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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1157チバQ:2011/04/10(日) 23:00:33
自民系が奪取、ずいぶん当確が早かったですね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000028-maip-pol
統一地方選 広島市長選 松井氏が当選確実
毎日新聞 4月10日(日)20時39分配信
 広島市長選は10日投開票され、自民、公明推薦の前中央労働委員会事務局長、松井一実氏(58)が、民主、社民両党県連が支援する前副市長、豊田麻子氏(45)ら新人5人を破り、初当選を確実にした。松井氏は自民、公明支持層のほか無党派層へも浸透した。同市で初の戦後生まれの市長となる。豊田氏は秋葉忠利前市長の応援も受けたが、及ばなかった。【寺岡俊】

1158競馬無料予想屋:2011/04/11(月) 20:04:11
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1159チバQ:2011/04/11(月) 21:55:18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104110030.html
「力不足」民主県連に衝撃 実質的な民主・自民対決となった広島市長選は、自民党と公明党が推薦した松井一実さんが圧勝した。全国的にも民主、自民両党が重視した選挙。豊田麻子さんを支援した民主党広島県連に衝撃が広がった。中区紙屋町の豊田さんの事務所近くのホール。開票前から党県連幹部の表情は厳しかった。敗北が決定的になると、三谷光男代表(衆院広島5区)は「党にとって落とせない大切な選挙だった。党の力不足だ」。

http://www.asahi.com/sports/jiji/JJT201104100092.html
五輪招致断念へ=市長当選の松井氏表明―広島市【統一選】2011年4月11日1時6分
 任期満了に伴う広島市長選で初当選した松井一実氏(58)は10日、市が招致を検討していた2020年夏季五輪について「招致するための対応はしないつもりだ」と述べ、立候補しない考えを表明した。被爆地での「ヒロシマ五輪」として秋葉忠利前市長(68)が実現を訴えてきたが、新市長誕生とともに方針転換することになった。

 昨年9月に市が示した開催計画案について、松井氏は「実現可能な計画でないと思えた」と語った。また、東日本大震災の影響についても触れ、「(国が五輪開催を)保証する余裕があるのか」と疑問を投げ掛けた。市が設置した招致検討委員会には200以上の自治体が参加しているが、松井氏は断念の意向を伝える方針を示した。

 五輪招致は09年、広島、長崎両市が共同開催の検討を発表。その後、長崎市が断念し、広島市が単独開催の可能性を探っていた。しかし、今年に入って秋葉氏が市長選への4選不出馬を表明したため、選挙戦で争点の一つとなっていた。 


[時事通信社]



 当 165,481 松井一実《1》無新〈自〉〈公〉
   117,538 豊田麻子 無新
    90,464 大原邦夫 無新
    37,986 桑田恭子 無新
    20,084 大西理  共新
    11,732 前島修  無新

1160チバQ:2011/04/12(火) 22:01:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000273-mailo-l38
’11統一地方選:県議選 自民30議席、6割超(その1) /愛媛
毎日新聞 4月11日(月)15時58分配信

 ◇公明1増、共社は維持
 中村時広知事が昨年12月に就任して以来、初めてとなる県議選(定数47、13選挙区)は10日、無投票となった1選挙区を除く12選挙区で一斉に投票が行われ、即日開票の結果、無投票の2人を含む全47人の新県議が決まった。民主(現有2議席)は2議席と現状維持する一方で、最大会派の自民(同31)は30議席と、引き続き議会での6割以上を占めた。公明(同2議席)は1増の3、共産(同1)と社民(同2)はそれぞれ現状を維持した。無所属は9人が当選した。当日有権者数は113万7228人(男52万7554人、女60万9674人)。投票率は49・65%だった。【栗田亨】
 投票は午前7時〜午後8時、10市8町で693カ所で行われた。開票は宇和島市などの午後9時を皮切りに始まった。深夜にかけて当選者が次々と決まると、当選した候補者の事務所では万歳が沸き起こり、支持者らは握手などを交わして喜びを味わっていた。
 今回の選挙は、前回選より12人増の71人が立候補。前回5選挙区だった無投票選挙区は、八幡浜市・西宇和郡選挙区のみとなり、1959年の県議選以来の少なさだった。
 中村県政の開始以降初めての県議選となったが、加戸守行知事時代と同様に、事実上のオール与党体制が続き、県政を二分するような政策課題もなく、事前には争点のない選挙とみられていた。
 告示前の先月11日、東日本大震災に伴い福島第1原発事故の大規模放射能漏れ事故が発生。同じ原発立地県として、伊方原発の安全対策などに関心が集まったが、これまでの原発推進姿勢を示していた政党、候補が多かったことから原発政策を正面から取り上げる候補は少なく、本格的な論戦のテーマとなるには至らなかった。
 また、震災を受けて街宣車による選挙活動を自粛する候補が続出したことや、他県でみられた本格的地域政党の動きもなく、有権者の関心を引きつけるような盛り上がりを欠いたままに終わった。
 ◆松山
 ◇菊池さん初当選 「期待応える」
 定数16人に22人が乱立した松山市・上浮穴郡選挙区で初当選を果たした無所属新人の菊池伸英さん(46)は同市内の事務所で、「ありがとうございました。期待をしっかり受け止めます」と支援者に深々と頭を下げた。
 94年に29歳で市議に初当選。昨秋の松山市長選で自民県連の候補者調整に反発して離党し、無所属で挑戦して敗退した。
 昨年4月の松山市議選から始まって、昨年11月の同市長選に続き、1年間で3度目の選挙となった今回の県議選に立候補。東日本大震災の影響で、訴えたかった福祉政策などにも注目が集まらず、歯がゆい思いをしたが、市長選で獲得した圧倒的な知名度と、市議時代に培った強固な後援会の支援活動で、初当選を果たした。【栗田亨】
 ◆西予
 ◇兵頭さん初当選 「激しい選挙」
 一騎打ちを制し初当選を果たしたのは、無所属新人の兵頭竜さん(34)。同市内の祝勝会場で「激しい選挙でしたが皆さんのおかげです」と述べ、支持者らと喜びを爆発させた。
 若さと行動力を前面に出して有権者に支持をアピールした。街頭演説を繰り返して知名度アップを図り、地元の旧野村町や旧三瓶町などでも票をがっちり固めた。さらには、大票田の旧宇和町でも現職の批判票、政治に関心の薄い若者層や浮動票をうまく取り込み、票を上積みした。
 自民現職の薬師寺信義さん(69)は、当選4回のうち3回は無投票で空白期間が長く、政治経験などをアピールして大票田の地元・旧宇和町で支持固めを図ったが及ばなかった。【門田修一】

1161チバQ:2011/04/12(火) 22:02:01
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇実質的な無風選挙
 今回の県議選は中村時広知事となって初めての選挙で、前回より12人多い71人が立候補した。しかし、地域政党などが力を付けた大阪、名古屋などと異なり、愛媛は議会構成という意味では実質的に無風の選挙だった。
 議席の6割以上を占める自民の絶対的優位は変わらず。共産など野党会派は、3人以上の交渉会派も組めない現状に変化はなく、知事選で中村知事を支援した自・民・公・社の4会派が議席の8割と圧倒的多数を占めるオール与党体制が続く。
 県議会は3月に県議会基本条例を制定するなど、県執行部に対し政策立案能力を高めようという機運は高まっている。新議員には、政党や会派、中村県政への賛否の壁を超え、政策テーマに応じた議員立法の動きが出ることを期待したい。
 また、東日本大震災による福島第1原発事故は、かけがえのない故郷を人の住めない土地にしかねない、原発が抱える潜在的リスクを顕在化させた。しかし残念なことに、原発立地県として、原発問題を正面から議論する動きはほとんど見られなかった。今後の議会では、それぞれが従来の主張へのこだわりを捨て、県民の命と生活を守ることを最優先に、存廃論議も含めた原発との付き合い方を真剣に論議してほしい。【栗田亨】

4月11日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000275-mailo-l38
’11統一地方選:県議選 自民30議席、6割超(その2止) /愛媛
毎日新聞 4月11日(月)15時58分配信

 ◇民主、2議席守る
 ◆新居浜
 ◇古川さん初当選 「街に活気を」
 「支援してくれた人たちのおかげです」。新居浜市選挙区で初当選を決めた自民新人の古川拓哉さん(32)は、同市瀬戸町の事務所で、詰めかけた支援者にあいさつした。
 亡父が県議を目指していたことから政治に関心を持ち、大学卒業後、県議秘書に。その後、07年の新居浜市議選でトップ当選を果たした。市議として活動するうちに、「県とのパイプ役を果たしたい」と考え、県議選出馬を決意した。
 前市議として知名度はあったものの、選挙期間中に「市議の選挙頑張ってね」と言われたこともある。自転車で市内を駆け巡り、県議選候補としてのアピールを図った。
 古川さんは支持者を前に「新居浜にかつての活気を取り戻すために力を尽くしたい」と力強く抱負を語った。【高谷均】
 ◆東温
 ◇大西さん再選 「高齢化対策を」
 東温市選挙区の自民現職、大西渡さん(64)の事務所(同市西岡)では、大勢の支援者らが集まって開票結果を待った。当選の知らせが伝わると、拍手と歓声がわき起こり、現れた大西さんと握手を交わして喜び合った。
 前回選と同じ顔ぶれでの一騎打ち。今回は東日本大震災を受け、大西さんは徒歩を中心に街頭活動。選挙期間中に地区を巡回する回数は減らさざるを得なかったが、強化を図った後援会がフル回転して組織戦を展開。実績や政治経験も訴えて再選を果たした。
 大西さんは支援者に感謝を述べ、「1期目の働きを評価していただいた。景気回復や少子高齢化対策を進め、住みやすい東温市をつくっていきたい」と抱負を語った。

4月11日朝刊

1162チバQ:2011/04/12(火) 22:03:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000038-san-l38
愛媛県議選 横田氏、無所属で当選 自民県連除名はねのけ
産経新聞 4月11日(月)7時56分配信

 松山市・上浮穴郡選挙で、6回目の当選を決めた横田弘之氏(72)=無現=が、松山市内の神社に設けた祝勝会場に姿を現すと、詰めかけた支援者からは大きな歓声が上がった。

 昨年11月の松山市長選では、当時所属していた自民県連の対立候補だった野志克仁市長を支援したとして、県連を除名処分に。選挙戦では、市長選で野志市長を推薦した市議会会派「松山維新の会」の一部市議が支援に回り、無党派層への食い込みにも成功した。横田氏は祝勝会場で、「県民目線の県議会を作りたい」と抱負を語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000033-san-l38
菊池氏、市長選の雪辱 愛媛県議選
産経新聞 4月11日(月)7時56分配信

 元松山市議の菊池伸英氏(46)=無新=の選挙事務所内に当選確実の一報が伝わると、菊池氏は支援者らと握手。「みなさんの代弁者として頑張りたい」と喜びを爆発させた。

 昨年4月の市議選でトップ当選を果たすものの、自民を離党して臨んだ同11月の松山市長選では苦杯をなめた。初挑戦となった県議選では、東日本大震災を受け、街宣車の使用などを自粛。高い知名度を誇りながらも、「選挙にウルトラCはない」として、松山市中心部での企業回りなどを重ね、激戦の松山市・上浮穴郡選挙区を制した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000036-san-l38
愛媛県議選 横山氏、民主の議席死守
産経新聞 4月11日(月)7時56分配信

 民主党県連幹事長の横山博幸氏(60)=民現=の選挙事務所には、午後10時ごろから続々と支持者が集まった。横山氏は「やった。滑り込みセーフだ」と歓喜した。

 政権交代後、初めての県議選。菅政権の低迷による「逆風」を受けながらの選挙戦となった。連合愛媛などの推薦を受けるなどしたが苦戦を強いられた。

 横山氏の当選で民主は松山市・上浮穴郡選挙区での議席を死守したものの、今後は県議会内の影響力低下は避けられない。県連幹事長として、愛媛民主の再生が課題となりそうだ。

1163チバQ:2011/04/12(火) 22:07:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000252-mailo-l39
’11統一地方選:県議選 明暗くっきり 民主新人浸透できず、自民系圧勝 /高知
毎日新聞 4月12日(火)16時43分配信

 県内の統一地方選のトップを切る県議選(定数39)は10日に投開票があり、今後4年間の県政を担う新議員39人が出そろった。政党別では民主1人▽自民13人▽公明3人▽共産5人▽無所属17人。自民が推薦を含め20議席を獲得する躍進を見せた一方、民主は1議席にとどまり、明暗がくっきり分かれる結果となった。【千脇康平】
 自民は公認13人が全員当選し、推薦は8人中7人が議席を得た。事実上「民主対自民」の構図となった室戸市・東洋町(同1)と香美市(同1)で共に新人の公認・推薦候補が勝利。須崎市(同1)では推薦の新人が、03年に続く2度目の挑戦で、共産支持の無所属現職を差し切った。
 2選挙区で公認計4人を立てた民主は新人3人が落選し、議席を伸ばせず。推薦も8人中6人が議席を獲得できなかった。国政での逆風が県内にも影響したことに加え、支持基盤のもろさが露呈する結果に。公認にいずれも20〜30代の若手をそろえ、「政策本意」で挑んだ戦いの成果は、次回以降に持ち越しとなった。
 共産は現職3人に加え、高知市の元職が議席を奪還。四万十市(同2)でも新人が当選し、改選前の4議席から上積みした。一方、県議会で同一会派を組む須崎市の無所属現職=共産支持=が落選し、会派としては議席維持の結果となった。
 公明は高知市の現職3人が改選前の議席を死守。社民は唯一の議席を失った。
 新しい県議会の会派では、自民系が過半数を占める見通し。選挙前の6人から3人に半減する「民主党・県民クラブ」、7人中3人が落選した無所属会派「県政会」の今後の動向が注目される。

4月12日朝刊

1164チバQ:2011/04/12(火) 22:07:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000280-mailo-l39

’11統一地方選:県議選 自民系、過半数を獲得 民主1議席どまり /高知
毎日新聞 4月11日(月)16時9分配信

 県内の統一地方選の先陣を切る県議選の投開票が10日、無投票の1選挙区を除く15選挙区であった。37人が当選し、無投票当選の2人を加え39人の新議員が決まった。自民は推薦を含めると20人が議席を確保、県議会で自民系が過半数を占める結果となった。民主は1議席にとどまった。東日本大震災に伴い、候補者は南海地震対策を訴えの前面に出すなど工夫を重ねて選挙戦を戦った。投票率は過去最低の52・65%だった。【千脇康平】
 自民は無投票だった吾川郡選挙区(定数2)の現職1人を含む公認13人(現職11人、新人2人)に加え、無所属8人(現職3人、新人5人)を推薦。落選は土佐清水市(定数1)の1人のみだった。初めて過半数割れした99年の県議選以降、退潮傾向が続いていたが久々の躍進となった。
 今回は前回と同じ定数39に対し、無投票当選者2人を含む60人(現職34人、元職2人、新人24人)が立候補。当選者の政党別内訳は、民主現職1人▽自民13人(現職11人、新人2人)▽公明現職3人▽共産5人(現職3人、元職1人、新人1人)▽無所属17人(現職10人、新人7人)。女性は2人(07年4人)だった。
 投票は10日午前7時から午後8時まで(一部繰り上げ)、吾川郡選挙区を除く866投票所で行われた。開票作業は室戸市など大半の選挙区で午後8時に開始。県内有権者の約4割を占める高知市では同9時半に始まった。開票所では速報が出るたび、各陣営関係者が携帯電話で連絡を取ったり、何かを耳打ちし合う姿が見られた。
 公明は現有3議席を死守した。共産は現職3人に加えて復活を目指した高知市(定数15)の元職が当選した他、3候補が立つ激戦となった四万十市(定数2)でも議席を獲得するなど健闘。社民は現有2議席のうち1人が引退を表明、出馬した現職が落選したため議席を失った。
 当日有権者数は60万1596人(男27万7058人、女32万4538人)だった。
 ◇自民・土森さん8選 知名度生かす−−四万十市
 5政党が公認・推薦候補計3人を立てた四万十市選挙区(定数2)。自民現職、土森正典さん(67)=公明推薦=が議席を守った。
 7期28年の実績を武器に選挙戦を展開。市への移住構想促進や、四万十川を生かした観光振興などを提言、「愛と信頼」でふるさとを守ると訴えた。
 当選確実の報が入り、同市右山天神町の事務所で支持者と喜びを分かち合った土森さん。勢いのある新人2人を相手にした厳しい戦いを終え、「若いもんにはまだ負けんという信念で戦ってきた。地震に対する防災計画を尾崎正直知事らと一緒に作るのが私の第一番の目的だ」と語った。
 ◇「もっと。」浸透 民主・大石さん、高知市で再選
 高知市選挙区(定数15)に立候補した民主現職、大石宗さん(30)が再選を果たした。
 最年少候補として初出馬した前回、同市区で2番目に多い票を獲得し、民主の議席を復活させた。今回は「もっと。」をキーワードに、議会制度改革や情報技術などを駆使した県民が参加しやすい議会運営などの主張を展開した。党県幹事長の重責も担い、知名度は1期4年で浸透した。
 党公認4人のうち当選は自身のみ。当選確実の報を受け、高知市山ノ端町の事務所で万歳をしたが「政策論争に持ち込みたかったが、旧体制を打ち崩せなかった。自分の力不足」と涙を浮かべた。

1165チバQ:2011/04/12(火) 22:08:08
 ◆新議員に望む「有権者の声」
 ◇政策で漁業に安心を−−大月町橘浦、漁業、中野寿実さん(63)
 研修生を受け入れて刺し網でキビナゴやタイ漁をしているが、漁価が安く困る。道路は悪く、輸送費も多く、何ともならない。安心して漁ができる政策を実行してほしい。
 ◇主張するなら実行を−−須崎市港町、無職、横山孝高さん(84)
 津波の堤防工事を早く。災害対策を主張するのは結構だが、言う以上はやってもらわないと。地域に人がようけおるかおらんかは関係ない。人の命を大切にする政治を。
 ◇心配せずに生きたい−−高知市中須賀町、無職、植田玉猪さん(75)
 一人暮らしで、老後をどう生きようか毎日考える。年金が無くなってしまったら大変。心配せずに暮らせる世の中を作って。
 ◇若者集える町にして−−土佐清水市窪津、かつお節店経営、林治利さん(66)
 地元産業の後継者となる若者が市外や県外へ出ていき、戻ってこない。どうしたら地方に若者が集まり、市が活性化するか。理想ではなく、実現性のある具体的なビジョンで示してほしい。
 ◇政策しっかり説明を−−南国市稲生、会社員、西森美緒さん(23)
 政治が生活の中に見えてこないから、普段議員が何をしているか分からない。これまで何をしてきたのか、これから何をしてくれるのか、具体的に分かるようにしてほしい。

4月11日朝刊

1166チバQ:2011/04/12(火) 22:08:49
http://mytown.asahi.com/areanews/kochi/OSK201104110081.html
得票率下がったけれど…巧みな自民が過半数 県議選
2011年4月12日

 統一地方選の前半戦の県議選(定数39)で、自民は公認13人全員と推薦7人が当選して計20議席を獲得し、県議会の過半数を確保した。党派別の得票率は26.14%で、前回の07年の県議選の得票率は29.19%だった。前回の県議選で当選した公認候補は今回と同じ13人。得票率は前回よりも下がったものの推薦候補を含めて上積みし、“選挙巧者”ぶりを見せた。

 主な党派別の得票率を前回と比べると、自民、共産、公明、社民はいずれも下がり、民主と無所属は上がった。自民26.14%(前回29・19%)、共産10.79%(同12.06%)、公明6.96%(同8.06%)、民主6.14%(同5.00%)、社民1.08%(同3.30%)などとなった。

 自民は国政選挙を通じて公明との協力を強め、今回当選した自民公認13人のうち10人が公明の推薦を受けた。このため、自民の得票には公明支持層の票が含まれているとみられる。

 共産は、高知市で前回と同じ公認4人を立てた。前回は1人が落ちたが、今回は4人全員が当選。同市での得票数は前回より504票減ったが、4人の地盤の区割りがうまくいった格好だ。

 政権与党の民主は、県内で公認4人(前回3人)を擁立して得票を増やしたが、議席増にはつながらなかった。今回は投票率が下がって無党派層の支持が集まらなかった上、同党の県選出参院議員2人が東京で震災対応に追われるなどし、ある県連幹部は「震災が影響した」と分析した。

 無所属候補は、自民や民主などが積極的に推薦したこともあり、前回より2万9110票増え、得票率は48.50%(同42.39%)と大きく伸びた。

 尾崎正直知事は11日、今回の県議選について「民主に厳しい全国的な傾向が県内でも出た。自民は現政権への批判も追い風になったが、現職の実績が評価され、若いかたへの期待感も大きかったと思う。県議会との関係は、今までの与党との信頼関係を今後も維持し、前向きに活発な議論をしていきたい」と報道陣に語った。

1167チバQ:2011/04/12(火) 22:09:19
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-12/2011041203_03_0.html
2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」

高知市区で第1党に
定数15で1増の4議席

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(写真)4議席を回復し万歳する(前列右から)米田、中根、塚地、吉良の各氏=10日、高知市

 高知県では定数15の高知市区で、日本共産党は1議席増の4議席になり、同市区で第1党になりました。

 塚地佐智、米田稔、吉良富彦、中根佐知の各氏が11位から14位までに並び、前回失った1議席を回復。議席回復の吉良氏は大勢の支持者に囲まれ「選挙中に訴えた命と暮らしを守る政治を進めます」と喜びを語りました。

 支援者の男性(66)は「地域で地道に活動してきたことが評価されて議席につながった。これで、後半戦の高知市議選8人全員当選に弾みがついた」と喜びをかみしめていました。

 定数2の四万十市区では、新人の岡本和也氏が、8期務めた田頭文吾郎県議の議席を引き継ぎました。

 岡本氏は自民現職、民主・社民推薦の新人の三つどもえの激戦を制し、次点と172票差で2議席目に滑り込みました。

 日本共産党議員団は県議会で、引き続き第2党になりました。

1168チバQ:2011/04/12(火) 22:12:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110411-OYT8T01047.htm
県議選 勢力図に変化なし
 知事選と同じ10日に投開票された県議選(定数41)は、9選挙区の33人が決まり、無投票だった5選挙区の8人と合わせて全議席の顔ぶれがそろった。現新別では現職34人に、元議員1人と新顔6人が加わった。党派別では民主6人、自民23人、公明2人、共産4人、みんな2人、たちあがれ1人、無所属22人が立候補したうち、民主4人、自民21人、公明2人、共産3人、みんな1人、たちあがれ1人、無所属9人が当選した。

 民主は、参院選の敗退から「地方議員の拡充」を目標に据え、過去最大の6人を立候補させたが、政権批判の高まりから逆風を受けたことが影響し、現在の5議席から増やせず、逆に1議席減。推薦した無所属新人が当選し、会派の勢力は維持した。

 自民は徳島選挙区で新人1人が当選したが、小松島選挙区で1議席減。自民系会派(27人)は2人減って25人、自民系の無所属新人も当選しており、ほぼ現勢力と同数になりそう。

 公明、共産、みんなは現有議席を確保。共産は代表質問の機会が与えられる4議席を目指し、前回落とした阿南選挙区で1議席得たが、徳島選挙区で1議席失い、3議席にとどまった。

(2011年4月12日 読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000269-mailo-l36
’11統一地方選:県議選 自民21人、民主は4人 /徳島
毎日新聞 4月11日(月)15時48分配信

 ◇投票率52.4%、前回選下回る
 県議選(定数41)は、告示日(1日)に無投票が決まった5選挙区(定数8)を除く9選挙区(定数33)で投開票され、新たな顔ぶれが決まった。投票率は52・94%で、前回の59・63%を6・69ポイント下回った。【辻加奈子、山本健太、大原一城】
 無投票当選の8人と合わせた41人は、現職34人▽元職1人▽新人6人。党派別の内訳は、▽民主4人▽自民21人▽公明2人▽共産3人▽みんな1人▽たちあがれ1人▽無所属9人−−だった。
 民主は09年の政権交代後、政権与党として臨む初の統一選だったが、公認の立候補者は6人にとどまり、自民系が多数を占める県議会の構図に変化はない。徳島市・名東郡、阿南市など都市部では政党間の勢力争いの色合いが濃く、名西郡や海部郡などでも激戦が展開された。
 選挙戦では、被災者に配慮して街頭活動を自粛する候補者もおり、多くが防災対策を主張の中心にするなど、震災の影響も大きく受けた。

4月11日朝刊

1169チバQ:2011/04/12(火) 22:12:55
http://www.topics.or.jp/election/2011/04/130248491656.html
県議選、現職4人が議席失う 2011/4/11

 徳島県議選は、選挙戦となった9選挙区で33人の当選が決まった。5選挙区で8人の無投票当選者を含め、党派別では自民21人、民主4人、共産3人、公明2人、みんなの党1人、たちあがれ日本1人、無所属9人。徳島選挙区で2人、小松島・勝浦、美馬1両選挙区で各1人の現職4人が議席を失った。

 新議員41人の内訳は、現職34人、元職1人、新人6人。女性議員は改選前から1人増の3人。投票率は52・94%で、2003年(58・69%)を5・75ポイント下回り、補欠選挙を除いて過去最低となった。

