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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4141チバQ:2012/04/16(月) 22:52:28
>>3961-3962>>4132>>4136-4138

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/asi12041619410005-n1.htm
アフガン同時テロ、戦闘終了も出口戦略に暗雲
2012.4.16 19:41 (1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンで起きたイスラム原理主義勢力タリバンによる同時テロで、同国内務省の報道官は16日、戦闘開始から約18時間後に治安部隊が襲撃グループを制圧したと発表した。国際治安支援部隊(ISAF)のアレン司令官は15日、戦闘に勝利したアフガン部隊を称賛したものの、首都の拠点施設が被害を受けたことで、米国などが描くアフガンからの出口戦略に改めて暗雲が垂れ込めた形になった。

 AP通信によると、カブールと別の3州での戦闘で、襲撃犯36人が殺害され、アフガン警官や市民計11人が死亡した。在アフガン日本大使館によると、大使館施設内に携行式ロケット弾4発が着弾し、3発が建物を直撃。壁2カ所に穴が開いた。館員と在留邦人は全員無事だった。

 アレン司令官は15日、「アフガン治安部隊がカブールでの襲撃で、いかに迅速に対応したかということを大変誇りに思う」との声明を発表。2014年末までに全土でアフガン側に治安権限を移譲するのに備え、アフガン治安部隊が能力を向上させていると強調した。

 米国は14年移譲というISAFを主導する北大西洋条約機構(NATO)の合意とは別に、戦闘部隊撤退の1年前倒しを目標にしている。フランスのサルコジ大統領も犠牲者が増える中、仏軍の撤退時期を1年早める方針を示している。

 アフガン側では、カルザイ大統領が米兵による銃乱射事件などを受け、全土での治安権限の移譲を13年までに完了させるよう米側に求めている。だが、こうした撤退ムードとは裏腹に、治安権限の移譲はバーミヤン州など一部にとどまっている。

 今回のテロで、アフガン部隊はISAFの支援を必要としたうえ、襲撃犯の大規模攻撃を許した。昨年9月にもカブールでは同様の事件が起きており、「明らかに教訓を生かしていない」(ロイター通信)とも指摘される。出口戦略は5月に米シカゴで開かれるNATO首脳会議で協議されるが、激しい議論が交わされそうだ。

4142チバQ:2012/04/16(月) 22:56:17
>>2843>>2846>>2851-2856>>2864
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/erp12041622380006-n1.htm
ノルウェーテロ初公判、ネット掲載文に涙…職業は「作家です」落ち着いた表情一転
2012.4.16 22:37

16日、オスロの裁判所で開かれてた初公判で右手を挙げるアンネシュ・ブレイビク被告(ロイター)
 ノルウェーの首都オスロで16日開かれた連続テロのアンネシュ・ブレイビク被告(33)の初公判。入廷から落ち着いた態度を見せていた被告だったが、犯行前に自分がネットに掲載した移民排斥を主張する文書が法廷のモニターに映し出されると一転、目に涙をあふれさせた。

 初公判は午前9時に開廷し、被告は黒っぽいスーツにネクタイ姿で現れた。裁判官から職業を問われると「作家です」と即答。犠牲者一人一人の名前と死因が読み上げられるなど1時間以上に及ぶ起訴状朗読の際も弁護人の横のいすに腰掛け、表情を変えなかった。

 法廷内の数カ所に置かれたモニターに被告が制作したネット上の文書やイラストなどが約10分間、次々に映し出されたのは正午前ごろ。自分の主張をあらためて見て感極まったようで、唇を震わせながら画面を見続けていた。(共同)

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2872093/8798528?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
ノルウェー爆破・銃乱射事件のブレイビク被告、初公判で無罪主張
2012年04月16日 19:07 発信地:オスロ/ノルウェー

【4月16日 AFP】前年7月にノルウェーで77人を殺害したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)被告(33)の初公判が16日、オスロ(Oslo)地裁で開かれ、ブレイビク被告は無罪を主張した。

 スーツに金色のネクタイ姿で出廷したブレイビク被告は挑戦的な態度を示し、手錠を外されると右の拳を胸に当ててから前方に突き出す「敬礼」をして見せた。この「敬礼」について同被告は、犯行前にインターネット上で公開した1500ページ以上に及ぶ「宣言」の中で、極右組織「テンプル騎士団(Knights Templar)」の敬礼だと説明している。

 続けてブレイビク被告は、自身を「作家」だと主張。「私はノルウェー法廷を認めない」と述べ、判事らの合法性を承認できないとの姿勢を示した。

 さらに、77人を殺害した「行為については認めるが、犯罪としての責任は認めない。自衛だったと主張する」と述べ、罪状認否では無罪を主張した。ブレイビク被告は犯行について「残酷だが必要なことだった」と発言。単独で行ったことで、ノルウェー社会を多文化主義にし「イスラム教徒の侵攻」を許した「売国奴」に対する自衛のための行為だったと主張した。

 ブレイビク被告は2011年7月22日、オスロ市内で爆弾を爆発させ8人を殺害した後、同市郊外のウトヤ(Utoeya)島で開かれていた政治集会で銃を乱射して69人を殺害し、「テロ行為」などの罪で起訴されている。(c)AFP/Nina Larson

4143チバQ:2012/04/16(月) 22:57:12
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2815755/7553525
ネット上に1500ページ「宣言」、自称「モンスター」のブレイビク容疑者
2011年07月25日 18:44 発信地:オスロ/ノルウェー
ネット上に1500ページ「宣言」、自称「モンスター」のブレイビク容疑者
2011年07月25日 18:44 発信地:オスロ/ノルウェー

クリッピングする拡大写真を見る写真をブログに利用するメディア・報道関係・法人の方 写真購入のお問合せはこちらノルウェーで22日起きた爆破・銃乱射事件で逮捕されたアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)容疑者(32)がインターネット上に投稿していた自分の写真。右1枚はフェースブック(Facebook)、他2枚はユーチューブ(YouTube)上に投稿されていた(2011年7月23日入手)。(c)AFP/FACEBOOK - YOUTUBE
関連写真1/1ページ全6枚
スライドショーを見る【7月25日 AFP】ノルウェーの連続爆破・銃乱射事件で逮捕されたアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)容疑者(32)は、何を考えていたのか―─約10年の歳月をかけて書き足され1500ページ以上に及んだ「宣言」が、インターネット上に公開されていた。その内容からは、殺人を「十字軍」になぞらえ、自らを「モンスター」と呼ぶ容疑者の戦慄の横顔が見えてくる。

「マルクス主義者ハンター」「反多文化主義者」を自称する同容疑者の「宣言」は、PDFファイルと12分のビデオ映像で構成され、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」などに掲載されていた。内容は約10年に及ぶ学術的な研究と、爆弾の製造法について日々思ったことなどが一緒につづられ、時に細部の散らかった論文、時にとりとめのない雑文だった。

「ポリティカル・コレクトネス(差別や偏見を含んだ表現を用いないこと)」に対する糾弾や、いかに理由をごまかして中国から武器製造用の化学薬品を購入するかなど、記述は多岐にわたり、欧州を人種的・宗教的に中世のような状況に戻したいと同容疑者がもくろんでいたことが伺える。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相への称賛も記されていた。欧州の白人の「ジハーディスト」(聖戦士)による大家族という構想を呼び掛け、「もしも自分の人生を犠牲にしたくはないと思うのならば、子どもを作ることを強く勧める。時機が到来した時に彼ら(子ども)が犠牲となってくれるだろう」などとも記していた。

 22日の犯行については、数世紀に及ぶイスラムによるヨーロッパの植民地化を終わらせるため、それに必要な革命を起こすために準備した「先制攻撃だ」と記している。

「不可避な戦争が現実化する前に戦略的優位性を獲得しておくため、現在進行中のイスラムによる侵攻/植民地化を撃退し、打ち負かし、弱体化させるために戦う。手遅れになるまで待つことはできない」

 最後の書き込みがあったのは、オスロで爆発が起きる直前だ。「第2次大戦以来、最大の(ナチの)モンスターと呼ばれるだろう」と書き、「これが最後の投稿になるだろう。現在7月22日金曜日12時51分。敬具、アンドリュー・ブレイビック」とノルウェー語の名前を英語表記にして、テンプル騎士団を思わせる肩書きを並べ、さらに古い軍服を着たり、突撃ライフルを手にポーズをとった数枚の写真で締めくくっている。

 逮捕から数時間後、世界の新聞の一面を占領した鋭い視線の写真は、この中の1枚だった。(c)AFP/Marc Preel

4144チバQ:2012/04/16(月) 23:25:03
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120415-OYT1T00567.htm

>>4130>>4135
オマル・スレイマン前副大統領【失格】  :ムバラク前エジプト大統領の腹心として情報長官を務めた>>4087
同胞団幹部のハイラト・シャーテル【失格】:イスラム色強い>>4044
自由公正党(同胞団系)のムルシ党首   :シャーテル氏が本命だが、前政権時代の逮捕歴で失格する可能性が浮上し、
                     ムルシ氏も「保険」として届け出>>4103
元同胞団幹部のアブルフトゥーハ     :同胞団から除名>>2707
ハゼム・アブイスマイル【失格】     :スンニ派原理主義の一派サラフィスト系
アムル・ムーサ前アラブ連盟事務局長   :ムバラク政権の外相時代に、イスラエルに対し批判を浴びせ、
                     反イスラエル感情が根強い国民の人気を博した経緯>>2062
アハメド・シャフィク元首相       :元空軍司令官でムバラク政権下の最後の首相を務めた>>3954




有力候補も続々失格に…エジプト大統領選

 【カイロ=田尾茂樹】エジプト選挙管理委員会は14日、大統領選(5月23、24日投票)に立候補を届け出た23人のうち、立候補要件を満たしていないとして、オマル・スレイマン前副大統領ら有力候補を含む10人を失格にしたと発表した。


 選管は16日まで異議申し立てを受け付け、26日に最終的な立候補者を公表する予定だ。

 失格したのは、スレイマン氏と並び有力候補と目されたイスラム原理主義組織ムスリム同胞団幹部のハイラト・シャーテル氏のほか超保守のイスラム主義者ハゼム・アブイスマイル氏、2005年の大統領選で次点だったアイマン・ヌール氏ら。

 各候補者は異議を申し立てる方針だ。支持者らは「(暫定統治する軍の)政治的な企てだ」などと猛反発しており、デモなどで混乱が広がる可能性がある。一方、イスラム主義勢力の影響力拡大や前政権派の復権を警戒するリベラル派の間には決定を歓迎する声もある。

(2012年4月15日20時32分 読売新聞)

4145チバQ:2012/04/17(火) 21:36:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000103-yom-bus_all
世銀次期総裁にキム氏…韓国出身、初のアジア系
読売新聞 4月17日(火)3時14分配信

 【ワシントン=岡田章裕】世界銀行は16日、理事会を開き、米国が推すダートマス大学のジム・ヨン・キム総長(52)を第12代となる次期総裁に選出したと発表した。

 任期は7月1日から5年。キム氏は韓国出身の米国人で、初のアジア系総裁となる。米国は総裁選で新興・途上国側から初めて対立候補を擁立されたが、創立以来70年近くにわたる米国出身者の「指定ポスト」を確保した。

 キム氏は公衆衛生を専門とする医学者で、途上国のエイズや結核の治療に取り組んできた。キム氏は総裁に選出後の声明で「急速な世界の変革に伴う、世界銀行の新しい連帯を追求したい」として、貧困の根絶や、世銀の運営における新興・途上国の発言権向上に尽力することを誓った。

 ロイター通信によると、キム氏は、日本、西欧、カナダに加え、新興国側からも中国、インド、ロシアの支持を得たという。一方、ブラジルと南アフリカは対立候補のナイジェリア・オコンジョイウェアラ財務相を推したため、初めて全会一致が崩れた。

4146チバQ:2012/04/17(火) 21:43:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000099-mai-bus_all
<世銀総裁>アジア系で「米独占」批判封じ キム氏選出
毎日新聞 4月17日(火)21時20分配信

 【ワシントン平地修】世界銀行は16日、6月末に退任するゼーリック総裁の後任に米オバマ政権が推した韓国系米国人のジム・ヨン・キム米ダートマス大学長(52)を選出した。アジア系では初の総裁。ウォール街の金融の専門家や米政府機関経験者が多かった世銀総裁ポストに医療・保健界から就くのも異例。背景には、世界保健機関(WHO)時代にアフリカなどでのエイズ対策などで活躍したキム氏を新総裁にすることで「米国の総裁ポストの独占はおかしい」との途上国の批判を抑える狙いもあると見られる。

 「総裁として急速な世界の変化に対応した世銀の新たな連帯を目指したい」。キム氏は総裁選出を受けて声明を発表し、世銀の組織や運営方法の改革に意欲をアピールした。

 キム氏は韓国ソウル生まれ。5歳の時に米国に移住し、ブラウン大やハーバード大で医学などを学んだ。04年からはWHOの局長などを歴任、アフリカなどでのエイズや結核撲滅など貧困国の保健衛生の改善に取り組んできた。09年にはアジア系米国人で初めて名門ダートマス大学長に就任。途上国支援が使命である世銀の総裁ポストを米国人が独占してきたことに新興国や途上国の批判が高まる中、オバマ米政権としては「途上国の開発支援で強いメッセージを打ち出せる最適の人物」(世銀関係者)としてキム氏に白羽の矢を立てた。従来のようにウォール街出身のエリートバンカーや、米通商代表部(USTR)代表を務めたゼーリック現総裁のような米政府関係者を次期総裁候補として擁立すれば、途上国や新興国の間に反発が広がる懸念があったからだ。

 一方で、キム氏が金融や国際政治の世界にほぼ無縁なことに対しては世銀内から「国際金融機関トップとしての手腕は未知数」との声も漏れる。

 今回の次期総裁選出では、ナイジェリア財務相のオコンジョイウェアラ氏ら対抗馬が立候補し、初の選挙戦となった。現在の世銀の運営に対する途上国などの不満の強さを象徴するもので、キム氏には総裁選で公約した「途上国の発言権強化」など世銀改革が迫られることになりそうだ。

4147チバQ:2012/04/18(水) 22:25:28
http://www.cnn.co.jp/world/30006298.html
エジプト大統領選で10候補失格、選管が異議を却下
2012.04.18 Wed posted at: 18:35 JST
(CNN) 5月に予定されるエジプト大統領選に立候補していた23人のうち、スレイマン前副大統領ら10人の失格が確定した。選挙管理委員会が下した失格の判定にスレイマン氏らが異議を申し立てたが、選管は17日、これを却下した。

選管責任者が14日発表したところによると、スレイマン氏は立候補に際し、15の行政区から3万人の署名を集めるとの要件を満たさず、いくつかの都市のみで署名を集めたことが規定違反とされた。

スレイマン氏はムバラク前政権下で情報長官と副大統領を歴任した人物。同氏の立候補に対し、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は先週、首都カイロで大規模な抗議デモを実施するなど、強い反発を示していた。

一方、ムスリム同胞団の本命候補とされた富豪の実業家、ハイラト・シャーテル氏も失格となった。同氏は前政権下で収監され、政権崩壊後に釈放されたものの、暫定統治を担う軍最高評議会が恩赦に反対の立場を示していた。ムスリム同胞団は17日、同氏に代わる別の候補者を擁立するとの方針を示した。

失格者の中には、野党指導者として2005年大統領選にも出馬したガッド党のアイマン・ヌール党首も含まれている。候補者らは15日に異議を申し立てていた。

4148チバQ:2012/04/18(水) 22:31:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120418/asi12041808300001-n1.htm
勢い伸ばすハッカニ・グループ 掃討作戦に課題も アフガン
2012.4.18 08:26 (1/2ページ)

15日、アフガニスタンの首都カブールで、武装勢力が発射した携行式ロケット弾が直撃したホテル(共同)
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンで起きた同時テロで、犯行への関与が指摘されるイスラム過激派ハッカニ・ネットワークがアフガンで勢力を伸長させていることに米国などが懸念を強めている。パキスタン北西部を拠点とするこのグループは、同国の情報機関による支援が指摘され、2014年末までの撤退を掲げる国際治安支援部隊(ISAF)にとり、いかに弱体化させるかが課題になっている。

 事件発生当初から襲撃グループとみなされてきたイスラム原理主義勢力タリバンの一派、ハッカニ・ネットワークについて、パネッタ米国防長官は16日、事件への関与を明言した。アフガンのモハディ内相も同日の記者会見で、拘束された襲撃グループの男が「アフガン国外で支援や訓練を受けた」と供述していると発表。男は、ハッカニ・ネットワークと関わりがあるとも話しているという。

 ハッカニ・ネットワークを率いるジャラルディン・ハッカニ氏は旧ソ連がアフガンに侵攻していた当時、米国などから支援されたムジャヒディン(イスラム聖戦士)の指導者の一人だ。イスラム党ハリス派の司令官だったが、カブールを制圧したタリバンに吸収され、タリバン政権で国境担当相を務めた。

 ハッカニ・ネットワークは、昨年9月にカブールで起きた米大使館襲撃事件の実行グループとされる。タリバン本体が掃討作戦で弱体化する中、国際テロ組織アルカーイダと連携し、アフガン南部で勢力を拡大しているとされる。事件当時のマレン米統合参謀本部議長がパキスタン軍の三軍統合情報部(ISI)の「紛れもない戦闘部隊」として機能したと証言し、物議を醸した。

 発言はその後、オバマ大統領によって修正されたが、17日付のインド紙ヒンズーは社説で「パキスタン軍機関内の強力な分子らは、ハッカニ・ネットワークを同盟者とみなし、アフガンの代理人として支援し続けている」と指摘した。

 ただし、マレン氏の後任のデンプシー議長は今回の事件について、パキスタンを結び付ける証拠は現時点で見当たらず、「パキスタン発の事件とまでは言えない」と述べた。

 パキスタンでは、米軍による誤爆事件を機に閉鎖された国際治安支援部隊(ISAF)の輸送路再開へ向け動きが本格化。パキスタンとの関係改善が課題となっている米国は、ハッカニ・グループ掃討に慎重を期しているといえそうだ。

4149チバQ:2012/04/18(水) 22:33:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120417/erp12041723500007-n1.htm
日韓は「完全な社会」 ノルウェー連続テロ被告
2012.4.17 23:49 [欧州]

アンネシュ・ブレイビク被告(AP=共同)
 死者77人を出した昨年7月のノルウェー連続テロで、テロと殺人の罪に問われたアンネシュ・ブレイビク被告(33)の意見陳述が17日、首都オスロの裁判所で行われた。被告は多文化主義などへの嫌悪をあらためて表明する一方、日本と韓国について「単一文化が保たれている完全な社会」だと称賛した。

 被告は1時間以上にわたり、事前に用意してきた文書を朗読。その中で「高い技術を持ち、単一文化が保たれている国」として日本と韓国に言及、そのような国では「より人々の調和が取れている」と持論を展開した。

 犯行については、多文化主義やイスラム系移民から「社会や国を守るための予防的措置」であり「悪意ではなく善意」から行ったと主張。反省はしておらず、同様の行為を再度行う意志があることも明らかにした。(共同)

4150とはずがたり:2012/04/19(木) 11:09:10
>>4149
多分北欧だから死刑は廃止されてるように思うけど,言いたい放題だなぁ。。
>犯行については、多文化主義やイスラム系移民から「社会や国を守るための予防的措置」であり「悪意ではなく善意」から行ったと主張。反省はしておらず、同様の行為を再度行う意志があることも明らかにした。

4151名無しさん:2012/04/19(木) 21:38:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012041902000101.html
消えた3氏の票、焦点 エジプト大統領選
2012年4月19日 朝刊

 【カイロ=今村実】ムバラク政権崩壊後初となる五月のエジプト大統領選は、有力三候補が出馬資格を失い、構図が様変わりした。今後は穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団を追放された元幹部アブルフォトゥーフ氏、前アラブ連盟事務局長のムーサ氏、自由公正党のモルシ代表の三人を軸に、宙に浮いた膨大な票の争奪戦が本格化しそうだ。

 選挙管理委員会が十七日に候補資格を不適格とした有力三氏のうち、同胞団のシャーテル副団長は「ムバラク体制が支配を続けている証拠だ」と批判したが、決定に従う見通しだ。スレイマン前副大統領も決定を尊重。厳格派イスラム原理主義者アブ・イスマイル氏は抗議の座り込みを呼び掛けたが、大きな混乱は起きていない。

 今月中旬、エジプト紙が報じた世論調査では、スレイマン氏が支持率トップに立ち、次いでアブルフォトゥーフ氏、アブ・イスマイル氏、ムーサ氏、シャーテル氏の順だった。今後は失格となった三氏の支持票の行方が焦点となりそうだ。

 アブルフォトゥーフ氏は同胞団の改革派として知られたが、組織の方針に反して出馬を決めたため、追放処分を受けた。同胞団の一部や、厳格派の原理主義勢力の票が流れる可能性がある。

 一方、ムーサ氏はスレイマン氏を支持した非イスラム主義勢力の票を期待できそうだ。

 同胞団はシャーテル氏が出馬できない場合に備え、同胞団系の自由公正党のモルシ代表を擁立。知名度は低いが、厚い組織票は依然、他候補に脅威だ。

 カイロ・アメリカン大のアブドラ・アシャール教授(政治学)は「選管の決定は不自然な点があるが、結果的に軍と同胞団の対決が過熱するのを抑えた。ムーサ、アブルフォトゥーフ両氏が最有力だが、勝敗は予測がつかない」と話した。

4152チバQ:2012/04/19(木) 21:39:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012041902000236.html
スーダン大統領 「南スーダン打倒」明言
2012年4月19日 夕刊

 【ロンドン=有賀信彦】国境周辺の油田地帯の領有権をめぐり南スーダンと紛争が続くスーダンのバシル大統領は十八日、「南スーダン国民を同国与党のスーダン人民解放運動(SPLM)から解放する」と演説し、南スーダン政府の打倒を明確に訴えた。同国に対する宣戦布告とも受け取れ、本格的な戦争に突入する可能性を帯びてきた。ロイター通信が報じた。

 大統領はスーダン与党、国民会議党(NCP)の党員への演説で、南スーダンに対する強硬姿勢を示し「南の人々の解放が私の使命だ」と主張。十日に南スーダンが越境して制圧した油田地帯ヘグリグを奪還するための攻撃を示唆した。演説の直後、南スーダン軍報道官は「ヘグリグでスーダン軍の大規模攻撃を受けたが撃退した」と発表した。

 国連安全保障理事会は十七日、南スーダンに対し、ヘグリグからの撤退を、スーダン側には南スーダンへの空爆をやめるよう要請。南スーダンは以前から「国連の中立な部隊を現地に派遣すれば、撤退する」との立場を示している。南スーダンの首都ジュバには、陸上自衛隊施設部隊が国連平和維持活動(PKO)のため派遣されているが、今のところ活動に影響はないという。

4153チバQ:2012/04/19(木) 21:39:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012041902000235.html?ref=rank
米兵、遺体と記念撮影 アフガニスタン自爆犯
2012年4月19日 夕刊

 【ワシントン=竹内洋一】米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は十八日、アフガニスタンに駐留する米兵らが二〇一〇年に、自爆テロ犯とみられる遺体と記念撮影していたと報じた。アフガン国民の米国への反発がさらに強まるのは確実だ。パネッタ米国防長官は謝罪し、内部調査に着手したことを明らかにした。

 同紙は、情報提供者の米兵から写真十八枚を入手し、うち二枚を電子版に掲載。米兵部隊が一〇年二月、アフガン南部の警察署を訪れ、遺体検証を行った際に撮影されたという。写真には、兵士らがちぎれた脚を掲げる様子や、兵士が遺体の手を自分の肩にかけて笑みを浮かべる姿が写っている。アフガン戦略を主要議題とする北大西洋条約機構(NATO)の外相・国防相理事会出席のため、ブリュッセルを訪問中のパネッタ長官は記者会見で「このような行動は断じて許されない」と非難。「国防総省、米国政府を代表して謝罪する」と述べ、調査に基づき関係者を処罰する考えを示した。

