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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ

138241:2011/06/12(日) 00:35:18 ID:WXaFaWU.0
キュアライドゥ
「プリキュア・トランス・ディケイディング!」
ディケイド!

圧倒的な光と共に、マゼンダと黒の縦じまに身を包んだ少女の姿がほむらには写った。
自分たちの魔法少女の変身とどこか似ている、それでいて力強いその光に目を細めるほむら。
そのほむらの前で変身を果たした士子が、高らかに宣言する。
「全てを壊し、全てを繋ぐ!キュアディケイド!」
変身を完了させた士子に飛びかかっていく使い魔たち。
「だりゃぁぁぁぁ!!」
その使い魔たちを、次々に吹き飛ばす士子を見ながらほむらは思案する。

(素手による極近接戦闘タイプのようね…。
 スピードとパワー…共に近接特化型魔法少女と互角かそれ以上…。
 そして何より凄いのが、戦闘の際のポジショニングと判断力…言うだけのことはあるわ。相当の戦闘経験があるようね)

ほむらとて永劫とも錯覚する時のループを戦い続けた、この世界で最強の一角を担うベテラン魔法少女である。
その彼女をして、士子の実力を自分たちと同じベテラン魔法少女と同等かそれ以上だと判断した。
そんなほむらの目の前で、使い魔たちは際限が無いかのように、次々に数を増やしていく。
「数が多くてウザいわね。 いいわ、一気に吹き飛ばしてあげる!」
そう言って士子はカードを取り出し、すばやく腕時計にスラッシュした。
キュアライドゥ マリン!
「!? 姿が変わった!?」
士子の姿の変化に、驚きの表情を見せるほむらだが、次の瞬間、にやりと笑ったのを見て嫌な予感に襲われる。
なんとなく、やろうとしていることが分かってしまったのだ。
慌てて左腕の盾を構えて後ろに飛び、同時に魔力によってバリアを発生させる。
アタックライドゥ プリキュアダイナマイト!
認識音と同時に、士子を中心として光が広がる。
それに遅れる形で衝撃波が駆け廻り、使い魔たちはそれに巻き込まれ粉々に吹き飛んだ。
「ふぅ…すっきりした」
「…次からは事前に言って貰えるとうれしいのだけど?」
「わかったんでしょ、私のやろうとしてたこと」
「分かってても、一言あると無いのでは違うわ。 心の準備の問題よ」
そう皮肉気に言い放つほむらだが、内心では先程の士子の変化に驚きを隠せなかった。

(状況によって武器の形状を変える魔法少女はいるけど…彼女は、自分自身を状況によって変化させるのね。
 そしてそれによって攻撃のバリエーションも変わる…恐ろしく応用のきく能力ね)

「さて…あらかた片付いたわけだけど、テストは合格?」
「まだよ。 一番の大物が残っているもの…」


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