国境周辺の油田地帯アビエイ(Abyei)地区の帰属をめぐって南北スーダンは対立している。ヘグリグ油田に関しては約4年前に国際的な仲介の下、アビエイ地区に含めないことで南スーダンも同意しているが、南スーダンはこれによってヘグリグがスーダンに帰属したとは認めていない。(c)AFP/Abdelmoneim Abu Edris Ali
同GPは2011シーズンは反政府デモが激化したことから開催中止に追い込まれたが、国際自動車連盟(Federation Internationale de l'Automobile、FIA)は13日にサキール・バーレーン・インターナショナル・ サーキット(Sakhir Bahrain International Circuit)でグランプリを行う決定を下した。しかし、レースを前に同国内では緊張感が高まってきている。
F1開催の反対を訴える数百人がボイコットを呼びかけるバナーを持って抗議活動を行い、デモはF1チームがすでに到着し始めているバーレーン国際空港(Bahrain International Airport)の近くでも行われている。
【4月21日 AFP】ペルシャ湾の島国バーレーンで20日、自動車F1レース、12F1第4戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2012)の開催に抗議して反政府側が行ったデモと治安部隊が衝突し、イスラム教シーア派(Shiite)の複数の居住区で負傷者が出た。当局はこの日実施されるフリー走行1回目を控え、警備を強化していた。決勝は22日に行われる予定。
バーレーンの人権団体「バーレーン人権のための青年協会(Bahrain Youth Society for Human Rights)の代表、モハメド・マスカチ(Mohammed Maskati)氏はAFPの取材に対し、シーア派居住区で抗議運動が夜通し行われ、治安部隊による発砲や催涙ガス発射で18人が負傷したと話した。