4154チバQ:2012/04/19(木) 21:56:47
>>4152
http://www.afpbb.com/article/politics/2872517/8810077?ctm_campaign=txt_topics
スーダンのバシル大統領、南スーダンの「虫けら」政府打倒を宣言
2012年04月19日 12:37 発信地:ハルツーム/スーダン

【4月19日 AFP】スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領は18日、南スーダン軍が制圧した南部の油田地帯ヘグリグ(Heglig)の奪還に向かうスーダン軍を支持する集会で、南スーダンの「虫けら」政府を打倒すると警告した。

 軍服姿もみられる若者ら3000人を前に、バシル大統領は「今日より、われわれの目標は『スーダン人民解放運動(Sudan People's Liberation Movement、SPLM)』から南スーダン市民を解放することだ」と演説。SPLMを「スーダンを破壊しようとしている虫けら」と呼び、「虫けらを完全に排除する」などと述べた。さらに、バシル大統領は「(戦いの)終わりはヘグリグではない。終わりは(南スーダンの首都)ジュバ(Juba)だ」と気勢をあげた。

 3月に始まったヘグリグをめぐる南北スーダンの衝突は、南スーダン軍が油田のあるヘグリグを制圧した10日を機に、スーダン軍が南側への空爆を続けるなど激化の一途を辿っている。

 国際連合(UN)をはじめ国際社会は南北双方を非難し、全面戦争の回避に向けて調停に動いているが、さらなる戦闘の拡大が懸念されている。(c)AFP/Ian Timberlake


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2871138/8778302
スーダンが南スーダン領内を空爆か、両国首脳が非難の応酬
2012年04月13日 11:18 発信地:ハルツーム/スーダン

スーダンが南スーダン領内を空爆か、両国首脳が非難の応酬
2012年04月13日 11:18 発信地:ハルツーム/スーダン

クリッピングする拡大写真を見る写真をブログに利用するメディア・報道関係・法人の方 写真購入のお問合せはこちら南スーダン軍との戦闘があったスーダンの南コルドファン(South Kordofan)州をパトロールするスーダン兵(2012年4月12日撮影)。(c)AFP/ASHRAF SHAZLY
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スライドショーを見る【4月13日 AFP】前年7月の独立以来、スーダンと国境地帯の領有権争いをしている南スーダン政府は12日、自国領内をスーダン空軍機が空爆したと非難した。1人が死亡したとの情報がある。

 スーダン軍機は12日、両国国境に近い南スーダン北部ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)にある戦略上重要な橋を攻撃したという。同州のギデオン・ガトパン(Gideon Gatpan)情報相は、スーダン軍の空爆で1人が死亡したと述べた。一方、スーダン側は空爆を否定している。

 国境地帯で前月起きた戦闘はアフリカ連合(AU)などの仲介でいったんは停戦したが、10日、南スーダン軍が越境してスーダン側の油田地帯ヘグリグ(Heglig)を制圧したことから再燃した。12日に空爆された南スーダンのベンティウは、同油田から約60キロにある。
 
 今回の衝突は長年の内戦の末、前年7月にスーダンから南スーダンが独立して以来最大の武力衝突で、一触即発で全面戦争へと激化する懸念が増している。

■非難の応酬

 両国の指導者は12日、相手国が「戦争を欲している」として互いに非難した。

 南スーダンのサルバ・キール・マヤルディ(Salva Kiir Mayardit)大統領は議会での演説で、スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領が「南スーダン共和国に対する全面戦争を宣言した」と強く非難し、「私は常に、南スーダン国民を再び戦火にさらすことはないと言っているが、攻撃を仕掛けられるのであれば、わが国を自衛しなければならない」と語った。

 一方、スーダンのバシル大統領も「南スーダンの兄弟たちは、内戦中に彼らを支えた諸外国に左右される計画を遂行し、戦争への道を選んでいる。南スーダンにとってもスーダンにとっても戦争は利益とならないが、南スーダンの同胞たちは両国どちらの利益についても考えてはいない」と同じく相手を責め、自国の非を否定した。

 また、ヘグリグ油田が位置するスーダン・南コルドファン(South Kordofan)州のアフメド・ハルーン(Ahmed Haroun)知事は12日、10日の南スーダン軍の攻撃以来、スーダンの産油量の約半分を占める同油田の生産が停止していると述べた。

 国境周辺の油田地帯アビエイ(Abyei)地区の帰属をめぐって南北スーダンは対立している。ヘグリグ油田に関しては約4年前に国際的な仲介の下、アビエイ地区に含めないことで南スーダンも同意しているが、南スーダンはこれによってヘグリグがスーダンに帰属したとは認めていない。(c)AFP/Abdelmoneim Abu Edris Ali

4155チバQ:2012/04/19(木) 21:59:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120419-00000078-jij-int
国王陛下、ゾウ狩りはいけません=批判噴出で異例の謝罪―スペイン
時事通信 4月19日(木)14時16分配信

 【パリ時事】スペインのフアン・カルロス国王(74)が、アフリカ南部ボツワナでゾウ狩りを楽しんだことが論議を呼んでいる。国民が景気後退と雇用悪化に苦しむ中での「高額レジャー」に批判は強く、18日には国王自身がテレビで国民に謝罪する極めて異例の事態となった。
 国王は先週、訪問先のボツワナで転倒して腰を強打。週末に急きょ帰国し、首都マドリードの病院で簡単な手術を受けた。「お忍び」の私的外遊だったが、スペイン各メディアは旅行目的がゾウ狩りだったと大々的に報じた。
 ボツワナではゾウ狩り自体は合法で、国王も許可を得ていた。しかし、2月時点で失業率が23.6%に達する厳しい雇用情勢の中、1回当たり7000〜3万ユーロ(約75万〜320万円)とも言われるぜいたくな娯楽に、保守系ムンド紙すら「不適切なタイミングでの無責任な旅行」と批判した。
 さらに国王は、野生動物保護を掲げる世界自然保護基金(WWF)スペイン支部の名誉総裁。動物愛護団体は入院先の病院周囲で抗議デモを繰り広げ、インターネット上では国王に名誉総裁辞任を求める署名が約4万集まった。

4156チバQ:2012/04/19(木) 22:02:05
>>4119
http://www.afpbb.com/article/sports/motor-sports/f-one/2872514/8811426?ctm_campaign=txt_topics
情勢不安の中行われるバーレーンGP、国内ではデモ
2012年04月19日 16:54 発信地:マナーマ/バーレーン

【4月19日 AFP】12F1第4戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2012)は、情勢不安のため開催を疑問視する声が上がる中、予定通り22日に行われる。

 気苦労のないF1関係者の大富豪たちは、騒乱が続くバーレーンで怒りを募らせる市民と直接向き合うことになる。

 同GPは2011シーズンは反政府デモが激化したことから開催中止に追い込まれたが、国際自動車連盟(Federation Internationale de l'Automobile、FIA)は13日にサキール・バーレーン・インターナショナル・ サーキット(Sakhir Bahrain International Circuit)でグランプリを行う決定を下した。しかし、レースを前に同国内では緊張感が高まってきている。

 F1開催の反対を訴える数百人がボイコットを呼びかけるバナーを持って抗議活動を行い、デモはF1チームがすでに到着し始めているバーレーン国際空港(Bahrain International Airport)の近くでも行われている。

 「私たちの求めるのは、フォーミュラではなくフリーダム」と書かれたバナーや、「わたしたちは人権がない人間」という訴えも見られた。

 マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button)は開催決定に賛同を示し、「FIAがすべての情報を得ていると信じているので、彼らの判断に従う。僕らを危険にさらしたくはないだろうし、ドライバーの安全確保に全力を上げてくれている。(安全確保が)最優先事項になっているし、確実な準備をして何も起こらなければそれで問題ない」とコメントした。
 
 しかしレッドブル(Red Bull)のマーク・ウェーバー(Mark Webber)は15日に行われた中国GP(Chinese Grand Prix 2012)後、特別部隊による警備強化が確実な安全を保証してくれるわけではないと述べた。

 「ニュースを見てバーレーン情勢を客観的に判断しようとしている。レースには出たいし、何も起こらないことをみんな願っているけど、現状を無視するわけにはいかない」

4157チバQ:2012/04/20(金) 21:32:44
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201204200070.html
チュニジア政変から1年余、観光客回復に高まる期待2012年4月20日
4月19日、チュニジアの政変「ジャスミン革命」から1年余り。同国のファクファク観光相がロイターとのインタビューに応じ、政変で激減した外国人観光客の回復に期待を寄せた。写真は昨年3月、ベルリンで開催された旅行フェアで撮影したチュニジアのブース(2012年 ロイター/Fabrizio Bensch)
 [ジェルバ(チュニジア) 19日 ロイター] ベンアリ独裁政権を退陣に追い込んだチュニジアの政変「ジャスミン革命」から1年余り。同国のエリエス・ファクファク観光相がロイターとのインタビューに応じ、政変で激減した外国人観光客の回復に期待を寄せた。

 昨年の観光客数は、政変の影響で予約のキャンセルなどが相次ぎ、250万人減の450万人に落ち込んだ。しかし、観光相は2010年の700万人レベルには届かないとしながらも、今年は600万人程度にまで回復すると見通す。

 観光相はインタビューで「観光客の約8割がわずか6カ国で占められている。それを拡大していきたい」とコメント。欧州からの海水浴客に加え、ロシアなどからの観光客誘致にも注力し、スパやゴルフリゾートなどを整備することで、受け入れ先の多様化も目指したいと語った。

 チュニジアでは、観光業が主要な外貨獲得源で、国内総生産(GDP)に占める割合は約6.5%。約50万人が観光業に従事しており、農業に次ぐ雇用を創出している。

 また、チュニジアは欧州連合(EU)との間で、航空会社が路線や便数を自由に決められるオープンスカイ(航空自由化)協定の締結に向け交渉しており、同国発着便数の増加に向けた努力も進めている。

4158チバQ:2012/04/20(金) 21:50:03
http://mainichi.jp/select/news/20120421k0000m030026000c.html
<エジプト>ゴマア師、イスラム聖地訪問に批判噴出
毎日新聞 4月20日(金)18時44分配信

【カイロ前田英司】エジプトの大ムフティー(イスラム教最高権威者)、アリ・ゴマア氏のエルサレム旧市街訪問がエジプト国内で批判を巻き起こしている。旧市街のある東エルサレムは67年の第3次中東戦争以降、イスラエルの占領・併合下にあり、エジプト宗教界はこれに抗議して訪問を拒否してきたためだ。批判の噴出には、ゴマア氏が「アラブの春」で倒れたムバラク前政権に任命された経緯もあり、今のエジプトの雰囲気を映し出してもいる。

 ゴマア師は18日、エルサレム旧市街のイスラム教の聖地ハラム・アッシャリーフを初訪問し、アルアクサ・モスクで祈りをささげた。ヨルダン経由でヨルダン川西岸のパレスチナ自治区に入り、旧市街に向かったといい、イスラエルは通っていないと釈明したが、批判を受けて19日、急きょ帰国した。

 エジプトはイスラエルと平和条約を結んでいるが、親米・親イスラエルに偏重したムバラク前政権に対する国民の不満は強い。パレスチナは中東和平交渉で東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置づけるが、イスラエルはエルサレム全域を「永久不可分」の自国の首都と主張して拒否している。

 イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は「訪問は容認できない。占領の追認だ」とゴマア師を非難した。一方、「アラブの春」で台頭したイスラム厳格派は「旧体制の人間だから(訪問)できるのだ」と皮肉った。

4159チバQ:2012/04/20(金) 21:50:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/mds12042019450002-n1.htm
シリア停戦監視、「非常にもろい状態」国連事務総長
2012.4.20 19:44
 【カイロ=大内清】今月12日の停戦発効後も各地でバッシャール・アサド政権の攻撃が続くシリアで、停戦監視活動の範囲などをめぐり、政権側と国連との綱引きが続いている。19日には、すでに現地入りしている国連の先遣隊の活動を認める合意文書を交わしたものの、潘基文国連事務総長は「任務成功には政権側の完全な協力が不可欠だ」と不満を表明。調停役のアナン前国連事務総長は20日、報道官を通じ「停戦は非常にもろい状態だ」と述べ、停戦の完全履行を迫った。

 ロイター通信などによると、国連側は、監視活動の実効性を確保するため自前のヘリコプターや航空機の使用を認めるよう求めているが、政権側はこれを拒んでおり、今回の合意には盛り込まれなかった。

 潘事務総長は、監視団を300人規模に拡大したいとの考えを示している。ただ、移動の自由が保証されないままでは、監視団が政権の「アリバイ作り」(反体制派幹部)に利用されかねないとの懸念もある。

 こうした中、政権側は19日も西部ホムスなどへの砲撃を継続し、人権団体によると少なくとも7人が死亡、停戦発効後の死者数は120人以上に達した。

4160チバQ:2012/04/20(金) 21:51:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000037-mai-int
<シリア>停戦1週間 アサド政権の攻撃やまず
毎日新聞 4月20日(金)14時32分配信

 【カイロ前田英司】アナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)の調停によるシリアの停戦は19日、発効から1週間が経過したが、アサド政権の攻撃はやまず、実態は「停戦」とは程遠い。国連が派遣した監視団の先遣隊も当局の「監視下」での活動を余儀なくされており、監視団本隊が派遣されたとしても実効性は疑問だ。専門家からは政権が「停戦順守」を隠れみのに時間を稼ぎ、態勢の立て直しを図っているとの見方も出ている。

 シリア側は、国連の活動に警戒感を示している。15日夜にシリア入りした国連監視団の先遣隊6人は、これまでにダルアーやダマスカス郊外を訪れたが、いずれも治安当局者が同行した。アサド政権は「外国勢」の支援を受ける「テロリスト」が治安を乱していると主張し、監視団の安全確保を名目に、当局と活動について調整を強いている。

 シリア国営通信は18日、イドリブで当局者6人が爆殺されたと伝えて、当局者が「テロリスト」の攻撃を受けていることを強調。潘基文(バンキムン)・国連事務総長が監視活動の実効性を確保するため、欧州連合(EU)にヘリコプターなどの提供を求めると、シリアのムアレム外相は「必要なら(我々が)用意する」と反発するなど、あつれきも続いている。

 現地の情報では停戦入り後も連日、数十人単位の死者が出ている。とりわけアサド政権の攻撃は反体制派が活発な中部ホムスやハマ、北部イドリブ、南部ダルアーなどに集中しており、反体制派「地域調整委員会」によると、18日は各地で計46人が死亡。当局による反体制派メンバーの拘束も相次いでいるという。

 首都ダマスカスの反体制派「シャム・ネットワーク」のアブドルラフマン・ムハンマド氏は電話取材に「アサド政権のいう停戦はまやかしだ」と訴えた。

 現状は、アサド政権が弾圧を極度に強めた停戦直前の情勢と比べれば、「停戦はおおむね守られている」(潘事務総長)。しかし、政権がアナン調停を受け入れた大きな要因の一つは、調停がアサド大統領の即時退陣を要求していない点だ。

 米カーネギー国際平和研究所中東センター(レバノン)のポール・サレム所長は「停戦に現実味はない」と指摘。「現状が(停戦前より)小康状態なのはアサド政権が一息つくための時間稼ぎに過ぎず、弾圧は再燃する」と解説した。

4161チバQ:2012/04/20(金) 21:53:30
>>4139-4140
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/erp12042021210005-n1.htm
オランド氏、情勢優位もミッテラン時代の興奮なし
2012.4.20 21:21 (1/2ページ)
 【パリ=宮下日出男】22日に第1回投票が迫ったフランス大統領選で、サルコジ大統領(57)に対し最大野党の社会党候補、オランド前第1書記(57)が優位との見方が強まり、ミッテラン政権がシラク政権と交代して以来、17年ぶりのエリゼ宮(大統領府)奪還を目指し、社会党陣営は盛り上がる。だが、ミッテラン氏=写真=と比べてカリスマ性に欠くとされるオランド氏が、フランス国民が描く強い大統領像を体現できるか。一部には冷めた空気も漂っている。

 「高く、強い波がやってこようとしている。その波はサルコジ氏を襲うのだ」

 南西部ボルドーで19日夕に開かれた屋外の選挙集会で、オランド氏は支持者1万5千人を前に気勢を上げた。曇り空が晴れたことを指し、「われわれは雲を追いやり、(社会党を象徴する)ピンク色の空の下にいる」と語ると、支持者は旗を振り、歓声を上げた。

  盛り上がる社会党

 社会党はオランド氏が当選すれば、第5共和制下でミッテラン氏に次ぐ2人目の大統領を送り出すことになる。オランド氏はかつて入党前にミッテラン氏の選挙活動に参加。1981年の政権発足後は大統領府経済参事官も務めた「ミッテラン世代」だ。

 14年間在職したミッテラン氏は、ドゴールに次ぐ偉大な大統領と仏国民に評される。対独レジスタンスに参加し、大統領時代には経済成長を果たし、国防では「独自の核」を堅持。フランスの大国としての地位を固めた。ドゴールの政敵だった一方、「真のドゴール主義者」ともいわれる。

 一方、若いころから「いつか大統領になりたい」と周囲に語っていたオランド氏は、党第1書記を約10年間務めたが、閣僚経験はない。第1書記時代も調整型といわれる半面、リーダーとしての決断力に欠けるとの印象が国民には強い。

 「フランスでは大統領は王であり、神に選ばれたような聖なる存在だ」。シンクタンク「仏国際問題研究所」の研究員、フィリップ・モローデファルジュ氏は国民が求める大統領像を紹介するが、オランド氏については「ミッテラン氏やドゴール氏のような威厳はまだない」と厳しい見方だ。

  ダイエット10キロ減

 支持者の中では、1年間地道に選挙の準備をしてきたオランド氏に「主張が一貫していて信頼できる」と評価する声はある。ただ、今回はミッテラン政権誕生時のような興奮はない。男性公務員(56)は「ミッテラン氏にはカリスマがあり、みんなが一致して支持した。今回、オランド氏を支持するのはサルコジ氏に反対するためだ」と打ち明ける。

 オランド氏自身、これまでに好物のワインやチョコレートケーキを控え、ぽっちゃりとした体形から体重10キロを減らすなど、大統領に必要な風格を出すために努力している。今月、左派系仏紙リベラシオンに掲載されたインタビュー記事では、「私は(有権者を)喜ばせるだけの選挙活動はしない。私には勝つ義務があるのだ」と語り、「控えめ」との評価の打ち消しに躍起になっている。

4162チバQ:2012/04/20(金) 21:54:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120419/erp12041922450002-n1.htm
仏の地位低下、経済低迷に不満…極右・左派支持層3割占める
2012.4.19 22:44 (1/2ページ)

再選を目指しパリの集会で演説するサルコジ大統領 =18日(ロイター)
 【パリ=宮下日出男】22日に第1回投票が迫ったフランス大統領選では、右派与党から再選を目指すサルコジ大統領(57)と最大野党の社会党候補、オランド前第1書記(57)による決選投票になる可能性が高い。だが、両候補よりも急進的な主張を掲げる極右や左派政党への支持層は3割前後を占め、決選投票へ無視できない存在だ。そこにはフランスの地位低下や経済低迷から抜け出せない同国の国民の強い不満が表れている。

 「マリーヌ、プレジドントゥ!(マリーヌを大統領に)」。17日夜、パリ市内で行われた極右、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(43)の選挙集会。会場を埋めた約6千人は国旗などを振り、気勢を上げた。

 ルペン氏は演説で、移民受け入れ反対とともにフランスの主権を制限する欧州連合(EU)や自由主義的経済への批判を展開。「私は家族や仕事を心配している人々を守る」と訴えた。

 昨年、党首に就いたルペン氏にとり大統領選は初めて。2002年大統領選で同党首として決選投票に進んだ父親が移民排斥や反ユダヤ主義を掲げたのに対し、ルペン氏はユーロ離脱など経済政策なども訴えることで、低所得者層などの支持も獲得しつつある。

 「フランスの価値が下がっている。国の誇りを守りたい」。無職男性(70)は支持理由をこう語った。

 一方、共産党の支持を受ける左派戦線のメランション氏(60)。パリ近郊の元工場を利用した選挙事務所では18日、討論会が行われ、約100人の支持者が熱心に耳を傾けていた。選挙ポスターのキャッチフレーズは「権力を握れ!」

 大幅な最低賃金引き上げなどを掲げるメランション氏は08年、中道寄りになったとして社会党を離脱。選挙戦では3月、フランス革命の発祥地であるパリ市内のバスチーユ広場で大規模集会を開催し、勢いを増した。「市民の革命」を訴え、巧みな弁舌で支持者を引きつける。

 ボランティアで陣営の手伝いをする男性(60)は「投資家ばかりが稼ぎ、庶民に金は回ってこない」と現状への不満を語った。

 サルコジ、オランド両氏が5月6日の決選投票に進んだ場合、こうした極右・左派の約3割の票をどれだけ奪うかが勝敗の分かれ目となる。ただ、ルペン氏の支持が低所得者層にも広がった分、決選投票では格差是正を訴えるオランド氏が有利とみられている。

4163チバQ:2012/04/20(金) 22:17:21
>>619
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042000079
一体、何人目?=ズマ大統領、週末に結婚−南ア
 【ケープタウンAFP=時事】南アフリカ大統領府は19日までに、ズマ大統領(70)が今週末、挙式することを確認した。お相手のボンギ・ヌゲマさんは通算6人目の妻だが、うち1人は既に死亡、もう1人は離婚したズマ内相で、現状は4人目の大統領夫人ということになる。
 南アでは一夫多妻が認められているが、実践した大統領はズマ氏が初めて。南ア紙ソウェタンは「これで終わりにしてくれ」と書いている。(2012/04/20-06:08

4164チバQ:2012/04/20(金) 22:19:53
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120420/mcb1204200504025-n1.htm
アルゼンチン自閉ぎみ 資源ナショナリズム台頭 チャベス路線 (1/3ページ)
アルゼンチンのフェルナンデス大統領(59)が相次いで資源企業の国有化に踏み切り、外国企業の間に保護主義政策への警戒が高まっている。国有化は思い通りにならない生産計画に業を煮やして実施したもので、同じ南米で資源ナショナリズムを推進した急進左派の代表格、ベネズエラのチャベス大統領(57)の路線を踏襲した形だ。ただ、金融市場ではこうした政策への不信感は強く、アルゼンチンの国債相場は大幅に下落。同国経済の先行きに影を落としている。

 ◆YPFガス国有化

 フェルナンデス大統領は16日、アルゼンチンのエネルギー最大手でスペイン石油大手レプソル傘下YPFの株式51%を取得方針を発表したのに続き、17日にはYPFの関連会社で天然ガスを生産するYPFガスの国有化も決めた。

 こうした一連の措置はベネズエラのチャベス大統領の政策と通じるものがある。同大統領は2006年の再選を機に社会主義化を加速。石油、鉄鋼、セメント、銀行といった基幹産業の国有化を進めると同時に、自身が03年に導入した為替管理の強化にも乗り出した。

 07年に就任したフェルナンデス大統領は、すでに1期目の08年にも240億ドル(約1兆9560億円)規模の民間年金基金の国有化を断行していたが、昨年10月に地滑り的勝利で再選を果たして以降、チャベス大統領との類似点が増えた。過去最大規模の資本流出に歯止めを掛けるため為替市場に対する管理を強化したほか、国内産業の保護を目的に輸入規制を厳格化。また中央銀行の定款を改定し、政府が資金として使える準備金の額を増やした。

