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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

2851チバQ:2011/07/27(水) 22:21:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/erp11072622530009-n1.htm
「内なるテロ」警察翻弄 ノルウェー、容疑者ノーマーク
2011.7.26 22:48 (1/2ページ)

25日、ノルウェーの首都オスロの裁判所を出るアンネシュ・ブレイビク容疑者(左)(ロイター)
 【オスロ=佐藤貴生】ノルウェーで起きた連続テロで、警察の捜査体制に疑問の声が出ている。当局は逮捕したアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)の動向に注意を払ってこなかった上、単独犯行かどうかも断定できなかった。一方、同国南部ウトヤ島の銃乱射テロでは警察の到着が遅れ、被害が拡大していたことが判明。多文化を尊重するノルウェーで生まれ育った国民が起こした「内なるテロ」に、捜査当局が翻弄された形だ。

 ブレイビク容疑者は過去、ポーランドの会社から化学製品を購入した経緯に不審な点があるとして、国際刑事警察機構(ICPO)のリストに名前が載った。だが、捜査の結果、法律に従った取引だったため、当局はそれ以上の追跡はしなかったという。

 単独犯行だと供述してきた同容疑者は25日、法廷での審理で「私たちの組織には、さらに2つの小グループがあった」と、共犯もしくは協力組織の存在を示唆。警察当局者は「彼の話は信頼性に欠けるが、完全に否定することもできない」と話した。

 ロイター通信によると、22日に首都オスロ官庁街の爆弾テロに続いて起きたウトヤ島での銃乱射で、地元の警官は一報を受けた約30分後には湖岸に着いたが、島に向かうボートがなく、島に到着したのは一報から約1時間後だった。

 ボートに多くの人員と機材を乗せすぎてエンジンが停止し、到着が遅れたほか、特殊部隊には航続距離が短いヘリコプターしかなく、上空への到着は地元メディアの方が先だった。

 ブレイビク容疑者は審理で、「イスラムの乗っ取りからノルウェーと西欧を守らなくてはならなかった」と述べ、政府の移民受け入れ政策に打撃を与えることが動機だったと明かした。

 担当弁護士は26日、同容疑者は自らを戦士とみなし、「60年間続く戦いの始まりだ」などと話しているとし、正気ではないとの考えを示した。検察当局は同日、ブレイビク容疑者に対し、最高刑が禁錮30年の「人道に対する罪」を適用する方向で検討を始めた。

2852チバQ:2011/07/27(水) 22:21:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/erp11072607160001-n1.htm
移民の国 揺れる寛容「だれも共感しない」「なぜイスラム連想」
2011.7.26 07:14 (1/2ページ)

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25日、ノルウェーの首都オスロで、連続テロの犠牲者のため、大聖堂の前にささげられた数々の花やろうそく(AP)
 【オスロ=佐藤貴生】76人の犠牲者が出た爆弾テロと銃殺事件に、ノルウェーの人々は大きな衝撃を受けていた。テロが起きた首都オスロの官庁街周辺には犠牲者にささげる花束を持った人が多数訪れ、涙を流して抱き合う姿がみられた。25日にはアンネシュ・ブレイビク被告(32)の審理がオスロの法廷で行われ、同国の移民寛容政策への反発が犯行の動機であることが浮き彫りとなり、「オープンな国」として知られた北欧の国が揺れている。





 「与党の労働党がイスラム系移民を受け入れすぎた。やめさせるため強いシグナルを送った」。ブレイビク被告は法廷でこう述べ、自らの犯行を正当化させたという。

 「彼は頭の中で考えていたことを実行してしまった。だれも共感しない」。現場に手向ける花を持ってきたオスロ在住の女性(67)はこう話した。

 ノルウェーは、労働党の主導で積極的な移民受け入れ政策が続き、パキスタンやイラク、ソマリアなどイスラム系移民は人口約485万人の約2%に上る。

 英BBC(電子版)によると、ノルウェーの隣国スウェーデンでは1990年代、移民排斥などを掲げる極右組織の活動が活発化した。ノルウェーの極右組織もスウェーデンの影響を受けたが、組織化には至らず、大きなうねりとはならなかったとされる。

 しかし、豊富な石油収入に支えられ順調だった経済も、2009年には国内総生産(GDP)成長率がマイナスに転じるなど低迷し、失業率の上昇などに伴い、移民受け入れへの違和感が国民の間に広がったようだ。

 2月に情報機関がまとめた報告は、イスラム系過激派組織が同国にも脅威となりつつあると指摘。その一方、同国の極右組織については近年目立った活動がなかったが、昨年から活動増加の傾向がみられ、今年も続くと予想していた。

 オスロ近郊に住む女性(55)は、「文化の異なる移民には多くの国民が懐疑的だが、私が住んでいる地域では問題はなく共存している」とした上で、「この事件をきっかけに移民政策が変わるとは思わない。恐れるのでなく、理解し合うべきだ」と訴えた。

