の様にプリキュア成れればと、何気なく夜空の星を見上げながら願った時

偶然、スタービーを追って、地球に近づいていた、同じく流れ星の妖精シューティーが自分に願いを
掛けたと勘違いし、ふたりの、つどい達の様なプリキュアに成りたいと言う願いを叶え

ふたりはプリキュアとなり、キュアオールスター達と共にボウキャークと戦う事と成る。

姉妹設定はミチカオのオマージュ。名前のぞむはヤミ夢、ゆりなはイースと
ダークプリキュア(ゆりさんのクローン)のオマージュ


新星(しんせい)のぞむ(CV:浅野真澄。ほっちゃんと言えば、ますみんは外せない、カレーの福神漬けや
牛丼の紅しょうがみたいな存在さ!あっ・・・いや別に、ますみんは福神漬けや紅しょうがに過ぎないと
言っている訳では(ry怪レスの、レイコボイスで)

口癖:数々の大切な物を守りたい!

キュアスターズ

カラー:ブラック

名乗り:数々の星々、キュアスターズ!

新星姉妹の姉。つどいとは百合関係(勿論、プリキュア的百合でガチじゃない)になる。
カラー的な意味でも、もう一人のブラック家族ポジで、キュアオールスターと、某タイムレンジャーのダブルレッド的に
ダブルブラック家族に。

改心前の性格は、満と闇夢の悪の部分の怨念の影響が強く出て、腹黒く残虐で、満の様にお姉さん肌な面も有れば
闇夢の様に誰かの支え無しで生きれない弱い面と、相反する面を内包している。

改心後は、もうひとりのブラック家族としてチームを支えるも、常につどいの支えを必要とするという
闇夢があのまま、のぞみと共に生きたらを再現したかの様な性格に。

口癖は、つどい達や歴代プリキュアとの交流で芽生えた、自分の周りには大切な物が数々ある事に気付いた事
から。ブラック家族や追加戦士系に好んで変身する。


新星(しんせい)ゆりな(CV:林原めぐみ。第二のババア枠は、中の人もバ(ry
ダーさんが主人公を勤める、某アニメの、某灰原ボイス)

口癖:誰よりも始めに歩みたい!

キュアファーストスター

カラー:ホワイト

名乗り:始めに夜空に出(い)でる星、キュアファーストスター!

改心前の性格は、薫とイースとダークプリキュアの悪の部分の怨念の影響が強く出ていて、他人に興味がなく
一匹狼で自分の意思で積極的に動かない、寡黙で冷酷な女王様。

改心後は、かぐやと百合関係(勿論(ry)になる。かぐやと同じで14才とは思えない、大人びた顔とスタイル(身長はゆりに迫る)
から、シャイニングスターとダブルキュアババア(光り輝く星シャイニングスターに対してファーストスター=一番星と目立つ星コンビ)に。

自分と同じ様に、光輝き、人々の憧れの存在に成れる原石なのに、磨こうとしない事に苛立った、かぐやが
美希やえりかと協力して磨きをかけ、ファションショーに出演させた事が切っ掛けで

他人に余り興味を示さず、自分の意思で積極的に動く事の無かった性格が一変し、口癖の通り
何事も積極的に歩みだす性格に。

かぐやも他人を輝かせる快感に目覚め、自分の事そっちのけで、ゆりなを磨く様になり、意気投合する。
ただ、かぐやのファションセンスは受け入れる事は出来ない。

95Z41:2011/04/24(日) 17:01:19 ID:gpbxdnks0
ストーリー例の下書き

第2話プリキュア魂ゲットで、みんなの幸せゲットだよ!

レインボータウンのショピングモール内の、ラブとの待ち合わせ場所に向かう、つどい達

つどい「ラブお待たせ!」

ラブ「いや〜全然待ってないよぉ」

美希「そう、完璧に今来たとこだもん、ねぇラブ?」

ラブ「うっ・・・」

せつな「ラブが遅刻して、精一杯急いできたのよね・・・」

祈里「絶対に間に合うって、信じながら」

ラブ「言わないで・・・それ以上言わないで・・・・」

かぐや「桃園さん、この人達は貴方の友達?」

つどい「なぎさ達以外にも、友達が一杯いるんだね」

ラブ「うん!でも、この3人は同じ町に住む大親友なの!後こっちとこっちの
   ふたり、ミキタンとブッキーは幼なじみなんだ」

あつこ「へえ〜、幼なじみと、そうじゃない集まりかぁ、あたし達と似てるね
    こっちは、このつどいと、かぐやだけが幼なじみなんだ」

美希「えっ!?そのかぐやって言う娘、同い年なの!?高校生かと思ってたわ・・・」

るみ「それなら、わたしもミキタンさんの事を高校生だと思ってました」

美希「へっ?」

祈里「美希ちゃん自覚なかったの!?」

美希「ちょっ!ブッキー自覚って何よ!!」

せつな「美希・・そう言われて、腹が立つなら、自分が同じ事言った彼女に謝った方がいいわよ・・・」

かぐや「ぐううっ・・・・」 美希を睨むかぐや

美希「・・・そんなに怒らなくても・・・・・」

つどい「気にしないで・・・・これは怒ってるんじゃなくて、同い年で自分より
     美人な貴方に嫉妬してるだけだから・・・ハハハッ・・・・・」

かぐや「勘違いしないで!嫉妬じゃなくて対抗心!!それに私より美人と思ってないわ!同じくらいよ!!」

美希「な  なんなの?・・・・」


迷子の女の子を、母親の元へ届け、みんなの元へもどる、つどいとラブ

つどい「ラブってホント偉いな」

ラブ「へっ?」

つどい「誰かの幸せと笑顔の為にがんばってる!」

ラブ「そんな事ないよ、つどい達の方がずっと偉いよ!プリキュアに成って
   みんなの幸せをゲットする為に戦ってるんだから!」

つどい「えっ・・・・みんなの幸せをゲットする為・・・・・・」

96Z41:2011/04/24(日) 17:02:10 ID:gpbxdnks0
「ソレワターセ!」
ノーザ「貴方達は所詮偽物よ、本物のプリキュア達の様に世界を守る事なんて出来ないのよ」

シャイニングスター「偽物ですって!!」

バーニングスター「何言ってんのよ、オバサン!!あたし達は本物のプリキュア達の力を使えるんだぞ!!」

オールスター「・・・違う・・・・私達は偽物だよ・・・・・」

ファンタジースター「つどいちゃん、何言ってるの!?」

オールスター「確かに、私達は本物のプリキュア達の力を使えるけど、それだけじゃ偽物だよ・・・・
         私達は憧れのプリキュアに変身して戦える事を楽しんでただけ・・・自分達の幸せの為に戦ってた・・・・
         
         でも本物のプリキュア達は、みんなの幸せの為に戦ってたはずだよ!
         力だけじゃなく、プリキュア魂もゲットして本物になって、みんなの幸せをゲットだよ!!」

全員でフレッシュ組に変身(フレプリのOPのBGMを脳内再生願います。だが書いている本人は
ゴーカイのマジレン回を意識してるから、マジレンのBGMを脳内再生しながら書いたがな!まさに外道!)

オールS・ピーチ「ピンクのハートは愛あるしるし!もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」

シャイニングS・ベリー「ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」

ファンタジーS・パイン「イエローハートは祈りのしるし!とれたてフレッシュ、キュアパイン!」

バーニングS・パッション「真っ赤なハートは幸せの証!熟れたてフレッシュ、キュアパッション!」

「「「「レッツ、プリキュア!」」」」



「「「「プリキュア・クアドラプル・キック!!!!」」」」


オールS・ピーチ「クローバーボックスよ、私達に力を貸して!」


オールS・ピーチ「プリキュア・フォーメーション・レディーゴー!」


バーニングS・パッション「ハピネスリーフ、セット! パイン!」

ファンタジーS・パイン「プラスワン!プレアーリーフ!ベリー!」

シャイニングS・ベリー「プラスワン!エスポワールリーフ!ピーチ!」

オールS・ピーチ「プラスワン!ラブリーリーフ!」

ラッキークローバーがソレワターセを捕える

「「「「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!!」」」」

この様に、プリキュアとしての記憶を奪われても、プリキュア魂は失っていないプリキュアオールスターズが
つどい達との交流の中でその魂を自然と教えていく設定です

97Z41:2011/05/01(日) 09:31:46 ID:jhS1qXcw0
GATEZONE氏 5の世界乙です!

まだじっくり読めていないですが、やはりリ・マジでもこまちはタマランw

今だに、なぎさとこまち、どちらを本妻にするかで自分を悩ませ続ける訳だw

しかしGATEZONE氏の勢力的な投下には脱帽です、主として皆さんの作品が投下されるまでの

つなぎにと未完成ながら投下をしてきましたが、もうその必要もない位です

というか私自身がもう必要ないかも・・・・オワコンかぁ・・・・

しかしプリキュア達がDX3で教えてくれた様に、前進するしかありません・・・・

そうオワコンがすべき事はただひとつ・・・それは目立って注目される事・・・・









第二回オールナイト上映に参加出来ない・・・・
くやしいのう・・・くやしいのう・・・・の憂さ晴らし


プリキュアオールスターズTVのあらすじを連弾投下したいと思います











思います・・・出来るのならば・・・・・

98Z41:2011/05/06(金) 18:51:09 ID:v6smrcws0
>>93-94の設定追加

:変身掛け声

キュアオールスター等への変身掛け声

「プリキュア・スター・デビュー!」

歴代プリキュアへの変身掛け声

「オールスターズ・モード!」


変身アイテム

:変身コンパクト「キュア・スター・メイカー」

☆の形を模したコンパクト型の変身アイテム。歴代変身アイテムの様に全体的なカラーは白で
フタの部分の縁が、キュアオールスター達それぞれのカラーに成っていて

フタの部分の縁の中は、なにがしかの装飾が施されている
歴代変身玩具の様にカバーの付け替えで色を変えられる。

フタを開くと本来のコンパクト同様、フタの部分がミラーに成っていて
本来のコンパクトならパフとファンデーションが入っている土台の部分は

オールスターズチップをセットするスロットと、ピンク、ブルー、イエロー、レッドの
4色のボタンと数個のボタンがついている。

玩具ギミック

:キュアオールスター達への変身

4色のボタンの内、変身したいプリキュアの色のボタンを押すと
キュアオールスター達の内、押した色のプリキュアの音声で

「プリキュア・スター・デビュー!」と音声再生され
追ってその音声のプリキュアのドット画像が、フタの部分のミラーに映し出される。

:歴代プリキュアへの変身

スロットに変身したいプリキュアのオールスターズチップをセットした後
ピンク、ブルー、イエロー、レッド4色のボタンの内、どれか一つを押すと

キュアオールスター達の内、そのボタンの色のキャラクターの音声で
「オールスターズ・モード!」と音声再生される。

追って、変身したいプリキュアの変身BGMが流れ
同時にフタのミラーに変身したいプリキュアのドット画像が写し出される。

本編の中では、ミラーに写る、キャラクターの顔が、変身したいプリキュアの髪型になり
更に、瞳と眉毛と髪の色まで、そのプリキュアの物になる演出になる。そのプリキュアの変身BGMは流れない。


:オールスターズチップ

☆ 型のメモリーチップで、プリキュアオールスターズのデータが記憶されており
そのデータを元にキュアオールスター達は歴代プリキュアに変身する事が出来る。

記憶されているプリキュアオールスターズのデータは、あくまでプリキュアの
姿や力や戦闘経験だけなので、そこから本来のプリキュア達が誰なのかを探る事は出来ない。

データが記録されているプリキュアの顔がプリントされている。


:その他

人々やクイーン達や妖精達、更にプリキュア自身までもが
プリキュアの記憶を奪われた事により、変身アイテムまで消え去ってしまった為

つどい達が、なぎさ達が変身アイテムを持っているのを見て
彼女達が本来のプリキュアである事に気付く事はない。

新星ゆりなは、主にアクアやベリーやムーンライトなどバ・・・大人びた系や
ホワイト家族系と追加系に変身。

想井るみは、どすの効いてない、可愛い時のイカ娘ボイスで行くでゲソw

熱上あつこは、おとぎ銃士 赤ずきん(見た事ないっすw)の、赤ずきんのゆかりんボイス

99Z41:2011/05/06(金) 18:56:45 ID:v6smrcws0
8:27

キュアオールスター達を除いたプリキュアオールスターズ「新番組 プリキュアオールスターズTV!」

オールスター達「このあとすぐ!」


8:30

日曜日の公園の真ん中に、スケッチブックを持った14才の少女が立っていた

つどい「プリキュア紙芝居始めるよ〜!みんな大集合!」

子供達「わ〜!つどいお姉ちゃんのプリキュア紙芝居だあ〜!」

つどい「今日のプリキュア紙芝居は、プリキュアオールスターズとボウキャークの戦いのお話だよ」

幼女「お母さんから聞いた事あるよ、オールスターズ大戦でしょ?」

つどい「そうだよ、お姉ちゃんはね、直接オールスターズ大戦を見たんだよ!
    凄い戦いだったんだから!」

回想シーン

レインボータウンの広場で、歴代の敵組織の幹部達と、プリキュアオールスターズが
お互い一直線で立ち並び、向かい合い睨み合っていた

ボウキャーク(CV:池田秀一のシャアボイス)
「我名はボウキャーク・・・・貴様らが今まで戦って来た者達の、敗北や改心によって
捨て去られた、悪の部分が放った怨念の集合体・・・・そして、この者達はその怨念から実体化させた・・・・・
我らの怨念受けてみるがいい!!」

ブラック「それはこっちのセリフよ!私達の愛と勇気受けてみなさい!!」

ホワイト「みんな!行くわよ!!」

早送り
幹部を全て撃破

ボウキャーク「まだだ・・・まだ終わらん!!」

スーパープリキュアに変身したプリキュアオールスターズとボウキャークの光線技の押し合いに

ボウキャーク「・・・・これで勝ったと・・・思うな・・・・・怨念が消える事は・・・無い・・・・・・」



つどい「こうして、プリキュアのお陰で、みんなの未来は守られました、めでたし、めでたし!」

子供達の拍手が鳴る

かぐや「やっぱり、ここに居た・・・」
そこへ3人の少女が現れた

つどい「みんな!」
3人の少女の元へ駆け寄るつどい

レインボータウンのショッピングモールの丸形テーブルのテラス席で、お茶しながら雑談する、つどい達

かぐや「つどい、貴方よく飽きもせず、暇さえあれば、子供達にプリキュアの話を聞かせてられるわね」

つどい「飽きないし、いくらでも聞かせられるよ、だって憧れのプリキュアの話をするのはとっても楽しいから!」

るみ「そうだよね、わたしもプリキュアの漫画を描くために
   プリキュアの色んな幻想を描いてる時、とっても楽しい♪」

あつこ「あたしも、フェアリーパークやオールスターズ大戦で見た
    プリキュア達が戦ってた姿を思い出すだけで、燃えてくる!」

かぐや「まったく、3人ともまだまだ子供ね、付き合ってられないわ」

あつこ「なにお〜、アンタだってプリキュアに憧れてるじゃんよ!」

かぐや「私は同じ憧れでも、貴方達とは違うわ、私が憧れるのは
     アクアやベリーやムーンライトみたいな、美しく大人の雰囲気を持つプリキュアよ
     もし私が彼女達に変身でもしたら、皆の憧れの的、最高に光輝くわ」

あつこ「自分が目立つ為にプリキュアに憧れるとか、どっちが子供だよ」

早送り

100Z41:2011/05/06(金) 18:57:55 ID:v6smrcws0
自分の部屋のベランダから夜空を眺める、つどい

つどい「今日は楽しかったな♪やっぱり、幼なじみの、かぐやと親友の、るみと、あつこ達と
    プリキュアの事考えたり、話したりするのが一番楽しい♪
    ・・・・でも私はともかく、かぐや達はいつかは、プリキュアへの憧れを忘れちゃうのかな・・・・
    特にかぐやは、きまぐれで飽きっぽいし・・・・・」

その時夜空に、虹色に輝く流れ星が現れた

つどい「何?あの流れ星!?そうだ!あの流れ星ならホントに願いを叶えてくれそう!
     え〜とっ・・・私達4人がいつまでも、プリキュアへの憧れの想いを忘れません様に!
     ・・・あっ!それと出来れば、私達4人が本当に憧れのプリキュア達に変身出来ます様に!」

虹色に輝く流れ星が、キラッと大きな輝きを放って消え去った、夜空のアップから、オープニングに入る

集合!

ミラクルみんなくる〜♪

キラキラkawaii大集合〜♪

集合!

ありがとう 皆のおかげだよ〜♪テレビで大集合〜♪

集合! 集合! 集合! 集合!

タイトルが現れ、プリキュアオールスターズのタイトルコールが入る
プリキュアオールスターズ「プリキュアオールスターズTV!」

ブリキュア フッ プリキュア!

早送り

暗闇に、紫の雲の様な物が所々浮かぶ異空間

ボウキャーク「プリキュアよ・・・・怨念は消える事は無い・・・・我は復活した・・・・」

ボウキャークの体からジャークキングの姿を模した、黒い塊が迫り出し、ボウキャークに語り掛けた

ジャ「だが、まだ完全に傷は癒えていない・・・・」

同じ様に、ゴーヤーンの姿を模した、黒い塊が迫り出し、語り掛けてきた

ゴ「今プリキュアと再び戦っても、勝ち目はありませんよ」

ボウ「分かっている、私とてただ復活の時を待っていた訳ではない・・・・
   プリキュアと戦わずとも、奴らを消し去る、すべを見いだした・・・・・」

早送り

第1話タイトルが入る

「流れ星で、私達がプリキュア!?4人でプリキュアオールスターズ全員大集合!?」

私立・集星(しゅうせい)学園の教室

学級委員「では、今度の遠足の行き先の希望を聞きます」

つどい「はい!四つ葉町のクローバータウンストリートがいいです!」

学級委員「四つ葉町?クローバータウンストリート?・・・あまり有名じゃないですね・・・・星之さんなぜそこを?」

つどい「四つ葉町のクローバータウンストリートの人達は、フレッシュプリキュアの
     4人の正体を知っているっていう、噂を聞いた事があるの
     だからクローバータウンストリートに行けば、その正体を知る事が出来るかも!」

かぐや「それいいわね、私も是非知りたいわ、特にキュアベリーの正体を
    そして本人と直接会って、私とどっちが光り輝いているか勝負よ!勿論勝つ自信はあるわ」

あつこ「誰も聞いてないつうの」

101Z41:2011/05/06(金) 18:58:49 ID:v6smrcws0
学級委員「プリ・・キュア?・・・それはそんな有名な物なの?聞いた事有りませんけど?」

つどい「えっ?」

かぐや「はあ?」

るみ「へっ?」

あつこ「あん?」

つどい「変な冗談は止めてよ」

かぐや「まあ普段から、つどいに耳にタコが出来る程、プリキュアの話を聞かされてるのに
    遠足までプリキュアの話じゃ、とぼけたくも成るわよね
    でも私の勝負の為に、絶対にクローバータウンストリート行きは曲げないわよ!」

あつこ「あたしも、プリキュアの正体を探すなんて、燃える展開の遠足がしたい!」

るみ「プリキュアに変身する人達に会うなんて・・・
   ああっ!色んな幻想が!昼休みに漫画描こうっと!」

学級委員「貴方達、さっきから何を言ってるの?・・・・
      そのプリキュアとか言うのは、一体なんなの?」

つどい「えっ?・・・・委員長本当にプリキュアの事忘れちゃったの?」

女子生徒A「私も聞いた事無いわよ、プリキュアなんて」

男子生徒A「そんな訳分かんない物の為に、よく分かんないとこに、行かされるのはゴメンだぜ」

つどい「皆、何言ってるの!?知らないはず無いでしょ?レインボータウンで起こった
    オールスターズ大戦、皆も見たでしょう!」

男子B「オールスターズ大戦?野球かなんかの試合か?」

早送り

学校帰りに、制服のままでレインボータウンの公園のベンチに座り話し合う、つどい達

つどい「学校の皆だけじゃなくて、いつもプリキュア紙芝居を聞かせてる
     子供達まで、プリキュアの事を忘れてるなんて・・・・・」

かぐや「この調子だと、私達以外の人達は、プリキュアの事を忘れてる可能性が有るわね」

るみ「えぇ〜!?そんな!!それじゃ私が描いたプリキュアの漫画の
   読者はつどいちゃん達だけになっちゃう!」

あつこ「あんなに、見てるだけで燃えるプリキュアを
    忘れるなんて、みんな冷めてるな!」

つどい「皆、昨日まで、プリキュアの事を、間違い無く覚えていたのに
     皆が皆、今日に成って突然忘れるなんて・・・・」

かぐや「ただ事じゃ無さそうね」

つどい「・・・でも、なんで私達だけはプリキュアの事、忘れて無いんだろう?」

「あの」

深刻な雰囲気の4人に同い年位の少女が話掛けてきた

つどい「貴方は?」

なぎさ「ゴメンね、急に話掛けちゃって、聞きたい事が有るんだけど、
    ちょっと道に迷ちゃって・・・・」

場面転換

レインボータウンのメインストリートを歩く、つどい達となぎさ

なぎさ「ホント、ゴメンね道案内までしてもらちゃって」

つどい「う〜うん、私達も丁度いい気晴らしになったし」

なぎさ「そう言えば、さっき皆で悩んでたみたいだけど、何かありえない事でもあったの?」

つどい「うん・・・もう、ぶちゃけありえない位の事が・・・・」

かぐや「気にしないで、多分貴方にとっては問題ない事だわ」

ラブ「お〜い!なぎさちゃん!こっち、こっち!」

なぎさ「あっ!ラブ!」

咲「も〜なぎさ、どこ行ってたの?」

なぎさ「いや〜、レインボータウンって、美味しいお店が一杯あるから
    つい寄り道してたら、迷っちゃって・・・・」

102Z41:2011/05/06(金) 19:19:12 ID:v6smrcws0
響「分かる、分かる♪ラッキースプーンに負けないくらい
  美味しいケーキ屋さんもあるし、サイコーだよね♪」

つぼみ「なぎささん、そちらの、かた達は誰ですか?」

なぎさ「あっ!そうそう、この娘達がここまで案内してくれたんだ!」

2012年ブラック家族「ありがとう!その制服・・・確か集星学園のだよね?
            貴方達はレインボータウンに住んでるの?」

つどい「うん、私達4人とも、この町に住んでる親友なの!」

のぞみ「じゃあ、レインボータウンに、すっごく詳しいんだよね?」

つどい「うん、勿論!」

のぞみ「じゃあ、もし良ければ、わたし達と一緒に遊びに行かない?色々案内して欲しいの!」

つどい「えっ?私はいいけど、かぐや達は?」

かぐや「構わないわよ、光り輝く私に憧れて、少しでも一緒に居たいと思う気持ちは分かるわ」

あつこ「初めて会う人の前で何バカな事言ってんのよ!あたしまで、変に思われるじゃんよ!」

るみ「大丈夫だよ、あつこちゃんも、十分変ってるし」

あつこ「なにおぉ!」

のぞみ「フフッ、4人とも、とっても仲良しなんだね♪
     じゃあ、みんなで仲良く遊びに行く事、けって〜い!」

早送り

レインボータウンのメインストリートの広場に、人々の悲鳴が響き渡る

ピーサード「フハハハッ!我々は帰ってきたぞ!!」

カレハーン「とっ言っても、だれも覚えて無いけどな」

ギリンマ「なあに、だったら、また覚えさせればいいだよ、恐怖と絶望と共に」

騒ぎを聞きつけ、駆け付けた、つどい達

つどい「あの人達は!?たしかオールスターズ大戦の時にプリキュア達が戦った!」

なぎさ「ありえな〜い!なんなの!?」

ギリンマ「げっ!?奴らは!?」

カレハーン「なんで、あいつらが!?まさか!?」

ピーサード「落ち着け!見たところ奴ら、俺達に気付いていない様だ
       つまりプリキュアの記憶を完全に失っていると言う事だ、ボウキャーク様に抜かりは無い!」

つどい「まさか!?またボウキャークが!?」

ピーサード「ほう、どこの誰かは知らんが、勘がいいじゃないか、その通りだ!
       ボウキャーク様は復活された!再び世界は闇に閉ざされるのだ!!」

つどい「そんな事ない!プリキュア達がまた世界を守ってくれる!!」

カレハーン「残念だか、お嬢ちゃん、今度ばかりは、そうは行かないんだなこれが」

ギリンマ「ああっ、そうだよぉ、プリキュアはもう消えたも同然なんだからな」

つどい「消えたも同然?・・・・」

カレハーン「ボウキャーク様が人間だけでなく、妖精やクイーン達にいたるまで
       プリキュアを知るもの達から、プリキュアの記憶を奪ったのさ」

かぐや「なんですて!?じゃあ今日に成って突然、皆がプリキュアの事を忘れたのは・・・・
     どうしてくれるの!私が光り輝くチャンスが台無しになったのよ!」

あつこ「こんな時まで、自分が目立つ事しか考えてないのかよ!」

つどい「それがどうしたの!プリキュア達は、皆が自分達の事を
    忘れてしまっても、必ず助けに来てくれる!」

ギリンマ「自分がプリキュアだったって記憶が無いのに、どうやって助けにくるんだい?」

103Z41:2011/05/06(金) 19:35:20 ID:v6smrcws0
つどい「えっ?・・・・どういう事?・・・・」

カレッチ「人の話は、よく聞かないといけないぜ、お嬢ちゃん、全てのプリキュアを知る者達から
     プリキュアの記憶を奪ったって言っただろう?
     同然その中には、プリキュア本人達も含まれてるに決まってるだろう」

つどい「そんな!?」

ピーサード「待てよ・・・コイツらは、なぜプリキュアの事を覚えているんだ!?」

ギリンマ「そ そう言えば!?」

カレハーン「こっちも散々説明してやったんだから、お返しに今度は、お嬢ちゃん達が
       なんでプリキュアの事を忘れてないのか説明してくれないか」

つどい「私達だって、一体どうしてこんな事に成ってるのか分からないよ!」

るみ「いくら幻想を描いても、答えが見つからないの!」

ピーサード「まあいい・・・コイツらに構っている暇は無い、さっさと目的をはたさねば!」

ピンク色に光る、ビー玉大の玉を取り出すピーサード

キュアメモリーよ!暴れまわり、暴走を静めよ!

ピーサードがそう叫び、玉を投げると、玉は黒みを帯びた紫色の巨体の、怪物へと変化した

「ザケンナー!!」

カレハーン「暴走を始めたキュアメモリーは、こうして暴れさせてやらないと
       折角プリキュアの記憶を奪った連中が、記憶を取り戻してしまうからな」

ギリンマ「ついでに、もうプリキュアどもが邪魔しにくる事も無く、自由に好きなだけ
      この世界の連中に、絶望を味あわせる楽しみも出来て、一石二鳥だ」

つどい「そんな事ない!プリキュアは必ず来てくれる!!」

カレハーン「俺が一生懸命説明してやったのに、理解してないのか?
       プリキュア本人まで、プリキュアの記憶を奪われてるんだぜ、来てくれる訳ないだろ」

つどい「たとえそうでも、私は信じる!プリキュア達がどんなに辛くても
     決して諦めず、未来を信じて戦った様に!!」

かぐや「つどい、悔しいけど、今の貴方、最高に光り輝いてるわ
     私も負けてられないわね、私も信じるわ」

つどいの、左手側に立ち、右手で、つどいの左手を握る、かぐや

るみ「とっても幻想的、わたしも信じるよ!」

つどいの、右手側に立ち、左手で、つどいの右手を握る、るみ

あつこ「不可能を可能に出来るって信じる!めちゃくちゃ燃えるじゃない!」

かぐやの、左手側に立ち、右手で、かぐやの左手を握る、あつこ

なぎさ「正直ぶっちゃけ、ありえなすぎて、何がなんだか分からないけど」

つぼみ「私達も信じます!」

のぞみ「どんな時も希望を持たなきゃね」

響「ここで決めなきゃ、女がすたる!」」

つどい達の様に、なぎさを中心に横並びで手をつなぐ、なぎさ達

カレハーン「おいおい、見ろよ、アイツらまで」

ギリンマ「クククッ、こいつは、なんとも面白い光景だ」

ピーサード「下らん!信じれば、何でも叶うと思っているのか
       現実を教えてやる、ザケンナー!この町を破壊し尽くせ!!」

その時、青空に一瞬大きな虹色の輝きが放たれると、そこから何かが勢い良く
なぎさ達に向かって飛び出し、そしてそれは、なぎさの額に直撃した

なぎさ「あ・・ありえな・・い・・」

倒れこむ、なぎさ

なぎさの額に直撃した物は、つどいの胸元に跳ね返って来た、つどいはそれを素早く両手で掴んだ

スタービー「やっと見つけたスタ!」

104Z41:2011/05/06(金) 20:24:19 ID:v6smrcws0
つどい「えっ?」

かぐや「変わった動物ね、見た事ないわ、それと今喋らなかった?」

るみ「かわいい!幻想の中から飛び出して来たみたい!」

あつこ「みんなで、燃えまくってたのに、水をさしてきて、なんなのアンタ?」

スタービー「僕は、流れ星の妖精スタービー!キミの願いを叶に来たスタ!」

つどいを指差し、元気よくそう言ったスタービー

つどい「私の願いを?・・・どういう事?」

スタービー「ほら、昨日の夜、虹色に光る流れ星を見つけて、願い事をしたスタ」

つどい「あの流れ星!?」

スタービー「あの流れ星は、宇宙を飛んでた僕スタ!キミはとってもラッキーな人スタ
       僕の故郷の決まりで、一人前の流れ星の妖精に成るために
       宇宙を虹色の流れ星になって飛び回って、それを見つけて
       
       最初に願い事をした人の願いを一度だけ叶えるスタ!
       キミはふたつ願いをしたスタ、ホントはひとつだけなんだけど、
       サービスでふたつとも叶えるスタ!
       
       まずひとつ目の、キミ達4人が、プリキュアへの憧れの想いを
       ず〜と忘れない様にする願いは叶えたスタ!」

つどい「えっ!?じゃあ、ひょっとして、プリキュア本人でさえ、ボウキャークにプリキュアの
     記憶を奪われても、私達だけプリキュアの事を忘れなかったのは、貴方のおかげ?」

スタービー「ボウキャーク?プリキュアの記憶を奪われる?なんの事かさっぱりだけど
       ひとつ目の願いはしっかり叶ったみたいスタ!
       
       じゃあ早速ふたつ目の願いを叶えるスタ、ふたつ目の願いは
       叶えた後色々説明が必要になりそうだからわざわざ会いに来たスタ!」

つどい「ふたつ目の願い?・・・まさか!?」

スタービー「キミ達4人をプリキュアにしてあげるスタ!」

るみ「えぇー!?ホント!?」

あつこ「マジで!?」

かぐや「私がプリキュアに?やっぱり光り輝く私は選ばれてしまうのね」

つどい「スタービーお願い!今大変な事に成ってるの!!私達プリキュアに成って皆を守りたい!!」

スタービー「まかせるスタ!う〜ん・・・・」

つどいの手の中から、飛び出すと、空中で力を込め、全身から放射状に強い光を放った
放射状に放たれた光りは、☆の形を模していた

スタービー「流れ星の力よ!願いを叶えたまえースタ!!」

スタービーがそう叫ぶと、☆の形を模した光から、4つの☆型の光の塊が飛び出した。
4つの☆型の光の塊はそれぞれ、ピンク、ブルー、イエロー、レッドと別々の色をしている。
そして4つの☆型の光の塊は、つどい達の元へと飛んでいった

つどいはピンクの☆、かぐやはブルーの☆、るみはイエローの☆、あつこはレッドの☆
それぞれ自分の所へ飛んできた☆型の光の塊をキャッチした

つどい「これは!?」

つどい達がキャッチすると共に、☆型の光の塊は、☆型のコンパクトの様な物体に変化した

スタービー「キュア・スター・メイカーだよ、それでプリキュアに変身するスタ!」

つどい「ありがとう!スタービー!皆!」

かぐや「分かってるわ!」

るみ「うん!」

あつこ「おう!」

105Z41:2011/05/06(金) 21:05:23 ID:v6smrcws0
つどい達は、キュア・スター・メイカーのフタを開くと、右手で底を掴み、左の人差し指で
それぞれ自分の色のボタンを押すと、メイカーを掴んだ右手を伸ばし、変身の掛け声を叫んだ

「「「「プリキュア!スター・デビュー!」」」」

変身の掛け声を叫び終えると、つどい達は、幾多の星が輝く夜空の様な空間に立っていた。
そして各自のメイカーのミラー部分から、それぞれのカラーの色の☆型の光の塊が10個飛び出し

頭部以外を覆う様に、つどい達の体に貼りついた。体に貼りついた、☆型の光の塊が凝縮していき
コスチュームの形に変化すると、光が弾ける様に粒子と成って消えると
頭部以外は完全にプリキュアに変身していた。

続いて、つどい達はメイカーを顔に近づけ、フタのミラーに自分の顔を写した
するとミラーに写った、つどい達の顔が、髪型そして髪と眉と瞳の色に至まで
キュアオールスター達に変化し、変身が完了した。続いて順々に、それぞれの名乗りを上げた

オールスター「大集合する星達!キュアオールスター!」

シャイニングスター「光り輝く星、キュアシャイニングスター!」

ファンタジー「幻想的な星、キュアファンタジースター!」

バーニング「燃える熱き星、キュアバーニングスター!」

各自名乗りを終えると、向って左から、黄、桃、青、赤の順で4人で一列に並び
決めポーズを取りながら、チーム名を、そろって叫んだ

「「「「全員スターで大集合!プリキュアオールスターズTV!」」」」


カレハーン「いきなりプリキュアに成っちまうなんて、こんなのありか!?」

ギリンマ「冗談ないぞ!折角プリキュアが居なくなったと思ったのに!」

オールスター「私達、本当にプリキュアに!?」

シャイニングS「やっぱり私は憧れる側より、憧れられる側に立つべき存在なのね」

ファンタジーS「わあー!わあー!信じられない!すご〜い!」

バーニングS「めちゃくちゃ燃える!!」

ピーサード「はしゃいで居られるのも今の内だ!プリキュアになり
       戦う事に成った事を後悔させてやる!!」

「ザケンナー!!」

ザケンナーがキュアオールスター達に襲い掛かる

早送り

ザケンナーを圧倒するも、ピーサード達との直接対決に、押されるキュアオールスター達

カレハーン「新米プリキュアには、俺達の相手は勤まらないかな?」

ギリンマ「まったく、驚いて損したぜ」

ピーサード「フンッ!」

オールスター「私達じゃプリキュアオールスターズみたく、皆を守れないの・・・・」

スタービー「だったら、プリキュアオールスターズに成ればいいスタ!!」

オールスター「スタービー!?それどういう意味?」

スタービー「忘れたスタ、つどいは憧れのプリキュア達に変身出来ます様にってお願いしたスタ!」

オールスター「そう言えば・・・どうすればいいの?」

スタービー「ポシェットの中の、オールスターズ・チップを、キュア・スター・メイカーにセットするスタ!」

オールスター「分かったよ!やってみる!」

ファンタジーS「ホントに、ホントに、プリキュアオールスターズにまで
        なれちゃうの!?じゃあ、じゃあ、わたしは最初はコレ!」

ウキウキしながら、ポシェットから一枚のオールスターズ・チップを取り出した、キュアファンタジースター

シャイニングS「私は、初めはコレしか無いわね、私と本物との輝きの差を見せてあげるわ」

バーニングS「あたしは、一番熱いプリキュアで行くよ!」

オールスター「初めてのプリキュアオールスターズとのハーモニー、私はコレで!」

キュアオールスター達は同時に、オールスターズ・チップをキュア・スター・メイカーのスロットにセットした

「「「「オールスターズモード!」」」」

106Z41:2011/05/06(金) 21:50:38 ID:v6smrcws0
そう同時に叫びながら、それぞれの色のボタンを押し、ミラーに自分の顔を写した
するとミラーに写った、キュアオールスター達の顔が、それぞれセットしたチップの

プリキュアへと変化し、同時にコスチュームもチップのプリキュアへと変化し
歴代プリキュアへの変身を遂げた。

その姿は、顔と体型はつどい達のまま、コスチュームは勿論、髪の型と色から
眉や瞳の色にいたるまで、変身した歴代プリキュアその物だった。

オール・メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

シャイ・ベリー「ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」

ファン・レモネード「はじけるレモンの香り!キュアレモネード!」

バーニ・ルージュ「情熱の赤い炎!キュアルージュ!」

ピーサード「なんだと!?」

ギリンマ「げっ!?キュアルージュとキュアレモネード!?」

ファン・レモネード「ホントに憧れのプリキュアになっちゃった・・・ああっ!幻想が止まらない!」

シャイ・ベリー「来てるわ!最高に光り輝く瞬間!最近ダイエットを始めたかいがあったわ」

バーニ・ルージュ「めちゃくちゃ燃えて来た!燃えろ!完全燃焼!」

オール・メロディ「プリキュアオールスターズの力が、みんな大集合!だね」

ピーサード「姿形を似せた所で、何も変わりはしない!!」

襲い掛かるピーサード達

オール・メロディ「行くよ!」

キュアオールスター達も、ピーサード達に飛び掛かった

壮絶な乱打合戦が繰り広げれた

オール・メロディ「ハアァー!!」

大きく振りかぶった、強力なパンチを放ったオールスター・メロディ

ピーサード「ぐあっ!」

吹き飛ばされるピーサード

シャイ・ベリー「プリキュア・キィークッ!」

高くジャンプし、右足を突き出しながら、カレハーンに向かい下降し、飛び蹴りを食らわせた

カレハーン「ぬわっ!」

吹き飛ばされるカレハーン

バーニ・ルージュ「おりゃあぁ!」

ファン・レモネード「えーいっ!」

ふたり同時に、ギリンマにパンチを入れた

ギリンマ「ぐあぁー!!なんでまた奴らに、やられる気分を
     味あわなきゃならないんだよー!」

愚痴をこぼしながら吹き飛ぶギリンマ

カレハーン「動きが、さっきまでとまるで違う!?さっきまでの可愛いらしい
       新米ぷりっは何処に行ったんだ?」

ギリンマ「まるで本物の奴らと、戦ってるかの様だ・・・」

ピーサード「どうなっている!?」

オール・メロディ「凄い・・・さっきまでは、どう戦えばいいのかまだ良く分かって無かったのに
          今はどう戦えばいいのか手に取る様に分かる・・・まるで体が勝手に動いてるみたい・・・・」

スタービー「オールスターズ・チップには、プリキュアオールスターズ達の姿や力
       そして戦いの経験のデーターが記憶されてるスタ!
       
