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食品産業総合スレッド

1704とはずがたり:2016/05/30(月) 18:58:50
北海道にも練乳工場作ろう♪

地震余波で練乳品薄 在庫切れ、問い合わせ殺到
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160529-00000069-san-soci
産経新聞 5月29日(日)7時55分配信

地震余波で練乳品薄 在庫切れ、問い合わせ殺到
最後の1本となった森永乳業の練乳を使ってコーヒーを作る「もとよし珈琲」の松崎元義さん =東京・大手町(写真:産経新聞)
 熊本地震により、熊本市内の森永乳業の子会社工場が一時操業停止に陥り、同社が販売する家庭向け練乳が品薄状態になっている。同社がシェアの6割を占める家庭向け練乳は、飲食業界でも使われており、影響が広がっている。

 品薄になっているのは、同社の子会社「熊本乳業」(同市東区)が製造し、「森永ミルク」の商品名で販売されているチューブや缶入りの練乳。

 工場では、原料の牛乳などを流す配管の点検に地下水を使っていたが、地震後に水が濁ったため、前震が発生した4月14日以降、操業を停止。

 建物に損傷はなく、濁りも解消されたため、今月生産を再開したが、出荷の開始は6月初旬になる見通しだ。

 東京・大手町でコーヒーをワゴン販売する「もとよし珈琲」では、クリーム入りコーヒーに森永製の練乳を使用。店主の松崎元義さん(52)は「もうすぐなくなりそうだが、スーパーを4軒回ってもなかった。16年愛用しているので早く再開してほしい」。

 東京都江東区のサンケイスーパーでも、チューブ式の練乳が店頭から姿を消した。水野竜宏社長(51)は「卸業者に注文しても回ってこない」と語る。インターネットの食料品通販サイト「問屋@ショップ」では、森永製の練乳が全て「在庫切れ」。運営する坂本食品(相模原市)の担当者は「問い合わせが殺到している」と困惑する。

 森永乳業は「できる限り早く供給したい」としている。

1705とはずがたり:2016/05/31(火) 08:27:17
>>1701
>日本のコカ・コーラの歴史は再編の歴史だ
違和感あるなぁ。コカが地域ボトラー再編し始めたの少なくともここ15〜20年ぐらいの事では?

>最大の販売チャネルだった自販機の不振も大きい。日本コカ・コーラグループは国内で最多の83万台を設置しており、他のメーカーに比べ自販機での販売比率が高い。しかし消費税率の引き上げ後は、消費者は定価販売の自販機を避け、スーパーなどで購入する傾向が強まっている。
ダイドーは大丈夫か?!確か自販機比率高かったはずだが。

1706とはずがたり:2016/06/03(金) 09:43:50
世界初のミルク入り缶コーヒーは駅のホームで着想され
http://www.news-postseven.com/archives/20160531_416502.html
2016.05.31 16:00

 さかのぼること50年弱。UCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏は駅のホームで瓶入りコーヒー牛乳を飲んでいた。と、発車のベルが鳴り響く。当時、瓶は売店へ返すのが当たり前。飲み残しのコーヒー牛乳を見ながら思った。

「いつでもどこでも、もっと気軽に楽しむには……缶入りだ!」

 しかし、開発には多くの壁があった。缶に含まれる鉄分とコーヒーの成分の化学反応による変色、乳成分との分離などなど。それらを新技術で克服し、1969年に世に送り出されたのが「UCCミルクコーヒー」だ。

 世界初のミルク入り缶コーヒー「UCCミルクコーヒー」の誕生から25年、業界に新たな風が吹いた。「UCC BLACK無糖」の発売だ。缶コーヒーはミルクと砂糖入りが当たり前という時代に勝負をかけ大成功。UCCが切り拓いたブラック市場には今や多くの競合製品がひしめくが、その大半は香料が使われているもの。「UCC BLACK無糖」は、レギュラーコーヒー100%で香料を使用していない。専業メーカーとしてのプライドがにじむ。

※週刊ポスト2016年6月10日号

1707とはずがたり:2016/06/03(金) 10:06:26
【最強】お茶で「どん兵衛」を作ると激ウマ! お湯で作るよりも激ウマ
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4557623
トリビアニュース 2016/6/1 06:00

1709荷主研究者:2016/06/19(日) 12:06:46

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00386472?isReadConfirmed=true
2016年5月25日 日刊工業新聞
ケンコーマヨネーズ、国内の工場を積極増強 売り上げ拡大へ対応

生産能力を増強する西日本工場(京都府舞鶴市)

 ケンコーマヨネーズは全国の主要工場で、ラインなどの増強を急ぐ。サラダ、卵加工品、マヨネーズ・ドレッシングの各主力事業で売り上げが拡大しており、能力増強で需要の伸びに対応する。同時に、生産効率の向上やコスト競争力を強化する。「スピード感ある設備投資をタイムリーに実行」(炭井孝志社長)し、競争に生き残る考え。

 ケンコーマヨネーズは2017年3月期の設備投資額を、16年3月期の17億円に対し3億円増の20億円に設定した。国内生産の基盤づくりに向け投資を継続する。6月にはドレッシングを生産する西日本工場(京都府舞鶴市)で第2ラインを稼働させ、風味・品質の向上に加え、容器変更などにも迅速に対応できるようにする。投資額は数億円。能力増強は他にも複数工場で計画しており、市場環境や需要の伸びを見て決定する。

 14年春の稼働で卵加工品を手がける静岡富士山工場(静岡県富士市)は、16年2月にさらに数億円をかけて冷凍設備やスクランブルエッグラインを増強しており、生産能力を約30%増やした。

 単身世帯の増加で小容量サラダも伸びが続いており、山梨工場(山梨県市川三郷町)に数億円をかけて容量100グラム前後のポテトサラダラインを増強した。また、前年比2倍強の伸びが続くロングライフサラダも、御殿場工場(静岡県御殿場市)で新ラインを稼働。多品種や多形態生産の対応を容易にした。

 ケンコーマヨネーズの16年3月期連結営業利益は、前期比14・5%増と2ケタの増益だった。これは売上高が同11・0%増だった増収効果に加え、新工場の高効率・高品質生産が原動力となった。

(2016年5月25日 建設・エネルギー・生活1)

1710荷主研究者:2016/06/25(土) 19:26:06

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160611/bsc1606110500010-n1.htm
2016.6.11 06:53 Fuji Sankei Business i.
機能性表示食品、販売1年 314件 消費者浸透で明暗

 企業の責任で健康効果を表示できる「機能性表示食品」の販売開始から1年が経過した。消費者庁に届けられたのは6月10日現在で314件に達し、飲料や加工食品など多様な商品が店頭に並ぶ。健康志向の高まりにあわせ市場は拡大する見込みだが、今後は特定保健用食品(トクホ)との違いや、機能面や信頼性などについてより丁寧な説明が各社に求められそうだ。

 機能性表示食品の第1弾として昨年6月に販売を始めたのがキユーピーの「ヒアロモイスチャー240」で、肌の水分保持や乾燥緩和の機能があると打ち出した。女性に好評で同社は「1年間で定期購入者が2.9倍に増えた」と明かす。昨年9月にリニューアルされた江崎グリコの「朝食BifiXヨーグルト」シリーズや、今年2月から販売しているアサヒグループ食品の「シュワーベギンコイチョウ葉エキス」なども好調な売れ行き。

 対照的に不振だったのがキリンビールのノンアルコールビール「パーフェクトフリー」だ。昨年6月に発売されたが、販売実績は年間目標の約5割にとどまった。ビール各社はノンアルビールで機能性表示食品の新商品を投入したがいずれも低迷。糖質ゼロのビールなどとの違いがはっきりせず、消費者に浸透しなかったとみられる。

 明暗が分かれたことで「機能性表示の商品が増えれば、これまで以上に競合との差別化が大事になる」(大手食品)と身構える声も出ている。

 調査会社の富士経済は、機能性表示食品市場は2015年の303億円から16年は699億円に拡大すると見込む。「トクホから機能性表示食品に注力する会社も増えている」とも指摘、今後は消費者に競合他社やトクホとの違いを分かりやすく打ち出す工夫も求められそうだ。

1713とはずがたり:2016/06/29(水) 22:47:35
明治め,絶対おいしい牛乳買ってやらねぇ!!ヽ(`Д´)ノ

業績好調なのになぜ? 明治が主力商品「おいしい牛乳」を“実質値上げ”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000525-san-bus_all
産経新聞 6月29日(水)10時15分配信

 食品メーカー大手の明治が“実質値上げ”に動き出している。牛乳の主力ブランド「おいしい牛乳」では、地域限定で価格据え置きながら容量が1割減となる新容器での発売を新商品として発表したほか、今年3月末で89年にわたる全国販売を終了した「サイコロキャラメル」は、容量は変えずに新たに北海道限定の土産物にリニューアルし、価格を上げた。円安が進んだことによる原材料価格の高騰などを理由にした食品メーカーの相次ぐ値上げで、消費者の節約志向も高まる中、新たな形の“実質値上げ”が受け入れられるかが注目される。

 「開けやすさや注ぎやすさ、持ちやすさが向上し、利便性アップ!」、「開封するまで空気と触れにくい満量充填と遮光性に優れたパッケージで新鮮な牛乳のおいしさが長持ち」、「人口動態や飲用実態の変化に合わせて最後までムダなくおいしく飲むことができる容量」-。9月20日から九州地区(沖縄県除く)で発売される「おいしい牛乳」の900ミリリットル入り新容器の利点を同社はこう強調する。

 注目は価格だ。店頭想定価格は270円〜292円と、現在の1000ミリリットル入りパックと同じ。容量が1割減なので、実質的には1割の値上げともとれなくもない。ただ、同社広報は「値上げという認識はありません」と否定する。

 その根拠とするのは、農林水産省や独立行政法人、農畜産業振興機構などの統計データだ。農畜産業振興機構の調査によると、1人あたりの牛乳類の1日の飲用量は平成17年度の平均が195.8ミリリットルだったが、27年度は175.1ミリリットルに減少。このように牛乳消費量が減ったため、1000ミリリットルの牛乳を飲みきる日数も伸びていると主張。「飲みきれず捨ててしまう人も増えており、900ミリリットルのほうがいいと判断した」と説明する。

 新しい容器は従来品よりも幅が約5ミリ細く、筋肉の負担が約1割軽減されるので、「手の小さい子どもや握力の弱い高齢者の方も持ちやすい」とも強調する。

 ただ、紙パックを使用する他の飲料メーカーの幹部は、「消費者にすれば、900ミリリットルの容量設定や高齢者も持ちやすいとかは、唐突感があるのではないか」と指摘する。

 明治は昨年4月に生乳の生産コスト上昇を理由に牛乳やヨーグルトなどを2〜5%程度値上げしている。今回の実質値上げともとれる対応について、消費者からは「ちょっと不可解。値上げするなら理由をストレートにいってほしい」という指摘も上がる。

 さらに、3月末に昭和2年以来89年の全国販売を終えた「サイコロキャラメル」についても。リニューアル後の価格を改定。サイコロキャラメルの販売終了前の想定小売価格は1箱2粒入りで5箱セットで132円だったが、明治子会社の道南食品が製造し、6月14日に発売した「北海道サイコロキャラメル」は1箱2粒入り5箱セットの参考価格は173円。北海道産の原材料を多くを使用するなどのこだわりを強調するが、全国販売の菓子が3カ月で北海道土産に衣替えした結果、約3割の価格アップとなった印象はぬぐえない。

 明治の親会社の明治ホールディングス(HD)の平成28年3月期決算は売上高が前期比5.4%増の1兆2237億円。本業のもうけを示す営業利益は50.9%増の777億円と過去最高を更新するなど好調だ。

 健康志向の高まりにあわせて、ヨーグルトなど主力商品の売れ行きが好調なこともあるが、値上げによる収益改善効果も大きい。営業利益ベースで見れば、コア商品の売り上げ増の押し上げ効果が116億円なのに対し、子会社を含む価格改定、いわゆる値上げによる収益改善効果は217億円に上る。食品メーカーの中には、「値上げ効果」で売上高や利益ベースで過去最高を更新した企業もみられるが、あるメーカーの幹部は「2年連続で同じ商品を続けて値上げするのは、余程の理由がないとできない」と明かす。

 過去にも価格は維持しながら、実質値上げに踏み切った商品は多くあったが、理由は原材料価格の高騰や為替レートでコスト増になっているといった理由が大半だった。

 明治の利便性向上や人口動態の変化を理由とした“実質値上げ”が成功すれば、他のメーカーが追随する可能性も出てきそうだ。ただ、過度に価格を引き上げれば節約志向がさらに高まり、個人消費の回復にも影響を与えかねない。消費者からそっぽを向かれる可能性も否定できず、食品メーカー各社には値上げに走る前のコスト削減の努力も一層求められそうだ。(永田岳彦)

1715とはずがたり:2016/07/10(日) 03:45:56

2016/7/9 06:50神戸新聞NEXT
全国で人気のハム来月食べ納め 播州ハム閉店
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009266827.shtml

 手作りハムで知られ、全国にファンも多い播州ハム工業所(姫路市久保町)が、8月20日で閉店する。創業当時から受け継ぐ味は美食家をうならせたが、コスト高騰や売り上げ不振などで店を畳むことに。元は精肉店だったが、本格的なハムの販売に乗り出したのは1995年以降。3代目の堀田周郎社長(58)は「阪神・淡路大震災が一つの転機だった」と振り返る。(末永陽子)

 同社は、堀田社長の祖父が1950年に創業した。本場ドイツで加工法を学んだ技術者を招き入れ、ハム製造を続けてきた。しかし長年、売り上げの大半を占めたのは食肉。経営の関係で、手間がかかり、高コストのハムは店頭でわずかに売る程度だった。

 堀田社長は阪神・淡路大震災の直後、神戸市長田区で約1カ月半、ボランティアとして活動。惨状を目の当たりにし「一度しかない人生に悔いが残らないよう、うちでしか作れないハムを広めたい」と思い立った。人生観が変わる経験だった。

 同社のハムは一つ一つ手作業で糸をしばり、国産の塩やハーブなどで作った調味液に約3週間漬け込む。熟成させた後、半世紀以上使ってきた燻煙(くんえん)室で数日間炭火にかけていぶす。

 こだわりの味は、他社に先駆けて始めたインターネット通販で評判が広がり、料理雑誌やグルメ番組でも話題となった。

 「他社が1日や1週間で済ます工程に3倍以上の時間や手間をかけていた」と堀田社長。高コスト体質から脱却できず、経営不振が深刻化。今年に入り、「5年先が見えない」と決断した。

 閉店を知った顧客から注文が殺到し、既に売り切れとなった商品も。堀田社長は「取引先や従業員に大きな迷惑がかからないうちにと決めた。多くの人に愛され、大変ありがたい」と語った。

1716とはずがたり:2016/07/10(日) 03:47:19

2014/6/21 20:59
倒産から生まれた味付けのり 社員12人の佐用の会社
http://www.kobe-np.co.jp/news/backnumber/201511/0008598993.shtml

 兵庫県佐用町大酒の味付けのり製造業「光海」が販売する「旨しお海苔」が、第20回全国加工海苔品評会で第2位の「水産庁長官賞」を獲得した。厳選した国内産素材にこだわった逸品は、会社倒産の苦難を乗り越え、のり本来の味を求めた夫婦の絆から生まれた。(大山伸一郎)

 「旨しお海苔」は韓国風のごま油風味。有明海産の初摘みのりに、長崎の天然塩や三重のごま油などで優しい味に仕上げている。

 同社の前身は、旧上月町出身で大阪を拠点に日本有数ののり製造会社を手掛けていた高見唯夫さんが、1968(昭和43)年に現在の地で創業。長男で現会長の国男さん(70)、現社長の淑子さん(70)夫婦が跡を継いだが、91年に会社を倒産させてしまう。

 2人は会社再建に当たり、それまで中心だった「進物」をやめることを決意。価格競争に巻き込まれまいと、大きな販路より確かな品質を求め、現在は社員12人で製造に励む。旨しお海苔は4年前、国産の安心感にこだわる顧客の声を聞き、素材探しで全国の産地を回って商品化した。

 今回の品評会には、全国から612品目が出品された。「小さな会社でも、評価してもらえたことが励みになる」と国男さん。淑子さんは「苦労もしたけれど、のりって本当にいいものだと今は心から思います」と、満面の笑顔を見せた。

 48枚入りで320円から。同社TEL0790・88・0044

1717とはずがたり:2016/07/17(日) 13:10:35
伸びる会社(1)
カット野菜で17年連続増収の不思議
読売新聞専門委員 東一眞
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160712-OYT8T50035.html?from=yhd
2016年07月13日 05時20分

 日本経済が右肩上がりの高度成長時代を知る日本人がだんだん少なくなってきた。しかし、企業単位では、売り上げや利益を継続的に伸ばしたり、新市場を開拓したりと、さまざまな意味で「伸びる会社」は当然ながら今もある。そんな会社の戦略や現状、直面している課題やその克服法などを不定期でとりあげる。

絵に描いたような右肩上がり

 野菜をカットして袋に詰めてスーパーに卸す――。ただ、これだけで、創業以来17年間、一貫して増収を続ける企業がある。その会社は、株式会社サラダクラブ。スーパーでパッケージサラダを購入したことのある人なら、名前を覚えているかもしれない。

 創業初年(1999年11月期)に6100万円だった売上高は、直近の2015年11月期では247億円に達している。右のグラフは、サラダクラブの売上高推移だが、絵に描いたような右肩上がりだ。野菜をカットして袋詰めして売るだけで、なぜこんなことが可能なのだろう?

 そんな興味から、東京都調布市仙川町にあるサラダクラブを訪ねてみた。京王線仙川駅で降りて歩く。京王線の切り通しを渡る橋から、「Kewpie」の赤いロゴと、キユーピーマヨネーズのパッケージのアミ目模様のデザインをあしらった建物が見えてきた。たどり着くと、そこは芝生と樹木に囲まれた「仙川キユーポート」というビル。キユーピーの展示施設や関連会社が入居する。

 実はサラダクラブは、キユーピーが51%、三菱商事が49%の株式を持つ。両社の戦略的な提携から生まれた会社だ。「そもそもの発端は、1980年代からアメリカでパッケージサラダがブームになったことです。これは日本でも売れるだろう、売ろうと考えたわけです」(サラダクラブ商品部次長の日置拡也さん)。

 もちろん、サラダの消費が増えれば、マヨネーズやドレッシングの使用も増える。売り場では、あわせて売っていこうという戦略もあった。

パッケージサラダの挑戦

 サラダクラブは、99年2月24日に誕生した。当時もカット野菜はあるにはあったが、スーパーの野菜売り場の片隅に、肩身が狭そうに並んでいた。鮮度や衛生面でどうかなあ、という印象が筆者にもあった。キユーピーと三菱商事が目指した「パッケージサラダ」は、旧来的なカット野菜とは「似て非なる」ものだった。

 どこが違うのか? まずパッケージサラダは、封を切ったら洗わずにそのまま食べられる。そして価格が一定。例えば、現在、千切りキャベツ(130グラム)は税抜き100円。キャベツの価格が高騰しようが暴落しようが、この値段は変動しない。そして、年間を通した旬の野菜の安定供給も特徴の一つ。つまり、生鮮食品なのに、あたかも「工業製品」のように規格化された商品だ。

 こうしたパッケージサラダを生産するために、まず全国の農協や農業法人と直接契約を結んだ。安定供給のためには、春夏秋冬で産地を切り替える「産地リレー」の体制も整えた。鮮度には最も腐心した。契約先には、収穫した野菜は保冷庫に入れて、工場まで保冷トラックで運んでもらうようにした。

 工場に運ばれた野菜は、低温に保たれた生産ラインで、(1)食用に適さない部分を除去し、(2)食べやすい大きさにカットし、(3)冷水洗浄し、(4)遠心分離機で水分を取り、(5)袋やトレーに詰める――という5段階で加工される。こうして、「コールドチェーン」と呼ばれる、収穫から加工・出荷・店頭まで低温管理体制を築いた。

様々な工夫

 「売り場作り」も工夫した。スーパーの野菜売り場は、いつも同じ棚に同じ野菜が置いてあるわけではない。入荷する野菜の種類と量によって、毎日のように変化している。サラダクラブでは、買い物客が探しやすいように、パッケージサラダをいつも同じ棚に固定的に置くことにこだわった。スーパーに依頼するだけではなく、営業担当者がスーパーに出向き、陳列状況をチェックして回った。

1718とはずがたり:2016/07/17(日) 13:11:00
>>1717-1718
 パッケージの表示も工夫した。原料となる野菜の98%は国産。最初は「国産」とだけ表示していたが、2006年6月からは産地表示を都道府県に切り替えた。輸入素材があれば、その国を記す。

 「表示義務はないのですが、産地を表示することで安心してお求めいただきたいと考えました。『10品目のサラダ』なら、10品目全部の産地を印字するのでスペースをとりますが(笑)」(サラダクラブ商品部広報・広告宣伝チーム 杉本紀子さん)

 こうした地道な工夫でパッケージサラダは少しずつ広がって行った。

 もちろん、1人で住む「単独世帯」や、夫婦共働き世帯がこの時期、右肩上がりで増加したことも幸いした。パッケージサラダを使って、夕食の準備を「時短」したい人々が増えていったのである。例えば、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、サラダクラブ設立の99年に、単独世帯は1058万5000世帯だったが、14年には1366万2000世帯に増えた。さらに、総務省の労働力調査などによると、夫婦共働き世帯は99年の929万世帯から14年には1077万世帯に増えている。

天候不順が追い風に

 2012、13年は天候不順で野菜の価格が高騰した時期だ。当時の読売新聞をめくってみると、「野菜高騰」の記事がいくつも見つかる。例えば12年2月9日付の読売新聞中部版では、「このままだと、冷凍野菜やカット野菜に切り替えないといけない」という45歳の主婦のコメントがある。

 コメントにあるとおり、12〜13年の野菜高騰のなかで、パッケージサラダの売上が急伸する。「これまでパッケージサラダを手にとったこともなかった方が購入し始めるようになりました。一度試してみた方がその後リピーターになったと思われます」(キユーピー広報部 岸田香奈子さん)

 12年(11月期、以下同じ)のサラダクラブの売上高は11年に比べて約38億8000万円増加し、13年は12年に比べて約34億4000万円増となった。前年度比の増加幅で、この2年間が過去1、2位だ。天候不順が、パッケージサラダの普及を強力に後押しした。

 ただし、この時期、天候不順のため契約農家などからの出荷が細った。スーパー側に約束していた納入量を確保するために、サラダクラブでは、価格の高い野菜を買い付けた。それを「定価」で売らなければならず、売上高は急伸しても利益的には大変だったようだ。

日産70万〜75万個

 1999年の創業当時は、東京都府中市の中河原工場だけでパッケージサラダを作っていたが、翌2000年には茨城県五霞町と、兵庫県伊丹市に工場を設立。その後も、直営工場を建てたり、委託生産拠点を整備したりして、全国展開を図ってゆく。現在、直営工場6、委託生産拠点11があり、北海道から沖縄までカバーしている。

 最初はカットレタス、千切りキャベツ、大根サラダなど定番の5種類だけだったが、10種類の野菜を使った「10品目のサラダ」やほうれん草を使ったサラダ、あるいはシーザーサラダ、和風サラダなど徐々に品数も増やしてきた。季節ごとに旬の野菜を使ったサラダも発売した。今の時期だと、「玉ねぎサラダ」「たっぷりコーンのカラフルサラダ」などがそれだ。金額は高いものでも税抜きで300円以内にとどめている。

 パッケージサラダが普及するにしたがって、参入企業も増えた。すでにローソンやセブン-イレブンなど大手コンビニも、プライベートブランドでパッケージサラダを販売している。サラダクラブが先導してきた国内パッケージサラダの市場は、2015年には1236億円に成長した。同社の全国シェアは約25%、国内最大手だという。

 「全国17拠点で、一日に70万個から75万個のパッケージサラダを製造・出荷しています」(日置さん)

 ただし、競争も激化している。今年3月から新ラインアップとして「こだわり野菜シリーズ」を打ち出した。青汁として飲まれるケールを取り入れた「ケールサラダ」をナチュラルローソンなどにおろしている。より魅力的なサラダを開発して、競争に勝ち抜きたい考えだ。

2016年07月13日 05時20分

1719とはずがたり:2016/07/20(水) 11:42:49
サントリーとアサヒ和解=ノンアルビール特許訴訟―知財高裁
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/583/279c87724c76bb73d35013a2cfcb2e0a.html
(時事通信) 10:52

 ノンアルコールビールの特許を侵害したとして、サントリーホールディングス(HD)がアサヒビールに「ドライゼロ」の製造、販売差し止めを求めた訴訟は20日、知財高裁(高部真規子裁判長)で和解が成立した。

 サントリーHDは昨年1月、「飲み応え感が出るよう糖質などの成分を特定して特許を取得しており、ドライゼロは成分の数値が特許の範囲内にある」として提訴した。

 東京地裁は同年10月、「既存品から容易に発明できた」と判断。特許は無効とすべきだとして請求を棄却したため、サントリー側が控訴していた。

1720とはずがたり:2016/07/22(金) 01:53:34
竹田和平氏が死去…「タマゴボーロ」をヒット
(読売新聞) 07月21日 20:28
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/155/433a9853f83f7b936221e9a0162c3b7e.html

 竹田本社(旧竹田製菓)会長の竹田和平(たけだ・わへい)氏が21日、死去した。

 83歳だった。

 告別式は23日午後1時半、名古屋市千種区千種2の19の1いちやなぎ中央斎場で営まれる。喪主は長男、幸生(ゆきお)氏。

 1952年に名古屋市で竹田製菓を設立し、幼児向けの菓子「タマゴボーロ」をヒットさせた。経営の第一線から退いた2000年代には株式投資に力を入れ、一時は100社以上の株を持ち「日本一の個人投資家」とも呼ばれた。

1722とはずがたり:2016/07/27(水) 19:49:46
チリ産“薬漬け”サーモンは、人体にとってどれほど「危険」なのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-01142710-sspa-soci
週刊SPA! 7月20日(水)16時20分配信

「チリ産養殖サーモン」についてネット上で大論争が巻き起こっている。チリの養殖サーモン“薬漬”の危険な魚で、海洋汚染も招いているという。そこで識者を直撃した!!

◆「危険性は極めて低い」が、“ゼロ”とも言い切れない

 チリ産サーモンが“薬漬け”は、どれほど人体にとって「危険」なのか。

『安全安心のための養殖管理マニュアル』などの著書のある舞田正志教授(東京海洋大学)はこう話す。

「養殖期間中に抗生物質などを使用した場合は、『休薬期間』を経てから出荷されます。これは『抗生物質の投与をやめて一定の時間を置き、体内の抗生物質がほぼゼロになる』期間のことです」

 休薬期間を経て日本に出荷された輸入水産物は、検疫所で残留薬物などの抜き打ち検査を受ける。

「もし違反している事例が見つかると、『命令検査』ということで『ある国から輸入されるものについては必ず検査をしなさい』というシステムがあります。過去に、チリ産サーモンでこの命令検査になったことはまだ一度もありません。残留基準を超えたサーモンが紛れ込んでいる可能性は極めて低いと思いますが、検査のカバー率は数%程度なので“ゼロ”だとも言い切れません」(舞田教授)

◆「それでも心配」な人は国産のサーモンを

 また、チリのサーモン養殖場を視察した佐野雅昭教授(鹿児島大学)もチリ産サーモンが“薬漬け”という実態は認めながらも「安全性についてはそれほど神経質になる必要はないと思います」と語る。

 しかし、エビやウナギでは基準値を超えたケースもあり、米国の大手スーパーなど輸入をやめる企業もある。日本の検査体制や基準値が本当に安全なのか、不安に思う消費者もいるだろう。

「『それでも心配』という方は、選択肢が他にいくらでもあります。例えば、漁協や調達関係者らが監視の目を光らせている、国産の養殖モノを選ぶことです。さらに、国産の天然モノもあるので、そうしたものを選択すれば安全性や環境汚染のリスクを減らすことができます」(佐野教授)

 佐野教授は「チリ産サーモンの養殖に関して多くの問題が起きているのは、チリ現地での政策の問題が大きい」と語る。

「養殖は常に環境問題、病気問題と向き合いながら行う産業です。環境に配慮し、飼育密度を下げた養殖をすればいいのですが……。チリはノルウェーに比べて規制が緩く、規制も守られにくい社会的環境です。もともとチリの海洋環境自体は良かったので、養殖を始めた当初はあまり気にしなくても悪影響は出ませんでした。ところが、海の環境が悪化すると新しい漁場に移ってごまかす“焼き畑農業”的なやり方を繰り返してきた結果、新しい漁場も少なくなり、限界に来ているのかもしれません」

◆チリ産サーモンのASC認証に疑問の声

 こうした問題を解決するため、環境に優しく持続可能な養殖場でつくられた水産物であることを示す、国際的な“お墨付き”がある。「ASC認証」といって「ASC(水産物養殖管理協議会)」が各国の養殖場をチェック、環境に大きな負担をかけず、地域社会や人権にも配慮した「責任ある養殖水産物」と判断されると認証が与えられる。このASC認証を得たチリ産サーモンを日本の大手スーパー「イオン」が4月から売り始めた。

 ところが、チリの養殖現場を視察した佐野教授は「ASC認証を受けるには非常にお金がかかり、資金力がないと取得できません。その認証過程も不透明で、信用できない部分もある」と指摘する。

 チリの漁業検査官B氏は、ASC認証を受けた養殖場のリストを見た瞬間、「これは何かの冗談ではないか」と思ったと告白する。

「ASC認証の『原則2』には『自然環境および生物多様性への悪影響の軽減』とありますが、養殖業者は自然環境も生物多様性も保護していない。また、原則4は『飼料、廃棄物、化学薬品等の適切な管理』ですが、チリの養殖場に抗生物質の規制がないことは誰でも知っている。こんなチリの養殖業者が認証されているのであれば、ASCは良い認証システムとは言えず、明らかに機能していない」

 舞田教授も疑問を口にする。

「ASCの認証の基準の中に『もともとそこにいない魚は養殖しない』というのがあります。生態系に何らかの影響を及ぼす可能性があるということです。それなのに、チリのサーモンはどうして認証を受けられたんでしょうか」

― 現地から告発「チリ産サーモンは危ない」は本当か? ―

1723荷主研究者:2016/07/30(土) 13:07:28

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160720/bsc1607200500002-n1.htm
2016.7.20 05:00 Fuji Sankei Business i.
キリンビール、「グランドキリン」の販路広げ生産増強

 キリンビールは19日、商品ごとに味わいをきめ細かく工夫するクラフトビールの「グランドキリン」シリーズの販路を拡大し、生産拠点も増やすと発表した。販売が好調で、今後も需要が伸びると判断した。

 高級感を前面に押し出し、ホップ本来の華やかな香りが特長のグランドキリンは、2012年からコンビニエンスストア限定で販売してきた。9月13日からスーパーなどでも販売する。これまでの滋賀工場に加え、来年春をめどに茨城県の取手工場でも生産を始める。キリンビールの田山智広マスターブリュワーは「クラフトビールの市場はまだまだ伸びていく。国内シェアの半分を目指したい」という。

 クラフトビールの出荷量は、発泡酒などを含むビール類市場全体の1%程度だが、大手が次々参入している。特に20〜30代を中心に人気があるといい、同社は市場規模が15年の推計4万キロリットルから21年には15万キロリットルになると見込んでいる。

1724荷主研究者:2016/08/02(火) 21:19:50

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160725/bsc1607251924004-n1.htm
2016.7.25 19:24 Fuji Sankei Business i.
アサヒvsサントリー、和解後も「ノンアル」シェア首位争いで火花

サントリーのノンアルコールビール「オールフリー」(右)とアサヒビールの「ドライゼロ」【拡大】

 ノンアルコールビールの特許をめぐりサントリーホールディングスとアサヒビールが争った訴訟は、20日に知的財産高裁で和解が成立した。だがその後も、両社はともにシェア(市場占有率)が4割超と業界トップの座を激しく争い、販売では一歩も引かないつばぜり合いが続く。今夏は両社ともにノンアルビールの増産を計画するなど、シェア首位の座をかけ激しく火花を散らしている。

 訴訟は、サントリーがノンアルビールの特許権を侵害されたとして、アサヒの主力商品「ドライゼロ」の製造と販売差し止めを求めていた。サントリーが訴えを取り下げて和解が成立。両社はともに、「互譲の精神に基づく」とのコメントを出した。

 しかし、昨年初めてサントリーからシェア首位の座を奪ったアサヒは、7、8月は「ドライゼロ」を前年比3割増産する強気の計画を打ち出している。飲食店向けにも積極的に販売攻勢をかけシェア拡大を狙う。

 シェア2位となったサントリーも、7、8月は主力商品「オールフリー」を1割増産する。3月から専用のミニ自動販売機を温浴施設に展開するなど、販路の拡大を急ぐ。

 ノンアルビールは飲酒運転の罰則強化などを背景としてドライバーを中心に人気となり、市場規模を拡大してきた。業界の推計によると、平成27年の市場規模は1738万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と、21年に比べ3倍超に拡大した。

 メーカーにとって、酒税がかからないノンアルビールは利益率が高い。発泡酒などを含む「ビール類」の市場縮小が続くなか、ノンアルビールは収益源としての期待が大きく各社の開発競争が激化したことが、特許をめぐる両社の訴訟にまで発展した背景にある。

 ただ、「ビールの代替品として飲むドライバーの需要は一巡した」(大手ビール幹部)とされ、市場規模の拡大は鈍化している。ここ数年は1桁成長が続き、27年の需要の伸び率は5・8%にとどまった。28年も伸び率は縮小するとみられるだけに、販売競争は厳しさを増しそうだ。(大柳聡庸)

1725荷主研究者:2016/08/07(日) 16:14:50

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160727/bsc1607270500008-n1.htm
2016.7.27 06:23 Fuji Sankei Business i.
【トップは語る】キリンビール 業界内で物流分野の協業を促進

 □キリンビール社長・布施孝之さん(56)

 --個人消費が伸び悩んでいる

 「いろんな要因が複雑に絡み合っている。年明け以降円高基調になり、株価も低迷している。インバウンドの爆買いもなくなって、消費税の増税を先送りしたとはいえ、ここに来てイギリスの欧州連合(EU)離脱問題とか、先行き不安が景気や消費マインドに影響している」

 --今夏は猛暑予想で飲料の消費は伸びそうだ

 「正直1〜6月の上期は劣勢だった。さまざまな理由があるが、上期が厳しいのは織り込み済み。後半追い込みでいく。7月に入ってからの売り上げは好調で、新商品も続々出す。普通にいけば前年より市場全体で2、3%は伸びるのではないか」

 --47都道府県一番搾りの状況は

 「まだ順次出している状況だが、絶好調だ。販売目標を200万ケースまで上方修正したが、もっといく手応えを感じている。手間ひまかけて地域の農産物を使い、地域の文化や気質にあった商品をともに作るという考え方に多くの共感をいただいている」

 --ビール類の市場が縮小傾向だ。業界再編は

 「市場の縮小がずっと続けば、いずれ4社、5社で経営していくのが多いというのは出てくるだろう。今の時点でたちまち再編はないが、競争と非競争が大事になる。物流分野の協業は各社とも同じ考えでしょう。一方、各社でビールのカテゴリーを伸ばすのも大事だ」

 --ビール類の酒税一本化の議論も今後出てきそうだ

 「消費税の増税を2019年秋まで先送りするなか、どのタイミングで酒税改正の第1弾がくるのかは注視している。酒税が一本化されるにあたって、製法の定義次第ではメーカーが困る部分も出てくる。酒税が一本化されても、発泡酒や新ジャンル(第3のビール)しか飲まない方もいるので発泡酒などがなくなることはない」

                  ◇

【プロフィル】布施孝之

 ふせ・たかゆき 早大商卒。1982年キリンビール入社。同社大阪支社長、小岩井乳業社長などを経て2015年1月から現職。千葉県出身。

1726とはずがたり:2016/08/08(月) 16:38:14
味の素が「意外な特損」後に狙う大きな果実
ターゲットはアジアの家庭内食市場
http://toyokeizai.net/articles/-/114377
中山 一貴 :東洋経済 記者 2016年04月20日

堅調な業績で知られる味の素に、今、何が起きているのか――。日本の食品最大手、味の素が業績の下方修正を発表した。2016年3月期の連結純利益を、従来予想の675億円から615億円へ9%下方修正したのだ。

修正の主因は、収益性に問題があった事業の再編だ。味の素の主力は調味料・加工食品の生産販売だが、うま味成分のアミノ酸に関する知見と技術を生かし、医薬やバイオ事業も手掛けている。

ところが、医薬事業は、薬価引き下げによる売上高の減少や、安価なジェネリック医薬品(後発医薬品)の台頭による競争激化が直撃。2015年3月期の医薬セグメント営業利益は、前期比半分近くに落ち込み、採算が悪化していた。

低採算の医薬事業でメリハリ

そこで、製薬事業を消化器関連に集約させることを決断。透析や輸液から撤退する一方、製薬子会社にエーザイから出資を仰ぎ、エーザイの消化器疾患領域事業の一部と統合した。これらに伴う医薬事業の構造改革費用で約185億円の特別損失を計上することとなった。内訳は、透析や輸液など撤退する事業に関する株式譲渡損で約50億円、契約解消金で約70億円、固定資産や知的財産権にかかわる減損損失で約50億円。統合にかかわる営業費用も約15億円かかる。

味の素がグループ内事業の再編を急ぐのは、高い収益性を誇る世界の巨人たちの背中を追いかけているからだ。飲料を除く食品メーカーの世界トップ10入りを標榜するが、営業利益ベースでの味の素の順位は2015年3月期時点で30位程度。売上高営業利益率でみても上位企業との差は歴然だ。ネスレ(スイス)の15%、クラフト・ハインツ(米国)の18%に比べ、味の素は7%と、半分にも満たない。世界のトップ10を現実のものとするためには、2020年計画の営業利益1500億円、営業利益率10%は必達目標である。

パキスタン市場で販売する調味料
目標達成に向け、味の素は構造改革と並行して、積極的な成長投資を行っている。3月2日、20年債を含む総額700億円の社債を発行した。調達資金のうち、300億円は短期社債や借入金の返済に充てるが、残る約400億円はM&Aや提携を含む成長投資へ使う。

700億円の内訳は7年債200億円、10年債250億円、20年債250億円だ。これまでにも、7年債や10年債は発行してきたが、20年債は今回が初めて。従来よりも多額の資金を調達するため、返済金額や時期を分散させた。日銀のマイナス金利政策で市場金利が低下し、有利な条件で調達できる金融環境も追い風となった。

パキスタンやミャンマーに商機

大型社債の発行を契機に、味の素は海外進出を加速させる。4月6日、パキスタン市場への本格参入を発表した。現地の有力財閥との間で合弁会社を設立し、7月から調味料の販売を開始する。「パキスタンでは、大家族で食卓を囲む文化が根強く残り、内食比率が高い」ことに商機を見出した。調味料は当面、インドネシア子会社が生産したものを輸入する。

ミャンマーでも主力調味料「味の素」の生産・販売を2017年から始める。ミャンマーへは1996年に一度進出していたが、政情が不安定だったことや、外資系企業に対する規制の厳しさを理由に、2000年以降、事業を停止していた。だが、ミャンマーの経済開放政策の進行を背景に事業再開のメドがたち、成長市場を深耕する準備がようやく整った。

味の素は2016年3月期の純利益を下方修正したものの、営業利益は930億円へ、従来予想より70億円上方修正した。前期比では25%の増益となる。国内で冷凍チャーハンの新製品やスティックコーヒーの売上高が伸びていることに加え、米国でも冷凍食品子会社の原材料調達コストが低下し、増益を牽引する。

5月10日には、2016年3月期決算と2017年3月期の業績予想が発表される。食品メーカー世界トップ10に向け、次の一手が待たれる。

味の素の会社概要 は「四季報オンライン」で

1727とはずがたり:2016/08/08(月) 16:39:43
「しょうゆ」の次は?キッコーマンの海外戦略 和食ブームを追い風に食品卸でさらなる成長
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-117206.html?page=1
05月10日 06:00東洋経済オンライン

営業利益に占める海外の比率が7割超! ”内需型”の企業が多い日本の食品メーカーの中で、キッコーマンの海外展開力は異彩を放っている。伝統ある最大手のしょうゆメーカーとして、ドメスティックなイメージの濃い同社だが、実は半世紀も前から海外へ進出しているグローバル企業だ。その成果は着実に実りつつあるが、ここにきて新たな課題が浮上している。

世界100カ国以上で販売されているキッコーマンのしょうゆ。本格的な海外進出の歴史は1957年、米国で始まった。サンフランシスコに販売会社を設立し、しょうゆを用いた米国人好みの料理の開発や、スーパーなどでの試食販売を実施。しょうゆが肉料理によく合うこと、そしてスープやドレッシングの味付けに適していることを訴求し続けた。

こだわったのは、現地の料理の味付けに、しょうゆを浸透させることだ。和食レストランや日系人の間だけでなく、幅広い場面や人々にとって欠かせない調味料とすることを目指した。その後、狙いどおりに米国でしょうゆの需要が拡大。1973年には、原料処理から製品化に至るまでの現地生産を開始した。

キッコーマンにおける米国展開の貢献は大きく、同社の海外しょうゆ事業の売上高に占める北米地域の割合は70%近くとなっている。今後、海外しょうゆ事業は、成長市場の欧州やアジア、豪州で、年平均10%以上(現地通貨ベース)の売上高アップを目指す。

戦略は一貫している。米国と同様に、現地の嗜好に合わせた商品開発とマーケティングを推進するのだ。たとえば、イスラム教徒の人口が増加している欧州では、彼らが安心して口にすることのできる、イスラムの教えで許可されたハラル対応のしょうゆを販売。甘辛い味付けが好まれるタイでは、しょうゆだけでなくテリヤキソースを積極的に展開している。

しょうゆに次ぐ、海外事業のもう一つの柱が、日本を中心とするアジアの食品の卸売りだ。「日本の食文化の魅力を伝えることは、しょうゆの普及にもつながる」との考えのもと、1969年、米国のジャパン・フード(現JFCインターナショナル)に経営参加。しょうゆや米、のり、みそなど日本を中心としたアジアの多種多様な食材を扱う。

日本の大手食品卸の営業利益率が1%を切る中、キッコーマンの海外卸売事業のそれは5%近くある。和食ブームを追い風に高品質な商品を供給し、安売りを抑制していることが好採算の秘訣だ。しょうゆ事業と同様に最大市場は米国だが、イタリアとタイにも拠点を設立するなど、欧州やアジアでの販売強化に余念がない。世界中に広がるネットワークを活かし、地域ごとの特性にあった商品だけでなく、地域横断型の商品開発を展開。2015年度の海外卸売事業の売上高は当初目標の7%を上回る9%の成長(現地通貨ベース)を達成し、これからも年平均7%以上の売上高成長を目指す。

日本の食品メーカーと海外での競合が激化

ただ今後は、競合の市場参入に伴う競争の激化が予想される。たとえば、宝酒造グループは2010年にフランスのフーデックスに資本参加。欧州を中心に日本酒や調味料、冷凍食品などを販売し、日本食材の卸売業として、欧州で最大のネットワークを築いたという。キッコーマンの海外卸売業も決して安泰ではない。

4月27日に発表された2016年3月期決算は、前期に比べ売上高が10%増え、営業利益も29%増と躍進した。だが、2017年3月期の業績予想は一転、減収減益となる。円高により海外の業績が円換算で目減りすることが痛い。2017年3月期の為替は、1ドル=110円と前期比10.2円の円高ドル安を見込む(ユーロは同7.4円の円高ユーロ安想定)。為替により営業利益で約19億円の減益要因となる。現地通貨ベースで同16億円の増益となっても補いきれない。

収益性が課題となっている国内事業は、主力製品への集中投資や生産・物流効率の向上などを通じ、採算が向上しつつある。とはいえ、人口減少に伴い胃袋の数も減っていく国内市場での発展には限界があるだろう。キッコーマンの未来はやはり、海外事業にかかっている。日本の食品メーカーとの海外での競合はいちだんと激しくなるが、その中でいかに販売エリアを拡大し、現地の嗜好に合った商品の開発を加速していくかが、持続的成長のカギとなる。

1728とはずがたり:2016/08/22(月) 19:06:15
ウイダーinゼリー、「奇跡的巻き返し」の裏側
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160821-00132476-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 8月21日(日)6時0分配信

 「10秒チャージ、2時間キープ」――。
 1999年、SMAP木村拓哉のCMをきっかけに、大ヒット商品となった「ウイダーinゼリー」が今、森永製菓の好業績を牽引している。

■ 過去最高の売り上げと利益を記録

 8月10日、森永製菓は2017年3月期の第1四半期(2016年4〜6月期)決算を発表した。 売上高476億円(前年同期比7%増)、営業利益52億円(同86%増)で、第1四半期として売り上げ・利益ともに過去最高となった。この結果を受け、同社は業績予想を上方修正。 通期の売上高は1889億円(期初計画比1%増)、営業利益は143億円(同24%増)となる見通しだ。

 アイスの「チョコモナカジャンボ」やチョコレートの「ダース」など、好採算の主力品が販売好調だった。中でもinゼリーの売り上げは、前年同期比28%増と絶好調。CMや店頭での積極的な広告展開が奏功した。

 inゼリーは、エネルギーやビタミンを片手で手軽に摂取できるゼリー飲料だ。1994年の発売当時、市場に競合品は見当たらず、ゼリー飲料の草分け的存在だった。

 5年後に冒頭のキャッチコピーが話題となり、定番品の座を獲得。2007年頃に売り上げのピークを迎えてからも、市場シェア4割程度を維持し続けた。

 だが、2014年3月、発売20周年を機にリニューアルを実施すると、これが思わぬ失速につながった。

失速の理由は?
 従来の「エネルギー」「マルチビタミン」「プロテイン」という機能性を軸にした商品展開から、「エネルギー」(180キロカロリー)「カロリーハーフ」(90キロカロリー)「カロリーゼロ」(0カロリー)など、カロリー別の商品展開に切り替え、パッケージデザインも英字の多いものに一新した。

 「カロリーハーフ」は、従来の「マルチビタミン」の品質を変えずに、名称とデザインを改めただけのものだったが、既存客の支持を失い大苦戦。リニューアルからわずか4か月後の7月には、再び「マルチビタミン」など機能性重視の名称に戻し、デザインも再刷新して巻き返しを図ることとなった。が、リニューアル失敗の影響は補えず、2015年3月期のinゼリーの売り上げは、前年に比べ約1割も落ち込んだ。

■ 「失敗」が営業部隊を突き動かした

 「放っておいても売れる」(同社)とされてきたinゼリーの失速は、森永製菓の営業部隊を突き動かした。

 店頭のPOP広告で、水分補給やビタミン摂取といった健康効果を積極的に訴求。飲料売り場だけでなく、サプリメントの棚やマスクの近くなど、健康にひも付けたさまざまな売り場での販売を試みた。

 一連の取り組みの成果か、前2016年3月期の売り上げは対前年で2割近く増加した。前年の落ち込みからの反動もあるとはいえ、inゼリーは息を吹き返したと言えるだろう。今2017年3月期の出だしも、前述のとおり3割近い伸び率となっている。来期以降の製造ライン増設も、検討段階に入ったという。

 今回、森永製菓は通期の業績予想を上方修正したが、下期(2016年10月〜2017年3月期)だけでみると、期初の計画を据え置いている。第1四半期に想定以上に稼いだ利益は、販売促進費など今後へ向けた種まきに充てる考えだ。

 とはいえ、inゼリーやアイスなど、同社の主力品は夏場に最需要期を迎える。例年、売上高や利益は、第2もしくは第3四半期に最も大きくなる。“稼ぎ時”に第1四半期の好調を持続できれば、再度の上方修正も視界に入ってくる。

 森永製菓は、復活したinゼリーの余勢を駆って、さらなる高みを目指す。

中山 一貴

1729とはずがたり:2016/08/23(火) 20:23:34
日本酒は此処かな??

業歴126年、銘酒「国の寿」酒蔵の目野酒造(株)が破産へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-00010000-biz_shoko-bus_all
東京商工リサーチ 8月23日(火)12時29分配信

 目野酒造(株)(TSR企業コード:870446630、法人番号:8290001053259、柳川市三橋町百町766、設立昭和5年10月、資本金1900万円、目野忠治郎社長)は8月22日、事業を停止し、破産手続きを柳沢賢二弁護士(柳沢法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話092-720-5366)に一任した。
 負債総額は約2億円。
 明治23年(1890年)8月創業、126年の歴史を持つ酒蔵。水郷で知られる柳川で創業し、代表銘柄の銘酒「国の寿」は100年余の実績があり、地元福岡産の山田錦を精米し、自社培養酵母で高温糖化酒母により仕込まれ、全国新酒鑑評会で金賞を受賞したこともある。このほか本格米焼酎「まゆり」なども造り、柳川唯一の酒蔵として営業していた。
 酒類卸売業者や筑後地区の酒店などを中心に販売し、平成9年9月期は約2億4000万円の売上高をあげていたが、以降は消費者の日本酒離れや消費低迷、飲酒運転の厳罰化などが需要低迷に拍車をかけ、売上高が減少した。27年9月期は売上高約1億1800万円に落ち込んだうえ、原料高などで収益が悪化し資金繰りが逼迫し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ
最終更新:8月23日(火)12時29分

1733荷主研究者:2016/08/31(水) 22:19:10

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201608/0009370798.shtml
2016/8/9 19:55神戸新聞NEXT
東洋水産、神戸に関西工場 即席麺製造や物流担う

8月中に完成予定の東洋水産の関西工場(同社提供)

 即席麺大手の東洋水産(東京)は9日、神戸市西区の神戸複合産業団地に建設していた「関西工場」が、8月中に完成すると発表した。神戸工場(同市東灘区)が担っていた即席麺の製造機能を移し、西日本をカバーする製品物流施設も設ける。

 同社は「マルちゃん」ブランドで知られる。神戸工場では即席麺や生麺を製造していたが、生産能力増強のため、昨年8月から新工場を建設していた。

 新工場は鉄骨3階建て、延べ床面積4万2千平方メートル。敷地面積は6万2500平方メートル。カップ入りうどん「赤いきつね」や、即席焼きそば「昔ながらのソース焼きそば」などを製造する予定で、総投資額は約197億円。

 工場内に「関西物流センター」も併設。他工場の製品も集約して配送するといい、国内で最大規模の拠点となる。(黒田耕司)

1735とはずがたり:2016/09/04(日) 14:51:30
連続台風で浸水、ポテトチップス生産停止 北海道 食品加工場も打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00010001-doshin-hok
北海道新聞 9月4日(日)8時53分配信

原料のジャガイモ、確保見通せず
 8月に道内を襲った一連の台風が、食品加工業界に大きな打撃を与えている。ジャガイモやビートをはじめとする原料が甚大な被害を受けて今後の調達が見通せなくなっている上に、各地の食品工場も河川の氾濫に伴う浸水や断水で、操業に支障をきたしている状況だ。道外の工場で代替生産する動きも出始めるなど、影響が長引きそうだ。

 8月30日に最接近した台風10号による大雨被害をまともに食らったのが、スナック菓子大手の湖池屋(東京)が、ふらの農協(富良野市)に製造を委託するポテトチップス工場(上川管内南富良野町)だ。

 「カラムーチョ」などの主力商品を生産しているが、工場が立つ南富良野町幾寅地区は、空知川の決壊で広範囲が水浸しになり、工場も同31日から操業を停止している。再開のめども立たず、湖池屋は5日にも埼玉県と京都府の3工場で代替生産を始める。「2009年の南富良野の工場稼働以来、初めてのこと。原料のジャガイモの確保も見通せず、業績に与える影響は現時点では見えない」(同社)という。

製糖も影響
 日本甜菜製糖(東京)がパン用酵母などの製造のため、十勝管内清水町に構える2工場も、台風10号の影響で近くを流れるペケレベツ川があふれ、工場内が浸水した。現在は泥の除去作業に追われており、機械の整備や点検の後、9月上旬の操業再開を目指す。

 同社によると、少なくとも過去30年間はこうした被害はなかったという。同じく大雨に見舞われた同管内芽室町の芽室製糖所に被害はなかったが、「原料となるビートの畑も心配。現地の農協と被害状況の把握を急いでいる」(同社)。

北海道新聞

1736とはずがたり:2016/09/06(火) 22:27:19

台風10号、ポテチにも打撃 新じゃが商品は発売延期に
http://www.asahi.com/articles/ASJ955VX2J95UTIL03R.html
東郷隆2016年9月5日19時56分

 台風10号などの影響で北海道産のジャガイモが不足し、菓子会社ではポテトチップスの生産に影響が出ている。

 菓子大手のカルビーは、北海道産の新じゃがを使った「ア・ラ・ポテト」(うすしお味、じゃがバター味)の発売日を5日から10月3日に延ばした。9月12日に新発売の予定だったコンビニ限定の2品も10月10日に延期した。

 同社によると、台風で北海道産ジャガイモの収穫が遅れ、原料不足になった。定番商品も含めて原料全体の7〜8割は北海道産で、例年なら9、10月ごろに収穫したものを来春まで使う。広報担当者は「収穫量は落ちるとみている。輸入を増やすことも検討したい」と話す。

 菓子メーカーの湖池屋(こいけ…

1737とはずがたり:2016/09/07(水) 00:04:10
オレオは買わないけどリッツは買うかもね。此迄は日本製だったのに中国産になってしまうなら買いたくないな。

2016.9.6 17:44
新「オレオ」「リッツ」を12日発売 モンデリーズ日本法人がヤマザキ・ナビスコから引き継ぎ
http://www.sankei.com/economy/news/160906/ecn1609060021-n1.html

 山崎製パン子会社のヤマザキ・ナビスコ(現ヤマザキビスケット)から「オレオ」や「リッツ」などの製造・販売を引き継いだモンデリーズ・ジャパンは6日、パッケージや味を改良し、中国など海外工場で生産する「オレオ」や「リッツ」などを12日から発売すると発表した。新たに俳優の大森南朋さんと長谷川博己さんをCMキャラクターに起用し、消費者への浸透を図る。

 同社の辺丙三専務は、「(米モンデリーズ社の)世界的なネットワークを商品開発にいかしたい」と話した。

 「オレオ」や「リッツ」をめぐっては、米モンデリーズ社とヤマザキ・ナビスコのライセンス契約が8月末で終了。ヤマザキ・ナビスコはヤマザキビスケットに社名を変更し、新商品「ルヴァン」を投入している。

1739チバQ:2016/09/07(水) 20:12:17

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1609060029.html
ビール類酒税55円に統一へ 10月めど メーカーと本格協議 来年度税制改正
09月06日 21:44産経新聞

 政府税制調査会が9日に総会を開くのを皮切りに、政府・与党の税制改正議論が年末の取りまとめに向け本格化する。平成29年度改正では配偶者控除の見直しと並び、麦芽比率などで異なるビール類の酒税を350ミリリットル缶当たり約55円に一本化することが最大の検討課題となる。10月をめどにビールメーカーのヒアリングなど調整作業を加速し、税制改正大綱に盛り込みたい考えだ。

 現在、ビールの税額は350ミリリットル缶で77円、麦芽比率25%未満の発泡酒が47円、麦芽を使わないものもある第3のビールが28円。一本化を目指すのは類似商品の税額格差が企業の技術革新などをゆがめているとみているためで、約55円なら全体の税収規模は現状と変わらない。税額に合わせ、ビールの定義も見直す方向だ。

 税額が統一されれば、ビールは値下げになる一方、発泡酒や第3のビールは値上げになる。安くなったビールを飲む消費者が増える可能性があるが、家計に配慮し発泡酒などを飲んでいる消費者の負担は増す。「庶民いじめ」との反発をどう見極めて政治判断するかが焦点になる。

 ビールの販売比率の低いメーカーも商品開発や販売戦略などで見直しを強いられる。このため、数年の移行期間を設ける方向で調整する。税額が第3のビールと同額で競合商品のチューハイなどが突出して安くなるため増税案も浮上する。

 ビール類の酒税見直しはここ数年の課題だったが、消費税増税や選挙に配慮し棚上げされてきた。だが、29年4月に予定された消費税増税の見送りで議論がしやすくなっており、「今年こそは結論を出したい」と自民党税制調査会の幹部は意気込む。

 背景には税額格差が公平性や技術開発をゆがめ、国内市場の縮小による税収減や日本産ビールの国際競争力低下を招いたという危機意識もある。

 日本のビールの税金はドイツの19倍、米国の9倍程度と高く、各社は税率の安い発泡酒や第3のビールの開発を進めてきた。だが、発泡酒などの売り上げにも陰りが出てビール類の国内市場は減少し、国税庁の調べではピーク時の6年度と比べ27年度には約25%縮小した。

 人口減の影響もあるが、各社が低価格商品の開発に注力した結果、味わいの良いビールを求める愛好家のビール離れを招いた側面も否めない。

 さらに、日本でビールは麦芽やホップなど原料が限られ、麦芽比率67%以上と定義される。ベルギーの「ヒューガルデンホワイト」などオレンジピールで風味をつけ、麦芽比率を50%以上としている商品は世界ではビールだが、日本では発泡酒としか名乗れない。

 日本でも香料の使用や麦芽比率を下げた商品をビールと認めれば、欧州産ビールに多い麦芽比率50〜67%の領域や爽やかに香るビールの開発が進み、世界で通用するビールの誕生につながる可能性がある。

1740荷主研究者:2016/09/11(日) 11:35:10

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160823/bsc1608231850007-n1.htm
2016.8.23 18:50 Fuji Sankei Business i.
サントリー、売れ筋のボトル缶コーヒーを強化 9月に2種追加

サントリー食品インターナショナルが新発売するボトル缶コーヒー「プレミアムボスザ・マイルド」(左)と「同ザ・ラテ」【拡大】

 サントリー食品インターナショナルは23日、ミルク入りのスタンダードなボトル缶コーヒー「プレミアムボス ザ・マイルド」(税抜価格140円)と、砂糖を使わないラテタイプのボトル缶「同 ザ・ラテ」(同150円)の2種類を9月27日に発売する、と発表した。

 これまでブラックと微糖タイプの2種類だった品ぞろえを4種類に増やし、市場の拡大が続くボトル缶コーヒーを強化する。

 缶コーヒーの国内市場は容量が比較的大きいボトル缶の需要が伸びている。同社によると2016年のボトル缶コーヒーの国内市場は、前年比24%増の9200万ケース(1ケースは24本換算)まで拡大する見通しだ。

 一方、コンビニエンスストアのカウンターコーヒーやコーヒーチェーンなどに押され、容量が190グラム前後のショート缶の需要は減少が続いている。サントリーは9月6日に期間限定のショート缶コーヒー「プレミアムボス リミテッド」を発売。今後も期間限定商品を投入し、ショート缶コーヒーのてこ入れも図る方針だ。

1741荷主研究者:2016/09/11(日) 11:50:39

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0308929.html
2016年08/26 07:00 北海道新聞
北海道そば製粉、収穫も商品化も道内で 苫東に新工場、食品加工で初来月操業

苫小牧東部地域に完成した北海道そば製粉の新工場=苫小牧市柏原

 【苫小牧】そば製粉大手の日穀製粉(長野市)などが設立した北海道そば製粉(苫小牧)の新工場が25日、苫小牧東部地域(苫東)に完成した。9月1日から操業を始める。第三セクターの苫東(苫小牧)が分譲する工業用地に立地し、同社の用地に食品加工工場が進出するのは初めて。

 道内で収穫されたソバの約8割が本州に出荷される中、同社は収穫量の7・5%にあたる年間1200トンを製粉する。

 北海道そば製粉は、日穀製粉と農業生産法人「湯内農場」(深川)が昨年1月に設立した。新工場は鉄骨4階建てで、延べ2330平方メートル。約5千平方メートルを購入し、昨年10月に着工した。総事業費は約12億円。

 日穀製粉は道産ソバを長野県内の自社工場で製粉し、全国で販売してきた。輸送コストがかさむことや、地産地消ニーズの高まりを受け、交通の便が良い苫東への進出を決めていた。

1742荷主研究者:2016/09/11(日) 11:57:21

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160829/bsc1608290500005-n1.htm
2016.8.29 06:32 Fuji Sankei Business i.
キリン、包装用段ボールの新技術実用化 紙使用量さらに16%減

キリンが開発した新カートン「スマートカットカートン」は従来より約16%軽量化しながらも、強度は維持した(同社提供)【拡大】

 国内飲料大手のキリンが缶ビールやペットボトル飲料向け包装用段ボール(カートン)の省資源化に取り組んでいる。カートンの四隅を切り落としたり、段ボールの芯の紙を薄くするといった新たな技術を導入することで、紙の使用量を減らすのが狙いだ。

 環境保全機運の高まりを受け、キリンは2002年以降、カートンの軽量化を進めてきた。同社では同じ厚みのものでも角が多いと荷重に対し、強くなる特性に着目。04年にはカートンの四隅を切り落として、側面を8面構造にして強度を確保したカートン「コーナーカットカートン」を導入。段ボールの芯の紙を薄くしても荷重に耐えられるようになり、350ミリリットル缶用カートンでは紙の使用量が約10%削減したという。

 しかし、この技術にも限界があった。段ボールの芯の紙をさらに薄くすると、倉庫などでの保管時に上から荷重がかかった際、強度不足でカートンが変形したりするトラブルが想定された。カートンのさらなる軽量化を実現するには、さらなる改良が求められていた。

 キリングループで包装容器の開発を担うキリンパッケージング技術研究所で約4年の開発期間を経て、実用化にこぎ着けたのが「スマートカットカートン」だ。新カートンは「コーナーカットカートン」の技術をベースに、段ボールシートメーカーの王子コンテナー(東京都中央区)と共同で開発し、15年9月に導入した。カートンの四隅に加え、長側面上部の角(2辺)も切り落としたのが特徴。紙の使用量はコーナーカットカートンと比べて約16%削減したにもかかわらず、強度は維持した。

 もっとも、実用化への道のりは決して平坦(へいたん)ではなかった。とくに、カートンの素材となる紙は湿度が高いと柔らかくなり、反対に低いと硬くなる特性がある。とくに梅雨時期といった多湿期になるとカートンの側面が変形しやすくなるという課題があった。スマートカットカートンを開発した同研究所の會田裕佑氏は「ミシン目の寸法や内寸法を見直すなどの改良でこうした課題を克服した」という。

 新カートン導入による、環境負荷低減効果は紙の使用量削減にとどまらない。段ボール製造時などに排出する二酸化炭素(CO2)を年間2000トン削減できるという。

 現在、新カートンを導入している商品は主力のビール「一番搾り」や第3のビール「のどごし生」、発泡酒「淡麗」などのビール類の一部商品にとどまっている。今後、缶チューハイ「氷結」や「本搾り」といった低アルコール飲料(RTD)商品などにも広げる予定で、さらなるCO2削減に期待が持てそうだ。

1747とはずがたり:2016/09/14(水) 03:28:38
食べ比べてみたい。

新「リッツ」対「ルヴァン」 どっちが日本人好み?
http://www.asahi.com/articles/ASJ9D52HKJ9DULFA01S.html
2016年9月12日22時41分

 日本でも長年親しまれてきたクラッカー「リッツ」。9月から製造販売元が変更された。山崎製パンの子会社ヤマザキナビスコ(現ヤマザキビスケット)が扱っていたが、いまはもともと商標権を持っていた米モンデリーズ・インターナショナルの日本法人の販売となった。一方のヤマザキも新ブランドで対抗している。

 モンデリーズ日本法人が12日に売り出した「リッツ」は、おなじみの赤いパッケージながら「RITZ」の書体をより見やすく変え、丸形のクラッカーも「日本人が好む味」(同社)に改良した。工場は、ヤマザキ時代の国内からインドネシアに移した。世界で培った製品開発力や営業戦略で事業拡大をめざす。

 一方、ヤマザキは9月から「ルヴァン」を展開している。青い箱入りの八角形にして見た目は変えたが、製造するのはリッツを生産していた茨城県内の工場のままだ。味も、「ほぼ以前のリッツ」(流通関係者)という。Jリーグの大会名称も「ヤマザキナビスコカップ」から「YBC ルヴァンカップ」に変わった。新社名の頭文字YBCと新商品の知名度アップに一役買う。

 モンデリーズ日本法人は、クッキー「オレオ」とクラッカー「プレミアム」についてもヤマザキから引き継ぎ、12日に発売した。オレオは中国、プレミアムはイタリアの工場で製造する。ヤマザキは、いまのところこれらの対抗商品は出していない。

1748荷主研究者:2016/09/22(木) 12:02:10

http://hanjohanjo.jp/article/2015/07/22/832.html
2015.7.22(Wed) 13:00 日刊建設工業新聞
東北再生/東北グレーンターミナル・佐藤潮社長に聞く

インタビューに答える佐藤社長

日刊建設工業新聞 特別編集

 青森・岩手・秋田の北東北地域に畜産の配合飼料を供給している八戸飼料穀物コンビナート。その中核企業である東北グレーンターミナル(青森県八戸市)は、世界中の穀物生産地域から飼料原料となるトウモロコシやマイロ、大豆かすなど年間140万トンを取り扱うサイロ会社。配合飼料生産量は11年に200万トンに達し、震災前よりも20万トン増加している。同社の佐藤潮社長は「北東北地域の畜産業はまだ伸びる余地がある。そのためにもインフラ整備と規制緩和が重要になる」と強調する。

 --配合飼料生産量が伸びた理由は。
 「さまざまな要因が考えられるが、一つは復旧作業がスピーディーだったこと。震災後4日目の3月15日に飼料コンビナートの電源が回復し、翌16日には後背飼料メーカーより製品(配合飼料)の出荷が再開できた。14日目の3月25日には公共ふ頭で豪州からの本船が荷役を開始。34日後の4月15日には米国からの本船が当社の桟橋に接岸できた。この復旧の早さが家畜への影響を最小限に抑えた。もうひとつは被災地の宮城県石巻市にあった一部の飼料メーカーが八戸に生産をシフトしたことだ」

 --畜産業の現状をどう見ているか。
 「全国の配合飼料生産量は現在2400万トンで、ここ十数年ほぼ横ばいだ。当社が創業した1980年は2300万トンで、その当時に比べると100万トンしか増えていない。稼働当初、青森県内の需要は30万トンにも満たない中、八戸では100万トンを目指してスタートした。当社の後背飼料メーカーで現在200万トン生産していることは、北東北地域の畜産業がいかに伸びたかという証しで、まだ伸びる余地はある」

 --青森県の畜産業が伸びるために必要なものは。
 「畜産業を伸ばすには畜産振興と規制緩和が必要だ。青森県には条例で家畜に対する環境アセスメントがある。家畜の頭羽数が一定以上超えると環境アセスメントが必要となり、事実上規制以上に頭羽数を増やすことは難しい。青森県とは引き続き協議を重ねていきたい」

 --産業復興は進むと思うか。
 「震災後、各種インフラを原状回復してもらったが、それを地域経済の活性化にどうつなげるかという議論がなされていない。例えば現在、八戸飼料穀物コンビナートではMA米・古米を約15万トン配合しているが、この飼料米を日本海側の新潟、山形、秋田、青森の4県で生産し八戸港に運ぶ。昔の北前船のように4県を内航船で結び、平時には飼料米、災害時には緊急物資を運搬する。そんな発想もあってもいい」
 「青森県には畜産物や海産物だけでなく、ニンジン、大根、ゴボウ、ニンニクや山芋などの農産物も豊富にある。高速道路のおかげで新鮮な海産物・農産物を原料として首都圏に運搬できるようになったが、それだけでは物足りない。これらの農畜産物を地元で加工する冷凍食品会社が増えれば、海外への輸出機会が生まれる。地域の特性に合わせた産業の活性化を考える環境・インフラが必要だ」。

 (さとう・しお)80年東北大学農学部卒、トーメン(現豊田通商)入社。食品本部に配属され、30年余り農水産物・ナッツ類・製菓原料など食品原料各種の輸入販売に携わる。海外駐在6年。トーメンの食品原料部長、豊通食料取締役を経て、13年6月から現職。青森県南畜産振興協議会の理事も務める。秋田県出身、60歳。

1749荷主研究者:2016/09/22(木) 12:04:42

http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/20160307011126.asp
2016年3月7日(月)東奥日報
「七里長浜-八戸」検討を/飼料用米の海上輸送

 国のコメ政策を受けて生産量が増えている県産飼料用米の活用方法や輸送手段をめぐり、注目すべき構想が持ち上がった。2月に五所川原市で開かれた青森地域飼料用米生産利用推進協議会で、八戸飼料穀物コンビナート(八戸市)の中核企業・東北グレーンターミナルが、津軽で生産された飼料用米を七里長浜港(鯵ケ沢町)に集め、内航船で八戸港に大量輸送する新たな事業モデルの確立を提案した。

 県産飼料用米は生産者が農協に販売したり、畜産業者と個別契約するケースが多いが、生産量の急増に需要が追いつかず、取引先の確保が課題となっている。一方、配合飼料の原材料は輸入物が大半を占めるが、国内産飼料米が価格面で競争力を高めるには、生産の大規模化などによるコスト削減に加え、輸送体制の効率化が不可欠だ。

 東北グレーンターミナルによると、津軽各地で収穫された飼料用米を比較的近い七里長浜港に集めて保管し、搬入コンベヤーなどが整備された八戸港に大量輸送する方法は、トラック運搬よりコストや効率面で優位だという。

 本県の2015年産の飼料用米生産量は4万1130トンで、栃木県に次いで全国2位だ。一大産地の津軽と、北東北の家畜配合飼料の供給基地・八戸飼料穀物コンビナートを結ぶルートが実現すれば、県内全体の耕畜連携に大きく弾みがつく。事業者、生産者、関係機関は構想の可能性を精力的に探ってもらいたい。

 ただ、克服すべき課題は少なくない。七里長浜港は貨物取扱数量が徐々に増え、12年度からは10万トン以上を維持しているが、品目は石灰石や砂など建設資材が中心だ。飼料用米の集積拠点を目指すには、専用サイロの建設など大規模なインフラ整備が欠かせない。生産者の意向集約、プロジェクト全体の採算性の検証も必要であろう。

 東北グレーンターミナル側は取材に「事業主体やスケジュールは全くの白紙。グレーンターミナル単独でできる事業でもない」と前置きした上で、「国は飼料用米増産に動いており、行政を巻き込んで関係機関が一丸となって取り組まなければならない」と述べた。

 構想が実現へ向かうためには、国の新たな「食料・農業・農村基本計画」で位置付けられた飼料用米の生産拡大と、農家への支援継続が前提となる。

1751荷主研究者:2016/09/22(木) 12:23:12

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160909/bsc1609091718008-n1.htm
2016.9.9 17:18 Fuji Sankei Business i.
日清製粉鶴見工場が第1号認証を取得 日本発の食品安全規格

 一般財団法人の食品安全マネジメント協会は9日、日清製粉の鶴見工場(川崎市)が6日付で日本発の食品安全管理規格の認証を取得したと発表した。この規格は官民が連携して国際的な承認を目指しており、認証を取得した企業は初めて。

 日本発の規格「JFS-E-C」は、既にある海外の国際規格の内容に「現場からの改善提案の活用」と「食品偽装防止対策」を追加した厳しい規格と位置付けられている。日清製粉グループ本社の広報担当者は「品質管理や食品安全の強化を図れる」と話している。

 日本の規格が国際的に通用する規格になるには10件以上の認証実績が必要で、ほかに導入する動きが広がるかが焦点だ。

1752名無しさん:2016/09/24(土) 18:31:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160924/k10010705061000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
トクホ 初の許可取り消し 届け出の成分含まれず
9月24日 6時43分
「血圧が高めの方に適している」という内容で、国の許可を得てトクホ=特定保健用食品と表示して大阪の会社が販売していた粉末飲料などの商品に、実際には届け出られた成分が含まれていないことがわかり、消費者庁はトクホの許可を取り消す処分を行いました。トクホの許可が取り消されるのはこれが初めてです。
消費者庁がトクホ=特定保健用食品としての表示の許可を取り消したのは、大阪の会社「日本サプリメント」が販売していた、「ぺプチド茶」「ペプチドストレート」「ペプチドスープEX」「ペプチドエースつぶタイプ」、「食前茶」、「豆鼓エキスつぶタイプ」の、合わせて6つの商品です。

消費者庁によりますと、これらの商品は、かつお節から作られるアミノ酸の「LKPNM」や、大豆を発酵したエキスに含まれる「トリス」が含まれると届け出て、「血圧が高めの方に適している」「糖の吸収をおだやかにする」といった効果を表示することが許可されていました。

しかし、消費者庁によりますと、いずれの商品も、こうした成分が十分に含まれていなかったり、全く含まれていなかったりすることがわかったと、今月、会社側から連絡があったということです。消費者庁の調べでは、会社側はこうした事実を2年前に認識していたということで、連絡が遅いことを重く見て、許可を取り消す処分にしました。トクホの許可が取り消されるのはこれが初めてです。

日本サプリメントはホームページ上で、「ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントを発表し、6つの商品の販売を終了するとともに、これまでに販売した商品については返品に応じるとしています。

1753荷主研究者:2016/09/29(木) 22:55:56

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00400269
2016年9月19日 日刊工業新聞
食品、台風被害で相次ぎ販売休止 “北海道産”転換できず

大雨で水浸しになったジャガイモ畑(8日、北海道南富良野町)

 台風連続上陸による北海道を中心とした農作物被害の影響が、食品業界に広がっている。キユーピーは北海道十勝地区に甚大な被害が出た影響で、アヲハタブランドの「十勝コーン ホール」、サラダクラブの北海道産スイートコーンなど14品目の販売休止を決めた。明治も銀座チーズカレー、銀座オムハヤシなど冷凍食品4品の販売を休止。北海道は日本の代表的な農産物エリアだけに影響が大きい。

 農林水産省は8月16日から9月1日までの豪雨による災害を激甚災害に指定、復旧支援を始めた。販売休止を決めた商品の多くは「北海道産」を売りにしているため、おいそれと他県産や外国産に代替できない。

 販売休止を決めたキユーピーは「契約農家から調達できた量は事前に確保した分も含め、1割前後だった」と明かす。ニチレイフーズは「現時点では在庫や代替品で対応できているが、北海道産を売りにしている商品については今後、影響が出てくる可能性がある」と、道内他地域から調達できるかを含め調査を進める。

 北海道契約農家からホップを調達するサッポロビールは、台風襲来が収穫後だったため被害を免れたという。

(2016年9月19日 総合3)

1754荷主研究者:2016/10/08(土) 23:49:08

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201609/0009533596.shtml
2016/9/28 20:00神戸新聞NEXT
伊藤園の神戸工場が稼働 需要増に対応

茶葉の加工設備などを内覧する関係者ら=神戸市西区見津が丘5

 飲料メーカーの伊藤園(東京)は28日、緑茶飲料などの原料茶葉を加工する神戸工場(神戸市西区)で完成式を行った。これまで茶葉加工は静岡県の静岡相良工場に集約していたが、需要拡大に対応する。

 新工場は神戸市西区の複合産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内で、延べ床面積は約9800平方メートル。大量の火入れ処理などが可能な最新の設備をそろえ、原料茶葉を仕上げて飲料工場などに出荷する。

 すでに9月から稼働しており、今後、稼働時間を引き上げていく。2017年度末にフル稼働となる予定。総投資額は約35億円。

 式典に出席した久元喜造市長は「豊かな自然環境や物流網を生かしてもらえたら」とあいさつ。神戸出身の本庄八郎会長は「良好な環境で、西日本でのシェア拡大に向け重要な拠点になる」と話した。(井上太郎)

1756名無しさん:2016/10/09(日) 22:50:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161007-00139231-toyo-bus_all
サイゼリヤは、なぜ低価格を続けられるのか
東洋経済オンライン 10月7日(金)5時0分配信

ミラノ風ドリア(税込み299円)などの低価格メニューが支持されるファミリーレストラン・チェーン「サイゼリヤ」。2010年8月期に78億円の最高純益を達成。その後は、出店数の急速な増加に伴うコスト拡大、原材料価格の高騰などが圧迫要因となり利益を落としたが、2014年8月期を底に業績は回復基調にある。2016年8月期は既存店売上高、客数、客単価とも前期超えで着地し、連続増益で47億円程度となる見込みだ。低価格政策を貫くことができるのはなぜか。今後の国内成長戦略をどう描くのか。堀埜一成社長に直撃した。

 ――消費が冷え込み、デフレ再来という声も聞こえています。

 「デフレ」という言葉については、いろいろと疑問に思っている。うちの会社は「デフレの申し子」といわれるが、それは心外だ。そもそも本当にデフレという状況なのかな。

 デフレというのは需給のバランスが悪化して値下げをする。その結果、付加価値が増えず、すべてがシュリンクする。そういう状態でしょう。うちは店数も投資も伸ばしているから、デフレの申し子というのは当たらない。

■「低価格帯の市場規模がもともと大きい」だけ

 ――それでも世の中の低価格志向が追い風となっているのは確かでは。

 低価格「志向」が強まっているのではなくて、低価格帯の市場規模がもともと大きいということ。一方で高単価の外食市場は規模が小さいので、あっという間に飽和状態になる。そうすると価値を下げるか、我慢して自分の首を絞めるかのどっちかしかない。価値、品質を下げている会社はお客さんから見透かされる。

 少子高齢化といわれるけど、大切なのは市場規模をどう広げていくか。今は生産年齢人口、つまりいちばん消費する人たちの数が減っている。しかもその層はあまりおカネを持っていない。高齢者はおカネを持っているけど、将来が不安で使おうとしない。だからこそ若者にも高齢者にも高い頻度で来てもらえるメニューを出していけば、市場規模は広がる。そうやって寝ている市場を掘り起こせば、「デフレ」と言われる状態だって解消できる。

 ――2014年の消費増税のときでもメニュー価格の大半を据え置きました。今後も価格は上げませんか。

 コストを削ったり、(同じコストでも)商品の価値を上げたりする技術があるうちは値上げしない。そもそも価値=バリューというのはファンクション(F)、すなわち提供できるメリットと、コスト(C)で決まる。まずは分子のFを上げ、合わせて分母のCを下げることが大事だ。

1757名無しさん:2016/10/09(日) 22:50:49
>>1756

味覚と脳波の関連を研究
 そのために、われわれがまず取り組んだのは、「コストゾーン」といわれる部分の縮小。具体的にはキッチンの面積を半分にした。小型店舗は他社にもあるが、キッチンの占める面積は意外と大きい場合が多い。

 4年前からキッチンの縮小に着手し、今はそのタイプの店が100店舗になった。それによって都心の狭小地など、今まで出せなかった地域にも出店できるようになった。無駄な裏方を小さくすることで、Fを上げ、Cを下げている。

 ――2016年8月期は情報システムに積極的に投資しました。

 今、データウェアハウスを稼働させてデータを全部そろえ、どんな情報でも引き出せるところまでたどり着いた。次はそのデータを解析できるようにしていく。「おいしさ」など魅力機能と言われるものは、数値化できないとして、誰も手を出さなかった。僕はもともと生物学が専門なので、そうした実験はたくさんやってきている。

■まずいものを出さない

 たとえば味をデータ化できる。この場合、「うまい」という味覚は人によって千差万別なので、「まずい」ものをきちんと定義する。味覚と脳波との関連を研究し、味を数値化するわけ。そうすれば、まずい食事の提供を避けることができる。これらは客には見えない変化だが重要だ。今後は、会長(創業者の正垣泰彦会長)の脳波を見てみようと考えている。会長はたいへん敏感なので「嫌」というときに、いったいどういう脳波になるのかを知りたい。われわれはいずれ死ぬので、脳波を遺していこうと思っている(笑)。

 ――国内の既存店の改装にも注力しています。

 客に見える変化もやっていこうと、改装を始めた。2016年8月期は国内店舗に20億円使う予定がまったく使えなかった。データウェアハウスを使い、どうやって着座率を上げるかなど実験しながらやっていたら、時間がかかってしまったからだ。その分、おそらく、他社に比べて面積あたりの着席数はものすごく高いはず。今期(2017年8月期)は改装を頑張ろうと思っている。

1758名無しさん:2016/10/09(日) 22:51:08
>>1757

サイゼリヤの次
 ――メニューではどんな工夫をしていますか。

 最近で一番分かりやすいのはプロシュート(生ハム)。工場での加工法を変え、味のレベルを格段に上げた。今年4月にはランチハンバーグの品質を変えた。肉の比率を上げ、よりジューシーにしている。もちろんハンバーグの原価率は上がったが、在庫の回転率を上げたり、軽めのソースに変更したりするなどの工夫によって、全体としてはコストを下げた。

 今期(2017年8月期)後半には、スパゲッティも大きく変える。クイックパスタの新業態「スパゲッティ マリアーノ」では誰でも安定して、おいしいパスタを作れるようになった。それをサイゼリヤでも提供していく。

■次の成長を支える「マリアーノ」

 ――クイックパスタの「スパゲッティ マリアーノ」を立ち上げた理由とは。

 国内のサイゼリヤは1500店(16年8月末1028店)まで増やす予定で、今やっていることがうまくいけば、2000店までは増やせると踏んでいる。ただ、どうしてもそこで成長が止まる。それ以降は、もっと客の来店頻度の高い業態にシフトしていく必要がある。それがファストフード、ファストカジュアルだ。

 うちはパスタを早く出せる技術を持っているので、「マリアーノ」を7月に東京・茅場町に出した。ボイル時間や温度などを徹底的に研究し、テイクアウトしても20〜30分は麺が伸びない。手応えを感じている。

 ――「マリアーノ」はどのくらいの規模まで育てたいですか。

 早期に500店にまで増やしたい。まず目標としたのが首都圏で500店だったが、「あれ、これ地方もいけるやん」と。当社は出店していない県が16ある。地方に出て行くために、既存のサイゼリヤでキッチンを小さくして必要な投資額を下げ、利益を維持する仕組みを作ってきた。ただ、新業態店でも地方に進出していけることに気づいた。テイクアウト専門店ならば最小5坪で済む。

 ――テイクアウト専門店も考えているのですか。

 10月下旬に、「マリアーノ」の近くにスープパスタ店を出す。「マリアーノ」は商品提供が早いが、それでも2分くらいかかる。コーヒーのドリップマシーンを応用して、煮詰まらず、かつ待たずに提供できるスープパスタを作る。ものすごい早い。基本的には持ち帰り専用で、いちばんファストフードに近い業態かもしれない。グリッシーニなど、日本にはない欧州独自のパンも置く。新しい食文化を提案して、みなさんにいろんな選択肢や楽しみを知ってもらえればよいと思っている。

 (写真:風間仁一郎)

常盤 有未

1759名無しさん:2016/10/10(月) 23:17:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161003-00049792-gendaibiz-bus_all
ワタミの失敗〜「善意の会社」はなぜブラック企業の代名詞になったか 成長企業に待ち受ける「落とし穴」
現代ビジネス 10月3日(月)11時1分配信

 世間から「ブラック企業の代名詞」として、長きにわたって批判を浴び続けている大手飲食チェーンのワタミ。

 創業者の渡邉美樹氏をはじめとする経営者たちは「ブラックとは全然思っていない」などと発言を続けていたが、2015年に社長に就任した清水邦晃氏は「世間のブラック企業との批判を真正面から受け止める必要がある」として改革を推進。現在は全社的に企業体質や労働環境の改善に取り組んでいるところだ。

 今回は、100人以上のワタミ関係者への取材から、その改革の内実に迫った『ワタミの失敗』(KADOKAWA)を上梓した働き方改革総合研究所代表、ブラック企業アナリストの新田龍氏が、「ワタミの失敗事例から学ぶ、ブラック企業とならないための方法論」を明かす。

この3年でワタミが失ったもの
 ワタミは「ブラック企業批判」の渦中にいた2013年度から14年度にかけて、単体で15億円の売上を失い、純利益ベースでは33億円の黒字から124億円の赤字へと、実にマイナス380%もの利益が吹き飛んでしまった。自己資本比率は10%を切って債務超過寸前と、まさに倒産まで紙一重という状態であった。

 2016年度決算では辛うじて純利益黒字で着地したものの、決算説明会では清水社長が「たくさんのブランドを毀損してしまった」と語ったとおり、ブラック批判にあえいだ3年間で、ワタミが失ったものは大きい。

 世間からの批判に対してワタミは、自社がブラック企業だとは頑として認めてこなかった。そのような頑なな姿勢がさらに強い反感を呼ぶ、という悪循環であったことを考えると、ワタミは世論の強さに少々無頓着すぎたといえよう。

 「ワタミが失敗してきたこと」の数々は、経営者や従業員にとって学びの宝庫だ。お伝えしたいことはたくさんあるが、特に重要な心がけるべきことを2点述べておきたい。

「当たり前」という感覚こそ危ない
 本書執筆のための取材活動を通して、私は数多くのワタミ従業員と会い、話を聴いてきた。彼らは異口同音に「大変だけど、勢いがあって愉しい」「成長を実感できる」と語っており、世間で吹聴されているブラック企業のイメージとは根本的に異なる感覚であった。

 これらは、私自身の「ブラック企業原体験」と重なる部分である。それは私が新入社員の頃、掲示板サイト「2ちゃんねる」上において、自社が「ブラック企業」として扱われていたのを見たときだ。「へー、ウチってブラック企業だったんだ……」と、他人事のように感じていたことが思い返される。

 当時の私は、「将来の起業のため、人より早く経験を積みたい!  稼ぎたい!」と願っていたため、ハードワークや強烈なプレッシャー等は覚悟の上で入社していた。したがって「ブラック=日常」であり、特段疑問を持つ機会も意識もなかったのだ。

 この「自分たちにとっては当たり前」という感覚は、とくにスタートアップ段階の成長企業や、労働集約型で慢性的に長時間労働になってしまっている会社や業界でしばしばみられる。そしてこの点こそ、世論との乖離が発生しやすい要注意事項でもあるのだ。

 「スタートアップならハードワークは当然」「この業界では定時帰宅なんてムリ」…

 各業界にはさまざまな「業界内の常識」があるものだが、そんな感覚は世間一般には通用しないものだ。また社内的にも、同じ価値観を持った者たちだけで集まってやっている分にはまだよいが、組織規模が拡大し、「有名企業だから」「大企業だから」といった理由で入社した社員に対しては、その価値観はもはや通用しない。

 人材マネジメントの観点から考えれば、起業家精神に溢れ、個々人がリーダーシップを発揮できる組織は最強だ。しかし、労働者はあくまで労働者。頑張って働いてくれる従業員に経営陣が甘えることなく、然るべき制度やシステムを率先して整えていくべきなのだ。

1760名無しさん:2016/10/10(月) 23:18:21
>>1759

「大企業」でも中身は「中小零細企業」レベル
 企業は成長に従って、その規模や社会的影響力に見合った人材が、然るべきポジションに就いてリーダーシップを発揮していかなくてはならない。

 しかしワタミの場合、理念やビジョンをはじめとしたリーダーシップは創業者である渡邉美樹氏に依存し、規模が大きくなって上場企業となった後でも、オペレーションやガバナンス体制や人事制度は中小零細企業のままで変わっていなかった。

 渡邉氏は強力なリーダーシップを持っているが、常に正しいわけではないし、たまに暴走もする。そんなとき、彼を諌め、メッセージをかみ砕いて現場に伝えることができるナンバーツーが存在せず、そのしわ寄せやあおりは、すべて現場の「人のいい従業員」が背負ってしまったという構図である。

 そうならないように仕組みを設けるべき人事部門は、本来価値を発揮することなく、オペレーションを回すことに終始していたのだ。

 これはワタミに限らず、世の離職率が高い会社にも言えることだが、「辞めていく人が多く、残された人に負荷がかかって大変」という状況に対して、人事部門は本来、

 「なぜ辞めていくのか」
「その原因を除去するにはどうすべきか」
「その上で、どのように効率的なオペレーションにしていくか」

 といったことを考え、手を打たなくてはいけないはずだ。

 しかしワタミの場合は幸か不幸か、「残された従業員が頑張る」ことで何とかなんとかなってしまっていた。それでは、仕事は辛うじて回るが、改革のチャンスは失せてしまう。そこに、渡邉の「ワタミの従業員ならこうあるべき」という持論が重なる。

 「もっと皆が成長すればいい」
「マネジメントできる仕組みをつくるのが店長だ」
「アルバイトとして扱うと、時間給を貰うという意識しか育たない。社員として扱え」

 確かに正論なのだが、「そうあるべき」という精神論と、「その実現のために、会社として何を用意しているか」というのは別問題だ。

 どのようなオペレーションを実現していくべきか、レクチャーしてフォローしていく人事的機能がなければ、結局店長がすべての課題をひとりで抱え込んでしまうブラック労働に行き着いてしまうことだろう。

 ワタミの事例は、多くの中小企業が陥りがちな展開に警鐘を鳴らしてくれている。重要なのは、何も特別なことではない。「会社としての労務管理」、すなわち人事制度や組織構築など、会社成長の陰で優先度が劣後していた点に危機意識をもち、対応すべきだったのだ。

 自社が掲げる理念の良い部分は維持しながら、制度や仕組みはコンプライアンスを遵守し、組織の急拡大に伴って露呈してきたネガティブな部分をカバーできるガバナンスを導入すべきであった。

1761名無しさん:2016/10/10(月) 23:18:42
>>1760

見極めるべきは世間とのギャップ
 ある会社が「ブラックだ!」と批判される場合、それは決して「会社ぐるみで、意図的に違法行為を行っている」という意味ばかりではない。そこには、

 「(確実にクロではないが)疑わしい状態にある」
「(違法かどうかは関係なく)モラル的によくない」
「(個人の価値感として)容赦できない」

 といったニュアンスが含まれる。

 「ブラック」という評判を頑なに否定したワタミの過去経営者たちは、そのような「意図的な悪意はない」という点を伝えたかったのかもしれない。しかし、ワタミには労働基準法違反を含めた疑わしい事象があったことは事実だから、結果的に「ウソつき」と認知されることになってしまった。

 ブラックの捉え方に齟齬をきたさずに、世間からの批判を認めて改革の取り組みをもっと早く開示すればよかったのだ。

 これはワタミに限らない。経営者や従業員は、世間が何に対して反応し、どんな論点で批判し、または賞賛しているのか見極められれば、一歩先んじることができるだろう。
 
仮にそれが「ブラック批判」であるならば、どんな事象がブラックと指摘されているかを明らかにし、その原因分析、さらに改善に取り組んでいる内容と進捗状況を開示することである。その上でさらに、ポジティブな情報を発信していくことだ。

 自社にまつわる良質な情報が圧倒的に多ければ、それだけあなたの会社を応援してくれる人が増えていく。「そんな会社ではない」と考えてくれることにつながるはずだ。

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新田 龍(にった・りょう)
働き方改革総合研究所株式会社代表取締役、ブラック企業アナリスト。
ブラック企業問題の専門家。ブラック企業から組織と人を守るコンサルティング、企業の働き方改革推進による脱・ブラックのためのアドバイスを手掛ける。2007年、働き方改革総合研究所株式会社を設立。ブラック企業のマネジメント手法を適法に応用して働き方と労働環境を改革するコンサルティング事業を展開。NHK「週刊ニュース深読み」をはじめとするメディア出演とともに、企業経営者・ビジネスパーソンに向けた、働く環境・働き方に関する知見を提供する著書多数。
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新田 龍

1762とはずがたり:2016/10/15(土) 00:44:03
サッポロの請求棄却=「ゴクゼロ」酒税返還問題―不服審判所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161014-00000083-jij-bus_all
時事通信 10月14日(金)15時0分配信

 サッポロビールが第三のビールとして発売した「極ZERO(ゴクゼロ)」をめぐり自主納付した酒税115億円の返還を求めている問題で、同社は14日、国税不服審判所から請求棄却の裁決書が届いたことを明らかにした。国税当局がサッポロの異議申し立てを棄却した判断について、審査を求めていた。

 国税不服審判所は、国税当局の処分に不服がある場合に申し出る機関で、弁護士や公認会計士などが審判官を務める。請求棄却を受け、サッポロは「外部の専門家の意見を聞いて今後の対応を決める」とコメントした。

 同社は請求棄却の理由について明らかにしていない。

 サッポロは2013年にプリン体と糖質をともにゼロとしたゴクゼロを第三のビールとして発売。国税当局から製法の照会を受けた後、14年7月から第三より酒税の高い発泡酒として改めて売り出した。同社は、旧商品を販売していた期間の酒税115億円を納付したが、社内検証を踏まえて旧商品は第三だと結論付け、納付金の返還を求めていた。

1763とはずがたり:2016/10/18(火) 21:32:07
ペプシコ「砂糖減らします」 課税・炭酸飲料離れを意識
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/144/2daf574cb1cf029da759d2d6b169ec92.html
(朝日新聞) 18:28

 米国の大手飲料メーカー「ペプシコ」は17日、世界各地で販売する飲料製品に含まれる砂糖を大幅に減らすと発表した。消費者の健康志向の高まりで進む「炭酸飲料離れ」や、本拠地の米国で糖分の多い飲料に課税する動きが広がっていることに対応する。

 発表によると、同社が販売する3分の2以上の飲料製品について、2025年までに砂糖のカロリーを12オンス(約355ミリリットル)あたり100キロカロリー以下におさえる。この基準を満たしている同社の製品は現在、4割程度にとどまっているという。例えば、看板商品のペプシコーラ(12オンス)だと約150キロカロリーとされている。

 米飲料業界誌によると、米国での炭酸飲料販売量は05年以降減り続けている。米自治体の中には、糖分を多く含む炭酸飲料に税金をかける「ソーダ税」を導入する動きも出てきており、ペプシコはそうした状況を意識した。同社は近年、飲料のほかスナック菓子など食品事業にも力を入れ、業務を多角化している。(ニューヨーク=畑中徹)

1764とはずがたり:2016/10/20(木) 12:47:39
「ペプシ」が砂糖減量宣言 日本では未定
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201610/CK2016101902000127.html
2016年10月19日 朝刊


米サンフランシスコの店に陳列されたペプシコの飲料ボトル=ゲッティ・共同
写真
 【ニューヨーク=共同】「ペプシコーラ」で有名な米飲料・食品大手ペプシコは十七日、世界で販売する自社製の飲料に含む砂糖の量を減らすと発表した。加糖飲料が肥満の元凶だとして清涼飲料水への課税が世界的に広がるのに押され、商品戦略の変更を迫られた。他の飲料メーカーの戦略にも波及しそうだ。
 ペプシコは世界で販売する飲料の少なくとも三分の二を対象に、砂糖のカロリーを十二オンス(約三百五十ミリリットル)当たり百キロカロリー以下に減らすと説明している。二〇二五年までに達成するという。どの飲料の砂糖を減らすのかは不明だが、ペプシコーラを紹介するウェブサイトによると現在、三百五十ミリリットル缶のカロリーは百五十キロカロリー。ペプシコーラが対象になれば、カロリーを一定程度抑えることができるとみられる。ただ代わりに人工甘味料を使うのかどうかなど詳細は不明で、説明を求める声も出そうだ。
 ペプシコが日本で砂糖を減らすかどうかは不明。ペプシコの飲料を展開するサントリー食品インターナショナルの広報担当者は「具体的にどう対応するかはまだ決めていない」と話した。

1765とはずがたり:2016/10/20(木) 12:48:53
>女性に負けないよう、頑張らなきゃと気を引き締める男性が多かった。本当の狙いが理解されたのではないか
趣旨理解してないか趣旨が間違ってるかどっちかじゃないの・・??

