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国際政治・世界事情

4044チバQ:2012/04/01(日) 22:36:25
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120402k0000m030092000c.html
エジプト大統領選:イスラム穏健派が擁立…議会で最大勢力
 【カイロ和田浩明】エジプトの穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は3月31日、ハイラト・シャーテル副団長(61)を、5月下旬に予定される大統領選挙に擁立すると発表した。同胞団の系列政党「自由公正党」は人民議会(国会)で半数近くの議席を持ち、組織力・資金力もあるだけに、シャーテル氏はアムル・ムーサ前アラブ連盟事務局長(75)らと共に最有力候補になりそうだ。

 シャーテル氏は80年代から同胞団の熱心な活動家となる一方、家具事業などで巨万の富を築き「同胞団の主要資金源の一人」(地元メディア)と見られてきた。ムバラク政権下では複数回投獄されたが、昨年1〜2月の民主化革命を受け釈放されていた。31日、大統領選準備に集中するため同胞団の副団長ポストを辞任した。

 同胞団はこれまで、権力独占を避ける見地から大統領候補は出さないとの立場を取ってきた。方針変更の理由について、同胞団のマフムード・ガジアン報道官は毎日新聞の取材に、エジプトを暫定統治する軍最高評議会とガンズーリ内閣を「国民の要求」に応えていないと批判。これに対抗するには大統領権限を確保する必要があると判断したと説明した。

 一方で、アハラム政治戦略研究所のガマル・アブデルガワド顧問は「支持候補をめぐる同胞団分裂の危機を回避するため独自候補を選んだ」との見方を毎日新聞の取材に示した。同胞団は昨年、幹部のアブドルメナム・アブルフトゥーハ氏を大統領選出馬表明後に除名している。

 立法府で最大勢力となっている同胞団が、行政府の長である大統領の座も把握しようとする動きは、リベラル世俗勢力から「権力の独占を図ろうとしている」との批判を呼んでいる。

 エジプトでは新憲法の起草委員会が設立されるなど、民政移管に向けた準備も進んでいるが、同胞団や厳格なイスラム主義者「サラフィスト」の政治的台頭への懸念も強まっている。

毎日新聞 2012年4月1日 21時49分


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