       だから、姿や力だけじゃなくて戦いの経験も身に付いて
       どう戦えばいいのか分かるスタ!」

シャイ・ベリー「随分サービスいいのね、やるわね貴方」

オール・メロディ「これなら新米の私達も、プリキュアオールスターズみたく立派に戦える!」

107Z41:2011/05/06(金) 22:56:04 ID:v6smrcws0
オール・メロディ「奏でましょう、奇跡のメロディ!ミラクル・ベルティエ!」

シャイ・ベリー「響け希望のリズム!キュアスティック、ベリーソード!」

ミラクル・ベルティエとベリーソードを同時に出現させた
     
オール・メロディ「おいで、ミリー!」

オール・メロディ「翔けめぐれ!トーンのリング!プリキュア・ミュージックロンド!」

シャイ・ベリー「悪いの悪いの飛んで行け!プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ!」

ミュージックロンドとエスポワールシャワー・フレッシュ同時に放った

ミュージックロンドは、ピーサードを、エスポワールシャワー・フレッシュはギリンマに迫った

ピーサード「があぁ!!」   ギリンマ「ぬあぁ!!」
白い爆風と共に吹き飛ぶ、ピーサードとギリンマ

バーニ・ルージュ「プリキュア・ファイヤー・ストライク!」

プリキュア・ファイヤー・ストライクをカレハーンに放った

カレハーン「冗談じゃない!俺は火が苦手なんだ!」

ファン・レモネード「プリキュア・プリズム・チェーン!」

逃げようとするカレハーンをプリキュア・プリズム・チェーンで捕えた

カレハーン「なにぃ!?」

そのままもろに、プリキュア・ファイヤー・ストライクを食らってしまうカレハーン

カレハーン「熱っちぃー!!燃えてる!モエルンバー!!」

炎が消え、プリキュア・プリズム・チェーンから解放されると、所々焦げた姿で、倒れこむカレハーン

ピーサード「おのれぇー!!ザケンナー!!」

怒りのまま、キュアオールスター達に、ザケンナーをけしかけるピーサード

オール・メロディ「皆!フィナーレはこれで行くよ!」

ポシェットから取り出した三枚のチップを、キュアシャイニングスター達に投げ渡す、キュアオールスター

バーニ・ルージュ「よっしゃ!」

「「「「オールスターズ・モード!」」」」

同時にそう叫び、チップをキュア・スター・メイカーにセットし、それぞれの色のボタンを押した

オール・ブラック「光の使者キュアブラック!」

シャイ・ホワイト「光の使者キュアホワイト!」

ファン・ブルーム「輝く金の花、キュアブルーム!」

バーニ・イーグレット「煌めく銀の翼、キュアイーグレット!」

カレハーン「寄りによって、アイツらにまで!なんて意地悪な奴らだ」

ピーサード「チィ!!」

オール・ブラック「ブラックサンダー!」

シャイ・ホワイト「ホワイトサンダー!」


ファン・ブルーム「大地の精霊よ!」

バーニ・イーグレット「大空の精霊よ」


シャイ・ホワイト「プリキュアの美しき魂が!」

オール・ブラック「邪悪な心を打ち砕く!」」


バーニ・イーグレット「今、プリキュアとともに!」

ファン・ブルーム「奇跡の力を解き放て!」


オールB&シャイH「「プリキュア・マーブル・スクリュー・・・マックス!!」」

ファンB&バーニE「「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ!!」」

同時に放たれた光線が、ザケンナーに迫る

ザケンナー「ゴメンナーー!!」

108Z41:2011/05/06(金) 23:22:44 ID:v6smrcws0
浄化され消え去るザケンナー

ピーサード「おのれ!!・・・だかまあいい、今回の目的はキュアメモリーの暴走を止める事のみ
       目的は果たした、次は貴様らの始末も目的に含める、覚悟しておけ!!」

場面転換

変身を解除し、夕焼けの中立たずむ、つどい達

つどい「信じられない・・・・願い通り、私とかぐや達が本当にプリキュアに為れるなんて・・・・」

右手に持つキュア・スター・メイカーを、ぼおーとして見つめながら、そう呟く、つどい

なぎさ「あれが貴方達が言っていたプリキュアなのね、ありえない位凄かったよ!!」

なぎさ達がつどい達の元へ駆け寄る

つどい「うん!でも本物のプリキュア達はもっと凄いよ!ひょっとしたら
     なぎさ達も本物のプリキュアの戦いを見た記憶を持ってたかも知れないよ」

つぼみ「確かあの怖い人達の話だと、本物のプリキュアさん達まで、プリキュアの記憶を
     奪われてしまったんですよね?本物のプリキュアさん達は今何をしてるんでしょう?」

響「案外、私達の中に本物のプリキュアがいたりしてね」

なきさ「え〜?そんなの、ぶちゃけ、ありえな〜い!」

咲「でも、そう思うとなんかワクワクして来て、絶好調なり!って感じだよね♪」

つぼみ「私も、つどいさん達が戦う姿を見て、プリキュアに憧れちゃいました
     私もプリキュアに成りたいです!」

つどい「でも、このまま、本物のプリキュア達が
     プリキュアの記憶を取り戻せなかったら・・・・」

のぞみ「大丈夫だよ、つどい達が、いるから」

つどい「私達が?・・・・」

のぞみ「うん!だって今、つどい達は、本物のプリキュアに負けない位
     立派に戦って、みんなを守ってくれたでしょう」

ラブ「そうだよ!これからは、つどい達がプリキュアとして、みんなを守るんだよ!」

2012年ブラック家族「私達も陰ながらだけど、つどい達を助けるよ!」

つどい「皆・・・有り難う!!」

るみ「あああっ・・・わたし達自身がプリキュアの漫画を幻想しちゃった!
   あああっ!早く描きたい!」

かぐや「これからは、いままで本来のプリキュア達に、注がれていた憧れが
    私達に一手に注がれるのね、そして言うまでもなく、この中では
    
    嫌でも私が一番の憧れの的に成ってしまうに決まってるわ
    流石の私も今からプレッシャーに押し潰れそうだわ・・・・」

あつこ「早く、押し潰されれば」


スタービー「もう故郷の決まりはクリアーしたから、帰ってもいいけど
       もう少し、つどい達と一緒に居たい気分に成ったスタ!!」

つどい達を空中から眺めながら、嬉しそうにそう呟いたスタービー

CM

EDテーマ

「オールスターズdeガンバランスdeダンス」

予告

ナレ「プリキュア・オールスターズTVは、楽しい時を作る企業バンダイと」         

            提供

           バンダイ

「御覧のスポンサーの提供でお送りしました」

            提供

           講談社
           McDonalds
 
            提供

           アキレス
           sun-star

[エンドカード] またみてね☆

8:28
[題名のない音楽会アンコール]          このあとすぐ!

109Z41:2011/05/07(土) 01:47:30 ID:gp1BSxBE0
やっぱり書けそうにないお・・・
 
  登壇者追加情報取得後   
      ↓
後出しで、小松さんと久川さん来るとか・・・ウサバラシスルンダナー

で始めましたが、一話で、こころの花が枯れ・・・連弾投下ムリポ・・・

なのでこの後、私を気にせず投下して下さい

241氏へ、今は重い話を見ると、漬物になってしまいそうな

精神状態で、マドカ見れませんでした・・・・

ですが、レジェンド戦隊や光の巨人、そして白い帽子のあの御方まで出るとの事でwktk待機しておりますw

110GATEZONE:2011/05/17(火) 23:21:07 ID:o.ZDgW.c0


ポリポリポリ…


ナ「いや〜完成したねキュアディケイド第6話」


バリバリバリ


奈「ほんとですね」


カリカリカリ…


士「なんというか、色々と斬新な部分が多かったわね」


ポリポリポリ…


奈「キュアモとピンキーキャッチュが上手いことに組み合わせていましたね」


ナ「それに「5」の必殺技と「5gogo」の必殺技が組み合わせていたね」


奈「うんうん♪」


ナ「我ながら考えたよね作者」

士「ええ、あっ…そのポッキーちょうだい」
奈「はい♪…士子ちゃん、さっきから響いているこの音って……」

奈「って!士子ちゃん!ナギサちゃん!さっきからマイクがオンになったままですよ!」

士・ナ「ええ!?」
奈「どうしましょう〜〜!!さっきからの音は私達が休憩に食べていたお菓子の音だったんですよ!」
ナ「こら!!マイク係!何してるのよ!」

111GATEZONE:2011/05/17(火) 23:22:40 ID:o.ZDgW.c0
士「と、とにかく始めるわよ!」
奈「で、では…」



士「つっかーと」


奈「奈っちゃんと」


ナ「ナギナギの」



士・奈・ナ「ディケイラジオ パート2」



ナ「あっ、士子の口にチョコが」
士「それを言わないでよ」
奈「とにかく、始めますよ!!」


〜〜〜♪〜♪〜♪〜

士「みんな、元気?世界の破壊者ことヒロインの門矢士子よ」
ナ「こんにちは〜♪士子のツッコミ担当で第二の相棒、深墨ナギサで〜〜す♪」
奈「同じく、プリキュア志望の奈津実です」
ナ「いや〜前回のラジオが意外と好評だったね♪」


士「ええ、この場を借りてコメントしてくれたZ41、ありがとう」


奈・ナ「私達からもありがとうございます〜♪」


ナ「というか、さっきから流れているこの音楽は?」
奈「ああ、このBGMは『DANZEN!ふたりはプリキュア〜Nagi−nagi&Hoho−hoho Version〜』だそうです」
ナ「ええ!?いつの間にそんな曲を!?」
士「それにしても、この歌を歌っているのってナギサとホノカに似ているような…」
ナ「本当だ…ホノカの方が目立っているような…」
奈「ナギサちゃん、知っていました?CDが出てたことを」
ナ「アタシが知ってるワケないでしょうが」

112GATEZONE:2011/05/17(火) 23:23:11 ID:o.ZDgW.c0

私「あっ、ちなみにこの作品でのナギサの声は原典と同一人物なのであしからず」


士「何、出てきているのよ?天の声」

私「おっ!久しぶり〜約1ヶ月以来」
士「で?どう?他の所に突っ込んでいる作品の進行は?」
私「それはタブーやろ」
士「いいから、ちょいちょいで出てこないでよ〜」
私「ええ〜〜冷たい〜」
ナ「また、独り言を…」
奈「本当ですね、おかしな士子ちゃん」

ナ「それじゃあ張り切って、みんなのお便りとか質問に答えていくコーナー♪」
奈「みなさんのお便りの質問に私達が答えていきます」
士「だいたい、前回と同じよ」

奈「それじゃあ、お便りを読みますね」
ナ「え〜〜と、何々?」



Q:「キュアディケイド」を一ヶ月で書いていますけど、そんなに早く書ける秘訣とかあるのですか?



奈「いきなりストレートな質問を…」
ナ「でも、現に約1ヶ月で終らせているよね?」
士「結構、アレって作るのに色々と構造とかを考えなくちゃいけないのよね」
奈「え〜〜と…どのようにやっているか企業秘密ですし…」
ナ「とりあえず、答えちゃおう」
士「では、私から」

士「ファイナルアタックライド!!」



A:アレは構造上「仮面ライダーディケイド」でその他の番組を元に工夫しています
いわゆる“ちょい足しクッキング”です
それに、仕事もあるのでチョコチョコとやっています
これを自称「塵も積もれば山となる作戦」と呼んでいます



ナ「ああ〜なるほど〜」
奈「通りで見たことのある場面ばかりだったんですね」
士「でも、このキュアディケイド以外の作品も受け持っているんでしょ?」
奈「みたいですね。それに作者の人はスポーツジムとかで通っているみたいですよ?」
ナ「いや〜体力のある人で良かったわ」

私「ああ〜〜!それ言うたらアカンって!」

奈「あっ…秘訣とかがあったんですよね」
ナ「答えは」



A:秘訣はありませんが、“前向きに気まぐれ”にやるようにしています



士「いかにも作者らしいわね」
ナ「でも、あんま体無理しちゃダメだからね」
奈「そうですよ」

113GATEZONE:2011/05/17(火) 23:24:05 ID:o.ZDgW.c0
士「さて、次の質問ね」



Q:第3話で登場したホノカさんを助けてくれたあの白いフードの人は誰ですか?
ホノカさんを助けたり、新しい世界に来て警告をしていたりして謎の多い人なので気になります



奈「あの白いフードの人って素敵なんですよね〜♪」
ナ「そうそう♪後でわかったけど、ホノカの命を助けてくれたんだって」
奈「ああ〜もう一度会ってみたいですね〜♪」
士「でも、私を“悪魔”だとか“世界の破壊者”とか根拠のない事を言ってくれるから新しい世界に度をする度に他のプリキュアに言われるから迷惑なのよね」
奈「それは、士子ちゃんの普段の態度が悪いからじゃないですか?」
ナ「士子は適当で無愛想だからね」
士「無愛想は余計よ」

ナ・奈「それじゃぁ♪ファイナルアタックライド!!」



A:それはお教えできません。一応、設定ではデスピアの作戦を教えたりして謎の多い人ですが、敵か味方かどうかは定かではないと考えて下さい



奈「秘密なんですね」
ナ「ああ〜余計に気になっちゃう〜〜」
士「いいのよ!これで!」
奈「そんな無愛想だから嫌われるんですよ」
士「そういう奈津実もバイオレン…」

ブスッ!!

士「あ、あはははは!つ、次よ!次!あはははは!!」
ナ「士子、笑いながら言うのは止めたほうがいいよ?」
士「う、うるさいわね!あはははは!!す、好き好んでやってるわけじゃないって!」
奈「光家直伝“笑いツボ”をとくと味わってください」
奈津実はそう言うと、プリプリと怒りながら外方を向いた
士「な、奈津実!あはははは!毎回のこれは止めて〜〜!!」
奈「ダメです!それに私の乙女心を突いた罰でもあります!」
士「あれは、もう済んだでしょ!!」
ナ「詳しくは第6話を見てね」

114GATEZONE:2011/05/17(火) 23:26:37 ID:o.ZDgW.c0
奈「では、士子ちゃんがお仕置きを受けている間に私が次のお便りを読みますね」
士「か、勝手に進行を…あはは!はぁ…はぁ…しないでよ!!」



Q:士子は第3話で「ニワトリをローストチキンにした」という事を言っていますが、それはいつの話ですか?



奈「ああ、これですね」
ナ「デスピアのあの子と乱闘してきた時に言ったんだっけ?」
奈「でも、家にはニワトリなんて飼っていませんよ?」
ナ「あれ?そうなの?てっきり、アタシの世界に来る前かと思ってた」
奈「そういえば、私と出会う前に何をしてたのですか?」
ナ「う〜〜ん、気になっちゃうから」

ナ「ファイナルアタックライド!!」




A:士子は奈津実と出会うまでは、どこかへとふらついている設定にしています
もちろん、時には動物を捕まえて自分のお腹に



ボカッ!!



ボタッ…ボタッ…


つまり、士子はサバイバーだったんです


ナ「……ねぇ、さっきから空から落ちている赤い液体は何なわけ?」
士「さぁ」
奈「なんだか、怖いです」

115GATEZONE:2011/05/17(火) 23:29:27 ID:o.ZDgW.c0

ナ「じゃあ、気を取り直して!」



「ナギサ♪」



ナ「うん?何か言った?士子?」
士「言ってないけど?」
ナ「え?…おかしいなぁ〜確かに声が聞こえたんだけどなぁ〜」



「ふふふ♪ここよ、ナギサ♪」



ナ「あっ…また」
その時、ナギサの背後から人影が覆った
奈「もう、気付いているかと思いますが」
ナ「どうしたの?奈津実」
士「ラジオ始まっていきなりのゲストよ」
ナ「ゲスト?」
士「アンタの後ろよ、後ろ」
ナ「うん?後ろ?」



「ナギサ♪」





ナ「うそ!?ホノカ!?」



ナギサの前には白雪ホノカが姿を現わした
ホ「こんばんは、初代の世界からキュアホワイトこと白雪ホノカです♪」
奈「これはご丁寧に、それにしても良い声ですね♪」
ホ「奈津実さん、さっきからこの流れている曲は…」
奈「これは、ゆかなさんが歌っているキャラソン『TSUBOMI』という歌だそうです」
ホ「へぇ〜、この歌を歌っている人…私に似ているような…」

116GATEZONE:2011/05/17(火) 23:30:52 ID:o.ZDgW.c0
ナ「まぁ、とにかくホノカも遊びに来てくれた事だしさ、ホノカもやってみなよ♪DJ♪」
ホ「それを言うなら、パーソナリティー」
ナ「いいじゃん♪いいじゃん♪一緒にやろうよ♪」
ホ「う、うん…」
ナ「次のお便りが来てるから読むね♪」



Q:ホノカさん、こんばんは。その後のお体はいかがでしょうか?
1人で世界を守っているようですが、辛くありませんか?



ナ「だって、良かったね♪ホノカ♪」
ホ「うん、ありがとう♪凄く嬉しいわ♪」
ナ「それじゃあ、ホノカ本人にお答えしちゃいましょう♪」
奈「わぁーーー♪」
パチパチ♪
ホ「じゃあ……お答え……しちゃおう…かな」
ナ「あっ!ホノカ、赤くなってる♪」
ホ「だ、誰のせいで!こうなったと」
士「はいはい、イチャつかない」
ホ「イチャついていません!」
奈「羨ましいです…さぞ男の子から」
ホ「勝手な思いこみはやめて!」

ナ「言っちゃいなよ♪ホノカ♪」
ホ「じゃ、じゃあ…」

ホ「ファ、ファ…ファイナルアタックライド!!」

ナ「もしかして、恥ずかしいの?」
ホ「仕方ないでしょ…出るの始めてなんだから…」




ホ「改めて、お便りありがとう♪凄く嬉しいわ♪」


ホ「そうね…あの事件以来、体の方はすっかり回復したわ」


ホ「今は1人で私の居る世界を守っているわ…辛いことも悲しいこともあるけど…」


ホ「でも、心の中ではナギサといつも一緒にいると思っているから平気♪」


ホ「これからも心の中で繋がっているナギサと一緒に戦っていくつもり」



ガシッ!!
ナ「ぼのぉが〜〜〜」
ナギサは泣き崩れながらホノカに抱きしめる
ホ「ナギサ…いきなり抱きしめないで」
ナ「らって〜〜あだぢのごとをそんな風に」
ホ「もう…ナギサったら、鼻水まで出しちゃって」
ホノカは呆れているが、少し微笑んでナギサの頭を撫でる
奈「ぐすん…感動です」
士「本当に良いコンビね」

117GATEZONE:2011/05/17(火) 23:32:25 ID:o.ZDgW.c0
ナ「ぐすん…で、では次のおだよりを…ぐすん」
士「ナギサ、鼻水がたれ…もがっ!」
奈「今はそっとしてあげてぐだざい〜」
士「ちょっ!奈津実まで!」
奈「ぎにぜずにどうぞ〜〜」


私「いや、このラジオを聞いてる俺らが気になるから」


私「それでは、代わりに私が次のお便り」



Q:羨ましいぞ〜こいつ〜ゴホン!ゴホン!ホ、ホノカさんは男子生徒からラブレターを貰っているそうですが…1日に何通ぐらいラブレターを貰っているのですか?



私「ああ〜そうですね…確かにラブレターを貰っているって書いたような…」

ホ「あら?さっきから空から何か声がするような…」

私「え?聞こえるん?…まさかね」

士「何、勝手に進めてるのよ?」
私「おっ〜つっかー」
士「それよりも、何してるわけ?」
私「何って見たらわかるでしょ?」

私「それじゃあ、ファイナルアタックライド!」



A:
ホ「そうね…一日に15、6通は貰っているかしら?たくさんありすぎて困っちゃうけど」

ホ「でも、返事を書こうか迷っているのよね」

士「いやいや!むしろ羨ましいくらいだって!何?16通?私も欲しいくらいわ!!」
ホ「そんな事、言われても…」
ホノカはそう言いながら、
私「とりあえず、全員に返事おくっとかない?」
士「いや…むしろ、傷付くって!」
私「傷つければ傷付くほど強くなっていくんだよ。それが青春の甘ずっぱでもあり、苦みなんだよ」
士「どこから聞いたのよ!その言葉!」
私「今日の帰りの電車で」

118GATEZONE:2011/05/17(火) 23:35:10 ID:o.ZDgW.c0
ホ「それでは、次のお便りのコーナーをナギサがお送りします」
ナ「それじゃあ、次のお便り」



Q:原典では、黒板消しを叩きながら踊る「黒板消しダンス」というのがあったらしいのですが、2人はそういう事をした事はありませんか?



ナ「へぇ〜〜そんなのがあるんだ」
ホ「みたいね…ふふ♪なんだか、小学生みたいで可愛らしいわね♪」
ナ「ねぇねぇ、2人でやってみない?そのダンス」
ホ「そうね♪…って!何を言わせるの!」

ナ「それでは、レッツダンシング♪でファイナルアタックライド♪」




ナ「ほらほら、踊って♪踊って♪」
ホ「ほ、本当にやるの?」
ナ「決まってるじゃない♪」
ホ「…………」
ナ「タラッタラタラン〜♪」



ナギサは軽やかに黒板消しをしている姿



ホノカは顔を赤くしながら、黒板消しを持ってナギサのステップに合わせている姿を想像してください



雰囲気や2人の顔の表情は読者の皆様の想像におまかせします



ナ「いやいや♪楽しかった♪」
ホ「ナギサ…凄く恥ずかしかった…じゃない…」
ナ「本当はやりたかったくせに♪」
ホ「あのね…」
ナ「うっ…顔を赤くして振るえる姿も何だか…」
ホ「ナギサーー!!」

奈「本当にベストコンビワークでしたね」
士「そうね、というか…私達を忘れられてない?」

119GATEZONE:2011/05/17(火) 23:36:26 ID:o.ZDgW.c0
士「とりあえず、進行は私達で行くわよ」
奈「今回は初代の世界の2人がほとんどでしたからね」
士「気を取り直して、次!」



Q:ディケイドは歴代プリキュアに変身出来るみたいですが、何人まで変身することができるのですか?



奈「そういえば、士子ちゃんって何でも変身する事ができるみたいですね」
ホ「私の姿にもなれたから…相当変身できそうね」
ナ「確認できるだけで…4人変身できたよね」
士「それほど、私のステータスが高いって事よ」
ナ「うわ…鼻、高くしてる」
ホ「とりあえず、答えは作者さんに答えてみましょう」
士「ホノカもやりなさいよ、せーの」



士・奈・ナ・ホ「ファイナルアタックライド!!」







私「士子が変身できるプリキュアの数は11の世界では21人(スイートの2人以外)です」




私「スイートでも追加予定で、7月から追加プリキュアも登場するので、設定が変更になるかもしれないので、ご了承を」



奈「21人…ですか…」
ホ「それよりも…私とナギサや士子さん以外にもいたのね…」
士「まぁ、だいたいそう言う事ね」
ナ「ホノカ、さっきのは恥ずかしいから合わせなかったでしょ?」

120GATEZONE:2011/05/17(火) 23:38:03 ID:o.ZDgW.c0
奈「そろそろ、キリの良いところでディケイラジオの終了が来ました」
士「みたいね、色々とやりたかったけど楽しみはゆっくりしないとね」
奈「今回は、ホノカさん本当にありがとうございました」
ホ「いえいえ、士子さん達とナギサもこれからも頑張ってね」
ナ「ホノカ、アタシの活躍を見ててね♪」
ホ「ええ、ナギサの活躍は遠くから暖かく見守るわ」
ナ「さすがはホノカ♪」

奈「それじゃあ、最後のホノカさんからラジオをご覧になっているみなさんにメッセージをどうぞ!」



ホ「えと…ラジオご覧のみなさん、これからのナギサや士子さんの活躍を応援してあげてください」



ホ「私もその分、私達の世界を守るように努力します」


ホ「今日は本当にありがとうございました」
士「うわぁ〜今ので人気がまた上がったわ」
奈「それにファンレターがこんなに来てますよ!」
ナ「うそ!?今ので!」
士「みたいね…私のがないけど…」
ナ「アタシのはある?」
奈「この中からじゃあ…無理かと」
士「ナギサ、とことん探すわよ!望みは捨てたもんじゃないわ!」
ナ「当たり前よ!よーーし!待ってろ!アタシのファンレター!」


奈「さ、あの2人は放っておいて私2人だけで終わりにしましょう」
ホ「そうね、じゃあ1,2の」



奈・ホ「ディケイラジオ、次回もまた見て下さいね〜♪バイバ〜イ♪」



士「ナギサ!もっと奥に探して!」
ナ「そんな事を言われても、ホノカの名前しか見つからないよ〜」

奈「まだ、探してるのですね…」
ホ「あの2人も…意外とお似合いかも…」
私「とりあえず、終われ」

121GATEZONE:2011/05/17(火) 23:44:24 ID:o.ZDgW.c0
GATEZONEです。「ディケイラジオパート2」やっと完成ました

本来なら作品終了後のハズでしたが、色々と忙しくてやっと仕上がりました

ゲストがいきなりホノカで驚愕してらっしゃる方もいるでしょう♪ 

私も気まぐれに前向きに取り組んでおきますので 気長にお待ち頂けたら良いのですが…これからも応援お願いします

では、キュアディケイド続きを楽しみにしてください

122ふたりは名無しさん:2011/05/21(土) 00:11:52 ID:/yDVylOA0
いやです

123Z41:2011/05/22(日) 07:43:52 ID:YPjB1GLw0
GATEZONE氏ディケイラジオパート2乙です!
私もミニコーナーを設ける事にしましたその名も、ヒガシマルコーナー!

ちょっとお腹が空いた時、ヒガシマルのちょっと雑炊を食べるが如く
ちょっと自己満足したり、リハビリしたりするコーナー。だからヒガシマルコーナーw


オール・ブロッサム「行くよ!ハートキャッチプリキュア、スーパーダイナマイト!」

シャイニング・ムーンライト「ダイナマイト!」

ファンタジー・サンシャイン「ダイナマイト!」

バーニング・マリン「ダイナマイト!」

4人同時にジャンプすると、3人がオールスター・ブロッサムを囲む様に

トラアイングルを描くと、ターゲットである、のぞむと、ゆりなの元に

体育座りの体勢で前転しながら迫ると、体育座りの体勢で縮めていた体を

4人同時に一気に伸ばすと、技名を合唱で叫んだ

「「「「プリキュア、超大爆発!!」」」」

技名を叫ぶ4人の顔はムーンライトも含め、本物と同じデフォルメ顔に成っていた

ダークプリキュアに変身していた、ゆりなは両目をカッと見開いた

すると両目の瞳が金色に光ると同時に、凄まじい衝撃波がオールスター達を襲い

ピンク色に光るプリキュア超大爆発のオーラと共に、4人は吹き飛ばされてしまった



大集合のサビの部分のBGMを脳内再生しながら御覧下さい

キントレスキーの秘密特訓場「私の部屋」に連れ込まれるも、走りだして逃げる、つどい達

キントレスキー「お前達、ダーークホールの大いなる滅びの力は要らないのか?」

つとい達「「「「要らない!!」」」」

次回「今も筋トレスキー」

124241:2011/06/12(日) 00:26:36 ID:WXaFaWU.0
お久しぶりです、241です。

以前予告していましたこのネガスレへの寄贈作品、『プリキュアディケイドSP まどかマギカの世界編〜前編〜』を投稿します。
そう、『前編』です。
後で分かりますがちょっと事情がありまして当初予定よりボリュームアップ、前後編での提供となりそうです。

その前にまず感想などを。

>>GATEZONE氏
「プリキュア5の世界」編読ませていただきました。
私も同じような設定で「プリキュア5の世界」は考えていましたがどうにも纏まらず…。
『なるほど!こういう風にするのか』と思わず驚嘆してしまいました。
続きも楽しみにしております。

>>Z41氏
相変わらずの精力的な投稿、御苦労さまです。
出来ることならこの子たち…いつかうちの士子と共闘させたいです。
いえね、この子たちだけじゃなく、このスレで生まれた子たちが共闘するクロス物が書きたいと思っているんですよ。
私はスパロボを筆頭にしたクロス物って死ぬほど好きですし…。
とはいえ、
どんなストーリーにすればいいのか?
誰を登場させるか?
どうやって活躍させるか?
作者さんへの許可は?
と問題山積みで企画段階でお蔵入りモードですが。

誰か書いてくれませんかねェ(チラッ

125241:2011/06/12(日) 00:27:03 ID:WXaFaWU.0
感想等はここまでにして、ここからは今回の作品について。

まず先に注意を。
今回は、『魔法少女まどかマギカ』という作品とのクロスとなっています。
ネタバレ満載なので今後『魔法少女まどかマギカ』を見ようと楽しみにしている方はご遠慮下さい。
ぶっちゃけ、開始と同時に一番デカイネタバレから話が始まります。

また、今回の作品は登場プリキュアは士子のみ、プリキュア分はかなり少なめです。
スレ違いと言われるかもしれませんが、そこはネガスレということでご容赦を。

以上のことをご理解いただいた上で、よろしければお楽しみください。

126241:2011/06/12(日) 00:27:56 ID:WXaFaWU.0
『プリキュアディケイドSP まどかマギカの世界編〜前編〜』完成試写会


士子「みなさん、こんにちわ。 主人公のキュアディケイドこと門矢士子よ。
   たくさんの冒険をしてきた私だけど、今回はちょっと毛色の違う世界にお邪魔させてもらうわ。
   では、今回の旅の仲間を紹介するわね。
   魔法少女まどかマギカに出演する二人の魔法少女よ」
ほむら「暁美ほむらよ、よろしく」
杏子「佐倉杏子だ、よろしくな」
士子「…あれ? 『魔法少女まどかマギカ』ってぐらいだから、まどかって子が主役なのよね?
   なんで全く違う子が?」
杏子「ああ、そりゃ出てこないからな」
士子「はぁ?」
ほむら「今回の話はTV1話前の話となるわ。 当然、まどか本人は登場しないの」
士子「じゃあ誰を中心に話が進むのよ?」
ほむら「今回の『プリキュアディケイドSP』は、『魔法少女まどかマギカ』の裏主人公とも言える私、暁美ほむらと士子の共闘する物語よ。
    TV10話の私の過去編から、TV1話開始までの間にもし士子が現れていたらという『リイマジ 魔法少女まどかマギカ』ね」
杏子「しっかしさぁ…なんだってプリキュアとまどかマギカのクロスなんてやろうと思ったんだ、あの作者」
士子「まぁ、いろいろあるけど、
   友人が『プリキュアがライダーならまどかはキカイダーだな、作品の暗い雰囲気が』って話をしたら、
   『よし、それ採用』って感じで作者が返してとんとん拍子らしいわ」
ほむら「…」
杏子「なぁ、あいつバカだろ?」
士子「まぁ、否定しないわね。でもあの友人も大概よ。
   作者が7割完成した段階で、マンガのスピンアウト作品『魔法少女おりこマギカ』持ってきて、
   『このキャラ出せ』って、いきなりごり押ししてきたらしいわ。
   前回、ノリでナージャたちだしたら期待されちゃって、ナージャやライダーたちもチョイ役で出すことになるし、
   おかげで作品の再構成ってことになって前後編までボリュームアップしたのよね…」
ほむら「…バカね」
杏子「バカだな」
士子「ちなみに同じくスピンアウト作品の『魔法少女かずみマギカ』も持ってきたけど、あのキャラたちだすのだけは断ったそうよ」
ほむら「それは賢明な判断ね。
    あの作品、主人公のかずみと敵のユウリは強いけど、他の魔法少女はとことん弱いから。
    さすが悲鳴合唱団(笑)とかネタにされるチームだけのことはあるわ」
杏子「六人揃ってあの状態じゃ、世界最高の激戦区、見滝原に連れてきたら一瞬で屠られるぞ」
士子「というわけで、外伝『おりこマギカ』からの参戦もアリの超混沌仕様となってるわ」
杏子「それ、収拾つくのか?」
士子「さぁ? ただ今回の作品のテーマは明確、たった一つよ」
ほむら「何?」
士子「『ハッピーエンド以外は認めない』だってさ」
ほむら「それはありがたいわね」
士子「それじゃそろそろ、放送開始よ。
   みんな、楽しんで逝ってね!」
杏子「…この作品でその字、笑えねぇよ…」

127241:2011/06/12(日) 00:28:40 ID:WXaFaWU.0
『プリキュアディケイドSP  魔法少女まどかマギカの世界編〜前編〜』


カチリ…。
左腕に装着した盾が展開し、内部機構の歯車が膨大な魔力と共に逆回転を始める。
その音を聞きながら、少女―――暁美ほむらは目を瞑った。
「また…駄目だった…」
こうして時間遡行を行うのは何度目だろう?
とうの昔に数など忘れてしまった。
親友を…鹿目まどかを絶望と悲劇の運命から救うため、時のループを繰り返し、たった一つの出口を探し続けているほむらにとって、回数などもはやどうでもよかった。
彼女にあるのは親友と交わした約束…『何度時を繰り返しても必ず救い出す』…その約束だけが彼女を動かしている。
彼女を助けるためなら何を犠牲にしても構わない…そう思ったときにいくつかの顔が浮かんで消える。
「マミさん…美樹さん…杏子…」
まどかのためなら全てを犠牲にする…その覚悟はほむらにはある。それほどの絶望を、悲劇を見続けてきた。
だが、それでも簡単に割り切れるものではない。なぜなら、ほむらは感情を持つ一人の人間であり、14歳の少女なのだ。
救えるのなら仲間たちだって救いたかった。