 1994〜2002年に国際通貨基金(IMF)で中南米を担当したクラウディオ・ルーザー氏は電話インタビューで「フェルナンデス大統領の政策にすでに不信感を抱いていた投資家は、YPF国有化の動きの中に、国による経済管理を強化してアルゼンチンを一層孤立させる『チャベス型取り組み』の始まりを見ている。今回の国有化はアルゼンチンが国際的な経済共同体から離れつつあることを示す新たな兆候だ」との見方を示した。

 すでにフェルナンデス大統領の再選以降、国債の利回りはベネズエラと並ぶ南米最高の水準に上昇(価格は下落)しており、市場で同国への不信感が高まっていることを裏付けている。

4165名無しさん:2012/04/20(金) 22:20:18
 ◆CPIは23%上昇

 ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの中南米担当ストラテジスト、ボリス・セグラ氏は「(昨年の)選挙の直前までアルゼンチンはチャベス型の経済モデルから距離を置くために労をいとわなかったが、それ以降はあらゆる措置が同モデルの方向にある」と分析。そのうえで「民間セクターにとって同国のビジネス環境は厳しさを増している」と語った。


 格付け会社フィッチ・レーティングスはYPF国有化に関する決定について「アルゼンチンの政策の不確実性を高め、長期的な民間投資に有害となる恐れもある」と指摘している。

 アルゼンチンは01年にデフォルト(債務不履行)に陥ったが、過去10年間は中南米で最速の経済成長を遂げ、昨年の成長率も8.9%を記録していた。

 しかし今年は、ブルームバーグが調査したエコノミスト7人の平均で3%と、大幅な減速が予想されている。一方、インフレ率は依然として高く、同国の野党議員らによると3月の消費者物価指数(CPI)上昇率はエコノミストらの試算の平均で23.2%に達したという。

 フェルナンデス大統領は16日に行った演説で、YPFの国有化は国と消費者の両方の利益にかなうものだと強調。他の産業の幹部らに値上げの回避や生産増強を求めるとともに、「国内産業と自国の消費者を引き続き守り続ける」と言明した。

 一方、スペインのラホイ首相は17日、YPF国有化について「恣意的かつ差別的な措置」だと強く反発。欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は欧州議会で「重大な懸念の種」だと述べたうえで「あらゆる選択肢を分析中だ」と明らかにしており、両国間に緊張が高まっている。(ブルームバーグ Eliana Raszewski Charlie Devereux)

4166チバQ:2012/04/20(金) 22:29:48
http://mainichi.jp/select/news/20120421k0000m030025000c.html
ドイツ:コーラン無料配布で波紋
毎日新聞 2012年04月20日 18時38分(最終更新 04月20日 18時57分)

 【ベルリン篠田航一】ドイツ在住のイスラム教徒の男性が、聖典コーランのドイツ語訳を無料配布していることについて、地元公安当局が懸念を表明し、印刷会社がこの翻訳版の刊行を自主的に中止するなど波紋が広がっている。男性は、イスラム原理主義の一派で保守的な「サラフィ主義」に属しているとされるが、ドイツでは昨年3月、サラフィ主義者と接触していたコソボ出身の男が米兵2人を射殺するテロ事件が発生。「無料配布を通じ、サラフィ主義への関心をかき立てる」(ドイツ憲法擁護庁)と当局が警戒を強めているためだ。男性は独紙に「私は過激な伝道師ではなく、誰かを挑発する気もない。人々に最善のことをしたいだけ」と反論した。

 配布活動をしているのは、独西部ケルンの実業家で、パレスチナ自治区ガザ地区出身のイブラヒム・アブ・ナジー氏(47)。2500万部を目標に、3月から大都市で仲間と無料配布。約30万部を配り、刑務所や幼稚園にも届けた。

 信教、出版の自由の保障を理由に、配布禁止を求める声は少ない。だが、翻訳本を印刷していた独南部ウルムの会社が発刊を中止し、活動の続行は困難に。一方で、配布を批判したジャーナリストが動画サイトで「サラフィ主義に悪意ある報道をした者の住所は分かっている」と脅迫され、騒動は拡大した。

 憲法擁護庁によると、テロ組織との関係が疑われ摘発された容疑者の大半は、サラフィ主義との接点があった。サラフィ主義者は国内に約5000人いるとみられ、10年12月には拠点20カ所以上が家宅捜索されている。

4167チバQ:2012/04/21(土) 10:47:17
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120421-00000000-jnn-int
仏大統領選、広がる悲観論
TBS系(JNN) 4月21日(土)1時15分配信

 22日の日曜日に1回目の投票が行われるフランスの大統領選挙。現職のサルコジ大統領と最大野党・社会党のオランド候補との大接戦となっていて、決選投票にもつれ込むのは確実とみられています。サルコジ大統領が投票前、最後の演説に臨むフランス南部・ニースからの報告です。

 「サルコジ大統領は、あと1時間で、この場所で演説を行います。苦戦を強いられているサルコジ氏ですが、会場では支持者達が『我々は勝ったんだ。我々は勝者なんだ』と、シュプレヒコールをあげています。しかし、この場所から1歩足を踏み出すと、『反サルコジ』の空気が広がっています」(記者)

 「サルコジの5年間はさんざんだったよ、仕事も給料も増えてないじゃないか」(ニースの市民)

 最新の世論調査でも、サルコジ氏がオランド氏に遅れをとる展開になっています。響いているのは、有権者の関心が最も高い経済政策での失点です。サルコジ氏はユーロ危機への対応の実績を強調してきましたが、失業率は10%に達し、有権者の間にはサルコジ氏の失政との見方が根強くあります。

Q.オランド候補の支持率は伸びていっているのでしょうか?

 オランド氏は教育分野での6万人の雇用創出など歳出拡大策を公約し、庶民の間に支持を広げています。しかし、ヨーロッパで進む歳出削減の流れに逆行するような政策でもあり、サルコジ氏は「フランスをギリシャのような危機に陥れる」と攻撃しています。

 一般の有権者の間には、サルコジ氏にしろ、オランド氏にしろ、状況を変えられないとの悲観的な見方も広がっています。

 「この30年間、政権を担ってきた左右両党には失望しています。新しいアイデアと解決策を持った候補者が必要なんです」(パリ市民)

 4月の頭に発表された世論調査では、投票を「棄権する」とした人が30%以上でした。現実となれば、フランス大統領選史上、最も高い棄権率です。そんな状況でも、サルコジ氏は、こう繰り返してきました。

 「私を助けてくれ、助けてくれ、助けてくれ」(サルコジ大統領)

 サルコジ氏は選挙戦で「助けてくれ」と繰り返してきましたが、この国の停滞感を打ち破り、票を積み増していくためには、20日の演説でも、「助けてくれ」と繰り返すだけでは、到底、足りそうにない状況です。(20日23:37)

4168チバQ:2012/04/21(土) 10:51:54
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201204180601.html
2012年4月21日8時51分
学習ノートにスターリン肖像 ロシアで広がる波紋スターリンの学習ノート。右はエカテリーナ2世=副島英樹撮影


 旧ソ連の独裁者スターリンの肖像を表紙にあしらった学習用ノートがロシアで発売され、波紋を広げている。ナチスドイツからの解放者か、多数の国民を処刑した弾圧者か。評価の割れるスターリンは、死後60年近くたっても、亡霊のようにロシア社会をさまよっている。

 ロシアのノート会社「アルト」がこの春、18世紀の女帝エカテリーナ2世、ナポレオンを撃退したクトゥーゾフ将軍、ソ連のロケット開発指導者のコロリョフ博士、作曲家のラフマニノフとともに、「偉大なロシアの名」と題して、5冊セットで250ルーブル(約700円)で売り出した。表紙が額縁のような体裁で、中央の肖像画を際立たせるつくりになっている。

 スターリンの登場はメディアで物議を醸した。ロシア社会院メンバーのスワニーゼ氏はノーボスチ通信に対し、「口ひげ姿のスターリンが美しく描かれた豪華な表紙を子どもが見れば、英雄と思ってしまう。教育上の観点からすれば単なる堕落だ」と批判。人権派やリベラル派から「ドイツ国民がヒトラーに対処したように、ロシア人もスターリンに厳しく対処すべきだ」などの意見が続出した。

4169名無しさん:2012/04/21(土) 18:51:00
http://www.afpbb.com/article/politics/2872948/8822582
バーレーンでF1開催に抗議、治安部隊と衝突
2012年04月21日 13:08 発信地:ドバイ/アラブ首長国連邦

【4月21日 AFP】ペルシャ湾の島国バーレーンで20日、自動車F1レース、12F1第4戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2012)の開催に抗議して反政府側が行ったデモと治安部隊が衝突し、イスラム教シーア派(Shiite)の複数の居住区で負傷者が出た。当局はこの日実施されるフリー走行1回目を控え、警備を強化していた。決勝は22日に行われる予定。

 バーレーンの人権団体「バーレーン人権のための青年協会(Bahrain Youth Society for Human Rights)の代表、モハメド・マスカチ(Mohammed Maskati)氏はAFPの取材に対し、シーア派居住区で抗議運動が夜通し行われ、治安部隊による発砲や催涙ガス発射で18人が負傷したと話した。

 同代表は、抗議行動はバーレーンでの人権侵害にF1レース参加者の注意を引くためのメッセージだと説明。4月14日以降、抗議に参加した95人が拘束されていると述べた。
 
 フリー走行は日本時間16時にサキール・バーレーン・インターナショナル・ サーキット(Sakhir Bahrain International Circuit)で開始された。目撃者によると、抗議の参加者らはタイヤを燃やしたり、会場に続く主要道路を一時封鎖するなどした。

 また当局に投獄され、獄中でハンガーストライキを続けているバーレーンの人権活動家、アブドゥルハディ・カワジャ(Abdulhadi al-Khawaja)氏の写真を多数の参加者が掲げながら「われわれは政権打倒を望んでいる」と叫んだ。バーレーン国王の名前を挙げ、「ハマドを倒せ」と叫ぶ声も聞かれた。(c)AFP

4170チバQ:2012/04/21(土) 23:28:30
>>3903
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120421/erp12042118000001-n1.htm
有力知事辞任で浮かび上がったロシア地方政治の“現実”
2012.4.21 18:00 (1/2ページ)
 今年3月に辞任したロシア極東地方の前知事が行方不明となり、ロシア社会でさまざまな憶測を呼んでいる。同氏をめぐっては汚職の噂が絶えず、辞任後に逮捕されたとの報道も飛び交った。極東は今年9月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開催されるなど国際的な注目が高まるが、前知事をめぐる騒動は、ロシアの地方政治の暗部をさらけ出してしまったとも言えそうだ。(黒川信雄)

 「私は彼の妻よ。彼が行くところなら、どこにだって行くわ」

 3月23日付の露紙・独立新聞(電子版)によると、記者会見に現れた極東・沿海地方のセルゲイ・ダリキン前知事の妻で、女優のラリーサ・ベロブロワ氏はそう語り、夫と連絡を取れていることを強調した。しかし、居所については言及を避けたという。ダリキン氏の家族は、3月の同氏の知事辞任後にフランスに行ったとの報道もあり、彼女が会見に現れたこと自体がロシア社会において驚きをもって受け止められた。

 セルゲイ・ダリキン氏とはどのような人物か。同氏は船舶会社の経営者から、2001年に37歳の若さで極東・沿海地方の知事選に出馬し勝利。以来、10年以上にわたりその地位を守ってきた。極東は、ロシア政府が「アジアへの窓」と位置づけ、中国など拡大する北東アジアの経済力を取り込むための重要な拠点と目されており、ダリキン氏はその旗振り役としてメディアなどにも頻繁に登場していた。

 しかし、同氏は昨年末、プーチン首相から突然の“辞任勧告”を受ける。それは、プーチン氏が一般市民の質問に電話で答えるというテレビ番組内で起きた。

 極東地方在住のビジネスマンだと名乗る視聴者の一人が、同地域での汚職の深刻さを訴えたのだ。プーチン氏は、極東地方の汚職のひどさを認識していると述べ、地元政府の責任についても言及。そして3月、プーチン氏が大統領復帰を狙う選挙を目前に、ダリキン氏は「自らの希望により」(政府当局)辞任を申し出たという。

 事実、ダリキン氏はかねてから、汚職にまつわる噂が絶えなかった。08年には国有資産の不正売却疑惑をめぐり、ダリキン氏は検察の事情聴取を受けた。そして、その直後に同氏は心臓発作を起こし、その治療を目的にモスクワ郊外の治療施設に入所したとされる。しかし専門家の間では、この入所は治療目的ではなく、実際は中央政府から訴追免除の約束を取り付けるためにモスクワに来たと指摘されている。独立新聞によると、同疑惑をめぐる捜査においては、ダリキン氏こそが資産売却を取り仕切っていたとの証言も出ているという。

 同紙はまた、彼が帰還する可能性があるとすれば、「中央政府の高級官僚から、彼の身の安全を保証するとの合意を得た場合だけだ」と指摘する関係者の意見を紹介している。地方の政治家の命運は、すべてが中央政府の意向次第−。ダリキン氏をめぐる一連の騒動はまた、そのようなロシアの地方社会の現実を、浮き彫りにしていると言えそうだ。

4171チバQ:2012/04/22(日) 00:36:47
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120421/fnc12042121430010-n1.htm
中国、発言権求め「条件闘争」 有力新興国、拠出意向も示さず G20
2012.4.21 21:42 (1/2ページ)

ワシントンで20日(日本時間21日未明)、閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の参加者は、さまざまま思惑を抱えながら整ぞろいした(AP)
 先進国と新興国による20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が国際通貨基金(IMF)の4300億ドルの資金増強で合意したことで、融資能力は現在の2倍まで高まった。しかし、当初目標の5千億ドルまで届かず、危機がスペインなどに波及した場合の「安全網」としてはなお脆弱(ぜいじゃく)だ。

 欧州危機の「防火壁」の構築は二段構えだ。ユーロ圏は3月、今年7月に発足する欧州安定メカニズム(ESM)などの自前の金融安全網を拡充することで合意。IMFも資金を増強する方向で検討を始めた。

 今回の資金増強に関する合意で、欧州自前の安全網とIMFを合わせ、総額1兆7千億ドルの危機対応枠を準備でき、「危機への防火壁はより堅(けん)牢(ろう)になった」(政府関係者)。

 だが、スペイン、イタリアなどギリシャよりはるかに大きい経済規模の国に波及した場合、今回の資金増強だけでは「まったく足りないのは明らか」(国際金融筋)だ。

 危機の火種はくすぶっており、スペインでは長期金利の指標となる10年債の利回りは5%台で高水準。イタリアなど他の南欧諸国も緊縮財政などで成長が鈍化し、財政悪化がさらに進む悪循環が心配される。危機が再燃すれば6月にメキシコで開かれる首脳会合(サミット)までに、さらなるIMFの資金増額が焦点となる可能性がある。

 だが、資金増強への国際社会への協力は一枚岩ではない。新興国は慎重で今回の会議でも、安住淳財務相は「(合意に至るか)不安視している国が多かった」と語った。

 中国人民銀行は会議終了後、「中国が参加しないことはありえない」との声明を出した。ブラジル、インドなどの新興国も最終的に協力姿勢を示したものの、金額は示さず6月のサミットまでに判断を先送りした。

 新興国の消極姿勢の背景にあるのは、国際社会での存在感が増しているにもかかわらず、発言権の拡大に向け、IMFの制度や組織改革が進まないことへの不満があるからだ。

 今回も資金増強への協力方法が、IMFでの投票権を与えられる「出資」でなく、「貸し付け」という形だったことに反発。ブラジルのマンテガ財務相は「(欧州の一部の国は)出資割り当ての問題より、お金集めの方に熱心だ」と痛烈に批判した。

 さらに、新興国には「今後、資金をどれだけ拠出するかちらつかせながら、発言権の拡大を目指す『条件闘争』のカードにする」(政府関係者)狙いがあるとの見方もある。

 欧州経済は財政の立て直しや構造改革、成長・雇用確保策、ユーロ圏内部の経済不均衡の是正といった他の重要課題も山積みだ。

 IMFのラガルド専務理事は会議後の会見で「資金増強は必要だが、成長と財政健全化の組み合わせが伴わなければならない」と強調。欧州各国は危機再燃の防止に向けた努力に苦慮しそうだ。(ワシントン 柿内公輔、山口暢彦)

4172チバQ:2012/04/22(日) 14:13:31
>>1637-1638
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120422/erp12042201290000-n1.htm
オランダ連立内閣崩壊か 財政緊縮策の交渉決裂
2012.4.22 01:28
 オランダからの報道によると、同国連立与党が続けてきた財政緊縮策をめぐる協議が21日決裂し、近く連立内閣が崩壊し、総選挙が実施される可能性が高まった。ルッテ首相は記者団に対し「総選挙は不可避だ」との見通しを示した。

 現在のオランダ連立与党は2010年9月に発足、中道右派の自由民主党とキリスト教民主勢力(CDA)が少数与党の連立政権を樹立し、これに極右の自由党が閣外協力する形で存続していた。

 緊縮策をめぐる対立から自由党が協議を離脱、連立崩壊が不可避となった。

 オランダ経済がマイナス成長に陥り、AP通信によると、12年の財政赤字が国内総生産(GDP)比で4・6%に達し、EUの財政規律が定める同3%未満を大きく上回る見通しとなったため、連立与党は財政赤字削減の緊縮策について協議していた。(共同)

4173チバQ:2012/04/22(日) 14:14:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120422/erp12042210300004-n1.htm
ノルウェー連続テロ 過熱報道に批判の声
2012.4.22 10:28
 【ロンドン=木村正人】死者77人を出した昨年7月のノルウェー連続テロでテロ・殺人罪に問われたアンネシュ・ブレイビク被告(33)の公判がオスロの裁判所で始まったが、被告の過激思想を詳細に紹介するメディアもあるなど一部の報道の過熱ぶりに批判の声が出ている。

 ブレイビク被告は昨年7月、オスロ中心部の官庁街で爆弾を爆発させ、8人を死亡させた後、近郊のウトヤ島で開かれていた与党・労働党青年部の集会で69人を無差別に射殺した。被告は初公判の罪状認否で犯行を認めたものの、「自衛行為」として無罪を主張した。

 17日の意見陳述では73分間にわたり、「多文化主義やイスラム系移民から国や社会を守るためだった」と改めて持論を展開。19日には労働党の元首相を殺害する計画だったと供述した。

 裁判所は世界中からの報道陣を受け入れるため建物を改築したが、傍聴席は190人分。取材に駆けつけた報道陣だけでも約800人にのぼるため、他の18の裁判所でもビデオリンク方式で計2500人が傍聴できるようにした。

 一方、遺族感情に配慮して被告の供述のテレビ中継は禁止され、録画は25年間門外不出とされた。

 しかし、被告の法廷内での言動を紙面やネット上で大々的に扱うメディアも多く、批判を浴びた。メディアからも「私たちは(被告の)操り人形か」(地元ジャーナリスト)や「テロはテロとして報じるべきだ。動機を取り上げる必要はない」(英紙ガーディアン)と自省の声が聞かれる。

4174チバQ:2012/04/22(日) 14:16:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120422-00000500-san-int
カトリック教会で法王に次ぐ最高位者の一人、枢機卿の変わった趣味
産経新聞 4月22日(日)9時16分配信

【外信コラム】イタリア便り

 枢機卿とは法王選挙で投票権と被選挙権を持つカトリック教会で法王に次ぐ最高位者グループの一人だ。昔の枢機卿や法王の収集物は美術品が多く、結局、これが現在のバチカン美術館やボルゲーゼ美術館など多くの美術館の土台になってきた。

 だが、今年の2月に枢機卿に任命された法王庁の財産管理局長官カルカーニョ枢機卿(68)の収集品は一風変わっている。彼の収集品は平和的な美術品とは正反対の武器。しかも昔の刀剣類ややりなどではなく、ピストル+やカービン銃など最新式小火器である。

 亡父の遺品の旧式銃のほか、レミントン社の猛獣狩り用ライフル銃やスミス&ウエッソン社のマグナム弾用ピストルなど最新式の武器11丁と弾薬を所有している。そこいらの暴力団やギャング顔負けの武器の量だ。

 もちろん、すべての武器は警察に登録済みで、狩猟や射撃が趣味の同枢機卿は、武器携帯許可証のみならず狩猟許可証や射撃クラブの会員証まで持っている。法王庁に勤務する枢機卿はバチカン市国内に住居をもらえるので、同枢機卿もすべての武器を住宅の戸棚にしまっていることになる。世の泥棒に告ぐ、バチカン市国に入っても同枢機卿の住居にはゆめゆめ近づかないこと。(坂本鉄男)

4175チバQ:2012/04/23(月) 19:47:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000041-reut-int
仏大統領選でルペン氏躍進、決選投票は極右支持層の動向鍵に
ロイター 4月23日(月)12時23分配信


拡大写真
4月22日、仏大統領選の第1回投票では、移民排斥を掲げる極右・国民戦線のルペン党首が躍進し、決選投票では極右支持層の票が勝敗の鍵を握ることになった。写真は支持者らと握手するルペン氏(2012年 ロイター/Pascal Rossignol)

[パリ 23日 ロイター] 最大野党・社会党のオランド候補(57)が現職のサルコジ氏(57)を抑え首位で決選投票に進んだ仏大統領選。22日の第1回投票では、移民排斥を掲げる極右・国民戦線(FN)のルペン党首(43)が躍進し、決選投票では極右支持層の票が勝敗の鍵を握ることになった。

【ビデオ】仏大統領選第1回投票はオランド候補首位、サルコジ氏と決選投票へ(字幕・23日)

今回の大統領選には10人が立候補。オランド氏は開票率99%の時点で得票率28.6%でトップ、27.1%のサルコジ氏が2位となった。3位には18%のルペン氏が入り、極右候補として過去最高の得票率を獲得した。

そのルペン氏は支持者らを前に「フランスの戦いは始まったばかり」と訴え、同氏への支持の波がこれまでの政治システムを「揺らした」と述べた。同氏は来週パリで開かれる予定のメーデー集会で、決選投票に関する見解を示す見通し。

22日の世論調査では、5月6日の決選投票でオランド氏が53─56%の得票率で勝利するとの見方が示されている。劣勢のサルコジ氏は、極右と中道派の両方から支持を得なければ再選は難しく、厳しい選挙戦が続きそうだ。

4176チバQ:2012/04/23(月) 19:47:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000053-jij-int
吹き荒れた「ルペン旋風」=若者に浸透、過去最高得票―仏大統領選
時事通信 4月23日(月)14時30分配信

 【パリ時事】22日に行われたフランス大統領選の第1回投票では、極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(43)が3位に入り、決選投票進出こそ逃したものの、極右候補としては過去最高の18%を得票した。若者や無党派層など既成政党に不満を持つ層に浸透。選挙戦で旋風を巻き起こした。
 ルペン氏は22日の大勢判明後、支持者の集会で「われわれは団結し、(右派与党と社会党の)2政党の寡占状態を打ち破った」と宣言。勝利を収めたかのような自信に満ちた表情で、「第1回投票は始まりにすぎない。闘いを続けよう」と呼び掛けた。
 過去の大統領選でFNの最高得票率は、ルペン氏の父親ジャンマリ・ルペン党首(当時)の下で2002年に記録した16.86%。この時は社会党候補をかわして2位に入り、再選を目指すシラク大統領(当時)との決選投票に駒を進めた。
 02年選挙の投票率は、1958年からの第5共和制の下、直接選挙で行われた大統領選では最低の71.6%。投票率が80%を超え、FNの得票率も02年を上回った今回の選挙は、極右支持層が確実に増えていることを印象づけた。

4177名無しさん:2012/04/23(月) 19:49:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000073-san-int
エジプト大統領選まで1カ月 有力候補失格で混戦 軍への批判拡大も
産経新聞 4月23日(月)7時55分配信