カゴメ、女性役員50%以上を目標に 今後20〜25年かけ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201610/CK2016101802000123.html
2016年10月18日 朝刊

 トマトケチャップや野菜ジュースで知られるカゴメ(名古屋市)は、今後二十〜二十五年で役員の女性比率を50%以上に引き上げる目標を設定した。寺田直行社長が本紙のインタビューで明らかにした。内閣府男女共同参画局によると、現在、女性役員が半数を超える上場企業は化粧品製造販売のシーボン(川崎市)一社だけで、カゴメの取り組みが注目される。
 カゴメは資生堂や味の素と並び、理系女子大学生の就職人気ランキングで上位。従業員の四人に一人は女性だが、役員は社外取締役も含め二十八人中二人と7%にとどまっている。
 寺田社長は「女性が手にする商品が多い企業」と自認する。健康志向の高まりもあり「新領域の開発に女性の視点は必要不可欠だ」と話す。手始めに来春入社の採用者は女性を半数以上にする方針。
 育児や介護のための休業制度を整え、会員制交流サイト(SNS)でママ社員の育児と仕事の両立に向けた情報交換の機会を設けるなど、離職率を下げる取り組みも始めている。
 女性役員の大幅増に向け、寺田社長は「女性が働きやすい会社は、男性も働きやすい。社の成長にもつながるので、ぜひ達成したい」と意気込んでいる。
◆男性社員も前向き反応
 カゴメの寺田社長は本紙のインタビューで、長期ビジョンの二つの柱に「トマトの会社から野菜の会社へ」のスローガンと、「一般社員から役員まで全ての職位で女性比率を50%以上にする」という目標を掲げた。狙いについては、年老いても元気に暮らせる「健康寿命」を延ばすことや、女性視点の商品開発の必要性を挙げた。
 スローガンに関して寺田社長は「野菜効果で健康な人が増えれば、人口減の時代でも食品の市場規模は維持されるか、拡大する」と自信をのぞかせる。
 そのために重要視するのが女性の登用。役員二十八人のうち女性は二人。遅くとも二十五年後には、これを半数まで引き上げる。「生野菜やスープを手に取ってもらうのは女性が多い。そんな中で女性役員がたった7%というのは残念な数字だ」と嘆く。
 思い切った目標設定に男性社員から「女性びいき」の批判はなかったのか。寺田社長が説明すると「意外にも前向きな反応が多かった」という。「女性に負けないよう、頑張らなきゃと気を引き締める男性が多かった。本当の狙いが理解されたのではないか」と話した。 
  (久野賢太郎)

1771とはずがたり:2016/10/25(火) 19:09:13
ダメだなぁ,日本企業。。

2016年2月1日(月)
日本企業のグローバル化、周回遅れの実態
大前研一の日本のカラクリ
PRESIDENT 2016年2月15日号
http://president.jp/articles/-/17203
小川 剛=構成 大橋昭一=図版作成

今さら手も足も出ない「日本勢」

2015年10月、「バドワイザー」で有名なビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)が、同2位のSABミラー(英国)を約13兆円で買収することで基本合意したと発表した。


ビール最大手と同2位の合体は、再編のクライマックス。

この合意によってアンハイザー・ブッシュ・インベブ(20.8%)+SABミラー(9.7%)で約30%のシェアを占めることになり、2位のハイネケン(9.1%)を大きく引き離す。(図を参照)この巨大M&Aを産業の独占を規制するアメリカとEUの公取がどう判断するかという大きな問題があるが、放っておけば中国人に買われるのが関の山ということで認可される可能性は少なくない。近年、世界のビール業界は再編に向けた動きが目立っていた。「バドワイザー」と「ミラー」の合従連衡は再編のクライマックスであり、しばらく余波が続きそうだ。

日本国内ではアサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの4社が熾烈な競争を繰り広げてきたと言われるが、世界シェアで見ると地ビールなどと同じく「その他」に分類されるレベルにすぎない。キレやのど越し、ゼロだ、フリーだとテイストや健康志向をきめ細かに追い求めてきた日本のビールのイノベーションは世界一だろう。オーストラリアで日本のノンアルコールビールのブラインドテストをやったら、普通のビールとの違いがまったくわからなくてオーストラリア人が舌を巻いたそうだ。糖質ゼロやプリン体ゼロで、しかも美味しいビール系飲料を一生懸命開発しているのは日本のメーカーぐらいのものである。

そうやって国内市場で熾烈な競争を繰り広げて、ふと気が付けば世界はグローバル競争で一変、グローバル化に完全に乗り遅れた日本勢は今さら手も足も出ない――という業界は案外多い。ビール業界はその代表格なのだ。

かつてアサヒビールがオーストラリアのビール最大手フォスターズの株式を20%弱保有していたことがあった。樋口廣太郎さんが社長だった時代で、カナダ最大手のモルソンの買収まで視野に入れていたのだ。だが当時はキリンと激しく鍔競り合いをしていて、買収先の経営に送り込む人材も乏しく、結局は樋口さんの後継者たちがフォスターズの株式を手放してしまった。

海外M&Aで同業他社に先行してきたのはキリンで、ニュージーランドとオーストラリアで過半のシェアを持つライオン・ネイサンを完全子会社化している。フィリピントップシェアを持つサンミゲルや(今は泥沼となっている)ブラジルのスキンカリオールを買ったり、昨年あたりはミャンマーの最大手を買収している。しかし、なかなか利益に結びついていない。

今や世界最大のビール市場である中国に日本勢で最も早く参入したのがサントリーで、12年には中国2位の青島ビールと提携して合弁会社を設立、上海、江蘇エリアのビール事業を請け負った。だが目立った業績は残せず、昨年には合弁を解消。結局は中国に入り込むことを断念した。中国市場のスケールは確かに魅力的だが、華潤雪花、青島など現地の大手メーカーがM&Aを梃に巨大化し、さらにアンハイザー・ブッシュ・インベブ以下の欧米勢も本格参入して市場をガッチリ固めつつある。日本勢が入り込む余地はほとんどない。

同じことはビール消費を伸ばしている他の新興国にもいえる。たとえば、ロシアの若者はウオツカからビールにシフトしており、そこにはカールスバーグがガッチリ食い込んでいて、「バルチック」という現地ブランドが圧倒的な人気を得ている。ハイネケンにしても技術提携や資本提携で自社ブランドと現地ブランドのビールを世界中で売りまくっている。母国はいずれも小さい。ハイネケンはオランダ、カールスバーグにいたっては人口約600万人のデンマークだ。生き残るためには海外に打って出るしかないわけで、国内でパイを取り合っても商売が成り立つ日本のメーカーとは腰の入り方が違うのだ。

1772とはずがたり:2016/10/25(火) 19:09:27
>>1771-1772

日本国内に追い詰められた食品メーカー

日本の食品会社で一番大きいのは味の素で、売上高は1兆円以上。創業間もない1910年に台湾に進出し、戦後も50年以上前からタイやフィリピンなどの新興国にいち早く進出してきた海外事業の売上高比率は今や5割を超えている。世界化の苦労をいろいろ重ねてきた味の素で売上高がようやく1兆円なのに、世界には10兆円規模の食品メーカーが沢山ある。世界最大の食品会社はネスレだが、これがアメリカではなく800万人の胃袋しかないスイスの企業というのがまた面白い。

昨年10月、ハウス食品が「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋を株式公開買い付けで買収すると発表した。「CoCoイチ」は日本最大手のカレー専門店チェーンであり、海外にも積極的に店舗展開している。海外で日本式のカレーを広めて、そこからレトルトパウチの販売につなげるのがハウスの狙いだろう。この買収で海外事業強化の目途が立ったハウス食品で売上高は2000億円程度。そのハウスと国内で死闘を演じてきたエスビー食品はといえば、売上高1200億円で時価総額はたった330億円。これではハウスのような買収もできない。M&Aの唯一最大の武器は時価総額であり、これが使えなければ世界化は難しい。つまり日本国内に追い詰められてしまうのだ。エスビーはもともとスパイスの会社だが、この分野で世界的に強いのは米マコーミックだ。実は20年前、マコーミックはハウスと同じくらいの売り上げ規模だった。それが今や倍以上の差がついている。この20年、マコーミックが何をやっていたかといえば、ひたすら海外で同業者を買収してきた。買収に次ぐ買収で売上高5000億円。

しかも利益率は28%と高い。ハウスやエスビーの利益率は5%もない。国内でミクロの戦いをしているときは巨大流通企業に買い叩かれる。利益率5%しか出ないが、それでも生き残ることはできる。しかし、海外に出ていくなら利益率が20%以上なければ、資本市場から資金を調達できないので買収を繰り返す力は出てこない。

ミツカンとカルビーに学ぶ逆転戦略

日本の食品会社で一風変わっているのがミツカンとカルビーだ。ミツカンは売上高1000億円くらいだったが81年から主としてアメリカで小規模な買収を繰り返し経験したうえで14年には2150億円もの大金をはたいてユニリーバからラグーとベルトーリというパスタソースの有力ブランドを買収している。今や海外比率がちょうど半分になっている。

カルビーは創業者の死去をきっかけに外部から社長を招いて同族経営をやめた。09年には米ペプシコの出資を仰ぎ、ペプシコがカルビー株の20%を保有する一方で、カルビーはペプシコの全額出資子会社を買収。同時にジョンソン&ジョンソン日本法人の元社長松本晃氏を会長に迎えて、ファミリー経営からアメリカ式の経営スタイルに完全に生まれ変わった。日本では珍しいタイプの食品メーカーである。ペプシコは全米1位のスナック「フリトレー」などの商品を豊富に取り揃えている。カルビーとしてはペプシコのノウハウを吸収するのみならず、あわよくばペプシコの流通網で自社のスナックを世界中に売ってもらう狙いもあったのだろう。ペプシコとの提携効果もあって、同社の業績は好調に推移している。

日本企業は外資から目をつけられることを極端に嫌がる傾向が強い。米投資ファンド、スティール・パートナーズがブルドックソースやサッポロビールの買収に動いたとき、経産省までしゃしゃり出てきて意地悪をした。ペプシコが提携したがっていた日本企業はいくつもあったが、皆逃げ回って、自ら申し出たのはカルビーぐらいのものだ。

時価総額が圧倒的に少ないエスビーなどはカルビーに学んだほうがいい。マコーミックに資本を入れてもらって、マコーミックの販売チャネルで自社製品を世界に売ってもらうくらいの発想でいいのだ。エスビーにはいい商品がたくさんある。たとえば日本のワサビは世界でも人気が出てきているのだ。一歩後退、二歩前進のつもりで、20%程度の株を持ってもらう。そういうやり方をしなければ、世界化の端緒にもつけない。

考えてみれば、本当の意味で世界化できた日本の消費者商品は自動車と複写機・プリンターくらいしかない。一世を風靡した家電やOA機器にしてもチャイワン(中国+台湾)にやられて総撤退。CPG(Consumer Packaged Goods)と呼ばれるコンシューマー商品にいたっては、国内の狭くて深い穴の中で芸の細かい競争をしているうちに、世界のマーケットはM&Aを勝ち抜いた巨大プレイヤーにほぼ占められてしまった。穴から這い出したくても、今さら出られないのが現状だ。

1773とはずがたり:2016/10/26(水) 11:26:33

コカ・コーラとキリン提携へ=相互出資、物流・調達で協力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000036-jij-bus_all
時事通信 10月26日(水)8時37分配信

 国内清涼飲料首位のコカ・コーラグループと、同4位のキリンビバレッジを傘下に持つキリンホールディングスが、清涼飲料事業で資本業務提携する方針を固めたことが26日、分かった。物流や原料調達を共同で行うことでコスト削減を図り、値下げ競争で低下した収益力を改善するのが狙い。

 資本面ではコカ・コーラ製品の製造販売を手掛けるコカ・コーラウエストとコカ・コーライーストジャパンが2017年4月に統合して誕生する新会社と、キリンビバに、両グループが数%ずつ出資する案が有力。業務面では小売店までの配送のほか、飲料や容器の原材料調達などで協力する。両グループは近く詰めの協議に入る。

 国内の清涼飲料市場は少子化により成長が頭打ちとなる一方、スーパーなど小売店では大型ペットボトルを中心に大幅な値下げが常態化しており、各社が消耗戦を続けている。コカ・コーラもキリンも、単独でのコスト削減には限界があると判断したもようだ。

1774とはずがたり:2016/10/26(水) 11:32:46
ノンアルの「陣取り」激しく=サントリーとアサヒが和解
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000618&g=eco

 ノンアルコールビールの特許をめぐる訴訟で対立していたサントリーホールディングスとアサヒビールが、和解した。ビールや発泡酒の消費量が減少する中、健康志向の追い風を受けるノンアルビールは一定の需要が見込める上、酒税がかからない「ドル箱」商品。両社は争いの場を法廷から店頭に移し、夏の需要最盛期の「陣取り合戦」に全力を挙げる。

 ノンアルビールは業界各社の参入や味の改善により、2009年ごろから急成長した。ただ、ここ2、3年は伸び率が鈍化し、今年は前年比1〜2%程度の成長にとどまる見通しだ。各社の競争はシェアの奪い合いに移っている。
 特許権を侵害されたとして訴えを起こしていたサントリーの「オールフリー」は、カロリーと糖質をともにゼロにしたことが支持され、10年の発売後間もなくノンアルビールで販売トップに立った。しかし、その後アサヒが「ドライゼロ」で追い上げ、15年に逆転した。
 波に乗るアサヒはこの7、8月、ドライゼロを前年比で3割増産する計画。サントリーも、8月までに約20万人を対象とするオールフリーの試飲を進めるほか、オフィスや公衆浴場に専用自販機を設置するなどして巻き返しを狙う。
 キリンビールやサッポロビールも、「食後の血糖値上昇を抑える」など機能性をアピールするノンアル商品で、先行する2社を追撃する構え。限られたパイの奪い合いは、今後一段と激しさを増しそうだ。(2016/07/20-16:20)

1775とはずがたり:2016/10/26(水) 11:34:44
アルコールに課税するんだから砂糖にも課税してもいいかもね。

砂糖入り飲料に課税を=肥満、糖尿病対策訴え-WHO
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101100784&g=soc

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は11日、肥満や糖尿病を減らすため、砂糖の入った飲料への課税を進めるよう各国に呼び掛けた。

 WHOは、砂糖入り飲料などの消費は「肥満や糖尿病に苦しむ人々を世界で増やす主要因だ」と指摘。価格が上がれば、消費が減る明確な証拠があるとし、「政府が課税すれば、人々の命を救える」と訴えた。
 WHOによると、2014年には世界で18歳以上の39%が「過体重」だった。糖尿病患者の数は1980年に1億800万人だったが、14年には4億2200万人に増えている。 (2016/10/11-19:33)

1781とはずがたり:2016/10/30(日) 22:08:20
結構美味いし保存食になるならいいね♪

ココナッツサブレ、51年目の衝撃 ファン驚愕のリニューアル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00000000-jct-bus_all
J-CASTニュース 10/23(日) 9:00配信

 日清食品グループの菓子事業を手がける日清シスコが製造・販売する「ココナッツサブレ」がリニューアルされて「小分け」になった。

 「ココナッツサブレ」は、高度経済成長期の真っ只中の1965(昭和40)年に発売。当時としては画期的な、ココナッツ風味とシュガーテイストのサブレとして大人気となった。地味な存在ながら、今なお多くのファンをもつロングセラー商品だけに、51年目のリニューアルにインターネットなどで驚きの声があがっている。

■「小分け」し「1パック5枚入り×4パック」に

 「正直、これほど大きな反響があるとは思いませんでした」――。日清シスコの担当者はそう話す。「なにしろ、昨年発売50周年を迎えましたが、よくも悪くもなにもしてこなかったので…」と、戸惑う様子もうかがえる。

 「ココナッツサブレ」は、51年目の2016年10月17日にリニューアル。期間限定商品として、10月31日に「メープルサブレ」を、11月21日には「ココナッツサブレ <発酵バター>」を新発売する。

 サブレの形やサクサクッとした食感にココナッツ独特の風味はそのままに、大きく変わったのは「小分け」化だ。1パック5枚入り×4パック(20枚)で、パッケージも小分けになったことがひと目でわかるよう、透明な窓をつけたデザインに生まれ変わった。

 日清シスコは「小分け」について、「お客さまからのご要望に応じたものです。これまでは1度パッケージを開いてしまうと、しけてしまったりしましたが、『食べたいときに、食べたい分だけ』食べられるよう、小分けにすることでアウトドアなどに持って行きやすく、友だちなどとシェアしやすい。また、最近の個食化に対応する意味合いもあります。小分けで、最後まで開けたてのおいしさが楽しめるようにしました」と、説明する。

 さらに、「じつは、ココナッツサブレはおいしくてお腹にたまるうえ、1年間は保存が効くので、最近は非常食としても用いられているようなんです」と明かす。

1782とはずがたり:2016/11/03(木) 21:19:51
サッポロHD「万年ビール4位」脱却なるか 新社長に尾賀氏、攻めの姿勢強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000002-fsi-bus_all
SankeiBiz 11/3(木) 8:15配信

 サッポロホールディングス(HD)は2日、来年1月1日付のトップ交代と同時に、2017年から始まる4カ年の中期経営計画を発表した。新経営陣は08年にサントリービールにシェアで抜かれて以来“万年4位”が定着した国内ビール事業の立て直しと、不動産事業に過度に頼る収益構造からの脱却を目指す。

 「シェアは今の順位に満足していない。攻めることで結果はついてくる」。都内の会見で、新社長に決まった尾賀真城氏は国内ビール事業を強化していく方針を強調した。

 2日発表した2016年1〜9月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が約2.1倍の128億円だった。主力の「黒ラベル」などが堅調で、ビールの販売数量が前年同期比で5%伸び、国内酒類事業の営業利益は約2.1倍の63億円だった。

 ただ、“稼ぎ頭”は不動産事業だ。同事業の営業利益は80億円と、内部取引を除いた全体利益の約5割を稼ぎ出し、業績を下支えする。

 複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」など、工場跡地などを活用した再開発事業が好調で、“不動産のサッポロ”などと揶揄(やゆ)されることもあるほどだ。しかし、専業の大手不動産会社とは違い、資産にも限りがある。不動産事業がいつまで業績を牽引(けんいん)できるかは未知数だ。

 海外事業のてこ入れも課題だ。尾賀氏は会見で国内事業とともに「グローバル対応も重要だ」と述べた。国内市場の縮小傾向が続くなか、アサヒグループホールディングスが欧州ビール4社を買収するなど、ライバルは積極的なM&A(企業の合併・買収)で攻勢に出る。サッポロも10年にベトナムに進出するなど海外を強化するが、15年12月期の国際事業の営業利益はトントンだった。

 中期経営計画は、最終年度に当たる20年度の営業利益を、16年度見込み比で4割増の340億円に引き上げるとした。目標達成は、経営のバトンを託された尾賀氏ら新経営陣の手腕にかかっている。(大柳聡庸)

1783とはずがたり:2016/11/04(金) 20:11:39
シーチキンのゴキブリ炎上、「公表しない」宣言が運命を分けた
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161103-00106719-diamond-bus_all&p=1
ダイヤモンド・オンライン 11/3(木) 6:00配信

 ゴキブリ混入というショッキングな出来事はもちろんだが、「公表しない」と言い切ってしまった広報対応のまずさが、大炎上の決定打となった(写真はイメージです)
 はごろもフーズのシーチキンにゴキブリ混入が発覚した。2014年12月、ペヤングの焼きそばにゴキブリ混入が発覚し、半年の長きに渡って販売中止となった事件は記憶に新しいが、両ケースとも、不祥事そのものに加えて、お粗末な広報対応がネット上の「炎上」に油を注いだ。

● 「公表しない」と言い切ったために ネット上では大炎上に発展した

 ペヤングを苦しめたあの「黒い悪魔」が、今度はシーチキンに「大炎上」をもたらした。

 10月27日、「シーチキンLフレーク」に1.5センチほどのゴキブリの死骸が混入していることが発覚した。

 メディアの取材に対して、製造元のはごろもフーズが「同様の申し出がなく他の商品への混入はない」と公表や自主回収などの対応をとらないと回答したことに、ネットのみなさんの怒りが爆発してしまったのだ。

  「不誠実すぎる」
「初動対応を完全にミスったな」

 このような批判の嵐をうけ、同社は慌てて、ホームページ上に「お詫び」を掲載。混入の事実を公表したものの、鎮火するどころか、「言い方が気に食わない」「上から目線だ」とさらに炎上。翌日には、当該製品の協力企業名まで明記して、製造休止を宣言する「お詫び②」を掲載する事態に追い込まれる。当然、株価も下落。28日までに苦情や問い合わせは約900件にも上ったという。

 さらに、11月1日には新たな「燃料」が投下される。なんと2014年に、同じ「シーチキンLフレーク」に7〜8ミリのハエが混入したことがあったという「前科」が発覚したのだ。

 製造元は今回と同じ工場ということで、「ハエとかゴキブリとかどうなってんだ! 」と批判がさらにエスカレートした。

 しかしまたもや、事態をさらに悪化させたのは、ハエの件で取材申し込みをしたメディアに対して、広報担当者が放った言葉だった。

  「回答を控える」

 いろいろ事情があったのかもしれないが、リスク下での「ノーコメント」は広報コミュニケーション的には「失言」とされる。ネットでも、「隠蔽企業」「もう買わない」などこれまで以上に厳しいバッシングが起きている。ちなみに、11月2日現在、はごろもフーズのホームページには、まだハエについての声明はない。

 そんな現在進行形で「業火」に包まれているはごろもフーズだが、じゃあいったいどのような「初動対応」をすればよかったのだろうか。

● マスコミによって報じ方はさまざま 印象は最初の報道に左右される

 実際の火事で不審火の原因を特定するために、とにかく発火元がどこかを割り出すのと同じく、炎上の原因を考えるには、「元ネタ」をたどっていく必要がある。今回は、以下の日本テレビの第一報に突き当たる。

 《ツナ缶にゴキブリ はごろもフーズ公表せず》(日本テレNEWS24 10/27 18時58分)

 注目すべきは、このヘッドラインからもわかるように、「ゴキブリ」というショッキングな響きと並列して、「公表せず」ということにもフォーカスを当てた報じ方になっているという点だ。もちろん、中身に関しても同様で、「公表せず」を2回繰り返して、以下のようにしめくくられている。

 《はごろもフーズはその後事実を公表せず、取材に対し「同様の申し出がなく他の商品への混入はない」として、現時点では公表や自主回収などの対応をとらない考えを示した。》

 このニュースを目にすれば、ほとんどの人は「はごろもフーズ=ゴキブリが混入しても、公表や自主回収は必要なしと考える不遜な企業」という印象を強く受ける。

1784とはずがたり:2016/11/04(金) 20:11:49

 人のイメージは、最初に見たこと、聞いたことにどうしても引きずられる。この第一報によって、ネット民のみなさんの不信感や怒りが大いに刺激されたことから考えると、今回の「炎上」の原因として、日テレ報道の「印象」が大きかったことが挙げられる。

 いやいや、何言ってんだ、「公表せず」というのは「印象」じゃなくて、「事実」だろ、という怒りの声が飛んできそうだが、原発事故然り、SMAP解散騒動然り、同一の事象であっても、それを報じるメディア側のスタンス、さじ加減によって、我々が受ける「印象」が左右されてしまう、ということに異論を挟む人はいないのではないだろうか。

 今回のシーチキン報道でもレベルは違うが、まったく同じ現象が起きている。たとえば、日テレから、やや遅れて速報を打った毎日新聞では、以下のように「自主回収せず」にフォーカスを当てているものの、公表していなかったことには、言及どころかまったく問題視していない。

 《<ツナ缶>ゴキブリが混入 自主回収はせず はごろもフーズ》(毎日新聞 10/27 20時40分)

 同様に、《シーチキン缶にゴキブリ混入 体長15ミリ 山梨で販売》(朝日新聞デジタル 10/27 21時15分)と報じた朝日新聞の場合、自主回収をしないということをさらっとふれた程度で、日テレが目くじらを立てた公表の有無はスルーしている。

● 中立公平な報道などあり得ない はごろもフーズはどう答えるべきだったか? 

 一方、これらとは逆に共同通信では、日テレ同様に「公表せず」を問題視するスタイルだが、「自主回収」の有無には言及さえしていない。

 《ツナ缶に昆虫混入―はごろもフーズ、公表せず》(共同通信47NEWS 10/27 21時46分)

 もし、朝日新聞などがお題目のように唱える「報道は中立公平」というのがホントなら、このようなバラつきは絶対に生まれない。日テレもNHKも共同も朝日もみな等しく、「ゴキブリ混入」「非公表」「自主回収せず」という情報をフラットに扱うはずが、現実はそうはなっていないのだ。

 なぜか。「相田みつを」ではないが、「人間だもの」ということが大きい。

 記者も人間である。人間がやっている以上、本人が意図せずとも書いた記事には何らかの「作為」が必ず生まれる。それが受け手に、さまざまな異なる印象を与えるのだ。これが時に、記者にその気がなくとも、事実と大きくかけ離れた「印象操作」が引き起こされてしまう原因でもある。

 そう聞くと、なにやら日テレが「公表せず」を騒ぎ立ててネット民を“釣った”、かのように聞こえてしまうかもしれないが、そういう話ではない。

 大多数の記者は、自分が取材したことを、ひとりでも多くの人に読んでもらいたいと思って仕事をしている。そこで記者が知恵をしぼるのが、「問題」の設定だ。同じ「ゴキブリ混入」というお題でも、日テレと共同の記者は「自ら公表していない」ということを問題だと考え、朝日や毎日の記者は「自主回収の有無」に着目した。

 つまり、このような報道のバラつきは、ニュースの「価値」を高めようという個々の記者の工夫、つまり「作為」が招いた結果に過ぎない。このバラつきを極力抑えるため、不祥事企業は「ポジションペーパー」と呼ばれる情報整理資料を作成、それを踏まえてブレることない対応方針を定めなくてはいけないが、今回の報道を見る限り、そうしたプロセスを踏んだとはとても思えない。

 つまり、日テレや共同のような報道を招いてしまった、はごろもフーズ側の広報対応にこそ、問題があるのだ。
 
 では、ゴキブリ混入が発覚した場合、はごろもフーズはどのような対応をすればよかったのか。「模範回答」みたいなものがあるので以下に紹介しよう。

 「保健所に調査を依頼しているところで、今の段階では詳しいことは言えません。消費者に対して現状やいきさつなどの説明が必要だと考えており、ホームページで情報を公表していきたい」

 もちろん、こう答えたところで、ゴキブリ混入の写真付きというのはインパクト大なので「炎上」はするだろう。ただ、少なくとも、今回のように「上から目線」「隠蔽企業」などの批判は起きることはない。

1785とはずがたり:2016/11/04(金) 20:12:09
>>1783-1785
● ゴキブリが混入しただけでは ここまでの大炎上にはならない

 そんなのは細かい話であって、ゴキブリが混ざっていただけでアウトだよ、ペヤングを見ろ、という主張をされる方もいるかもしれないが、ペヤングの場合、告発者がSNSでゴキブリ写真を拡散した、というインパクトに加え、ペヤング側がかたくなに製造過程での混入を認めない態度をとって、告発者と対立するなど、初動対応が決定的にまずかった。ここに世の批判が集まったということを忘れてはならない。

 今回は、ゴキブリ混入が発覚した時点で既に、はごろもフーズ側は混入の事実を認め、被害者にも謝罪しており、それも受け入られている。先ほどの「模範回答」のような対応をしたとすれば、一般消費者への説明と謝罪も行ったことになる。そうなると、残る争点は、自主回収や生産停止をするか否かに絞られる。担当者の発言がSNSで繰り返し拡散され、大騒ぎとなったペヤングとシーチキンでは、置かれた状況がまったく違うのだ。

 そういう意味では、今回は最初のメディア対応さえしっかりとしていれば、ここまでのバッシングは避けることができたかもしれない案件だった。しかも、普通に考えれば、はごろもフーズはそれを避けるだけの「力」もあった。

 タネ明かしをすると、先ほど出した「模範回答」というのは、NHKの取材に対して、はごろもフーズが出した回答だ。(NHK NEWS WEB 10/28 0時16分)

 日テレの第一報を受けて、ネットが炎上をするなかで、公表をしないという方針から、慌ててホームページに公表をすると明言。直後に、ホームページ上に出した「お詫び」でも、以下のようなメッセージで、日テレの「公表せず」報道を打ち消そうと涙ぐましい努力をしている。

 《お申し出いただいたお客様への対応を最優先させていただいたため、結果として公表が遅れたことをお詫び申し上げます》

 今回の対応ばかりを見ると、そういうイメージはあまりないかもしれないが、はごろもフーズは元来、この手のリスクには慣れている部類に入る企業なのだ。

● 回収・返品の嵐に幾度も耐えて 成長してきたはごろもフーズのDNA

 缶詰業界は、どうしても金属片などの混入が起きる。成分の問題や虫混入リスクなども定期的に発生している。はごろもフーズも、2013年に、「シーチキンマイルド」でアレルギーの原因となるヒスタミンが社内基準を超えたとして、約672万個を回収している。01年には中国から輸入したミカンの缶詰に異臭が発生するとして、約8万3000缶を回収。同年には「シーチキンオイル無添加マイルド」のアルミ缶のふたが混入して約3万3000個を回収している。

 さらに遡れば、1969年には会社の存続が危ぶまれた「危機」もあった。みつ豆やフルーツ缶などのほぼ全商品に入っていたチクロを、米FDAが「発がん性がある」と発表。はごろもフーズは回収を迫られた。「シーチキン」の生みの親として知られる、元同社会長の後藤磯吉氏は、当時をこのように振り返る。

 《問屋からは返品が殺到するし、「何とかしろ」と私の家にも押しかけられる。会社も自宅も返品の山となりました。そこで私は店頭、問屋を含めすべての流通在庫を回収、損害については補償もすることを決断しました。回収額は全部で約五億円と一カ月分の売上高に達し、社内はもとより同業者の中から「はごろもは、もう終わり」との声が広まりました》(日本経済新聞 1988/02/08 )

 このような「危機」を乗り超えて、はごろもフーズは今のような大企業に成長したのだ。ちなみに、その功労者である後藤磯吉氏は、今でもその名が静岡財界に語り継がれる名経営者だ。常に時代を読む先見性を見込まれ、小さな缶詰工場を営む先代・後藤磯吉氏の「婿養子」となった。

 奇遇にも、今の社長の池田憲一氏も、後藤家の「娘婿」。そのすば抜けた営業手腕を後藤家に見込まれて、38歳の若さで社長に就任した。

 数多くの「危機」を乗り越えて会社を成長させた後、2011年に逝去した後藤磯吉氏は、こんな経営観をもっていた。

 《私は経営の根幹は誠実さと人からの信頼にあると考えています。はごろもが国内最大の缶詰メーカーに成長できたのも、経営危機を誠実さで何とか克服してきたからです》(同上)

 初動はつまずいた。しかし、まだリカバリーは可能なはずだ。池田社長にもぜひ後藤氏のような「誠実さ」で、この「危機」を乗り越えていただきたい。

窪田順生

1786とはずがたり:2016/11/04(金) 22:56:04
ミネラルウォーターから発がん性物質 山梨県が回収命令
http://www.asahi.com/articles/ASJBX6VB7JBXUZOB00K.html
2016年10月28日23時35分

 山梨県は28日、清涼飲料水製造業の富士ピュア(西桂町)が製造し、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市)が販売するミネラルウォーター「富士山麓(さんろく)のきれいな水」に基準値を超える発がん性物質が含まれていたと発表、食品衛生法に違反するとして富士ピュアに製品の回収を命じた。

 県衛生薬務課などによると、製品は2リットルペットボトル入りで24日に検査したところ、8月15日製造分から発がん性物質の臭素酸が、基準値の倍に当たる水1リットル当たり0・02ミリグラム検出された。回収対象は同日製造された7551ケース(1ケース6本)。すべて県外に出荷されたという。賞味期限は2018年8月4日。

1787とはずがたり:2016/11/04(金) 22:57:09
マルハニチロ さんまのかば焼き缶詰 約2779万個を回収
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161104/k10010756381000.html
11月4日 20時46分

大手食品メーカーの「マルハニチロ」は、北海道釧路市の工場で製造したさんまのかば焼きの缶詰の一部から金属の破片が見つかったとして、この工場で製造した缶詰、およそ2779万個を回収すると発表しました。
マルハニチロによりますと、今月1日、さんまのかば焼きの缶詰を購入した消費者から「異物が入っていた」という連絡が入り、商品を調べたところ、長さ1.7センチ、幅7.8ミリの金属の破片が見つかったということです。
この缶詰はグループ会社の「マルハニチロ北日本」の北海道釧路市の工場で製造されたもので、金属の破片は工場で使用している焼き網の一部とわかりました。

今のところ、食べてけがをしたといった被害情報は寄せられていないということですが、会社では、この工場の同じラインで製造した3種類の缶詰、およそ2779万個を回収することを決めました。

対象となるのは、流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」が傘下のコンビニやスーパーなどでプライベートブランドとして販売している「セブンプレミアム さんま蒲焼100g」のうち、賞味期限が2016年11月12日から2018年5月14日までと、2019年6月17日の商品、それに、「マルハ さんま蒲焼100g」と、「マルハ 北海道産さんま蒲焼 秘伝つけ焼き100g」の賞味期限が2016年12月1日から2018年5月1日までの商品です。

会社では、商品の返品を着払いで受け付けていて、後日、代金をプリペイドカードで支払うということです。

問い合わせの電話番号は0120-040-826で、平日の午前9時から午後5時まで受け付けるということですが、5日、6日は対応するということです。

1788とはずがたり:2016/11/05(土) 15:01:55
こいつのワンパターンの煽り文章には辟易するけどつい転載してしまう。。

2016.05.12
スーパーの激安しょう油は危険!発がん性も…大豆のかすに大量の甘味料と添加物
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15060.html
文=郡司和夫/食品ジャーナリスト

 日本食の味は、塩、みりん、日本酒など、調味料の良し悪しに左右されるが、特にしょう油の差は大きい。どんなしょう油を使ったかによって味は全然違ったものになる。魚料理などは、その違いがもっとも出る。
 レストランや居酒屋などで煮魚を注文すると、非常に生臭い料理が出てくることが多い。生臭いのは魚のせいではなく、コストを安くするためにニセしょう油やニセみりんを使っているからだ。これでは魚嫌いの子供たちが増えてしまうのは当然だし、世界からも日本食は相手にされなくなってしまう。少なくとも、学校給食ではアミノ酸(化学調味料)入りのニセしょう油は使わずに丸大豆、小麦、塩だけでつくった本物のしょう油を使うように規制するべきだ。子どもたちに日本食の本当のおいしさを知ってもらうため、そして子どもたちの健康のために、そうしてほしい。
 格安スーパーマーケットや特売などで、1リットル200円以下で売られているしょう油を見かける。家庭の台所事情を考えて、つい買いたくなる人は多いはずだ。しかし、あれは全部ニセしょう油である。正式には「新式醸造醤油」と呼ばれるが、要は“醤油風調味料”である。1リットル300円以下のしょう油は醤油風調味料と考えていい。本物のしょう油は丸大豆と小麦、食塩で時間をかけてじっくりと発酵させるので、原材料費や効率を考えると店頭価格で1リットル300円を切るのは難しい。
 醤油風調味料が出回っているのは、それなりに愛用者がいるからだ。その最大の理由は価格の安さにあるが、味も本物のしょう油より濃厚な甘さがある。その濃厚な甘さを、しょう油のおいしさと勘違いしている人が多いのだ。

激安しょう油の正体

 しかし、濃厚な甘さがつくられているカラクリを知ったら、とてもおいしいとは感じなくなるはずだ。濃厚な甘さのベースになっているのは、アミノ酸液と添加されている甘味料だ。
 アミノ酸液は添加物ではないが、グルタミン酸ナトリウムなど化学調味料の原料である。サトウキビ、大豆、小麦グルテンといったタンパク質原料を酸分解し、炭酸ナトリウムなどで中和したもので、世界的に供給過剰で価格も安い。そのため、食品のみならず最近は化粧品にもよく使われている。アミノ酸液にはうまみ成分が凝縮しているが、単体ではそれほどおいしくは感じない。ところが、甘味料を加えると不思議なことに甘みが倍増する。

また、醤油風調味料の色合いはカラメル色素によってつくり出されるコーラ色だ。本醸造のしょう油のようにじっくりと発酵させていないので腐敗が早い。そのため、保存料が不可欠だ。
 さらにビタミンB1、すなわちチアミン塩酸塩が栄養強化剤として添加されている。本物の栄養豊富なしょう油は、強化剤など必要ない。もっとも、チアミン塩酸塩は強い殺菌効果があるため、保存料としての意味合いもあるだろう。
 激安の醤油風調味料は簡単にいうと、大豆かす(脱脂大豆)を塩酸で加水分解し、水酸化ナトリウムで中和、添加物の化学調味料(アミノ酸等)でうまみを加え、カラメル色素で色を付け、栄養強化剤等を加えて製造されたものだ。製造期間も極めて短いので、コストもかからず安い。発酵もほとんどさせていないので、魚料理に使った場合、魚の生臭さを消すことができない。
 何よりも問題なのは、醤油風調味料に多く含まれているグルタミン酸ナトリウムだ。過剰摂取すると緑内障の原因になるおそれがあるという弘前大学医学部の研究報告がある。また、カラメル色素の発がん性など、添加物による健康への悪影響も無視できない。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

1789とはずがたり:2016/11/08(火) 12:09:25
あずきバーの井村屋、アイス売れて最高益 猛暑で好調
(朝日新聞) 05:35
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/144/37ee713a41c3a03bcb800d569402447d.html
アイス事業の売り上げを底上げした「やわもちアイス」=井村屋グループ提供
アイス事業の売り上げを底上げした「やわもちアイス」=井村屋グループ提供
(朝日新聞)
 井村屋グループが7日発表した2016年9月中間決算は、売上高が前年同期比11・1%増の199億円、純利益が約3倍の4億円となり、中間期としていずれも過去最高だった。猛暑で、「あずきバー」を始めとする主力のアイスが好調だった。

 アイス事業の売上高は、同20・6%増の93億円。もちやきなこを使った和風「やわもちアイス」シリーズが、新商品「わらびもち味」のヒットで売り上げを伸ばした。米国で展開する和風アイスも量販店の販売先が広がり、好調だった。

 一方、あずきバーやあんまんに使う国産あずきの多くを供給する北海道が8月、豪雨被害に遭ったことで、大西安樹社長は「収穫が減るとの情報がある。今後(仕入れなどに)影響が出てくるだろう」と懸念を示した。(大隈悠)

1790とはずがたり:2016/11/11(金) 18:19:08

<そうざい半製品>冷凍食品にあらず 衛生基準、国が策定へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000004-mai-soci
毎日新聞 11/11(金) 7:00配信

米久の「ジューシーメンチカツ」。パッケージは一般的な冷凍食品と似ている=同社提供

 ◇O157集団食中毒 感染拡大の背景に

 神奈川県を中心に冷凍メンチカツによる病原性大腸菌O157の集団食中毒が発生した問題で、今回のカツのように油で揚げる調理手順などを残して販売される「そうざい半製品」が、国の衛生基準の対象から外れていることが感染拡大の背景にあることが分かってきた。厳密な基準のある冷凍食品と混同される恐れもあり、事態を重くみた厚生労働省は新たな基準策定などに着手する方針を固めた。【鳴海崇、宇多川はるか、井上知大、田原翔一】

【パッケージは一般的な冷凍食品と似ている】

 そうざい半製品はギョーザやカツ、コロッケなどが一般的で、材料の準備や味付けの手間をかけずに出来立てを食べられるのが特長。冷凍食品と似たパッケージで、同じコーナーで販売されることが多いが、冷凍食品のように細菌数の上限や保存温度などの基準はない。

 今回、食中毒が出た食肉加工会社「米久」(静岡県沼津市)の「ジューシーメンチカツ」と、食品会社「肉の石川」(神奈川県平塚市)の「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」も、そうざい半製品だ。被害は10日までに50人超に拡大している。

 厚労省生活衛生・食品安全部は「消費者にとって冷凍食品と区別しづらく、調理時の生肉加熱処理がおろそかになりやすい」と問題視。冷凍食品と同様に衛生基準を設けたり、そうざい半製品という名称の使用を禁じて冷凍食品に統合させたりする措置を検討する。

 ◇集団食中毒患者「生っぽかった」 神奈川県が聞き取り調査

 冷凍メンチカツによる集団食中毒の患者に対し、被害の最も多い神奈川県が聞き取り調査を始めたところ、「生っぽかった」「割った面が赤かった」との声が上がっていることが分かった。病原性大腸菌O157は75度で1分以上加熱すれば死滅するが、被害者らは肉の中心部まで火を通していなかった可能性があり、県は全患者への調査を続ける。

 「肉の石川」のメンチカツは包装の裏面に「凍ったまま、170度〜175度の油で6分間揚げてください」と小さな文字で調理方法が記されている。神奈川県は表示が不十分だとし、「加熱が十分でないものを家庭で食べることがないよう、具体的表示をすべきだ」と同社に改善を指導した。

 ただ、今回の商品に限って集団食中毒が起きていることから、神奈川県の担当者は「特定の日に作られた商品が高濃度に汚染されていた可能性がある」と疑い、静岡県は問題の冷凍メンチカツを製造した同県沼津市の食品加工卸会社「タケフーズ」を4日間立ち入り調査し、原材料や製造ラインに汚染がなかったか調べている。また、10日には「食べてから、半生に気づいても手遅れです!!」として、ひき肉製品は中心部までしっかり加熱するようにと危機管理情報を発表した。

 新潟薬科大の浦上弘教授(食品安全学)は「一部の商品は調理法の記載が足りず、文字も小さくて配慮に欠ける。だれもが温度を適切に測って揚げ物をするわけではなく、安全確保の責任を消費者に負わせ過ぎている。間違えない手立てを二重三重に講じなくてはならない」と指摘。淑徳大学の石井克枝教授(調理学)は安全な調理法として「解凍してから揚げると中まで熱が伝わりやすい。油は初めは150〜160度に抑え、そこから170〜175度くらいまで上げていく」とアドバイスする。

1791とはずがたり:2016/11/11(金) 21:56:46
藤枝のカゴメ静岡工場 17年3月末で撤退
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/299382.html
(2016/11/8 08:03)
2017年3月末での撤退が明らかになったカゴメ静岡工場=7日午後、藤枝市岡部町内谷
2017年3月末での撤退が明らかになったカゴメ静岡工場=7日午後、藤枝市岡部町内谷
 藤枝市岡部町内谷のカゴメ静岡工場が2017年3月末で撤退することが7日、同社への取材で分かった。12月末でペットボトルの野菜ジュース生産を終える見通し。工場跡地は更地にする予定だが、その後の利用方法は未定。
 同社によると、同工場の撤退は老朽化などが原因で、ペットボトルの野菜ジュース生産をこれまでの国内3拠点から長野県富士見町の富士見工場と栃木県那須塩原市の那須工場の2拠点に集約する方針という。
 静岡工場は1968年に東海飲料がペプシコーラの受託工場として設立。75年にカゴメが東海飲料から買収し「カゴメ岡部工場」とした。敷地面積は約1万5千平方メートル。ペットボトルの野菜ジュース生産ラインを中心に年間約300万ケース、1日約1万5千ケースを製造していた。勤務する従業員は約50人。
 カゴメの広報担当者は取材に対して「ほかの工場への配置転換や就職支援で従業員の雇用を確保したい」とコメントした。

1792とはずがたり:2016/11/11(金) 22:07:28

焼津水産化学、国内生産拠点再編へ 3工場に集約
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/168406.html?news=299382
(2015/11/7 08:12)
 焼津水産化学工業は6日、2016年3月末に榛原工場(牧之原市)を閉鎖し、主要生産拠点を現在の6カ所から3カ所に再編する方針を決めた。事業構造改革の一環で、掛川(掛川市)、大東(同)、焼津(焼津市)の3工場に集約する。
 榛原工場は昨年来、掛川工場に生産機能を移管中で、残りの機能も同工場などに移す。従業員約10人は配置転換する。土地や建物は売却予定。
 9月末に香辛料の生産を停止した静岡工場(静岡市駿河区)も今後売却する。一部の香辛料生産は残し、愛知県の企業に委託する。
 調味料の生産を停止した吉田工場(吉田町)は生産委託予定の牧之原市の企業に、OEM生産を停止した大東工場の医療栄養食専用棟は、愛知県の企業にそれぞれ賃貸する。
 今後は収益性の高い機能性食品や調味料生産のほか、女性向け美容商材などの新事業に注力する。山本和広社長は同日の会見で「事業の選択と集中を進め、高付加価値製品の開発に努める」と述べた。
 同日発表した2015年9月中間連結決算は、原材料価格の上昇や販売促進費の増加などで経常利益が50・1%減の2億9700万円、純利益が46・2%減の1億9500万円だった。売上高は0・1%増の96億9800万円だった。

1793荷主研究者:2016/11/12(土) 18:53:29

http://www.sankeibiz.jp/business/news/161024/bsc1610240500004-n1.htm
2016.10.24 05:00 Fuji Sankei Business i.
アサヒビール、板紙「軽量6缶パック」開発 全工場エコ包装でCO2削減

板紙の面積を小さくしたアサヒビールの軽量6缶パック。紙の使用量を10%程度削減できる【拡大】

 アサヒビールは紙の使用量を削減した缶ビールをパックする際に使用する板紙「軽量6缶パック」を新たに開発し、10月中旬から北海道工場(札幌市)と四国工場(愛媛県西条市)で採用する。2018年をめどに同社の全8工場に広げ、二酸化炭素(CO2)排出量を年間で約5000トン減らす計画だ。紙の使用量を減らした包装資材を採用することで、環境負荷の低減につなげる狙いだ。

顧客利便性も向上

 開発したのは6缶全ての底を一本一本保持できる形状にした板紙。従来はパックの上下、四隅の計8カ所で全体を固定していた。新しい板紙は一本一本を固定するため安定性が増し、板紙の面積を縮小できる。350ミリリットル缶用のパックでは従来比で約10%、約4グラムの紙の使用量を削減できるという。

 対象となる商品は同社のビール類の全ブランドの350ミリリットル缶、500ミリリットル缶、250ミリリットル缶と、ノンアルコールビールの350ミリリットル缶、500ミリリットル缶。まずは10月中旬から北海道工場、四国工場で採用した後、福島工場(福島県本宮市)、茨城工場(茨城県守谷市)、神奈川工場(神奈川県南足柄市)、名古屋工場(名古屋市)、吹田工場(大阪府吹田市)、博多工場(福岡市)にも順次広げていく方針だ。

 また、今回開発した「軽量6缶パック」は、従来は右側からのみ開封できた仕様を、両側から開けられるようにした。両方向から開封できる仕様にしたのは業界では初めてという。環境負荷低減と同時に、顧客の利便性も向上させる。

同業2社と共同輸送

 アサヒビールが紙の使用量を低減した「軽量6缶パック」を開発したのは、環境負荷を少なくした包装資材の採用により、CO2排出量の削減につなげるためだ。同社は10年3月に策定したグループ全体の「環境ビジョン2020」で、20年のCO2排出量を08年比で30%削減する目標を掲げており、今回の軽量6缶パックの開発も、この一環となる。

 策定した「環境ビジョン2020」では、(1)低炭素社会構築への貢献(2)循環型社会構築への貢献(3)生物多様性の保全(4)自然の恵みの啓発-の4つを重点課題として掲げた。循環型社会への貢献では、今回の軽量6缶パックの開発のほか、廃棄物の再資源化や飲料ペットボトルの軽量化なども進めている。

 環境保全活動をめぐっては、単独では限界もある。このため、アサヒビールは同業他社との連携も進めている。

 同社とキリンビールは、鉄道会社などと連携し、両社の関西圏の工場から北陸にビール類などの商品を共同輸送する計画だ。17年1月に石川県で開始し、同年秋には富山県に拡大する。

 共同輸送によってCO2の排出削減につなげるほか、トラック運転手の人手不足を背景に上昇する物流費を抑えることもできるとみている。

 アサヒの吹田工場(大阪府吹田市)、キリンの神戸工場(神戸市)で製造した商品を、新たに石川県金沢市に開設する共同配送センターまで鉄道などを使って共同輸送。これによって、年2700トンのCO2排出を削減できるとしている。

 すでに首都圏ではサッポロビールを含めた3社で物流拠点から小売店までの共同配送を行っており、ビール業界では企業の枠組みを越えた環境保全活動が進んでいる。

 消費者の環境意識は年々高まっている。ビールメーカー各社が環境負荷を低減する活動を相次ぎ強化しているのは、こうした消費者へアピールする狙いもあるようだ。

                   ◇

 ■アサヒグループの「環境ビジョン2020」の骨子

 (重点課題/主な活動内容)

 低炭素社会構築への貢献/2020年のCO2排出量を08年比で30%削減する

 循環型社会構築への貢献/包装資材の環境負荷低減を進める

 生物多様性の保全/生物多様性に配慮した商品を開発する

 自然の恵みの啓発/環境への取り組みを発信し、社会全体の活動につなげる

1794荷主研究者:2016/11/12(土) 18:57:16

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161025_12007.html
2016年10月25日火曜日 河北新報
<仙台港サイロ>飼料用米倉庫が完成

完成した飼料用米の専用倉庫

 日本通運の子会社で倉庫業の仙台港サイロが、仙台市宮城野区港4丁目の本社敷地内に建設していた飼料用米専用の倉庫が完成し、24日に現地で竣工(しゅんこう)式があった。26日に稼働する。

 新設したのは倉庫2棟と荷さばき場で、床面積は計2140平方メートル。最大で3800トンの飼料用米を保管できる。宮城、山形、福島3県から1日50〜60トンの入庫を見込み、隣接する飼料製造工場に供給する。

 同社は既設のサイロで飼料用米の保管に対応してきたが、東北各県で飼料用米の作付けが増加していることなどから、専用倉庫の建設を決めた。

 飼料用米が少ない時期にも対応できるように、主食用米や同社が扱う輸入穀物などを保管することを想定し、防虫のための薫蒸機能や庫内温度を一定に保つ機能を備えた。

 西方正博社長は「飼料用米の保管場所は不足気味だった。輸送コストや作業効率などの面でメリットがある」と話した。

1800荷主研究者:2016/11/12(土) 20:01:07

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201611/0009631569.shtml
2016/11/2 06:30 神戸新聞NEXT
食品メーカー増産相次ぐ 健康志向の高まり受け

マヨネーズなどの基幹商品を製造するキユーピー神戸工場=神戸市東灘区深江浜町

 健康志向の高まりを背景に、食品メーカーが兵庫県内の生産拠点で相次いで増産態勢を敷いている。キユーピー(東京)はマヨネーズなど調味料の基幹工場を神戸市東灘区で新設。森永乳業(同)やフジッコ(神戸市中央区)も、設備増強など積極投資が目立つ。(井上太郎)

 キユーピーの新工場はマヨネーズとドレッシングを生産し、10月中旬に一部を稼働した。2017年4月には国内最大規模となる年間生産能力約7万3千トンを誇り、同社の基幹工場に位置付ける。摂取カロリーを従来の半分に抑えたマヨネーズタイプの調味料など需要の拡大に対応する。総投資額は約130億円。充●(じゅうてん)作業を2倍に速めたほか、伊丹工場(伊丹市)から家庭用調味料などの生産を移し、年間で約11億円のコスト削減を見込む。伊丹工場では業務用の卵や野菜の加工を続ける。

 フジッコは、鳴尾工場(西宮市)に約3億円を投じ、パック総菜の生産能力を来春に1・5倍に引き上げる。同社は1960年の創業以来、昆布製品が売り上げ構成比の首位だったが、16年3月期に初めて総菜に取って代わった。煮物などの「おかず畑」が高齢者ら単身世帯に好評という。福井正一社長は「北海道で生産する袋入り総菜も、将来的にはパック式に集約する可能性がある」とさらなる増産も視野に入れる。

 森永乳業は神戸工場(神戸市灘区)で、機能性ヨーグルトの新商品などの製造ラインを増設し、18年春には生産量を年間約2万8千キロリットル増やす。投資額は約65億円。利根工場(茨城県)でも増産投資し、20年度には家庭用ヨーグルトの売り上げを15年度比1・5倍に拡大する方針だ。

※●は「土」の右に「眞」

1801とはずがたり:2016/11/12(土) 23:55:39
充填のフォントもないなんてどんだけ神戸新聞ダメやねん┐('〜`;)┌

1802とはずがたり:2016/11/15(火) 11:16:24

液体ミルク「製品化に数年かかる」 乳業協会が見通し
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/144/f892523d0013c76aa6a106f7af4da3c6.html
(朝日新聞) 11月14日 21:09

 乳児用の液体ミルクを国内でも製造・販売できるようにすることなどを検討する政府の専門調査会で、日本乳業協会は14日、ミルクの品質を保つための検討などに時間がかかるとし、「製品化には数年間かかる」という見通しを示した。

 協会によると、メーカーによる試作品づくりは12月にも始まる見込み。ただ、液体ミルクの特長である長期保存には、ミルクに含まれるミネラル成分が沈殿したり、ミルクが変色したりする課題がある。外国では受け入れられているが、「赤ちゃんが飲むものの品質の変化が日本でどこまで許容されるのか」との懸念があり、新しい技術を開発する時間が必要だという。


「液体ミルク」解禁の動きに期待の声…これまで何が制約になってきたのか?
http://news.goo.ne.jp/article/bengoshi/business/bengoshi-topics-5249.html
10月18日 17:51弁護士ドットコム

日本ではこれまで製造・販売されていなかった「乳児用液体ミルク」が、販売解禁されることになりそうだ。塩崎恭久厚労相は10月18日、「業界団体に対し、規格基準の設定に必要な試験データの速やかな提供を促したい」と述べ、厚労省薬事・食品衛生審議会で検討を急ぐ考えを示した。

読売新聞の報道によると、松本純消費者相も18日、「厚労省での議論を注視し、早急に対応できるように進めたい」と記者会見で語った。

現在、国内で販売されている乳児用ミルクは、粉末だ。そのため、粉末を熱湯で溶かし、赤ちゃんが飲める温度までさました後、哺乳瓶で飲ませる。さらに哺乳瓶の洗浄、消毒が必要になるなど、手間がかかる。その点、液体ミルクはペットボトルなどに入った状態で売られており、吸い口をつければ、すぐに飲ませることができるため、災害時にも活用しやすい。

1803とはずがたり:2016/11/15(火) 11:16:42

>>1802-1803

●販売されていない理由は2つ
しかし、なぜこれまで販売されてこなかったのか? この質問を、厚生労働省と、一般社団法人「日本乳業協会」に聞くと、少々、込み入っていることがわかった。

厚労省の担当者は「現状も販売することはできる」と話す。では何故、現在売られていないのか? その点を聞くと、理由は2つあった。

1つ目は「液体ミルクに関する法律がない」ことだ。2つ目に「現行法では、販売しても『乳児用』と表示できない」ことがあげられる。

「現行の法令では液体ミルクを想定していないため、液体ミルクについての法制度はそもそもありません」(厚労省)。

現状では、液体ミルクに関する規格基準は、食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(昭和26年12月27日の厚生省令第52号)に定められていない。そのため、業者が製造・販売に踏み切れない要因になっているようだ。

2つ目の理由である表示については、「現行法でも販売できるのですが、『乳児用』と表示できない」ためだという。厚労省によれば、液体ミルクは「乳児用」「赤ちゃん用」などと表示することはできず、「乳飲料」という表示であれば販売できる。

なぜ表示ができないのか?

厚労省の担当者は、「乳児用食品は『特別用途食品』というカテゴリーに分類される。乳児用食品と表示するためには、特別用途食品であることが消費者庁に認められる必要がある」と話す。

現状では、粉ミルクは特別用途食品の対象だが、液体ミルクのような液状の調整乳は対象とされていないため、乳児用食品と表示することができないのだ。

●業界団体「乳児用と表示できないと、誰のためのものか分からない」
「日本乳業協会」側は「乳児用と表示できないと、誰のためのものなのかが分からない。乳児用の特別用途食品だという表示をしないと販売はしにくい」と話す。

そこで、関係省庁に対して「乳児用の液体ミルクを製造・販売するための法整備を求めている」そうだ。具体的には、厚労省に対しては、乳児用の栄養素を添加できることなどを、また、消費者庁に対しても、乳児用としての表示ができることなどを求めている。

「粉ミルクには、赤ちゃんに必要な栄養素を添加する必要があります。乳児用に限っての食品添加物を入れられるかどうか、乳児用と表示して販売できるかどうかなどの法律整備が必要です。赤ちゃん用の製品ですから、失敗は許されません。安全な商品を発売できるよう、法整備を進めて欲しい」

(弁護士ドットコムニュース)

1804荷主研究者:2016/11/19(土) 16:43:39

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00405872?isReadConfirmed=true
2016/11/8 05:00 日刊工業新聞
キッコーマン、「しょうゆ」生き続ける伝統製法 効率より「味・品質」重視

キッコーマンのしょうゆ主力工場である野田工場

 キッコーマンは、2017年に100周年を迎える。主力工場の野田工場(千葉県野田市)は、茂木・高梨両家がしょうゆ作りを始めた流れを受け、現在も同社の国内しょうゆ生産を支える。しょうゆは和食料理はもちろん、ステーキやハンバーグ、パスタといった欧米食の隠し味など、世界100カ国以上で使われている。同工場の長島宏行キッコーマンもの知りしょうゆ館館長は「しょうゆ作りの基本は、コンピューター制御が普及した今も変わっていない」と話す。(編集委員・嶋田歩)

 しょうゆの原料は大豆と小麦、食塩水。それにこうじ菌や乳酸菌、酵母の微生物を加えて、原料の栄養素をうまみ成分に変質させる。「大豆と小麦の使用割合、発酵・熟成期間の長さで「しょうゆの種類やタイプが違ってくる」(長島館長)。しょうゆには一般的な濃い口のほかに薄口、たまり、さいしこみ、白など多くの種類がある。

 生産工程はまず、水に浸して蒸した大豆と炒(い)った小麦に種麹(こうじ)を混ぜてしょうゆ麹をつくる。それに食塩水を仕込んで“もろみ”にする。製麹に必要な期間はおおむね3日で、仕込みにかかる期間は4―6カ月。温度などを制御し仕込み期間を短縮すれば生産効率が上がると思われがちだが、生物を相手にするため、品質にばらつきが発生し「コストの問題も考えれば、これがベスト」(同)な状態という。

【生産工程を重視】

 熟成したもろみは、全長が2800メートルもある長大なナイロン袋に詰め、幾重にも折りたたんでしょうゆを搾る。これも最初から圧力プレスで一気に搾ることはせず、自重でまずしょうゆを袋外にしみ出させてから、時間をかけてゆっくりプレス機で搾る。生産効率よりも、機械制御では実現が難しい味や香りを大切にするためだ。

 こうしてできたしょうゆが、生しょうゆだ。物流インフラが整っていなかった時代は、長期保存のため加熱・殺菌する火入れを行っていた。だが、二重構造の気密ボトルが登場したことで、開栓後も味や香りが長く保てるようになった。これを採用した商品が「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」で、同社の稼ぎ頭だ。

【“人”が評価】

 しょうゆの生命線と言える、味や香り。うまみの成分は約20種類のアミノ酸、香り成分は300種類以上になるという。この味や香りの品質を一定に保つため、コンピューターによるデータ管理に加えて「官能評価」を用いる。官能評価は「先入観を持たないよう」(同)、味覚・嗅覚に優れた社外の専門員を育成。専門員が「このしょうゆはフルーティー」「こちらはややスモーキー」などと評価していく。分析機器などで一定の評価はできるが「全体のバランス評価ができるのはやはり“人”」と、研究開発本部の今村美穂さんは話す。

 野田工場には他に、宮内庁に納めるしょうゆを生産する「御用蔵」がある。杉桶を使い、自然の気候の中で1年かけてじっくり発酵・熟成する伝統製法。

 商品は工場内売店やインターネットなどでも販売している。味や品質に対するこだわりが、同社の商品力を支えている。

(2016/11/8 05:00)

1807とはずがたり:2016/11/21(月) 14:59:22
ヨーグルトが色々機能高めてるのに対してプリンはぱっとしないもんなぁ

スーパーから特売プリン消える? 乳業大手、品目数削減し高付加価値品で稼ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00010002-nkogyo-ind
日刊工業新聞電子版 11/21(月) 12:30配信

スーパーから特売プリン消える? 乳業大手、品目数削減し高付加価値品で稼ぐ

明治HDは「R1ヨーグルト」などの売り上げを伸ばす一方、不採算品を削減した

進む“選択と集中”で利益伸ばす
 乳業大手3社が、生き残りを目指して品目削減を進めている。明治ホールディングス(HD)と森永乳業は、品目数の絞り込みや不採算品の削減に取り組み、2016年4―9月期の連結営業利益で明治HDが前年同期比11・7%増、森永乳業は同54・6%増と大幅増益を果たした。雪印メグミルクも品目数や生産ライン削減を進めた効果が出た。健康志向で伸びが続く機能性ヨーグルトの好調に加え、品目数削減の“選択と集中”効果が好業績の源となっている。

 明治ホールディングスは機能性ヨーグルト「明治プロビオヨーグルトR―1」や「LG21」で販売数量を伸ばす一方、加工食品事業や菓子事業で不採算品を見直し、絞り込みを実施した。その結果、両部門とも16年4―9月期の売上高は減ったものの、営業利益はそれぞれ前年同期比29・4%増と同2・4倍。競争力のない商品をやめ「高付加価値やブランド力のある商品にシフトした効果が出た」(古田純取締役執行役員)と話す。

 森永乳業もプリンや果汁飲料商品で、品目数削減を実施。これらはスーパー店頭で特売されることが多く、利益率が低い。他方で差別化商品の「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」は販売数量が同約5割増、「おいしい牛乳」も同1%増といずれもプラスだった。ラクトフェリンやアロエヨーグルトも伸びた。「下期は機能性ヨーグルトをさらに伸ばしたい」(大貫陽一取締役)とする。

 雪印メグミルクは伸長が続く「恵 Megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」で、ドリンクタイプの生産能力を8月から2倍に増強した。需要期に貢献した効果もあり、16年4―9月期の連結営業利益は同43・4%増になった。同社の西尾啓治社長は「生産ライン数は13年を100とすると、現在は83に集約している」と説明。さらに「減らしたところに成長商品のラインを新設することで建設費用も削減できた」と成果を強調する。

1808とはずがたり:2016/11/24(木) 22:30:58
「ビール回帰」大手4社急ぐ 酒税統一でキリン、サントリー正念場
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611240051.html
21:14産経新聞

 政府・与党が麦芽比率などによって異なるビール類の酒税を一本化する方向で調整に入ったことを受け、ビール大手各社は、税率引き下げとなるビールの新製品投入などに乗り出す。事実上の値下げとなるビールに一定の消費者が回帰するとみられるためだ。ただ、低価格で人気の根強い発泡酒や第3のビールの税率は引き上げとなるため、ビール類全体の需要が落ち込むとの懸念もある。

 「『スーパードライ』と両輪になるブランドを立ち上げることが重要だ」

 アサヒグループホールディングスの小路明善社長は24日の事業戦略説明会で、酒税一本化後の対応についてこう強調した。トップブランドの「スーパードライ」が堅調なアサヒは、今春に7年ぶりとなる新ブランド「ザ・ドリーム」を投入。さらに新製品の発売も視野に入れる。

 アサヒと並びビールの比率が高いサッポロビールは「黒ラベル」など既存ブランドに力を入れるほか、小規模な設備でつくるクラフトビールも拡販する。

 しかし、発泡酒でシェアトップのキリンビールや、第3のビールの比重が高いサントリービールは、酒税の一本化が逆風となりかねない。キリンは期間限定で今年発売した、地域ごとに味が違う「47都道府県の一番搾り」を来年も継続して販売する。サントリーは昨年に「ザ・モルツ」を新発売するなど、ビールのてこ入れを急いでいる。

 税制改正をめぐる政府与党の議論では、酒税を平成38年度までに一本化する方向だ。ただ、原料など製造コストの差から「店頭価格は一本化されない」(アサヒの小路社長)公算が大きく、発泡酒などに比べビールの値段が高い状況は残りそうだ。

 一方で、プリン体や糖質を抑えた機能性の高い発泡酒や第3のビールのファンも少なくない。価格差が縮まってもビールに流れるとは限らず、業界では「買い求めやすい商品の税率が上がることに危機感がある」(サッポロビールの尾賀真城社長)などと、ビール類全体へのマイナス影響を危惧する声も多い。

1809名無しさん:2016/11/26(土) 20:29:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000012-nkgendai-life
ファブリーズvsくさや…P&Gの“悪ノリCM”に産地カンカン
日刊ゲンダイDIGITAL 11/26(土) 9:26配信

 世界最大の米日用品メーカー「P&G」が、自社の消臭・芳香剤「ファブリーズ」と伊豆諸島の特産品「くさや」を“対決”させるCMを制作し、地元民から怒りを買っている。

 問題となっているのは、昨年からウェブ上で公開されている「究極対決 ファブリーズVSくさや」。「くさや」のみのボックスと「くさや」と「ファブリーズ」が入ったボックスが用意され、“出演者”がにおいを嗅ぎ分けるというもの。「くさや」を嗅ぐシーンでは、被験者たちが顔を背けてムセながら「えっ、スゴイ臭い」「何コレ」「くっさいですね」と不快感をあらわにすると、「あまりの臭さに阿鼻叫喚の地獄と化すラボ内」というオーバーなナレーションが流れる。

 一方、ファブリーズが置かれたボックスに場面が変わると、「全然におわない」「こんなに消えるんだ、スゴイ」と先ほどとは打って変わり、次々と称賛の声が上がる。

「かくしてファブリーズはくさやのにおいに打ち勝つことができた。検証成功。ファブリーズの勝利」と締めくくられている。

 まるで「どーだ」と言わんばかりの演出で、あまりにも悪ノリが過ぎるのだが、このウェブCMが「わかりやすい」と評判になったため、10日ほど前からテレビでも違うバージョンのCMを開始したという。ところが、このCMに「くさや」の産地がカンカンになっているのだ。

 八丈島の八丈町議会議員の岩崎由美氏が地元民の気持ちを代弁する。

「漁師や生産者はもちろん、くさやを好きな人が見たらどう感じるか、ショックで悲しむのが分からないのか、それを考えずに作っているようにしか思えません。くさやは生産者や島の住民にとっては欠かせないソウルフードです。300年以上にわたって守り継いできた伝統食を、こんなくだらない演出で侮辱するのは許せないと言っています。地元の貴重な産業にどれだけの影響力を及ぼすか、想像できないのでしょうか。意図はなくても結果としておとしめています。お客様相談室にメールを送ったら、『今後CMを制作する際の参考にさせていただく所存です』という返答でした。同じようにブルーチーズを箱に入れて検証したら、世界中からクレームがくるはずです」

 P&Gの広報担当によると「CMを打ち切るかどうかは分かりません。社内でもこの表現についてどのように対応していくべきか、検討が始まったところ」というが、さっさと打ち切った方がいい。

1810とはずがたり:2016/11/27(日) 14:38:01

ビール各社、海外進出で試行錯誤 アサヒHDは欧州強化
http://www.asahi.com/articles/ASJCS4GBHJCSULFA013.html?ref=goonews
和気真也2016年11月25日01時25分

 アサヒグループホールディングス(HD)は24日、主力ブランド「スーパードライ」の欧州への販売を強化する方針を公表した。2018年にも買収した現地メーカーでの生産を始める。ビール各社は海外進出を一段と加速するが、手探りの状態が続いている。

 アサヒは10月中旬、ベルギーのビール大手アンハイザー・ブッシュ(AB)インベブから、伊ペローニやオランダのグロールシュなど欧州のビール企業4社を買収。ロングセラーの高価格ビールや製法にこだわるクラフトビールなどがつくれる五つの工場と60カ国への販売網を手に入れた。

 アサヒは24日開いた欧州の事業説明会で、英国で委託生産するスーパードライを、買収した工場を使った自前での生産に切り替える計画を発表。スーパードライは現在、英国中心に扱うが、小路明善社長は販売地域を広げる考えを示し、欧州の売上高を「早期に2倍にしたい」と説明した。

 アサヒの15年12月期の海外売上高は約13%。国内市場は縮小傾向にあり、小路社長は「海外を今後の成長エンジンにする」と話し、海外売上高比率を早いうちに2〜3割に引き上げる方針だ。買収なども検討する。

 ほかのビール大手は、試行錯誤しながら海外展開を進めている。

 キリンHDは09年に豪州、11年にブラジルのビール大手をそれぞれ3千億円規模を投じて買収し、15年には経済成長が見込まれるミャンマーの最大手を買収。先進国のクラフトビール人気に着目し、今年10月には米国のビール会社に出資した。だが一方で、ブラジル事業は景気低迷で販売が落ち込み、通貨安もあって巨額損失を計上。今年10月に一部工場を売却し、生産体制を見直した。

 サントリーHDはビールではなく蒸留酒事業に注力し、14年に米蒸留酒大手ビーム(現ビームサントリー)を1兆6500億円で買収。しかし、今年10月の労働環境をめぐる一部工場のストライキなど、不測の事態も起きている。

 10月には、ビール世界首位の…

残り:910文字/全文:1716文字

1811とはずがたり:2016/11/29(火) 14:43:07
さて海外でも通用するのか!?