 異文化に寛容な空気を重視する国民が多い一方で、排外的な雰囲気に敏感な人々もいる。爆弾テロ発生直後には、イスラム教過激派が、大きなテロが起きたことがなかったオスロを「ソフトターゲット」として狙った−との観測も流れた。

 ガンビアからの移民というイスラム教徒の男性(36)は、「マルチカルチャーのこの国で、差別されたと感じたことはあまりない。こうした事件が起きると、なぜイスラム教が話題になってしまうのか」と話した。

2853チバQ:2011/07/27(水) 22:25:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011072500544
標的はブルントラント元首相=乱射事件で容疑者−ノルウェー紙
 【オスロ時事】ノルウェー紙アフテンポステンは25日、同国連続テロのアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)が首都郊外のウトヤ島の銃乱射で、ブルントラント元首相(元労働党党首)の殺害を計画していたと報じた。元首相は島で開かれていた集会に参加していた。
 同紙によると、ブレイビク容疑者は供述で、元首相殺害を計画していたものの、島への到着が遅れたと話している。元首相はテロが起きた22日、この島で開かれた労働党の集会で演説し、事件発生前に島を離れたという。(2011/07/25-16:48)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110726-00001011-yom-int
ノルウェー連続テロ、容疑者主張に動揺する移民
読売新聞 7月26日(火)23時55分配信

 【オスロ=末続哲也】ノルウェーで連続テロ事件を起こしたアンネシュ・ブレイビック容疑者(32)が「イスラム排斥」や「移民反対」を主張していることで、同国人口の1割以上を占める移民社会に動揺が広がっている。

 「この国にブレイビックのような人間は、ほかにもいるはず。自分がテロの標的になるかも。とても怖い」

 オスロ中心部の移民街グルンランド地区。ソマリア移民のネットカフェ従業員アフメド・ファラさん(28)は26日、「イスラム教徒を欧州から駆逐する」との容疑者の言葉が耳から離れないと言う。

 同地区はイスラム教徒向け飲食店や商店など100以上の移民系店舗が軒を連ね、モスクもある。ソマリア、パキスタン、イラクなどイスラム系移民の姿が目立つ。その一角でファラさんが今の仕事を得たのは1年前。「すべてノルウェー政府のおかげだ」と語る。

 4人家族のファラさんは3年前に「難民」として認定された。政府から毎月1万2000クローネ(約17万円)の生活支援を受けて2年間、無償で現地語などを学んだ。仕事も政府に紹介された。同国は欧州でも高水準の賃金が保障され、少子化対策で子育て支援も手厚い。永住を決意した。

 だが、テロ後は「将来、政策も変わる。いつか母国に帰った方がいい」と思い始めたという。

2854チバQ:2011/07/27(水) 22:27:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110725-00000958-yom-int
ノルウェーテロ容疑者、「理想の国」日本や韓国
読売新聞 7月25日(月)19時11分配信

 【オスロ=末続哲也】アンネシュ・ブレイビック容疑者は、22日の犯行直前にインターネットに投稿した「マニフェスト」の中で、「文化面での保守主義を持つ」理想の国として、日本や韓国を挙げていた。

 イスラム系移民が少ないため、だという。また、「いま、最も会ってみたい人々」としてローマ法王とロシアのプーチン首相を挙げた。「次に会ってみたい人々」としては日本の麻生太郎・元首相など4人を挙げた。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22351920110725
焦点:ノルウェーの悲劇、欧州が抱える移民問題の難しさ露呈
2011年 07月 25日 16:20 JST

 [オスロ 24日 ロイター] 死者93人を出したノルウェーの首都オスロでの爆発と首都郊外ウトヤ島での銃乱射事件。逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)は、反多文化主義「革命」に点火するための行動だったと主張しているが、専門家らは、同様の「暴力の暴発」を避けるには、移民問題に関する率直な議論は避けて通れないと指摘している。
 北欧をはじめとする欧州各国では、経済状況の悪化やイスラム過激派による攻撃への恐怖心を背景に、移民排斥の主張を通じて支持を集める政党が存在する。しかし、行き過ぎた政治的レトリックは、多くの複雑かつ根本的な問題への取り組みというよりむしろ、移民問題に対する負の世論感情に火を付けるだけだと専門家らはみている。

 移民問題についての相反するメッセージや政治的潔癖さは、国民感情をいら立たせ、強硬的なイデオロギー信奉者に付け入る隙を与えているというのが識者の見方だ。

 IHSグローバル・インサイトの欧州専門家リリト・ゲボルギャン氏は、「ノルウェーで起きた2つの攻撃が(移民問題に関する)率直な議論のきっかけにならなければ、過激派を孤立化させ、状況をますます悪化させる可能性があり、回りまわって、将来的に似たような事件が増える可能性がある」と指摘。さらに「この問題はノルウェーだけのものではない。スカンジナビアや東西欧州でも、開かれた議論がないことにイライラしている人は大勢いる」と述べた。

