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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1204チバQ:2011/04/15(金) 23:32:03
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000881104140001
周南市長選の課題(中) 玄関口
2011年04月14日


建て替えが計画されているJR徳山駅ビル=周南市

◆駅整備 効果不透明


  JR徳山駅北口に立つ駅ビルは築40年以上が経ち、老朽化が目立つ。駅前広場も日中、人影は少ない。こうした周南の玄関口を再生させようと、市は駅の周辺整備=※=に乗り出す。


  今年度にはJR西日本に工事を委託し、橋上駅舎と南北自由通路の建設を始める。事業費約68億円のうち約65億円は市の負担だ。駅ビルの建て替えなども計画しており、事業費や市の負担はさらに膨らむ。「巨額の投資に見合ったメリットはあるのか」。そんな声も市民の間には少なくない。


  島津幸男市長は2007年の市長選で「駅周辺への大型商業施設の誘致」を公約したが、世界的経済危機などを理由に09年撤回。同年12月に作った基本計画は、駅前広場を拡張した上、駅ビルを現在より小規模の3階建てにし、こども・いこい施設やコンベンションホール、店舗、交番を入居させる、としている。


  橋上駅舎と自由通路の建設費は、国土交通省が要綱でJRの負担を4%と定めている。残りが市の負担で、市によると、国の補助金や合併特例債の活用などで、65億円のうち実質的な負担は約15億円という。だが、市とJRが共同所有する駅ビルは、改札口など駅の機能が橋上駅に移るため建て替えは全額、市の負担だ。合併特例債は建設時には期限切れで使えない。


  市中心市街地整備部の有吉一男次長は「高齢者や障害者が使いやすいよう(駅周辺整備で)バリアフリー化が必要」と説明。駅ビルの負担軽減は「国の補助金を得られるようにするほか、今年度は民活導入などの事業手法を検討する」と話す。


  市財政への懸念だけでなく、工事の波及効果を疑問視する声もある。徳山商工会議所建設部会の江村之孝会長によると、JRの工事に地元業者が参入するのは難しいという。商議所は3月、地元業者の活用などを市に要望した。「このままでいいのか、という一般の市民の声に背中を押された」と江村さんは語る。


  一方、空き店舗が目立つ駅周辺の商店街は事業に期待をかける。市は今年、駅周辺整備に合わせて中心市街地活性化基本計画の国の認定を目指すが、若手商店主がまちづくり会社を設立するなど、活性化への機運は高まりつつある。


  まちづくり会社の河村啓太郎社長は「長年の懸案だった事業がいよいよ動き出す」と評価した上で、「例えば駅ビルのホールは、我々が市に提案した『とくやまパークタウン構想』で盛り込んでいる『まちのACTホール』と重複する。市ともっと協議したい」。


  みなみ銀座商店街では少しでも人を呼ぼうと、一昨年10月から毎月第2日曜に骨董(こっとう)市が開かれている。寝具店を営む実行委員長の藤井精二さんは「自由通路を造るにしても、駅南の海沿いを観光地にするなど、中心市街地のにぎわい復活に生かせるようにしてほしい」と話した。
(福家司)


※キーワード【徳山駅周辺整備事業】
  在来線の徳山駅舎を橋上化して南北自由通路、南北駅前広場を整備し、駅ビルを建て替える。南口駅前広場(約3800平方メートル)は13年度、橋上駅舎と自由通路(長さ約130メートル、幅8メートル)は14年度、新駅ビルと北口駅前広場(約7800平方メートル)は15年度以降の完成を目指す。総事業費は120億〜130億円。


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