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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1209チバQ:2011/04/15(金) 23:35:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000290-mailo-l37
市政の課題:高松市/下 LRT導入 /香川
毎日新聞 4月14日(木)16時20分配信

 ◇「本当に必要か」 車依存の意識改革を
 高松市が導入を目指す「次世代型路面電車(LRT、ライトレールトランジット)」。低床型でホームとの段差がなく、高齢者や車椅子でも利用しやすい。電気を動力とするので環境負荷が少なく、駅間を短くできて市内が巡りやすいといった利点を挙げる。しかし、市役所内部でも「作っても使わなければ意味がない。人の動きが確保できるのか」と慎重な声が聞かれる。
 LRTは、大西秀人市長が掲げる「多核連携型コンパクト・エコシティ」構想の目玉でもある。市街地に人口密度が高く、生活機能の充実した拠点を設けて行政効率を高めるというものだ。拠点を結ぶには、利便性に優れた公共交通が不可欠だ。
 大西市長はLRT導入に意欲を示し、昨年11月に策定された総合都市交通計画では、28年までの中・長期目標という位置づけだ。だが、同計画推進協議会でも「導入も含めて検討」とするにとどまる。同協議会の委員の一人は「理想としてはよいが、障害があり、市はトーンダウンせざるを得ない」と語る。
 その一つが、コストの高さだ。全国で唯一、本格的LRTを導入している富山市(10年3月時点)は、既存のJRの線路を利用し、事業費58億円、同市の負担は27億円だった。高松市は、JR高松駅から琴電仏生山駅までの区間を対象に、琴電の線路を活用するなど6パターンで初期費用を35〜90億円と概算する。「費用対効果を考えると、本当に必要かを検証する必要がある」と担当者。「だめになることもあり得る」と弱気を隠さない。
 また、09年の市の調査(有効回答3270人)によると、市民の53・4%は自動車に依存。公共交通を利用しなくなり、郊外に移って都市の人口密度が低下するという悪循環に陥っている。
 一方で、車を運転できない高齢者は、“移動難民”になる恐れがある。13年に現在の番町5から朝日町1に移転を予定している県立中央病院に通う女性(79)=宮脇町2=は「朝日町になったら今のように自転車では通えない。LRTが通って便利になったらうれしい」と話す。
 市は、車依存の意識を変えようと、08年から「カーフリーデー」として、市街地で一部を車両通行止めにし、「おもしろ自転車試乗」などの催しを実施している。今秋には、中心市街地を走る「ちょいのりバス」などを運行。公共交通へのニーズがどれほどあるかを調べる社会実験をするためだ。「車離れして、公共交通も良い循環に転換してほしい。(LRT導入には)ステップアップが必要」と、市は期待を寄せる。
 交通施策はまち作りや市民生活に大きな影響を及ぼす。市民と一体となった意識改革が求められている。【広沢まゆみ】

4月14日朝刊


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