スーパードライ、イタリアとオランダで製造へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20161124-567-OYT1T50096.html
11月24日 22:07読売新聞

スーパードライ、イタリアとオランダで製造へ
記者会見するアサヒグループホールディングス・小路明善社長(左)と欧州事業責任者のヘクター・ゴロサベル、アサヒ・ヨーロッパCEO(24日、東京都千代田区で)=三宅直撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 アサヒグループホールディングス(HD)は24日、イタリアとオランダで2018年をめどに、主力のビール「スーパードライ」の製造・販売を始めると発表した。

 欧州では現在、英国の委託工場などで、年間約100万ケースを製造・販売しているが、欧州でのさらなる事業拡大を狙う。

 記者会見した小路明善社長は、欧州での生産を「早期に現在の2倍の規模にしたい」との目標を示した。

 アサヒは今年に入り、海外展開を強化するため、イタリアやオランダなど西欧のビール会社を約3000億円で買収した。その買収先の工場を活用する。

 アサヒはライバルのキリンHDやサントリーHDに比べて海外展開が遅れている。それを挽回するため、現在、チェコやポーランドなど中東欧5か国のビール事業のほか、ベトナム首位のビール会社についても買収を検討している。

1813荷主研究者:2016/12/04(日) 20:10:46

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00406918
2016/11/16 05:00 日刊工業新聞
ケンコーマヨ、4工場に150億円投資 需要増対応

 ケンコーマヨネーズは卵焼きやドレッシング、フレッシュ総菜を手がける全国4工場で、2019年3月期までに総額150億円強を投資し、生産能力を拡大する。

 業務用の需要増加に対応するため。卵焼きはホテルやレストラン向け、ドレッシングや総菜類は個食ニーズや外食業界の人手不足を背景に、それぞれ売り上げが伸びている。「この流れは今後も続く」(炭井孝志社長)とみており、供給能力を増やして事業機会を広げる。

 ケンコーマヨネーズが設備投資する4工場は、静岡富士山工場(静岡県富士市)、西日本工場(京都府舞鶴市)、関東ダイエットクック(埼玉県三芳町)とダイエットクック白老(北海道白老町)。

 静岡富士山工場と西日本工場はラインの増強、関東ダイエットクックとダイエットクック白老は新工場の建設を考えている。「土地などは交渉中の段階。4工場の案件がほぼ同時にスタートする状況になると思う」(村田隆取締役常務執行役員)とする。

 静岡富士山工場は14年4月稼働の新鋭工場で、一貫生産により生産効率が高い。西日本工場も200ミリリットルの小容量ドレッシング用ラインを新設したばかり。矢継ぎ早の投資でビジネスチャンスをつかむ。

(2016/11/16 05:00)

1814荷主研究者:2016/12/04(日) 20:12:13

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201611/0009672951.shtml
2016/11/17 06:50神戸新聞NEXT
かどや製油、神戸事業所の土地建物売却

 ごま油大手のかどや製油(東京都品川区)は16日、神戸事業所(神戸市東灘区住吉浜町)の土地、建物を約15億円で売却すると発表した。売却先は非公表。

 同事業所は敷地約1万7千平方メートルに鉄筋コンクリート2階建ての工場やボイラー室などを備え、2006年に完成した。家庭用や業務用のごま油などの倉庫として使用し、近畿や中・四国に出荷してきた。固定資産の効率的運用などの面から売却を決めたという。18日に契約を結び、17年3月中旬〜下旬に引き渡す。(横田良平)

1815荷主研究者:2016/12/04(日) 20:50:03

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0340721.html
2016年11/22 06:30 北海道新聞
コーン缶詰、来年も断念 日本罐詰十勝工場 復旧間に合わず

 【芽室】台風10号で被災した日本罐詰(かんづめ)十勝工場(十勝管内芽室町)が、国内シェア75%を占める国産スイートコーン缶詰の製造を、来年も断念することが分かった。製造ラインの復旧が間に合わないためで、来年は業務用の冷凍ホールコーンを中心に製造する。同社に製造委託し、現在販売を休止している食品大手キユーピー(東京)の「アヲハタ」ブランドの缶詰は、来年の販売も難しい見通しとなった。日本罐詰は2018年に缶詰の製造を再開する方針だ。

 今月上旬に契約農家向けに行われた説明会で日本罐詰が伝えた。出席者によると、同社幹部はスイートコーンの加工について「来年は缶詰を諦め、全て冷凍ホールコーンにしたい」「再来年には缶詰の製造を再開できるので、契約面積を戻してほしい」などと伝えたという。

 冷凍野菜の製造設備は早期に復旧できるため、来年のスイートコーンの加工は、軸から実を取り除いて冷凍するホールコーンが中心になるという。

1816とはずがたり:2016/12/08(木) 14:57:50
“再び”「ポッキー」が急成長できた理由
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161128/Itmedia_business_20161128008.html
ITmedia ビジネスオンライン 2016年11月28日 06時00分 (2016年12月2日 00時01分 更新)

なぜ横ばいだった「ポッキー」の売り上げを50億円も伸ばせたのか

 年間で約3000もの新商品が誕生し、そのほとんどが1年以内に消えていくと言われているお菓子業界――。その熾烈(しれつ)な競争が繰り広げられる世界で、今年で50周年を迎えた超ロングセラー商品が江崎グリコのチョコレート菓子「ポッキー」だ。

 1966年の発売当初から人気が高く、現在も同社のチョコレート菓子の中で最も売れている看板商品であり、日本を代表するチョコレート菓子とも言える。

 しかし、実は90年代後半から成長が鈍化し、売り上げは横ばい状態。なかなか、解決の糸口が見えず苦しんでいたのだ。

 そうした中、新しくポッキーの改革を任されたあるリーダーが、売り上げを5年で50億円も伸ばしたのだ。チョコレートマーケティング部の小林正典部長がそのリーダーである。

 彼はどのようにしてポッキーの売り上げを伸ばしたのだろうか。

●“ライトユーザー”の購入頻度をいかにして上げるか

 小林氏がチョコレートマーケティング部に配属されたのは2011年。当時、ポッキーが抱えていた課題は、年間で1〜2回ほどしか購入しない“ライトユーザー”の購入頻度をいかにして上げるかということだった。

 国内でのポッキーの認知率は90%以上。ほとんどの人が一度は食べたことがあるが、「最近は食べる機会が減った」人が増えている、ということが同社の調査で分かった。

 そこで小林氏は、そのライトユーザーに日常的に食べてもらうために、年間5回のプロモーション活動を通じてユーザーとの「タッチポイント」(接点)を増やすことを考えた。…

ポッキーが抱えていた課題はもう1つある。それは子どもの頃はよく食べていたが、年齢を重ねるに連れて離脱していった30代以上の層を呼び戻すことだ。

 ポッキーは若い人だけが食べるもの――こうしたイメージを変えるため、1箱501円(税込)の“高級版ポッキー”「バトンドール」を2012年に開発。デパ地下や百貨店などで販売し、これも人気となった。他にも、2015年はウイスキーと一緒に楽しむことを前提に開発した「ポッキー〈大人の琥珀〉」を3万箱限定で販売。4日で完売となり、話題を集めた。

 こうした取り組みの積み重ねによって、幅広い層のユーザーを獲得することに成功し、ポッキーはたった5年で50億円も売り上げを伸ばしていったのだ。

 この功績に対して小林氏は「良いチームだったからこそ、実現できた」と強調する。どういうことか。

●雰囲気の良いチームが結果を出す

 小林氏はポッキーのほかに、お酒のおつまみ「Cheeza(チーザ)」「CRATZ(クラッツ)」や、「ストレスを軽減する」のコピーでおなじみのチョコレート「GABA(ギャバ)」などのヒット商品をチームリーダーとして手掛けてきた。3000個に1個しか生き残れないという世界で、なぜ“小林チーム”は数多くのヒット商品を生み出すことができたのか。

小林氏は「私が1人でやったものなど1つもありません。結果を出せたのは、チームの雰囲気が良かったから」と話す。


1817とはずがたり:2016/12/15(木) 08:04:35
アサヒ 東欧5か国のビール事業の買収合意を発表
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161213/k10010805301000.html
12月13日 17時29分

大手ビールメーカーの「アサヒグループホールディングス」は、海外事業を強化するため、世界最大手の「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」から東ヨーロッパ5か国のビール事業を買収することで合意したと発表しました。買収金額は8800億円余りで、日本企業による海外のビール事業の買収では、過去最大となる見通しです。
発表によりますと、「アサヒ」は、「バドワイザー」などのブランドで知られる「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」のチェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアの東ヨーロッパ5か国のビール事業を買収することで合意しました。

これらのビール事業は、「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」がことし10月に買収した世界2位の「SABミラー」の傘下にあったビール事業で、各国の規制当局から買収の承認を得るために売却の手続きが進められていました。

買収金額は8800億円余りで、日本企業による海外のビール事業の買収では過去最大となる見通しです。

「アサヒ」は、ことし10月にも「SABミラー」の傘下にあったイタリアやオランダなどのビール会社4社を2900億円余りで買収し、再来年には現地で日本の主力ブランドの自社生産にも踏み切る方針です。

さらに、今回の買収に含まれる世界50か国以上で販売されている「ピルスナーウルケル」などの有力ブランドを生かし、ヨーロッパでの事業を強化することにしています。

1818とはずがたり:2016/12/15(木) 08:19:16

アサヒ、東欧で8883億円買収 ビール製造・販売8社
http://www.asahi.com/articles/DA3S12704517.html
2016年12月14日05時00分

 ビール大手のアサヒグループホールディングス(HD)は13日、ベルギーのビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブから、東欧5カ国でのビール事業を買収することで合意したと発表した。買収額は73億ユーロ(約8883億円)。日本企業による酒類事業の買収では、2014年のサントリーHDによる…

アサヒ、東欧で8883億円買収 ビール製造・販売8社
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20161214000311.html
2016年12月14日05時00分

アサヒ
ニュージーランド インディペンデント・リカーを980億円で買収(2011年)
西欧 ビール4社を2945億円で買収(16年)
東欧 ビール8社を8883億円で買収(16年)

キリン
豪州 ライオンネイサン(現ライオン)を3300億円で完全子会社化(09年)
ブラジル スキンカリオール(現ブラジルキリン)を約3千億円で買収(11年)
ミャンマー ミャンマー・ブルワリーを697億円で買収(15年)

サッポロ
ベトナム ビール工場を建設(11年)

サントリー
米国 蒸留酒大手ビーム(現ビームサントリー)を1兆6500億円で買収(14年)

1819名無しさん:2016/12/18(日) 12:18:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000007-jct-soci
水素水「やっぱりただの水」 国民生活センター調査の唖然
J-CASTニュース 12/16(金) 18:07配信

 国民生活センターが、健康にいいなどとして販売されている「水素水」と水素水生成器の事業者に対し、水素水を飲むことで期待できる効果をアンケートしたところ、最も多い回答は「水分補給」だった。

 また、容器入り水素水10銘柄と生成器9機種を調べ、水素が検出されない銘柄や、表示されている水素濃度より低いものが生成される機種があった。そしてセンターは、販売されているものの広告の中に医薬品医療機器等法や健康増進法に抵触するものがあるとして、行政に対し表示の改善を指導するよう要望した。

■水素ガス検出されなかったペットボトル

 国民生活センターは水素水に関する相談が11年度以降増え続けていることを受け、容器入り水素水10銘柄と生成器9機種のテストと、事業者へのアンケート調査を行いその結果を2016年12月15日に発表した(テスト期間:2016年9月〜11月)。その結果、容器入りではペットボトルの2銘柄で溶存水素(水素ガス)は検出されなかった。また水素ガス濃度表示があり、それに「充填時」「出荷時」時点と記載のあった5銘柄のうち3銘柄は表示値より低い濃度だった。生成器では、水素ガス濃度の表示のあった5銘柄のうち3銘柄が表示値より低かった。

 テストをした商品を扱っている事業者のアンケートでは、水素ガスが入っているかを確認しているに17社がYESと回答したが、2社は、

  「市販されている『水素濃度試験薬』では、弊社商品で生成した水素を正確に判定することができない。」

と回答もした。飲用によって期待できる効果を聞くと、15社(3社は無回答)では「水分補給」が最も多い回答で、「美容」「アンチエイジング」が続いた。

 広告についても触れ、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届出されたものは、現在のところ無いにも関わらず、「老化から守ります」「様々な病気の原因といわれる悪玉活性酸素を無害化する」「アトピーに痒い部分に水素水をつけて下さい」「血液サラサラ」など健康保持増進効果等と受け取れる記載があり、これは医薬品医療機器等法や健康増進法、景品表示法に抵触するおそれがあるとした。

 これらの結果、センターは、事業者に対し広告の改善と水素濃度の適正表示、また生成器で作る水素濃度が場合によって変動するなら具体的な要因を示すようにと要望した。そして、消費者庁表示対策課、厚生労働省医薬・生活衛生局、同省監視指導・麻薬対策課に対し、健康保持増進効果等があると受け取れる記載があり、法に抵触している可能性があるため、表示の改善を指導するよう要望した。

1820名無しさん:2016/12/18(日) 12:18:57
>>1819

「水分補給なら水道水でいいわ」
 水素水を巡っては16年6月10日に国立健康・栄養研究所がホームページ上で、

  「俗に、『活性酸素を除去する』『がんを予防する』『ダイエット効果がある』などと言われているが、ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない」

との研究結果を発表している。有効とされているのはあくまで医療機関が疾病患者に対し行った予備的研究であり、市販されているものでもそうなるという根拠にはならない。水素ガスは腸内細菌によって体内でも産生されているため、それも考慮に入れるべきだ、とした。

 こうした発表にネット上では事業者が水素水の効果で「水分補給」をトップとしたことに笑いが起こっていて、掲示板などには、

  「そんなに凄い効果があったらコンビニでソフトドリンクと同じ枠で売られてねーわw」
  「声出して笑った 」
  「水分補給なら水道水でいいわ」
  「ちゃんとした『ただの水』と証明されたね  よかったね」
  「昔なら雑誌の裏に怪しいメーカーが載せてるようなレベルの商品なのに、景気悪化後は大手メーカーまでこぞってやってたのが悪質だな」

などといった意見が出ている。

 J-CASTニュースが16年12月16日にセンターに取材したところ、効果効能を言えば法に引っかかることを知っていて慎重になり「水分補給」を選んだ会社が多くなったのではないか、と話した。今後は行政からの指導によって広告に「老化から守ります」といったことが示せなくなった場合は水素水の位置付けが微妙になり、やがては消える運命になるのではないか、という質問に対しては、

  「今回は水素水がどんな効能があるかについては調べておりません。研究が進み、それがはっきりした時点からがスタートになるのではないでしょうか」

とセンターの調査担当者は話していた。

1824荷主研究者:2016/12/29(木) 12:17:05

http://www.sankeibiz.jp/business/news/161221/bsd1612210500001-n1.htm
2016.12.21 06:11 Fuji Sankei Business i.
キリンHD、アサヒとの物流提携の拡大検討 コカ・コーラとの連携にも意義強調

 キリンホールディングス(HD)の磯崎功典社長は20日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、「物流や環境など非競争分野では他社との協調を進める」と述べ、傘下のキリンビールが締結したアサヒビールとの物流提携を拡大する方向で検討していることを明らかにした。両社の関西にあるビール工場から来年1月、鉄道などを使って北陸に共同輸送する計画だが、地域を拡大して物流費や二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。

 共同輸送を拡大する地域は、両社の工場がある地域を軸に検討する。時期など詳細は今後詰める。

 一方、日本コカ・コーラグループと協議中の清涼飲料事業での資本・業務提携に関しては、「日本の飲料市場は過当競争だ。再生産できる事業にするためには(他社との)協調も必要だ」と提携の意義を強調。両社は物流や調達などで連携する方針だが、株式を持ち合う比率や時期については「協議中だ」と述べるにとどめた。

 また、2017年度の税制改正でビール類の酒税一本化が決まったことに関しては、「ビールが減税されるのは評価できる」と語った。その上で小規模な設備で製造するクラフトビールなどを強化していく考えを示した。

1825名無しさん:2016/12/31(土) 16:31:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00010004-abema-soci
怒号、泣く店員…ドミノ・ピザに客が殺到し大混乱
AbemaTIMES 12/27(火) 14:52配信

 23日の祝日が金曜日だったことから3連休となった2016年のクリスマス。24日午後7時頃から、ドミノ・ピザでは大混雑が起きた。

 Twitterには「ドミノ・ピザすごい混んでるね…笑」と投稿され、ガラス張りの店内には多くの人が並んでいる。この混雑は1店舗だけではない。他のツイートを見ると「ドミノ・ピザ、大行列笑う」と各地のドミノ・ピザの混雑を伝える様子がネット上に溢れた。

 なぜ全国のドミノ・ピザが大混乱に陥ったのか。それは想定以上の注文が殺到してピザの受け渡しが大幅に遅れたため。店によっては4時間以上遅れた店舗もあり、お客さんが怒鳴ったり、中には泣き出してしまう店員がいるなど、文字通り大パニックになった。

 なぜこんなに大きな混乱になったのか「今はお客様の対応にあたっており、詳細についてはコメントできない」ということだった。実際に利用した客に話を聞くとその要因が分かってきた。それは「1枚買うと1枚無料」キャンペーンを展開していたことだ。お持ち帰り限定のキャンペーンを目当てに、店頭に殺到したという。

 さらに予約注文がダウンしたことも致命傷だった。Twitterには「ドミノピザで予約したピザ取りに行ったらサーバーのシステムがダウンして予約状況がわかないから5〜6枚適当に持っていってくれと言われた」という出来事があったことが報告されている。

 一連の騒動に対してドミノ・ピザは謝罪文を掲載した。

1826とはずがたり:2016/12/31(土) 20:15:45
キリン「午後の紅茶」「生茶」、絶好調の裏に技術あり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00010005-newswitch-ind
ニュースイッチ 12/29(木) 14:50配信

カフェインクリア製法で女性の支持広げる
 キリンビバレッジの紅茶飲料「キリン午後の紅茶」と緑茶飲料「キリン生茶」の看板ブランドが絶好調だ。「午後の紅茶」の今年の年間販売数量は、5000万ケース(1ケースは500ミリリットルの24本換算など)を突破、紅茶飲料で5000万ケース超えは、業界初という。

 同ブランドは、日本初のペットボトル入り紅茶として1986年に発売。紅茶飲料のトップブランドになった。2016年1―11月の販売数量は、前年同期比約9%増。30周年記念商品「エスプレッソ ティーラテ」を10月に発売したほか、基幹商品やホット専用商品が好調だった。

 一方、「キリン生茶」の販売本数も初販売目標の約1・5倍にあたる2500万ケース(1ケースは525ミリリットルの24本換算など)を突破。3月に中身とデザインを刷新、これが消費者の支持を得て、年初の販売目標だった1700万ケースを、6月に2000万ケースに修正。10月には2500万ケースと、2回にわたって上方修正した。
 
 秋以降に発売した「ホット生茶」も、自動販売機やコンビニエンスストアで売り上げが増え「小売り大手からの新規採用も相次いでいる」(キリンビバレッジ)という。

 11月のホット生茶の売り上げは、前年同月比2・2倍。茶葉を低温抽出した後に微粉砕したかぶせ茶を加える新製法で、従来商品にない茶のコクと余韻を実現。キリンビバやキリンホールディングス(HD)の業績をけん引している。

 実は、この2つの商品で注目すべき技術がある。キリン(東京都中野区、磯崎功典社長)の飲料技術研究所が開発した「カフェインクリア製法」だ。緑茶や紅茶に含まれるカフェインを除去しつつ、味や香りなどは維持する独自技術。

 一般的なカフェイン除去方法とは、どこが違うのか。茶葉からカフェインを抜く従来方法は(1)熱湯で溶出させる(2)有機溶剤を使う(3)二酸化炭素(CO2)を超臨界状態にして溶出する―の三つ。いずれもカフェインと一緒にうまみの成分も溶け出してしまうため、味が落ちる。茶の機能成分であるカテキンの働きも失われる。

 それに比べ、カフェインクリア製法は、食品に使われてきた天然吸着剤の酵素に似た働きを用いることで風味や香り、カテキンやポリフェノールなどの機能成分は変えずに、カフェインだけを選択除去することに成功した。

 妊婦などの女性や高齢者は、カフェインを気にする人が多い。同研究所の塩野貴史主任研究員日本茶インストラクター・リーダーは「出産後も女性は子どもへの影響を気にして、カフェイン飲料を控えることが多い。茶飲料はカテキンやポリフェノールが多いため、飲みたいものの、カフェインがあることがネックになっている。男性や高齢者も就寝前、リラックスして飲みたいと思っても同じ理由で飲めない。新技術で飲料市場を広げられる」と話す。

 キリンによると、カフェインを気にする人は2―3割いる。一方でカフェインレス緑茶や紅茶があることを知っている人はまだ1%足らず。PRによりさらに市場を拡大できると見ている。

1827名無しさん:2017/01/08(日) 15:05:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010500798&g=pol
「日本の食」で国際認証=東京五輪へ取得後押し-政府

 政府は、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、国内農家が選手村などに食材を提供する際に必要な、安全性を示す認証取得を後押しする取り組みを強化する。国際的に注目が集まる機会に「日本の食」をアピールし、将来の輸出拡大につなげるのが狙い。具体的には、農場の改修などを含む認証の申請で、農家に補助金を交付する。
 近年の五輪では、選手村や競技会場などで提供される食事に対し、食材の安全性を示す国際的な認証が求められている。東京五輪の大会組織委員会は昨年12月、国産食材について、農産物の国際認証規格「グローバルGAP」や日本独自の規格「JGAP」などの取得を義務付けるとした食材調達基準案を公表した。
 政府関係者は「五輪は日本の食文化を世界に発信する絶好のチャンス。認証取得が進めば輸出拡大の足場になる」と語る。
 ただ、グローバルGAPは、申請手続きに初年度で約100万円の費用がかかる。申請は英語で一般の農家にとってハードルは低くない。農林水産省によると、グローバルGAPを取得した農場は、全国で約400カ所にとどまる。
 国産の米や麦の場合、東京五輪で提供するには認証取得にかかる期間も考慮すると、遅くとも18年春ごろまでに認証申請を行う必要があるが、認証制度は広がっていないのが現状だ。農水省幹部は「このままでは国産食材を十分提供できず、海外産を使わざるを得ない」と話す。(2017/01/05-19:38)

1828とはずがたり:2017/01/11(水) 12:23:49

サントリー、17年ビール類販売目標は+1% 「プレモル」刷新
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20170110046.html
01月10日 14:50ロイター

[東京 10日 ロイター] - サントリービール(東京都港区)は10日、2017年のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)販売目標を前年比1%増の6550万ケースと発表した。

主力商品である「ザ・プレミアム・モルツ」を5年ぶりにリニューアルし、政府が進める「プレミアムフライデー」とも連動させ、プレミアムビールの伸長を図る。

総市場は2%程度のマイナスと、縮小が続くとみている。

2017年計画の内訳は、3%増を見込む「ザ・プレミアム・モルツ」を中心としたビールが前年比同水準、新ジャンルは同2%増を見込む。スタンダードビールの「ザ・モルツ」は、16年539万ケースに対して17年は500万ケースと減少の計画としている。

また、ノンアルコールビールテイスト飲料は4%増の720万ケースを計画している。

2016年の実績は、前年比3%減の6461万ケースとなった。主力のプレミアムビールは2%減となった。水谷徹社長は事業方針の会見で「前半は、他社のキャンペーンなどもあり、スタンダードビール市場が伸びた。デフレ感もあった」と分析。昨年後半から主力3ブランドに徹底集中するという方向に戦略転換したことで、1―8月期に5%減だった「ザ・プレミアム・モルツ」は、9―12月期に3%増とプラスに転じているという。

(清水律子)

1829とはずがたり:2017/01/13(金) 19:45:04
2017.01.10
安倍政権を操るサントリー、「優遇」政策に批判噴出…狡猾な政治家・新浪社長の暗躍
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17681.html
文=編集部

 2016年10月24日の安倍晋三首相の動きに注目したい。
「午後6時57分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の宴会場『AZALEA』でサントリーホールディングスの佐治信忠会長、新浪剛史社長と懇談。麻生太郎副総理兼財務相ら同席。同7時33分、同ホテル発」(16年10月24日付時事ドットコム「首相動静」より)
 懇談会に同席したのは、二階俊博自民党幹事長、高村正彦自民党副総裁、大島理森衆院議長など政府・自民党の要人たちだ。首相が30分余りで退席すると、入れ替わるように菅義偉官房長官が入った。
「まるで閣議だね、集まった顔ぶれは」。宴会場から出てきた甘利明元経済財政政策担当相は、記者団の囲み取材に、こう語った。安倍政権の閣僚のほとんどが顔を揃えていたからだ。
 この会合は、もともとサントリーが自民党税制調査会の幹部を集めて開く懇親会だった。2017年度税制改正の議論が本格化する前に政府・自民党の要人を集めたのだ。

1年前は会合の直後に酒税法見直しを棚上げ

 約1年前の動きを見てみる。
「午後6時45分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の宴会場『AZALEA』でサントリーホールディングスの鳥井信吾副会長、新浪剛史社長と懇談。麻生太郎副総理兼財務相ら同席。7時52分、東京・富ヶ谷の私邸」(15年10月13日付時事ドットコム「首相動静」より)
 この会合の直後、ビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の税率一本化を目指す酒税法の見直しは、16年度税制改正で見送られた。15年度に引き続き2年越しの「棚上げ」となった。
 税制改正の議論が大詰めを迎える矢先の15年10月、野田毅自民党税調会長が解任された。税制改革は党税調の悲願で、野田氏のこだわりが特に強かった。消費税増税に突き進む財務省に不信を募らせた安倍首相は、財務省と一体の党税調の発言力を封じた。軽減税率導入に当たり、財務省が提案したマイナンバー制度を活用した還付方式の「日本版軽減税率」を丸のみしたことを理由に、官邸は野田氏を外した。
 ビール類の税率の一本化を目指してきた財務省は、野田氏という大きな後ろ盾を失った。後釜の党税調会長に就いた宮沢洋一前経済産業相は、酒税法見直しを棚上げした。ビール類の増税を掲げては16年夏の参院選を戦えないというのが、その理由だった。
 官邸が最終的な決定をするかたちで、「政高党低」が鮮明になったといえる。税制でかつて決定権を握っていた党税調の地盤は急低下し、酒税法見直しの先送りとなったわけだ。

官邸が政界工作のターゲット

 税の主導権は、党税調ではなく官邸へ移ったと判断した新浪氏は、政界工作のターゲットを党税調から官邸に替えた。
 その象徴が、16年10月24日のホテルニューオータニでの会合だった。この日の会合に党税調最高顧問の野田氏の姿はなかった。代わって税調の重鎮として記者団に囲まれたのは、税調に送り込まれた首相側近の甘利氏だった。
 新浪氏の安倍首相への接近方法は、他の財界人のようにゴルフ交流のワンパターンではなく、芸術的関心もくすぐっている。
「午後5時37分、東京・赤坂のサントリーホール着。同39分から同55分まで、サントリーホールディングスの佐治信忠会長夫妻、新浪剛史社長夫妻。同6時5分から同7時54分まで、サントリーホール30周年ガラ・コンサートを鑑賞。同57分、同所発」(16年10月1日付時事ドットコム「首相動静」より)
 新浪氏は、安倍首相との間合いを確実に縮めていった。
 16年12月8日、政府・自民党は17年度税制改正大綱を正式決定した。10年後にビール系飲料などの税額を統一する。
 10年というタイムラグを設定させたのは「サントリーの政治力」(業界筋)とみられている。サントリーが主催するホテルニューオータニでの会合の効き目は絶大だった。

1830とはずがたり:2017/01/13(金) 19:45:33
>>1829-1830
ビール業界には10年先延ばしに異論噴出

 現在のビール系飲料の税額は350ミリリットル当たり、ビールが77円、発泡酒は46.99円、第3のビールは28円となっている。20年10月から3段階で、それぞれの税額差を縮め、26年10月に54.25円に揃える。ビールの税額は下がり、逆に発泡酒と第3のビールは上がる。
 税額の統一に合わせて、第3のビールという区分をなくす。財務省は、税額統一でビールの価格は6缶パック商品で1本当たり180円程度から150円台に値下がりするが、発泡酒は130円程度で変わらないと試算する。
 ビール系飲料の税額を10年かけて統一することに業界からは異論が噴出した。
 ビール比率が高いアサヒグループホールディングスとサッポロホールディングスには、税額統一は間違いなく追い風だ。ビールの売り上げ構成比率は、アサヒが60%、サッポロが60%弱だ。数量効果もあってアサヒが絶対的に有利だが、10年先延ばされたことには納得がいっていないようだ。
 アサヒの小路明善社長は「早期に下げてほしい」と求めた。税額を下げる時期が遅れるほどメリットを生かしにくくなるからだ。また、サッポロの尾賀真城社長は「減税額は満足できる水準ではない」として、ビールのさらなる減税を求めた。早期に店頭価格が下がれば、ビールの販売を伸ばせるという期待があるからだ。

一方、キリンホールディングスのビール比率は37%で、発泡酒・第3のビールは63%。3つのアイテムのバランスが取られているが、発泡酒や第3のビールは増税となれば販売が落ちかねない。キリンビールの布施孝之社長は「税額一本化までの工程が盛り込まれたので、今後は具体的な商品戦略に反映させる」とし、ビールの定義変更を前向きに受け止め「クラフトビールなど若者に楽しく飲んでもらえる商品提案にチャレンジする」と意欲を燃やす。ただ、キリン幹部は「税額統一までの期間が長くなれば、(それだけ)不利にならない」と“本音”を明かし、統一まで10年かける案を歓迎した。

サントリーの政治工作の成果

 酒税額の改正で、もっとも打撃が大きいと見られていたのがサントリーである。同社は上場していないため、詳細な売り上げデータは公表していないが、16年1〜6月の出荷量ベースで見ると、ビールが35.1%、発泡酒は0、第3のビールが64.9%となっている。
 数字だけで見ると、サントリーは「第3のビール」メーカーなのである。その第3のビールの税額が上がれば、ビール比率が他社より小さいサントリーにとってダメージが大きいため、先送りは絶対的に必要だ。10年かけることで、ビールへ本格的にシフトができるからだ。
 それでも、新浪氏は「今後の景気動向を踏まえ、(酒税の一本化は)実施されると認識している」とクギを刺すことを忘れていない。
 10年先送りした決着の舞台裏を12月15日付日本経済新聞は、こう報じた。
「3段階に分かれる酒税は日本独特。世界で売れない第3のビールの開発と熾烈(しれつ)なシェア競争にメーカーも限界を感じていた。『(第3のビールの)金麦はビールになってもブランドとして生かせる』。慎重だったサントリーも11月初旬には容認のサインを財務省に伝えた。
 昨年まで財務省が温めていたのは7年かけて税額を統一する案だ。今回さらに緩めて税額変更は2017年度から3年間は手をつけず、20年10月からにした。官邸には『18年9月の総裁任期までは手をつけない』(財務省幹部)ことをアピールしたのだ。」
 新浪氏は、政府の経済財政諮問会議の民間議員である。アベノミクスを積極的に支持する論客という役回りを、ずっと演じ続けている。13年1月から産業競争力会議の民間議員、14年9月から日本経済の司令塔である経済財政諮問会議の民間議員を務めている。
 サントリーの社長と経済財政諮問会議の民間議員という二足の草鞋を履く理由が、これではっきりとしてきた。佐治会長は、政権中枢に新浪氏を送り込み、サントリーに不利になる政策を回避するのが狙いだったのだ。いわば、「トロイの木馬」作戦だ。
 新浪氏は“政治工作者”の役割を完璧に果たしたといえる。
(文=編集部)

1831名無しさん:2017/01/14(土) 18:40:26
「今回は、龍角散さんに救われた」 龍角散本社が“神対応” ドーピング騒動、発信源の選手に見せた気遣い
withnews 1/14(土) 7:00配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00000001-withnews-sci

1833とはずがたり:2017/01/16(月) 17:41:49
>ビール、発泡酒、第三のビールの3つのジャンルが、すべてマイナスとなったのは初めて
麦酒メーカーは売りだな(;´Д`)

“ビール離れ”止まらず、12年連続で出荷量 過去最低
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170116/Tbs_news_81994.html
TBS News i 2017年1月16日 14時36分 (2017年1月16日 16時30分 更新)

 ビール離れが止まりません。
 発泡酒や第3のビールを含めた「ビール類」の去年の出荷量は4億1476万ケースで、前の年と比べて2.4%減少しました。12年連続で過去最低を更新しています。外食市場の低迷で業務用のビールや発泡酒が大きく落ち込んだことや、台風などの天候不順で夏場に出荷が減ったことが要因です。

 また、ビール、発泡酒、第三のビールの3つのジャンルが、すべてマイナスとなったのは初めてです。一方で、ウイスキーやワイン、チューハイなどの販売数量は伸びています。(16日11:00)

1837とはずがたり:2017/01/31(火) 20:59:44

2017年 01月 31日 19:24 JST
ブラジルからキリンビールが完全に消えることはない=キリンHD社長
http://jp.reuters.com/article/brazil-kirin-idJPKBN15F11O?rpc=188

[東京 31日 ロイター] - キリンホールディングス (2503.T)の磯崎功典社長は31日、記者団に対し「キリンビールがブラジル市場から全く消えてしまうことはない」と述べた。ブラジル事業を行う子会社のブラジルキリンの売却交渉を行っていることは認めたうえで、結論は出ていないとし、ブラジル市場での「一番搾り」の販売を継続したい考えも示した。

磯崎社長は、業績が回復基調に入り「ようやく、他社から声がかかるレベルに持ってくることができた」とし、オランダのハイネケン(HEIN.AS)をはじめとして、複数社から買収の声が掛かったことを明らかにした。

そのうえで「(売却について)話し合っていることは確か。後はいろいろな交渉次第」と述べた。また、自主再建も排除しない考え方も改めて示した。

キリンは2011年に約3000億円を投じてスキンカリオール(現ブラジルキリン)を買収、ブラジルに進出した。

(清水律子)

1839とはずがたり:2017/02/13(月) 16:31:21

>ただし契約では、ペプシコが日本国内でスナック事業は営まないことと、カルビーの海外事業の展開においてペプシコからなんらの制約を受けないことを盛り込んだ。ペプシコはスナック菓子では世界最大手だ。

カルビーを「数学」から「算数」の会社にしたら増収増益になった
http://diamond.jp/articles/-/117611
松本 晃 [カルビー代表取締役会長兼CEO] 【第2回】
2017年2月13日

私がカルビーでやったこと

?カルビーの経営における私の取り組みは、「コスト・リダクション」と「イノベーション」の2つが根幹である。これは2009年6月にカルビーの会長兼CEOに就任以来一貫して変わらない。おかげさまで就任以来、増収増益を続けてきたが、これは逆に言えば、カルビーはそれまで持てるポテンシャルを十分に発揮できていなかったからだとも言える。

?経営トップに就任するにあたり、私には2つのミッションが与えられていた。1990年代後半から延々と交渉を続けていたが合意に至っていなかったペプシコとの資本・業務提携に決着をつけること。もう一つが上場に向けた体制整備である。

?ペプシコとの資本・業務提携は、思いの外あっさりと決着した。ペプシコがカルビー株式の20%を保有する。一方、カルビーはペプシコのスナック菓子販売子会社の日本法人(ジャパンフリトレー)を100%子会社化する。業務提携はおいおい具体化していくが、提携契約の筋はこれだけである。

?ただし契約では、ペプシコが日本国内でスナック事業は営まないことと、カルビーの海外事業の展開においてペプシコからなんらの制約を受けないことを盛り込んだ。ペプシコはスナック菓子では世界最大手だ。カルビーが国内シェアを高めることはコスト・リダクションにつながる重要な取り組みになるし、海外事業への取り組みはイノベーションの重要な柱の一つである。ここで横やりが入るのは避けておきたかった。

「どうして、この程度の交渉に11年もかけていたのか」と思ったが、「ゆっくりと時間をかけて検討しましょう」と言っているから埒があかなかったのだろうと推測する。「世の中で一番高いものはなんだ」と言えば、それは時間だ。時間には限りがある。だから交渉では、「これはいついつまでに決める」を、最初に決めておく。合意内容の中身の問題ではない。「そういう前提で、これとこれはこうしませんか」と提案したらペプシコも承諾した。

?一番もめたのが、ペプシコのカルビーへの出資にあたってのカルビー株の評価価格だった。ペプシコは「1株3万円で買う」とオファーしてきた。しかしカルビー側は「1株10万円で売りたい」と互いに譲らない。取り付く島もない価格差だった。

?でも私は、アメリカのビジネスマンでも「親方星条旗」で、実はいくらでもいいのだと予測していた。要するに、高い金を払っても経営陣や株主が納得するような理屈があればよいのだ。必ずしも「カルビーには素晴らしい将来価値があるのだ」と納得させたのではなく、「他人を納得させられる理屈を与えること」で最終合意にたどり着いた。株価は10万円に近い価格で妥結した。ペプシコにとっては約100億円の出資だった。

?その後、カルビーは2011年3月11日、東日本大震災の当日に上場した。そして、株価は上昇を続け、最高値では10倍超になったから彼らも大儲けである。

?ペプシコとの提携を機に、会社も「経営の監督と執行の分離」を導入した。いわゆる社外取締役を中心とする米国型の企業統治への移行だ。2005年に創業家3代目の松尾雅彦氏から社長を譲られた中田康雄社長以来、地道に取り組まれてきた「創業家を離れ、パブリックな企業をめざす」という経営改革の一つの到達点だった。

?当時としては先進的な経営モデルの投入であり、上場審査でも取り組みを歓迎されるような状態だった。

?私は淡々と取り組んだものだが、その大きな理由は、自分のお金に絡む話ではなかったからだ。身も蓋もない言い方だが、「他人のお金」だからできた。そのあたりの心情は、別の機会に譲ろう。

1840とはずがたり:2017/02/13(月) 16:31:34

高い志がある優れた会社だったからこそ緩い

?カルビーは、創業家の高い志と優れた経営能力、商品開発力で成長してきた会社だった。そもそも3代目社長の段階で、「パブリックカンパニーへの移行」を決断するというのも、やはり優れた経営感覚であり、その背後には「会社は、世のため人のため」という強い意識があったのだろう。

?また「カルビーキャラメル」をヒットさせて創業期の基盤を固めた後、「かっぱえびせん」「ポテトチップス」というメガヒット商品を連発した商品開発力も並大抵ではない。私は創業者とは面識はないが、心から尊敬できる経営者だ。

?ただ私が会長兼CEOに就任した当時は、国内市場の低迷やヒット不在で成長が踊り場を迎えていたのも事実だった。また優れた創業家にリードされていただけに、社員の仕事観がどこか緩い、切迫感のないものにもなっていた。よいところは本当によいのだが、それが会社の弱さの原因にもなる。以下は、そんな話である。

?私流に言えば、カルビーは「必要条件は十分に満たしているが、十分条件は満たされていない会社」に見えた。必要条件とは、世のため人のための会社であることだ。カルビーは、これは本当に優れている。

?一方、十分条件とは儲けることだ。しかしカルビーには「本当に儲けたいという気があるのか」と思えるほど気がないように思えた。

?オリンピックに出場したら、「なにがなんでも金メダルを獲る」と宣言する選手がいる一方で、「銅でもかまわない」「出場できただけで満足」という選手もいる。カルビーの儲ける気のなさは、まさに「出場できて幸せ」ぐらいの気分と同じなのである。

?これは一般論だが、従来の日本の企業のほとんどは儲けなくても死ぬことはなかった。昨日があり、今日があり、明日がある。業績に変動はあっても死を宣告されるような事態にはならなかった。それが許されていた時代でもあった。

?しかし今は違う。根が脆弱な日本企業は、環境の大変化にまったく太刀打ちできないでいる。三洋電機は7万人の社員が7000人になった。シャープは迷走の果てに台湾企業の傘下に入った。ソニーも、青年時代の私たちが知るような「半導体の可能性をしゃぶり尽くす」ような革新的な商品を生むことができなくなった。

?今日の日本の誇りはトヨタ自動車だが、トヨタとてもどう転ぶか分からない時代だ。カルビーならば対応を間違えば3年で潰れると思う。本当に吹けば飛ぶような存在なのだ。

?そういう危機感を抱いている経営者は意外に少ないのではないか。「赤字を出さなければいいじゃないか」ぐらいの勝負観でやっている。昔は「勝つか負けるか」だった。今は「勝つか死ぬか」しかない闘いの時代だ。バブル崩壊前まで13行あった都銀が、今や3つのメガバンクに集約されているのが象徴的だ。「負けに不思議の負けなし」で、負けるには必ず理由がある。

?カルビーが十分条件を満たせるようになること。そのための基本方針が、冒頭に挙げた「コスト・リダクション」であり、「イノベーション」だ。

?具体的には、国内スナック菓子市場で60%以上のシェアを目指し、売上高営業利益は15%を達成する。2009年3月期には3.2%だったが16年3月期には11.4%まで上げた。さらに海外売上高比率を30%以上に高め、グローバル食品企業への脱皮を目指す。

?前述したように、私が経営トップに就いてから増収増益を続けられたのは、カルビーが優れたポテンシャルを備えていたからである。皮肉屋の言い方をすれば、経営層が経営資源を生かし切れていなかったにすぎない。

契約農家制度の素晴らしさが、経営を複雑にしていた

?カルビーが持っていた極めて先見的で高いポテンシャルの例を挙げると、ジャガイモ(馬鈴薯)を作る農家との調達契約だった。

1841とはずがたり:2017/02/13(月) 16:31:46

?カルビーが国内で調達する馬鈴薯の約8割が北海道産だ。2016年には北海道を大型台風が襲い、農作物に壊滅的な被害が出た。しかし十勝、上川、網走の契約農家がいなければ、カルビーは今頃、原料調達で四苦八苦していたことだろう。

?ただ、この調達契約が経営の足枷にもなっていた面もあった。麦のように種を蒔けば実る作物と違い、馬鈴薯の栽培には栽培中の土盛りや害虫対策など非常に手間がかかる。なのに、かつては年間の調達(購入)量が契約で決まっていて、農家は豊作になると余剰分の販売に苦労していた。豊作だから相場も安い。これは契約農家にとっては困った課題だった。だから翌年は作付け面積を減らす。すると結果的にカルビーの原材料調達も不安定になってしまっていたのだ。

?そこで収穫分は全量買い取る契約に改めた。買い取る値段も決めておく。農機具のリース料などの負担が大きければカルビーから貸し出す方法も取り入れた。資金があれば、後継者のための計画的な投資や後継者教育にも力を注げる。実際、跡取りの息子をオーストラリアやアメリカの農業大学に留学させている農家もあると聞く。

?契約農家制度とは優れた取り組みだった。しかし手直しが必要でもあったのだ。「全量買い取りとは剛毅なことですね」と皮肉を言われたこともあるが、カルビーにとってのメリットも大きいのだ。工場の稼働率が上がるのである。

?カルビーの営業利益率の低さの一因は、工場の稼働率が低く固定費が高い点にあった。弱みだったと言ってもいい。カルビーは全国に15の工場を持ち、そのほとんどが大消費地の近くにある。スナック菓子は空気を運んでいるようなものなので、運賃を抑えるために必然的に編み出された工場配置だった。

?ところが、どの工場も稼働率が低い。私が経営トップに就任した時の稼働率は約6割。そんなに稼働率が低くては、売り込みに力が入らない。もっともな話だ。現在は平均すると9割を超えた。

?契約農家から買い入れた全量の馬鈴薯は、とにかく工場で商品にする。あとは売るだけである。「なにがなんでも売り尽くせ」と発破をかけた。営業担当は売る基礎力はあるから、そこそこに売ってくる。だからカルビーは増収を続けている。

?こう考えたのだ。従前のカルビーは「3次元方程式」だった。つまり購入と生産と販売のバランスに苦労していた。こんな3次元方程式を調和させることなど私にはできない。だから「1次元方程式にする。数学から算数に改めるのだ」と宣言した。

?馬鈴薯は全量を買う。まずこれで終わり。買ってきたものは、とにかく商品にする。これで終わり。そしてとにかく売る。これもここで終わり。営業担当者には、「時には売りにくい商品がある。その際には値下げしてでも商品を売り切れ」、商品開発の担当者には「調達した馬鈴薯を使い尽くすぐらいの新商品を考えろ」と言い続けてきた。

?それは考えてみれば誰にでも分かる理屈だ。スーパーやコンビニの棚に1個100円で置いてあって1個も売れないでいるのと、80円にして10個売るのではどちらが商売になるか。お店は商品が動くから置いてくれるのであり、こちらが動かせれば置いてもらえるのだ。とにかく動かすための工夫を考える。それだけでいい。理屈が簡単ならば誰もが実行できる。

?当時は競合会社に比べ末端価格が随分高かった。デフレの時代にそれではいくら商品が他社に比べて良くても買ってもらえなくなっていた。製造コストを下げ、その下がった分は顧客に還元した。すると顧客はカルビーに戻ってきた。シェアが上がると生産での固定費が圧倒的に下がった。

航空機のコックピットでなくクルマのダッシュボード

?会社にある仕組みでよいものはよりよくし、ダメなものは使い方を止める。後者の代表例がITを活用したデータマネジメントの伝統だった。

1842とはずがたり:2017/02/13(月) 16:31:58

?カルビーは大変なIT先進企業で、IT投資にも積極的だった。今で言うデータマイニングにも早くから取り組んでいたが、何事も過ぎたるは及ばざるが如しで、データマネジメントをやり過ぎると使いきれないし、実際難しすぎた。と同時にデータ主義に陥り、現場感覚が薄れてしまう。

?ITやデータを否定しているのではない。そうではなく「航空機のコックピット」ではなく「クルマのダッシュボード」ぐらいのデータ管理がちょうどいい、と思うのだ。3次元方程式を1次元方程式にした途端、誰もが実行すべきことが見えてきたように、測るものが少なくなればそれだけ仕事の見通しがよくなる。

?ちょっと横道にそれるが、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)日本法人の社長時代に、ERP(Enterprise Resource Planning=経営資源の有効活用と最適化計画の策定を支援するシステム)の導入に取り組むことになった。J&J本社が熱心で、日本法人にも活用を促して70億円ぐらいのIT投資を行った。

?しかし社長である私には、ERPをありがたがる意味がまったく分からなかった。実際、分かって使っている人など1割ぐらいだろう。それなのにシステムベンダーは、「もう取り組まないと遅いですよ」と盛んに煽る。

?分からないまま仕事を変えるほど悔しいことはない。説明会に出たり、専門家にアポを取って話を聞いたり、本もたくさん読んだ。そしてある時、「あ、なるほどそういうことか」と、ある著名な経営者から学んだ。

?ERPの神髄とは「ミニマイゼーション、オプティマイゼーション、マキシマイゼーションの3つなのだ」と。要するに無駄は省き、それを最適化する。その上でビジネスの最大化を目指す。本当の神髄はもっと複雑なのかもしれないが、私にとってはこの気づきで十分だった。

?幕張のイオンでポテトチップスが何個売れたかなどはデータをもらえるのだからすぐに分かる。数字は、100万は100万であり、1億は1億であり、正直でうそをつかない。だから変化もきちんと姿を現す。

?大事なのはここからで、データとは、なるべく少ないデータから頭を使って仮説を立てて検証するためにあるものだと思うのである。たくさんのデータがあると、仮説を立てにくくなる。

?仮説を立てたら現場で確認する。これが2つ目の重要な点だ。例えばコンビニでは、中食が人気で棚の占有率も高まっている。そのあおりでスナック菓子の棚が減っている。棚が減るのは実はカルビーにはチャンスだ。売れる商品しか置いてもらえないが、カルビーの商品はだいたい売れるから棚に占める割合もだんだん独占状態になっていく。

?その上で、ある時は8割がカルビー製品だったのに、次に行くと6割になっている。「これはおかしい」となる。それは営業の問題なのか、新商品の開発ピッチが遅いのか。何かの問題があるから棚の占有率は減っているのだ。だからこそ数字を見ることと現場を見ることが両輪になった活動ができていなければ、どんなに解析スピードの速いITを導入してもなにも意味がない。

?私は毎週日曜日に3時間ほど散歩している。半分が純粋な散歩で、半分がスーパーやコンビでの定点観測だ。スーパー4軒、コンビニ6軒をじっくりと見て回っている。特にコンビニは1週間単位で売り場が変わるので、定点観測をしている効果は大きい。

?現場をじっくりと見て、数字を見て仮説を立てて検証する。この1次元方程式で十分だ。

カルビーの成長を牽引する商品に生まれ変わった「フルグラ」

?コスト・リダクションと同時に掲げるイノベーションのなかには、「6つの成長戦略」の一つとして「新商品開発」を掲げている。カルビーの面白いところは、化ける商品を持っていながらも燻らせたままの商品があったことだった。25年前、1991年に発売された「フルーツグラノーラ」である。

1843とはずがたり:2017/02/13(月) 16:32:55
>>1839-1843
?商社員時代は、アメリカ出張を繰り返し、農機具を売り歩いていた。安ホテルを転々として朝食はシリアル。「アメリカ人は、どうしてこんなまずいもので済ませられるのだ」と不思議でしようがなかった。

?ところがカルビーに入社して間もなく「フルーツグラノーラ」というシリアルがあることを知った。食べてみたら美味いではないか。どうしてこんな美味しいものが売れていないのか不思議でならなかった。ここがまたカルビーの不思議というか甘いところで、一度発売したものは休止にしないで、かといってテコ入れもせずにじっくりと持ち続けているのである。

?家族や友人に試食してもらった。朝の散歩に持っていって、公園にいる知人たちにも配った。そうしたら誰もが、「美味い」と言ってくれる。俄然、本気になった。担当者にその点を指摘すると、「外から来た素人が訳の分からないことを突然言い出した」と、まったく乗り気ではない。そこでCEO直轄にして商品を一から見直した。

?売るにはシナリオが必要だ。まず商品名を変えた。「フルーツグラノーラ」では長い。日本人はだいたい3〜4文字を好む。マクドナルドはマックだし、スターバックスはスタバだ。木村拓哉はキムタク。「ならばフルグラにすれば」と即決。

?その次は、誰に売るかである。売り場に置いてもらえれば誰にでも買ってもらえると考えるのは甘い。まずはマーケットセグメンテーションで、最終的に決めたのが「働く女性」たち。

?なぜなら彼女たちが一番困っているのが「時短」だったからだ。例えば横浜市在住で働く女性たちの36%は朝食を食べない。嫌いなのではない。食べる時間がないのだ。東海道線や田園都市線の沿線から通えば電車は混むし、時間もかかるので早く家を出たい。「時短をアピールしよう」と2つ目のシナリオができた。

?3つ目が「食物繊維と鉄分」。フルグラは、オーツ麦や玄米などの穀類が主原料だ。その食物繊維としての特性で便秘を防ぎ、鉄分が多いのは貧血の多い女性にもよいのではないか。

「よし、これでやってみよう」と指示を出すと同時に、流行に敏感であるが故に流行離れも早い女性の後に狙うターゲットへの対策が急務だと感じていた。そこで据えたのが50歳以上の中高年だ。キーワードは「減塩」で、「血圧上昇を抑える」だった。

?いわゆる高血圧症と認定された日本人は4000万人いるそうだ。和食は美味しいが、和風の朝食を一食摂ると塩分は4.5グラムある。しかしフルグラならば牛乳やヨーグルトと混ぜて食べても0.5グラムだ。「減塩朝食」というキャッチコピーを前面に出すことにした。

?ところが売り出すと、中高年でも実は時短が大きな購買理由であることが分かってきた。中高年も朝には、あまり時間をかけたくなかったのだ。

?次は男性、そして子どもマーケットへとフルグラを浸透させていく。2011年にフルグラと改称してから売上は急増している。16年3月期には、フルグラは前期比80億円近く売上を増やして223億円になった。定番商品としての地位を固めようとしている。私は2020年前に500億円商品になると確信している。カルビーの成長を牽引する古くて新しい商品だ。

?実はフルグラの取り組みでは、従業員に知ってもらいたいことがあった。なんでも宣伝費をかけたりすれば売れると思っている。もちろん宣伝費を使ってもかまわないが、もっと大事なことがある。

?ビジネスはお金を遣うよりも頭を使う方が絶対面白い。このことを、カルビーの従業員に理解してもらうケースとして、フルグラは実践の材料だ。

(カルビー会長兼CEO?松本晃)

1845とはずがたり:2017/02/15(水) 05:55:53

2016年9月26日
ニュース・解説
トクホ、初の表示許可取り消し…「報告怠り悪質性高い」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160926-OYTET50036/

 消費者庁は23日、日本サプリメント(大阪)が販売している特定保健用食品(トクホ)のサプリメント「ペプチドエースつぶタイプ」など6点が、関与成分の含有量が必要な量を満たしていないなどとして、表示許可を取り消した。


 取り消しは1991年に制度が始まって以降、初めて。

 同庁によると、商品にはカツオ節由来の関与成分が1日摂取目安量で5ミリ・グラム含まれるとして、「血圧が高めの方に適した食品」と表示していた。しかし同社が自主検査したところ、5ミリ・グラムに満たないことが2014年3月に判明。「糖の吸収をおだやかにする」と表示した別の商品では、関与成分が含まれていないことが分かり、合わせて今月15日に同庁に報告していた。同庁は「2年以上報告を怠り、悪質性が高い」としており、異例の取り消しに踏み切った。



元の記事を読む
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160926-OYTET50036/#csidx5c02b127bb6617da6990f615b573254
Copyright c The Yomiuri Shimbun

1846とはずがたり:2017/02/15(水) 20:30:09
オリーブ油10%値上げ、イタリアで不作 日清オイリオ
18:14朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK2H5GJXK2HULFA01G.html
オリーブ油10%値上げ、イタリアで不作 日清オイリオ
日清オイリオグループの「BOSCO エキストラバージンオリーブオイル」=同社提供
(朝日新聞)
 製油大手の日清オイリオグループは15日、販売している「BOSCO」ブランドのオリーブオイル14商品をそれぞれ約10%値上げすると発表した。4月1日納入分から実施する。

 イタリアでは昨年8月以降、雨が多く、オリーブの実を食べるハエ「オリーブミバエ」が発生。被害に遭うオリーブの実が増え、今冬は昨冬の半分程度の収穫になる見通しになり、オリーブオイルの値段が急騰している。ギリシャ、チュニジアなど他の主要生産国も不作という。

1849とはずがたり:2017/02/20(月) 21:31:19
湖池屋の高級ポテトチップス、さらに1種類の販売休止
ITmedia ビジネスオンライン 2017年2月20日 14時43分 (2017年2月20日 14時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170220/Itmedia_business_20170220046.html

「魅惑の炙り和牛」味に続き、「松茸香る極みだし塩」味の販売も一時休止する

 湖池屋は2月20日、ポテトチップス「KOIKEYA PRIDE POTATO」の「松茸香る極みだし塩」味の販売を一時休止すると発表した。当初の販売計画を大幅に上回り、「十分な供給量を確保できない状況」になったため。14日に販売休止を発表した同ブランドの「魅惑の炙り和牛」味に続き、3種類のうち2種類の販売を一時休止する。

 「KOIKEYA PRIDE POTATO」は6日から販売している新ブランド。「魅惑の炙り和牛」味、「秘伝濃厚のり塩」味、「松茸香る極みだし塩」味の3種類を展開していたが、当初の販売計画を大幅に上回り、「十分な供給量を確保できない状況」(同社)となったため「魅惑の炙り和牛」味の販売の一時休止を14日に発表していた。

 残りの2種類に生産を集中して安定供給を図るとしていたが、「松茸香る極みだし塩」味についても安定供給のめどが立たないことから販売休止を決めた。

 同社は今後、「『魅惑の炙り和牛』味、『松茸香る極みだし塩』味ともに、できるだけ早い時期に販売を再開できるよう努力していく」としている。

1850とはずがたり:2017/02/24(金) 16:32:56

森永製菓・乳業が統合協議=売上高8000億円
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170224X987.html
11:40時事通信

 森永製菓と森永乳業が経営統合する方向で協議していることが24日、分かった。実現すれば、両社合わせた売上高は8000億円弱となり、菓子・乳業メーカーとしては最大手の明治ホールディングスに次ぐ規模になる。少子高齢化で国内市場が縮小する中、統合によって商品開発力の強化や海外展開を急ぎ、生き残りを図る。

 2018年4月をめどに持ち株会社方式で経営統合する案が有力。統合比率などは今後詰める。両社は同日、「経営統合に限らずさまざまな可能性について検討している」とのコメントを発表した。

 両社とも商品点数の絞り込みなど構造改革に取り組んでおり、業績は好調だ。森永製菓は高カカオチョコレート「カレ・ド・ショコラ」、森永乳業は高濃度ヨーグルト「パルテノ」など特長のある商品が伸びている。一方で、他の食品メーカーに比べて手薄な海外事業や、健康を切り口にした高付加価値商品の開発強化が共通の経営課題となっている。

1852荷主研究者:2017/02/26(日) 18:00:34

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170220/bsc1702201738005-n1.htm
2017.2.20 17:38 Fuji Sankei Business i.
サントリー食品、海老名にコーヒー豆焙煎工場を建設へ 「BOSS」用を来年夏から生産

 サントリー食品インターナショナルとグループ会社のサントリーコーヒーロースタリー(神奈川県厚木市)は20日、海老名市に缶コーヒーの「BOSS」に使われる豆焙煎の新工場を建設し、2018年夏から生産を開始すると発表した。投資額は20億円。17年4月から着工する。工場の新設で豆焙煎の生産能力を現在の1・6倍に増やす。

 BOSSはサントリーコーヒーロースタリーの大山厚木工場や外部の委託工場で、コーヒー豆を焙煎してから製造している。

 缶コーヒー市場はカフェやコンビニエンスストアなどとの競争も激しくなっており、サントリー食品はコーヒー豆の焙煎の品質や生産能力の強化が必要と判断し、海老名工場の新設を決めた。新工場に高機能焙煎機を導入し、多種多様な香味づくりを行う方針だ。

 新工場の敷地面積は約9000平方メートル、延べ床面積が約5000平方メートルで、生産能力は年約1万4000トン。新工場にはBOSSブランドの品質へのこだわりを体感できる体験型セミナールームも併設する。

1853とはずがたり:2017/02/27(月) 15:01:27
午後ティの圧倒的なブランド力を何処か崩す会社が出てこないのか!?競合他社,とりわけサントリー辺りの奮起を期待するものなり。

キリンのビールが売れなくなった本当の理由 海外強化の陰で「犠牲」になった国内シェア
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-160180.html
06:00東洋経済オンライン

「圧倒的な成功体験が邪魔をして、競合対策が遅れてしまった」。キリンビールの布施孝之社長は、かつて8割を誇ったノンアルコールビールの国内シェアが、10年足らずで1割にまで落ち込んだ原因をそう分析する。

2月8日、同社はノンアルビールの新製品、「零ICHI(ゼロイチ)」を4月11日に発売すると公表した。主力ビール「一番搾り」と同じ製法を用いた、ビールに近い味わいをCMや店頭販促で大々的に訴求し、2020年にシェア3割までの回復を狙う。

発売1年でシェア急落
2009年に発売した「キリンフリー」は、既存製品が微量のアルコールを含んでいたのに対し、競合他社に先駆けてアルコール0.00%を実現。年間の販売数量目標を2カ月ほどで達成するという大ヒットを記録したものの、翌年からサントリービールやアサヒビールが相次いで「オールフリー」や「ドライゼロ」といった競合品を投入すると、急速にシェアを落としていった。

キリンビール商品開発研究所の土屋義徳所長は「ノンアルへの広告・販促投資をしっかりしていれば、あれほど落ちなかったはず」と振り返る。

このとき、親会社であるキリンホールディングス(HD)の目は国内ではなく、海外に向いていた。

2007年以降、キリンHDが海外でのM&Aに投じた資金は1兆円を超える。2代前の加藤壹康元社長は豪州事業拡大のため5000億円超を出資。2011年に三宅占二前社長は約3040億円でブラジルのビール大手を買収した。いずれも、人口減少で縮小する国内ビール市場を憂えての一手だった。

犠牲になった国内ビール事業
海外への投資を急速に増やす一方で“犠牲”になったのが、売上高の3割、営業利益の5割を占める国内ビール事業だった。資金を海外に振り向けた分、キリンビールは2007年以降、広告・販促投資を800億円前後に抑制した。

そのため、1000億円前後の投資を続けた競合のアサヒに、国内ビール類のシェアを一気に奪われていった。キリンフリーも、広告・販促投資抑制のあおりを食った製品の一つだった。

代償を払ってまで進出した海外でも、目算が外れた。豪州など海外では現地経営陣を信頼し不干渉を貫いてきたが、ブラジルではそれが裏目に出たのだ。急速な現地通貨安による輸入原料コストの高騰もあったが、価格戦略の失敗などで販売数量が大幅に減少した。

キリンHDは2015年12月期には1100億円の減損損失を計上し、この2月13日には全株式を蘭ハイネケングループに売却し、撤退すると公表した。

豪州事業も盤石とはいいがたい。酒類部門こそ営業利益率25.8%を誇るが、飲料は牛乳などの低価格競争で利益率が4%程度にとどまる。

結果、売上高は海外投資を加速した2007年の1.8兆円から2016年に2.07兆円まで増えたが、営業利益率は6.7%からわずか0.1ポイントの伸びにとどまる。1兆円超の投資のリターンとしては、あまりにも不十分だ。

1854とはずがたり:2017/02/27(月) 15:01:40
>>1853-1854
国内ビールをどう立て直すのか

課題は国内にも山積している。飲料子会社のキリンビバレッジは、リニューアルした「生茶」の販売数量増や会計方法変更による償却費用減などで、1.5%だった営業利益率が2016年に4.9%に急回復したものの、シェアは4位にとどまり上位メーカーの背中は遠い。

米コカ・コーラ本社との資本提携は破談に終わったが、国内のコカ・コーラ製造販売会社との業務提携に向けた協議は続ける方針だ。

キリンHDの磯崎功典社長は「自社だけの取り組みでこれ以上の収益性を実現するのは難しい。物流や製造などの面で、他社との提携を模索し続ける」と語り、アサヒ飲料や伊藤園など、グループを超えた複数社との提携の可能性もにおわせる。

だが、飲料事業のテコ入れ以上に急ぐべきなのは、国内ビール事業の復活だろう。磯崎社長は就任直後の2015年に、広告・販促投資を1000億円近い水準に回復させた。一番搾りブランドに投資を集中させたことで、販売数量が前年比で4.2%伸び、6年ぶりにシェアが改善した。

2016年も投資水準を維持したが、新ジャンル(第三のビール)でアサヒに競り負け、再びシェアが下落している。

2017年は冒頭のノンアルや新ジャンルの強化に加え、一番搾りブランドのテコ入れを継続する計画だ。

痛手を被った海外では、ベトナム政府が国営ビール大手の売却を表明。海外で残された「最後の大型案件」ともいわれ、多くのビール会社が興味を示す。買収金額は2000億円にも達する見込みで、磯崎社長も「たいへん魅力的な案件」と意気込む。

はたしてブラジルの蹉跌をものともせず、再び買収に踏み切るのか。それとも今は身を縮め、国内の基盤強化に専念するのか。磯崎社長は重い判断を迫られている。

1855とはずがたり:2017/02/27(月) 17:20:23
楽天のけち臭さに怒り心頭もう買ってやらねえと思ったけーが,空気清浄機がダイキで7000円か8000円近くしたのが価格.comで最安値6,853が,楽天では6,800円でpt使って6,520円で購入。
もしLINEペイで支払ってたら3.5%引き相当なんで238円引き相当だったか。殆ど変わらずか,そっち使っても良かったかも知れないな。

HEPA付き・人感センサー付きだそうで,一先ずお手並み拝見である。

KFN-700 アイリスオーヤマ
http://kakaku.com/item/K0000840269/
http://product.rakuten.co.jp/product/-/2571bb72e9cff18108d3fbc56fa3d4db/?sc2id=gmc_204519_2571bb72e9cff18108d3fbc56fa3d4db&scid=s_kwa_pla

1856とはずがたり:2017/02/28(火) 11:32:36
若者の“ビール離れ”補填、各社ワイン事業強化 チリ・欧州産で掘り起こし
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/bsd170223002.html
02月23日 05:07フジサンケイビジネスアイ

 ビール各社がワイン事業を強化している。若者のビール離れが進む中、国内消費量が少なく開拓余地の大きいワインに着目。各社とも国産をはじめ、欧州産や経済連携協定(EPA)の発効で関税が引き下げられたチリ産など、幅広い価格帯のワインを取りそろえ、新たな需要の掘り起こしに力を入れている。

 サッポロビールの高島英也社長は22日、東京都内で開いた事業説明会で「ワインをビールに次ぐ第2の柱に育成したい」と語った。2020年東京五輪まで、国内では訪日外国人客の増加が見込まれ、高いワイン需要が期待されている。

 そうした中、サッポロは利益率の高い1500円以上のワイン販売を強化する。自社栽培のブドウを使った国産ワインと輸入ワインなど4種に重点を置き、ブランド育成する。首都圏や近畿圏を中心にワイン専任の営業も増員する。17年はワイン事業の売上高を前年比5.5%増の143億円を目指す。

 同日に都内で事業説明会を開催したサントリーワインインターナショナルも、国産ワインの強化と輸入ワインのラインアップを拡大する方針を明らかにした。9月に長野県塩尻市のワイナリーで生産するワインをシリーズ化して販売する。輸入ワインは1200円以上のプレミアム品を拡充。同社は17年に前年比4%増の713億円の売上高を見込む。

 一方、アサヒビールも4月に国産ワインの新ブランドを投入するほか、2年前に買収したワイン販売大手エノテカが取り扱う中高価格帯も伸ばす。17年のワイン事業の売上高は前年比5%増の420億円を計画する。

 メルシャンは好調な1000?2000円台のチリ産ワインブランドの販売に注力し、前年比43%増を目指す。輸入ワインの新ブランドも投入し、今年は10万ケースの販売を計画している。

 今後の成長が期待されるワイン市場だが、「最近では若者がワインから缶チューハイに流れている」(サントリーワインインターナショナルの山崎雄嗣社長)との声もあり、ワインの魅力を高める戦略が求められている。

1857とはずがたり:2017/03/12(日) 13:46:46

<みそ>顧客からの呼称がブランドと社名に マルコメ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170312k0000e020163000c.html
08:11毎日新聞

 みそ最大手マルコメの歴史は1854年、創業者の青木民右衛門が現在の長野市でみそ製造を始めたことにさかのぼる。当時の店名などに「マルコメ」の文字はないが、第二次世界大戦前から、原料の大豆を表現した「○」の中に、やはり原料の米こうじを表す「米」の字をはめ込むマークが看板に掲げられ、顧客から「マルコメさん」と呼ばれていた、とされる。

 1948年に「青木味噌醤油株式会社」を設立。商品ブランドは「マルコメ」だった。50年代半ば、人気のテレビ番組「鞍馬天狗」のスポンサーとして、みその原料の大豆をつぶすお坊さんのアニメCMを放送。かつての寺でみそ造りのため大豆を鉢でひく修行があったことに由来する。子どもたちにみそ汁を飲んでもらいたいとの願いも込めた。

 社名にブランド名を活用し、67年に「マルコメ味噌」と改称。その後、実写版のテレビCMに丸刈り頭の男の子「マルコメ君」が出演するようになり、歴代14人に上った。商品パッケージに男の子のイラストが描かれるようにもなった。

 90年には社名をさらに「マルコメ」に改めた。最近では、発酵食に詳しく、世界で活躍するオーストラリア出身のモデル、ミランダ・カーさんをテレビCMに起用し、みそが世界に通用する食材であるとアピール。イラストのマルコメ君は今、輸出先の一つである仏教国・タイで、お坊さんのキャラクターとして人気を博しているという。【寺田剛】

1858荷主研究者:2017/03/12(日) 19:01:24

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0371199.html
2017年02/22 07:00、02/22 22:17 北海道新聞
足寄にジャガイモ倉庫 コロッケ大手「味のちぬや」 来年2月完成

 【足寄】冷凍コロッケ製造販売大手「味のちぬや」(香川県三豊市)のグループで、原料仕入れ会社の北海道ちぬやファーム(足寄、大麻素久社長)が、十勝管内足寄町にジャガイモの集出荷貯蔵施設を建設することが21日分かった。計画によると鉄骨平屋建て、延べ床面積約5900平方メートルで、ジャガイモ約6千トンを保管できる。総事業費は17億円。8月に着工、来年2月に完成する予定。

 同日開かれた臨時町議会で安久津勝彦町長が明らかにした。北海道ちぬやファームは町内郊南地区に約1・6ヘクタールの用地を取得。貯蔵施設で工場への出荷まで低温でジャガイモを保管し、原料の安定調達を図る。

1859荷主研究者:2017/03/12(日) 19:10:06
>>1850
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170225/bsc1702250610002-n1.htm
2017.2.25 06:10 Fuji Sankei Business i.
森永製菓と乳業、来春めどに経営統合 売上高8000億円、ライバル明治を追い上げ

 森永製菓と森永乳業が2018年4月にも経営統合する方向で検討していることが24日、分かった。少子高齢化で国内市場が縮小する中、両社の経営資源をフルに活用し、研究開発や海外展開を強化する。売上高は単純合算で約8000億円規模となり、総合製菓・乳業メーカーで首位の明治ホールディングス(HD)を追い上げる。

 持ち株会社方式による経営統合で調整しているもようだ。社名やトップ人事、株式移転の比率といった詳細は今後詰める。両社は同日、そろって「経営統合に限らず、さまざまな可能性について検討していることは事実」と発表した。

 両社は、1949年に森永乳業が森永製菓の乳業部門から分離独立した兄弟会社で、製菓は乳業の株式10.5%を保有する筆頭株主。本社のビルも東京都港区の同じ場所にある。商品開発や物流、調達などで協力しているが、経営統合に踏み込むことで、より競争力の強化につなげる狙い。

 両社ともに高付加価値品に強みがあり、研究部門で連携し商品開発力の向上につなげる。乳業の海外販売は粉ミルクを除くと業務用が大半だが、製菓の販路を生かすことで消費者向けでも海外展開に弾みがつくとみている。

 また、両社の事業で重複しているのは冷菓のみで、大規模なリストラには発展しない見通しだ。

 業界では、ライバルの明治HDが09年に乳業と製菓を統合し、経営の効率化につなげた。

 森永製菓は、ソフトキャンディー「ハイチュウ」やチョコレート菓子「チョコボール」などのロングセラー商品を持つ。森永乳業は、ヨーグルトの「ビヒダス」やアイスクリームの「ピノ」で知られ、粉ミルクや介護食品も手掛けている。

1860荷主研究者:2017/03/12(日) 19:18:16
>>1859
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00418713?isReadConfirmed=true
2017/2/27 05:00 日刊工業新聞
森永乳業と森永製菓、来年4月に経営統合 さらなる業界再編も

森永2社は経営統合の調整を進めている

 森永乳業と森永製菓が2018年4月をめどに、持ち株会社を設立して経営統合する調整を進めている。生産・物流や研究開発、原料調達などで統合効果によるコストダウンを図り、統合で先行した明治ホールディングス(HD)の後を追う。食品業界ではこれ以外でも、コカ・コーラグループの東西ボトラー会社が、4月に経営統合する。少子高齢化や人口減少などで売り上げが伸びない中、さらなる業界再編が起きても不思議はない。(編集委員・嶋田歩)

 森永乳業と森永製菓の経営統合は、09年に乳業と製菓を経営統合した明治HDの成功が刺激になっているのは、間違いない。明治HDは統合後に、営業利益が大きく改善。機能性ヨーグルトやチョコレートなどの強い分野に戦力を集中する一方、地域ごとに別々に存在していた乳業と菓子会社を合併させるなどコストダウンを進めた。

 また、10月には埼玉県鶴ケ島市の菓子の研究所と、神奈川県小田原市で牛乳・乳製品などを研究する拠点を東京都八王子市の新研究所に統合、高付加価値商品の研究を加速する。森永2社の統合も、これと同様のシナリオを描いているものと見られる。

 持ち株会社の会長には森永乳業の宮原道夫社長、社長には森永製菓の新井徹社長が就く見通しで、株式移転比率や社名などを調整中。乳業と製菓の本社は、ともに東京・田町駅前の同じビル内にあり、統合による障害は少ない。

 食品業界では他にも飲料大手などで、提携や合併の可能性が取りざたされる。コカ・コーラグループとキリンホールディングス(HD)の資本提携交渉は2月に打ち切りとなったが、物流や原料調達などの業務提携は引き続き交渉を進める。キリンHD子会社のキリンビバレッジは、自動販売機の商品供給でダイドードリンコと提携済みだ。

 サントリー食品インターナショナルは15年に、日本たばこ産業(JT)の自販機飲料部門を1500億円で買収した。アサヒ飲料はカルピス(東京都墨田区)、サッポロホールディングス(HD)はポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市中区)をそれぞれ子会社化し、次は大型企業同士の合併や再編に進むと見る向きも多い。

 国内市場が伸び悩む中、合併による業績向上のシナリオは分かりやすい。だが、交渉がすんなり進むかは双方が強い商品や分野を持ち、重複の少ないことがカギ。シェアの低い同士が手を組んでも成果はおぼつかない。

 それゆえ各社とも、生き残りの合併交渉を前に「強い商品、強いブランド」への戦力集中や不採算商品削減を進めている。森永乳業は16年度に約100品目の不採算品を削減、高機能ヨーグルトなどへシフトを進めている。

(2017/2/27 05:00)

1862とはずがたり:2017/03/19(日) 07:38:25
またこいつか!胡散臭さが腹立たしい,ヘイトスピーチと同じレベルの物書きだと思えるがまんまと嵌められて気になって読んでしまうw

>せめて、乳酸カルシウムと縮合リン酸塩の使用の有無は明らかにすべきです。

乳酸カルシウム
http://www.radishbo-ya.co.jp/rb/daijiten/outline/994.html
http://www.calcium-pedia.com/kagou_nyusan/

燐酸塩
http://tenkabutsu.com/phosphoric-acid
http://biofloresta.jp/blog/?p=1901

2017.03.14
コンビニのから揚げは人体に超危険!中国産は中国政府も危険視する「薬まみれ」
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18326.html
文=郡司和夫/食品ジャーナリスト

…チキン製品で消費者の頭にすぐに浮かぶのが、2014年7月に発覚し、てんやわんやの大騒動となった、賞味期限切れの中国産鶏肉使用の一件です。
 賞味期限切れの腐った鶏肉を使った上海福喜食品のチキン製品は、13年7月から14年7月までに6000トンが中国から日本に輸入され、日本マクドナルドやファミリーマートで販売されていたことが明らかになりました。
 その結果、日本マクドナルドの14年8月の売上高は、01年に上場して以来の最大の下落幅となる前年同月比25.1%減となりました。ファミリーマートも該当する商品の販売を中止し、レシート持参者への返金対応を行うなど、大きなダメージを受けました。
 厚生労働省は、この事態を受けて、から揚げなどの鶏肉の原産地を消費者に明らかにするようにコンビニ各社に指導しました。その後、ローソンとファミリーマートは、レジ前の鶏のから揚げコーナーに「国産若鶏100%使用」などと大きく表示しています。また、セブン-イレブンは、インターネット上でタイ産(一部中国産)と明らかにしています。他方、中国産鶏肉を使用していることを明らかにしているコンビニチェーンもあります。…

 中国産鶏肉(主にブロイラー)の最大の不安点は、賞味期限切れの腐った肉よりも、抗生物質や抗菌剤など薬剤の残留です。から揚げなどの加工品で輸入すれば、薬剤残留検査はフリーパスです。
 中国のブロイラー生産現場での薬漬け飼育は、中国政府も問題視しているほどです。雛の段階から、感染予防のために毎日、飼料に抗生物質のリンコマイシン、さらに成長ホルモン剤を規定の使用量以上与えて飼育しています。こうこうと電灯をつけて夜も眠らせず餌を食べ続けさせ、わずか40日程度で食肉加工場に出荷します。

 背景に、中国国内でブロイラーの膨大な需要がある限り、こうした促成の飼育状況は容易に変わらないはずです。
 中国政府はこれまで、「中国国内で危険な食品が出回っているのは認めるが、輸出向け食品はまったく別管理で厳しくしている。国内向け食品で問題が起きたからといって、それがそのまま輸出されることはない」と説明してきました。しかし、輸出用の鶏肉は中国国内とは別の環境で飼育しているというのは、とても信じられません。上海福喜食品の一件が、それを明らかにしました。同社は中国国内の最大手鶏肉加工品メーカーですが、国内用も輸出用も同じ飼育環境のブロイラーを使用していたのです。
 抗生物質や合成抗菌剤が残留している食品を食べ続けると、体内に薬剤耐性菌が生まれ、万が一病気になったときに抗生物質の薬がまったく効かないということになります。
 したがって、中国産から揚げは避けたほうが健康のためです。中国産に限らず、コンビニのから揚げは小さな子どもには食べさせるべきではありません。子どもの将来に悪影響が出るおそれのある食品添加物が使われているからです。
 白身の魚肉や抗生物質、抗菌剤漬けの鶏肉をくっつける結着剤として縮合リン酸塩が使われています。この縮合リン酸塩は、多量に摂取すると老化が早まり、腎臓障害を起こすと国際毒科学会で報告されています。また、縮合リン酸塩は、日本大学医学部病院の富田寛元副院長は、味覚障害の原因になると指摘しています。
 また、コンビニのから揚げは、もともと栄養分の滅失した粗悪な原料でつくられているので、ナイアシン、リボフラビン、乳酸カルシウムなどの添加物が栄養強化剤として添加されています。乳酸カルシウムは世界保健機関(WHO)から乳児用に使用すべきではないと警鐘を鳴らされている添加物です。せめて、乳酸カルシウムと縮合リン酸塩の使用の有無は明らかにすべきです。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

1863とはずがたり:2017/03/19(日) 07:40:41

8.リン酸塩は悪物なのか
https://www.foodadditive-salt-food.com/%E9%A3%9F%E5%93%81-%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%82%B9/%E9%A3%9F%E5%93%81-%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/8%E3%83%AA%E3%83%B3%E9%85%B8%E5%A1%A9%E3%81%AF%E6%82%AA%E7%89%A9%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B/

「リン酸塩」は保水力や結着力を強め食感が良くなるが、過剰摂取するとカルシウムの吸収を妨げ、骨粗しょう症の原因ともいわれているため、自社のハム、ソーセージ類から排除した」と某コンビニチェーンはリン酸塩との決別を宣言しました
この危険視されているリン酸塩についてすこしお話しましょう
リン酸塩には天然に存在しない、すなわち食品添加物由来の縮合リン酸(ピロリン酸○○、ポリリン酸○○、メタリン○○)と、食品添加物由来や自然由来のオルトリン酸があります

オルトリン酸は魚類、大豆、肉類などのたんぱく質、乳製品、豆類、穀類、練り製品など、また生鮮食品にも加工食品にも大量に含まれているのです。そのためミネラルであるリンは不足することなく、過剰摂取が危惧されています
  過剰摂取の弊害として腎機能の低下、副甲状腺機能の亢進、カルシウムの吸収抑制などがあります。またリンはカルシウムなどとともに骨や歯を形成する成分として、またエネルギー代謝や脂質代謝に大きく関与しています 平成18年の国民健康・栄養調査によりますと、リン摂取量は男性では1076mg、女性は940mg、カルシウム摂取量は540mgです。ただし加工食品に添加したリン酸塩からのリンは含まれていません

 リン酸塩の食品用途は多岐にわたり、中華麺のかんすいとして使うと中華麺独特の弾力性のある柔らかい麺にしたり、小麦粉中のフラボノイド色素に作用して卵黄色にしたりします
  また清酒、ワインなどの醸造では酵母の餌としても使用されます。しかしこの場合は酵母が食べてしまいますので、清酒やワインでの残存はなく表示はされません
ハム、ソーセージなどの原料の食肉、蒲鉾、はんぺいなどの原料の魚肉などに微量添加することで、肉と肉の結着性を、保水性を高めたりして食感をよくします
プロセスチーズ、チーズフードには乳化として、ビスケット、ドーナツ等の菓子類などの膨張剤として、またコーラの酸味料などとしても広く使われています

栄養学者が推奨するのはリン:カルシウムが2:1〜1:1が理想形です。しかしカルシウムなどのミネラルには吸収率なるものがあり、食品にどの様な形で存在しているかで吸収率が変わり、接食法を工夫することが大切です
  特に歳を重ねると、運動不足などによりカルシウムの吸収が悪くなりますで、積極的なカルシウム摂取が必要です

  そこまでお客様の身体の事を本当に某コンビニが考えるなら、リン酸塩を使用している自社以外のハムやソ-セ-ジそして蒲鉾、はんぺん、竹輪、コ-ラ類、ラ-メン、プロセスチ-ズなどの販売もやめるべきです。また生鮮食品にも加工食品にも自然にオルトリン酸が生じていますので、店先から排除すべきでしょう。でも現実的には不可能な事ですね
売らんがための自社のハム・ソーセージ類からリン酸塩を排除」という、先程のコンビニチェーンのキャッチコピーは小手先の策と非難されています
それよりも積極的なカルシウム摂取キャンペーンを推し進めた方が消費者のためにもなるし、会社のイメージアップになるのではないでしょうか・・・・・
塩学入門Ⅱの「市販の塩に含まれる不溶解分と硫酸カルシウム(石膏)」を参照

1866とはずがたり:2017/03/23(木) 21:55:49
>>1865>>1767>>1701>>1705
1年前の記事

>傀儡のイーストと優等生のウエスト
だそうな。

社長はウエストが取った様だが。。

http://www.ccwest.co.jp/download.php?key=641&func=1に拠るとリコーの株売却はなかったのかな?

