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国際政治・世界事情

4234チバQ:2012/05/06(日) 16:44:29
http://mainichi.jp/select/news/20120505k0000m030096000c.html
イラン:シリア反体制派に接触 「アサド後」にらみ
毎日新聞 2012年05月04日 22時30分(最終更新 05月04日 22時30分)

 【テヘラン鵜塚健】混迷が続くシリア情勢を受け、イランの革命防衛隊が昨年末以降、シリア国内外の複数の反体制派組織と接触を図ったが、協力関係樹立などに向けた具体的交渉には入れなかったことが分かった。革命防衛隊の中堅幹部が毎日新聞の取材に答えた。イランはシリアの同盟国で、反体制派弾圧を続けるアサド政権を擁護しているが、裏では政権崩壊の可能性を踏まえ、「アサド後」に向けた代替案を模索していたことになる。

 革命防衛隊はイラン指導部に忠実な軍事組織で、国外で幅広い工作活動に関わっている。アサド政権を支援するため、シリア人の民兵養成にも協力しているとされる。

 中堅幹部によると、イラン政府は親アサドを前面に出す一方で、「現政権が倒れるのを極度に恐れている」という。昨年末から指導部の意向を受け、防衛隊関係者が水面下で反体制派に接近し始めた。トルコを拠点とする主要組織「シリア国民評議会」や離反兵士団体「自由シリア軍」をはじめ、シリア国内の反体制派組織に順次接触。アサド政権崩壊後に次期政権ができた場合のイランとの協力について要請したが、大半は全く交渉に応じず、唯一交渉に入れたシリア国内の小規模組織からも、理解を得られなかったという。

 一方、内部告発サイト「ウィキリークス」が2月末に公開した米民間情報会社「ストラトフォー」の内部情報によると、イランの最高指導者ハメネイ師とアフマディネジャド大統領はともに「アサド政権を存続させるのは不可能」と結論づけたとしている。ストラトフォーは、シリアで次期政権が親イランになる保証が得られれば、イラン政府がシリア国内のクーデターを支援する可能性があるとの見方を示している。

 イランにとってシリアは対イスラエル戦略上重要な同盟国。イランはシリア国内を通じ、イスラエルに対抗するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを軍事支援しているとされる。このため、安全保障上の観点からイランはアサド政権の行方を注視している。


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