128241:2011/06/12(日) 00:29:06 ID:WXaFaWU.0
巴マミ…自分の魔法少女としての師であり、皆が憧れた魔法少女。
強くて綺麗で優しくて…そして、とても脆い先輩。

美樹さやか…まどかの親友、正義の味方を目指した魔法少女。
理想を抱き、恋に憧れ、現実に壊された少女。

佐倉杏子…悲劇も絶望も味わいながら、それでも立ち上がった誰よりも心の強い魔法少女。
利己的に生きると誓いながら、誰かのために戦いたかった、最も信頼できる同盟者。

まどかの死と同時に、ほむらは3人の死も数限りなく見続けてきた。
救えるなら救いたい。しかし、それは無理な注文だ。
世界の真実と未来を知るのは、時間操作能力を持つほむらだけである。
そして…あまりに残酷すぎる真実と未来は、誰にも信じてもらえない。
ほむらはいつも一人で未来と戦うしかない。そんなほむらに出来ることは限られている。
その限られた中で、最も優先すべきものはまどかの幸せなのだ。
ならば…必然的に仲間たちのことは諦め、犠牲にするしかない。
いや、それ以前に自分を含め『魔法少女』という呪いを背負った時点で救うことなどできはしない。
それが…この世界の残酷な真実なのだから。

129241:2011/06/12(日) 00:29:30 ID:WXaFaWU.0
カチカチ…。
歯車の音が弱まっていく。時間遡行が終わるのだ。
目を開ければ、入院中の病室の天井がほむらの視界には写り、再び悲劇の未来との戦いが始まる。
「今度こそ…」
涙など、とうの昔に捨てた。仲間たちにも、謝る言葉など持ち合わせてはいない。
ただ一つの未来にたどり着くために…数百、数千、数万と繰り返してきた言葉と決意を胸に、ほむらは目を開いた。
だが…。
「え…?」
ほむらの目に映ったのは病院の天井ではなかった。
大きなスクリーンのかかった壁、そしてその前のホールに並べられた品のいいテーブルと椅子、そこにほむらは座っていた。
「これは…どういうこと? ここは一体…?」
今までの時のループの中で、ただの一度もなかった出来事にほむらは目を丸くする。
そんなほむらに声が掛けられた。
「ここは多次元を行く館、光写真館よ」
その声に、ほむらが振り返ると、カメラを首に下げた少女が立っていた。
「あなたは一体…?」
「自己紹介が遅れたわね、私は門矢士子。 よろしく」
そう言ってほむらの前の椅子に座る少女を、ほむらは疑わしそうに見つめる。
そんなほむらに肩をすくめると士子は言った。
「ほら、こっちは名乗ったんだから自己紹介ぐらいしなさいよ」
「…暁美ほむらよ」
警戒心をひしひしと感じる視線を浴びせかけながら、ほむらが名前を名乗った。
そんなほむらに士子は苦笑いする。
「そんな疑わしそうにしないでよ」
「…目を開けたら知らない場所にいて、そこにいる人物を疑うなと言う方が無理ね」
「それもそうね」
「それで…一体どういう用件なのかしら?」
そうほむらが言うと、士子は一変して真剣な表情になった。
「そうね…あなたに協力してあげる、って言ったら?」
「…あなた、疑わしさと胡散臭さが今、格段に上がったわ」
ほむらは警戒心を通り越し、すでに敵でも見るかのような視線を士子に浴びせている。
「まぁいいわ、詳しい話は今度にしましょう。 そろそろ時間もないしね」
そう士子が言うと同時に、辺りの景色が歪み始める。
「これは…」
「覚えておいてね。私の名前と顔を」
「…気が向いたら」
その言葉と共に、ほむらの意識は薄れていった。


〜〜〜〜〜〜

130241:2011/06/12(日) 00:30:29 ID:WXaFaWU.0
「はっ!?」
目を開ければ、そこは病室の天井だった。
布団を跳ね上げ、カレンダーを確認する。
いつも通りの退院の日の朝…いつも通りの、時のやり直しの開始地点だ。
だが、すべてがいつも通りではない。
「あの夢は一体…? 」
門矢士子と名乗った少女のことは、夢で片づけるには余りにはっきりしすぎている。
「私以外の真実を知る魔法少女? それとも…『ヤツら』の新しい策略?」
どちらにしろ、行動を開始しなければならない。
手早く退院の手続きを済ませ、自宅へと向かう。
自宅で装備を整え、すぐにでも行動を始めなければ手遅れになってしまう。
そう思いながら部屋のドアをほむらが開けた。
すると…
「あ、おかえんなさい。 ほむら」
「…は?」
日頃、無表情で通しているほむらは、目の前の光景に目が点になった。
ほむらの魔力によって空間を操り、巨大にした自室にはどこから持ち込んだのか、テーブルと椅子で優雅にお茶を飲む一人の少女…あの門矢士子の姿があった。
親友を救うため時を繰り返し、まだ見ぬ未来のために孤独に闘い続ける魔法少女…暁美ほむら。
彼女と門矢士子という、本来あり得ない出会いはこうしてなされた。

そして始まるこの物語は…『奇跡』と『魔法』の物語。


『プリキュアディケイド   〜まどかマギカの世界編〜 前編』


〜〜〜〜〜〜〜

131241:2011/06/12(日) 00:30:58 ID:WXaFaWU.0
次元の狭間…その無限とも言える空間の中で、門矢士子が見つけたのは奇妙な世界だった。
「何これ?」
そもそも『世界』の形がおかしい。
普通の『世界』は地球と同じく球状をしているが、この『世界』はメビウスの輪のような、あり得ないほどに歪な形をしていたのだ。
そして、それに伴い周辺の時空すら歪んでいる。
「これは不味いわね…」
誰ともなく士子は呟いた。
時空間とは、実はとてもデリケートなものなのだ。無理な干渉や歪みは、時空全体に影響を及ぼすこともある。
それを事前に修正することもまた、次空を旅する士子の使命であった。
「よし…!」
決意を固めた士子は、その『世界』がどんな世界なのか探ることにした。
彼女自身の生い立ちか、それとも時空を渡る者だからか、彼女にはその世界の大まかな事象や状況がだいたい分かる能力がある。
その能力によって、士子はその『世界』をつぶさに観察した。
そして…その結果のあまりの内容に絶句してしまう。

132241:2011/06/12(日) 00:31:26 ID:WXaFaWU.0
「…酷い」
仲間たちと色々な世界を巡り救ってきた士子だが、この世界ほど絶望的な状況に追い込まれている世界もない。
まず…この世界は、今まで巡ってきたような『プリキュアの世界』ではない。
かわりにこの『世界』では、世界を護る『魔法少女』と呼ばれる少女たちが、人々を襲う『魔女』と呼ばれる存在と人知れず戦っていた。
それだけならば何も問題はないが…『魔法少女』と『魔女』の関係が問題だ。
『魔女』とは、『元』魔法少女なのだ。
魔法少女が絶望することで、その魂が変化したもの…それが『魔女』の正体だった。
それに、魔法少女は魔法を使えば使うほど魂の結晶『ソウルジェム』が濁り、それが限界に達しても『魔女』になってしまう。
それを防ぐためには魔女を倒すことで手に入る『グリーフシード』というアイテムで、定期的に回復を行わなければならない。
魔法少女は一度なればもう、普通の人間には戻れない。
そしてソウルジェムの濁りは、魔法を使わなくても時間経過で進行していく。
『魔法少女』になるということは、生きている限り戦いの運命に囚われてしまうことなのだ。
そして一番酷いのは…これらの重大な真実を魔法少女たちは知らないのだ。
残酷な運命も知らず、魔法少女たちは魔女と戦っているのである。
それというのも、これらの真実を隠し、少女たちを利用している存在が巧妙に情報を操作しているからだった。

133241:2011/06/12(日) 00:32:00 ID:WXaFaWU.0
「…外見に騙されちゃいけない、っていい見本ね」
士子の目の前の次元のオーロラには、一見すれば『プリキュアの世界』の妖精に居そうな、猫のような可愛らしい外見の生物の映像が映っていた。
こいつは契約として一つだけ、どんな願いも叶えてくれる。そのかわりとして、魔法少女になることを要求してくるのだ。
それによって降りかかる不利益や真実は一切説明せずに…。
「一見すれば等価交換の原理に則ってるように見えるけど…明らかに消費者契約法違反でしょ、これ」
頭を掻きながら、士子が吐き捨てるように呟く。
残酷な真実を知らず、戦い続ける『魔法少女の世界』…それがこの世界だった。
だが…そんな魔法少女たちの中にただ一人だけ、真実に行き着いたものがいたのだ。
「決まったわね。私のこの世界でやるべきこと…」
そして、決意を固めた士子はこの『魔法少女の世界』へと介入を決めた。
時空間の歪みを断つため、そして…自分たちと同じく戦い続ける少女たちを助けるために…。


〜〜〜〜〜〜〜

134241:2011/06/12(日) 00:32:43 ID:WXaFaWU.0
「ほらほら、美味しいから飲んでみてよ」
「…」
士子から差し出された紅茶を、ほむらは無言で無視した。
その様子を見て、士子はため息をつく。
「あのねぇ…ちょっとくらいまともな反応してよ」
「勝手に人の部屋に入り込んだ見知らぬ人物に対するまともな反応…警察に通報でいいかしら?」
「前に会ったでしょ?」
「警察の取り調べで『夢の中で会いました』って言ったらどう? 警察から精神病院に一直線でしょうね」
「おっ、言うじゃない」
ほむらの皮肉にもどこの吹く風といった感じで、士子はマイペースに紅茶をすすった。
その様子に呆れたようにため息をついたほむらは、ゆっくりと紅茶に口を付ける。
「やっと信じてくれたのね」
「話が進まないようだから、よ。 あなたを信用したわけじゃないわ。少なくとも現段階ではね…」
「そう、それはよかったわ。 それじゃ…せいぜい信用してもらえるように私の話をしましょう」
そうして、士子は話を切り出した。
「私は門矢士子、『プリキュア』と呼ばれる存在の一人。 多くの『世界』を旅する旅人ってところね」
「『プリキュア』?」
「あなたたちの『魔法少女』の同類だと思って貰えばいいわ。 光の力で闇と戦う少女たちの総称よ」
その説明にほむらは顔をしかめる。その様子はほむらが、自分を含めた『魔法少女』という存在をどう思っているのかが容易に見て取れた。
それを見て、士子は言う。
「安心して。 あんたたちのと違って、戦い続けないと怪物になる、とかそういうペナルティはないから」
「…どうやら多少なりとこっちの事情を知っているようね」
「まぁ、ちょっとは調べさせてもらったからね」
「それで…あなたの目的は?」
「『世界』の歪みの修正よ」
そう答えて、士子は説明を始めた。

135241:2011/06/12(日) 00:33:16 ID:WXaFaWU.0
「もしかしたらあったかも知れない『世界』…並行世界ともパラレルワールドとも言われている『世界』は無数に次元空間の中に存在している。
 あなたもこの『魔法少女の世界』という並行世界の住人よ。
 そしてこの世界は今、大きな歪みによっておかしくなっている。
 その歪みの原因は…暁美ほむら、あなたよ」
「悪いけど、そんな覚えはないわ」
「いいえ、覚えがあるはず。
 あなたの能力の一つ…時間遡行よ」
その言葉に、ピクリとほむらの頬が動く。
「本来、時間は前にしか進んでいかない。
 それが時間遡行によって、一ヶ月ほどの同じ時間が何度も何度も数え切れないほど繰り返されてる。
 そのせいで、『世界』全体に歪みが生まれているのよ」
そう、この『世界』が歪んでいる原因は、ほむらが時間遡行を使って運命をやり直し、『世界』の時間を先に進ませていないからだ。
「で、私は歪みの原因を取り除かなくちゃならない…」
「…つまりあなたは私の敵、ということかしら?」
ほむらの鋭い視線が士子を貫く。
だが、そんなほむらに士子は肩をすくめて言った。
「わかってないわね。 私はあなたが時間遡行をしなければそれでいい。
 それに…」
そこで士子は、優しい目でほむらを見て言葉を続ける。
「私はこの世界の真実を多少なりと知っている。
 でも、誰が何を想い、何を企み、何のために行動をしているか、その考えまでは分からない。
 それでもあなたの目を見ればわかるわ。
 あなたは大切な想いと共に、その能力を使い続けている。
 決してくだらない理由からその力を使っているわけではないんでしょ?」
「…」
士子の問いに、ほむらは答えない。
「だから、私があなたの力になる。
 あなたのやるべきことを、私にも手伝わせて欲しい。
 どう、暁美ほむら?」
「…」
士子の申し出に、ほむらはゆっくりと考えを巡らせる。

136241:2011/06/12(日) 00:33:43 ID:WXaFaWU.0
謎の少女、門矢士子の介入…この事態は、今までの時のループの中にはないことだ。
真実を知り、しかも非常に友好的であり協力を申し出ている。これは願ってもないことだ。
もしかしたら、今度こそ未来を変えられるのでは…そんな希望がわき上がるが、それでも今までいくつもの希望が簡単に砕け散っていくのを目の当たりにしているほむらには、簡単にそれに飛びつく気にはなれない。
なれない…のだが、士子の言葉には、嘘は全くない。それが分かってしまうのだ。
それなら協力関係になるというのは非常に魅力的なのである。
だからこそ、ほむらはどうすべきなのか、どうすれば士子が、そして自分が納得できるかを考える。
そして…ほむらは口を開いた。
「…願いを言いなさい」
「?」
「私は…今まで数え切れないほど、この時のループを繰り返してわかった。
 誰も未来を信じない。誰も未来を受け止められない…。
 だから…誰にも頼らない。
 私はそう決めているの。
 でも、あなたの提案は正直魅力的…だから、契約をしましょう。
 私は同盟者としてあなたの協力を得る。 その変わり、私はあなたの要求に答える。
 等価の取引よ」
「そんなのしなくてもいいのに」
「…私が納得できないのよ。
 それに…私たち『魔法少女』は誘惑の裏にある真実で、呪いを背負った存在よ。
 たとえ善意だろうと、裏に何かあるかもしれないと疑わなければ生きていられない。
 お互いのすべきことのために利用し合う同盟…それが一番都合がいい。
 だからこそ、等価の取引にする」
「貸し借りなし、ってことね。
 それじゃ…こうしましょう」
そして士子はほむらへの要求を言った。
「『あんたと仲間全員が救われるハッピーエンドにすること』…私が協力する条件はこれでどう?」
その言葉に、ほむらは絶句した。
そしてしばらくの後、首を振りながらゆっくりと言う。
「…それは無理。
 まどかを助けるために、他の全員を諦めても…まどか一人も今まで私は救えてない。
 それを全員? それは不可能よ」
「私というジョーカーがあっても不可能?」
「呆れた…自分を切り札扱いとはね」
ほむらの言葉に、士子は笑う。
「あら、こう見えて運命を切り開くジョーカーの役目は、何度もやってきたのよ」
「…言うわね。 着いてきなさい」
そう言ってほむらと士子は立ち上がった。


〜〜〜〜〜〜〜

137241:2011/06/12(日) 00:34:20 ID:WXaFaWU.0
夜の街、建設中のビルの中に士子とほむらの姿はあった。
「で、魅惑的な夜のデートはどこに連れてってくれるのかしら?」
「…もうすぐよ」
士子の冗談に、ほむらはつまらなそうに答えると、そのまま建設中のビルを進んでいく。
「全く…もうちょっと愛想よくても…」
そんなほむらに愚痴を言おうとした、その瞬間だった。
「!?」
士子の背中に、嫌な感覚が走る。同時に士子は空気が変わるのを感じていた。
「…その様子だと気付いたみたいね」
「ええ…この世界の『敵』のお出ましみたいね」
士子たちの周囲の空間が歪んでいく。
極彩色の絵の具で塗りたくった、前衛芸術のような空間。
それと同時に現れる人影。これも前衛芸術にでもありそうな、線画ような人影。
魔女の住まう特殊な空間『結界』と、魔女の手下『使い魔』である。
「ここが今夜のデートスポット?」
「ええ、そうよ」
士子の言葉に、ほむらは頷いた。
「あなたと共闘するにしても、私はあなたの実力を知らない。
 私は足手まといを連れて戦わない主義なの」
「成程、テストって訳ね。 私が手を組むに足る力を持っているかどうか…」
「そういうことよ」
「…いいわ、だけど一つだけいい?」
「何?」
「…魔女は元に戻る見込みはないの?」
魔女とは『元』魔法少女である。だからこそ、倒す以外に元に戻す方法はないのかと、士子は尋ねた。
だが、ほむらは首を横に振る。
「魔女は魔法少女の魂が変化したもの。
 肉体が残っていれば話は別かもしれないけれど、現実世界では死体とみなされ処分され、魔女の結界に取り込まれれば消え去ってしまう。
 帰るべき肉体が無くなってしまっている以上、どうしようもないわ」
「そう…」
ほむらの言葉に、士子は一瞬悲しそうに目を伏せるが、すぐに顔を上げ、迫る使い魔たちを見据えた。
「これ以上被害者を出させないようにしてやることがせめてもの供養…ってわけね。
 下がって。 私の戦いを見てなさい」
「ええ」
そう言って、ほむらが下がるのを確認した士子はカードを取り出し、スラッシュした。

138241:2011/06/12(日) 00:35:18 ID:WXaFaWU.0
キュアライドゥ
「プリキュア・トランス・ディケイディング!」
ディケイド!

圧倒的な光と共に、マゼンダと黒の縦じまに身を包んだ少女の姿がほむらには写った。
自分たちの魔法少女の変身とどこか似ている、それでいて力強いその光に目を細めるほむら。
そのほむらの前で変身を果たした士子が、高らかに宣言する。
「全てを壊し、全てを繋ぐ!キュアディケイド!」
変身を完了させた士子に飛びかかっていく使い魔たち。
「だりゃぁぁぁぁ!!」
その使い魔たちを、次々に吹き飛ばす士子を見ながらほむらは思案する。

(素手による極近接戦闘タイプのようね…。
 スピードとパワー…共に近接特化型魔法少女と互角かそれ以上…。
 そして何より凄いのが、戦闘の際のポジショニングと判断力…言うだけのことはあるわ。相当の戦闘経験があるようね)

ほむらとて永劫とも錯覚する時のループを戦い続けた、この世界で最強の一角を担うベテラン魔法少女である。
その彼女をして、士子の実力を自分たちと同じベテラン魔法少女と同等かそれ以上だと判断した。
そんなほむらの目の前で、使い魔たちは際限が無いかのように、次々に数を増やしていく。
「数が多くてウザいわね。 いいわ、一気に吹き飛ばしてあげる!」
そう言って士子はカードを取り出し、すばやく腕時計にスラッシュした。
キュアライドゥ マリン!
「!? 姿が変わった!?」
士子の姿の変化に、驚きの表情を見せるほむらだが、次の瞬間、にやりと笑ったのを見て嫌な予感に襲われる。
なんとなく、やろうとしていることが分かってしまったのだ。
慌てて左腕の盾を構えて後ろに飛び、同時に魔力によってバリアを発生させる。
アタックライドゥ プリキュアダイナマイト!
認識音と同時に、士子を中心として光が広がる。
それに遅れる形で衝撃波が駆け廻り、使い魔たちはそれに巻き込まれ粉々に吹き飛んだ。
「ふぅ…すっきりした」
「…次からは事前に言って貰えるとうれしいのだけど?」
「わかったんでしょ、私のやろうとしてたこと」
「分かってても、一言あると無いのでは違うわ。 心の準備の問題よ」
そう皮肉気に言い放つほむらだが、内心では先程の士子の変化に驚きを隠せなかった。

(状況によって武器の形状を変える魔法少女はいるけど…彼女は、自分自身を状況によって変化させるのね。
 そしてそれによって攻撃のバリエーションも変わる…恐ろしく応用のきく能力ね)

「さて…あらかた片付いたわけだけど、テストは合格?」
「まだよ。 一番の大物が残っているもの…」

139241:2011/06/12(日) 00:35:41 ID:WXaFaWU.0
ほむらの言葉と同時に、地響きとともに地面から何かがせり出してくる。
まるでフランスの凱旋門のような、巨大な門。
ところどころに、どこかで見かけたような絵やレリーフで飾られている。
「嫌な気配の大本はこいつね…。 で、これが魔女?」
「そうよ」
これこそ『元』魔法少女のなれの果て、そしてこの世界を脅かす呪いをばらまく存在、『魔女』である。
その門のような魔女…イザベルの各所のレリーフから、無数の光弾が飛んでくる。
「うわっと!?」
「…」
その攻撃を大きく飛んで二人は避けた。
「危ないわね」
「そう思ったら止めをよろしくお願いするわ」
「言われるまでもないわ」
すばやくカードをスラッシュする士子。

ファイナルアタックライドゥ デデデディケイド!
「プリキュア・ディメンジョン・ブレイカー!!」

士子とイザベルの間に何枚もの光のカードが現れ、士子が両腕を突き出すとピンク色の光線が放たれる。
ピンクの光線は、飛び交うイザベルからの光弾を吹き飛ばしながら直撃した。
耳をつんざくような大爆発と共に、イザベルの姿は光の中に砕け散っていく。
同時に周りの空間が揺らぎ、元の建設途中のビルへと戻っていた。
そして、コロンと黒い宝石が地面に転がる。
魔女の魂の結晶、そして魔法少女のソウルジェムの濁りを払うためのアイテム、『グリーフシード』だ。
「はい、これ。 私には必要のないものだから」
地面に転がるそれを、変身を解いた士子は拾い上げるとほむらへと投げてよこす。
「それで、私は合格かしら?」
「ええ。その力、申し分ないわ」
「そう、良かった」
そう言って士子はニカッと笑うと、手を差し出す。
「これで同盟は成立ね。 改めてよろしく、暁美ほむら」
「こちらこそ…門矢士子」
「士子、でいいわよ」
「そう、それじゃ…士子」
そう言って二人は握手を交わした。


〜〜〜〜〜〜〜

140241:2011/06/12(日) 00:36:15 ID:WXaFaWU.0
「それじゃ、めでたく協力関係にはなれたわけだけど…詳しい情報を貰える?」
魔女を倒し、ほむらの家へと戻った二人は、早速今後の方針について話を始めた。
「さっきも言ったように、私はいくつかの真実を知っているけど、それも完全じゃない。
 だから、詳しい事情と裏にある企み、そしてやるべきことについて話を聞かせて欲しいんだけど」
「わかったわ。 でも…少し長い話になるわよ」
そう前置きをすると、ほむらは説明を始めた。
「そもそも、私たち魔法少女はアイツ…『キュゥべえ』と契約を交わし、このソウルジェムを手にしたものの総称よ」
そう言ってほむらが見せたのは卵のような形の宝石だった。
「キュゥべえはなんでも願いを一つだけ叶えてくれる。 その代償として、魔女と戦う運命を背負ったものが魔法少女よ」
「でも、そのソウルジェムには秘密があるんでしょ?」
士子の言葉に、ほむらは頷く。
「ソウルジェムは私たち魔法少女の本体であり魂…今こうやって動いている身体はただの抜け殻にすぎないわ。
 ソウルジェムが砕けない限り、首を落とされようと、心臓を貫かれようと魔法少女は死なない。
 言ってみれば、ていのいいゾンビね」
そう言ってほむらは自嘲気味に笑う。
「そして…キュゥべえはその事実を意図的に伝えない」
「たちが悪いわね…」
「そしてさらにたちが悪い秘密が、ソウルジェムの濁りによる魔女化よ。
 私以外の魔法少女はソウルジェムが濁ったら、単純に魔法が使えなくなる程度にしか思っていないわ。
 これもキュゥべえが意図的に隠している情報ね」
「そこまでは私も情報として知っているわ。 問題はそれ以降…キュゥべえの企みについてよ」
そう士子が言うと、ほむらはわずかに口ごもる。

141241:2011/06/12(日) 00:36:45 ID:WXaFaWU.0
「? どうしたの?」
「…にわかには信じがたい話だけど…いえ、私たちのような存在がいるのに、それは野暮な話ね」
そう言うと、一呼吸おいてほむらは話を始める。
「キュゥべえ…あいつらの正式名は『インキュベーター』と呼ばれる地球外生命体よ」
「宇宙人、なの?」
士子の言葉に、ほむらは頷く。
「そう…感情を持たず、記憶を共有し、統一の意思の元に動く、人とは全く違った種族よ。
 あいつらには生命の概念すらない。
 私は何度もキュゥべえを殺しているけど、そのたびに記憶を継承した別の個体が出てくる。
 やつらにとって肉体は、ただの交換のきく外付けハードウェアにすぎないわ」
「戦闘力では止められない…いやな相手ね」
「やつらの目的は『エネルギーの回収』。
 やつらは感情をエネルギーとして変換する技術を開発したのだけど、やつらには感情はない。
 そのため、この地球にいる人類を利用することにした。
 そして最も効率がいい方法として、私たち位の少女の、希望から絶望に変化する時の感情を取り出すことにした。それが…ソウルジェムに組み込まれた魔女化のシステムよ」
「つまり…『魔法少女の魔女化』が目的なわけ?」
「その通りよ。
 元々、契約を迫られる子は魔法少女としての素質のある…逆にいえば魔女になったときの回収できるエネルギーの多い子なの。
 魔法少女になった後、魔女との戦闘を強いるあいつの行いは壮大な自作自演というわけよ」
「魔法少女が戦えば魔女化が進む…魔女になってエネルギーを回収したら、他の魔法少女に倒させてその子の魔女化を促進、さらに魔女によって将来的にエネルギー材料となる人類の数が減らないように魔法少女をけしかけて魔女の数を調節してる…。
 良くできた循環のシステムね。 ほんと、吐き気がするわ」
キュゥべえの企みの全貌に、吐き捨てるように士子が言い放つ。
「そして…ここからが私の役目なのだけど…」
そう言って、ほむらは写真を一枚取り出した。
そこには同じ年ごろの少女が一人写っている。

142241:2011/06/12(日) 00:37:21 ID:WXaFaWU.0

「これは?」
「鹿目まどか…私の、誰より大切な友達。 もっとも、この時間軸ではまだ知り合ってもいないけど」
そういうほむらの表情は、心なしか柔らかい。
それがほむらの、鹿目まどかに対する感情をよく表していた。
「まどかは魔法少女として、最高の才能を持っているわ。キュゥべえに『宇宙の条理すら捻じ曲げる』と言わしめるほどの実力をね。
 でも…ここまでの流れで、最強の魔法少女の末路は分かるわね?」
「誰も勝てない、究極の魔女の出来上がり、ってわけね」
「その通りよ。 実際、私は魔女化したまどかによって地球が滅びる未来も見た…」
しばしの間ほむらは、視線を虚空に漂わせる。
その虚空を見つめる瞳には、絶望の未来の光景が見えていたのかもしれない。
「私は、まどかに幸せになってほしい。魔法少女になったものに幸せなんてない…。
私の大きな目的は『鹿目まどかを魔法少女にさせない』ことよ」
「でも、そんなの『なるな』って一言言っておけばいいんじゃないの?」
「駄目よ。宇宙の条理すら捻じ曲げるエネルギーを秘めたまどかを、キュゥべえはあの手この手で勧誘するわ。
 それに心優しいまどかは周りの状況から、誰かを救えるならと魔法少女に成りたがる。
 差し迫った『ワルプルギスの夜』という問題もあるから…」
「それは何?」
新しく出てきた単語に、士子が質問を挟んだ。
「『ワルプルギスの夜』…3週間後にこの街に来襲する、超弩級魔女よ。
 私も何度か戦っているけれど、私一人ではどうやっても太刀打ちできない。
 あなたがいても勝てるかどうか…少なくとも魔法少女数人の力を合わせないと、無理でしょうね。
 『ワルプルギスの夜』の撃破も、私の目的よ」
「なるほど。でも来ると分かっている分だけやりやすいか…」
「今まで見た結末では、ワルプルギスの夜に苦戦する私を助けるためにまどかが契約をする…ということもあった。
 だから、なんとかワルプルギスの夜を現存する戦力だけで、危なげなく撃破しなければならない」
「ふぅん…で、関係のある他の魔法少女は?」
「…この3人よ」
そうしてほむらが新たに3枚の写真を取り出す。
そのそれぞれには、赤・青・黄色の少女が写っており、士子は何だか信号機みたいというどうでもいい感想を持ってしまった。

143241:2011/06/12(日) 00:37:58 ID:WXaFaWU.0
そのうちの黄色の少女の写真を、ほむらは指さす。
「巴マミ…まどかの通う見滝原中学の3年生の先輩よ。
 かなりのベテランで、その実力は高いわ。マスケット銃による遠距離戦が得意だけど接近戦でも戦えるだけの体術を持っている。
 後輩想いのいい人で、私も魔法少女としての戦い方は、昔この人に教えてもらったわ…」
「なら何も問題ない人じゃない」
士子の言葉に、ほむらは首を振る。
「ところがそうでもないわ。
 まずこの人は、死にそうなところをキュゥべえとの契約によって助かった過去から、キュゥべえを信じ切っている。
 さらに孤独に戦い続けている寂しさから、同じ魔法少女の仲間を欲しがっているわ」
「つまり、キュゥべえと一緒にまどかを勧誘する側に着く、ってこと?
 でも秘密を話せばわかってくれるんじゃ…」
「…昔やったわ。
 そうしたら…みんなを巻き込んで無理心中を図った。
 『魔法少女は正義の味方』というのを心の底から信じている人だから、それが崩れてしまう魔女化のシステムのことを知ると絶望して、せめてこれ以上魔女を増やさないように魔法少女を殺そうとするのよ」
「…厄介極まりないわね」
あまりのことに頭を抱える士子。
「とりあえず、彼女には魔女化のことは知らせないにしても、何とか説得してまどかを勧誘しないようにさせるわ」

144241:2011/06/12(日) 00:38:39 ID:WXaFaWU.0
ほむらはそこで言葉を切ると、次に青い少女の写真を取った。
「美樹さやか…まどかの親友でクラスメイトよ。
 剣による接近戦で戦う魔法少女で、自己回復能力に優れタフさでは魔法少女随一でしょうね。
 同時に…ハッピーエンドを迎えるにあたって一番厄介な相手でもあるわ」
「苦手なの?」
「…ええ。 どの時間軸でもあまり仲は良くなかったわ」
ほむらは苦虫でもかみつぶしたように言う。
「彼女はまどかと同じく、現段階では魔法少女になっていない。
 ただ、魔法少女になった場合、魔女化するという結末が圧倒的に多いわ。
 この子の魔女化によって真実を知った巴マミは無理心中に走ったり…他の子たちも連鎖的に破滅することがあるのよ」
「この子も厄介ね…」
「とりあえずの対処法は、まどかと同じく魔法少女にさせない、というところかしら」
最後に、ほむらは残った赤い少女の写真を取る。
「佐倉杏子…隣町をナワバリにしている、巴マミと同じくベテランの魔法少女よ。
 槍による変幻自在の中距離戦闘を得意とする魔法少女で、非常に頼りになるわ。
 精神的にも強く、魔法少女の真実を知っても絶望することなく戦い続けられた、真に魔法少女にふさわしい子よ」
「で、この子の問題は?」
今までの二人から、この子にも問題があるのだろうと士子が先を促す。
「彼女の問題は集団行動が苦手なことね。
 孤独に戦い続けた魔法少女だから、損得には敏感。ことグリーフシードには貪欲で、その独り占めを考えてるわ。
 言葉もトゲトゲしくて、美樹さやかとはいつもケンカをする仲よ。
 ただ、一度認めると命を賭けることもいとわない子よ。
 何とか早い段階で信頼を得て仲間にできれば、これほど頼りになる相手はいないわ」
「前の二人に比べて、何とかなりそうな気がしてきたわね…」
「以上が状況よ…」
ほむらがそう言って話を締めくくる。

145241:2011/06/12(日) 00:39:06 ID:WXaFaWU.0
「う〜ん…つまり私たちのやるべきことは…」
唸りながら考え込んでいた士子は、ペンを取ると紙につらつらと文字を書きだす。
そこには箇条書きで、次のようなことが書かれていた。

1,鹿目まどかと美樹さやかの魔法少女化を阻止する。
2,巴マミを過剰な真実を教えずに仲間にする。
3,佐倉杏子を早い段階で仲間にする。
4,全員無事に『ワルプルギスの夜』を撃破する。

「こういうこと?」
「そうよ」
「なんか…無茶苦茶難しい様な気がしてきた」
はぁ、と深い深いため息をつく士子。
「運命の切り札さんも、お手上げかしら?」
「まさか。 このくらいの無茶苦茶、今まで数え切れないほどこなしてきたわよ」
「そう? 心強いわ」
「…抑揚のない声で言われても困るんだけど」
そう言って士子は肩をすくめた。
だが、すぐに真剣な顔に戻った士子が問う。
「それで、どう動くの?」
「まず、私はまどかの監視に着いてキュゥべえとの接触を阻止するわ。
 私の見滝原中学への転校まであと一週間…この間に私が妨害をしない場合、まどかは契約を果たしてしまうことになる」
「私も手伝えばいいの?」
「いいえ、あなたの存在をキュゥべえはまだ知らない。
 あなたの存在は、出来る限り…私が転校し、まどかたちと接触するまでのこの一週間は何としても隠しておきたい。
 だからキュゥべえに関しては私に任せてもらうわ。
 あなたにはその変わり…メッセンジャーをやってもらいたい」
「メッセンジャー?」
予想の着かなかったほむらの言葉に、士子は目を瞬かせた。


〜〜〜〜〜〜〜

146241:2011/06/12(日) 00:39:35 ID:WXaFaWU.0
ドガッ!!

飛来した槍が、地面に着き立つ。
「くっ!?」
それを横に転がってかわした士子…キュアディケイドは素早くたちあがって前を見据えた。
「てめぇ、よけんじゃねぇ!」
士子の見据える先では、真っ赤な服に編み上げブーツ、そして服と同じ深紅のポニーテールの少女が素早く槍を手に取る。
すると、槍の柄の部分が分割された。鎖で繋がった多節槍を、まるで鞭のように士子に振るう。
「無茶いうな! 誰だってよけるわぁ!!」
槍の猛攻を避けながら、士子は思い切り悪態をついた。

147241:2011/06/12(日) 00:40:29 ID:WXaFaWU.0
「佐倉杏子と接触して欲しい」
まどかとキュゥべえの接触を妨害するため自由に動けないほむらに変わって、一番仲間となってくれそうな魔法少女、佐倉杏子との接触をほむらは士子に頼んでいた。
その頼みに応え、隣町にやって来ていた士子だが、着て早々に魔女の使い魔と、使い魔に連れ去られそうになっている人を発見したのだ。
士子はすぐに変身し使い魔を撃退したまではよかったのだが…その直後、やってきた赤い魔法少女、佐倉杏子に因縁をつけられ、現在の状況に至っているのである。
「見たことねぇルーキーが、人のナワバリで勝手なことしてんじゃねぇ!!」
「何よ、もう! ナワバリ、ナワバリって!?」
悪態をつきながらも、杏子の槍の猛攻を防ぐ士子。
士子としては、何故こうも杏子が怒っているのか訳が分からなかったが、これはこの世界の魔法少女としては、どちらかと言えば自然な反応だった。
この世界においては、非常にシビアな考え方をした魔法少女の方が圧倒的に多いのである。
魔法少女のソウルジェムの濁りを払い、魔力を回復させる唯一のアイテム『グリーフシード』…これは魔女からしか手に入らない貴重品だ。
魔法少女たちは魔女化の真実は知らないが、ソウルジェムが濁れば魔法が使えなくなるということは理解している。
そのため、グリーフシードという貴重品をなるべく多く手に入れたいと考えており、非常にナワバリ意識が強い。
場合によってはナワバリ争いで魔法少女同士が戦うこともあるし、グリーフシードの取り合いが起こることもある。
ほむらたちのいる見滝原は、そこをナワバリとする巴マミの人柄、そして実力によってそういったことを防いでいたため、
ほむらすらこう言った殺伐とした魔法少女たちの現実を理解しきれていなかったのだ。
「挙句の果てに、使い魔を倒しやがって!」
「はぁ? 人を襲ってるのを倒して何か悪いの?」
「お前、バカじゃねぇの? 何にも知らないのかよ」
繰り出される槍の猛攻を、一足で後方に飛んで、距離を取る士子。
そして、槍を構えながらも呆れたように杏子は言った。
「あのなぁ…使い魔はグリーフシードを落とさないんだぞ。
そんな使い魔だって人を喰えばいずれ魔女になるんだ。
 使い魔の時に倒して、何の得があるんだよ?」
「…つまるところ、人の犠牲を黙認しろ、と?」
「食物連鎖って、学校で習わなかったか?
 魔女や使い魔が人を喰う。で、あたしら魔法少女が魔女を喰う…そんなことも知らずに魔法少女になったのか?
 それとも…誰か人を護るために戦うとか、そんなおちゃらけた冗談で魔法少女になったのかい?」
「…かもね」
杏子の言葉に、士子が目をスゥと細める。
同時に、士子の言葉に反応してか杏子の滲ませる雰囲気にも変化が現れた。
「…おいおい、ちょっとさぁ…やめてくれない?
 そんなお遊びみたいな甘い覚悟で魔法少女になられるのってさぁ…ホントむかつくんだわ。
 …ツブすぞ、ルーキー」
冷たい殺気を滲ませる杏子。
どの道、話をするのには一度叩きのめすしかないと判断した士子も、同じように臨戦態勢で答える。
「…悪いけど、覚悟だったらとっくの昔に出来てるのよ。
 それと私は魔法少女じゃない」
「へぇ…じゃあ、何だって言うんだい?」
「通りすがりのプリキュアよ!! 覚えておきなさい、魔法少女!!」
「上等だよ、訳わかんねぇルーキー!!」
その言葉と共に、二人はぶつかり合った。

148241:2011/06/12(日) 00:40:58 ID:WXaFaWU.0
「はぁ!!」
正面からの槍を紙一重でかわし、足払いをする士子。
「へっ! 甘いっての!!」
その攻撃を読んでいた杏子は、後ろに大きく飛んでよける。
だが、
「甘いのはどっちかしら?」
にやりと笑った士子は、素早くカードをスラッシュした。

キュアライドゥ レモネード!
アタックライドゥ プリズムチェーン!