 政党推薦や県議会の所属会派を踏まえた新しい勢力分野は、自民系25人(改選前27人)、民主系6人(6人)、共産3人(3人)、公明2人(2人)、みんなの党1人(1人)、たちあがれ日本1人(0人)、無所属3人(1人)。

 自民系は公認候補23人のうち現職2人と新人1人が落選し、改選前から2議席減。民主系も公認・推薦候補9人のうち当選は5人にとどまり、無所属の1人を加えた会派勢力は現状維持となった。

 共産は、徳島選挙区で現職1人が落選し、県議会で代表質問ができる交渉会派(4人以上)への復帰はならなかった。公明、みんなの党はそれぞれ現有議席を守った。たちあがれ日本は、初の議席を獲得した。

1170チバQ:2011/04/12(火) 22:13:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110412000235
まんのう町議2人逮捕/香川県議選で県警
2011/04/12 10:30
香川県警の統一地方選挙違反取締本部と琴平署は11日、公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで、10日投開票の香川県議選・仲多度1区で当選した五所野尾恭一氏(自民)派の運動員で、香川県まんのう町山脇、同町議末武弘道(67)と、同町七箇、同町議橋田忍(70)の両容疑者を逮捕した。今回の統一地方選で香川県内での逮捕者は初めて。

 2人の逮捕容疑は共謀の上、1月下旬に、香川県多度津町内の飲食店で会合を開き、有権者数人に五所野尾氏への投票や票の取りまとめを依頼。その報酬として、一人当たり数千円の酒食をもてなした疑い。

 同本部によると、両容疑者は容疑を認めている。

1171チバQ:2011/04/12(火) 22:14:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000259-mailo-l37
’11統一地方選:県議選 民主、1議席減 現職21人、守る(その1) /香川
毎日新聞 4月11日(月)15時47分配信

 ◇逆風の中、新人辛勝
 ◇自民手堅く27議席
 統一地方選の県議選は10日投票、即日開票された。選挙戦となった7選挙区で28人が当選し、既に無投票当選を決めていた6選挙区13人と合わせ、41人の新県議が決まった。定数4減となった今回の県議選は、前回(07年)を上回る計55人が立候補。選挙戦となった現職23人は21人が議席を守り、元職は1人、新人は15人中6人が当選を果たした。投票率は50・04%と過去最低だった前回(54・12%)を下回った。【三上健太郎】
 投票は午前7時〜午後8時(一部地域除く)、4市6町の251カ所であった。県内10カ所で開票が進められ、次々と当選者が決まった。
 民主は現職2人、新人2人の計4人を擁立。党勢拡大を目指したが、現職の宮本裕美氏と新人1人が落選し、1議席を減らした。
 30人を擁立した自民は、27議席を獲得。現職が手堅く議席を守ったが、議長で観音寺市選挙区の篠原公七氏が涙をのんだ。
 高松市選挙区で現職2人のみを擁立した公明と共産は、いずれの候補も当選を決め、手堅く現状の2議席ずつを維持した。
 社民は三豊市選挙区で新人の森裕行氏が当選。推薦候補2人も当選し、現状の6議席を維持した。
 初めて候補を擁立したみんなは及ばなかった。
 諸派の元職、石川豊氏が観音寺市選挙区で返り咲き、無所属では高松市選挙区で新人の高木英一氏が当選を果たした。
 ◇自民・綾田氏は8選 民主・山本さん「変える」−−高松市
 最激戦区となった高松市選挙区。現職の多くが強みを生かして議席を守る中、新人3人が当選を果たした。
 市議から県議選に挑んだ、民主新人の山本悟史さん。東日本大震災を受け、選挙カーを自粛した。「政治を変えるために、率先して選挙のやり方も変える」と自転車を多用。民主が伸び悩む中、ぎりぎりで議席に届いた。
 山本さんは支持者らと事務所で結果を待ち、当選の報に笑顔で握手などに応じた。「時代に合った税金の使い方に変える」と意気込んだ。
 自民現職の綾田福雄さんは、新議員で最多タイとなる8選を決めた。県連幹事長として昨夏の参院選、知事選に中心的にかかわり、自身の選挙には「出遅れた」。さらに告示前日には兄を亡くし、「本格的に選挙戦に入ったのは5日から」と語る。血縁や知人を頼って他陣営が地盤とする旧町に攻め込む中、足もとを固め、企業票などで上積みを図って貫禄を示した。綾田さんは「元気な香川づくりに尽力したい」と語った。【三上健太郎、広沢まゆみ、秋長律子】
 ◇松原さん、無党派層に浸透 渡辺さん、くら替え実らず−−木田郡
 木田郡選挙区(定数1)では、自民現職の松原哲也さんが、議席を守った。「三木町で生まれ、育った候補を県議に」と訴え、建築・商業など地元業界団体を中心に支持を固めた。更に、若さと実行力をアピール、無党派層にも浸透した。
 高松市選挙区からくら替えし、4期15年の実績やしがらみの無さで支持を訴えた無所属元職の渡辺智子さんは、2月下旬に立候補を表明、出遅れが響き、有権者に浸透しきれなかった。敗戦が決まると、渡辺さんは「期待に応えられず、申し訳ない」と深々と頭を下げた。【吉田卓矢】
 ◇山下さんが初当選 「若さ」アピール激戦制す−−三豊市
 三豊市選挙区で初当選を果たした自民新人の山下昭史さんは「当確」の一報が入ると「ありがとうございます。頑張ります」と集まった支援者らと握手し、肩を抱き合って喜んだ。
 同選挙区には、自民現職1人、山下さんら同新人2人、社民、みんなからそれぞれ1人ずつの計5人が立候補。定数は今回から1減の3となり、激戦区の一つとなった。
 山下さんは、引退する自民現職の後継と言われたが、「新人で経験がなく、どこまでやれば当選圏内に入るか分からない」と、選挙戦では精力的に飛び回った。演説会は対話形式にして有権者の声にじっくりと耳を傾けた。遊説中は積極的に選挙カーから降りて握手を求めに行くなど、「若さ」もアピールした。
 山下さんは「暮らしを守る、命を守るが政治の原点」と話す。【松田学】

1172チバQ:2011/04/12(火) 22:14:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000264-mailo-l37
’11統一地方選:県議選 民主、1議席減 現職21人、守る(その2止) /香川
毎日新聞 4月11日(月)15時47分配信

 ◇水本さん5選 実績強調、組織力で−−綾歌郡
 8年ぶりで、1人区となってからは初めての選挙戦となった綾歌郡選挙区(綾川町)は、自民現職の水本勝規さんが、無所属新人の前田博文さんとの一騎打ちを制した。
 水本さんは、農協の部会など17団体の推薦を受け「農業代表」の立場を強調。告示後は街頭演説や個人演説会で4期16年の実績をアピールした。浮動票の取り込みを図る前田さんに対し、組織力で議席を守った。
 当選確実の報を受けた水本さんは、事務所に詰め掛けた支持者らと万歳三唱し「皆さんの声を聞き、地域づくりに取り組んでいきたい」と語った。【馬渕晶子】
 ◆新議員に望む
 ◇手厚い就職支援−−三木町氷上、会社員、岡田裕介さん(23)
 就職氷河期に就職活動をした。数十社の面接を受けて、やっとの思いで入社した。だが、今の学生のほうが更に厳しく、就職が決まらないまま大学を卒業したり、仕事が見つからないと県外に出たりするケースもある。手厚い就職支援を求めたい。また、東日本大震災では、国の対応の遅さが指摘されている。香川でも、災害の時、各機関が迅速に対応できるか疑問。災害対策の抜本的な見直しを求めたい。
 ◇子育て環境整備−−坂出市金倉町、主婦、斉藤好恵さん(37)
 小学生と中学生が2人いるが、教育費がかかり大変。子育て支援を充実させ、子どもを産んでも安心できる環境を整えてほしい。中学に進学すると授業についていけない子がいると聞く。小学校から高校まで一貫した学習プランを考えることも重要だ。保護者は、意見があってもどこに言えばいいかわからない。保護者の意見を反映した政策作りを目指せないだろうか。
 ◇景気の活性化を−−高松市藤塚町、飲食店経営、木下尚之さん(44)
 客商売ですが、やはり大震災の影響で自粛ムードがあり、客足が遠のいた期間があった。日本中が大変な状況だが、景気を活性化する方策を考えてもらいたい。瀬戸内国際芸術祭など成功したイベントを、観光に有効活用してほしい。
 ◇震災影響点検を−−高松市松縄町、主婦、多田みえこさん(53)
 原発事故などで大震災の復興の見通しが全く立たない中、その影響は県内の経済にも波及してくると思う。県議会にはどの産業に影響が出ているのか、どのような問題が起きているのかチェックし、公表してきちんと対応してほしい。
 ◇住民視点の対応−−観音寺市室本町、主婦、小西けい子さん(60)
 JR観音寺駅の高架化や道路の拡張、景気対策、雇用の拡大など、やってほしいことは山ほどある。何よりもまず、住民の視点に立ち、何が必要か、何が無駄かをきっちりと見極めてほしい。有権者からは「顔の見える」存在で、常に市井の声をチェックし、何か事が起きれば誠実に素早く対応してもらいたい。「一票を投じてよかったな」。そう思わせる活躍を期待する。

4月11日朝刊

1173チバQ:2011/04/12(火) 22:54:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000175-mailo-l35
’11統一選やまぐち:県議選 「反原発」6割超 光市区と柳井市区出口調査 /山口
毎日新聞 4月12日(火)15時56分配信

 毎日新聞は10日、「反原発」を掲げた候補が出馬した光市区と柳井市区で、投票を済ませた有権者200人ずつに出口調査を実施した。中国電力が上関町で計画している原発建設について尋ねたところ「反対」がそれぞれ6割を超えた。一方、投票の際に最も重視した主張は、光市区で「原発」と答えた人が約3割を占めて最多だったが、柳井市区では約2割で3番目。無所属新人が現職2人に肉薄した光市区で、原発問題がある程度、争点化されたことがうかがえた。
 上関原発について、光市区は▽反対61%▽賛成6%▽どちらとも言えない31%、柳井市区は▽反対63%▽賛成11%▽どちらとも言えない26%だった。最も重視した主張は、光市区が▽原発28%▽景気対策16%▽医療・福祉14%など、柳井市区は▽景気対策31%▽医療・福祉22%▽原発21%など。
 光市区では、原発を重視した人のうち89%が無所属の国弘秀人さん(49)に投票したと答えた。ただ、上関原発に反対の人の投票先は国弘さん44%、民主の秋野哲範さん(50)36%と割れた。柳井市区では、上関原発反対の人のうち無所属の小中進さん(63)に投票したのは20%。投票先は民主の河北洋子さん(54)が28%で最多だった。
 支持政党別をみると、光市区での投票先は、民主支持者で22%、自民支持者で18%が国弘さんに流れた。「支持政党なし」では62%を占めており、前回より9ポイントも下がり58・27%となった投票率しだいでは、さらに激戦になった可能性もある。【久保田修寿、丹下友紀子、井川加菜美、小中真樹雄、脇山隆俊】
〔山口版〕

4月12日朝刊

1174チバQ:2011/04/12(火) 22:54:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000177-mailo-l35
’11統一選やまぐち:県議選 底力みせた自民−−選挙戦を振り返る /山口
毎日新聞 4月12日(火)15時56分配信

 県議選は11日未明、新たな49人の議員が出そろった。県東部では上関原発計画が争点となったが、下関、宇部、山口各市では明確な論点がなく投票率はいずれも50%を切った。政党別では自民が公認27人の全員当選を果たし、公明も1議席増やした。逆に民主、共産は1議席ずつ減らした。取材記者が選挙戦を振り返った。
 ◇県東部で上関原発が争点
 A 福島の原発事故で上関原発計画が注目された。光市区では反原発派の国弘秀人さんが告示直前に出馬を表明、最大の争点に急浮上した。原発への不安は増しているようで、毎日新聞の出口調査では自民、民主支持者も「今回だけは」と無名の新人に1票を投じた。政党公認の現職2人に肉薄する異例の展開だった。
 B 上関町を抱える熊毛郡区は、自民現職の吉井利行さんが大差で民主新人を破った。2人とも「国のエネルギー政策の行方を注視する」などと主張に大差はなく、投票率も前回から約7ポイント下がった。ただ、秋には上関町長選を控えており、「原発問題」は引き続き注目されるだろう。
 C 「現有6議席の倍増」を目指した民主は、逆に議席を一つ減らした。
 D 岩国市・玖珂郡区は複数候補の擁立を目指していたけど、結局議席すら失った。衆参2人の国会議員の地元だけに県連も顔色を失ったはず。国会議員の後援会と連合山口の組織票以外は「風頼み」という弱さが出た。空母艦載機の移転問題を抱えた岩国は、政権交代に期待した無党派層が失望し、離反したのだろう。
 E 全国的に民主に厳しい選挙になったけど、県連はこれまでも「地方組織の拡大が急務」と言い続けてきた。大票田の下関市区、県都の山口市区に現職1人の擁立だけでは、新たな支持層の獲得は難しい。自民は党内で議席を争っている。厳しい選挙を常日ごろしなければ、足腰なんて強くならない。
 C 投票率は過去最低を6ポイント以上下回る51・70%。市町別で最も低い下関市は44・42%だった。大きな争点がなく、候補者も少なかったせいもあるが、ある市議は「選挙には必ず行く知人が今回は投票日すら忘れていた」と嘆いていたよ。選挙公報が発行されないため主張の違いが分かりづらいという有権者の声もあった。東日本大震災による自粛ムードもあったしね。
 A 他の注目の選挙区はどうだったの?
 E 激戦となった防府市区は新人の島田教明さんがトップ当選。県議会議長の父明さんの前回票を約4000票も上回った。保守系候補が多く出たため票が割れるという声が根強かっただけに、陣営が危機感を抱いたようだ。「県と市のパイプを太くする」との訴えが地価下落にあえぐ市民に浸透した。
 F 山口市区も自民現職3人がいずれも当選した。県連幹事長の松永卓さんは前回票を約3000票も上積みした。岸信夫参院議員(自民)の元秘書で初当選した吉田充宏さんと地盤が重なっていたが、支援組織がフル回転するなど底力をみせた。前回150票差で落選した共産の吉田達彦さんは最下位。反原発の訴えも山口で浸透しなかった。
 B 柳井市区は自民新人の星出拓也さんの圧勝。当初は保守分裂で苦戦も予想されたが、積極的な活動で知名度を徐々に上げた。地元経済の活性化と若さのアピールが結びついた。民主現職の河北洋子さんは、反原発派の小中進さんの出馬で最も影響を受けるとされたが、2人の得票を合わせても星出さんに及ばなかった。
 G 保守同士の接戦が予想された長門市区は、自民現職の大西倉雄さんが大差で勝利した。企業団体からの推薦を多く受け、安倍晋三元首相とのパイプも強調。長年市議を務めた金崎修三さんは、同級生らによる草の根選挙を余儀なくされた。

4月12日朝刊

1175チバQ:2011/04/12(火) 22:55:23
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104110001
民主退潮、自民全勝
2011年04月11日


当選を決め、バンザイをする河野亨氏(中央)=光市

◆県議選 公明1増・共産1減


  県議選(定数49)が10日投開票された。民主は現有6議席を守れず、当選5人にとどまる一方、自民は公認した27人全員が当選した。公明は5人当選し、現有4議席から勢力を拡大。共産は3から2に議席を減らした。社民は現有1議席を守った。投票率は過去最低だった前回の58・13%を6・43ポイント下回る51・70%。


  全15選挙区に計70人が立候補。うち12選挙区で選挙戦となり、無投票当選した自民4人、無所属1人を除き、民主9人、自民23人、公明5人、共産4人、社民1人、無所属23人が論戦を交わした。


  政権交代を果たした2009年衆院選に続き、10年参院選でも、県内の選挙区で議席を増やせなかった民主。県連の中核として活動する県議の議席拡大は、国政選挙で巻き返すための鍵で、当初は「現有6議席の倍増」を目標に掲げた。


  だが、実際に擁立できたのは9人。このうち、衆院山口2区選出の民主の平岡秀夫衆院議員が地盤とする岩国市・玖珂郡区で、新顔の野口進氏が落選。唯一の民主・自民の一騎打ちとなった熊毛郡区は、平岡氏の元秘書で新顔の成川正之氏が自民現職に屈した。柳井市区でも現職の河北洋子氏が議席を守れず、唯一2人を立てた周南市区も当選は1人にとどまった。


  自民はもともと全員当選しても、現有を維持できるだけの27人しか公認候補を立てなかった。県議会の過半数となる25議席を上回り、今後、さらに無所属の当選者を取り込んで党勢拡大を図る見通しだ。


  公明は下関市区で初めて2人を擁立。候補5人全員が当選し、議席を伸ばした。共産は4人を立てたが、前回に続く党勢拡大はならなかった。社民は、県連合代表の佐々木明美氏が県議会で唯一の党の議席を守った。
(青山直篤)


◆国弘氏197票差 善戦/光市区


  東日本大震災による福島第一原発の事故を受け、争点として注目が集まった中国電力の上関原発計画。予定地の上関町周辺にある大島郡区、光市区、柳井市区では、計画反対を掲げる候補が1人ずつ出馬した。いずれも敗れたが、光市区では現職相手に健闘した。 


【光市区】
  光市区(定数2)で、告示3日前に立候補表明しながら、民主と自民の現職2人を相手に善戦した無所属新顔の国弘秀人氏。有権者の原発への不安が強い追い風になった。


  国弘氏は事務所のテレビで開票を見守った。197票差で落選が決まると、支持者たちはクラッカーを鳴らし、「よく頑張った」と健闘をたたえた。その後、全員で東日本大震災で犠牲になった人たちに黙とうを捧げた。国弘氏は「結果の重みを受け止め、周辺市町でも住民投票やアンケートで意見を聞くべきだ」と報道陣に述べた。


  事故後、原発容認の立場から慎重論に転じた現職2人。当選を決めた自民の河野亨氏は「国が見直す安全基準をより高くするよう国に要望する」。民主の秋野哲範氏も「国の責任で早期に安全基準を見直すことを求めたい」と語った。
(小暮純治)

1176チバQ:2011/04/12(火) 22:55:44
【大島郡区】
  周防大島町を選挙区とする大島郡区(定数1)では、原発計画反対などを掲げていた無所属新顔の藤本隆氏が、6選を目指した自民現職の柳居俊学氏に敗れた。


  藤本氏は事務所で「島外出身で、(告示2週間前の)出馬表明から投票日まで時間がなく、訴えが行き届かなかった」と敗因を振り返った。


  選挙戦では、前回の県議選で柳居氏に惜敗した黒田壇豊氏らが支援に回った。柳居氏の政務調査費の問題を取り上げて批判を展開。若さをアピールし、世代交代を訴えた。


  原発計画にも反対を表明。町には国の電源立地地域対策交付金が12億円配分されるが、予定地から約20キロと近い島南西部では「この美しい島を、お金で売るようなことがあってはならない。私は無所属だから明確に反対が言える」と原発問題を訴えの柱に据えたが、届かなかった。


  柳居氏も「国の厳密な調査と新たな安全基準を注視する」と原発計画に慎重な姿勢で、選挙戦では5期の実績を前面に出した。「今まで町民と一緒に島づくりをやってきたことが認められたと思う」と報道陣に語った。
(渡辺純子)


◆上関周辺「反原発」は全敗


  柳井市区(定数1)では、原発阻止を掲げて急きょ立候補した無所属元職の小中進氏が敗れた。


  反原発議員連盟の会長の小中氏は、熊毛郡選出の元県議。落選が決まると「選挙戦を通じて、多くの市民は上関原発に反対と確信したが、私は柳井では新人と同じで、票に結びつかなかった」と話した。


  告示当日に出馬を決意したため、選挙戦はポスター用の写真撮影や事務所探しから始まり、ポスターを貼り終えたのは3日後の午後。準備不足に加え、田布施町出身で知名度も低く、出遅れを挽回できなかった。


  かつて反原発運動に取り組み、支持層の一部が重なった民主現職の河北洋子氏は、自民新顔に議席を明け渡した。
(渡辺純子)


◆艦載機岩国移転反対 前市長の妻1位当選


  岩国市・玖珂郡区(定数5)では、無所属新顔の井原寿加子氏がトップで初当選を果たした。岩国基地への米空母艦載機移転に反対を続けた井原勝介前市長と夫婦一体の選挙戦を展開し、9人乱立の激戦を勝ち抜いた。


  井原氏は、夫が結成した移転反対派の政治グループが擁立する形で立候補。既成政党と距離を置き、政権獲得後は艦載機移転推進に転じた民主への批判票の受け皿となった。


  当選を決めた井原氏は艦載機移転や愛宕山への米軍住宅建設問題について「県も市も水面下で物事を進めていることに納得できない。全ての情報を開示しなければならない」と話した。
(上遠野郷)

1177チバQ:2011/04/12(火) 22:58:19
http://www.nnn.co.jp/news/110411/20110411058.html
20代坂野氏当選 県議選鳥取市、戦後2人目
2011年04月11日

 鳥取県議選は10日、無投票の3選挙区を除く6選挙区で投開票が行われ、新議員29人の顔触れが決まった。新人9人が初当選し、鳥取市では戦後2人目となる20代の県議が誕生。政権与党の民主候補が2人落選し、自民候補は1人を除き全員当選した。公明は鳥取市で初の2議席を獲得した。県計投票率は60・55%で、前回選(62・03%)を1・48ポイント下回り、過去最低を更新した。

 鳥取、倉吉、米子の3市、岩美、八頭、東伯の3郡の計6選挙区で投票が行われた。

 新議員の内訳は現職19人、新人9人、元職1人。鳥取市で1947年以来の20代議員となる27歳の坂野経三郎氏が初当選。同市と米子市でも30代の議員が新たに誕生し、八頭郡と岩美郡でも新旧交代が進んだ。倉吉市では元市長の長谷川稔氏が返り咲き、東伯郡では現職3人が新人を退けた。

 無投票当選者を含む35人の党派別内訳は、民主6人▽自民16人▽公明3人▽共産2人▽無所属8人−となる。

 民主党は鳥取市の現職と米子市の新人が落選し、勢力が後退。自民は公認候補の全員当選はならず、鳥取市で現職1人が落選。公明は議席数を1増やし、共産は現有勢力を確保、社民は議席復活を実現できなかった。

1178チバQ:2011/04/12(火) 22:59:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/national/20110412-OYT1T00495.htm?from=navr
開票遅くて全国的に有名な岡山市選管、改善なし

 政令市に移行し、初の県議選、市議選のダブル開票を処理した岡山市選管。

 全国的にも開票事務が遅いことで知られる同選管だけに、専門家もどれだけ改善されるか注目していたが、北区では票を数え間違えるトラブルや作業のもたつきもあって、開票に要した時間は市議選だけで4時間50分。最終票の確定時刻は11日午前2時を回り、迅速な開票とはいかなかった。

 同選管は、両選挙の開票を、北、中、南区分は岡山ドーム(北区北長瀬表町)で、東区分は百花プラザ(東区西大寺南)で実施。岡山ドームで行った3区の開票はいずれも日にちをまたぎ、開票終了は北区は県議選で1時間、市議選で30分、予定よりずれ込んだ。藤原健・市選管事務局次長は「初のダブル選挙で作業がもたつき、設定した目標より遅れた」と釈明する。

 だが、岡山ドームで市選管の開票作業を見守った、環太平洋大講師で早稲田大マニフェスト研究所招聘(しょうへい)研究員の林紀行さんは「関心の高い選挙にしては、あまりにも問題のある開票作業だった」と指摘する。

 林さんは、最も有権者が多い北区の作業スペースが、他の2区と比べ窮屈に感じられたことや、北区の市議選で票を「あ行」「か行」などに分けた後で候補者ごとに分類する非効率な点が気になったという。

 また、開票作業に従事するスタッフの数が他都市と比べ極端に少ないことも問題視する。同研究所が昨年の参院選(比例)で行った調査では、開票に6時間16分かかった北区は115人が従事したのに対し、ほぼ同規模の投票者数の大阪府八尾市は319人を投入し、4時間20分で済んでいる。

 10日開票の統一選でも、北区は県議、市議両選挙で251人が携わったが、北区と投票者数が同規模の東京都府中市は、都知事選だけで326人で、わずか1時間で開票を終わらせた。

 林さんは「公選法は正確かつ迅速な開票を求めており、岡山市は法の趣旨を理解していない」とし、次の選挙に向けて十分な作業スペース確保と、メリハリのある人員配置を提言する。

 正確で迅速な開票が有権者への最大のサービスになることを、岡山市選管はそろそろ自覚してほしい。
(統一地方選取材班)

(2011年4月12日12時17分 読売新聞)

1179チバQ:2011/04/12(火) 23:01:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000287-mailo-l33
’11統一地方選:県議選/岡山市議選 民主、伸び悩む 自民は復調の兆しか /岡山
毎日新聞 4月12日(火)17時11分配信

