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国際政治・世界事情

4160チバQ:2012/04/20(金) 21:51:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000037-mai-int
<シリア>停戦1週間 アサド政権の攻撃やまず
毎日新聞 4月20日(金)14時32分配信

 【カイロ前田英司】アナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)の調停によるシリアの停戦は19日、発効から1週間が経過したが、アサド政権の攻撃はやまず、実態は「停戦」とは程遠い。国連が派遣した監視団の先遣隊も当局の「監視下」での活動を余儀なくされており、監視団本隊が派遣されたとしても実効性は疑問だ。専門家からは政権が「停戦順守」を隠れみのに時間を稼ぎ、態勢の立て直しを図っているとの見方も出ている。

 シリア側は、国連の活動に警戒感を示している。15日夜にシリア入りした国連監視団の先遣隊6人は、これまでにダルアーやダマスカス郊外を訪れたが、いずれも治安当局者が同行した。アサド政権は「外国勢」の支援を受ける「テロリスト」が治安を乱していると主張し、監視団の安全確保を名目に、当局と活動について調整を強いている。

 シリア国営通信は18日、イドリブで当局者6人が爆殺されたと伝えて、当局者が「テロリスト」の攻撃を受けていることを強調。潘基文(バンキムン)・国連事務総長が監視活動の実効性を確保するため、欧州連合(EU)にヘリコプターなどの提供を求めると、シリアのムアレム外相は「必要なら(我々が)用意する」と反発するなど、あつれきも続いている。

 現地の情報では停戦入り後も連日、数十人単位の死者が出ている。とりわけアサド政権の攻撃は反体制派が活発な中部ホムスやハマ、北部イドリブ、南部ダルアーなどに集中しており、反体制派「地域調整委員会」によると、18日は各地で計46人が死亡。当局による反体制派メンバーの拘束も相次いでいるという。

 首都ダマスカスの反体制派「シャム・ネットワーク」のアブドルラフマン・ムハンマド氏は電話取材に「アサド政権のいう停戦はまやかしだ」と訴えた。

 現状は、アサド政権が弾圧を極度に強めた停戦直前の情勢と比べれば、「停戦はおおむね守られている」(潘事務総長)。しかし、政権がアナン調停を受け入れた大きな要因の一つは、調停がアサド大統領の即時退陣を要求していない点だ。

 米カーネギー国際平和研究所中東センター(レバノン)のポール・サレム所長は「停戦に現実味はない」と指摘。「現状が(停戦前より)小康状態なのはアサド政権が一息つくための時間稼ぎに過ぎず、弾圧は再燃する」と解説した。


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