「!? 姿が変わった!? うわっ!?」
驚く杏子の足へとプリズムチェーンが絡みつく。
そのまま、プリズムチェーンを振り回し杏子を投げつけるが、杏子は槍を伸ばし地面に突き立て、棒高跳びの要領で空中で体勢を整えると着地した。
「姿と攻撃方法が変わるなんて変わった特殊能力だな」
「面白いでしょ」
「さしずめ、契約時の願いは『他の誰かに成りたい』ってところか?」
「さて、ね…」
杏子の言葉に、士子はあいまいに返した。
時間のやり直しを願って魔法少女になったほむらが時間操作能力を手に入れたように、魔法少女たちの特殊能力は契約時の願いの内容によって決まる。
士子の変身を特殊能力だと考えた杏子は、その願いの内容をそう推測したのだ。
「よければもっと楽しませてあげるけど?」
「うんにゃ、それには及ばないよ」
軽口を叩き合いながらも、士子は杏子の力に舌を巻く。
(ほむらが一番頼りになるって推すだけあって、この子強いわ。 純粋な近接格闘能力ならブラック並みのセンスしてるわね)
それは味方となれば頼もしいが、敵として立ちふさがるなら厄介なことこの上ない。
士子はふぅ、とため息をつくと、腹をくくることにした。
「いいわ…本気で一撃いきましょうか」
そう言って、士子はカードをスラッシュした。

ファイナルアタックライドゥ デデデディケイドゥ!

カード認識音と共に、士子に光が集まり始める。
「へぇ、切り札かい?」
「まどろっこしいのはあまり好かないのよ。 これで終わりにしましょう!」
「いいねぇ、じゃぁ、これで終わりにしてやるよ!」
言葉と共に、杏子の魔力が渦巻き、手にした槍が巨大化した。
まるで巨大な蛇のように鎌首をもたげる多節槍の上に、杏子が降り立つ。
「プリキュア・ディメンジョン・ブレイカー!!」
「いっけぇぇぇぇぇ!!」
杏子の操る巨大槍が、赤い魔力を纏いながら一直線に飛んでくる。
その姿は放たれた赤い矢の様だ。
そして、士子の放つ光線と、杏子の操る赤い槍は空中でぶつかり合い、辺りを閃光が包んだ…。


〜〜〜〜〜〜

149241:2011/06/12(日) 00:41:36 ID:WXaFaWU.0
「ったく、無茶しやがって」
「お互い様でしょ?」
変身をといた士子と杏子が、肩で息をしながら公園のベンチでお互いに罵り合う。
全力のぶつかり合いによって、お互いに少なからずダメージを受けた二人は、一時休戦と相成ったのである。
「あーあ、今日は厄日だよ」
「その台詞、そっくりそのままお返しするわ」
ジト目になりながら、士子は杏子に言い返した。
そんな士子を意図的に無視しながら、杏子は自分の魂の結晶『ソウルジェム』を見つめる。
卵のような形をした、深紅の綺麗な宝石…だが、その綺麗な深紅に、わずかな黒い濁りが浮かんでいた。
「おかげで何の得もないのに魔力使っちまったじゃねぇか。 どうしてくれるんだよ」
「はい、これ」
ため息をつく杏子に、士子はポケットから取り出したものを投げてよこした。
それを受け取った杏子が、驚きに目を見開く。
「おい、これグリーフシードじゃねぇか!」
「良ければ使って」
「…いいのかよ?」
どこか疑うような視線で、士子に問う杏子。
そんな杏子に士子は肩をすくめながら答えた。
「私には必要ないし、それに元々それはあなたとの交渉用に一応渡されてたものよ。
 もっとも、こんなバカなことで渡す羽目になるとは思ってなかったけどね、佐倉杏子」
「あたしの名前を…? どこかで会ったことあったか? それに交渉ってなんだ?」
「やっと話を聞く気になってくれたみたいね…」
これだけの苦労をしてやっと交渉のスタート地点…士子は深々とため息をついた。
そんな士子の様子に、さすがにばつが悪そうな杏子。
杏子はポケットからポッキーの箱を取り出し、一本ぱくつくとポッキーの箱を差し出してきた。
「くうかい?」
「貰うわ」


〜〜〜〜〜〜

150241:2011/06/12(日) 00:42:08 ID:WXaFaWU.0
士子は自己紹介を済ませると、超弩級魔女『ワルプルギスの夜』の撃退と、そのための協力を仰ぎに来たことを話した。
「…確かに『ワルプルギスの夜』の噂は聞いてるよ。
 結界に隠れず、現実世界で暴れまわる最悪クラスの魔女だろ。
 同時に魔法少女一人二人じゃどうしようもないほどの化け物だってことも聞いてる」
「なら話が早いわ。 近々、見滝原にやってくる『ワルプルギスの夜』を倒すために私と仲間はあなたと同盟を結びたいのよ」
「うーん…容易には頷けないね」
士子の言葉をポッキーをポリポリとかじりながら聞いていた杏子は、ゆっくりと言う。
「まず第一に、あたしは仲良しこよしが好きじゃない。そんなの他の、巴マミみたいな甘い連中とやってくれ。
 第二に、『ワルプルギスの夜』が来るっていう話が本当か疑わしい。あれは神出鬼没だって話を聞いたぞ。
 そして第三に、見滝原は巴マミのテリトリー…そこでの魔女退治は巴マミへの宣戦布告と同じだ。
 いつかはあの町もぶんどってやるつもりだけど、危険を冒してまで今動く必要はない。
 それをやるほどのメリットがあたしのどこにある?」
「なるほど…噂通り慎重ね」
「そうじゃないとこの世界、生き残っていけないからな」
「でも、もっともな意見ではあるわね。いいわ、一つずつ答えてくわ」
士子がかじっていたポッキーをひょいっと、口に放り込むと説明を始めた。
「まず第一、巴マミが私たちに友好的かどうかが疑わしい。その上、戦力は少しでも多い方が助かる。 特に『ワルプルギスの夜』みたいな化け物相手ならね。
 次に第二の質問、これは私の仲間の能力でわかったとしか言えないわね。
 そして最後の質問、あなたのメリットだけど…とりあえずそのグリーフシードはあげるわ。
 それと…こちらの知る情報をあなたに渡す」
「情報?」
杏子の疑問の声に士子は頷くと続ける。
「あなたはベテランの魔法少女…だったら、なんとなく気付いてるんじゃないの?
 自分たち『魔法少女』という存在がどこかおかしいって」
「…確かに。 キュゥべえの野郎は胡散臭くて信用できない」
「辛辣ね」
「…最近、個人的にちょっとあってな」
苦虫でも噛み潰したように、杏子が言う。
「とにかく、あいつの言ったことだけを鵜呑みにはできないってのは賛成だ」
「私と仲間は、魔法少女について隠された秘密をいくつも知っている」
「…その情報を提供する代わりに、あたしに協力しろっていうのか?」
「そうよ。 どう、仲間に会って話だけでも聞いてみない?
 あなたにとって損な話ではないはずよ」
「…わかった。会ってやろうじゃないか、そのお前の仲間ってやつに」


〜〜〜〜〜〜

151241:2011/06/12(日) 00:42:37 ID:WXaFaWU.0
士子と杏子が邂逅を果たしていた同時刻、見滝原。
「くぅ!?」
迫りくる炎をほむらはかわしながら、手にしたハンドガンを連射する。
魔力を帯びた弾丸は一直線に魔女へと迫るが、甲高い音と共に弾丸は弾かれてしまった。
「…」
ほむらの前には腕の生えた、鉄格子のような箱の魔女。
その光景を見ながら、ほむらは冷静に思考する。
(見たことのない魔女…私が門矢士子という、今までにない出会いをしたから、今までにない魔女が現れたというの?)
考えても事態は解決しない。とにかく目の前の問題を解決することが先だ。
そう思考を切り替えると、ほむらは盾の内側からミニミ軽機関銃を取り出す。
同時に左腕の盾が展開し、内部機構の歯車がカチリという音と共に止まる。
その瞬間、ほむらを除くすべてがモノトーンのように反転し、世界の全てが静止した。
ほむらの特殊能力、時間停止である。
凍りついた世界に轟音が響く。
フルオートで放たれた弾丸が魔女へと向かい、一定距離を飛行して空中で静止した。
「まだよ!」
フルオートで撃ち尽くした機関銃を捨て、ほむらが再び盾に手を入れる。
そして取り出されたのは、数個の手榴弾だ。
安全ピンを口で引き抜くと、それを魔女へと向かって投げつける。
「…そして世界は動き出す」
その言葉と同時に時間停止は解け、世界の全てに色が戻った。
放たれた機関銃の弾丸と手榴弾は同時に着弾し、魔力によって強化された爆発が轟音と閃光、そして衝撃を伴い響く。
「…やったわ」
もうもうと立ち込める煙に勝利を確信したほむら。
だが…
「!?」
巻き上がる砂煙の向こうから、鋼鉄の何かが飛来する。
それは…
「鎖!?」
それは鋼鉄の鎖だ。先端の手錠のような輪が、ほむらの左足首を捕える。
そして煙の向こうから現れる、無傷の魔女。
「…まずいわね」
ほむらは誰ともなく呟いた。

152241:2011/06/12(日) 00:43:17 ID:WXaFaWU.0
実を言えば、ほむらは『魔法少女としては最弱』である。
普通の魔法少女ならば、変身をしただけで常人をはるかに超えるパワーと身体能力を持つ。
だが、ほむらにはそれが無い。常人よりは間違いなく強いが、魔法少女としては最低ランクの強化しかできない。
武器も魔法では作り出せず、自衛隊やアメリカ軍基地から盗んできた軍用兵器に魔力を付加して強化し使用している。
そんな彼女が、最強クラスのベテラン魔法少女でいる理由はひとえに時間操作という特殊能力のおかげだ。
強力すぎる時間操作能力、そして長い戦闘経験からの判断力が彼女を最強の一角へと押し上げている。
本来肉体強化などに使うリソースの全てを、特殊能力に振り分けた極特化型魔法少女…それがほむらだった。
だが…前述したように彼女の魔法少女としての戦闘能力は、時間操作に依存している。
その時間操作の意味をなさないものには、とことん相性が悪い。
例えば人間が時間を止められたとして、素手でコンクリートの壁を破壊できるだろうか?
どんなに時間を止めても鎖で縛られた人間が、鎖を引きちぎることができるだろうか?
答えは否である。
そう、時間停止はあくまで時間停止でしかない。
どんなに停止した時間の中で攻撃を叩き込めても、攻撃が効かないなら意味はないし、拘束されれば振りほどけない。
以上の理由により、現在ほむらは最大の危機に立たされていた。
「…しくじった。 まさかこんな強力な魔女がこのタイミングで出てくるなんて…。
 RPGを持ってくるべきだったわ」
まどかの監視だけのつもりだったため、強力な対戦車ロケット砲などの装備を置いてきたことを今さらながらにほむらは悔やんだ。
だが悔やんでも仕方ない。今はこの状況から何とか脱出しなければならない。
足をとられたほむらに、魔女から数え切れない鎖が放たれる。
今度の鎖は先がナイフのように尖った矢じりのようなものだ。
あんなものをまともに受けるわけにはいかないが、足をとられていては避けようもない。
「ちぃ!?」
ほむらは舌打ちすると、盾からショットガンを取り出し迫りくる鎖に散弾を連射する。
「駄目! 落としきれない!?」
空中で叩き落とされる鎖だが、数が多すぎて対処しきれない。
ほむらは咄嗟に、左腕を抱えるようにして庇う。
魔法少女は、魂の結晶であるソウルジェムが砕けない限り不死身だ。時間をかけ魔力で回復させれば欠損した身体も修復することができる。
ほむらのソウルジェムは左手の甲に装着されている。それを守るため、ほむらは左手を抱え込み衝撃に備えた。
だが、そこに声が響く。

153241:2011/06/12(日) 00:43:49 ID:WXaFaWU.0
「まったく…ダメージ覚悟なんて痛々しい戦い方ね」
呆れたようなその声と共に、どこからともなく白い円盤のようなものが高速で飛来した。
その白い円盤はまるで回転ノコギリのように飛来すると、ほむらに迫る鎖と、ほむらを拘束していた鎖を切断する。
「これは…」
そして、ほむらの前に降り立つ白い影。
金の髪の、冷たい目をした少女だった。
少女が手を差し出すと、鎖を砕いた白い円盤がその手に収まる。
白い円盤に見えたものは帽子だった。
「戦いは、もっと優雅に、よ…」
その帽子をかぶり、ほむらに向かって一礼をする少女。
その様子は舞台の踊り子のようだった。
「あなたは…魔法少女なの?」
そう聞きながらも、ほむらにはそうでないことがなんとなく理解できていた。
纏う雰囲気が違う。おそらく、士子と同質の何者かであろうとほむらは推測する。
「いいえ。 士子と同じ、別の世界からの来訪者。
 そうね…『アップル』とでも名乗っておきましょうか…」
そう言いながらも、まるで舞うような動きで迫りくる鎖を叩き落としていく。
「士子と同じ…『プリキュア』とかいう存在なの?」
その言葉に、アップルと名乗った少女は肩をすくめる。
「『プリキュア』ね…私にとっては最も嫌いな言葉だわ。
 まぁ、今回は士子の話に乗ってここまで来たけど、基本的にはただの傍観者よ。
 ちょっと、頼まれごとを果たしに来ただけ…」
そう言って再び帽子を投げつけるアップル。
帽子はまるで意思を持つかのように飛び、魔女をけん制する。
そんななか、アップルはほむらに向き直った。
「あなたに渡すものがあるわ。 受け取りなさい」
「これは…何?」
渡されたものは数枚のカードだった。全て何かしらの機械的な機器が描かれている。
「お節介な、『世界の破壊者』様からのプレゼントよ。
 あなたの魔力を込めれば、起動するわ」
その時、魔女が帽子のけん制を振り切ってほむらたちに向かう。
それを見たほむらは、咄嗟にカードの一枚に魔力を送り込んだ。

154241:2011/06/12(日) 00:44:14 ID:WXaFaWU.0
「!?」
光と共に、カードが形を変えほむらの手に収まる。
それは特殊な作りの大口径ミニガンだ。迫る魔女に照準を定め、トリガーを引く。
世界を引き裂くような轟音と共に放たれた弾丸は、軽機関銃と手榴弾の猛攻に傷一つつかなかった魔女を穿つ。
「なんなのこの威力は!? 魔力の付加すらしていないのに!!」
あまりの威力に、ほむらは驚きの声を上げた。
やがてハチの巣になった魔女はバラバラと消滅していくと、結界が消え去り通常の空間に戻っていく。
「お見事」
アップルはグリーフシードを拾い上げ、ほむらへと投げてよこした。
「…礼をいうわ」
「別に。 私はただそれをあんたに渡すのを頼まれただけよ」
そう言ってアップルは背中を向ける。
「この『世界』の動向は今、多くの者たちが注目しているわ。
 せいぜいがんばることね」
そう言うと、アップルはまるで最初からそこにいなかったかのようにスゥっと消え去った。
「何だったのかしら、彼女は…?」
今までのループにない出来事の連続に、もはやほむらは驚くという常識を捨てていた。
一種の逃避なのかもしれない。
「多くのものが動向を注目している?
 …裏で何かが起こっているようね」
そう思案しようとするが、ほむらは頭を振り思考を中断した。
情報が少なすぎる。この状態で余計な心配をしても、害になるだけだ。
「どこの誰が、どんな思惑かは知らない。
 でも…この力、有効に使わせてもらうわ」
ほむらは腕の中の数枚のカードをギュッと握りしめる。
いましがた自分が使ったものが、どんな代物なのかほむらは知らない。
それは天使に抗うため、人が作った科学の牙。
人を守るため、神にすら抗う科学の戦士の銃。
ソレの名は『GX-05ケルベロス』という。
そして…それすら超える代物が今その腕の中にあることを、ほむらは今は知る由もなかった。


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155241:2011/06/12(日) 00:44:40 ID:WXaFaWU.0
見滝原を見下ろす建設中の高層ビル、そこに一人の男の姿があった。
その顔は薄く笑っているようで、しかし油断が無い。
どことなく、獲物を探す野生の動物のような気配を醸し出す男だ。
そんな男の後ろに、また一人の男が現れる。
こちらはどこか皮肉げな顔をした男だ。首から下げたトイカメラがよく目立つ男である。
「またこの世界のお宝でも探してるのか?」
その言葉に町を眺めていた男は答える。
「まさか。 さすがにこの世界のお宝は諦めたよ」
「…どういう心境の変化だ? お前らしくない」
カメラを下げた男がうろんげに尋ねる。
「この世界のお宝は、『ソウルジェム』だ」
「…なるほど、それを盗んだら怪盗じゃなくて立派な誘拐犯だな」
「僕としてはそれでも構わないんだけどね…。
この世界のお宝は僕が持つより、彼女たち一人一人が持っていたほうが輝く…だから諦めたのさ」
「まぁ、人の命の輝きは本人が持ってこそだな」
カメラの男は納得したように頷くと話を続けた。
「それよりこっちを手伝え」
「そんなにマズいのかい?」
「ああ、マズい。 この『世界』の歪みの影響が色んなところで出ている。
 特にイマジンの連中がそこらじゅうで悪さをしててな。色々あって『ライダーが悪の手先になった世界』ができた。
 あの『世界』を救うにはライダー全ての力が必要だ。
 光の巨人たちやシンケンジャーたちレジェンド戦隊たち、それにプリキュアも宇宙狭しと異変解決に飛びまわってるんだ。
 お前だけさぼらせないぞ」
「わかってるさ」
そう言って男は立ち上がる。
「でも、肝心なこの『世界』はいいのかい?」
「大丈夫だ。 俺の分身みたいな『世界の破壊者』さんが頑張るみたいだからな。
 それに、使えそうなカードは何枚か渡した。あとは自分たちの力で頑張ってもらうさ。この『世界』を守るのはあくまでもこの『世界』の人間であるべき、あくまで手を貸すだけ…それが今回の件でのルールだ。
 何かあるたびに頼られても困るんでな。いつまでもガキの面倒は見きれないぜ」
そう言ってカメラの男は皮肉気に笑う。
「それにしても彼女…アップルはよく協力する気になったね。
 僕の記憶では、彼女は『プリキュア』が死ぬほど嫌いだったはずだけど」
その言葉に、カメラの男はニヤリと笑いながら答えた。
「あれはな…いわゆるツンデレってやつだ。
 プリキュアのことを死ぬほど嫌っているし、敵対だってしている。
 でも、根っこは同じなんだよ。夢と希望で人の笑顔を守る、って根っこはな。
 ただ、その役目をプリキュアに取って代わられたから恨んでるだけだ。
 拗ねてるだけのガキなんだよ」
「そういうものかなぁ?」
「そういうもんだ、ガキってのはな。
 だが、実力は確かだ。 『世界の破壊者』とあいつにこの世界の手助けは任せられるくらいにはな」
そう言ってカメラの男が手を振り上げると、目の前に灰色のオーロラのようなものが発生した。
「ほら、さっさといくぞ海東!」
「せかさないでくれたまえ、ナマコを食べられない門矢士くん」
二人の男は、灰色のオーロラをくぐり、違う世界へと向かった。


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156241:2011/06/12(日) 00:45:27 ID:WXaFaWU.0
ほむらと合流を果たした士子と杏子。
「あんたが士子の仲間かい? あたしは…」
「知っているわ、佐倉杏子。 暁美ほむら、あなたと同じく魔法少女よ」
「…なんだか先回りされてるみたいで、変な感じだ。よろしく、同業者さん。
 くうかい?」
「いただくわ」
そう言って、杏子が握手の変わりに差し出したうまい棒をほむらは受け取った。
「で、どんな秘密を教えてくれるんだい?」
「そうね…」
そして、ほむらはソウルジェムの秘密について語る。
「この石っころがあたしらの本体? あたしの身体はもうゾンビみたいなもん?
 そんなバカな話、信じられるかよ」
「そう思うのも無理はないわ。でもこれが真実よ…」
「…」
杏子は静かに何かを思案している。
その間に、士子はほむらに耳打ちした。
(ねぇ、魔女化やキュゥべえの企みについては話さないの?)
(全てを一気に話しても混乱が大きくなるだけよ。今はそのことを話すにはまだ早すぎる)
(…それもそうね)
そんな風に士子たちが小声で話しているうちに、杏子は考えがまとまったようだ。
杏子が口を開く。
「あたしは長いこと一人でやってきたから、人を見る目には自信がある。
 そのあたしから見て、お前らの目はとても嘘を言ってるようには見えない。
 でも…このことはそう簡単には信じられない。
 お前らの言ってることが本当だって証拠はあるのか?」
「当然の反応ね…いいわ、証拠を見せてあげる。
 士子、これを」
予想通りの反応に、ほむらは髪を掻きあげると自分のソウルジェムを士子に渡した。

157241:2011/06/12(日) 00:45:54 ID:WXaFaWU.0
「さっき話した通り、ソウルジェムが肉体を操れる限界はおよそ100メートル…士子、ちょっと向こうの自販機で飲み物でも買って来てくれないかしら?」
「私をパシリに使うなんて、いい度胸してるわ」
そう言ってため息をつくと、士子が自販機へと歩きはじめる。
それを見ながら、杏子はほむらへと問い詰めた。
「おい、テメェどういうつもりだ。
 お前の言ってることが本当なら、お前は…」
「ええ、死ぬわね」
「怖く…ねぇのかよ?」
「…怖いわよ。
 ソウルジェムが戻ってくれば生き返れるって分かっていても、もしかしたらもう目覚めないかもしれないっていうのは、文字通り死ぬほど怖いわ」
「なら、なんでそんなことが出来るんだよ!?」
訳が分からない苛立ちに、杏子が叫ぶ。その言葉に、ほむらは静かに答えた。
「あなたに信じてもらうため、あなたに仲間になってもらうためよ。
 あなたを死なせたくない。あなたと一緒に生き残りたい。
 だから、お願い…私たちの仲間になって。
 そして…一緒に戦って。
 お願い…杏…子…」
そこまで言ったほむらから、ガクンと、まるで電池の切れたおもちゃのように唐突に力が抜ける。
「お、おい!?」
慌てて支える杏子だが、すぐにその目は驚愕で見開かれた。
瞳孔の開いた瞳、呼吸の音がない口、そして心臓の鼓動が聞こえない胸…そのすべてが『死』という現実を表していた。
イタズラなどで何とかなるものではない。
今しがたまで言葉を交わしていたほむらは、なんの原因もなく、唐突に死んでいた。
それは、ほむらの言葉が真実だったという証拠である。
「…まったく、何なんだろうねこいつら。
 以前どっかであったことあるのかな」
誰ともなく杏子は呟く。
自分と互角にやり合った正体不明の士子、そして自分を死なせたくないとこんなことまでやってのけるほむら。
この二人が何を想い、何をやるのか見届けたい…そんな気持ちが杏子の中で膨らむ。
だが…
「ちょいと…考えないとね」
ほむらの身体を抱きかかえながらそう呟くと、杏子はポケットからチョコバットを取り出し、齧りついた。


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158241:2011/06/12(日) 00:46:16 ID:WXaFaWU.0
「…お前の言ってたこと、全部信じるよ。
 私ら魔法少女は全員、キュゥべえの野郎の契約詐欺に騙されてたってわけか」
蘇生したほむらを前に、杏子が吐き捨てるように言う。
「なら、私たちの仲間に…」
そう言葉を続けたほむらを、杏子は手で制した。
「…悪いんだが、そいつはちょっと待ってくれないか」
「…理由は聞いてもいいかしら?」
「…ちょっと気持ちに整理をつけたいんだ。
 あたしもあんたたち二人が何をやるのか見届けたい。
 だから3日でいい、少し…時間をくれないかい?」
「…わかったわ」
杏子の神妙な様子に、ほむらはそれ以上この場でせかすようなことは避けた。
「3日後、この場所で会いましょう。
 いい返事を期待しているわ」
「ああ…」
「…」
そう言って帰っていく杏子の後ろ姿をじっと見つめる士子は、杏子が深い悩みを抱えていることを感じ取っていた…。


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159241:2011/06/12(日) 00:46:46 ID:WXaFaWU.0
「…」
翌日、再び隣町にやってきた士子は、昼間の公園のベンチに座ってぼうっとしている杏子を見つけた。
「やぁ」
「…ああ、士子か。 今日は何の用だい?」
「別に。 暇だから様子を見に来ただけよ」
「平日なんだから学校にでも行けよ」
「その言葉、そっくりお返しするわ」
「ははっ、それもそうだ」
そう言って士子と杏子はお互いに笑い合う。
その時だ。
「キョーコ、このおねえちゃんだれ?」
舌足らずな女の子の声に士子が振り向くと、そこには一人の少女が立っていた。
年齢は明らかに十に届いていない、幼い少女だ。
そんな少女が『ほえっ』とでも擬音のつきそうな、可愛いはてな顔で立っている。
「うわ、何この可愛い子!」
「ああ、『千歳ゆま』っていうんだ。 ちょっと事情があって、私が面倒みてる」
士子の黄色い声に、杏子が答える。
「こいつは門矢士子。 昨日話した、私と戦った魔法少女だ」
「私、魔法少女じゃないんだけど?」
「いいだろ、同じようなモンだ」
冷静にツッコミを入れる士子に、杏子は大仰に肩を竦めた。
「キョーコと戦った!?」
それを聞いてからのゆまの反応は早かった。
きゅっ、と握りしめた可愛らしい小さな手を精いっぱいに伸ばす。
そして…
「えーいっ!!!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
白昼の公園に、士子の悲鳴が響いた。
戦いの中でもないであろう大きな悲鳴を上げながら、士子がスカートを押さえる。
「水色のストライプ、か。 可愛いのはいてるじゃん」
「なっ、なっ…!!」
ニヤニヤと意地悪く笑いながら言う杏子に、士子は羞恥で真っ赤になりながら何かを言おうとしたが声が出ない。
ゆまはあろう事か、士子に対してスカートめくりという攻撃を敢行していた。
一撃で士子にまれにみる大損害を与えたゆまは、そのまま士子に詰め寄る。

160241:2011/06/12(日) 00:47:17 ID:WXaFaWU.0
「キョーコは悪い魔法少女じゃないよ! キョーコに何かするってゆうなら、ゆまがやっつけてやる!!」
「ちょ、ちょっと落ち着いてゆまちゃん。
 って、杏子! 笑ってないで何とかしなさいよ!!」
ゆまの勢いにさすがの士子もたじたじだ。
そんな様子を杏子は肩を震わせながら、笑いを堪えている。
「杏子!!」
「わかった、わかった。
 ゆま、こいつとは仲直りしたんだ。 もう戦わないよ」
「ほんと?」
「ああ、ほんとだ。 心配してくれてありがとな。
 でも、しっかり士子には謝るんだぞ」
そう言ってゆまの頭を優しくなでる杏子。
その言葉に従って、ゆまはぺこりと士子に頭を下げた。
「ごめんなさい、おねえちゃん」
「いいのよ、ただの勘違いなんだし…」
「そうそう、可愛い水色ストライプを晒したからって、そう怒るなよ」
「…死にたいの、あんた」
士子は笑いながら肩を叩いてくる杏子をジト目でにらんだ後、ため息をつくとゆまの頭を撫でた。
子供特有の柔らかい髪の感触に、士子の顔がついほころぶ。
だが…
「…!?」
士子の顔に戦慄が走りこわばる。
その様子に気付いた杏子は、何とも言えない顔でゆまに話しかけた。
「ゆま、あたしはこいつとちょっと話がある。
 しばらく一人で遊んでてくれ」
「うん!」
杏子の言葉に素直に従って、ゆまは公園へと走っていった。
後に残されたのは、何ともこわばった顔の士子と杏子の二人。
「…まぁ、座れよ。
 ちょっと話をしようぜ」
「ええ」
自分の隣をぽんぽんと叩き促す杏子に従って、士子はベンチに腰掛けた。
そしてポケットからトッポを取り出し、封を切る。
「くうかい? なんてね」
「ああ、もらうよ」
杏子の口癖を真似ておどける士子に苦笑し、杏子はトッポを一本齧った。


〜〜〜〜〜〜

161241:2011/06/12(日) 00:47:52 ID:WXaFaWU.0
「あたしが昨日少し時間をくれって言った理由は、ゆまのことを考える時間が欲しかったからなんだよ」
「でしょうね。 今の様子を見てればなんとなくわかるわ」
「あいつは魔女に襲われてるところを、あたしが助けた。
 両親はその時魔女に殺されちまって行くあてもない。
 だからあたしが面倒みてやってるんだ。ゆまが一人で生きていける術を身につけるまでな…」
ぽつりぽつりと話しだす杏子。
「あの子のことで悩んでるっていうと…まさかと思うけど、あの子も…」
「…ああ、魔法少女だ」
士子の言葉に、杏子は頷いた。
「あたしと行動するようになってから、ゆまには魔法少女のことも魔女のことも教えてやった。
 そうしたら『魔法少女になりたい』とか言いだしてね。
 最悪なことに魔法少女としての素質もあったらしくて、キュゥべえの野郎から魔法少女にならないかって何度も勧誘を受けてたんだ。
 でも、そのたびにあたしは『魔法少女には絶対なるな』って強く言って聞かせてたんだよ…」
「それじゃ、なんであの子は魔法少女に?」
「あたしがさ…二つほどデカいヘマをしちまったのさ…」
士子の言葉に、杏子は自嘲気味に答える。

162241:2011/06/12(日) 00:48:20 ID:WXaFaWU.0
「お前もさっき気付いたんだろ? ゆまのこと…」
「…ええ」
士子は先程のゆまの頭を撫でていた時のことを思い出す。
可愛い少女のおでこ…髪で隠れる生え際の辺りに、不自然な傷をいくつも見つけていた。
丸い火傷の跡…おそらくあれは…。
「お察しの通り、タバコの跡だ。
 実の娘に根性焼きとはね…ほんと、ゴリッパな親だよ、反吐が出そうだ」
吐き捨てるように杏子が言い放つ。
「…ゆまはさ、『役立たず』って言われて親から毎日のように虐待を受けてたんだよ…。
 そのトラウマで『役立たずだと捨てられる』って、強迫観念を持ってたんだ。
 あたしはそれに気付いてやれなかった。
 あたしが再三『魔法少女になるな』って言ってるのを、『役に立たないから、なるな』って言ってるように思ったんだよ。
 これが、あたしの一つ目のヘマ」
「…もう一つは?」
「もう一つは単純。 魔女との戦いで油断してヘマしたってだけ。
 両手両足切り落とされて、『こりゃ死んだ』って諦めた次の瞬間、切られたはずの両手両足が元に戻ってたんだ。
 魔女の野郎をぶっ殺してなんで助かったんだろうって考えてたらさ…魔法少女になったゆまがニコニコ笑いながらあたしのところに走ってきたんだ。
 すぐ分かったよ…ゆまがあたしを助けるために魔法少女になったってのはね」
その時の光景を思い出しているのか、何とも言えない表情で杏子は目を伏せる。
士子も杏子の様子を前にして声をかけれない。
そんな中、杏子は言葉を続ける。
「あたしは…魔法は自分のためだけに使うべきだ、って思ってる。
 自分のためだけに魔法を使えば、それでどんな結果になっても自業自得だ。
 でも、他人のために魔法を使っても、悪い結果になれば必ず後悔して誰かを憎んじまう。
 だからあたしは他人のためには戦わない。自分の利益のためだけに戦う。
 でも…そんなあたしがゆまを『あたしのため』に、他人のために魔法少女にしたんだ」
頭を抱えるように語る杏子。
「魔法少女は命懸けだ。
 同じ命を懸けるなら、真っ直ぐ生きることに懸けたほうがいいに決まってる。
 あたしだってそう思う。
 それをあたしはゆまを魔法少女に引きずりこんで、あげく魔法少女は全員ゾンビ同然…。
 あたしはいいんだ、魔法少女として戦うことで覚悟もしてたし、今さら後悔はない。
 でもゆまは違う。 あいつはそんな覚悟も、人生を選ぶこともできる歳じゃない。
 キュゥべえの野郎の口車に乗せられて、言われるままあたしを助けようと魔法少女になっただけだ。
 そんなあの子に…あたしは何て言って何をしてやればいいんだよ…」
絞り出すように語るその姿は、まるで懺悔をする罪人のようだった…。


〜〜〜〜〜〜

163241:2011/06/12(日) 00:48:50 ID:WXaFaWU.0
公園の土管の中で遊んでいたゆまは、世界がぐにゃりと歪んだように感じた。
「あれれ?」
しばらくして、立ちくらみだということに気づいた。
すぐに立ちくらみはおさまり、世界はいつも通りの姿に戻る。
最近、こんな出来事が多くなってきた気がするが、幼いゆまにはその理由はわからない。
杏子に相談するつもりも、ゆまには無い。
何かの病気だったら『役立たず』になる。そうしたら杏子に捨てられるかも…トラウマと子供特有の妙な頑固さが絶妙に混ざり合い、杏子に相談するという考えをゆまから奪い取っていた。
「まぁいいや」
そう言うと、ゆまはポケットの中のものを取り出した。
それは4つのグリーフシードだ。杏子がゆまに使うようにと渡していた代物である。
だが…そのどれにも使用した形跡は無かった。
「えへへ…グリーフシード、もっと貯めてキョーコにあげたら、キョーコ喜んでくれるかな?
 ゆまを『役に立った』って言って撫でてくれるかな?」
夢想するように薄く笑うゆま。
幼い少女は、それが悲劇へ向かう道とは気付かない。
ただ大好きな杏子に褒めてもらいたいという、子供らしく純粋で、それでいて危うい想い。
ゆまのポケットの中で、黒く濁ったソウルジェムから、ゆっくりと光が失われていった…。


〜〜〜〜〜〜

164241:2011/06/12(日) 00:49:20 ID:WXaFaWU.0
爆炎とともに魔女が消え去り、空間が元の現実世界のものと戻っていく。
おどろおどろしい魔女の結界が消えていくのを確認した杏子が変身を解きながら、傍らの
士子に話しかけた。
「悪いな、魔女退治手伝ってもらっちまって」
「いいのよ、何となくよ」
グリーフシードを杏子に渡しながら、士子が返す。
そんな中、杏子は早速ポケットからチュッパチャプスを取り出すと、それを舐めはじめた。
「前から思ってたけど、あんた太るわよ」
「うっせぇ、魔女退治で運動してるから太らねぇんだよ」
杏子の言葉につい苦笑が漏れる。
「それにしてもチマチマした攻撃が得意な魔女だったな。 まぁ、楽勝だったけど」
「ええ、これもゆまちゃんのおかげね」
そう言う士子の視線の先には、猫耳の魔法少女姿から変身を解くゆまの姿があった。
いましがた戦ったのは虫のような魔女だった。
身体を細かく分散し、少しずつダメージを与え続けるという戦い方をするいやらしい魔女で、本来ならば強敵だっただろうことは想像に難くない。
そんな魔女相手に士子と杏子は傷一つ負っていなかった。
その理由は二人の実力というものもあるが、それ以上にゆまの存在が大きい。
死の淵に陥った杏子を助けるために願い、魔法少女となったゆまの特殊能力は『治癒能力』である。
それも遠距離にいる相手の、四肢切断クラスの傷を一瞬の間に完治させるほど強力なものだ。
その力を発揮し、ゆまが二人を回復し続けたおかげで、二人は傷ひとつ負わずに立っている。
「でも…ゆまちゃんの魔力は大丈夫なの?」
眉をひそめながら士子当然のことを聞いてくる。
「大丈夫、あたしより多くのグリーフシードを渡してるんだ。 魔力は十分なずだよ。
 なぁ、ゆま」
「…」
杏子が振り返りながらゆまに問うが、ゆまからの返事が無い。
「ゆま?」
いぶかしみながら、再び杏子が問うがゆまからの反応はない。
俯き加減でその顔は分からないが、様子がおかしいことだけは確かだった。

165241:2011/06/12(日) 00:49:48 ID:WXaFaWU.0
「おい、ゆま? どうしたんだ?」
「…キョーコ、キョーコはグリーフシードあるとうれしい?」
「ん? そりゃあ、あれが無いと思いっきり魔法は使えなくなるし、なるべく多く欲しいさ」
ゆまの質問の意図は分からない杏子だが、常日頃から思っていることを口にする。
それを聞いたゆまは顔を上げた。
「…よかったぁ」
そう言って笑うゆまだが、その視線はどこか虚ろだ。
それに気付いた士子と杏子は、何かが起きていると身を固くする。
「えへへ…ゆまね、グリーフシード貯めてたんだよ。これ全部キョーコにあげるね」
そういってゆまがポケットから取り出したのはグリーフシードだった。
「それはあたしの渡した…まさか、使ってなかったのかい!?」
「うん…ゆま、いい子だから我慢できるよ。 だからグリーフシード、杏子にあげるね」
そう言って虚ろな目で笑うゆまに、年相応の可愛らしさは微塵もない。
薄い不気味な笑みを貼りつかせた、まるで人形だ。
明らかに精神に何かしらの異常が起こっている。
「ゆま、お前…ソウルジェムは…」
杏子の震える言葉に、ゆまはゆっくりと自身のソウルジェムを取り出した。
すでに真っ黒に濁りきったそれに、緑の清浄な光は灯っていなかった。
「バカ!? ゆま、すぐにグリーフシードを使いな!!」
杏子の怒鳴る声に、ゆまはビクッと肩を震わせる。
そしてゆまはゆっくりと涙を流して叫び始めた。
「なんで? なんで怒るの、キョーコ!?
 ゆま、役に立たなかった!? ゆまのこと嫌いになった!?」
「いや、そんなことは…」
突然のゆまの様子に、杏子は思わずたじろぐ。
「ゆま、キョーコのためだったら何でもやるよ! キョーコの役に立つよ!
 だから、だから…」
ゆまの真っ黒に濁りきったソウルジェムに、ピシピシという音をたてながらヒビが入っていく。
「!? マズい!?」
それを見た士子が駆け出すが、もう…間に合わない。
「ゆまを…ひとりにしないで。 ゆまのこと…愛して」

バリン!