 【カイロ=大内清】昨年2月のムバラク政権崩壊後、初のエジプト大統領選(5月23、24日投票)まで1カ月と迫った。有力候補が軒並み失格となったことで、選挙戦はイスラム系と世俗主義派が入り乱れる混戦模様だ。暫定統治を担う軍部の権益保持の思惑がちらついており、反軍政デモが再び拡大する可能性もある。

 「われわれだけがイスラムの政治を実現できる」。今月21日、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が擁立した、傘下政党「自由公正党」党首のムハンマド・モルシー氏は、記者会見で声高に訴えた。

 大統領選には、同胞団内の改革派といわれた元幹部で、現指導部との対立から除名されたアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏も出馬し、同胞団支持層のほか、世俗派の一部にも支持を広げている。

 一方、世俗派からはアムル・ムーサ元外相や、空軍出身のアハマド・シャフィク元首相が出馬、ムーサ氏は世論調査でトップを走る。ただ、両者には「旧体制の人間」とのイメージがあり、支持を拡大できるかは不透明だ。

 そんな中、モルシー氏がイスラム色を前面に押し出したのは「同じイスラム系のアブールフトゥーフ氏を恐れているから」(研究者)にほかならない。

 今回の選挙では当初、同胞団が“本命”として擁立した有力幹部ハイラト・シャーティル氏と、イスラム教の原点回帰を唱える弁護士ハーゼム・アブーイスマイル氏、軍出身のオマル・スレイマン前副大統領を中心とした戦いになるとみられていた。

 しかし、この3人は、選管当局の審査で失格。軍部が、イスラム勢力の権力掌握によって権益が脅かされることを警戒し、シャーティル氏とアブーイスマイル氏の排除に動いたともいわれる。「スレイマン氏は、バランスをとるために一緒に失格になった」(同胞団幹部)との見方のほか、スレイマン氏との確執が取り沙汰される軍トップのタンタウィ陸軍元帥が同氏の復権を恐れ出馬を妨害したとの観測もある。

 こうした軍の姿勢に抗議し、20日には首都カイロで、イスラム勢力と若者中心の民主化勢力による数万人規模のデモも行われた。今のところ一般市民の視線は冷ややかだが、選挙戦の展開次第では混乱を招く可能性もある。

 選挙では、第1回投票で過半数を獲得した候補がいない場合、6月16、17日に決選投票が行われる。

4178チバQ:2012/04/23(月) 21:18:33
>>4102-4103>>4130>>4135
>>4144>>4147>>4151>>4158>>4177
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042300480
組織力背景に同胞団優勢=軍、イスラムの伸長を警戒−エジプト大統領選まで1カ月
 【カイロ時事】昨年2月のムバラク政権崩壊後初めてとなる5月23、24日投票のエジプト大統領選挙まで1カ月に迫った。先の人民議会選で圧勝した最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団を母体とする自由公正党のモルシ党首を軸にした争いとなっており、暫定統治する軍最高評議会は同胞団の政治力肥大化を警戒。水面下で激しい駆け引きが続いている。
 大統領選では、同胞団筆頭候補シャーテル氏が資格審査で失格となり、「予備候補」だったモルシ党首が出馬。ムバラク前大統領の腹心だったスレイマン前副大統領らも失格とされるなど、大統領選は出だしから波乱の展開となっている。(2012/04/23-14:39)

4179チバQ:2012/04/23(月) 21:21:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000555-san-int
イスラエルへのガス供給契約破棄 エジプト 関係さらに悪化も
産経新聞 4月23日(月)14時48分配信

 【カイロ=大内清】イスラエルに天然ガスを輸出しているエジプトの政府系企業が、両国合弁のガスパイプライン運営会社「東地中海ガス」(EMG)に対し、輸出契約の破棄を通告していたことが22日、分かった。政府系企業の幹部がエジプトのテレビで明らかにした。親米・親イスラエル路線をとったムバラク前政権が昨年2月に崩壊して以降、冷え込んでいる両国関係がさらに悪化する可能性がある。

 フランス通信(AFP)などによると、エジプト側が契約破棄を通告したのは19日で、「契約内容が守られなかった」のが理由だとしている。これに対し、EMGに出資するイスラエル企業などは法的措置を検討中だとする声明を出した。

 1979年に平和条約を結んだ両国は2005年に天然ガスの供給契約を締結、08年に取引が始まった。だが、反イスラエル感情が根強いエジプト国内では当初から、「不当に安い値段で売却されている」などとする批判があり、ムバラク政権崩壊後は契約見直しを求める声の高まりとともに、パイプラインを狙った爆破事件も多発していた。

 発電用天然ガスの約4割をエジプトに依存するイスラエルは、すでにエネルギーの代替調達先の検討を進めているとされる。

4180チバQ:2012/04/23(月) 21:23:57
>>4139-4140>>4161-4162>>4167>>4175-4176
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042300473
決選投票、極右がカギ=サルコジ氏支持なら互角−調査はオランド氏優勢・仏大統領選
 【パリ時事】フランス大統領選の第1回投票は、最大野党・社会党候補のオランド前第1書記(57)が首位となり、右派与党・国民運動連合から再選を目指すサルコジ大統領(57)との決選投票に決着が持ち越された。世論調査では決選投票もオランド氏が優勢だが、第1回投票で3位の18%を得票した極右・国民戦線のルペン党首の支持層の動向がカギを握りそうだ。
 第1回投票の得票率は、オランド氏の29%に対しサルコジ氏は27%。大勢判明後、4位の急進左派・左翼党のメランション党首(得票率11%)と、6位の環境保護政党「緑の党・欧州エコロジー」のジョリ欧州議員(同2%)がオランド氏支持を表明した。
 4位の中道・民主運動のバイル議長(同9%)は決選投票での態度を明確にしていないが、世論調査ではオランド氏とサルコジ氏に支持層がほぼ二分。サルコジ陣営にすれば、ルペン氏支持層の大半を取り込めば、互角以上の戦いに持ち込める計算だ。(2012/04/23-14:25)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042315590005-n1.htm
EU危機対策に「逆流」 財政緊縮路線の修正も
2012.4.23 15:58

社会党候補のオランド前第1書記(ロイター)
 22日のフランス大統領選第1回投票で、欧州連合(EU)の財政緊縮路線の見直しを訴える社会党のオランド候補が、緊縮策を主導してきたサルコジ大統領を抑えて首位に立ったことで、EUの債務危機対策に逆らう流れの強さが鮮明になった。

 決選投票が行われる5月6日には、欧州危機の震源地ギリシャの総選挙もある。フランスで現職大統領が敗れ、ギリシャで与党が大敗する事態ともなれば、EUの危機対策への修正圧力が強まりそうだ。

 オランド候補は、経済成長と雇用創出のため財政出動の必要性を主張。財政赤字削減を最重視するドイツと組んでサルコジ政権が主導してきたEUの危機対策に真っ向から反論している。(共同)

4181名無しさん:2012/04/23(月) 21:24:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042313340003-n1.htm
サルコジ氏苦境に 極右政党支持層の動向がカギ? 決選投票へ
2012.4.23 13:29 (1/2ページ)

22日、パリで、フランス大統領選の第1回投票を終えたサルコジ大統領(左)とカーラ夫人(AP)
 【パリ=宮下日出男】22日に行われたフランス大統領選の第1回投票では、右派現職のサルコジ大統領(57)に有権者の厳しい審判が突きつけられた。最大野党の社会党候補、オランド前第1書記(57)は17年ぶりの政権奪還に向けて弾みをつけ、再選を目指すサルコジ氏は苦境に立たされた。

 「2人の候補から選ぶ重大なときがきた」。サルコジ氏は投票後の演説で、オランド氏が掲げる政策が財政悪化を招くと改めて批判。「党派より愛国心を重んじる国民に、私と団結するよう求める」と、決選投票での支持を呼びかけた。

 第1回投票での現職大統領の初の“敗北”という結果には言及しなかったが、表情には険しさがにじむ。サルコジ氏は5月6日の決選投票までに経済などをテーマに3回に及ぶ討論をオランド氏に提案した。真正面から政策論争を挑み、逆転を図る狙いとみられる。

 一方のオランド氏は同日夜、支持者の前で、「私が約束したことへの答えとして、最善の位置に立たせてくれた」と、時折笑顔を見せながら演説した。

 投票結果については、「サルコジ氏の5年間の施政に対する制裁であり、拒絶だ」と強調し、サルコジ氏の討論の提案に関しては「結果が悪かったからといって、やり方を変えてはいけない」と記者団に語り、一蹴した。

 また、仏メディアによると、ルペン党首率いる極右・国民戦線の得票率が、過去最高となる見通しだ。

 ルペン氏の父が決選投票に進出した2002年の大統領選のような波乱には至らなかったが、ルペン氏は「フランスの戦いは始まった。われわれは2政党による寡占を打ち破ったのだ」と満面の笑みで気勢を上げた。同党支持層の動向が、決選投票の流れを左右する可能性も出てきた。

4183チバQ:2012/04/23(月) 21:25:49
http://www.afpbb.com/article/politics/2873328/8834929?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
仏大統領選第1回投票、オランド氏勝利 サルコジ氏と決選投票へ
2012年04月23日 07:15 発信地:パリ/フランス

【4月23日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス大統領選は22日に第1回投票が行われ、野党・社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)前第1書記と現職のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が5月6日に行われる決選投票に進むことが確実になった。

 暫定的な開票結果によると、オランド氏の得票率は28〜29%、サルコジ氏が25.5〜27%、極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏は18〜20%、極左のジャンリュック・メランション (Jean-Luc Melenchon)氏は約11.7%となっている。

 フランス大統領選で現職が第1回投票で勝利できなかったのは、1958年に始まった現行の第5共和制では初めて。今回の投票率は80%を超えたとみられている。2007年は84%だったが、2002年の72%は大幅に上回った。

 オランド氏は、サルコジ大統領はフランスを財政緊縮策と失業増加の悪循環に投げ込んだと批判。一方のサルコジ氏は、オランド氏は経験不足の上に意志が弱く、公約に掲げた無謀な歳出拡大をすれば財政的なパニックが起きるだろうと述べていた。

 ルペン氏の得票率が予想外に高かったことから、同氏の支持層の動向が決選投票の行方に影響を与える可能性が出てきた。(c)AFP/Charles Onians

4184チバQ:2012/04/23(月) 21:31:22
>>3892>>3896>>4114>>4123>>4152>>4154
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2873719/8838354
南スーダン領内をスーダン軍が空爆、「南とは協議しない」とバシル大統領
2012年04月23日 21:07 発信地:ベンティウ/南スーダン

【4月23日 AFP】南スーダン北部の油田地帯ユニティ(Unity)州の州都ベンティウ(Bentiu)が23日、スーダン軍機の空爆を受け、現地のAFP特派員によると少なくとも子ども1人が死亡、複数の市民が負傷した。

 南北スーダンの国境では、南スーダン軍がスーダン南部の油田地帯ヘグリグ(Heglig)を10日に制圧したことから、スーダン軍が南側への空爆を続けるなど情勢が悪化。衝突が相次いでいたが南スーダン軍は22日、全面戦争を回避するためとして全軍をヘグリグから撤退させたばかりだった。

 南スーダン軍高官によると、橋や市場が空爆され、少なくとも1人が死亡、子ども3人を含む10人が負傷したという。

 一方、スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領は同日、ヘグリグ入りし、南スーダン政府との協議には今後、一切応じないと宣言。兵士らを前に、「彼ら(南スーダン政府)とのわれわれの協議は銃と弾丸によるものになる」と述べた。(c)AFP

http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042300107
油田からの撤退完了=南スーダン軍
 【ハルツーム、ベンティウAFP=時事】南スーダン軍は22日、スーダンとの国境地帯にあるヘグリグ油田からの撤退を完了したと発表した。南スーダン側は10日に同油田を制圧したが、スーダン軍による反撃を受け、撤退を表明していた。
 一方、スーダン政府高官は、ヘグリグ油田周辺での戦闘で、南スーダン軍兵士ら約400人を殺害したと述べた。これに関連して、南スーダン軍側は撤収途中の部隊がスーダン軍による空爆を受けたと非難した。(2012/04/23-09:54)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012042102000085.html
制圧油田 撤収を表明 南スーダン 北側と戦闘回避も
2012年4月21日 朝刊

 【ナイロビ=共同】南スーダン政府報道官は二十日、スーダンとの国境地帯にあるスーダンのヘグリグ油田から南スーダン軍部隊が撤収すると報道陣に語った。撤収は南スーダンのキール大統領の命令で、三日以内に完了する予定という。ロイター通信などが伝えた。

 両国軍は三月下旬以降、国境地帯で衝突を続け、南スーダン軍は領有権を主張するヘグリグ油田を今月十日に掌握。スーダン側は奪還を宣言、両国の全面的な戦闘に発展する恐れが強まっていた。実際に部隊が撤収すれば緊張緩和につながる可能性がある。

 撤収方針が伝えられた直後、スーダンのフセイン国防相は自国軍がヘグリグを「解放した」と国営テレビで述べた。ヘグリグ油田の原油生産量は、スーダン全体の約半分を占めるとされる。南スーダン政府報道官は、同油田の扱いについては国際的な調停が必要だと主張した。

 国連の潘基文(バンキムン)事務総長は十九日、南スーダン軍による同油田掌握は「明確な違法行為」と指摘。一方でスーダン政府に対し、南スーダン領内への爆撃を中止するよう求めた。南スーダンの首都ジュバには、国連平和維持活動(PKO)で日本の陸上自衛隊施設部隊が展開している。

4185チバQ:2012/04/23(月) 23:09:44
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m030036000c.html
ペルシャ湾:3島の領有権巡り イランと湾岸諸国対立
毎日新聞 2012年04月22日 20時13分(最終更新 04月22日 20時28分)


アブムサ島、大トンブ島、小トンブ島の位置
拡大写真 【テヘラン鵜塚健】ペルシャ湾に浮かぶアブムサ島、大トンブ島、小トンブ島の3島の領有権を巡り、イランと湾岸諸国との対立が過熱している。イランのアフマディネジャド大統領が今月11日にアブムサ島を訪問したことに、領有権を主張するアラブ首長国連邦(UAE)が強く反発。サウジアラビアなど6カ国で作る湾岸協力会議(GCC)がUAEに加勢してイランを非難し、地域の新たな火種になっている。

 アブムサ島は、英国撤退後の71年からイランが実効支配。しかし、同年に独立したUAEがその後、他の近隣2島も含めた領有権を主張した。以降、論争が続くが、本格的な衝突はなかった。

 しかし、大統領がアブムサ島を訪問したため、UAE政府は在UAEイラン大使を呼んで抗議。UAEが加盟するGCCは17日、外相会議を開き「イランの行為を、GCC全体に対する侵略行為とみなす」とする非難声明を出した。

 これに対し、イラン政府も「島の領有権は明らかだ」として反論。イランとUAE側の双方が国連の潘基文(バン・キムン)事務総長に書簡を送り、非難合戦に発展している。

. イランは核開発問題で米欧諸国と対立。経済制裁に反発し、世界の原油の2割が通過するホルムズ海峡の封鎖をちらつかせてきた。海峡に近い3島の領有権を改めて主張することで、地域での影響力を国際社会に誇示する狙いもあるとみられる。

 イランとGCCは、反体制派への弾圧を続けるシリアのアサド政権に対する是非や、バーレーンの反政府デモを巡る立場でも対立。3島の領有問題が加わり、さらに対立が深まりそうだ。

 UAEの国営通信によると、米英仏の各国政府も、アフマディネジャド大統領の訪問に批判的な見方を示し、両国の対話や国際司法裁判所を通じた解決を求めており、イラン側の反発が強まる恐れもある。

4186名無しさん:2012/04/24(火) 12:42:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120424/erp12042400080000-n1.htm
欧州に政権交代ドミノ 債務危機対策、再調整の恐れ
2012.4.24 00:07 (1/2ページ)
 【ロンドン=木村正人】メルケル独首相と二人三脚で欧州債務危機に対応してきたサルコジ仏大統領が、大統領選第1回投票で社会党候補のオランド前第1書記の後塵(こうじん)を拝した。両者の勝敗は5月6日の決選投票に委ねられるが、昨年以降、単一通貨ユーロ圏で続く政権交代ドミノのストッパーとして期待されたサルコジ大統領もピンチに立たされ、債務危機が再燃する恐れが膨らんでいる。

 フランスの国際政治学者ドミニク・モイジ氏は今月16日、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で講演し、「フランスでは第5共和制発足以来、失業率10%、支持率36%で現職大統領が再選した例はない」とサルコジ大統領の苦戦を予測していた。

 ユーロ圏では昨年以降、債務危機のあおりで、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)の支援を受けたアイルランドなど8カ国の政権が交代した。

 ギリシャやイタリアでは選挙で選ばれた政治家ではなく、欧州中央銀行(ECB)やEUの執行機関、欧州委員会で実務経験を積んだ学者官僚が首相に就任する事態となった。

 ドイツに次ぐ経済・財政健全国のオランダでも21日に連立政権が事実上崩壊。総選挙が行われる可能性がある。

 ユーロ圏の政治状況が混乱する中、強固な国内政治基盤を持つサルコジ大統領は、一時は不仲説までささやかれたメルケル独首相と協力して、財政規律強化を定めた新財政協定合意を主導、救済メカニズムを強化した。

 その手腕は、モイジ氏が「フランスの大統領は(世俗的権威の)英女王と(政治的権力としての)英首相の役割を併せ持つが、サルコジ大統領は教育・年金改革、リビア問題など“英首相”としての責務は十分に果たした」と評価するほどだ。

 しかし、成長と雇用政策を重視、新財政協定の再交渉を公約に掲げるオランド氏が当選した場合、ユーロ圏で危機対策の再調整を迫られることになる。

 仏大統領選の決選投票が行われる5月6日には債務危機の発源地ギリシャでも総選挙が行われる。与党が大敗すれば財政再建が再び滞る恐れがある。

 政権交代ドミノは債務危機国だけでなく、フィンランドなど支援国にも波及している。

4187名無しさん:2012/04/24(火) 12:45:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012042402000102.html
仏大統領選、決選投票へ サルコジ氏 極右に秋波
2012年4月24日 朝刊


 【パリ=野村悦芳】フランス大統領選は二十三日、第一回投票で首位に立った社会党のオランド氏(57)と二位となった現職、国民運動連合(UMP)のサルコジ氏(57)が、五月六日の決選投票に向け本格的に始動した。劣勢のサルコジ氏は、オランド氏を厳しく批判し、極右層への支持拡大の戦略を鮮明にするなど逆転に向け背水の陣を敷いている。

 サルコジ氏は二十三日、パリで報道陣に対し「オランド氏はなぜ逃げるのか。この重要な時に私は逃げない」とライバルを非難した。前日夜に得意の公開討論を五月六日の決選投票まで三度開くよう求めたが、オランド氏側は慣例通り一度しか応じない方針のためだ。

 また、サルコジ氏は「国民戦線(FN)の主張はよく理解している。支持者は苦しんでいるだろう」と述べ、約18%を得て躍進したルペン氏(43)率いるFNの支持者に同情した。前日夜には「フランス人は移民や国境の管理、治安を不安視している」と語っており、今後も右寄りの発言を繰り返すとみられる。

 仏紙フィガロによると、サルコジ氏は毎日、テレビとラジオに出演し、一度以上は選挙集会を開くことを決めたという。メーデーの五月一日には、労働者向けにパリで大規模集会を計画するなど、巻き返しに躍起だ。

 投票終了後の主要世論調査では、オランド氏が支持率で6〜12ポイントの差をつけてリード。ルペン氏の得票数の52%、中道・民主運動のバイル氏の25%ほどしかサルコジ氏支持に回らないともされる。一方、オランド氏は左派戦線、メランション氏の得票数の91%、緑の党、ジョリ氏の84%を固めている。

 オランド氏は二十三日、報道陣に「第一回投票の目的は達した。勝利は近い」と余裕を見せ、遊説先の仏西部地方に向かった。

4188チバQ:2012/04/24(火) 12:46:07
http://www.afpbb.com/article/politics/2873720/8839242
オランダで内閣総辞職、財政緊縮策めぐり政党間協議決裂
2012年04月24日 07:24 発信地:ハーグ/オランダ
【4月24日 AFP】オランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は23日、財政緊縮策をめぐる自由党(Freedom Party)との協議が決裂したことを受け、内閣総辞職に踏み切った。

 ルッテ首相は同日、ハーグ(Hague)でベアトリクス女王(Queen Beatrix)に内閣総辞職の意向を伝え、女王はこれを受理した。

 ヘールト・ウィルダース(Geert Wilders)党首率いる極右の自由党は、過去1年半あまり、ルッテ首相の連立政権に閣外協力してきた。

 欧州連合(EU)は加盟国に財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以内にすることを求めているが、2011年のオランダの財政赤字はGDP比で4.7%になっていた。ルッテ首相の中道右派の自由民主党(VVD)、自由民主党と連立内閣を組むキリスト教民主勢力(CDA)、自由党の3党はここ7週間、予算を160億ユーロ(約1兆7000億円)削減することについてほぼ毎日協議してきた。

 しかし21日にウィルダース氏が交渉の席を蹴ったことから内閣総辞職が予想されていた。これにより2015年5月に実施される予定だった総選挙は前倒しして行われる見通しになった。(c)AFP/Marie-Laure Michel

4189名無しさん:2012/04/24(火) 12:49:41
http://www.asahi.com/international/update/0424/TKY201204240133.html
アイスランド前首相に有罪判決 金融危機巡る弾劾裁判
 アイスランドの特別法廷は23日、金融危機への対処を巡って弾劾(だんがい)裁判にかけられたゲイル・ホルデ前首相(61)に対し、問題が深刻になった時に閣僚らと十分に協議しない怠慢があったとして有罪とする判決を言い渡した。AP通信などが伝えた。ただ、罰金や禁錮などの具体的な処罰は科されていないようだ。

 一方、危機を深めた銀行の肥大化に対処しなかった責任などを問う三つの罪については無罪とした。特別法廷は国に対し、ホルデ氏の訴訟費用を支払うよう国に命じた。ホルデ氏は「形式的な罪で、銀行危機とは全く関係ない」と判決を批判し、欧州人権裁判所に提訴する方針を示した。

 アイスランドは2008年の金融危機で大手銀行が軒並み破綻(はたん)、国有化され、通貨は暴落した。議会が06〜09年に首相を務めたホルデ氏の責任を問い、弾劾裁判にかけることを決めた。(ロンドン=伊東和貴)
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4190とはずがたり:2012/04/24(火) 16:49:49
>>4185
画像保存
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/chutoh/001.jpg

どの程度の島なんでしょうかねぇ。

4191チバQ:2012/04/24(火) 21:42:56
>>4184
http://www.cnn.co.jp/world/30006368.html
スーダン軍機が南スーダンを空爆か 全面戦争の懸念強まる
2012.04.24 Tue posted at: 17:06 JST

南スーダン・ジュバ(CNN) 南スーダンからの情報によると、スーダン軍の戦闘機が23日、南スーダン北部の町を空爆した。両国が全面戦争に突入するとの懸念が強まっている。両国は国境の油田地帯ヘグリグの領有権などをめぐって対立している。

スーダン軍の司令官は国内ラジオ局とのインタビューで、これまでに南スーダン側の1200人を殺害したと述べた。

一方、スーダン軍の報道官は戦闘機による空爆を否定。「ユニティ州で起きていることには一切関与していない」と述べ、民兵組織または南スーダンの反政府派による攻撃との見方を示した。

