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国際政治・世界事情

4229チバQ:2012/05/06(日) 14:56:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000049-mai-int
<コソボ>少数派のセルビア人 独自地方選強行の構え
毎日新聞 5月5日(土)20時14分配信


コソボ北部ズビンポトクの入り口で通行者を確認するセルビア人「自警団」の若者たち。コソボ当局からの訴追を避けるため、匿名で取材に応じた=2012年5月3日撮影

 コソボに暮らす少数派のセルビア人が6日、結びつきの強い隣国セルビアの選挙に合わせ、コソボ北部で独自に地方選を強行する構えを見せ、緊張が高まっている。アルバニア人主体のコソボ政府は投票阻止を警告。セルビア政府も中止を命じ、国際治安部隊も増派された。セルビアとコソボが欧州連合(EU)加盟を視野に接近する中、取り残された形のコソボのセルビア人はセルビア本国への失望感を深めている。【ミトロビツァ(コソボ北部)で樋口直樹】

 「ここはセルビアだ」−−。コソボ北部の主要都市ミトロビツァから北西へ車で約30分。地方選が行われるズビンポトクに向かう山道にはセルビア国旗が掲げられ、巨大な看板が立つ。北大西洋条約機構(NATO)が指揮する国際治安部隊の検問所を通り抜けると、丸太と鉄パイプのバリケードが現れた。

 脇の小屋から屈強な男たちが目を光らせる。「STOP NATO」の横断幕が目を引く。昨年7月、コソボ警察部隊の進入に激怒したセルビア人はバリケードで道路を封鎖し、国際部隊と衝突。以来、両者のにらみ合いが続いている。

 「NATOがアルバニア人(コソボ政府)の味方なのは明らかだ」。農業を営む男性(26)が爆音をとどろかせる軍用ヘリをにらみ上げた。NATO軍は99年のセルビア空爆でコソボ紛争を終わらせ、セルビアからのコソボ独立を事実上後押しした。セルビア人の恨みは深い。

 怒りの矛先は地方選中止を命じたセルビア本国にも向かう。男性は「(セルビアの)EU加盟のために犠牲になれというのか。これはセルビア人が故国(コソボ)で生き残るための戦いだ。アルバニア人はここに入れない」と声を震わせた。ズビンポトクのジュロビッチ副市長は「セルビアの法に従って、あくまでも地方選を行う」と強気だ。

 セルビア人当局によると、コソボ北部の住民はセルビア人約7万5000人、アルバニア人約5000人。6日にはセルビアで大統領選、議会選などが実施され、コソボでも「在外投票」が行われる。


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