 10日投開票された県議選(定数56)、岡山市議選(同52)では、政権与党・民主党が伸び悩む姿が浮き彫りになった。一方、自民党は牙城といわれる地方の地盤を守り、都市部でも復調の兆しを見せた。だが県議選の投票率50・18%は03年の49・88%に次いで過去2番目の低さ。東日本大震災直後とはいえ、有権者を引きつけられない既成政党の課題も明らかになった。
 前回07年に4議席を獲得した民主党は政権交代の余勢で、推薦も含め県議選で16人以上、岡山市議選で13人以上の議席獲得を目指した。だが菅直人首相の支持率は低迷し、擁立は難航。県議選は公認10人、推薦2人、岡山市議選が公認8人、推薦3人にとどまった。
 県議選で、民主党の得票率は前回07年の8・71%から1・6倍の13・94%に増えたが、当選は公認が前回より1増の5人(推薦は1人)。岡山市・加賀郡での得票率は19・66%で前回07年より約1%増えただけ。労組など支持組織を固めるのに精いっぱいで、政権交代の原動力になった無党派層を取り込めなかった。
 岡山市議選では民主公認候補の当選は前回と同じ4人(推薦は3人)。北区で現職2人、新人3人を擁立する攻めの姿勢が裏目に出て、当選は現職1人だけだった。
 一方、県議会で現有36議席の自民党は現職33人、新人1人を当選させた。推薦でも新人1人が当選。自民の得票率は48・26%と前回の40・27%から約8%アップ。特に岡山市・加賀郡では約9%増の39・98%で、中区の現職が県内で最多得票で当選するなど都市部でも復調の兆しを見せる。
 岡山市議選と同日選となり、県議選の同市内の投票率は前回より3・92%増の48・15%。自民党の候補者は保守系無所属の市議と連携して票を掘り起こしたといえそうだ。
 県議選では公明党は現有5議席を維持。現有3議席の共産党は倉敷市・都窪郡で現職、新人が共倒れとなるなどで87年の県議選以来となる2議席に落ち込んだ。【井上元宏】

4月12日朝刊

1180チバQ:2011/04/12(火) 23:04:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000066-san-l34
広島県議選 民主、逆風下で伸び 自民の優位は変わらず
産経新聞 4月12日(火)7時57分配信

 66議席を争い85人が名乗りを上げた県議選では、全国的に逆風下の戦いとなった民主が無投票の2人をふくむ公認候補7人を当選させ、4年前の前回より3議席増やした。自民は1減となったが、引き続き最大勢力の32議席を確保、保守王国の健在を示した。

 民主は広島市佐伯区で新人が当選を果たす一方、同安佐南区で現職が落選。同区では、一昨年の知事選に出馬した元自民議員が無所属でトップ当選した。

 自民は現職28人と新人・元議員4人、公明は現職5人と新人1人がそれぞれ全員当選。共産は広島市中区選出の市議が同区の県議選に転じたが、結局福山市の1議席維持にとどまった。

 女性の当選は、過去最高だった前回の5人から3人に減少した。投票率は県内平均で47・5%。最低だったのは安芸郡(38・85%)で、現職と元議員の一騎打ちとなった庄原市(71・08%)が最高。

 党派別の新勢力は次の通り(開票終了時点、推薦候補は無所属として計上)。

 民主7▽自民32▽公明6▽共産1▽無所属20

1181チバQ:2011/04/12(火) 23:05:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000297-mailo-l34
’11統一地方選:県議選/広島市議選 民主、勢力維持 自公は全員当選 /広島
毎日新聞 4月12日(火)17時50分配信

 県議選(23選挙区、定数66)の党派別当選者数(無投票を含む)は、▽民主7人(前回4人)▽自民32人(同33人)▽公明6人(同6人)▽共産1人(同1人)で、無所属20人(同22人)だった。
 公認候補10人を擁立した民主は、現職7人のうち安佐南区で議席を失ったが、他の6人は当選。3新人は1人が佐伯区で当選し、残る中区と廿日市市の2人は落選した。民主が全国的に退潮する中で、7議席を維持した。
 自民は公認の現職28人、元職2人、新人2人が全員当選するなど、保守地盤の強さを見せた。公明は現職5人と新人1人が全員当選。現職と新人の2人を擁立した共産は、福山市で現職が議席を守ったが、中区で新人が落選し党勢拡大はならなかった。
 広島市議選(8選挙区、定数55)の党派別当選者は▽民主3人(前回2人)▽自民21人(同21人)▽公明8人(同8人)▽共産3人(同5人)▽社民3人(同4人)▽みんな1人(同0人)で、無所属16人(同15人)。
 民主は南区と安佐北区で現職が議席を維持し、中区で新人が当選した。現職が強みを発揮した自民は、公認21人が全員当選した。公明は現職8人が全員当選。共産は現職2人が落選し、3議席。社民は公認が全員当選した。みんなは新人1人が初当選した。【樋口岳大、矢追健介】

4月12日朝刊

1182チバQ:2011/04/12(火) 23:06:19
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/2011chiho/Cn201104120002.html
広島市議選 既成の小政党苦戦

 定数55に83人が立候補した広島市議選は、共産党が議席を2減らすなど既成の小政党に厳しい結果となった。一方でみんなの党が初めて議席を獲得し、名古屋市や大阪府などの全国的な流れを背景に、新しい政治勢力へ有権者の期待が移った側面がみてとれる。

 改選前に5議席だった共産党は現職2人が落選し、当選の3人も各選挙区で最下位で滑り込んだ。公認候補の総得票は、4年前の前回比で24%減少した。

 西区で5期目を目指した中森辰一氏(58)は、みんなの党新人の関藤雄姿氏(37)と最後の1議席を争い、競り負けた。「有権者の期待が既成政党ではなく、新しい流れへ向かう空気が強かった」と中森氏。「震災で選挙へ関心が高まらず、街頭でもじっくりと耳を傾けてもらえなかった」と振り返った。

 社民党は現職2人と新人1人が議席を獲得した。ただ、いずれも最下位の当選で、党として厳しい戦いだったことは否めない。

 これに対し、みんなの党県広域第1支部の武内正支部長は「中国5県の地方議会で初議席。地方でもじわじわと浸透している」と手応えを語る。落選した3人のうち2人は次点。中区では73票の小差だった。

 自民党は、民主党への「追い風」がやんだ今、地盤の根強さが際立ち、8区のうち6区で党公認候補がトップ当選を果たした。民主党は安佐南区で新人2人が共倒れになったが、中区で新人1人が勝ち上がり、改選前より1人増え3人となった。

1183チバQ:2011/04/12(火) 23:06:55
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/2011chiho/Cn201104110002.html
中国5県議選、民主苦戦
 中国地方の5県議選は、無投票の30選挙区(定数計65)を除いた51選挙区(定数計178)で投票され、全243議席が確定した。公認候補者を43人と前回の1・8倍に増やした民主党は現職6人が落選。獲得議席数は前回を上回ったものの、苦戦が目立った。

 党派別の内訳は民主党28人▽自民党127人▽公明党20人▽共産党9人▽社民党1人▽無所属58人。

 民主党は、前回無所属で当選した現職9人を党公認で擁立。公認候補者を増やしたが、各地で苦戦した。現職は安来市で党県連代表代行が4選を阻まれ、広島市安佐南区、周南市、柳井市、津山市・苫田郡、鳥取市で涙をのんだ。新人は中区や廿日市市、岩国市・玖珂郡で敗れた。

 自民党は広島と山口で現職全員が当選するなど、前回と同数を確保。公明党は20人全員が当選して前回を上回り、共産党は前回を下回った。社民党は中国地方唯一の宇部市の議席を守った。

 候補者数が317人と過去最少で、無投票当選者は65人。民主、自民両党の議席の消長が焦点で、両党の公認候補者が対決する選挙区で激戦となった。

 投票率は、島根を除く4県で前回を下回った。山口、鳥取は過去最低を更新した。

1184チバQ:2011/04/12(火) 23:07:19
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/2011chiho/Cn201104120001.html
民・自の攻防、痛み分け 中国5県議選回顧

 統一地方選の前半戦は11日未明までに開票作業を終え、中国地方5県議選では、65人の無投票当選者を含めた計243人の新県議の顔ぶれが決まった。政権交代後、初めて実施された県議選を振り返る。

 ▽広島 新人9議席、16年ぶり10人割る

 広島県議選(定数66)は自民党現職28人が強さを発揮し、1995年以来16年ぶりに全員が当選した。現職は民主党と無所属の計3人が涙をのんだが、自民党と無所属の元職計3人が返り咲き。新人で議席を得たのは9人と、16年ぶりに10人台に達しなかった。

 23選挙区のうち、議席を現職が独占したのは3分の2の15選挙区に上る。特に無投票の7選挙区では現職16人、元職1人が当選し、新人は立候補者がゼロだった。「平成の大合併」による選挙区の再編を経て、支持層のすみ分けが進んだといえる。その結果、新人が議席を得るのが難しくなりつつある。

 今回当選した新人9人のうち、引退したり死去したりした現職の「後継」と位置付けられたのは自民党2人と公明党1人、無所属3人の計6人。あと3人のうち1人は民主党公認、別の1人は新社会党の推薦を得ている。

 こうした構図の固定化は、有権者の選択の幅を狭めることにつながる。定数や選挙区の見直しなどさらなる議会改革を進める姿勢が問われる。

 民主党は広島市安佐南区の現職が落選したが、佐伯区の新人が無所属現職から議席を奪い、踏みとどまった。自民党、公明党は公認した全員が当選。共産党は福山市の1議席を守った。

 今後は、5月の議長選に向けた各会派の動きに注目が移る。最大会派の自民刷新会議や民主県政会、自民党議員会など、主要会派の勢力は改選前とほぼ同じ。一方で4会派に分裂する自民党系の県議は、広島市長選で当選した松井一実氏の支援でまとまりを見せた。会派の「一本化」へとつながるのかが焦点だ。(村田拓也)

 ▽山口 県東部で民主相次ぎ落選

 山口県議選(定数49)で、自民党は公認した27人全員が当選し過半数を維持した。9人を立てた民主党は県東部で軒並み落選し、前回比1増の5人にとどまった。公明党は全員当選で1増の5人。共産党は1減の2人、社民党は中国地方唯一の議席を守った。

 上関原発計画の是非が予定地に近い選挙区で争点化。半径30キロ圏内の光市では、告示3日前に反原発を掲げ立候補表明した無所属新人が当選ラインまで197票に迫った。

 米海兵隊岩国基地がある岩国市・玖珂郡(定数5)では、艦載機移転に反対した元市長を夫に持つ無所属新人がトップ当選した。一方、移転を事実上容認する自民党は元職が返り咲き、1増の3議席を獲得。民主、共産の両党は引退議員の議席継承に失敗した。

 民主党は平岡秀夫総務副大臣(衆院山口2区)の地盤の岩国市・玖珂郡や柳井市で議席を失い、次期衆院選では厳しい戦いになりそうだ。(金刺大五)

1185チバQ:2011/04/12(火) 23:07:37
▽岡山 民・自の対決色強まる

 岡山県議選(定数56)での二大政党対決は自民党に軍配が上がった。前回の倍の10人を立て当選者は1人増の5人だった民主党に対し、自民党は6人増の34人となった。

 民主党は、党の原則に沿い複数候補を立てた3人区以上で苦戦。津山市・苫田郡(定数4)では現職と新人が共倒れとなった。

 自民党は現職と新人1人が落選したが、安定した戦いぶり。県議会自民党県議団は改選前から2人増の38人になる見通し。公明党は現状維持の5人、共産党は1人減の2人。

 一方、無所属は10人で6人減となった。無所属だった現職が今回政党公認を得たのも要因。二大政党の対決の構図は県議選でも強まりつつある。(中島大)

 ▽島根 後継なく自民後退

 島根県議選(定数37)の当選者の党派別内訳は民主党5人、自民党18人、公明党1人、共産党2人、無所属11人だった。県議会の会派では、民主党系の民主県民クラブは改選前から1人増の8人を確保する見込み。自民党議員連盟は23人と2人減る見通しだが、過半数を維持した。

 自民党は八束郡(定数1)で、現職が民主党などが推す無所属新人に敗れ、3議席を自民党系が独占していた雲南市・飯石郡も一角を崩された。民主党は前回比2増とはいえ、安来市で党県連代表代行の現職が落選。逆風や支持基盤の弱さを浮き彫りにした。

 14選挙区のうち、県都の松江市、益田市を含む8選挙区で無投票となった。無投票当選者の割合は70・3%と全国で最も高かった。(金山努)

 ▽鳥取 二大政党の求心力低下

 鳥取県議選(定数35)は、民主党が6議席を確保し、前回から1議席上回った。候補者を絞った自民党は5議席少ない16議席に後退し、過半数を割り込んだ。

 民主党は公認8人のうち6人が当選。鳥取市は現職1人が落選。一方、推薦した新人が5県最年少当選となる27歳で議席を獲得。八頭郡も支持した新人が初当選を果たした。

 自民党は公認17人のうち16人が当選した。鳥取市で現職が涙をのんだ。さらに推薦した新人2人が敗れた。

 3人が当選した公明党は鳥取市で複数議席を得た。共産党は現職2人が再選を決め、議席を維持した。社民党系は現職死去の議席を回復できなかった。

 民主党が複数議席を得たのは米子市だけ。自民党も強固な地盤を誇った県東部で公認・推薦候補者が落選した。二大政党の求心力の低下をうかがわせる結果となった。(円山文雄

1186チバQ:2011/04/12(火) 23:08:07
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/2011hcity/Sh201104120004.html
広島市長選回顧 自民結束、組織戦を徹底



 ▽ 「市政転換」の松井氏が浸透 豊田氏「継承」の強調遅く

 新人6人が争った広島市長選は、自民党、公明党の推薦を受けた元厚生労働省官僚の松井一実氏(58)が、民主党広島県連などが支援した前副市長の豊田麻子氏(45)たちを破った。秋葉市政の転換を掲げることで「自民党の結束」を図り、経済活性化の訴えが両党支持層だけでなく、幅広い層に浸透。徹底した組織戦が市議選、県議選との「トリプル選」でプラスに作用し、支持が拡大した。

 共産党公認1人と無所属5人による激戦を勝ち抜いた松井氏は、自民党が擁立を主導した。政令指定都市の広島で自民党本部が推薦した新人の候補者が当選したのは初めてだ。

 「具体的な政策を今から初めて言います」。告示3日後の中区での決起大会。松井氏が、秋葉忠利前市長が推進した五輪招致の断念や入札制度の見直しなどの政策を列挙すると会場を埋めた約1400人は沸いた。秋葉市政の転換を強く印象づけた。

 松井氏はまた、集会や街頭演説で「地元経済を活性化させる」と強調した。具体策は世界遺産を活用した観光振興など新味に乏しかったが、自民、公明両党の支持者が集まった場で繰り返し訴えた。「経済対策・都市活性化」は、中国新聞社の出口調査で候補者に期待することで最も多く、有権者のニーズを捉えていた。

 中盤情勢では、横一線だった松井氏と豊田氏の明暗を分けた一因は組織力の違いだけでなく、スタンスや政策の分かりやすさだったといえる。

 「反秋葉」を掲げる自民党系市議が支援する「攻め」の松井氏と、副市長として秋葉市政を支えた「守り」の豊田氏の立ち位置の違いが影響している。

 秋葉市政の3期目は、広島五輪構想や核兵器廃絶の国際世論を盛り上げる「オバマジョリティー」キャンペーンなどに批判的な報道が多かった。そのため、豊田氏の陣営の中には「秋葉後継」を前面に戦うことに否定的な意見があった。最終盤は、知名度不足を解消できていないと判断し、秋葉市政を継承する姿勢を明確に打ち出したが、時間もなく浸透し切れなかった。

 投票率は前回より4・67ポイント減の49・08%と伸び悩んだ。各陣営は、東日本大震災や新人同士の争いで知名度が低いことが影響したとみる。豊田氏の陣営幹部は「組織が強い松井氏の陣営に比べ、無党派層の票が頼りだった。盛り上がりに欠けたのが痛かった」と振り返った。

 元市議の大原邦夫氏(61)は、次点だった4年前の市長選に続く挑戦。自民党系の一部市議の支援を受けた前回とは一転、既成政党批判を展開した。政策面では市長給与半減など徹底した行財政改革を訴えたが、松井、豊田両氏の事実上の二大政党対決の前に、前回ほどの勢いは感じられなかった。

 元市議の桑田恭子氏(49)は知名度不足が大きく響いた。共産党県常任委員の大西理氏(45)は党への支持が十分に集まらなかった。会社員の前島修氏(37)は苦しい戦いだった。(藤村潤平)

1187チバQ:2011/04/12(火) 23:08:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/localnews/05/20110412-OYT8T00706.htm
愛媛県議選、民主が“一人負け”

 47人の新議員が出そろった愛媛県議選は、2選挙区で現職3人が落選する一方、新人8人が当選を果たし、議会に新風が吹き込むことになった。一方、公認・推薦で10人を擁立しながら半数にも届かず、事実上“一人負け”の状況となった民主の県連関係者は、今後に危機感をにじませた。(浅野友美)

 新県議を当選回数別で見ると、初当選が8人(前回13人)、当選2回が11人(9人)、同3〜5回が19人(20人)で、同6〜8回が9人(4人)だった。

 年代別では、20歳代はいなかったが、30歳代が4人(前回2人)、40歳代は10人(10人)、50歳代は15人(24人)、60歳代が16人(9人)で、70歳代は2人(2人)だった。改選前に3人いた女性は2人にとどまった。

          ◇

 民主県連の白石洋一代表は11日、松山市内の県連事務所で記者会見。今回の結果を「後退」と総括し、党への逆風や、県内議員らの有権者との対話不足が敗北の一因と分析した。また、今後について「県連を単なる会議体にとどめず、総支部ごとに恒常的に地域課題に対する提案を上げる体制作りが必要」と課題を挙げた。

 これに対し、推薦を含め31議席を獲得した自民県連の清家俊蔵幹事長も同日、記者会見し、新人2人の当選を評価。公認で唯一、西予市選挙区で敗北したことについては、「有権者が若さを求めた上に、市町村合併による各支部の弱体化があったと思う」とした。また、中村知事に対しては、「最大与党として支えることに変わりはない」と強調した。

 推薦を含め3議席を守った社民県連の村上要代表は「県議会で大きな自民党と政権与党の民主党のはざまで、党の存在感を有権者に認識してもらえた」とし、「基本的に知事に賛意を示すが、辛口の提言や注文もつけつつ議会をもり立てたい」と述べた。

 20年ぶりに公認候補3人が当選した公明県本部の笹岡博之代表は「県民の関心が東日本大震災に向いている部分もあったが、遊説である程度の政策は訴えられた」と話し、「負託に応えられるよう、個々の政策に対しては是々非々で臨む」と述べた。

 共産県委員会の林紀子委員長は「東日本大震災・原発の重大事故をうけ、伊方原発の安全対策や防災のまちづくりを訴えた。複数議席への前進はならなかったが、新しい県議会と連携して公約実現に全力を尽くす」とコメントした。

          ◇

 中村知事は11日の記者会見で、「地方議員一人ひとりが自分の立ち位置を考える時期に来ており、『地域第一、政策中心、国政自由』の理念が突き付けられている」と、政党の枠を越えて「地域主権」を目指す政治活動を要請した。

(2011年4月12日 読売新聞)

1188チバQ:2011/04/12(火) 23:42:58
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201104110118.html
民主候補、半数が落選 支持低迷で「党隠し」も 県議選
2011年4月12日

 民主党が事実上の敗北を喫した統一選の前半戦。県議選でも、前回の倍の公認候補を擁立しながら、一つしか議席を伸ばせなかった。投票2日前になって、南区の候補が公認を辞退する騒ぎもあった。

 「逆風下での1増は善戦だ」

 11日、民主県連代表の柚木道義衆院議員は、結果をこう評した。

 政権獲得を果たした党の次の目標が、地方での党勢拡大。県連は、県議選で前回2007年(5人)を上回る13人(推薦を含む)を擁立して臨んだ。

 ところが8日、突然一人が公認を辞退し、候補者は12人に。結局、新顔3人が当選を果たす一方で、現職2人を含む半数が落選する厳しい結果となった。

 前回、県北初の議席となった津山市・苫田郡選挙区(定数4)では、1増を目指して2人を立てたが、共倒れに。総社市、笠岡市(定数各2)で自民党の牙城(がじょう)に挑んだ新顔2人は大差で敗れた。

 花咲宏基衆院議員(比例中国)は「地縁、血縁に勝てなかった。地域に根ざす活動をするには時間が足りなかった」という。

 支持率が低迷する中で、「民主党隠し」の動きすらあった。候補者はポスターのマークを小さくし、党名の連呼を控えた。

 南区の候補の公認辞退について県連は、「一身上の都合ということなので、やむを得ないと判断した」。候補者も「総合的な判断」としか理由を説明しない。

 ただ公認辞退の段階で、南区で9679人が期日前投票を済ませていた。「民主党公認」を理由に投票した有権者にとっては、背信行為になる。結局、この候補は落選し、県連関係者は「有権者はちゃんと見ている。落選という非難を受けた」という。

 自民党は、全20選挙区で37人(推薦を含む)擁立した自民党は35人が当選を果たし、過半数を維持した。公明党も5人当選で現有議席の維持を果たしたが、共産党の当選は2人で、議席を一つ減らした。(宇津宮尚子)
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1189チバQ:2011/04/12(火) 23:50:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20110411-OYT8T01058.htm
県議選一夜明け 民主退潮 会派再編か
 県議選(定数39)で、自民党系が8年ぶりに過半数を回復するとともに、民主党推薦や社民党公認の現職が落選したことで、県議会の勢力図が大きく変わる見通しとなった。当選した39人のうち新人が10人おり、早くも会派入りを打診される新人もいて、議会内の駆け引きはすでに始まっている。当選者らは11日、選挙戦を振り返りながら、抱負を述べた。

 推薦を含め、県議会過半数となる20人が当選した自民党は、最大だった現有15人の会派を、さらに大きく伸長させる見通し。一方、かつて橋本大二郎・前知事に近い議員が集まった現有7人の第2会派「県政会」は、民主党推薦を含む3人の現職が落選。民主、社民両党系の議員らでつくる「民主党・県民クラブ」(現有6人)も、引退者を含めて3人を減らすことになり、会派の再編が進みそうだ。共産党は支持した現職が落選したが、公認の元議員が当選したため、現有5人の会派を維持。公明党は3議席を堅守した。

 自民党の武石利彦・県連幹事長は「政権への不満が自民への期待につながった。マニフェスト違反や震災への対応の不手際などで、民主に政権担当能力はないという声をよく聞いた」と勝因を分析。選挙カーを自粛しながら議席を守った公明党の池脇純一・県本部代表は「足で稼ぎ、通常の3倍の街頭演説を行った。有権者の元へ足を運び、訴えを聞いてもらわないと、県民の関心は議会に向かない」と話した。

 民主党は今回選で勢力拡大を目指したが、公認3、推薦6の計9人(新人5、現職4)が落選。県連幹部もおり、当選できたのは公認1、推薦2の現職3人にとどまった。大石宗・県連幹事長は「県連の力不足。熱意ある候補を立て、政策本位で勝負したが、組織や企業を固める従来型の選挙活動にかなわなかった。震災で国会議員が応援に入れなかったのも痛かった」と力無く話した。長年の議席を失った社民党県連の今西忠良幹事長は「党員の高齢化、弱体化に加え、議員活動が市民の評価を得られなかった。市町村議選に向けて体制を立て直す」と危機感をあらわにした。

 共産党県委員会の佐竹峰雄委員長は「東日本大震災の下、政治のあり方が根本から問われた。大震災からの救援や復興、県民の命と暮らしを守る福祉、防災を訴え、手応えがあった」と話した。

(2011年4月12日 読売新聞)

1190チバQ:2011/04/13(水) 20:51:02
http://mytown.asahi.com/areanews/ehime/OSK201104120122.html
県議報酬、削減継続に賛否 消極的な会派も
2011年4月13日

 県の厳しい財政状況を踏まえ、県議の報酬を削減していた条例が29日で失効する。削減を続けるには議会で決める必要があるが、削減継続に消極的な会派もあり、足並みはそろっていない。

 県議会は2002年、条例で月額82万円の議員報酬を一律5%削減し、06年の条例改正では、削減率を10%とした。今の県議の報酬は月額73万8千円だが、条例は任期満了の4月29日に失効する。このため、新しく条例を作らなければ、新県議の5月以降の報酬は満額が支払われることになる。

 07年の改選時は6月議会で翌月からの削減を可決したため、5、6月は満額が支払われた。削減継続を訴える会派は、5月中の臨時議会を開き、なるべく早く議決をするべきと訴える。

 公明党県本部の笹岡博之代表は「厳しい財政状況のうえに、震災もあった。元に戻す状況にはない」と述べ、5月の臨時議会など新しい議員が集まる直近の場で、延長を決めるべきだとした。共産党の佐々木泉県議は「報酬額そのものを3割程度下げるべきで、臨時議会で提案したい」。

 民主党会派の横山博幸代表も「地域経済の冷え込みや、東日本大震災の影響で日本全体のさらなる景気悪化が見込まれる。議員自らが身を削り、県民と痛みを分かち合うべきだ」と、削減の継続を主張する。

 だが、自民党県連の清家俊蔵幹事長は「若手県議には育ち盛りの子どもを養っている人もいる。個人的には元の報酬に戻しても良いかなと思っている」と、削減に消極的だ。「新人も含め、県議全体が集まった場で改めて考えをまとめたい」と述べる。

 社民党会派の村上要代表も「議員報酬の削減は10年度までの県の財政構造改革を受けた対応と考えており、ひとくぎりついた。議員報酬は、活動に対する正当な評価であり、安くすればいいというものではない」との認識を示した。

