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国際政治・世界事情

4227チバQ:2012/05/06(日) 14:49:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120503/erp12050300320000-n1.htm
暴動の発火点の街、傷痕癒えないまま3日にロンドン市長選
2012.5.3 00:24 (1/2ページ)

90歳になってもハサミさばきは健在というアラン・バイバーさん。昨夏の暴動では理髪店の店内を破壊された(木村正人撮影)
 【ロンドン=木村正人】昨年8月、暴動や略奪が吹き荒れたロンドンで3日、市長選が行われる。保守党のボリス・ジョンソン市長(47)と返り咲きを狙う労働党のケン・リビングストン候補(66)による事実上の一騎打ち。2人とも街頭警官増強などの方針を打ち出すが、暴動の発火点となったトッテナムの商店街には客足が戻らず、住民は悲鳴を上げている。

 アラン・バイバーさん(90)はトッテナムで41年間、経営していた理髪店が昨夏の暴動で破壊され、すべてが奪われた。自身は不在のため無事だった。

 手元には約70年間、持ち歩いている理髪用ハサミや手動バリカンの道具一式が残った。サッカーのイングランド代表、ピーター・クラウチ選手も常連客の一人だった。

 第二次世界大戦中、陸軍にいたバイバーさんはロンドンでナチス・ドイツの空爆に応戦。米赤十字の熱心な支援者で訪英したエレノア・ルーズベルト米大統領夫人(当時)から激励されたこともある。

 「あのころはみんなが助け合っていたのに、すっかり世の中は変わってしまった。暴動は戦争よりひどい体験だった」。バイバーさんはしんみりと語った。

 激励の寄付が3万ポンド(約390万円)集まり、2カ月後に理髪店を再開した。「客足は戻らないね。私は90歳になっても働いている。暴動を起こしたやつらときたら、働きもせず生活保護を受けている連中さ」とため息をつく。

 中近東の焼き肉料理、ケバブの店を経営するトルコ系移民、アリ・アバジさん(35)は区役所と協力し「アイ・ラブ・トッテナム」と書かれた旗やハンドバッグを配布した。「町を壊したのは外から来た便乗犯だ。市長には閉まったままの郵便局やジムを早く再開してほしい」と訴える。

 ジョンソン市長は暴動発生時、夏季休暇中で対応が遅れたと批判されたが、他の被害現場に清掃のためブラシ持参で現れて人気を回復し、2月以降の世論調査ではリビングストン候補を常にリード。緊縮財政を進める保守党に逆風が吹く中、再選を果たせば同党党首のキャメロン首相を脅かす存在になるのは必至だ。

 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのパトリック・ダンリビー教授は、ジョンソン市長の業績をめぐり、「社会格差は一向に縮まっておらず、暴動とは別の形で再び問題が噴出するだろう」と指摘した。


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