ソウルジェムが砕け、ソウルジェムから黒い霧のようなものが立ち上る。

166241:2011/06/12(日) 00:50:24 ID:WXaFaWU.0
「ゆまぁぁぁぁぁ!!」
倒れ行く小さなゆまの身体を駆け寄った士子と杏子が支えるが、その身体にすでに命の息吹はない。
「ゆ、ゆま…」
震えながらその小さな亡骸を抱きしめる杏子だが、悲しみにくれる暇はなかった。
「なんだこいつは…」
ゆまのソウルジェムを砕き立ち上った黒い霧は一か所に集まり形を成していくと、巨大な犬のような形に変化した。
同時に辺りの景色が異質なものへと変わっていく。
それは杏子の良く知るもの。
それは…
「なんで…なんで魔女が出てくるんだよ!!」
「いいからゆまちゃんを抱えなさい! 早く!!」
訳が分からず叫ぶ杏子に怒鳴るように士子が答え、キュアディケイドへと変身を果たす士子。
それに反応して杏子も魔法少女の姿へと変身を遂げる。
「グゥゥゥゥゥゥ…」
低く唸る犬の魔女はそのまま二人に向かって突進してきた。
「!?」
「はえぇ!?」
慌てて飛び退く士子と杏子。その二人に魔女から黒い触手が伸びる。
「この魔女、強い!」
士子が触手の猛攻を弾きながら焦りの声を上げた。
杏子も右手に持った槍で触手を捌くが、いつものようなキレがない。
本来槍は両手で使う武器だ。左腕がゆまの身体を抱えて使えない以上、いつものような動きはできようはずもない。
それを判断した士子は即座に叫んだ。
「杏子、一旦退くわよ!!」
「最初っからそのつもりだよ! でも、こいつ…早い!!」
「ちぃ!!」
犬の魔女はその姿かたちの通り、とんでもない俊敏性で士子と杏子を責め立てる。
このスピードでは逃げた瞬間、後ろから一撃でこちらがやられてしまう。
かといってこのままという訳にもいかない。
杏子は、腕の中で刻一刻と熱を失っていくゆまの身体に焦燥を募らせる。
一刻を争う事態が進行中であろう今の状態で、魔女の相手など出来ない。

167241:2011/06/12(日) 00:50:48 ID:WXaFaWU.0
「おい士子! 一か八か二人掛りで正面突破だ、このまま直進して魔女に一撃入れてそのまま逃げるぞ!!」
「それしか…ないわね…」
杏子の提案に士子は頷くと拳を握りしめた。
その時だ。
「その必要はないわ」
クールなその声と共に、二人の間にほむらが降り立つ。
「異質な魔力を感じて来てみれば…こんなことになっているなんて…」
「おまえ、いつの間にそこに…」
突如として現れたほむらに目を丸くする杏子だが、ほむらはそれには答えず口早に捲し立てる。
「逃げるわよ。 二人とも私の手をとって」
「え?」
「いいから!!」
ほむらの勢いに押され、杏子がほむらの左手を、士子がほむらの右手をとった。
丁度、ほむらを中心に三人で手を繋いだ状態である。
「いくわよ。 止まれ、世界よ!」
ほむらの言葉と共に左腕の盾が展開し、内部機構の歯車がカチリという音と共に止まる。
ほむらたちを除くすべてがモノトーンのように反転し、世界の全てが静止した。
「これは!?」
「私の魔法、時間停止よ。
 手を絶対離さないで。 手を離したらその瞬間、あなたたちの時間も止まってしまうわ」
そう言って魔女から全力で離れ始める3人。
「おい、暁美ほむら! これは一体どういうことだ!!」
「説明は後でゆっくりしてあげるわ」
「明り! 出口よ!!」
3人はそのまま全力疾走で、光へと飛び込んでいった。


〜〜〜〜〜〜

168241:2011/06/12(日) 00:51:22 ID:WXaFaWU.0
「…魔女があたしら魔法少女のなれの果て?」
「…そうよ。 私たち魔法少女は、グリーフシードの濁りが限界に達した時、魔女になる。
 そして…それこそあいつの、キュゥべえの真の目的よ…」
「…」
公園のベンチに横にしたゆまの小さな手を俯きながら握り、杏子が振り返らず背中越しにほむらから真実を静かに聞く。
「…ごめんなさい。
 一気に全ての真実を教えてもあなたが混乱すると思って、このことはまだ伏せていたの。
 まさかこんなことになるなんて…」
「いいさ、あんたの言う通りそんなこと一気に聞かされてたら、あたしの頭がパンクしてたよ」
目を伏せ、自らを責めるようなほむらに、杏子はそう返した。
「魔女化は魔力消費と精神的なストレスによって進行する。
 この子も恐らく…何かを抱えていたのね」
杏子は無言でゆまの小さな身体を抱きかかえる。
「…元には戻せないのか?」
「無理よ…少なくとも私はその方法を知らない」
「…」
無言で歩きだす杏子。
その背中に、士子もほむらも何も語る言葉を持ってはいなかった。


〜〜〜〜〜〜

169241:2011/06/12(日) 00:51:51 ID:WXaFaWU.0
「…」
暗い部屋に、赤い光が満たされる。
ここは杏子とゆまが使っていたホテルの一室だ。
ベッドにはゆまの小さな身体が横たえられている。
まるで眠っているかのようだが、ゆまの肌は白く、呼吸もない。
赤い光はベッドに横たわるゆまを包むと、真っ白なゆまの肌に赤みが戻っていく。
同時に、呼吸をしているようにゆまの胸が上下し始めた。
肌を触れば、温かさが戻っていることに気付くだろう。
杏子は魔法によって身体の機能を操り、仮死状態を作り上げていたのだ。
だが、所詮は仮死状態。魂が無い以上、ゆまが目を覚ますことは二度とない。
「ゆま…」
事実を理解する杏子は、ギリリと歯を食いしばり、ゆまの名前を呟いた。
その時、ホテルの部屋のドアが開く。
「…」
「…士子、か。 どうしたんだい?」
大きな荷物を持った士子がそこには立っていた。
「必要そうなもの、持ってきたわ」
そう言って士子は手にした荷物をテーブルに置いた。
それは数多くの食べ物だった。
サンドイッチにおにぎり、肉まんにフライドチキンにハンバーガー、その他もろもろ。
片っ端から、という表現がぴったりくるようなバラバラのラインナップだ。
「腹が減っちゃ、戦はできないでしょ?」
その言葉に杏子は苦笑する。
「ほんと、あんたといると調子狂うよ。
 いろいろ先回りされちゃってさ…」
「気持ちが同じだからでしょ?
 私は…諦めたくない。 杏子もそうでしょ?」
「ああ、そうさ。
 完全に駄目だってなるまで、諦めてたまるか」
そう真剣な顔で士子に杏子が答えた。
「それじゃ…」
すうっ、息を吸う二人。
そして、
「「くうかい?」」
同じ言葉で苦笑し合うと、二人だけの晩餐会は始まった。

170241:2011/06/12(日) 00:52:33 ID:WXaFaWU.0
お互いに無言で、食べ物を頬張る。
乙女の食事としては下品に、豪快に食べ物に被りつき次のものに手を伸ばす。
今はこれからすることのために、少しでもエネルギーが必要だった。
どれほどそうしていたころだっただろうか?
「あたしの家は…貧しかった…」
りんごを齧りながら、ゆっくりと杏子がそんな話を始めた。
「あたしの父親は、宗教家だった。
 理想を追い求める人だったよ…宗教にも、今にあった新しい教えが必要だって考えててさ…。
 その理想に従って、所属する宗教団体の教義の枠を外れた教えを説いたため破門されたのさ。
 それからあたしたち一家は、その日の喰い物にも事欠くあり様だった…」
「…」
士子もシャクッと、りんごを齧りながら黙って杏子の生い立ちを聞く。
「あたしは…父が好きだった。
 そんな父が正しい教えを説いていながらも耳を傾ける者がいないことに、あたしは納得がいかなかった。
 そこでキュゥべえと知り合い魔法少女になるかわりになんでも願いを叶えるって話に、あたしは頷いたよ。
 願いの内容は…『みんなが父の話を真面目に聞いてくれますように』…ってね。
 願いはすぐに叶ったよ。
 父の話を聞きに人々がたくさん集まった。全てが平和に終わったって思った…。
 けど…あたしはこう思っちまったのさ。『褒めて欲しい』って…。
 あたしは…魔法のおかげで人が集まったって真実を父に話しちまった…。
 どうなったと思う?」
「…どうなったの?」
「父は深く絶望して、あたしを魔女扱いしたよ。
 そして…父は母と妹を道連れに無理心中しちまった…。あたしだけが…取り残された」
「…」
「あたしは、その時決めたんだ。
 もう、他人のために魔法なんて使わない。自分のためだけに使う…ってね。
 でも…さ…」
そう言って杏子はゆまの亡骸の方を見た。
「ゆまと居て色々…思い出したよ。
 あたし、マンガやアニメの魔法少女に憧れててさ、愛と勇気で奇跡を起こしみんなを幸せにする正義の魔法少女になりたかったんだ。
 なぁ、士子。 『奇跡』ってあると思うか?」
杏子のその問いに、士子は答えた。

171241:2011/06/12(日) 00:53:01 ID:WXaFaWU.0
「『奇跡』なんてね、そこらじゅうに転がってるわ」
りんごをまた一口齧ると士子は話し始めた。
「…お返しに私の話をしてあげよっか?
 私はね、目が覚めたら何も覚えていなかった」
「記憶喪失ってやつか?」
「まぁね」
そう言って肩をすくめる士子。
「目を覚ました私にあったのは、この『プリキュア』という力だけだったわ。
 私は…不安でしょうがなかった。
 記憶は過去、過去は自分が生きた『世界』の確かな証…分からないと思うけど、それが無いって言うのは依るべきものがないということ。
 その心細さは表現できないわね…」
黙ってりんごを齧りながら先を促す杏子。
「私は言われるまま、私の記憶と私の『世界』を探し求めて仲間と一緒に、プリキュアたちに関わり続ける旅に出た。
 でもね…取り戻した過去は、笑えないほど最悪だったわ…」
フッと昔を思い出して士子が笑う。
「私はね、プリキュアに敵対するものが、プリキュアを倒すための計画の部品…人に似せて作られた、人でないものだったわ…」
「人でないもの?」
「人工的に作られたプリキュアを倒すためのもの…言うなれば人造人間ね。
 あんたたち魔法少女は『元』人間かもしれないけど、私は土台っから人外だったってわけよ。
 …こんな話、信じられない?」
「まさか。 あたしらみたいなのがいるんだ、もうどんな話が来たって驚かないよ。
 信じるさ」
そう言って大仰に肩をすくめる杏子に、士子はクスリと笑い話を続けた。
「私は…過去も世界も私にはないと知った時絶望して、全てがどうでも良くなったわ。
 でもね…そんな私に『奇跡』が起こったのよ。
 今まで出会い、絆を結んだ多くのプリキュアたちが言ってくれたのよ。
 『私の世界は確かにある。 私たちと繋がった心と絆、それがその証拠だ』ってね。
 私にとって、その言葉は心の隙間を埋めてくれた、大切な仲間からの『奇跡』よ。
 そして…私は今、こうしてここにいる…」
「まさにマンガの愛と勇気の勝つストーリーだな」
「でしょ。 でもね、それが私には起こった。
 なら…他で起こらない道理はないわ」
「ああ」
茶目っけをきかせ、ウインクしながらそう言う士子に杏子は苦笑した。

172241:2011/06/12(日) 00:53:37 ID:WXaFaWU.0
「じゃあ…行くか」
「ええ!」
そう言って頷き合う2人。その間に、声が響いた。
「…で、いつになったら私に声をかけてくれるのかしら?」
士子と杏子が振り返ると、そこにいたのは何とも呆れた表情のほむらだった。
「お前いつから…?」
「あなたたちがりんご食べ始めたあたりからよ」
「時間止めて後ろに立たないでよ」
「あの話の最中に声かけれるほど、空気が読めないわけではないわ」
士子のぼやきを無視して呆れたようにため息をつき、ほむらは髪を掻き上げる。
そんなほむらに杏子が驚いたように言う。
「もしかして手伝ってくれるっていうのか?」
「何か不都合があるの?」
「いや…お前って、何か大切なものがあって、そのためだったら他のものなんて切り捨てられそうな…そんな『覚悟』をした目をしてる。
 そんなお前がこんな面倒事に首突っ込むなんて思わなくてさ…」
その言葉に、ほむらは苦笑した。
「あなたって鋭いわ。 そう、私には全てを切り捨ててでも守りたいものがある」
でも…、とほむらは続けた。
「本当に全てを切り捨てたら、結局は守りたいものが守れないのよ。
 私は…仲間が欲しい。 これから起こる戦いに、隣に立ってくれる仲間が…。
 その仲間に、杏子になって欲しい。だから、これは利害の一致ということよ。
 それに…そこにいる士子との契約なのよ。
 『協力してもらうかわりに、ハッピーエンドになれる物語にする』っていうね。
 士子の協力を確かなものにするためにも協力させてもらうわ」
その何とも言い訳がましい言い方に士子は苦笑し、小声でほむらに囁く。
(今までのループでも杏子とは結構仲良かったんでしょ?
 素直に『杏子の助けになりたい』って言えばいいのに…この意地っ張り)
(…あなたと行動してて毒されたとはいえ、そうそう簡単に変われないわよ)
(はいはい)
そんなやり取りをする士子とほむらに、杏子は深々と頭を下げる。
「礼を言うよ。 ありがとう」
「勘違いしないで。どうしても不可能と判断したら、私はあの魔女を倒す。
 あなたを死なせるわけにはいかないし、私はそこまで甘くない。
 それだけは…覚えておいて」
「ああ、肝に銘じておくよ」
「さて…じゃあ、行きましょう。
 愛と勇気が勝つ、奇跡を起こすストーリーをやりに!」
士子のその言葉に、ほむらと杏子は頷いた。


〜〜〜〜〜〜

173241:2011/06/12(日) 00:54:09 ID:WXaFaWU.0
「…ここだな。 あの魔女の魔力を感じる」
手にしたソウルジェムの反応を確かめながら、杏子が言った。
そこは何の変哲もない、マンションのエントランスだ。
「何だか、嫌な空気ね…」
どこか重苦しい、肌に纏わりつくような空気を士子は敏感に感じ取って身震いする。
「それにしても…まさかこことはね…」
「? 何か思い当たることでも?」
「ああ。 ここはあたしとゆまが始めて会った場所だ。
 ほら、丁度いま士子がいる辺りにゆまの親の死体が転がってたんだけど…」
「ちょ! そういうのやめなさいよ!」
「あはは、悪い悪い」
「まったく…」
憮然とした表情の士子に、笑いながら謝る杏子。
「あなたたち、お気楽ね…」
その様子にため息をつくと、ほむらが切り出した。
「手筈は分かってるわね?
 私と士子が防いでいる間に、思うようにやってみなさい」
「ああ、分かった」
杏子が頷くのを確認すると、ほむらは魔法少女の姿へと変身する。
それにならい、士子と杏子も変身した。
「今行くぞ、ゆま!」
杏子が槍を振るい、空間を裂く。
現れた魔女の結界への入り口、そこに3人は飛びこんで行った。


〜〜〜〜〜〜

174241:2011/06/12(日) 00:54:46 ID:WXaFaWU.0
手足の生えた動く檻のような使い魔に、様々な動物を模したようなグロテスクな使い魔の群れ。
それはさながら悪趣味な動物園のようだった。
そしてその中央に鎮座する、黒い犬の魔女。変わり果てたゆまの魂だ。
「ゆま!! あたしだ、杏子だ!!
 迎えに来たんだ! 一緒に帰るぞ!!」
大声で呼びかける杏子だが、犬の魔女は士子たちを見つけた途端に飛びかかってきた。
「だりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
気合い一閃、飛び出した士子の拳が犬の魔女の突進を止めた。
「目を瞑って!!」
ほむらの声と共に飛びのいた士子。
それと入れ替わるようにほむらが投げ込んだ閃光手榴弾が炸裂、閃光に目を焼かれた犬の魔女は悲鳴を上げながら距離をとると大きく咆哮した。
その咆哮が合図になったように、周りの使い魔たちが一斉に3人に殺到する。
士子の拳と、ほむらが召喚したケルベロスから吐き出される銃弾が使い魔たちをなぎ倒していく。
「杏子、露払いは任せて呼び続けて!!」
「ああ!!」
士子の言葉に頷いた杏子は、魔女へと近づくと再び呼びかける。
「ゆま! いつからこんなに聞きわけない子になったんだ!!
 さぁ、帰るぞ!!」
「グゥゥゥゥゥゥゥ!!」
唸りと共に繰り出される爪の一撃を、杏子が槍で捌く。
「ゆま、あたしとお前が出会ってからはそんなに長くない。
 始めはただの気まぐれだった。 自分と似た境遇だから何となくだった」
迫りくる攻撃をかわしながら、杏子は魔女に語りかける。
「でも…お前と暮らして、懐かしいものを思い出したんだ。
 一人じゃない食事、一人じゃない夜…誰かが待ってくれている場所、無くしたはずの温かいものをお前はあたしに思い出させてくれたんだ!
 だから…ゆま、あたしと一緒に帰ろう!!」
杏子の魂からの必死の呼びかけ。
「グゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
「! ぐぁ!!」
だが、その答えは無数の触手の攻撃だった。
「かはっ…」
「杏子!!」
鋭利な触手は杏子の肩と足を貫き、脇腹を抉る。
「ゆ…ま…」
落ちていく杏子の身体。だが士子が気付いた時には、杏子はほむらと共に士子の隣に降り立っていた。
時間停止を使って、ほむらが杏子を受け止めたのだ。

175241:2011/06/12(日) 00:55:25 ID:WXaFaWU.0
「大丈夫、杏子!?」
「使い魔どもはしばらく任せなさい…」
そう言ってほむらは迫りくる使い魔たちに銃弾をばらまく。
その間に杏子は傷を押さえながら、槍を杖代わりに立ち上がった。
「はは…神様…一度くらい幸せな夢を見させてくれてもいいじゃないか…。
 何だって…こんな悪夢ばっかりみせるんだよ」
そう言って杏子はフッと笑う。
「杏子…」
士子の呼びかけに、杏子は振り返った。
「!?」
その顔を見て、士子は嫌な予感に襲われる。
「…悪かったね、二人とも。
 あたしのバカに付き合わせちまって…」
「あんた…まさか…」
士子の震える声に背を向ける杏子。
「行ってくれ。
 あの子は…あたしが連れていく」
それは死を覚悟した目だ。そんな目で犬の魔女を杏子は見つめた。
だが…

バチン!

使い魔と戦うほむらの銃声、そして使い魔の声…様々な音の鳴り響く戦場で、その音は確かに、はっきりとその場に響いた。
「な、何すんだよ?」
叩かれた頬を押さえ、杏子が目を丸くしながら士子を見る。
その士子には明らかな怒気が見て取れた。
「あんた…ふざけるんじゃないわよ。
 あんたは愛と勇気が勝つストーリーが見たかったんでしょ! そんな魔法少女に憧れたんでしょ!!
 それを…なんでそんなに簡単に諦められるのよ!!」
「そんなこと言っても、どうしようもないだろ!!
 現実はマンガみたく甘かないんだよ!!」
「確かにその通りよ。
 でもね…杏子は本当に愛と勇気が勝つストーリーを信じたの?」
「な…に…?」
「口ではそう言いながら、現実的じゃないって心のどこかで最初から諦めてたんじゃないの?」
「…」
その言葉に杏子は押し黙る。
確かにそれは、自分の心にあったことだ。
ゆまを元に戻すと言いながら、そんなこと起こるはずないと今までの経験と現実から諦めていた。
同時に横で聞いていたほむらも、この言葉は深く心に響いた。
まどかを救うためという理由で、必要な犠牲と杏子たちの命を助けることを最初から諦めていたからだ。

176241:2011/06/12(日) 00:56:03 ID:WXaFaWU.0


「願い、夢、希望…全ては人を未来に進めてくれるもの。
 願いを、夢を、希望を信じるからこそ、そのために人は努力もするし、辛い試練にも耐えられる。
 信じること…これが出来なければ何もできないわ。
 私は、ゆまちゃんを助け出せるって心の底から信じる!
 私にできることだもの、杏子にだって出来るはずよ。
 だから信じて! 奇跡は起こせるって!!」


士子の言葉に、杏子は押し黙った。
士子は本気で言っている。あり得ないような奇跡が、本当に起こると真っ直ぐに信じて戦っている。
その姿は、杏子の目指したマンガのような、夢と希望を叶える魔法少女のものに見えた。
だから問う。
自分の目指すべきものがなんであるのか知るために…
「なぁ士子、お前、一体何者なんだ?」
その言葉に、士子はニカッと笑って答えた。
「全てを壊し、全てを繋ぐ! キュアディケイド!
 通りすがりの…プリキュアよ!!」
言葉と同時に、士子は犬の魔女に向かって飛び出した。

177241:2011/06/12(日) 00:56:26 ID:WXaFaWU.0
その後ろ姿を見つめながら、杏子は、ほむらは思う。
士子のどこまでも甘い、子供のような理想論。
だが…それこそが自分たちの心の底から望んでいるものだということに…。
「いくわよ…」
ほむらが杏子に手を差し出してきた。
「士子に続くわ。 それとも…今のままそこで見てる?」
「へっ! 手なんて借りるかよ、自力で追いついてやるさ!」
そう言って、立ち上がる杏子。
その様子を見てほむらは頷くと、ほむらと杏子は士子を追って犬の魔女へと向かって行った。


〜〜〜〜〜〜

178241:2011/06/12(日) 00:57:02 ID:WXaFaWU.0
迫る犬の魔女を見据えながら、士子がカードを取り出す。
それを後ろから追いついたほむらが士子に言った。
「あれだけの啖呵を切ったんだから、何か手はあるんでしょうね?」
「当り前よ。 まぁ、見てなさい」
そう言ってカードをスラッシュする士子。

キュアライドゥ ブロッサム!
カード認識音と共に、キュアブロッサムの姿へと変化した士子は続けてカードをスラッシュした。
アタックライドゥ フォルテウェイブ!
「集まれ、花のパワー! ピンクフォルテウェイブ!!」
花のつぼみを模したエネルギー弾が、犬の魔女へと直撃した。
「お、おい!?」
「大丈夫よ、今のは浄化の技。 これで穢れを浄化してやれば…」
それが士子の考えだった。
魔女がソウルジェムが浄化しきれない穢れによって変化したものならば、その穢れを浄化すれば元に戻る可能性はある。
そう思ったのだが…
「うわっ!?」
振るわれた尾の一撃を3人が同時に飛んで避ける。
「おい! 全然変わんねぇぞ!!」
「あ、あれ?」
(おかしい。 あの技は浄化以外にも相手を拘束・戦意喪失させる効果があるはずなのに、なんの変化もないなんて…)
「士子、いいからもう一回やってみろよ!」
「ええ!」
そう言ってピンクフォルテウェイブのエネルギーを溜める士子に、犬の魔女がその爪を振りかぶり飛びかかった。
「危ない!?」
ほむらが士子に身体をぶつけるようにして、その一撃をかわす。
それと同時に士子が再びピンクフォルテウェイブを放った。
すると、
「ギャゥ!?」
「「「!!?」」」
さっきの一撃とは違い、魔女は痛みに耐えるように後ずさる。
同時に、魔女の中に微かな温かなものを感じた。
「…今の感じた?」
「ああ、間違いなくゆまの、魔法少女のころの魔力だ!」
ほむらの言葉に杏子が嬉々として答えた。

179241:2011/06/12(日) 00:57:54 ID:WXaFaWU.0
魔女の淀んだ気配が少しだけ弱まり、その中にゆまの清浄な魔力を感じたのだ。
それは浄化が成功していることを意味する。
だが何故、一度目の時には何もなく、二度目の時には浄化が成功したのか?
少し考えて、士子はその答えに行き着いた。
「成程…浄化という考え方はいいんだ。
 問題なのは浄化の方法が『プリキュア』の、別の世界の力であることね」
プログラムはOSが違えば正しく動かない。
他のOSで動かすには、そのOSで動かすように『変換』する必要がある。
それと同じだ。
二度目のピンクフォルテウェイブは、ほむらが士子に接触していたため、ピンクフォルテウェイブにほむらの魔力が付加された状態だったのだ。
だからこそ、効果があったのである。
「私の技を、魔力で付加してもらって何度も叩きこめば…!」
「…でも今の一撃、私は結構な魔力を消費したわ。
 それであの程度の浄化では、元に戻すまでにどれだけの魔力を消費することになるのか…」
勢いづく士子に、ほむらは淡々と状況を分析する。
今、浄化ができたのは僅かな分だけだ。それを元に戻すまで続けるとなると相当な魔力を消費する。
魔法少女にとって、魔力は命と同義語だ。
一人を救うために、一人が魔力切れで魔女化してしまっては本末転倒な話である。
それを聞いていた杏子はゆっくりと、静かに言った。
「…あたしがやる。 いや、やらせてくれ」
「杏子…」
士子をまっすぐに見つめる杏子は、フッと笑った。
「なぁ、士子。
 あたしら魔法少女も、お前らプリキュアみたいになれるかな?
 マンガみたいな、最後に愛と勇気が勝つ…そんな子供じみた、誰もが夢見る最高の結末を作れるかな?」
その言葉に、士子は力強く答えた。
「当り前じゃない。
 私だってできた。 あなたたち魔法少女に出来ない道理はないわ!」
その答えに、杏子は頷く。
「だったら、今ここがあたしの、『魔法少女 佐倉杏子』の新しい出発点だ!
 あたしの力で、ゆまを助け出す!!
 士子!!」
「ええ! 杏子、私の手を握って!!」

180241:2011/06/12(日) 00:58:23 ID:WXaFaWU.0
士子が杏子の手をとった。
そして一枚のカードをスラッシュする。
ファイナルアタックライドゥ ブブブブロッサム!
認識音と共に、士子の身体が光に包まれる。
「く、すげぇ力だ!」
繋いだ手からその力を感じ取った杏子が呟いた。
「私の持つ最大級の浄化技よ!
 魔力を込めて、私に合わせて!!」
「ああ!! あたしの魔力、持ってけ!!」
その言葉と共に、杏子の胸に輝く赤いソウルジェムが光を放ちはじめる。
杏子から立ち上る赤い魔力は、士子の光と混じり合い、一つに溶け合っていく。
士子と杏子が跳んだ。
さながら光の流星となって、二人が空を駆ける。

「「おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」

そしてその光の流星は、犬の魔女をハートの形で貫いた。
「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ…さぁ、杏子。 あんたも一緒に!」
「ああ!」
頷き合う士子と杏子。
そして…
「「ハーーーート、キャァァァッチ!!」」
二人の声と共に、犬の魔女が金色の光と共に爆発する。
崩れゆく犬の魔女の身体が、ゆっくりと光の粒へと変わっていった。
その光がゆっくりと、一か所に集まっていく。
そして…犬の魔女が完全に消え去るのと同時に空間が元へと戻り、コロンと何かが地面へと転がった。
緑の綺麗な卵型の宝石…ゆまのソウルジェムだ。
「へ、へへ…やった! やったぞ! ゆまを、ゆまを救えたぞ!!」
「ええ、やったわ!」
「…お疲れ様、士子、杏子」
ボロボロの身体で士子に支えられながら、泣き笑いの表情でソウルジェムを拾い上げる杏子。
ほむらも反対側で杏子を支えながら、杏子の魔力を回復させていた。
互いに支え合う3人の誰かが笑いだし、いつの間にか3人は皆、笑っていた。


〜〜〜〜〜〜

181241:2011/06/12(日) 00:58:47 ID:WXaFaWU.0
「ゆま…」
杏子は緑のソウルジェムを、ゆまの手にゆっくりと握らせる。
しばらくして、ゆまの瞼がゆっくりと動き出した。
「ほぇ? ここは…」
眠そうに目をこすりながら、ゆまが起き上がる。
その様子に耐えられなくなったのか、杏子は跳びかかるようにゆまを抱きしめた。
「ゆま、ゆまぁぁ!!」
「どうしたのキョーコ? ねぇ、どうしたの?」
何も分からないゆまはしばし目を白黒させていたが、杏子の身体が震えていることに気付いた。
「キョーコ、泣いてるの?」
「バーカ…泣いてなんか…ないよ…」
震える身体と声で杏子の様子を知ったゆまも、まるで伝染したかのように泣き始めた。
「ふ、ふぇぇぇん。 キョーコ、キョーコ!!」
「バカ。 今日からは…杏子なんて呼ぶな。
 今日からは…『お姉ちゃん』って呼べ」
「キョーコ…おねえちゃん?」
「あたしとあんたは…家族だ。 これからはずっと一緒だ」
「ほんとうに一緒にいてくれる?
 ゆまが役立たずだから捨てたりしない?」
「バァカ、捨てられる訳ないだろ。 可愛い、愛しいあたしの…妹を」
その言葉に、ゆまは感情が決壊したかのように大声で泣き始めた。
「おねえちゃん! キョーコおねえちゃん!!」
「ゆま、ゆま!」
大声で泣きながら抱き合う杏子とゆま。
その光景はまぎれもなく、美しい姉妹の抱擁だった。


〜〜〜〜〜〜

182241:2011/06/12(日) 00:59:21 ID:WXaFaWU.0
「グス…よかった…」
部屋の隅で、杏子たちの様子を見ていた士子は感動で溢れた涙を拭った。
そしてカシャっと、シャッターをきる。
「それにしても、万事無事に済んでよかったわ」
「…」
「? ほむら?」
隣にいるほむらに話しかけたが返事がない。
いぶかしみながらほむらの方に振り返ると、ほむらは俯きながら肩を震わせていた。
「ほむら、あんた泣いて…」
「ち、違うわ。 私はもう涙なんて捨てた。 泣くことなんて…」
「…それだけ目を腫らせて言っても説得力ないわよ」
「…」
士子の指摘に、ほむらは視線をそらす。
そして、ぽつりと呟いた。
「私は…今までまどかのためになら、みんなの命を諦めていた。
 私は…この光景を、何度も何度も見捨ててきたのね…」
今までのループの中で見捨ててきた仲間たち…その罪深さに、ほむらは今さらながらに慄く。
そんなほむらの肩を、士子はポンと優しく叩いた。
「大丈夫。 今度は私がいる。
 誰も見捨てない、ハッピーエンド以外の結末は認めない。
 勝ちましょう、みんなで」
「ええ…」
士子の言葉に、力強くほむらは頷いた。
それを確認し、士子は満面の笑顔を見せる。

183241:2011/06/12(日) 00:59:43 ID:WXaFaWU.0
「出ましょう。 今は私たち部外者は邪魔よ」
「ええ。 姉妹二人きりにしてあげましょう…」
「おい、待ってくれよ。 二人とも」
気を利かせ、部屋を出ていこうとした二人を杏子が止めた。
「ありがとう。 おまえら二人がいなかったら、あたしはゆまを失ってた」
「その子を助けたのはまぎれもなくあなたよ。 私たちは手を貸しただけにすぎないわ」
「…まったく、ホントに参ったよ、おまえらには」
士子の言葉に杏子はひとしきり苦笑すると、真剣な表情に戻って続けた。
「それで例の件…あたしも仲間に加えてくれ、頼む」
「杏子…」
「二人にはデカい借りが出来ちまったしね。
 それにこの目で見たいんだよ、おまえらと一緒に作る未来ってのを…」
その言葉に、ほむらは一歩前に出て確認するように問う。
「杏子、私たちの敵はとてつもなく強大。
 世界の仕組みそのものを敵に回すようなことになる。
 命の保証はできないわよ」
「へっ、望むところさ。
 あたしやゆま、他にもたくさんの魔法少女の運命を弄んだんだ…必ずオトシマエを付けさせてやる」
「わかったわ…」
杏子の答えに、ほむらは頷くと手を指しだす。
「歓迎するわ、杏子。 私たちで、必ず勝ちましょう」
「ああ、よろしく、ほむら、士子!」
3人は互いに握手を交わし合う。
ここに、運命を変えるための、二人の魔法少女と一人のプリキュアの同盟はこうして成されたのだった…。