コカ・コーラはなぜ日本でボトラーを統合するのか?
http://diamond.jp/articles/-/90573
2016.4.29
週刊ダイヤモンド編集部

?ついに、コカ・コーラの東西統合が秒読みとなった。4月26日、国内2大ボトラーであるコカ・コーライーストジャパンとコカ・コーラウエストの両社は、統合交渉に入ったことを発表した。

?統合が実現すれば、売上高約1兆円の巨大ボトラーが誕生することになる。

?ところで、ここで言う「ボトラー」とは何か。まずは“原液ビジネス”と呼ばれるコカ・コーラグループのビジネスモデルを解説しよう。

?グループの組織は、大きく原液を売る本体と、購入した原液で最終商品の製造・販売を行うボトラーに分かれる。

?日本では米ザ・コカ・コーラカンパニーの子会社である日本コカ・コーラ(CCJC)が原液を販売。ボトラーは国内に6社あり、各社がエリアごとに販売権を与えられている。

?今回、交渉に入ったのはグループ内で販売数量の51%を占めるイーストと同35%のウエスト。統合が実現すれば、シェアの86%を握る“事実上の”国内ボトラー1社体制が構築される。

?かつて、コカ・コーラが日本に登場した1950年代は、主な販売先は個人商店で、エリアごとのきめ細やかな営業がコカ・コーラの“強み”だった。最大時は国内だけで17社のボトラーが存在していた。

?しかし、小売りのチェーン化で本部発注が主流に。かつての強みが一転、工場や人員の重複が弱点となった。

?規模の追求によるコスト削減を目的に、約15年前からボトラーの合従連衡が始まり、今回の東西統合はその“総仕上げ”に位置づけられる。

傀儡のイーストと優等生のウエスト
焦点は統合比率

?統合が確実視されるイーストとウエストだが、実現までの道のりは平坦ではない。両社は企業文化が大きく異なる。

?イーストは米国本社から約3割の資本を受け入れており、業界内では、本社の言いなりになった「傀儡ボトラー」(業界関係者)とやゆされる。一方、本国資本が少なく独立性を保っているウエストは「ボトラーの中では優等生」(同)と評され、管轄エリアでの販売シェアも高い。

?傀儡のイーストか、優等生のウエストか??。今後は、時価総額(イースト約2700億円、ウエスト約3400億円)で拮抗する両社の統合比率に注目が集まることになろう。

?その際に鍵を握るのは、ウエストの筆頭株主のリコーだ。現中期経営計画で資産整理を行うリコーは、保有する約15%のウエスト株を放出する可能性が高く、その行方次第で、どちらが統合の主導権を握るかが決まる。

?もっとも、どちらが主導権を握ろうとも、現状のままではコカ・コーラグループが日本で厳しい戦いを強いられるのは必至だ。

?商品製造のプロセスを2つに分ける原液ビジネスでは、本体とボトラーの間に利益配分の歪みが生じ、競合との価格競争に対抗できないからだ。

?日本では2位のサントリー食品インターナショナルに猛追されているコカ・コーラ。ビジネスモデルという根本の部分を見直しなくして、王者の復活は難しい。

(「週刊ダイヤモンド」編集部?泉 秀一)

1868とはずがたり:2017/03/25(土) 21:37:58

キリンのビールが売れなくなった本当の理由
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7127.php
2017年3月8日(水)11時52分
中山一貴(東洋経済記者)※東洋経済オンラインより転載

4月発売のノンアルコールビール「零ICHI(ゼロイチ)」は復活の起爆剤となるか
「圧倒的な成功体験が邪魔をして、競合対策が遅れてしまった」。キリンビールの布施孝之社長は、かつて8割を誇ったノンアルコールビールの国内シェアが、10年足らずで1割にまで落ち込んだ原因をそう分析する。

2月8日、同社はノンアルビールの新製品、「零ICHI(ゼロイチ)」を4月11日に発売すると公表した。主力ビール「一番搾り」と同じ製法を用いた、ビールに近い味わいをCMや店頭販促で大々的に訴求し、2020年にシェア3割までの回復を狙う。

発売1年でシェア急落
2009年に発売した「キリンフリー」は、既存製品が微量のアルコールを含んでいたのに対し、競合他社に先駆けてアルコール0.00%を実現。年間の販売数量目標を2カ月ほどで達成するという大ヒットを記録したものの、翌年からサントリービールやアサヒビールが相次いで「オールフリー」や「ドライゼロ」といった競合品を投入すると、急速にシェアを落としていった。

キリンビール商品開発研究所の土屋義徳所長は「ノンアルへの広告・販促投資をしっかりしていれば、あれほど落ちなかったはず」と振り返る。

このとき、親会社であるキリンホールディングス(HD)の目は国内ではなく、海外に向いていた。

2007年以降、キリンHDが海外でのM&Aに投じた資金は1兆円を超える。2代前の加藤壹康元社長は豪州事業拡大のため5000億円超を出資。2011年に三宅占二前社長は約3040億円でブラジルのビール大手を買収した。いずれも、人口減少で縮小する国内ビール市場を憂えての一手だった。

犠牲になった国内ビール事業
海外への投資を急速に増やす一方で"犠牲"になったのが、売上高の3割、営業利益の5割を占める国内ビール事業だった。資金を海外に振り向けた分、キリンビールは2007年以降、広告・販促投資を800億円前後に抑制した。

そのため、1000億円前後の投資を続けた競合のアサヒに、国内ビール類のシェアを一気に奪われていった。キリンフリーも、広告・販促投資抑制のあおりを食った製品の一つだった。

http://tohazugatali.web.fc2.com/food/toyokeizai170308-1.jpg

代償を払ってまで進出した海外でも、目算が外れた。豪州など海外では現地経営陣を信頼し不干渉を貫いてきたが、ブラジルではそれが裏目に出たのだ。急速な現地通貨安による輸入原料コストの高騰もあったが、価格戦略の失敗などで販売数量が大幅に減少した。

1869とはずがたり:2017/03/25(土) 21:38:15
>>1868-1869
キリンHDは2015年12月期には1100億円の減損損失を計上し、この2月13日には全株式を蘭ハイネケングループに売却し、撤退すると公表した。

http://tohazugatali.web.fc2.com/food/toyokeizai170308-2.jpg

豪州事業も盤石とはいいがたい。酒類部門こそ営業利益率25.8%を誇るが、飲料は牛乳などの低価格競争で利益率が4%程度にとどまる。

結果、売上高は海外投資を加速した2007年の1.8兆円から2016年に2.07兆円まで増えたが、営業利益率は6.7%からわずか0.1ポイントの伸びにとどまる。1兆円超の投資のリターンとしては、あまりにも不十分だ。

国内ビールをどう立て直すのか

課題は国内にも山積している。飲料子会社のキリンビバレッジは、リニューアルした「生茶」の販売数量増や会計方法変更による償却費用減などで、1.5%だった営業利益率が2016年に4.9%に急回復したものの、シェアは4位にとどまり上位メーカーの背中は遠い。

米コカ・コーラ本社との資本提携は破談に終わったが、国内のコカ・コーラ製造販売会社との業務提携に向けた協議は続ける方針だ。

キリンHDの磯崎功典社長は「自社だけの取り組みでこれ以上の収益性を実現するのは難しい。物流や製造などの面で、他社との提携を模索し続ける」と語り、アサヒ飲料や伊藤園など、グループを超えた複数社との提携の可能性もにおわせる。

だが、飲料事業のテコ入れ以上に急ぐべきなのは、国内ビール事業の復活だろう。磯崎社長は就任直後の2015年に、広告・販促投資を1000億円近い水準に回復させた。一番搾りブランドに投資を集中させたことで、販売数量が前年比で4.2%伸び、6年ぶりにシェアが改善した。

2016年も投資水準を維持したが、新ジャンル(第三のビール)でアサヒに競り負け、再びシェアが下落している。

2017年は冒頭のノンアルや新ジャンルの強化に加え、一番搾りブランドのテコ入れを継続する計画だ。

痛手を被った海外では、ベトナム政府が国営ビール大手の売却を表明。海外で残された「最後の大型案件」ともいわれ、多くのビール会社が興味を示す。買収金額は2000億円にも達する見込みで、磯崎社長も「たいへん魅力的な案件」と意気込む。

はたしてブラジルの蹉跌をものともせず、再び買収に踏み切るのか。それとも今は身を縮め、国内の基盤強化に専念するのか。磯崎社長は重い判断を迫られている。

キリンホールディングスの会社概要 は「四季報オンライン」で

1871とはずがたり:2017/04/04(火) 12:18:12
>上村亀雄が、我が国の「ふりかけ」の元祖東京丸美屋の創始者甲斐清一郎氏(亀雄の叔父)の実子渋谷氏より、熊本市横手町にてふりかけ「是はうまい」の営業を継承

丸美屋食品工業
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E7%BE%8E%E5%B1%8B%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%B7%A5%E6%A5%AD

外部リンク http://www.marumiya.co.jp/ (日本語)

丸美屋食品工業株式会社(まるみやしょくひんこうぎょう)は、東京都にある食品加工メーカー。通称丸美屋、丸美屋食品。
ふりかけの最大手企業で、「のりたま」や「味道楽」、「すきやき」などのロングセラー製品を製造・販売していることで知られる。また総合食品メーカーとして麻婆豆腐の素を他社に先がけ製品化し、現在では数多くのレトルトの中華料理用具材入り合わせ調味料やレンジ調理食品、釜めしの素、プリキュア、仮面ライダー、ポケモン等のキャラクター商品、お茶漬けの素などを発売している。競合するメーカーとして永谷園が挙げられる。

1927年(昭和 2年)甲斐清一郎が丸美屋食料品研究所を創立
1945年(昭和20年)解散
1951年(昭和26年)専務だった阿倍末吉が丸美屋食品工業株式会社を新設
1954年(昭和29年)大阪連絡所を開設
1956年(昭和31年)名古屋連絡所を開設
1960年(昭和35年)ふりかけ「のりたま」を発売

丸美屋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E7%BE%8E%E5%B1%8B

外部リンク http://www.marumiya-g.co.jp/

株式会社丸美屋(まるみや)は、マルキン食品と並ぶ熊本県の納豆メーカー。
お城納豆が主力商品。お城納豆マミは「全国納豆組合 最優良賞 厚生省生活衛生局長賞」受賞。
丸美屋食品工業とは人的・資本的関係は無い。しかし、初代社長が東京丸美屋のふりかけの営業権を譲受した創業経緯がある。又、後述の様に履歴沿革的には同社との関連がある企業でもある。

沿革[編集]
1956年(昭和31年) - 株式会社丸美屋食料品研究所[1]熊本工場を創立。[2]
1964年(昭和39年) - 鳥栖営業所を佐賀県鳥栖市に開設。
1972年(昭和47年) - 豆腐工場を鹿本郡植木町(現・熊本市北区植木町)に開設。
1977年(昭和52年) - 社名を「株式会社丸美屋」に変更。

丸美屋
会社概要
http://www.marumiya-g.co.jp/outline.shtml

昭和31年、弊社初代社長上村亀雄が、我が国の「ふりかけ」の元祖東京丸美屋の創始者甲斐清一郎氏(亀雄の叔父)の実子渋谷氏より、熊本市横手町にてふりかけ「是はうまい」の営業を継承以来人々の食生活の変化とともにメイン商品をふりかけから納豆・豆腐へと形を変え、業績も順調に推移して参りました。

1872とはずがたり:2017/04/08(土) 16:13:09

コカ・コーラ新人事に困惑の声 CMO職廃止し「最高成長責任者」新設
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9%E6%96%B0%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E3%81%AB%E5%9B%B0%E6%83%91%E3%81%AE%E5%A3%B0-cmo%E8%81%B7%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%81%97%E3%80%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%88%90%E9%95%B7%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E8%80%85%E3%80%8D%E6%96%B0%E8%A8%AD/ar-BBzvz80
Forbes Japan
Blake Morgan
1日前

コカ・コーラは先月、CMO(最高マーケティング責任者)職の廃止と、「CGO(最高成長責任者)」の役職新設を発表した。だがその楽観的な役職名とは裏腹に、炭酸飲料市場は今、全く成長していない。

炭酸飲料の消費量は昨年、30年ぶりの低水準に落ち込んだ。消費者が変わる中、CGOはコカ・コーラを救えるのだろうか。

おそらく無理だろう。社会の変化は逆行不可能であり、CGOは人々に砂糖を摂取するよう仕向けることはできない。過去の成功体験だけに頼る企業では、CMOは事業戦略を救うとは限らないものの、社会的動向や流行を予測し、それに備える一助とはなり得る。

コカ・コーラは、自社ブランドに対し世界が抱くイメージの現実を直視していないようだ。困難な時期にある同社は、成長戦略に費用を注ぎ込むのではなく、自社ブランドを世界がどう見ているのかを考えるべきであって、それこそがマーケティング活動だ。

私は同社のCMO職廃止についてリンクトインに投稿したが、反応はかなり冷ややかだった。人々はコカ・コーラに対し、地球の水を奪って売りさばくような良心のないブランドだというイメージを抱いている。世界はコカ・コーラを、利益だけに目を向けて消費者の健康を考えない大企業と見ているのだ。

炭酸飲料は、肥満、アルツハイマー病、がん、骨粗しょう症、糖尿病、虫歯、心臓病の発症率を高める。ダイエット炭酸飲料であっても、肥満、メタボリックシンドローム、2型糖尿病を引き起こす。

炭酸飲料は酒、あるいはドラッグと同じマーケティングをすべきなのかもしれない。健康への悪影響の証拠が多数出ているにもかかわらず、まだ多くの人が炭酸飲料を飲んでいるが、一方で健康教育が進み消費量は減っている。

途上国ではコーラが水より安全

最貧国でコーラが消費される理由は、衛生的な飲料水よりも安く、手に入れやすいからだ。実際、発展途上国ではこのような商品の宣伝が幅をきかせている。欧米での炭酸飲料の売り上げが伸び悩んでいることを受け、コカ・コーラとペプシコは、発展途上国で事業を積極展開した。たばこ産業と同じだ。

米消費者団体「公益科学センター(CSPI)」は、インドやブラジルなどの国に焦点を置く各社の動向をまとめた報告書を発表。その中で、米国で問題となっている肥満や2型糖尿病などの食生活関連病は、すぐに発展途上国にも拡大すると指摘している。

コカ・コーラは成長戦略に力を注いでいるが、やがてブランド作りの問題に直面するだろう。人々はコカ・コーラを信頼していない。コカ・コーラは、爽快で楽しさにあふれたブランドとしてのイメージを強めようとすればするほど、人々の不信感を買ってしまう。

最近のコカ・コーラの広告では「Taste the Feeling 味わおう、はじけるおいしさを」のキャッチコピーの下、人生を満喫しながらコーラを飲む若くてスリムな女性が登場している。

コカ・コーラは今、波乱の時期を迎えている。だからこそ成長戦略に焦点を当てるのではなく、立ち止まって再評価をすべきだ。CMO職の廃止は何の得にもならない。

1874とはずがたり:2017/04/10(月) 23:53:54

マーガリン売れ行き不振なのはなぜ? ユニリーバが部門売却
BBC News 4/10(月) 18:22配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-10001726-bbcv-int

食品・日用品大手の英蘭ユニリーバがマーガリンなどのスプレッド部門の売却・分離を計画している。マーガリンの売れ行き不振が背景にある。ユニリーバを食品大手に押し上げた製品でもあるマーガリンがなぜ売れなくなっているのか、理由を探った。

マーガリン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%B3

名称としてのマーガリンは、1813年にフランスの化学者であるミシェル=ウジェーヌ・シュヴルールが、動物性脂肪の研究からマルガリン酸を発見したことに遡る。マルガリン(またはマーガリン)という言葉はギリシャ語のmargarite(真珠の意)に由来しており、真珠のように美しく輝くという性質を表現したものである[9]。

製品としてのマーガリンは、19世紀末に発明された。1869年にナポレオン3世が軍用と民生用のためにバターの安価な代用品を募集したところ、フランス人のイポリット・メージュ=ムーリエ(フランス語版)が牛脂に牛乳などを加え硬化したものを考案。これは、オレオマーガリン (oleomargarine)[10]という名前がつけられ、後に省略してマーガリンと呼ばれるようになった。ムーリエの考案したマーガリンは公に採用され、その後1871年にオランダのアントニウス・ヨハネス・ユルゲンス(オランダ語版)が特許権を買収。ユルゲンスはサミュエル・ファン・デン・ベルフ(オランダ語版)と共にマーガリン・ユニ(オランダ語版)を創業し、これは現在のユニリーバに繋がっていく。

19世紀末に、ニッケル触媒を用いる水素添加反応が発見され、さらにこの反応により植物油が硬化すること(硬化油)が見出された。20世紀に入るとこの硬化植物油を用いる“合成”マーガリンの製造が始められた。第二次大戦中のアメリカでは牛脂等の逼迫から“合成”マーガリンが本格的に製造され、戦後はマーガリンといえば普通これを指すようになった。近年問題となっているトランス脂肪酸は上記の水素添加反応によるものである。

1875とはずがたり:2017/04/17(月) 08:40:36
2016.6.2
「わさビーフ」社長が語る、普通の味のポテチを作らない理由
http://diamond.jp/articles/-/92305
曲沼美恵:ライター

1876とはずがたり:2017/04/17(月) 08:42:46
>>1875-1876一部転載

わさビーフ誕生のきっかけは
アメリカで食べた「ローストビーフ」

――会社の創立は1953年、二代目でいらっしゃいますね。

「山芳製菓はもともと父が立ち上げた会社です。私は大学を卒業して不二家さんに勤めさせていただいた後、1982年に専務という立場で入社しました。何もわかんないのに偉そうにいろいろと口出しをしていましたから、最初の頃は誰も付いてこなかったですよ。眠れない夜が続きました。



――パッケージにも書いてありますが、開発のきっかけは、山崎会長ご自身がアメリカのレストランで食べたローストビーフにホースラディッシュが添えてあったことだったとか。

「そう言うとかっこいいんだけど、そんときは暗中模索ですよ。あれを試したり、これを試したりしている時に、たまたまコンソメとわさび、2つの味を掛け合わせたらおいしいぞ、となった。そういえば、あの時食べた味に似ているなあとは思ったかもしれないけど、そんなに理路整然とした話じゃありません。まずは、とにかく作ってみただけのことです」

もともとの商品名はなんと「アメリカンテイスト」

――作ったら、すぐにこれはイケるぞとなったわけですか?

「最初はまったく売れなかった」と振り返る山崎社長。同じ商品をヒット商品に変えるカギは、ネーミングにあった
Photo by T.U.
「そんなにスムーズじゃなかったですね。最初は『アメリカンテイスト』という名前で出したんですよ」

――アメリカンテイスト…。

「それがまったく売れなくて。それで、生協さんに持って行ったんです。当時は売上の80%から90%が生協さんのOEMでしたから。

?そこそこ反応はありましたが、爆発的には売れませんでした。だけど、そのまま終わらせちゃったんじゃもったいないし、もう一度、自社商品として売り出してみようと思いまして。『うちの商品では、これが一番おいしいですよ』って言ってくれる社員さんもいたから、その声にはすごく支えられました。

?その頃、小売はスーパーが中心でしたけれど、うちの商品なんてスーパーにほとんど並ばないんです。ましてや、コンビニなんて1店も取引させてもらえなかった。それを担当者が地道に開拓して、ネーミングもデザインも見直して、と少しずつやってきた結果がヒットにつながっています。結果的には、『コンソメ』を『ビーフ』と言い換えたのが良かった。そういえば、当時考えたネーミングの候補に『わさべこ』っていうのもあったんですよ」

――わ、わさべこ!??

?たかがネーミング、されどネーミングだ。たとえ中身が同じでも、名前が「アメリカンテイスト」と「わさビーフ」では天と地ほどの差が出てしまう。山芳製菓では以前、商品開発部隊のネーミングセンスを磨くためによく、「句会」を開いたそうである。

塩、コンソメ、のり塩…人気の味は作らない



1877とはずがたり:2017/04/17(月) 15:14:56
おそろしいw>シュガークラッシュ

「シュガークラッシュ」 ― コーラを飲んで60分以内に体内で起きる、驚愕の変化とは?
http://tocana.jp/2016/12/post_11882_entry.html
2016.12.27

 コーラを飲むと歯が溶けるとか骨が溶けるとか、一昔前にはそんな都市伝説が独り歩きしていた。だが、今でも清涼飲料水といえばまずコーラを連想し、事実、コカ・コーラとペプシ・コーラだけで、炭酸飲料総生産量の9割以上を占めているのだから不動の地位を確立していることには間違いない。そんな賛否両論の、けれども、そもそもあらがい難いダークな魅力をたたえたコカ・コーラだが、実際のところはどうなのだろうか?。


■コーラを飲んでから身体に現れる変化

 科学技術情報サイトの「CE Evolution」に掲載された、英国の元薬剤師のニラジ・ナイク氏が個人的に作成したインフォグラフィックによると、コーラを口に含んだ瞬間から体内では約10分刻みに、さまざまな変化が起きているという。時系列にすると以下の通りだ。

sugarcrash1.JPG
「CE Evolution」の記事より
○10分後
 ティースプーン10杯分の糖分(成人の1日の許容糖分摂取量に相当)が人体システムにアタックを開始。通常なら、これだけ多くの糖分を一気に飲み込めば吐き気をもよおすはずだが、酸味料として用いられるリン酸が甘みを抑えているため、飲みやすい口あたりに仕上がっている。

○20分後
 血糖値が急上昇、大量にインシュリンが分泌される。それに肝臓が反応して、糖分をすべて脂肪に変える。

○40分後
 カフェインの吸収が完了。瞳孔は広がり、血圧も上昇するなど、身体に徐々に変化が起きてくる。脳のアデノシン受容体が遮断されることにより眠気がなくなる。

○45分後
 ドーパミン生成が活発になり、脳の“快楽中枢”を刺激。これはヘロインが脳に及ぼす影響とほぼ同等とされる。

○60分後
 腸管下部でリン酸がカルシウム、マグネシウム、亜鉛と結合して代謝を促進させる。大量の砂糖や人工甘味料によりカルシウムは体内では吸収されず、尿として排出される。

○さらに60分後
 この段階までくると、カフェインの利尿作用によりトイレが近くなり、コーラに含まれている水分はすべて体外に出ていく計算になる。同時に、歯や骨の生成に使われるはずだったカルシウム、マグネシウム、亜鉛はナトリウム、電解質、水分とともに排出されてしまう。

 また、糖分は体内ですばやく吸収され血糖値を上げるが、それを下げようとしてインシュリンが急速に分泌されるため“低血糖状態”に陥ってしまうことがあるそうだ。これを「シュガークラッシュ」と呼ぶ。この症状には、身体のだるさ、イライラ感、めまい、発汗、震え、手足の冷えなどがあり、アメリカで精神疾患と診断される症例の約3割はシュガークラッシュが遠因だとする声もある。

sugarcrash2.JPG
画像は「Wikimedia Commons」より
 つまり、コーラに限らずカフェインや糖分を多く含む炭酸飲料水は長期にわたって飲み続けるとあまり身体によろしくないということだ。まあ、ほどほどに、ということだろう。

「シュガークラッシュ」という聞き慣れない健康被害――飽食の国にはすでに上陸していてもおかしくない。
(文=佐藤Kay)

参考:「CE Evolution」ほか

1878荷主研究者:2017/04/29(土) 21:36:15

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00422713
2017/3/30 05:00 日刊工業新聞
大醤、しょうゆ調味料工場を新設 年産5割増

【南大阪】大醤(堺市堺区、河盛幹雄社長、072・243・0184)は、つゆやたれ、ソースなどのしょうゆ調味料工場(写真)を新設した。しょうゆ調味料は消費者の食の...

(残り:303文字/本文:383文字)

(2017/3/30 05:00)

1880とはずがたり:2017/05/09(火) 21:52:50
牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」に注目 参入企業が増加
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000010-wordleaf-ind
THE PAGE 5/9(火) 18:30配信

 牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」と呼ばれる「アーモンドミルク」、「ライスミルク」などが食品業界で注目されています。欧米では親しまれていたものですが、日本でも「植物由来でヘルシー」とじわじわ人気が高まり、参入メーカーも増加傾向。「来年には市場規模が今年の2倍以上になる見通し」と、裾野を広げていきそうです。

牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」に注目 参入企業が増加
[写真]牛乳、豆乳に続き注目される第三のミルク。江崎グリコではアーモンドミルクの飲料に力を入れている
「アーモンド」や「ライス」商品化進む
 第一のミルクに当たる「牛乳」は最もポピュラーですが、体質によっておなかを壊したり、アレルギー症状を起こしたりする可能性がある上、高カロリーなども指摘されていました。代わって第二のミルクとして浮上したのが「豆乳」ですが、こちらも原料である大豆アレルギーのある人には飲めない側面がありました。そこで新たに注目されたのが「第三のミルク」です。

 慶応大学医学部の井上浩義教授は「アーモンドミルクは高い抗酸化作用を持つビタミンEが豊富で、老化防止などが期待できる。ライスミルクも牛乳と比べかなり低カロリーな上、玄米由来のものも発売されていて栄養のバランスも大変よい。栄養補助や美容面などから、特に50歳以上の女性の人気が高いようだ」と話します。

 江崎グリコは、アーモンド商品ブランド「アーモンド効果」シリーズに、アーモンド飲料のラインナップを充実させています。プレーンなアーモンドミルクタイプや砂糖不使用タイプのほか、今年2月末には飲みやすい「エスプレッソ味(砂糖不使用)」も投入しました。200ミリリットル入り、125円(税別、希望小売価格)。

 同社では「アーモンド飲料は味づくりが難しかったが、細かくすりつぶし、高圧でなめらかな口当たりに仕上げられた。アーモンドは健康に良いという意識が高まっており、30〜50歳代の女性をターゲットにしたい」と話しています。

 キッコーマンでは2015年5月に「玄米でつくったライスミルク」(190グラム缶)を発売しました。

 原材料を国産の玄米にこだわり、砂糖、油などを使っていないのが特徴。玄米を使うことで胚芽やヌカが残り、食物繊維やビタミンなどが豊富といいます。希望小売価格は200円(税別)。「エネルギー補給を目的に、中高年中心の購買層と考えられる。また、乳アレルギー対策としての利用者もいるようだ」とみています。

 「第三のミルク」市場への国内メーカーの参入は、2011年には3社でしたが、この5年で10社超に拡大。井上教授は「第三のミルクの国内市場規模は70〜80億円とみられるが、参入メーカーが急速に増えており、 早ければ来年にも200億円規模になるのではないか。ブームが加速すれば、さらに右肩上がりで伸びる可能性がある」と分析しています。

1881チバQ:2017/05/10(水) 15:17:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170510k0000e040265000c.html

<自販機>飲料販売3分の2に コンビニ台頭で生き残り模索
11:07毎日新聞

<自販機>飲料販売3分の2に コンビニ台頭で生き残り模索
大阪市内に設置されている貸し傘付き自動販売機。無料で借りられ、元の自販機に戻せばよい=2017年5月10日撮影、ダイドードリンコ提供
(毎日新聞)
 自動販売機の飲み物が売れなくなっている。販売額は2000年代に入って減少傾向が続き、昨年はピークの3分の2に。平成に入ってから最低となった。背景には、品ぞろえが豊富で本格的なコーヒー販売も始めたコンビニエンスストアの台頭がある。自販機が「便利さの象徴」だった時代は終わり、メーカーは社会貢献も意識しながら生き残る道を模索している。

 5月上旬、東京・新橋のオフィス街。コンビニを出るビジネスマンに、自販機で飲み物を買わなくなった理由を聞いた。「コンビニの商品はバラエティーが豊富で、自販機より安いものも多い」「以前は缶コーヒー派だったが、その場で豆をひくコンビニコーヒーのほうがおいしい」といった声が聞かれた。

 日本自動販売機工業会(東京都)によると、日本の飲料自販機は1960年前後から普及が進んだ。担当者は「欧米では缶コーヒーを飲む習慣がなく、『温かい』と『冷たい』を1台で販売する自販機は日本以外にほとんどない。治安が良いため、屋外の自販機が多いのも特徴」と話す。

 飲料総研(東京都)の宮下和浩取締役は「定価で販売できるので利益率が高く、人手もいらない自販機を重視するメーカーは多い」と話す。

 だが、右肩上がりだった年間の販売額は99年の約3.1兆円をピークに、昨年は約2兆円まで減少した。飲料総研によると、清涼飲料の出荷量は95年には自販機が約48%を占めたが、昨年は約29%に。大量に仕入れて格安で売るスーパー(約38%)に抜かれ、コンビニ(約22%)にも迫られている。

 自販機の設置台数は30年近くほぼ横ばいだが、昨年は約247万台と平成に入って最も少なかった。

 こうした中、社会貢献の機能を持つ自販機が近年目立っている。災害時に商品を無償提供できる仕組みは各社がすでに導入し、東日本大震災でも活用された。飲料大手のダイドードリンコ(大阪市)は15年から、関西の一部の自販機に無料で貸し出す傘を備え付けている。好評で、東京での設置も検討しているという。担当者は「全国各地にある自販機の利点を生かした地域貢献を、今後も考えたい」と話す。

 消費者行動に詳しい関西学院大の山本昭二教授は「災害対応型やAED(自動体外式除細動器)などを付設した自販機なら、公共施設からの需要もあるかもしれない」と話し、自販機の将来を「マンションにあるような宅配ボックスの併設など、飲み物の提供にとどまらない付加価値をいかにつけられるかが鍵」と分析している。【安高晋】

1882とはずがたり:2017/05/10(水) 18:32:44

下請法違反、山崎製パンに勧告=コンビニ事業で不当減額―公取委
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170510X958.html
16:20時事通信

 山崎製パン(東京都)が、展開するコンビニエンスストアで売る弁当類の製造委託先への下請け代金を不当に減額したとして、公正取引委員会は10日、下請法違反で同社に再発防止を勧告した。不当と認定されたのは約4622万円で、同社は全額返還した。

 公取委によると、「デイリーヤマザキ」などで売る弁当や麺類などの製造を委託した10社に対し、下請け代金を「ベンダー協賛金」や「販売奨励金」などの名目で不当に減額。弁当を買った客に渡す割り箸やフォークの調達費用も負担させていた。

 違反の多くは2015年1月までの1年間だったが、一部は「オープン販促費」名目で今年1月まで続いていた。

 調査を行った中小企業庁が4月、勧告するよう公取委に求めていた。

 山崎製パンによると、下請法への理解不足が原因といい、「勧告を真摯(しんし)に受け止め、コンプライアンス(法令順守)強化と再発防止に努める」と話した。

1883とはずがたり:2017/05/10(水) 19:34:39
このデフレ時代に定価で買わされる自販機程バカバカしいものはないと普通考えたら思いつきそうなもんだ。

<自販機>飲料販売3分の2に コンビニ台頭で生き残り模索
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170510k0000e040265000c.html
11:07毎日新聞

 自動販売機の飲み物が売れなくなっている。販売額は2000年代に入って減少傾向が続き、昨年はピークの3分の2に。平成に入ってから最低となった。背景には、品ぞろえが豊富で本格的なコーヒー販売も始めたコンビニエンスストアの台頭がある。自販機が「便利さの象徴」だった時代は終わり、メーカーは社会貢献も意識しながら生き残る道を模索している。

 5月上旬、東京・新橋のオフィス街。コンビニを出るビジネスマンに、自販機で飲み物を買わなくなった理由を聞いた。「コンビニの商品はバラエティーが豊富で、自販機より安いものも多い」「以前は缶コーヒー派だったが、その場で豆をひくコンビニコーヒーのほうがおいしい」といった声が聞かれた。

 日本自動販売機工業会(東京都)によると、日本の飲料自販機は1960年前後から普及が進んだ。担当者は「欧米では缶コーヒーを飲む習慣がなく、『温かい』と『冷たい』を1台で販売する自販機は日本以外にほとんどない。治安が良いため、屋外の自販機が多いのも特徴」と話す。

 飲料総研(東京都)の宮下和浩取締役は「定価で販売できるので利益率が高く、人手もいらない自販機を重視するメーカーは多い」と話す。

 だが、右肩上がりだった年間の販売額は99年の約3.1兆円をピークに、昨年は約2兆円まで減少した。飲料総研によると、清涼飲料の出荷量は95年には自販機が約48%を占めたが、昨年は約29%に。大量に仕入れて格安で売るスーパー(約38%)に抜かれ、コンビニ(約22%)にも迫られている。

 自販機の設置台数は30年近くほぼ横ばいだが、昨年は約247万台と平成に入って最も少なかった。

 こうした中、社会貢献の機能を持つ自販機が近年目立っている。災害時に商品を無償提供できる仕組みは各社がすでに導入し、東日本大震災でも活用された。飲料大手のダイドードリンコ(大阪市)は15年から、関西の一部の自販機に無料で貸し出す傘を備え付けている。好評で、東京での設置も検討しているという。担当者は「全国各地にある自販機の利点を生かした地域貢献を、今後も考えたい」と話す。

 消費者行動に詳しい関西学院大の山本昭二教授は「災害対応型やAED(自動体外式除細動器)などを付設した自販機なら、公共施設からの需要もあるかもしれない」と話し、自販機の将来を「マンションにあるような宅配ボックスの併設など、飲み物の提供にとどまらない付加価値をいかにつけられるかが鍵」と分析している。【安高晋】

1884とはずがたり:2017/05/10(水) 19:50:54
「フルグラ」を中国に輸出=8月から、シリアル人気に対応―カルビー
時事通信社 2017年5月10日 17時56分 (2017年5月10日 19時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170510/Jiji_20170510X986.html

 カルビーは10日、主力のシリアル食品「フルグラ」を中国へ輸出すると発表した。北海道工場(北海道千歳市)に整備中の新ライン稼働に合わせ、8月以降に輸出を始める。また70億円を投じ、来年8月の稼働を目指して京都工場(京都府綾部市)にフルグラの生産ラインを新設、輸出向けの増産体制を整える。
 フルグラは、日本を訪れる中国人観光客らが大量購入するケースも多く、同社はシリアル市場が急拡大する中国への直接輸出で販売拡大を目指す。
 東京都内で同日記者会見した松本晃会長は「18年度の販売目標500億円のうち、150億円程度を中国への輸出としたい」と意欲を示した。主に輸出用のフルグラ生産を行う北海道、京都の両工場では、中国人への知名度が高いそれぞれの土地柄を生かし、パッケージや味を工夫した商品の開発も進める予定という。

1888とはずがたり:2017/05/22(月) 09:04:46
官製値上げだなヽ(`Д´)ノ
今後麦酒の税金下げる方向だから先ずは引き締めたってとこか。

スーパーがビールの駆け込み特需を煽るワケ 国税庁の新基準導入で6月から値上がり必須
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-172561.html
06:00東洋経済オンライン

「6月よりビール・発泡酒・新ジャンルの6缶パックが値上がり致します! まとめ買いするなら今がラストチャンス!」

5月12日にオープンしたMEGAドン・キホーテ渋谷本店。2階の酒類売り場には、大きく目立つ広告が並んでいる。東京都内の店舗数でスーパー業界首位のサミットも、同様の店頭広告を始めた。駆け込み需要を喚起する狙いだという。

「ドライ」も「金麦」も値上がり
特売の目玉だったビール類に値上げの波が押し寄せている。

アサヒビールの「スーパードライ」などビール350ミリリットル6缶パックは、写真のように税込み1080円で売られている場合もあるが、東京都23区の平均小売価格は1?4月の段階で前年同期比9円上昇の1136円だった。サントリービールの「金麦」など第三のビールは特に顕著で、同18円上昇の664円となった。

値上げの背景には国税庁の意向がある。同庁は6月から施行する「酒税法等一部改正法」に基づき、「酒類の公正な取引に関する基準」を改めた。

これまで、スーパーなど小売りはメーカーや卸から受け取るリベート(販売奨励金)を原資に値下げし、時には赤字覚悟の安売りで集客の目玉にしてきた。

6月から適用される新基準によって、小売りは仕入れ原価に人件費や光熱費などの販管費を加えた総販売原価を下回る価格で酒類を販売できなくなる。

メーカー側にはリベートの支払い基準の厳格化も求められている。そこで今年1月以降、キリンビールを筆頭に各メーカーがチラシ協賛金など、基準のあいまいなリベートを見直したため、値下げが困難になったのだ。

さらに、新基準に違反すれば酒類の販売免許が取り消されるなど、これまで以上に厳しい行政処分が下される可能性がある。

ある中堅スーパー首脳は、「いくらで売れば違反しないか、税務署に聞いても教えてもらえない。おそらくどこか1社が摘発されて初めてわかる。だから今はとりあえず価格を上げざるをえない」と困惑ぎみに語る。

店頭価格の上昇は売り上げ減少につながりかねないため、スーパー各社は対応に追われている。

勝機か懸念材料か
多摩地区地盤のいなげやは「価格訴求ができないからには、クラフトビールなど品ぞろえで勝負する」(成瀬直人社長)。

東武線沿線を中心に約60店を展開する東武ストアの大浦理専務は、「ビール類の売り上げが下がったとしても、粗利率が比較的高いワインや日本酒に注力することで酒類部門全体の利益の確保を目指す」と話す。

一方、規制強化をチャンスととらえる企業もある。大型の総合スーパーを中心に展開するイオン北海道は、イオングループのPB(自主企画品)である「トップバリュ」のビール類を拡販する。PBは広告宣伝費を節約できるなどの理由で、通常価格であってもNB(メーカー品)より安く、価格優位性を訴求しやすいためだ。

一般的にスーパーよりも割高なコンビニで、今後の価格差の縮小によってビール類の販売が伸びるとの見方もある。ミニストップの堀田昌嗣取締役は、「メーカーと共同での商品開発やキャンペーンをこれまで以上に積極化する」と鼻息が荒い。

国税庁が目指すのは、過度な価格競争の是正を通じた取引慣行の健全化だ。

スーパーなど小売りは集客のために赤字覚悟の特売を繰り返し、メーカーは売り上げ維持のためにリベートを積み増すことで利益が圧迫される。

間に立つ卸も、他社に取引を奪われぬように、自らの利益を削ってまで両者にとって魅力的な条件を提示しようとする。3者それぞれの事情で「消耗戦を続けてきた」(キリンビールの布施孝之社長)。

夏場の商戦をどう乗り切るか?
結果、小売りにおけるビール類の一般的な粗利率は2?3%とされる。ビール1缶を200円で販売しても、数円しか儲からない計算だ。

2017年度「税制改正大綱」でビールの段階的な減税が決まり、メーカーも卸も小売りも売り上げ増を期待した矢先の規制強化に、「今年一番の不確定要素」(ヤオコーの川野澄人社長)との声も上がる。

店頭価格上昇を理由に、ビール類の売り上げそのものが減少すれば、元も子もない。販売の最盛期である夏場を前に、各社の苦悩は深まっている。

1889とはずがたり:2017/05/22(月) 20:16:36
>資金面が多忙
?こんな言い方すんの?

「大山豆腐」ブランドで高い知名度、大山豆腐(株)が民事再生法申請
東京商工リサーチ 2017年2月1日 16時20分 (2017年2月10日 15時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170201/Tsr_tsr20170201_02.html

 大山豆腐(株)(TSR企業コード:360337236、法人番号:6021001020995、伊勢原市白根575、設立昭和60年11月、資本金5000万円、代表取締役:柳川武男氏)は1月31日、横浜地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は西村将樹弁護士(R&G横浜法律事務所、横浜市中区住吉町1-2、電話045-671-9510)。
 負債総額は31億4106万円(平成28年9月期決算時点)。
 「大山豆腐」ブランドで首都圏を中心に高い知名度を有する豆腐製品メーカー。当初は別グループが製造、当社が販売していたが、事業移管により当社が製造から販売まで一貫した体制を構築。量販店、スーパールートを中心に「大山豆腐」や「麦とろ納豆」といった自社ブランドが浸透し、県下トップクラスの業容に伸長してきた。さらに、平成17年8月に「豆腐本陣・山水亭」を開店し飲食事業に着手したほか、相次いで同業を合併や子会社化、19年9月期中に埼玉新工場用地を取得する積極策を講じていた。しかし、過剰な投資を重ねてきたことから金融債務が膨らみ、資金面が多忙となったため、中小企業等金融円滑化法を利用してしのいできた。
 24年9月期には売上高33億183万円を計上していたが、原料高騰から1億8639万円の赤字となり、資金繰りが急激に悪化。26年1月に資金ショートを起こし、取引先から債権譲渡登記を設定された。さらに、27年6月、28年1月に資金ショートを起こし、支払遅延が散発するなどして信用性が低下していた。
28年9月期は売上高約18億7600万円に落ち込み5期連続となる赤字を計上した。こうしたなか、29年1月に創業社長が急逝し、今回の措置となった。

1890とはずがたり:2017/05/24(水) 17:07:39
マグロ加工会社で塩素ガス発生 16人搬送
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170524-00000038-nnn-soci
日本テレビ系(NNN) 5/24(水) 14:25配信

 24日午前、食品加工会社の工場で作業中に塩素ガスが発生し、呼吸が苦しいなどと訴えた従業員16人が搬送された。

 警察や消防によると24日午前10時すぎ、横浜市磯子区にあるマグロ加工会社「フーズシステム」の工場から、「塩素となにかを混ぜ、ガスが発生し、呼吸が苦しい」と119番通報があった。工場では当時、機械を消毒する液体を作るために塩酸などの薬品を混ぜていたということだが、調合を誤って塩素ガスが発生したとみられるという。

 ガスを吸い、呼吸が苦しいなどと訴えた従業員16人が搬送され、15人が軽傷、1人は重傷だという。現在、塩素ガスはおさまり、近隣への影響はないという。警察は作業ミスが原因とみて、塩素ガスが発生した経緯を調べている。

1891とはずがたり:2017/05/25(木) 18:27:25
衝撃だなあ。。

明治カール、中部以東での販売終了へ 販売低迷で集約
http://www.asahi.com/articles/ASK5T5DZYK5TULFA02D.html
牛尾梓2017年5月25日18時11分

 明治は25日、スナック菓子「カール」について、中部地方以東での販売をやめると発表した。現在、全国に5カ所の工場で生産しているが、9月以降は松山工場(愛媛県)の1カ所で「チーズあじ」「うすあじ」のみを生産。滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西での販売のみとなる。

 同社によると、カールの売り上げは1990年代にピーク。ポテトチップスなどに押され、現在はその3分の1ほどに低迷。3年前から商品を見直し、大人にターゲットを絞った「大人の贅沢(ぜいたく)カール」を発売するなどしてきた。だが、他社も新商品を投入するなかで巻き返せず、生産や輸送の態勢を集約することにした。

 明治は「終売せざるを得ないとの声もあったが、社を代表するロングセラー商品。生産コスト、物流などの面から総合的に判断して集約を決めた」(広報部)という。

 同社が日本初のスナック菓子として、カールを売り出したのは68年。主力のチョコレート以外で、年間を通して食べられる菓子として開発が始まった。米国出張でスナック菓子人気を知った社員のアイデアから生まれた。「それにつけてもおやつはカール」のキャッチフレーズで宣伝し、「菓子=甘い物」という常識を覆した。名前はくるりんとした形などから付けた。

 日本人好みの味を試行錯誤し、チーズとチキンスープ味の2種類からスタートし、累計200種類以上の味が発売された。(牛尾梓)

1892とはずがたり:2017/05/25(木) 18:28:45
地域的に売れ方違ってたのかな?西日本名物土産になるかな??

カール カレー味など販売終了、チーズ&うすあじは関西以西のみ販売に
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/05/25/0010222729.shtml

 明治は25日、半世紀にわたり親しまれたスナック菓子「カール」の『カレーあじ』などの販売を終了することを発表した。『チーズあじ』と『うすあじ』の2品は全国での販売を終了し、関西地域以西のみでの販売となる。売り上げ低迷が原因。
 カールは1968年から発売を開始し、軽い味わいと「カールおじさん」のCMでもお茶の間に愛された。
 明治を代表する歴史ある商品だったことから、3年前からブランド存続の可能性を模索していたという。全面打ち切りを見送り、販売地域と商品を絞った上で、販売を継続することを決断したという。
 8月生産分をもって販売を終了するのは「カールカレーあじ」「大人の贅沢カール」シリーズと「小つぶカール」シリーズ。
 「カールチーズあじ」「カールうすあじ」は8月生産分をもって、関西地域以西での販売に変更。中部地域以東は販売を終了する。

1893とはずがたり:2017/05/26(金) 22:07:06
悪質なもうあかん商法やないけ。

「カール」販売終了(一部地域)の明治製菓をかかえる明治HDの株価は5倍に
投信1 2017年5月26日 06時30分 (2017年5月26日 21時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170526/Toushin_3341.html

明治製菓が中部地域以東で「カール」の販売を終了するという5月25日の報道を受けて、多くの「カール」ファンががっかりしたことであろう。ソーシャルメディアの一部では、「しけったカールが一番の大好物だったのに」というコメントも見られ、その嗜好に対していいね!が複数つくシーンも見受けられた。

販売が低迷しているとはいえ、ファンが多い「カール」の一部地域限定販売に踏み切った明治製菓を抱える明治ホールディングス(以下、明治HD)はどのような経営状況なのであろうか。決算資料をもとに見ていきたい。

■驚くべきはアベノミクス以降株価は5倍に

採算が悪化した商品の販売を見直すというと経営状況が悪化していると考えるのが自然だが、明治HD(2269)の場合はそうではない。むしろ好調だ。

2017年3月期は営業利益が884億円であった。アベノミクスの始まった2013年3月期は営業利益が259億円であったことを考えれば、営業利益は4年間で実に3.4倍になっている。

また、その収益の成長に連動するように、2013年は2,000円水準の株価が、2015年から2016年にかけては1万円を超える場面も何度も見られた。足元の株価は9,000円水準であるが、実に株価は5倍程度になった計算となる。

■明治HDの菓子事業は実は高収益

では、明治HDはどのような会社なのであろうか。

明治HDは2008年に明治製菓と明治乳業が共同持株会社を設立することに合意し、2009年に設立された。現在の事業は食品セグメントと医薬品セグメントに分かれている。

2018年3月期の会社による計画では、営業利益945億円のうち食品が840億円以上を占め、医薬品セグメントはあるものの、一言でいえば食品の会社である。

また、その食品セグメントを見てみると、売上高、営業利益が最も大きいのがデイリー発酵であり、今回の「カール」が含まれる菓子は同セグメントでは売上で4番手、営業利益では2番手である。

とはいえ、菓子は2018年3月期の会社計画では売上高1,623億円に対して営業利益は184億円と、営業利益率は10%を超えており、収益性だけを見れば優良事業だ。

ただし、国内の人口減少、高齢化といったファンダメンタルズを考慮すれば、それほどたやすい事業ではないといえるであろう。同社の食品の海外比率は2017年3月期ではわずか4%であり、今後もさらなる展開が必要なレベルだ。

今回の「カール」に関する意思決定も、そうした背景を考慮した商品の「選択と集中」といえるであろう。消費者には悲しむ人が多いであろうが、株主から見れば英断といえるかもしれない。

■今後の明治HDはどこに向かうのか

同社は、2020年度に営業利益水準1,200億円を目指している。また、同社は2026年度には海外売上高比率20%以上という目標を掲げている。

食品セグメントの海外売上高比率が4%というのは先ほど見た通りだ。医薬品セグメントの海外売上高比率は24%と食品セグメントよりも高いが、そもそも売上高の規模が小さい。

同社が「世界の明治」となるためには、これまでJT(2914)やキリンHD(2503)、アサヒグループHD(2502)といった食品企業が繰り広げてきたM&Aは避けて通れない可能性がある。

キャッシュフローを基盤とした財務体質の強化動向に注目だ。

1894とはずがたり:2017/05/26(金) 22:20:06
強力粉、7月から3.5%上げ=日本製粉 時事通信社 2017年5月26日 12時36分 (2017年5月26日 21時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170526/Jiji_20170526X156.html

 日本製粉は26日、「ニップン イーグル」など家庭用の強力粉7品目を、7月1日出荷分から約3.5%値上げすると発表した。一方、家庭用薄力粉は「ニップン ハート」(1キログラム)のみを約0.5%引き下げる。輸入小麦の政府売り渡し価格が4月1日に改定されたことに伴う措置。

1895とはずがたり:2017/05/26(金) 22:22:14
カールなぜ西日本だけ限定に 東日本が食べなくなった? 明治「売上に地域のバラツキはありません」
ねとらぼ 2017年5月26日 13時40分 (2017年5月26日 21時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170526/Itmedia_nl_20170526091.html

 明治がロングセラー商品「カール」を中部地方以東で販売終了すると発表し、世間を驚かせています。販売地域の変更は売上低迷による収益性の悪化が理由としていますが、なぜ西日本ではなく東日本側が中止になるのでしょうか。東日本の方がカールを食べなくなってしまった?

 明治広報部に取材したところ、「売上において特に地域のバラツキはありません」とのこと。まず前提として、売上低迷によりカールは全面的に販売中止せざる得ない段階にありましたが、長期ブランドのため継続できる手段を模索していたそうです。

 そこで販売地域を絞るとなったときに、工場5つのうち4つ(埼玉・坂戸、静岡・藤枝、大阪・高槻、山形・上山)で生産中止し、子会社・四国明治の工場(愛媛・松山)のみで生産しながら西日本限定で販売することに。生産効率と生産拠点からの物流を総合的に考えた結果によるもので、特に売れ行きが西日本に偏っていたわけではないと言います。

 カールの売上は最盛期190億円程から現在60億円程に落ち込んでいるらしく、売上の低迷の理由は「消費者の人気がコーン菓子よりもポテト菓子に移行したもの」と明治は分析。3年ほど前からブランド存続を検討し始め、ブランド力を強めるために2016年に「大人の贅沢カール」など新規商品でテコ入れを図りましたが、なかなか売上回復につながりませんでした。

 そうした中でブランド存続を模索した結果の、中部以東の販売終了。西のカールファンはほっと胸をなでおろす一方、東のファンにはなんとも不運な話ですが、これからもカールおじさんが日本の売り場のどこかに居続ける……と思うと喜ばしいのかもしれません。

1896とはずがたり:2017/05/29(月) 08:50:53

カルビー「フルグラ」、次はサントリー「ボス」とコラボ
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK5S4SPYK5SULFA01M.html
05月26日 16:49朝日新聞

 サントリー食品インターナショナルは、コーヒーの新商品「ボス ラテベース・スイートメープル」を30日に発売する。カルビーとの共同開発で、シリアル食品「フルグラ」にかけるのにぴったりの商品だ。フルグラは、食べ合わせを提案する「お友だち作戦」を展開中で、他社の商品開発もリードしている。

 ボスの新商品は、4倍濃縮のエスプレッソソース。通常は牛乳で割って飲むが、牛乳をかけたフルグラにかけて食べることを想定し、メープル風味にした。

 フルグラは2010年に31億円だった売上高が、現在は10倍に急成長。カギは、ジャンルを超えた商品とのコラボだ。

 15年に九州エリア限定でヨーグルトとセットにした「フルグラヨーグルト」を開発。昨年は、豆腐にかけて食べる「とうふで、グラノーラ。」を豆腐メーカー「相模屋食料」から出した。期間限定で、人気ラーメン店「麺屋武蔵」やカレー店「ゴーゴーカレー」とコラボし、トッピングやカレーライスのご飯代わりに提供したこともある。

 カルビー広報は「遠いジャンルとコラボすることで、ファンの間口が広がる。スーパーでも、シリアル売り場以外に並べてもらえる」と狙いを話す。(牛尾梓)

1897とはずがたり:2017/05/29(月) 17:21:56

グリーンピース載ったシューマイ探そうと思ってたとこだったのに最近はどれも載ってないのか!

シュウマイからグリーンピースが消えたのはなぜ? 教えて!
gooウォッチ 2017年5月29日 12時00分 (2017年5月29日 17時07分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20170529/Goowatch_ba47b88e04ef88c23c58f51c26bb788c.html

冷めても安定の味の「シュウマイ」は、食卓やお弁当の定番であり、作る人の強い味方だ。手作りすると少々手間がかかるが、手軽に美味しく食べられる冷凍やチルドのシュウマイが多種出回り、老若男女に愛される中華の鉄板アイテムである。そういえば先日、「教えて!goo」に掲載された漫画「たまランチ」を読んで、最近のシュウマイにはグリーンピースがのっていないことに気づいた。ひと昔前は、緑のグリーンピースをのせた彩りよいシュウマイをよく見かけたものだ。のせなくなった理由は何だろうか。気になったので、長年、冷凍シュウマイの製造、販売を行っている、株式会社ニチレイフーズの渡辺千春さんに真相を伺った。

■グリーンピースをのせた理由

まずは、シュウマイにグリーンピースをのせ始めたころの話を聞いた。それは、昭和30年代の出来事だった。

「当時、弊社の開発担当者が栄養士さんと学校給食用メニューを検討していたときのことです。子供たちの大好きなイチゴのショートケーキから発想を得て、『シュウマイの上にグリーンピースをのせてみよう!』となったそうです」(渡辺さん)

グリーンピースをのせることで食物繊維などの栄養素も摂取できる。しかし、独特の食感や風味は、当時の子供たちにすんなり受け入れられたのだろうか。

「当時の日本在来種のグリーンピースは硬くゴリゴリしていました。ちょうどその頃、ニュージーランドから輸入したグリーンピースが甘くて美味しかったので、これなら子供たちも喜んでくれるだろうと考え採用されました」(渡辺さん)

「甘くて美味しい〜!」という子供たちの歓声が聞こえてきそうだ。ビジュアル的にもコロンと丸く可愛らしい。

■のせなくなった理由

渡辺さんによると、長年、ニチレイフーズの冷凍シュウマイにグリーンピースはのせていないそうだ。それでは、なぜのせなくなったのか、どんな理由が考えられるのか、近年グリーンピースの生産量は減っているようだが、関係があるのかも聞いてみた。

「グリーンピースをのせなくなった理由は製造元によりそれぞれだと思います。弊社では時代の流れとともに海老やカニなど具材のバリエーションが増え、認知度とともに人気も高まったため、むしろグリーンピースをのせる必要がなくなったのだと考えられます。また、グリーンピースの生産量は直近3年間、落ち込んできていますが、それとの因果関係は考えにくいです」(渡辺さん)

実際、ニチレイフーズで人気のシュウマイは2000年に発売した「甘えびシュウマイ」とのこと。天然の甘えびをトッピングし、やさしい甘さとふんわりとした食感が特長で、初代のグリーンピースのせのベーシックなシュウマイと比べると、ワンランク上の味わいが人気だ。

■シュウマイのアレンジ法

シュウマイにグリーンピースをのせなくなったことで、グリーンピースに含まれる食物繊維やビタミン、カリウム、タンパク質などの栄養素が摂取できなくなったのは残念な点である。そこで、グリーンピースに負けないほどの栄養素を補いシュウマイが豪華に見える、アレンジメニューを伺ってみた。

「レトルトのふかひれスープや酸辣湯スープなどに加えて煮こむだけで、ワンタンのようにつるっとした食感のスープシュウマイができあがります。具材のひき肉や海老、カニなどがスープの旨味も引き立ててくれますよ。また、海老シュウマイを、マヨネーズや粒マスタード、ケチャップなどで調味しサッと炒め合わせれば、海老マヨ風の簡単おつまみに早変わりします」(渡辺さん)

どんなシュウマイもつい醤油をつけて食べてしまいがちだが、少しのアレンジで何倍も楽しめる。いずれのレシピもグリーンピース代わりにお好みの野菜を添えるとよいだろう。

ニコニコ動画で見る→bit.ly/2rSTyNG

●専門家プロフィール:渡辺 千春
株式会社ニチレイフーズ 経営企画部広報グループ マネジャー。WEBや雑誌を中心に広報業務に従事。ニチレイフーズ公式Facebookページ、本格炒め炒飯応援キャラクター「イタメくん(Twitter)」の運用も手掛ける。

1898とはずがたり:2017/06/03(土) 09:53:27
安売りに抗せられない何の特徴もない街の酒屋なんか潰せよなあ。

ビール値上がり、「安売り」規制強化 メーカー歓迎も…消費者離れに拍車
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170530-00000500-fsi-bus_all
SankeiBiz 5/30(火) 7:15配信

 スーパーやディスカウントストアで、缶ビールが徐々に値上がりしている。6月の酒の安売り規制強化を控え、メーカーが値下げの原資となる販売奨励金(リベート)を減らしているからだ。法改正によって6月以降、過度な安売りは厳しい取り締まりを受けるため、店頭価格にさらなる上昇圧力がかかる。小売りや消費者には痛手だが、ビール離れが進めばメーカーにとっても、収益を圧迫する要因になりかねない。

 「まとめ買いするなら今!5月中がラストチャンス!」。MEGAドン・キホーテ渋谷本店(東京都渋谷区)のビール売り場では6月からの値上げを見越し、こうした張り紙で消費者に買いだめを促している。

 改正酒税法は、採算を度外視するような過度な安売り業者に対し、酒類販売免許の取り消しなど厳しい処分を規定する。大手スーパーやディスカウント店の安値攻勢で苦しい“町の酒屋さん”を救う狙いだ。

 既にビール価格は、じわり上昇している。データ分析会社のカスタマー・コミュニケーションズ(東京都港区)によれば、全国のスーパーの4月平均価格は、アサヒビールの「スーパードライ」(350ミリリットル×6本セット)が1031円と、昨年12月比で29円値上がりした。

 スーパーはメーカーや卸から支払われるリベートを原資にビールを安売りし、それを“広告塔”にして集客につなげてきた。ある大手スーパーの幹部は「これまでは350ミリリットルの缶ビール6本セットを3桁(1000円未満)の値付けでチラシを出してきたが、6月以降はできそうにない」と顔をしかめる。

 ほとんど値引き販売をしてこなかったコンビニエンスストアにとっては、スーパーなどとの価格差が縮まれば、ビール販売に追い風となる可能性がある。

 缶ビールの値上がりは、家計には負担となりそうだ。都内に住む30代の女性は「ビールが高くなれば飲む本数を減らすか、安い缶チューハイなど他のお酒を飲む」と話す。

 一方、メーカーは安売り体質からの脱却を歓迎する。大手ビールの幹部は「適正価格により、業界全体が収益を上げるのが望ましい姿だ」と話す。だが、ビール類の国内市場は、2016年まで12年連続で縮小している。店頭価格の上昇がビール離れに拍車をかける懸念もあり、メーカーも手放しでは喜べない状況だ。(大柳聡庸)

1899とはずがたり:2017/06/04(日) 19:02:29
>ネットで買い物をする人は、コカ・コーラのボトルをカートに入れるのを、「忘れてしまう」ことが多いというのだ。

>消費者はモールの中などでは、特に欲しいわけでもなく「ついでに」購入することがあるが、足を運ぶ人が減れば、そうした購入も減少する。

コカ・コーラを襲う数々の問題、原因の多くは「ネット販売」 Forbes JAPAN 2017年6月3日 08時00分 (2017年6月4日 18時22分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170603/ForbesJapan_16457.html

米飲料大手コカ・コーラの最高経営責任者(CEO)は先ごろ応じた米ブルームバーグとのインタビューの中で、オンラインショッピングの利用者の増加が、自社の売り上げにいかに影響を及ぼしているかについて語った。

米国内ではショッピングモールへの客足の減少が、コカ・コーラの売り上げの減少につながっている。小売店やスーパーマーケット、そしてモールの中にあるフードコートに設置した自動販売機も、同社にとって重要な流通チャネルだ。

だが、消費者がオンラインショッピングの利便性を好み、実店舗をあまり利用しなくなっていることで、これらの販売チャネルに悪影響が及んでいるのだ。消費者はモールの中などでは、特に欲しいわけでもなく「ついでに」購入することがあるが、足を運ぶ人が減れば、そうした購入も減少する。

さらに、オンラインで食料品を注文する消費者が増えていることも、同社にとってはありがたくない結果を招いているという。ネットで買い物をする人は、コカ・コーラのボトルをカートに入れるのを、「忘れてしまう」ことが多いというのだ。こうした要因がなくても、消費者がより健康的な飲料を好むようになっていることで、すでに同社の売り上げは伸び悩んでいる。

コカ・コーラが優先的に実行すべきことの一つは、変化し続ける小売業界の環境に適応すること、そしてテクノロジーを味方に付けることだ。同社はグーグルのテクノロジーを活用し、米国内の食料品店を訪れた消費者に対し、一人ひとりに合わせた広告をスマートフォンに送信する取り組みを始めた。また、客足が減っている場所では自動販売機を撤去していくことも検討している。

売上高を伸ばすための鍵となるのは、環境の変化に合わせて新たな流通チャネルを開発していくことだ。オンラインショッピングと自宅への配送を希望する消費者が増えるなら、それに適した新たなパッケージを導入することも一案だろう。

コカ・コーラは、ソーシャルメディア・プラットフォームを活用した宣伝も積極的に行っている。だが、それでも小売店の利用者の減少による影響を完全に相殺するには、十分ではないかもしれない。現在のところ、同社が直面するこうした傾向に変化が出る気配はない。長期的に売り上げを伸ばしていくためには、変化を続ける小売業界の環境に適応し、製品と流通チャネルの双方おいて新たな方針や戦略を取り入れていくことが必要だ。
Great Speculations

1900とはずがたり:2017/06/04(日) 19:25:38
2016/09/01 09:00
米バークレーの「ソーダ税」に予想以上の効果、課税の力が立証される
https://forbesjapan.com/articles/detail/13408/2/1/1
Nancy Fink Huehnergarth , CONTRIBUTOR
I examine the impact of our food environment and food policy.

カリフォルニア州バークレーは2015年、いわゆる「ソーダ税」を導入した。8月23日に発表された研究報告によれば、清涼飲料1オンス(約28.5ml)当たり1セント(約1円)の税が課されるこの制度により、低所得世帯による清涼飲料の消費量が21%減少した。

「低所得世帯は肥満や糖尿病など健康状態が悪化した場合、深刻な影響を受けることになる。炭酸飲料や砂糖入り飲料の消費量が減ったことは、とても明るい材料だ」と、研究を実施したカリフォルニア大学バークレー校のクリスティン・マッドセン准教授は述べた。「人々に健康的な選択を促す上で、ソーダ税は効果的なツールのようだ」

同州では、サンフランシスコ、アルバニーとオークランドの3都市で、11月にソーダ税導入の是非を問う住民投票の実施が予定されている。コロラド州ボルダーも住民投票の実施を検討中で、今回の研究報告は、各地のソーダ税賛成派にとって新たな追い風となる。

学術誌アメリカン・ジャーナル・オブ・パブリック・ヘルス(American Journal of Public Health)に発表された今回の研究結果によれば、ソーダ税の導入により最も消費量が減少したのは炭酸飲料(26%)とスポーツドリンク(36%)。

米国内で、砂糖入り飲料の消費量に影響を及ぼす規模の税を可決・導入したのは、バークレーが初めてだった。2例目となったのがペンシルベニア州フィラデルフィアで、今年6月に1オンス当たり0.5セントのソーダ税導入案を可決。だが施行されるのは2017年からになる。

研究チームによれば、バークレーについての研究では、消費量の減少が砂糖入り飲料の価格上昇に関連しているのか、健康に及ぼす危険についての認識向上に関連しているのか、それともその両方なのかは解明できなかった。

砂糖入り飲料の摂取は2型糖尿病や心臓病、虫歯や肥満のリスクを増大させ、米国内の多くの都市で、こうした飲料が健康に及ぼす影響についての教育プログラムがある。だが消費量の大幅な減少が、啓蒙活動だけに関連づけられたことは一度もない。

研究によれば、2015年3月にソーダ税が導入されて以降、バークレーでは不健康な砂糖入り飲料の消費量が減少したことに加えて、ボトル入りの水や水道水の消費量が64%増加した。「砂糖入り飲料の消費量が予想以上に減少しただけでなく、人々が水のようにより体に害の少ない製品にシフトしていることは、きわめて良い兆候だ」とマッドセンは言う。

今回の研究報告は、課税によってアメリカで砂糖入り飲料の消費量を減らせることを示す初めての証拠という点で重要な意味を持つ。メキシコでも、ソーダ税(1リットル当たり1ペソ=約5円)の導入によって消費量は減少しており、2013年に導入すると、翌年には低所得世帯での同飲料の消費量は17%減少した。

今回の調査に参加した人のうち、別の都市で飲料を購入することでソーダ税を回避した人はわずか2%だった。ソーダ税反対派の一部は、バークレーの住民たちがこぞって、他の都市で非課税の清涼飲料を購入するようになるのではないかと懸念していた。

この新たな研究報告を受けて、健康保持・増進を掲げる人々はようやく、十分な規模の課税は消費量の減少につながり、より健康的な非課税の飲料への切り替えを促すことができるのだと示すことができるようになる。

編集=森 美歩

1901とはずがたり:2017/06/06(火) 00:09:00

<カール>販売縮小で売り切れ続出 「買えない」書き込みも
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170605k0000e040145000c.html
09:56毎日新聞

 約半世紀にわたって親しまれてきたスナック菓子「カール」が、突然売れ始めた。メーカーの明治(東京)が5月25日、販売不振を理由に東日本での販売を今夏以降で終了し、西日本でも種類を大幅に減らすと発表したところ、スーパーなどで売り切れが続出。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上には「カールが買えない」という書き込みがあふれている。

 福岡市東区にあるディスカウントストア「ミスターマックス吉塚店」の菓子売り場は5月31日、カールが置かれていた棚がぽっかりと空いていた。明治の発表3日後の28日に売り切れたという。女性従業員は「今朝もお客様から入荷の予定はないのかと聞かれたが、いつだとは答えられない」と話す。ミスターマックス(福岡市)によると、同社全体では26日以降のカールの売り上げがそれまでの約2倍に伸びた。

 カールが誕生したのは1968年。独特の食感に加えて「それにつけてもおやつはカール♪」のテレビCMで幅広い世代に愛されたが、近年は販売不振が続いていた。明治によると、売り上げは190億円程度あった90年代の3分の1まで落ち込んだという。

 このため明治は、7品目のうち「カレーあじ」など5品目は8月の生産分がなくなり次第、販売を終了すると決定。全国5カ所の生産拠点のうち松山市の工場だけを残し、主力の「チーズあじ」と「うすあじ」の生産は続けるが、販売エリアは西日本に限定する。東日本と西日本で売り上げはほとんど変わらないが、物流コストなどを検討して判断した。

 発表から間もなく、ツイッターなどではカールの姿が消えた商品棚の様子を撮った写真が全国各地から投稿されるようになった。インターネット上のオークションでは品薄を見込んでか、通常の小売価格より高い値段を付けてカールを出品するケースも見られる。

 福岡市博多区のあるスーパーはカールの「チーズあじ」と「うすあじ」をレジ横に山積みにし、「まもなく西日本限定販売になります」と値札に書いた。2種類を1袋ずつ購入した同市早良区の看護師、河野(かわの)和子さん(62)は「普段は食べると歯にくっつきやすいし、年に数回も買わない。九州では販売が縮小されても買えるのは分かっていたが、話題になっていたので手に取った」と語った。

 ファンの熱い応援を受け、明治が販売縮小を撤回する可能性はないのか。広報担当者は「惜しむ声が上がっていることはありがたく受け止めているが決定したことなので、売り上げが伸びても方針を変更する予定はない」と話す。【遠山和宏】

1902とはずがたり:2017/06/06(火) 09:49:59

「一番搾り」、4年ぶり刷新=麦のうま味アップ―キリン
時事通信社 2017年6月5日 17時11分 (2017年6月5日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170605/Jiji_20170605X420.html

 キリンビールは5日、主力ビール「キリン一番搾り生ビール」を4年ぶりにリニューアルすると発表した。7月下旬から順次切り替える。麦のうま味をアップするとともに酸味などを抑え、調和の取れた味わいにした。
 「一番搾り」の刷新は1990年の発売以来3回目。麦汁を低温でろ過することで雑味や渋味につながる成分を減らし、麦のうま味を強調する一方、酸味や甘い香りは抑えた。パッケージはしずくのマークを立体的にしたり、ふたの色を銀から金にしたりするなど、洗練されたデザインに変更する。
 今回の改良のため、全国9工場に新設備を導入。350ミリリットル入り缶は224円。5日に記者会見した布施孝之社長は「2026年の(ビール減税となる)酒税一本化を見据え、『新・一番搾り』を日本のビールの本流にしたい」と述べた。

1903とはずがたり:2017/06/06(火) 10:10:27

かつお節「ビール」登場も=原料見直し、果実など使用可に
時事通信社 2017年6月5日 19時06分 (2017年6月5日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170605/Jiji_20170605X361.html

 麦やホップなどに限られていたビールの原材料に、2018年4月から果実や香辛料が使えるようになる。特色あるビールづくりを得意とする地ビールメーカーはもちろん、大手メーカーも停滞するビール販売てこ入れの好機と捉え、新商品開発に力を入れる。かんきつ類のほか、コーヒーやかつお節などを使った風味豊かな「個性派ビール」が続々と登場する見通し。
 新たな原材料は、酒税法でのビールの定義変更に伴い、麦芽量の5%まで使用が認められる。近年は素材や製法にこだわった「クラフトビール」や輸入ビールの人気が高まっているが、現在は法定外の原材料を使えば、代替品のイメージがある「発泡酒」と表記しなくてはならない場合が多い。麦芽比率が高ければビールと同額の酒税がかかり、メーカーの不満が強かった。
 クラフト最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)では、オレンジピールやコリアンダーの種を使った人気商品「水曜日のネコ」などが発泡酒からビールに切り替わる見込み。井手直行社長は、「表示の違いが売り上げやブランドイメージに影響する」と歓迎の姿勢を示す。定義変更で表示が発泡酒から変わっても、麦芽を多く使う商品は現状でも税制上ビールと同じ扱いのため、価格面で大きな影響はないとみられる。
 クラフトに力を入れるキリンビールも、ビールの原材料拡大は追い風とみる。既にユズやサンショウを使った商品を販売しているが、現在は発泡酒の扱い。醸造責任者の田山智広マスターブリュワーは「今後はコンブや干しシイタケなど、だしの出る素材で面白い味をつくりたい」と意欲的だ。
 ビールの定義変更の狙いは、地域の特産品を使った地ビールによる地方活性化。政府は「いろんな味に挑戦してほしい」(財務省関係者)と、幅広い原料の活用に期待を寄せている。

1904荷主研究者:2017/06/11(日) 12:51:14

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170527/bsd1705270500007-n1.htm
2017.5.27 05:00 Fuji Sankei Business i.
ダイドー、群馬にドリンク剤工場新設

 ダイドーグループホールディングスは26日、群馬県館林市にドリンク剤の工場を新設すると発表した。約60億円を投資し、製薬や食品の会社からの受託生産能力を高める。ドリンク剤の受託製造を手がける完全子会社の大同薬品工業(奈良県葛城市)が新工場を建設・運営する。生産能力は年間1億5000万本で、2020年初頭に稼働する予定。ドリンク剤の需要は近年、健康・美容志向の高まりから女性向け商品などが伸びているほか、外国人旅行者にも人気がある。大同薬品の葛城市の工場はフル稼働が続いており、新工場の建設で首都圏への輸送費の削減や供給体制の整備を図る。

1905荷主研究者:2017/06/11(日) 13:23:17

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00429948?isReadConfirmed=true
2017/5/30 05:00 日刊工業新聞
ケンコーマヨ、159億円で生産ライン増強 卵加工品・サラダが需要増

卵加工品の能力を増強する静岡富士山工場

 ケンコーマヨネーズは159億円を投じ、卵加工品やサラダなどの生産ラインを増強する。静岡富士山工場(静岡県富士市)に、卵焼き製品のラインを増やす。西日本工場(京都府舞鶴市)も新ラインを設け、賞味期限が長いサラダの生産能力を高める。単身世帯の増加や外食業界の人手不足などを追い風に、小容量サラダの販売が伸びているほか、コンビニエンスストア向けなどに卵加工品の引き合いが増えている。生産体制を拡充し需要に応える。

 ケンコーマヨネーズは静岡富士山工場と西日本工場に加え、サラダ・総菜子会社の2社に工場を新設する方針。静岡富士山工場の新ラインは2017年7月に着工し、19年2月に稼働。西日本工場の新ラインは18年2月に着工し、19年3月の稼働を目指す。対象製品の生産能力は現在と比べ、静岡富士山工場が4割強、西日本工場は3割強、それぞれ増える。

 一方、子会社の関東ダイエットクック(埼玉県三芳町)とダイエットクック白老(北海道白老町)に新工場を建てる。

 関東ダイエットは17年6月に着工し18年6月に稼働する。サラダ・総菜の年間売上高を60億円増やす。クック白老は17年7月に着工し18年4月に稼働。サラダ・総菜の年産能力が約3000トン増える。個々の工場の詳しい概要は明らかにしていない。

 卵加工品はこれ以外に、厚木工場(神奈川県厚木市)で17年3月から生産設備を増強。また、賞味期限が長い「ロングライフサラダ」は、御殿場工場(静岡県御殿場市)の設備増強を16年に行った。

(2017/5/30 05:00)

1907とはずがたり:2017/06/12(月) 17:47:04

その1本が寿命を縮める!?
疲れたときの必需品、栄養ドリンクに隠された危険な落とし穴
裴英洙 [医師・MBA/ハイズ株式会社代表取締役社長] 【第1回】
http://diamond.jp/articles/-/56745

『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』裴英洙・著/ダイヤモンド社

?疲労からすぐにでも回復したいと思ったとき、ついつい手が伸びる魔法の飲み物があります。そう、ビジネスパーソンの方なら誰もが一度は飲んだことがあるだろう栄養ドリンクです。

?今、街の至るところで、栄養ドリンク、エナジードリンクが売られています。
?朝までに仕上げなければいけない資料があるけど眠くてしょうがない、なんとなく朝から調子が悪い、残業続きで頭がボーっとする、体がだるくてしょうがないけど、今日は大事なプレゼンだ……。こんなときに栄養ドリンクをグイっと1本飲むビジネスパーソンは少なくないでしょう。

?しかし、このような光景を見るたびに私は不安になってしまいます。
?なぜなら、この栄養ドリンクの常用は、百害あって一利なしの危険な行動だからです。

なぜ、パワーチャージできるはずの栄養ドリンクが体に危険なのか

?まず、皆さんに覚えておいていただきたいのが、栄養ドリンクはあくまで“非常食”だということ。薬剤や栄養ドリンクで栄養やエネルギーを補給するのは、体調不良のときや病気にかかったときなどの非常時です。非常食の代名詞として乾パンがありますが、誰も通常の食事では乾パンを主食としては食べていない、それと同じです。

?健康なときは、当然ながら食事から栄養を摂ることが一番です。しかし、多くの現代人は非常時でもないのに非常食である栄養ドリンク類に頼りがちです。

?実は、ドリンク剤によっては少量のアルコールを含むものが存在しています。アルコール入りのものは、飲んですぐ元気になりたいという短期的効果を狙うときにはいいかもしれませんが、実は、一種の興奮剤のようなものであるため、効き目が切れるとドっと疲れが押し寄せてくることがあります。

?また、ドリンク剤の成分として含まれているアルコールやカフェインは嗜好品ですから、依存症になる恐れがあります。
?さらにドリンク剤には、低血糖からくる脳の働きを活性化させるために糖分がたくさん含まれているものも多く、毎日飲み続けると糖尿病や肥満につながることがあります。ドリンク剤に含まれるアルコールとカフェインなどの成分が、すでに常用している薬との飲み合わせで障害を起こす危険性も避けられません。
?例えば、風邪薬や気管支拡張剤とカフェインを一緒に摂ると、相互作用により、頭痛を引き起こすことがあります。また、睡眠薬や血糖下降剤(糖尿病治療薬)と一緒に飲んでしまうと、睡眠薬の効力が強くなりすぎたり、血糖のコントロールができなくなることもあり得ます。

?じゃあ、薬と一緒に飲まなければいいのか。実はそんなに簡単な問題でもないのが栄養ドリンク剤の危険性なのです。

「症状がラクになった」と喜んだ後にくる苦痛がもっと怖い

?ほとんどのドリンク剤に含まれているカフェインを例にとりましょう。成分表示では「無水カフェイン」と表示されています。これは総合感冒薬に入っている成分と同じものです。総合感冒薬とは、頭痛・のどの痛み・せき・くしゃみ・発熱・鼻水・鼻づまりなどの風邪の症状緩和のために、解熱剤やせき止め剤などを複合した医薬品のことです。

?ドリンク剤や総合感冒薬に無水カフェインが使われているのは、鎮痛作用があるためです。確かに、適量であれば一時的に眠気をとったり、疲れを感じさせなくなったり、痛みを抑えるなどの効果は期待できるでしょう。脳血管への収縮作用が起こり、頭痛などの痛みは幾分ラクになりますが、ひとたびカフェインが切れると、脳血管の収縮作用はなくなり、脳血管は拡張、かえって頭痛が悪化します。

?特に長期間カフェインを摂り続け、突然やめた場合の頭痛はひどくなると言われています。

?さらに、カフェインには神経毒性があるので、摂りすぎるとカフェイン中毒となり、死に至る危険性があるのです。一般的には5〜10グラムが致死量と言われています。もちろん、ドリンク剤1本ではまったく問題はありませんが、同時に何本も摂取すると怖いのです。

アメリカでは栄養ドリンク剤による死亡事例も報告されていた

?米国では、栄養ドリンクやエナジードリンクの過剰摂取が問題となり、2013年、米国食品医薬品局(FDA)が米国で発売されている栄養ドリンクの安全性について調査を開始しました。その結果、この10年に栄養ドリンクとの関連を否定できない死亡事故が13件あったことが報告されています。

?まずは疲れの正体を知り、自分の体と疲れをコントロールし、マネジメントしていればおのずと非常食に頼る機会は減ってきます。

1908とはずがたり:2017/06/14(水) 16:42:31

「明治 エッセルスーパーカップ」が売れている、控え目な理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000030-zdn_mkt-bus_all
6/14(水) 8:19配信 ITmedia ビジネスオンライン

 アイス市場が熱くて溶けてしまうかもしれない――。このように感じるほど、業界が盛り上がっていることをご存じだろうか。日本アイスクリーム協会によると、2015年の販売金額は4647億円。10年ほど前から、右肩上がりで伸び続けているのだ。

【大阪でチョコミントは苦戦、なぜ?】

 「ふむふむ、分かる分かる。オレは『ガリガリ君』をよく食べるからなあ」「いやいや、ワタシは『ピノ』が大好き」といった声が聞こえてきそうである。スーパーやコンビニの冷蔵ケースの中をみると、定番商品がズラリと並んでいる中で、必ずと言っていいほど目にするモノがある。「明治 エッセルスーパーカップ」(130円、税別)だ。

 1994年に発売したところ、翌年にはカップアイス市場でトップの座に(ハーゲンダッツを除く)。ライバルがひしめき合う中で、なぜエッセルスーパーカップは消費者に支持されたのか。最大の理由はボリュームである。

 当時、カップアイスの主流は、150mlで100円。そうした常識を打ち破るために、明治は「200mlで100円」という価格設定で勝負したところ、「アイスをたくさん食べたい」という若年層の胃袋をつかんだ。その後も好調に推移し、全ジャンルの中で「エッセルスーパーカップ」(約220億円)が売り上げトップに。2位「ガリガリ君」(約145億円)を大きく引き離しているのだ(アイスクリームプレス調べ)。

 このように書くと「他の商品のようにいろんな手を打ってきたのだろうなあ」と思われたかもしれない。例えば、奇をてらったフレーバーを展開したり、SNS上でいろいろ仕掛けたり。しかし、エッセルスーパーカップは違う。過去のフレーバーをみると、「クッキーバニラ」「チョコミント」など、他の商品でもあるようなモノばかり。SNSにいたっては、TwitterやFacebookで公式サイトを運営していない。

 それでも、1位である。なぜか。その秘密を探るために、同社でマーケティングを担当している松野友彦さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

●エッセルスーパーカップの武器

土肥: エッセルスーパーカップの最大の武器は、やはりボリュームだと思うんですよね。発売当時(1994年)、カップアイスの主流は150mlで100円だったのに対し、エッセルスーパーカップは200mlを100円で販売した。なぜこのような価格で販売することができるのかなあと思って調べたところ、植物性脂肪を使うことで低コストを実現できたんですよね。

 アイスクリームって同じように見えても、乳成分の量によって4つの種類に分けられる。エッセルスーパーカップはアイスクリーム(乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上)ではなくて、乳脂肪が少ない「ラクトアイス」。濃厚な味わいを楽しむためには、乳脂肪が多いほうがいい。でも、コストが高くなる。そこで、乳脂肪に比べて価格が安い植物性脂肪を使うことで「量が多いのに、あっさり食べられる」商品を開発することに。当時、どのような反響があったのでしょうか?

松野: カップアイスは競合商品が多かったので、スーパーやコンビニなどですぐに置いてもらうことができませんでした。ただ、とあるコンビニで販売してもらったところ、ものすごく売れまして。その後、どんどん広がっていき、取扱店が増えていきました。商品は94年に発売したのですが、翌年にはカップアイス市場でシェアトップになりました。

土肥: アイスの売り場面積って、ものすごく狭いですよね。いくつかのコンビニを調査したところ、「ガリガリ君」「パルム」「ピノ」「パピコ」「チョコモナカジャンボ」など、いわゆる定番商品ばかり並んでいました。新商品が入っていく隙間はほとんどない状況の中で、エッセルスーパーカップは発売後、たった1年でトップに。このような商品は、珍しいのではないでしょうか。

松野: 各社、毎年のように新商品を出していますが、なかなか生き残るのは難しい。半期で終わる商品もありますし、売れてもすぐに落ち着いてしまう商品もあります。ご指摘のとおり、すぐにトップになるのは難しい。ただ、たった1年でも変わるときには変わるんですよ。

土肥: 1年でも変わるときには変わる? 変わられたことがあるのでしょうか?

1909とはずがたり:2017/06/14(水) 16:42:44
松野: 実は……あるんです。エッセルスーパーカップは95年からトップを走っていたのですが、99年に他社から新商品が出てきまして。翌年、その商品がカップ市場で1位になるんですよね。

土肥: 5年ほど1位を走っていたのに、2位に転落したわけですね。社内はどのような状況だったのでしょうか?

●基本的に「味」には手をつけなかった

松野: 大変な騒動になりました。社内からはこのような声がありました。「リニューアルすべきではないか」「スペックを見直すべきではないか」「フレーバー展開をどんどんすべきではないか」と。さまざまな意見が出たのですが、味には手をつけなかったんですよね。

土肥: それはなぜ?

松野: さまざまな調査を行ったのですが、見直すポイントがないほど、高評価だったんです。「この部分はちょっとマイナスだから見直したほうがいいのでは?」といった声もありましたが、それも“あら探し”をしたような点でした。ということもあって、味には手をつけませんでした。

土肥: 企業というのはちょっと業績が悪くなると、すぐに“変えよう”としますよね。組織であったり、人事であったり。エッセルスーパーカップの場合であれば、味を変えてもおかしくなかった。というのも、2位に落ちて、さらに売り上げが落ちていくと、「だから、味を見直そうと言ったじゃないかっ!」といった声が必ず出てくる。でも、あえてそれをしなかった。

松野: はい。その後も、「濃厚だけれども、後味はスッキリしている」という方向性は変えずに、少しずつ微調整していきました。でも、それだけでは売り上げを回復するのは難しかったかもしれません。そこで、パッケージにシズル感を出すようにしたり、お客さまとのコミュニケーションを増やしたりすることで、2003年ころから少しずつ回復していきました。2004年に再びトップに立ち、その後、ずーっと1位でして。

土肥: うーん、なにか隠していませんか? アイスメーカー各社の取り組みをみていると、あれこれやっているんですよね。消費者をあきさせないように、毎年ちょっと変わったフレーバーを出したり、SNS上でグループをつくってファンを増やすようなことをやったり。でもエッセルスーパーカップは、あまりそうしたことにチカラを入れているように見えないんですよね。フレーバーを見ても……。

松野: 定番の「超バニラ」「チョコクッキー」「抹茶」のほかに、期間限定の商品を出しています。ちなみに、人気があるのは「クッキーバニラ」と「チョコミント」。

土肥: ほら、期間限定で「クッキーバニラ」ってちょっとおかしくないですか。季節感がどこにもない(笑)。フレーバー展開にチカラを入れていないとは言いませんが、他社と比べて派手さがないというか、控え目というか……(失礼)。

●ブランドを守ることに注力してきた

松野: 言われてみると、確かに「クッキーバニラ」に季節感はないかもしれません(笑)。あと、他社と比べて派手さがないということですが、それは「ブランドを守り続けているから」だと思うんですよね。では、商品のブランドとは何か。「安心感」なんです。

土肥: 安心感? どういう意味でしょうか?

松野: ちょっと変わったフレーバーを出して、お客さまに驚いてもらう。そうしたことはやろうと思えばできたかもしれません。でも、やらなかった。なぜなら、お客さまがそれを望んでこなかったからなんですよね。先ほどもご紹介したとおり、アンケート結果で味について不満を感じている人はほとんどいなかった。2位に転落したときに、味を大幅に変えていたら、その後、毎年のように奇をてらったようなフレーバーを出し続けていたかもしれません。

1910とはずがたり:2017/06/14(水) 16:43:08
土肥: 94年に発売してから、基本的なレシピは変えていない?

松野: はい。また、話題づくりのために、何かをやろうと思えばできたかもしれません。でも、あまりやらなかった。なぜかというとフレーバーと同じように、ブランドを守るためでもあるんですよね。

 2004年、カップアイス市場でエッセルスーパーカップはトップに返り咲いてから、いまもその座にいます。でも、守り続けることは難しい。いまトップでも、入れ替わるときにはすぐに入れ替わる。なぜこのような不安を感じているのかというと、アイスの売り上げは年々伸びているので、各社チカラを入れているんですよね。

 新商品がヒットすれば、横展開できるかもしれない。そうなると、売り場面積が狭いので、すぐに太刀打ちできない状況になるんです。このような危機感があるので、ブランドを守りながら攻めるときには攻めなければいけない。そうでなければ、トップブランドで居続けることは難しいかなあと。

土肥: 「攻めるときには攻めなければいけない」ということですが、どのように攻めているのでしょうか?

●「Sweet's 苺ショートケーキ」が大ヒット

松野: 例えば、2016年に「Sweet's 苺ショートケーキ」(以下、ショートケーキ)を発売しました。カスタード風味のアイスとホイップクリーム風アイスの間にクッキーをはさみ込み、さらにイチゴの果肉が入ったソースで上部を覆いました。

 エッセルスーパーカップのブランドで、4層構造の商品を発売したのは初めて。容量172mlに対し、価格は220円(税別)。ちょっと高いかなあ、大丈夫かなあと思ったのですが、ものすごく売れました。約4カ月間(12月〜3月)の売上目標を、わずか1カ月弱で達成することができました。

土肥: おー。

松野: この商品を発売して、新たな発見がありました。ここ数年、コンビニは高価格のアイスを発売しているので、ショートケーキはある程度売れるかなあと予想していました。ただ、スーパーは違う。低価格のアイスをたくさん扱っているので、ちょっと苦戦するかなあと考えていたのですが、現場の方から「おもしろい」「食べたくなる」といった声があったので、「いけるかも!」と思いました。実際、ものすごく売れたので、びっくりしました。

土肥: なぜ売れたと分析していますか?

松野: エッセルスーパーカップが消費者にとって身近な存在になっていたからではないでしょうか。コンビニでのカバー率は90%以上なので、お店に行けばほぼ置いている。そうしたブランドから新しい商品が出てきたので、「おっ、これはなんだ? ちょっと買ってみよう」と感じた人が多かったのではないでしょうか。

土肥: それほど高いカバー率であれば、もっと早く出していればよかったのでは?

