したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4148チバQ:2012/04/18(水) 22:31:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120418/asi12041808300001-n1.htm
勢い伸ばすハッカニ・グループ 掃討作戦に課題も アフガン
2012.4.18 08:26 (1/2ページ)

15日、アフガニスタンの首都カブールで、武装勢力が発射した携行式ロケット弾が直撃したホテル(共同)
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンで起きた同時テロで、犯行への関与が指摘されるイスラム過激派ハッカニ・ネットワークがアフガンで勢力を伸長させていることに米国などが懸念を強めている。パキスタン北西部を拠点とするこのグループは、同国の情報機関による支援が指摘され、2014年末までの撤退を掲げる国際治安支援部隊(ISAF)にとり、いかに弱体化させるかが課題になっている。

 事件発生当初から襲撃グループとみなされてきたイスラム原理主義勢力タリバンの一派、ハッカニ・ネットワークについて、パネッタ米国防長官は16日、事件への関与を明言した。アフガンのモハディ内相も同日の記者会見で、拘束された襲撃グループの男が「アフガン国外で支援や訓練を受けた」と供述していると発表。男は、ハッカニ・ネットワークと関わりがあるとも話しているという。

 ハッカニ・ネットワークを率いるジャラルディン・ハッカニ氏は旧ソ連がアフガンに侵攻していた当時、米国などから支援されたムジャヒディン(イスラム聖戦士)の指導者の一人だ。イスラム党ハリス派の司令官だったが、カブールを制圧したタリバンに吸収され、タリバン政権で国境担当相を務めた。

 ハッカニ・ネットワークは、昨年9月にカブールで起きた米大使館襲撃事件の実行グループとされる。タリバン本体が掃討作戦で弱体化する中、国際テロ組織アルカーイダと連携し、アフガン南部で勢力を拡大しているとされる。事件当時のマレン米統合参謀本部議長がパキスタン軍の三軍統合情報部(ISI)の「紛れもない戦闘部隊」として機能したと証言し、物議を醸した。

 発言はその後、オバマ大統領によって修正されたが、17日付のインド紙ヒンズーは社説で「パキスタン軍機関内の強力な分子らは、ハッカニ・ネットワークを同盟者とみなし、アフガンの代理人として支援し続けている」と指摘した。

 ただし、マレン氏の後任のデンプシー議長は今回の事件について、パキスタンを結び付ける証拠は現時点で見当たらず、「パキスタン発の事件とまでは言えない」と述べた。

 パキスタンでは、米軍による誤爆事件を機に閉鎖された国際治安支援部隊(ISAF)の輸送路再開へ向け動きが本格化。パキスタンとの関係改善が課題となっている米国は、ハッカニ・グループ掃討に慎重を期しているといえそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板