〜〜〜〜〜〜

184241:2011/06/12(日) 01:00:28 ID:WXaFaWU.0
月の映える静かな丑三つ時。
開発著しい見滝原では珍しくない、建設途中の高層建築。そのさらに上、作業用クレーンの先に一つの影があった。
猫のような小動物だ。 その生物は紅い瞳で、眼下の町を見つめる。
町の光を見つめる、その顔はまるで仮面のように、無表情という名の表情が張り付いている。
「おかしなことがあるものだね。 魔女の反応が、ソウルジェムの反応に還元されるなんて…。
 どうやら、この世界にイレギュラーな存在が紛れているみたいだね。
 これは調査をする必要がありそうだ」
そう言っているが表情も口調も変わらないため、どのように考えているか分からない。
「まぁ、あの子とさえ契約が結べれば何があったって些細なことだね。
 ああ、今から楽しみだよ。 君が契約を結び、僕たちのために死んでくれるその時が…。
 ねぇ、まどか…君はどんな願いで魔法少女になり、どんな風に僕たちの、この宇宙のために死んでくれるんだい?」
そう少女のような声で呟くと、白い生物は眼下の町へと飛び降りる。
舞台の裏から表へ…希望と絶望を弄ぶものが今、動き始めた…。


〜〜〜〜〜〜

185241:2011/06/12(日) 01:01:08 ID:WXaFaWU.0
カッカッカッカ…
軽快な音を立て、黒板の上をチョークが踊る。
自分の名前を書き終ると見滝原中学の制服に身を包んだほむらが、振り返ってお辞儀をした。
「暁美ほむらです。 よろしく」
ほむらにとっては転校生としてループの度に行ってきた、いつもの行事。
だが…今回は違う。
隣では同じように、自分の名前を書き終えた士子が振り返った。
「門矢士子よ、みんなよろしく!」
同じく見滝原中学の制服に身を包んだ士子の声が教室に響く。
そう、士子はどんなふうにしたのかほむらと同じく見滝原中学に転入してきたのだ。
二人の転校生の登場に、教室内はざわざわとした空気に包まれ、ほむらはふと窓の外を見た。
魔法少女として魔力で強化した視力には、ビルの上から学校を監視する杏子とゆまの姿が映っていた。
一人のはずの未来との戦い。なのにそんな自分の隣に仲間がいる。
こんな事態は今までのループの中でただの一度もない。
(これなら今度こそ、今度こそ…変えてみせる!)
そう考えたほむらの視線の先には、一人の少女の姿があった。
ピンクの髪の、柔和そうな少女だ。
(まどか…今度こそ、あなたを運命から救ってみせるから!
 私と、仲間で必ず!!)
心の中で決意を新たにするほむら。


かくして役者は揃い、舞台の幕は上がった。
飛び入り参加多数、演出家不明…混沌というにふさわしい戯曲の…。
この戯曲が喜劇となるか悲劇となるか…それはまだ誰も知らない


『プリキュアディケイドSP  魔法少女まどかマギカの世界編〜後編〜』へ続く…

186241:2011/06/12(日) 01:01:52 ID:WXaFaWU.0
『プリキュアディケイドSP まどかマギカの世界編〜前編〜』終了後挨拶。


士子「みんな、『プリキュアディケイドSP まどかマギカの世界編〜前編〜』はどうだったかしら?」
ほむら「思ったよりよかったわね」
杏子「おう! あたしなんて活躍しっぱなしだしな」
士子「作者、ほむらと杏子ペアが好きなのよね。
   『おりこマギカ』第一巻は実質杏子の外伝状態だったし、あれを参考に杏子の魅力を出したそうよ」
杏子「へへっ、照れるな」
ほむら「…でも、次は大丈夫なのかしら?」
杏子「? どういうことだ?」
ほむら「だって…SSで同じ手は二度使えないでしょ?」
士子「良く気付いたわねほむら。
   そう、実は今回のゆまちゃんの救出のプロット…『杏子とのFPフォルティシモで魔女浄化』は本来、さやか説得編でやる予定だったの。
   そのネタを再構成の際に、ゆまちゃん救出編に変更するってことになったわけ」
杏子「なるほど、だから展開がさやか説得の内容みたいなんだな。
   って、待てよ! てことはさやかの時は同じ手は…」
士子「…あの白い悪魔がそんなこと許すと思う?」
ほむら「…後半戦の難易度が上がったわね。
    とはいえ、それ以上にプラスは多いから大丈夫でしょうけど…」
士子「ちょっとTV本編との主な差を箇条書きしてみましょうか?」


1,門矢士子がほむらに全面協力している。
2,佐倉杏子が正義の魔法少女化してほむらの仲間になっている。
3,千歳ゆまが仲間になっている。
4,ほむらの火力大幅UP。
5,魔女化の治し方が確立している。
6,ほむらと杏子が超素直。


士子「とまぁ、これがTV第一話の開始時にすでに成されているという訳ね」
ほむら「…こうしてみると凄まじいチートね」
士子「特にチートなのが6ね。 あんたがもう少し素直だったら、TV本編も違ってただろうし」
ほむら「…大きなお世話よ、門矢士子」
杏子「でも、これだけあれば後半だっていくらなんでも大丈夫だろ。
   もう何も怖くない! なんちゃって」
士子・ほむら「「………」」
杏子「ん? どうしたんだ二人とも?」
ほむら「杏子…それ、死亡フラグよ」
杏子「えっ?」
士子「というわけで、次回予告!!」

187241:2011/06/12(日) 01:02:24 ID:WXaFaWU.0
『プリキュアディケイドSP  魔法少女まどかマギカの世界編〜後編〜』 予告編


門矢士子と佐倉杏子の協力により、未来への戦いを始めたほむら。
だが、本来ありえないはずの門矢士子との出会いによって、世界はほむらの知らない物語を紡ぎ始める。

「お父様、私達が救世を成し遂げます」
「愛は無限に有限だよ」

まどかを狙う、白と黒の魔法少女の参戦。

「悪いけれど、あなた達のことは信用できないわね」
「巴マミ…!」

交わらない心。

「以前から上条君のことをお慕いしておりましたの」
「えっ?」

ぶつかる想い。

「わたしって、ほんとバカ」
「変えられないというの、この運命は!?」

繰り返す悲劇。

「こうでないと、フェアではありませんものね」
「あなたは…!?」

あり得ないはずの事象。

「君にはわかったんじゃないのかい? 『ワルプルギスの夜』の正体が」
「そんな…」

残酷な真実。

「希望を持つ限り救われないっていうの?」
「祈りで始まり、絶望で終わる。それがこの宇宙の正しいサイクルだ。
 希望を持つ限り、救いなんて無いんだよ」

運命に翻弄されながらも、少女たちは戦う。

「この一撃にすべてを賭ける!!
 お願い! あの子の、まどかの夢を! 
 みんなで明日を迎えたいって夢を、私に守らせて!!」
『EXCEED−CHARGE』

そして…舞い降りる絶望。

「どうやら最後に彼女は探し当てたらしいね。 求めていたものを…」
「おい、ありゃ何だ! 周りの木が、草が枯れて…!?」
「命が…吸われていく!?」
「あれは…あれはまさか!?」

絶望に閉ざされた未来に、少女たちは何を想い戦うのか?

まどか「私の、私の願いは…!」
士子「通りすがりの…プリキュアよ!!」


『プリキュアディケイドSP  魔法少女まどかマギカの世界編〜後編〜』


それは…夢と希望を叶える、少女たちの物語…

188241:2011/06/12(日) 01:03:02 ID:WXaFaWU.0
ほむら・杏子「「無理だこれ!!」」
士子「なお内容は予告なく変更される場合があります、だってさ」
ほむら「杏子、なんてことを!? あなたはどこまで愚かなの!!」
杏子「あたしのせいか、これ!?」
士子「読み取れるだけでも…結構ヤバい内容になってるわね」
杏子「あのスカした白いお嬢様とヤンデレキリングマシーンの参戦とかはまだいいとして、後半はヤバいだろ!」
ほむら「特に最後、これはどう見ても『アレ』の降臨フラグ…これは勝てない。
    今回のチートが一気に吹き飛んだわ」
士子「絶望的なことだけは間違いないわね。
   まぁ、作者はいつもゴールから考え始めるタイプだし、もうこの物語のゴールは完成しているはずよ。
   もっともいつになるかわからないけど…」
杏子「まぁ、夏の間には何とかなるんじゃねぇの?」
ほむら「どうかしら、同時進行もあるし…」
士子「ただ、SS書きとして動き出した以上は途中では止まれないからね。
   あの作者も、必ず書くっていってるし」
ほむら「まぁいいわ、私はまどかが幸せになってくれればそれで大満足だし」
杏子「あたしも、マジで幸せな夢が見たいね」
士子「そこは大丈夫じゃないの。 あの作者ハッピーエンド主義者だし。
   さて、前編はここまで。
   プリキュアと魔法少女、次回も夢と希望でハッピーエンドに向かって頑張っちゃうわ。
   それじゃ…」
三人「「「また見てね!!」」」




〜END〜

189241:2011/06/12(日) 01:03:40 ID:WXaFaWU.0
さて…ここからはあとがきを書かせていただきます。
まずは今回の各種設定から。


門矢士子…言わずと知れたキュアディケイドに変身する少女。
     イーター戦後、次元世界の旅を続けていたところ、歪んだ『魔法少女の世界』を発見。
     次元震などの次元災害が起こる前に歪みを修正するため、『魔法少女の世界』への介入を決めた。
     世界の真実を知り、絶望の未来と戦い続けるほむらに協力する。
     士子の行動は魔法少女達をどう変えていくのか…?

暁美ほむら…クールでミステリアスな黒髪の美少女。
      時間操作能力をもつ魔法少女であり、『魔法少女の世界』を歪ませている張本人。
      親友の鹿目まどかを救うために、一ヶ月の時間を数え切れないほど繰り返し戦い続けている。
      時の繰り返しの中で、この『世界』の真実にたどり着いた唯一の存在。
      何度繰り返しても助けられない絶望からまどか以外はすべて見捨てると決めていたが、士子との出会いで再び仲間全員を救うために戦い始める。
      
      文武両道、才色兼備な完璧超人だが、元々は三編み、メガネ、病弱なドシっ娘という過去を持つ。
      つぼみさんなみに大幅なチェンジを成し遂げている人物。人間やればできるもんだ。
      ちなみに、彼女の『時間操作能力』は実は制限が多いのだが、本作では某紅魔館のメイド長並に便利能力になっている。


佐倉杏子…学校にも通わず、万引きや盗みなどで生計を立てている不良少女。
     魔法少女としてかなりのベテランで、その戦闘能力の高さは誰もが一目置くほど。
     さらに精神的にも強く、幾多の真実を知った後も絶望することなく、魔法少女として戦い続けた。
     士子・ほむら達と共に『世界』の真実を知り、二人と共に未来への戦いに身を投じる。

     誰にも頼らない、と決めていたほむらも彼女にだけは共闘を持ちかけたり、ほむらからかなり信頼されていた。
     ほむらが名前で呼ぶのはまどかを除けば杏子だけであることからも、格段の信頼や友情を寄せていたようだ。
     面倒見の良さはどこでも健在でスピンアウト作品『魔法少女おりこマギカ』では、行くあてのない少女千歳ゆまの面倒を見ている。
     

千歳ゆま…杏子が魔女から助け、面倒を見ている少女(というか幼女)。
     スピンアウト作品『魔法少女おりこマギカ』のヒロイン的存在。
     可愛い少女なのだが、このシリーズのキャラだけあってかなり暗い過去を背負っておりよく顔芸を晒すことで有名。
     杏子を助けるために魔法少女になり、戦いの運命に身を投じることになる。
     非常に強力な治癒魔法の使い手で、防御力に難のある杏子との相性は抜群。

     猫耳幼女な魔法少女姿は、どうみてもでじ子しか見えません。ほんとうにありがとうございました。

190241:2011/06/12(日) 01:04:38 ID:WXaFaWU.0
魔女…『魔法少女の世界』における敵であり、魔法少女と対極に位置する呪いを振りまく存在。
   『結界』と呼ばれる特殊な空間に隠れ、『使い魔』と呼ばれる戦闘員を使って人間を殺したり、集団自殺に追い込んだりする。
   倒されると『グリーフシード』と呼ばれる魔力回復のアイテムを落とす。
   実は魔法少女のなれの果ての姿であり、魔法少女を魔女化させることがインキュベーター達の計画だった。


犬の魔女…ゆまの変化した魔女。
     高い俊敏性で他者を襲うが、実は愛されたくて自分がいかに凄くて役に立つかアピールしているだけ。
     その攻撃の全てに耐えきれば、おのずと仲間になるだろう。

     TV本編に使い魔だけ登場し、名前と存在は確認できたが登場しなかった魔女。
     公式の解説文からゆまを連想したため、本作ではゆまが変化した魔女ということにした。
     猫耳幼女が犬の魔女とはこれいかに、とは思っても言ってはいけない。

     外見と戦闘イメージはモンハンの『ナルガクルガ』と『ジンオウガ』。
     うーん…死ぬほど強そうだ。


キュゥべえ(インキュベーター)…
『魔法少女まどかマギカ』におけるマスコットであり黒幕的存在。白い猫のような小動物。
外見だけなら非常に可愛らしいが…。
素質のある少女に願い事を一つ叶えるかわりに、契約を結び魔女と戦うことを要求してくる。
電王のイマジンの様に願いの曲解はしないが、かなえられた願いはどこかしら穴があり、最終的に願った人物が幸せになることはない。

魔法少女のマスコット像を一変させた、白い悪魔。
願いによって『希望』を抱かせてから様々な手で『絶望』に叩き落とし魔女化させ、その落差によって生まれる感情エネルギーを回収するのが目的の宇宙人。
本人達に感情はないらしいが、人間の感情を操る術をよく心得ているようで、言葉巧みに少女たちを絶望へ追い落とす。
人類のことは家畜程度にしか考えておらず、
まどかが魔女化して地球が滅ぶ際は「エネルギーは回収できたし、後は君達人類の問題」と言って人類を見捨てて地球から去ろうとしていた。

あまりの外道っぷりに作者はTV本編放送中、
『ウルトラマンでも仮面ライダーでも何でもいい、この白い悪魔を何とかしてくれ』
と何度も思ったが、そう思ったのは作者だけではないはずである。

191241:2011/06/12(日) 01:06:20 ID:WXaFaWU.0
では、ここからあとがきを少々書かせていただきます。

今回は『まどかマギカ』という作品とのクロスです。
以前ここで書きましたが、脚本・ストーリー構成が私にとって神様的な人でしたので私は情報が流れた瞬間から期待してました。
可愛い絵のほのぼのアニメを予想していた人たちを尻目に、
「ああ、この子たち全員惨たらしく死んでくんだろうな…」
と確信にも似た思いで見ておりました。
そして予想通りの鬱展開と、魅せられる見事な設定の数々。本当に凄まじい作品でした。
そしてそれを見終わった後、私はこれに士子を混ぜたい、そう思ったのです。
私はSS書きとして、原作を尊重しています。
賛否両論ありますが、原作最終回は私は最高のハッピーエンドだったと思います。
ただ…『与えられた条件・設定を無視しない範囲』での計算し尽くされた最高のハッピーエンドです。
あの5人が全員揃う瞬間が見たい…私はそう思いましたが、そのためには『与えられた条件・設定』を破壊しなければなりません。
そして私はその役目を士子というキャラに負わせました。

何故士子なのか?
実は、私の書く『門矢士子』はその内面においてイメージ元があります。
それは『まどかマギカ』の脚本・ストーリー構成である虚淵玄氏の『ファントム』という作品の『エレン(アイン)』というキャラです。
他にも私の書く『プリキュアディケイド』はかなりの影響を受けています。
そう、私の書く『門矢士子』は虚淵ヒロインの派生型だったんです。
だからこそ、今回はどうしても『まどかマギカ』という作品とのクロスをやってみたかったのです。

他にも理由はあります。
私のSSを書くときの基本スタンスは『誰も書かないなら俺が書く』です。
マイノリティーなのが好きなんですよ。
だからこそ、私の書いたプリキュアディケイドは普通の作家さんなら書かないと思う『世界』を中心にしています。
それと同じで、『まどかマギカ』とのクロスなんて私以外誰も書きません。だからこそ、書きたくなってしまいました。
うーん、ただのへそ曲がりですね(笑)
ただ、書く以上は全力投球、皆さんに楽しんでもらえるような展開にしたつもりです。

次回は地獄の後半戦、こっちがチートなら向こうもチート。
パワーアップした敵を相手に士子やほむら、杏子達がどう戦うのかご期待下さい。

では。

192ふたりは名無しさん:2011/06/23(木) 23:09:10 ID:TACRmZ2.0
.

193ふたりは名無しさん:2011/09/03(土) 23:30:03 ID:SPMFc4do0
241氏のプリキュアディケイド他SS面白かったです
http://fusigina.sakura.ne.jp/bouken/src/1315059586586.jpg

194Z41:2011/09/04(日) 06:21:54 ID:J9r61xpM0
>>193



            ____
          /      \
         /  _ w _\ __________ 。
       /    _____| |  ヘ__  ヘ__|
   /⌒|     ((_____| | Σ __(○)_(○)
  /   |. ι   (__人__)   | |  '' ,         | 
 |    l \      |   |    | |    △         |   。
 ヽ     -一ー_~、⌒)^),-、|    | |________|
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ~    | |  |

195241:2011/10/16(日) 22:03:11 ID:NjQiPG0.0
>>193

大変遅ればせながら、素晴らしい絵をありがとうございます。
私は完全に活動停止状態でしたが…この絵を見させてもらい、再び筆を取ることが出来ました。
本スレにて新しい世界のSSを投稿します。
よろしければお楽しみください。

最後にもう一度、私のSS書きとしての心の花を元に戻してくれた193氏へ。
ありがとうございました。

196Z41:2011/10/20(木) 05:25:16 ID:5o46wwmY0
  / ̄ ̄ ̄\
     / ─    ─ \
    /  <○>  <○>  \.
    |    (__人__)    |
    \    ` ⌒´    /
    /              \


今ならマジで・・・本当にマジで・・・矢車アニキにさえこう言える・・・・

「お前はいいよな・・・・俺が4月から最近まで見た地獄はそんなもんじゃ無かったぜ・・・」


そういう訳なので、241氏コメが遅れました・・・まどマギ×プリキュアディケイド・・・・

「ハッピーバースデェ!」っと思わず某ファウンデイションの会長の様に叫ぶほど

オモローでした

そして、このスレで生まれたキャラのクロスSSを書きたいという、その欲望・・・

「素晴らしいぃ!!」再び某ファウンデイションの会長の様に叫んでしまいます

私はもう書けそうに無いですから、キャラたちも活躍の場を与えられ喜ぶかと・・・・

ちなみに、オールスターズTVを読まれて、流れ星の妖精に願いを叶えてもらうとか

叶えるのは本当は一つだけとか、黄色が狂ってる、赤が口が悪い

青色が一番魔女に成りやすそう

桃色が名前がキュアオールスターとか、地球を滅ぼす程

プリキュアとしての力が凄そうで、さらに黒色に依存される

こいつ・・・明らかにまどマギ見てる・・・そしてパクリやがった・・・・

と思われたでしょうが、マジですべて偶然で、自分でも吹きマスタw


フレッシュの世界の感想ですが・・・今言えるのは・・・・・
















エスタ姉さんサイコー!!!

せっちゃんと、どっちを選べばいいんんだーーーーー!!!

mktnも性格が本家よりキツメでイイ!!

197ふたりは名無しさん:2011/10/29(土) 07:45:03 ID:CjPERhOQ0
フレッシュ編次回も楽しみです^^
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1319841791.jpg

198ふたりは名無しさん:2012/01/01(日) 18:10:12 ID:BdwvONVc0
何だか公式でキュアディケイドらしき子が発表された件。

歴代プリキュアの力を持つ未来のプリキュア『キュアユニオン』…これは本当にディケイドみたいになるんじゃなかろうか…。

199Z41:2012/01/01(日) 21:48:56 ID:nxa5GD2.0
キュアディケイドらしき子見ますスタ・・・・
もしそうなら、残り11ヶ月どころかもう後一ヶ月ちょっとで
フリーダムに妄想出来なく・・・

すでに変身アイテムが鏡のついたコンパクトとか

星空みゆき と星之つどいとか

黄色が漫画描いてるとか

熱い心を持つ熱血パワーとか

青がビューティとシャイニングスター(光り輝く星)と美しさを名前であらわしてるとか

被っててやりにくいと言うのに・・・・

200ヒガシマル:2012/02/05(日) 03:56:30 ID:Q62pe3q6O
SS書キーを失った俺はSSを投下する事は出来ない
だが目の前の小ネタを投下しない程、年老いちゃいないぜ!(ダイレン回の元リュウレンジー的に)


その1 宇宙最大の宝がドミテモあれです本当にアリガトウゴザイマシタ


スタービ「とうとうキュアメモリーが全部集まったスタ!」

びー玉の様なキュアメモリーが光を放ちながら、ひとつに融合した

つどい「これは!?

るみ(中の人を、マドカの杏子タソの人に変更、理由は今日から始まるアレの黄色と被ってるから)
エェ〜!?コレってアレだよぉ〜!?スーパーマ…

つどい「ダメェ!!言っちゃダメェ!!

かぐや「そうねコレどうみてもアレよね、あの無敵になれるスーパース…

つどい「だからダメェー!
のぞむ「どうしたのよ、つどい?だってコレどう見てもアレじゃない、スー…

つどい「ワアー!ワアー!
ゆりな「そうアレだわ…マリ…

つどい「みんないい加減にして!!確かにコレはどう見てもアレ、そうスーパーマリオのスーパースターだよ!
でも絶対にスーパーマリオのスーパースターとか言っちゃダメ!!
任天○に怒られちゃうでしょ!!だから絶対にコレをスーパーマリオの
スーパースターって言っちゃダメ!!分かった!!

あつこ「アンタが一番言ってんじゃん…

201ふたりは名無しさん:2012/02/21(火) 13:02:44 ID:B3OQBgt60
スマプリが5人組のプリキュアという事で、
以前ディケイドスレでどなたかが提案しておられた、
「9年目は5人プリキュア」という案がなにげに実現してますねぇ。
このままいけばNSだけでなく、10年目のTVシリーズにも
キュアディケイド的プリキュアの進出がありえるかも・・・?

202ヒガシマル:2012/02/29(水) 22:58:10 ID:Mj4ndHi6O
>>201氏

なんとそのような書き込みがあったとは…すっかり忘れてたお…記憶力も衰えとる…
だが目の前の小ネタを投下しないほど年老いちゃいないぜ!

その2 久々の登場

キュアライドゥ ピィースゥ!

ディケイド・ピース ピカピカピカリン、ジャンケンポン!…チッ、またかよ!!

夏夫 10連敗目です

士子 なんで私がやると勝てないのよ!

なぎさ 日頃の行いが悪いからよ

栄子 それか余程運が悪いのかな?

夏夫 悪運は強いんですけどね…


鷲滝 おのれキュアディケイド!貴様によってピースのサザエさんとの
ジャンケン勝率も破壊されてしまった!悪魔め!

士子 お前まで出て来んな!


その3 不遇大戦

ヒロイン新世紀!

美樹さやか 全てのプリキュアを倒すまでは…


蒼乃美希 完璧に潰す…


杏子 なんでプリキュアと戦わなきゃなんねぇんだよ?


ふたりの不遇ヒロインが闇に墜ちる時、予測不可能の事態が!!

スーパーヒロイン大戦

2012年4月公開!?

キュウべぇが君を絶望に落とし入れる
お喋りキュウベぇストラップ付き前売り券発売中!


その3 ならプリキュアでもやりましょうよ

プリキュア達の最大のピンチ!その時伝説のヒロインが現れる!

うさぎ よろしく、お仕置き!

プリキュアオールスターズ&セーラームーン

2014年1月公開(してくれ!いやお願いだからして下さい…)

203111:2012/05/09(水) 03:28:39 ID:7BMZFIh2O
長いことご無沙汰しておりました、111です。
なかなか筆が進まない間にも、たくさんの作品が投下され、本家の方もいろんな動きがありましたね。
ひとまず、まだ書いてなかった感想を。

>GATEZONE氏
5の世界乙でした。同じ世界のプリキュア同士での戦いは悲しいものなので、なかったことになってよかったとか思ったり。それでいて、私にはない発想でしたので、楽しめましたし参考にもなりました。オリキュアでやってたろって?原典あるかないかで違ってくるのよね。

>241氏
まどかマギカの世界とフレッシュ世界前編、それから金水番外編も乙でした。勝手ながら、まどかの世界編は私が原作を視聴するまで読まずにいたんです。で、実際に見てみまして、確かに面白いアニメでした。漫画はまだ読めてないんですが…私も杏子が一番好きです。オープニングで1カットしか出てないのに妙に印象的で、早く活躍が見てみたいと思っていました。実際に戦うのを見ても、私は槍や薙刀などの長い得物で戦うキャラが好きなのでさらにお気に入りになりました。閑話休題、そんなわけでまどか世界、楽しく読ませてもらいました。特にゆまじょ戦で杏子と士子がフォルティシモするところが、まさにプリキュアしててとても好きです。ナージャやディメンジョンライダーコンビ他の様々な存在が動向を見守るまどか世界の未来、そしてほむらに託されたカード、私もとても気になります。
実を言うと、私もまどか視聴後にキュアディケイドとのクロスを書きたくなってしまいました。
しかし、仮にもここはプリキュアちゃんねる。違う書き手が、プリキュアとは関係ない一つの作品を題材にしてもいいものなのか?そもそもディケイドとプリキュアだって直接関係ないとはいえ、そこで二の足を踏んでいるんです。
次に金水番外編ですね。私はシリーズでSSが一番好きなので、ダークフォールの皆さんも全員好きなんですが、このシリーズを読んでいるとシタターレがその中で一番好きになります。いいお母ちゃんだ。
私も女の子は少しくらいポチャやプニとしている方がカワイイと思います。ダイエットにしてもなんにしても、節度が大事ですね。
フレッシュ世界前編、そういえば以前、フレッシュ世界編は超カッコイイウエスターがテーマの一つとおっしゃってましたね。序盤のウエスターらしいコメディチックなところと、エスタ登場後のシリアスさのギャップがよかったです。エスタさん、この時点でノーザクラスじゃそりゃ詰みまさあな。
東西南の幼少期とかって結構想像の余地がありますよね。ラビリンス自体せつなの回想やクライマックス時の描写くらいだから割と謎がある感じですし。
このスレの子たちによるクロスものですか。私には多分書けません。十年とか余裕でかかります。私的には、誰かが書いてくださるなら許可はいつでも出したいと思っているのですが。

204111:2012/05/09(水) 03:29:51 ID:7BMZFIh2O
>777氏
ハトプリ×Wプロローグと、オールスターやよい編乙でした。
プリキュアの秘密はフィリップでもなかなか探れないんですね…超すげー。
ミステリーぽい導入がWらしくていいですね。


番は我々プリキュアヲタクに最も近いキャラなので、どうしても贔屓してしまいますよね。海賊戦隊の銀色みたいですし。
かくいう私も以前、番外編でもしオールスターDX2に番や砂漠の使徒たちが出てたらって考えたことがあるので。大のプリキュア好きの番がフェアリーパークに行かないはずがないですもの。
こまちと舞が二人で本を作ってるっていう設定がすごくいいですね。
大事な友達から勇気をもらうことで、また新たな出会いの輪が広がる。それってとても素敵なことだと思います。

寄り道して本編が進められない気持ち、よくわかります。私だってさっきみたいなこと考えたりしますから。(決してスプラッシュスター世界の投下が遅れている言い訳ではない)
なので私には、お互いにがんばりましょうとしか言えません。


>スレ主氏
小ネタの数々乙です。
「それって命令?」…失礼しました。
他の方はともかく、私は意外にアナログ人間で小心者なので、ブログを立ち上げることはまずしません。
ここのスレに投下し、皆さんに感想をいただけ、私の作品に触発された作家の方々が新たな作品を投下してくださり、それを読む。私はそれだけで満足なのです。
それと、たとえ公式側が本当にディケイド的なプリキュアを放送しようとも、私は自分の作品世界を曲げないでしょう。
以前投下した士子のキャラソンじゃないですけど、何物にも縛られることなく書いていきたいんです。
じゃあまどか世界とのクロスも躊躇いなく書けばいいって?
…自由でも最低限ルールやマナーは守りたいんです。
なんか色々生意気な口きいてどうもごめんなさい・・・;


長くなりましたが、最後に、111はまだまだ書き手としても読み手としても現役です。よろしければお付き合いください。

205ふたりは名無しさん:2012/05/15(火) 22:59:45 ID:QwrJuJxQ0
777氏オールスターズの世界編乙です

オールスターズの世界編…私のオールスターズTVと通ずる物がありますね…
因みにオールスターズTVはNSから数ヵ月後の出来事です。
みゆき達がバットエンド王国を倒し、ピエーロやジョーカー達の捨てられた
悪の部分の放った怨念が加わりとうとうボウキャークが誕生し…
いう脳内妄想をしていますw

オールスターズTVでは歴代チームごとのレジェンド回以外に、今回の777氏の
番×やよい的なシャフルコラボ回も想定してました。

ちなみに、オリキャラの想井るみと番の絡みは自分も考えてたんですが、
やよいの漫画描きの設定や中の人まで被ると言うもうこれ、大塚たかし様が
このスレ見てくれてんじゃね?状態に被ったので、るみの趣味を漫画書きから、
アニメの脚本書きに変えた為に幻におわりマスタ…

後はコラボじゃないですけど、歴代のスーパープリキュアへ変身出来る
アイテムゲット回に、あゆみをゲストにとかも考えました。

ネタバレ防止に事実は伏せますが、フゥちゃんが再びあゆみの前に現れ、
再会を喜ぶも束の間、ボウキャークがフゥちゃんに、フュージョンの怨念を送り込み、
フゥちゃんは再びフュージョンと成ってしまい、みなとみらいは再び大混乱。

TVでそれを見た、ふたりの追加戦士を加え6人と成ったキュアオールスター達は、
パッションに変身したキュアバーニングスターによって、みなとみらいにテレポートし
戦うのですが、当然勝ち目はなく窮地に追い込まれますが…
因みに私はNSは見に行けませんでした…でも、あゆみちゃんは俺の嫁!

ちなみにボウキャークが人々からプリキュアの記憶を奪うまで、プリキュアの噂を
収拾しまくっていた、つどいは番の描くプリキュア漫画の噂をつかみ、
番とやよいが参加したコミケ会場に来ていると妄想したので、

777氏のオールスターズの世界とオールスターズTVの世界は同じ世界とします!

…すいません…していいですよね?…

206ふたりは名無しさん:2012/05/15(火) 23:01:20 ID:QwrJuJxQ0
111氏お久しぶりです。
111氏も、まどマギ編執筆を考える程まどマギに魅入られましたか。
自分も杏子派です!杏子ちゃんマジあんあん
決してほむほむとどちらを嫁にしようか迷ったりなどしてませんよ!

しかし私は少々まどマギで困っている事が有ります。
まだ全話見てないんですが、Wikipediaでまどマギについて調べた所
最後ほむほむ以外の全ての人は、まどかの記憶を失うという事を知り

やべぇ!オールスターズTVの主人公達以外が
プリキュアの記憶を失う設定と被ってるぅ!
只でさえ、妖精が地球外生命体で願いを叶えてくれるとか

敵が怨念から生まれたのが呪いから生まれた魔獣に似てるとか
ラスボスが怨念の集合体なのが、魔女の集合体との噂のある
ワルプルギスの夜に似てるとか
並びの順番が黄桃青赤とか被ってるのに…
これじゃあたし完璧にパクったと思われる…

レインボーメモリーズ第二部も、主人公が救おうとするプリキュア達に
真実を話す事も出来ず
しかもその救おうとするプリキュアから不信者扱いされ、それでも
ひとりで全てを背負い破滅へ向かう未来を変えようするとかもうこれ

ほむほむじゃん!この抱き締めてあげたくなる健気さ感は、ほむほむじゃん!

もうこれ絶対まどマギ見てないとか言ってんの白々しいとプゲラされてるよと
大変困っています…
なぜ見てもいないのにこんなにも被ったのか…恐らく正月だと言うのに体調不良から
実家にも帰れず、1人孤独を抱えそれでも、もう何があっても〜挫けな〜い ♪
の精神で頑張ってSSを書いていた私の心と、同時期に(まどマギは1月6日から放送開始)
1人孤独を抱え頑張っていた、ほむほむの心がハートリンクしたのでしょう
でも僕が優しく抱き締めてあげたいのは、杏子タソなんだ…

(´・ω・`)
ゴメンよほむほむ…

何時もの下らない前置きはこれくらいにして、真面目な話をします。
111氏のプリディケSSへの真摯な姿勢に目からウロコが落ちました
今後も111氏と皆さんに作品を投下していただく為にそろそろ次スレが必要ですね

元々プリディケスレは2ちゃんから始まりました、なので古巣に帰り
3スレ目は2ちゃんに立てようかと思案しています。

皆さんの力作を見る度に、コレだけの力作に対してコメが少ないなぁ・・・
という思いがありまして
2ちゃんならもっとコメが貰えるんじゃと考えました。

ただ2ちゃんは規制で長文を投下しにくかったり、荒らされたりする可能性も高いなど
リスクもあるし・・・どうしたらいいでしょうか?

207777:2012/06/07(木) 10:40:04 ID:1JzbG7m20
>>111
感想ありがとうございます。
W×ハートキャッチの冒頭は翔太郎がいつも書いている報告書のように全部ローマ字打ちにしようと思ってました。
けれど文に起こしてみたら読みにくいことこの上なかったので、日本文にしました。
番外編は、突貫作業ではありましたが好評を頂いてありがたいです。
今回のテーマはハートキャッチの『出会い』と『チェンジ』、スマイルの『現実は無情』をかけ合わせました。
やよいはみゆきを起点に番とこまちと舞に出会い、少しだけ変われた。そして、本が数冊しか売れなかったは厳しい現実があるから。
それでも最後に笑って過ごせたらウルトラハッピーです。
という、かなり後付け感丸出しの返答でした。
お互い頑張りましょう。

>>205
番外編の冒頭でも書きましたが、世界は無数にあります。
205氏の世界と私の世界が、どこかで重なっていてもそれは不思議な事ではありません。
as you like!

>>241
本来ならば241氏の『まどかマギカ』クロスの感想を書かなければいけいないのでしょう。
しかし、私は氏の作品をまだ読んでいません。
なぜなら私は自分のルールとしてSSやクロスは原典を読む、または見るなどしないと読まないようにしているからです。
迂闊に知らない作品のSSやクロスを読んでしまうと原典のネタバレなどがあるためです。
なので、241氏のクロスの感想は原典まどかマギカを視聴してから書きたいと思っています。

208ふたりは名無しさん:2012/07/08(日) 12:03:23 ID:L7Oc0pHs0
もう
誰も

209ヒガシマル:2012/08/03(金) 14:13:11 ID:Cy8.s8UgO
〉〉208氏小ネタではバッドエナジーからスマイルになれないかも知れませんが…


今なら当てられる気がする…

そろそろ10周年テレビシリーズの企画が動きだすかと…もうとっくに動いてるかな?
そこでタイトルの予想をしてみたいと思います


【メモリアルプリキュア】
プリキュア10周年、そして女児向けアニメシリーズ初の10周年という
メモリアルを祝して、ベタにこうくるんではないかと
誕生日などのあらゆるメモリアルを人々から奪う
プリキュア史上最強の敵が現れ
プリキュアオールスターズが戦い勝利するも、散りぎわの敵に

プリキュアに初めて変身した日のメモリアルを奪われ全てのプリキュアは
二度と変身出来なくなってしまう

それから数ヵ月後、倒したはずの敵が復活し再び人々のメモリアルを狙いはじめた
変身出来ないプリキュアオールスターズにそれを止める事は出来ない

しかしその時メモリアルを守る新たなるプリキュアチーム
メモリアルプリキュアが誕生した

敵から取り戻したプリキュアオールスターズの
プリキュアに初めて変身した日のメモリアルの結晶

キュアメモリアルを使い、歴代のプリキュアに変身し戦うメモリアルプリキュア
プリキュアオールスターズは、敵からメモリアルを奪われない力を持った
彼女達にキュアメモリアルを預け、影ながら支える道を選択する


【オールスターズプリキュア】

オールスターズのTV版はプリキュアオールスターズ○○みたいになるとおもってましたが
近年のプリキュアはハートをキャッチするから、ハートキャッチプリキュアとか
辛いときも笑顔で輝く未来ハッピーエンドを向かえ
スマイルになる意味を込めてスマイルプリキュアなど
何々なプリキュアといった感じなので、テレビでオールスターズな
プリキュアでオールスターズプリキュアではないかと
なのでプリキュアオールスターズTVは
オールスターズプリキュアにタイトルとチーム名共に変更いたします!