松野: いや、早く出していれば、これほど売れなかったかもしれません。どういうことかというと、コンビニのアイス売り場で、価格の垣根がなくなってきたからなんです。数年前までは、130円の商品がたくさん並んでいましたが、いまは違う。いろんな価格帯の商品が並んでいるので、お客さまも「220円」という価格に抵抗を感じる人が少なくなってきたのではないでしょうか。

土肥: なぜエッセルスーパーカップはトップでいるのか。おさらいすると、当時の常識では考えられなかった、ボリュームと価格で打ち出した。ライバルが登場して、2位に転落するものの、そこで慌てずに動かなかった。なぜ動かなかったかというと、アンケート調査で味に対する不満の声がほとんどなかったから。その後、味を微修正するものの、基本的な方向性は変えずにここまでやってきた。他社が派手な取り組みをしていても、ブランドを守りながら攻めるときには攻めてきた……というわけですね。

松野: はい。

土肥: 最後の質問です。

1911とはずがたり:2017/06/14(水) 16:43:21
>>1908-1911
●チョコミント、大阪で苦戦

土肥: 期間限定のフレーバーで「チョコミント」を扱っていましたが、これ大阪で売れましたか? すみません、ヘンな質問で。というのも、他社でもチョコミントのアイスを出していて、その担当者が「なぜか大阪で売れなくて、困っているんですよ」と言っていました。

 大阪で生まれ育ったワタシも、チョコミントが大の苦手なんですよね。なんだか歯磨き粉を食べているような気がして(ファンのみなさま、すみません)。

松野: 実は……エッセルスーパーカップでも大阪での販売状況があまりよくないんですよね。試食をお願いしても「いらん」といった声がたくさんありました。なぜ売れないのか、理由はよく分かりません。ただ、以前に比べ売り上げは少しずつ伸びてきているので、若い女性を中心に抵抗なく食べる人が増えてきているのではないでしょうか。

土肥: うーん、納豆のような話ですかね。その昔、大阪のスーパーで納豆を売っている店は少なかった。ただ、食べ慣れてくる人が増えてくると、売り上げも伸びていった。チョコミントも同じようなカーブを描くかもしれないですね。や、ちょっと話がそれました。本日はありがとうございました。

1912とはずがたり:2017/06/17(土) 22:52:27
ピザポテトとスコーンとわさびーふとプリングルスが好き☆
カルビーの一人勝ちはあんま望ましくないねえ。

「カール」販売中止は駄菓子崩壊の序章
プレジデントオンライン 2017年6月15日 09時15分 (2017年6月16日 09時10分 更新)http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170615/President_22298.html

今年5月、明治はスナック菓子「カール」の東日本での販売を9月に中止(終了)すると発表した。早くも品薄の販売店が続出するなど「カールショック」が起きている。
その理由は、最盛期に190億円ほどあった売り上げが3分の1以下の約60億円にまで落ち込んだことなどが挙げられる。だが、私はほかの個別要因が3つほどあるとみている。
1つはマーケットの変化だ。スナック菓子は全体的に堅調に成長している市場だが、人気はポテトチップスなど芋を原料とする菓子に集中している。小麦やトウモロコシ原料の菓子は苦戦していて、カールはトウモロコシ系を代表するスナックだ。
消費者志向も変わってきている。人気なのはカルビーの「じゃがりこ」や「じゃがビー」などの“おつまみ系スナック”。会社員が仕事帰りにコンビニで買って帰るような、そうした大人の需要を汲み取っている。一方、カールのような、食べると手がベタベタするような菓子は、スマホを使う際に不便ということもあり、若者うけがあまりよくない。
最後は、明治にカールへ投資する意欲がなかったことだ。売り上げが低迷し、コストをかけてまでテコ入れしようしなかった。明治は2018年以降の新たな中期経営計画の策定に取り掛かり、それに伴い商品ポートフォリオの見直しに着手している。実際に昨年、ベビーフードや家庭用ココアなどの生産販売から撤退。ヨーグルトやチョコレートなどの高シェア商品に経営資源を集める狙いがあり、カールも数年前から撤退が検討されていたという。明治の商品撤退はまだ続くだろう。「カールショック」は序章と言えるかもしれない。
スナック菓子業界では、いまやカルビーの一人勝ちだ。スナック市場では54%のシェア、人気のポテトチップスでは72%を誇り、湖池屋以下を大きく引き離す。国内で圧倒的な存在という状態は続くだろう。
(クレディ・スイス証券 アナリスト 森 将司 構成=衣谷 康)

1913とはずがたり:2017/06/21(水) 17:28:38
絶対的ピザポティストの俺だがあれは美味い!
湖池屋はスコーンだよなあ。

王者カルビーが崩せないカラムーチョの牙城 ピザポテトを再開し、カラビーをやめたワケ
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-176973.html
10:00東洋経済オンライン

北海道産ジャガイモの不作を受けて、カルビーが4月中旬以降に販売を休止していた「ピザポテト」が、6月19日(月)から北日本・東日本エリアで再びスーパーやコンビニエンスストアなどの店頭に並び始めた。6月26日(月)からは中日本・西日本エリアでも販売再開となる見通しで、同じく休売対象だった「堅あげポテト ブラックペッパー」「ポテトチップス しあわせバタ?」も順次、販売を復活する見通しだ。

「早く販売を再開してほしい」「販売再開を待っています」。昨年夏の台風による被害を受けて4月10日に一部商品の休売を発表したカルビーのお客様相談室には、この2カ月間で1000件を超える問い合わせがあったという。中でも販売再開の要望が強かったのがピザポテトだ。6月15日に発表したカルビーのニュースリリースのタイトルは「『ピザポテト』復活宣言!」との文言があったぐらいである。

休売の陰に隠れた「終売対象」18商品
一方、4月10日に発表されたカルビーのニュースリリースには、当時あまり大きくは報じられなかったが、ポテチファンには見逃せない事実が記されていた。それはジャガイモ不足で販売を一時やめた「休売対象」15商品と一緒に載っていた「終売対象」18商品だ。

「終売」とは要は撤退だ。ジャガイモ不足には本質的に関係がなく、採算面であまり芳しくない商品ということだろう。多くが「ポテトチップス 瀬戸内レモン味」(中国・四国)、「ポテトチップス 博多めんたいこ味」(九州)、「堅あげポテト 関西だししょうゆ」(近畿・北陸)など一定地域に限定された独特な味を対象としていたが、全国的に売っていた商品も4つ含まれていた。

「ポテトチップス フレンチサラダ」「ポテトチップス しょうゆマヨ」「ポテトチップス 梅味」「カラビー 厚切りホットチリ味」。特に注目したいのはカラビーの終売だ。カラビーは全国的に売られていた辛口スナック菓子だが、販売が打ち切られた格好となる。

これはカルビーにとって、事実上の「敗北宣言」とも受け取れる。何に対してか。湖池屋(コイケヤ)の看板商品で辛口のスナック菓子「カラムーチョ」に対してである。そして、カルビーがピザポテトを復活させたことと裏返しの事実でもある。

販売データを見てみると…
実際の店頭における販売データから読み解いていこう。筆者は、5000万人規模の消費者購買情報を基にした全国標準データベース「TRUE DATA(R)」を使って、主要な全国のスーパーマーケットのPOSデータを調べてみた。

1914とはずがたり:2017/06/21(水) 17:29:03
>>1913-1914
…スーパーマーケットにおけるカラビーの全国における100万人当たり売上金額は、直近1年(2016年6月?2017年5月)が1カ月当たり0.3万(3000円)?2.3万円台。平均すると約9600円だ。その前の1年(2015年5月?2016年4月)を同じように見ると1カ月当たりは2.6万?4.5万円台。平均は約3.5万円台となった。

これは繰り返すと、絶対的な売上高ではなく、100万人来訪者当たりの売上金額だ。しかし、傾向は理解できる。カラビーの絶対的な勢いは徐々に低下していった。

一方、スーパーマーケットにおけるカラムーチョの全国における100万人当たり売上金額は、直近1年が1カ月当たり14万?24万円台。平均すると約19.6万円だ。その前の1年を同じように見ると1カ月当たりは15万?21万円台。平均は約17.6万円台となった。カラムーチョは安定して売れている。そしてカラビーから見れば完敗である。

ピザポテトに話を戻そう。スーパーマーケットにおけるピザポテトの全国における100万人当たり売上金額は、休売直後の2017年5月を除いた直近1年が1カ月当たり16万?27万円台。平均すると約21.6万円だ。その前の1年を同じように見ると1カ月当たりは14万?22万円台。平均すると約18.5万円となった。2017年4月には販売休止を前にした特需があったことを考慮しても、カラムーチョと同等以上の売れ行きを示していたといえる。


カルビーはスナック菓子メーカーのトップ企業として君臨しているが、局地戦として辛口スナック菓子では湖池屋に敗北を喫していたのだ。かつてカルビーは2010年末から「うま辛ポテト ヒ?ハー!!」という同ジャンルのポテチを投入していたことがある。お笑い人気コンビのブラックマヨネーズをイメージキャラクターに使用していたので記憶にある人も少なくないだろう。これもいつの間にか店頭から見られなくなっていた。

カラムーチョはカルビーに崩せない牙城だ
カルビーにとってカラムーチョは何度も挑みながら崩せない牙城だということが、カラビーの撤退で実は示されたのである。長年培われたブランド、信頼、「定番商品を買う」という消費者の習慣を正面から切り崩すのはなかなか難しい。

こうやって見ていくと、カルビーが休売対象の中からピザポテトの復活を急いだ理由がわかる。むしろやや幅を広げて、ポテチの濃い味カテゴリーとして、カラムーチョに対抗できるカルビーの商品がピザポテトといえる。

しかしこう考えると、ジャガイモ不足に端を発したポテトチップス問題だが、結局は売れる商品を「休売」とし、そのドサクサにまぎれて売れていなかった商品を「終売」(販売終了商品)として発表したのではないかとも考えられる。それにしても、「カラビー」は売れていなかったんだな、と私は驚いた。意外に、ビールのつまみとしてはおいしかったのに。

1915とはずがたり:2017/06/22(木) 11:17:45

カール終了で注目「うまい棒」最強の味
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170622/President_22385.html
プレジデントオンライン 2017年6月22日 09時15分 (2017年6月22日 11時00分 更新)

スナック菓子「カール」がまもなく東日本から姿を消す。背景にはポテチ市場の拡大と、コーン系菓子の苦戦がある。だが、そのなかでも「うまい棒」は10年で約1.5倍に成長中だ。うまい棒にあって、カールにない、「最強の味」とは――。

■売上高は全盛期の3分の1に
スナック菓子「カール」がまもなく東日本から姿を消す。5月25日、明治は2017年8月の生産分をもって「カールチーズあじ」「カールうすあじ」の中部地域以東での販売終了を発表した。同時に、「カールカレーあじ」「大人の贅沢カール」「小つぶカール」は全国で販売終了となる。販売終了の理由について、明治は「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う競争優位性の低下、長期的な販売規模の低迷による収益性の悪化」と説明している。
カールの発売開始は1968年。ノンフライ生地のサクサクとした軽い食感と、濃厚なチーズ味が人気を呼んだ。最盛期の1990年代には年間190億円程度を売り上げていたが、この数年は3分の1となる60億円程度にまで落ち込んでいた。
明治は最後までカールを続けようとしていた。プレスリリースには「長期にわたりお客さまにご愛顧いただいた商品であり、当社を代表する歴史ある商品でもあることから、3年ほど前よりブランド存続の可能性を広く模索してまいりました」と販売終了の悔しさがつづられている。実際、15年には味わいのリニューアルを行っている。チーズあじでは、使うチーズの種類を5種類から6種類に増やして風味を強化。カレーあじでは16種類のスパイスを11種類に減らすことでスパイスの辛味を抑え、あっさりとした味わいに変えていた。しかし、こうした努力もむなしく、今回の決定に至った。

■カレー味はカールだけだった
「カール東日本撤退」は大きな話題になった。駆け込み需要が生まれ、スーパーなどでは現在も品薄が続いている。あらためてカールが「国民的スナック菓子」だったことに気づかされる。競合会社もショックを隠しきれないようだ。ある菓子メーカーの担当者は匿名を条件にこう話す。
「ライバル菓子とはいえ、『カールカレーあじ』が大好きだったんです。カレーは国民的人気メニューのはずなのですが、実は『カレー味のスナック菓子』は少なく、メジャーな商品はカールだけなんです。日本のスナック菓子業界において、『カールカレーあじ』は重要な存在だっただけに、本当に残念です」
これだけ大きな存在だったカールは、なぜ販売終了に追い込まれたのか。要因のひとつは「ポテトチップス人気の高まり」だ。スナック菓子市場では、出荷額ベースで約6割をポテトチップスが占めるようになっていて、それ以外の商品は苦戦している。
もうひとつの要因として指摘されているのが、製造コストだ。ポテトチップスの場合、原材料のじゃがいもをスライスする工程がどのメーカーも同じであるため、設備投資のコストをおさえられる。一方で、カールのようなコーン系は専用の機械が必要で、製造原価が上がりやすいのだという。カールのような古参ブランドが販売終了になるのだから、ほかの「コーン系スナック菓子」も安心できない。筆者は仕事の合間に、よくスナック菓子のお世話になる。親しんだ味が食べられなくなっては、仕事に支障をきたす。カールの次に危ないスナック菓子を調べる必要がある。

1916とはずがたり:2017/06/22(木) 11:18:06
>>1915-1916
■カールがないなら、うまい棒?
カールに似た味……。そう考えて、やおきんの「うまい棒」が思い浮かんだ。うまい棒は、カールと同じく、とうもろこしを原材料とするコーン系スナック菓子だ。「エクストルーダー」という機械を使い、とうもろこしを粒子状につぶし、熱と圧力をかけて成形していく。一連の騒動では、「『カールチーズあじ』がなくなったら、『うまい棒チーズ味』を食べればいい」という声も聞かれた。だが、もしうまい棒までなくなったら、どうしようもない。
やおきんに問い合わせたところ、「おかげさまでうまい棒は出荷本数が伸びつづけています。2006年は年間4億2000万本でしたが、現在は年間6億本に増えています」という心強い回答を得た。
うまい棒の価格は1本10円(税抜き)。1979年の販売開始から価格を維持している。近年、原材料の価格高騰などを理由に、重量を減らしたり、値上げに踏みきったりする商品は少なくない。だが、うまい棒は重さを減らさずに価格を維持しているという。
「うまい棒の今の重さは、とんかつソース味をのぞいて、すべて6g。これは、販売開始以来2番目の重さです。1980年代半ばにうまい棒市場が急成長した際、お客さまにどのように還元するか考えた結果、うまい棒1本あたりの重さを少し増やしたことがありました。2008年頃にそこから1g減らして6gとなっていますが、今後もできる限り、この重量、この価格で販売を続けていきたいと考えております」(やおきん広報)

■個包装だから手も汚れない
カールとうまい棒、なにが生死をわけたのか。その理由について、やおきんの広報は「個包装が影響しているかもしれない」と話す。
「1本ずつ包装されていることが、さまざまな利点を生んでいます。まずは、一人でも食べきれるちょうどいい量であること。次に、湿気に強く、日持ちすること。また、形状が筒型で輸送しやすい。これらが長く販売できている理由かと思います」(やおきん広報)。
個包装であれば、食べるときに手は汚れない。好きなときに、好きなように食べることができる。明治は需要の変化に対応するため、カールの内容量を少しずつ減らしてきた。発売当初は100gあったが、現在の「カールチーズあじ」は64g、さらに新商品の「大人の贅沢カール」は50gとしている。「小分け需要」に対応するものだが、自由度では個包装にはかなわない。
さらに袋菓子は、コンビニなどからすれば「かさばるのに安い」というデメリットがある。「カールチーズあじ」の内容量は、うまい棒の11本弱に相当する。カールの売価は税抜きで79円(西友ネットスーパー)。うまい棒なら110円になる。またカールはパフを潰さないように空気を封入している。このためうまい棒11本よりかさばる。棚の小さいコンビニでは、かさばる商品は嫌われる。このためカールは主要コンビニで扱われなくなっていった。
もう一つ、うまい棒にあって、カールにないものがある。コーンポタージュ味だ。
「現在、うまい棒で人気1位のフレーバーはコーンポタージュ味です。1992年の販売開始以来、ほぼずっと1位の座を守り続けています。うまい棒の発売開始は1979年ですが、コーンポタージュ味の登場により、うまい棒は認知度、売り上げ共に上昇し、不動の人気を得ました」(やおきん広報)

■「ほぼずっと1位」のコンポタ味
現在発売中のうまい棒の定番品は15種類。そこで「ほぼずっと1位」というのは、圧倒的な存在だ。なぜ、コーンポタージュ味はそこまで人気なのか。
「コーンパフの生地原料はとうもろこしです。だからコーンポタージュ味とはよく合うと思います。また、コーンポタージュの甘みがあって、かつ、ちょっと濃いめの味わいが後を引きます。こうした点からお客さまの人気を得たのではないでしょうか」(やおきん広報)
実はカールも、2006年にコーンポタージュ味を発売している。2012年までは限定商品などでラインナップに入ることもあった。しかし定番商品にはならなかった。
明治の決断の背景はわからないが、コーンポタージュ味には、強力な先行商品があった。…

リスカが製造・販売する「コーンポタージュ」という袋菓子だ。やおきんは工場を持っておらず、商品の製造は他社に委託している。その委託先のひとつがリスカだ。リスカはうまい棒の製造元であり、その人気1位のコーンポタージュ味を袋菓子としても販売していることになる。うまい棒の「最強の味」という看板は伊達ではない、ということだろうか。
明治は9月以降、これまで全国5工場で行ってきた生産を、愛媛県内の1工場のみに縮小する。このため販売は配送可能な西日本に限定する。騒動は続いているが、「東日本での販売終了の方針は変わらない」(明治広報)という。関東の人は「関西土産」にするしかなさそうだ。
(ライター 吉田 彩乃)

1917荷主研究者:2017/06/25(日) 11:09:04

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00431602?isReadConfirmed=true
2017/6/13 05:00 日刊工業新聞
キリンとアサヒ、高アルコールの缶チューハイを増産

 キリンビールとアサヒビールのビール大手2社は、6月から相次いで缶チューハイの増産を始めた。キリンは年初計画と比べ3割増、アサヒは同2割増。増産する商品は、いずれもアルコール度数が9%と高い「ストロングタイプ」。「夏が例年より暑い年は、年間を通じストロング商品が良く売れる」(キリンビール)とし、供給力を確保する。両社は期間限定商品も投入し、消費者に訴求する。

 キリンビールは「氷結ストロング」シリーズを取手工場(茨城県取手市、写真)、岡山工場(岡山市東区)、福岡工場(福岡県朝倉市)、キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所(静岡県御殿場市)の4工場で増産する。

 主力商品のレモンとグレープフルーツの中身を4月に刷新し、5月に「ブラッドオレンジ」を発売した効果で、5月の販売数量は前年同月比25%増。缶サイズは350ミリリットルより500ミリリットルの方が伸びており「試し飲みしたユーザーが定着していると考えられる」(同)と見て、増産する。新商品は塩をひとつまみ入れた「塩グリーンレモン〈期間限定〉」を、13日に発売する。

 アサヒビールは茨城工場(茨城県守谷市)とアサヒ飲料明石工場(兵庫県明石市)の2工場で、「もぎたて」シリーズを増産する。もぎたても中身の刷新と限定商品を発売した効果により、5月の販売実績は同39%増。7月4日に期間限定商品「手摘み洋梨(なし)」を発売する。

(2017/6/13 05:00)

1920名無しさん:2017/07/07(金) 22:41:00
「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあで」 サントリー「コックゥ〜ん!」CMに「下品」「下ネタ」と批判相次ぎ公開中止へ

1921名無しさん:2017/07/07(金) 22:43:46
「“絶頂 うまい7%”の魅力を紹介する体感型ムービー『絶頂うまい出張』」と銘打たれた動画で、北海道・東京・神奈川・愛知・大阪・福岡の6都市を舞台に、ご当地グルメを味わう様子や「頂〈いただき〉」のおいしさをご当地の方言を交えて紹介するというもの。

 原明日夏さん(北海道篇)、吉川友さん(東京篇)、笹丘明里さん(神奈川篇)、山崎愛香さん(愛知篇)、柳いろはさん(大阪篇)、エイミーさん(福岡篇)ら人気グラビアアイドルが出演しており、「肉汁いっぱい出ました」「(火照った様子で)暑くないと? もぉ元気良すぎやん!」「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあ」などのセリフや、「頂〈いただき〉」のおいしさを表すという「コックゥ〜ん」という表現を使った「コックゥ〜ん! しちゃった(はーと)」というセリフが登場しました。

 広告がTwitterでも告知されると、「セクハラ・パワハラを含めたコンプライアンスの不徹底さが透けて見えるよう」「女性をバカにしすぎ」「気持ち悪いCMだな、AVかよ」「企業倫理ってないんですか?」「サントリー、下品になりましたね」「AVの見過ぎですか?」「サントリー上層部はみんなAVと現実の区別がつかない脳してるんだろうな」などと辛らつな批判が相次ぎ、中には不買を宣言するリプライも見受けられました。

1922名無しさん:2017/07/08(土) 15:17:37
サントリーが7月4日に新発売したビール「頂〈いただき〉」の広告動画が「下品」「気持ち悪すぎる」「下ネタ」と物議をかもしています。

物議をかもしているサントリーの「絶頂うまい出張」東京篇の一部より。動画は既に削除済み(YouTubeより)
画像リンク[jpg]:image.itmedia.co.jp

「“絶頂 うまい7%”の魅力を紹介する体感型ムービー『絶頂うまい出張』」と銘打たれた動画で、北海道・東京・神奈川・愛知・大阪・福岡の6都市を舞台に、
ご当地グルメを味わう様子や「頂〈いただき〉」のおいしさをご当地の方言を交えて紹介するというもの。

新発売のビール「頂〈いただき〉」(公式サイトより) 外部リンク:www.suntory.co.jp
画像リンク[jpg]:image.itmedia.co.jp

原明日夏さん(北海道篇)、吉川友さん(東京篇)、笹丘明里さん(神奈川篇)、山崎愛香さん(愛知篇)、柳いろはさん(大阪篇)、エイミーさん(福岡篇)ら人気グラビアアイドルが出演しており、
「肉汁いっぱい出ました」「(火照った様子で)暑くないと? もぉ元気良すぎやん!」「お酒飲みながらしゃぶるのがうみゃあ」などのセリフや、
「頂〈いただき〉」のおいしさを表すという「コックゥ〜ん」という表現を使った「コックゥ〜ん! しちゃった(はーと)」というセリフが登場しました。

おいしさを表す「コックゥ〜ん!」という言葉についての紹介(公式サイトより)
画像リンク[jpg]:image.itmedia.co.jp

広告がTwitterでも告知されると、「セクハラ・パワハラを含めたコンプライアンスの不徹底さが透けて見えるよう」「女性をバカにしすぎ」「気持ち悪いCMだな、AVかよ」
「企業倫理ってないんですか?」「サントリー、下品になりましたね」「AVの見過ぎですか?」「サントリー上層部はみんなAVと現実の区別がつかない脳してるんだろうな」などと辛らつな批判が相次ぎ、中には不買を宣言するリプライも見受けられました。

神奈川篇のワンシーン。動画は既に削除済み(YouTubeより)
画像リンク[jpg]:image.itmedia.co.jp

■サントリーに聞く、動画で伝えたかったこと

 こうした批判や動画で伝えたかったことの真意について、サントリーホールディングス広報部に問い合わせましたところ、次のように回答がありました。

――どういうコンセプトや意図の広告動画だったのでしょうか

担当者:新発売した「頂〈いただき〉」のおいしさを、ご当地グルメや方言と合わせて全国のお客さまにお伝えする意図で制作しました。

――女性は購買層のターゲットにしていないのでしょうか

担当者:男女を問わず幅広いお客さまをターゲットにしています。

――動画公開後、サントリー公式Twitterなどに「女性をバカにしすぎ」「気持ち悪すぎる」「AVのよう」といった批判が寄せられていることについて把握していますか。またそうした意見についてどう考えていますか

担当者:視聴されたお客さまからそうしたお声が寄せられていることは把握しています。ご意見を受け、7月7日19時半に速やかに公開を中止することとしました。ご意見は真摯に受け止め、今後の宣伝活動に活かしてまいります。
視聴された一部のお客さまのご気分を害する結果となり、深くお詫びいたします。

近年、こうした動画広告についてネット上で物議をかもすケースが相次いでおり、SMAPの謝罪会見連想させるパチンコ・パチスロ動画の広告が「不快な思いをさせた」として一部削除されたほか、
女性向け動画メディア「C CHANNEL」が掲載したソフィ「ソフトタンポン」の広告動画が「結果的に生理に悩む女性に負担を強いる表現になってしまった」と広告を取り下げています。

配信 2017年07月07日 19時10分 更新
ねとらぼ
外部リンク[html]:nlab.itmedia.co.jp

1923名無しさん:2017/07/08(土) 15:23:30
サントリーCM

https://youtu.be/cNzu83UquhI

1925とはずがたり:2017/07/10(月) 16:49:17

アサヒ、クラフトビールに本格参入=業務用、茨城に醸造施設
時事通信社 2017年7月10日 15時55分 (2017年7月10日 16時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170710/Jiji_20170710X091.html

 アサヒビールは10日、個性的な味わいが特徴の「クラフトビール」の製造販売に本格参入すると発表した。茨城工場(茨城県守谷市)内に専用の醸造施設を新設し、9月から飲食店向けに発売する。少子高齢化でビール市場が縮小し、消費者の好みも多様化する中、商品の多角化が不可欠と判断した。
 アサヒは現在、本社ビルに隣接する醸造所(東京都墨田区)でクラフトビールを生産し、直営の飲食店に供給している。茨城の施設新設によって、生産能力は現行比5倍の年間計5万ケース(1ケース=大瓶20本換算)になる。
 アサヒは本社隣の醸造所を運営する新会社「東京隅田川ブルーイング」(墨田区)も設立。クラフトビールの新商品を開発、試験販売する拠点とした。
 東京と茨城の投資額は計約10億円。生産能力と販売の強化により、年末までに東京23区内で100店舗、2018年末までに300店舗での取り扱いを目指す。

1926荷主研究者:2017/07/17(月) 23:08:00

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170708/bsd1707080500008-n1.htm
2017.7.8 05:00 Fuji Sankei Business i.
ネスレ、姫路にキットカット新工場

 ネスレ日本(神戸市)は7日、チョコレート菓子「キットカット」の製造工場を兵庫県姫路市に新設し、8月1日から稼働すると発表した。人気パティシエが監修する高級版の「キットカットショコラトリー」を製造する。訪日外国人のお土産として人気があり、生産能力を強化する。同社が国内でチョコレート工場を新設するのは霞ケ浦工場以来、26年ぶり。コーヒーなどを生産する姫路工場内の敷地で稼働する。投資額は非公表。

1927名無しさん:2017/07/18(火) 05:27:17
2016年度・外食上場企業 売上高ランキング(ベスト10)

1位 ゼンショー
すき家 ココス はま寿司 ビッグボーイなど

2位 すかいらーく
ガスト バーミヤン 夢庵 ジョナサンなど

3位 コロワイド
かっぱ寿司 牛角 甘太郎 フレッシュネスバーガーなど

4位 マクドナルド
マクドナルドだけ

5位 吉野家
吉野家 はなまるうどん ステーキのどん など

6位 スシロー

7位 サイゼリヤ

8位 ロイヤルホスト

9位 ドトールコーヒー

10位 くら寿司

グラフ
http://i.imgur.com/NOsiZTt.jpg

http://www.fb-soken.com/ranking.html

1928とはずがたり:2017/08/03(木) 21:39:36

サッポロ、米クラフトビール市場に参入 メーカー買収へ
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK834RC7K83ULFA00Q.html
18:49朝日新聞

 ビール大手のサッポロホールディングス(HD)は3日、米国のクラフトビール会社「アンカー・ブリューイング・カンパニー」(カリフォルニア州)を買収すると発表した。31日付でアンカー社の親会社から全持ち分を8500万ドル(約95億円)で買い取る。

 アンカー社は1896年設立の老舗ビール会社で、主力の「アンカースチームビール」は、サンフランシスコを中心に知名度がある。2016年12月期の売上高は3300万ドル(約37億円)。

 原料や製造方法にこだわり、日本でも人気が高まっているクラフトビールは米国が本場。サッポロHDは、北米での事業強化を掲げており、アンカー社の買収で米国のクラフトビール市場に本格参入する。将来は、カナダの製造拠点との原材料の仕入れや物流などの効率化も視野に入れる。(牛尾梓)

1929とはずがたり:2017/08/06(日) 15:42:56
サントリー・ニッカが高価格ジンに挑む理由 ウイスキーブームの余波でジン参入が相次ぐ
06:00東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-183154.html

「ジンは作り手の創造意欲をかき立て、”語る”ことのできる酒だ」。銀座にあるスタア・バー・ギンザのオーナーで、日本バーテンダー協会の岸久・会長はそう話す。

国内の大手酒類メーカーが従来よりも高価格帯のジンの販売に相次いで乗り出している。アサヒビールは、グループ会社のニッカウヰスキーが製造する「ニッカ カフェジン」(税別4500円)を6月27日から発売。サントリースピリッツも、「ROKU」(税別4000円)を7月4日に発売した。

「ROKU」は発売から約1カ月で当初の年間販売目標を達成、年間販売計画を当初の4倍となる4000ケース(1ケースは12本)に引き上げた。「カフェジン」は9月から欧米向けの輸出を始めるなど、出足は好調だ。

すぐに出荷できて、収入も得られる
ジンとは一般的に、大麦などの穀物を発酵・蒸溜させてできたスピリッツにジュニパーベリーという香辛料で香りをつけて再蒸溜したもの。ジュニパーベリーのほかにも、ボタニカルと呼ばれる果物の皮や薬草などを使用して香りや味付けをする。

そのため、大規模な設備がなくても味や香りに独自の個性を出しやすく、ウイスキーのような熟成もいらないため、収益を確保しやすい。

その中でもニッカやサントリーが注力するのは「プレミアムジン」と呼ばれ、製法やボタニカルにこだわったジャンルだ。メーカーによってはクラフトジンとも呼んでいる。「ビーフィーター」など既存のジンが1本1000?2000円で販売されているのに対して、プレミアムジンは3000?5000円、もしくはそれ以上の価格で販売されている。

ジンの販売が好調な背景には、世界的なウイスキーブームによる原酒不足がある。英調査会社ユーロモニターによれば、世界のウイスキー消費量は2016年に326万キロリットルとこの10年間で約1.5倍に急増。中国や東南アジアなど新興国の経済成長に伴い、需要が伸びたことが大きい。

ウイスキーは熟成に数年単位の時間を要するため、需要が増えても、急に供給を増やすことは難しい。「小さい蒸溜所しか持たない(酒類)メーカーが、すぐに出荷できて、収入になるジンの製造を始めた」(バーテンダー協会の岸会長)ことが、ブームのきっかけになった。

プレミアムジンのブームが勢いを見せ始めたのは2013年のこと。ユーロモニターによれば、世界のジンの消費量は、2013年の55.6万キロリットルから、2016年には63.2万キロリットルと、4年間で13%増えた。一方、ウイスキーは同期間に306万キロリットルから、326万キロリットルと、6.4%増にとどまる。

日本でも、ハイボールのヒットや2014?2015年にNHKが放送した朝の連続テレビ小説「マッサン」の影響でウイスキー人気が高まっている。「ハイボールブームでアルコール度数の高い蒸溜酒に親しんだ消費者が、ジントニックなどでジンなどを飲むようになったのではないか」(バーテンダー協会の岸会長)。

1930とはずがたり:2017/08/06(日) 15:43:06
>>1829-1830
実際、ジンの国内市場規模は拡大している。2016年度の市場規模は23.8億円と前年度比8.1%伸びた[インテージ SRI(全国小売店パネル調査)データ]。特に市場を牽引しているのはプレミアムジンだ。アサヒビールの推計によれば、市販価格3000円以上のジンは販売容量ベースで前年比55%伸びているという。

主戦場はバーと海外に
ウィスク・イーが販売する「季の美 京都ドライジン」。香りづけには緑茶やヒノキなど、すべて京都産の素材を使っている(写真:ウィスク・イー提供)

大手に先駆けて、プレミアムジン専門のメーカーも登場している。洋酒の輸入商社ウィスク・イー(東京都千代田区)は、2016年に京都にジン専門の蒸溜所を設立し、同年10月から製造・販売を行っている。

ウィスク・イーのプレミアムジン「季の美 京都ドライジン」(税別5000円)は、地元・京都産のボタニカルを使用して個性を強調。同社のデービッド・クロールCEOは、「5000円という強気な値付けだったが、販売は好調。年内にも国内外で年間10万本の販売を目標にしている」と話す。

ただ、値段が高いことに加えて、カクテルベースとしての利用も多いため、各社が狙っているのは家庭用消費よりも、バーなどの飲食店の業務用の需要だ。

「製品展開とブランドの認知は、バーが起点になると考えている」(アサヒビール・マーケティング本部マーケティング第三部の山根卓也氏)。アサヒは国内外のバーテンダーに向けて、ジンの魅力を伝えるセミナーを行うことでバー業態への浸透を図る。

その先に見据えるのが海外市場だ。メーカーにとっては柚子や山椒といった素材を使うことで、日本らしさをアピールしやすい。サントリースピリッツは当初から空港などの免税店での販売を実施。訪日観光客(インバウンド)の需要を掘り起こし、輸出拡大につなげる狙いだ。

海外でも、サントリースピリッツの「山崎」やニッカウヰスキーの「竹鶴」といった日本のウイスキーは知名度があり、高い評価を受けている。ただ、ブランドを確立するのには何十年にもわたる地道なマーケティングや販売実績を積み重ねてきた成果があってのこと。

欧米の強豪ブランドが圧倒的なシェアを誇る市場で、日本発のプレミアムジンは存在感を示せるのか。挑戦はこれから始まる。

1931荷主研究者:2017/08/06(日) 23:04:08

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00436916?isReadConfirmed=true
2017/7/26 05:00 日刊工業新聞
物流改善の新潮流(17)千葉共同サイロ 穀物を地方港に効率輸送

サイロに保管した小麦を小型の内航船に積み込むための設備(左が内航船)

■必要な時に必要な量だけ

 千葉共同サイロ(千葉市美浜区、山根学社長、043・241・1231)は、地方港への穀物輸送の効率化に取り組んでいる。その中心が、海外から大型船で受け入れた輸入穀物をいったんサイロに保管し、小型の内航船に積み替えて回漕(かいそう)する“サイロスルー”事業だ。「国内最大規模の穀物保管能力と大型船を受け入れられる優位性を最大限に活用し、顧客目線のサービスを生み出す」(山根学社長)ことで、存在感を高めている。

 千葉共同サイロは、千葉食品コンビナート内で輸入小麦などの穀物保管・出荷を手がける。大型のパナマックス船も接岸できる自社桟橋を備え、年間の小麦取扱量は約100万トンと国内最大だ。

 サイロスルーの開始は、2010年の小麦輸入の国家管理制度の緩和がきっかけ。国が管理していた配船、備蓄などを民間が行えるようになり、顧客ニーズを満たす新たなサービスを模索した。地方港の多くは大型船は接岸できず、輸入穀物は、小型の内航船に積み替え、地方港へ流通する。

 ただ、大型船の入港に合わせた内航船手配、地方港・サイロの空き状況など制約が多く、効率的な輸送は難しかった。一時的にサイロで全量を受け入れることで、地方港に「必要な時に必要な量だけ」輸送できる。

 また、船から船への載せ換えでは穀物の検量ができず、船の水位変化から積載量を推定するため、数十トンのズレが生じる。サイロ内で正確に計量し船に送ることで、こうしたロス発生も抑えられる。

 さらに12年には、貨物利用運送事業の免許を取得。商社がしていた内航船手配から海運管理までを一元的に提供し、港、サイロ、船の全てをより効率的に使えるようになった。

 こうした取り組みにより、14年には小麦取扱量が110万トンと過去最大を更新。山根社長は「ハブ化を進め、千葉港をよりメジャーにしたい」と意気込む。海外からの大型船を“ファーストポート”として最初に受け入れられることがハブ機能の前提となるため、水深を確実に維持する桟橋下の浚渫(しゅんせつ)の定期的な実施など、環境整備にも力を注ぐ。

(千葉・曽谷絵里子)

(2017/7/26 05:00)

1932とはずがたり:2017/08/11(金) 11:23:09
ポテチ販売休止、湖池屋・カルビーの決算直撃
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20170810-567-OYT1T50085.html
08月10日 19:56読売新聞

 湖池屋が10日発表した2017年6月期連結決算は、売上高が前期比6・6%減の302億円、本業のもうけを示す営業利益が22・9%減の3億円だった。

 昨年8月、北海道を襲った台風の影響で、ポテトチップス工場が約3か月間操業停止したほか、原料のジャガイモ不足で一部商品の販売を休止したことが響いた。

 カルビーの17年4?6月期連結決算も売上高は前年同期比8・5%減の565億円、営業利益は52・1%減の34億円と振るわなかった。ジャガイモ不足で一部のポテトチップスの販売を取りやめた影響が出た。

1935とはずがたり:2017/08/20(日) 16:57:11

丸紅の食品部門は超応援している。株は売り払っちゃったけど(;´Д`)

丸紅、中国カフェ大手と協業へ コーヒー豆販売1位狙う
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK8L32RYK8LUTFK008.html
05:02朝日新聞

 丸紅が中国の大手カフェチェーン「パシフィックコーヒー」(PC)と、協業に向けた契約を結んだことがわかった。年内にも完全子会社「アロマコーヒー上海」の株式の40%を、香港に拠点を置く華潤集団傘下のPCに売却して協業態勢をつくる。PCで使うコーヒー豆の販売を担うほか、中国で約5千店舗を展開する華潤集団の小売りチェーンでも「アロマ」ブランドのコーヒーを販売する。

 PCは中国で約500店舗を展開しており、中国国内での店舗数はスターバックスコーヒーに次ぐ2位。今後フランチャイズ方式を本格的に導入し、数年で店舗数を倍増させる方針だという。

 丸紅は上海にコーヒー豆の焙煎(ばいせん)工場を持つが、今回の協業を機に、北京、広州にも焙煎工場を増設する。現在、年間700トンの販売量を3年以内に5倍に増やす計画だ。実現すれば、コーヒー豆の販売量で中国最大規模のシェアを占めることになる。

 丸紅によると、中国のコーヒーの消費量は年間10万トンほどで、近年急伸している。丸紅は日本のコーヒー豆の取り扱いでも約30%のシェアがあり、日本式の焙煎技術を中国に持ち込んで、急増を見込むコーヒー需要の取り込みを狙う。丸紅幹部は「中国でもコーヒーが味で選ばれる時代。『アロマ』を中国一のコーヒー会社に育てたい」と話す。(鬼原民幸)

1936とはずがたり:2017/08/20(日) 19:55:34
ビール世界生産、3年連続減=日米中など低迷―キリン調査
時事通信社 2017年8月20日 14時38分 (2017年8月20日 19時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170820/Jiji_20170820X975.html

 2016年の世界のビール生産量が3年連続で減少したことが、キリンホールディングスの調査で明らかになった。ベトナム、メキシコといった新興国で生産量が大きく伸びたものの、国・地域別で世界トップの中国、2位の米国などが低迷し、全体の縮小につながった。
 調査は171カ国・地域が対象で、16年の生産量は前年比0.6%減の約1億9092万キロリットル。東京ドームを巨大なジョッキに見立てると、約154杯分に相当する量だという。
 中国の生産量は、市場の成熟や昨夏の天候不順の影響で3.7%減。米国も0.7%減と前年割れした。米国のマイナスは、個性的な味わいの「クラフトビール」が人気を集め、大量に飲むより時間をかけてビールを楽しむスタイルが広がっているためとみられる。
 14年連続で世界7位となった日本のビール類生産量(発泡酒など含む)も、16年は2.1%減。缶酎ハイなど他のアルコール類に押されてビール離れが進んでおり、06年に比べて15.5%減と、市場の縮小が顕著になっている。
 一方、16年の生産量が前年比11.2%増と大きく伸びたのは9位のベトナム。国民の所得が増加したことや若年層比率の高さなどが背景にあり、06年に比べ3倍超に拡大した。4位のメキシコも16年の生産量が前年比8.1%増と好調だった。
 日本のビール大手は、国内市場が縮小する中で成長著しいベトナムに注目。同国で市場シェアの約6割を占める国営企業2社の買収に関心を示している。

1937とはずがたり:2017/08/21(月) 22:00:31

江崎グリコ、生産子会社2社解散 特損約5億円計上
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000061-zdn_mkt-bus_all
8/21(月) 18:54配信 ITmedia ビジネスオンライン

 江崎グリコは8月21日、生産子会社で菓子の製造・販売を手掛ける九州グリコ(佐賀市)と乳製品の製造・販売の広島グリコ乳業(広島市)を解散すると発表した。製造設備が稼働後約60年と老朽化が進んでおり、市場で主流となりつつある高付加価値商品の効率的な生産が難しいため。

 解散に伴い、2018年3月期に約5億3500万円の特別損失を計上する。

 九州グリコは18年12月に生産終了し、19年1月の各社株主総会で解散を決議する予定。広島グリコ乳業は18年9月の生産終了と、18年10月の解散決議を予定している。

 九州グリコは全国で唯一、スナック菓子「チーザ」とガム類の生産を担っている。解散後、チーザは関東グリコ(埼玉県北本市)や関西グリコ(神戸市)など、オーブン設備を持つ大規模拠点に生産を移行する方針だ。ガム類の生産は「外部委託を検討中」(広報担当者)という。

 広島グリコ乳業は、スイーツ飲料「ドロリッチ」と乳飲料「マイルドカフェオーレ」の生産を担当。両製品の生産は、東京グリコ乳業(東京都昭島市)などへの移行を検討中という。

 両子会社の正社員は、生産終了をもってグループ内他社へ転籍。パートや期限付き社員は契約解除となるが、「残っている契約期間に応じて、慰労金を支払いたい」(広報担当者)という。

 江崎グリコは、10〜12年にかけて北海道などの3工場を閉鎖。12年4月に関東グリコを設立するなど、生産拠点の整理・再配置に注力している。同社は「今後もグループ全体を効率化し、さらなる収益の増加につなげたい」(同)と話している。

1939荷主研究者:2017/08/27(日) 21:36:53
>>1938
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170814/bsd1708140500001-n1.htm
2017.8.14 05:54 Fuji Sankei Business i.
ポテチ2社、ジャガイモ調達先拡大 原料不足回避、新商品も投入へ

カルビーのポテトチップス製品。大手2社は原料不足に対応し調達先を拡大する(ブルームバーグ)【拡大】

 菓子大手のカルビー、湖池屋はポテトチップス用のジャガイモの調達先を北海道から東北、九州にも拡大する。北海道の台風被害による原料不足で販売休止に追い込まれた「ポテチショック」を踏まえた措置だ。味にこだわった新商品を投入し、需要の掘り起こしも図る。

 農林水産省によると、国内産のジャガイモのうち、ポテトチップスなどの加工用には年間53万トンが使われている。

 北海道産がほとんどで、昨年の台風被害の影響を大きく受け、今年4月以降、カルビーでは33種類、湖池屋では7種類の商品が相次いで販売終了や休止になった。

 カルビーの伊藤秀二社長は10日、記者団に「販売休止は他の商品に売り場を取られ、ポテトチップスの市場が縮小してしまう」と指摘。調達先を広げ、原料を確保する重要性を強調した。現在、北海道十勝産が約4割を占めるが、今後は道内の別の地域や岩手、宮城、熊本の農家とも契約する。

 また、地域活性化の一環で自治体関係者らと共同開発した47都道府県ならではの味を表現したポテトチップスを9月以降に発売する。

 約8割を北海道産に頼っている湖池屋は、宮崎、鹿児島、熊本からの調達を増やす方針だ。スナック菓子の価値向上を掲げ、手揚げの食感を再現したり、北海道今金町産の高級ジャガイモを使ったりした「プレミアム商品」に力を入れる。佐藤章社長は「ポテトチップスの販売価格と個数は下がり続けている。的を絞った戦略を進めていきたい」としている。

1941とはずがたり:2017/08/29(火) 22:20:26
この分野は日本では丸紅が大活躍して来たがなんと日ハムが参戦。と思ったら丸紅以外も猛然と動いてるのね。
>農林水産省によると、日本の配合飼料原料は約2400万トンでこのうち、約1200万トン強がトウモロコシなど輸入に依存している。飼料用トウモロコシ輸入は1000万トン強で、丸紅、三菱商事、三井物産が250万トン前後を取り扱い、豊田通商や伊藤忠商事、双日などが続く構図だ。
>三菱商事傘下の食肉加工大手の米久と伊藤ハムは経営統合し、2016年4月に持ち株会社の「伊藤ハム米久ホールディングス」を設立。日ハムに次ぐ業界2位に浮上した。伊藤忠商事も業界3位のプリマハムに資本参加しているほか、中堅メーカーの滝沢ハムや大手ハムの丸大食品にも出資した。三井物産も食肉専門商社スターゼンの筆頭株主となり、資本業務提携を強化した。

日本ハム“悲願”の穀物輸入、飼料生産へ 元凄腕トレーダー招聘 欧州産に対抗
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00000001-fsi-bus_all
8/29(火) 7:15配信 SankeiBiz

 大手畜産加工メーカーの日本ハムが、“悲願”の穀物輸入と飼料生産に乗り出そうとしている。これまで商社が担ってきた両分野を自ら構築、機能として取り入れることでコスト競争力を高め、今後押し寄せる欧州産などに対抗する。今春には外部の元敏腕穀物トレーダーを招くなど体制づくりに余念がない。日ハムの業容拡大は商社主導の飼料、畜産加工業界に地殻変動をもたらす可能性がある。業界は同社の動きを注意深く見守っている。

 日ハムは今春、米穀物大手カーギル日本法人に買収された食品商社、東食の元凄腕穀物トレーダーで、その後は丸紅で常務食糧部門長まで務めた若林哲氏を顧問として招聘(しょうへい)した。これが、大手商社やハムなど畜産加工業界、飼料メーカーに波紋を広げた。

 若林氏は、穀物マフィアとも称される丸紅の元代表取締役常務の岡田大介氏(日清丸紅飼料常務取締役)と二人三脚で中国など消費地の販売網と生産地を拡大。タイムチャーター(TC)と呼ばれる傭船方式による運搬船の投入などでコスト競争力をつけ、米穀物メジャーのガビロンの買収を実現したことで知られる。

 日本国内の畜産業は後継者不足が深刻で、生産も減少の一途だ。2016年の国内の牛肉生産量は約32万4000トン(枝肉ベース)と12年に比べ9.8%減少した。加えて今年7月に大枠合意に達した日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉の結果、豚肉・牛肉の輸入関税の大幅な引き下げが避けられない。欧州産ハムの輸入増も見込まれ、ハムなどの畜産加工メーカーはこれまで以上にコスト競争力の強化が急務だ。

 一方で、世界に目を転じると、米タイソンフーズなど世界の食肉大手は、自ら穀物輸入や飼料生産も手掛ける。日本は長年、港に穀物サイロを持つ大手商社がトウモロコシなどの飼料原料を一手に輸入し、飼料メーカーを介して、畜産加工メーカーに供給する仕組みだった。

1942とはずがたり:2017/08/29(火) 22:20:45
>>1941-1942
 多くの配合飼料メーカーを抱え、ユーザーも畜産加工メーカーや鶏卵メーカーなど多岐にわたることから大手商社が穀物の海外の調達先を開拓。国内向け飼料の安定調達を担ってきた。穀物輸送船の運用など一朝一夕には構築できないノウハウも持っている。

 ただ、畜産加工メーカーは、穀物輸入と飼料調達という二重のコスト構造にメスを入れることができれば、国際競争力を高めることができる。このため日ハムが若林氏を招いたことは、「長年の悲願の達成に向けた布石」(商社関係者)ともささやかれている。

 農林水産省によると、日本の配合飼料原料は約2400万トンでこのうち、約1200万トン強がトウモロコシなど輸入に依存している。飼料用トウモロコシ輸入は1000万トン強で、丸紅、三菱商事、三井物産が250万トン前後を取り扱い、豊田通商や伊藤忠商事、双日などが続く構図だ。
                   ◇
 ■業界に地殻変動、新たな再編劇も

 調達から配合飼料、畜産加工まで一貫して扱うことで経営基盤を強化しようと、ここ数年、大手商社はハムなどの畜産加工メーカーの再編を進めた。三菱商事傘下の食肉加工大手の米久と伊藤ハムは経営統合し、2016年4月に持ち株会社の「伊藤ハム米久ホールディングス」を設立。日ハムに次ぐ業界2位に浮上した。伊藤忠商事も業界3位のプリマハムに資本参加しているほか、中堅メーカーの滝沢ハムや大手ハムの丸大食品にも出資した。三井物産も食肉専門商社スターゼンの筆頭株主となり、資本業務提携を強化した。

 飼料メーカーも同様だ。配合飼料メーカーでは14年に協同飼料と三井物産系の日本配合飼料が経営統合し「フィード・ワンホールディングス」が発足。販売数量でJA全農に次ぐ民間トップに躍り出た。続いて、中部飼料は15年に伊藤忠グループと日ハムグループとそれぞれ資本・業務提携した。

 日ハムが将来的に自ら、輸入、飼料生産の機能を持つとすれば、業界に地殻変動が起き、鶏卵メーカーや飼料メーカーを巻き込む新たな再編劇に発展する可能性もある。(上原すみ子)

1943とはずがたり:2017/09/02(土) 14:59:33

食用油、10月値上げ=20円以上―日清オイリオ
https://news.goo.ne.jp/topstories/business/1165/e5379064671b5add98e835681b73aa2e.html
(時事通信) 09月01日 21:11

 日清オイリオグループは1日、「日清キャノーラ油」「日清サラダ油」など家庭用食用油の価格を10月2日納入分から引き上げると発表した。菜種や大豆を主原料とした食用油が対象で、1キロ当たり20円以上値上げする。菜種などの原料価格高に加え、円安で調達コストが上昇しているため。

1945とはずがたり:2017/09/14(木) 17:46:55
日本製がブランドなんか。それにしても濠州の寡占体制は参入余地あるんちゃうか

スーパードライが海外でも売れている理由
プレジデントオンライン 2017年9月14日 09時15分 (2017年9月14日 17時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170914/President_23062.html

■クールな“辛口”その出番は必ず来る
デカデカと「辛口」と漢字で入ったジョッキ。日本発のビールの表れか?
「そうではない。日本のクールさやカッコよさを打ち出したかった。オーストラリアで暮らす人の生活の中に「アサヒスーパードライ』の出番は必ずあるはずです」
アサヒグループHD国際部門の西崎聡一さんは力強く、落ち着いた口調で説明する。
欧州でのM&Aに約1兆2000億円を投じ、本格的に世界に打って出るアサヒグループHD。オーストラリアではすでに92年から「スーパードライ」を販売してきた。グローバル展開の成功の秘訣や課題はどこにあるのか。
今オーストラリアで展開するビールは主力が「スーパードライ」で、次ぐブランドとして「アサヒ爽快」とクラフトビールがある。「スーパードライ」は日本で生産し、オーストラリアに輸出。
「爽快」は現地生産、現地販売。3.5%とアルコール度数が低く、ケアンズなどの都市がある北東部の暑い地域向けのライトビールだ。クラフトビールは買収したブルワリーで生産する。
すっきりした味わいの「爽快」や、じっくりと味わうタイプのクラフトビールは気候や土地柄、時代のニーズからの必要性がある。だがやはり営業のメーンとなるのは、日本と同じくキレがある辛口の「スーパードライ」である。
オーストラリアにはアルコールと清涼飲料を併せて営業する100人単位の部隊がある。大半が現地の人で、日本人はセールスマーケティング担当が1人だけ駐在。営業活動全体をディレクションしているのが、西崎さんだ。
西崎さんは大阪での営業を振り出しに、マーケティング、経営企画、海外のM&Aを扱う部署などを経て、マレーシアに駐在した後、2016年4月から今の部署に異動した。
「ふだんは日本にいて、2〜3カ月に1〜2回、1週間くらい現地に出張し、打ち合わせをしています」

■豪州では2012年から自社で直接販売
「スーパードライ」はオーストラリアで最初、現地のビールメーカー、フォスターズ(現CUB)に代理販売してもらっていたのを、12年から自社で直接販売するようになった。
「それ以降、アサヒブランドの売上数量は2桁増で推移し、2016年は約3割増、2017年も2桁増を目指しています」
オセアニア市場は2016年まで同社の国際事業売り上げ額の約6割を占める重要な市場だ。2017年からは欧州市場が加わるので、その比率はおのずと落ちるだろうが、マーケットとしては将来的にも魅力があると西崎さんは言う。
「人口にすれば2400万人程度と日本よりかなり少ないのですが、消費が旺盛な国です。アジアからの移住者も増えているので、さらにビールが伸びる市場だと思います」
現地での「スーパードライ」はインターナショナルプレミアムの位置づけで、高価格帯分野では約1割ほどのシェアがあるという。競合はCUBの「コロナ」やライオンネイサンの「ハイネケン」などの輸入プレミアムだ。
「ライオンネイサンやCUBが主力で販売している通常価格帯の市場はもちろん商いの量は大きいですが、一方で価格競争が激しい。…

我々はそういうメーンストリームには入っていかず、付加価値を高め、お金を払っていただけるような販促をしています」
「スーパードライ」は家庭用と業務用に分けて営業を展開してきた。
家庭向けは日本のような缶ビールが一般的ではなく、330ミリリットルのビンが主流。ビールを入れる箱の表面は光沢のある黒色で、パッケージから高級感を醸し出している。
現地では、なかなか困難な課題も存在する。例えば物流業者や流通業者の寡占化が著しいため、コスト削減の要求が通りにくいという点だ。
「オーストラリアでは、流通や物流だけでなく資材のサプライヤー(供給者)もほぼ2社で全市場の8割程度を占めています。価格交渉の余地がなく、嫌ならほかの所に行けと言われてしまうのです。1社と取引しないと市場の3割くらいを失ってしまうのでシビア」

1946とはずがたり:2017/09/14(木) 17:47:20
>>1945-1946
■先駆者の葛藤、正解はこの手の中に
一方、業務用はカウンターに何種類もの生ビールが並ぶビアバーを中心に開拓。オーストラリアでは日本のように食事中にビールを飲むという習慣はあまりないので、ビアバーが主戦場となる。
「日本人やアジアの人だけでなく、ローカルの人が飲むシーンを思い描きながら営業してきました」
一層の市場拡大を目指すインターナショナルプレミアムとしての「スーパードライ」。課題として浮かび上がるのが現地生産だ。現状、日本で生産し、オーストラリアまで運んでいる。当然、それだけの時間がかかる。しかも赤道を超えるときにビールの温度が上がり、品質に影響を及ぼす。

厳密にいえば、日本で味わえる「スーパードライ」ほどのフレッシュさは得られないのだ。
現地生産すれば悩みが解消されそうだが……。
「地元の人が、日本から来ている高品質ビールであると認識して飲んでくれている場合、現地生産すると『なぜ?』という反応があるかもしれません。現地生産したほうがより鮮度がよくておいしいビールになると受け入れてもらえるとは思うのですが、万が一という気持ちもあります」
オーストラリアの「スーパードライ」事業は次の一手が重要だ。

■▼アサヒグループHD 小路明善社長

ビールビジネス「新時代に突入、一気呵成に攻める!」
なぜ今、海外投資したか。2つの理由がある。一つはビールビジネスのマーケットがすでにグローバル化していること。「強い競争力を持ったグローバルなプレミアムビールメーカー」が、私たちの海外事業のあるべき姿です。
もう一つが、当社の醸造技術が世界に打って出るだけの水準に達したからです。「スーパードライ」は14年、15年と2年連続で世界的なビールコンテストの金賞を獲得し、味と品質が世界に通用すると確信を持ちました。
ただし海外市場での強い競争力の発揮が必要。そのための条件が「トップブランドを持つこと」「高い生産効率と醸造技術」「事業の高収益性」「事業会社のトップの経営能力」の4つです。
当社は「スーパードライ」という国内トップブランドを持ち、高い収益性とコストダウンを実現しています。

母国の市場で鍛えられた優位性は、海外市場でも生きてきます。また今回買収した欧州事業でも大変優秀な経営能力を持つ人材を確保することができました。
16年のグローバルなプレミアムビール市場では金額ベースでスーパープレミアム市場が16%、プレミアム市場が21%を占め、それぞれ年平均6.3%、2.6%伸びています。この成長市場で当社が持つ「スーパードライ」、そしてチェコの「ピルスナーウルケル」、イタリアの「ペローニ・ナストロ・アズーロ」をグローバルプレミアムブランドと位置づけ、積極的に展開し、母国以外の市場で、5年ほどかけ1.5倍のボリュームにしたいと考えています。
(Top Communication 撮影=関口達朗)

1949とはずがたり:2017/09/15(金) 13:05:25
酒飲みの相棒「ハイサワー」 成功の舞台裏
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170914/Itmedia_business_20170914010.html
ITmedia ビジネスオンライン 2017年9月14日 06時00分 (2017年9月15日 07時11分 更新)

 いま、レモンサワーがブームだと言われている。グルメ情報やトレンド情報を扱うメディアなどで、レモンサワーに関する話題を見聞きすることが多くなった。

 そんなレモンサワーをお店や家庭で簡単につくれるようにしたのが、東京・目黒に本社を構える飲料メーカー博水社、「ハイサワー」である。焼酎に注ぐだけで簡単にレモンサワーが完成する手軽さが受け、1980年の発売以来、絶大な支持を得てきた。

 ハイサワーは2016年11末時点で、販売累計数が16億5000万本(200ミリリットル瓶換算)を突破。飲食店向けが特に好調で、最近では人気居酒屋チェーン「宮崎県日南市 塚田農場」「鹿児島県霧島市 塚田農場」の約140店でも取り扱われるようになった。

 居酒屋の定番メニューとの相性は抜群であり、酒飲みにとっては手放せない相棒のような存在となっている。

●米国旅行でつかんだハイサワーのヒント

 もともと同社は、ラムネなどの清涼飲料を製造しており、近隣の駄菓子屋などに商品を卸していた。しかしラムネの場合、冬はほとんど売れない。通年で売れる商品をつくることが長年の経営課題だった。

 そうした中、先代社長の田中専一氏は米国へ家族旅行に行った際、旅行先のバーで、ジンなどの蒸留酒を多種多様な割り材で割って飲む光景を目の当たりにしたという。これにヒントを得た田中氏は、同じ蒸留酒である焼酎の割り材をひらめく。日本に帰国後、レシピを考案し、1980年に最初のハイサワーである「ハイサワー レモン」を完成させた。ちなみに、ハイサワーの誕生にはもう1つ、エピソードがある。

 当時、同社はレモンサワー発祥の店と言われている東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」に炭酸水を売っていた。

 1年を通じて大量に炭酸水が売れていたことから、使い道を知るべく店を訪ねところ、焼酎を炭酸水で割り、レモンの搾り汁と合わせてレモンサワーをつくっていたことを知る。これも、焼酎の割り材を開発するヒントになった。

 「ラムネだけつくっていたら、今ごろ当社はありませんでした。東京だけで200軒強あったラムネ工場も、現在は数軒しか残っていません。当社はできることを少しずつ広げることで、新しいものを次々と登場させてきました」

 田中氏の娘で現在、同社の代表取締役社長を務める田中秀子氏は、このように話す。

●飲食店向けから小売店向けにも拡大

 ハイサワーを開発できたのは良かったが、同社には、商品を広域に売る営業力はなかった。そこで、まずは近隣の居酒屋に使ってもらうことにした。ハイサワーの評判は上々で出荷量は増加。だが、それに伴い瓶の回収が追い付かなくなったという。

 そんな時、飲料の受託製造を行う企業が、冬場に生産するものを探すため同社に飛び込みで営業に来た。当時展開していた飲食店用の200ミリリットル以外のサイズを生産するには、サイズごとに億単位の投資が必要だったため、この飛び込み営業は渡りに船。生産を委託することにしたと同時に、サイズ展開の道を切り開けた。

 その後、83年に回収不要なワンウェイ瓶入りのハイサワー(360ミリリットル)、85年にペットボトル入りのハイサワー(1リットル)を発売。商品を小売店に並べていった。

 フレーバーも拡大していった。現在はレモンのほか、ライム、青りんご、うめ、グレープフルーツを用意。これらは全て、まず飲食店に販売し、評判が高く売れ行きもよかったことから一般向けにも販売された。

 飲食店での評判が高かったのは、完成度の高さもさることながら、素材を他の用途でも柔軟に使えたからでもある。田中氏によれば、飲食店を回ると想定していなかった使い方を教えてもらうことがあるという。同社のWebサイトではハイサワーを使ったアイデアレシピが多数紹介されているが、中には飲食店で教えてもらったものも多数ある。 …(略)…

昔に比べ、お酒の飲み方は多様化してきている。常に飲食店や街の酒飲みから学んできた同社は、これからどのような新商品や飲み方を提案するのだろうか。お酒の飲み方は無限大である以上、柔軟に使える割り材はまだまだ大きな可能性を秘めている。

(大澤裕司)

1950とはずがたり:2017/09/15(金) 13:11:58
サントリー推しの俺としては満足な現状。その割りには余り株価あがってないけど。。

キリン苦戦、アサヒ躍進分けた"あの決断"
プレジデントオンライン 2017年9月15日 09時15分 (2017年9月15日 12時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170915/President_23026.html

国内ビール4社の業績で明暗が分かれた。米国ビーム社の買収で業界1位となったサントリーHDに対し、業界2位のキリンHDは約3000億円を投じたブラジル事業から撤退。業界3位のアサヒグループHDは欧州のビール事業が順調に推移し、売上高でキリンを逆転しそうだ。『図解! 業界地図2018年版』の著者がビール業界の「海外M&A事情」を解説する。

■アサヒがキリンを売上高で追い抜く?
真夏のビールシェア争いを繰り広げるビール4社の業績に変化が出てきた。
ビールを中心とする飲料大手のサントリーホールディングス(HD)、キリンHD、アサヒグループHD、サッポロHDの年次決算の期間は、1月〜12月である。その4社は16年12月期の決算発表で、17年12月期の売上高予想も開示。4社とも売上高が増えるとしていた。
予想した増収率はサントリーHD1.4%、キリンHD1.2%、アサヒグループHD6.6%、サッポロHD4.0%だった。それが17年12月期の中間決算(17年1月〜6月)では、どのような修正がなされたのか。中間決算期ともなれば、年間動向のおおよその把握は可能であり、予想もより現実の数値に近づいてくるといえるだろう。
4社の予想は「据え置き」「下方修正」「上方修正」の3つに分かれた。
17年12月期売上高予想を据え置いたのは、サントリーHDとサッポロHDだ。ちなみに、サントリーHDの上場子会社で、ノンアルコール飲料と食品を手がけるサントリー食品インターナショナルも、16年12月決算において、17年12月期の売上高は1.3%増の1兆4300億円と予想していたが、中間決算においても据え置いたままだった。

予想を下方修正したのはキリンHD。同社は16年12月期決算において、17年12月期の売上高を1.2%増の2兆1000億円と予想していたが、中間決算時には1兆9700億円の下方修正に転じた。16年12月期の実績からは5.1%減、当初の予想からは6.2%のマイナスである。
一方、予想の上方修正に動いたのはアサヒグループHDである。同社は16年12月決算時に、6.6%増の1兆8200億円を予想していたが、中間決算時には2兆300億円まで上方修正した。16年12月期実績からは18.9%、当初予想からは11.5%増である。営業利益、当期純利益などの各種利益も、当初予想を大きく上回るとしている。

1951とはずがたり:2017/09/15(金) 13:12:17
>>1950
■海外M&Aの巧拙が業績に直結する
キリンHDの下方修正やアサヒグループHDの上方修正の主な要因は、海外M&A(買収・合併)の巧拙による。
『図解! 業界地図2018年版』では、特集で「M&Aが上手な企業、下手な企業」というテーマを組んでいるが、特にM&Aに投じるキャッシュを計上するキャッシュフロー計算書(CF計算書)のなかの「投資CF」に注目して、主要各社のM&Aの成否に言及している。
例えば、サントリーHDはバーボンを手がけている米ビーム社を買収した年度に、投資CFとして1兆4737億円を出金。キリンHDもこの10年間で、海外企業の買収など投資CFの出金は1兆円を超す。
そうした多額のキャッシュを投じた海外M&Aだが、サントリーHDはまずまずの成果をあげていると判断していいだろう。実際、ビーム買収後は売上高を伸ばしている。

一方、キリンHDの海外M&A、特にブラジル案件は失敗だったことが明らかだ。約3000億円を投じてブラジルに進出したものの販売不振から経営のお荷物になり、結局は約770億円で売却した。売上高の下方修正を余儀なくされたのもそのためだ。同グループはミャンマー事業を拡大させているが、ブラジルと同様に現地企業を買収して展開している豪州でも酒類事業における販売数量が減少するなど、克服すべき課題を抱える。

アサヒグループHDは、ビール世界トップのアンハイザー・ブッシュ・インべブ(ベルギー)に吸収されたSABミラー(英)の西欧と中東欧事業を約1兆2000億円で買収しているが、投資CFでは16年12月期に2685億円、そして17年6月の中間決算では新たに9203億円、合計では1兆1888億円のキャッシュを社外に投じたと計上している。こうした西欧・中東欧事業が連結決算に新たに加わったことで、17年12月期には売上高でキリンHDを上回ると予想したわけだ。10年12月期時点では、アサヒグループHDはキリンHDに売上高で約7000億円の差をつけられていた。
アサヒグループHDのM&A戦略は、現在のところ順調に推移していると見ていいだろう。西欧・中東欧事業と入れ替えるように中国合弁企業の株式は売却している。
ちなみに、ビール世界トップのアンハイザー・ブッシュ・インベブの16年12月期における投資CFの出金額は600億ドルである。
「1ドル=110円」換算で、およそ6兆6000億円だ。SABミラーの買収などに巨額のキャッシュを投じたためで、国内ビール4社とはM&Aの規模が違うといっていいだろう。そのアンハイザー・ブッシュ・インベブの17年1月〜6月の売上高は271億ドル(約2兆9800億円)。前年同期の202億ドルからは34.1%増である。

(ビジネスリサーチ・ジャパン代表 鎌田 正文)

1952とはずがたり:2017/09/23(土) 17:35:09

中国で若者に茅台酒流行 製造会社の時価総額が8兆円超に
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170913-00000009-pseven-cn&pos=4
9/13(水) 7:00配信 NEWS ポストセブン

 中国の高級酒として知られる「茅台(マオタイ)酒」の売れ行きが今年に入って急増し、代表的な製造会社、貴州茅台社の株価も急激な右肩上がりを記録し、株式時価総額はすでに5000億元(8兆3500億円)を突破した。

 中国では茅台酒のような蒸留酒は白酒(パイチュー)と呼ばれ、度数が50度を超えるのが普通で、これまで若者には人気がなかったが、このところ都市部の若者には白酒をベースにしたカクテルが人気となっており、今後も茅台酒などの白酒市場は拡大を続けてそうだ。

 茅台酒は高粱(コーリャン)などを原料とする中国南部・貴州省の特産品で、通常「貴州茅台」と呼ばれる。独特の甘い香りが特徴だ。1972年の日中国交正常化の宴席で、中国側が中国の最高級酒として紹介し、当時の周恩来首相が田中角栄首相と乾杯したことで日本でも有名となり、一時「茅台酒ブーム」が起きた。

 だが、2012年末に発足した習近平指導部は反腐敗運動を打ち出し、接待が激減したことや、倹約令も出たことで、茅台酒のような高級酒の売り上げは激減。一時、2000元(約3万3000円)の値段が付いていた500ミリリットル瓶のアルコール分53%の茅台酒はほぼ半値の1129元に値下げせざるをなくなった。

 ところが、これが逆に、庶民にも手が届く値段となったことから、所得が向上した中間層による購入が増加。今年上半期の売り上げは前年同期比40%増の255億元を記録した。

 製造元の貴州茅台社の上海市場での株価は400元を突破し株式時価総額は4月に4935億元となり、蒸留酒メーカーとして世界1位になった。その後も、株価は上昇しており、8月にはこれまでの最高値の500元も突破するほどの勢いを記録した。

 若者の間でも白酒ブームが高まっているものの、その一方で、中国では若者を中心にワインの消費も高まっていることなどから、茅台酒の消費が将来的に継続して伸びるかどうかを不安視する見方も酒類業界からは上がっているという。

1953とはずがたり:2017/09/26(火) 18:03:17
何故か中国産の危険が自給出来ないせいにすり替わったりしてるしこいつも怪しいなあ。
中国産の食品なんか怖いしなるべく喰わない方が良いのはその通りじゃが。

中国発・日本を壊す「猛毒食品」衝撃の実態
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170924-00052938-gendaibiz-bus_all
9/24(日) 10:00配信 現代ビジネス

 学校給食は安心・安全の食材のはず。そう信じて疑わなかったのに、健康とは程遠い「危険な食品」が使われていた――。

 汚染された鶏肉、大量の女性ホルモンが含まれている牛肉、遺伝子組み換え米……。中国・アメリカから入ってくる「猛毒食品」は日本人を壊そうとしている。『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』の著者・奥野修司氏による衝撃のルポを公開。

相当危険なものを食べている
 前編では、中国からは、遺伝子組み換えのうるち米、重金属や有機塩素にまみれた野菜類、抗生物質漬けの鶏肉が。アメリカからは、女性ホルモン漬けの牛肉等々が日本に輸入されている実態について書いた。

 いずれもにわかには信じがたいものだが、現実にこれらは私たちの口に入っている。それも、多数の子供たちが給食を通してこれらの危険食品を食べているのである。

 子供たちが危険な食品にさらされるということは、子供たちの未来、ひいてはこの国の未来が奪われるということだ。国の行く末にも関わる大きな問題を、この国はどう向き合おうとしているのだろうか。

 まず学校給食でも使われる加工食品だ。

 鶏肉を例に挙げよう。近年、鳥インフルエンザの発生によって、鶏肉は中国から輸入されていないと思っている人が多い。たしかに鶏肉の輸入は禁止されたが、中国から猛烈な抗議を受け、加工すれば問題ないと「鶏肉調整品」の輸入を認めたのである(ちなみに福島県産農産物は、日本が抗議しても中国は輸入禁止にしている)。

 たとえば唐揚げ、焼き鳥、フライドチキン、チキンナゲット、ミートボール、竜田揚げなどがそうだ。ほとんどがスーパーなどで冷凍食品として購入されるか、または外食産業で消費されるものである。

 鶏肉調整品のようにパック詰めされた商品は、通常の検査は最初だけで、その後はまず検査されない。ノーチェックで流通するから、相当危険な食材が使われていたとしても、そのまま私たちの口に入ることになる。

 さらに、多くの鶏肉調整品は外食産業に流れるのに、彼らには表示義務が課されていない。飲食店で注文した鶏肉調整品のメニューに国産と謳われておらず、かなり安いと感じたら中国産を疑うべきかもしれない。

 中国産の古くなったアナゴが「活きアナゴ」として売られている場合もある。
 実際に日本へ輸出している中国の企業を取材するとこう言われた。「5〜7割は死んで古くなったアナゴを混ぜている」

 「活きアナゴ」というのは、獲ってまだ新鮮なうちに活き絞めにしたもので、すぐに冷凍すれば鮮度は保持できる。「死んで古くなった」というのは水揚げしてしばらく放置されたもので、もちろん味も値段も落ちる。これを混ぜているというのである。

 当然、中国の検査官も調べたらわかるはずだが、そこはいかにも中国らしい。
 「札束を掴ませれば望み通りの報告書を書いてくれます」

 だからといって日本の検疫は調べない。なぜなら、輸入食品をチェックする検疫官が全国で400人ほどしかいないからだ。輸入食品をすべてチェックするなど無理なのである。

1954とはずがたり:2017/09/26(火) 18:03:27

下請けが不衛生…
 中国産食品を輸入している企業は、我々が調査した工場を知って「うちの工場ではあんな汚い食品を使っていない」と言う。

 そうかもしれないが、かつて日本マクドナルドは、安全な食品を確保するためにHACCP(ハサップ)を導入し、中国産鶏肉も日本からわざわざ社員が行って検査をしていたのに、死んだ鶏肉を売って問題になった河南大王食品グループの鶏肉を扱っていたことがわかった。

 なぜこんなことになったのかといえば、図を見ていただければ分かる。

 この図を作成した愛知大学の高橋五郎教授によればこうだ。
 「農畜産物加工には、たとえば鶏肉なら、養鶏農家→1次加工業者(解体など)→2次加工業者(練り加工など)→3次加工業者(味付け・包装・冷凍など)の流れがあり、視察するのはたいてい3次加工業者です。1次2次が不衛生だと意味がありません」

 また中国では、発注を受けて足りなくなれば、すぐに下請け企業へ不足分を要求する。その際、下請けが不衛生かどうかなんて問わない。混ぜてしまえばわからないからだ。また日本から検査にくれば、とりあえず工場内をきれいにして迎える、つまり3次加工業者だけを見てもわからないということである。

 これはマクドナルドだけではなく、1次加工から3次加工まで、自ら全行程を生産する企業でないかぎり、常にこうしたリスクにさらされているということである。

日本のは検査するのになぜ
 では、加工品ではない農産物はどうか。農産物の汚染といえば、農薬を連想するように、農薬=猛毒のイメージがある。だから無農薬の食材は安全と思われているが、人為的に大量の農薬を飲めば別として、微量なら人間の代謝によって体外に排出される。

 ところが、地中にある重金属はどんどん体内に蓄積して排出されない。いったん発症したら回復の見込みがないのだ。重金属のような蓄積毒と、農薬のような一過性の毒とでは、怖さは一ケタ以上も違うのである。

 重金属に次いで怖いのがBHCやDDT、つまり有機塩素系化合物である。これも重金属と同じ蓄積毒で、ある日突然、肝障害などを発症する。

 中国では、日本の基準値と比較して水銀は244倍、鉛3524倍、ヒ素1495倍といった恐ろしいほどの重金属が土壌から検出される。有機塩素はBHCで日本の59倍という数値だ。

 この土地に農作物を植えれば、当然、根から吸収されて農作物に濃縮され、これを鶏などに食わせたらさらに濃縮される。生体濃縮である。こんな野菜や鶏肉が加工食品に混ぜられたら、私たちにはまったく見分けがつかない。

 農水省や厚労省は「適切に検査しております」というが、実際は農薬の検査をしても重金属は検査しない。「日本の土壌汚染地域で獲れた場合は検査しますが、外国産の場合は検査なしで売られます」(検疫官)というのが実態なのだ。

 農薬は食品中0.01ppm以上残留していたら販売禁止になるが、重金属に関しては、カドミウム以外は取り締まる法律がないからである。

1955とはずがたり:2017/09/26(火) 18:03:44
>>1953-1955
中国は遺伝子組み換えに積極的
 EUにはRASFFという、安全でない輸入食品があればEU全土に警報を発するシステムがある。中国産米製品に未承認のGM米が混ざっていることがわかったのもRASFFからだった。

 初めて分かったのが2006年で、日本が重い腰を上げたのは翌年だった。

 RASFFでGM米が混入しているとわかったのは米粉やビーフンで、これらの原材料は、ほぼ100%中国産米である。

 問題はこのGM米が混入した米で加工した食品である。米を加工した食品には、おかき、あられ、から揚げ粉、餃子の皮などいろいろあるが、では、これらにGM米が使われているかどうか検査するかというと、まず検査しない。加工食品に使われた中国産GM米は、ノーチェックで入っていると思ったほうがいいだろう。

 前出の高橋五郎教授はこんなことを言っている。

 「中国は、食品から遺伝子組み換えを排除しているように見えますが、実は遺伝子組み換えをやめる気はなく、拡大していくつもりです。どう拡大していくかというと、工業製品に使うのです。工業製品というのは、せんべいのような加工食品です。拡大せざるをえないのは、遺伝子組み換えなしに中国の食料生産が成り立たないからです」

牛肉戦争になってしまう
 さらにこの国が自ら危険な食品であることに目をつぶって、輸入しやすいようにしていることもある。一例をあげればアメリカ産牛肉だ。

 最新の機器を使って検査すれば、アメリカ産牛肉から国産牛の600倍もの女性ホルモンが検出される事は明らかなのに、いまだに一昔前の計測法で検査している。この方法だとピコグラム(1兆分の1)単位のホルモンは検出できない。

 あえてこの方法をとっているのは、アメリカと事を構えたくないから。アメリカ産牛肉には日本が禁止しているホルモンも使われていて、そんなものが検出されたら、輸入禁止にせざるを得ない。

 そうなると、アメリカが対EUにしたように、牛肉戦争になるだろう。国民を犠牲にしても、そんなトラブルだけは避けたいのである。

 それ以外にも、アメリカへのお追従は恥ずかしくなるほどだ。たとえばポストハーベスト農薬の残留値だ。アメリカの乳製品を輸入するために、猛毒のアフラトキシン濃度を国際基準により20倍も甘く、EUより400倍も甘くした。

 猛毒のマラチオンも、輸入小麦は国産米の80倍もゆるい。有機リン系殺虫剤のクロルピリホスメチルも、米に対して輸入小麦が100倍ゆるい。ネオニコチノイド系農薬を50〜2000倍まで緩和したのもそうだ。いずれもアメリカの農産物を輸入しやすくするための”配慮“といってもいい。

 これも言ってみれば、食料を自給できないゆえの悲しさかもしれない。

 鈴木宜弘東大教授のこんな言葉が忘れられない。

 「何かあれば命に関わる大問題とわかっていても、目先の儲けと自分の立場の保全に進んでしまう。みんな『今だけ、金だけ、自分だけ』という発想になってしまったんです。なんで人間はこんなにアホなんですかね」

 わが子の未来を閉ざしたくなければ、親が食品を選ぶ厳しい目を持つしかないだろう。

奥野 修司

1958とはずがたり:2017/10/13(金) 08:37:33

アサヒ、青島ビール株式売却の検討を開始 事業再構築の一環
ロイター 2017年10月12日 19時45分 (2017年10月13日 00時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171012/Reuters_newsml_KBN1CH1FH.html

[東京 12日 ロイター] - アサヒグループホールディングス <2502.T>は12日、中国の青島ビール株式の全部または一部を第三者に譲渡することを検討開始したと発表した。入札を実施して売却先を決める。時期などは未定。
アサヒは、青島ビールの約19.99%を保有している。
同社は、欧州で1兆2000億円規模の大型買収を実施したことから、事業ポートフォリオの再構築を進めている。これまで、中国飲料合弁株や英国のゴルフ場の売却を行ったほか、インドネシアの飲料事業についても、売却交渉を開始したことを明らかにしている。

(清水律子)

1959荷主研究者:2017/10/14(土) 21:29:32

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00443898?isReadConfirmed=true
2017/9/22 05:00 日刊工業新聞
ケンコーマヨ、国内に3工場新設 サラダ・総菜需要に対応

サラダ・総菜を生産する西日本工場の新棟(イメージ)

 ケンコーマヨネーズは、西日本工場(京都府舞鶴市)敷地内で新工場建設に着手した。業務用サラダ・総菜の需要増加に対応する。工場新設の投資額は約56億円で、2019年3月に稼働予定。生産能力は年間4300トンで、西日本工場の全体能力は約13%増える。子会社の神奈川県小田原市の工場や北海道白老町でも、新工場を建設している。

 西日本工場はケンコーマヨネーズの西日本における主力工場で、敷地面積は約5万平方メートル。新工場は地上2階建てで、延べ床面積は8111平方メートル。賞味期間が15―60日程度と日持ちがする、独自商品のロングライフサラダを生産する。

 同商品は日持ちする特徴が消費者に受け入れられている。コンビニエンスストアやベーカリー店のサンドイッチや総菜パン、居酒屋や弁当チェーン、学校給食向けなどで販売が伸びている。

 ポテトサラダやマカロニサラダ、卵サラダなど多くの種類がある。業務用で一般的な1キログラム袋サイズも伸びているが、それ以上に500グラムや100グラムなどの小分け品が伸びており、新工場では主にこの小容量品を生産する。外食産業では人手不足で、1人前などの小容量需要が増えている。

 ケンコーマヨのサラダ・総菜類の売上高は、17年3月期で前期比4・1%増。ロングライフサラダの伸び率はそれより高い。小田原と北海道白老町の工場も着工済みで、18年6月までに稼働予定。

(2017/9/22 05:00)

1962荷主研究者:2017/10/29(日) 13:02:53

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00447855?isReadConfirmed=true
2017/10/25 05:00 日刊工業新聞
アサヒビール、樽・缶ハイボールの生産能力増強-柏・茨城工場に15億円投資

 アサヒビールは24日、ニッカウヰスキーの柏工場(千葉県柏市)のたる容器の生産ラインを増強すると発表した。飲食店向けに展開する「ブラックニッカクリア樽詰めハイボール」が、好調なため。新ラインは2018年5月に稼働し、生産能力は現在の2倍、1日1万本になる。

 並行し、柏工場で生産していた一部の缶ハイボールをアサヒビール茨城工場(茨城県守谷市)に集約。茨城工場の缶ハイボール生産能力を約1・2倍に増やす。

 柏工場と茨城工場の設備投資額は合計15億円を予定。クリア樽詰めハイボールの1―9月の販売数量は、前年同期比4割増と伸長している。

 国産ウイスキーブームで先行きも好調が見込めるため、生産能力を増やす。茨城工場の増強と合わせ、ハイボールの需要拡大に備える。

 ウイスキー「ブラックニッカ」ブランドからは、11月21日に数量限定商品「同アロマティック」を発売する。華やかでフルーティーな香りが特徴で、販売予定本数は1万2000箱(1箱は700ミリリットルの12本換算)。

 ブラックニッカブランド合計の17年販売目標も、販売好調を受け340万箱(前年比6%増)から360万箱に上方修正する。

(2017/10/25 05:00)

1963とはずがたり:2017/11/03(金) 16:42:47
ビールの価格下げを公約に入れよ。役立たずの街の商店街なんか潰して大規模小売店に頑張って貰うのだ。

2017.10.23
アサヒが10年ぶりに瓶ビールを値上げする“意外な事情”
原因は原材料や人件費ではなかった
https://moneyforward.com/media/life/41955/?utm_source=Excite&amp;utm_medium=ex_feed
伊藤歩

アサヒが10年ぶりに瓶ビールを値上げする“意外な事情”
相手に注いでもらったら、今度は自分が注ぎ返す――。居酒屋や会食の席でコミュニケーションの潤滑油となっているのが、瓶ビールです。夜の付き合いに欠かせないこの商品が、来年春から値上げされることになりました。

お酒好きには何とも残念なお知らせですが、その理由をよくよく調べてみると、私たちがイメージしやすい「原材料価格などが上昇したことに伴う値上げ」ではないことがわかりました。瓶ビールが値上がりすることになった“意外な事情”をひも解いてみましょう。

法改正が値上げの原因
ビール業界最大手のアサヒビールは10月4日、一部商品の値上げを発表しました。価格改定は来年3月1日からで、ビールや焼酎、リキュール類のうち、瓶詰め、樽詰めの形で出荷されている商品(リターナブル容器商品)が対象となります。同社が値上げに踏み切るのは2008年以来、10年ぶりのことです。

飲料や食品の値上げといえば、原材料の仕入れ価格が上がったり、生産工場で働く従業員の人件費が上昇したりという、いわゆる「製造原価」が高くなった時に、販売価格へ転嫁するのが一般的です。しかし、今回のビールの値上げはこうした理由によるものではありません。直接的な原因は「法律の改正」なのです。

ビールはその成分によって課税額が決まると酒税法で定められています。アサヒなどのビールメーカーは何とかして安い製品を作ろうと、少しでも課税額が低くなる成分で新製品を開発します。その一方で、国は税収が減らないように酒税法を改正する、という“仁義なき戦い”が、メーカーと税務当局の間で長年繰り広げられてきました。

酒税法には、実は双子の弟のような法律があります。それが「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律」。略して、酒税保全法とか酒類組合法などと呼ばれています。

この法律は「酒税は国にとって重要な税収なので、酒税の確保と酒類の取引が安定するよう、酒類業者に組合を設立させて協力を求める一方、政府も酒類業者を保護します」という建て付けで1953年に制定されました。

この酒税保全法の改正版が昨年の国会で可決され、今年6月に施行されました。この改正で「酒類の公正な取引の基準」という項目が誕生しました。酒類の製造・販売にかかわる事業者は総販売原価を下回る価格で継続的に販売してはいけない、ということになったのです。

1964とはずがたり:2017/11/03(金) 16:42:59
>>1963
物流費の急騰で総原価が上昇
酒類の製造・販売にかかわる全事業者が対象ですから、メーカー、卸、小売りのすべてが対象となります。

総販売原価とは、卸や小売りにとっては「仕入れ値に物流費や販売促進費などの販売経費を足したもの」、メーカーにとっては「製造原価に販売経費を足したもの」となります。物流費がこれだけ上がっているのですから、総販売原価も上がってしまうのは当然のことといえます。

ただ、ビールメーカーに限らず、世間一般のメーカーは製造原価や販売経費が上がっても、すぐにその上昇分を販売価格に転嫁したりはしません。値上げすると売れなくなるからです。

加えて、製造原価には、生産数量の増加とともに増える「変動費」と、生産数量に関係なく定額で発生する「固定費」があります。生産数量が一定量を超えてくると、売り上げに対する固定費の比率が小さくなり、原価率は急速に改善します。

物流費などの販売経費が上がっても、販売価格を据え置いておけば、いずれは販売数量が増えて原価率が下がるかもしれません。だから、すぐには値上げしないのです。

ところが、今回の法改正でこうしたやり方を取れなくなりました。総販売原価を下回る価格で赤字販売を続けていると、業者名が公表され、最悪の場合、販売や製造の免許が取り消される罰則が盛り込まれたからです。

瓶と樽が値上げされた理由
それではなぜ今回、缶容器ではなく、瓶や樽詰めが値上げされたのでしょうか。理由は、缶容器よりも瓶詰めや樽詰めのほうがコストがかかるためです。

飲み終わったら消費者が自分で容器を捨てる缶製品と違い、瓶詰めや樽詰めの製品はカラになった容器を回収しなければいけません。酒屋さんで回収したカラ容器はメーカーに戻され、洗浄、消毒して再利用されます。消費者が処分する缶容器に比べ、回収、洗浄、消毒、そして次に利用するまでの保管コストがかかります。

また、瓶詰めや樽詰めは業務用が主体です。若者の飲酒離れで外食産業が低迷する中、アサヒの2016年の瓶詰めの出荷数量は2008年に比べて4割も減っています。それにつれて、採算は悪化の一途をたどっています。

今のところ、値上げを発表しているのはアサヒだけですが、他のメーカーも早晩値上げに踏み切る可能性がないとはいえない状況です。アサヒの値上げは来年3月1日出荷分からですので、飲食店のメニュー表の値段が上がるのはそれ以降になりそうです。

今回の瓶ビール値上げからもわかるように、世の中で流通しているさまざまな商品の値段は、原材料価格の動向や需要と供給のバランスといった、シンプルな要因で決まるものだけではありません。法律や制度の改正などにもアンテナを張っておけば、その動きを逆手に取って、賢い購買行動ができるようになれそうです。

