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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3923チバQ:2012/03/04(日) 01:29:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120303-00000072-mai-int
<イラン>大統領派が惨敗…核、緊張高まる恐れ 国会議員選
毎日新聞 3月3日(土)21時19分配信


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イラン国会議員選挙で投票する有権者たち=イラン中部コムで2012年3月2日、AP

 【テヘラン鵜塚健】イラン国会議員選挙(定数290)で国営メディアは3日、保守派が全議席の75%を獲得する見通しだと報じた。焦点だった保守派内の勢力争いでは、最高指導者ハメネイ師支持派にアフマディネジャド大統領支持派が惨敗することは確実だ。核開発問題で妥協しない姿勢を貫くハメネイ師派の圧勝を受け、イランの対外姿勢がより強まる可能性がある。イスラエルによるイラン核施設への空爆の可能性も指摘される中、緊張が一段と高まりそうだ。

 ◇ハメネイ師派、勢力伸長

 国営テレビが3日午後(日本時間同日夜)に報じた途中集計によると、ハメネイ師派が110議席(現有は約180)以上を獲得したのに対し、大統領派は10議席(現有50〜60)にとどまる。改革派は28議席。

 内務省によると、保守派の大物でいずれもハメネイ師派のラリジャニ国会議長▽ハダドアデル元国会議長▽ボルジェルディ国家安全保障・外交委員長らは当選した。大統領の妹パルビン・アフマディネジャド氏は落選した。

 イラン政界では、イスラム体制の頂点にある聖職者ハメネイ師と、憲法上、体制ナンバー2の非聖職者アフマディネジャド大統領が激しく対立している。ハメネイ師派の勢力伸長を受け、選挙後の国会でラリジャニ議長など反大統領派が発言力を増すのは確実だ。

 今の保守派内で劣勢の大統領派の衰退が一層進めば、核問題や米欧との外交関係で宗教界の影響力が強まり、強硬姿勢を加速させる可能性がある。

 アフマディネジャド大統領派はこれまで、水面下で米欧諸国との核協議再開に向けた調整を進めてきたとみられるが、イランが米欧への協調姿勢に転じる可能性は遠のいた格好だ。

 今回の選挙は、来年6月の大統領選の前哨戦とも位置づけられる。大統領は側近のマシャイ元大統領府長官に次期選挙を機に権力を継承したい意向とみられており、次期選挙にも影響が及びそうだ。

 ◇「先制攻撃論」に拍車…危機感強めるイスラエル

 【エルサレム花岡洋二】核開発を巡りイランと敵対するイスラエルは、イラン国会議員選挙でのハメネイ師支持派の台頭に危機感を強めている。2日付のイスラエル紙ハーレツは「ハメネイ師にとって(核開発は)自身の政治生命をかけた戦いだ。いかなる妥協も『西側への降伏』と批判されると気にしている」と分析。イランが強硬姿勢を貫けば、イスラエル国内の緊張は高まり、「先制攻撃論」が強まるのは必至だ。

 イスラエルの研究機関「学際研究センター・ヘルツェリア」のメイル・ジャベダンファール教授は、今回の選挙でアフマディネジャド大統領支持派は退潮し、「政治的に暗殺される」とみる。ハメネイ師は大統領以上に核開発にこだわりがあるといわれている。保守強硬派の宗教権威メスバハヤズディ師の勢力が伸長すれば、核協議の実現はさらに遠のくという。

 イスラエルのネタニヤフ首相は2日、訪問先のカナダで会見し、欧米などが再開を目指すイランとの核協議について「(イランが核開発の)時間稼ぎに悪用できる」との見解を示した。また「我々には自衛の権利がある」と述べ、イスラエルによる先制攻撃の「正当性」を主張した。

 イスラエルはイランの核開発を「国家生存の脅威」と位置づける。今回の選挙を受け、核開発阻止の「時間切れ」がいよいよ迫っていると訴えるのは確実だ。ネタニヤフ首相は5日、米ワシントンでオバマ大統領と会談する予定で、イランの核開発阻止のため「米軍による攻撃」などを求めるとみられている。

3924チバQ:2012/03/05(月) 21:02:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120305/mds12030520490002-n1.htm
次期国会議長は経験者か イラン、メディアが予測
2012.3.5 20:45

5日、国旗が飾られたテヘラン市内北部の公園を歩く市民ら(ロイター)
 イランの複数のメディアは5日、次期国会議長について、いずれも最高指導者ハメネイ師に近い現職ラリジャニ氏、前職ハダドアデル氏のどちらかが選ばれる可能性が高いとの見通しを伝えた。

 ラリジャニ氏は2日の国会(定数290)議員選で、アフマディネジャド大統領を批判する勢力の中心となり聖地コムの選挙区で当選。ハダドアデル氏は激戦の首都テヘランで当選を果たした。

 国会議員選では、ハメネイ師を支持しアフマディネジャド大統領を批判する保守派勢力が圧勝。大統領は今後、厳しい政権運営を強いられることになる。

 また国営イラン放送は5日、国会議員選の開票作業がほぼ終了し、224議席が確定したと報じた。テヘラン(定数30)ではハダドアデル氏を含む5議席しか当選者が決まらず、残る25議席は決選投票が行われるという。(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012030502000023.html
イラン国会議員選 大統領派が惨敗
2012年3月5日 朝刊

 【テヘラン=今村実】保守派内の勢力争いが焦点となったイラン国会議員選(定数二九〇)は三日、開票作業が本格化し、ロイター通信によると、最高指導者ハメネイ師を支持し、アハマディネジャド大統領を批判する勢力が圧勝し、大統領支持派は大敗するのが確実な情勢となった。核開発をめぐる対外姿勢がさらに強硬となる可能性がある。

 確定した百二十六議席の大半を保守派が占め、うち八十一議席をハメネイ師の支持派が獲得、大統領派は九議席にとどまった。開票結果が判明したのは、アハマディネジャド大統領の支持が厚いとされる地方の投票分で、今後、テヘランなど都市部で開票が進めば、大統領派は一段と苦しくなりそうだ。大統領派の現有議席は四十〜五十とされていた。

 アハマディネジャド大統領は昨年四月、閣僚人事をめぐり、ハメネイ師との確執が表面化。保守派内では、ラリジャニ国会議長ら、ハメネイ師を支持し、大統領に反発する勢力が力を付けた。大統領派は、候補資格の事前審査で出馬を制限されたとの指摘も出ていた。

 欧米の経済制裁の影響で、インフレなど悪化した国内経済も大統領に逆風となったとみられる。

 核開発では、最終決定権をハメネイ師が握る一方、アハマディネジャド大統領も二〇〇五年の就任以降、ウラン濃縮活動を強力に進めるなどしてきた。ただ、「大統領は欧米と一定の関係を維持しようとしている」(専門家)との見方があり、国会内でハメネイ色が強まれば、対話による核問題の解決が遠のく可能性がある。

 アハマディネジャド大統領は、二期八年の任期が切れる来年六月まで厳しい政権運営を迫られ、後継者をめぐる主導権争いでも苦戦を強いられそうだ。

 一方、厳しい締め付けを受ける改革派は、百二十六議席中七議席にとどまり、一層の退潮を印象付けた。


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