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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ
151
:
241
:2011/06/12(日) 00:42:37 ID:WXaFaWU.0
士子と杏子が邂逅を果たしていた同時刻、見滝原。
「くぅ!?」
迫りくる炎をほむらはかわしながら、手にしたハンドガンを連射する。
魔力を帯びた弾丸は一直線に魔女へと迫るが、甲高い音と共に弾丸は弾かれてしまった。
「…」
ほむらの前には腕の生えた、鉄格子のような箱の魔女。
その光景を見ながら、ほむらは冷静に思考する。
(見たことのない魔女…私が門矢士子という、今までにない出会いをしたから、今までにない魔女が現れたというの?)
考えても事態は解決しない。とにかく目の前の問題を解決することが先だ。
そう思考を切り替えると、ほむらは盾の内側からミニミ軽機関銃を取り出す。
同時に左腕の盾が展開し、内部機構の歯車がカチリという音と共に止まる。
その瞬間、ほむらを除くすべてがモノトーンのように反転し、世界の全てが静止した。
ほむらの特殊能力、時間停止である。
凍りついた世界に轟音が響く。
フルオートで放たれた弾丸が魔女へと向かい、一定距離を飛行して空中で静止した。
「まだよ!」
フルオートで撃ち尽くした機関銃を捨て、ほむらが再び盾に手を入れる。
そして取り出されたのは、数個の手榴弾だ。
安全ピンを口で引き抜くと、それを魔女へと向かって投げつける。
「…そして世界は動き出す」
その言葉と同時に時間停止は解け、世界の全てに色が戻った。
放たれた機関銃の弾丸と手榴弾は同時に着弾し、魔力によって強化された爆発が轟音と閃光、そして衝撃を伴い響く。
「…やったわ」
もうもうと立ち込める煙に勝利を確信したほむら。
だが…
「!?」
巻き上がる砂煙の向こうから、鋼鉄の何かが飛来する。
それは…
「鎖!?」
それは鋼鉄の鎖だ。先端の手錠のような輪が、ほむらの左足首を捕える。
そして煙の向こうから現れる、無傷の魔女。
「…まずいわね」
ほむらは誰ともなく呟いた。
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