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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ

139241:2011/06/12(日) 00:35:41 ID:WXaFaWU.0
ほむらの言葉と同時に、地響きとともに地面から何かがせり出してくる。
まるでフランスの凱旋門のような、巨大な門。
ところどころに、どこかで見かけたような絵やレリーフで飾られている。
「嫌な気配の大本はこいつね…。 で、これが魔女?」
「そうよ」
これこそ『元』魔法少女のなれの果て、そしてこの世界を脅かす呪いをばらまく存在、『魔女』である。
その門のような魔女…イザベルの各所のレリーフから、無数の光弾が飛んでくる。
「うわっと!?」
「…」
その攻撃を大きく飛んで二人は避けた。
「危ないわね」
「そう思ったら止めをよろしくお願いするわ」
「言われるまでもないわ」
すばやくカードをスラッシュする士子。

ファイナルアタックライドゥ デデデディケイド!
「プリキュア・ディメンジョン・ブレイカー!!」

士子とイザベルの間に何枚もの光のカードが現れ、士子が両腕を突き出すとピンク色の光線が放たれる。
ピンクの光線は、飛び交うイザベルからの光弾を吹き飛ばしながら直撃した。
耳をつんざくような大爆発と共に、イザベルの姿は光の中に砕け散っていく。
同時に周りの空間が揺らぎ、元の建設途中のビルへと戻っていた。
そして、コロンと黒い宝石が地面に転がる。
魔女の魂の結晶、そして魔法少女のソウルジェムの濁りを払うためのアイテム、『グリーフシード』だ。
「はい、これ。 私には必要のないものだから」
地面に転がるそれを、変身を解いた士子は拾い上げるとほむらへと投げてよこす。
「それで、私は合格かしら?」
「ええ。その力、申し分ないわ」
「そう、良かった」
そう言って士子はニカッと笑うと、手を差し出す。
「これで同盟は成立ね。 改めてよろしく、暁美ほむら」
「こちらこそ…門矢士子」
「士子、でいいわよ」
「そう、それじゃ…士子」
そう言って二人は握手を交わした。


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