 英国のキャメロン首相、ドイツのメルケル首相、フランスのサルコジ大統領はともに、過去数カ月の間に口をそろえて多文化主義は失敗だったと語った。

 しかし、専門家らはこうした発言について、移民の増加やグローバル化がもたらす経済的・社会的圧力の解消にならないばかりか、多民族社会の恩恵を殺すことにもなると批判。最悪の場合、国家首脳の反多文化主義的発言により、弱い立場に置かれた移民が犠牲となり、人種間関係が悪化するリスクがあるとしている。

 シティ大学ロンドンの政治学講師サラ・シルベストリ氏は、6月8日付の論文で「われわれはシンプルに選べる簡単な答えを探している。穏健派イスラム対過激派イスラム、多文化主義と同化、といった構図のように。しかし、こうして単純化されたネーミングや分類は人々を一層分断し、敵意を呼び起こすものだ」と警告している。

2855チバQ:2011/07/27(水) 22:27:30
 北欧諸国の複数の政党は、移民問題に真正面から取り組んできた。しかし、一部政治家が使っていた扇動的なトーンは、ブレイビク容疑者の反移民や反イスラムの感情に油を注いでいたかもしれない。

 同容疑者が犯行直前にインターネットに掲載した1500ページに及ぶ文書には、オランダの極右政党の党首ヘルト・ウィルダース議員を称賛する部分がある。同議員はブレイビク容疑者の行動を非難している。 

 反移民や反イスラムを掲げる政党は、北欧では過去数年の間に一定の勢いをつけており、スウェーデンでは昨年の総選挙で反移民を旗印とする民主党が初めて議席を獲得した。

 同国の反ファシズム雑誌Expoは、政治家の発言と暴力に直接的な関係はないかもしれないが、民族問題が動機となる攻撃が増える環境を作り出していると指摘。「スウェーデン民主党のイスラムに向かう姿勢は非常に攻撃的だが、こうした方法が受け入れられつつある」と世論の右傾化に懸念を示した。

 <残忍だが必要>

 ノルウェーの保守党系紙アフテンポステンの政治担当編集者Harald Stanghelle氏は、同国で反移民を掲げる進歩党について、ブレイビク容疑者のような人物の感情に火を付けたとして非難するのはフェアではないと擁護。同容疑者もかつて進歩党の活動家だったが、急進さが足りないとして後に離党している。

 ブレイビク容疑者の弁護士によると、同容疑者は今回の一連の事件について「行動は残忍だと認識しているが、必要だったと考えている」と表明。25日に予定されている罪状認否で自身の考えを主張する意向だ。

(ロイター日本語サービス 執筆:Mohammed Abbas、翻訳:宮井伸明、編集:伊藤典子)

2856チバQ:2011/07/27(水) 22:28:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110725-00000017-mai-int
<ノルウェーテロ>困惑する移民社会 敵視に衝撃
毎日新聞 7月25日(月)10時29分配信

ソマリアからの移民の仲間と話すアブディリザクさん(右端)=オスロで、斎藤義彦撮影

 【オスロ斎藤義彦】ノルウェー連続テロ事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)が、欧州の「イスラム化」や移民を批判していたことでノルウェーの移民社会は困惑している。他の欧州諸国より受け入れ国と移民との社会的摩擦が格段に低いノルウェーで移民が敵視されたことへの衝撃や、今後、移民への規制が逆に強まりかねないとの懸念が広がっている。

【写真特集】ノルウェーで連続テロ

 容疑者は事件直前に公表した文書で、移民による「欧州のイスラム化」を攻撃対象にするとしていた。

 これについて、オスロ北部のフルセット地区で約1000人が参加して組織する「イスラム教徒センター」のモガール所長は、「イスラム移民とノルウェー社会の統合は進んでおり、分裂、対立しているとの容疑者の認識は間違っている」と語った。98年に創立されたセンターにはこれまで苦情や批判はなく、週末のイスラム教徒の子供向けの学校設立でも管轄の地区当局は快く許可したという。

 フランスやベルギーなどイスラム教徒女性のスカーフを公の場で禁じる欧州諸国もあるが「ノルウェーではそんな議論はない」とアブドゥル事務局長は断言した。センターでは、29日にテロ犠牲者をしのぶイスラム教礼拝を行う。

 約3万人が受け入れられているアフリカ・ソマリア系社会では、「事件を機に移民規制が強まる」との不安が高まっている。

 04年に妻が難民申請を認められ、09年に自身もノルウェーに移ったアブディリザクさん(38)は「容疑者の思想は極端だが、移民を敵視する発想は保守系の政党に支持が多いのでは」との疑いがぬぐえない。妻の難民申請は約1年で認められ、09年の自身の移民申請は数カ月かかっただけ。旅行代理店で働く労働許可もすぐ下りた。生活に困った難民には生活支援や職業訓練もある。

 2年住めば地方選の選挙権が与えられるため、9月のオスロ市議選で行使できる予定だ。アブディリザクさんは「労働党中心の現政権は多くのチャンスをくれた。それを守ってほしい」と容疑者が標的にした政権与党・労働党から立候補するソマリア系候補を応援している。

 ノルウェーの移民は人口(485万人)の1割強とされる。


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