1966とはずがたり:2017/11/11(土) 17:21:53

肉まん「中村屋」、100億円投じる新工場の狙い 食感高めた高級品を18年からコンビニへ投入
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-196707.html
06:00東洋経済オンライン

冷え込みが厳しい今日この頃、コンビニエンスストアではおでんや肉まんの売れ行きが好調だ。肉まん、あんまんといった中華まんが収益柱の中村屋も、この秋冬商戦の滑り出しは順調という。

そんな同社が9月に発表した新工場計画は、投資額が100億円と総資産の4分の1に匹敵する規模を見込んでいる。はたして成算はあるのだろうか。

購入したのは、あの女子大学の跡地
「中村屋 武蔵工場」(仮称)と名付けられたその工場は、埼玉県入間市にある約8万3000平方メートルの敷地に建設される。同社が今年6月に25億円で購入したのだが、ここは2015年まで大妻女子大学の狭山台キャンパスとして使われていた場所だ。

中村屋はここに100億円を投じ、約1万5000平方メートルの工場を新たに建設する。警備員室や更衣室などに一部施設を流用するものの、校舎はほとんど取り壊していったん更地にする計画だ。

今年10月に着工し、形が崩れにくい加工を施した中華まんを2018年8月から大手コンビニ向けに製造する予定だ。

中華まんは、中村屋が1927年に喫茶部として新宿にレストランを開設した際に月餅、インドカリーとともに開発した由緒ある3アイテムの1つ。売上高の7割を占める菓子部門において成長株で、書き入れ時の秋冬に同社の収益を牽引する構造となっている。

投資はすべて自己資金で賄う予定だ。東京・笹塚の本社隣接地に保有していた賃貸ビルを、前2017年3月期に118億円で売却。この9月末には現預金と有価証券を合わせて47億円を保有しており、余力はありそうだ。

人口減少でも、中華まんのマーケットはコンビニの出店とともにカウンター陳列も増加しているため、成長を続けている。業界紙「食糧タイムス」によれば、中華まんのメーカー出荷金額は2000年度の510億円から、2016年度には625億円(同社見込み)に達したという。

中村屋にも、コンビニは大手3社の寡占が進んでいるが、各社の出店競争はまだ続くと想定されるため商圏は広がっていく、との読みがある。

中村屋はつくば工場(茨城県牛久市)、埼玉工場(久喜市)、神奈川工場(海老名市)という3拠点で生産をしており、今回の武蔵工場が竣工すれば生産能力は15%増える。本社のある旧笹塚工場(東京都渋谷区)は2001年に操業を停止しており、本社機能と物流機能だけが残っている。

つくば工場は中華まんの最大の生産拠点で、埼玉工場は中華まんのほか月餅やアイリッシュケーキなどの和・洋菓子、さらにインドカリーの缶詰も生産している。神奈川工場は中華まん、パイまんじゅう「うすあわせ」、米菓類などを製造し、冷凍・レトルト加工食品を製造する食品工場も併設している。

周辺の工場と「圏央道ライン」で連携

これら既存3工場と、今回計画する武蔵工場との地理的な共通点が、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)に近いこと。中村屋は自社店舗での直販のほか、スーパーなど量販店向け、コンビニ向けと大きく3つの販路を持っている。

武蔵工場の稼働後は、関東圏を中心に日本全国へ供給するサプライチェーン体制を強化していく。将来的には、各工場で生産する品目の再編や整理も行われるだろう。

中村屋が10月31日に発表した2017年4?9月期(第2四半期)の決算は売上高150億円(前年同期比3.6%減)、営業赤字16億円(前年同期は12億円の赤字)だった。

ビル売却で不動産収入が剥落したことが主因だが、夏場の日照不足で水ようかんやフルーツゼリーなどの中元商戦が不発に終わったことが誤算だったという。

もっとも、秋以降の冷え込みで中華まんは前年比で1割増を超えるペースで推移しており、通期の売上高443億円(前期比5.7%増)、営業利益17.5億円(同21.8%増)の会社計画は崩していない。

今年の中華まんシーズンは始まったばかりだが、中村屋の視線は早くも来シーズンに向けられている。

1967とはずがたり:2017/11/11(土) 23:17:09
肉まん「中村屋」、100億円投じる新工場の狙い 食感高めた高級品を18年からコンビニへ投入
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-196707.html
06:00東洋経済オンライン

冷え込みが厳しい今日この頃、コンビニエンスストアではおでんや肉まんの売れ行きが好調だ。肉まん、あんまんといった中華まんが収益柱の中村屋も、この秋冬商戦の滑り出しは順調という。

そんな同社が9月に発表した新工場計画は、投資額が100億円と総資産の4分の1に匹敵する規模を見込んでいる。はたして成算はあるのだろうか。

購入したのは、あの女子大学の跡地
「中村屋 武蔵工場」(仮称)と名付けられたその工場は、埼玉県入間市にある約8万3000平方メートルの敷地に建設される。同社が今年6月に25億円で購入したのだが、ここは2015年まで大妻女子大学の狭山台キャンパスとして使われていた場所だ。

中村屋はここに100億円を投じ、約1万5000平方メートルの工場を新たに建設する。警備員室や更衣室などに一部施設を流用するものの、校舎はほとんど取り壊していったん更地にする計画だ。

今年10月に着工し、形が崩れにくい加工を施した中華まんを2018年8月から大手コンビニ向けに製造する予定だ。

中華まんは、中村屋が1927年に喫茶部として新宿にレストランを開設した際に月餅、インドカリーとともに開発した由緒ある3アイテムの1つ。売上高の7割を占める菓子部門において成長株で、書き入れ時の秋冬に同社の収益を牽引する構造となっている。

投資はすべて自己資金で賄う予定だ。東京・笹塚の本社隣接地に保有していた賃貸ビルを、前2017年3月期に118億円で売却。この9月末には現預金と有価証券を合わせて47億円を保有しており、余力はありそうだ。

人口減少でも、中華まんのマーケットはコンビニの出店とともにカウンター陳列も増加しているため、成長を続けている。業界紙「食糧タイムス」によれば、中華まんのメーカー出荷金額は2000年度の510億円から、2016年度には625億円(同社見込み)に達したという。

中村屋にも、コンビニは大手3社の寡占が進んでいるが、各社の出店競争はまだ続くと想定されるため商圏は広がっていく、との読みがある。

中村屋はつくば工場(茨城県牛久市)、埼玉工場(久喜市)、神奈川工場(海老名市)という3拠点で生産をしており、今回の武蔵工場が竣工すれば生産能力は15%増える。本社のある旧笹塚工場(東京都渋谷区)は2001年に操業を停止しており、本社機能と物流機能だけが残っている。

つくば工場は中華まんの最大の生産拠点で、埼玉工場は中華まんのほか月餅やアイリッシュケーキなどの和・洋菓子、さらにインドカリーの缶詰も生産している。神奈川工場は中華まん、パイまんじゅう「うすあわせ」、米菓類などを製造し、冷凍・レトルト加工食品を製造する食品工場も併設している。

周辺の工場と「圏央道ライン」で連携
東京・渋谷の旧笹塚工場は現在、本社として活用されている(記者撮影)

これら既存3工場と、今回計画する武蔵工場との地理的な共通点が、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)に近いこと。中村屋は自社店舗での直販のほか、スーパーなど量販店向け、コンビニ向けと大きく3つの販路を持っている。

武蔵工場の稼働後は、関東圏を中心に日本全国へ供給するサプライチェーン体制を強化していく。将来的には、各工場で生産する品目の再編や整理も行われるだろう。

中村屋が10月31日に発表した2017年4?9月期(第2四半期)の決算は売上高150億円(前年同期比3.6%減)、営業赤字16億円(前年同期は12億円の赤字)だった。

ビル売却で不動産収入が剥落したことが主因だが、夏場の日照不足で水ようかんやフルーツゼリーなどの中元商戦が不発に終わったことが誤算だったという。

もっとも、秋以降の冷え込みで中華まんは前年比で1割増を超えるペースで推移しており、通期の売上高443億円(前期比5.7%増)、営業利益17.5億円(同21.8%増)の会社計画は崩していない。

今年の中華まんシーズンは始まったばかりだが、中村屋の視線は早くも来シーズンに向けられている。

1968とはずがたり:2017/11/14(火) 11:11:29
兵庫の会社だったのか。

エースコック
即席麺の出荷停止 14商品、設備故障で
https://mainichi.jp/articles/20171114/k00/00m/020/051000c
毎日新聞2017年11月13日 21時52分(最終更新 11月13日 22時22分)

 エースコック(大阪府吹田市)は13日、袋入り即席麺「ワンタンメン」など14商品の出荷を停止したと発表した。製造拠点の兵庫工場(兵庫県たつの市)で2日に麺を蒸すボイラーが故障したためで、出荷再開のめどは立っていないという。

 14商品には「わかめラーメンごま・しょうゆ」や「スーパーカップ大盛りいか焼そば」などが含まれる。このほか、13日に予定していた「ワンタンメンどんぶりカレーラーメン」の発売も中止した。

 ワンタンメンシリーズは同社の主力商品で年間売上高の約5%を占める。設備の復旧が遅れれば、需要期の年末の売り上げに影響する恐れがあるという。(共同)

エースコック、一部商品の販売休止=工場設備の故障で
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111300707&amp;g=eco

 エースコック(大阪府吹田市)は13日、主力商品の「わかめラーメン」など14品目の販売を一時休止すると発表した。兵庫工場(兵庫県たつの市)のボイラー設備が故障し、製麺作業ができなくなったため。商品の安全性や品質に問題はないという。(2017/11/13-15:47)

1972とはずがたり:2017/11/21(火) 19:33:40
なんで自民党地盤の街の酒屋と財務官僚の天下り先の酒屋の業界団体の為に我々消費者が高いビールを飲まされにゃならんねん。バカバカしいぞ。

サントリー、業務用ビール類を10年ぶりに値上げ 来年4月から
16:23ロイター
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20171121054.html

[東京 21日 ロイター] - サントリーホールディングスングス[SUNTH.UL]は21日、業務用のビール類やチューハイの一部を2018年4月1日から値上げすると発表した。ビール大瓶だと酒販店などの店頭価格が1割程度の値上げになる見込み。今年6月に施行された改正酒税法で過度な安売りが規制されたことや、物流費の上昇などに対応する。

ビールの値上げは、2008年以来10年ぶり。「ザ・プレミアム・モルツ」の樽と角ハイボールの樽、缶は価格を据え置く。ビール類の販売数量のうち、値上げ対象となるのは1割程度だという。

サントリーでは「企業努力だけで吸収することは極めて厳しい状況」としている。

業務用の値上げは、アサヒビールが3月出荷分からの値上げを発表している。

(清水律子)

1974とはずがたり:2017/11/28(火) 19:00:06

 ただ、先輩からはにらまれた。「新人の平野がやれるのに、なぜおまえたちができない」。平野ががんばれば、がんばるほど、成績の悪い先輩たちは上司からお小言をもらう。恨みはそのまままっすぐ平野に向かった。「平野の野郎、生意気だ」。先輩たちは敵意をむき出しにしてきたが、平野はへっちゃらだった。

 「出る杭は打たれる。だが、うんと高いところにまで出てしまえば、打とうにも手が届かない」。そう考えて、平野はますますがんばった。

 平野の強さはリサーチ力にあった。当時の担当は酒販店100店のほか、ホテルや飲食店。このうち1日20件回ることを自分に課していたが、訪問する前に徹底的に相手のことを調べたのだ。売上高、利益、従業員数、店主の趣味......。すべてを調べた。

 本当にいいところを褒め、弱点を見つけると、その克服策を示した。単にあいさつだけの表敬訪問はいっさいなし。「平野はいい。あいつに会えばタメになる」。忙しい店主たちが時間をとってくれるようになった。「出る杭」はどんどん伸び、先輩たちを次々に抜き去っていった。

冷やしたビールも入れておきました

 学生時代は暑い日も寒い日も、寝ても覚めても日本拳法だったが、その鍛錬がアサヒビールに入社して早速、役立った。平野は酒販店の配達を手伝うことを思いつく。そこでものをいったのが、鍛えに鍛えた強い腕っ節だった。

 酒販店の倉庫にもぐり込み、家庭に運ぶビールケースを店主がトラックに積み込むのをせっせと手伝った。30キロ近くあるビールケースを10も20も運ぶ。それでも平野の腕が音を上げることはなかった。

 ただ、残念なことに平野が運ぶビールケースの中身は、大半がキリンビールの「ラガー」だった。「クソッ」。市場シェアで60%超を占めるキリンの牙城を切り崩すためとはいえ、なんでライバルメーカーの商品を売る手伝いをしなければならないのか。内心、やり切れなかった。それでもせっせとキリンビールの積み込みを手伝った。

 しかし、これで終わらないのが平野だ。ビールケースは20本入りだが、その4隅の4本だけアサヒのビールと差し替えた。もちろん酒販店の店主には断ったうえでだが、キンキンに冷やしたアサヒビールを4本、「ラガー」に紛れ込ませた。

 酒販店の店主に頼んで、配達の時にこう言ってもらった。「奥さん、すぐに飲めるよう、冷やしたビールを4本入れておきましたよ。アサヒビールですけどね」。そう聞けば、配達されたほうもだいたいは「仕方ないなあ。4本くらいならアサヒでもいいか」となる。すぐ飲めるとなればなおさらだ。

 「ダメだ。キリンビールに戻してくれ!」。そんなことを言う人はまずいなかった。1本のビールを売るための、徹底したどぶ板営業だった

中身がアサヒだとバレないようにしろ!

 もっとすさまじかったのは、ギフト用ビールの売り込みだ。

 当時、ビールメーカーの社員は、お中元やお歳暮の季節になると、酒屋さんに出向くのが慣例だった。ビールは人気の贈り物だったから、お中元やお歳暮の時期に酒屋さんは大忙し。猫の手も借りたい状態になる。それをビールメーカーが助けるわけだ。ギフト用の12本入りカートンを店頭にせっせと並べていく。

 その時のことだ。さすがの平野も驚いたことがある。中身が外からわからないよう無印のカートンにアサヒのビールを詰め、さらに普通なら取っ手代わりになる側面の穴も「絶対に開けてはダメだ」と、先輩に指導されたのだった。

 最初は先輩が何を言っているのか、意味が理解できなかった。よくよく説明を聞けば簡単だった。「取っ手代わりに側面に穴を開けると、その穴から中身がアサヒだと見えてしまう」。これが理由だった。

 酒販店にやってくるお客さんには、銘柄を気にしない人も多い。なかには世の中にビールはキリンビールしかないと思い込んでいるお客さんもいる。そんなお客さんから「ビールをギフトで送っておいて」と注文を受けた酒販店に、「お客さん、これですね」と、中身が何だかわからない無印カートンを売ってもらうわけだ。

1975とはずがたり:2017/11/28(火) 19:00:23
>>1972-1974
 お中元やお歳暮で届いたビールがアサヒビールだったからといって、まさか贈ってくれた人に文句を言う人はいない。贈ったほうも贈られたほうも、そしてそれを売ったアサヒビールも「みんなハッピー」だ。

 ただ、この時に中身が見えてしまうとこの手は使えない。キリンビールではなく「実はアサヒビール」とバレてしまうと、「ゴメン。キリンにして」。こうなるのは目に見えていた。だから中身を見えないようにしたのだった。

 今ではとても考えられないことだ。しかし、平野が入社した1979年当時はそんな営業の時代だった。

 キリンの「ラガー」にアサヒのビールを紛れ込ませたり、無印のカートンに詰めて売ったり......。考えてみれば、全部が小手先の営業だった。長く続くはずはなかった。大規模なリストラが始まるほんの少し前のこと。アサヒは地に落ちていた。

 そんなつらい営業現場に平野はいた。売れないビールを売る仕事ほど悲しいものはない。それなのに本社は「それがおまえら営業の仕事だろう」と突き放してくる。やっていられなかった。「こんなの絶対におかしい」。新入社員ながら、平野はそう感じていた。

 違和感を覚えていたのは平野だけではなかった。1979年にアサヒビールに入社したのは21人。このうち平野を含め15人が事務系だったが、全員が人事の罠に引っ掛かり営業に配属された。15人の全員が、泥水をすするような苦労を強いられていた。

ずけずけ言うからかわいがられた

 幸い平野の場合、成績だけは最初から良かった。前年実績を上回り続けた。物おじせず、あっけらかんとした性格も良かったのだろう。「どういうわけだか、50〜60代の店主にかわいがられた」

 ずけずけものを言う性格は、平野の人生でマイナスの結果を引き寄せることが多かった。小中学校では野球部に所属し、ポジションはファーストだったが、監督だろうがコーチだろうが思ったことをストレートに言う平野は「うとんじられ、なかなかレギュラーとして使ってもらえなかった」。頭にきて、中学2年生の時にバレーボール部に転部してしまった。

 しかし、ビールの現場では違った。

 たしかに平野は取引先の弱みをデータから見つけ出し、ずけずけと指摘する。しかし、そのうえで、解決策まで提示する。煙たがられることもあったが、体を張って店舗を切り盛りしている取引先には重宝がられた。おべんちゃらだけの先輩たちが次第にあきれられ、取引先に切られていくのに対して、平野は着実に営業実績を積み上げていった。

 平野の営業で今でも語り草になっているのは葬式だ。

 自分の取引先で不幸があった時、営業マンが顔を出すのは当たり前の話だ。しかし、平野はどこへでも飛んでいった。たとえアサヒビールを1本も置いていないキリンビールびいきの酒販店であっても、飛んでいった。店主が亡くなったとあれば、真っ先にすっ飛んでいき、お悔やみを述べ、遺族の相談に乗った。

 平野は義理がたく、分けへだてしない――。そんな評判が広まった。

 やがて担当エリアの酒販組合の理事長が、各店主へ「おい、平野をなんとかしてやってくれないか」と話をつけてくれるようになった。酒販組合理事長の言葉は重い。しかも酒販店の店主が亡くなり、次の店主に代替わりするタイミングだ。効果はてきめんだった。結局、全部で十数軒がアサヒに切り替えてくれた。

前野雅弥著 『ビール「営業王」 社長たちの戦い 4人の奇しき軌跡』(日本経済新聞出版社、2017年)第1章「揺籃」から

前野 雅弥(まえの まさや)
日本経済新聞記者。
1991年早稲田大学大学院政治経済学研究科修了、日本経済新聞社入社。東京経済部、大阪経済部を経て企業報道部。

1976とはずがたり:2017/11/28(火) 19:17:23
サッポロがビール類値上げ検討
18:26共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodofn/business/kyodofn-2017112801002004.html

サッポロ、業務用ビール類値上げを検討。値上げならアサヒ、サントリー、キリンと大手4社の足並みそろう。

1978荷主研究者:2017/12/02(土) 20:51:16

http://www.sankeibiz.jp/business/news/171122/bsc1711220615005-n1.htm
2017.11.22 06:15 Fuji Sankei Business i.
キリン、売上高でアサヒに抜かれ3位転落 海外M&Aの“巧拙”で明暗

アサヒグループホールディングスが買収したチェコの工場。高いシェアで高収益を見込める【拡大】

 2017年12月期の連結売上高で、キリンホールディングス(HD)が、07年に持ち株会社化して以来初めてアサヒグループホールディングスに抜かれ、業界3位に転落する見通しとなった。「スーパードライ」の躍進によりアサヒにビールシェアで首位の座を奪われ、19年連続で2位に甘んじてきたキリン。長年、「一番搾り」や「ラガー」を愛飲してきたキリンファンや社員にはショッキングだが、海外M&A(企業の合併・買収)戦略の違いが売上高での明暗を分けた。

 「(売上高の)順位は気にしていない…」

 キリンが17年12月期の売上高予想を下方修正し、大手ビールの売り上げ規模でサントリー、アサヒに次ぐ3位になることが確実となった8月初旬。財務戦略などを担当する伊藤彰浩最高財務責任者(CFO)は6月中間決算の記者会見で冷静さを装いながらも、その口調には悔しさがにじんでいた。

高い授業料

 キリンの17年12月期の売上高は5.1%減の1兆9700億円、最終利益は1.6%増の1200億円と減収増益を計画する。売上高でアサヒを下回る一方、実は最終利益は過去最高益となる。

 キリンが「減収」となるのは、赤字が続いていたブラジル子会社に見切りを付け、5月末に売却したからだ。この売却により、17年12月期の売上高で800億円のマイナス要因となる。ただ、採算は大幅に改善するため、利益面が押し上げられるのだ。

 一方、アサヒは世界最大のビールメーカー、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブから昨年10月に西欧4社、今年3月に東欧5社を計1兆2000億円で相次ぎ買収。これらが連結決算に反映され、初めて売上高が2兆円を超える。

 つまり、キリンとアサヒの海外M&Aの“巧拙”が、両社の売上高における逆転劇につながった。

 「高い授業料になった…」。キリンのある幹部はこうため息をもらす。

 採算を重視するため赤字が続いていたブラジル子会社を手放すとはいえ、売却額は、買収額の計3000億円に対し、約4分の1の770億円にすぎない。この間、ブラジル事業の企業価値が目減りしたため、15年12月期には1100億円もの減損損失を計上するなど授業料としてはあまりにも高く付いた。

 キリンのブラジル企業買収は11年夏にさかのぼる。ブラジルのビール市場は中国、米国に次ぐ3位の規模と有望なマーケットだった。

 そこに、ブラジルでビールシェア2位の現地企業スキンカリオールの創業者が「株式の売却先を探している」との情報が入る。有望市場参入のチャンスと判断したキリンは、11年8月、約2000億円を投じスキンカリオールの株式50%超を取得した。

 しかし、残りの株式を持つ別の創業者一族が売却に猛反発。裁判所にキリンの買収無効を提訴するに至った。結局、同年11月、キリンは残りの株式も約1000億円で買うはめとなった。創業者一族の“内輪もめ”に巻き込まれた形だが、それを読めなかった。

 その後もブラジル経済の失速や新興メーカーとの競争激化といった逆風が吹き荒れ、シェアも落として業績は低迷。一部工場を売却するなど自主再建を進めたが、ついに力尽きる。今年2月、「収益改善には限界がある」(磯崎功典社長)として、買収から6年足らずでブラジルからの撤退を発表した。

1979荷主研究者:2017/12/02(土) 20:51:58
>>1978-1979 続き

 一方、アサヒが買収した事業は業界内では「めったにない“出物”」(大手ビール幹部)といわれている。例えば、買収したチェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、ルーマニアの東欧5社は、それぞれの国でシェア3割超で、スロバキアの2位を除く4社はシェア首位。高水準で安定的な稼ぎを見込めるのだ。

 出物が売りに出された秘密はビール世界首位のアンハイザー・ブッシュ・インベブによる、同2位の英国の旧SABミラーの買収にある。両社は15年11月に旧SABミラーの買収で合意。独占禁止法に抵触しないよう、旧SABミラーの西欧や東欧事業を売りに出したのだ。アサヒはそこに目を付けた。

 ただ、株式市場ではキリンのブラジル子会社売却もそれなりに評価されている。採算改善を受けキリンの株価は11月10日の終値で2690円と年初来の上昇率は39%。アサヒの43%と遜色なく、同業のサッポロHD(15%)に比べ上昇率は高い。

成長の源泉

 両社が海外M&Aに積極的なのは、若者を中心としたビール離れで国内市場が縮小し、成長の源泉を海外に求めているからだ。サントリーも14年に「ジムビーム」などのブランドを持つ米蒸留酒最大手の旧ビーム社(現ビームサントリー)を買収。この買収効果で14年12月期の連結売上高で初めてキリンを抜き、業界首位になった。

 国内ビール市場は16年まで12年連続でマイナスで、減少傾向に歯止めはかかっていない。このため、今後も酒類だけでなく、食品や飲料も含めて海外M&Aが増えるのは確実とみられている。ビール会社の売上高順位も、そのたびに変わるといった事態も起こりそうだ。(大柳聡庸)

1982とはずがたり:2017/12/13(水) 20:01:55

「パックご飯」賞味期限2倍へ…技術開発を支援
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20171209-567-OYT1T50076.html
12月10日 10:23読売新聞

 農林水産省は、電子レンジで温めて食べる「パックご飯」について、現在半年程度の賞味期限を2倍以上に延ばすための技術開発を支援する。

 パックの気密性などを高めて、ご飯の味や品質を長持ちさせ、日本産米の輸出拡大につなげる。

 農水省や加工食品業者、大学などの研究機関が連携し、2018年度から研究を始める。関連経費を18年度予算案に計上する。

 パックご飯の賞味期限は半年程度でも国内で消費するには十分だ。しかし、輸出する場合、輸出先の国で通関手続きに長時間かかり、賞味期限切れで廃棄されることもある。このため、ご飯を入れるパック用として、太陽光や空気を遮断する新素材を開発し、ご飯の品質劣化を防ぐ。

 パックご飯など加工食品製造業者は中小・零細企業が多い。個別で研究開発資金を用意するのは難しく、農水省が資金面などで支援することにした。

1984荷主研究者:2017/12/20(水) 22:51:14

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00452650
2017/11/30 05:00 日刊工業新聞
雪印・森永乳業、大人用の粉ミルク増産 健康需要見込む

 雪印ビーンスターク(東京都新宿区、平田公孝社長、03・3226・2133)、森永乳業はそれぞれ、12月に大人用の粉ミルクの生産量を当初予定比で2―3倍に引き上げる。粉ミルクの売れ行きが9月の発売以降、好調なため増産する。商品はいずれも50―60代の高齢女性がターゲットで、コラーゲンや中鎖脂肪酸などの機能成分を含み、乳児用粉ミルクで培った技術を生かして飲みやすい味に仕上げた点が特徴。

 雪印ビーンスタークの「プラチナミルク」は、ミルク味と抹茶ミルク味、ポタージュ風味の3種がある。肌のうるおいや健康維持など求めるニーズに応じて、コラーゲンペプチドやビタミン類、DHAなどを添加した。

 森永乳業の「ミルク生活」は、通信販売ルートで販売している。ビフィズス菌「BB5536」やシールド乳酸菌、母乳成分のラクトフェリンなどを配合。発売直後の9月は当初計画比で2倍、10月は3倍の売れ行きだった」。

(2017/11/30 05:00)

1985荷主研究者:2017/12/20(水) 22:51:50

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201711/0010778258.shtml
2017.11.30 神戸新聞
家庭用チーズ 神戸の新工場で生産へ 六甲バター

神戸新聞NEXT

2019年3月に稼働する予定の神戸工場(六甲バター提供)

 六甲バター(神戸市中央区)は30日、主力製品の家庭用チーズの生産を、基幹工場の稲美工場(兵庫県稲美町)から神戸市西区に新設する「神戸工場」に移すと発表した。老朽化が進む稲美工場は規模を縮小し、一部の業務用の生産に特化する。2019年3月に新工場を稼働させる予定で、20年5月までに稲美工場の生産ラインと従業員を全面移管する。(井上太郎)

 新工場は、山陽道神戸西インターチェンジに近い、神戸複合産業団地(同市西区)内の約5万1千平方メートルに建設する。3階建てで、延べ床面積は約4万7千平方メートル。最新機器の導入や物流機能の自動化を通じて、年間生産能力を従来の1・5倍の4万トンに引き上げる。消費者との接点を深めるため、見学施設も整備する。土地代を含む総投資額は約264億円。

 新工場を建設するのは、家庭用チーズの需要が伸びているためだ。消費者の節約志向で「家飲み」が浸透し、「ベビーチーズ」「6Pチーズ」「スライスチーズ」などの主力製品が好調という。16年12月期の売上高(単体)は、前期比4・7%増の471億1500万円と過去最高を更新。構成比の95%を占めるチーズの伸びがけん引しており、ここ5年で2割超拡大した。

 稲美工場は1966年に稼働し、設備の老朽化が進んでいた。新工場の操業後は業務用の生産に注力する一方、家庭用の生産ラインと従業員約500人を順次移管。技術開発の機能も移す。空き区画の活用については今後詰めるという。

 同社の生産拠点は、長野工場(長野県佐久市)を含めて3カ所となる。同社は「神戸工場はあらかじめ遊休スペースを確保しており、需要増に備えてさらなる増築も視野に入れている」としている。

1987とはずがたり:2017/12/25(月) 16:39:26

飲み屋は立ち飲み アサヒグループHD傘下の女性社長 入社の動機は…
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/171224/ecn17122417000005-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=related_link
2017.12.24 17:00
【リーダーの素顔】

 アサヒグループホールディングス(HD)の主要グループ会社で、女性初の社長に就任した。アサヒカルピスウェルネス社長の千林紀子さん(50)はアサヒグループHDの女性総合職2期生で、昇進のたびに“女性初”の枕詞(まくらことば)がついてきた。しかし、本人は「アサヒは昔から女性が活躍する舞台が整っていたため違和感はないです」と気負いはない。健康食品の通信販売などを手掛けるアサヒカルピスウェルネスのトップとして「付加価値の高い商品を提供する」ことで、さらなる成長を目指す。

 --女性総合職2期生。入社当時は苦労しましたか

 「そうですね。同期の女性総合職は全員、最初は営業職に就きました。当時、私が担当した地域は大阪府箕面市や同豊中市などです。居酒屋や飲食店、卸会社などを回るのですが、最初のころは店主から『女性で大丈夫なのか?』と不安がられることも多かったです。中には渡した名刺をすぐに破り捨てる人もいて大変でした」

 --どう克服しましたか

 「とにかく通い詰めて、一つ一つ信頼を築いていくことです。1年くらいたつと、まるで自転車に乗れたときのように仕事に慣れました。むしろ、女性だからこそプラスに働いた面も多くなりましたね。例えば夜に営業している飲食店にも営業で回るのですが、当時は、そうした店に女性が来るのは珍しくて新鮮だったらしく、お客さまの印象に強く残りました」

 --営業職の後は、商品開発担当になりました

 「営業は3年半ほどでしたが、仕事が楽しくなっていたので、予期せぬ異動でした。商品開発では最初に平成7年に発売した『アサヒ黒生』を手掛けました。当時、家庭で濃色ビールはほとんど飲まれていません。そこで普通のビールを飲んだ後に飲むビールという意味で『アフター9のビールです』というキャッチコピーで売り出しました。最初は社内でも期待されていなかったようですが、テスト販売したコンビニエンスストアで初日から結構売れたため、本格販売するに至りました」

 --その後、出向先のアサヒ飲料で女性初の商品戦略部長になるなど、女性社員のパイオニアになります

 「私の世代のころからアサヒは女性総合職を多く採用していることもあり、社内であまり『女性初』とはいわれません。女性であることにプレッシャーを感じたこともないですね」

 --健康食品の通販などを手掛けるアサヒカルピスウェルネスの設立に深く関わりました

 「25年にホールディングスでM&A(企業の合併・買収)を担当する部署に異動になり、そこで『成長している通販で何かできないか』と考えました。ちょうど健康食品の通販を手掛けるカルピスがグループ入りしたタイミングとも重なり、27年に新会社を設立した上で通販を本格的に展開することになりました」

1988とはずがたり:2017/12/25(月) 16:39:52
>>1987-1988
 --今年3月には社長に就任しました

 「発酵というグループの核となる技術を使って、健康食品や飼料事業などのビジネスを進めています。テーマは『食の未来に貢献し経済的な価値を生む』です。健康食品の通販事業では、丁寧にお客さまに説明できるようコールセンターの人を増やしてきました。また、飼料事業では、乳酸菌などの力で動物の腸内環境を整え、健康に家畜を育てられる商品を扱っています。与える飼料を減らし効率良く家畜を育てられるため食糧難の解消にもつながると考えます。今後もコア技術を武器に、人と動物の健康に貢献していきます」(大柳聡庸)

 【入社動機】もともと消費財を中心としたメーカー希望。学生時代にアサヒのビール「スーパードライ」を飲み、「味だけでなく、マーケティングや広告も斬新で衝撃を受けた」ことから入社を決意した。実家が飲食業を営んでいたことも「(酒類メーカーに)興味を持ったキッカケかもしれませんね」。

 【仏像】子供のころから油絵を楽しんでいた。学生時代には「阿修羅像を油絵で描くことにはまっていた時期がありました」という。社会人になってからは油絵を描く時間はないものの、「今でも仏像を見ることが好き」。都内で仏像展が開かれれば足しげく通う。また、京都や奈良に旅行に出かける機会には、お寺をめぐって心を落ち着かせる。

 【趣味】「趣味を問われると必ず、『飲むこと』と答えています」と笑う。飲む場所はもっぱら新入社員時代に知った立ち飲み屋だ。会社や自宅周辺の店に社員や友人らと繰り出す。「知らないお客さんとも友達になれる」ところが魅力だとか。


 千林紀子(ちばやし・のりこ) 昭和42年7月生まれ。早稲田大学卒業後、旧アサヒビール(現アサヒグループホールディングス)に入社。カルピスで機能性食品・飼料事業に携わり、平成28年にアサヒカルピスウェルネス取締役。29年3月から現職。神奈川県出身。

1989とはずがたり:2017/12/27(水) 15:40:53
実は食品系コテでもあられるチバQさん,この企業はご存じでしたか?!

市場シェア4割、知られざる“優良サラダ企業”の秘密
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171225/Moneyforward_47893.html
MONEY PLUS 2017年12月25日 06時30分 (2017年12月25日 12時51分 更新)

昨日のクリスマスイブの夕食に、スーパーやコンビニでサラダを買って食べたという人も少なくないのではないでしょうか。単純計算で、そのうちの4割近い方が口にしたかもしれないのが、ケンコーマヨネーズという会社が作ったサラダです。

同社の社名を認識したうえで購入している人は決して多くないはず。それでも、国内市場で圧倒的なシェアを握っているのはなぜなのでしょうか。知られざる“優良サラダ企業”の秘密に迫ってみます。

取り扱い商品数は1,500以上
2016年度まで売上高が6期連続で、経常利益が3期連続で上昇しているケンコーマヨネーズの業績。これを支えているのが、同社の豊富な商品ラインナップです。

取り扱っている商品の数は1,500以上。毎年、約300の新商品を開発し、市場に投入しています。でも、その割に、ケンコーマヨネーズという社名を目にしたことがある人は少ないのではないでしょうか。

実は、1,500以上ある商品のうち、自社ブランドで展開しているのは30〜40程度。残りはプライベートブランド商品(相手先ブランドでの製造)だったり、外食店舗などで提供される料理のベースとなる素材なのです。

高シェアを支える商品提案力
同社の影響力の強さを示しているのが、毎年11月に開催している「グループ総合フェア」。東京と大阪で各2日ずつの開催で、今年は4,400人が来場しました。これは業務用メーカー主催のフェアとしては国内最大規模になります。来場者の大半は、コンビニやスーパー、外食産業などの関係者。彼らのお目当ては、フェアで提案される新メニューの数々です。

11月に開催された「グループ総合フェア」
今年のフェアで特に好評だったのは、厚揚げを使った新提案。厚揚げといえば煮物など和食での利用がほとんどでしたが、今回のフェアではケンコーマヨネーズのチキンサラダを使ったカレー風味の洋風料理を提案しました。

この提案力が、同社の高シェアを支えています。「最初のサンプルをどれだけ早く出せるかが、当社の商品を採用してもらえるかを左右します。その点、当社はこれまで積み重ねてきたレシピや経験則によって品質を担保できるので、素早くサンプルを提供できるのです」(島本国一常務)。

長期保存サラダのパイオニア
背景にあるのが、今年で40周年を迎えた「ロングライフサラダ」のパイオニアとしてのノウハウの蓄積です。「過去に作ったレシピが社内の書庫やデータベースに蓄積されていて、顧客の求めているキーワードがわかれば、すぐにレシピを見つけ出せる体制を整えています」(島本常務)。

1990とはずがたり:2017/12/27(水) 15:41:10
>>1989
ロングライフサラダとは、通常のサラダに比べて長期保存が可能なサラダを指します。ケンコーマヨネーズは1977年に業界初のロングライフサラダを市場に投入しており、現在も42.3%という国内随一のシェアを占めています。

長い歴史の中では、時代の要請に合わせて、さまざまなアレンジも加えています。たとえばジャガイモのペーストの場合、当初はサンドイッチに塗るのが主な用途だったため、固形を残さないように作っていました。
しかし、ファミリーレストランが広がっていくと、手作り感を出したいという顧客のニーズが高まり、10ミリ角の固形を入れるよう、アレンジしました。その後、スーパーなどの総菜が普及すると、固形はさらに大型化させるなど、工夫を積み重ねてきました。

自社ブランド商品の場合、商品化までの期間は最短で半年程度といいます。開発部署のミーティングで40くらいの候補を出し、部署内で選考。半分程度に絞った候補を、さらに他部署の人に選別してもらい、その中で残った8〜10品を商品化します。

強化中商品の目に見えない苦労
現在強化を進めているのが、さまざまな料理に加工できる「ベース素材」です。

たとえば、タマネギのみじん切り。顧客にしてみれば、カットや水さらしなどの下処理が不要のうえ、シャキシャキ感も残っている点が魅力で、ハンバーガーやチキン南蛮などで使われているといいます。

ほかにも、キャロットラペという細切りにしたニンジンは、インスタ映えで話題となったボリューム感のあるサンドイッチなどに使われています。どこかで目にした人は多いはずです。

通常、商品の味付けを濃くしたほうが日持ちしやすくなります。でも、ベース素材の味を濃くしてしまうと、使えるメニューが絞られてしまいます。ケンコーマヨネーズでは、食べた人が感じないくらい少量の酢を使うなど、なるべく最低限の添加量で最大の効果を出せるよう、研究を重ねているそうです。

顧客の外国人スタッフ増にも対応
開発で力点を置いているのは、商品の中身だけではありません。顧客である飲食店や食品工場で外国人のスタッフが増えている現状に合わせて、パッケージにもさまざまな変更を加えています。
これまでは、同一の食材であればデザインは同じで、用途の違いは文字だけで表記していました。でも、外国人のスタッフは瞬時に判断することが難しいため、パッケージのデザインを一新。食材と用途に応じて色分けし、色の組み合わせで判別できるように改めました。

外国人スタッフも判断しやすくパッケージを刷新
容量の見直しも進めています。従来であれば業務用といえば大容量が当たり前でしたが、最近は3〜4食分のサイズを強化しています。飲食店などでの廃棄ロスを少なくするとともに、アルバイト店員が分量を見極めやすいよう、配慮したといいます。

居酒屋やファストフード、レストランなど、業態ごとに18分野に展開しているケンコーマヨネーズの営業活動。現在はホテルの朝食バイキングに照準を絞り、市場開拓を進めています。今後もケンコーマヨネーズの商品と知らないまま、私たちが口にする機会は増えていきそうです。

(文:編集部 猪澤顕明)

1992荷主研究者:2017/12/30(土) 20:37:47

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/150941?rct=n_hokkaido
2017年12/13 09:04 北海道新聞
<北海道でつくる>カルビー北海道工場(上) 産地と連携 ともに飛躍

 自動洗浄機を通過したジャガイモから、回転するドラム型ピーラー(皮むき機)が皮を削り取る。傷んだイモの除去作業は従業員の手に頼るが、その後は機械が1〜1・5ミリにスライスし、190度前後の油に2分間。土のついたジャガイモは約20分間で熱々のポテトチップスに姿を変えた。

 カルビー(東京)の北海道工場(千歳市)は、全国に11カ所ある自社工場の中でも「じゃがポックル」など人気商品を生産する基幹工場の一つだ。1日に約25万袋のポテトチップスを製造。今年6月にはシリアル食品「フルグラ」の製造ラインが完成し、中国への輸出も始まった。村川元啓工場長は「今年の年間生産額は5年前の1・6倍、120億円に達する見通しだ」と近年の飛躍を強調する。

■8割は道内産
 「北海道ブランド」を商品力に生かした本州企業の先駆者でもある同社にとって、農家との結びつきを強める最前線の拠点でもある。使用する年間約30万トンの国産ジャガイモのうち、約8割が道東、道北を中心とする道内産。道内19カ所に42棟の貯蔵施設を確保し、道内で生産される加工用ジャガイモの半分近くがカルビーに出荷されている。

 同社を一躍、全国企業に押し上げたのは、創業者の松尾孝・元社長が考案して1964年に発売した「かっぱえびせん」だ。米国から安く大量に輸入される小麦粉に、当時は市場価値がほとんど無かった瀬戸内海産小エビを練り込んだ。「未利用の食料資源を活用する」「良い素材を丸ごと使う」(いずれも松尾氏)が商品開発の理念として定着した。

 同社と北海道を結びつけたのがポテトチップスだった。松尾氏が67年に視察したニューヨークの食料雑貨店で山積みの商品に目をとめ、日本でも売れると直感。帰国するとジャガイモ産地に近く、原料集荷に便利な千歳市に工場用地を確保した。

 69年に千歳工場(現在の北海道工場)の操業を始め、試行錯誤の末、75年に「ポテトチップス」を発売。主にでんぷん用だった道産ジャガイモは、日本人にとって最もポピュラーな菓子の原料に飛躍した。

■品質改善促す
 原料であるジャガイモの安定調達は、今や同社の生命線となっている。道内各地の農家との関係を強化。でんぷん含有量が多い高品質のイモを生産した農家との取引単価を引き上げ、品質改善を促した。

 昨夏の台風ではジャガイモ畑が被害を受け、一部商品の販売休止を余儀なくされた。これを機に同社は、道内の水田地帯にもジャガイモ栽培を働きかけるなど天候リスクの回避策を加速。病害虫に強くて収量も多い新品種「ぽろしり」の普及にも乗り出した。

 「生産者との関わりを大切にし、互いに発展したい。当社と北海道は運命共同体だ」。同社の伊藤秀二社長はこう断言した。(東京報道 加藤千茜)

 ◇

▽所在地 千歳市北信濃779の4
▽工場長 村川元啓
▽事業内容 ポテトチップス、輸出向けフルグラ、じゃがポックルの製造など
▽従業員 約250人
▽沿革 広島、宇都宮に次ぐ3番目の工場として1969年操業開始。当初は「かっぱえびせん」を製造した。78年、ポテトチップスの製造を開始。2001年、現工場が完成。17年2月、千歳工場から北海道工場に名称変更。

1993荷主研究者:2018/01/02(火) 10:37:10

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00453936?isReadConfirmed=true
2017/12/12 05:00 日刊工業新聞
エバラ食品、栃木に調味料物流拠点 保管能力1.4倍に

 【横浜】エバラ食品工業が栃木県さくら市の栃木工場内に建設していた物流拠点「栃木物流センター=写真」が稼働した。保管能力は従来比約1・4倍に向上する。主力商品「黄金の味」をはじめ肉まわり調味料などの生産量の増加、ポーション調味料など生産品目の多様化に対応する。

 新センターは鉄骨造2階建て。建物面積5956平方メートル、延べ床面積6152平方メートル。総工費は約22億円。製品搬入からタレパイザーによる積み付け、自動搬送台車での自動倉庫への搬送・保管までの工程をオートメーション化した。平置きスペースを同時活用できる運用により作業性も向上する。

 また、集中豪雨などの風雨対策設計を取り入れた。建物と自動倉庫には耐震構造を採用した。

(2017/12/12 05:00)

1995とはずがたり:2018/01/16(火) 20:22:04
ビール系の出荷量、13年連続で減少 過去最低更新
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL1J331TL1JULFA002.html
11:37朝日新聞

 ビール大手5社が16日発表した2017年のビール、発泡酒、第3のビールを合わせた「ビール系飲料」の総出荷量は、前年比2・6%減の4億407万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。13年連続の減少で過去最低を更新した。2年連続で3種類すべてが前年割れとなった。

 ビールは前年比2・9%減、発泡酒は4・0%減、第3のビールは1・5%減。昨年6月からビール系飲料の安売り規制が強化されて小売価格が上昇。低価格で酔えるアルコール度数の高いチューハイなどに人気が移っていることが、「ビール離れ」に拍車をかけている。

 ビール各社の順位に変動はなかった。首位は8年連続でアサヒビールで、シェアは前年比0・2ポイント増の39・1%。29年ぶりに主力ビール「スーパードライ」が1億ケース割れしたが、「クリアアサヒ」など第3のビールが好調だった。

 一方、キリンビールは第3のビール「のどごし」が不振で0・5ポイント減の31・8%。サントリービールは高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」を刷新した効果で0・3ポイント増の16・0%。サッポロビールは主力ビール「黒ラベル」が伸び0・1ポイント増の12・1%。オリオンビールは前年と同じ0・9%だった。(牛尾梓)

2000とはずがたり:2018/02/04(日) 20:18:03

アンチ巨人・アンチ西武(昔は強かった)・アンチ自民・アンチ三菱・アンチ東京・アンチセブンアイ・アンチコカコーラの俺としては当然アンチ山崎であるが。
それにしても国内に?26箇所も工場持ってんのか・・。

山崎製パン26番目の工場「神戸工場」で竣工式
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1802040030.html
14:59産経新聞

 製パン最大手、山崎製パンが建設を進めていた「神戸工場」(神戸市西区)が稼働を始め、竣工式が3日行われた。飯島延浩社長ら約300人が参加し、安全と発展を祈願した。

 同工場は26番目の工場として、関西地方の母体工場である「大阪第一工場」(大阪府吹田市)から生産機能を移すため、平成28年から建設に着手。将来的に食パンや菓子パンなどの供給を担う基幹工場として主力製品を生産する。生産能力は1日で食パン17万斤、菓子パン類50万個。総事業費は約200億円。

 また、二酸化炭素(CO2)削減に対応するため最新の省エネルギー機器「ヒートポンプ」の導入や、工場全体でLED照明を採用。食品衛生面では、異物混入などを防止するため、工場の設計や機械設備、社員教育などを徹底したという。

2001とはずがたり:2018/02/08(木) 19:24:39
伊藤園“下請けいじめ”2社に販促1億円超
http://www.news24.jp/articles/2018/02/05/06384909.html
2018年2月5日 21:59ツイートするシェアする

飲料メーカーの伊藤園が、下請けいじめをしたとして、公正取引委員会が勧告した。

公正取引委員会によると、伊藤園は「お〜いお茶」など飲料の製造を下請け業者に委託しているが、販売促進費、約1億2000万円を下請け2社に支払わせていたという。

公正取引委員会は下請法に違反するとして再発防止策を取るよう勧告し、伊藤園はすでに先月、全額を下請け業者に返還したという。

2003とはずがたり:2018/02/18(日) 11:27:17

野菜高騰の救世主、カゴメ「トマトソース」絶好調のワケ
MONEY PLUS 2018年2月18日 07時30分 (2018年2月18日 11時11分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20180218/Moneyforward_52223.html

野菜の価格高騰が続いています。農林水産省の食品価格動向調査によると、キャベツは平年の約1.9倍の356円、白菜は同2倍以上の351円(いずれも1キログラム当たり、2018年2月5日の週)まで上昇。先月末には佐賀県で畑から白菜500個が盗まれるなど、深刻な状況になっています。

例年にない野菜の高値が続く中、その影響を受けて、売り上げを伸ばしている意外な製品がありました。2002年に発売された「カゴメ基本のトマトソース」です。

ここ数年は毎年、過去最高の売上高を更新しており、順調に売り上げを伸ばしています。なぜ発売から15年を経ても、勢いは衰えないのでしょうか。その理由について探りました。


群を抜く高リピート率の理由
カゴメ基本のトマトソースは、トマトと炒めたタマネギ、ニンニクを長時間煮込んだコクのある味わいが特徴です。2002年に発売され、今年で16年目を迎えます。

イタリア料理は1980年代に日本でブームになると、1990年代には家庭の食卓にも定着してきました。その影響を受けて、当時、カットトマトやホールトマトの売り上げが伸長したといいます。

ただ、これらのトマト加工品から調理すると「煮込むのに時間がかかり、なかなか味が決まらない」といった意見が寄せられました。そんな声に応える形で生まれたのが、カゴメ基本のトマトソースでした。

圧力をかけてしっかりと高温で調理することで、コクを感じる香り成分が増え、家庭で長時間煮込んでも出せないコクを出すことに成功しました。…

2005とはずがたり:2018/02/21(水) 13:47:11
仏ダノン、ヤクルト株14%を売却へ 協業は継続
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20180214057.html
02月14日 18:02ロイター

[パリ/東京 14日 ロイター] - 仏食品大手ダノン<DANO.PA>はヤクルト本社<2267.T>の株式14%を売却する。両社が14日、発表した。併せて両社は、改定した覚書を締結し、インドやベトナムでの合弁事業などを含む協業は継続することを確認した。

売却後のダノンの持ち株比率は7.66%になるものの、引き続きヤクルトの筆頭株主としてとどまる。売却はダノン側から持ち掛けたという。ダノンは株主還元の拡大を投資家から求められている。

市場価格を基にすると、ヤクルト株14%の売却額は約15億ユーロ(18億6000万ドル)になる見通し。売り出しは3月に完了する見通し。

ヤクルトはまた、需給への影響を緩和するため、発行済み株式総数の3.02%、最大360億円の自社株買いを実施すると発表した。取得した株式は、3月16日に消却する。

改定した覚書では、ヤクルトが本格的に進出していないヨーロッパ市場において、まずはスペインをテスト市場とし、ダノンがヤクルト商品を販売することや新しい共働事業の実現可能性を検討することなどで合意した。

*内容を追加します。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

2007荷主研究者:2018/03/06(火) 23:26:00

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/34722
2018/02/21 上毛新聞
オリヒロが高崎に最大級工場 150億投資し本社機能移転

オリヒロが建設を予定する新工場のイメージ

 群馬県に本社を置く健康食品製造販売のオリヒロ(高崎市緑町、鶴田織寛社長)などグループ3社は、高崎工業団地造成組合(高工団、管理者・富岡賢治市長)が整備中の高崎スマートIC産業団地に食品製造工場を新設する。20日、土地売買に関する契約を結んだ。今年6月に第1期工事を始める。交通アクセスの良い同団地にグループ最大規模の工場を設け、将来的には本社機能も移転する。

 約6万6000平方メートルの土地を取得した。第1期工事として約3万8000平方メートルの敷地に、無菌包装技術を生かしたコンニャク食品などの製造工場を建てる。高速の無菌充填じゅうてんラインを導入し、安全性も高めた最新の設備にする。今年6月に着工し、来年6月に完成予定。投資額は70億円。

2008とはずがたり:2018/03/07(水) 13:18:27

プレミアム路線に舵を切った「湖池屋」のスゴーイ進化
MONEY PLUS 2018年1月17日 06時30分 (2018年1月20日 08時51分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20180117/Moneyforward_49712.html

誕生から30年を迎えたスナック菓子「スコーン」が昨年、すんごい進化を遂げていたのをご存知でしょうか。その名も「スゴーン」。こだわり抜いた原材料を使い、本格的な味を追求した、ぜいたくなスコーンです。

発売元の湖池屋がプレミアム路線に舵を切ったのは、スコーンだけではありません。老舗のプライドをかけて発売した「プライドポテト」は、通常のポテトチップスよりも高めの価格設定にもかかわらず、半年足らずで年間の売り上げ目標額を達成。品薄になるほどの大ヒットを記録しました。

湖池屋は、なぜプレミアム路線に舵を切り、それが成功したのでしょうか。理由を探りました。


コンセプトは“すんごいスコーン”
1987年に誕生したロングセラー商品のスコーンは昨年、発売から30周年を迎えました。それを記念して同年7月に発売されたのが、通常よりも素材にこだわり、コスト度外視で作った「スゴーン」です。

開発コンセプトは“すんごいスコーン”。伊勢エビなどをぜいたくに使用した海老味噌風味の「海老まるごと」と、炭火焼の香ばしさや苦味を再現した「鶏炭火焼」という2つの味が販売されてきました。

そして、今月8日から新しく加わったのが「スゴーン 和牛すき焼き」です。砂糖と醤油でシンプルに味付けられた和牛に京都産九条ねぎの風味が香ります。「こだわったのは、すき焼きの割り下の味よりも、お肉の風味です」と話すのは、開発を手がけた湖池屋の森田哲史ブランドマネージャーです。…

2010とはずがたり:2018/03/09(金) 12:00:06


日本配合飼料と協同飼料という格好いい名前の会社も今は無いのか。。
関西工場って何処にあったっけかな。。
ホキ2200の時代も遠くなって感覚が完全になくなっている。
調べてみると今ある工場は石巻(石巻埠頭・協同)・鹿島(神栖・なし?)・名古屋(船見町・協同)・知多(知多・日配)・北九州(樟葉・協同)とのこと。括弧内は最寄り駅と専用線保有者。
https://www.feed-one.co.jp/company/offices/

関西は全廃して名古屋に2箇所あるのかあ。関西工場は深江浜だった様だ。鉄道最寄り駅だけ残ってるぞ!ホキ2200復活だw

フィード・ワンが関西工場跡地を売却
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/180227700027.html
2018/2/28 大阪

【神戸】配合飼料の製造・販売を行うフィード・ワン(本社・横浜市神奈川区鶴屋町2ノ23ノ2)は、関西工場の土地を国内事業法人に売却することを決めた。3月下旬に売買契約を締結、関西工場施設を解体撤去して12月末に引き渡す。

2011とはずがたり:2018/03/09(金) 12:41:52
>>1960
味の素と云えば諸富だけどどうなったんだ?
工場はあるみたいだけえが。
https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/kyushu/

調味料・加工食品の工場では無いってことか。

いちお工場見学的には川崎・東海(四日市)・九州(佐賀)が主力工場の様だ。
https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/

2012荷主研究者:2018/03/11(日) 10:44:27

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/166019?rct=n_hokkaido
2018年02/21 05:00 北海道新聞
北海製缶、小樽工場縮小へ 一部ライン停止 従業員本州配転も

 【小樽】小樽発祥で製缶大手の北海製缶(東京)は、小樽工場を縮小する方針を固めた。主力製品である水産物や農産物の缶詰用の空缶の受注が落ち込んでいるためで、来年4月をめどに一部の製造ラインを停止する予定。

 同社によると、近年のサケ・マス、サンマなどの不漁や、2016年夏の台風により道内農産物の加工工場が浸水被害を受けたことなどが受注減の主な要因という。

 小樽工場は食品用を中心に年間約2億缶を出荷し、17年3月期の売上高は約50億円。来年4月をめどに製缶9ラインのうち、飲料缶と18リットル缶を除く食品用缶の3ラインを停止する。同社は「不採算部門の統廃合により売り上げを2割程度減らし、工場の経営体質を筋肉質に改善したい」(総務部)としている。

 小樽工場の従業員数は125人。縮小に伴う人員整理は本州工場への配置転換などで対応することを検討している。

 北海製缶は1921年(大正10年)に小樽で創業し、小樽工場は今も小樽運河沿いに立つ。親会社ホッカンホールディングス(HD、東京)は2016年4月、東洋製缶グループHD(東京)と1年後をめどに経営統合を目指すことで基本合意。だが、両社は同年12月、公正取引委員会の審査が見通しより長引いているため統合の延期を発表した。現在も統合時期は未定。

 ホッカン幹部は基本合意時、経営統合に伴う小樽工場縮小の考えはないとしていた。今回の縮小方針は、経営統合とは別で、需要減を受けた措置としている。

2013荷主研究者:2018/03/11(日) 10:52:55

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00463163?isReadConfirmed=true
2018/2/23 05:00 日刊工業新聞
福留ハム、岡山に新工場 来年4月稼働

 【広島】福留ハムは岡山県浅口市の自社用地に新工場を建設する。6月に着工し、建屋は2019年1月の完工予定。

 生産設備を整え、同年4月から稼働させる。国内工場は広島の本社工場、熊本工場に続き3カ所目。総事業費は約20億円(用地代別)。

 新工場は、既存工場が豪雨や地震など自然災害の被災地域になったことから、リスク分散を目的に建設に踏み切った。新工場の敷地面積は1万7000平方メートル。

 鉄筋造り3階建てで、延べ床面積は約3200平方メートル。主にウインナー類や総菜などを生産する。

(2018/2/23 05:00)

2015荷主研究者:2018/03/11(日) 11:17:12

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00463714?isReadConfirmed=true
2018/2/28 05:00 日刊工業新聞
石塚硝子、ペットボトル中間製品を増産 本社工場に新ライン

PETプリフォーム

 【名古屋】石塚硝子は飲料用ペットボトルの中間製品(プリフォーム)の新製造ラインを本社工場(愛知県岩倉市)に導入し、2019年1月に稼働する。年間生産能力は3億本弱で、投資額は約12億円。さらにもう1本の同様の製造ラインの導入も検討している。ガラス容器からの切り替えや飲料の小口化で伸びる需要に対応し、最新設備で効率を高め、価格競争力も高める。

 プリフォームは試験管に似たポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂の成形品。加熱し、膨らませて金型に押し当てるブロー成形によりボトルの形状にする。

 石塚硝子は国内の同市場で3割近いシェアを持つ。本社工場に5本、子会社の日本パリソン東京工場(茨城県境町)に17本の製造ラインがすでにあり、新製造ラインが23本目となる。

 1・5―2リットル容器のペットボトル飲料は小売りでの値引き競争が激しく、飲料メーカーは小容量ペットボトル飲料の製品開発・販売に力を入れている。ガラス容器からの切り替えも進み、プリフォーム需要は年々増加している。

 調味料やドレッシングでもガラス容器からペットボトルへの切り替えは進んでいるが、石塚硝子はプリフォーム事業においてロットが大きい飲料用に経営資源を集中する方針。積極投資で一層のシェア拡大を図る。

(2018/2/28 05:00)

2016とはずがたり:2018/03/20(火) 14:30:30

北洋銀、食品安全規格普及へ包括提携=品質保証機構などと-HACCP取得も視野
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120500941&amp;g=eco

 北洋銀行は5日、食品安全規格の普及促進を目指し、日本品質保証機構(東京)、北海道二十一世紀総合研究所と包括連携協定を締結した、と発表した。北海道内の取引先である食品関連企業の品質の安全レベルを高め、地域経済の発展に貢献する。(2017/12/05-17:55)

2017とはずがたり:2018/03/25(日) 12:16:45
??インドア派キャンパー
?https://twitter.com/I_hate_camp/status/977084266151477248
@I_hate_camp

サッポロ一番よ、おまえもか。

???91gから80gへ減量。(必要な水が50cc減ってて気が付いた)

2019とはずがたり:2018/03/27(火) 14:44:33
カルビー松本会長兼CEO退任へ 「フルグラ」がヒット
13:20朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL3W4D40L3WULFA009.html

 カルビーは27日、松本晃会長(70)が退任すると発表した。6月下旬に開催予定の株主総会日付。兼任している最高経営責任者(CEO)の職も退く。

 松本会長は、米ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人トップから2009年、カルビー創業家の要請で会長兼CEOに就任。女性管理職の登用など多様性のある働き方を進めたほか、シリアル食品「フルグラ」をヒットさせるなどカルビーの業績向上に貢献した。

2020荷主研究者:2018/04/01(日) 11:02:30

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/173930?rct=n_hokkaido
2018年03/22 06:30 北海道新聞
カネカ、道内で乳製品製造 新年度工場着工 生乳年3万トン超加工

 総合化学メーカーのカネカ(大阪)が道内で乳製品の製造に乗り出すことが21日、分かった。乳製品工場の建設に向け道東や道央を視野に建設地を選定中で、2018年度内の着工を目指す。少なくとも年間3万トン以上の生乳加工を想定しており、道内中堅乳業メーカーの工場に匹敵する規模となりそうだ。これに先立ち恵庭市内で小規模なバター工場を5月にも稼働させ、業務用商品の製造を始める。同社がバター製造を手がけるのは初めて。

 生乳生産量が減る中、国内首位の生産量を誇る北海道で乳製品を自前で安定的に確保し、グループの新たな収益の柱とする狙い。現在は子会社のカネカ食品(東京)が乳業メーカーから仕入れて乳製品を販売している。1月にベルギーの乳業会社ピュアナチュールと提携を結んでおり、製法などで技術協力を受ける。

 原料の生乳は根室管内別海町のメガファーム1戸から、ホクレンを通さず調達する。恵庭の工場は昨年11月に着工し、敷地面積は千平方メートル。試験的な工場の位置づけで、毎月200〜300トンの生乳を受け入れ発酵バターを生産し、道内を中心に業務用に販売する。また、大阪の乳業工場に飲料乳の製造を委託し、4月から関西、関東圏でパック牛乳の販売を始める。

 本格的な工場は、原料を確保しやすい道東や、流通の利便性が高い道央圏を中心に建設地を選定する。生産する具体的な商品は未定。乳製品事業で5年後までに年200億円の売り上げを目標とし、調達先の生産者を今後増やしていく。

 国の生乳流通制度改革で4月から、ホクレンなど指定生乳生産者団体以外の卸業者に出荷した酪農家も補給金の対象となる。農協系統外に出荷する農家の経営安定が見込まれることから、カネカは調達先を確保できるとみているもようだ。乳価の高い飲用向け中心に流通する系統外の生乳が、同社参入で加工向けにも回れば、道内の生乳の流れが変わる可能性もある。

 カネカは化成品や発泡樹脂、食品など幅広い分野の製品を扱い、健康食品原料の「コエンザイムQ10」などで世界トップクラスのシェアを誇る。17年3月期の売上高は5482億円。17年に子会社のカネカ北海道を設立し、道内拠点の再編を進めている。乳製品事業参入を機に牛舎の断熱材や太陽光パネルなど資材分野を強化し、酪農家の生産性向上も支援する構えだ。

2023とはずがたり:2018/04/02(月) 20:09:38
ミツカン、納豆最大2割値上げへ…人件費上昇で
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20180402-567-OYT1T50089.html
18:36読売新聞

 ミツカンは2日、納豆製品の「金のつぶ」シリーズなど10種類を、6月から約10?20%値上げすると発表した。

 値上げは約2年ぶりで、人手不足による人件費の上昇が理由という。

 売れ筋商品の「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」(3パック入り)の参考小売価格(税込み)は、現行の181円から203円になる。

 ミツカンによると、納豆の製造は手作業が多く、製造コストに占める人件費の割合が高い。

2024とはずがたり:2018/04/11(水) 08:28:19
昭恵の件で国に迷惑掛けてんだからチーズの値上げぐらい我慢して謹慎しとけよなあ

森永乳業がチーズ値上げ=「切れてる」などほぼ全品目
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180410X200.html
04月10日 16:55時事通信

 森永乳業は10日、家庭用チーズ21商品を5月1日出荷分から最大7%弱値上げすると発表した。値上げは2015年4月以来約3年ぶりで、実質的な値上げを含めると、ほぼ家庭用チーズ全品目に及ぶ。明治も値上げを検討しており、追随するメーカーが相次ぎそうだ。

 値上げは、原料となる国内の生乳や輸入原料の価格が高騰しているため。主力商品「クラフト 切れてるチーズ」は389円から411円に、「フィラデルフィア クリームチーズ」は486円が519円になる。

 このほか「クラフト 細切りチーズ」など4品は、内容量を1割超減らして価格は据え置く。

 乳業大手では、雪印メグミルクも家庭用チーズの値上げや容量減を5月に実施すると公表している。

2025とはずがたり:2018/04/11(水) 22:15:02
捨てるなんてもったいない!?ツナ缶の油にある栄養と効能
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/06/post-335.html

サラダ、パスタ、和え物、スープなど、何にでも合わせられる便利なツナ缶。保存期間も長く、手軽に使うことのできるツナ缶だが、ツナ缶の油に関しては、料理する時にどう対処すればよいか、迷いがちではないだろうか。確かに、“油”と聞くと体に悪そうなイメージがあるが、実はツナ缶の油は、身体に良いことがたくさんあるようだ。今回は、ツナやツナ缶の油にある栄養成分を中心に紹介していきたい。

そもそもツナには栄養成分とうまみがある!?

本来、ツナ缶は原材料としてビンナガマグロやキハダマグロが主に利用されるが、最近はマグロの価格が上昇しつつあるため、カツオの身で代用した缶詰も大量に製造・消費されている。いずれにせよ、これらの魚にはタンパク質やDHA、EPAなどの栄養成分が含まれており、ツナ缶にもその栄養が含まれている。タンパク質を構成するアミノ酸には旨みのもとになるものもあり、ツナが浸かっている油にも溶け込んでいる。DHAやEPAは記憶力の向上や認知症の改善に作用したり、血液をサラサラにしてくれたりする働きがある脂肪酸であり、ツナ缶を油ごと使えば、これらも一緒に摂取することができるだろう。

Point2
カロリーを気にしなければ、ツナ缶の油はおすすめ!

日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年のことらしい。本来は植物油に浸けたものだが、ヘルシー志向の時代の流れとともに、今ではノンオイルタイプの水煮缶も売られている。カロリーコントロール中の方や脂質制限が必要な方は、カロリーの低い水煮タイプを使うことをおすすめする。
とはいえ、カロリーを気にしなければ、オイルタイプにあるツナ缶の油はおすすめだ。なぜなら、植物性の油で必須脂肪酸であるリノール酸が含まれているからだ。リノール酸はヒトの体内で生成されないため食べ物から摂取しなければならない必須脂肪酸であり、不足すると成長に障害が出ることもあると言われるので、食べ物からしっかり摂りたい。

Point3
ツナ缶の油は、ちょい足しすると便利!

ツナ缶の油は、そのまま調理に加えるだけで、風味も増して栄養も摂取できる。ドレッシングに利用したい場合は、ツナ缶の油にレモン汁・塩・胡椒などで味付けするだけでよい。また、パスタ用のオイルとしてオリーブオイルの代わりにツナ缶の油を使うと、本格的な味わいになるのでおすすめだ。ツナを使った調理にひと手間加えるだけで、日々の食生活をより豊かにすることができるので、ぜひ捨てずに試してほしい。
結論
カロリーにさえ注意すれば、メリットがたっぷりのツナ缶の油。ドレッシングやパスタ、炒めものなどにただ加えるだけで、風味も増して栄養も摂取できる。もちろん油なので摂り過ぎればカロリーオーバーになってしまうが、その点だけは注意しつつ、ツナ缶の油を使いこなし料理の幅を広げてみてはいかがだろうか?

2028とはずがたり:2018/04/24(火) 21:44:06

家庭用小麦粉など値上げ=7月出荷分から―日清製粉グループ
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180424X882.html
15:33時事通信

 製粉最大手の日清製粉グループ本社は24日、家庭用の小麦粉と業務用のミックス粉を7月2日出荷分から値上げすると発表した。政府が4月に輸入小麦の売り渡し価格を引き上げたことや、物流費の高騰などを受けた措置。他の業界大手にも同様の値上げの動きが広がりそうだ。

2029とはずがたり:2018/05/01(火) 14:46:08

午後ティーはペット紅茶で圧倒的シェアを誇ってるのにやっちまったようだ。多少やっちまっても紅茶花伝にどんだけ流れるか,Te-Haとかどっか消し飛んでるしな。JAVA Tea辺りにも頑張ってもらうか?

2018年05月01日 09時46分 JST | 更新 3時間前
『午後ティー女子』のイラストが炎上。キリンに対して「顧客を悪く描いて何が楽しいのか」の声
4月26日に公式Twitterが投稿 「私の周りにもいる…かも!? と思ったらRT」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/30/kirin-gogotea_a_23424066/
南 麻理江

キリンビバレッジ株式会社が4月26日にTwitterに投稿した「#午後ティー女子」のイラストに対し、「女性客をバカにしている」「不愉快」「二度と買いたくない」などの声が続出している。

4月は出会いの季節!ですが、みなさん新生活には慣れましたか!?
みなさんの周りにいそうな #午後ティー女子 を イラストレーターのつぼゆりさん(@tsuboyuri_)に、描いてもらっちゃいました! 確かに、私の周りにもいる...かも!?#いると思ったらRT #私だと思ったらFav #午後の紅茶 pic.twitter.com/NVDbRTzyxu

? キリンビバレッジ♪ (@Kirin_Company) 2018年4月26日

「みなさんの周りにいそうな #午後ティー女子」と題されたイラスト。

自社製品「午後の紅茶」を飲んでいそうな女性として、「モデル気取り自尊心高め女子」「ロリもどき自己愛沼女子」「仕切りたがり空回り女子」「ともだち依存系女子」と名付けられた4種類の女性像を、それぞれの特徴を説明するコメントとともに紹介。

「確かに、私の周りにいる...かも!?」と思ったらリツイートしてほしいと呼びかけた。


「キリンビバレッジ」公式TWITTER

「キリンビバレッジ」公式TWITTER

「キリンビバレッジ」公式TWITTER

「キリンビバレッジ」公式TWITTER
このイラストが「午後の紅茶」が好きな女性を揶揄していると受け取った人から、戸惑いの声や怒りの声が続出。

「午後の紅茶を買ってる女性を馬鹿にしてるようにしか見えない」、「顧客を悪く描いて何が楽しいのか」「企画段階で誰もストップをかけなかったのが理解できない」などと顧客への向き合い方を疑問視する声や「イラストを見て不快になり正直買いたくなくなりました」、「女性をモノ化し、批判し、馬鹿にしている広告ですね。(中略)残念ですがもうKIRINの商品買いません」などの不買を表明する声があがった。

今回の「午後ティー女子」を描いたつぼゆりさんは、シニカルなタッチで女性を描く作風が特徴的なイラストレーター。

一部、批判的な声があったものの、「キリンに依頼されて描いてるんだから悪くないでしょ」「つぼゆりさんは今後もご自身の芸風を大事にしてほしい」といった擁護派のコメントがあがった。

ハフポスト日本版は、キリン株式会社コーポレートコミュニケーション部に企画意図や今後の対応について取材を申し込んでいる。返答があり次第、追記する。

【UPDATE(5月1日 午前10時30分)】 キリンビバレッジは「午後ティー女子」のツイートを削除し、謝罪した。 1日午前10時に投稿された謝罪ツイートでは、「お客様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」と綴られた。


キリンビバレッジ♪
?
@Kirin_Company
この度、キリンビバレッジ公式アカウントにおける午後の紅茶の投稿について、お客様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。
多くのお客様からのご意見を受け投稿を削除いたしました。今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の活動に活かして参ります。

10:00 - 2018年5月1日
1,536
4,529人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー
【UPDATE(5月1日 午前11時05分)】 キリン株式会社コーポレートコミュニケーション部の担当者によれば、当該のツイートは「午後の紅茶に親しみを感じていただくためにイラストレーションを活用した」企画であった。

企画段階から「しかるべき社内手続き」をしていたが、こうした炎上は予期できていなかったという。 「お客様を不快にさせてしまった結果を真摯に受け止め、削除いたしました」と語った。

2030荷主研究者:2018/05/06(日) 11:41:50

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/184104?rct=n_hokkaido
2018年04/26 05:00 北海道新聞
十勝帯広工場7月末で閉鎖 乳業大手の明治

 乳業大手の明治は、カマンベールチーズを製造している帯広市の十勝帯広工場を7月末で閉鎖する。需要が伸びているカマンベールチーズは、十勝管内芽室町の十勝工場に整備中の新棟に生産を移し増産する計画で、新棟の稼働時期を最終調整している。

 同社のカマンベールチーズは現在、全量(年2千トン)を十勝帯広工場で生産しているが、需要増に伴い、90億円かけて十勝工場の敷地内に生産能力が1・5倍の専用新棟を建設。道内のチーズ生産を集約して生産体制を強化する。十勝帯広工場の従業員は他の事業所に配置する予定。

 十勝工場の新棟は2階建て延べ床面積9400平方メートルで、2016年6月に着工。当初、十勝帯広工場は新棟完成後に生産を中止する予定だったが、同社は「商品の在庫なども勘案し、新棟の稼働時期を決めたい」としている。(小森美香)

2031荷主研究者:2018/05/20(日) 18:10:49

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00472003
2018/5/4 05:00 日刊工業新聞
飲料メーカー、脱“当たり前”の挑戦 人口減時代に市場創出

 消費者の生活習慣の変化が、飲料の新たな市場を作り出す―。飲料メーカー各社が相次いで新製品を投入している無糖炭酸水やペットボトルコーヒーは、一見当たり前の商品。この“当たり前”という先入観を超えたところに、市場を動かすカギがある。少子高齢化や人口減少で飲料市場の大きな伸びが見込めない中、飲料メーカー各社の挑戦は続く。(編集委員・井上雅太郎)

■無糖炭酸水「直飲み」需要底上げ
【新規参入相次ぐ】

市場をけん引してきたアサヒ飲料の無糖強炭酸水「ウィルキンソン」(製造ライン)

 無糖炭酸水は新たな飲用シーンにより、市場が大きく変貌したカテゴリーだ。かつてはウイスキーなどの割材といった存在だったが「直接飲用(直飲み)」という新しい飲み方が広まり、需要を一気に底上げした。これにより市場も大きく拡大。新規参入が相次ぎ、飲料市場を刺激する存在になっている。

 無糖炭酸水は、酒類の割材としては歴史が古い。とはいえ、2008年頃まで、市場規模は年間500万―600万ケースを推移していた。ところが、10年頃を境に伸び率が20―50%と跳ね上がる。17年には4180万ケースに達した。

 この伸びは、09年頃からのハイボールブームで需要が拡大したことが要因だ。ここに、美容やダイエットを背景とした、直飲みという新たな飲用シーンが現れ、市場拡大に拍車がかかっている。

【切り崩し狙う】

 この市場をけん引してきたのが、アサヒ飲料の無糖強炭酸水「ウィルキンソン」だ。これに日本コカ・コーラが「カナダドライ」ブランドで参戦。さらにサントリー食品インターナショナルも強炭酸商品「南アルプススパークリング」で本格的に市場開拓を目指す。競争激化により、市場が活性化し、需要がさらに拡大している。

 「まだまだ伸びる余地がある」。シェア50%のウィルキンソンをもつ、アサヒ飲料の岸上克彦社長は強気だ。17年は前年比22・1%増の1990万ケースを販売し、10年連続で過去最高を更新した。07年の161万ケースに比べ12倍超に成長した。

 同社は直飲みのニーズにいち早く対応。11年にそれまでの瓶容器から500ミリリットルペットボトルに切り替えた。これをテコに、確固たる地位を築いてきた。

 これだけ急成長している市場を、アサヒ飲料が思いのままにする状況に、他の大手飲料メーカーも黙っていない。日本コカ・コーラが切り崩しを狙い、「カナダドライ ザ・タンサン・ストロング」を3月に投入。水に加え、炭酸ガスの泡まで濾過し、強炭酸の刺激と、おいしさの両立を追求した。

 さらにサントリー食品インターナショナルが、アウトドアメーカーのスノーピークと共同開発した無糖強炭酸水「南アルプススパークリング」を4月に発売。沖中直人執行役員は「炭酸水の成長の要因の一つに、日常のストレスの解消がある」と指摘する。

 従来商品に比べ大幅に充填時ガス圧を高め、ペットボトル口部とネジの構造を工夫。開封時に「ポン」という軽快な音が鳴る仕組みで、聴覚にも訴える。強い爽快感で、消費者を引きつける戦略だ。

 各社の新製品投入で、市場の競争激化は必至だ。競争で市場が活性化すれば、消費者にとって選択肢が増える。市場の先行きが注目される。

2032荷主研究者:2018/05/20(日) 18:11:31
>>2031-2032 続き

■ペットボトルコーヒー 職場向け手軽さ訴求
【女性を開拓】

ペットボトルコーヒーを最初に仕掛けたサントリー食品インターナショナルの「クラフトボス」

 「オフィスなどで、コーヒー飲料をゴクゴクと飲んでもらいたい」。アサヒ飲料の岸上社長は、ペットボトルの新商品「ワンダ TEA COFFEE」を力強くPRする。

 コーヒーは本来、くつろげる時間に香りを楽しみながら少しずつ味わうイメージがある。「ゴクゴク」飲むという飲用シーンは想像しにくい。

 コーヒー飲料の主流である缶コーヒーでも、仕事の合間に一服するものという固定観念がある。ただ、オフィスで仕事をしながら飲む場合は、合間にふたをするニーズがあり、市場にはキャップ式のロング缶がすでに存在している。とはいえ、それもゴクゴクと飲む人は少ないだろう。

 ペットボトルコーヒーを最初に仕掛けたのは、サントリー食品インターナショナル。17年4月に500ミリリットルペットボトルの「クラフトボス」を発売した。“缶コーヒーじゃない、ボス”をキャッチフレーズとした新たな挑戦だった。

 これまでコーヒーが苦手であまり飲まなかった若い層や女性をターゲットに、苦みを抑えた味わいにした。さらにペットボトルにすることで、炭酸・清涼飲料と同じ感覚で手に取れるようにした。これが1年足らずで1000万ケース(2億4000万本)を売り上げるヒットを飛ばした。

 サントリーがオフィスなどでミネラルウオーターや緑茶飲料と同じように、手軽に飲めるコーヒーというカテゴリーを作り出した格好となった。

 クラフトボスのヒットが各社の参入を呼び込み、競争が激化した。18年にUCC上島珈琲が「UCCブラックゴールドブリュー」、伊藤園が「タリーズコーヒー」ブランドでペットボトルコーヒーを投入。さらに日本コカ・コーラが「ジョージア」ブランドで本格的にシェア獲得に乗り出した。5月に発売する「ジャパン クラフトマン」は、水出し抽出のコーヒーを一部に使用して、やさしい味わいを強調している。また、アサヒ飲料はコーヒーに茶葉を混ぜてすっきりした後味で差別化する。

 市場の活性化により、ペットボトルコーヒーは今後も高い伸びを続けるとみられる。コーヒー飲料全体でみれば、まだ小さな存在ではあるが、コーヒーの可能性に一石を投じたことは確かだ。

(2018/5/4 05:00)

2034とはずがたり:2018/05/27(日) 18:40:09
納豆粘れず、相次ぎ値上げ
大手3社、製造コスト高騰
https://this.kiji.is/371572361167914081
2018/5/22 17:25
c一般社団法人共同通信社

値上げするミツカンの「金のつぶ」シリーズの納豆
 納豆の国内シェア計6割を占める大手3社が、人件費など製造コストの高騰を理由に相次ぎ値上げに踏み切った。納豆は特売商品になりがちで、近年の店頭価格は下落傾向にあった。栄養豊富で安価な「庶民の味方」の価格を上げるか据え置くか、スーパーなど小売り各社は難しい判断を迫られることになりそうだ。

 納豆の国内シェア2位のミツカン(愛知県半田市)は4月、業界最大手のタカノフーズ(茨城県小美玉市)、3位のあづま食品(宇都宮市)に続き、主力の「金のつぶ」シリーズなど10商品を1〜2割、値上げをすると発表した。

2035とはずがたり:2018/05/30(水) 20:14:49
平均的には大丈夫とか云ってるけど摂る人は限られててその人は欧米並の食事をしてゐるとなると規制せにゃならんやろ。アホか日本の食品安全当局は。ちゃんとそれでも大丈夫ならいいけど。

トランス脂肪酸の撲滅に向けた6つのステップ WHOが発表
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/who-3.php?t=0
2018年5月17日(木)16時30分
松岡由希子

<WHO(世界保健機関)は、トランス脂肪酸(トランス型不飽和脂肪酸)を世界の食料供給から撲滅するための独自ガイドを発表した>

WHO(世界保健機関)は、2018年5月14日、人工的な油脂加工から生成されるトランス脂肪酸(トランス型不飽和脂肪酸)を世界の食料供給から撲滅するための独自ガイド「REPLACE」を発表した。

「REPLACE」は、REview(トランス脂肪酸の供給源とその状勢をレビューする)、Promote(トランス脂肪酸からより健康的な油脂への切り替えを推進する)、Legislate(トランス脂肪酸の排除のための法制化を行う)、Assess(食料供給におけるトランス脂肪酸の内容とその消費変化について評価・モニタリングする)、Create(トランス脂肪酸がもたらす健康への悪影響について啓発する)、Enforce(政策と規制の遵守を強化する)という、トランス脂肪酸の撲滅に向けた6つのステップの頭文字から名付けられたものだ。

WHOでは、2019年から2023年までの5カ年計画における優先目標のひとつとして、人工的なトランス脂肪酸の撲滅を挙げており、その実現に向けて「REPLACE」を積極的に活用するよう各国に呼びかけている。

年間50万人以上が過剰摂取による心血管疾患で死亡...
トランス脂肪酸は、乳製品やウシ・ヒツジなどの反芻動物の肉に含まれる天然由来のものと、水素の添加によって液体の植物油や魚油を半固体または固体の油脂に加工する過程で生成される「部分水素添加油脂(PHOs)」に分類される。

この人工的なトランス脂肪酸は20世紀初頭からバターの代替品として取り入れられ、1950年代から1970年代にかけて広く普及した。今日、ケーキやクッキー、ドーナツなどの焼き菓子、スナック菓子、フライドポテトやナゲットといった揚げ物など、様々な食品に幅広く用いられている。

しかし、トランス脂肪酸の過剰摂取は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の増加とHDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少をもたらし、心血管疾患のリスクを高めることがわかっている。WHOの予測によれば、年間50万人以上がトランス脂肪酸の過剰摂取による心血管疾患で命を落としているという。

デンマークなど欧州5カ国以上で法規制
近年、欧米を中心に、人工的なトランス脂肪酸を規制する動きが活発になってきた。欧州では、デンマークが「食品中のトランス脂肪酸の量を全脂質の2%以内とする」との法規制を2003年に世界で初めて定めたのをきっかけに、スイス・ノルウェー・オーストリアなど、欧州5カ国以上で同様の法規制が設けられている。

また、米国でも、2015年6月、食品医薬品局(FDA)が「食用として一般的に安全と認める食品添加物リスト(GRAS)」から「部分水素添加油脂(PHOs)」を除外する決定を下し、3年間の猶予期間が終了する2018年6月以降は食品への添加が原則禁止される。

日本へも影響?
一方、日本では、2011年2月、消費者庁が「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」を公表し、事業者に対して、トランス脂肪酸を含む脂質に関する情報を自主的に開示する取り組みをすすめるよう要請している。

また、内閣府食品安全委員会は、2015年6月、「日本人のトランス脂肪酸の平均摂取量は総エネルギー摂取量の約0.3%と推定され、WHOが定める目標値である総エネルギー比1%未満を下回っている」とし、「脂質に偏った食事をしている人は留意する必要があるものの、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」との見解を示している。

WHOでは、「REPLACE」を通じて、とりわけ新興国や発展途上国でのトランス脂肪酸の撲滅を推進したい考えだが、トランス脂肪酸の規制強化が世界規模で加速していけば、今後、日本においても、従来の方針からの見直しが必要となるかもしれない。

2037荷主研究者:2018/06/06(水) 23:08:15
>>1776
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192387?rct=n_hokkaido
2018年05/24 05:00 北海道新聞
飼料年間24万トン、釧路工場を建設 中部飼料が地鎮祭

地鎮祭でくわ入れを行う中部飼料の平野宏会長兼社長

 【釧路】配合飼料製造大手の中部飼料(名古屋市)は23日、釧路市西港区に新設する釧路工場の地鎮祭を行った。2019年6月稼働予定で、牛、豚、ニワトリ用の飼料を年間24万トン生産する計画。酪農・畜産地帯の道東に拠点を構え、飼料の販売拡大を目指す。

 釧路工場は鉄骨造りで建築面積4300平方メートル。出荷先は釧路、根室、オホーツク各管内に及ぶ。同社はこれまで苫小牧市の北海道工場で全道分を生産・出荷してきたが、災害対策や輸送コスト上昇などから道東での工場建設を決めた。国際バルク戦略港湾の釧路市西港区では、輸入穀物の大型輸送船が接岸可能な岸壁が今秋にも供用開始される。

 地鎮祭には同社の平野宏会長兼社長、釧路市の蝦名大也市長や港湾関係者ら約30人が出席。平野氏は「釧路に工場を持つことで酪農・畜産の盛んな道東に安定的に供給したい」と述べた。(光嶋るい)

2038とはずがたり:2018/06/10(日) 21:42:26

KFCが代替肉のメニューを開発、米市場に先駆け導入へ
https://news.goo.ne.jp/article/forbesjapan/business/forbesjapan-21484.html
10:00フォーブス ジャパン

健康、食事、環境、あるいは倫理的な問題──理由は何であれ、植物ベースの代替肉の需要はますます拡大している。ファストフード大手のケンタッキーフライドチキン(KFC)が鶏肉の代替となる食品を使ったメニューの開発に取り組んでいることは、それを明確に示す兆候だ。

英国とアイルランドのKFCは、2025年までに1食当たりのカロリーを20%低減させる取り組みを進めており、その一環として代替肉を使用したメニューを開発している。今年後半にも消費者による商品テストを実施したい考えだという(現在のところ、米国市場での予定はない)。

「常に消費者の生活や食事の習慣に関する変化に対応しようと努めている」と語るKFCの広報担当者は代替肉を使ったレシピについて、「開発はまだ初期の段階にある。どのようなメニューを検討しているかは、まだ極秘だ」と述べている。レシピの開発と消費者による商品テストが順調に進めば来年にも、ベジタリアン向けの新商品を発表する予定だ。

KFCが現時点で鶏肉の代替肉を使った商品の発売を目指しているのは、米国ではない。だが、植物由来の代替肉の開発を巡る世界的な動きにおいて、米国が大きな役割を果たしていることは間違いない。

それを示す好例が、カリフォルニア州のスタートアップ、インポッシブル・フーズとビヨンド・ミートだ。植物由来ながらまさに肉のような味がする食品を開発したとして、メディアの注目を集めてきた。両社はともに、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツをはじめとする著名投資家たちからの支援を受けており、米国でもその他の各国でも、市場を拡大している。

もはや「ベジタリアン向け」ではない

こうした市場の変化は、データからも明らかだ。米市場調査会社NPDグループが先ごろ発表した調査結果によれば、米国では植物由来のタンパク質を中心とした食品の飲食店への出荷量が、今年3月の時点で前年比19%増を記録している。特に、バーガー類やミートボールをはじめとする牛肉の代替食品の需要が増えている。また、世帯による消費も2015年以降、24%増加している。

より多くのタンパク質を肉と植物由来の食品の双方から取るようにしたいと考える米国の消費者は、60%に上るという。最近の調査では、消費者の14%が一定の間隔で植物由来の食品(アーモンドミルクや豆腐、ベジバーガーなど)を取っていると回答している。そして、そのうちの86%が、自分はベジタリアンでもビーガン(完全菜食主義者)でもないと答えている。

NPDグループはこうした調査結果に関連して、「植物由来の食品は、もはやベジタリアンやビーガン向けに限定されたものではない」と指摘。さらに、これらの食品は「より入手しやすくなり、味も改良されている」と説明する。

市場調査会社ミンテルの調査結果では、「植物由来のタンパク質を取っている」と答えた米国の成人にその理由を尋ねたところ、最も多かった答えは「食生活や動物保護、環境保護、健康に関する懸念」ではなく、「味」だった。

また、英調査会社ユーロモニターによると、米国の2012?17年の代替肉の売上高の平均成長率は4.7%で、この間の加工肉(冷凍食品・常温保存可能食品を含む)の売上高の平均成長率の1.6%を上回っている。

代替肉市場が従来の加工肉市場に追いつくのはまだ先のことだろう。加工肉の世界市場は1472億ドル(約16兆1400億円)規模であり、代替肉(加工食品)の売上高22億ドルよりはるかに大きい。ただ、ユーロモニターのデータでは、米国の加工肉の売上高は291億ドル、代替肉の売上高は7億ドルだ。世界市場においての差に比べ、その差は小さくなっている。
Andria Cheng

2043荷主研究者:2018/07/08(日) 00:04:03

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/204024?rct=n_hokkaido
2018年06/29 05:00 北海道新聞
系統外生乳の製品工場建設 MMJ、釧路管内で20年稼働へ

 【釧路】農協系統外の生乳卸ミルク・マーケット・ジャパン(MMJ、群馬県伊勢崎市)は28日、釧路管内に乳製品工場を建設する計画を明らかにした。建設地は釧路市内などで調整中で、2019年春の着工、20年夏の稼働を目指す。道内で生乳集荷のシェアを伸ばしているMMJが道内に生産拠点を設けるのは初めて。

 同社によると、工場の敷地面積は約10万平方メートル、投資額は約40億円を予定。道内中堅乳業メーカーの工場に匹敵する年間5万トンの生乳を加工し、バターや生クリームなどを生産する。当初は30〜40人を雇用し、本格稼働時には約60人態勢とする。原料の生乳は道内の酪農家から直接調達するほか、ホクレンからの購入も検討する。

 国の生乳流通制度改革で4月からホクレンなど指定団体以外の卸業者に出荷した生産者も補給金の対象になり、道内では好条件で生乳を買い取るMMJに出荷する酪農家が増えている。MMJは買い取り先の多い道東で乳製品の本格生産に踏み切ることで、生乳の調達先をさらに拡大したい考えだ。

 また、MMJは同日、工場運営の関連会社を8月に設立することを決めた。本社を釧路市に置き、資本金は2千万円。釧路管内の複数の酪農家が55%を、MMJが35%を、残りは社員らが出資する。

 MMJの茂木修一社長は北海道新聞の取材に「冬場に余る生乳の需給調整を図り、酪農家の安定経営を支援したい。将来は海外輸出も考えたい」と述べた。

 道内では総合化学メーカーのカネカ(大阪)が年間3万トン以上の生乳を加工する工場建設を計画するなど、制度改革を受けて乳製品生産拡大の動きが出ている。

(麻植文佳)

2046荷主研究者:2018/07/16(月) 23:27:28

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201807/0011419701.shtml
2018.07.06 神戸新聞
「強炭酸」飲料各社が強化 アサヒ飲料は六甲工場の生産増強

「アサヒドライゼロスパーク」(アサヒビール提供)

「キリンメッツザ・ビター」(キリンビバレッジ提供)

 無糖の炭酸飲料の市場が拡大する中で、飲料各社は炭酸をより多く含む「強炭酸」飲料に力を入れている。今月にはアサヒビールとキリンビバレッジが新商品を投入、アサヒ飲料は神戸市西区の六甲工場に約20億円を投じ、生産増強を図る。(塩津あかね)

 炭酸水の市場は、アサヒ飲料が2011年に発売した「ウィルキンソン」のペットボトル入り商品が契機となり、酒の割材ではなくそのまま飲むスタイルが定着して拡大。テレビ番組で炭酸水の健康効果が取り上げられたことなども追い風となったとされる。

 ウィルキンソンは強炭酸の部類に入り、販売数量は過去10年で約12倍に増加。17年は前年比22%増の1990万箱、18年1〜5月も前年同期比13%増と好調だ。強炭酸が支持を受ける理由として、同社広報は「刺激があること」「口の中がさっぱりすること」と分析する。

 同社は旺盛な需要に応えるため、「おいしい水天然水六甲」を製造している六甲工場の水製造ラインを改修。炭酸ガスを吹き込む装置や、香料添加設備、充填(じゅうてん)機などを入れ、「ウィルキンソン」などの炭酸水の製造を12月に始める。生産能力は年間200万箱となる。

 他社も新製品を相次ぎ投入する。アサヒビールは今月3日、従来のドライゼロに比べて炭酸の強さを30%増やしたノンアルコールビール「アサヒ ドライゼロスパーク」を発売した。キリンビバレッジは、「キリンメッツ」から、ゆずの果皮の苦みをきかせた「ザ・ビター〈無糖〉」を17日に売り出す。「かんきつの苦みとグレープフルーツの香りで食事時に飲んでもらう」ことを狙ったという。

 博報堂生活総合研究所が全国の20〜69歳の男女6900人に昨秋実施した調査では、18年に力を入れたいことの1位が「睡眠・休息」(80・7%)、2位は「健康」(79・6%)だった。夏山明美主席研究員は「疲労回復が求められており、そのイメージと結びついた強炭酸が売れているのではないか」と話している。

2047とはずがたり:2018/07/24(火) 21:16:16
バドガールのおねいさんのお見せ基いお店はどうなるの!?てかあれキリン系列やったん??