空爆を受けたのは同州の州都ベンティウと、川を隔てたルブコナの町とされる。現地のジャーナリストは、戦闘機2機とミサイル4発が野外市場などに撃ち込まれ、少年1人が死亡したと語った。南スーダンのベンジャミン情報相は、ベンティウの市場が3発の爆撃を受け、12歳の少年を含む民間人2人が死亡したと発表。「国連安全保障理事会は責任を持ってスーダンを処罰すべきだ」と訴えた。

国連南スーダン派遣団(UNMISS)を率いるジョンソン国連事務総長特別代表はスーダンに対する声明で、「市民の命を奪う無差別爆撃」の停止を求めた。

潘基文(パン・ギムン)事務総長も空爆を非難し、スーダンにすべての戦闘行為をただちに停止するよう要求。さらに、スーダンのバシル大統領と南スーダンのサルバ・キール大統領に、交渉への復帰を強く促した。

両国は国境の油田地帯ヘグリグの領有権などをめぐって対立している。南スーダンは今月、ヘグリグをいったん制圧したものの、国連の要求に従ってヘグリグから「撤退」したと宣言。一方、スーダン側は南スーダン軍から「奪還」したと主張している。ヘグリグはスーダンの産油量の約半分を占めるとされるが、戦闘で油田の施設が損壊したとみられ、生産停止に追い込まれた。

国境地帯ではこの日も数カ所で戦闘が続き、バシル大統領は国営ラジオで「南スーダンとの交渉はあり得ない」「南の政権に教訓を与えてやる」などと強硬発言を繰り返した。外国の報道陣や監視団はほとんど前線に近付けないため、双方の主張を確認することは難しい。

4192チバQ:2012/04/24(火) 21:43:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120424-00000105-mai-int
<スーダン>大統領「南に武力で対応」…衝突再燃の懸念
毎日新聞 4月24日(火)21時41分配信

 【ヨハネスブルク服部正法】スーダン、南スーダン両国軍が衝突を続けている国境地帯からの報道によると、スーダンのバシル大統領は23日、南スーダン軍が撤退完了を宣言したスーダン領内の油田地帯ヘグリグを電撃訪問し、自軍兵士らを前に「南(スーダン)政府とは交渉しない。彼らは銃と弾薬という言葉以外は理解しようとしない」と述べ、引き続き南側に武力で対応する強硬姿勢を示した。南側はいったんヘグリグからの撤退を表明したが、24日にキール大統領が「宣戦布告だ」とスーダン側を非難するなど衝突再燃の懸念は消えていない。

 両国軍は3月に衝突を始め、今月に入り南スーダン軍がスーダンの原油生産量の半分程度を占めるとされるヘグリグを制圧。バシル大統領が「南スーダン市民を解放する」と強い調子で南側の政権を非難する中、南側が20日にヘグリグからの撤退を表明し、一時は全面戦争回避の機運も生まれた。

 しかし、スーダン側は自軍による「ヘグリグ解放」を強調。南スーダン当局は、スーダンが越境空爆を続けていると強く非難している。スーダンは空爆を否定している。

 両国は、昨年7月に南スーダンが分離独立する前は20年以上も南北内戦を続け、約200万人の死者を出した経緯がある。背景には、政治や経済を主導する北部から二級市民的な扱いを受けたことへの南部の不満があった。05年の和平合意に基づき行われた昨年1月の住民投票で、圧倒的多数が南の独立を支持した。

 だが、石油収益の分配比率は未解決で、紛争継続の主因だ。

 旧スーダンはアフリカ第6位の産油国(埋蔵量約60億バレル)で歳入を大きく石油に依存。油田の4分の3は南部に集中するが、輸出港は北部のみだ。

 分配交渉は、スーダン側の要求するパイプライン使用料について「国際基準と比べて極めて高額」(南スーダンのベンジャミン情報・放送相)と南側が反発して難航。スーダン側が南からの石油を差し押さえ、今年1月に南側は石油生産を停止して対抗、関係が一気に悪化していた。

4193チバQ:2012/04/25(水) 22:30:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120425/mds12042511090000-n1.htm
エジプト大統領選 元首相の出馬禁止
2012.4.25 11:08
 【カイロ=大内清】エジプトの中東通信によると、同国選管当局は24日、5月に予定される大統領選の有力候補と目されていたシャフィク元首相の出馬を認めない決定を下した。暫定統治を担う軍最高評議会のタンタウィ議長(陸軍元帥)が同日までに、ムバラク前政権で正副大統領と首相を務めた人物らの参政権を停止する法律の施行を承認したことを受けての措置。

 最近の世論調査で上位につけていたシャフィク氏が出馬できなくなったことで、大統領選は、ムーサ前アラブ連盟事務局長▽同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団傘下「自由公正党」のモルシー党首▽同胞団元幹部のアブールフトゥーフ氏の3人を軸とした戦いとなる可能性が高い。選管は26日にも立候補者を告示する予定。

 同選挙ではすでに、ムバラク前大統領の腹心だったスレイマン前副大統領らが失格となっているが、同胞団などイスラム勢力が多数派を形成する議会では、前政権関係者を選挙プロセスから一掃するよう求める声が強まっていた。

 前政権で外相を務めたムーサ氏は今回の法律の対象とはなっておらず、出馬が認められるとみられる。

4194チバQ:2012/04/25(水) 22:31:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120425/erp12042500160001-n1.htm
人気女性政治家のウクライナ前首相がハンスト 看守の暴力に抗議
2012.4.25 00:11

2011年10月、ウクライナのキエフで裁判に臨むティモシェンコ前首相(AP)
 ウクライナからの報道によると、職権乱用罪で禁錮7年の判決を受け、収監されている人気女性政治家、ティモシェンコ前首相(51)の弁護人は24日、前首相が20日からハンストを行っていることを明らかにした。ティモシェンコ氏は同日、東部ハリコフの刑務所から病院へ強制的に移送され、看守から暴力を振るわれたと主張している。前首相は脊椎の痛みを訴えているものの、服毒などを恐れて国内での受診は拒否しており、22日に刑務所に戻された。

 ティモシェンコ前首相は、2010年2月に就任したヤヌコビッチ大統領の最大の政敵。ロシアとの天然ガス取引をめぐる職権乱用罪で昨年10月に禁錮7年の判決を受け、脱税などでも追起訴されている。(モスクワ 遠藤良介)

4195チバQ:2012/04/25(水) 22:35:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120424/erp12042422350006-n1.htm
ルペン氏、狙いは国政 6月総選挙 与党離脱者と連携模索
2012.4.24 22:25 (1/2ページ)

フランス、国民戦線のルペン党首(ロイター)
 【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の決選投票(5月6日)に向け、第1回投票で過去最高の得票率(17・90%)を記録した極右・国民戦線(FN)の女性党首、マリーヌ・ルペン氏の動向が注目されている。ルペン氏は6月の国民議会(下院)選挙でFNの国政再進出を狙っており、同じ右派ながら国民に不人気の現職、サルコジ大統領を敗北に追い込んだ方が得策とみているようだ。

 ルペン氏は22日の第1回投票後の演説で決選投票への態度は語らず、5月1日に明らかにする意向を示した。ただ以前から、社会党候補のオランド前第1書記はもちろん、保守のサルコジ氏も支持しない考えを表明している。FNの幹部も23日、「両氏ともわが党の政策を守ることも、発展させることもない」とロイター通信に語り、両氏不支持を示唆した。

 一方、フランスでは国民議会(定数577)選挙を6月に控える。FNは比例代表制を導入した1986年の選挙で35議席を獲得し国政に初進出。しかし極右台頭に危機感を強めた当時のミッテラン政権の意向で、大政党有利の小選挙区制に再変更され、現在は議席をもっていない。

 仏メディアによると、議会選を見据えるルペン氏は、サルコジ氏が大統領選で敗れる方が右派与党の国民運動連合(UMP)に打撃となり、好都合とみている。動揺したUMPからFNの考えに近い議員が離脱などすれば、連携して国政再進出へ弾みとなる。ルペン氏は22日、「われわれが左派に対する唯一の反対派だ」と主張、UMPへの対抗意識をあらわにした。

 世論調査によると、決選投票ではルペン票の5〜6割がサルコジ氏に、2割強がオランド氏に回ると予測されているが、その割合はルペン氏の今後の言動に大きく左右される。

 また、22日の第1回投票の投票率は79・47%と、前回2007年第1回投票(83・8%)を下回った。

4196チバQ:2012/04/25(水) 22:36:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120423/erp12042321560010-n1.htm
【仏大統領選】
国民戦線が過去最高の得票率 極右ポピュリズム、台頭鮮明に
2012.4.23 21:55 (1/2ページ)

 【ロンドン=木村正人】仏大統領選第1回投票で、極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(43)が10年前の父を上回る18%の得票率を得たことは、新潮流として欧州に蔓延(まんえん)する「極右ポピュリズム」を印象付けた。オランダでは21日、閣外協力する極右政党が緊縮財政案に反対し連立政権が事実上崩壊。極右政党がキャスチングボートを握り、国内だけでなく欧州全体を右往左往させる例も目立ち始めている。

 欧州連合(EU)加盟27カ国のうち極右政党が議会に議席をもつのは14カ国。英シンクタンク「デモス」は昨年、英国やイタリア、ドイツなど、欧州11カ国の極右政党や極右活動を支持する1万人超を対象にアンケートを実施した。

 それによると、2010年に初の国政進出を果たした極右スウェーデン民主党支持層のうち、16〜20歳が63%を占めることが判明。欧州の極右政党がソーシャルメディアなどを通じて、若者に浸透している実態が裏付けられた。

 こうした極右政党は共通して「移民に寛容な多文化主義が欧州の伝統や文化遺産、国家アイデンティティーを破壊する」と主張、欧州の統合と深化を進めるEUやグローバリゼーションへの懐疑を唱える。既存政党に対する幻滅も極右政党への追い風になっている。

 デモスの調査では、極右政党支持者の20%が政府を信頼▽14%がEUを支持する−と回答したが、欧州全体の平均値43〜44%を大きく下回っていた。

 「現代的なキャリアウーマン」を体現するマリーヌ・ルペン党首のように、極右政党の党首は若く、カリスマ性を持っているともデモスの報告書は分析。人種差別主義的な主張を展開していた時代とは“顔”を変えて、欧州の極右政党は巧妙に支持を広げている。

4197チバQ:2012/04/25(水) 22:40:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000004-mai-int
<プーチン首相>大統領就任後に与党党首を辞任へ
毎日新聞 4月25日(水)1時6分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン首相は24日、5月7日の大統領就任後に政権与党「統一ロシア」の党首を辞任すると表明した。後任の党首には次期首相に内定しているメドベージェフ大統領を推薦した。

 辞任の理由については「大統領は超党派の存在」であり、特定政党に所属するのは違憲ではないが好ましくないとの考えを強調したが、昨年12月の下院選で議席を激減させるなど支持率が低迷している統一ロシアを見限ったとの見方もある。

 プーチン氏は前回大統領を退任した08年に新設された統一ロシアの党首に就任し、絶大な影響力を誇ってきた。同党は5月後半に党大会を開き、メドベージェフ氏を党首に選出する見通し。

 プーチン氏は先の大統領選でも、自ら創設した社会運動体「全ロシア国民戦線」を母体に活動し、統一ロシアから距離を置く姿勢を示していた。

4198チバQ:2012/04/25(水) 22:45:45
http://mainichi.jp/select/news/20120426k0000m030092000c.html
イラン:イラクとの関係が緊密化 周辺諸国は警戒強める
毎日新聞 2012年04月25日 20時49分(最終更新 04月25日 20時52分)

 【テヘラン鵜塚健】イランとイラクの関係が緊密化している。両国首脳は22日、テヘランで会談し、関係強化を確認。イスラム教シーア派のイランは、昨年12月に米軍が撤退したシーア派主導のイラク・マリキ政権に接近し影響力を強めたいが、トルコやサウジアラビアなどスンニ派諸国は警戒を強めている。

 「両国が強固なら、地域に米国やイスラエルの入り込む余地はない」。イランのアフマディネジャド大統領は、マリキ首相に語りかけた。両国は80〜88年に戦争をしたが、近年は蜜月ぶりが顕著だ。

 核開発疑惑で米欧の経済制裁を受けるイランは近隣国との関係を重視。国営テレビによるとイラクとの貿易額は昨年、前年比50%増の約100億ドル。5月の核協議の会場にもバグダッドを指定した。

 同盟関係にあるシリアをめぐり、イランが孤立を深めている事情もある。イランは反体制派弾圧を続けるアサド政権を擁護するが、アラブ連盟はアサド氏退陣を求め、イランの友好国だったトルコもアサド批判に転じた。相対的に、イラクの重要性が増した形だ。

4200チバQ:2012/04/26(木) 21:14:26
>>3838>>4018
http://www.afpbb.com/article/politics/2874372/8853246?ctm_campaign=txt_topics
パキスタンのギラニ首相、法廷侮辱罪で有罪
2012年04月26日 19:19 発信地:イスラマバード/パキスタン

【4月26日 AFP】パキスタン最高裁は26日、ユサフ・ラザ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相に法廷侮辱罪で有罪判決を言い渡した。

 ギラニ首相は、スイスの銀行口座を利用したアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領の汚職疑惑で、審理の再開を要請するスイス当局宛ての書簡を書くよう求めた最高裁の命令を拒否したことから、法廷侮辱罪で起訴されていた。

 今後は、パキスタンの首相としては在任期間が最長となるギラニ氏が、首相の座を追われる可能性が焦点となる。ギラニ首相が失職すれば、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)の問題を抱えるパキスタンの政治的混迷がさらに深まることになる。

 パキスタンの憲法は、法廷を侮辱したり愚弄(ぐろう)した罪で有罪判決を受けた者が議員になることを禁じている。だが法律の専門家らは、ギラニ首相の議員資格を剥奪する場合、国民議会の議長や選挙管理委員会らも加わるため、手続きが長期化する可能性があると指摘している。(c)AFP/Nasir Jaffry

4201チバQ:2012/04/26(木) 21:51:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/asi12042614080000-n1.htm
パキスタン首相に初の有罪判決 法廷侮辱罪 ザルダリ政権に打撃
2012.4.26 14:07
 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン最高裁は26日、汚職などの罪に問われたザルダリ大統領に対する審理再開に向けた手続きをするよう求めた最高裁判決に従わなかったとして、法廷侮辱罪で起訴されたギラニ首相に有罪判決を下した。禁錮刑は言い渡されず、有罪は“形だけ”に終わったものの、同国の現職首相が有罪判決を受けたのは初めてで、ザルダリ政権にとっては痛手となった。

 最高裁は判決で、首相に対し判事が退出するまでの間、法廷内に残ることだけを命じ、禁錮刑を事実上免除した。ただし憲法では、司法を侮辱した者は議員資格を失うと規定している。首相は議員でなければならず、ギラニ氏が議員資格を失った場合、首相の座を追われることになる。

 今後は議会や選挙管理委員会を含めた関係機関で手続きなどを協議するが、与野党間の激しい論争が予想され、結果が出るまで数カ月かかるとの見方もある。

 判決後、ギラニ首相は「判決は不適切だ」と批判。弁護士は異議申し立てを行うことを明らかにした。

 パキスタンではもともと、来年2月までに総選挙が予定されている。ザルダリ政権は仮にギラニ首相を失っても、与党パキスタン人民党が中心になって新首相を選出し、同党主導の内閣を任期満了まで存続させる可能性も残されている。

 ただし、ザルダリ政権は対米関係などをめぐり軍との関係が悪化。野党側もギラニ首相の即時辞任を求めており、政局が一層混迷を深めることは間違いない。

 この事件では、スイス企業が絡んだザルダリ大統領の汚職疑惑をめぐり、最高裁が政府に対し、スイス司法当局に審理再開を要請する手紙を書くよう求めていたが、ギラニ首相は大統領に免責特権があるとして拒否。最高裁は法廷侮辱罪で首相を起訴していた。

4203チバQ:2012/04/26(木) 22:00:16
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042600124
元首相の出馬可能に=エジプト大統領選
 【カイロ時事】エジプトの中東通信によると、選挙管理委員会は25日、旧ムバラク政権高官の政治活動を禁止した法律を理由に、5月投票の大統領選への出馬が禁じられたシャフィク元首相について、異議申し立てを認めて出馬可能との判断を示した。(2012/04/26-08:04)

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4204チバQ:2012/04/26(木) 22:00:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042601100
リベリア元大統領に有罪判決=元国家元首で初−特別法廷
 【ブリュッセル時事】市民ら12万人が犠牲になったとされる西アフリカのシエラレオネ内戦に介入し、戦争犯罪などの罪に問われた隣国リベリアの元大統領、チャールズ・テーラー被告(64)に対する判決公判が26日、オランダ・ハーグ地区のシエラレオネ特別法廷であり、同被告に有罪が言い渡された。国連が設置する国際法廷で元国家元首に有罪が宣告されたのは初めて。
 起訴状によると、テーラー被告は1996〜2002年にかけ、シエラレオネの武装勢力「革命統一戦線(RUF)」などを支援。首都フリータウンを含む幅広い地域での市民殺害や、未成年を含む女性への性的暴行、誘拐、住居の焼き打ち、少年兵徴集などの行為を助長した。(2012/04/26-21:43)

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4205チバQ:2012/04/26(木) 22:06:41
>>4180-4183>>4187>>4195
http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m030069000c.html
仏大統領選:両候補、極右に秋波 決選投票を左右
毎日新聞 2012年04月26日 20時50分(最終更新 04月26日 21時18分)

 【パリ宮川裕章】フランス大統領選で5月6日の決選投票に進んだ右派現職のニコラ・サルコジ大統領(57)と最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が極右・国民戦線の支持者に秋波を送り、取り込みを図っている。国民戦線は22日の第1回投票で党首のマリーヌ・ルペン氏(43)が躍進、支持動向が決選投票の行方を左右するとみられているためだ。

 サルコジ氏は24日の支持集会などでルペン氏を「共和国(フランス)の価値観と矛盾しない」と持ち上げ、支持者の「痛みに耳を傾ける」と訴えた。25日にはイスラム教徒の女性が全身を覆う衣服「ブルカ」などイスラム教の風習を列挙して「フランスには要らない」と述べるなど「反移民」色を強め、右旋回を加速している。

 だが、サルコジ氏を支える右派・国民運動連合は一枚岩ではない。サルコジ陣営の報道担当を務めるナタリー・コシウスコモリゼ前環境相は昨年、国民戦線を批判する著書「反国民戦線」を発表した人物。仏国営テレビは「国民運動連合の大半の議員が極右接近の正当性を疑問視している」と報じ、「(サルコジ氏の発言は)国民戦線の若者のようだ」と批判する閣僚経験者の談話を紹介した。

 一方、オランド氏は25日、パリでの記者会見でルペン氏に票を投じた有権者について「失業などの経済危機が生んだ怒りの声だ」と分析した。24日付の仏紙リベラシオンでは「国民戦線の支持者を説得するのが私の責務だ」と取り込み姿勢を鮮明にしている。

 世論調査では、国民戦線支持者の5割がサルコジ氏に流れ、3割がオランド氏に回るとの予測が出ている。ルペン氏は「我々こそ左派に対する唯一、真の反対勢力だ」と宣言。側近のブルノ・ビルド氏も「国民運動連合を破壊する良い位置につけた」と述べるなど、サルコジ、オランド両氏の陣営に揺さぶりをかけている。

4206チバQ:2012/04/26(木) 22:07:47
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m030077000c.html
仏大統領選:決選投票へ苦闘 品格とカリスマ性欠如批判で
毎日新聞 2012年04月22日 22時38分(最終更新 04月23日 01時45分)


パリで投票を終え、支持者らに手を振るサルコジ氏(左)=2012年4月22日、AP
拡大写真 【パリ宮川裕章】フランス大統領選挙は22日の第1回投票を経て、右派・国民運動連合のニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前党第1書記(57)による決選投票(5月6日)にステージが移る。「大統領の品格に欠ける」と批判されるサルコジ氏に対し、オランド氏は「カリスマ性に欠ける」と攻められる。ドゴール氏以来の「カリスマ性のある大統領」を目指し、上位2人のせめぎ合いが続いている。

 「うせろ。このばか野郎」。サルコジ大統領が08年2月、訪問先の「パリ農業見本市」で参加者に吐いた暴言が、選挙期間中、テレビで繰り返し放映される。仏セルジー・ポワントワーズ大のジョルジュ・ソニエ准教授(歴史学)は「仏で大統領は国家を代表する存在。その権威は振る舞い、言動にかかっているが、サルコジ氏は、それを無視した」と解説する。「サルコジ氏の大統領としての弱点」を問う世論調査会社TNSソフレスの今年2月の調査では、30%の回答者が「人格」と答え、44%の「任期中の実績」に次ぐ2位に入った。

 サルコジ氏は3月6日、批判を受けた過去の言動について「過ちだった」とテレビで謝罪。今月19日にもラジオで「大統領の象徴としての役割を理解していなかった」と悔いた。15日のパリでの支持集会の演説では、就任当初「教養がない」とメディアに批判された汚名を返上しようとモリエール、ゾラ、ユーゴーなど仏文化人の名をちりばめ、最後は「私を助けてほしい」と1958年の初代大統領ドゴール氏の就任演説のせりふで締めくくった。

 一方、オランド氏も理想の大統領像に近づこうと苦労している。昨年10月の社会党の大統領候補予備選では「大統領のカリスマ性に欠ける」と党内で批判を受け、今はサルコジ氏陣営の攻撃材料に使われている。

 オランド氏は尊敬する社会党のミッテラン元大統領の言い回しなどを模倣し、15日のパリ郊外の支持者集会でも81年大統領選第1回投票直前のミッテラン氏の支持者集会での「私は唯一、大統領選を勝ち抜ける左派の候補だ」という発言を借用した。大統領選に向け10キロ減量するなど執念を見せ、リール第2大学のレミ・ルフェーブル教授(政治学)は「カリスマ性は今もないが、立候補後、軽い冗談を控えるようになり、新しい人物像を作り上げた」と評価する。オランド氏はニューヨーク・タイムズ紙で「ミッテラン氏も大統領に就任してから変わった。私も大統領になれば変わる」と主張した。

4207チバQ:2012/04/27(金) 22:21:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000013-mai-int
<エジプト>大統領選の立候補者 13人を正式に発表
毎日新聞 4月27日(金)2時31分配信


拡大写真
(左上から時計回りに)ムーサ氏、アブルフトゥーハ氏、シャフィク氏、モルシ氏=シャフィク氏のみAP、他は前田英司撮影

 【カイロ前田英司】エジプトの選挙管理委員会は26日、来月実施の大統領選の立候補者13人を正式に発表した。エジプトでは旧王制を倒した52年の軍事クーデター以降、歴代大統領は軍出身者が占めており、民主化要求運動「アラブの春」を受けて議会最大勢力に躍進した穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が、大統領の座を手中に収めるかどうかが焦点だ。

【大統領選について】エジプト:大統領選立候補届け出23人中 10人失格決定

 投票は5月23、24両日。過半数を獲得する候補者がなければ6月16、17両日に上位2氏による決選投票がある。国を暫定統治している軍最高評議会は6月末で新大統領へ権限移譲するとしており、大統領選はエジプト民主化の「最終段階」と位置づけられている。

 主な立候補者は、ムスリム同胞団傘下の自由公正党のモルシ党首(60)、元同胞団幹部のアブルフトゥーハ氏(60)、空軍出身のシャフィク元首相(70)、世俗派のムーサ前アラブ連盟事務局長(75)。この4氏を軸にイスラム勢と、軍部やムバラク前政権支持者を含む世俗派が対決する構図になりそうだ。

 選挙情勢は既に波乱含みだ。スレイマン前副大統領(75)、同胞団のシャーテル前副団長(61)、イスラム厳格派のアブイスマイル氏(50)ら有力候補の失格に続き、選管は24日、シャフィク元首相も不適格と発表。だが、異議申し立てを認め翌日に判断を覆した。

