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国際政治・世界事情

4119チバQ:2012/04/13(金) 22:58:12
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120413/oth12041322160010-n1.htm
論議のバーレーンGP、開催へ 情勢緊迫、関係者に不安も
2012.4.13 22:15 (1/2ページ)
 国際自動車連盟(FIA)は13日、声明を発表し、開催をめぐって論議が起きていたF1世界選手権シリーズ第4戦・バーレーンGPが予定通り20〜22日に行われると確認した。だが現地ではデモや爆弾テロが発生、中止を求める声も高まっており、状況は予断を許さない。(只木信昭)

 「現時点の情報に基づけば安全上の基準は満たされており、F1委員会や営業権利者から中止の要請もない」。FIAは声明で、同GPを中止する理由はないとした。

 だが現地からの報道によると、ここ数週間でバーレーンの国内情勢は緊張の度を増している。

 獄中で約60日ハンガーストライキを続けていた民主化指導者が衰弱して軍病院に運ばれた6日、その釈放を求めてデモに集まった約5千人に治安部隊が催涙弾を発射。9日には報復とみられる爆弾テロが発生している。3月末のデモでは男性が撃たれて死亡。F1開催中止を直接求めたデモの主唱者は、「モータースポーツに対する高い評価を犠牲者の血で曇らすな」と訴えた。

 多数派のイスラム教シーア派を少数派のスンニ派が支配するバーレーンでは、昨年2、3月に民主化を求める大規模デモが発生、50人以上が死亡したとされる。この影響で3月に開幕戦として予定されていたバーレーンGPは中止されている。

 騒乱を調査した第三者委員会は11月、官憲が広範に市民を虐待したと認め、多くの改善点を示した報告書を提出。政府はそれを基に改善を進め、社会は平穏に戻り和解も進んだとしてきた。これを受け、FIAは今季日程に同GPを復活。だが反政府側は今も不当逮捕や拷問が続いていると主張、「和解」は「外見だけ」と非難している。

 支配層にとってF1開催は「平穏」を世界に訴えられる格好の機会だ。政情不安の影響で昨年の経済成長率は2.2%と前年の4.5%から大幅に下落、今年はさらに下がると予測されている。「開催は国民統合の象徴になる」とサルマン皇太子。F1開催による状況好転への期待は大きく、最近の騒動拡大にも現地主催者は「騒いでいるのは一部で、治安に問題はない」と予定通りの開催を強調していた。

 これに対して反政府側は「F1が独裁者を支援するなら、われわれは多くの報道陣が来訪する機会を利用する」とし、一部の団体はF1関係者の安全を保証できないとまで宣言。F1関係者の間には、あるチーム代表が「何より従業員の安全が心配だ」と吐露するなど不安が広がっていた。

 FIAの声明を受け、営業権利者のバーニー・エクレストン氏は第3戦・中国GP会場で各チームに「不安はない」と説明、「みんな安心していた」と話した。人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」の中東地域責任者は「開催は政府側に立つことを意味する」とFIAの姿勢に疑問を呈している。


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