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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ

134241:2011/06/12(日) 00:32:43 ID:WXaFaWU.0
「ほらほら、美味しいから飲んでみてよ」
「…」
士子から差し出された紅茶を、ほむらは無言で無視した。
その様子を見て、士子はため息をつく。
「あのねぇ…ちょっとくらいまともな反応してよ」
「勝手に人の部屋に入り込んだ見知らぬ人物に対するまともな反応…警察に通報でいいかしら?」
「前に会ったでしょ?」
「警察の取り調べで『夢の中で会いました』って言ったらどう? 警察から精神病院に一直線でしょうね」
「おっ、言うじゃない」
ほむらの皮肉にもどこの吹く風といった感じで、士子はマイペースに紅茶をすすった。
その様子に呆れたようにため息をついたほむらは、ゆっくりと紅茶に口を付ける。
「やっと信じてくれたのね」
「話が進まないようだから、よ。 あなたを信用したわけじゃないわ。少なくとも現段階ではね…」
「そう、それはよかったわ。 それじゃ…せいぜい信用してもらえるように私の話をしましょう」
そうして、士子は話を切り出した。
「私は門矢士子、『プリキュア』と呼ばれる存在の一人。 多くの『世界』を旅する旅人ってところね」
「『プリキュア』?」
「あなたたちの『魔法少女』の同類だと思って貰えばいいわ。 光の力で闇と戦う少女たちの総称よ」
その説明にほむらは顔をしかめる。その様子はほむらが、自分を含めた『魔法少女』という存在をどう思っているのかが容易に見て取れた。
それを見て、士子は言う。
「安心して。 あんたたちのと違って、戦い続けないと怪物になる、とかそういうペナルティはないから」
「…どうやら多少なりとこっちの事情を知っているようね」
「まぁ、ちょっとは調べさせてもらったからね」
「それで…あなたの目的は?」
「『世界』の歪みの修正よ」
そう答えて、士子は説明を始めた。


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