 「アラブの春」に伴うイスラム勢の台頭を警戒する世俗派や前政権支持者はムーサ氏、シャフィク氏を支持。イスラム勢はモルシ氏と、「改革派」の元幹部で世俗派にも浸透を図るアブルフトゥーハ氏との間で支持が割れる可能性がある。

 一方、軍政は「大統領選出までに新憲法を起草すべきだ」との認識を示している。

4208チバQ:2012/04/27(金) 23:42:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120427/mds12042712570000-n1.htm
暫定政府の不信任を決定 リビア、混乱広がる恐れ
2012.4.27 12:57
 AP通信によると、リビアを統治する国民評議会の複数の当局者は26日、同評議会がキーブ首相率いる暫定政府に対する不信任動議を賛成多数で決めたと明らかにした。民兵の国軍への再編成の遅れや選挙をめぐり双方の対立が高まっていた。

 リビアでは内戦の末、昨年8月にカダフィ政権が崩壊。ことし6月には新憲法制定に向けた制憲議会選を予定するなど、新たな国造りの模索が続いている。昨年11月に発足したばかりの暫定政府が解体されれば、国家再建が停滞、混乱が広がる恐れもある。

 当局者によると、不信任は25日の会合で決まったが、後継首相の人選で評議会内の意見が割れており公表を控えている。(共同)

4209チバQ:2012/04/27(金) 23:45:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/mds12042623570007-n1.htm
日本以上の相次ぐ短命政権 ヨルダン首相が辞任 昨年2月以降で3人目
2012.4.26 23:56
 フランス通信(AFP)によると、ヨルダンのハサウナ首相が26日、アブドラ国王に辞表を提出し、受理された。ヨルダンでは昨年2月にリファイ元首相が、同年10月にバヒト前首相が相次いで退陣、短命政権が続く不安定な政治状況にある。

 ハサウナ氏の詳しい辞任理由は不明ながら、最近は選挙法の改正論議をめぐり、野党のイスラム系勢力から批判が強まっていたという。(カイロ 大内清)

4210チバQ:2012/04/27(金) 23:46:46
>>4204
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/mds12042622380005-n1.htm
リベリア元大統領有罪 「血のダイヤ」戦犯判決 国家元首経験者に初
2012.4.26 22:35

元リベリア大統領のテーラー被告(AP=共同)
 【ロンドン=木村正人】死者約5万人を出した1991〜2002年の西アフリカ・シエラレオネ内戦で戦争犯罪や人道の罪に問われた元リベリア大統領のテーラー被告(64)に対し、オランダ・ハーグのシエラレオネ国際戦犯法廷は26日、有罪判決を言い渡した。量刑は5月30日に言い渡され、英国の刑務所で服役するとみられている。

 国家元首経験者が戦争犯罪で国際戦犯法廷により有罪判決を受けるのは第二次大戦のニュルンベルク裁判以来初めて。旧ユーゴスラビアのミロシェビッチ元大統領は国際戦犯法廷で審理中の2006年3月に死去したため公訴が取り下げられた。有罪判決はアフリカ各地やシリアなどでの武力紛争や武力弾圧に対する抑止につながると期待されている。

 判決は内戦当時、隣国リベリアの大統領だったテーラー被告がシエラレオネの反政府武装勢力に「武器と弾薬を供給するなどして支援した」として、被告が武装勢力によるテロ、殺人、婦女暴行、少年兵の徴兵などの残虐行為を支援・幇助(ほうじょ)したと認定した。

 しかし、残虐行為の計画や扇動を認定するには証拠が不十分と述べた。

 被告は「血のダイヤ」と呼ばれたダイヤ原石を武装勢力から受け取る見返りに武器や弾薬を提供。武装勢力は多数の市民の手足を切断したり、少女を拉致、乱暴したりしていた。

 被告は判決を不服として控訴するとみられる。

 06年4月に始まった審理で検察側は合計98人の証人を喚問。10年8月には、被告からダイヤ原石を贈られた英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルさんも証言台に立ち、話題となった。

4211チバQ:2012/04/27(金) 23:55:07
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042601238
ギリシャ総選挙、32党公認=緊縮策反対の小政党乱立
 【ジュネーブ時事】来月6日実施のギリシャ総選挙で、選挙管理委員会の役割を担う最高裁は26日、公認申請した36党のうち条件を満たした32党を認めた。パパデモス政権を支えた中道右派と左派が債務危機を受けた緊縮策を導入したことで支持が急落。その受け皿として相次いで発足した小政党が入り乱れることになる。(2012/04/26-23:31)

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4212チバQ:2012/04/27(金) 23:59:34
http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042701141
連続爆弾テロ、27人負傷=ウクライナ東部の地方都市
 【キエフ時事】ウクライナ東部のドニエプロペトロフスク中心部で27日、連続した10回の爆発があり、非常事態省によると、子供9人を含む少なくとも27人が負傷した。地元メディアが報じた。捜査当局は爆弾テロと断定し、捜査を開始した。
 地方都市で起こった前代未聞の事態に、ヤヌコビッチ大統領は記者団に「わが国全体への新たな挑戦だ」と事件を非難した。
 1回目の爆発は午前11時50分ごろ、オペラ劇場前の路面電車の停留所で発生。続いて数十分置きに映画館近くなど人通りの多い場所が狙われた。(2012/04/27-22:51)

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4213チバQ:2012/05/06(日) 14:13:01
>>4211
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120429/erp12042922220009-n1.htm
ギリシャ総選挙 二大政党に国民反発、支持回復へ「負担緩和」強調
2012.4.29 22:21
 【ベルリン=宮下日出男】欧州債務危機の発端となったギリシャの総選挙は、5月6日の投開票まで1週間を切った。財政緊縮策を欧州連合(EU)と約束した与党の二大政党が過半数を獲得し、再建路線を堅持できるかが焦点。だが、緊縮策を強いられてきた国民の反発は強く、逆風の中、連立を組む二大政党も「負担緩和策」を訴えはじめた。

 最近の世論調査では、与党第二党の新民主主義党(ND)が支持率21〜25%で首位。第一党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が15〜19%で続く。だが、両党を合わせても定数300議席の過半数を得られるかは微妙だ。第三勢力としては、急進左派連合など左派系3党、右派系の独立ギリシャ人党がそれぞれ1割前後の支持を集める。新政権でキャスチングボートをにぎる可能性が高いが、いずれも反緊縮策を前面に掲げる。

 ギリシャでは従来、PASOKとNDの二大政党が交代で政権を担当してきた。両党が連立を組んで昨年11月に発足したパパデモス政権は、支援の条件として緊縮策の実施にEUなどと合意した。だが、国民は「(両党の)長年の放漫財政がそもそもの原因」として、相次ぐ賃金や年金削減などに反発している。

 国民の不満を和らげるため、PASOKのベニゼロス党首は28日、「新税は導入しない」と明言。所得税に上乗せする「連帯税」の廃止なども公約した。NDのサマラス党首も減税や一部年金支給の増額を掲げ、有権者を引きつけるのに躍起となっている。

 欧州ではスペインの財政不安で危機再燃の恐れがくすぶる中、緊縮策重視の危機対応をめぐり、オランダで政権が崩壊。フランス大統領選でもサルコジ大統領が苦戦している。

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220506001.html
極右政党が議席獲得の勢い ギリシャ議会総選挙(05/06 07:40)
ユーロ危機の震源地であるギリシャで6日、議会の総選挙が行われます。緊縮財政による景気後退が深刻になるなか、過激な思想の極右政党への支持が広がっています。

 債務危機を招いたギリシャでは、支援と引き換えに財政再建策が導入されたことで、失業が深刻化するなか、極右政党が議席を獲得する勢いを見せています。今の連立与党は苦戦が伝えられ、選挙結果次第ではギリシャ不安が再燃する恐れもあります。

4214チバQ:2012/05/06(日) 14:15:01
http://mainichi.jp/select/news/20120506k0000m030036000c.html
ギリシャ総選挙:7日に大勢判明 2大政党に厳しい視線
毎日新聞 2012年05月05日 20時00分(最終更新 05月06日 03時21分)

【アテネ伊藤智永】欧州債務危機の震源地となったギリシャで6日、議会総選挙(1院制、定数300)が実施される。7日未明(日本時間同朝)に大勢が判明する。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から突き付けられた緊縮財政路線の是非が争点。緊縮策を受け入れた中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と中道右派・新民主主義党(ND)の2大政党への有権者の怒りは大きく、23年ぶりに単独過半数を獲得する政党がなくなるのは確実な情勢だ。

 緊縮策に反対する左右両派の中小政党に支持が拡散し、約10政党が議会に議席を占めることになりそうだ。このため、2大政党は選挙後も、危機対応のために昨年11月に組んだ大連立を続けざるを得ないとみられている。政権の枠組みは同じでも、共に選挙戦で「増税否定」に追い込まれており、緊縮策の練り直しは避けられない。

 国の借金棒引きの代わりにEUなどから迫られた緊縮策がギリシャ議会で可決された2月。アテネ市内は抗議する市民約10万人であふれた。議会前広場に面した建物の大理石の階段は壊れたままだ。目抜き通りも閑散としている。

 メーデーの5月1日には官民2大労組約5000人、共産党系約1500人のデモと集会があった。「カネを貸し付けてドイツ製品を買わせ、さんざんもうけた揚げ句にいきなり絞り上げるのが公正なやり方か」。3カ月後の今も人々は憤まんやるかたない。

 5月2日夜、公園で開かれた共産党集会で幹部がEU離脱を叫ぶ。会場には「ヨーロッパ人よ、立て」と呼び掛けるポスターがかかる。声を上げていた幹部に尋ねると、「EUから出ても、ギリシャはヨーロッパだ」との答えが返ってきた。

 緊縮策反対の中小政党も、共産党以外はユーロ圏に残り、「EU・IMFの言いなりでなく、緊縮策の再交渉をすべきだ」との立場。危機再燃もやむなしというわけではない。ただ、中小政党や有権者の間には「仏大統領選で緊縮路線見直し派の社会党・オランド候補が勝てば、緊縮一辺倒の風向きが変わるのではないか」という期待がある。

4215チバQ:2012/05/06(日) 14:17:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/mds12050612000002-n1.htm
「アラブのチャプリン」裁判からみえるイスラム勢力の“訴訟テロ”
2012.5.6 12:00 (1/2ページ)
 エジプトを代表するコメディアンで俳優のアーデル・イマームさん(71)が、出演した作品でイスラム教を冒涜したとして実刑判決を受けた裁判の控訴審で、カイロの2つの裁判所が4月、「無罪」と「有罪」のまったく逆の判断を下した。こんな混乱が起きたのは、イマームさんを非難する弁護士が複数の裁判所に同じ内容の告訴をしていたため。その戦術はさながら、表現の自由に対する“訴訟テロ”の様相を呈している。(カイロ 大内清)

 100本以上の映画やドラマに出演し、アラブ世界全体で高い人気を誇るイマームさん。ナンセンスなドタバタ喜劇だけでなく、社会派映画にも多数の主演作があり、「アラブのチャプリン」の異名もとる俳優だ。

 そんなイマームさんや仕事仲間のシナリオライターらに対し昨年、イスラム教の原点回帰を唱えるサラフ主義者の弁護士が、イスラム過激派を題材にした映画でイスラム教の伝統を冒涜したと告訴。カイロの裁判所は今年2月、一審判決で懲役3月と100エジプト・ポンド(約1300円)を判決を言い渡した。

 ところがその後、実はこの弁護士が、カイロ市内の別の裁判所にも同じ内容の訴えを起こしていたことが判明。こちらでは、「平和的に意見表明している人間が罰せられるいわれはない」と表現の自由が尊重され、無罪が言い渡された。

 同時期に行われた今回の控訴審では、両裁判所がそれぞれの一審判決を支持、判断が真っ二つに分かれる結果となった。

 なぜ、こんなことが起きるのか。

 イマームさんの事件の経緯に詳しい法律専門家ハーリド・バダウィ氏によると、同国の司法制度では、告訴人、告訴内容、被告人がまったく同じであっても、裁判所が違えば別々の事案として扱われる。告訴したサラフ主義弁護士は、告訴が受け入れられなかった場合の“保険”をかけていた、というわけだ。

 裁判官の中にはイスラム勢力に同情的な判決を連発することで知られる者もいるため、そのような裁判官がいる裁判所を狙い撃ちして告訴している可能性もある。

 こうしたことから、バダウィ氏は「この弁護士はあちこちで同じ訴えを起こしている可能性がある。(被告の)イマームさんも、何カ所で訴えられているか分からないのではないか」と語る。

 実際、イマームさんは有罪判決後の汎アラブ紙アッシャルクルアウサトのインタビューで、「欠席裁判で判決が言い渡されたことに驚いた。誰だか知らないが、こんな訴えを起こす人間は宗教の何たるかを理解していない!」と憤りをあらわにした。

 一連の裁判でイマームさんが標的となったのは、有名であるがゆえにアナウンス効果が高いと判断されたためだとみられるが、こうした乱暴な訴訟戦術が拡大すれば、質の高い映画やドラマ、小説を送り出してきた同国の表現の自由を脅かす可能性もある。

 あるエジプト人記者は「知らないうちに宗教の名の下に訴えられるようなことが続けば、誰もが怖がって萎縮してしまう」と懸念を示す。

 国民的スターを襲った災難。インターネット上では「アーデル・イマームはその演技で私たちを感動させたり笑わせたりしてくれる。裁判所はその彼に対する判決で私たちを泣かせようとしている」などと、イマームさんを応援するメッセージが目立っている。

4216チバQ:2012/05/06(日) 14:20:50
>>4205-4206
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000052-mai-int
<仏大統領選>オランド氏優勢 社会党大統領の可能性
毎日新聞 5月5日(土)20時24分配信

 【パリ篠田航一、宮川裕章】フランス大統領選は6日、右派・国民運動連合の現職、ニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前党第1書記(57)による決選投票が実施される。世論調査ではオランド氏が優勢を保ち、フランソワ・ミッテラン元大統領以来、17年ぶり2人目の社会党大統領となる可能性が高まっている。

 4月22日の第1回投票ではオランド氏が得票率28.6%で首位、サルコジ氏が27.2%。5月3日以降の支持率世論調査ではオランド氏が4〜7ポイント差でリードしている。

 欧州債務危機で緊縮財政路線を強いられてきたサルコジ氏は4日、「(放漫財政の末に危機に陥った)ギリシャやスペインのようになりたいのか」とテレビで述べ、成長・雇用のための財政出動を視野に入れるオランド氏を批判した。対決する2人は財政政策だけでなく、同年齢ながら、対照的な人生を歩んできた。

 オランド氏は北部ルーアン出身。医師の父と社会福祉士の母の間に生まれ、国内最難関エリート校の国立行政学院(ENA)を卒業後、会計検査院の検査官になる。81年のミッテラン政権誕生後、中南部コレーズ県を拠点に政治活動を始め、88年に国民議会(下院)選に当選した後は持ち前の調整力を武器に党内の信頼を得ていく。

 20年以上の付き合いというコレーズ県チュルのカフェ「ルサントラル」支配人ジャン・プーミエさん(85)は「よく2人で飲むが、ひたすらチョコやケーキを食べながら町の景気を聞いてくる。政治家には珍しく自分の話はしないし、怒らず威張らない」と評する。選挙期間中は甘い物を断って10キロやせたが、決選投票の6日はこの店でランチを予約し、イチゴケーキを注文しているという。

 これに対して、サルコジ氏はハンガリー貴族出身の移民2世としてパリに生まれたが、幼少期に両親が離婚。パリ政治学院に入学後は花を売ったり、庭師をしながら勉学を続けたが、苦手の英語がネックで落第、中退した。だが猛勉強の末、弁護士資格を取得し、シラク前大統領に見いだされ政界入り。93年、パリ西郊ヌイイ市長時代に起きた幼稚園立てこもり事件で武装容疑者の説得にあたり、子供たちを救出したことで一躍、「果断な男」との評価を得た。

 自宅にも仕事を持ち込む猛烈ぶりで、妻で歌手のカーラ・ブルーニさん(44)は「ピザ片手に自室にこもり、パソコンや書類に向かっている。家族での食事もほとんどなく、時には1日20時間以上仕事することもある」と仏誌に語る。内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電によると、サルコジ氏を間近で見た米外交官は「頭の回転が速いが、怒りっぽくせっかち」と評した。

 パートナーも対照的だ。サルコジ氏は前夫人と別れた後、スーパーモデル出身のブルーニさんとの派手なロマンスが話題をさらった。オランド氏は、07年大統領選でサルコジ氏に敗れたセゴレーヌ・ロワイヤル元家庭・児童担当相と別れ、パリマッチ誌の政治記者バレリー・トリルベレールさん(47)と暮らす。トリルベレールさんは目立つのを嫌い、自身の写真が新聞の1面に載った時は「ショックだ」と語ったという。

4217チバQ:2012/05/06(日) 14:21:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000086-san-int
仏大統領選 原発論議は沸かぬまま、債務危機深刻化に関心薄まる
産経新聞 5月6日(日)7時55分配信

 【パリ=宮下日出男】フランス大統領選は6日、決選投票が行われる。即日開票され、同日深夜(日本時間7日朝)にも大勢が判明する。今回の大統領選では社会党候補、オランド前第1書記が電力の原子力発電依存率を大幅に引き下げることを公約に掲げ、米国に次ぐ世界第2位の原発大国のあり方が争点になるとみられていた。だが、債務危機対応や雇用問題が喫緊の課題として浮上する中、原発に関する論議は低調に終わった。

 フランスは原発58基を持ち、電力の75%を原子力発電が占める。オランド氏は昨年11月、「脱原発」を掲げる環境派政党、ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV)と2025年までにこれを50%まで引き下げ、原発24基を段階的に閉鎖することで合意した。

 フランスでは福島第1原発事故や、昨年9月に南部マルクールの原子力関連施設で死者1人を出した爆発事故を受け、原子力の安全性への懸念が高まり、EELVから大統領選に出馬したジョリ氏の支持が上昇したこともあった。だが、債務危機の深刻化で有権者の関心は雇用問題に向き、ジョリ氏の第1回投票の得票率も約2%に低迷した。

 サルコジ大統領とオランド氏による2日のテレビ討論でも原発は議題に上ったが、約3時間の討論のうち原発に割かれたのは15分程度。議論は深まらなかった。原発は雇用を支える基幹産業であり、オランド陣営も雇用重視の立場から踏み込めなかった側面もある。

 国家の独立を守る手段として、核抑止力を国防の要とするフランスにとり、原発はエネルギー面での独立を確保する根幹。「減原発」を掲げるオランド氏も、原発が主要なエネルギー源であり続けるとの認識は示しており、「脱原発」とは明確に一線を画している。

4218チバQ:2012/05/06(日) 14:21:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000065-mai-int
<仏大統領選>「主要政党に絶望」カギ握る極右首位の村
毎日新聞 5月4日(金)22時38分配信


拡大写真
行き詰まる政治に抗議する意味を込め、マリーヌ・ルペン氏に投票した酪農家のドゥニ・ブルギニョンさん=仏北西部サンクリストフルジャジョレで2012年4月27日、宮川裕章撮影

 右派・国民運動連合のニコラ・サルコジ大統領(57)と左派・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が対決するフランス大統領選の決選投票(6日)で極右・国民戦線の動きが注目されている。マリーヌ・ルペン党首(43)は「白票を投じる」と支持者に事実上、自由投票を促した。4月22日の第1回投票でルペン氏が首位だった仏北西部の村を歩いて聞こえてきたのは、経済行き詰まりへの不満と、主要政党への抗議の声だった。【サンクリストフルジャジョレ(仏北西部)で宮川裕章】

 「サルコジ大統領の5年間で金持ちは豊かになった。だが、ガソリン代は上がり、自分らの給料は下がった」。中世の面影を残す仏北西部サンクリストフルジャジョレ村。第1回投票でルペン氏を支持したトラック運転手のカルロスさん(59)が語る。人口256人の村は産業がなく、住民の大半は約10キロ離れた地方都市アルジャンタンに車で通勤する。

 この村では、過去2回の大統領選で国民戦線候補の得票率は10%前後だったが、今回、ルペン氏は29.79%を記録。サルコジ氏の25%、オランド氏の24.47%を上回り、首位に立った。「予期しない結果で、投票日の夜は眠れなかった」。そう語るミシェル・ルラ村長(61)は地元紙に「投票結果は驚きであり、残念で、恥ずかしい」との手記を載せた。

 地中海料理販売業のアブデロアアブ・ブクリエさん(50)はモロッコ出身。「村に2人」という移民系フランス人の一人だ。国民戦線には移民排斥のイメージがつきまとうが、「村には移民問題も治安の不安もない。ルペン氏への票は外国人を排斥する感情ゆえのはずはない」と語る。

 サンクリストフルジャジョレ村を管轄するバスノルマンディー州オルヌ県では505市町村中52市町村で国民戦線が首位に立った。州議会議長のロラン・ボベ氏(59)は「『自分たちは見捨てられた』との住民感情の反映だ」と指摘する。オルヌ県の主要都市アルジャンタンでは工場閉鎖が相次ぎ、近くのトルン村は無医村だ。「公共サービス・医療体制の不備、産業空洞化で住民が絶望している」という。

 第1回投票でルペン氏に投票した農家のドゥニ・ブルギニョンさん(55)は「地元経済の状況や行政サービスの不足よりも、政治への絶望が大きい」と語る。07年の前回大統領選ではサルコジ氏に投票した。「公約を守れなかったサルコジ氏への怒りはある。一方、オランド氏が公約に掲げる大規模雇用は赤字財政下で実現できると思えない」

 ブルギニョンさんは、ルペン氏に集まった票について「信用できなくなった2大政党と政治への抗議の票だ」と解説する。現状への異議申し立ての色彩が濃いルペン票は決選投票でオランド氏とサルコジ氏のどちらに向かうのか。その動向が2候補の勝敗を左右することになりそうだ。

4219チバQ:2012/05/06(日) 14:28:35
>>4180
オランド29%
サルコジ27%
ルペン 国民戦線        18% →支持なし
メランション 急進左派・左翼党 11% →オランド支持
バイル 中道・民主運動     9%  →オランド支持
ジョリ 緑の党・欧州エコロジー 2%  →オランド支持

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012050502000097.html
仏大統領選 中道票もオランド氏
2012年5月5日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】フランス大統領選は、現職の保守・国民運動連合、サルコジ氏(57)と社会党、オランド氏(57)による決選投票が六日、実施される。第一回投票で五位(得票率約9%)だった中道・民主運動のバイル議長(60)が三日、オランド氏への投票を表明。選挙戦最終盤で、劣勢のサルコジ氏はいっそう窮地に立たされた。

 バイル氏は記者会見で、反移民など右傾化戦術を強めてきたサルコジ氏を批判し「極右層の支持を追い求めてきた。私たちの価値観に合わない」と発言。支持者に「自由投票」を呼び掛けたが、自らはオランド氏支持を明言したため、議長支持票の多くはオランド氏に流れるとみられる。

 民主運動は前身の仏民主連合時代から保守に近く、トップによる左派支持表明はきわめて異例。中道票を期待するサルコジ氏には打撃となった。第一回投票で三位の極右・国民戦線、ルペン氏(43)は白票、四位の左派戦線、メランション氏(60)はオランド氏支持を明らかにしている。

 一方、二日に行われたテレビ討論では、サルコジ、オランド両氏が、白熱した論争を繰り広げた。サルコジ氏の劣勢挽回の数少ない機会だったが、討論後の世論調査によると、オランド氏の議論の方が上だったとする回答が42%で、サルコジ氏の34%を上回った。世論調査各社の選挙戦最後の支持率調査ではオランド氏が5〜7ポイントのリードを保っている。

