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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ

86Z41:2011/04/14(木) 23:45:29 ID:eDTheUGE0
響が耳を傾けると、無言のまま、掴んでいた響の手を離し背を向ける奏

奏「デジタルランドのスパイかもって疑ってるのは本気よ・・・・・
  でももし、あの娘が本当に私達を助けるために来てくれたなら
  酷い事を言われても、戻って来てくれるはずよ・・・・」

響「まもりを試すって事?・・・・」

奏「・・・・親友から友達を、簡単に奪う訳には行かないでしょ・・・・・」

響「奏・・・ありがとう・・・・」

エレン「ハンッ!まったく、アンタ達は甘いんだから・・・・」

ハミィ「でも、そのお陰でセイレーンは友達にしてもらえたニャ♪」

エレン「や・・やかましいわ・・・・」


何処を目指すわけでもなく走っていた、まもりは気が付くと調べの館のそばの
空き地に来ていた。
そして涙を拭いながら、なぜ反論も出来ず飛び出してしまったのかを考えていた。

まもり「・・・・何も言わずに飛び出したんじゃ、スパイだって認めた様な物だわ・・・・・
    今まで遠目から見ているだけだったプリキュアと、直接会う事が出来て
    友達にも慣れたのに、突然拒絶されたのがショックで・・・・・」

パチパチ

その時突然、何者かの拍手が響いた

まもり「!?」

イース「心地のいい、不幸のメロディだ」

拍手の主は、せつなが捨て去った悪の部分が放った怨念から、ボウキャークが
実体化させたイースだった。
嘲笑う様な薄ら笑みを浮かべながら、嫌みを込め、まもりにそう語り掛けた

まもり「不幸を嗅ぎつけて来るなんて、貴方らしいわね」

イース「フッ、この加音町は幸せのメロディに溢れていて虫酸が走る
    そう、まるで四つ葉町に居るかの様で、ウンザリしていた所だ・・・
    だから貴様の奏でる不幸のメロディをもっと聞かせて貰おう、アンコールだ」

まもり「残念だけど、もうフィナーレよ!プリキュア・レインボー・ピクチャー!」

メモリー「思い出の虹を描く者!キュアメモリー!」

イース「ダーク・ブレスレット!!」

イースが右腕を頭上に伸ばし、そう叫ぶと、右手首に3つのダークブレスレットが現れた

イース「この前のはオーベルテューレ(序曲)だ、そして今度はクライマックスだ!!」

そう言い放つと同時に、トリプル・ダークブレスレットで
前回以上に増したスピードでキュアメモリーに襲い掛かった


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