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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1207チバQ:2011/04/15(金) 23:33:32
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104150003
宇部の課題 市議選を前に(下)
2011年04月15日


緑と彫刻で彩られた常盤公園。残ったペリカンたちを守ることができるのか=宇部市

◆問われる 危機管理


  「日本さくら名所100選」にも選ばれた並木道は今、満開の花が咲き乱れ、連日、多くの市民が見物に訪れている。だが、傍らの湖にハクチョウ類の姿はない。


  湖畔に広がる四季折々の自然と動物たちのいる宇部市の常盤公園は、市民の貴重な財産だ。殺処分から2カ月。公園再生への願いも込め、市は近く、放鳥飼育の中止も含め、常盤湖で今後、鳥類をどう飼育するかを検討する諮問機関「常盤湖を考える市民委員会」を立ち上げる。


  委員には有識者だけでなく、公募によって市民も加える。任期は6月〜12月の予定。市は、その間に結論を出すかを含めて委員会に委ねる考えだ。だが、冬場にはまた渡り鳥がやってくる。ペリカンは今も飼育されており、時間的余裕はない。


  今回の殺処分は、鳥インフルエンザウイルスが周辺の養鶏場へ波及するのを恐れ、県の助言を受けたうえで「公園を感染源にするわけにはいかない」と市独自の判断で実行した。市は来季も感染が確認されれば同じ対応をする方針だが、3月議会では批判もあった。


  最大会派の議員は代表質問で「1羽の感染で全てを殺処分するのは過剰反応だったのではないか。正しい選択なのか疑念がある」と指摘した。殺処分時には、市役所に抗議の電話やメールが相次いだ。市民の理解を得るにはどうすればいいか。これからの議会の対応が注目される。


  久保田后子市長はその3月議会での施政方針演説の冒頭で「市民生活をおびやかす脅威について、より一層危機管理体制を強化したい」と述べた。


  市長が言及したのは、ハクチョウ類の殺処分についてだけではない。1月には女児が切りつけられ、大けがをする事件があった。


  「市内では悲惨な事件が後を絶ちません。私たちが生活しているこの宇部市で犯罪が起きない、起こさせないようにしたい」


  宇部署で6日にあった防犯パトロール隊への委嘱式。宇部フロンティア大学の学生7人が結成した「FPC(フロンティアパトロール隊)」の代表者が、こう決意を述べた。


  1月の女児刺傷事件後、市内では防犯ボランティア活動が活発化しているが、高齢者が中心のため、後継者不足が課題だ。安部正之署長は「若い方の参加は頼もしい。すぐに成果が出るものではないが、地道な活動で市民の防犯意識を高めてほしい」と激励した。


  市は事件を教訓に、各校区で住民と関係機関の連携を強める「安心安全見守りネットワーク」を計画している。東日本大震災を受けて防災計画の見直しも始める。


  地域の実情に応じた、安全で安心なまちづくりをどう実現するのか。各地で議会の存在意義が問われる今、各議員の力量が問われている。
(具志堅直)


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