4220チバQ:2012/05/06(日) 14:32:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120504/erp12050417180010-n1.htm
オランド氏、強気姿勢強める 「ソフト」イメージ払拭も あす決選投票 
2012.5.4 17:16 (1/2ページ)

パリ近郊にあるスタジオでのテレビ討論の後、支持者に手を振るフランスのオランド前社会党第1書記=2日(ロイター)
 【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の決選投票が6日に迫り、右派与党の現職、サルコジ大統領に対し、世論調査で優位を保つオランド氏の強気の姿勢が目立ってきた。最終決戦前の最大の山場となったテレビ討論では自ら「共和国大統領」と称し、激しい応酬は「ソフト」な従来のイメージを払拭したとも評される。決選投票のカギをにぎる極右・国民戦線(FN)とも一線を画した。

 「まだ(投票態度を)決断できない人は多いが、討論で納得してもらえると願う」。オランド氏は3日、南部トゥールーズでの集会でこう語り、2日夜の討論の成果に自信を示した。6日には「希望の瞬間が欧州全体で感じられるだろう」とも表明し、勝利への自信もみせた。

 テレビ討論では、サルコジ、オランド両氏が債務危機対応や雇用政策などの幅広い課題で激しい議論を交わした。3日公表の世論調査会社LH2の調査では、「説得力があった」との回答はオランド氏が45%で、サルコジ氏(41%)を上回った。

 オランド氏は討論で「あなたはいつでも自分のミスだと言わない」などと厳しい口調で、債務危機対応などでのサルコジ氏の「失政」を追及。サルコジ氏が示す経済統計には逐一、「間違いだ」とかみつくなど、従来の「温和」な印象と異なる攻撃的な姿勢を見せた。仏専門家は「ソフトで曖昧という弱点が克服された」とも指摘する。

 オランド氏は「私、共和国大統領は閣僚の倫理基準をつくる」などと、すでに大統領になったかのような表現を計15回使用。大統領になることを「可能性(の問題)でなく、確信しているかのよう」(仏紙ルモンド)にも振る舞った。

 オランド氏は4月22日の第1回投票でサルコジ氏を上回り、首位となったものの、決選投票では過去最高の得票率を記録したFNのルペン党首の支持者の動向が重要とされている。

 だが、3日の集会では2002年の大統領選でルペン氏の父に敗れたジョスパン元首相も加わり、オランド氏は「悲惨な記憶を一掃したい」と強調。第1回投票直後はルペン氏支持層に配慮する発言もあったが、最近は「へつらうことはしない」と述べ、FNとは明確に一線を引いている。

 左派の支持を固め、ルペン氏もサルコジ氏支持に回らなかったことが、オランド氏の自信の背景にあるとみられる。3日には中道・民主運動のバイル議長もオランド氏支持を表明した。

4221チバQ:2012/05/06(日) 14:33:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120426/erp12042622180006-n1.htm
「ルペン票」間合いに苦慮 サルコジ氏、極右政党との協力否定に躍起
2012.4.26 22:17 (1/2ページ)
 【パリ=宮下日出男】5月6日のフランス大統領選決選投票に向け、第1回投票で過去最高の得票率を記録した極右・国民戦線(FN)支持者の取り込みをめぐり、サルコジ大統領と最大野党の社会党候補、オランド前第1書記の駆け引きが活発化している。ただ、極右政党への露骨なすり寄りは他の支持層の離反を招く恐れがある。両候補はFNとの間合いをとるのに苦慮しそうだ。

 第1回投票では28・6%を獲得したオランド氏が首位で、27・2%のサルコジ氏が2位。両氏で争われる決選投票では、17・9%で3位につけたFNのルペン党首の支持者の動向がカギをにぎるとされている。

 サルコジ氏は25日、仏ラジオで「FNとの取引はなく、入閣することもない」と、再選した場合のFNと協力の可能性を否定するのに躍起となった。

 24日、サルコジ氏はルペン氏にも立候補の権利があり、その結果は「非難されるべきではない」「共和国(の精神)と矛盾しない」と発言。これが国内外に衝撃を与えたルペン氏の躍進を容認するかのように受け止められ、連携の疑念を生んだ。オランド氏も「(支持者だけでなく)極右のリーダーにもこびるのは行き過ぎだ」と批判した。

 だが、オランド氏も24日にはルペン氏が第1回投票で2位の得票率を得た工業地域を視察。25日はテレビで「労働者は将来の雇用に戸惑っていた。私はその怒りに耳を傾けた」と述べ、ルペン氏の支持者を取り込む動きをみせている。

 今回の選挙では低所得者など従来の左派支持層の一部がルペン氏支持に流れたとされる。オランド氏も仏紙に対し、「ルペン票」の多くが本来は左派支持者だと語っており、決選投票での取り込みを加速させる。

 こうした動きは一方で左派に警戒心を生んでいる。決選投票でオランド氏の支持に回った左派戦線のメランション氏は「(オランド氏は)われわれなしでサルコジ氏を負かすことができないはずだ」と述べ、極右支持層への過度の傾斜が左派層の離反を招くと警告した。

4222チバQ:2012/05/06(日) 14:37:58
>>3918>>3920>>3923-3924
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120506/k10014915251000.html
イラン ハメネイ師派が議会選挙圧勝
5月6日 11時17分イランでは、議会選挙の決選投票で最高指導者のハメネイ師を後ろ盾とする強硬な勢力が圧勝し、ハメネイ師との確執が伝えられるアフマディネジャド大統領は、さらに厳しい政権運営を迫られることになりそうです。

イランではことし3月に議会選挙が行われ、290の議席のうち65議席が必要な得票数に達しなかったため、今月4日、決選投票が行われました。
今回の議会選挙は、当局の厳しい取締りで改革派の多くが選挙に参加せず保守派どうしの争いとなり、複数の地元メディアによりますと、5日の開票の結果、最高指導者のハメネイ師を後ろ盾とする強硬な勢力が7割以上の議席を得て圧勝しました。一方、ハメネイ師との確執が伝えられるアフマディネジャド大統領の支持派は議席を大幅に減らしました。
アフマディネジャド大統領の政敵であるラリジャニ国会議長は「選挙は大成功を収めた」と選挙結果をたたえました。
イランでは来年6月に大統領選挙が行われる予定で、任期が切れるアフマディネジャド大統領は、自身に近い人物を後任に擁立したい意向と見られていますが、大統領は残りの任期の間、より厳しい政権運営を迫られることになりそうです。

4223チバQ:2012/05/06(日) 14:40:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/erp12050600370000-n1.htm
7日にプーチン大統領復帰 メドベージェフ氏、失望招いた「改革」路線 首相就任も政治生命は不明
2012.5.6 00:34 (1/2ページ)

ロシア新大統領に返り咲いたプーチン氏(AP)
 【モスクワ=佐々木正明、遠藤良介】3月のロシア大統領選で当選した最高実力者、プーチン首相(59)の大統領就任式が7日に行われるのに伴い、プーチン氏と「双頭政権」を組んできたメドベージェフ現大統領(46)が1期4年限りで退任する。メドベージェフ氏は政権内のリベラル派として改革路線を打ち出したものの、多くはかけ声倒れに終わり国民の失望を招いた。同氏は次期政権の首相職を約束されているが、その政治生命には疑問符も付けられている。

 メドベージェフ氏は米アップル社のタブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」を愛用する“電脳型”だ。2008年の前回大統領選でプーチン氏は、憲法の連続3選禁止規定に従って若いメドベージェフ氏を後継指名し、自らは首相に退いた。

 旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン氏がメドベージェフ氏を後継に選んだのは、まずは退任後に自らが脅かされることがないと考えたためだ。さらには「双頭政権」の体裁をとることで、リベラル志向の強い都市部住民や若年層に政権の支持基盤を固める戦略もあった。

 実際、メドベージェフ氏は在任中、汚職との戦いや経済「近代化」、中央集権の是正や司法の独立など改革路線を宣言。政治・経済の国家統制による「安定」を重視したプーチン氏の前回大統領期(00〜08年)との違いをアピールした。

 だが、政権内のシロビキ(治安・特務機関の出身者など武闘派)による抵抗を前に目立った業績は残せなかった。地下資源に依存する後進的な経済構造は改まらず、過去2年間の経済成長率は年4%台と主要新興国の中で出遅れたまま。汚職対策もメドベージェフ氏自身が「成果はささやかだ」と認めている。

 それでも残っていたメドベージェフ氏への期待を打ち砕いたのが昨年9月、プーチン氏と役職を交代する“たすきがけ人事”を発表したことだ。「メドベージェフがプーチンの弟分にすぎず、期待は幻想だった」(観測筋)とメドベージェフ氏の支持層は感じ、これが昨年12月以降のモスクワで相次いだ大規模な反政権デモにつながった。

 8日にも首相に就任する見通しのメドベージェフ氏には、年金や医療・福祉の改革など難しい政治課題が立ちはだかる。同氏が早い時期に、スケープゴートとして“お払い箱”になる可能性を指摘する見方も出ている。

4224チバQ:2012/05/06(日) 14:46:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120504/erp12050417070009-n1.htm
「中間試験」の英統一地方選 連立政権側が地滑り的大敗
2012.5.5 00:33
【ロンドン=木村正人】2010年5月に英国で第二次大戦後初めて誕生した保守・自民連立政権の「中間試験」となる統一地方選の投開票が3日、行われた。4日午後5時(日本時間、5日午前1時)までの開票の結果、最大野党・労働党が760以上議席を増やし、連立政権側は地滑り的大敗を喫した。キャメロン首相率いる保守党は温めて販売するパイに付加価値税(日本の消費税に相当)を課す予算案を3月に発表してから人気が急落、党内からキャメロン降ろしの声が出てきそうだ。

 3年後に予定される次期総選挙を占う今回の統一地方選はイングランド、スコットランド、ウェールズ3地方の計181議会選とロンドンなど3市長選、ロンドン市議会選が行われた。

 英BBC放送によると、イングランド地方での保守党の得票率は2008年の統一地方選より9ポイント減の31%。労働党は17ポイント増の39%、自由民主(自民)党は8ポイント減の16%だった。4日午後5時までの時点で、労働党は769議席増の1992議席、保守党は396議席減の984議席、自民党は303議席減の392議席。

 予算案の発表後、キャメロン政権では英衛星放送会社の完全子会社化を目指す米ニューズ・コーポレーションとの癒着疑惑、イスラム過激派の強制送還をめぐる不手際などが相次ぎ、政権誕生以来、最大の危機に直面している。

 「五輪の顔」を選ぶロンドン市長選は政党より候補者を選ぶ要素が強く、保守党のボリス・ジョンソン現市長の優勢が伝えられる。今後、キャメロン首相との間で熾(し)烈(れつ)な党首ポスト争いが繰り広げられそうだ。


http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050400404
連立与党が惨敗=増税に批判票−英地方選
 【ロンドン時事】英国の181の地方自治体で3日、選挙が行われ、4日までの開票の結果、国政で連立与党となっている保守党と自民党が惨敗した。増税や歳出カットなどキャメロン政権の政策に批判が集中したとみられる。
 BBC放送によると、保守党はキャメロン首相(党首)の選挙区でも議席を失うなど約400議席を減らした。自民党は250以上の議席減となり、1988年の結党以来保有議席が最低に落ち込んだ。これに対して国政で野党第1党の労働党は、700を大きく超える議席増を記録した。投票率は推定32%だった。(2012/05/05-00:24)

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4225チバQ:2012/05/06(日) 14:47:52
http://www.asahi.com/international/update/0505/TKY201205050193.html
英地方選で与党2党惨敗 緊縮策に批判、政権運営困難も関連トピックス総選挙オリンピック
 英国で3日、181地方議会選の投票があり、国政与党の保守党と自由民主党が惨敗した。キャメロン政権の緊縮策に批判が集まったとみられる。ロンドン市長選では、保守党の現職ボリス・ジョンソン氏(47)が勝ち、保守党は夏の五輪開催都市の顔は死守した。

 ジョンソン氏はボサボサの金髪頭と過激な発言で知られ、「次の保守党党首」と目される。逆風を党派を超えた人気ではね返した。

 英BBCによると、議会選では国政で野党第1党の労働党が全国で推定38%を得票し、計2158議席を獲得。保守党は31%、計1005議席にとどまった。自民党は16%、計431議席だった。労働党は英中部リバプール、サルフォード両市の市長選でも勝った。

 2010年5月に発足した保守、自民両党の連立政権は財政赤字の削減を最大の課題とし、消費増税や福祉手当の削減をしてきた。当初は幅広い支持を集めたが、国民に歳出削減の痛みが広がり、景気後退や閣僚のスキャンダルが最近相次いで判明したことも響いたとみられる。次の総選挙までは3年あるが、政権運営は厳しさを増しそうだ。

 保守党党首のキャメロン首相は「これからも困難な決断を下す」と緊縮策を続ける方針を強調。労働党のミリバンド党首は「労働党は全国で人々のそばに戻ってきた」と勝利宣言した。(ロンドン=伊東和貴)

4226チバQ:2012/05/06(日) 14:48:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120505/erp12050520480008-n1.htm
ボサボサ頭と自転車通勤 ロンドン五輪の「顔」 再選されたボリス市長
2012.5.5 20:47

ボリス・ジョンソン氏(AP)
 【ロンドン=木村正人】3日投票のロンドン市長選で現職の保守党ボリス・ジョンソン氏(47)が4日、返り咲きを狙った労働党のケン・リビングストン氏(66)を破り、再選された。任期は2016年までの4年間。英統一地方選で保守党が大敗を喫する中、金髪のボサボサ頭と自転車通勤がトレード・マークの“ボリス人気”の根強さを改めて印象づけた。

 最終的な得票率はジョンソン氏51.5%、リビングストン氏48.5%。統一地方選で最大野党・労働党は823議席増と大勝利を収めたのに対し、保守党は405議席減、連立相手の自由民主党は336減。

 「首相は(名門私立校)イートンでもオックスフォード大でも僕の2年後輩だった」。ジョンソン氏は周囲に保守党党首のキャメロン首相への対抗意識をあらわにしている。ロンドン五輪の「顔」としての大役を務めた後、15年に予定される次期総選挙で下院議員に転身、党首ポストを狙うとの見方がもっぱらだ。

 デーリー・テレグラフ紙の記者時代、欧州連合(EU)について「ブリュッセルにバベルの塔が築かれている」と皮肉るなど、欧州懐疑派として鳴らした。それだけに、キャメロン首相と距離を置き始めた党内右派の支持も集まりそうだ。

 記者の質問にジョークを交えて答えるなど「愛されるキャラクター」を演出、周囲には笑い声が絶えない。英紙タイムズの見習い記者時代、退屈な記事を面白くするため談話を作って解雇された後、デーリー・テレグラフ紙に拾われるなど、打たれ強いのも特徴だ。

 市長時代に渋滞税を導入したリビングストン氏に比べて、ジョンソン氏は「ボリス・バイク」と呼ばれる公共自転車を普及させるなど政策面は非常に手堅い。

4227チバQ:2012/05/06(日) 14:49:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120503/erp12050300320000-n1.htm
暴動の発火点の街、傷痕癒えないまま3日にロンドン市長選
2012.5.3 00:24 (1/2ページ)

90歳になってもハサミさばきは健在というアラン・バイバーさん。昨夏の暴動では理髪店の店内を破壊された(木村正人撮影)
 【ロンドン=木村正人】昨年8月、暴動や略奪が吹き荒れたロンドンで3日、市長選が行われる。保守党のボリス・ジョンソン市長(47)と返り咲きを狙う労働党のケン・リビングストン候補(66)による事実上の一騎打ち。2人とも街頭警官増強などの方針を打ち出すが、暴動の発火点となったトッテナムの商店街には客足が戻らず、住民は悲鳴を上げている。

 アラン・バイバーさん(90)はトッテナムで41年間、経営していた理髪店が昨夏の暴動で破壊され、すべてが奪われた。自身は不在のため無事だった。

 手元には約70年間、持ち歩いている理髪用ハサミや手動バリカンの道具一式が残った。サッカーのイングランド代表、ピーター・クラウチ選手も常連客の一人だった。

 第二次世界大戦中、陸軍にいたバイバーさんはロンドンでナチス・ドイツの空爆に応戦。米赤十字の熱心な支援者で訪英したエレノア・ルーズベルト米大統領夫人(当時)から激励されたこともある。

 「あのころはみんなが助け合っていたのに、すっかり世の中は変わってしまった。暴動は戦争よりひどい体験だった」。バイバーさんはしんみりと語った。

 激励の寄付が3万ポンド(約390万円)集まり、2カ月後に理髪店を再開した。「客足は戻らないね。私は90歳になっても働いている。暴動を起こしたやつらときたら、働きもせず生活保護を受けている連中さ」とため息をつく。

 中近東の焼き肉料理、ケバブの店を経営するトルコ系移民、アリ・アバジさん(35)は区役所と協力し「アイ・ラブ・トッテナム」と書かれた旗やハンドバッグを配布した。「町を壊したのは外から来た便乗犯だ。市長には閉まったままの郵便局やジムを早く再開してほしい」と訴える。

 ジョンソン市長は暴動発生時、夏季休暇中で対応が遅れたと批判されたが、他の被害現場に清掃のためブラシ持参で現れて人気を回復し、2月以降の世論調査ではリビングストン候補を常にリード。緊縮財政を進める保守党に逆風が吹く中、再選を果たせば同党党首のキャメロン首相を脅かす存在になるのは必至だ。

 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのパトリック・ダンリビー教授は、ジョンソン市長の業績をめぐり、「社会格差は一向に縮まっておらず、暴動とは別の形で再び問題が噴出するだろう」と指摘した。

4228チバQ:2012/05/06(日) 14:56:01
>>4071-4072
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120506/erp12050614350004-n1.htm
セルビア大統領選 親欧米派と民族派で決選か
2012.5.6 14:35
 セルビアで6日、大統領選挙の投票が始まった。4月に大統領を辞任した親欧米のタディッチ氏と、野党の民族派、セルビア進歩党のニコリッチ党首の事実上の一騎打ち。世論調査によると、タディッチ氏が小差で優勢だが、当選に必要な過半数の得票には届かないとみられ、両氏は20日の決選投票に進む見通しだ。

 議会(定数250)選挙も同時に実施。セルビア進歩党が支持率で首位に立ち、タディッチ氏の民主党が追うが、両党とも単独での過半数獲得は困難な情勢で、他党との連立交渉が焦点となる。

 両選挙の投票は6日午後8時(日本時間7日午前3時)に締め切られ即日開票する。大勢判明は6日深夜の見通し。(共同)

4229チバQ:2012/05/06(日) 14:56:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000049-mai-int
<コソボ>少数派のセルビア人 独自地方選強行の構え
毎日新聞 5月5日(土)20時14分配信


コソボ北部ズビンポトクの入り口で通行者を確認するセルビア人「自警団」の若者たち。コソボ当局からの訴追を避けるため、匿名で取材に応じた=2012年5月3日撮影

 コソボに暮らす少数派のセルビア人が6日、結びつきの強い隣国セルビアの選挙に合わせ、コソボ北部で独自に地方選を強行する構えを見せ、緊張が高まっている。アルバニア人主体のコソボ政府は投票阻止を警告。セルビア政府も中止を命じ、国際治安部隊も増派された。セルビアとコソボが欧州連合(EU)加盟を視野に接近する中、取り残された形のコソボのセルビア人はセルビア本国への失望感を深めている。【ミトロビツァ(コソボ北部)で樋口直樹】

 「ここはセルビアだ」−−。コソボ北部の主要都市ミトロビツァから北西へ車で約30分。地方選が行われるズビンポトクに向かう山道にはセルビア国旗が掲げられ、巨大な看板が立つ。北大西洋条約機構(NATO)が指揮する国際治安部隊の検問所を通り抜けると、丸太と鉄パイプのバリケードが現れた。

 脇の小屋から屈強な男たちが目を光らせる。「STOP NATO」の横断幕が目を引く。昨年7月、コソボ警察部隊の進入に激怒したセルビア人はバリケードで道路を封鎖し、国際部隊と衝突。以来、両者のにらみ合いが続いている。

 「NATOがアルバニア人(コソボ政府)の味方なのは明らかだ」。農業を営む男性(26)が爆音をとどろかせる軍用ヘリをにらみ上げた。NATO軍は99年のセルビア空爆でコソボ紛争を終わらせ、セルビアからのコソボ独立を事実上後押しした。セルビア人の恨みは深い。

 怒りの矛先は地方選中止を命じたセルビア本国にも向かう。男性は「(セルビアの)EU加盟のために犠牲になれというのか。これはセルビア人が故国(コソボ)で生き残るための戦いだ。アルバニア人はここに入れない」と声を震わせた。ズビンポトクのジュロビッチ副市長は「セルビアの法に従って、あくまでも地方選を行う」と強気だ。

 セルビア人当局によると、コソボ北部の住民はセルビア人約7万5000人、アルバニア人約5000人。6日にはセルビアで大統領選、議会選などが実施され、コソボでも「在外投票」が行われる。

4230チバQ:2012/05/06(日) 15:01:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120503-OYT1T00771.htm
米・アフガン協定に対抗、タリバンが攻勢宣言


 【イスラマバード=横堀裕也】米国とアフガニスタン両政府が2日、「戦略的パートナーシップ協定」に調印したことを受け、これまで駐留外国軍撤収を求めて戦ってきた旧支配勢力タリバンの反発は必至だ。


 タリバンは同日、声明で「3日から春の軍事作戦を開始する」と宣言した。タリバンは例年、厳冬期は攻撃を控え、春先に攻勢を強める傾向にある。

 昨年も同様の声明を発表しているが、報道官は読売新聞に対し、「米アフガン両政府の協定締結を受けた措置だ」と言明。協定締結に対抗する意思を示した宣言であると強調した。

(2012年5月3日21時56分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120502-OYT1T01039.htm
アフガン首都で自爆テロや銃撃戦、7人死亡


 【イスラマバード=横堀裕也】アフガニスタンの首都カブールで2日、外国人が多く利用する宿泊施設が武装勢力に襲撃され、内務省によると、入り口付近での自爆テロや銃撃戦で警備員ら計7人が死亡、17人が負傷した。


 襲撃は、オバマ米大統領がカブールへの電撃訪問を終えた数時間後だった。タリバン報道官は本紙に対し、「オバマと、我が国を米国に売ろうとする(アフガン大統領の)カルザイへの抗戦だ」と述べ、米アフガン両政府が同日調印した「戦略的パートナーシップ協定」に反発して犯行に及んだことを明らかにした。

(2012年5月2日20時10分 読売新聞)

4231チバQ:2012/05/06(日) 15:11:48
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201205030423.html
2012年5月3日23時49分
イスラエル総選挙、前倒しへ 右派主導政権維持の公算関連トピックスイラン総選挙
 イスラエルの与党リクードは2日、2013年秋の任期満了までに行われる総選挙を前倒し実施するため、国会を解散する法案を提出した。ハアレツ紙によると、主要野党と早期実施で合意しており、法案は来週にも可決される見通し。投開票日は9月4日を軸に調整されている。

 イスラエルの総選挙は完全比例代表制(定数120)で任期は4年。マアリブ紙の最新の世論調査は、リクードが31議席(現27議席)を獲得、野党の中道左派労働党が18議席(同8)に伸び、最大野党カディマは11議席(同28)に激減すると予測している。右派主導連立のネタニヤフ政権の維持に有利な状況だ。

 労働党など野党は、昨夏に大規模なデモに発展した生活格差問題を争点に選挙を戦う見通し。一方、与党側はイランの核など安全保障問題を前面に出すとみられている。(エルサレム=山尾有紀恵)