キリン、18年末で「バドワイザー」の製造販売を終了へ=関係筋
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000061-reut-bus_all
7/24(火) 18:51配信 ロイター

 7月24日、関係筋が明らかにしたところによると、キリンビール(東京都中野区)は2018年末で「バドワイザー」の日本での製造販売を終了する。世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI、ベルギー)が自社で輸入・販売を行っていく見通し。2008年6月撮影(2018年 ロイター/Fred Prouser/File Photo)
[東京 24日 ロイター] - キリンビール(東京都中野区)は2018年末で「バドワイザー」の日本での製造販売を終了する。世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ<ABI.BR>(ABI、ベルギー)が自社で輸入・販売を行っていく見通し。関係筋が明らかにした。

キリンと旧アンハイザー・ブッシュ(米国)は1993年に日本で合弁会社を設立。その後、合弁は解消したものの、日本でのライセンス製造・販売を続けていた。両社は、18年末に迎える契約の更新を行わなかったという。ただ、米国で行っているキリン製品のABIへの委託生産などの関係は継続する。

「バドワイザー」の17年の日本での販売実績は約9000キロリットルで、前年比約3%増加した。ただ、過去10年間で数量に大きな変化はないという。

ABIは15年に日本法人を設立。主力ブランドの「コロナ」に続き、18年1月からは、アサヒビールが販売していた「ヒューガルデン」の販売を自社に切り替えるなど、日本での事業拡大を進めている。

(清水律子)

2048とはずがたり:2018/07/27(金) 20:13:27
キリンのマーケティングが変貌を遂げたワケ 上期の販売が好調、独り負けを返上できるか
05:30東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-230967

連日の猛暑が続く日本列島。ビールメーカーは最大の書き入れ時である夏商戦に突入している。

だが、記録的な暑さが続く天候とは対照的に、ビール類市場の冷え込みは止まらない。7月11日に発表された上半期のビール大手5社の課税出荷数量は、ビール類出荷量が1億8337万ケースと6年連続の前年割れで過去最低となった。2017年6月からの安売り規制による店頭価格の上昇や、居酒屋など外食店向けの業務用ビール値上げの影響が大きい。

その中にあって好調ぶりが目立ったのがキリンだ。業務用市場に吹き荒れる逆風にはあらがえずビールの出荷量全体はマイナスだったが、スーパーやコンビニなど小売店での旗艦ブランド「一番搾り」の販売が好調だった。

外部から異例の登用
一番搾りの味・デザインを大幅に刷新したのは2017年7月下旬のこと。パッケージでは高級感を押し出し、味は渋みや酸味を抑えて設計し直した。刷新直後の大量の広告出稿でついた勢いは今年に入っても衰えず、家庭用缶の上半期の販売数量は前期比15%増になった。

ここ数年はビールの販売が振るわず、シェアも右肩下がりで「独り負け」と揶揄されてきたキリン。だが、ここにきて反転攻勢の兆しを見せ始めている。カギを握るのは、キリンビール・マーケティング部長の山形光晴氏だ。

山形氏は、P&Gで化粧品やシャンプー「パンテーン」など消費財のマーケティングを担当した後、2015年にキリンビバレッジに入社。飲料のマーケティング担当を経て、2017年3月からキリンビールのマーケティング戦略を主導してきた。キリンビールにとって、マーケティングを外部からの人材に任せるのは珍しいことだという。

ビールに関しては門外漢の山形氏だったが、刷新前と大きく変えたことの1つに、「コク」や「キレ」など味を表現する言葉を意図的にマーケティングから排除したことがある。社内会議や資料でも、そうした表現はすべて廃止させた。強調したのは、「おいしい」だけだった。

「社内からも、『漠然とおいしいしとか言っていないで、それが具体的に何かを規定してほしい』ということはよく言われる。だがあえてしていない。一昔前まではマスマーケティングで何か1つのブームを作り出せたが、価値観が多様化している今は1つの価値観で多くの量を売ることは難しい。むしろ、お客さんなりの感想をそれぞれ引き出していく方向にシフトした」(山形氏)

P&G時代から、ビールメーカーがコク、キレなどの“味言葉”を使って1つの価値観を訴求していることには違和感を覚えていたという。

CMで伝えるのはいろいろな「おいしさ」
CMも大きく変えた。アイドルグループの嵐を2014年から起用し続けてきたが、それを変更。「嵐には5人のメンバーがいるが、イメージは嵐としての1つだけ。できればいろいろな人がいろいろなおいしさを感じていることを訴求したかった。理想をいえば、1000人のタレントさんが一番搾りを飲んでいるようなものがいい」(山形氏)。

2049とはずがたり:2018/07/27(金) 20:13:42
>>2048
新しいCMでは堤真一さん、満島ひかりさん、鈴木亮平さん、石田ゆり子さんが登場。それぞれの「おいしい」を表現する。

この勢いをいかに続けるか。山形氏は、「嗜好品では、お客さんは自分が選んでいるものを正当化したいと思っている。今いちばん売れているビールだということを効果的にアピールすることで、お客さんにとって一番搾りを“最も安全な選択肢”にしていく」と話す。

一方で、新ジャンル(第三のビール)の立て直しも進む。2017年度は初めてアサヒビールに新ジャンル全体でシェア首位を奪われ、自他共に認める課題カテゴリーだった。

キリンは、2018年に入りイオンなど大手小売企業のPB(プライベートブランド)製品の製造を受託している。イオンのPB「バーリアル」だけで年間1000万ケース近くの出荷数量があるといわれており、全量がキリンの出荷数量にカウントされるようになれば「シェアの数字が大きく変わってしまうため不公平」(アサヒ)「前年の統計との連続性が失われてしまう」(サントリービール)と競合は反発した。

キリンは「国税庁に報告している、自社工場から出荷された製品の数量を開示するのみ。市場に出回っているビール類の数量が正確に捕捉できるようになる」と強調。すったもんだの末、PB構成比も併せて発表する方式に落ち着いている。

だが、PBの分を除いてもキリンの好調ぶりが目立つ。上半期の新ジャンル市場全体は微減だったが、キリンの販売数量は前期比で2ケタ伸長している。

新ジャンルでは「うまい」を訴求
牽引役は成長分野の高アルコール市場に投入した「のどごし STRONG」に加え、新ブランドとして立ち上げた「本麒麟」だ。特に本麒麟は、高級感を訴求することで同じ新ジャンルカテゴリーの「のどごし<生>」との競合を避け、発売3カ月で300万ケースを出荷。一時は出荷調整をかけるまでになった。もともと6工場体制での製造だったが、現在はキリンの全9工場で製造している。

本麒麟のマーケティングで特徴的なのは、一番搾りではキャッチコピーで「おいしい」を訴求しているのに対し、本麒麟では「うまい」を訴求していること。「おいしいとうまいは別物。前者は何人かで飲んで同意を求めたくなるもので、後者は1人で飲んで自分の中で断定するようなイメージ。日常的に家で1人で飲むことの多い新ジャンルでは、うまい、を訴求する」(山形氏)。

キリンにとっての正念場は、一番搾りのリニューアル効果で前年比のハードルが高くなる下半期だ。「ある程度の反動減は起こりえるもの。その場しのぎの対処はしない」と話す山形氏は、2026年まで段階的にビールが減税されることを見据えた中長期的なブランド強化を目指す構えだ。好調を持続させられるか。

著者:石阪 友貴

2050とはずがたり:2018/08/01(水) 19:31:29
サバ缶、10%値上げ=マルハニチロ、9月から
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000057-jij-bus_all
8/1(水) 15:00配信 時事通信
 マルハニチロは1日、サバの缶詰(全33品)を約10%値上げすると発表した。9月1日の卸業者への納入分から引き上げる。健康志向を背景に昨年ごろからサバ缶の需要が急増し、原料となる国産サバの価格が高騰しているため。

 代表的な「月花さば水煮」(200グラム入り)の参考小売価格は270円から297円となる。サバ缶の値上げは2014年9月以来、4年ぶりで、他の水産大手も追随する可能性がある。

2053荷主研究者:2018/08/11(土) 11:27:41

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180721_12035.html
2018年07月21日土曜日 河北新報
<トップに聞く>仙台工場に新ライン カップスープ1.5倍に増産/サッポロホールディングス・尾賀真城社長

[おが・まさき]慶大卒。1982年サッポロビール入社。営業本部長、社長などを経て2017年3月からサッポロホールディングス社長。59歳。東京都出身。

 サッポロホールディングス(東京)の尾賀真城社長は、仙台市内で河北新報社の取材に応じた。同社グループのポッカサッポロフード&ビバレッジは今月、サッポロビール仙台工場(名取市)でカップ入りスープの生産ライン新設に着手。食品と酒類事業の現状や今後の展開を聞いた。(聞き手は報道部・高橋公彦)
 -仙台工場の生産ラインは、ポッカサッポロとして東北初の食品製造拠点となる。
 「仙台工場の遊休スペースに整備する。国内4番目の製造拠点で、投資額は約26億円。ポッカサッポロ社員45人が勤務する。来年8月をめどに稼働し、秋冬の最盛期に間に合わせたい。カップ入りスープは単身世帯の増加や食事の簡便化で売り上げが伸びている。当社のシェアは約20%で今後も需要の増加が見込まれる。稼働後のスープの生産能力は現在の1.5倍になる」

 -今年、東北ゆかりの飲料を全国で発売している。
 「6月末に発売した仙台の喜久水庵とタイアップした炭酸飲料『がぶ飲み ずんだクリームソーダ』は、ツイッターなどでかなり話題になっている。果汁系飲料では津軽のリンゴを使ったジュースも売り出した」

 -ビールの消費が最盛期となる夏を迎えた。酒類の販売動向は。
 「昨年のビールの販売量は前年比で微減だった。今年に入っても業務用商品の値上げで苦戦しているが、主力商品の黒ラベルの缶はここ3年以上、2桁増が続いている」
 「消費者の好みは多様化しており、缶酎ハイやカクテルなど栓を開けてすぐ飲める『レディ・トゥ・ドリンク』やワインが有望だ。特に国産ブドウを使ったワイン製造に力を入れる」

 -青森、岩手両県の契約農家が栽培するホップを使った第三のビール「麦とホップ 東北の香り」を発売した。
 「ホップは育種・開発を自社で行い、東北の生産者が育てた。東北産は品質が高い。単に原材料を買って造るよりも消費者の共感を得られる。今後も続けていきたい」

2056荷主研究者:2018/08/19(日) 22:41:54

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/216149?rct=n_hokkaido
2018年08/06 22:46 北海道新聞
製糖所から塩酸流出 本別の利別川

 【本別】帯広開建は6日、十勝管内本別町の北海道糖業本別製糖所(町勇足)から塩酸が流出し、町西美里別の利別(としべつ)川に流れ込んだと発表した。同日の開建の調査では、水質への影響は確認されていない。

 本別製糖所によると、塩酸は製糖作業時に使うもので、タンクからポンプで作業ラインに送る過程で何らかの不具合が生じ、約30立方メートルが漏出しているのを、6日朝に従業員が発見した。

 塩酸の一部は排水路から支流を通じ利別川に流れ込んだ。従業員らは排水路に土のうを積んだほか、塩酸の中和処理を実施。川への流出量は不明だが、午後に帯広開建が下流4地点で行った水素イオン濃度(pH)調査ではいずれも基準値内で、目視でも魚の死骸などは確認されなかった。

 本別製糖所は「流出が起き申し訳ない。原因を究明し再発防止の対策を取りたい」と話している。

2058とはずがたり:2018/08/22(水) 09:54:18

サバ缶の人気沸騰、生産数量でツナ缶しのぐ 健康志向が追い風
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1808210038.html
08月21日 21:39産経新聞

 サバの缶詰が好調だ。食卓に上る魚の缶詰といえばツナ缶が筆頭だったが、消費者の健康志向を背景にサバ缶人気が沸騰し、昨年は生産数量でツナ缶を完全に抜き去って首位に立った。各社は増産で需要拡大に対応するが、原料が足りず値上げの動きも顕在化。サバ缶人気はとどまるところを知らない。

 日本缶詰びん詰レトルト食品協会のまとめでは、この10年間の生産数量をみると、ツナ缶がサバ缶などを抑え、魚の缶詰の代表格として君臨していた。ところが両者の差が徐々に縮まり平成24年に僅差に。26年にサバ缶がツナ缶を抜いた。デッドヒートの後、昨年はサバ缶がツナ缶に大きく差をつけ、今や魚の缶詰を代表している。

 各社のサバ缶販売は好調に推移し、マルハニチロの30年1?6月期の実績は前年同期比34%増。日本水産の30年4?6月期も前年同期比87%増となり、7月の売上高は前年の約2倍に膨らんだもようだ。

 人気沸騰を受けて各社は増産態勢に乗り出している。日水は増産に次ぐ増産で今年度の生産数量は28年度比2.5倍に達する見通し。極洋も「昨秋ごろから増産しても需要に追いつかなくなった」。このため製造委託工場が今春からラインを増設し対応し始めた。

 一方、各社が頭を痛めるのは原料価格の高騰だ。農林水産省の統計では、サバの漁獲量はこの数年、むしろ増加傾向だが、「サバ缶需要の拡大や輸出向け冷凍サバが増加したことで価格が上昇した」(マルハニチロ)という。

 このため販売好調の半面で値上げが不可避となり、マルハニチロは9月1日、33品ものラインアップについて平均約10%の値上げを実施する。日水も一部商品を値上げした。

 値上げを招くほどのブームの背景にあるのは消費者の健康志向だ。サバなど青魚にはエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富に含まれ、認知症や動脈硬化の予防効果がある。「テレビで効能が繰り返し紹介され中高年の消費者がこぞって買いに走った」(メーカー広報)

 このため日水は、高血圧を気にかける中高年向けの減塩タイプを発売し、健康シフトを強化。極洋もサバ同様の健康効果があるイワシの缶詰の新商品を投入した。洋風味付けという新機軸が受け、30年1?7月期の販売数量が前年同期比23%増と市場の評価を獲得している。(柳原一哉)

2059とはずがたり:2018/09/03(月) 19:07:13
副作用は下痢か便秘!?

2018/1/12
難消化性デキストリンの副作用に注意!その対策は?
https://mimosalabo.com/side-effects-of-indigestible-dextrin-5502

2060名無しさん:2018/09/14(金) 23:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000539-san-life

ハンバーグを「生」「レア」で提供!? 加熱不十分で食中毒も
9/13(木) 13:41配信

産経新聞
ハンバーグを「生」「レア」で提供!? 加熱不十分で食中毒も
中が生焼けの状態でテーブルに運ばれるハンバーグ。この店では、卓上のミニコンロで客が焼く
 子供が大好きな料理、ハンバーグ。ここ数年、生やレアで提供され、テーブル上で焼くスタイルの飲食店が登場し、人気となっている。専門家は「ハンバーグに使われる牛挽肉(ひきにく)は、重篤な食中毒を引き起こす菌で汚染されている可能性がある。ハンバーグは中までしっかり加熱して食べて」と呼びかける。

 飲食店で提供されるハンバーグは通常、中までしっかり加熱されている。これに対し、生やレアで運ばれてくる店では、店員が仕上げとしてテーブル上で焼き上げたり、客が自らミニコンロで焼いたりしたものを食べるところが多い。8月下旬の平日の昼時、関東地方の「生ハンバーグ」の店に行ってみた。出てきたハンバーグは、表面に焦げ目が付いているものの、箸で半分に切ると中は真っ赤で、生の挽肉のままだ。

 店内を見渡すと、子供連れの母親グループが座るテーブルで、3歳ぐらいの子供が卓上のミニコンロでハンバーグの肉を焼いていた。店員に「どうですか?」と聞かれ、母親は「こういう食べ方は子供は初めてで、楽しいみたい。おいしいです」と答えていた。

 食の安全・安心財団の唐木英明理事長は「生の牛肉は、O157など腸管出血性大腸菌に汚染されている可能性がある。O157は少量でも重篤な食中毒を引き起こすだけに、肉はしっかり加熱するのはもちろん、生肉に触れた箸や食材からの二次汚染にも注意が必要」と指摘する。

 同店のテーブルには食べ方の注意を記した紙が置かれ、店員が配膳(はいぜん)時に「肉はよく焼いてください」と声をかけていた。しかし、生肉に触れた箸でご飯を食べたり、生焼けのハンバーグからの肉汁で赤く染まったフライドポテトをそのまま食べたりする人もいた。二次汚染による食中毒がいつ起きてもおかしくない状況だ。

 そもそも飲食店で牛の生肉を提供する場合、食品衛生法の規格基準で肉の表面を加熱処理することなどが義務付けられている。生やレアでのハンバーグの提供は、問題ないのだろうか。

 同店を管轄する自治体の食品衛生課の担当者は「本当はしっかり焼いたハンバーグを提供してほしい。ただ、ハンバーグは生で提供されても、ユッケのように生食用ではなく、また卓上で焼くスタイルは焼き肉も同じで、禁止できないのが現状」と打ち明ける。

 牛肉は表面が汚染されていても、肉の内部に菌はいないので、1枚肉のステーキや焼き肉は表面を加熱すれば安全に食べられる。レアでハンバーグを提供する店の中には、ブロック肉の表面を加熱した後に挽肉にし、ハンバーグにしている店もある。この場合は、ハンバーグの内部が生焼けでも、ステーキのレアと同じで問題ない。しかし、一般的に挽肉は生肉の状態で挽き、表面も内部も混ぜこぜになるから、中もしっかり加熱した方がよい。

 唐木理事長は「O157による食中毒は命にかかわるだけに、生肉の調理や扱いには十分な注意が必要」とした上で、「焼き肉は薄い肉なのですぐに中まで火が通るが、ハンバーグは厚く、中まで火が通るのに時間がかかる。子供が肉を食べるときは、火が通ったかを保護者がしっかり確認してほしい」と話している。(平沢裕子)

2061名無しさん:2018/09/15(土) 21:29:15
https://sirabee.com/2018/09/14/20161793492/

2018/09/14 08:00グルメ
「大阪の常識」は全国的には謎? 『ケンミンSHOW』で「カレーに生卵」論争が勃発
大阪ではカレーに生卵を入れると話題



カレー
(iplan/a.collectionRF/写真はイメージです)

全国の秘密を調査する、日本テレビ系バラエティ番組『カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW』。定番コーナーの全国熱愛グルメは、普段慣れ親しんでいる料理でも特徴のある食べ方を発見し、たびたび話題になっている。

13日の放送では、大人から子供まで年齢を問わず国民的な人気のカレーが特集された。




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■大阪府民はカレー好き

番組では、大阪の3大カレー「甘辛カレー」「スパイスカレー」「スリランカカレー」を紹介。中でも生卵が乗っている甘辛カレーとは、一体どのようなカレーなのだろうか。

「最初は甘いのに、最終的にはちょっと辛口。めっちゃ辛いときに、卵でちょっと甘みが。卵が労ってくれる」

「まろやかに、よりカレーのコクを引き出してくれる。生卵を入れない人は素人です」


大阪府民は、カレーに生卵を入れて楽しむようだ。とくに生卵によく合うと言われているインデアンカレーは、半世紀以上府民に愛されているという。





■カレーに生卵は普通?

番組でインデアンカレーが紹介されると大阪府民の西川きよしは…

「インデアンカレーは、50何年前からずっと食べてます。白木みのる師匠の付き人しているときから。インデアンカレーは、最初甘いけど最後辛くなってね。最後に水を飲んだときは、湯上がりのビールを飲むような感覚」


と、熱弁した。

久本雅美が、「カレーに生卵を入れるのは、私らは普通なんですけどね」と話を切り出すと、ケンドーコバヤシは、「僕らは普通なんですけど、驚きなんですかねあれ。カレーと生卵がつきものでしたけどね」と語った。

2062名無しさん:2018/09/15(土) 21:30:45
>>2061


■「普通やと思ってた」と騒然

ネットではカレーに生卵を乗せないことに衝撃を受ける人が多く見られる。

■カレーに生たまごは少数派

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「カレーについて」の調査を実施。都道府県別で見ると、東京よりも大阪のほうが多い割合になっている。

カレーに生たまご都道府県別グラフ

都道府県別で見ると、東京よりも大阪のほうが多い割合になっている。とはいえ大阪でも少数派のようだ。

大阪の甘辛カレーは辛口なため、生卵を混ぜることでまろやかにする人が多い。しかし、普通のカレーにいれてもおいしいかもしれないので、一度試してみるのもよさそうだ。

2063荷主研究者:2018/09/16(日) 18:21:02

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20180825301.htm
2018/08/25 01:51 北國新聞
生乳1万トン販売減 北陸酪農協連、明治工場生産中止で

 来年9月末に牛乳の生産を取りやめる明治北陸工場(野々市市)に、北陸三県と新潟県の酪農家から年間計約1万トンの生乳が販売されていることが24日分かった。北陸酪農業協同組合連合会によると、他メーカーの工場向けも合わせた生乳の全販売量は年間約10万トンで、明治工場の生産停止で全体の1割が失われることになる。

 北陸と新潟の酪農家が集荷する生乳は、同連合会が広域調整して各メーカーに販売されている。連合会の担当者は「酪農家になるべく影響が出ないよう、割り振りを見直すなど対応を考えたい」と話した。

 明治北陸工場は生産設備の老朽化に加え、北陸での将来的な市場の拡大が見込めないことから生産停止を決めた。工場には冷蔵保管機能を残し、物流拠点として活用する。

2067とはずがたり:2018/09/28(金) 18:46:50
森永チョコフレークが生産終了へ
千葉の子会社工場閉鎖で
https://this.kiji.is/418325372151891041
2018/9/28 17:49
c一般社団法人共同通信社


森永製菓が生産を終了する「チョコフレーク」
 森永製菓は28日、同社のチョコレート菓子「チョコフレーク」の生産を終了すると発表した。商品を製造している千葉県野田市の子会社工場を2019年12月に閉鎖するためで、同社は19年4〜6月ごろに生産を終える予定としている。

 森永はコーンフレークにチョコをコーティングした「チョコフレーク」を1967年から販売。甘くて軽い食感が人気を集めたが、最近は健康ブームが逆風となって売り上げが落ち込んでいた。

 森永はまたソフトキャンディー「ハイチュウプレミアム」などを製造する甲府市の子会社工場も2020年3月に閉鎖すると発表した。同商品の製造は他の工場に移管する。

2068とはずがたり:2018/09/28(金) 19:24:52
家庭の麻婆豆腐は『しびれ』が足りない?本格四川の味にする意外なスパイスの使い方
投稿者:株式会社J-オイルミルズ(PR)
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/11/post-3265.html
2018年9月21日

2070名無しさん:2018/10/22(月) 19:08:09
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3501016.html

教えてTBSニュース β版

18日 13時34分

移転反対派、完全閉鎖された築地市場に立ち入る
 本格的な解体工事に向けて17日、完全に閉鎖された東京の築地市場で、工事に反対する仲卸業者や買い物客らが東京都の制止を振り切り、立ち入る騒ぎとなりました。
 「法的根拠がないとみなして入ります」(移転反対派)
 築地市場は、豊洲市場に荷物を運び出す引っ越し調整期間を終え、17日夜、完全に閉鎖されました。
 18日から工事関係者以外の立ち入りが禁止されていますが、正門前では18日の朝から工事に反対する仲卸業者らと都の職員らの押し問答が続きました。その後、仲卸業者らは買い物に来たという客とともに都の職員らの制止を振り切り、工事関係者用の出入り口から敷地内に入りました。
 敷地内で営業を続ける店で買い物が行われたほか、反対派の男性らが門を乗り越えて敷地内に立ち入るなど、騒ぎとなっています。

2073とはずがたり:2018/11/01(木) 22:18:46

日本ハム、早期退職者募集へ 「人員構成がいびつに」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000051-asahi-bus_all
11/1(木) 13:49配信 朝日新聞デジタル

 日本ハムは31日、45歳以上の社員を対象に、早期退職者を募ると発表した。社員の年齢構成を変えるねらい。50歳前後が多いことで人員配置が難しいのが課題になっているためという。

 同社の2018年10月15日現在の正社員は1736人。早期退職は200人を上限に、来年春に募集し10月に実施する。畑佳秀社長は「人員構成がいびつになっている」と説明した。早期退職の実施とともに、人材の再配置を進める。

 この日発表した2018年9月中間決算(国際会計基準)は、売上高が前年比1・4%減の6180億円、純利益は20・6%減の163億円だった。飼料の価格が上昇した一方で鶏肉相場が下落したため、食肉生産販売の事業の利益が減った。(久保田侑暉)

2075とはずがたり:2018/11/20(火) 23:33:47
「ゴディバ」日本事業売却へ=三菱商事が入札参加
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000159-jij-bus_all
11/16(金) 21:00配信 時事通信
 高級チョコレートとして知られる「ゴディバ」の日本事業について親会社のトルコ企業ユルドゥズ・ホールディングが売却手続きを開始し、三菱商事が1次入札に参加したことが16日、分かった。同社は詳しい財務状況などの情報提供を受けた上で買収の是非を最終判断する。

 三菱商事は「具体的なコメントは差し控える」としている。

2076名無しさん:2018/11/22(木) 02:06:18
http://news.livedoor.com/article/detail/15586858/

ライブドアニュース
一覧

サンマの内臓は食べるべきか 残すと「お里が知れる」など批判も
2018年11月13日 7時0分 写真:キャリコネニュース
ざっくり言うと

ネット上に「サンマの内臓って食べるのが普通?」という相談が寄せられた
食べない投稿者に対して同居人は「お里が知れる」と批判してくるという
相談には、食べるが「鮮度が高いものに限る」という声が多く寄せられた
サンマの内臓を残したら「お里が知れる」と言われた 匿名ダイアリーが話題、世の中では「食べない派」も多数
キャリコネニュース
この時期。脂が乗って美味しいサンマだが、内臓を食べるかどうかは人によって好みが分かれる。はてな匿名ダイアリーには11月10日、「サンマの内臓って食べるのが普通?」というエントリが寄せられた。

投稿者は同居人とサンマの食べ方をめぐり意見が別れた。同居人はサンマの内臓を食べるので、食べない投稿者に対して「もったいない」「お里が知れる」などと批判的な言葉を浴びせてくるという。その生活の中で投稿者は、次第に自分の常識を疑い始め、

「個人的にはスイカの皮を食べるくらいの抵抗感がある。俺がおかしいのかな」

と意見を求めた。

食べるけど、「鮮度が高いものに限る」という人も多い模様

サンマの内臓といえば、独特の旨味と苦味が特徴だ。苦手な人は苦手だが、酒のツマミとして好む人も多い。エントリには、サンマの内臓を食べる派がコメントを寄せているが、あくまで「鮮度が良いサンマに限る」と条件をつけている。

「むしろ一番美味い可能性すらある。ただし新鮮なやつに限る」
「新鮮な焼きサンマのワタは甘くて美味しいんだよ」
「溶けた内臓は食べない。形がはっきりしている内臓は食べるし美味しい」

冷凍ものや古くなったサンマの内臓は、臭みが強くなり、味が落ちるため食べない、というのだ。

コメント全体では。食べない派からの書き込みが圧倒的に多い印象だ。内臓特有の臭みや苦味がやはり嫌なようだ。

「苦いし何か害ありそうだから食べない」
「おかしくないよ!私内臓取り除いたことしかない母も祖母もずっと取り除いて焼いてるし私もそうしてる」

食習慣はその人の好みの問題。マナーの観点も、サンマの内臓を脇によけても良いとされている。そのため、同居人が上から目線に「お里が知れる」と言い放つさまに反感を抱く人もいた。

食べる派、食べない派はほぼ同数で完全に好みの問題
一般的には、サンマの内臓は食べるのだろうか。TOKYO FMが実施した日本全国サラリーマン実態調査によると、「サンマの内臓を食べる」が44.8%、「食べない」が55.2%だった。「食べない派」がやや多いものの、実際には食べる人もそれなりにいる。

食べる派からは、「子供の頃は苦手でしたけどお酒を覚えたら好みになりました」「食べますよ。お酒の肴に、はらわたは、最高ですよ」など、お酒のおつまみにぴったりという意見が挙がった。中には、「焼きたてアツアツのところを真っ先に食うのが最高の幸せ」という人も。

一方で食べない派からは、

「大人になっても苦いものは苦いです」
「秋になると週1ペースで食べていますが、はらわたは苦くて食べないです。あれ食べてもいいものですか?」

をはじめ、「一度食ベて以来、トラウマです」という回答が寄せられていた。

2077名無しさん:2018/11/22(木) 14:21:21
http://japan.techinsight.jp/2018/11/ellis04301114.html

2018.11.16


野菜や果物の好き嫌いは誰にでもあるだろうが、それらを見ると恐怖感から吐き気を催しパニック障害に陥ってしまうことにより、20年間アイスクリームとソーセージしか口にできなかった女性がイギリスにいる。
このほど、その女性が催眠療法により選択的摂食障害を克服したことを『Mirror』『Metro』などが伝えた。

英リンカンシャー州マーケット・レーゼンに住むコートニー・バクスターさん(21歳)は1歳の時から偏食で、その後20年間はアイスクリームとソーセージしか口にしない生活を送ってきた。

コートニーさんは、ただ好き嫌いが激しいというのではなく、果物や野菜を見ただけで不安や吐き気を引き起こしパニック障害に陥ってしまう「選択的摂食障害」を抱えていた。
周りの人は、誰もがコートニーさんを単なる偏食気味としか思わないようだが、実際にコートニーさんが他の食べ物を見た時に陥る症状を目にすると、その深刻さに気付くという。

この摂食障害のために、コートニーさんは子供の頃から友達の家に泊まることもできず、7年間交際している婚約者ジャレッドさんとのデートでは一緒にレストランに行って食事を楽しむことも不可能だった。
口にできるものがアイスクリームとソーセージという2つのみであるゆえに、コートニーさんは7,000以上もの異なる種類のアイスを制覇した経験を持つが、さすがにこのままではダメだと思うようになった。

「アイスクリームを食べている時だけ、自分が安全だという気持ちになれました。具合が悪くならないので、危険ではないということがわかっていたのです。以前はほぼ毎日アイスを食べていました。
でも、糖分が高いので健康上の問題も出て…。でも他にはソーセージしか口にできなかったのです。いつも他の物を食べようとトライしても、パニック障害に陥りました。
克服したいという気持ちがあるのに、今まではどうしていいかわからなかったんです。でも催眠療法を見つけました。」

6月30日に2時間の催眠療法を1回受けたことで世界が広がったコートニーさんは、今では複数の食べ物にチャレンジできるようになったと喜びを口にしている。

「セラピーの間はとても落ち着いていました。目が覚めた時、今まで口にできなかった食べ物が用意されていたのですが、以前のように恐怖を感じませんでした。今では複数の果物や野菜を食べることができます。
それにこれからは、ジャレッドとも初めてまともなデートをすることができるので楽しみです。これまでは、この先も一緒にレストランへ行くのは無理だと思っていましたから。やっとこの障害を克服できた気がします。」

認知行動催眠療法士のデイヴィッド・キルマリー医師は、「コートニーさんは、極端な食べ物恐怖症を克服するためにクリニックへやってきました。アイスクリームを安全な食べ物だと信じているのを聞いて驚きましたよ。
スイーツは健康上のリスクを増大させるものに他なりませんからね。でも、今は15もの果物や野菜を口にできるようになった彼女をとても誇りに思っています」と話している。

このニュースを知った人からは、「アイスクリームとソーセージだけで20年って、相当健康に悪いよね」「両親もコートニーさんが小さい時に食べるように言い聞かせなかったのかもね。
だから自分が食べたいものだけを食べて育ってきたのかもしれない」「でも克服できてよかったね!」といった声があがっている。

2078名無しさん:2018/11/22(木) 14:55:42
http://news.livedoor.com/article/detail/15605600/

ライブドアニュース
一覧

東は「はんぺん」西は「牛すじ」東西で別れるおでん人気の具材
2018年11月16日 16時0分 写真:ウェザーニュース
ざっくり言うと

ウェザーニュースでは、おでんに関する調査を実施した
東日本では「はんぺん」、西日本では「牛すじ」が人気
関東以外では「ちくわぶ」を見たこともないという回答も多かった
東は”はんぺん”、西は”牛すじ” 東西でクッキリおでんダネ文化の差
ウェザーニュース
東は”はんぺん”、西は”牛すじ”東西でクッキリおでんダネ文化の差
2018/11/16 16:25 ウェザーニュース

「おでん」といえば、寒くなると食べたくなるものの代表格。ご家庭の食卓だけでなく、コンビニで見かける機会は多いですよね。ウェザーニューズでは、2018年11月8日〜11日におでんに関する調査を実施したところ、地域ごとに入れる具材、入れない具材があることが判明。大根や卵などは広く一般的ですが、はんぺんや牛すじは、特定の地域に人気が集まっているようです。

東西で別れる人気の種

北日本・東日本で人気の「はんぺん」
白くてふわふわした食感の「はんぺん」は、北日本や東日本で食されている具材。特に、東京など関東南部では80%以上の方が「入れる」と回答しています。魚肉のすり身にやまいもを混ぜ込んで作られている「はんぺん」。もともとは関東で生まれ販売されていたことから、関東圏を中心として人気となっているようです。

西日本で好まれる「牛すじ」
一方、西日本をメインに食されているのが「牛すじ」です。特に広島や山口、愛媛など中国・四国エリアで80%以上が入れると回答しており、人気が高いことが分かります。牛のアキレス腱部分、または腱の付いた肉を「牛スジ」といい、串に刺して長時間煮込むことで、とろとろとした柔らかい牛肉となります。関東に比べて、西日本では牛肉を食す機会が多いため、より広く普及しているのかもしれませんね。

地域ごとに生まれた独自文化

独特な食感の「ちくわぶ」
さらに、狭い地域で人気となっているのが、「ちくわぶ」と「じゃがいも」ではないでしょうか。ちくわぶは関東発祥の種ものらしく、主に関東南部の6〜7割の方が”入れる”と答えています。小麦粉のたんぱく質成分(グルテン)が、もちっとした口あたりを生み、人気となっているようです。ただ、「小麦粉の塊のよう」とあるように、この食感の好き嫌いがはっきり分かれているのも現状のようです。また、関東以外のエリアの方は、「見たこともない」という回答も多数。関東在住の筆者は「ちくわぶ」が大好物のため、全国区でないと知った時はショックでした。


煮崩れが心配な「じゃがいも」
一方、じゃがいもは近畿圏で”入れる”と答えた方は6〜8割にのぼり、ホクホクと味がしみて人気の一品となっているようです。ただ、「煮崩れるとつゆが濁るので苦手」という回答も多数ありました。ちくわぶとは異なり芋自体は身近ではあるものの、やはりおでんに芋を入れる文化がないというご家庭が多くありました。ちなみに、おでんで煮込むには“男爵”より、煮くずれの少ない“メークイン”が良いようですよ。これからチャレンジされる際はご注意を。

みなさんは、どんなおでん種がお好みですか?現代は交通機関の発達によって移動が容易になり、こうした地域差が以前に比べると縮小している部分はありますが、今回の調査からまだまだ特徴は見て取れることがわかりました。全国展開しているコンビニのおでんは、地域によって入っている具材が違っているようです。出張や旅行などで小腹が空いたら、あえてコンビニのおでんを食べてみるのも良いかもしれませんね。

参考資料など
参考:紀文食品HP

2080名無しさん:2018/11/26(月) 19:44:30

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181126/k10011723911000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007

元日は休みます!コンビニもスーパーも
2018年11月26日 18時11分働き方改革
シェアするhelptwitterfacebookline
「マジか!閉まってる…」。来年の元日は、こんな声があちらこちらで聞かれることになるのでしょうか?大手ラーメンチェーン「幸楽苑ホールディングス」は400店舗以上の店で元日は休業すると発表しました。外食産業で広がる元日休業。しかし、外食に限らず、スーパーや携帯ショップなど元日休業を表明するところがいま相次いでいます。やはり正月はゆっくり休むべき!?(ネットワーク報道部記者 飯田暁子 木下隆児 國仲真一郎)
幸楽苑が元日に休業幸楽苑が元日に休業
福島県郡山市に本社がある「幸楽苑ホールディングス」は、11月21日、全国に展開する520店舗のラーメンチェーンの8割にあたる400店舗以上で、大みそかの午後3時以降と、元日を休みにすることを発表しました。

会社によりますとこれまではすべての店舗で年中無休で営業をしていましたが、初めて「休業日」を設けることにしたということです。

「幸楽苑ホールディングス」に理由を聞いてみると、「従業員に年末年始を家族ですごしてもらうことによって、モチベーションを高め、顧客の満足度を高めていきたいと考えています」とのこと。

外食産業では、人手不足が深刻になる中、元日を休みにする動きが相次いでいて、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」や天丼チェーンの「てんや」なども大半の店で元日を休みにしています。
スーパーも携帯ショップも
そもそも元日営業が注目されたのは、1990年代。
スーパーも携帯ショップも
東京都内の大手スーパー 元日営業(1996年)
小売業の大規模店舗を規制する「大店法」があり、休業日数、閉店時刻などが届け出制で規制されていましたが、規制緩和の流れの中で、2000年に大店法が廃止され、大手スーパーなどで元日営業が一般的に広がっていきました。

2081名無しさん:2018/11/26(月) 19:45:04
>>2080

そうした流れの中で、大手スーパーダイエーが1996年におよそ9割にあたる店舗で元日営業を始めました。
いまも大手流通グループの店舗の多くが元日から営業をしています。

しかし、ことし10月、首都圏の食品スーパー「マルエツ」は290店舗で、元日を休業することを発表しました。
発表では「従業員一人一人がリフレッシュすることで、1月2日から、笑顔と活気あふれる店づくりを推進してまいります」としています。

24時間・年中無休が一般的なコンビニも例外ではありません。
北海道を中心に展開するコンビニチェーン「セイコーマート」を運営するセコマは、ことしの元日、全店舗の半数以上にあたる600店舗余りで休業としました。
セコマでは来年の元日も休業を予定しています。

外食や小売りだけではありません。
携帯ショップでも元日の営業をやめることを相次いで表明しています。
「NTTドコモ」は、来年から携帯電話の販売代理店で元日を含む連続休暇を設けることにしていて、2100店舗余りが休業する予定です。

また、「ソフトバンク」も、およそ3400店舗について、原則、大みそかと元日の2日間を休業日とすることにしています。

各社が元日休業の理由に挙げるのは、いずれも「働き方改革」です。従業員に働きやすい環境を作ることで、従業員のモチベーションを上げ、顧客サービスを向上させるとしています。
ネットでは好意的な声も
元日は休むという店が増えてきていることについて、消費者はどう考えているのか。ネットの反応を調べてみました。

不満の声もありましたが、元日の休業に賛成の意見が大半。

中には、「従業員も家族あり、生活あり。年末年始くらい休むのが普通では?過剰な便利さを求める世は結局生活しやすくない」とか「元日に営業している店なんてめずらしくもないが当然そこで働く人たちも存在する。便利さの裏に潜む犠牲もあることを忘れないでほしい」など、働く側の負担を考えてほしいという声もありました。
人手不足も影響か
元日の営業を取りやめる動きが広がっている背景について、みずほ総合研究所主任エコノミストの宮嶋貴之さんは「これまでは年末年始商戦で売り上げを伸ばすことができたが、人口減少に伴って買い物をする人の数は減っている。
その一方、近年では人件費の上昇傾向が続いていて年末年始に営業してもかつてのように利益が上がらなくなってきている」と話します。
人手不足も影響か
みずほ総合研究所主任エコノミスト 宮嶋貴之さん
特に小売業ではインターネット通販の普及・発達に伴って、元日に営業する必要性が小さくなってきているということです。

また慢性的な人手不足が続く中で、『自分たちの会社は年末年始に休める』と働き方改革に取り組む姿勢をアピールすることが、企業のイメージアップ、そして将来的な人材確保にもつながると企業側が考えていることも1つの要因だと話していました。

一方で消費者側でも「『24時間365日営業するのが当たり前』という意識から『お正月にまで営業することが正しいの?』という考え方に変わってきている。消費者からの反発も大きくない、なおかつ今後も人口減少が進むということを踏まえれば、お正月の営業を見直す動きはますます進んでいくのではないか」と話していました。

2082荷主研究者:2018/11/26(月) 22:41:29

https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20181106000183
2018年11月06日 22時33分 京都新聞
宝HD、松戸工場を増強 チューハイ市場拡大に対応

缶チューハイの製造設備を増強する宝酒造松戸工場(千葉県松戸市)

 宝ホールディングス(HD)は6日、拡大するチューハイ市場に対応するため、松戸工場(千葉県松戸市)に、缶製品の充てん設備を新設すると発表した。ソフトアルコール飲料の製造を350ミリリットル換算で1千万ケース増やし、生産能力を現在の1・6倍に拡充する。投資額は35億円。

 同社では「焼酎ハイボール」の販売が好調で、ソフトアルコールの売上高が2016年度から前期の2ケタ増が続く。今期も通期で前期比13%増を計画しており、需要拡大に対応するため製造設備を増強する。

 松戸と京都、三重の工場と合わせ、2800万ケースの製造が可能になる。缶チューハイの増産設備の新設は1991年以来。来年9月に稼働する予定。木村睦社長は「チューハイ市場の伸びは、食事と相性のよい食中酒を中心に当面続くとみている」と話した。

2083とはずがたり:2018/11/28(水) 16:10:37
キリンも主力国産ウイスキーを終売へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000554-san-soci
11/28(水) 14:25配信 産経新聞
キリンも主力国産ウイスキーを終売へ
キリンビールが来春の終売を決めた国産ウイスキーの「富士山麓 樽熟原酒50度」
 キリンビールは28日、原酒不足のため、同社の主力ウイスキーである「富士山麓 樽熟(たるじゅく)原酒50度」を来年春をめどに販売を終了すると発表した。国内大手ではアサヒビールが平成27年に「余市」「宮城峡」で、熟成年数を表記した商品群の販売を終えたほか、今年に入って、サントリースピリッツが6月に「白州12年」、9月に「響17年」の販売を休止するなど、国産原酒不足の影響が表面化している。

 キリンは28年に「富士山麓 樽熟原酒50度」を刷新。店頭想定価格が1700円と、国産では中価格帯であることや、ハイボールブームなどで、想定を上回る販売状況となった。このため、今後安定供給が困難になると見込まれることから、販売終了を決めた。

 一方、今年8月に発売した「富士山麓 シグニチャーブレンド」(店頭想定価格は税別5千円)は販売を続ける。

 国産ウイスキー各社は、年代を重ねた原酒の量が限られるため、中・低価格帯よりも、高価格帯へのシフトを鮮明にすると同時に、熟成用のたる貯蔵設備などの増強も進めている。

2084とはずがたり:2018/11/28(水) 16:10:56
白州12年、響17年…ウイスキー出荷停止でサントリーのCMにも余波
2018.6.2 14:06
https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/180602/ecn18060214060016-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=related_link

 サントリーホールディングス(HD)傘下のサントリースピリッツが、主力国産ウイスキーの「白州12年」「響17年」の出荷を休止するというニュースは新聞やテレビ、インターネットのニュースで大きく取り上げられた。休止の原因となった原酒不足は、サントリー固有の問題ではなく、業界全体に波及。長期間の熟成が必要な商品だけに、対策を取っても、効果が出るのは10年以上先となるため、原酒不足は当面続きそうだ。

 サントリーの出荷停止報道後、最も早く反応を見せたのが、ネットオークションサイトだ。希望小売価格8500円(税別)の白州12年が出品され、既に1本2万円近い価格まで値上がりしたり、即決価格が3万円程度に設定されたりするほどだ。

 一般の店舗でも売り切れが相次ぐ。東京都中央区の酒販売店の店主は「もともと在庫が多い商品ではなく、売り切れた。予約を入れたいというお客も多いが、いつ入荷するか分からないので、断っている」というほどだ。

 サントリーのウイスキー出荷停止は平成28年4月の「角瓶〈黒43度〉」以来だが、原酒不足はサントリーだけの問題ではない。

 アサヒグループHD傘下のニッカウヰスキーでも26年に「竹鶴12年」、27年に「余市」と「宮城峡」の熟成年数を表記した商品の販売を終了した。これも原酒不足が原因。他の人気商品も出荷を限定するなど、綱渡りの状況だ。

2089荷主研究者:2018/12/07(金) 23:21:22

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181120_12033.html
2018年11月20日火曜日 河北新報
「こてっちゃん」登米に工場建設 19年4月操業

協定書を交わす杉本社長(右)と熊谷市長

 牛ホルモン「こてっちゃん」などを製造販売する食肉加工業エスフーズ(兵庫県西宮市)は16日、東北初の工場を登米市に建設すると発表した。2019年4月に操業を開始する。

 三陸自動車道桃生豊里インターチェンジに近い同市豊里町の旧水産加工場跡地2万6597平方メートルと、鉄骨一部2階で延べ床面積5872平方メートルの建物を取得して改修し、製造設備を新設する。

 総事業費約18億円。100%出資の子会社エスファクトリー東北(登米市)が運営する。

 輸入牛豚肉を加工し、スーパーやコンビニエンスストア向けなどの加熱食肉製品を製造。年間4600トンを生産し、55億円の売り上げを目指す。従業員は地元中心に初年度40〜50人、操業3年後までに150〜200人の雇用を目指す。

 市役所であった立地協定式でエスファクトリー東北の杉本充史社長は「従業員を比較的確保しやすいため登米を選んだ。将来的には原材料を仙台港で輸入したい」、熊谷盛広市長は「全力で支援する」と述べた。

2093とはずがたり:2018/12/20(木) 19:32:06
美味かった。気に入ったがあんま売ってないなあ。。関西では発売されてないのかと思ったが全国で発売のようだ

「紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA)贅沢しぼりピーチティー」10月15日(月)から全国で新発売
https://www.cocacola.co.jp/press-center/news-20181003-11
2018/10/03

2094荷主研究者:2019/01/01(火) 15:13:50

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/94552
2018/11/23 上毛新聞
東日本拠点の生産拡大 来月操業へ ヨーグルト需要増で日本ルナ

12月から稼働予定の日本ルナ高崎工場

 ニッポンハムのグループ会社で、発酵乳や乳酸菌飲料など製造販売の日本ルナ(京都府八幡市、伏見浩二社長)は22日、高崎スマートIC産業団地に建設していた高崎工場(高崎市綿貫町)が完成し、12月末をめどに操業を始めると発表した。主力商品「バニラヨーグルト」などの需要増を受け、東日本拠点の生産能力を拡大する。

 高崎工場は敷地面積2万2480平方メートル、延べ床面積1万1865平方メートル。生産能力は年間約3万トンを想定しており、ヨーグルトなど複数の同社商品を製造する。投資額は約90億円。

2095荷主研究者:2019/01/01(火) 16:06:56

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38536050U8A201C1L21000/
2018/12/4 22:00 日本経済新聞 北関東・信越
ブルボン、新潟県の新発田工場で工場棟を増築

2096荷主研究者:2019/01/01(火) 16:24:41

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38535780U8A201C1L21000/
2018/12/5 6:30 日本経済新聞 電子版 北関東・信越
三幸製菓、増産・物流効率化 値上げ避け販売攻勢

2097荷主研究者:2019/01/01(火) 16:24:56

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38534460U8A201C1L71000/
2018/12/5 0:00 日本経済新聞 電子版 南関東・静岡
宝酒造松戸工場、缶の充填設備を刷新 生産能力増強

2098荷主研究者:2019/01/02(水) 22:26:06

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39037310X11C18A2XQH000/
2018/12/17 16:26 日本経済新聞 北海道・東北
アサヒ、缶チューハイ生産2割増 福島工場に投資

2099名無しさん:2019/01/03(木) 22:40:11
http://news.livedoor.com/article/detail/15817647/

http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/5/651e9_1460_3090fcf471155e2e619d88345983e126.jpg
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/8/285cc_1460_5788be88db80606a951b36ce3f7d31aa.jpg
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/b/2b99f_1460_1712dd4a7384885af2c131c68ca1e4a7.jpg
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/4/c49b5_1460_74e66d37e79494801692cee0d156a45c.jpg
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/c/9cd1f_1460_2a3d6b8304f039d42ca4526ddfec4e33.jpg
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/7/0777a_1460_21799dc43254527dd8f24490b52a343d.jpg

ライブドアニュース
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「人生で1度もおせちを食べたことがない」 そんな人はいる?調べてみると、驚きの結果が...
2019年1月1日 6時0分
Jタウンネット
明けましておめでとうございます。今年も、Jタウンネットをよろしくお願いします。

さて、おせち料理は食べたかな? 黒豆、数の子、田作りにたたきごぼう、カマボコや伊達巻き、栗きんとん......。おせち料理をいただきながら、昼間からお酒を飲んで、寝正月というのも楽しいものだ。

それとも、あなたは「おせち、食べない派」? おせちを作っているヒマなんてなかったし、出来合いのものはけっこう値段がね......と、おせちを食べない人も最近は多い。

そこで、Jタウン研究所では、「おせち食べる?」について、都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数273票、2018年11月28日〜12月26日)。

はたして、その結果は?

おせち熱がスゴい石川県

お正月、おせちを食べますか? 調査結果(Jタウンネット調べ)

結果が、上の円グラフだ。過半数を占めたのは、「必ず食べている」(51.3%)。やはり、「正月といえばおせち」の文化は廃れていないようだ。「基本的に食べるが、食べないときもある」は18.7%、「ほとんど食べない」は24.5%だった。

なんと「1度も食べたことがない」派も5.5%。およそ18人に1人が、生まれてこの方一度もおせちを口にしたことがないという。ちょっと驚いてしまったが、読者の皆様はこの数字どう見るだろうか。

では、地域別に見て行こう。まずは東京から。


東京都の結果(Jタウンネット調べ)

「必ず食べている」は40.7%、「基本的に食べるが、食べないときもある」は19.4%、「ほとんど食べない」は34.3%、「1度も食べたことがない」が5.6%だった。全国平均に比べると、「必ず食べている」がやや低く、「ほとんど食べない」がやや高い。「おせち、食べない派」がかなり多めだが、全国平均にほぼ近い結果である。

続いて、特筆すべき結果となった石川。


石川県の結果(Jタウンネット調べ)

総得票数は31票どまりだったが、「必ず食べている」はなんと96.8%、「基本的に食べるが、食べないときもある」は3.2%だ。「食べる派」は、両方あわせると100%で、「食べない派」は皆無という結果になった。おせち料理に懸ける石川県の熱意には感服するしかない。金沢に伝わる伝統的なおせちといえば、下記のような料理だ。


かぶら寿司(Ttaakkacoサン撮影、Wikimedia Commonsより)

「かぶら寿司」は、金沢ならではの冬の味覚であり、おせち料理としても重要な一品だ。脂が乗っておいしい寒ブリとカブラをそれぞれ塩漬けしてから、カブラにブリを挟んで麹に漬け込む発酵食品だ。独特のコクや乳酸発酵による香りがあり、酒の肴としても知られている。

他にも、「棒鱈うま煮」「紅白ブリなます」「小鮒の甘露煮」「えびす」「鱈の子付け」など、時間と手間をたっぷりかけた、さまざまなおせち料理があるという。「食べる派」が100%近いのも納得するしかない。

続いて、愛知県。


愛知県の結果(Jタウンネット調べ)

「必ず食べている」は53.3%、「基本的に食べるが、食べないときもある」は33.3%、両方合わせると86%を超えている。「ほとんど食べない」はわずか13.3%で、「食べない派」の存在はかなり希薄なようだ。

最後に、大阪の結果だ。


大阪府の結果(Jタウンネット調べ)

最後に、大阪府の投票を見てみよう。「必ず食べている」は53.3%、「基本的に食べるが、食べないときもある」は6.7%、「ほとんど食べない」は40.0%、「1度も食べたことがない」が0%だった。

「食べない派」の存在がやや目立つのは、東京都に似ているかもしれない。大都市に共通の傾向だろうか。「食べる派」100%の石川県が田舎だと言うつもりは、けっしてないが......。

2100名無しさん:2019/01/03(木) 23:10:33
http://news.livedoor.com/article/detail/15809882/

ライブドアニュース
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支持を集めるファミレスを調査 2018年はガストとサイゼリヤの2強に
2018年12月29日 19時30分 写真:J-CASTトレンド
ざっくり言うと

直近1年間に利用したファミレスについて10代〜70代の男女に調査を実施した
25日に発表された調査の結果、ガストとサイゼリヤの「2強」が支持を集めた
ガストもサイゼリヤも、コストパフォーマンスのよさが評価されているという
「ファミレス」どこが好きですか 2018年ランキングは「2強」に
J-CASTトレンド
[画像] 「ファミレス」どこが好きですか 2018年ランキングは「2強」に

ファミリーレストランで、人気を集めているのはどこか。

マーケティングリサーチ会社のマイボイスコム(本社・東京)が2018年12日25日に発表した調査結果によると、2つのファミレスブランドに人気が集まっていた。一方で、地域によって異なる傾向も見られた。

コスパや低価格が支持される
調査は18年11月1日〜5日にかけてインターネット上を通じて実施された。10代〜70代の6765人が回答した。

「直近1年間に利用したファミリーレストランはどこか」(複数回答可)を聞いたところ、「ガスト」(59.7%)と「サイゼリヤ」(41.8%)に集中した。

選んだ理由を見ると、ガストはコストパフォーマンスのよさが支持されているようだ。

「味も良く、値段も手ごろで、自宅や会社の近くに店舗があり便利なので」(63歳男性)「メニューが豊富で価格のわりに味のクオリティーが高いから」(52歳女性)「子ども向けメニューの豊富さと、アンパンマンが好きだから」(39歳女性)
サイゼリヤは安さを支持する声が多く、マイボイスコムの発表資料によると若年層での比率が高い傾向にあったという。

「価格の安さ。コスパがいい。お酒も飲めるところがよい」(29歳女性)「ランチがお得な値段で食べれるし、スープがおかわりし放題だから」(45歳女性)「値段が安くてボリュームもあるし、そこそこうまいから」(50歳男性)
北日本、西日本で人気なのは
一方で、地域別に人気の傾向が異なる。全体で3位(19.9%)の「びっくりドンキー」は北海道、東北在住の回答者からの支持が厚い。また、全体8位(13.7%)の「ジョイフル」は、中国、四国、九州での人気が高かった。

びっくりドンキーとジョイフルに対しては、メニュー内容を評価する声があがっている。

<びっくりドンキーについて>

「ハンバーグが食べたくなったらびっくりドンキーに食べに行く」(55歳女性)「料理が好きなので。お店の感じも好きです。お値段もお手ごろ。デザートも美味しい」(37歳女性)
<ジョイフルについて>

「定番だけでなく、期間限定メニューにも魅力がある」(32歳女性)「ドリンクバーのクーポンがあるし、値段と内容量がつりあっていてコスパがいいから」(25歳女性)

2101とはずがたり:2019/01/12(土) 14:07:26
キリン一人勝ちを支える「本麒麟」の死角
プレジデントオンライン 2019年1月12日 11:15 0
https://www.excite.co.jp/news/article/President_27158/

■ビール大手各社のなかで唯一、前年同期比プラス
キリンビールの国内販売が好調だ。牽引力になったのは2018年3月に市場に投入された第3のビール「本麒麟」である。発売当初の年間販売目標510万ケース(大瓶20本換算)を18年6月には790万ケースに上方修正。それも18年9月中に8割強を達成しており、1-9月の出荷量ではビール大手各社のなかで唯一、前年同期比プラスを確保した。
好調の理由はキリンのマーケティングの変化だろう。これまでは総花的に行っていた販促を18年から主要なブランドに絞り込んだことが奏功したようだ。
結果、キリンにとって「本麒麟」は過去10年で最もヒットした新商品となり、第3のビールのトップブランド「のどごし」を含めたシェアは40%近く、キリンが一人勝ちといっていい。
とはいえ「本麒麟」は、まだ市場へ投入して1年を経過していないので、真価が問われるのは19年になる。他社も巻き返しに出て、第3のビールは競争が激化してくる。19年10月には消費増税があり、買いだめも予想される。

■ビール類は26年までに段階的に税額が一本化
それだけに勝負は前半の1-6月になる。キリンビールには発泡酒でも売り上げトップの「淡麗」があり、この2分野は磐石だ。キリンビールが制する可能性が高い。
さらに2020年には酒税改正がひかえている。ビール類は26年までに段階的に税額が一本化され、ビールは減税、発泡酒と第3のビールは増税となる。そうなれば、需要はビールへ回帰するが、これは「スーパードライ」によって約5割のシェアを持つアサヒビールへの追い風となるのは間違いない。
長期的には、若者のアルコール離れという課題もある。いま飲酒人口のコアは50代男性。20代男性の摂取量は、その4割程度で、国内市場は縮小する。しかも、消費者の嗜好はビールよりもチューハイなどにシフトしていて、ビール各社には市場活性化の企業努力が求められる。
(野村証券 アナリスト 藤原 悟史 構成=岡村繁雄 写真=iStock.com)

2102とはずがたり:2019/01/18(金) 10:47:50

野村HD、オリオンビール買収へ
https://this.kiji.is/458808680683914337?c=39550187727945729
米投資ファンドと共同で
2019/1/18 10:41

c一般社団法人共同通信社

 野村ホールディングス(HD)と米投資ファンドのカーライル・グループが共同でビール大手のオリオンビール(沖縄県浦添市)を買収する方針であることが18日、分かった。経営体制の強化や販路拡大に取り組み、収益力を高める狙いとみられる。近く発表する方向だ。

 買収額は数百億円に上る見通し。昨年9月末時点でオリオンビール株を10%持つ筆頭株主のアサヒビールも引き続き株式を保有し、商品の開発や販売で協力するもようだ。

 野村HDは地方企業を主な対象として事業承継や経営を支援する目的で、総額1千億円のファンドを設立している。自己資金による買収は約10年ぶりとなる。

This story is produced by 共同通信

2103荷主研究者:2019/02/09(土) 20:22:51

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1165/20180213_01.html
2018年02月13日火曜日 河北新報
理研食品/ワカメをもっと身近に

「ふえるわかめちゃん」のほか、スープやドレッシングなど理研食品の主な商品。チョレギ風海藻サラダなど後列の三つは20日に新発売される

昼休みに厚生棟に集まった渡辺社長と従業員たち。食堂には食べ放題の「ふえるわかめちゃん」がある

「ワカメには血圧を下げるなど、さまざまな栄養と効用があります」と渡辺社長。自社製品のお勧めの食べ方は「冷凍ワカメのしゃぶしゃぶ」だ

 カットワカメの先駆けで、国内トップシェアの「ふえるわかめちゃん」を中心とした海藻関連商品の製造、開発を担うのが、多賀城市の理研食品本社工場だ。東日本大震災の津波で生産設備の大半が水没したが、順次復旧。工場見学の実施や食育活動にも積極的に取り組み、地域、消費者との関係づくりを進める。

 生産から出荷まで、現場を統括するのが庄司直樹業務部長(52)。「ロスのない生産計画は永遠のテーマ。各部門とのコミュニケーション、情報入手が重要。縦割りでは回らない」と話す。総務、企画、生産管理の各部門を歩んだ経験をフルに生かし、目と気を配る。「スーパーに並ぶ『わかめスープ』が、ここ多賀城で作られていることをもっと知っていただき、身近に感じてほしい」と願う。

 「おいしいものをおいしいまま届けたい。食べて驚いてほしい」と話すのは開発部門一筋の小守宰元(こもりさとつぐ)さん(41)。被災した大船渡工場の再興に向けた冷凍海藻シリーズでも力を発揮した。「今は業務用だけですが、この事業をもっと大きくしたい。若い人たちにもっと海藻を食べてもらいたい」と意気込む。

 経理部の中角(なかつの)千早さん(27)は、入社動機が「ワカメが食べ放題と聞いたので」と笑わせる。常に生産ラインの従業員と同じ白衣を着て業務に当たっており、「現場に出向いての仕事も多い。白衣は私たちにとってスーツのようなもの」と胸を張る。工場見学の案内も担当しており、「お客さまの年代に応じた伝え方の工夫を勉強したいですね」と声に力が入った。

2104荷主研究者:2019/02/09(土) 20:23:22
>>2103-2104 続き

◎渡辺代表取締役/新しい食べ方常に提案

 -ワカメ加工品を主力に事業を拡大しています。
 「ラーメンスープを小分け包装する会社として1964年に創業しました。独自事業を模索していた時、三陸の海で始まったばかりのワカメ養殖に目を付け、当時は珍しかった塩蔵ワカメを発売しました。ところが、時間がたつと臭いが出るなど品質が安定せず、新たに開発したのがカール状に乾燥させた『ふえるわかめちゃん』です」
 「最初はあまり売れなかったのですが、ホウレンソウが不作の年にラーメンのトッピングの代用に提案したところ、ヒットしました。スープやサラダで海藻を食べる習慣も広がり、みそ汁以外に用途を広げていったという自負があります」

 -冷凍海藻シリーズもバリエーションが豊富です。
 「ワカメは2〜4月に採れたものを湯がいて食べるのが、鮮度も食感も良くておいしい。旬の鮮度感を食べてもらいたいと、茎も一緒に瞬間冷凍させて業務用に商品化し、メカブやモズクにも広げています」

 -地域貢献にも積極的ですね。
 「ワカメ生産者の高齢化が深刻です。今後も安定した生産量を確保するため、昨年7月、名取市に『ゆりあげファクトリー』を設立し、種苗生産を始めました。優良な種を提供し、地元の水産業を守っていきたいと思います。また、多賀城の古代米を使った2種類のスープを開発して地元食材のPRを後押しし、食育にも力を入れています。小学校での出前授業では、茶色いワカメを湯通しして鮮やかな緑色にする実演もしています。子どもたちはびっくりすると同時に、感動してくれます」

 -今後の展望は。
 「海藻の可能性や魅力を伝え、市場に新風を吹き込むことが当社の存在意義だと考え、一昨年、『ときめき海藻屋』という新ブランドをつくりました。ニーズに応じた新しい食べ方を、今後も提案し続けます」

◎プロフィール
 <わたなべ・ひろのぶ> 1954年仙台市生まれ。東北大農学部卒業後、78年理研食品に入社。企画室長、開発部長、理研ビタミン出向(営業部門担当)を経て、2001年取締役工場長。常務取締役、専務取締役を歴任し、13年から現職。趣味はゴルフ、釣り。

 理研ビタミン(東京)の子会社として1964年に設立された。海藻関連商品を扱う本社工場に加え、ドレッシングや調味料、エキス関連製品を製造する仙台新港工場(仙台市宮城野区)、業務用冷凍海藻関連製品製造の大船渡工場(大船渡市)がある。
 看板商品「ふえるわかめちゃん」をはじめ、多くの製法特許を持つ。高い開発力を誇り、洗浄機や選別機なども自社オリジナルだ。各工場で作られた製品は理研ビタミンを通じて全国で販売されている。
 東日本大震災では3工場ともに被災。大船渡工場は津波後の火災で焼失したため新築した。

■本社工場所在地
 〒985-0844
 多賀城市宮内2丁目5-60
■電話 022(365)6446
■資本金 8000万円
■従業員数 257人

2105荷主研究者:2019/02/09(土) 21:44:36

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39544020Y8A221C1910M00/
2018/12/28 20:00 日本経済新聞 電子版
ロッテ、チョコなど増産で積極投資 訪日需要など対応

2106荷主研究者:2019/02/10(日) 00:04:22

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/265207?rct=n_hokkaido
2019年01/09 09:24 北海道新聞
<北海道でつくる>日本甜菜製糖芽室製糖所(上) ビート加工 1日に8500トン

ベルトコンベヤーで丸々としたビートが運び込まれる日本甜菜製糖芽室製糖所

 日本甜菜製糖(東京)は道内3カ所に製糖所を構え、このうち芽室製糖所(十勝管内芽室町)は1日にビート8500トンを加工する国内最大のてん菜糖工場だ。同社は道産ビートを原料に戦時中も休むことなく砂糖を作り続け、今年6月、創業100年を迎える。技術向上などで収量が伸びたビートは輪作体系の柱となり、道内農業の発展を支えている。

■各地に製造拠点
 第1次世界大戦による世界的な砂糖不足を背景に1919年、前身の北海道製糖が創業。ビート栽培の適地として、20年には帯広に工場を構え操業を始めた。合併などを経て47年に現在の日本甜菜製糖が帯広に誕生。農林省(当時)への対応強化や本州への事業拠点拡大のため60年に東京に本社を移転したが、2007年には管理部門などを置くビジネスセンターを芽室町に開設した。現在は芽室のほか、士別市、オホーツク管内美幌町に製糖所、育苗資材を製造する十勝管内清水町の紙筒工場など道内に多くの拠点がある。

 寒さに強いビートは、育苗技術の向上で収量が伸びた。十勝などでは1960年代にトラクターの普及で畑作の栽培面積が拡大したことで、ジャガイモや小麦、豆類と組み合わせた輪作体系が確立された。

 120ヘクタールの広大な敷地を持つ芽室製糖所は70年に操業を開始。77年に帯広の工場を閉鎖して機能を統合し生産能力を増強した。

 今季は、芽室製糖所向けに十勝管内の6市町村でビート計1万4千ヘクタールを作付けし約100万トンを生産。「品質、収量とも平年作以上」(同製糖所)となった。

 今季の製糖作業は昨年10月14日に開始。ピーク時には全道から集めた約300台のトラックが畑と製糖所を1日7往復してビートを運搬。12月下旬までにすべてのビートを運び込み、5月上旬まで24時間体制で16万トン超の砂糖を製造する計画だ。

 製糖所に運び込まれたビートは洗浄後、細長く裁断し、約70度の湯に浸して糖分を抽出。その上で、石灰などを加え不純物を取り除いてできた糖液を煮詰めて濃縮する。糖液は遠心分離器にかけて砂糖と糖蜜に分離。砂糖は乾燥、冷却し製品となる。

■原料を無駄なく
 糖蜜からは有効成分としてうま味を高めるアミノ酸のベタインや整腸作用があるとされるオリゴ糖ラフィノースなどを抽出し、製品化。ビートの搾りかすを乾燥させた牛の飼料「ビートパルプ」なども製造し、原料を無駄なく活用する。

 ただ、ビートの作付面積は減少傾向だ。3月上旬の育苗に始まり、10〜11月の収穫まで栽培期間が長く手間がかかるためで、道によると18年の道内の作付面積は約5万7200ヘクタール(見込み)と10年前に比べて1割以上減少した。

 鈴木良幸所長は「生産者の作ったビートを無駄にせず高品質の砂糖を作ることが責務。ビートを作ってもらうことで輪作が守られ、農業が発展していく、その一翼を担っていきたい」と話す。(小森美香)

▽所在地 十勝管内芽室町東芽室基線26
▽所長 鈴木良幸
▽事業内容 グラニュー糖、オリゴ糖、ビートパルプなどの製造
▽従業員 約130人
▽沿革 1970年に芽室製糖工場として操業開始。77年に帯広製糖所の閉鎖に伴い、芽室製糖所に改称、生産能力を従来の1.5倍に増強し1日の加工量が5400トンに。89年に3万トンのグラニュー糖を保管できるシュガーサイロが完成した。1日の加工量はその後も増強し2003年に8500トンとなった。

2107荷主研究者:2019/02/10(日) 00:04:55

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/265538?rct=n_hokkaido
2019年01/10 09:07 北海道新聞
<北海道でつくる>日本甜菜製糖芽室製糖所(下)農家負担減へ直播に協力 社長・恵本 司さん

えもと・つかさ 早稲田大卒。1978年入社。2012年に取締役に就任し美幌製糖所長。16年、常務取締役札幌支社長、18年6月から現職。徳島県出身。65歳。

 1日に8500トンのビートを加工する国内最大のてん菜糖工場の芽室製糖所(十勝管内芽室町)をはじめ、道内3カ所で砂糖を製造する日本甜菜製糖(東京)は、原料のビートが道内畑作の輪作体系を支え、道内農業の発展に貢献してきた。昨年12月30日には環太平洋連携協定(TPP11)が発効し、砂糖価格の低下なども懸念される。恵本司社長に今後の展望を聞いた。(聞き手・小森美香)

 ――今年は創業100年を迎えます。
 「第1次世界大戦でヨーロッパの砂糖価格が暴騰したことを背景に1919年に前身の北海道製糖が誕生し、6月で100年になります。今の社名になったのは戦後です。苗を育てるペーパーポット(紙筒)の開発などで収量増に取り組んだ結果、原料のビートは道内農業の輪作体系で重要な作物になりました。北海道の農業を支えることは日本の食の安心安全を支えることであり、わが社は社会的責任を担っています」

 ――道内の作付面積は10年前と比べて、1割以上減少しています。
 「生産者の高齢化や少子化などによる労働力不足で、農家1人当たりの負担が増えると、栽培期間が長く、手間がかかるビートは敬遠されます。より負担が少ない作物に変えてしまわないよう、ビートが選ばれるための取り組みに注力しています」

 ――具体的には。
 「芽室と士別市の製糖所向けのビートは3月上旬からハウスで育苗をせずに、4月中旬から畑に直接種をまく直播(ちょくはん)が増えています。収量は減少しますが、生育期間が短くなり、コストも削減できるためのようです。直播では土壌づくりや施肥、種をまく位置などの技術の向上に取り組んでいます。オホーツク管内美幌町の製糖所向けのビートをつくる地域は春が遅く直播が難しいので、農協や自治体と協力し、6列のビートを一度に収穫できる機械の導入など、大型機械での効率化に挑戦しています」

 ――製糖以外の事業にも力を入れていますね。
 「ビートでの製糖業は、海外の砂糖価格やビートの生産状況により変動し、不安定な部分があります。製糖業を下支えするため、食品、飼料、農業資材、不動産事業を行っています。不動産では、帯広市稲田地区の帯広製糖所跡地の複合商業施設のほか、東京都内でも医療ビルを開業するなど遊休地を活用して収益を上げています。食品では国内で唯一、ドライイーストを製造。飼料事業では帯広畜産大と子牛の免疫力を高めるサプリメントを共同開発しました。農業資材ではペーパーポットの海外での引き合いが強まっており、有機農法向けのものを開発中。オンリーワンの商品展開を重視しています」

 ――砂糖の消費は減っており、TPP11の影響も懸念されます。
 「TPP11では加糖調製品の輸入が増え、国産砂糖の消費が減る可能性もあります。消費拡大に向け、糖分の必要性などの情報を発信していきます」

2108荷主研究者:2019/02/11(月) 11:11:17

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40036400V10C19A1L71000/
2019/1/15 22:00 日本経済新聞 電子版 南関東・静岡
キッコーマン食品野田工場、健康志向型で市場開拓
(創る ちばの戦略拠点)

2109荷主研究者:2019/02/11(月) 11:11:33

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00502576?isReadConfirmed=true
2019/1/16 05:00 日刊工業新聞
アサヒ飲料、群馬工場で乳性飲料増産

「カルピスウォーター」製造ライン

 アサヒ飲料は群馬工場(群馬県館林市)の乳性飲料の生産を増強する。アセプティックPETライン(無菌充填する設備)を増設するほか、「カルピス」の乳発酵設備を更新する。投資額は約90億円で、製造能力は従来の1・3倍の年間約3900万ケースになる。

 乳発酵設備はタンクや配管、製造管理システムを更新し、24時間自動製造を可能にする。すでに着工しており、19年6月に稼働を予定する。投資額は約40億円。

 アセプティックPETラインは従来の3ラインから4ラインに増やす。調合設備、PETボトル内製設備、無菌充填設備などを導入。新ラインでは主に「カルピスウォーター」を中心に乳性飲料を製造する。投資額は約50億円。

(2019/1/16 05:00)

2110荷主研究者:2019/02/19(火) 22:54:16

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00503425?isReadConfirmed=true
2019/1/23 05:00 日刊工業新聞
キンキサイン、茶系ペット飲料増産 60億円投じ新棟建設

新設する「3号ライン」

 【姫路】キンキサイン(兵庫県姫路市、山口?廣〈もとひろ〉社長、079・280・3185)は、茶系ペットボトル飲料を増産する。本社第二工場(同神河町)に約60億円かけて新棟を建設、3月に稼働する。省人化設備を導入して製造現場の作業効率を高め、OEM(相手先ブランド)供給する大手飲料メーカーの増産要請に応えていく。

 敷地面積約6万平方メートルの本社第二工場に、延べ床面積約7300平方メートルの新棟「3号ライン」を建設する。同工場の製造スペースは現在比1・4倍の約1万1500平方メートルに広がる。第二工場全体の年間製造能力は現在比1・3倍の2200万ケースになる見込み。

 6月にフル稼働予定の3号ラインは、容量350ミリリットル―2リットルの緑茶や麦茶といった茶系飲料を製造する。同525ミリリットル入り飲料を1分間あたり900本作れる。工場内は作業者の負担を減らすため、自動で茶葉や添加物を計量・調合できる設備や、ボトルキャップを製造ラインに並べるロボットを導入する。

 キンキサインは清涼飲料水の製造会社で、2017年12月期の売上高は約234億円。うち9割が大手飲料メーカーへのOEM向けで、本社第二工場もOEM製品を手がける。

 富士経済によると茶系飲料の国内市場は伸びており、18年は1兆443億円(17年は1兆373億円)に増えると予想している。

(2019/1/23 05:00)

2111とはずがたり:2019/02/28(木) 20:38:16
エースコック即席麺値上げ スーパーカップなど90品目
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2019022801001976.html
2019/02/28 19:14共同通信

エースコック即席麺値上げ スーパーカップなど90品目

エースコックの即席カップ麺「スーパーカップMAX しょうゆラーメン」

(共同通信)

 エースコック(大阪府吹田市)は28日、即席カップ麺「スーパーカップMAX」シリーズなど約90品目の価格を6月1日の出荷分から引き上げると発表した。値上げ幅は約4?8%で、原材料費や物流費の高騰が理由と説明している。

 代表的な商品では、スーパーカップMAXシリーズの税別の希望小売価格が200円から210円に、即席袋麺「(袋)ワンタンメン 5食パック」シリーズは525円から555円になる。エースコックが即席袋麺や即席カップ麺を値上げするのは、2015年1月以来。

 即席麺は、日清食品や東洋水産、サンヨー食品も、物流費高騰などを理由に相次ぎ値上げを発表している。

2112とはずがたり:2019/03/03(日) 16:09:22

エースコック即席麺値上げ スーパーカップなど90品目
2019/02/28 19:14共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2019022801001976.html

 エースコック(大阪府吹田市)は28日、即席カップ麺「スーパーカップMAX」シリーズなど約90品目の価格を6月1日の出荷分から引き上げると発表した。値上げ幅は約4?8%で、原材料費や物流費の高騰が理由と説明している。

 代表的な商品では、スーパーカップMAXシリーズの税別の希望小売価格が200円から210円に、即席袋麺「(袋)ワンタンメン 5食パック」シリーズは525円から555円になる。エースコックが即席袋麺や即席カップ麺を値上げするのは、2015年1月以来。

 即席麺は、日清食品や東洋水産、サンヨー食品も、物流費高騰などを理由に相次ぎ値上げを発表している。

2113荷主研究者:2019/03/03(日) 22:14:21

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/271974?rct=n_economy
2019年01/31 05:00 北海道新聞
飼料製造新会社 設立契約を締結 全農子会社と雪印種苗

新会社設立の契約を締結したホクレンくみあい飼料の北里清和社長(左)と雪印種苗の高山光男社長

 JA全農の子会社、ホクレンくみあい飼料(札幌)と雪印メグミルクの子会社、雪印種苗(同)は30日、牛用の配合飼料を製造する新会社を共同で設立する契約の締結式を東京都内で行った。苫小牧市にあるホクレンくみあい飼料の工場敷地内に工場を新設し、2021年12月に稼働させる。

 新会社名は「ホクレンくみあい・雪印飼料」(苫小牧)で、4月1日に設立する。苫小牧市内に現在ある両社の工場の機能を新工場に集約し、コスト削減や品質向上を目指す。輸入トウモロコシなどを原料に配合飼料を年28万トン生産し、道北や道央、道南の酪農家や畜産農家に供給する。

 締結式では、ホクレンくみあい飼料の北里清和社長と雪印種苗の高山光男社長が契約書に調印。北里社長は「両社が合わさることで効率的に事業を運営できる」、高山社長は「よりいい飼料をコストパフォーマンスよく提供したい」と記者団に述べた。(長谷川裕紀)

2114とはずがたり:2019/03/06(水) 13:34:34
『まんぷく』安藤百福の即席麺「発明は嘘」と異論噴出
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190305-00010007-flash-peo&amp;p=1
3/5(火) 16:05配信

…安藤氏の自伝『魔法のラーメン発明物語』(日本経済新聞出版社)などによると、安藤氏は1957年、経営していた信用組合の破綻で無一文になった。そこで自宅に研究小屋を建て、即席麺の開発に打ち込む。

 苦心するなか、妻が天ぷらを揚げる姿にインスピレーションを受け、油で揚げる「瞬間油熱乾燥法」にたどりついた。これが安藤氏の言う「発明」だ。

 だが、これに疑問を呈するのは、日本と台湾の関わりについて長年取材している、ジャーナリストの野嶋剛氏だ。

『まんぷく』ではふれられていないが、安藤氏が生まれ育ったのは、日本統治下の台湾である。前出の自伝にも、当時の思い出が書かれている。

「安藤氏は、20歳前後までを台湾で過ごしています。じつは台湾南部には、戦前から揚げ麺を食べる文化があった。いちばんチキンラーメンに味が似ているのは、台湾南部で食べられている意麺(イーメン)。

