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【感想や雑談等の】プリキュアディケイド【世界か】ネガのスレ
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241
:2011/06/12(日) 00:33:16 ID:WXaFaWU.0
「もしかしたらあったかも知れない『世界』…並行世界ともパラレルワールドとも言われている『世界』は無数に次元空間の中に存在している。
あなたもこの『魔法少女の世界』という並行世界の住人よ。
そしてこの世界は今、大きな歪みによっておかしくなっている。
その歪みの原因は…暁美ほむら、あなたよ」
「悪いけど、そんな覚えはないわ」
「いいえ、覚えがあるはず。
あなたの能力の一つ…時間遡行よ」
その言葉に、ピクリとほむらの頬が動く。
「本来、時間は前にしか進んでいかない。
それが時間遡行によって、一ヶ月ほどの同じ時間が何度も何度も数え切れないほど繰り返されてる。
そのせいで、『世界』全体に歪みが生まれているのよ」
そう、この『世界』が歪んでいる原因は、ほむらが時間遡行を使って運命をやり直し、『世界』の時間を先に進ませていないからだ。
「で、私は歪みの原因を取り除かなくちゃならない…」
「…つまりあなたは私の敵、ということかしら?」
ほむらの鋭い視線が士子を貫く。
だが、そんなほむらに士子は肩をすくめて言った。
「わかってないわね。 私はあなたが時間遡行をしなければそれでいい。
それに…」
そこで士子は、優しい目でほむらを見て言葉を続ける。
「私はこの世界の真実を多少なりと知っている。
でも、誰が何を想い、何を企み、何のために行動をしているか、その考えまでは分からない。
それでもあなたの目を見ればわかるわ。
あなたは大切な想いと共に、その能力を使い続けている。
決してくだらない理由からその力を使っているわけではないんでしょ?」
「…」
士子の問いに、ほむらは答えない。
「だから、私があなたの力になる。
あなたのやるべきことを、私にも手伝わせて欲しい。
どう、暁美ほむら?」
「…」
士子の申し出に、ほむらはゆっくりと考えを巡らせる。
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