もうSSは投下出来そうにないですけど…


最後に最悪の結末バッドエンドな予想

渡「プリキュアに10周年テレビシリーズでのオールスターズは有りません」

ゴセイレッド「プリキュアもテレビでオールスターズは30周年位かな?」


平成ライダーもスーパー戦隊もオールスターズテレビシリーズの前作品が
不評というジンクスがありますが、スマイルが好調なのでプリキュアは
そのジンクスを踏んでないんでひょっとしたら…

ライジングイクサ&黒目ゴセイナイト
「その不評な前作品とはなんの事だ…」

210111:2013/01/10(木) 06:15:12 ID:4BMoVo4QO
まず遅れましたが明けましておめでとうございます。

>777氏
スイプリ前編乙でした。
過剰なバカップルに囲まれアコに悪影響が出ないかメフィパパ並に心配してしまいます(笑)。
ハミィは歴代妖精の中でもかなりお話のウェイトを占めるキャラなので、擬人化してもあんま問題ないですね。
登場人物が増えるとその分苦労も増えてしまいますよね。

それから途中で出てきたツィゴイネルワイゼン、わからなくて検索したら、有名なあの曲なんですね。士子がこれを選んだのは、よく耳にするからなのでしょうか?
最後に、現行スレ埋めるのは、次スレ建つまで待ってみましょう。

>スレ主様
小ネタ乙です。
次スレを2ちゃんねるに建てるかお悩みとのこと。
確か初代スレは板違いで削除されたんでしたね。
確かにこれだけ色々な作者の方々の作品、もっと多くの人の目に触れてほしいと考えるのも当然です。
とはいえ、2ちゃんにおけるリスクも承知のことと思います。

私としては、やはり3スレ目もこのプリキュアちゃんねるに建てるのが無難かと考えます。どこか他にも、皆が投下しやすくて治安もそれなりによく、hit数も多いようなそんな都合のいいサイトがあればいいんですが…

あくまで私一人の意見なので、他の方々のお考えも聞きたいです。

211ふたりは名無しさん:2013/01/10(木) 12:39:13 ID:bmbUp6FMO
私こそ遅くなりましたが
明けましておめでとうございます

今年はとうとうプリキュアが
10年期ディケイドを迎える記念すべき年ですね!

そしてその記念すべき年第一弾の投下乙でした777氏
感想はまた追って書かせていただきます。

そして111氏お久しぶりです。

3スレ目なのですが、あれから考えまして
やはり2ちゃんは長文を投下しにくいという
致命的なデメリットがありますので

引き続きこの掲示板にて続けて行くのが
いいのではと思いました

動画もかなりの再生数がありますから、宣伝も十分出来ましたし
感想コメが少なくても、読んでくださる方は予想以上にいると私しんじてる!

出来ましたらこのネガのスレを3スレ目としてもよろしいでしょうか?

ネガスレがこのまま1000行く事は無いでしょうし
埋まらないまま放置はしのびないと思いまして。

勝手な言い分かもしれませんが…

それと2スレ目の破壊ですが、残りやく30スレと中々の労力になるかも
しれませんが、もしお任せ出来るなら

777氏に破壊をお願いしたいと思います。


ところで……
ドキドキしながら待っていた10周年TVシリーズは
文字どおりドキドキでしたが、ディケイド的プリキュアを
望んでいた者にはドキドキでは有りませんでした…
マナタソとりっかタソにはドキドキしてますが…

こうなった以上はプリキュアディケイドSSで
その心の穴を埋めるしか有りません
無理をせずご自分のペースで皆さん頑張ってください!

バットエンド状態の私は小ネタがやっとです…すいません

212777:2013/01/13(日) 22:17:18 ID:W.BCGVhs0
明けましておめでとうございます。
そして、感想ありがとうござます。

本当はもっとひびかなやエレハミ、アコそうなど各カップルのやり取りを書いていたのですが、あまり話が進まないのも問題ですので、渋々カットしました。
アコそうなどかなりばっさり切り捨てました。
描かれていないだけで、111氏の心配をよそにアコはしっかりと影響を受けてますよw

ツィゴイネルワイゼンについてです。
原典の士がそうであったように士子も天才です。料理も音楽もスポーツも勉強も何でもできます。
もちろんテレビで聞いた音楽の耳コピなんてのもお手の物です。
なので、自分が聞いたことのある曲の中で、最も印象深かく、なおかつ難しそうな曲を選んだと思います。

ということにしておいて下さい。
本当はバイオリンとピアノの協奏曲を作者である私がそれくらいしか知らなかったというところです。

それからハミィの擬人化についてです。
私がディケイドプリキュアを書く上でのルールとして、基本的には妖精を出さないと決めています。
プリキュアを作る要素のなかで妖精の割合は結構大きいものだと思います。
なので、原典との違いを出すために妖精は登場させません。
ただ、スイートはハミィが主人公している部分がかなり大きいです。ハミィがいなくてはスイートプリキュアではありません。なので、擬人化という形で登場させました。

213777:2013/01/13(日) 23:23:27 ID:mHXILeUo0
前レス、〉111氏と書くのを失念していました(汗

スレ主様から任されたスレ破壊についてですが今ところは、以前書いた番外編を予定しています。
まだ誰を主役にして、誰と組み合わせるかは考えていません。

もし、どなたかのリクエストがあればリクエストのあった組み合わせを一本書いてみたいと思います。

スレについてはスレ主様の意向に沿います。
現行スレの破壊が終われば、このスレの破壊に移りたいと思います。

214ふたりは名無しさん:2013/01/18(金) 11:52:26 ID:BIQ7J54A0
>777様へ

スイートプリキュア前編お疲れ様でした。
設定は予想通りでしたが、まさか、ヒビキとカナデの親が結婚するはありませんでした。

二人の仲が悪いのはそれだけではないとは思いますが、問題が解決を願っております。


実は私は「キュアディケイド」と「プリキュア大戦」と「門矢士子」と「夏美」の言葉を使ってオリジナルキャラクター視点の話を考えております。

215お知らせ:2013/02/03(日) 06:28:23 ID:d.D2yu/60
以下このスレはプリjキュアディケイド3スレ目と成ります。よろしくお願いします。
もちろん感想と雑談のレスもおkです。

それと、とうとう数時間後に10周年TVシリーズが始まりますので
妄想だけでも、あと数時間後で10周年でTVでオールスターズだ
ヒャッハーな気分を味わいたくこんなもの書きますのでどうぞ


オールスターズ☆プリキュア 主題歌(ゴーカイジャー主題歌替え歌)

「大集合!オールスターズ☆プリキュア」

歌: キュア・レインボーズ コーラス:ヤング・フレッシュ


(進め!勇気の旗掲げ 7つの海を駆け抜けろ)

キラキラかわいい星たち 大集合している

(イチかバチか無敵な風 キミを導く)

その輝きは永遠不滅 また眺めよう

(目指せ!地図にない場所 幻なんかじゃないのさ)

星達からもらった 夢や希望思い出そう

(たったひとつ自分だけの宝物誰も探してる)

一番お気に入りの星が みんなそれぞれあるでしょう?

(確かめたい みんな同じじゃないから やりたいことをやってやれ!)

ありがとう みんなが応援してくれたから ここまで これたよ

(命懸けだぜ 欲しけりゃその手で掴め)

だからもっと みんなに合うため 大集合!

(レッツゴー! レッツ ゴーカイジャー) 

オールスターズ☆プリキュア

(GOさぁレッツゴー! レッツ 勝ち残る)

(大集合!) オールスターズ☆プリキュア

(キミの前に広がる海 道なき道を行こう!)

星にかけた みんなの願い 今叶うんだよ!

(レッツゴー! レッツ ゴーカイジャー)

オールスターズ☆プリキュア

(Goさぁレッツゴー レッツ明日が)

(大集合!) オールスターズ☆プリキュア

(頑張るキミのがむしゃらな今 この世界を変えるぜ!)

大集合する星たちが 起こす奇跡の瞬間!

(でっかい夢は無限大 海賊戦隊ゴーカイジャー)

ドキドキワクワクとまらない! オールスターズ☆プリキュア〜



決して、ドキドキワクワクとまらないは、ドキドキプリキュアと被るだろと
ツッコまれる事を狙ったりしてませんよ

216ふたりは名無しさん:2013/02/08(金) 05:01:12 ID:1Z55gVuEO
今更ながらスーパーヒーロー大戦を視聴して
劇場で見れなかったのが悔しいのう×2で書いちゃいました その1

荒地の荒野にブラック〜ハッピーまでの歴代主人公プリキュアが
横一列に立ち並び1人の少女の元へ歩み寄っていた

ナレーション(キュウべぇ)
「たったひとり、栄光の七人プリキュアに戦いを挑む少女が居た。
その名は鹿目まどか!またの名を魔法少女まどか!

グリーフシードをかざし、魔法少女へと変身する、まどか。変身が完了すると同時に
七人プリキュアと魔法少女まどかが、お互いを目指し駆け出した。

素手での格闘をしばらく繰り広げると、まどかがオレンジ色の
グリーフシードを取出し、かざしながら言葉を発した
まどか「マギカチェンジ!
まどかがそう叫ぶと、まどかの髪の型と色服装が変化した

まどか「魔法少女マミ!

ブラック「ありえない!

まどかはブラックとブルームを黄色いリボンで拘束した

まどか「ティロ・フィナーレ!!

まどかはそう叫びながら、魔法で生み出した大砲の様な巨大な銃で、
ブラックとブルームを撃った、撃たれたふたりは
紫色の光の渦の様な物に呑まれ消え去った

ハッピー「ブラック!ブルーム!

まどか「マギカチェンジ!
今度は赤いグリーフシードを取出しそう叫ぶまどか

まどか「魔法少女 杏子!
再び、まどかの髪の型と色、服装が変化した

まどか「ロッソ・ファンタズマ!

まどかがそう叫ぶと、なんとまどかは五人に分身し
残りの五人のプリキュアを槍でなぎはらった

五人のプリキュアも紫色の光の渦の様な物に呑まれ消え去った
七人プリキュアを全て消し去り、ひとり荒野に立つまどかは静に呟いた

まどか「全てのプリキュアは私が倒す…

次の瞬間、まどかの背後にひとりのプリキュアが静に現れた
まどかは背をむけたまま、僅かに首を
背後に立つプリキュアに向けた

背後に立つプリキュアは、まどかを力強く見つめながら、まどかに語り掛けた

キュアディケイド「なら私は全ての魔法少女を倒す…

タイトル出現

『スーパーヒロイン大戦』

217111:2013/02/26(火) 00:06:45 ID:ERxCrvRwO
リハビリ兼、予告だけなら何やってもいいよね!そう思…わない?それはどーも!な偽予告シリーズ。



ザンギャック帝国の滅亡から数年−


ナビィ「見えてきた!見えてきた!」
マーベラス「よくよく縁があるみたいだな…この星とは」
アイム「本当に、ここにあるのでしょうか?」

またも地球にやってきた宇宙海賊たち。
彼らの目的とは?


時を同じくして、地球でもまた新たな戦いの火種が芽生えていた−

みゆき「どういうこと!?だって、ミラクルジュエルって…!」
キャンディ「クル〜…」
大海「フフフ、これこそが本物のミラクルジュエルなのさ。そして、このレンジャーキーがあれば…」


スコーピオン「如月…貴様らが、我望様を…っ!」
賢吾「何故今またホロスコープスが!?」

オフィウクス「私はオフィウクス・ゾディアーツ。残された最後の星」


そして、出会うはずのない者たちが出会ってしまう−

みゆき「海賊さんなんか、ピーター・パンみたいにやっつけちゃうよ!」
マーベラス「ガキはベッドで絵本でも読んでろ!」
弦太朗「俺はプリキュアとも友達になる男だ!」
士子「混沌とした戦い…なんとか止めなければ!」


様々な思惑が交差し、戦いは激しさを増していく。そして…



オフィウクス「見るがいい!世界が滅ぶその瞬間を!」
士子「空が、歪んで…!?」
ジョーカー「素晴らしい!これこそ私たちの望んだバッドエンドです!!」
エスケイプ「こっちがゴクで、こっちがマゴク。そして私がエスケイプ。すっごくいいものよ」
キャンサー「今のお前さんらとかけて、厚めに切られた食パンと解く…そう、もう『シマイ』さ。大人しくお開きにしちまいなよ!」


マーベラス「ゴーカイチェンジ!」
みゆき「プリキュア、スマイルチャージ!」
弦太朗「宇宙、キターーーー!!」
士子「プリキュア!オールインディケイド!」

ゴーカイジャー×フォーゼ×スマイルプリキュア
超MOVIE大戦NEO
総進撃!倒せ悪の大軍団!


世界よ、これが正義の味方だ!


ヒロ戦Zは宇宙刑事参戦と聞いて「お、おぅ」な気持ちになったのと、
作中あの人のレンジャーキーやあのゾディアーツは出なかったなとかあの人たちはどうなったのかとかあいつとしっかり決着つけてほしかったとかいう要望から予告だけ作ってみました。

218ふたりは名無しさん:2013/03/03(日) 04:18:32 ID:b.xeHvYUO
111氏もまさかの大戦ネタとは、なんなしにネガのスレを開いて不意を突かれましたw

電王とフォーゼがクレヨンしんちゃんとコラボするなら
ライダーや戦隊がアニメになってプリキュアとコラボも有りと思うんですけど

やはり男の子向けと女の子向けは混ぜるな危険なんですかね…

それと私もヒロ戦Zに宇宙刑事参戦は、えっ?なに?っとしか言えないDX2のかれんさん状態に成りました…
何より予告でウィザードとギャバンがメインなのを見て
ディケイドとゴーカイジャーがメインに成ることはないんだろうなと、おセンチに成りました…

今後ディケイドとゴーカイジャーの絡み以上のインパクトを与える事は難しいかと
更に第三弾には宇宙刑事参戦以上のインパクトを与えなくてはならないとか

今回Zと付けたのはこれ以上無理!一旦これで終わりという事かな?

あっそれと、今更すぎですがレンジャーキーネタへの感想ですが…
ハッピーのキーはアイムタソに使って欲しい!

感想だけでは物足りない(私が)のでヒロ戦Z絡みの小ネタを


スペースドツクゾーン誕生
全宇宙征服!?


ありす「四つ葉財団の調査の結果、スペースドツクゾーンが宇宙で暴れ回っているらしいのですわ

セーラーマーズ「セーラー戦士は苦汁の決断を下したわ…

シャリバンと赤繋がりで、セーラーマーズが映る

セーラームーン「銀水晶の力を使ったらその余波で地球が壊れちゃう!

キュアハートとセーラームーンのバトルシーン

ハート「私は最後のドキドキだよ

地球最大の危機!大集合せよ、全ヒロイン!

プリキュア×まどかマギカ×セーラームーン
スーパーヒロイン大戦乙
4・27ロードショー!

宇宙刑事参戦をスーパーヒロイン大戦でやるとしたらセーラームーンしかないかと
それと現行ライダーメインなら、ドキドキとセーラームーンを絡めようと思いました

いつかプリキュアとセーラームーンは実現して欲しいプリキュア5とセーラー5の対決とか見たいよー!!!
それと777氏、スイートの世界の感想忘れていました…すいません…
もう間が開いてしまったので、後編を読み終えてから総評感想を書かせていただきます…

219111:2013/03/11(月) 15:24:23 ID:I/g4RrnYO
>777氏
オールスターの世界りんちゃん編乙でした。
リアルタイムで読ませていただきました。

こうした自分の趣味が活かされている作品を拝見すると、サブカル方面の知識しかない自分には書けそうにないため、いつも感心してしまいます。

今回はスポ根少年漫画的で、直前に書かれた本編スイプリ世界とはまた違った味わいで読むことができました。
プリキュア5キャラは単独では扱いにくいとのことでしたが、このりんちゃんはしっかり主役してると思います。
端々に出てくる、のぞみやWおっかさんな生徒会長コンビも、とてもよかったです。
そして、サンクルのキャプテンには個人的に功労賞をあげてあげたいw

改めて乙でした。
次の作品も楽しみにしています。

220777:2013/04/01(月) 21:20:30 ID:OLfJqpck0
どうも777です。
今日は4月1日ということで、ネタを一つ投稿したいと思います。

221777:2013/04/01(月) 21:21:04 ID:OLfJqpck0

 それはなんでもない日常のはずだった。

「六花お待たせ」
「あっ、マナ。おはよう」
「おはよう。マナ」
「まこぴー! もう来てたんだ」
「うん。今日はアリスのお屋敷でお茶会でしょう?
 私、こういうの初めてで、ドキドキしてなかなか寝付けなくて早く来ちゃったの。迷惑だったかな?」
「ううん。そんなことないよ! まこぴー、今日は色々なお話しようね」
「う、うん」
「はいはい。マナ、落ち着いて。真琴も困ってるわよ」
「あはは。ごめんごめん」
「それじゃ、落ち着いたところでアリスの所に行きましょう」
「それには及びません」
「うわ!? し、執事さん!?」
「一体どこから!?」
「……この私が気が付かないなんて」
「驚かせてしまって申し訳ございません。お出迎えに参りました」
「みなさんごきげんよう」
「アリス、おはよう」
「おはようアリス」
「おはよう。わざわざ迎えに来てくれたんだ」
「はい。今日はみなさんと楽しく過ごせるため早くから来てしまいました」
「真琴と一緒ね」
「ちょっと六花!?」
「別に恥ずかしがることじゃないよ。私だって、昨日から胸がキュンキュンしてたんだもん」
「そうですわよ。大切な人たちと会えるのに心が弾まないわけがありませんわ」
「六花だって、凄く楽しみにしてたもんね?」
「もう、マナ。余計なことは言わなくいいの」

 穏やかな日常はどこにでもある。

「みんなおはよー!」
「おはようさん、みゆき」
「あ、みゆきちゃんおはよう」
「今日も元気だね、みゆきちゃん」
「そうですね。みゆきさんはいつでも元気ですからね」
「うん。私はいつだって元気いっぱいだよ!」
「みゆき、おはようクルー!」
「キャンディ!? どうしてここに?」
「ポップから逃げてきただよね?」
「ち、違うクルー! やよい、失礼なこと言わないでほしいクル」
「そやそや。キャンディーは勉強が嫌になっただけや」
「あ、あかね!」
「そうなのキャンディ?」
「ク、クルゥ……」
「まあまあ、みんなそんなに攻めないで。キャンディだってたまには息抜きしたよね?」
「なおぉ」
「そうですよ。久しぶりにキャンディにも会えたんですから」
「れ、れいか!」
「そうだね。それじゃ、キャンディ。何して遊ぼうか?」
「ク、クルー! キャンディはーー」
「キャンディ!」
「うわ! 本棚からポップが飛び出してきよった!」
「やはりここにいたでござるか!」
「お、お兄ちゃん!?」
「さあ、帰るでござるよ!」
「もう、勉強はいやクルー!」
「あ、待つでござる!」
「行っちゃったね」
「て、見過ごしてる場合じゃないよやよいちゃん! みんな追いかけよう!」
「あ、みゆきちゃん!」
「はあ、またこのパターンかいな」
「まあ、そう言わない」
「そうですよ。これはこれで楽しいものです」

222777:2013/04/01(月) 21:21:35 ID:OLfJqpck0
 友達とはしゃいだり。

「ひびき、新作できたから試食してみて」
「ちょっと待って。もうすぐ終わるから。それじゃ、いくよエレン」
「ええ。準備OKよ」
「アコもいい?」
「あー。あー。うん。大丈夫」
「それじゃ、3、2、1」
「また練習始めたわね」
「演奏会が近いから熱が入ってるニャ」
「じゃ、先にハミィが試食しましょうか?」
「やったニャ!」
「ちょっと待ったー!」
「ニャニャニャ!?」
「ええ、ひびき!?」
「これは私が先に食べるんだから!」
「さっき演奏が終わってからって言ったじゃない」
「それは、それ。とにかく試食は私が一番にするんだから!」
「ひびき、勝手に演奏を中止しないで!」
「あんたが一番練習しないといけいないんだから!」
「ちょっと! エレン、アコ!?」
「ほら、早くこっちに来なさい!」
「でも、ケーキが!」
「終わってからね」
「笑顔が怖いよ。エレン」
「頑張ってね〜」
「それじゃ、遠慮なくいただくニャ」
「はい、召し上がれ」
「ケーキィィ!」
「ひびき、集中!」
「は、はい!」
「音ズレてる!」
「アコ、ごめん!」
「美味しいニャ!」
「ありがとうハミィ」
「ケーキィィィィィイ!」

 同じ時間を共有したり。

「コッペさま〜。私また失敗しちゃいました!」
「つぼみ元気出しなよ。それくらいどうってことないって」
「でも〜」
「まあ、確かにアレはちょっと酷かったよね」
「あら、何かあったの?」
「実はですねーー」
「ちょっといつき止めてください! ゆりさんに報告しないでください!」
「あはは。ごめんごめん」
「じゃあ、私が教えるっしゅ!」
「えりか!?」
「カクカクシカジカ」
「ウマウマパクパク」
「と、いうことです」
「……」
「ゆ、ゆりさん?」
「ぷっ」
「ああ、ゆりさん笑った!」
「わ、笑ってないわ!」
「そんな、ゆりさん酷いです!」
「ち、違うのよ! つぼみ……ぷっ」
「ゆりさん、ツボに入ってますね」
「いつき余計なこと言わない、ふっ」
「うわ〜ん! コッペさま〜!」
「あ、つぼみ待って! 私もコッペさまにもふもふする!」
「待って、つぼみごめんなさ……ぷっ」
「ゆりさん少し落ち着きましょう」

 笑い合ったり。

223777:2013/04/01(月) 21:22:09 ID:OLfJqpck0
「う〜ん! やっぱりカオルちゃんのドーナッツは最高だよ」
「いつもありがとうね。ラブちゃん」
「ほら美希たんも」
「私はもう十分食べたわ。それにこれ以上はカロリーの取り過ぎになるから」
「美希ちゃん。ちゃんとご飯食べてる?」
「心配してくれてありがとうブッキー。でも大丈夫よ。だってーー」
「私、完璧だから。よね」
「せつな。人の台詞取らないでよ。それにせつなに言われるとちょっと腹が立つわね」
「どうして?」
「だって、せつな。ラブと同じくらい食べるはずなのに全然太って見えないじゃない」
「美希たん!?」
「み、美希ちゃん。それじゃまるでラブちゃんが太ってるみたいだよ」
「そ、そうだよ。私はダンスも頑張ってるからふ、太ってなんかいないよ!」
「あれ、そうだっけ? でも、この間お風呂場からラブの悲鳴が聞こえてきたんだけど」
「せつな、それは言わないって約束でしょう!?」
「あ、ごめんないさい」
「ラ、ラブ……」
「ラブちゃん……」
「ふ、二人ともそんな目で見ないでぇぇぇぇ!」
「あ、逃げた! 待ちなさい!」
「さすがラブね。さっそく運動するなんて」
「これはちょっと違うと思うけど」
「元気でいいね。な、兄弟!」
「せやな。それにしてもいい天気や」
「プリップー!」

 ふざけあったりしていた。

224777:2013/04/01(月) 21:22:32 ID:OLfJqpck0

 しかし、それは突然終わりを告げた。

「キャー!」
「悲鳴!?」

 幸せなはずの世界は崩壊を迎えた。

「なんなのあの化け物?」
「ジコチューではありませんね?」
「私も見たことがない」
「でもみんなを助けなきゃ!」

 それはどの場所でも起こっていた。

「アカンベーとは違う怪人がいる!」
「しかも二体もおるで!?」
「なんだかヒーローものに出てくるような怪人だね」
「やよいちゃん冷静だね……」
「それよりも襲われてる人たちを助けなければいけません」

 世界各地で起こり始める異変。

「もうメイジャーランドはなくなったはずなのに」
「今まで私たちが相手にしてきた相手とは違うみたいね」
「ひびき、あの怪人って」
「なんだか分からないけどここで助けなきゃ女がすたる! みんな行くよ!」

 それに呼応するように出現する怪人たち。

「な、なんですかあの怪人は!?」
「二体とも砂漠の使徒とは違うみたいだね」
「相手が誰であっても誰かを傷付けるなら戦うまでよ」
「久しぶりにやるっしゅ!」

 街を破壊し、人々を襲い始める。

「街が……破壊されてる!」
「二体とも見たことないわね」
「どうしよう……」
「みんなの幸せを壊すなんて許せない!」

 それは世界崩壊の序曲であった。

225777:2013/04/01(月) 21:22:56 ID:OLfJqpck0
 そして、怪人たちと時を同じくして現れる存在がいた。

「君たち危ないから離れていて」
「あなたは?」
「俺は、魔法使いさ」

「いい餌がいるじゃねーか」
「あなた怪しいわね。一体誰?」
「俺は怪しい奴じゃねーよ!」
「いえ。街中で登山リュックを背負ってるいる方はちょっと……」
「何してんだ仁藤さん!」
「え? バイクにリーゼントに短ランって、そんな古典的なヤンキーまだおったんか!?」
「漫画の主人公みたいな人いたんだ」
「お兄さん誰ですか?」
「俺は全てのライダーと友達になる男だ!」

「ホワチャー!」
「怪人と素手に戦ってる!?」
「君たち早くに逃げるんだ」
「お兄さんたちは逃げないんですか?」
「俺たちなら大丈夫だよ」
「おい、さっさと終わらせるぞ。映司」

「君たち、見たところ中学生と高校生だね。すぐにこの場から離れなさい」
「おい、後藤ちゃん。女の子にそんな言い方はないよ」
「そうだぜ。う、うん。レディーたち、ここは危険だ。すぐに離れな」
「またそんなキザな事を言って……」
「たまには決めせてくれよ相棒」
「あなたたち誰ですか?」
「俺たちは二人で一人の探偵でーー」


 「仮面ライダーだ」


 仮面ライダーとプリキュア。
 二つが世界が交差するとき、物語は始まる。

226777:2013/04/01(月) 21:23:20 ID:OLfJqpck0

「ぐおぉ!」
「刑事さん!」
「ブッキー手当お願い」
「うん。刑事さん、大丈夫ですか!?」
「俺に……質問するな……。くっ!」
「せつな、なにが起こってるの?」
「分からない。刑事さんが戦っていた怪人が一瞬にしてマゼンタの仮面の人にやられたわ」
「それに仮面の人の隣りにいるのはマゼンタのプリキュア?」

 そして重なり始めた世界を破壊するため再び悪魔が立ち上がる。

「私は」
「俺は」

 「世界の破壊者」

「私は全てのプリキュアを」
「俺は全ての仮面ライダーを」

 「破壊する」

 世界の存続を賭けた戦いが今、始まる。

『仮面ライダー×プリキュア オールスターVSオールスターズ』

227777:2013/04/01(月) 21:25:41 ID:OLfJqpck0
次回予告

「仮面ライダー?」
「プリキュア?」
「本来、僕達は決して交わらないはずだった」
「私達の世界が、あなたたちの世界を侵食している?」
「日曜日の朝8時30分。この時間の境界線が曖昧になってしまったの」
「もしくは逆かもしれない。俺たちが君たちの世界を侵食しているとも言える」
「全ての原因はディケイドだ」
「戦うしか……ないの?」
「私は、戦えない!」
「キュア、エコー?」
「戦わないのなら生き残れないぞ」
「困ってる人のため。みんなのため。じゃあ、あなたはいつ自分のために動くの? 相田マナさん?」
「わ、私は……」
「そこまでよキュアディケイド!」
「どうしてだ士! なんでまた破壊者なんかになったんだ!」
「関係ない。俺は世界を破壊する。ただ、それだけだ」
「おのれディケイドォォォォォォオ!」

228777:2013/04/01(月) 21:34:19 ID:OLfJqpck0
こんな感じの嘘予告でした。

強固に築かれていた8時30分の壁は何者かによって破壊されてしまった。
それに呼応するようにプリキュアと仮面ライダーの世界。二つの世界が融合を開始した。
そして、それを阻止するにはプリキュアと仮面ライダーのどちらかが消えなければならなかった。
第三の勢力としてキュアディケイドと仮面ライダーディケイドがプリキュアと仮面ライダーに攻撃を開始する。
ディケイドによって次々と倒れていくヒーロー達。残ったヒーロー達もそれぞれに戦いを始める。
果たして、この事件の結末は?

ストーリーも何もない勢いだけの予告でした!

229777:2013/04/01(月) 22:05:58 ID:OLfJqpck0
>111氏感想ありがとうございます。
りんちゃん編でのりんちゃんが主人公していると言われてほっとしています。
今回は初めてスポーツ物を描いたのですが、上手く伝わるか心配でした。
ちなみに功労賞を頂いたキャプテンですが、前スレに余裕があったらもう少しだけ掘り下げたかったです。
微妙に説明不足なところがあったかと思いますがそこは大目に見て下さい。

この後もこの3スレ目となるこのスレの破壊に勤しみたいと思います。

>>214

私の作品を読んで頂いてありがとうございます。
長いこと返信せずに申し訳ありませんでした。
ヒビキとカナデは仲が悪いというよりは大きくすれ違っている状態なので、後編ではそのズレを士子が修正してくれるでしょう。
後編も頑張って書くので気長に待っていて下さい。

オリキャラ作品の方も頑張ってください。

230111:2013/07/19(金) 02:25:41 ID:mRgShMY2O
>>777
遅くなりましたが予告ネタ乙でした。
助っ人に来たライダーズの組み合わせが意外で、見てみたくなりました。


話は変わりますが、皆さん講談社の小説版仮面ライダーディケイドは読まれましたか?

TV版とは設定が変更されてるとこが多いですが、ディケイドメンバーのキャラが深く掘り下げられています。
特に、鳴滝の正体がしっかり描かれていたので、興味がありましたら一度読んでみるのをオススメします。


プリキュアもその内小説版が発売されるかもと考えた時、真っ先におジャ魔女高校生が思いついたのは内緒です。

231111:2013/07/19(金) 02:35:51 ID:mRgShMY2O
さて、不肖111。
もうどれだけぶりか数えるのも嫌になるくらいですが、第10話スプラッシュスターの世界前編投下します。

ただし私的な事情による急遽な投下ですので、Aパートの途中までですので予めご了承ください。

232111:2013/07/19(金) 02:39:58 ID:mRgShMY2O
土曜深夜31:30…

「「「スーパーヒーロータイム!!!」」」


晶「新たな強敵の出現。どう立ち向かう?聖獣戦隊フウインジャー」
士子「仮面ライダーペルソナは、クレアさんが家出?これは一大事ですよ」
翼「スプラッシュスターの世界に来たプリキュアディケイド。でもこの世界は本当に危機なのか?」

翼「必ず最後まで」
クレア「真実を見届けろ」
士子「それがみんなのルールです」

233111:2013/07/19(金) 02:41:13 ID:mRgShMY2O
これまでのプリキュアディケイドは…

「キュアトゥイートシャドウは…後藤つぐみは、かつて、私達の仲間だった…」
「私はお前のことなんて嫌いだ!
うじうじと意気地無しのヘタレで、理想主義の甘ちゃんで、泣き虫で!
周りに甘えっ放しで、放っておけばすぐに潰れてしまいそうなほど弱虫で!
それなのに、私にないものを全て持っているから、
だから私はお前が嫌いだ!大嫌いだ!」

《limit break,memory loading...》

「私、負けない!」
「所詮お前はクズ星…どれだけ輝こうとも、落ちる定めにあるんだ…!」
「クズ星なんかじゃない。
私は流れ星。みんなの希望を背負って、夜を切り裂き飛び続けるんだよ」

「ディケイド。次の世界が、最後のプリキュアの世界です」
「最後の世界…この旅が終わる時、そこには何があるのかしら」

234111:2013/07/19(金) 02:42:26 ID:mRgShMY2O
「それでは、いってきまーす」
階下から響く声に、ミルクは目を覚ました。
ベッドから起きて、窓の縁から外を見下ろすと、白衣を来た士子のこぐ自転車がよろよろと走っていた。
無理して慣れない自転車に乗っていくこともないと思うが、士子曰くこの町は自転車で走るのが一番だそうだ。
ミルクは床に飛び降りると同時に、くるみの姿に変わって着地する。
簡単に身支度を済ませてから部屋を出て、階段を降りダイニングキッチンに顔を出す。
「やあくるみちゃん。おはよう」
「おはよう」
ピンクのエプロンをつけた栄介と朝の挨拶を交わすと、ベーコンエッグがフライパンの上で華麗な宙返りを披露する。
「もう焼けるから、座って待っててよ」
テーブルには空の食器がワンセット広がり、新聞を読む光子が既に就いていた。
椅子に座ると同時に、卓上トースターからパンが二枚飛び出す。
くるみは手元の皿にそれを乗せると、小麦のキャンパスをピーナッツバターで染める。
『この一週間は、春らしい穏やかな空模様が続きます』
テレビからは、お天気キャスター増子美佐の明るい声が流れている。
『この陽気は日食が観測される、来週末まで続くものと思われます』
「お待たせ」
栄介がくるみの目の前に、ベーコンエッグとコールスローサラダ、ピッチャー入りのオレンジジュースを並べる。
「ゆっくりと召し上がれ」
栄介はオレンジジュースをコップに注ぐと、再び流し台に戻っていく。
「いただきます」
くるみは合掌し、まずはパンを一口かじる。
香ばしい薫りと、ピーナッツバターの程よい甘さが口一杯に広がる。
しかし、今のくるみにはこの朝食をゆっくりと楽しむだけのゆとりはなかった。
「何かめぼしい事件はあった?」
口の中のパンを飲み込んで、くるみが新聞ごしに光子に問う。
「人気女優、柏倉アリサ、白昼の遊園地デート」
光子は新聞を畳んでそばのラックに入れた。
「至って平和そのものよ。この世界は」
光子がため息をつくと、同調するようにくるみもため息をついた。
「今日で十日目ね…」

235111:2013/07/19(金) 02:46:19 ID:mRgShMY2O
十日前。この世界にやってきた時。

士子は白衣を身にまとって、革製の手提げ鞄を持っていた。
今回はヤブ医者かと軽口を叩くくるみを適当にあしらい、かばんを物色したところ、どうやら天文学者の卵で、この夕凪町に住む天文学の教授に師事しているという役割であるようだ。
いつもの通りに士子はその教授の家に向かい、その間にくるみと光子は周辺の聞き込みを行った。
この世界に忍び寄る、魔の手の情報を知るべく…
しかし、日が沈みかける頃まで走り回ってみても、この世界の脅威についてはなにひとつ手掛かりが得られなかった。
暗くなる前に家に戻ると、玄関の前で帰って来た士子と遭遇した。
なにかわかったかと聞いてみると、士子は教授宅の天文台での話を始めた。
やれ、とても広いとか大きな望遠鏡があるとかいったことを興奮したように話し、近々起きる日食の観測会の準備のためにしばらく教授宅に通うことをくるみたちに伝えた。
「それで、この世界のプリキュアについては?」
と聞いたら、
「あ、忘れてました」
とペロリ舌を出した。
「あなたねぇ!」
「まあまあまだ一日目ですし、その内なにかわかりますって」
…次の日も、士子は教授宅へと向かい、くるみと光子は聞き込みや町中をまわったりした。
しかし、士子が言うところのその内が来ないままに、くるみたちはこの世界で十日目を迎えていた。

236111:2013/07/19(金) 02:47:55 ID:mRgShMY2O
『それでは本日も、頑張っていってらっしゃいませ!』
テレビの中でキャスター達が笑顔で頭を下げる。
「ねえ光子」
「なに?」
箸で小さくちぎったベーコンエッグを口に運びながら、くるみは少し前から考えていた仮説を切り出した。
「ひょっとして、この世界はもう終わっているの…?」
「この世界のプリキュアの物語が、てこと?」
「邪悪な存在は影も形も見当たらない。
それって、この世界のプリキュアが倒してしまった後だから…とは考えられない?」
光子はアイスティーのコップから口を放した。
「わからないけれども、士子が役割を与えられてる以上、それはないんじゃないかしら」
「…そう、そうよね、うん」
くるみ自身も、それが馬鹿げた考えだということを理解していた。
しかし、そうとでも考えないと、このなにも起きない現実に理由がつけられないのだ。


(やっぱり、この世界のプリキュアを探してみないことには始まらないのかしら。
でも手がかりらしきものはほとんどないし。
それに、こんなにも長い間大海が動かないのも気になるわ。
いやでも、既に暗躍している可能性も…
なんにせよ、情報がなさすぎる。
だけど、周辺の聞き込みも完了してるし、もう話を聞いてない人間なんていないし、なにか起きそうなところに張り込むには、この町は少し広すぎるし…)
「くるみちゃん、おーい、くるみちゃん」
「ぅん?」
栄介の声に目を開くと、時計は昼時を指していた。
テレビからはワイドショーのコメンテーターたちの話が聞こえる。
どうやら考え込んでいるうちに、ソファーで眠ってしまっていたみたいだ。
「まいったわね…私も知らずにこの世界に毒されてきてるのかしら」
ふいに、くるみの眼前に縦縞模様のハンカチの包みが差し出された。
「なに、これは?」
「士子ちゃんのお弁当さ。だけどあの子ったら忘れて行っちゃってね。
悪いけど、届けに行ってくれないかな」
「なんで私が。光子に行かせればいいじゃない」
「光子は図書館に勉強をしに行ってるよ。
僕も家の仕事があって出られないから、頼むよくるみちゃん」
「ハァ、仕方がないわね」
くるみはため息を吐くと、弁当の包みを手に提げ立ち上がった。
「行ってきてあげるわよ。どうせ暇なんだし」
「悪いね。それじゃあこれも」
栄介が反対の手に紫色のハンカチの包みを持たせる。
「くるみちゃんの分のお弁当だよ。くるみちゃんもお昼まだだもんね」
「それはどうも」
くるみは簡単に礼をすると、玄関に向かっていった−

237111:2013/07/19(金) 02:58:41 ID:mRgShMY2O
世界の破壊者ディケイド。様々な世界を巡り、その瞳はなにを見るのか−



「まかせて★スプラッシュ☆スター★ DECADEver」

♪プ・リ・キュ・ア♪
スパスパスパークS☆S(プリッキュア!)
プリキュアプリキュアスプラッシュスター♪
くるくるミラクルS☆S(プリッキュア!)
ハッチャケブッチャケノーノープロブレム
(プリキュアSplash☆Star withキュアディケイド)

広い草原渡って 風が薫るよ
星瞬く夜空に 月は満ちるよ!
一人だけでは 不安な日々も
あなたがいて(いつもそばに) 私がいる(Shine! sun sun sun)
繋がった絆が(high!)ってな感じで♪

「あなたを大好き!」って 気持ちが弾けてる
「大切だよ!」ってneed you! 拍手がパチパチね
(プリッキュア! プリッキュア!)