 一方、知事給与は本来月額132万円だが、06年度から20%、08年度からは25%をカットしていて、中村時広知事の就任後の2月議会でも、継続するよう議決された。中村知事は11日の会見で議員報酬の削減について「多くの県民が注目していると思うので、議論の推移を見守りたい」と述べた。

1191チバQ:2011/04/13(水) 23:38:22
http://mytown.asahi.com/areanews/ehime/OSK201104110088.html
県議選当選者に地域会派結成の動き 各党から警戒の声も
2011年4月12日

 10日に投開票された県議選。中村時広知事に近い無所属当選者の間には早くも新会派結成の動きが出ている。11日、県内各政党の代表者らからは、こうした動きを警戒する声が聞かれた。

 昨秋の松山市長選をめぐり自民を除名され、無所属で出馬、当選した横田弘之氏は「中央集権体制はもう限界。国政に振り回されない地域会派をつくりたい」と明言する。中村知事とのパイプを強調する無所属当選者の一人も「他の当選者とも話し合って今後の対応を決めたい」と話す。

 こうした動きに、31人の公認・推薦候補が当選を果たした自民党県連の清家俊蔵幹事長は「地域政党は今の時代にはまだ早すぎる。国から権限と財源を地域に移譲してもらう上でも、これまでと変わらず国と手を結んでいくというスタンスでやる」と牽制。中村知事との距離感については、「(知事選で中村知事を)推薦した時点から、県政最大与党として、しっかり支えていくというスタンスは変わらない」と、従来通りの見解を示した。

 公認・推薦合わせて過去最多の10人を擁立したが、当選4人にとどまった民主党県連の白石洋一代表は、選挙の敗因について、「党内政局や震災対応で政権への支持が低下したうえ、県連の組織力が弱かった」と分析。地域会派について横山博幸幹事長は「知事寄りの立場を取るのであれば議会の中に知事の下請け機関ができるようなもの」と疑問を呈した。

 公認3人が当選し、改選前議席を維持した公明党県本部の笹岡博之代表は、知事との関係について、「(公明は)知事選で中村知事を推薦した与党。個々の案件については、是々非々でやっていきたい」と述べた。3議席を維持した社民党県連合の村上要代表は、地域会派結成の動きについては「社民として参加するつもりはない」。

 1議席を死守した共産の佐々木泉県議は「議会が知事の応援団ではいけない。チェック機関としての議会が働くように頑張りたい」と地域会派結成の動きを批判した。

1192チバQ:2011/04/13(水) 23:56:01
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001104130001
71歳新人議員「すべてを注ぐ」
2011年04月13日


岡山市議選の当選証書を受け取る熊代昭彦・元衆院議員(左)=岡山市役所

■岡山市議「初当選」の熊代元衆院議員


 10日の岡山市議選で「初当選」した元衆院議員の熊代昭彦氏(71)が12日、岡山市役所で当選証書を受け取った。「私にとっては、衆議院も市議会も同じように価値がある。たいへんうれしい」と晴れやかな笑みを浮かべた。


 1993年から自民党公認で衆院選に4度当選し、小泉内閣では首相補佐官も務めた。だが、郵政民営化に反対して自民党を離れ、その後は岡山市長選、参院選、衆院選と立て続けに落選。5年以上、政治の表舞台から遠ざかっていた。


 今回の市議選には「市民の党『自由と責任』」を旗揚げして臨み、議会改革などを訴えて中区でトップ当選した。久々の当選証書を手に「議員の定数と報酬を半分にする。意見の近い人と力を合わせ、必ず実現したい」と意気込んだ。


 旧厚生省に30年近く勤め、年金局資金課長や援護局長を歴任した福祉行政の専門家でもある。「これまでの経験のすべてを、岡山市のために注ぐ」。71歳の「新人議員」が力強く語った。(柏崎歓)

1193チバQ:2011/04/14(木) 00:12:01
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001104120003
低投票率の中 保守層固める/出口調査
2011年04月12日

 政党対決の構図となった10日の広島市長選は、自民、公明推薦の松井一実氏(58)が、民主、社民に支援された豊田麻子氏(45)に完勝した。朝日新聞社が同日実施した出口調査の結果をみると、保守層を手堅く固めた松井氏側の組織戦が戦後6番目の低投票率(49・08%)だった選挙で特に力を発揮したようだ。


 調査は広島市内の60カ所の投票所で実施。3081人から有効回答を得た。


 回答を分析すると、自民支持層の61%、公明支持層の54%が松井氏に投票した。一方、民主支持層で豊田氏に投票した人は45%にとどまり、22%が無所属の大原邦夫氏(61)に、17%が松井氏に流れた。


 豊田氏は「市民党」の立場にこだわり、民主、社民の推薦を求めなかった。秋葉忠利・前市長(68)と同じ選挙戦術で幅広い支持を得ようとしたが、無党派層で豊田氏に投票した人は33%どまり。28%が松井氏、22%が大原氏だった。


 女性候補が2人立ち、「初の女性市長誕生」の期待もあったが、女性の票を最も集めたのは松井氏の38%。27%だった豊田氏と8%の桑田恭子氏(49)を大きく上回った。


 世代別をみると、30〜50代の得票は松井氏と豊田氏がともに33%で分け合ったが、松井氏は20代で31%、60歳以上で44%を占めて断トツのトップ。豊田氏は20代で21%、60歳以上で22%にとどまり、どちらも大原氏に次ぐ3番手だった。


 新市長に最も力を入れてほしい政策に関しては、全体の54%が「景気・雇用」と回答。「福祉・教育」が27%で続き、「平和・反核活動」と「交通網の整備」は4%だった。


 特に、松井氏に投票した人では60%が「景気・雇用」と回答。広島経済の地盤沈下が指摘されるなか、経済活性化を最優先課題に掲げた松井氏への期待の強さをうかがわせた。


 支持政党の割合は、自民37%、民主21%、公明5%、共産とみんなが3%、社民2%で、無党派層は25%だった。政権交代から1年半を経た民主への有権者の評価は厳しくなっているようだ。(加戸靖史)

1194チバQ:2011/04/14(木) 22:45:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000273-mailo-l34
転換:広島新市長誕生/上 主張明確化で支持層固め /広島
毎日新聞 4月13日(水)17時7分配信

 松井一実・広島市長が12日、始動した。今年1月、秋葉忠利前市長の退任宣言から市長選まで、わずか約3カ月。広島に戻るのは約40年ぶりで、他候補に比べて知名度で劣りながら、激戦を抜け出した。12年ぶりの新リーダー選びに名乗りを挙げた各陣営の軌跡を追った。
 ◇松井氏、郷土愛もアピール 有権者に安心感
 「今日は言います。言わせてください!」。3月30日、中区のアステールプラザでの決起集会で、松井氏は熱弁を振るった。約1400人の聴衆を相手に「ヒロシマ五輪はノー。入札制度は見直し。旧市民球場跡地計画は熟議が必要」と具体的に語った。12年続いた「秋葉市政」の転換を明言し、それまでの総花的な演説に比べると路線変更を印象づけた。
 「広島のグランドデザインを描くため、さまざまな声を聞きたい」という立候補表明時点での姿勢から、「勉強して各論も言えるようになった」(松井氏)。支援を決めかねていた人たちを引き込み、「あの日を境に、事務所を訪れる人の数が増えた」と選挙事務所の幹部は振り返る。
 一方、街頭演説ではそこまで熱は入れなかった。4年前に秋葉前市長が得た22万票余りを取り込もうと、「対立候補の批判をせずにきちんと夢を語り、横綱相撲の選挙戦をする」(自民党関係者)という作戦だった。
 市長選で推薦候補が3連敗していた自民党。今回、国会議員と地方議員が連携し、公明党の推薦も取り付けた。しかし、自民系市議は市議会で6会派に分裂し、市長選に臨む思惑の違いから、当初は連携を渋った市議もいた。しかし、「対立候補に味方しないだけでも大きかった」(自民県連幹部)。毎日新聞が投票日に実施した出口調査では、自民支持層の6割弱が松井氏に投票した。
 「広島を離れて40年、広島に恩返しをするための修行の旅だった。これまで身につけた技術、経験、知識を還元せずに、私の人生はありません」。告示日の3月27日、出陣式で松井氏は郷土愛をアピールした。別の場所では「広島菜は本当に好きなんです」とも。母校・市立基町高の同窓生は「広島出身という安心感があった」と語った。【矢追健介】

4月13日朝刊

1195チバQ:2011/04/14(木) 22:46:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000256-mailo-l34
転換:広島新市長誕生/下 豊田氏、「遅すぎた」後継アピール /広島
毎日新聞 4月14日(木)15時58分配信

 ◇秋葉氏不出馬、戦略狂う−−大原氏
 「まさかこんな結果になるとは……」
 10日午後8時過ぎ、松井一実市長誕生が早々と報じられ、豊田麻子前副市長の陣営は言葉を失った。「決着はもつれる」との見方もあり、会場に支援者が集まり切っていなかった。秋葉忠利前市長の事実上の後継とみられた豊田氏の得票は、4年前に秋葉氏が得た22万票余の半分だった。
 「(豊田氏に)たすきを渡したい」。秋葉氏が街頭で初めて応援演説に立ったのは、退任翌日の8日。豊田氏は自らが副市長に招いたが、秋葉氏は「後継指名は市長の職務ではない」と態度を鮮明にしていなかった。
 豊田氏の選挙母体は、秋葉氏を支援してきた市民グループや民主、社民両党県連、連合広島などが集まった「勝手連」の性格が強く、秋葉市政への評価を巡っても意見は割れていた。序盤戦は「幅広く支援を集めたい」と“秋葉色”を薄めた。
 しかし、松井氏陣営では、擁立を主導した自民党に続き、公明党が告示前日の3月26日に推薦を決めた。組織力で劣る豊田氏陣営は、「党勢への逆風は厳しい。後方支援に徹する」(県連幹部)としてきた民主党が、国会議員らを前面に出す戦術に転換。陣営は最終盤、形勢逆転を狙い、過去3回の選挙で無党派層の支持を広く集めた秋葉氏に応援を要請した。歯車がかみ合わず停滞気味だった陣営は活気づいたが、結果は大敗。連合広島関係者は「遅きに失した」。東日本大震災の影響で有権者の選挙への関心は低く、“風”は吹かなかった。
 4年前に次点だった大原邦夫氏の陣営にとって、誤算は秋葉氏の4選不出馬だった。一騎打ちを想定し、市政批判を強調する戦略は変更を余儀なくされた。人件費削減などによる行財政改革の徹底や、地域政党の設立など、地方政治の時流に乗るべく切り替えたが、「リングが変わってしまった」(陣営関係者)。選挙最終盤は「動かせ広島」を掲げて無党派層へアピールしたが伸びなかった。
 市議2期から転じた桑田恭子氏も埋没。市民税10%減などの政策を掲げ、河村たかし名古屋市長の応援にも期待したが震災で頓挫し、「減税」への支持は広がらなかった。過去2回は独自候補を立てなかった共産党は、「政党の責任を果たす」として県常任委員の大西理氏を擁立したが、党支持層以外への広がりを欠いた。前島修氏も浸透しなかった。【寺岡俊、矢追健介】

1196チバQ:2011/04/14(木) 23:01:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110412-OYT8T01062.htm
知的障害者に投票指示
 県警統一地方選違反取締本部と美馬署は11日夜、10日に投開票された知事選と県議選美馬第1選挙区(定数2)で、それぞれ3選した飯泉嘉門氏(50)(無所属)と、5選した藤田豊氏(67)(自民)の名前などが印刷された紙を知的障害者に持たせて投票するよう指示したとして、美馬市穴吹町三島、社会福祉法人「徳島県手をつなぐ育成会」の知的障害者更生施設「ルキーナ・うだつ」次長の津川史郎容疑者(55)を公職選挙法違反(投票干渉)容疑で逮捕、12日、送検した。

 発表によると、津川容疑者は施設職員の30代の男と共謀して7日午後、同市穴吹町の期日前投票所で、施設の女性入所者2人に飯泉、藤田両氏のパンフレットの一部を持たせ、「この人な」などと指示して投票に干渉した疑い。2人は選管職員に代書させて投票した。

 津川容疑者らは施設のワゴン車でこの2人を同投票所まで送迎。車から降りた2人が紙を握りしめて投票所に入るのを警戒中の美馬署員が不審に思い、投票所の管理者に確認して犯行がわかった。津川容疑者らは同日、3度にわたって入所者を送迎しており、県警は余罪も追及する。



 当時、投票所内には投票管理者1人、立会人2人、選挙事務従事者の市職員4人がいた。美馬市選管は「(津川容疑者らは)投票所内に入らず、駐車場で紙を渡したと聞いている」などといい、「期日前投票制度を悪用されたのは大変残念。当時の詳細な状況を聞いておらず、検証するため、投票所にいた職員から事情を聞く」としている。

 同施設の川原勝市施設長は読売新聞の取材に、「事件で入所者や関係者の方に不快な思いをさせたのは残念。今後は障害者の意思を最大限尊重できるような投票支援を行うよう改善したい」と話した。

(2011年4月13日 読売新聞)

1197チバQ:2011/04/14(木) 23:35:44
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000092
香川県議選 解説/震災影響、現職に強み
2011/04/11 07:16

 未曽有の被害をもたらした東日本大震災は、香川県議選の結果にも少なからず影響を与えた。今回の選挙で目立ったのは、過去最低の投票率に表れた有権者の関心の低下と、自粛ムードに左右されない地盤や組織力を持つ現職の強さ。結果は、「風」の影響を受ける民主の退潮につながったが、中でも約50%にまで落ち込んだ投票率の低下は、地方政治にとって深刻な事態といえる。
【→参照記事】

 党勢拡大を狙った民主の議席減は、政権運営に対する失望や批判などの逆風が最大の要因。無党派層を支持基盤とするだけに、投票率の低下も響いたとみられる。「風頼み」の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになったとも言え、高松市以外で候補者を擁立できなかったことも合わせ、党勢の退潮を印象付けた。

 同じく無党派層の支持に頼る「市民派」候補の得票が伸び悩んだことも投票率の低下が影響したことは否めない。

 また、震災を受けた選挙活動の自粛ムードにより、選挙カーの不使用や街頭演説の時間短縮などが相次いだ。「選挙活動がやりにくい」とこぼす候補者が多かったように、知名度で劣る新人には特に厳しい環境だった。

 一方、県議選全体を見ると、13選挙区のうち6選挙区が無投票。無投票当選者は過去最高だった前回の16人に次ぐ13人に上った。4回連続で無投票だった善通寺市選挙区を含め、選択の権利を失った有権者は約24万人で、全有権者(約83万人)の3割弱を占めた。

 投票率の低下は、選挙があっても投票に行かない有権者の問題だが、背景には県政に対する無関心やあきらめなどがあることも確か。地方議員に対して厳しい目が向けられる中、新県議には防災対策や地域経済の活性化などの課題に真摯(しんし)に取り組むとともに、県民が県政への関心を高められるような活動を望みたい。
(報道部・大西正明)

1198チバQ:2011/04/14(木) 23:37:34
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000094
社民の灯守った/勢力確保、新人森さん笑顔
2011/04/11 07:18
 定数削減の中、社民党は無投票当選の3人を含め、公認・推薦候補が全員当選を果たし、改選前の6議席を守った。
【→参照記事】

 三豊市選挙区の森裕行さん(54)は、同党の勇退議員が24年間守り続けた議席を死守。「三豊の大勢の人に支持をいただいた。これからは恩返しを肝に銘じて活動したい」と支援者に感謝の言葉を繰り返し、喜びをかみしめた。

 後継指名を受け、昨夏からいち早く地盤の豊中町を中心に足を運び、浸透を図った。穏やかで実直な性格。派手さに欠けるとも言われたが、告示後は党本部の幹部が応援に駆けつけ、無投票当選を決めた選挙区から運動員を集中させるなど、組織力を存分に生かした選挙戦を展開。地域に根ざしてきた社民党の存在意義を訴え続けた。

 元町長で地盤を同じくする候補と最後まで激しい競り合いを繰り広げ、約800票差で勝利がようやく決まると、緊張感でこわばった表情にようやく笑みが広がった。

 推薦候補を2人に絞った高松市選挙区。三野康祐さん(54)は亀阜地区や市南部を拠点に支持を広げ、危なげなく当選。「支援者が危機感を持って努力してくれたおかげ」と感謝の言葉を述べた。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000095
民主明暗 新人山本さん当選、現職宮本裕さん敗れる
2011/04/11 07:19

 逆風をはね返すには至らなかった。政権与党として初の統一選に臨んだ民主。高松市選挙区で候補者4人を擁立し、現有3議席からの勢力拡大を狙ったが、東日本大震災前からの党内対立の余波を受け、逆に議席を2に減らした。新人1人は滑り込んだものの、現職1人が落選し明暗が分かれた。
【→参照記事】

 4年前、県政史上最年少の27歳で初当選した宮本裕美さん(31)。「地域の力を広げる」をキャッチフレーズに、地道に市内を回って「もう一度、県政の舞台に」と声をからしたが、党への反感ムードが最後まで響いた。

 支持者らが集まった事務所は重苦しい雰囲気。宮本さんは「すべて自分の甘さが原因。まだまだ未熟だったということ。ご支援、ありがとうございました」と精いっぱいの笑顔をつくった。

 一方、高松市議からくら替えし、初の香川県議選に挑んだ山本悟史さん(42)は、激しい逆風をかいくぐって、「15番目」の議席を射止めた。

 震災の被災地に配慮し、選挙カーはまったく使わずに、自転車のみで選挙区を奔走。地元国会議員の応援や連合香川の後押しに加え、市議の実績も評価され、山本さんは「厳しい戦いだったが、皆さまに『仕事をしろ』という答えをいただいたのだと思う」と気持ちを引き締めた。

1199チバQ:2011/04/14(木) 23:38:44
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000096
現職議長篠原さん涙 石川さん返り咲く/観音寺
2011/04/11 07:19
 前回と同じ顔触れでの戦いとなった観音寺市選挙区で、現職議長の篠原公七さん(62)が6選を阻まれた。よもやの敗北に沈痛な面持ちの篠原さんは「私の不徳の致すところ。お世話になった皆さんに心からおわび申し上げます」と深く頭を下げた。
【→参照記事】

 篠原さんは選挙期間中、演説会をはじめ精力的に活動し、経験と実績をアピールしたが票は伸び悩み、議席に手が届かなかった。

 香川県観音寺市大野原町の事務所では午後10時50分すぎ、落選が判明し、支持者からため息が広がった。篠原さんは「新知事が誕生し、私も古里の発展へ決意を新たにしていたが、非常に厳しい選挙になった」と、唇をかんだ。

 一方、念願の議席奪還を果たした石川豊さん(69)は「政治は結果が全て。皆さんのご恩に応えたい」と喜びを表し、再スタートに誓いを込めた。

 前回の選挙では、約400票差でまさかの敗退。「私は浪人の身」と歯がゆい思いをしながらも、「冬(の後)には、必ず春が来る」と励ましてくれた姉の言葉を胸に4年間、地道に地域の人たちに古里にかける情熱を語り歩いた。

 支持者らから祝福の握手でもみくちゃになった石川さんの目には涙が光った。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000097
自民トリオがっちり/坂出、現職の牙城崩れず
2011/04/11 07:20

 4年前と同じ顔ぶれとなった坂出市選挙区は、自民現職3人が保守系新人の挑戦を再度退けた。
【→参照記事】

 トップ当選は前回に続いて有福哲二さん(44)。地盤の市東部を中心に幅広く支持を集め、同選挙区で唯一、1万を超える票を獲得。「期待に応え、地道にまじめに県勢発展に尽くしていく」と3期目の抱負を表明した。

 ベテランの尾崎道広さん(65)は手堅く票をまとめて6選。前回は終盤で体調を崩し、戦線離脱したが、今回は支援者と共に事務所で当選の喜びを分かち合い、「地域のために身を捧(ささ)げ、政治家人生のすべてをかける」との決意を示した。

 西川昭吾さん(52)も底力を発揮して3選を果たし、県政改革への思いを新たにした。

 一方、雪辱を期した新人の山条真嗣さん(43)は「県政に新風を」と地道に訴えてきたが、現職の厚い壁を崩せず涙をのんだ。

1200チバQ:2011/04/14(木) 23:40:17
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000098
高木さん2度の転身成功/高松市選挙区
2011/04/11 07:20

 激戦の高松市選挙区で初当選した新人の高木英一さん(61)は、旧牟礼町長、高松市議と牟礼・庵治地区内での抜群の知名度を生かした選挙戦を展開。2度目の転身に見事成功し、「初めての全市的な選挙で不安で仕方なかった。頑張ってくれた支援者の皆さんのおかげ」と笑みがこぼれた。
【→参照記事】

 合併推進派の町長として旧牟礼町の閉町を見届け、合併後は市議を務めていたが、今回は同地区選出の現職の勇退を受け、「高松市東部から県中枢へのパイプを失ってはいけない」と再び転身を決意。党派の違いこそあったが、同じ地域代表のスタンスを崩さずに議席を手にした。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000104
国替え元職ともに苦杯/石井さん、渡辺さん
2011/04/11 07:21
 “国替え”で返り咲きを目指した市民派の元職2人がいずれも苦杯をなめた。
【→参照記事】

 豊島産廃撤去運動のリーダー、石井亨さん(51)は今回、小豆郡選挙区から高松市選挙区に舞台を移した。小豆島での住民運動の経験を踏まえ、「住民自治」「環境負荷の少ない暮らし」などを掲げたが、県都での支持浸透を図るには準備不足が否めず、大差で敗れた。

 香川県高松市南新町の事務所では、苦難を共にした住民運動の仲間らが温かく見守る中、石井さんが「申し訳ありませんでした」と敗戦の弁。今後の政治活動については「これからがすべての始まり。一から頑張っていきたい」と静かに語った。

 木田郡選挙区で自民現職に挑んだのは、渡辺智子さん(57)。昨夏の知事選への出馬経験などから高い知名度を生かして戦ったが、県議引退宣言を撤回して再出馬した批判に加えて、出馬表明から選挙戦まで1カ月半しかなく、出遅れを挽回できなかった。

 渡辺さんは「皆さんには素晴らしい力を発揮してもらったが、私の力不足で票につなげられず、申し訳ありません」と頭を下げると、集まった支持者から労をねぎらう拍手が送られた。

1201チバQ:2011/04/15(金) 23:29:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000164-mailo-l35
15万都市の選択:周南市長選/上 二つの「駅」 /山口
毎日新聞 4月13日(水)15時6分配信

 ◇効果未知数の大事業 財政負担にらみ要否論争
 任期満了に伴う周南市長選(17日告示、24日投開票)は、再選を狙う現職の島津幸男氏(65)と、元県議で司法書士の新人、木村健一郎氏(58)=ともに無所属=による前回と同じ顔ぶれの一騎打ちが予想されている。選挙戦を前に、争点となりそうな市政の課題と立候補予定者の動きをリポートする。【内田久光】
 「選挙での約束は何だったのか。今の計画で街が活気づくとは思えない」。前回の周南市長選。徳山駅周辺の「変化」に期待して1票を投じた中心市街地の50代男性は深いため息をついた。
 <大型商業施設を誘致し、地域への波及効果や活性化が見込める計画へ>
 前回市長選で島津氏が公約として示した駅周辺整備の青写真は、多くの市民をひきつけた。周南青年会議所が昨年実施した市民アンケートでも、島津氏の公約の中で「駅周辺整備」の認知度は群を抜いてトップ。「駅前周辺に大型商業施設が必要」との回答は4割以上を占めた。
 しかしこの4年間、駅周辺整備の計画は漂流し続けた。市長の私的諮問機関が07年末、3万平方メートル超の大型商業施設を核にした「グランドデザイン」を示したものの、08年末から建築の専門家らによる「徳山駅周辺デザイン会議」が計画を再検討。時間のロスが生じた。
 さらに島津氏は09年5月、リーマン・ショックによる経済情勢の変化などを理由に大型商業施設の誘致撤回を表明し、駅ビルの具体的検討を先送り。南北の駅前広場と自由通路のデザインだけが固まり、11年度から市が約65億円を投じて自由通路と橋上駅舎を整備することになった。
 「今のままなら橋上駅を造るためだけの自由通路。65億円はあまりにも費用がかかりすぎ、取りやめも含めて見直すべきだ」。木村氏は現在の南北自由通路と橋上駅舎の建設計画を批判する。
 矛先は市西部、戸田(へた)地区の国道2号沿いに12年度完成予定の「道の駅」にも向いている。ドライバーの休憩に加え、農水産物の販売や飲食、交流を核にした施設などを整備する総事業費は約25億円。木村氏は「野菜や魚の直売機能はどこかに必要だが、ほとんどは不要な投資」と疑問視する。これに対し、島津氏は「防災拠点となる安心・安全センターとしての機能も持つ。単なるハコモノ批判はあたらない」と反論する。
 周南市では今後、これらにとどまらず、少なくとも数カ所に新設する学校給食センターや徳山動物園のリニューアル、新南陽地区の「学び・交流プラザ」(仮称)など新施設の建設計画が目白押し。一方、旧4市町合併に伴う国の財政支援は14年度から段階的に減り、19年度以降はゼロになる。より厳しい歳出抑制策が求められる中、市のトップはトータルで財政負担の見通しを説明する責任がある。
〔山口東版〕

4月13日朝刊

1202チバQ:2011/04/15(金) 23:30:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000137-mailo-l35
15万都市の選択:周南市長選/下 リーダー像 /山口
毎日新聞 4月14日(木)12時38分配信