4232チバQ:2012/05/06(日) 15:19:58
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2875666/8884239
大統領選控えたエジプト、軍政終結求めるデモ隊を暴徒が襲撃
2012年05月03日 06:58 発信地:カイロ/エジプト

【5月3日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)の国防省付近で2日、軍政の終結を求めて泊まり込みをしていたデモ隊が、正体不明の暴徒に襲撃され20人が死亡した。

 エジプトの大統領選挙管理委員会により、大統領選への立候補が認められなかったスンニ派原理主義の一派サラフィスト系のハゼム・アブイスマイル(Hazem Abu Ismail)氏の支持者らが4月28日から泊まり込みを続けていた。

 当局によると、暴徒によるデモ隊襲撃は激しい衝突に発展し、双方が火炎瓶や石を投げ付けた。軍当局者はAFP通信に、衝突を鎮圧するため部隊が投入されたと話した。暴動を受け、大統領選の候補者4人は選挙運動を一時停止すると発表した。

 同国ではムバラク前政権崩壊後、初めての大統領選が5月23、24両日に行われる予定だが、政治的緊張が高まっている。暫定統治するエジプト軍最高評議会は、軍政終結を求めるデモを鎮静化するため、選挙の第1回投票で当選者が決まれば、6月末に予定していた民政移管を5月24日に前倒しする用意があると表明した。第1回投票で当選者が決まらなかった場合には、6月16、17日の両日に決選投票が行われる予定になっている。 (c)AFP

4233チバQ:2012/05/06(日) 15:21:27
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120503/mcb1205030502015-n1.htm
仏の失業“元凶”棚上げ 大統領選 労働規則改正議論進まず (1/3ページ)2012.5.3 05:0
 フランス大統領選挙の決選投票が近づくなか、選挙戦における最初で最後の討論会が2日夜行われた。現職のサルコジ大統領にとって、第1回投票で首位となった社会党のオランド前第1書記優位の流れを逆転させる最後のチャンスとなった。

 ◆過保護が生む悲劇

 世論調査によれば、オランド候補の支持率は6日の決選投票を前に53〜56%で推移し優勢が続く。サルコジ氏は欧州債務危機を受けて、候補者が債務と競争力に関する自らの立場を明確に対比させる必要があるとして、3回の討論開催を求めていたのに対し、オランド氏はフランスの選挙の標準的なスタイルの維持を求め、サルコジ氏の提案を拒否した。

 大統領選最大の争点の一つは雇用問題。だが実は、国内の雇用創出を妨げていると企業が口をそろえる労働規則の改正議論は進んでいない。

 デュポン・メディカルのピエリック・ハーン最高経営責任者(CEO)は昨年、雇用創出に努め一部の車いすと医療機器の生産をアジア工場からフランスに戻し、新たに20の職を設けた。しかしフランス工場ではこれ以上の生産拡大は行わない方針だ。追加生産はチュニジアやブルガリアなどで行うという。

 同CEOは「労働コストが主な問題ではない。硬直性が問題なのだ。雇用計画で失敗すれば、それを修正することができない」と述べた。

 フランスでは3200ページに及ぶ「労働法典」が職業分類から研修休暇、従業員解雇の権限に至るあらゆることを規定している。エコノミストは、規則の順守が難しいため雇用が最小限の水準にとどまっていると指摘。現在同国の失業者は労働人口の約10%に相当する290万人で、12年間で最も多い水準にある。過去10年では製造業雇用者の減少数が欧州で最も大きかった。

 ハーンCEOは「現在フランスにいる100人の従業員のうち10人が従業員代表者であり、彼らのために何も議論することがなくても週に1度会議を開かなければならない。また頻繁に行われる社会保障分担金の変更ごとにソフトウエアを更新し、人事担当者に研修を受けさせなければならない。従業員の解雇には莫大(ばくだい)なコストと手続きが必要になる」と話した。

 労働規則は、黒字経営の企業が容易に人員を削減できないようにするほか、従業員数50人以上の企業には労働者委員会の組織、昼食補助金の給付、年に1度の健康診断の実施を義務づけている。また企業が規則に違反した場合は、裁判所の判断で人員削減が遡(さかのぼ)って無効になる。違反によっては犯罪とみなされ、幹部に懲役刑が科せられる場合もある。

 ◆不明確な解雇基準

 規則によってゆがみも生じている。国立統計経済研究所(Insee)が発表した2011年12月のリポートによると、フランスには従業員数48人の企業が約1500社、49人の企業が1600社存在するが、50人の企業は660社、51人の企業は500社しか存在しない。経営者は既存の会社を拡大するよりも、新会社を設立して制約を回避する場合が多い。

 実際に法廷で争われているケースもある。ソフトウエアメーカーのビベオ・グループは10年2月に従業員180人のおよそ3分の1を削減する計画を立て、規則に基づき労働者協議会との交渉を開始。協議会が計画の評価に消極的であったため、同社は同年6月に自主退職者を募る案を提示した。

 これに対して協議会は計画撤回を求めて法的手段に訴えた。そして11年1月、同社の売り上げが18%増加する見通しであり、社の将来が人員削減にかかるものではないとの判断から、当初計画の撤回を命じる判決が言い渡された。

 労働問題専門の弁護士、デボラ・デービッド氏は「フランスで雇用が拡大しないのは、合法的に人員を削減する方法が明確になっていないからだ」と説明した。

 中小企業のロビー団体CGPMEの責任者ジャン・フランソワ・ルーボー氏は「フランスでは労働規則が雇用を損なっている。計画通りに進まない場合に解雇することができないので、企業は労働者を雇いたがらない」と話した。

 一方、労働者団体は規則そのものが問題ではないと考えている。高等労働研究所のディレクター、ベルナール・ビビエ氏は「規則が複雑であるのは、われわれの社会が複雑だからだ。規則が複雑になっていることは、社会の構造化と組織化が進んでいることを象徴する。自動車は40年前と比べると、はるかに複雑になっている。労働規則が複雑になってはならない理由など、どこにあるだろうか」と話した。(ブルームバーグ Gregory Viscusi、Mark Deen)

4234チバQ:2012/05/06(日) 16:44:29
http://mainichi.jp/select/news/20120505k0000m030096000c.html
イラン:シリア反体制派に接触 「アサド後」にらみ
毎日新聞 2012年05月04日 22時30分(最終更新 05月04日 22時30分)

 【テヘラン鵜塚健】混迷が続くシリア情勢を受け、イランの革命防衛隊が昨年末以降、シリア国内外の複数の反体制派組織と接触を図ったが、協力関係樹立などに向けた具体的交渉には入れなかったことが分かった。革命防衛隊の中堅幹部が毎日新聞の取材に答えた。イランはシリアの同盟国で、反体制派弾圧を続けるアサド政権を擁護しているが、裏では政権崩壊の可能性を踏まえ、「アサド後」に向けた代替案を模索していたことになる。

 革命防衛隊はイラン指導部に忠実な軍事組織で、国外で幅広い工作活動に関わっている。アサド政権を支援するため、シリア人の民兵養成にも協力しているとされる。

 中堅幹部によると、イラン政府は親アサドを前面に出す一方で、「現政権が倒れるのを極度に恐れている」という。昨年末から指導部の意向を受け、防衛隊関係者が水面下で反体制派に接近し始めた。トルコを拠点とする主要組織「シリア国民評議会」や離反兵士団体「自由シリア軍」をはじめ、シリア国内の反体制派組織に順次接触。アサド政権崩壊後に次期政権ができた場合のイランとの協力について要請したが、大半は全く交渉に応じず、唯一交渉に入れたシリア国内の小規模組織からも、理解を得られなかったという。

 一方、内部告発サイト「ウィキリークス」が2月末に公開した米民間情報会社「ストラトフォー」の内部情報によると、イランの最高指導者ハメネイ師とアフマディネジャド大統領はともに「アサド政権を存続させるのは不可能」と結論づけたとしている。ストラトフォーは、シリアで次期政権が親イランになる保証が得られれば、イラン政府がシリア国内のクーデターを支援する可能性があるとの見方を示している。

 イランにとってシリアは対イスラエル戦略上重要な同盟国。イランはシリア国内を通じ、イスラエルに対抗するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを軍事支援しているとされる。このため、安全保障上の観点からイランはアサド政権の行方を注視している。

4235とはずがたり:2012/05/07(月) 09:59:09

オランド氏支持者、深夜まで歓喜=「責任は私に」とサルコジ氏―仏大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000016-jij-int
時事通信 5月7日(月)5時49分配信

 【パリ時事】「変化が今始まる」。フランス大統領選挙で社会党のオランド前第1書記が勝利を決めた6日、パリ市内では支持者ら数万人がバスチーユ広場などに繰り出し、新大統領の誕生を歓喜とともに深夜まで祝った。
 オランド氏は仏南西部の地元チュールで勝利宣言。事実婚パートナーのバレリー・トリルベレールさんと陣営の会場に現れた。「長い間、多くの人々がこの瞬間を待っていた。勝利を可能にした皆さんに深く感謝する」とあいさつすると、詰め掛けた支持者らの握手攻めにあった。
 一方、再選を逃したサルコジ大統領は、パリ中心部の会場で「最善を尽くしたが、国民の過半数を説得できなかった。すべての責任は私にある」と敗北を認めた。

仏大統領にオランド氏=社会党から17年ぶり−サルコジ氏、再選ならず
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050700022&rel=y&g=int

 【パリ時事】フランス大統領選挙は6日、決選投票が行われ、即日開票の結果、左派最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が初当選し、1995年に退任したミッテラン氏以来17年ぶりに社会党の大統領が誕生した。再選を目指した右派与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ大統領(57)は失業増や財政悪化、強引な政治手法を批判され、敗北した。現職仏大統領の再選失敗は81年のジスカールデスタン氏以来31年ぶり。
 仏内務省の集計によると、在外投票分を除く開票終了時点でオランド氏の得票率は51.67%に達し、サルコジ氏に3.34ポイント差をつけた。投票率は81.14%で、2007年の前回大統領選の83.97%を下回った。新大統領は15日までに正式に就任する。任期は5年。
 オランド氏は大勢判明後、地元の南西部チュールで演説し、「フランス国民は変革を選択し、私を大統領に選んだ」と勝利を宣言。「もはや緊縮策が唯一の選択肢ではあり得ないと欧州の多くの国が安堵(あんど)したはずだ」と述べた。
 オランド氏は選挙戦で、財政再建に当たって緊縮一辺倒でなく経済成長に配慮するよう主張。ユーロ圏第2の大国の政権交代により、欧州連合(EU)の財政・債務危機対策は見直しを迫られそうだ。外交や安全保障政策に大きな路線変更はないとみられるが、原発依存度の引き下げなどの政策修正も予想される。
 一方、サルコジ大統領はパリ市内の集会場で支持者らを前に敗北を認めた。また、「これからも皆さんと共にいるが、国との関わりはこれまでと違ってくる」と述べ、政治の第一線から身を引く考えを示した。(2012/05/07-09:09)

4236とはずがたり:2012/05/07(月) 10:43:10

連立与党が過半数も=緊縮反対の野党躍進―ギリシャ総選挙
時事通信 5月7日(月)4時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000014-jij-int

 【アテネ時事】6日投票のギリシャ総選挙(一院制、議会定数300)は即日開票され、内務省の推計によると、第1党の右派・新民主主義党(ND)が112議席、3位の左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が43議席と予測され、連立与党が過半数を維持する可能性が出てきた。ただ、政府の議席獲得見通しは開票率約38%で試算されており、結果は予断を許さない。
 一方、同じ推計では、欧州連合(EU)などが求めた緊縮策に反対する野党・急進左派連合が第2党に躍進し、48議席を獲得すると予想されている。移民排斥を訴える極右「黄金の夜明け」も初の議席獲得が確実な情勢だ。

4237とはずがたり:2012/05/07(月) 17:26:10

ギリシャ総選挙、反緊縮派が躍進
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20120507-567-OYT1T00285.html
2012年5月7日(月)13:38

 【アテネ=末続哲也】ギリシャ総選挙(一院制、定数300)は6日、投開票が行われ、中間集計(開票率約98%)によると、ユーロ圏などによる支援を受けるためにギリシャが導入した財政緊縮策に反対する勢力が躍進。

 緊縮策を支持する連立与党の2大政党は、両党合わせた議席数で改選前の201から149前後に減り、過半数(151)を割る見通しとなってきた。今後、2大政党を軸に新連立が出来ても、緊縮策の中身の修正を迫られそうだ。

 連立与党のうち、中道右派の新民主主義党(ND、改選前議席数72)が108議席前後で第1党となった。これまで第1党だった中道左派、全ギリシャ社会主義運動(PASOK、同129)は41議席前後となり、一気に第3党に転落。反緊縮派では、急進左派連合(同11)が52議席前後で第2党になり、極右「黄金の夜明け」も21議席前後を獲得した。

4238とはずがたり:2012/05/07(月) 17:28:46

ギリシャ総選挙、連立与党過半数割れ 反緊縮左派が躍進
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2012050601640.html
2012年5月7日(月)13:42

 欧州の債務(借金)危機の発端ギリシャの総選挙が6日投開票され、大連立で財政再建を進めてきた2大政党が惨敗し、わずかながら過半数に届かないことが確実になった。緊縮策への国民の抵抗は強く、債務返済の拒否を訴えた左派政党が第2党に躍進した。

 20%を超える失業率や増税、不況の深刻化などで2大政党の退潮が際立った。今後、連立交渉が長引いたり、政局が混乱したりすれば、欧州危機の新たな火種となる可能性がある。

 ギリシャ国会は一院制で定数300。開票率98%の段階で、2大政党の中道右派・新民主主義党(ND)と中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の得票率は3割余り。解散前に両党で200を超えていた議席は激減。首位の党に50議席が上乗せされる仕組みを使っても149議席にとどまりそうだ。

4239チバQ:2012/05/07(月) 22:58:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012050602000104.html
シリア訪れぬ平穏 国連監視団同行ルポ
2012年5月6日 朝刊

5日、ダマスカス郊外ドゥマで、政府軍の兵士に説明を求める国連の停戦監視団メンバー(左)。背後に、地中に穴を掘って隠した装甲戦闘車両が見える=今村実撮影


 【ダマスカス=今村実】建物に無数の弾痕、街の随所に隠された政府軍の車両−。アサド政権による弾圧などで一万人余の死者が出たとされるシリアで、国連の停戦監視団の活動がようやく活発化してきた。五日、メンバーに同行して首都ダマスカス郊外ドゥマを訪れると、政権と反体制派の衝突の跡が生々しく残り、街は緊迫感に包まれていた。

 ドゥマは反体制派の勢力が強い地域で、政権が激しい武力弾圧を加えてきた。「アサド(大統領)は去れ」などと記された反体制派の落書きが多数目につく。一部は消され、「アサドは永遠だ」と政権派が上書きした落書きも。掲げられていたアサド氏の写真は、どれも取り外され額縁だけになっていた。

 街中の建物のあちこちに弾痕が残る。政権側の検問所が各所に設けられている。アナン前国連事務総長の調停案では、政府軍は都市部から撤収することになっているが、通りには戦車が依然、配置されていた。土中に掘った穴にすっぽり隠された軍用車両も。

 ドゥマを訪れた停戦監視団は三人。政府軍や住民に話を聞いて現状を確認したり、写真を撮影する。土のうをうずたかく積み上げた中に軍用車両を見つけると、現場の兵士を刺激しないよう、にこやかに状況を尋ねた。

 住民の一人は監視団に「あそこの建物が攻撃を受けた。調べてください」と訴えた。ただ、過去には別の都市で監視団に接触した活動家らが政権に逮捕、処刑された例もある。

 記者が問い掛けてもどの住民も「何も知らない」と口は重い。ある男性は「発砲や爆発音が完全に絶えることはない。この静けさは一時的なものだ」と顔をこわばらせた。

 政府軍の兵士(20)は「監視団の到着後、反体制派からの攻撃は六割減った。だが、屋根や建物から機関銃で狙われ、検問所に向け一斉射撃が始まったこともある。五カ月前にここに配置されたが、休みは一度もない」と疲れた表情で語った。

4240チバQ:2012/05/07(月) 22:59:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120507/mds12050721080000-n1.htm
シリア複数政党制で総選挙 反体制派は不参加 市民の関心低く
2012.5.7 21:06

シリア西部マダヤで6日、監視団の車列をみてあわてて装甲車両を隠す政府軍兵士。選挙は国連監視団のチェックの中で行われた(大内清)
 【ダマスカス=大内清】停戦発効後もアサド政権による反体制派弾圧が続くシリアで7日、今年2月に承認された新憲法の下で、初めてとなる複数政党制での議会(定数250)選が行われた。政権側は同選挙を「政治改革の重要な一歩」と位置づけ、政権の正当性強化につなげたい考えだが、反体制派在外代表組織「シリア国民評議会」などは不参加を表明しており、対立解消に向けた機運にはつながっていない。

 シリアでは、旧憲法で与党・バース党を「国家の指導政党」と規定、約50年に及ぶ一党支配の根拠となっていた。新憲法では同規定が撤廃されたことから、今回の選挙には9つの新党が参加し、国営通信によると、7195人が立候補した。

 ただ、バース党の圧勝は確実とみられるだけあって、有権者の関心は低い。

 首都ダマスカスのカファル・スーセ地区投票所ではこの日、投票開始から3時間後でも投票者数が50人程度。当局による動員らしき動きはみられない半面、白けた雰囲気が漂う。

 投票に行くつもりはないというタクシー運転手のサーミルさん(40)は「どうせ改革なんて無理」と言い切っていた。


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120507-OYT1T00793.htm
シリアで人民議会選挙…反体制組織はボイコット

 【ダマスカス=貞広貴志】シリア人民議会(国会、定数250)選挙が7日、行われた。

 今年2月の憲法改正で与党バース党の事実上の一党独裁から複数政党制に移行して以来、初の選挙だが、反体制組織は「弾圧下での選挙に何の正当性もない」としてボイコット。アサド政権側が政治改革の進展をアピールする色合いが強い選挙となった。

 7日朝、情報省が報道機関用に組織したツアーで訪れたダマスカス市内の投票所では、係官の姿ばかり目立ち、投票に訪れる人はまばらだった。教師シバ・ハサンさん(22)は、「暴力を止め、改革を進めるため選挙は重要」と述べた。一方、政府軍による激しい弾圧のあった中部ホムスの反体制活動家アブエマド氏は、ネット電話スカイプによる取材に「市民の参加しないまやかしの選挙だ」と批判した。

(2012年5月7日19時18分 読売新聞)

4241チバQ:2012/05/07(月) 23:06:37
>>4211-4214>>4236-4238
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120507/mcb1205072106005-n1.htm
【ギリシャ総選挙】苦悩深まるギリシャ 再び世界経済の混乱要因に (1/2ページ)2012.5.7 21:04
 【ロンドン=木村正人】欧州債務危機の震源地であるギリシャの総選挙は財政緊縮策を推進する連立2与党が過半数を割り、再び総選挙が行われる可能性が出ている。経済が5年連続マイナス成長を続ける中、緊縮策に国民が「NO」を突きつけた。ギリシャ支援の枠組みが大きく揺らいで、単一通貨ユーロ圏や世界経済を混乱に陥れる恐れもある。

 内務省の中間集計では、改選時第2党の新民主主義党(ND)が108議席で第1党になるものの、第1党だった全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は41議席と第3党に転落。改選前は計201だった与党の議席は計149となり、国会(300議席)の過半数を割る見通しだ。

 反緊縮派の急進左派連合が11議席から52議席に増やし、第2党に躍進。移民排斥を訴える極右・黄金の夜明け党も21議席を獲得、初めて国政に進出した。フランス大統領選の第1回投票と同様、グローバル化や欧州統合に反対する極左、極右の伸長が鮮明になった。

 パプリアス大統領は7日、第1党となったNDのサマラス党首と会談、組閣を要請するが、不調に終われば、第2党の急進左派連合が連立交渉に入る。しかし、緊縮推進派と反緊縮派の溝は大きく、2〜3カ月内に再び総選挙が行われる可能性がある。

 40年近く政権交代を繰り返してきたPASOKとNDは昨年11月、EU(欧州連合)や国際通貨基金(IMF)による第2次救済策をまとめるため、前欧州中央銀行(ECB)副総裁のパパデモス首相を支える大連立を組んだ。

 1300億ユーロ(約13兆5千億円)の支援を受ける条件となっている緊縮策が政治の機能不全で実行できなければ支援が停止。ギリシャは無秩序のデフォルト(債務不履行)に陥り、ユーロ圏から離脱せざるを得ない事態も想定される。

 サマラス党首は「成長を促すため支援条件の修正を目指す」と述べたが、急進左派連合のツィプラス党首は「救済策を白紙に戻す」と強調。単一通貨という首かせをはめられたギリシャの苦境は深まる一方だ。

4242チバQ:2012/05/07(月) 23:08:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012050700875
連立与党、歴史的大敗=緊縮反対の野党が第2党に−ギリシャ総選挙
 【アテネ時事】ギリシャ総選挙(一院制、定数300)は7日、投票結果が確定し、欧州連合(EU)が要求した緊縮財政策を進めてきた連立与党が過半数に届かず、歴史的大敗を喫した。緊縮反対の野党・急進左派連合(SYRIZA)が第2党に躍進。これまでの財政改革路線が変更を迫られるのは確実だ。
 与党第1党だった左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は3位に転落。獲得議席は改選前の129議席の約3分の1の41議席に激減した。連立相手の右派・新民主主義党(ND)は108議席で首位となったものの、1989年以来23年ぶりにこの二大政党いずれもが単独過半数に達せず、緊縮策に対する国民の強い反発が浮き彫りになった。
 一方、SYRIZAは11議席から52議席に急伸。移民排斥を訴える極右・黄金の夜明けが初めて議席を確保するなど、7党が議席を分け合う不安定な議会になる。(2012/05/07-22:44)


http://mainichi.jp/select/news/20120508k0000m030057000c.html
ギリシャ総選挙:連立協議始まる
毎日新聞 2012年05月07日 20時43分(最終更新 05月07日 21時23分)


6日、ギリシャ総選挙で第2党に躍進し、アテネ中心部で支持者に歓迎される急進左派連合のチプラス党首(中央)=AP
拡大写真 【アテネ伊藤智永】6日行われたギリシャの総選挙(1院制、定数300)は、7日午後(日本時間同日夜)までの開票で、財政緊縮路線を進めてきた新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の獲得議席は、過半数に2議席足りない149議席で、連立与党が歴史的大敗を喫した。

 パプリアス大統領は7日、第1党となったND(108議席)のサマラス党首に組閣を指示し、直ちに連立協議が始まった。

 憲法の規定によると、第1党が3日以内に組閣できなかった場合は、次に第2党の急進左派連合(52議席)に組閣が命じられ、それも不調だった時は、最後に第3党のPASOK(41議席)が組閣をめざす。いずれも期限は3日間。

 これらの連立協議が失敗すると、再選挙になる。再選挙の場合、6月17日投票が想定されるが、NDとPASOKの連立与党はさらに致命的な打撃を被る危険が大きいため、何としても回避したい構えだ。

 しかし今回、国会に議席を得た7政党のうち、焦点の緊縮策推進を公約したのは与党だけ。連立与党は、「緊縮策反対」を掲げる野党の中でも、「漸進的債務削減」を唱え、一部容認の姿勢が期待できる第7党の民主左派(19議席)に連立参加を働きかける見通しだが、9日までに同意を取り付けるのは非常に難しい状況にある。

 連立政権ができた場合も、融和のため首相は各党首以外から人選される公算が大きい。

 一方、第2党・急進左派連合のチプラス党首は開票後、「緊縮策推進の2大政党とは組まない。左派の連立をめざす」と述べたが、共産党(26議席)と民主左派を合わせても97議席で過半数には届かず、こちらも連立協議の主導権を握る見通しは立たない。


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