スパスパスパークS☆S プリキュアプリキュアスプラッシュスター♪
テカテカ王手かS☆S ギャップもウエイブもゴーゴープログラム
スパスパスパークS☆S プリキュアプリキュアスプラッシュスター
くるくるミラクルS☆S ハッチャケブッチャケノーノープロブレム
(プリキュアSplash☆Star withキュアディケイド)

明日は明日の風が吹く ★Splash☆Star★

238111:2013/07/19(金) 03:00:24 ID:mRgShMY2O
第10話「走れ花鳥風月!タイムリミットは日食の時!!」


広い道を滑るように走り抜け、くるみは頬に風が当たるのを感じる。
出かける時、教授宅は遠いからと栄介が貸してきたインラインスケートの調子は悪くない。
ヘルメットをかぶり、肘や膝には紫のプロテクターを付け、背中には、二人分の弁当が入ったリュックサックを背負っている。
リュックからは、くるみがいつも履いている赤い運動靴も提げている。

士子が通う教授宅には、以前も忘れ物を届けたことがあるし、聞き込みしていた頃に何度も前を通ったことがあるため、道程は知っている。
昼時のこの辺りは自動車も通行人も滅多にいない。
自然とスケートを走らせる速度も増していく。
長い直線を加速をつけて走っていく。
その時、脇の茂みから目の前に何かが飛び出してきた。

「きゃっ!?」
急な事態に、思わずその何かを抱きかかえると、スケートのバランスが崩れそうになり、ヨロヨロよろめく。
「ぬっ、くっ…ホォッ!」
転ばないようにしている内、クルリとその場で一回転し、止まった時には自然とフィギュアスケートのような謎のポーズを取っていた。
「うわぁ、くるみお姉さんすご〜い!」
抱えた何者かが、聞き覚えのある無邪気な声をあげた。
「ごめんなさいみのりちゃん。ビックリしたでしょ?」
「ううん、だいじょうぶだよ」
「みのりちゃん!」
抱えた女の子…みのりを地面に下ろすと、一人の少女がその小さな女の子の名を呼びながら、くるみの前に現れた。
「急に道路に飛び出したりしたら危ないわよ、みのりちゃん」
「ごめんなさーい、薫お姉さん」
青みがかった髪を伸ばし、同じ色の瞳を中心にした端正な顔立ちの、大人びた雰囲気の少女…薫。
「ああ、霧生薫」
くるみは彼女とも面識があった。

二人が飛び出して来た方向を見る。
オープンカフェ風にいくつかのパラソルの下に並べられた机。
ガラス張りの壁の向こう、ショーウインドウの中には、こんがりキツネ色に焼けたパンが並んでいる。

「そうか、ここはPANPAKAパンだったわね」
この夕凪町で評判のベーカリー、PANPAKAパン。
みのりは夏野家から教授宅への道のりの中程にあるこの店の娘だ。
そして、彼女に懐かれている霧生薫が、よくここに来てみのりと遊んであげているのを、くるみも買い物の時に何度か見たことがあった。
「随分急いでたみたいだけど、どうかしたの?」
両腕をみのりの胸の前で組まされながら、薫がプロテクター姿のくるみを眺める。
「大したことじゃないわ。士子に忘れ物を届けに行くだけ」
くるみはリュックサックを、背負ったままで薫に見せた。
「それじゃあ、舞の家まで行くのね」
「舞おねーちゃんちー?」
舞とは教授の娘の名前だ。
おとなしい性格の少女で、薫やみのりの姉の友人である。
「そう。だからもう行くわね」
くるみは手を小さく振り、再び教授宅へとスケートで走り出した。
どんどんスピードを増していき、あっという間にくるみは薫とみのりからは見えなくなってしまった。
「いっちゃったね」
「でも、士子は確か…」
その時、一人の客が店から出てきた。

239111:2013/07/19(金) 03:01:57 ID:mRgShMY2O
少し離れた位置からでも、丸い屋根の展望台が美翔教授宅の場所を教えてくれる。
近付いていけば、展望台は徐々に大きくなっていき、白い柵のテラスと、よく手入れされている庭も見えてくる。

「やっと着いた」
くるみはスピードを落とし、門の前でピタリと止まる。
方向転換し、玄関まで徐行を始めようとすると、ちょうどそこから一人の人物が出てくるところだった。
涼しげな目元に、真一文字に結ばれた薄い唇。
伸ばしっぱなしの髪の毛を後ろで一つに結び、かっちり着ている白衣の首元に、サンゴのネックレスが輝いている。
「鯨井じゃない」
士子と共に美翔教授に師事している、鯨井泳人だ。
「……」
鯨井はくるみに声をかけられても、表情一つ変えない。
「あーっ!美々野やんか!」
二人の頭上から、底抜けに明るい声が降ってきた。
くるみが見上げると、美翔邸のベランダから、小麦色の肌に金髪ショートカットの髪型、白衣の下から覗く虎縞模様のミニスカートという、いかにもギャルっぽい容姿の女性が、笑顔で身を乗り出しブンブンと大きく手を振っていた。
「や、美々野くん」
その隣では、同じく白衣を着た茶髪の男が、柵に寄り掛かってマグカップを持っている。
「虎間。隼」
虎間大河、隼春彦。
二人も美翔教授の生徒である。
美翔邸で来週行われる日食の観測会は、この三人と士子で準備を進めていた。
「どしたん〜?教授んとこ用事ぃ〜?」
虎間は挨拶と同じ調子で、くるみに来訪の理由を尋ねた。
「士子に忘れ物を届けに来たの」
「またかい。よく忘れ物するもんだ」
「でも一足遅かったで。今日は準備午前で切り上げや」
「え…えぇ〜っ!」
くるみは間の抜けた声をあげた。
何のためにここまでインラインスケートを走らせて来たのか。
「せやから、うちはダーリンとラブラブしとったんや」
「こら、よさないか大河」
突然虎間に抱き着かれても、隼はまるで動じず、一滴のコーヒーもこぼさない。
「そういうのは、後で二人の時にしないか」
「ええやん、誰かに見られてるのも」
虎間と隼は、自他ともに認めるバカップルというやつだ。
人目をはばかるどころか、むしろ他人に見せつけるようにいちゃつきだしてしまう。
「あー、無駄足踏んだわ…」
くるみは見ていられないと、踵を返して帰ろうとする。
「おい」
その時、低い声に呼び止められた。
「なんなの、鯨井」
今まで黙っていた鯨井が、やっと口を開いたのだ。
「小門なら、お嬢と裏でスケッチをすると言っていた」
「お嬢って…舞と?」
舞は中学校で美術部に所属しており、絵を描くのが大好きである。
士子も嗜む程度に絵を描いているため、二人はすぐに打ち解けた。
「まだいるかもしれない」
「そう。教えてくれてありがとう」
くるみは鯨井に礼を言うと、教えられた裏庭に向かった。

240111:2013/07/19(金) 03:04:37 ID:mRgShMY2O
美翔邸の裏庭は、裏庭とはいえそれなりの広さを有しており、数本の広葉樹と小さな池がある。
その裏庭の隅、画架を立てて一心不乱に風景を写し描く一人の少女がいた。
吊り目気味の瞳はせわしなくスケッチブックと目の前の風景を交互に見つめ、鉛筆を握った細い腕を振るい続けて、ただ絵を描くことのみに専念している。
「舞」
しばらく様子を見ていたくるみだったが、期を見て少女の名前を呼んだ。
しかし少女…舞は、全く聞こえてないように手を休めない。
「ん…ん゛ん゛っ!」
くるみは出来る限り耳元に近づいて、わざとらしい咳ばらいをする。
それでも舞は脇目も振らない。
「まーいまいまいまいまいまいまーーい」
名前を連呼してみるものの、舞は絵を描き続けている。
「あーもう!」
くるみは頭をぐしゃぐしゃと掻きむしった。
「きゃあ!」
「わっ!?」
突然叫び声をあげた舞に、くるみは驚きのけ反る。
「ど、どうかしたの?」
「くるみさん、いつの間に来てたの?」
「今気付いたんかい!」
ようやく自分の存在を認識した舞に、くるみは力一杯ツッコミを入れた。
「あ…ごめんなさい、私、絵の方に集中してて…」
ツッコミのあまりの迫力に、舞は謝り出してしまった。
「あ、いや、別に怒ってるんじゃないのよ。
あなたが集中すると周り見えないってのは知ってるし」
これまでにないツッコミ後の反応に、くるみは慌ててフォローする。
(なんか…ペースに飲まれてるわ。この世界のペースにも、舞のペースにも)
「それより、士子はいないの?
一緒にスケッチしてるって聞いて来たんだけど」
話題を変えると、舞は鉛筆を椅子の上に置いた。
「小門さんなら、少し前にPANPAKAパンに寄って帰るって言ってましたよ」
「えぇ!?嘘でしょ!?」
今し方そのPANPAKAパンを通り過ぎて来たばかりだというのに。
自分の巡り合わせの悪さに、くるみは思わず非難めいた声をあげてしまった。
「…ハァ、それで、どれくらい前に別れたの?」
気を取り直して舞に問う。
士子が発ってそれ程経っていないのなら、まだ追いつけるかもしれない。
ここまで来てしまった以上、意地でも士子に弁当を手渡したいのだ。
舞は指を顎に当て、空を仰ぐ。
「確か、10分くらい前…」
「10分ね。それならまだ間に合う…」
「か、30分くらい前…」
「え?」
「ひょっとしたら、1時間くらい前…かも」
「……」
くるみは額に手を当て俯いてしまった。
(そうよね。話しかけられても聞こえないくらいの集中力だもの。
時間の感覚だってわかんなくなって当然か)
「ありがとう。とりあえず行ってみるから」
話を切り上げて、くるみは重たい足を再び滑らせ始めた。


美翔邸の表に出てくると、既に虎間たち三人の姿はなかった。
その代わり、一人の少女が門から敷地内に足を踏み入れるところだった。
短く切り揃えられた赤い髪に、大きな赤い瞳の少女は、霧生薫に漂う空気とよく似たそれをまとっている。
…今日は、やたらと顔見知りに会ってる気がする。
「あら、くるみ。こんなところで珍しいわね」
くるみがそう思っていると、向こうから声をかけられた。
「舞はいるかしら?」
くるみに尋ねた少女の名は、霧生満。
霧生薫の双子の姉妹だ。
「今は裏でスケッチをしてるわよ」
くるみは今出てきたばかりの裏庭を指差した。
「そう」
くるみとすれ違おうという時、満は急に足を止めた。
「そういえば、くるみ。来る途中に士子を見たわよ」
「本当?どこで見たの」
ずい、と顔を近付けてきたくるみに、満は思わずたじろぐ。
「トネリコの森に入って行ったわ。大空の樹まで行くつもりかしら」
「大空の樹…」
大空の樹とは、トネリコの森にある大樹だ。
とても大きな樹で、この夕凪町のどこからでも見ることができる。
(大空の樹までは、ここからだとPANPAKAパンよりは近いけど、上り坂になってるのよね)
くるみは脳内で夕凪町の地図を広げ、大空の樹までの道筋を辿った。
満が怪訝そうな眼でくるみを見る。
「士子に用事でもあるの?」
「少し、ね。届け物があるから来てみたのに、いなかったから困ってたの」
くるみがうんざりした表情を見せると、満は気の毒そうに苦笑いを浮かべた。
「ともかく、教えてくれてありがとう。今から行ってくるわ」
くるみは再びインラインスケートを滑らせ始めた。

241111:2013/07/19(金) 03:06:57 ID:mRgShMY2O
夕凪町を見下ろすかのように広がるトネリコの森。
その中の遊歩道を、普段の靴に履き替えてくるみは歩いていく。
「そういえば、この辺は珍獣ミミンガがいるって噂のとこだったわね…」
少しでも手がかりがほしかったくるみは、その話を勝手に精霊の目撃談と誤解し、光子と二人で一昼夜張り込んだことがある。
収穫は、その話が単なる噂話であったという事実と、数え切れない虫刺されのみであったが。
緩やかな勾配の道は、開けた景色からやがて、木々が生い茂り木漏れ日の降る風景に変わっていく。
森の木によって清められた空気の中だと、頭の中までスッキリしてくるようで、くるみは歩きながら思索をめぐらせる。
考えるのは、もちろんこの世界のプリキュアのことだ。

士子がダークドリームから聞いたという言葉などから考えても、この世界にプリキュアがいないという可能性はほぼゼロだ。
ではこの世界のプリキュアはどこの誰なのか。
ここまでの例から考えれば、士子に与えられた、『美翔教授の教え子の学生』という役割に関係する少女に間違いはないだろう。
そうなると、真っ先に考えつくのは教授の娘の舞だ。
そして、彼女と特に親密にしている少女たち。
彼女らのうちの何人かがプリキュアなのか。
あるいは、全員がプリキュアであるのか。
…いい線を行っていると思ったんだが。
実はくるみは舞のことも密かにつけまわったことがある。
だが、人知れず戦っているような不審な点は見られず、またも空振りに終わっているのだ。
そもそも、彼女がもしプリキュアであったなら、より近いところから彼女を見ている士子が気づけないものだろうか。
士子は一見のんびりして鈍感な人間に見えるが、その実洞察力に優れて抜け目ない、勘の鋭い女である。
それとも士子は既になにか掴んでいて、そのことを自分たちには隠しているのか?
それこそありえない、とくるみは自分の考えを一笑に付した。
そんなことをする利点が見つからないというのもあるが、なにより彼女が自分を騙したり嘘をつくはずはない。
士子と自分はそれほどつきあいは長くない。
だが、いくつもの戦いを乗り切り、寝食も共にしているのだから、彼女からの信頼は得ている。
それは自分だって同じだ。
決して口には出さないが、くるみも士子のことを信じている。
彼女の旅に同行した発端も、自分達の世界を救ってくれた彼女と共に戦いたいと願ったことからだ。
だから士子が隠し事をしているはずはないと、くるみは信じているのだ。
「……」
この世界のプリキュアについて考えていたはずが、結局士子のことばかりを考えてしまった。
「あ〜…ダメよダメダメ!」
気持ちを切り換えようとかぶりを振っているうちに、爪先に巨大な樹の根がぶつかった。

242111:2013/07/19(金) 03:09:58 ID:mRgShMY2O
くるみは顔を上げる。
樹齢数百年はあろうかというどっしりとした幹と、そこから四方に伸びる葉振りのよい太い枝。
とてつもない大木なのに、威圧感や圧倒感などを感じさせず、むしろ近くにいると温かく見守られているような錯覚におちいるこの大木こそが、大空の樹だ。

「…何度来ても、すごい木だけど」
くるみが言葉尻を濁したのは、この巨木の足元に不審な動きを見せる人物がいたからだ。
「…なにしてるのよ、士子」
自分の捜し求めていた人物が、大空の樹の幹に抱き着くように腕を伸ばしてへばり付いていたのだ。
「…ああ、くるみさん」
士子は不自然な姿勢で首だけ振り返る。
目尻がトロンと下がったその表情は、寝起きのようにどこかポワポワとしている。
「ひと夏そうしてれば、もしかしたら羽化できるかもしれないわね」
くるみが士子にツッコミを入れると、大空の樹の根の一つから、一人の少女がひょっこり顔を覗かせた。
「あ、くるみさんだ」
少女は姿を現し、とてとて二人に近付いてきた。
「うわ、咲か。タヌキかと思った」
「ヒドイなあ!」
「…ふふっ」
「士子さんまで!」
少女は日向咲。PANPAKAパンの娘で、みのりの姉だ。
丸い顔とタレ目は、確かに小動物チックである。
士子は再び大空の樹に頬をくっつける。
「どう?士子さん」
「暖かくて、少し不思議な感じですね」
咲は士子の言葉に微笑み、隣まで歩くと同じように大空の樹に張り付いた。

「…それで、結局あなたたちはなにをしているの?」
くるみは二つ並んだ少女の背中に、未だ解決されない疑問を再度投げかける。
「日向さんに薦められたんですよ」
士子がまた首だけで振り向く。
今度は咲も、士子に続いてくるみの方を見た。
「こうして大空の樹にペッタンコすると、元気が沸いてくるんだよ」
「ペッタンコ?」
「そう。くるみさんも、ホラ」
咲は大空の樹から離れてくるみの手を取り、彼女を自分と士子の間に置くと、もう一度樹に抱き着いた。
くるみは戸惑いながら、左右の二人に倣い大空の樹に体を寄せる。

表皮はゴツゴツと硬いが、なめらかな肌触りのため体に傷がつくことはなさそうだ。
大きく息を吸うと、森に漂っているよりも一層強い木の香りを感じた。
目を閉じてみると、抱き着いた部分から、わずかに生命の鼓動のようなものを感じた。
「……」
自然の神秘に、くるみが驚き目を開くと、こちらを見ていた士子と目が合った。
「なにか、力が沸いて来る気がしてきませんか?」
そう言って士子は笑った。
「樹から元気を貰おうなんて。士子、あなた不安なの?」
しかし、くるみが何気なく口にした疑問に、士子は目を見開き固まってしまった。
「不安…」
一言つぶやくと、また大空の樹に頬をくっつける。
「そうか、私は不安なんですね…」

243111:2013/07/19(金) 03:16:14 ID:mRgShMY2O
「士子?どうかしたの?」
急に様子の変わった士子に、くるみは動揺した。
士子は大空の樹から離れる。
「この旅が終わった先に何があるのか。それを考えると、なんだかモヤモヤして、胸の中に一欠の氷が滑り落ちるような、そんな感情が沸き起こるんです」
士子は大空の樹から離れ、そのモヤモヤを掴み出そうとするかのように胸を押さえて俯く。
「それがなんなのか、ずっとわからなかったんですが、そうですか、これが不安…」
「士子…」
目を伏せた士子の顔に、長いまつ毛が影を落とした。
今まで見せたことのない寂しそうな表情に、くるみは続けて掛ける言葉を失った。
「ねえ士子さん」
突然、咲が小走りに士子に近寄った。
「どうかしましたか日向さん?」
「今度の観測会のことだけど」
咲に優しく答える時には、もう普段通りの士子の顔に戻っていて。
他愛ない会話をする二人を見ていると、くるみは一人取り残されたような気持ちになる。
さっきの士子の表情は幻だったのだろうか…

「ねえくるみさん」
「え?」
不意に咲に話し掛けられ、くるみは間の抜けた声を出した。
「なにか用があってここまで来たの?」
「それは…」
くるみは自分がここまで来た理由を思い出した。
「士子にこれを渡そうと…」
リュックから弁当の包みを取り出したくるみは絶句した。
「むぐむぐ…私に?」
士子がいつのまに手にしたのか、クロワッサンを食べていたのだ。
「士子…ナニ、ソレ」
抑揚を失った声で、くるみは機械的に士子に問う。
「PANPAKAパンのクロワッサンです。庶民的な価格でありながらサクサクの皮とふんわりな中身という匠の技を味わえます」
「いつもごひいきにしてもらってまーす」
咲がおどけながら、士子にペコリと頭を下げた。
「ナンデ アンタガ ソンナノ タベテルノ?」
「お弁当を忘れてしまいましたから。PANPAKAパンに行って買ってきたんですよ。なにか問題がありましたか?」
「大ありよ!」
くるみが抑えていた感情を突如爆発させた。
「栄介から、あんたにお弁当渡すよう言われて走り回った、私の時間とこのお弁当をどうしてくれるのよ!」
くるみはズイっと、弁当の包みを士子の鼻先に突き付けた。
「一回舞の家まで行ってここまで来た私は一体なんなのよ!?」
今にも掴みかかりそうな勢いで、士子にまくし立てる。
「ええっと…おマヌケさん?」
「うぐあっ…!」
士子の悪意のないとどめに、くるみはよろよろと後ずさり、大空の樹の根にしなだれかかった。
「ひどい……!ひどすぎるっ……!こんな話があるかっ……!何時間もかけて………やっとの思いで…辿り着いたのに……届けたのに……クロワッサンっ……!あいつがもぎ取ってしまった!ここまでの私の時間…手間…労力をっ……!」
くるみは湿っぽく愚痴をこぼし始めた。
「ねえ、くるみさん」
すると、咲がくるみに近付いていった。
「それ、いらないなら食べてもいい?」
それ、と指差したのは、士子に与えるはずだった弁当だ。
「さっきアイス食べたところじゃないですか、日向さん」
士子は咲の食欲に、呆れたように苦笑いを浮かべた。
「え〜、いいでしょ。ねぇくるみさん」
咲は猫なで声で、くるみに甘える。
「いいわよ。むしろ食べてくれるなら助かるわ」
「やったあ!」
咲は弁当を受け取るや否や、適当な根に腰を下ろして包みを広げた。
「わあ、すごい!」
蓋を開けると、弁当箱の中には色とりどりの具材が所せましと詰め込まれており、咲は目を輝かせた。
「卵焼きに、コロッケに、エビチリ、どれもおいしそう!」
「よかったですね、日向さん」
士子がにこやかに咲を眺めていると、ぐぅ〜と腹の虫が鳴き声をあげた。
「そんなに腹ぺこだったんですか?底無しですね」
「違うよ、私じゃない」
士子と咲は顔を見合わせ、同時に同じ方向を見た。
「…だ、だって、昼も食べずにいたんだから仕方ないじゃない!」
二人に見つめられたくるみは、頬を染めながら言い訳した。
「別になにも言ってませんが…」
士子になだめられてもなお赤い顔のまま、くるみは咲の隣に座り、自分の弁当を広げた。

244111:2013/07/19(金) 03:16:59 ID:mRgShMY2O
「あれ、くるみさんのお弁当…」
既に食べ始めていた咲が、隣の弁当を覗き込み、違和感を口にする。
「こっちと少し具が違わない?」
「まぁね。士子と私じゃ好みが違うから」
くるみの弁当には、エビチリの代わりに一口サイズのハンバーグがいくつか入っている。
咲はそのくるみの弁当に熱い視線を送っている。
「…もしかして、食べたいの?」
「え、いいの!?」
くるみはミニハンバーグの一つを箸でつまみ、咲の弁当の白飯の上にポンと置いた。
「どうぞ」
「やった!じゃあ私からも」
咲もお返しに、エビチリのエビを一尾、同じようにくるみの白飯に置く。
そして咲は返す箸でくるみから分けてもらったハンバーグを口に運んだ。
「ん〜、おいし〜!」
その味に目を細めて歓喜し、バクバクと弁当を食べていく。
「本当によく食べるわね…」
年頃の少女にしては、少々はしたなく見えるような食いつきに、くるみは息を漏らした。

ふと、正面にいる士子の方を見る。
士子は手近な樹に背中を預け、クロワッサンの最後の一欠を口に押し込んでいた。
その横顔は憂いを帯び、先程胸の内を吐露した時に似ていた。

やっぱり、さっき見た表情は見間違いなどではない。くるみは確信した。
あんな具合に弱音を吐く士子を、くるみは見たことがなかった。
そうだ、普段どんなに気ままに振る舞っていようとも、士子だって一人の女の子だ。
自分はこれまで、士子の一体なにを見ていたのか。
己の情けなさと、士子の瞳の色の深さに、くるみは絶句してしまった。

245111:2013/07/19(金) 03:18:50 ID:mRgShMY2O
しばらくして。
「それじゃあね、くるみさん!」
「ええ…」
日が傾きはじめたので、くるみは咲に手を振り別れる。
結局あの後も士子とロクに会話出来ないまま、咲の他愛ない話に適当な相槌を打ちながら、三人でトネリコの森を下山してしまった。
山のてっぺんを見上げると、大空の樹がここからでもその雄大さを見せている。
くるみは、なぜだかその大樹が登る前よりも遠くに感じてしまう。
「かーのじょ」
軽薄なトーンの声と、チリンチリンと小気味よいベルの音がくるみを呼んだ。
士子が自転車に跨がり、腕をハンドルの上で組んでこっちを見ていた。
「乗っていきませんか」
ポンポンと、自転車の荷台を叩いて誘う。
くるみは、少しの逡巡の後に、無言でその荷台に腰掛けた。


士子がペダルを漕ぎ出すと、合わせて景色がゆっくりと流れる。
春の風を切る爽やかさとは裏腹に、くるみの頭と心はぐちゃぐちゃだった。
せっかく士子に、さっきの不安について聞き出せる機会なのに、言葉が出てこない。
せめて普段通りの会話でも交わそうとするが、自分は士子とどんな話をしていたのかさえも思い出せない。
士子の一瞬の陰りに目を奪われたくるみは、今や自分さえ見失っていた。
それゆえに、自分を乗せた自転車が、夏野家への帰り道から逸れていることに、しばし気づけなかった。
「士子?こっちは家とは違う方向じゃ…」
ようやく、いつもとは違う道を走っていることに気づいた時、くるみは思わず声を出していた。
「せっかくですから、ちょっと寄り道して行きましょうよ」

246111:2013/07/19(金) 03:26:45 ID:mRgShMY2O
ひとまずここまでです。
あんなに時間かけてこれだけとか、ホンマ泣けるでぇ。

冒頭は、いつかプリキュアもスーパーヒーロータイムに参加してくんないかなって妄想から、オリジナルの戦隊とライダーと絡ませてみました。

あとOPのディケイド版まかせてsplashstarは、以前どこかのBBSで見かけたものを少しアレンジしたものです。


さてお話の続きは、またしばらくかかりますのでお待ちください。
さすがに今回くらい長くは待たせないと思いますので…

247ふたりは名無しさん:2015/01/21(水) 09:49:48 ID:t48d9kAcO
スーパーヒロイン大戦GP
明日のナージャ3期


衝撃の明日のナージャ3期まで放送!


イントロダクション

明日のナージャの次は、ふたりはプリキュアのはずだった・・・

プリキュア伝説消滅!

明日のナージャが3期まで放送された事により、次のアニメ企画はナージャを
参考としたラブロマンス物とされ、プリキュアは歴史は一瞬で消滅してしまった・・・

歴史を変えるため、プリキュアの伝説を取り戻すため、プリンセスプリキュア達が
明日のナージャが3期まで放送された謎を解き明かす!
ナージャとプリンセスプリキュアのプリンセス対プリンセスの壮絶な戦いが今始まる!

248ふたりは名無しさん:2015/01/21(水) 20:01:56 ID:ANUkrvoY0
「女王様、今一度魔法を……」
神代は終わり、西歴を経て
人類は地上でもっとも栄えた種となった

「みんなの為に振るいます」
我らは星の行く末を定め、
星に碑文を刻むもの

「秩序は燃え尽きた」
人類をより長く、より確かに、
より強く繁栄させる為の理――人類の航海図

「多くの意味が焼失した」
これを、魔術世界では人理と呼ぶ

「私達の未来はたった一秒で奪われた」
人理

「聞いて!この領域に集まった一騎当千、万夫不倒のみんな!」
「相容れぬ敵同士であろうと今は互いに背中を預けて!」
「私の名は春風どれみ!みんなのために魔法をつかいます!」

「この戦いは人類史を遡る長い旅路」

第一の聖杯 
呪いの魔女
人理定礎値_C+
Ⅰ Ⅱ Ⅲ

「ですが悲観することはありません……貴方には無数の出会いが待っています」


第二の聖杯 
十二色の姫君
人理定礎値_B+
Ⅳ Ⅴ Ⅵ

「この星の全てが聖杯戦争という戦場になったとしても」

第三の聖杯 
高貴なる放浪者
人理定礎値_A
Ⅰ Ⅱ

「この地上の全てが疾うに失われた廃墟になっていても」

第四の聖杯 
調和の女神
人理定礎値_A-
Ⅳ Ⅲ

「その行く末に無数の強敵が立ちはだかっても」

第五の聖杯 
■■■の怪盗
人理定礎値_A+
Ⅰ Ⅱ Ⅲ

「結末は未だ誰の手にも渡っていません!」

第六の聖杯 
最後の聖女
人理定礎値_EX
Ⅳ Ⅴ Ⅵ

「さあ、戦いを始めましょう……マスター」

第七の聖杯 
古の銀月
人理定礎値_■
Ⅴ Ⅵ

過去最大の規模で行われる
聖杯戦争、開幕

テレ朝少女大戦/Grand Order

それは
未来を取り戻す物語

249ふたりは名無しさん:2015/02/23(月) 12:39:02 ID:9cBBFBKkO
うえ〜ん(つД`)10周年TVシリーズはこんなの見たかったよぉ〜!!!
改め15周年こそTVでオールスターズしろください!
それでこんなの見せろください!その1

『スタースコープ』

望遠鏡型のオールスターズプリキュアのオリジナル必殺アイテム。
4人〜6人で、4人の時は2対2、6人の時は3対3で、自分達の胸辺りの高さで宙に浮く
スタースコープの左右に立ち必殺技を放つ(NGワード戦隊のバズーカじゃねーか)

更にオールスターズチップが変化したオールスターズコラボレーションアイテムを
セットし歴代チームの必殺技をオールスターズプリュキア流に変化させた必殺技を発動可能。

オールスター「スタースコープが効かない!?」

クモジャキー「そんな物、幹部3人が合体したデザトリアンには涼風ぜよ!」

追い詰められるオールスターズプリキュア。その時4人のポシェットの中から光が

オールスター「ブロッサムのオールスターズチップが光ってる?」

シャイニングスター「ムーンライトのチップもだわ」
ファンタジースター「サンシャインのも光ってるぅ〜」

バーニングスター「マリンのも」

4人は光るチップを思わず取り出した、そして次の瞬間取り出したチップが4人の
手を離れ4人の頭上へと上昇した、そしてチップがさらに強い輝きを放ちながら変化し始めた

チップはそのプリキュアの武器が変化したオールスターズコラボレーションアイテム
に成りキュアオールスター達の手元へと下降した。
アイテムを手にしたキュアオールスター達は取るべき行動を自然に理解し
順々にスタースコープにアイテム をセットしようとした。

「「「「オールスターズコラボレーション!!」」」」

オールスター「スターブロッサムタクトセット!」

シャインニングスター「スタームーンタクトセット!」

ファンタジースター「スターシャイニータンバリンセット!」

バーニングスター「スターマリンタクトセット!」

「「「「完成!スタースコープ・ハートキャッチモード!」」」」

「「「「花よ輝け!プリキュア・スター・フォルテウェーーブ!!」」」」

スター・フォルテウェーブがデザトリアンを捕える

「「「「ハーートキャッチ!」」」」

ちなみに技の威力は、最終回での究極奥義を30%減させた位

250ふたりは名無しさん:2015/02/23(月) 12:46:16 ID:9cBBFBKkO
オールスターズコラボレーション・シリーズの販促チラシ


プリキュアオールスターズの大いなる力!!


01ハートキャッチモードセット

スターブロッサムタクト

スタームーンタクト

スターシャイニータンバリン

スターマリンタクト

必殺技音声

花よ輝け!プリキュア・スター・フォルテウェーーブ!
ハーートキャッチ!


02ドキドキモードセット

スターラブハートアロー

スターマジカルラブリーパッド

スターマジカルラブリーハープ

スターラブキッスルージュ
必殺技音声

あなたに届け!プリキュア・スター・マイスイートハート!


03スイートモードセット

スターミラクルベルティエ
スターラブギターロッド

スターミューズキュアモジューレ
スターファンタスティックベルティエ

必殺技音声

プリキュア・スター・パッショナートハーモニー!


04フレッシュモードセット
スターピーチロッド

スターベリーソード

スターパインフルート

スターパッションハープ

必殺技音声

わるいのわるいの飛んで行け!プリキュア・スター・ラブサンシャイン!


05プリンセスモードセット
現時点、武器詳細不明の為省略

必殺技音声

舞え花よ!プリキュア・スター・フローラル・トルビヨン!

ごきげんよう


春のオールスターズ映画限定商品

マックスハートモードセット

スターブラックスパークルブレス

スターホワイトスパークルブレス

スターハーティエルバトン
必殺技音声

みなぎる勇気!あふれる希望!光輝く絆と共に!
スター・エキストリーム・ルミナリオ!


希望小売価格 各2980円(税込)

251ふたりは名無しさん:2018/07/11(水) 19:22:18 ID:1klyKDe20
次のライダーのジオウが平成20作品目にして最後の平成ライダー故に
やはり歴代絡めたお祭りに成りそうや
プリキュアも最後の平成作品で来年はテレビでオールスターズやらんかな........
やらんやろな....
せめてジオウ始まったらプリキュアジオウSS投下されんかな........(/ω・\)チラッチラッ

252ふたりは名無しさん:2018/07/11(水) 23:50:07 ID:RUHR55kA0
上げんなよクソが


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