 <’11統一選やまぐち>
 ◇島津氏、「改革」進め混乱も
 ◇木村氏、「正しい方法」重視
 「市民はみなさんに『変わること』を求めている。それが私を選んだ民意」。07年5月25日、周南市役所の議場。初登庁した新市長は幹部職員ら200人を前に語気を強めた。
 周南市長選(17日告示、24日投開票)で再選を目指す現職の島津幸男氏(65)。この4年間はNTT出身など「民間での経験」を前面に出し、「庁内改革」を推し進めた。
 市庁舎の案内コーナーや案内板の設置に始まり、職員の給与明細書から公用車や公共施設まで市有財産をフル活用する広告収入の確保策、中山間地域を活性化させる“いのち育む里づくり”部の創設……。それらの取り組みを「市役所に新しい風を吹き込んだ」「市民サービスが良くなった」と評価する声は少なくない。
 一方で、市の職員の中には島津氏の「リーダーシップ」に対する不満も広がっている。最も問題視するのは頻繁な人事異動だ。「専門分野に精通・熟練した職員まで機械的に動かされ、無用の混乱を現場に招いている」。ある幹部はこう嘆く。
 リーダーシップの波紋は庁内だけにとどまらない。島津市政1期目は「トップの言葉」を巡る混乱の連続でもあった。その象徴は09年6月の市議会での答弁。市が出資し、島津氏が市長として取締役を務めるケーブルテレビ会社「シティーケーブル周南」(CCS)の経営を批判した発言だった。
 「これは僕に言わせりゃ犯罪ですよ。もっと言えば脱税ですね。今の日本の法律でいえば死刑より重いんですよ」。名指しされたCCSの社長と専務は島津氏を名誉毀損(きそん)の罪で地検に告訴。島津氏は議会で発言を取り消して陳謝し、翌年には不起訴処分となった。しかし、この間も別の発言で市議会から「議場での品位保持、秩序維持に配慮する」よう申し入れを受けるなど「失言」が相次いだ。
 「本当の元気さは『正しい方法』でなければ実現しない」。周南市長選で再び対決する元県議で司法書士の新人、木村健一郎氏(58)は、島津氏の政治姿勢を強く批判する。
 市長選の投票日まであと10日。3月末から本格的に動き出した木村氏には、前回の支持者から期待する声がある一方、戸惑いの声も聞かれる。「4年前は(支持した)地元政財界への配慮に欠けた部分も響いた。今回はそうした後ろ盾に期待しないのが吉と出るかどうか……」
 タイプの異なる島津氏と木村氏による4年越しの再戦。15万都市のリーダーを選ぶ有権者の心理に変化はあるだろうか。【内田久光】
〔山口東版〕

4月14日朝刊

1203チバQ:2011/04/15(金) 23:31:34
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000881104130001
周南市長選の課題(上) 道の駅
2011年04月13日


買い物客でにぎわう「とれたて市場・ゆーとぴや」=周南市夜市

◆産直・防災 基盤まだ


  周南市のJR戸田駅そばに立つ直売所「とれたて市場・ゆーとぴや」。プレハブの店内には地元を中心に県内産の野菜や加工食品が並ぶ。


  市が戸田地区の国道2号沿いに計画している「西部道の駅」(仮称)=※=の実験的店舗として、地元の農家などでつくる協議会が運営する。営業は金〜日曜の週3日だったが、道の駅開設をにらんで今月から週6日(木曜定休)に変わった。森重昭勝店長(70)は「2008年の開業時と比べて来店客、売り上げとも3割は増えた」と話し、道の駅での販売に期待を寄せる。


  その半面「商品を確保できるかが最大の課題」とも言う。工業地帯の周南では農業の担い手は少なく、広大な農地もないからだ。特に心配されるのは野菜などが端境期となる12月〜翌年3月ごろ。「露地ものだけだと、同じ農産物ばかりが並んでしまう。冬場の出荷にはハウス栽培が欠かせないが、周南にはビニールハウスは少ない」


  生産者の高齢化も影を落とす。店舗近くには、サトイモやゴボウなどの「根もの野菜」の生産者でつくる夜市(やじ)園芸組合がある。新会長に就任予定の椎木人志さん(61)は「25人ほどの生産者の大半が70代以上。道の駅ができれば生産量を増やしたいが、大きく増やす名案はない」。


  一方、道の駅は防災拠点としての役割も担う。市は東日本大震災の後、その位置づけを一段と強調する。


  販売・飲食店とともに鳥が羽を広げた形のコンクリート製大屋根で覆われる多目的施設は避難所になる。国道の拡幅で、移転が必要となった西消防署西部出張所も敷地内に。市の石田詔夫調整監は「消防などは不特定多数が利用できる『道の駅』には含まれないが、安心安全センターとして整備したい」と話す。


  だが、そばを流れる夜市川は何度も洪水を起こした暴れ川で知られる。県が09年に作った浸水想定区域図でも、予定地周辺は0・5〜1メートル未満の洪水が予想されている。石田調整監は「敷地全体に2・5〜3メートルの盛り土をする。親水護岸の整備についても県と協議したい」とする。東日本大震災では避難所が津波などの被害にあった。それだけに安全の確保は大きな課題だ。


     ◇


  石油化学コンビナートのまち周南市。中山間地も含む合併から8年が経った。県東部の拠点都市としてどう活性化を図るのか。17日の市長選告示を前に課題を追った。
(福家司)


※キーワード【西部道の駅整備事業】
  戸田地区の国道2号拡幅に合わせて2・5ヘクタールに計画。道路管理者の国土交通省がトイレや休憩施設、230台分の駐車場を、市が物販・飲食・多目的施設を整備。13年春の開業を目指す。総事業費約25億円。うち市の負担は約17億円だが、合併特例債など有利な起債で実質的負担は5億円程度という。熊毛地区にも東部道の駅の構想がある。

1204チバQ:2011/04/15(金) 23:32:03
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000881104140001
周南市長選の課題(中) 玄関口
2011年04月14日


建て替えが計画されているJR徳山駅ビル=周南市

◆駅整備 効果不透明


  JR徳山駅北口に立つ駅ビルは築40年以上が経ち、老朽化が目立つ。駅前広場も日中、人影は少ない。こうした周南の玄関口を再生させようと、市は駅の周辺整備=※=に乗り出す。


  今年度にはJR西日本に工事を委託し、橋上駅舎と南北自由通路の建設を始める。事業費約68億円のうち約65億円は市の負担だ。駅ビルの建て替えなども計画しており、事業費や市の負担はさらに膨らむ。「巨額の投資に見合ったメリットはあるのか」。そんな声も市民の間には少なくない。


  島津幸男市長は2007年の市長選で「駅周辺への大型商業施設の誘致」を公約したが、世界的経済危機などを理由に09年撤回。同年12月に作った基本計画は、駅前広場を拡張した上、駅ビルを現在より小規模の3階建てにし、こども・いこい施設やコンベンションホール、店舗、交番を入居させる、としている。


  橋上駅舎と自由通路の建設費は、国土交通省が要綱でJRの負担を4%と定めている。残りが市の負担で、市によると、国の補助金や合併特例債の活用などで、65億円のうち実質的な負担は約15億円という。だが、市とJRが共同所有する駅ビルは、改札口など駅の機能が橋上駅に移るため建て替えは全額、市の負担だ。合併特例債は建設時には期限切れで使えない。


  市中心市街地整備部の有吉一男次長は「高齢者や障害者が使いやすいよう(駅周辺整備で)バリアフリー化が必要」と説明。駅ビルの負担軽減は「国の補助金を得られるようにするほか、今年度は民活導入などの事業手法を検討する」と話す。


  市財政への懸念だけでなく、工事の波及効果を疑問視する声もある。徳山商工会議所建設部会の江村之孝会長によると、JRの工事に地元業者が参入するのは難しいという。商議所は3月、地元業者の活用などを市に要望した。「このままでいいのか、という一般の市民の声に背中を押された」と江村さんは語る。


  一方、空き店舗が目立つ駅周辺の商店街は事業に期待をかける。市は今年、駅周辺整備に合わせて中心市街地活性化基本計画の国の認定を目指すが、若手商店主がまちづくり会社を設立するなど、活性化への機運は高まりつつある。


  まちづくり会社の河村啓太郎社長は「長年の懸案だった事業がいよいよ動き出す」と評価した上で、「例えば駅ビルのホールは、我々が市に提案した『とくやまパークタウン構想』で盛り込んでいる『まちのACTホール』と重複する。市ともっと協議したい」。


  みなみ銀座商店街では少しでも人を呼ぼうと、一昨年10月から毎月第2日曜に骨董(こっとう)市が開かれている。寝具店を営む実行委員長の藤井精二さんは「自由通路を造るにしても、駅南の海沿いを観光地にするなど、中心市街地のにぎわい復活に生かせるようにしてほしい」と話した。
(福家司)


※キーワード【徳山駅周辺整備事業】
  在来線の徳山駅舎を橋上化して南北自由通路、南北駅前広場を整備し、駅ビルを建て替える。南口駅前広場(約3800平方メートル)は13年度、橋上駅舎と自由通路(長さ約130メートル、幅8メートル)は14年度、新駅ビルと北口駅前広場(約7800平方メートル)は15年度以降の完成を目指す。総事業費は120億〜130億円。

1205チバQ:2011/04/15(金) 23:32:29
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104150002
周南市長選の課題(下) 財政
2011年04月15日

◆合併特例 迫る終幕


  昨年10月、幹部職員に対する2011年度予算編成の説明会。磯部恒明財務部長は「19年度から合併支援措置はなくなります」と話し、一層の歳出削減を求めた。


  旧合併特例法により、合併前の2市2町それぞれで算定した普通地方交付税を合算した額が、国から交付されている。だが、14年度からは段階的な削減が始まり、19年度には周南市一本で算定された額になる。財務部は10年度での試算で、その差額を25億円程度とみている。


  さらに、合併に伴って認められてきた合併特例債の適用期限が13年度までに迫る。特例債は公共施設整備に限られるが、事業費の95%まで充当でき、7割が地方交付税として措置される有利な起債だ。433億円(基金分除く)が活用可能な周南市は、昨年度までの8年間に特例債約220億円を使い、合併の際の新市建設計画に盛り込んだ大型施設を次々と建設してきた。


  今後も、徳山駅周辺整備(事業費120億〜130億円)、西部道の駅(同25億円)をはじめ、旧新南陽市の学び・交流プラザ(同30億円)、徳山動物園の改修(同20億〜26億円)など大型事業計画が目白押しだが、期限切れ後は特例債は使えない。


  それに加え、少子高齢化に伴う扶助費の増加、文化会館やキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターなど大規模施設の維持管理費が重くのしかかる。増本俊彦次長は「今後は多額の起債が難しくなる。大型事業の見直しも必要になるかもしれない」とみる。


  周南市は旧徳山市の時代から、石油化学コンビナートの企業群を抱え、豊富な法人税収で県内では比較的豊かな自治体とみられてきた。だが、07年度に53億7900万円に達していた法人市民税はリーマンショック後は激減し、今年度当初予算では約3分の1の17億8100万円に。今年は東日本大震災の影響も懸念され、依然回復の兆しは見えない。


  市議会は昨年6月、財政問題調査特別委員会を立ち上げ、財政の検証に乗り出した。兼重元・委員長は「コンビナート企業も世界戦略いかんでは撤退もあり得る時代。早く手を打たなければ、将来、財政破綻(はたん)の恐れさえある」と警告する。


  平成の大合併で、県内では最も早い03年4月に合併を実現させた周南市。合併のトップランナーの財政の行方を、ほかの自治体が注視している。
(福家司)

1206チバQ:2011/04/15(金) 23:33:08
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104140005
宇部の課題 市議選を前に(上)
2011年04月14日


撤退が決まった宇部興産ホイール=宇部市

◆縮む雇用 受け皿は


  広さ10万9千平方メートルの工場は、夜中も途切れることなく、機械が動き続けていた。宇部市の臨海部にある宇部興産ホイール。世界的な不況に加え、東日本大震災の影響で自動車産業が縮小生産に追い込まれる中で、24時間稼働しているのには、理由があった。


  親会社の宇部興産は3月14日、採算悪化を理由に宇部興産ホイールを3月末で解散することを発表した。だが、既に受注している商品の「作りだめ」のため、従業員477人が昼夜3シフトで働いているのだ。


  工場は、レクサスなどトヨタ自動車向けの大型高級車を中心に実績を伸ばしてきたが、エコカーの比重が高まる一方、新興国メーカーの参入に伴う価格競争で業績が悪化。残務生産を2年程度続けながら清算手続きに入る。


  しかし、震災の影響で自動車メーカーは相次いで操業を停止や縮小している。今後の見通しが不透明な情勢になっており、撤退までの期間が大幅に短縮される可能性もある。


  「経営努力が足りなかった。申し訳ない」。工場撤退について、宇部興産の竹下道夫社長は従業員に謝罪した。そのうえで、社員196人に対しては、千葉や大阪を含めた宇部興産グループ内の配置転換で雇用を維持することを約束した。


  社員の平均年齢は43歳と働き盛りだ。県外への異動の場合、家族の世話で退職せざるを得ない人も予想され、会社は対象幅を広げた選択定年制導入を検討する。一方で、工場で働く協力会社7社の従業員281人は順次契約を終えるため、職探ししやすいよう、生産計画を前倒しで伝える考えだ。


  撤退が多くの関連企業に波及すれば、まちの停滞を招きかねない。県によると、2008年秋の米国発の金融危機以降、県内ではマツダ防府工場で約840人、三井金属の下関市の子会社で1千人規模の人員削減があり、大量の雇用の受け皿が必要となった。


  さらに宇部市内では、91年から操業する自動車用電装部品メーカー、ナイルス(本社・東京)の宇部工場が、今夏ごろ操業を廃止することが、3月議会で明らかになった。県によると約150人が働く。産業団地からの大型企業撤退は市の固定資産税の減収にもつながる。


  市は、国の基金などを活用して環境や福祉などの分野で159人の雇用創出を見込む景気対策費を今年度予算に盛り込んだ。産業団地へ企業が進出しやすいよう奨励金を出す制度も設けている。働く場をどう生み出していくのか。厳しい経済状況が続く中、市民の大きな関心事だ。


    ◇


  宇部市議選(定数28)が17日告示、24日投開票される。直面する地域の課題を探った。
(具志堅直)

1207チバQ:2011/04/15(金) 23:33:32
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104150003
宇部の課題 市議選を前に(下)
2011年04月15日


緑と彫刻で彩られた常盤公園。残ったペリカンたちを守ることができるのか=宇部市

◆問われる 危機管理


  「日本さくら名所100選」にも選ばれた並木道は今、満開の花が咲き乱れ、連日、多くの市民が見物に訪れている。だが、傍らの湖にハクチョウ類の姿はない。


  湖畔に広がる四季折々の自然と動物たちのいる宇部市の常盤公園は、市民の貴重な財産だ。殺処分から2カ月。公園再生への願いも込め、市は近く、放鳥飼育の中止も含め、常盤湖で今後、鳥類をどう飼育するかを検討する諮問機関「常盤湖を考える市民委員会」を立ち上げる。


  委員には有識者だけでなく、公募によって市民も加える。任期は6月〜12月の予定。市は、その間に結論を出すかを含めて委員会に委ねる考えだ。だが、冬場にはまた渡り鳥がやってくる。ペリカンは今も飼育されており、時間的余裕はない。


  今回の殺処分は、鳥インフルエンザウイルスが周辺の養鶏場へ波及するのを恐れ、県の助言を受けたうえで「公園を感染源にするわけにはいかない」と市独自の判断で実行した。市は来季も感染が確認されれば同じ対応をする方針だが、3月議会では批判もあった。


  最大会派の議員は代表質問で「1羽の感染で全てを殺処分するのは過剰反応だったのではないか。正しい選択なのか疑念がある」と指摘した。殺処分時には、市役所に抗議の電話やメールが相次いだ。市民の理解を得るにはどうすればいいか。これからの議会の対応が注目される。


  久保田后子市長はその3月議会での施政方針演説の冒頭で「市民生活をおびやかす脅威について、より一層危機管理体制を強化したい」と述べた。


  市長が言及したのは、ハクチョウ類の殺処分についてだけではない。1月には女児が切りつけられ、大けがをする事件があった。


  「市内では悲惨な事件が後を絶ちません。私たちが生活しているこの宇部市で犯罪が起きない、起こさせないようにしたい」


  宇部署で6日にあった防犯パトロール隊への委嘱式。宇部フロンティア大学の学生7人が結成した「FPC(フロンティアパトロール隊)」の代表者が、こう決意を述べた。


  1月の女児刺傷事件後、市内では防犯ボランティア活動が活発化しているが、高齢者が中心のため、後継者不足が課題だ。安部正之署長は「若い方の参加は頼もしい。すぐに成果が出るものではないが、地道な活動で市民の防犯意識を高めてほしい」と激励した。


  市は事件を教訓に、各校区で住民と関係機関の連携を強める「安心安全見守りネットワーク」を計画している。東日本大震災を受けて防災計画の見直しも始める。


  地域の実情に応じた、安全で安心なまちづくりをどう実現するのか。各地で議会の存在意義が問われる今、各議員の力量が問われている。
(具志堅直)

1208チバQ:2011/04/15(金) 23:35:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000290-mailo-l37
市政の課題:高松市/上 市民文化センターの閉館 /香川
毎日新聞 4月13日(水)17時16分配信

 ◇「公表遅く不親切」 不満募らせる利用団体
 来年3月に閉館する「高松市市民文化センター」(松島町1)で先月、「閉館周知会」が開かれた。利用団体の代表者らを前に、市側が経緯を説明。利用者側からは「もう少し配慮してもらわないと、反対せざるを得ない」と、厳しい意見や質問が出た。
 同センターには会議室や音楽室などがあり、市民向けに貸し出している。しかし、市は老朽化を理由に、閉館し、跡地に子どものために特化した「こども未来館(仮称)」の建設を計画している。貸し館業務はなくなる。
 理由を市は、建て直せば利用料値上げが避けられないからとする。使用料は、約120人収容の会議室(153平方メートル)が午後4時間3550円。他の類似施設に比べ、4分の1から5分の1の値段で、駐車場は無料。09年度は延べ約14万5500人が利用し、利用率は64・9%に上る。
 大西秀人市長は「リニューアルして条件を同じにするのは無理。駐車料金をもらい室料も値上げした上で、どのくらい利用が見込めるのか考えるべきだ」と話す。その結果、市は周辺施設の代替で十分としている。
 ただ、市の正式な廃止発表は今年に入ってから。広報誌やホームページ、同センター内に掲示するなどした。市は「議会の答弁や、センターの窓口で説明していた」と強調する。
 一方で、利用歴25年の女性(62)は「知ったのは今年2月。他の利用者から聞いた」と話す。同センターの予約は1年前からで、11年度の予約をした時も廃止の説明はなかった。団塊世代が集うダンスサークルの集会を開く細川浩さん(67)=木太町=は「参加者は市全域で、各地域ごとにあるコミュニティーセンターは利用しづらい。他も音楽を使うことを理由に断られた」と話す。
 10年度の利用は、273団体。うち64団体は月に1回以上は使っている。利用団体がつくった「市民文化センターのあり方を考える会」(代表・村瀬裕也香川大名誉教授)は「こども未来館」に併設して、低料金の貸し館業務の継続と、無料駐車場の確保を求める要請書を提出。更に周知不足も指摘した。
 周知会は、この指摘を受けたもので、参加者には市内の公共施設リストが配られた。同会事務局の岩野正光さん(62)は「市は閉館の公表が遅く不親切だ。市民の意見も聞かなかった」と憤る。
 大西市長は2期連続無投票当選の可能性が高い。行政手法として、市民への十分な説明と対応が求められている。【広沢まゆみ】
     ◇
 統一地方選後半戦では、高松市と東かがわ市の両市長、市議ダブル戦が17日告示される。それぞれの市政の課題を検証した。

4月13日朝刊

1209チバQ:2011/04/15(金) 23:35:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000290-mailo-l37
市政の課題:高松市/下 LRT導入 /香川
毎日新聞 4月14日(木)16時20分配信

 ◇「本当に必要か」 車依存の意識改革を
 高松市が導入を目指す「次世代型路面電車(LRT、ライトレールトランジット)」。低床型でホームとの段差がなく、高齢者や車椅子でも利用しやすい。電気を動力とするので環境負荷が少なく、駅間を短くできて市内が巡りやすいといった利点を挙げる。しかし、市役所内部でも「作っても使わなければ意味がない。人の動きが確保できるのか」と慎重な声が聞かれる。
 LRTは、大西秀人市長が掲げる「多核連携型コンパクト・エコシティ」構想の目玉でもある。市街地に人口密度が高く、生活機能の充実した拠点を設けて行政効率を高めるというものだ。拠点を結ぶには、利便性に優れた公共交通が不可欠だ。
 大西市長はLRT導入に意欲を示し、昨年11月に策定された総合都市交通計画では、28年までの中・長期目標という位置づけだ。だが、同計画推進協議会でも「導入も含めて検討」とするにとどまる。同協議会の委員の一人は「理想としてはよいが、障害があり、市はトーンダウンせざるを得ない」と語る。
 その一つが、コストの高さだ。全国で唯一、本格的LRTを導入している富山市(10年3月時点)は、既存のJRの線路を利用し、事業費58億円、同市の負担は27億円だった。高松市は、JR高松駅から琴電仏生山駅までの区間を対象に、琴電の線路を活用するなど6パターンで初期費用を35〜90億円と概算する。「費用対効果を考えると、本当に必要かを検証する必要がある」と担当者。「だめになることもあり得る」と弱気を隠さない。
 また、09年の市の調査(有効回答3270人)によると、市民の53・4%は自動車に依存。公共交通を利用しなくなり、郊外に移って都市の人口密度が低下するという悪循環に陥っている。
 一方で、車を運転できない高齢者は、“移動難民”になる恐れがある。13年に現在の番町5から朝日町1に移転を予定している県立中央病院に通う女性(79)=宮脇町2=は「朝日町になったら今のように自転車では通えない。LRTが通って便利になったらうれしい」と話す。
 市は、車依存の意識を変えようと、08年から「カーフリーデー」として、市街地で一部を車両通行止めにし、「おもしろ自転車試乗」などの催しを実施している。今秋には、中心市街地を走る「ちょいのりバス」などを運行。公共交通へのニーズがどれほどあるかを調べる社会実験をするためだ。「車離れして、公共交通も良い循環に転換してほしい。(LRT導入には)ステップアップが必要」と、市は期待を寄せる。
 交通施策はまち作りや市民生活に大きな影響を及ぼす。市民と一体となった意識改革が求められている。【広沢まゆみ】

4月14日朝刊

1210チバQ:2011/04/15(金) 23:36:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000246-mailo-l37
市政の課題:東かがわ市 街の活性化へ投資 /香川
毎日新聞 4月15日(金)14時48分配信

 ◇財政難理由に消極的 過疎債も独自性なく
 県内の市としては唯一、過疎地域自立促進特別措置法によって全域が過疎指定されている東かがわ市。歯止めのかからない人口減少に悩む。4月1日現在3万4639人で、08年4月末から1429人減った。同年当時の高齢化率は31・2%で、県平均24・4%を上回った。市の推計では、18年には現在より3574人少ない3万1065人、高齢化率は40・4%となり、生産人口の流出も深刻だ。
 東かがわ市に暮らしていた会社員の男性(40)は昨年4月、結婚を機に妻の勤務先がある高松市に移り住んだ。男性は交通の便の悪さを理由に挙げ、「家庭との両立を重視する女性は通勤に時間を掛けづらい。女性が働ける環境を増やしたり、土地・住宅購入の優遇制度を充実させたりすれば、住むきっかけになるのでは」と指摘する。
 市は「過疎指定は、法改正で人口要件などが拡大されたから。過疎債を活用できる点で前向きにとらえたい」とする。過疎債は返済額の7割が普通交付税で支給される。13年度に合併特例債が終了するため「それに代わるものだ」と話す。
 しかし、昨年度の過疎債事業は、09年春に着工した市交流プラザ建設のほか、子ども減少や施設老朽化に伴う引田、大川中学校区の学校建設・改修、丹生地区の幼保一体化施設整備など。他の自治体と差異があるわけではない。
 「国の方針や県内の流れに乗った補助事業ばかり。市には危機感がない。今から街を活性化させるための先行投資をしていかなくては」と、市商工会の黒田俊英会長。政策提言をしてきたが、市は財政困難を理由に消極的だという。
 例えば、JR三本松駅前の再開発。高速道のインターチェンジや幹線道路が近く、まとまった市有地もあるため、新市の商業中心地として整備される方針だ。しかし、合併後8年の今も、具体化していない。商工会が道の駅の開設や駅施設の改修を国などの機関に相談したが、「市が事業主体になることが条件」という壁にぶつかった。それでも「できることから」と、定住促進策として婚活パーティーを定期的に開き、7組が結婚するなど地道に成果を積み重ねている。
 昨年12月には、農協や漁協の各団体や、市からも委員を招き「まちづくりワーキング委員会」を発足させた。人口増加策など三つの分科会があり、市を窓口とした「空き家・空き地バンク」の開設などの具体策を話し合う。黒田会長は「この委員会で市と市民のやる気を集積し、街を元気にするために一歩踏み出したい」と意気込む。
 街の将来像をどう描き、実現するのか。市の動きが注目される。【馬渕晶子】

4月15日朝刊

1211チバQ:2011/04/18(月) 22:14:13
>>1106>>1114>>1136

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104180033.html
三次市長選は元職対前副市長 統一地方選の後半戦が告示された17日、広島県内では三次市長選、尾道市長・市議のダブル選、呉市議選、東広島市議選が幕を開けた。公選法違反(寄付行為の禁止)の罪で略式命令を受けた前市長の辞職に伴う三次市長選は、元市長の吉岡広小路氏(51)と前副市長の増田和俊氏(64)の一騎打ちに。無所属の元職と新人の2人はそれぞれ、前市長の市政運営の転換、継承を掲げて火花を散らした。

1212チバQ:2011/04/18(月) 22:37:58
>>619>>1201-1205
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201104170030.html
周南市長選は現新一騎打ち 徳山駅周辺整備なども争点
2011年4月18日

 周南市長選は現職の島津幸男氏(65)と新顔の前県議木村健一郎氏(58)が立候補。前回と同じ顔ぶれながら、今回は4年間の島津市政の評価や西部道の駅、JR徳山駅周辺整備事業のあり方を争点に、現職に新顔が挑む構図となった。

 島津氏は、熊毛での出陣式で2事業に触れ「地元が5年も10年もかかって取り組んできて、議会の議決も得ている。今やめたら市は国、県、JR西日本の信用を失う」と訴えた。

 木村氏は、徳山駅前での街頭演説で駅周辺整備事業を取り上げ「事業費(130億円)の10分の1程度の予算で、カフェやギャラリーなど緑あふれる憩いの場にしたい」と述べた。

 有権者数は12万4462人(16日現在)。
.
■07年周南市長選
39137 島津幸男 61 男 無所属 新 株式会社エムブイエヌオー代表取締役
27926 木村健一郎 54 男 無所属 新 司法書士法人みらい 司法書士

1213チバQ:2011/04/18(月) 22:38:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/kikaku/113/1.htm
周南市長選 構図と課題 トップ
(上)“後継指名”で動き加速か

 「郷土愛に燃え、クリーンな木村健一郎さんを、私は全面的に応援する」

 10日、市の特産ワインを披露する記者発表の席で、河村和登市長は、いつになく軽やかな口調で、しかし力強く言い切った。

 昨年12月、市長選への不出馬を表明。「郷土愛のある人に市政運営を引き継いでもらいたい」と言いながら、個人名を口にすることはなかったが、木村氏が意中にあることは周知の事実だった。

 とはいえ、統一地方選前半戦の県議選が終わり、市民の関心が市長選に移るこの時期に、市長が“後継指名”をしたことの意味は小さくない。

     ◇

 「市長選への市民の関心は低い」「今一つ盛り上がりに欠ける」――。現段階で木村、島津両陣営に共通する見方だ。立候補予定者が前回の5人から2人に減ったこと、自民、公明両党と連合山口が、いずれも両氏を推薦していないこと、県議は自分の選挙を抱えていて動けなかったことなどが原因とみている。

 そんな中、一部を除いては表立った動きを見せていない市議の今後の動向が、選挙の行方を占う鍵の一つになりそうだ。市長支持派、反対派いずれも、市長の“後継指名”が「お墨付き」となって旗幟(きし)を鮮明にでき、動きが活発化するとみられるからだ。

     ◇

 地元政財界の有力者が多く名を連ねる木村陣営。岡田幹矢・徳山商工会議所会頭、原田亮彦・新南陽商工会議所会頭らが後援会幹部を務め、コンビナート企業OBらが動く手厚い布陣を敷いている。

 陣営幹部は、“後継指名”について「これで一気にムードが良くなる」と歓迎した。木村氏自身は「(現市政で)継続すべきものは継続し、見直すべきものは見直す。是々非々で取り組む」と語る。

 一方の島津陣営は、前回の選挙で支援した人たちが核となり、女性を中心に口コミで支持を広げるとともに、知人の平沢勝栄衆院議員らを招いて講演会を開くなど、幅広い人脈をアピールしている。

 “後継指名”について、島津氏は「継承の木村、再生の島津。しがらみ派と確かな市民派。あとは、良識ある市民に判断を委ねたい」と、対立軸が鮮明になったことを前向きにとらえている。

1214チバQ:2011/04/18(月) 22:39:21
↑ 07年の記事です
そして下が見つからない

1215名無しさん:2011/04/19(火) 22:34:44
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110419/news20110419974.html
自民、知事に疑念も 交渉会派結成の兆し 県議会
 中村時広知事就任後初の県議選を受け、県議会の会派再編に向けた動きに注目が集まっている。自民党除名後、一人会派「未来」で活動する無所属現職横田弘之氏(72)=松山市・上浮穴郡区=は中村知事との「近さ」をアピールし、「3人以上を確保し交渉会派に」ともくろむ。保守系無所属の元職と新人の計2人が政党推薦を受けずに当選しており、横田氏と共同歩調を取れば、兆しを見せる政治力学の変化が現実味を帯びる。「無所属で活動したい」―今治市長時代から前松山市長の中村知事と親しい越智忍氏(53)は今治市・越智郡区で当選し、6年ぶりに県議会に戻る。かつて自民党に所属し議長まで務めた当選6回目のベテランだが、選挙戦では公認ばかりか推薦も受けなかった。
 背景には、越智氏が出馬した保守分裂の今治市長選をめぐる「感情論」もある。自民復帰には、市長選でたもとを分かった同じ選挙区選出の自民現職3人の同意や党地域支部の推薦が必要で、ハードルは高い。加えて本人の動きも鈍く、近く会談する横田氏の会派に入るとの見方が強い。

1216名無しさん:2011/04/19(火) 22:35:09
http://www.nnn.co.jp/news/110419/20110419008.html
県議会自民会派一本化の動き 党県連呼びかけ
2011年04月19日

 鳥取県議会(定数35)の改選後の会派をめぐり、自民党公認で当選した県議16人が会派を一本化する方向で調整に入ったことが、18日までに分かった。同党県議は改選前、3会派を含む4勢力に分かれていたが、東日本大震災の発生で国政も混乱する中、改選を機に同一会派に回帰しようとする機運が高まっている。会派の一本化が実現すれば、2005年9月に13人が県議会自民党を割って新会派「清風」を立ち上げて以来となる。

 今回の県議選で同党は17人を公認、2人を推薦し、公認の16人が当選した。同党の県議は近年、国政選挙への対応などをめぐって離合集散を繰り返し、改選前は「県議会自民党」「自由民主」「新生自民」の3会派と無所属の4勢力に分かれていた。今回当選の16人のうち新人1人を除く15人の改選前の所属会派は▽県議会自民党9人▽自由民主4人▽新生自民1人▽無所属1人。

 党県連会長の山口享県議は、県議選で当選した党公認県議に14日付で会派を一本化するよう呼び掛ける文書を送付。取材に対し「党の理念を共有する者同士、一緒になろうと呼び掛けた。強制ではないが、県議会の会派と党県連が一体となることが、党にとってもふさわしいことだ」と説明した。

 自由民主の稲田寿久県議は「選挙後4人で話し、大震災への対応も含め党が団結するときと一致した」、新生自民の前田八寿彦県議は「選挙後は県議会自民党に帰ると決めていた」、無所属の小谷茂議長は「戻ることになる」と話している。一本化は山口県議も所属する県議会自民党を軸に進んでおり、最大勢力の維持は確定的だ。

 山口県議は無所属当選の新人にも門戸を閉ざさない考えで、さらに構成議員が膨らむ可能性もある。

 一方、昨年の参院選で公認候補の応援を怠ったとして党員資格停止中の県議1人について山口県議は「党紀委員会の(党員資格停止の)決定がある。党紀委の頭越しにアプローチはできない」として、合流の呼び掛けは行えないとの認識を示した。

1217チバQ:2011/04/20(水) 23:59:43
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110420/news20110420985.html
越智氏、横田氏会派へ 県議会
 県議会の会派再編に向け、1人会派「未来」代表の無所属現職横田弘之氏(72)=松山市・上浮穴郡区、当選6回=は19日、県議会議事堂で無所属元職越智忍氏(53)=今治市・越智郡区、6回=と会談し、同じ会派で活動する方針を確認。代表質問ができる交渉会派結成の要件となる3人確保のため、両氏は近く無所属新人兵頭竜氏(34)=西予市区、1回=に面談を申し入れることを決めた。
 越智氏の合流により新たな交渉会派へ一歩近づいた形で、兵頭氏の動向が注目される。
 越智氏は「人数は多い方が良く、横田氏とは、しがらみのない立場で自由に発言する方向性も同じ。中村時広知事との意思疎通もできる」と述べ、自民党復帰は否定。県議選では知事から必勝祈願が届いたという。
 ともに自民所属だった横田氏も「中央集権は限界。県民目線で活動しないと乗り越えられないことは共通の時代感覚だ」と強調。1人区の西予市区で自民現職を破り初当選した兵頭氏を「愛媛を背負って立つ人材」と持ち上げ、会派への受け入れに意欲を見せた。

1218チバQ:2011/04/21(木) 00:00:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110419-OYT8T01128.htm
県議会会派 新人取り込み活発化

「絆」離れ新会派の動きも

 県議会(定数35)の新任期が30日に始まるのを前に、会派間の離合集散の動きが活発化してきた。過半数割れした自民党系3会派が一本化でまとまった一方、民主党系の「絆(きずな)」の一部議員が元議員と新会派を組む方針を明らかに。新人9人の動向にも注目が集まる。(野口英彦)

 自民党系は、新人の福田俊史氏(八頭郡)、議長就任後に会派を離れた小谷茂氏(西伯郡)を含め、党公認で当選した16人で最大会派の結成を目指す。

 昨夏の参院選を巡って党員資格停止の処分を受け、県議選を無所属で戦った藤井省三氏(東伯郡)も「大同団結に異論はない」との立場で、早ければ6月の県連大会で処分解除を受け、合流することになりそう。

 ただ、藤井氏を加えても自民党は17人で、過半数の18人に届かず、新人の取り込みを進めるとみられる。

 新人では、谷村悠介氏(鳥取市)が「県議選で支援を受けた」として藤井氏と行動を共にする意向を示している。広谷直樹氏(岩美郡)も「政治姿勢は自民に近い」とする一方、「自民推薦候補を破って当選した経緯がある」と、当面は無所属の構えだ。

 現職5人が当選した「絆」には、民主党の公認や推薦などを受けた森雅幹氏(米子市)、坂野経三郎氏(鳥取市)、国岡智志氏(八頭郡)の3新人が加わる見通し。だが、現職の森岡俊夫氏(境港市)が離脱を表明し、改選前の8人から1減となりそうだ。

 森岡氏は「既成政党とは一線を画し、リベラルな政治勢力を結集する」と述べ、地域政党の結成も視野に入れる。長谷川稔氏(倉吉市)と新会派結成で合意。複数の新人を誘い、代表質問が可能な交渉会派(4人以上)を目指す。

 他の新人では、砂場隆浩氏(鳥取市)が森岡氏と連絡を取っていることを認めた上で「他会派の話も聞いて判断したい」。内田隆嗣氏(米子市)は「森岡氏の誘いは断った。他会派に入るかどうか、近く結論を出したい」としている。

 公明党は新人を加えて初の3人会派に。共産党は2人会派を維持する。

(2011年4月20日 読売新聞)

1219チバQ:2011/04/21(木) 00:07:32
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000361104200001
現新対決 4町長選口火
2011年04月20日




 一地方選の後半戦の4町長選と4町村議選は19日、告示された。町長選は、2町が無投票だった2007年の前回とは違い、4町とも現職と新顔が立つ構図となった。町村議選では、松茂町が定数より4人多く、牟岐町と北島町は2人多く、佐那河内村は1人多く立候補。4町村とも定数が削減された。少子高齢化や過疎化という地方が抱える課題に加え、東日本大震災の発生で、身近な自治体が果たす防災の役割が注目されている。どの首長、議員に地域の将来をゆだねるのか。重い一票の投開票日は24日。


◆石井町長選


 石井町長選では、再選を目指す現職の河野俊明氏(66)と新顔の元町議平田芳宣氏(64)=ともに無所属=の2人が立候補した。出陣式で河野氏は「利権がはびこる町に戻してはいけない」と訴え、平田氏は「現在の町政は住民不在の癒着行政だ」と批判した。


 同町長選は前回、河野氏が6選を目指した現職に対し小差で当選した。しかし、その後、町議会で前町長派と現町長派の町議が激しく対立してきた。


 10日に投開票された県議選でも、前町長派と現町長派の元町議が立候補して争った。


◆神山町長選


 神山町長選は過去2回無投票だったが、12年ぶりの選挙戦となった。元町議で新顔の細井成富氏(66)と現職の後藤正和氏(61)=ともに無所属=との一騎打ち。町の人口減少にどう歯止めをかけるかを争点に、両氏は訴えを展開している。


 細井氏は午前9時、事務所前で出陣式を開いた。「どなんぞせんか 神山町」をキャッチフレーズに、農林業のブランド化などで過疎化する地域を盛り上げようと訴えている。ミニ集会は約30回を重ねた。「停滞か前進か」と後藤町政への批判を強めている。


 3選を目指す後藤氏は午前9時、出陣式を開いた。高齢者が安心して暮らせるよう、民生委員や新聞配達員などが情報を共有しあえる地域づくりを訴えた。2期8年の実績をアピールし、「積み上げてきた財政力を使う時が来た」と支持を求めている。


◆牟岐町長選


 過去2回連続で無投票だった牟岐町長選は、新顔で元県職員の福井雅彦氏(59)と現職の大神憲章氏(77)=ともに無所属=が立候補し、12年ぶりの選挙戦となった。ともに地震や津波への対策を最重要課題に挙げ、町内に選挙カーを走らせた。


 福井氏は事務所駐車場で出陣式を開き、「町の将来に希望の光をともすための戦いだ」と第一声。避難所の見直しや雇用促進、住民の意見を聞く懇談会の設置を掲げた。陣営によると、若さをアピールするため、選挙中、市街地を歩いて支持を訴える。


 2期目を目指す大神氏は、事務所近くのスーパーの駐車場で出陣式。里見光一郎副知事や地元県議が出席した。大神氏は防災対策や地域医療の充実などに取り組むとし、「次の4年間を託してほしい」と訴えた。陣営によると、選挙中は街頭演説に力を入れる。


◆那賀町町長選


 那賀町長選は、現職の坂口博文氏(62)と合併前の旧相生町助役で元那賀町議の新顔の川原武志氏(65)=ともに無所蔵=が立候補し、一騎打ちとなった。雇用の創出や少子高齢化対策、子育て支援などについて両氏は訴えを繰り広げている。


 2期目を狙う坂口氏は午前8時半、事務所前で出陣式を開いた。医療体制の充実や小学校卒業まで子どもの医療費無料化の実現のほか、森林資源を活用した雇用の創出を訴えた。現職としての実績も交え「あと4年間、私に働かせて欲しい」と支持を求めている。


 川原氏は午前9時過ぎ、事務所近くの神社で出陣式。「安全で安心して心豊かに誇りを持って暮らせる那賀町に」をスローガンに、企業誘致による雇用確保や家屋の耐震化などを掲げた。「町民の思いを職員と共有できる行政を作っていく」と訴えている。

1220チバQ:2011/04/21(木) 00:51:02
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001104200001
呉市議選、新顔「苦慮」
2011年04月20日


朝の幹線道路沿いで、通勤客らに手をふる候補者ら=呉市内

 34議席を40人で争う呉市議選。混戦模様にもかかわらず、選挙カーから聞こえてくる候補者名の連呼は控えめだ。告示前、同市議会は東日本大震災の被災者の心情に配慮し、連呼時間を短縮した静穏な選挙を申し合わせた。現職の大半が自粛する一方、知名度を上げたい新顔陣営は対応に苦慮している。


 19日朝。JR広駅前の交差点には新顔候補2人が陣取り、通勤客らにあいさつを繰り返した。両陣営とも申し合わせに同調するが、「名前を浸透させる時間が少なくなり、新人には不利」と困惑した様子。交差点から約700メートル離れた幹線道路沿いでも現職候補が運動員十数人と並び、運転手らに手を振っていた。


 選挙期間中、スピーカーを使った連呼行為は午前8時〜午後8時の間、認められている。呉市議会はそれを午前10時〜午後6時と申し合わせた。統一地方選の後半戦では、ほかに坂町の議会も自粛を申し合わせているが、震災前からの議論を踏まえたもので、被災者の心情に配慮した自粛は呉市だけだ。一方、尾道、東広島両市議選では「連呼行為の自粛は各自の判断」となった。


 こうした自粛について、人権活動を続ける呉市内の市民団体は「地域防災政策などの判断が問われる極めて重要な選挙で、自由な活動がいっそう保障されなければならない」と批判。現職候補の一部も自粛に応じず、「従来通りの選挙戦」を展開している。


 呉市議選には現職30人、新顔10人が立候補した。新顔のうち自粛に同調するのは半数。ほかは「スピーカーの音量を下げて続ける」「連呼せずに選挙カーから手を振る」「街頭演説やミニ集会を増やす」など対応は様々だ。(中川正美)

1221チバQ:2011/04/21(木) 21:49:46
http://www.nnn.co.jp/news/110421/20110421008.html
自民大所帯、絆は減か 県議会派再編大詰め
2011年04月21日

 鳥取県議会の改選後の会派再編が大詰めを迎えている。元職1人、新人9人の当選で新旧交代も進んでおり、自民党が一本化して大所帯となる一方、民主系会派「絆」は改選前の構成数を維持できない見通し。元職を中心に第三極形成の動きもあり、改選前と比べ勢力図が変化する可能性が高い。所属会派届の締め切りは28日。会派間では新人の取り込みなど水面下での交渉が続いている。

 改選前の会派構成は▽県議会自民党13人▽絆8人▽自由民主5人▽新生自民3人▽公明党2人▽共産党2人▽えがりて1人▽無所属1人。

 改選された現職25人を旧所属会派で分けると▽県議会自民党9人▽絆5人▽自由民主4人▽新生自民2人▽公明党2人▽共産党2人▽無所属1人で、これに元職1人と新人9人を加えた総勢35人が、大小複数の会派を構成することになる。

 自民党県連は党公認で当選した16人に会派一本化を呼び掛けており、県議会自民党の山口享、広江弌、鉄永幸紀、上村忠史、斉木正一、野田修、伊藤美都夫、内田博長、浜崎晋一の9氏、自由民主の横山隆義、稲田寿久、藤縄喜和、安田優子の4氏、新生自民の前田八寿彦氏、無所属の小谷茂氏の現職15人と、党公認新人の福田俊史氏の計16人が1会派にまとまる公算が大きくなっている。

 最大会派となるのは確実だが、単独過半数には届かないため、無所属新人の取り込みの動きも出ている。

 絆は、勇退などで現職が5人に減り、さらに森岡俊夫氏が離脱の意向を固めたため、福間裕隆、伊藤保、興治英夫、浜田妙子の4氏のみとなる。新人の坂野経三郎氏と森雅幹氏は合流を決めており、計6人を確保した。さらに民主系の新人にも秋波を送っている。

 森岡氏は元職の長谷川稔氏との間で新会派結成で大筋合意。新人の砂場隆浩氏も誘い、近く3人で話し合いの場を持つ予定という。

 森岡氏は「地域主体に考える『地域政党』を視野に入れたい」と意欲を見せる。長谷川氏は「何とか会派として議運に委員を出したい」と述べ、最終的には本会議での代表質問が可能な交渉会派の要件「4人以上」を目指す考えを示している。

 交渉会派となれば県議会内で自民、絆に次ぐ第三極の新勢力となりそう。森岡、長谷川両氏は新人を中心に会派入りを呼び掛けている。砂場氏は「前向きに考えているが、他の会派からも話を聞いてみたい」とする。

 新生自民の藤井省三氏は前田氏の自民党合流で1人となる。複数の新人が藤井氏に相談を持ちかけているが、藤井氏は「若い人の将来を責任を持って保証できるのかが大事。若い人の扱いを自分の都合で決めることは避けたい」としており、新人を取り込んで会派を維持するかどうか検討中としている。

 公明党は現職の銀杏泰利、沢紀男の両氏に新人の浜辺義孝氏が合流し、3人になる。共産党は市谷知子、錦織陽子の両氏で会派を結成する。

 態度を保留しているのは広谷直樹、内田隆嗣、国岡智志、谷村悠介の新人4氏。広谷氏は「無所属の方向だが、複数の会派から誘いを受けている」、内田氏は「検討中」、国岡氏は「今週のうちには結論を出したい」、谷村氏は「白紙の状態。1人会派になる可能性も」としている。

1222チバQ:2011/04/21(木) 22:16:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20110421-OYT8T00027.htm
市長・市議ダブル選 現場の課題

東かがわ市 過疎深刻


過疎化が進み、人通りもまばらな五名地区(東かがわ市で)  東かがわ市長選は、新人で前市議の安倍正典氏(64)と、再選を目指す現職の藤井秀城氏(59)(いずれも無所属)の2人が、同市議選は18の議席を巡って20人が、それぞれ24日の投開票に向けて論戦を繰り広げている。同市は、県内8市で唯一、過疎地域【クリップ】に指定されており、人口減少への対策は市の大きな課題となっている。

 東かがわ市の中心部から車で約20分。山深い徳島県境近くの同市五名に、地場産品の直売所「五名ふるさとの家」がある。毎週土曜日に営業し、地元の約90軒の住民が作ったトマトやネギなどの野菜をはじめ、加工食品や手芸品なども並ぶ。

 過疎化に悩む地域を活性化させようと、小北かよ子さん(57)ら地元の女性3人が10年前に始めた。地域ではすっかり定着し、購入客たちの交流の場としても一役買っている。

 しかし、小北さんは「10年、20年先はどうなっているか……」と心配する。五名地区の人口は、2004年3月に438人だったのが、11年3月には351人と2割も減った。五名小学校は05年に閉校。一方で高齢化率は48・1%にのぼる。

 市全体でも過疎化は進行している。市は10年4月、それまでの旧引田町の地域に続き、全域が過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)の対象になった。引田、白鳥、大内の3町が合併した2003年4月には3万8235人だった人口は、10年4月には3万5069人に減った。県によると、市内の事業所数も01年の2008から06年には1845に減少した。

 旧3町も、合併後の市も、新規住宅購入者への現金支給など、人口の流出防止や定住促進に向けた対策を図ってきた。それだけに、市の担当者は「全国的に人口は減少しているが、なぜ東かがわ市がこんなに減っているのか分からない」とこぼす。

 市長選に立候補している2人もこの状況を踏まえ、それぞれに過疎化対策を訴えている。安倍候補は、旧引田町長時代に手がけた若者向けの低家賃の住宅建設のほか、現在は6歳未満となっている医療費の全額補助を12歳までに引き上げることなどを公約に掲げる。藤井候補は、就業支援などとともに若者の定住促進に向けて「住民とともに、地域の良さを見つけ、子どもたちに伝えることで、地元への愛着心を持ってもらいたい」と訴える。

 市民による地域活性化の動きは出てきている。古い町並みが残る引田地区では、地元の住民らが「にぎわいを生みだそう」と、03年から「引田ひなまつり」を開催。5万〜7万人を集めるまでになっている。福栄地区では、農家が09年から弘法大師をデザインした水田づくりを実施している。

 ただ、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、東かがわ市の人口は2020年には約3万人、35年には約2万2000人にまで落ち込むとみられている。高松市と徳島市のほぼ中間に位置する市として埋没してしまうのか。それとも、県内では最も京阪神に近いという〈地の利〉を生かすことができるのか。新市長にはその手腕が問われる。(萩原大輔)

 【クリップ】過疎地域 過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)により、人口減少率や財政状況に基づいて指定される。国の交付税措置がある過疎債を充当できるなど、財政上の優遇措置が受けられる。

(2011年4月21日 読売新聞)

1223チバQ:2011/04/23(土) 00:12:41
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001104220002
統一地方選 激戦の高松市議選
2011年04月22日

 24日投開票の高松市議選(定数40)は、旧市が周辺の旧6町と合併してから初めて一つの選挙区で実施される。定数は11減。そこに57人が立候補する激しい戦いとなっている。人口の多い旧市での票の積み増しが当落の行方を決めそうなだけに、旧町の住民からは「地域の声が届きにくくなる」と不安も漏れる。
 「過疎の町がますます過疎になりかねない」
 19日夜、旧町の現職の個人演説会で、陣営幹部が力を込めた。続いて、地元で宿泊施設を営む男性が演説した。男性は合併後の街づくりを話し合う市の審議会委員を務める。「人口の割合がより大きい地域に行政の目は向く。地元を守ってくれる議員、地域の代表が必要だ」と、旧市と旧町の間の格差拡大を懸念する。
 現在の高松市は2005〜06年に塩江、牟礼、庵治、香川、香南、国分寺の各町と合併した。前回07年の市議選は合併の移行措置で旧市域の選挙区(定数40)と旧6町ごとの6選挙区(定数1〜3)に分かれたが、今回はその区分けがなくなった。
 前回、高松選挙区の当選者は約2千〜約5千票を獲得。一方、旧6町の当選者は約1千〜約3500票だった。旧6町で最も人口が少ない旧塩江町の有権者数(16日現在)は2709人で全体の1%に満たない。
    □  □
 「地元から離れた地域に選挙カーで行っても『どこの誰や』と言われる。少しでも自分を知ってくれる人に会って、確実に支持をお願いするしかない」。旧町を地盤とする元職は、旧町とその周辺地域に範囲を絞って街頭演説などを重ね、知名度アップに懸命だ。
 別の旧町の現職は市中心部への運動に力を割く。旧町出身で市中心部などに住む人を紹介してもらうなどして支持を呼びかける。「町の有権者数が少なく、立候補するかどうか悩んだ。でも、町から議員が出なければ町が見放されると思った」と話す。同様に過疎や高齢化の問題を抱える離島に足を運ぶなどし支持を訴える。
 別の旧町出身の元職は、選挙活動にかける時間の3分の1を市中心部の商店街での街頭演説などにあてる。組織の推薦もあり町外へ出やすい環境もあるこの元職は「大きくなった高松市の議員だから、地元だけというのでは有権者に申し訳ない」と話す。
 一方、旧市内で活動する1期目の現職は告示後、旧6町を含む市全体を選挙カーで一回りしたが、その後は市中心部の商店街や住宅地回りに力を入れる。事務所の関係者は「組織票に頼れないので人口の多い旧市内を重点的に回っている」と認める。旧市内に地盤があるベテランの現職も地盤中心に回り、旧6町にはなかなか足を踏み入れられないが「地元中心で固めなかったら勝てない」と明かす。

1224チバQ:2011/04/23(土) 01:23:36
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001104220002
岡山市議の妻、公選法違反の疑いで逮捕
2011年04月22日

■運動員を買収の疑い


 10日投開票された岡山市議選挙で、運動員に法定限度を超える報酬を払ったとして、県警捜査2課と岡山東署は20日、岡山市東区九蟠、無職太田晴恵容疑者(63)を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕し、発表した。


 太田容疑者は、太田武正市議(67)の妻。太田市議は、東区選挙区(定数7)で無所属で立候補し、7389票を獲得し、2位の成績で3選されている。


 県警によると太田容疑者は知人と共謀し、選挙後の4月中旬ごろ、女性運動員2人に対し、法律の定める上限(1人1日1万5千円、最高で計13万5千円)を上回る数十万円の報酬を渡した疑いがある。


 県警は20日夜、太田市議宅を家宅捜索した。

1225チバQ:2011/04/24(日) 20:38:24
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110423/news20110423032.html
県議選供応容疑で元三瓶町議長を送検
 10日投票の県議選に絡み、西予市区で初当選した兵頭竜氏(34)=無所属=への投票を告示前に依頼し供応接待したとされる公職選挙法違反容疑事件で、県警捜査2課と西予署は22日、同法違反の疑いで、同市三瓶町安土、旧三瓶町議会議長で会社役員久保田幸一容疑者(65)を松山地検に送検した。
 関係者によると、久保田容疑者は逮捕前、県警の事情聴取を受けていると明かした上で、「食事は割り勘だった。容疑は一切認めない」と話していた。さらに、3月に西予市野村町で開かれた決起大会に三瓶地区の十数人と参加、終了後に同地区の飲食店で食事し、請求書が来たので代金1人当たり1500円を集金している途中だった、などと説明したという。

1226チバQ:2011/04/24(日) 22:43:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110424/elc11042422350013-n1.htm
前副市長が接戦制す 急きょ選挙の広島県三次市長選
2011.4.24 22:33
 3月31日に公選法違反事件で村井政也前市長(66)が辞職願を提出し、急きょ選挙となった広島県三次市長選は24日、前副市長、増田和俊氏(64)が元市長、吉岡広小路氏(51)との接戦を制し、初当選した。投票率は3年前の前回を7・39ポイント下回る72・45%だった。

 市選挙管理委員会によると、投票所入場券の一部の配送が遅れるトラブルもあった。市選管は約4万7千人分の入場券の配送作業を16日に始めたが、一部が18、19日に配送された。市選管は「郵便局が3回に分けて郵送したため遅れた。調整不足だった」としている。

 立候補者のポスターを張る掲示板の準備も間に合わず、県議選の掲示板で代用した。市選管の幹部は「選挙まで期間が短く、作業が大変だった」とほっとした様子で話した。

1227名無しさん:2011/04/25(月) 22:28:55
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110425000083
庵治だけが議席ゼロに/高松の合併町明暗
2011/04/25 08:22

 合併町ごとの小選挙区が廃止された高松市議選では、牟礼、香川、香南、塩江、国分寺の各地区で現職がそれぞれ地域代表を強くアピールして議席を堅持。庵治だけが合併町で唯一、議席をなくした。

 有権者数が約2700人と旧町の中で最も少ない塩江では、基礎票不足が不安視される中、現職が他地域でも支持を広げて票を上積み、地元枠を死守した。「共倒れ」が懸念された国分寺は、現職3人全員が議席を獲得する健闘を見せた。

 現職、元職の保守系2人が立った庵治では票が分散。現有の1議席を失った。

1228名無しさん:2011/04/25(月) 22:36:25
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201104240021.html
周南市長、大差で木村氏 現職批判票集め雪辱
2011年4月25日


 山口県内の統一地方選の後半戦は24日、投開票された。周南市長選と宇部市議選、和木、平生の両町議選に加え、周南市議補選があり、前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった周南市長選では、無所属新顔の木村健一郎氏(58)が初当選し、無所属現職の島津幸男氏(65)の再選を阻んだ。

■大型2事業、見直しへ

 西部道の駅整備、JR徳山駅周辺整備の2大事業などが争点となった周南市長選。2事業の見直しを掲げ、市政の刷新を訴えた木村氏は、島津氏に約1万3千票の差をつけた。当日有権者数は12万2457人、投票率は49.01%(前回54.68%)だった。

 木村氏の当選が報じられると、事務所は拍手と歓声に包まれた。木村氏は報道陣の質問に「選挙戦で周南を変えてほしいと、多くの市民から求められた」と振り返った。

 争点の2事業は「大きなハコモノから市民の幸せは生まれない。見直しにまず取り組む」。東日本大震災を踏まえた防災対策は、西部道の駅と徳山駅を避難所や防災センターにする島津氏の構想を否定。「身近な施設に防災施設をつくり、地域地域に根ざした安心安全に取り組む」とした。

 出馬表明が告示の約3週間前と出遅れた木村氏。選挙戦では、2事業の見直しや財政再建、市長給与の50%削減などを訴えた。市と業者が契約を解除する事態になった防災行政無線整備事業を巡り、島津氏が市議会の百条委員会で証人喚問されたことを受け「公平、公正な市政」を強調した。

 前市長の後継指名や経済界の支援を受けた前回と異なり、大きな支持基盤を持たない「草の根選挙」だったが、急速に支持を拡大。島津市政への批判票の取り込みに成功した。

 一方の島津氏。事務所そばのテントで「残念だが結果は結果。ただ、私はしっぽを巻いて逃げない。この街にしっかり根を下ろしてこれからも頑張ります」と述べると拍手がわいた。

 報道陣に「市民に対するこちら側の発信力が弱く、相手側の物量作戦に及ばなかった」と振り返った。次回市長選を目指すのかという問いに「そういう短絡的な質問には答えられない。支持をしていただいた多くの方がいる。その方たちを置いてこの街を去ったり逃げたりすることはない」と語った。

 島津氏は、防災面から2事業の必要性を強調。防災拠点となる総合支所を増やす構想など「日本一の防災都市づくり」を訴えた。前回同様、大きな団体や政党の推薦を受けず「市民派」を掲げたが、防災行政無線整備事業を巡る問題や強引な発言が批判を受けた。(福家司、小暮純治)

1229名無しさん:2011/04/25(月) 22:38:09
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110425000078
藤井氏、組織力発揮/東かがわ市長選
2011/04/25 08:21

 東かがわ市長選は、現職の藤井秀城氏(59)が元旧引田町長の安倍正典氏(64)の挑戦を退け、再選を飾った。2007年選挙でも対決した2氏だが、今回は目立った対立軸がなく、組織力に勝り、現職の強みを発揮した藤井氏が終始有利な戦いを進め、安倍氏を約3千票差でかわした。

 藤井氏は、選挙戦で財政健全化などの実績を全面的にアピールした。実際、市債残高を約2割減らす一方、財政調整・減債基金を1・5倍近くに積み増した。光ファイバー網を充実させたほか、市の文化交流施設「交流プラザ」など社会資本整備にも力を注いだ。今回の選挙は、こうした“目に見える”成果に、有権者が一定の評価を与えた結果だろう。

 3度目の市長選となった安倍氏は「合併以降、地域が豊かになったとはいえない。無駄を省き、市政の変革を」と訴え、自転車を使うなど、独自の選挙戦を展開。一部の前市議らの支援を受けたが、現職の厚い壁を打ち破れなかった。

 東かがわ市は、昨年4月に市内全域が過疎地域に指定された。旧3町が合併した03年4月に約3万8千人だった人口は、10年4月には約3万5千人に落ち込み、過疎化の深刻度は増している。

 藤井氏は農林水産業・観光の振興や地元企業など地域経済の活性化を、過疎対策の一つとして公約に掲げた。選挙戦の合言葉として使った「チーム東かがわ」をどのように築き、市一丸となって難題に立ち向かうのか。2期目のかじ取りに期待したい。

(東讃支局・大林洋平)

1230チバQ:2011/04/26(火) 21:11:41
http://www.nnn.co.jp/news/110426/20110426002.html
藤井県議の処分継続 自民党県連党紀委で決定
2011年04月26日

 自民党鳥取県連の党紀委員会(上村忠史委員長、6人)が25日、鳥取市内で開かれ、県議選東伯郡選挙区で再選した藤井省三県議の党員資格停止処分の解除について協議。当初の決定通り7月15日までの資格停止とし、その後は再び党紀委を開いて対応を決めることにした。

 藤井氏の党員資格停止処分の解除は、同氏の後援会が党紀委に申し入れていた。藤井氏は昨年の参院選で党公認候補を支援しなかったとして、同年7月に1年間の党員資格停止処分を受け、県議選は無所属で戦っていた。党紀委は「一度出した結論を変える理由がない」として、申し入れを却下することを満場一致で決めた。

 また県議選八頭郡選挙区で当選した国岡智志氏が2月14日付で提出した離党届の扱いも協議。国岡氏が県議会で他政党の会派入りした場合は除名処分、無所属などの場合は離党届を受理する方針を決定した。

1231チバQ:2011/04/26(火) 21:17:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110425-OYT8T01203.htm
自民会派一本化過半数




県議会2新人加え
 県議選(定数35)の自民党公認当選者16人が25日、鳥取市内で会合を開き、三分裂していた会派を「自民党」に一本化することを正式に決め、会長に鉄永幸紀氏(鳥取市)を選出した。無所属新人だった内田隆嗣氏(米子市)の入会と、広谷直樹氏(岩美郡)が入会含みで共同歩調を取ることも報告され、自民系県議が過半数の18を占めることが確実となった。

 会合には広谷氏も出席。内田氏は欠席したが、同じ米子市選出の広江弌氏が入党や会派入りの意向を伝えた。県連会長の山口享氏(鳥取市)が「県政に議会の意見を反映させるためにも一致団結をお願いしたい」と述べ、鉄永氏は「過去の経緯は水に流し、政策をしっかり議論してほしい」と呼び掛けた。

 広谷氏は取材に対し「保守系の岩美町議として活動していたので、自民党と行動を共にするのは自然な選択だ」と話している。自民系会派の一本化は、2005年9月に郵政選挙を引き金に「自民党」から「清風」が分裂して以来5年半ぶり。

(2011年4月26日 読売新聞)

1232名無しさん:2011/04/27(水) 12:11:23
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001104270001
自民2会派合流 県議、最大の19人
2011年04月27日

 県議会(定数41)の自民会派で新政会(竹内資浩会長)と交友会(児島勝会長)の両会長ら県議5人が26日、県庁で会見し、両会派が合流して新会派「自民党県民会議」を結成したと発表した。議会内の発言力を高めるのがねらい。竹内県議は「知事に対して悪いものは悪いと言える関係づくりに努める」と話した。


 会見によると、新会派には、統一地方選前に新政会と交友会に所属し、当選した16人の現職に加え、新顔3人の計19人の参加が決まっているという。両会派は1年半前から合流を模索してきた。


 今回の統一選で、最大会派だった新政会は引退で1人減り、交友会は落選で2人減っていた。自民系会派は他に明政会があり、今後、一本化に向けた議論も進めるという。


 会見の後、総会を開き、新会派の会長には竹内県議が選ばれた。


(関謙次)

1233チバQ:2011/04/28(木) 01:14:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000232-mailo-l39
’11統一地方選:高知市議選 議席消えた護憲・社民 /高知
毎日新聞 4月26日(火)16時8分配信

 ◇現職落選、世代交代も進む
 24日に投開票が行われた高知市議選(定数34)は、現職30人、新人4人が当選した。定数が実質10減となり、現職8人が落ちる大激戦となった。社民は2人のベテラン議員が落選し、県議会に続き、県都の市議会からも議席を失った。同党は社会党時代の1955年以来、同市議会で議席を守ってきただけに、党幹部らは「党だけでなく、護憲の影響力も弱まってしまう」と危機感を募らせている。【黄在龍、倉沢仁志】
 ◇投票率、36年で30ポイント減
 現職では民主1人、共産2人、社民2人、無所属3人の8人が落選。また、県内選挙の初陣となったみんなの党も議席獲得はならなかった。
 社民から8期目に挑んだ浜辺影一氏(62)と4選を目指した浜田拓氏(67)は、東日本大震災を受け、南海地震の防災対策や原発に頼らない自然エネルギーの推進などを訴えたが、有権者に浸透させることができなかった。浜辺氏は「党の組織力が弱まったことや長い間議員に携わったことに対する市民の風当たりが強かった」と分析。「多くの市民が世代交代を求めているのかも」と漏らした。
 一方、民主は1減の3議席。党県代表補佐の長尾和明氏(44)、党県副代表の近藤強氏(58)はともに下位当選だった。県議で党県連の大石宗幹事長は「民主への逆風は多少吹いた。その中で三つの議席を死守したのはよく頑張ってくれた」と振り返った。
 また、当選した新人はいずれも無所属だった。電力総連の支援を受けた清水修氏(47)や、高知中央高理事長を務め、知事選への出馬経験もある近森正久氏(58)ら組織票や知名度のある候補者が強みを発揮した。
    ◇
 高知市議選の投票率は前回を0・92ポイント下回る42・64%で、75年以来、10回連続でワースト記録を更新した。75年は71・1%で、36年間で30ポイント近く落ち込んだ。
 東日本大震災の影響で自粛ムードが漂った県議選とは打って変わり、各候補者は積極的に街宣演説などを行ったり、選挙カーを走らせたりしたが、市民の関心は高まらなかった。
 市選管は「若者の投票率の低下が大きな原因。今後、インターネットや携帯電話を使った選挙啓発活動を強めていく必要がある」と話している。

4月26日朝刊

1234名無しさん:2011/05/02(月) 02:26:10
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

1235チバQ:2011/05/04(水) 08:37:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000169-mailo-l35
県議会:「自民党」が分裂、9人離脱し新会派 議長選巡り確執、過半数割る /山口
毎日新聞 5月3日(火)14時19分配信

 県議会最大会派「自民党」(新谷和彦会長、29人)所属の9議員が2日、会派を離脱し、新会派「自民党新生会」(山手卓男会長)を届け出た。背景には、10日の議長選に向けた党内候補選びを巡る確執がある。議会事務局によると、自民党会派の分裂は81年以来30年ぶり。これで20人となり、県議会(定数49人)の過半数を割る。【諌山耕、尾村洋介】
 2日の同党会派運営協議会で、政務調査費の不正流用が明るみに出た柳居俊学・前副議長(61)が、議長選の党内候補に立候補したことに対し、一部議員が「今からでも辞退すべきだ」と反発。新会派を届け出た。離党はしない意向。9人は議長選で既に立候補表明していた吉井利行県議(63)を擁立し、民主党など他会派にも協力する動きがある。一方、自民党会派は柳居氏を議長候補とすることを決定。10日の議長選に向けて多数派工作が活発化している。
 県議会では、前議長の島田明氏が、4月に引退するまで12年間連続で議長を務め、柳居氏はその後継と目されている。新生会は「島田氏の長すぎる在任は多くの弊害をもたらし、県議会は閉塞(へいそく)感に覆われている。引退後も影響力を残そうとしている状況は目に余る」(山手氏)と反発。民主、共産、社民の各党も「議会改革につながる」と吉井氏を支持する構えを見せる。
 一方、新谷会長は「党内候補一本化の方針を反古(ほご)にされた。県連役員に9人の処分の検討を申し出たい」と話した。
 柳居氏は、政調費で自身の写真入りのカレンダーを作製し、選挙区の有権者に配布していたことが1月に発覚し、一部を議会に返還。2月、全国市民オンブズマンの弁護士が、柳居氏らを公職選挙法違反などの容疑で山口地検と県警に告発している。
〔山口版〕

5月3日朝刊

1236チバQ:2011/05/04(水) 08:40:55
>>1232
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/05/2011_130438819399.html
県議会、交渉会派減3会派に 新政会交友会が自民県民会議を結成 2011/5/3 11:03 メールで記事を紹介する 印刷する

 4月の県議選で顔ぶれが変わった徳島県議会の各会派は2日、それぞれ結成届を議会事務局に出した。41人が計6会派に所属。自民系2会派が合流したため、本会議で代表質問ができる4人以上の交渉会派は、改選前の4から3に減った。

 届け出があった会派は、最大会派・自民新政会と自民交友会が新会派の自民県民会議を結成し、会長に竹内資浩氏が就いた。自民系会派の一本化を目指して明政会とも合流を模索したが、今回は見送った。たちあがれ日本公認で当選した新人の岡佑樹氏(徳島選挙区)は党籍はそのままで加入する。岡氏は「新人が1人で活動するのは難しい。同じ保守系として連携していきたい」としている。

 民主、社民両党や連合徳島系の労働組合から支援を受ける議員でつくる新風・民主は、現職1人と新人が入れ替わり、6人で改選前と変わらず。

 共産、公明、みんなの党も改選前と同じで、それぞれ3、2、1人。

1237チバQ:2011/05/04(水) 08:41:36
>>1235
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201105020031.html
県議会の自民党が分裂 議長候補巡り、9人が新会派
2011年5月3日

 山口県議会(定数49)の議長選を巡る対立で、最大会派の自民党(29人)が2日、分裂した。吉井利行氏(熊毛郡区、8期)を推す9人が離脱して新会派を結成し、自民党は柳居俊学氏(大島郡区、6期)の擁立を決めた。議長選がある10日の臨時会に向けて駆け引きが活発化しそうだ。

 吉井、柳居の両氏は改選後、会派内に立候補を届け出ていた。

 午前11時半に始まった自民の会派運営協議会では、柳居氏に対し「政務調査費の問題で告発されている。辞退すべきだ」と異論が出た。その後の党議では選挙で決着を図ろうとしたが、吉井氏ら9人が途中退席して新会派、自由民主党新生会の結成を届け出た。

 離脱したのは吉井氏のほか、山手卓男(会長)、田中文夫(副会長)、森中克彦、竹本貞夫、吉田和幸、末貞伴治郎、岡村精二、橋本尚理の8氏。吉井氏を議長候補に推す方針で、副議長候補は「他会派から出すこともあり得る」として早速、各会派を回り、連携を呼びかけた。

 民主・連合の会(6人)や共産(2人)、社民(1人)は「前向きに検討したい」としており、今後は県議会の過半数(25人)の確保が焦点となる。

 9人はこの日午後にそろって記者会見。「党内で柳居議員が選出されれば、党議拘束で議長選では柳居議員の名前を書くことを余儀なくされる。それは県民の期待と良識を裏切る行為だ」と語った。

 一方、自民党議員団の新谷和彦会長は「多数派工作をしたが足りない、ということで会派を出るのか。言語道断だ」と話し、県連として何らかの処分をする可能性があるとした。残る20人は、議長に柳居氏を推すことを全会一致で決めたという。

 柳居氏は、前議長の島田明氏が後継として推していた。それを「引退後も影響力を残そうとしている」と捉え、吉井氏を推すことで島田色を排除する狙いも、新会派にはある。

 ただ、他会派からは「自民党のごたごたに影響されたくない。純粋な議会改革なのかポスト狙いなのか見極めたい」という声も聞かれた。(安田桂子)

1238チバQ:2011/05/04(水) 09:05:17
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201105030098.html
県議会の自民、改選前の36人確保 無所属3人追加公認
2011年5月4日

 自民党岡山県議団は2日、改選前と同じ36人での会派結成届を県に提出した。

 県議選での同党公認の当選者は34人。しかし、暴行罪で罰金刑が確定した古山泰生氏(浅口市・浅口郡)が党員資格を停止されたため、33人に減っていた。

 ただ2日の会合で、無所属の3氏(岸本清美氏=津山市・苫田郡、市村仁氏=美作市・英田郡、小林孝一郎氏=南区)を追加公認し、全体で36人を確保した。また、6月1日付で無所属の新人が新たに会派入りする見通しという。

1239チバQ:2011/05/04(水) 09:05:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000243-mailo-l38
県議会:「維新の会」を結成 新構成固まる /愛媛
毎日新聞 5月3日(火)15時49分配信

 4月の県議選(定数47)で選出された新県議の会派届け出が2日締め切られ、県議会の新しい会派構成が固まった。中村時広知事に近い無所属議員2人が、将来の地域政党化も目指して「維新の会」を結成した。県議会は11日に開会する。
 維新の会は改選前に1人会派で活動していた横田弘之議員が呼びかけ、越智忍議員が参加。参加を打診された初当選の兵頭竜議員は、当面会派に属さないため3人以上の交渉会派には届かず、代表質問などはできない。
 横田議員は「既存政党のように中央の論理に縛られない会派。知事と発想は共通している。将来は地域政党化も目指す」と述べ、松山市議会の最大会派「松山維新の会」とも連携する意向を語った。
 最大会派の自民には31人が参加。民主も4人で「民主党・かがやき」を届け出。社民、公明は各3人、共産、環境市民は各1人。
 兵頭氏のほか、トップ当選した菊池伸英議員も無会派で活動する。【中村敦茂】

5月3日朝刊

1240チバQ:2011/05/04(水) 09:07:31
>>1238
【岡山】 無投票で当選した自民党県議 去年7月の暴行事件で略式命令  
1 :かしわ餅φ ★:2011/04/15(金) 14:09:31.85 ID:???0
県議会議員に暴行で略式命令

岡山県議会の古山泰生議員が、去年7月、里庄町の路上で知人の男性を平手で突き飛ばしたとして、
暴行の罪で罰金10万円の略式命令を受けました。

略式命令を受けたのは、浅口市浅口郡選挙区選出の古山泰生県議会議員です。

関係者などによりますと、古山議員は去年7月4日、参議院選挙の候補者の応援のため、里庄町で一緒に
活動していた知人の48歳の男性の胸のあたりを平手で突き飛ばしたということです。

男性の告訴を受け、警察は、ことし1月、傷害の疑いで検察庁に書類送検していました。

その後、検察庁で捜査を進めた結果、男性のけがの程度は軽いとして14日古山議員を暴行の罪で略式起訴し、
簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。古山議員はすでに罰金を納めたということです。

去年7月に起きた事件の処分がこの時期になったことについて、検察庁では「統一地方選挙があり、
無用な混乱を生じさせないためだ」と説明しています。

略式命令を受けたことについて古山議員は、「深く反省し、お詫び申し上げます。今回の処分を厳粛に受け止め、
我が身を律し、出直しを心に誓っているところです」という内容のコメントを出しました。

またコメントの中では、議員活動を続ける考えも明らかにしています。

古山議員は国会議員の秘書を経て、昭和62年の県議会議員選挙で初当選し、今回の県議選では無投票で7回目の
当選を決めました。

これまでに自民党岡山県連の幹事長を務めたほか、平成20年5月から1年間は、県議会議長も務めています。

県議会議員に暴行で略式命令 - NHK岡山県のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025308642.html

1241チバQ:2011/05/04(水) 09:10:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110429-00000166-mailo-l31
行政ファイル:県議会の会派決まる /鳥取
毎日新聞 4月29日(金)14時28分配信

 県議会の会派が28日、決まった。前倉吉市長の長谷川稔氏らは「かけはし」を結成した。会派の内訳は以下の通り。自民党17人▽絆6人▽かけはし4人▽公明3人▽共産2人▽新生自民1人▽かいしん1人▽県議会とっとり1人。

4月29日朝刊

1242チバQ:2011/05/04(水) 15:12:11
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201104280022.html
周南市議会議長が辞意表明 市長批判声明への反発受け
2011年4月29日

 山口県周南市議会の福田文治議長が28日、会派代表者会議で辞意を表明した。島津幸男市長の議会への対応を批判する議長声明を市長選後に出すとしたことに、一部議員が反発したことを「議長不信任と受け止めた」と説明している。

 百条委での市長の言動に対して議会が出した抗議文に、市長が誠意ある回答をしていないとして、4日の代表者会議で、議長声明を出すことが決まった。しかし、福田議長は12日の代表者会議で「選挙前に出して選挙妨害になると訴えられたら、私の議員生命にかかわる」と述べ、出さなかった。

 この日は、座長を務める福田議長が12日の発言を陳謝したが「福田議長の下で会議はできない」と主張する議員がおり、福田議長は「しかるべき責任を取るので副議長と(座長を)交代したい」と述べて退席した。この日は、島津市長から抗議文への回答が25日にあったことも明らかにされた。(福家司)

1243チバQ:2011/05/09(月) 23:01:01
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/05/09/kiji/K20110509000786600.html
選挙で頑張り?疲労骨折 鳥取県知事 車いすで登庁 
 4月10日の鳥取県知事選で再選を果たした後、左大腿骨の疲労骨折で入院していた平井伸治知事(49)が9日、退院後初めて車いすで登庁した。

 選挙戦で平井知事はスニーカーを履き、県内を東奔西走。4月に入ったころから左足の付け根に痛みを感じ、かばいながら乗り切ったという。

 報道陣に「骨折の原因は分からない」としたものの「選挙戦で走ったのは負担に感じなかった。運動をしているようで調子が良かった」とおどけて見せた。しばらくは県庁に隣接する知事公邸で公務を行い、経過を見ながら完全復帰を目指す。

 平井知事は民主、自民両党の県議などから支援を受け、約91・7%の得票率で当選した。
[ 2011年5月9日 13:42

1244チバQ:2011/05/10(火) 21:49:44
>>1237
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110510-00000145-mailo-l35
県議会:議長選、柳居氏選出強まる 他会派支持獲得にメド /山口
毎日新聞 5月10日(火)12時52分配信

 10日開かれる県議会(定数49)の議長選挙で、議会会派「自由民主党」(20人)の推す柳居俊学・前副議長(61)が選出される見通しとなった。同会派から分裂した「自民党新生会」(9人)の擁立する吉井利行県議(63)との事実上の一騎打ちとなっていたが、柳居氏が他会派の支持を得るなどし最多得票を確保できるメドがついた。
 吉井氏は、柳居氏の政務調査費の不正流用などを批判し、民主・連合の会(6人)などの他会派の支持を得て、接戦に持ち込んだ。しかし、柳居氏は県政クラブ(3人)の支持を獲得。一方で、公明党(5人)が自党候補を擁立する方針を堅持。当初、「議会改革につながる」と吉井氏を支持する構えを示していた共産党(2人)も9日、吉井氏の上関原発建設容認の立場に党内から異論が出て、「独自候補擁立」に方針転換した。
 議長選は地方自治法と公職選挙法に基づき、議員の中から多数決で選ばれる。同数の場合は抽選となる。【尾村洋介、諌山耕】
〔山口版〕

5月10日朝刊

1245チバQ:2011/05/10(火) 21:59:40
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105100072.html
自民系3会派が部分合流 広島県議会(定数66)で、新会派の「自民党県議会議員団・県民会議」(自民会議)が9日、結成された。分裂していた自民党系の主要3会派が一本化を模索していたが、改選前の最大会派の自民刷新会議を軸に、他の2会派が分裂しての再編。全員での合流には至らず、自民党系議員42人の6割強に当たる27人が結集した。

 新会派は改選前の3会派の現職32人のうち24人、元職1人、新人2人で構成する。参加した現職は、自民刷新会議の全14人▽自民党議員会11人のうち6人▽自民党広志会7人のうち4人。さらに自民党三葉会を結成した元職1人と新人2人が会派を解散し合流した。

 新会派には自民刷新会議に所属していた前議長の林正夫氏や、自民党議員会の元会長で自民党県連幹事長の宇田伸氏が名を連ねる。

 一方、自民党議員会所属で元議長の桧山俊宏氏や奥原信也氏、同会会長の松浦幸男氏、自民党広志会会長の城戸常太氏たち現職8人は不参加。元職も含め計9人がまだ所属会派を届け出ていない。

 自民会議の会長には、自民刷新会議出身の平田修己氏が就任した。記者会見した平田氏は「湯崎英彦知事を誕生させた与党として知事を支える人たちが合流した」と結成理由を説明。議会運営をめぐっては、自民刷新会議の時と同様に、民主党議員が所属する民主県政会(16人)との協調関係を維持すると明言した。

 ただ、自民刷新会議以外の所属議員には「知事には是々非々で臨む」「民主県政会との連携関係を見直すべきだ」との不満も残る。また、民主県政会内にも「最大会派が膨らみ、民主県政会の存在感が低下する」との懸念が出ている。自民党系と民主党系が連携し、議会運営を主導する枠組みの維持には不安定要素もある。

 主要3会派の一本化は、党推薦の新人が勝利した広島市長選や、与野党対決の様相が強まる国政の状況から浮上。3会派の幹事長たちが協議を重ね、今回の決着となった。

 県議会では、3期12年間にわたり議長を務めた桧山氏への反発から2003年、自民党会派が分裂。その後、自民刷新会議は、今回も会派を継続した自民党良政会(2人)や民主県政会とともに議会運営を主導。自民党議員会と自民党広志会は湯崎知事と距離を置いてきた。また、改選後、自民党系の1人会派が四つできている。

1246チバQ:2011/05/10(火) 22:01:36
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201105090128.html
自民27人新会派、知事与党で民主県政会と連携
2011年5月10日

 改選後の任期が先月30日から始まった県議会(定数66)で、改選前の最大会派だった自民系の旧自民刷新会議は9日、別会派の議員を加えた新会派「自民党議員団・県民会議」(自民会議、27人)を結成した。同日、民主県政会(16人)に協力を打診。改選前同様、民主・自民の相乗りを維持し、“知事与党”として県政に携わることになった。

 先月の県議選後、自民系旧3会派(引退、落選を除き計32人)は一本化を模索したが、難しくなった。

 旧自民刷新会議から全14人のほか、知事と距離を置いてきた旧自民から11人中6人、旧自民党広志会から7人中4人、新顔、元職で届け出ていた自民党三葉会から3人全員が合流した。

 新会派の会長に就任した平田修己(なおみ)県議は「是々非々の立場で湯崎県政を支えていく、という基本理念に賛同した同志が合流した」と説明した。(水田道雄)

1247ミュウ:2011/05/11(水) 17:17:25
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1248チバQ:2011/05/11(水) 22:37:51
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110511/crm11051122220041-n1.htm
親族に虚偽の住民登録 選挙違反容疑、香川・さぬき市議妻逮捕
2011.5.11 22:22
 香川県警捜査2課などは11日、親族に虚偽の住民登録をさせて投票させたとして公選法違反(詐偽登録、投票)の疑いで、4月24日の同県さぬき市議選で当選した中沢清治市議の妻で、会社役員、中沢恵子容疑者(57)=さぬき市津田町鶴羽=を逮捕した。

 逮捕容疑は1月、高松市の30代の親族夫婦に、さぬき市内の別の親族の住所地に転入したとする虚偽の登録をさせ、4月21日に期日前投票させた疑い。

 捜査2課によると、中沢容疑者は「夫婦が投票したかどうかは知らない」と容疑を否認している。同課は夫婦も同容疑で立件する方針。

1249チバQ:2011/05/11(水) 22:51:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000280-mailo-l34
追跡2011ひろしま:県議選と広島市議選から1カ月 市政奪還、一途に影 /広島
毎日新聞 5月11日(水)16時16分配信

 ◇自民系会派の一本化
 県議選と広島市議選から1カ月。県議会(定数66)と市議会(同55)の両方で多数派を占める自民党系議員は、それぞれの事情から会派が分裂していたが、広島市長選では結束し、党推薦の松井一実市長当選の原動力となった。ここに来て県議会では自民系会派の再編が進み、27人からなる最大会派が誕生。一方、改選前に6会派あった市議会の自民系市議は、いまだ会派届けが出されていない。
 ■県議会
 9日に結成届が出されたのは、自民系4会派のうち3会派から27人が合流した「自民党県議会議員団・県民会議」(自民会議)。旧会派の現職のうち、自民刷新会議の全14人▽自民党議員会11人のうち6人▽自民党広志会7人のうち4人が新会派に参加し、新人2人と元職1人も合流した。結成の記者会見で、中本隆志県議は「広島市長選のように、自民党が団結すれば底力が出せると、ひしと感じた」と合流の理由を説明した。
 改選前は、自民系会派は湯崎英彦知事へのスタンスを巡って割れていた。林正夫・前議長が所属した自民刷新会議は、同じ自民系の良政会、民主系の民主県政会と共に「知事与党」の立場を取った。一方、桧山俊宏・元議長らが所属する自民党議員会と広志会は、湯崎知事の主導で11年度当初予算案に盛り込まれた広島版産業革新機構の設立に反対。知事と距離を置いていた。
 自民会議は、良政会と民主県政会との協調関係を維持する方針。この3会派を合計すると定数の3分の2を超える45人。会長に就任した平田修己県議は「自民系会派の一本化を求める声があり、是々非々で知事を支えられる同志が合流した」と説明した。しかし、合流しなかった県議の1人は「是々非々とは、知事と相対して政策を判断することで、支えることではない。広島市長選では自民が一本化したのに、なぜ民主と組むのか」と言う。
 これまでに届け出があった会派は、自民会議27人▽民主県政会16人▽公明党6人▽良政会2人▽共産1人▽つばさ1人▽前進1人▽こころざし1人▽自民さくら会1人▽愛1人−−で、まだ9人が決まっていない。【矢追健介】
 ■広島市議会
 広島市議会では10日現在、民主・社民系の市民連合9人▽公明党8人▽共産党3人▽みんなの党1人▽無党派クラブ1人▽地域デザイン1人−−の6会派が届け出た。しかし、残る32人の大半を占める自民系市議の会派構成は、16日の臨時市議会開会を前に駆け引きが続いている。
 秋葉忠利・前市長の3期12年は、自民系市議は議会の半数を占めながら、四分五裂が常態化し、市長選で党推薦候補が3連敗した要因にもなっていた。秋葉前市長の引退を受けた4月の市長選では、“市政奪還”を旗印に一枚岩となったが、改選前までの6会派を一気に一本化するところまでは進んでいない。「市長与党」のスタンスには相違ないはずだが、ある中堅市議は「若手、中堅、ベテラン。それぞれが活動しやすい形、思惑がある。本当にまとまるのか」とこぼす。【寺岡俊】

5月11日朝刊

1250チバQ:2011/05/11(水) 22:53:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000140-mailo-l35
県議会:議長に柳居氏を選出 島田氏後継、自民に“しこり” /山口
毎日新聞 5月11日(水)13時44分配信

 県議会は10日、改選後初の臨時会を開き、議長に柳居俊学氏(61)=大島郡区、6期▽副議長に新谷和彦氏(67)=萩市・阿武郡区、6期=を選出した。任期は2年。両氏はともに議会最大会派「自由民主党」所属で、議長交代は12年ぶり。
 柳居氏は4月に引退するまで議長を6期務めた島田明氏の後継。議長選を巡っては、島田氏の影響力存続に不満を持つ一部自民党議員が新会派「自民党新生会」を結成し、対立候補として吉井利行氏(63)=熊毛郡区、8期=を擁立。自民分裂で過半数を占める会派がなくなり、自民両会派の間には議長選の「しこり」が残る。県執行部からは今後の議会運営に不安の声も出ている。
 新生会は「島田氏の長期支配」「議会改革」を争点にして他会派に協力を求め、民主・連合の会の加藤寿彦氏を副議長に推し、同会の支持を得た。だが、議会改革は抽象的なスローガンで、具体的な政策協定にいたらず、公明、共産両党は自党候補を擁立した。投票結果は、柳居氏24票▽吉井氏18票▽公明党の小泉利治氏5票▽共産党の藤本一規氏2票−−だった。
 選出後、柳居氏は「県民福祉向上に全身全霊で当たりたい」とあいさつ。記者会見では、批判された政務調査費の不正流用について「私自身も反省すべきところはたくさんある。わかりやすいマニュアルを作り、より透明性の高いものにしていきたい」と述べた。
 自民党県議団会長でもある新谷氏は「(新生会と)会派は割れたが、同じ自民党であり、協調しながらやってゆきたい」と述べた。
 一方、吉井氏は「(議長職は)結局夢に終わりました」と悔しさをにじませた。【尾村洋介】
〔山口版〕

5月11日朝刊

1251チバQ:2011/05/11(水) 22:55:06
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201105100018.html
県議長に自民・柳居氏 新生会・吉井氏に6票差
2011年5月11日

 改選後初となる県議会(定数49)の臨時会が10日、開会した。自民会派が分裂し、注目された議長選は、自民(20人)の柳居俊学氏(6期目)が24票を得て選出された。自民から分かれた自民新生会(9人)の吉井利行氏(8期目)は18票。公明の小泉利治氏が5票、共産の藤本一規氏が2票だった。

 吉井氏には、新生会に加え、民主・連合の会(6人)と、いずれも1人会派の社民、会派とことん、草の根の議員が投票。新生会は県政クラブ(3人)などにも連携を呼びかけたが取り込めず、協力する姿勢を示していた共産も、上関原発に対する姿勢の違いなどから吉井氏に投票しなかった。一方、柳居氏には自民に加え、県政クラブと新政クラブ(1人)が投票した。

 副議長には自民の新谷和彦氏(6期目)が選ばれた。

 柳居氏は閉会後、記者会見。政務調査費を使ってカレンダーを作り配布していたことを理由に、自民が分裂する結果になったことを問われ「心配かけたことは反省している。良識を持って、県民の期待に沿えるような議会の役割を果たしていきたい」と話した。

 これまで議長は12年にわたって自民の島田明氏(前期限りで引退)が務めてきた。新生会の山手卓男会長は「(島田)議長やその周辺部が党議拘束をかけて物を言えないようにするやり方は我々が打破した」と話した。

■30年ぶり、自民会派が分裂

 《解説》自民が分裂したのは30年ぶりだ。議長候補に名乗りを上げた柳居氏に政務調査費問題が取りざたされたことがきっかけだったが、引退した島田明・前議長の影響力を排除しようとする側と、維持しようとする側のせめぎ合いだったとも言える。

 12年にわたって議長を務めた島田氏は、議会の主要ポスト人事を仕切り、会派内の反対意見を抑えてきた。島田氏は引退し「重し」がなくなったが、島田氏が後継に選んだとされる柳居氏が議長になれば、島田氏の影響が強く残るのではないか。新生会が自民から分かれた背景にはこうした危機感があった。

 新生会は今回、「閉塞(へいそく)感を打開する議会改革」を掲げ、会派を割った。だが、なぜ島田氏在任中にその行動を取らなかったのか。一方、自民県議らは柳居氏を推す理由として「経験が豊富」「人柄がいい」といった点を挙げたが、県民は納得するだろうか。

 議員の中には「結局は自民党の内部抗争」という冷めた見方もある。議会のあり方が各地で問われている今、県民の目に見える形で県民のための議論を交わしてほしい。(安田桂子)

1252チバQ:2011/05/13(金) 23:04:53
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105140010.html
広島県議会議長に林氏再選へ 広島県議会(定数66)の最大会派の自民会議(27人)は13日、総会を開き、18日の議長選に同会派所属の林正夫前議長(70)を擁立することを決めた。議会運営で連携している第2会派の民主県政会(16人)と自民党良政会(2人)も同調する見通し。林氏の再選が確実となった。

 林氏は2007年5月に初めて議長に選ばれ、この改選まで4年間務めた。民主県政会の一部に議長就任期間の長期化を懸念する声はあるが、芝清会長は「近く開く総会でまとめる」と説明。自民党良政会の小林秀矩会長は「最大会派の候補に投票する」とした。

1253チバQ:2011/05/17(火) 21:44:34
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105140043.html
自民系広島市議4会派が統合 広島市議会(定数55)で自民党系4会派が13日、合流して新会派「ひろしま保守クラブ」(21人)を結成した。過半数には届かないが、最大会派となる。議会運営では、ともに広島市長選で松井一実市長を推薦した公明党(8人)と連携し過半数確保を狙う。16日からの臨時会で議長候補を立てる構えだ。

 改選前、自民新政クラブ、政和クラブ、新保守クラブ、薫風会に所属した17人と元職1人、新人3人。平野博昭元議長をはじめ、秋葉忠利前市長に批判的だった勢力が集まった。松井一実市長を誕生させたことで合流の話がまとまった。幹事長の山田春男氏は「議会は数で左右され、小さな会派は埋没する。市長とは是々非々で臨む」と語る。

 会派届けはこれで7つとなった。藤田博之前議長を含む11人はまだ届け出ていない。

1254チバQ:2011/05/17(火) 21:45:19
http://www.nnn.co.jp/news/110514/20110514007.html
賛成、反対の対立深まる 鳥取市庁舎問題
2011年05月14日

市長「建設推進の付帯意見」
 鳥取市庁舎新築移転問題で、竹内功市長は13日、市民団体が計画している問題への賛否を問う住民投票条例制定に向けた直接請求について、請求の付帯意見として建設推進の立場を示す考えを明らかにした。一方、新築移転に反対する議員らは関連する事業の契約を締結を延期するよう申し入れるなど、両者の対立が深まった。

 竹内市長は定例記者会見で市の自治基本条例にある住民投票についても触れ、「議会制民主主義を補完するもの」として、現状では検討しない考えも示した。

 一方、市庁舎新築移転に反対する市議会の2会派の議員12人はこの日、市が発注する新庁舎の基本計画策定業務について、契約締結の延期を求める申し入れを市と市議会に行った。

 基本計画の策定業務費は当初予算案に1528万8千円が計上され、本年度末までに庁舎の機能や利用計画、考え方などについて情報収集や分析などを行う。市は早ければ5月中の契約を目指し、この日公募型提案の最優秀提案者を選定した。

 会派・結の上田孝春会長は「新庁舎の場所や規模が確定されてない中での契約はおかしい」とし、方向性が決まるまで契約を締結しないことを求めた。

 また、この日は市議会の庁舎特別委が開かれ、来月13日開会の6月定例議会で中間報告を行うことを確認した。

3議員辞任は「不許可」と答申
 鳥取市議会の市庁舎建設特別委の3議員が辞任願を提出した問題で、議会運営委員会が13日開かれ、議運を構成する4会派のうち3会派が辞任を認めない「不許可」とするよう中西照典議長に答申した。中西議長は早急に判断して各委員に伝えることにしているが、「答申を尊重したい」としており、辞任は認められない見通し。

 同特別委の寺垣健二、橋尾泰博(結)、角谷敏男(共産党)の3議員が「庁舎の新築・統合ありきで議論が進んでいる」などとして2日に辞任願を提出していた。

 議運では「特別委の協議内容、運営に瑕疵はなく、正当な辞任理由とは認められない」「持論が認められなければ辞めるという行動は今後の議会運営に支障をきたす」と反対が多数を占めた。一方、結は「今後不毛の論議には加わらない」として辞意に変わりがなく、後任選出の考えもないことを示した。

 答申を受けた中西議長は特別委を「正常な状況に戻したい」として3議員に出席を要請し続ける考えを示し、特委での審議についても「議会の意思であり、正当性のある判断である」との考えを示した。一方、角谷議員は「辞任理由が理解されないのは残念。辞任の意思は変わりない」と述べた。3議員は同日午後の特委を欠席した。

1255チバQ:2011/05/17(火) 22:25:11
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000671105160001
県議会議長 会派の論理
2011年05月16日








議会事務局に「自民会議」の会派結成届を提出した新会長の平田修己県議(中央)ら=9日、広島市中区の県議会棟

■18日、正副選挙


 県議会(定数66)の会派構成が決まった。改選前の自民系旧3会派の議員の大半が合流し、「自民会議」(27人)を結成。18日の議長選挙では、自民会議に所属する林正夫前議長(70)の再選が確実な情勢だ。同日の副議長選挙と併せ、改選後の議会を巡る、主導権争いの舞台裏を探った。


■ステータス絶大
 66人の代表 政策瞬時に


 定数の3分の1を超える勢力となった自民会議は13日の総会で、林前議長を会派の議長候補に推すことを全会一致で決めた。


 議長ポストを巡る攻防は、自民系の旧自民刷新会議を中心に4月下旬から本格化。複数のベテラン県議の名前が挙がったが、「湯崎県政の誕生から支えており、知事の信頼も厚い」(自民系県議)、「ほかに適任者が見当たらない」(同)と、林氏待望論が日増しに高まっていった。


 「同じ人が長くやるのはよくない」と戒める声も上がった。しかし林氏は朝日新聞の取材に、「多選批判が大きな声になっているとは思わない」と話した。


 そもそも県議会議長とは、どんなポストなのか。


 条例で定める月額報酬は一般議員の90万1千円(7・5%カット中)に対し、111万3千円(10%カット中)。専用の公用車や専属の秘書(県職員)もつく。だがある県議は「一番大きいのは、そのステータス」と説明する。「対外的に66人の議員の代表だし、県執行部から政策的な相談をいち早く持ちかけられるのも議長だ」という。


■一本化 自民に溝
 「民と連携 納得できぬ」


 4月の選挙前の県議会は、最大会派の自民系の旧自民刷新会議と第2会派の民主系の民主県政会などが「知事与党」として議会運営をリードしてきた。


 当時の知事と各会派の距離を測る象徴的な政策があった。湯崎知事が選挙公約として強力に推し進めた100億円規模の投資ファンド「広島版産業革新機構」だ。県の約40億円の出資金を巡り、議論が白熱した。


 自民系ながら知事と距離を置く自民、自民党広志会の2会派などは出資に反対したが、自民刷新会議や民主県政会、公明党などが賛成し、今年度からファンドは動き出すことになった。


 4月の広島市長選では自民党が一枚岩で擁立した松井一実氏が初当選。県議会でも自民系会派の一本化が会派再編の焦点となった。


 そもそも、自民系会派が分裂したきっかけは、2003年まで12年間議長を務めた檜山俊宏議員(自民会)をめぐる反発だった。


 「知事与党」の枠組み維持か、一本化か――。


 「知事与党として是々非々の立場で湯崎県政を支えていく、という基本理念に賛同した同志が合流した」


 新会派「自民会議」の会長に就任した平田修己(なお・み)県議(旧自民刷新会議所属)は9日の会派結成届提出後の会見で、新会派設立の趣旨を説明。引き続き第2会派となった民主県政会(16人)と自民系の良政会(2人)の代表らと連携を維持していくことを確認した。


 檜山氏ら4会派12人の自民系議員は自民会議に合流しなかった。12人のうちの1人は「一つになろうとの呼びかけもなかった」といぶかる。「自民党の一本化を望んできたが、民主県政会と連携するのは納得できない」。知事与党の座を巡り民主、自民が相乗りする形では、県政のチェックが果たせないのでは、との懸念が消えない。


 自民党県連幹事長で「旧自民」から自民会議に合流した宇田伸県議は「今は一本化に向けた過程の段階。一歩前進だ」と話す。


■民主との蜜月は
 副議長「第2会派から」


 18日の臨時県議会で議長ポストとともに注目されるのが副議長ポストだ。


 「議長が第1会派からなら、副議長は第2会派から出したい」。民主系の県議の一人はそう話す。


 ただ、第1会派の自民会議が大幅に所属議員を増やし、民主県政会の所属議員の顔ぶれも変わった。「これまでのような蜜月の関係にはならない」と話すのは自民系県議。「自民会議が正副議長を独占するのでは」。そんな臆測も。18日まで、予断を許さない状況が続く。(水田道雄)


【過去20年間の県議会議長】
議長名:檜山俊宏※ 在任期間:1991年5月〜2003年4月
議長名:新田篤実  在任期間:  03年5月〜  07年4月
議長名:林 正夫※ 在任期間:  07年5月〜   今年4月
(敬称略。※は現職議員)

1256チバQ:2011/05/19(木) 00:22:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000190-mailo-l33
公選法違反:太田・岡山市議逮捕 トップ当選に焦りか 所属会派、推移見守る /岡山
毎日新聞 5月18日(水)14時4分配信

 太田武正・岡山市議(67)=東区九蟠=が4月の市議選で自らの選挙運動をめぐり、公選法違反(買収)容疑で逮捕された。“現職市議の逮捕”に17日、岡山市役所や地元に衝撃が走った。「トップ当選を目指す余り、焦りがあったのでは」と冷ややかな声が漏れた。【江見洋、原田悠自】
 ◇有権者「裏切られた」
 太田市議が所属する市議会会派「明政クラブ」は今後の対応を協議。楠木忠司代表は「市民の皆さんにご迷惑をおかけした。逮捕されたことは非常に残念。今後の推移を見守りたい」と述べた。楠木代表によると、太田市議は16日の同クラブの会合に出席したがその後連絡はないという。
 他会派からも「残念」という声が相次いだ。ある議員は「太田市議は以前から派手な選挙をしているという印象があった」と話し「選挙前からトップ当選すると言われていただけに、焦ったのか」との見方を示した。別の議員は「自分が守らなければならない地盤、という意識があったためか」と述べた。
 一方で「選挙カーでアナウンス係の女性が訴えるスタイルが当たり前になっているが、街頭で候補者本人が政策を訴えるのが本来の姿だ」と、選挙活動にも問題点があると指摘する議員もいた。
 岡山市の高谷茂男市長は「びっくりした。事実だとすれば、あってはならないこと。二度と起こらないよう議員の皆さんには襟を正してもらいたい」と話した。
 一方、有権者も怒りの声を上げた。東区の会社員の男性(23)は「全国的に投票率の低下が懸念される中、市民の声を届けたいと投票した。しかし、今回のような不祥事があると、投票した候補者への信頼が損なわれ、投票する意味があるのかと疑問がわく」と語った。東区の主婦は「演説ではどの候補者も地道に声をかけ頑張っていると思っていたが、今回の逮捕は本当に残念で、裏切られた気持ちだ」と話した。

5月18日朝刊


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