 さらに、1946年に創業した『清記氷果店』は、極細の麺を揚げ、スープに鶏のダシを使う鶏糸麺(ケーシーメン)の本家といわれました」(野嶋氏)

 安藤氏は1958年に、油で麺を揚げたチキンラーメンを日本で商品化する。だがそれ以前から、故郷・台湾の人は麺を揚げ、チキンのスープで食べていたのだ。鶏糸麺は台湾全土で人気となった。

「戦後の食糧難だった日本にも輸入されました。これは、多くの在日華僑が証言しています。1950年代の日本で、台湾出身者が複数、即席麺を売り出したのは、偶然ではないのです」(同前)

 その1人が、張國文氏だ。1917年に台湾で生まれ、歯科技工士として日本に渡った張氏は、戦後、大阪・阿倍野で中華料理店を経営しながら、即席麺「長寿麺」を作り上げた。張氏の会社である「東明商行」が「長寿麺」を発売したのは1958年の春のこと。

 日清食品の社史『食足世平』によると、同社(当時はサンシー殖産)が「チキンラーメン」を発売したのは、同じ1958年の8月だ。チキンラーメンに先駆けて商品化された「長寿麺」とはどのようなものだったのか。

 張氏の次男で、いまは不動産会社となった「東明」の代表を務める、清川信治氏(73)が証言する。…

 1945年生まれの清川氏が小学生のころ、父が蓋をしたラーメンの丼を持ってきて、「5分待ちや」と誇らしげに語った記憶がある。のちに改良され、3分で食べられるようになった即席麺、それが長寿麺だった。

「初めて食べた即席麺。『おいしいもんやな。こんなものあるんや』と思ったわ。…

「長寿麺」は、1950年代に始まった、初期の南極観測隊でも採用されている。…1959年秋発売の雑誌『アサヒグラフ臨増』には、「ヒマラヤ遠征隊 南極越冬隊御採用」と書かれた「長寿麺」の広告が掲載されている。

 張氏は、1958年12月に「味付乾麺の製法」で特許を出願。安藤氏側は1959年1月になって「即席ラーメンの製造法」で特許を出願している。

 だが、張氏の特許が認められる直前の1961年8月16日、日清食品は、張氏が出願中の特許申請を2300万円(現在の貨幣価値で3億円ほど)という高額で買い取った。…

 だからこそ、安藤さんは、自分で作ったなんて言わんほうがいいですよ。台湾に鶏糸麺というものがあったし、親父もそこからヒントをもらったと思う。NHKのドラマでみんなが、即席麺を安藤さんの発明と信じてしまうのは、悲しいわな」(同前)

 清川氏の証言について、日清食品ホールディングス広報部に聞いた。

「弊社の創業者である安藤百福が、インスタントラーメンの発明者であることに間違いはありません。安藤が発明した『即席ラーメンの製造法』に特許が認められた事実で証明されています。

『長寿麺』にかかわる『味付乾麺の製法』が、特許権の登録を受けたことは事実ですが、安藤の『即席ラーメンの製造法』と登録日が同一であることからも明らかなように、安藤の発明した製法とはまったくの別物です」

 安藤氏は市場環境を整備するために権利を買い取ったが、「長寿麺」に関わる「味付乾麺の製法」では、「チキンラーメン」のような即席麺は作れない。台湾の「鶏糸麺」についても同様、というのが同社の主張だった。

2115荷主研究者:2019/03/31(日) 20:18:00

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190228_12030.html
2019年02月28日木曜日 河北新報
<ニッカ>宮城峡蒸留所に貯蔵庫増設へ 原酒不足に対応

 ニッカウヰスキー(東京)は27日、宮城峡蒸留所(仙台市)の敷地内に、ウイスキーの原酒を熟成させる貯蔵庫を新設すると発表した。2021年までに、同蒸留所の貯蔵能力を約40%引き上げる。

 ハイボール人気などで消費が増え、深刻化する原酒不足に対応する。投資額は未定。建設地の選定や貯蔵庫の能力を検討している。

 同社の主力ブランド「ブラックニッカ」は18年、過去最高を更新する372万ケースを販売。業務用のビール用たるに詰めた「たる詰めハイボール」の販売も、前年比24%と大幅に伸びている。

 同社は16年、大麦麦芽から造るモルトウイスキー生産ライン2系列のうち、20年以上にわたって止めていた1系列を復活させた。19年は全社でモルト、トウモロコシを主原料にするグレーンともに15年比で80%の増産をする。

2116荷主研究者:2019/04/14(日) 21:54:10

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42798250S9A320C1L60000/
2019/3/22 22:00 日本経済新聞 北関東・信越
ポッカサッポロ、群馬・伊勢崎の第二工場稼働

2117荷主研究者:2019/04/21(日) 22:56:17

https://www.sakigake.jp/news/article/20190326AK0010/
2019年3月26日 10時20分 秋田魁新報
秋田の酒、県外への出荷量が突出 政策投資銀、東北6県比較

http://tohazugatali.web.fc2.com/food/20190326akita01.JPG

 秋田県産の清酒は、県内で消費される量の2倍以上が製造され、県外への出荷数量が東北の中で飛び抜けて多い―。日本政策投資銀行東北支店が東北6県の清酒の製成量と消費量を比べたところ、こんな状況が浮かび上がった。同支店は「清酒の消費量が全国的に減少する中で注目すべき数値。県外や海外にさらに売り込む余地があり、地域を活性化させる産業として期待できる」としている。

 国税庁の2016年度の統計によると、東北各県の清酒の製成数量は、本県が1万6447キロリットルと最も多く、福島1万1801キロリットル、山形8030キロリットルと続く。一方、県内での販売数量は福島が1万2510キロリットル、宮城1万1815キロリットルで、本県は7805キロリットルと3番目だった。

 同支店は先月公表したリポート「日本酒を核とした地域の賑(にぎ)わい創出に向けて」の中で、製成数量から県内消費分の販売数量を差し引いて県外への「移出可能数量」を試算。これが実質的な県外出荷量を反映しているものと見込んだ。それによると、本県の移出可能数量は8642キロリットルと東北の中で突出しており、2位となった山形の677キロリットルを大きく引き離した。他の4県はいずれも製成数量よりも消費量の方が多かった。

 移出可能数量の多さは、人口減が進む本県の蔵元が、県外市場に活路を見いだそうとしている実態を反映している。「北秋田」醸造元の北鹿(大館市)は、主力の大吟醸酒を中心に約7割を県外へ出荷している。県内向けの出荷量を維持することが難しくなっているが、県外への出荷量は増加傾向にあるという。

 岩谷正人社長(59)は「近年は全国的にもお酒離れが顕著だが、吟醸酒や純米酒などの特定名称酒は人気が高い」と話す。首都圏を中心に全国チェーンのコンビニなどで扱われているが、「最近は、どこで買えるかという県外からの問い合わせが増えている」と話した。

 「春霞」の銘柄で知られる栗林酒造店(美郷町)は、約6割を県外に出荷。地元の町内へは普通酒の出荷が多いが、それ以外は特定名称酒の出荷が多いという。

 栗林直章社長(50)は、県内5蔵元の経営者でつくる「NEXT5(ネクストファイブ)」の一員。これまで清酒について共同で情報発信したり、県内外で利き酒イベントを開いたりして販路拡大を図ってきた。「全国で勝負するために酒の品質を磨くとともに、地元の酒米を使うなど蔵の個性も打ち出していきたい」と語る。

 日本政策投資銀行東北支店は、県産清酒の魅力を発信する方法として「発酵ツーリズムなどを通じて郷土食などの地域資源も合わせてPRすることが効果的」としている。

2118荷主研究者:2019/04/30(火) 15:10:31

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44139860U9A420C1X12000/
2019/4/24 17:02 日本経済新聞
キリンHD、乳酸菌の生産拠点を新設 埼玉に20億円で

2119荷主研究者:2019/04/30(火) 15:33:25

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43921880Y9A410C1LA0000/
2019/4/28 7:00 日本経済新聞 中国・四国
伯方塩業、生産能力4割増 大三島工場を増設

2120とはずがたり:2019/05/24(金) 23:06:17
パン業界激震 「イーストフード・乳化剤不使用」表示の是非
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%83%91%E3%83%B3%E6%A5%AD%E7%95%8C%E6%BF%80%E9%9C%87-%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E4%B9%B3%E5%8C%96%E5%89%A4%E4%B8%8D%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%80%8D%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%AE%E6%98%AF%E9%9D%9E/ar-AABKYUA?ocid=st
2019/05/23 07:00

2121荷主研究者:2019/07/10(水) 21:11:35

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46063240T10C19A6L41000/
2019/6/13 19:42 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
釧路港、飼料受け入れ設備の増強相次ぐ

2122荷主研究者:2019/07/10(水) 22:23:03

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46195470X10C19A6MM8000/
2019/6/17 18:00 日本経済新聞 電子版
サッポロとサントリー、軽量缶で協力 コスト減狙う

2123チバQ:2019/07/18(木) 13:26:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000074-kyodonews-bus_all
森永乳業、製菓との統合再検討へ 破談から2年、ファンドが要求
7/16(火) 14:52配信 共同通信
森永乳業、製菓との統合再検討へ 破談から2年、ファンドが要求
森永乳業と森永製菓の本社が入る森永プラザビル=東京都港区
 森永乳業が「兄弟会社」に当たる森永製菓との経営統合を視野に、外部有識者からなる諮問委員会の導入を検討していることが16日、分かった。2年前の2017年3月に破談になった統合について、シンガポールを本拠に「物言う株主」として活動する新興投資ファンドが外部委を通じて再検討するよう要求した。森永乳業側の判断次第では、因縁の統合が実現に向けて動きだす可能性がある。

 17年当時は合理化策やトップ人事を巡り意見が相違し、合意目前で白紙撤回して単独路線を継続した。両社とも業績はおおむね堅調だが、主要市場の国内は人口減で先細りが不可避だ。

2124荷主研究者:2019/07/28(日) 12:03:06

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47143190Z00C19A7L71000/
2019/7/9 17:57 日本経済新聞 電子版 南関東・静岡
ヒゲタ醤油銚子工場(千葉県銚子市) 関東最古の醸造元
創る

2125とはずがたり:2019/08/06(火) 22:20:58

「タラタラしてんじゃね〜よ」製造元がうれしい悲鳴 渋野日向子の好物
https://www.sankei.com/economy/news/190805/ecn1908050014-n1.html
2019.8.5 12:51経済産業・ビジネス

 AIG全英女子オープンを制した渋野日向子選手がプレーの合間に食べていた駄菓子「タラタラしてんじゃねーよ」の製造元「よっちゃん食品工業」(山梨県中央市)に5日、マスコミからの取材が殺到。同社は対応できないとして、ホームページにコメントを発表した。

 コメントは「渋野プロも弊社商品のユーザー様であったということは大変うれしく思っております」と喜んだ上で「夏休みの繁忙期を迎えて、社員一同フル稼働の状態でございますので、現状マスコミ各社様のご対応・お問い合わせへの満足な対応が困難な状況」としている。そのホームページもつながりにくい状況が続いている。

 よっちゃん食品は「よっちゃんイカ」と呼ばれる駄菓子「カットよっちゃん」で全国的に知られている。「タラタラしてんじゃねーよ」はスケソウダラのすり身に辛い味付けをした商品で、酒のつまみとしても好まれている。5日、山梨県内のコンビニエンスストアでは品薄状態となっている。

 駄菓子が好きな渋野選手は、ほかにも上田昆布(広島市西区)のおやつ昆布「とろべ〜」をプレーの合間に食べる姿が目撃されている。

2126とはずがたり:2019/08/20(火) 23:43:25
ルマンド13本入りが12本に ブルボン5商品で内容量減
毎日新聞2019年8月20日 16時40分(最終更新 8月20日 16時40分)
https://mainichi.jp/articles/20190820/k00/00m/040/240000c

2127荷主研究者:2019/08/24(土) 22:49:45

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47619730S9A720C1000000/
2019/7/23 4:30 日本経済新聞 電子版
森永乳業、遠ざかる世界のライバルの背中
証券部 岩本圭剛

2128荷主研究者:2019/08/24(土) 23:17:31

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190731_52059.html
2019年07月31日水曜日 河北新報
米沢・三桃食品東北工場が民事再生廃止、破産手続きへ 負債額は約11.5億円

 中華総菜製造の三桃食品東北工場(山形県米沢市)は30日までに、山形地裁米沢支部から民事再生手続きの廃止決定を受けた。決定は17日付。帝国データバンク山形支店によると、有効な再生計画を策定できなかったという。負債額は約11億5000万円。今後、破産手続きに移行する。

 東北工場は1972年、三桃食品(静岡県焼津市、2015年倒産)の協力工場として創業。ギョーザやシューマイなどチルド食品を製造し、06年には約16億円の売り上げがあった。近年は受注単価の低下から経営が悪化。15年以降は債務超過が続き、今年2月に民事再生法の適用を申請していた。

2129とはずがたり:2019/08/27(火) 22:01:37

スーパーにあふれる「発がん性」有害物質 EU指標をオーバーした商品の実名
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190824-00577561-shincho-life&amp;p=1
8/24(土) 8:02配信 デイリー新潮
とりわけポテトチップスは気を付けたいお菓子

2130とはずがたり:2019/09/08(日) 22:35:10

マーガリンのトランス脂肪酸対策だけが、なぜ目立つ?
https://www.asahi.com/articles/SDI201803024252.html
大村美香 2018年3月3日06時00分



…なぜ今、改めてトランス脂肪酸低減をPRするのか。各社は米国での規制強化の余波を警戒してのことだと言います。

 今年6月以降米国では、部分水素添加油脂をGRAS(以前から食品に使われて安全とされる食品の区分)から外し、食品に使用する場合は米国食品医薬品局(FDA)の承認が新たに必要になります。明治によると、マーガリンはトランス脂肪酸を含む代表的食品としてあげられ、この問題が取りざたされるたびに消費が低迷、この5年で市場規模は100億円以上小さくなったといいます。雪印メグミルクも米国の規制強化方針が発表された2015年以降「トランス脂肪酸へのネガティブイメージが広がった」と。

 今年、米国の動きが話題になれば再び、「お客様に不安な気持ちが生まれると考えられる」(明治)。ならば積極的に、自社の取り組みを説明して知ってもらおう。打って出る道を選んだわけです。サイトや広告での情報発信にも力を入れるといいます(※2)。この方針、「かえってやぶ蛇になりはしないか」という業界関係者もいますが・・・。

写真・図版
包装のデザインを変更、「マーガリン類と健康に関するギモンはこちらから」と入れた雪印メグミルクの「ネオソフト」

 以前から食品メーカーは、自主的に食品のトランス脂肪酸削減に取り組んでいました。例えば、今回特にメッセージを出していないJオイルミルズのマーガリン「ラーマ」でも減らしています。現在、10gあたりのトランス脂肪酸は0.1g。これはリニューアルし、2005年の商品の9分の1にしたという明治の商品「コーンソフト」の含有量と同じ値です。

 「体に悪い成分を減らしたんだから、いい動きだ」。そう感じる方もいらっしゃると思います。ただ個人的には、日本でのトランス脂肪酸の問題は注目され過ぎなのではないかなあ、とモヤモヤを感じてもいるのです。こうした原稿を書いていて言うのも何なのですが。

 脂肪酸の中には、摂り過ぎると動脈硬化を促進し心筋梗塞などを増やす原因となる飽和脂肪酸というものもあります。肉や乳製品の脂質に多く含まれています。摂りすぎを防ぐため、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、成人で総エネルギー摂取量の7%以下と目標量が定められています(※3)。

 2010、11年の国民栄養調査によると30〜49歳の値は、男性で6.6%、女性7.6%。女性は目標量を上回ってしまっています。日本人の場合、心筋梗塞などのリスクを減らすために脂質のとり方を考えるなら、トランス脂肪酸よりも飽和脂肪酸の方をより重視しなくてはならないはず。けれど、社会的にはトランス脂肪酸ほどの注目は集めていないように思います。なお、食事摂取基準ではトランス脂肪酸にも触れていますが、特に基準は示していません。

 ちなみにトランス脂肪酸を避けるにしても、食卓のマーガリンだけを気にするのは、的を射ていないようです。食事調査による日本人のトランス脂肪酸の摂取源をみると、マーガリンよりも、菓子類、パン類、油脂類の方が大きな割合を占めています(※4)。

 花壇の草取りをしていて、目の前の土から芽を出した小さな草を一生懸命抜いているのだけれど、その脇にある伸びた雑草に気がつかない……今の状況に、そんな連想が浮かんできます。

2131荷主研究者:2019/09/15(日) 20:41:14

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=558162&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2019/8/1 中国新聞
【新地場企業群像】水溶性食物繊維で再起 林原(岡山市北区)

「Lプラザ 岡山ラボ」で試作に取り組む桑原さん(左端)と神部長(左から2人目)

 「新生林原」になって7年半がたつ。2011年の経営破綻後、化学品専門商社の長瀬産業(大阪市)の子会社となった老舗のバイオ関連企業。水あめ製造から出発し、脈々と受け継がれてきた酵素の技術は今も健在だ。トレハロースやプルランに代表される糖質を主に提供している。

 新体制になってから販売を始めたのが「ファイバリクサ」。水に溶ける食物繊維でクッキーや生チョコ、飲料、パン、麺、パック米飯、和洋菓子などさまざまな食品に使われている。

 主成分のイソマルトデキストリンを開発した。土中で採れる二つの酵素を原料のでんぷんに反応させる。酵素を得るのに必要な微生物を03年に発見。製造にも成功したが、商品化に至らないまま11年に会社更生法の適用を申請し、研究が頓挫した。事態が収束してから新生林原をアピールする商品として売り出した。

 食品素材統括部の神永大部長(50)は「ファイバリクサは無色無味で血糖値抑制や整腸の作用がある。何よりも少量で効果が大きい」と解説する。

 用途開発などを手掛ける「Lプラザ岡山ラボ」(岡山市中区)の試作室では、社員十数人が菓子メーカーなど取引先に提案するレシピの作成に励む。アプリケーション開発課の桑原理栄さん(39)は「レシピを作るのに1カ月から半年はかかる」と話す。低糖質のあんこなど最新の顧客ニーズを踏まえ、ファイバリクサの配合を工夫している。これまで約70種類のレシピを作った。

 Lプラザは取引先の商品の相談や問題解決にも取り組む。「営業サポートの拠点となっている」と神部長。営業の最前線が研究開発力を支える。(中島大)

 ≪会社概要≫本社は岡山市北区下石井。1883年創業。4研究・開発拠点と5工場がある。東京と大阪に支店、他に6営業所を展開する。資本金5億円。2019年3月期の売上高は254億円。従業員数652人。

2132荷主研究者:2019/09/15(日) 20:45:55

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=558472&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2019/8/2 中国新聞
イズミ子会社、総菜新工場を広島で着工 4工場体制へ

ゆめデリカの新工場の予定地。奥右は深川第1工場

 地場流通大手イズミ(広島市東区)の総菜製造子会社ゆめデリカ(西区)は1日、安佐北区上深川町で深川第2工場(仮称)の建設を始めた。2020年6月の稼働を目指す。グループの今後の成長には総菜の強化が必要とみて、隣接する第1工場も増強する。投資額は計56億円。

 第2工場は鉄骨3階建て延べ約8210平方メートル。同社の工場で最大の規模となる。食品衛生管理の国際基準HACCP(ハサップ)に対応した設備を入れ、米飯やサラダ、和菓子を作る。丼用の白飯など蒸気炊飯の生産量は1日当たり8トン。第1工場の炊飯を集約し生産能力を倍増させる。従業員は約150人。

 完成後は商工センター工場(西区)にある本社機能を移す。同社の総菜工場は九州八女工場(福岡県)を含め4カ所となる。

 鉄骨2階建て延べ約3920平方メートルの第1工場も約2040平方メートル増築する。21年3月に稼働し、煮物や麺、豆腐、たれ・スープを製造する。約130人の従業員は約20人増やす。

 コンビニやドラッグストアを含め、食品小売りの競争は激しくなっている。中期経営計画で掲げる22年度のグループ売上高9千億円の達成に向け、総菜の生産能力と品質の向上が欠かせないと判断した。

 1日に新工場の予定地で起工式があった。イズミの山西泰明社長は記者会見で「総菜は成長戦略の中で一番のポイント。態勢を整え、大きな効果を出していきたい」と意気込んだ。(秋吉正哉)

2133荷主研究者:2019/09/15(日) 21:05:41

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=558818&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2019/8/3 中国新聞
無糖の炭酸水、チチヤスが発売 乳酸菌を配合

チチヤスの「無糖炭酸水乳酸菌入り」

 乳製品製造のチチヤス(廿日市市)は、乳酸菌を配合した無糖の炭酸水「無糖炭酸水乳酸菌入り」を発売した。甘味のない炭酸水の人気が高まっているとみて、従来のヨーグルトや乳酸菌飲料の枠にとらわれない客層の獲得を図る。

 国の水の郷百選に認定されている福岡県朝倉市の天然水に、チチヤス独自の乳酸菌を配合した。カロリーと糖質はゼロで、香料も使っていない。「お酒やジュースを割る飲み方もお勧め」という。500ミリリットル入りで120円。全国のスーパーなどで販売している。

2134とはずがたり:2019/09/19(木) 20:33:15
1年前の記事。その後どうなった?

2018.11.29
「市場は爆発寸前」 日本酒輸出額は8年連続過去最高を更新
https://startuptimes.jp/2018/11/29/109374/

2135荷主研究者:2019/09/29(日) 19:59:17

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49888260X10C19A9L41000/
2019/9/17 17:17 日本経済新聞 北海道・東北
マルサ笹谷商店、釧路に飼料新工場 27億円投じ能力倍増

2136荷主研究者:2019/09/29(日) 20:07:07
>>2053
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190918_12001.html
2019年09月18日水曜日 河北新報
名取のビール工場内でスープ工場稼働 ポッカサッポロ

カップ入りスープ型の起動ボタンを押す岩田社長(左)

 ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市)は17日、宮城県名取市のサッポロビール仙台工場内に新設したカップ入りスープ工場の竣工(しゅんこう)式を開いた。単身世帯増加や食事の簡便化に伴う需要増に対応し、年間160万ケース(1ケース24個入り換算)を製造する。

 新工場はビール工場内の遊休スペースを活用し、同社にとって東北初の食品製造拠点となる。ビール工場との「ハイブリッド」をうたい、水、電気、蒸気や倉庫、物流システムを共有する。

 竣工式では関係者約50人を前に、岩田義浩社長がカップ入りスープ型の起動ボタンを押すと、包装された製品がベルトコンベヤーに乗って流れ始めた。

 新工場稼働で、市場シェア約20%を誇る同社のカップ入りスープの生産能力は1.5倍に伸びる。岩田社長は「仙台の造粒設備で生産する粉末スープのもとは名古屋、群馬など他工場にも送られる。食品事業の重要拠点として東北での存在感を高めたい。3年で3割の売り上げアップを目指す」と話した。

2137荷主研究者:2019/09/29(日) 20:16:46

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190919_12005.html
2019年09月19日木曜日 河北新報
ゼライスが海外展開を加速 コラーゲン需要追い風、米進出へ工場を増強

海外展開を加速させるゼライスの本社工場=多賀城市

 ゼラチン製造のゼライス(宮城県多賀城市)が海外展開を加速させている。米国市場への本格進出を目指し、10月に同国で開かれる世界最大規模の食品展示会に参加して、日本で発売した新商品を売り込む。設備面ではゼラチンとコラーゲンの世界的な需要増に対応し、来年末までに台湾とオランダにある自社工場の生産能力をそれぞれ倍増させる。グループ売上高は昨年の約110億円から200億円への拡大を視野に入れる。

 米国の展示会でPRするのは、高齢者らの膝関節の違和感を軽減する機能を持つ栄養補助食品(サプリメント)「ひざ年齢」。6月に日本で発売し、科学的根拠に基づく機能性表示食品として国に届け出た。コラーゲンを分子レベルで細分化した「コラーゲントリペプチド」(CTP)を含み、関節軟骨などの組織に効率的に吸収されることでコラーゲンやヒアルロン酸の生産を促進する。

 ゼライスは健康志向が高まる米国での注目度は高いと判断。協業できる現地の健康食品関連メーカーを探し、付加価値の高いCTPの拡販につなげる。米国を足掛かりにカナダ、メキシコへの展開も検討する。

韓国でも好調

 美容への関心が高い韓国では、健康食品などを手掛けるニュートリー社(韓国)がゼライスのCTPを使った商品「エバー・コラーゲン」を製造・販売している。韓国版の特定保健用食品(特保)の認定を受け、保湿性や紫外線による肌へのダメージに改善効果があるという。

 同商品はコラーゲン商品として韓国で売り上げトップ。今年の売上高は前年同期比で3倍に伸びている。ゼライスは韓国向けCTPの需要増を受けて昨年、台湾工場で1ラインの増設工事に着手。来春をめどに稼働し、年間生産量を2000トンに倍増させる。

生産 世界規模

 一方、ゼラチン製造を担うオランダ工場は、2017年に増設に着手した。欧州は菓子などに使われる食用ゼラチンの消費が旺盛。年間生産を約5000トンから段階的に引き上げ、来年末に1万トンにする計画だ。

 来年末にはコラーゲンとゼラチンの生産量が計約2万トンを超え、世界有数の規模となる。稲井謙一社長は「売り上げの7割弱を海外が占めている。東北のグローバル企業として、ゼライスという名前を日本だけでなく世界のブランドにする」と意気込む。

2138とはずがたり:2019/10/06(日) 21:59:08
「ゲノム編集食品」10月から解禁!肉厚マダイ、アレルギーない卵・・・安全性は大丈夫なの?
2019/9/25 15:44
https://www.j-cast.com/tv/2019/09/25368414.html?p=all

この10月1日(2019年)から「ゲノム編集食品」の販売が解禁される。ゲノム編集食品とは、遺伝情報を編集することによって、食材の生物に新しい性質を与えた食品で、たとえば近畿大学が生産する「マッスルダイ」は、普通のマダイよりも筋肉量が1.2倍多く肉厚だ。ほかにも、血圧を下げる成分を多く含むトマト、アレルギー物質が少ないタマゴなど、さまざまな種類の食品で研究が相次いでいる。

九州大学大学院・唐津水産研究センターでは、ゲノム編集の技術を使ったサバを開発している。サバは攻撃性が強く、水槽の中で稚魚同士が共食いして養殖は難しい。だが、ゲノム編集で攻撃性を抑えることができる。大賀浩史助教は「水産の未来を広げるかもしれない。革命です」と期待する。アメリカでは日本以上に開発が進み、ビタミンの多いベリーなど、50種類ものゲノム編集食品を開発中の企業もある。

国の安全性審査の対象外
ゲノム編集食品と遺伝子組み換え食品はどこが違うのか。遺伝子組み換えで害虫に強いトウモロコシを作るには、バクテリアの遺伝子を『入れる』。ゲノム編集食品は、攻撃性を抑えたサバならば、サバが本来持っている遺伝子の一部を『切る』。

販売ルールも大きく違う。遺伝子組み換え食品は国の安全性審査を受けることが義務付けられているが、ゲノム編集食品は必要ない。遺伝子を『切る』というのは、従来の品種改良と変わらないからだ。梨の「ゴールド二十世紀」は遺伝子を切ることで突然変異を促し、誕生したものだ。

とはいえ、リスクもある。「オフターゲット」といわれるもので、遺伝子を切るための『ハサミ』が、別の遺伝子を切ってしまう。ジャガイモは日光が当たると毒を生成し緑色に変色するが、ゲノム編集で変色しなくすると、毒に気がつかず食べてしまうことになるかもしれない。

アメリカもゲノム編集食品の審査は必要ないとしているが、EUは遺伝子組み換え食品と同じ規則を適用し、裁判所の判断が必要としている。日本消費者連盟の纐纈美千世事務局長も不安が残ると言う。

「ゲノム編集食品の販売には反対です。欧州のように規制すべきでしょう。ゲノム編集は新しい技術で、わからないことがまだたくさんあります。食経験のないものを食べることになるのだから、子や孫の世代にも影響する問題です」

「認証マーク」で消費者に分かる表示できないか
アメリカでは「Non-GMOプロジェクト」などがゲノム編集食品に認証マークを付けようとしているが、サプライチェーンをさかのぼって調べなければならないので、時間もコストもかかる。明治大学の中島春紫教授は「ゲノム編集がなされているかいないかを科学的に区別するのは難しいため、表示を義務化しても実効性を担保できません。分析してもわからないので、違反の証拠がなく、摘発できない。企業は、この新しい技術を理解してもらうためにも、表示してメリットを説明することが望ましい」と話す。

纐纈事務局長は「消費者には選ぶ権利があります。食べたくなければ食べない。そのためにも表示は必要です。ゲノムをいじる危険性についてももっと議論は必要だと思う」と訴えた。

*NHKクローズアップ現代+(2019年9月24日放送「解禁!"ゲノム編集食品"〜食卓への影響は?〜」)

文 バルバス
ゲノム編集食品

2139荷主研究者:2019/10/14(月) 12:04:15

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50245860W9A920C1XQH000/
2019/9/26 17:24 日本経済新聞
明治HD、食肉子会社を売却 米久に 菓子・乳業に集中

2140荷主研究者:2019/10/14(月) 12:14:02

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50253110W9A920C1L41000/
2019/9/26 20:00 日本経済新聞 北海道・東北
中部飼料、北海道・釧路に新工場完成

2141荷主研究者:2019/10/14(月) 12:23:18
>>2140
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/349217?rct=n_hokkaido
2019年09/28 05:00 北海道新聞
中部飼料が釧路工場 道東カバー 年24万トン生産

完成した中部飼料の釧路工場(小松巧撮影)

 【釧路】配合飼料製造大手の中部飼料(名古屋)は27日、釧路港西港区で建設していた釧路工場の竣工(しゅんこう)式を行った。11月に本格稼働し、牛、豚、ニワトリ用の飼料を年間24万トン生産する計画。酪農・畜産地帯の道東に拠点を構えることで、販売拡大を目指す。同社の道内生産拠点は苫小牧に次いで2カ所目。

 同社はこれまで、苫小牧市の北海道工場で全道分の飼料を生産・出荷してきたが、災害対策や輸送コスト上昇から、釧路工場の新設を決め、昨年5月に着工した。釧路工場は鉄骨4階建て、延べ床面積4300平方メートル。同社初の取り組みとして人工知能(AI)を活用して効率的な生産スケジュールを組んでコスト削減を図り、釧路、根室、オホーツク各管内に飼料を出荷する。総工費は63億円。

 竣工式には関係者約30人が出席。神事を執り行った後、平野晴信社長が生産機械の起動ボタンを押した。あいさつで平野社長は「道東の畜産発展に寄与していきたい」と力を込めた。(五十地隆造)

2142荷主研究者:2019/11/04(月) 20:22:36

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51044270W9A011C1XQH000/
2019/10/16 19:18 日本経済新聞 中部
森永乳業、愛知のヨーグルト生産子会社を解散へ

2143荷主研究者:2019/11/04(月) 20:23:00

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00534706?isReadConfirmed=true
2019/10/17 05:00 日刊工業新聞
森永乳業、東洋醗酵乳を来年5月末に解散

 森永乳業は16日、グループ会社でヨーグルトを生産する東洋醗酵乳(名古屋市緑区)を2020年5月末に解散すると発表した。中期経営計画で生産拠点再編を進める一環。20年5月中旬に生産を中止し、森永乳業とグループ会社に生産を移管する。

 東洋醗酵乳(資本金3000万円)は森永乳業の100%出資子会社で従業員(契約社員を含む)は44人。主にヨーグルトを生産している。

 解散後の拠点の活用などについては未定としている。

(2019/10/17 05:00)

2144荷主研究者:2019/11/10(日) 22:17:31

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51246930R21C19A0XQH000/
2019/10/21 19:54 日本経済新聞 中部
アサヒ、120億円投じ名古屋で清涼飲料製造

2145荷主研究者:2019/12/01(日) 11:16:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52024040R11C19A1L01000/
2019/11/11 18:55 日本経済新聞 北海道・東北
明治子会社の蔵王食品、2020年に生産終了へ 設備老朽化

2146荷主研究者:2019/12/01(日) 11:19:50

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/363918?rct=n_hokkaido
2019年11/12 16:00 北海道新聞
熟練の技、ビート“山脈” 日甜芽室製糖所

断面が台形状になるように高く積まれたビートの山=芽室町(小型無人機使用、北波智史撮影)

 【芽室】製糖作業が盛んに行われている十勝管内芽室町で、原料のビートがうずたかく積まれた巨大な“山”がいくつも築かれている。12月下旬まで、同管内6市町村の畑約1万4千ヘクタールから、計約103万トンのビートが運び込まれる予定だ。

 日本甜菜製糖芽室製糖所の貯蔵場。山の大きさは高さ4〜5メートル、幅30〜40メートルで、長さは100〜200メートル。各地からトラックで搬入したビートは、ベルトコンベヤー付きの大型機械で上から貯蔵場に落とされて積み重なった後、作業員が均等に整え、凍結などを防ぐシートを掛けて保管する。

 年末のピーク時には50もの山が連なる。同製糖所の秋岡広一副所長は「均等に積まないと一定の温度が保てず品質に影響する。熟練の技が必要だ」と話す。

 製糖作業は来年5月まで続き、約17万トンの製造を見込む。(水野薫)

2147荷主研究者:2019/12/11(水) 23:39:44

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191121_12036.html
2019年11月21日木曜日 河北新報
東北グリコ工場閉鎖 宮城・加美 レトルト部門は存続 20年度

 江崎グリコ(大阪市)は20日、子会社の牛乳・乳製品製造の東北グリコ乳業(宮城県加美町)の工場を2020年度に閉鎖すると発表した。経営効率化や設備の老朽化が理由。閉鎖に伴い同社は、国内の製造子会社15社の統合による新会社に組み込まれる。

 東北グリコ乳業は1977年設立。「グリコ牛乳」や「カフェオーレ」、「プッチンプリン」を製造し、東日本を中心に出荷してきた。19年3月期の売上高は約30億円。

 従業員74人のうち、正社員37人はレトルト食品製造の仙台グリコ(同)をはじめグループの工場などへの配置転換を行う。残るパートや契約社員37人は契約満了後に更新せず、雇用のあっせんを行う。

 東北グリコ乳業の工場の敷地面積は約11ヘクタールで、生産棟などの建屋が3棟ある。所有は江崎グリコで、跡地利用は未定。仙台グリコも新会社に集約されるが、工場は存続するという。

 江崎グリコの担当者は「工場閉鎖は断腸の思い。仙台グリコの工場は残るので、引き続き地域に根差した運営をしていく」と話した。

2148荷主研究者:2019/12/21(土) 00:25:33

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52636370W9A121C1L71000/
2019/11/26 20:08 日本経済新聞 電子版 南関東・静岡
スジャータめいらく千葉工場、少量多品種ニーズに対応
創る ちばの戦略拠点

2149とはずがたり:2020/01/09(木) 23:29:18
うおっ

米国牛乳メーカー・ボーデン社が破産申請 レディーボーデンも食べられなくなっちゃうのか聞いてみた
https://www.excite.co.jp/news/article/Itmedia_nl_20200108126/
ねとらぼ
2020年1月8日 18:18 0

米国牛乳メーカー・ボーデン社が破産申請 レディーボーデンも食べられなくなっちゃうのか聞いてみた
レディーボーデンのアイス。パイントと呼ばれる470ミリリットルの大きめサイズが特徴的です(ロッテ公式サイトより)
 アメリカの老舗牛乳メーカー「Borden Dairy(ボーデン社)」は1月6日、米連邦破産法11章(チャプター11)の適用を申請し、破産宣告をしました。日本では「レディーボーデン」アイスが有名ですが、もう食べられなくなってしまうの……? ロッテに聞いてみました。

 ボーデン社が発表したリリースによると、同社は、事業の継続が不可能な債務超過のため、現在の債務負担を軽減するための財務再編を追求するとのこと。リリースでは、生乳のコスト上昇と牛乳市場の悪化が債務超過の原因だと説明しています。

 ボーデン社といえば、日本ではアイスクリームの「レディーボーデン」が有名。こげ茶色の高級感のあるパッケージで「ちょっといいアイス」というイメージのレディボーデンは、もう食べられなくなってしまうのでしょうか。現在レディボーデンブランドのアイスを販売するロッテに聞いてみました。

 ロッテの広報によると、「アイスクリームブランド『レディーボーデン』は、1994年以来 ロッテが製造販売しており、引き続き日本での販売を継続してまいります」とのこと。レディーボーデンのアイスは、これまでと変わらずに楽しめるようです。
 ボーデン社は、真空で牛乳を濃縮するコンデンスミルクを発明し、「近代乳業の父」と呼ばれたゲイル・ボーデン氏が設立した会社。ボーデンは、世界で初めてガラス瓶入りの牛乳を発売するなど、乳製品のパイオニア的ブランドでした。

2150荷主研究者:2020/01/12(日) 12:39:12
>>387
北日本くみあい飼料は時期不明ながら宮城工場を閉鎖、2008年に山形工場を閉鎖し、この2011年の花巻工場閉鎖により石巻埠頭サイロからホキ車で輸送されたいた内陸工場が全て閉鎖になったわけである。

http://www.e-s-a.co.jp/news20111107.html
ニュースリリース:2011年11月7日
花巻工場閉鎖のお知らせ

 平成23年10月31日をもって、北日本くみあい飼料株式会社 花巻工場を閉鎖いたしました。

 39年間のご愛顧ありがとうございました。

 11月1日からは、八戸工場および石巻工場で製造・出荷を行います。

引き続き、北日本くみあい飼料をよろしくお願い致します。

2151荷主研究者:2020/01/12(日) 16:22:57

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54123360X00C20A1LA0000/
2020/1/7 18:54 日本経済新聞 北海道・東北 中国・四国
マルトモ、宮城のかつお節工場再開 震災で休止

2152荷主研究者:2020/01/26(日) 11:52:39

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54114950X00C20A1L60000/
2020/1/7 15:58 日本経済新聞 電子版 北関東・信越
茨城の横関油脂工業、多様な油製品を製造・販売
(Bizブックマーク)

2153荷主研究者:2020/02/02(日) 23:19:08

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/385424?rct=n_hokkaido
2020年01/22 05:00 北海道新聞
芦別発コンブ飲料「タングロン」 3月製造終了 機械老朽化で廃業

健康飲料「タングロン」

 【芦別】コンブ酵素エキスにリンゴ果汁を加えた健康飲料「タングロン」を製造する日本酵素産業(芦別)は21日、同商品の製造を3月末で終了し、会社も廃業すると明らかにした。製造機械の老朽化などが理由。学校給食などで親しまれた飲料が半世紀の歴史に終止符を打つ。

 タングロンは、コンブの英語「tangle(タングル)」が語源。北大水産学部がコンブエキスの抽出法を開発したことをきっかけに、元炭鉱マンの笠井盈(みつる)さん(故人)が同社を設立し、1969年に製造を始めた。原材料は道産コンブ、青森産リンゴやオリゴ糖、ビタミンC、ビタミンB2など。90ミリリットル入り紙パックで年間約120万本製造し、道内外のスーパーなどで販売している。道内の希望小売価格は1本70円(税抜き)。

残り:105文字/全文:439文字

2154荷主研究者:2020/02/16(日) 12:12:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55002130Z20C20A1LX0000/
2020/1/29 20:00 日本経済新聞 九州・沖縄 鹿児島
九州エキス、鹿児島・大崎町に畜肉エキス調味料の工場

2155荷主研究者:2020/02/16(日) 12:29:55

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=608656&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2020/1/30 中国新聞
岡山工場強化しFDを3割増産 アサヒグループ食品

フリーズドライ食品の製造に使う岡山工場の真空凍結乾燥機

 アサヒグループ食品(東京)は29日、みそ汁などのフリーズドライ(FD)食品を製造する岡山工場(岡山県里庄町)を増強すると明らかにした。2020〜21年に約19億円を投じ、年産能力を約4億2千万食へと3割強増やす。共働き世帯や働く女性の増加で高まる需要に対応する。

 同工場は主力のみそ汁に加え、スープやカレーなどを製造している。真空凍結乾燥機を今夏までに3基増やして19基とし、21年までに包装設備を4ライン加えて14ラインにする。工場を増築した19年から通算すると、21年までの3年間の投資額は約32億円に上る。

 岡山工場はもともとアサヒグループ食品の子会社だった天野実業(福山市)の工場。17年に同社を吸収合併した。アマノフーズブランドでFD食品を販売。お湯を注いですぐに食べられる便利さが受け、FDみそ汁の19年の売上高は過去最高の約139億円と10年間で2・5倍に伸びた。

 この日、東京都内で事業方針を説明した尚山勝男社長は「FD食品の市場は活性化している。商品を磨き、売り場を広げたい」と語った。

2156荷主研究者:2020/02/23(日) 21:17:52

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/390844?rct=n_hokkaido
2020年02/07 05:00 北海道新聞
飼料用トウモロコシ、道産に切り替えて 道農政事務所 全国の酪農家に紹介

 北海道農政事務所は、道産飼料の使用を希望する全国の酪農・畜産家に、道内の濃厚飼料用トウモロコシの生産者を紹介する事業に初めて取り組んでいる。大半を輸入物に頼る濃厚飼料用トウモロコシを道産に切り替えていくことで、安心安全な畜産物の生産や食料自給率の向上につなげたい考えだ。

 提供する濃厚飼料用トウモロコシは、完熟したトウモロコシの粒のみを収穫し、スナック菓子など食用にも利用可能な「子実用トウモロコシ」など3種類。同事務所がトウモロコシを必要とする道内外の農家を募り、使用種類の希望を聞いた上で、飼料を生産する農業法人や生産組合を紹介する。価格や数量は酪農・畜産農家と生産者で協議してもらう。

 国内で使用される飼料用トウモロコシの9割以上は輸入で、遺伝子組み換え(GM)の米国産などが多い。近年、非GM飼料を求める農家から国産飼料の需要が高まっている一方、手間がかからず栽培効率が良い飼料用トウモロコシは道内を中心に国内の作付けが増加。同事務所によると、国内の2018年の作付面積は530ヘクタールでこのうち北海道は470ヘクタールに上る。

 北海道農政事務所の白土郁哉・統括農政業務管理官は「原油価格や為替などで価格が変動する輸入飼料に大半を頼ることは畜産生産体制にとっても不安定。少しでも国産飼料の利用を広げたい」と話す。道産飼料の使用希望の申し込みは2月末まで受け付けている。申し込みは同事務所生産支援課(電)011・330・8807へ。(徳永仁)

2157荷主研究者:2020/03/14(土) 19:46:44

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55836930Z10C20A2916M00/
2020/2/19 20:20 日本経済新聞 中国 岡山
明治、3月に岡山工場を閉鎖 パック入り牛乳など製造

2158荷主研究者:2020/03/14(土) 20:43:43

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56075040W0A220C2QM8000/
2020/2/27 11:30 日本経済新聞 電子版 九州・沖縄
黒糖、過剰在庫深刻に 豊作続くも消費増えず
安値の輸入品が痛手に

2159荷主研究者:2020/03/14(土) 21:11:58

https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202003/CK2020030502000161.html
2020年3月5日 東京新聞
横浜、川崎港 チーズ薫る縁 2港の輸入量 昨年全国6割

http://tohazugatali.web.fc2.com/food/PK2020030502100057_size0.jpg

 国際貿易港のある横浜市と川崎市は、実はチーズと縁が深い。川崎税関支署が発表した資料によると、二〇一九年のチーズ輸入量は、横浜港が全国トップ、川崎港が神戸港に次ぐ三位で、二港とも過去最高に。さらに総務省の家計調査をみると、両市はチーズ購入量でもトップ級だった。

 発表によると、一九年のチーズ輸入量は全国で前年比6%増の約三十万三千トン。横浜港は4%増の約十二万八千トン、川崎港は12%増の約五万六千トンで、二港で全国の六割を占める。輸入額ベースでは、川崎港が神戸港を上回って全国二位になる。

 川崎港は十四カ国からチーズを輸入しており、ニュージーランド、オーストラリア、フランスの順に多い。カマンベール、モッツァレラなどのナチュラルチーズが九割近いという。

 二港のシェアは、なぜ高いのか。支署の高見和宏次長は「県内には、東扇島(川崎区)などチーズの保管に適した冷凍・冷蔵倉庫が多く、チーズの製造工場、加工工場も多いことなどが挙げられる」と語った。

 総務省の家計調査報告によると、両市はチーズの消費も多い。都道府県庁所在市・政令市別で、二人以上の世帯当たりチーズ購入量は、一七〜一九年の平均値で横浜市がトップ、川崎市が二位に。ほかにさいたま市、東京都区部、札幌市に次いで、相模原市も六位に入った。

 農林水産省がまとめた一八年度のチーズの国内消費量は約三十五万三千トン。四年連続で過去最高になった。日欧経済連携協定(EPA)などの発効による関税引き下げを背景に、今後もチーズの輸入増加が見込まれるという。 (石川修巳)

2160とはずがたり:2020/03/15(日) 16:04:57


食の安全 常識・非常識
2020年3月13日
「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18937
松永和紀 (科学ジャーナリスト)

2161とはずがたり:2020/03/15(日) 16:58:35
>>2127
記事に拠ると世界市場でのプレゼンスの低下は著しく,これは森永に限らずオランダの農協系金融機関ラボバンクが2018年に発表した世界の乳業メーカーの売上高ランキング(牛乳・乳製品のみを対象、為替レートは発表当時)に拠ると日本勢で20位以内に入っているのは14位から15位に順位を落とした明治のみとのこと。森永は直近3年で20位以下の圏外だそうな。

とはいえ,(記事では危機感を露わにしてたけど)首位のネスレ(スイス)の売上高は2兆7100億円に対する森永乳業は約5800億円で4〜5倍の開きがあるとなってるけど,同じ程度の会社と合併できれば2倍程度には詰められる(それが森永製菓かどうかは別として。。)
乳業と製菓が合併した明治は営業利益率を上げているそうで,まあこれは一つの指標になり得る。

日本の三大乳業メーカーは後1社は雪印メグミルクだそうな。その辺含めた再編も期待したい所。

https://www.recomtank.com/entry/milk-manifacturer
日本の大手乳業メーカーといえば明治乳業、森永乳業、雪印メグミルク。
乳製品という軸で括れば、ヤクルトを入れて4大乳製品メーカーと言えるかもしれません。
その下にグリコや六甲バター、タカナシ乳業、オハヨー乳業、小岩井乳業などが続きますが、売上や人気、知名度を考えれば、明治がトップ、森永、雪印が二番手を争っている状況です。

2162とはずがたり:2020/04/09(木) 18:50:56
免許ガーとか云う政府や利権まみれの自民党が悪いんだけど日本企業は意志決定のスピード感が遅すぎる

サントリーには頑張って欲しい

サントリーが国内工場で『消毒用アルコール製造』を検討…蒸留酒の製造技術を活用
更新:2020/04/09 18:30
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200409/GE00032492.shtml

2163とはずがたり:2020/04/17(金) 22:38:55

サントリー、消毒用アルコール無償提供へ
2020年4月15日 16:37
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/221465?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=relatedLink

 サントリーホールディングスは15日、4月下旬から消毒用高濃度アルコールを医療機関や高齢者施設向けに無償提供すると発表した。

2164とはずがたり:2020/05/15(金) 20:34:19
ビール大手、3社ともに減収 コロナで業務用振るわず
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2020051401001175.html
2020/05/14 16:56共同通信

 ビール大手3社の2020年1?3月期連結決算が14日、出そろった。新型コロナウイルス感染症の影響で飲食店向け酒類の販売が落ち込み、アサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、サッポロホールディングスの3社ともに減収となった。

 アサヒは売上収益が前年同期比4.7%減の4091億円、純利益も45.3%減の83億円と減収減益だった。業務用ビールなどの販売が振るわなかった。

 キリンも2.3%の減収。純損益は前年同期にオーストラリア子会社の減損損失を計上した反動で202億円の黒字に転換した。

 サッポロは1.1%の減収で、純損益は46億円の赤字だった。

2165とはずがたり:2020/05/19(火) 21:03:16
メキシコ、ビール不足で密造酒事故多発 138人死亡の州も
2020年05月19日13時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200519040083a&amp;g=afp


【プエブラAFP=時事】メキシコ当局によると、新型コロナウイルス感染拡大による製造工場閉鎖でビールが不足し、密造酒を飲んで死亡する事故が同国で多発している。中部ハリスコ州では、ここ数週間で少なくとも138人が死亡したという。(写真は資料写真)
 メキシコでは政府の緊急事態宣言を受けてビール工場が閉鎖され、1か月もたたないうちにビールが在庫不足となった。業界筋によると、一部地域ではビールの値段が倍になったという。
 中部プエブラ州では53人が死亡し、その多くは同州チコンクアウトラで開かれた集まりで、失明や肝機能障害を引き起こす恐れのあるメタノールが混ぜられた「レフィーノ」という密造酒を飲んでいたという。
 またプエブラ州のカカロクスチトルに住む男性は、父親がサンザシの一種であるテホコテのブランデーを混ぜた「テホン」と呼ばれる酒を飲んで中毒症状を起こし、死亡したと語った。
 男性はテホンについて「店で販売しており、誰でも買うことができる」「父は震え出し、次第に力が抜けていった。具合が悪いと言ったので病院へ連れていった」と述べ、「こんなことはこれまで一度もなかった」と話した。
 メキシコでは新型コロナ感染拡大により、コロナビールを生産する同国最大のビール製造会社グルーポモデロや、ソルを製造するハイネケンが4月に入って製造を一時中断。それを受け、密造酒を専門に扱う犯罪集団が、アルコールの供給不足に付け入ろうとしているという。
 ユカタン州など一部の州ではアルコール飲料の販売が禁止されており、さらにはアルコールが特定の時間帯にしか購入できない州もある。
 飲料会社の中には製造を抗菌ジェルに切り替え、連邦政府や医療従事者らに寄付している会社もある。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

2166とはずがたり:2020/06/10(水) 23:14:53
最近(ここ1,2週間?)買えるようになりだしたかな

アルコールなら任せろ 酒造各社が「消毒液」製造に名乗り
2020.5.7 06:55
https://www.sankeibiz.jp/business/news/200507/bsm2005070655001-n1.htm

2167とはずがたり:2020/06/12(金) 13:39:23
ニューズウイークだからいいけど奥様方向け番組で放送されると買い占めが来そうw

納豆が感染後の悪化を防ぐ可能性 新型コロナ
2020年6月11日(木)17時50分
モーゲンスタン陽子
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93653.php

2168とはずがたり:2020/06/12(金) 13:40:15
これどうなった?

2016.10.05 00:12
ヘルス・ライフ
「バカ高いウナギ」味のナマズの蒲焼きに絶賛の嵐!5百円で普及の可能性、開発7年間の死闘
文=青柳直弥/ライター
【この記事のキーワード】近畿大学, サンマ, ナマズ, 有路昌彦, 蒲焼き, 鰻

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2016/10/post_16820.html
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https://biz-journal.jp/2016/10/post_16820.html

2169荷主研究者:2020/06/20(土) 22:11:41

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=623468&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=112
2020/3/17 中国新聞
笠戸島産レモンをサイダーに 下松商業、仙台のメーカーとコラボ

下松市産のレモン(手前)を使った「笠戸島レモンサイダー」

 下松市の下松商業開発は、同市笠戸島産のレモンの果汁を使った「笠戸島レモンサイダー」を商品化した。東日本大震災の支援を機に交流が続く仙台市の飲料メーカーに製造を委託。16日から島内の国民宿舎「大城」などで販売を始めた。

 340ミリリットル入りで250円。酸味が効いた香り豊かな味が特徴だ。島で特産品化に取り組む「笠戸島特産品開発グループ」が1月に収穫した約45キロのレモンを果汁にし、仙台市のトレボン食品が3千本を製造した。ラベルにはレモンを大きく配し、市の公式マスコットキャラクター「くだまる」や市の所在地が分かる地図などを描いた。

 岩手県釜石市にある道の駅「釜石仙人峠」でも販売する予定。下松商業開発は売れ行きなどの反応を見て追加生産や販路拡大を検討する。(村上昭徳)

2170荷主研究者:2020/06/20(土) 22:27:16

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57204180V20C20A3I00000/
2020/3/25 14:15 (2020/3/25 15:05更新)日本経済新聞 電子版
三井製糖と大日本明治が統合へ 新会社が日甜に出資も

2171荷主研究者:2020/06/20(土) 23:41:15

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57463760R30C20A3916M00/
2020/3/31 18:06 日本経済新聞 中国 岡山
日清オイリオとJ-オイルミルズ、搾油事業で提携

2172荷主研究者:2020/07/01(水) 20:06:10

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=637924&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2020/4/27 中国新聞
コカ、本郷の倉庫再稼働 三原、新設工場は6月予定

再稼働した本郷自動倉庫(中央奥)

 コカ・コーラボトラーズジャパン(東京)は27日、2018年の西日本豪雨による浸水被害で停止していた三原市下北方の本郷自動倉庫を再稼働させた。再開を断念した近くの本郷工場に代わって新設した同市沼田西町の広島工場は、6月の稼働を予定している。

 本郷自動倉庫は、中国・四国地方に製品を供給する大型物流倉庫の位置付け。高さ50メートルのタワーに、500ミリリットルペットボトル換算で1600万本を保管する。出荷数量をパソコン入力すると製品がトラック搬入口まで自動で運ばれる。クレーンやコンベヤーの制御装置を1階から3階に移す浸水対策を済ませ、この日、出荷を始めた。

 同社は被災後、本郷工場を解体した跡地にもう一つの倉庫を建て、昨年6月に稼働させている。自動倉庫と合わせると、保管能力は同換算で計2900万本、被災前の1・6倍となる。

 新設の広島工場は、県営三原西部工業団地にある旧シャープ三原工場(17年6月閉鎖)の建物を活用し、一部を増築する。2ラインとも無菌状態で充填(じゅうてん)できるため、加熱処理するよりお茶やコーヒーの香りが増すという。(馬場洋太)

2173とはずがたり:2020/07/06(月) 19:11:36
「ボルヴィック」販売終了へ 12月末、キリンビバレッジ
2020/07/06 17:11共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2020070601002208.html

「ボルヴィック」販売終了へ 12月末、キリンビバレッジ

キリンビバレッジが販売を終了するミネラルウオーター「ボルヴィック」

(共同通信)

 キリンビバレッジは6日、フランス産ミネラルウオーター「ボルヴィック」の販売を12月末の出荷をもって終了すると発表した。輸入先企業との製造委託契約の終了に伴うものとしている。

 ボルヴィックは欧州では珍しい軟水で飲みやすさが人気。キリンビバレッジはフランスのソシエテ・デ・ゾー・ド・ボルヴィック社と契約し、2003年から取り扱っている。販売を終えるのは、ペットボトル入りの1500ミリリットル、500ミリリットル、330ミリリットルの3商品。

 キリンビバレッジの19年のミネラルウオーター販売でボルヴィックの割合は1割程度。今後は国産新商品を検討しているという。

2174荷主研究者:2020/07/14(火) 20:48:26

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59526240V20C20A5XQH000/
2020/5/25 16:22 日本経済新聞
日本製粉、「ニップン」に社名変更

2175荷主研究者:2020/07/14(火) 21:01:51

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00559169?isReadConfirmed=true
2020/5/28 05:00 日刊工業新聞
明治、仏ダノンと粉ミルクで提携

 明治は仏ダノンと欧州市場向けにキューブタイプの粉ミルク製造で事業提携した。ダノンの粉ミルクを明治のキューブ製造技術で加工し、欧州においてダノンブランドで販売する。2020年度中にダノンの欧州の粉ミルク工場に、明治のキューブタイプ粉ミルクの生産設備を導入し、生産体制を構築する。両社は21年1―3月に特定の販売流通店舗でテスト販売を開始。販売から1年後に、業務提携の継続や拡大の可能性を評価する。明治は6月にオランダに現地法人「明治フードヨーロッパ」を設立する。資本金は十数億円で、ダノンに導入する生産設備の管理のほか、欧州における市場調査などを手がける。欧州の本格的な事業展開は初めてとなる。

(2020/5/28 05:00)

2176荷主研究者:2020/07/28(火) 22:29:28

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/433244?rct=n_hokkaido
2020年06/23 05:00 北海道新聞
明治根室工場が今月で閉鎖 60年超の歴史 練乳やクリーム製造

今月末で閉鎖される明治根室工場

 【根室】乳業大手の明治(東京)が今月末で根室工場(厚床)を閉鎖する。操業開始以来、市内を中心に近隣の酪農家から生乳を受け入れてきたが、生産設備の老朽化から60年以上の歴史に幕を下ろすことになった。「明治グループ発祥の地」の一つとされる根室からの撤退に、関係者から惜しむ声が上がる。

 根室工場は1957年に操業を開始し、練乳やクリーム、濃縮乳を製造。道東あさひ農協根室支所によると、2019年度は市内で生産された生乳約5万1千トンの約4割を受け入れた。暴風雪による幹線道路閉鎖時には一時的に全量を受け入れたこともある。

 生産設備の老朽化が閉鎖の理由。明治は18年2月、市に20年6月末で閉鎖する方針を伝えていた。従業員24人のうち正社員は配置転換で対応し、有期雇用の従業員は契約に基づき対応する。工場は撤去し、土地は売却する予定。練乳製造は7月から十勝管内芽室町の十勝工場に移される。

 同支所によると、閉鎖による離農はなく、根室工場で受け入れていた生乳はタカナシ乳業北海道工場(浜中町)に供給されるという。同支所は今春、生乳集荷用車両をこれまでの4台から5台に増やし、集荷時間に遅れが出ないようにした。増車による輸送コストの増加は「農協の経費を圧縮することで対応し、酪農家の負担を抑制する」(担当者)考えだ。

 明治と根室との関わりは古い。市によると、旧明治乳業の前身、北海道練乳会社が1921年(大正10年)に開拓使根室牧畜場(現在の明治公園)を買い上げたのが始まり。2007年には市内の社有地計467ヘクタールを野鳥保護区とする協定を日本野鳥の会(東京)と結んだ。明治は「工場は閉鎖するが、環境への取り組みを通じて根室市の発展に貢献したい」(広報担当)とする。

 根室工場は厚床地区との関わりも深かった。厚床連合町会の会長で、工場OBの岩間公博さん(76)によると、毎年9月の厚床蒼前(そうぜん)神社の祭りでは社員がみこしを担ぐなど地域行事に協力してきた。

 岩間さんが入社した63年には工場に社員が100人近くいて、地域の活気を生み出していたという。岩間さんは「寂しいの一言。退職後も工場の近くを散歩するたびに懐かしく思っていた。取り壊されてしまうと、もっと寂しくなるだろう」と話した。(村上辰徳)

2177とはずがたり:2020/08/23(日) 00:44:56

北海道や首都圏外縁部に工場が多いけど廿日市に二つ工場があるしこれ向けか。荷揚げは広島港かな?五日市港辺り??
https://www.calbee.co.jp/corporate/overview/

https://twitter.com/RyomoRishitan/status/1296832407161593857
森下亮
@RyomoRishitan
カルビーが国内のじゃがいも生産量の17%を使用している事実は何度聞いても驚きますが、カルビーは1年に100種類のポテトチップスを発売。1年に10億袋、1日約333万袋を生産している。カルビーには北海道のじゃがいもを広島の工場へ運ぶ専用の輸送船がある。その名もポテト丸。…乗りたい。

2178とはずがたり:2020/08/25(火) 14:22:57
キリンの海外展開,ダメダメやったねえ。。

キリン、豪飲料事業の中国企業譲渡を白紙に 豪中関係悪化が一因か
https://www.sankei.com/economy/news/200825/ecn2008250009-n1.html
2020.8.25 10:10経済金融・財政

 キリンホールディングス(HD)は25日、中国国有企業の中国蒙牛乳業有限公司(蒙牛)との間で締結していたライオン飲料事業(オーストラリア・ビクトリア州)の株式譲渡契約について、解除することで合意したと発表した。豪州の外国投資審査委員会(FIRB)による承認が得られない見通しとなったためで、豪中関係の悪化が影響したとみられる。

 ライオン飲料事業はオセアニア地域で牛乳やソフトドリンクの製造販売を手掛けており、令和元年11月、すでに豪州で事業を展開していた蒙牛に対し、約6億豪ドル(当時のレートで約456億円)で売却する契約を結んだ。今年2月には豪州の競争・消費者委員会による審査を終え、FIRBの承認を待っていたが、いまだに認否が明らかにならないことから「やむを得ず契約を解除することになった」(キリンHD)という。

 豪州政府はこの数年、対中政策を強硬化。さらに、新型コロナウイルスの発生や流行の経緯について、豪州が第三者による調査を求めたことに中国が反発、事実上の報復措置を取ったほか、今月18日には中国商務省が豪州産ワインに対する反ダンピング(不当廉売)調査開始を発表。両国関係は悪化の一途をたどっており、今回の豪当局の対応に影響したもようだ。

 キリンHDは平成28年の中期経営計画で低収益事業の再生・再編を掲げ、低収益事業のライオン飲料事業の売却先の検討を続け、ようやく実を結んだところだった。

2179荷主研究者:2020/09/05(土) 12:43:14

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/436798?rct=n_hokkaido
2020年07/02 23:11 北海道新聞
明治、恵庭に新工場 22年稼働 事業費120億円

明治が恵庭市内に建設する新工場の完成イメージ図

 乳業製菓大手の明治(東京)は2日、紙パック牛乳を生産する市乳工場を恵庭市戸磯の恵庭テクノパーク内に新設すると発表した。事業費は120億円で、2022年6月の稼働を目指す。老朽化した旭川と札幌の2工場は閉鎖し、生産を新工場や本州の工場に移管。道内の生産体制を整理して効率化し、縮小する。

 新工場は製造棟が5階、事務棟が3階建てで、延べ1万7千平方メートル。生産能力は年間7万キロリットルで旭川工場の牛乳生産を移管する。雇用など人員体制は未定。大消費地の札幌に近く、本州へ苫小牧からフェリーで効率的に製品を運べることから恵庭を選んだ。21年3月に着工。停電時でも生乳の受け入れや冷蔵保管ができる自家発電設備を備える。

 1959年に稼働した札幌工場は今年12月、68年に稼働した旭川工場は23年3月で閉める計画。札幌工場のヨーグルト生産は本州の他工場に移す。両工場とも稼働から50年以上たち、更新が必要だった。両工場の従業員計約160人は異動などにより雇用を維持する方針。札幌工場の跡地は売却を予定し、旭川工場の跡地利用は未定という。

 同社は「道内で体制を整え、生産性を向上することで競争力を強化する」と話す。恵庭市の原田裕市長は「市内の雇用創出や経済波及効果は極めて大きい」とコメントした。(小沢弘和)

2180荷主研究者:2020/09/05(土) 12:52:47

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00563588?isReadConfirmed=true
2020/7/7 05:00 日刊工業新聞
キリンビール、岡山工場で樽詰めサワー 西日本向け生産開始

岡山工場で、業務用低アルコール飲料「キリン樽詰レモンハイ」と「キリン樽詰サワー」の生産を始めた

 【岡山】キリンビールは6日、岡山市東区の岡山工場で、業務用低アルコール飲料「キリン樽詰レモンハイ」と「キリン樽詰サワー」の生産を始めた(写真)。両製品の需要増加に対応して約3億円を投じ、生産設備を導入した。国内2カ所目の生産拠点となり、関西以西の西日本地域へ供給する。

 レモンハイなどの濃縮液に水やガスを混合する装置を導入したほか、洗浄方法や配管部品の改良などでビール類と低アルコール飲料双方のたる詰め製品の生産を可能にした。

 東日本向けには従来通りキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所(静岡県御殿場市)が生産、供給する。岡山工場では「一番搾り」などビール類のたる詰め製品も生産している。

(2020/7/7 05:00)

2181荷主研究者:2020/09/05(土) 13:50:55

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61782880R20C20A7XQH000/
2020/7/21 18:27 日本経済新聞
アサヒ、博多工場でノンアルビール生産

2182荷主研究者:2020/09/05(土) 14:02:44

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61992560Y0A720C2L61000/
2020/7/28 20:00日本経済新聞 電子版 静岡
高付加価値の商品生み出す主力拠点 J―オイルミルズ静岡事業所
ふじのくに戦略拠点

2183荷主研究者:2020/09/05(土) 14:39:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200802_12016.html
2020年08月02日日曜日 河北新報
宮城・亘理に繁殖養豚場 プリマハム子会社が22年生産開始

繁殖養豚場の建設が計画されている亘理町吉田東部地区

 プリマハム(東京)子会社の太平洋ブリーディング(福島県富岡町)は1日、宮城県亘理町吉田東部地区に広さ約13ヘクタールの大規模な繁殖養豚場を計画していることを明らかにした。同社は山元町新浜地区への肥育養豚場の進出を決めており、両町内で繁殖から出荷までを一体的に行う。

 住民説明会が同日、亘理町であり、同社担当者が説明した。計画では、母豚は最大3000頭の飼育が可能で、子豚は年間最大9万頭を生産する。早ければ2021年1月に造成工事を始め、22年夏ごろの生産開始を目指す。

 当初は母豚1000頭、子豚1万頭でスタートし、24年に飼育、生産数ともに倍増する予定。生後4週間まで育てた後、山元町の養豚場へ搬出する。

 従業員は15人程度で、地元雇用に取り組む。豚舎は密閉型で最先端の水洗汚物処理システムを導入。臭気は人が感知できる濃度をほぼ下回るとしている。たい肥処理施設も建設し、地元農家に提供する。

 同社によると、亘理、山元両町の沿岸部には既存の養豚場がないことから、豚の感染症対策の面でメリットがあるという。平地で運搬が容易な点や気候が温暖で飼育しやすい点も進出を決めた判断材料となった。

 同社は今月下旬、山元町でも説明会を開く。同社幹部は「先進的な施設で十分な臭気対策を行う。地域の理解を得ながら持続可能な養豚を進めたい」と話す。

 建設予定地は東日本大震災の津波で被災し、県の農地整備事業で整備された。17年、石巻市の農業生産法人が牛舎建設を計画したが、19年8月に撤回。町などが事業者を探していた。

◎山元に肥育舎、22年から出荷 年3万〜6万頭計画

 太平洋ブリーディングが山元町新浜地区で建設する肥育養豚場は広さ約13ヘクタールで、年間3万〜6万頭を出荷する計画。出荷開始は2022年11月の予定。

 町や同社によると、両者は今年5月、立地協定を締結。第1期として21年9月に肥育舎4棟などを着工し、さらに24年に12棟を建設する。

 従業員10人弱を雇用。亘理町に整備する繁殖養豚場から搬入する子豚を最長生後180日(体重約120キロ)まで育て、仙台中央食肉卸売市場(宮城野区)に出荷する。

2184荷主研究者:2020/09/05(土) 14:54:26

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/447824?rct=n_hokkaido
2020年08/06 05:00 北海道新聞
全道から原料、狙い一致 ホクレンとカルビー包括連携

ホクレンの「よくねたいも」のキタアカリを使った新商品のポテトチップス

 ホクレンと菓子製造大手カルビーが締結した包括連携協定は、6月下旬にホクレン会長に就任した篠原末治氏のカラーがにじむ内容となった。十勝管内士幌町の同町農協でカルビーとの連携事業を手がけた経験もあり、5日の記者会見で「ジャガイモを作ればカルビーとの提携で安定生産できる」と強調した。(2面参照)

 カルビーは2016年の台風で原料調達ができず、一部商品の販売休止に追い込まれた経験から、主産地の十勝地方に限らず全道各地から調達したい考え。一方のホクレン側は、市場価格が天候などにより左右されやすい生鮮用だけでなく、加工用を増やせば価格が安定するメリットがある。

 篠原会長は士幌町農協の専務理事を務めていた16年、同農協がカルビーの菓子「じゃがりこ」の製造工場を建設し、同社に販売する事業に携わった。全国にあるカルビーの全工場を視察して計画を詰めた思い出深い仕事でもあり、全道の農家経営を支える立場となった今、自らの経験を生かして事業を軌道に乗せたいところだ。

 道内の農家は高齢化や労働力不足で生産基盤が弱くなっており、農産物をつくり続けてもらうための環境づくりが急務となっている。新型コロナウイルス感染拡大で市場の先行きも見通せない中、農産物の付加価値を高め、販路を確保することで農家経営を安定させる難しいかじ取りが続きそうだ。(生田憲)

2185荷主研究者:2020/09/23(水) 23:01:29

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63065390W0A820C2XQH000/
2020/8/26 16:36 日本経済新聞
明治、北海道のチーズ工場増強 30億円で

2186荷主研究者:2020/10/11(日) 10:59:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200828_12004.html
2020年08月28日金曜日 河北新報
キリンビール仙台工場で缶酎ハイ製造へ

 キリンビールは27日、仙台工場(仙台市宮城野区)に缶酎ハイの製造ラインを新設すると発表した。ビール市場が縮小する中、拡大傾向にある缶酎ハイなどのアルコール飲料需要に対応し、全社の生産能力を3割超増強させる。約75億円をかけ、全国7カ所目の製造拠点として2022年2月に稼働を予定する。

 同社によると、仙台工場の既存建屋を拡張し「氷結」「キリン・ザ・ストロング」などを年間最大14万キロリットルを生産できる設備を整備。倉庫も新設し、東北の製造拠点として長距離輸送や環境負荷といった物流課題の解決につなげる。

 近年は消費者の好みの多様化に値頃感も手伝い、アルコール飲料の需要が酎ハイなどビール類以外に移行している。キリンビールは現行の生産能力38万キロリットルの3割超に相当する増強で、市場拡大を見据えた体制強化を図る。

 荒川辰也工場長は「歴史ある仙台工場で新たな製品を作れることをうれしく思う。東北の皆さんに楽しんでいただける、おいしいものを作りたい」と話す。

2187荷主研究者:2020/10/11(日) 11:20:32

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63255410R30C20A8LC0000/
2020/8/31 19:23日本経済新聞 電子版 中国 広島
食品加工の黒子、表舞台へ 広島の池田糖化工業
カラメルなど8000種販売(going)

2188荷主研究者:2020/11/02(月) 21:05:20

https://www.sanyonews.jp/article/1052162
2020年09月15日 18時33分 山陽新聞
キリン岡山工場が新ビール生産開始 一番搾り糖質ゼロ 10月6日発売

キリンビール岡山工場で生産が始まった「キリン一番搾り 糖質ゼロ」

 キリンビール岡山工場(岡山市東区瀬戸町万富)は15日、10月6日発売の「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の生産を始めた。同月の酒税法改正で減税となるビールに新たな商品を投入し、ファン拡大を狙う。

 原料に糖質低減に適した麦芽を使用し、発酵技術を工夫するなどして糖質をカットした。雑味のないすっきりとした味わいが特徴。消費者の健康志向の高まりから発泡酒や第三のビールで糖質を抑えた商品が人気になっていることから、ビールでも需要があるとみて開発した。糖質ゼロを実現したビールは国内初という。

 新商品は全国9工場のうち、取手(茨城県)と名古屋でも生産し、年内に約120万ケース(1ケース=大瓶換算で20本)の販売を目指す。岡山では350ミリリットル缶と500ミリリットル缶を製造し、西日本を中心に出荷する。

 同工場は「太るのが気になってビールを避けていた人たちにも味わってほしい」としている。

2189荷主研究者:2020/11/08(日) 14:23:33

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64722430X01C20A0TJ1000/
2020/10/8 11:00 (2020/10/9 5:14更新)日本経済新聞 電子版
カルビーvs.農協 「ジャガイモ50年戦争」和解の裏側

2190荷主研究者:2020/11/08(日) 14:23:58

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64776710Y0A001C2L41000/
2020/10/8 16:19日本経済新聞 電子版 北海道
よつ葉も明治も、乳業王国・北海道に自家発の波

2191とはずがたり:2020/11/18(水) 08:26:24
先ずは北館林荷扱い所にホキ2200で小麦の粉流体輸送する,それからだ!w

日清製粉グループ本社
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B8%85%E8%A3%BD%E7%B2%89%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E6%9C%AC%E7%A4%BE
業種が異なる日清紡ホールディングスとは人的関係がないものの、現在は根津財閥出身企業として相互出資を行なっている。また、山崎製パンとは資本関係があり、両者相互に出資している。
日清食品、日清オイリオとは過去も現在も資本、人材を含め一切無関係。

日清製粉
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B8%85%E8%A3%BD%E7%B2%89

日清製粉Gに53億円出資=国産農産物の販路拡大―全農・農林中金
時事通信 / 2020年11月17日 17時58分
https://news.infoseek.co.jp/article/201117jijiX003/

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は17日、農林中央金庫と共同で、日清製粉グループ本社の発行済み株式の約1%を取得し、業務提携すると発表した。約53億円を農林中金と折半出資し、国産農産物の販路を拡大する。

 JA全農と日清製粉グループは現在、国産小麦を取引しているが、今後は他の農畜産物に取引を広げる。同グループは食品スーパーやコンビニエンスストア向けに総菜事業を手掛けており、国産原材料を安定的に調達できるメリットがある。 

[時事通信社]

2192とはずがたり:2020/11/18(水) 08:28:37
全農は小麦粉では日清と,コメではサトウや木徳・スシローと提携。神明はどうなってるんだっけか??

サトウ食品と資本・業務提携-JA全農
2018年7月9日
https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2018/07/180709-35734.php

 JA全農は7月9日、米の集荷・販売・加工事業に関して新潟市に本社を置く佐藤食品工業(株)(以下、サトウ食品)と資本・業務提携を行うことで合意したと発表した。

 JA全農の米穀事業では生産者手取りの確保と農業経営の安定という目的達成のため、直接販売の拡大に資する主要な実需者と資本・業務提携を進めていくことにしている。
 サトウ食品とJA全農はこれまでも重要な取引関係にあったが、今回、包装米飯・包装餅でトップブランドを持つ同社との間で、水田農業の持続的発展、国産米の需要拡大とごはん食を通じた豊かな食生活の維持のために協力することで合意し、JA全農がサトウ食品の普通株式の一部(発行済株式総数の5%未満)を住吉食品(有)(本社:新潟市)から市場内立会外取引で取得することになった。
 今後、JA全農はサトウ食品が必要とする米を積極的に確保、提案するとともに、市場競争力のある品質と価格を維持し提供する。一方、サトウ食品はJA全農から米を積極的に調達するとともに、実需者への長期安定的な販売拡大を図る。
JA全農によると、販売が好調な包装米飯への原料米として、契約栽培による多収米生産の産地づくりに取り組み、持続的な水田農業の確立につなげたいとする。
 米穀事業での資本・業務提携は米卸の木徳神糧、回転寿司のスシローに次いで3件めとなる。
 サトウ食品は東証2部上場で売上高387億円。従業員数は正社員478名、契約社員504名(30年4月現在)。

2193とはずがたり:2020/11/18(水) 08:29:57
神明はこんな提携をしてたようだ。

2018年5月16日
神明・むらせ業務提携「米消費拡大諦めない」で一致
https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2018/05/2018-0515-1829-14.html

〈「資本」伴わないが「同じ志の他卸なら来る者拒まず、業界活性化の契機に」〉

米穀流通業界最大手の(株)神明(兵庫県神戸市、藤尾益雄社長、2017年3月期売上高1,824億円)と本紙調べで第5位の(株)むらせ(神奈川県横須賀市、村瀬慶太郎社長、2017年度売上高451億円)は15日、業務提携契約を締結した。同日、締結前に都内で開いた会見に2社長が臨み、「米消費拡大を諦めていないという意味で、両社の思惑が一致した」、「今後、同じような志の他卸経営者から相談・提案を受けることもあり得る。今回が業界活性化のきっかけになってくれれば」と口を揃えた。

業務提携の内容は、〈1〉原料米の共同調達、共同産地開拓、〈2〉精米工場の共同利用、〈3〉共同物流による配送効率化、〈4〉その他両社協議により必要と考えられる事項。具体的には「6月8日……は候補日だが、そこからキックオフ。(業務提携検討)委員会を立ち上げて、チームごとに検討し、細かいところを詰めていく」(村瀬社長)。したがって現段階で具体的なことは白紙で、しかし業務提携に至った動機を、「当社は1902年(明治35年)創業、むらせさんは1926年(大正15年)創業で、お互い祖父の代からつきあいがあり、特に慶太郎社長とは、企業理念、考え方が似通っており、あるいはめざすところが共通している。両社が組めば業界が元気になるのではないかと考えた」(藤尾社長)、「消費はこのまま減っていく一方なのではないかという雰囲気が蔓延している。これは業界の責任だ。その業界が変化するきっかけになればと決断した次第」(村瀬社長)と語った。

例えば精米工場は、「当社が7か所、むらせさんが3か所保有しており、合わせて10工場。これで、北海道を除く全国エリアをカバーできる。2社とも北海道にも取引先があるが、精米工場はない。何と言ってもホクレンが立派な工場を持っているので、新工場を建てるとかえってコストが増嵩する恐れがある」などとした。

会見で質問が集中したのは、「資本」を伴っていない業務提携であること。この点、藤尾社長は「農業競争力強化支援法とは無関係」とし、村瀬社長も「新マーケットを作らなければ、農家手取りは上げられないと思っている。少しでも産地に光を見せられれば」、「今回は全農-木徳神糧のケースとは全く違う」とも。では将来はどうか。「資本? まだ“おつきあい”が始まったばかり。将来おつきあいして活性化していくなかで、ひょっとしたら“結婚”もあるかもしれないが、今はまだおつきあいが始まったばかりなので」(藤尾社長)。「なんか今アプローチされたみたいだ(笑)。

あくまで新しいチャレンジをするための提携であって、現段階で“資本”は全く考えていない。そもそも資本を伴わなければならない関係性ではダメだろう」(村瀬社長)。そもそも今回の資本提携、どちらが先に提案したのか。「どちらから? いや、どちらからともなく…。確かに最終的には私のほうから『なら業務提携しまひょか?』って訊いたから、こちらが先かもしれないが、『しまひょか?』『しましょ』みたいなノリだった」(藤尾社長)とした。

〈米麦日報 2018年5月16日付より〉

2194荷主研究者:2020/11/21(土) 21:17:00

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00576416?isReadConfirmed=true
2020/10/29 05:00 日刊工業新聞
日本製粉、福岡で調整粉工場稼働 年産能力9000トン

 日本製粉は福岡工場プレミックス工場(福岡市東区=写真)を稼働した。福岡工場の敷地内に新設し、投資額は12億円。業務用のプレミックス(調整粉)を生産し、生産能力は年間9000トンとなる。同社のプレミックス工場は、龍ケ崎工場(茨城県龍ケ崎市)、神戸甲南工場(神戸市東灘区)に次いで3工場目。

 天ぷら粉やから揚げ粉、ホットケーキミックスなどのプレミックスは、調理の利便性などから年々市場が拡大している。日本製粉でも売り上げが伸びていることから、供給体制の増強し、生産や物流の効率化を図る。

 日本製粉は海外でも中国、タイにプレミックス工場を置いており、現在、インドネシアでも新工場の建設を進めている。

(2020/10/29 05:00)

2195荷主研究者:2020/12/05(土) 12:04:31

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00578219?isReadConfirmed=true
2020/11/12 12:00 日刊工業新聞
不二製油グループ本社、大豆製代替肉で持続可能性 供給網構築を目指す

応用開発などに取り組む「不二サイエンスイノベーションセンター」(大阪府泉佐野市)

独自製法で製品化した豆乳クリームバター「ソイレブール」。肉以外にも代替品を開発

 不二製油グループ本社は、牛肉や鶏肉などの動物性タンパク源の代替となる大豆素材の開発に取り組んでいる。大豆は生産時の環境負荷が低く、栄養価が高い。2050年に世界人口は約97億人に達すると予想される。来る食料不足時代に備え、大豆による食のソリューション提案で食資源の持続可能な発展に貢献する。

 牛や豚の飼育には大量のエネルギーを消費するが「大豆は生産時の水消費量が牛肉の約12%。二酸化炭素(CO2)も排出しない」(門田隆司上席執行役員)。油脂分を除いた大豆を特殊加工し、粒状や繊維にすることで肉のような食感を再現する。代替肉「大豆ミート」はハンバーグや唐揚げなどで提供されている。

 ただ、大豆ミートは特有の臭みや苦みで敬遠されることがあり、「市場で受け入れられるためにはおいしくなければならない」(同)。このため食感や味の改良を続けている。たんぱく質の粒状や繊維の形状の種類を増やし、油の配合を調整することで味と食感の質を向上。年々販売は増加し、19年には同社千葉工場に大豆ミート専用の製造ラインを新設した。年間9000トンの生産体制を整えた。

 肉以外の代替食品開発にも力を入れ、大豆を油分の多いたんぱく質と水溶性に分ける同社独自の特許製法(USS製法)を開発。乳製品やスープの製品化を推進しており、「大豆はあらゆる代替食品の可能性を秘めている」と門田隆司上席執行役員は話す。

 同社はアフリカのブルキナファソにおける女性労働者の収入向上や、労働環境改善にも力を注いでおり、大豆ミートのサプライチェーン(供給網)構築を目指す。大豆の調達から食品の製造・開発・販売を通して、自立した産業の循環をつくる。「製造工程を工夫し、日本で提供する大豆ミートの半分の価格で提供できる」(同)とみて、中東への展開もにらむ。

 現在、エンドウ豆でも代替食品の開発に挑戦しており、「無数にある植物性食品素材で、多種多様な代替食品の製品化を目指す」(同)考えだ。

(2020/11/12 12:00)

2196とはずがたり:2020/12/17(木) 23:15:36
「ネスレ ミロ」 販売休止のお知らせ
共有する
https://www.nestle.co.jp/media/pressreleases/allpressreleases/20201208_nestle

2197とはずがたり:2020/12/23(水) 20:30:59
「諸事情」という名の純米酒 余って困って格安に
井上潜
https://www.asahi.com/articles/ASNDQ5HZNNDGIIPE02D.html
2020年12月23日 16時30分

2198荷主研究者:2021/01/02(土) 18:37:18

https://www.sakigake.jp/news/article/20201222AK0011/
2020年12月22日 8時28分 秋田魁新報
米ぬかや酒かす加工品ライン完成 爛漫、健康食品製造に本腰

酒かすなどを加工した健康食品の材料を製造する秋田銘醸の新工場

 「爛漫」の醸造元・秋田銘醸(京野勉社長)は22日から、秋田県湯沢市の酒造工場の一室を改装した新工場で、米ぬかや酒かす、県産エダマメなどを加工する製造ラインを稼働させる。加工品は健康食品メーカーに販売する。

 21日に新工場で竣工(しゅんこう)式を開催。プロジェクトリーダーの大友理宣(まさのぶ)取締役は「国内外への販売に努めたい。商品を各メーカーに利用してもらうことで、食品業界が活性化することを願っている」と述べた。

 同社は酒造に伴う副産物の活用を図ろうと、健康食品の材料や食味向上の添加物として2003年からアミノ酸の一種GABA(ギャバ)を含む米ぬか発酵粉末、15年から酒かす粉末、19年から規格外品のエダマメを使った商品を製造している。

 これまでは木造平屋の酒蔵の一角で製造していたが、需要拡大や大手メーカーとの取引を見据え、鉄筋コンクリート5階建ての酒造工場の一室を新工場とした。床面積540平方メートル。乾燥機や粉砕器、発酵や完成品が入るタンクなどを新調した。

 整備費は約2億5千万円。県の「あきた食品産業活性化モデル育成事業」、総務省の「地域経済循環創造事業」に採択され、県と国から計2500万円の助成を受けた。米ぬか発酵粉末はリラックス効果などがあるとされ、機能性表示食品として消費者庁に届ける方針だ。

2199とはずがたり:2021/01/26(火) 11:50:52
ダイドーは15年にマレーシア市場に参入したが業績が低迷して19年に現地企業との合弁を解消し再建に取り組んでいたところにコロナによって撤退とのこと。
最近は飲んでないけど昔はDyDo推しだった(最近見ないけどTi-Haまた飲みたい。)けど海外では苦戦してたのか。。

日本企業,海外案件でババ掴まされるの超得意だからなぁ。。

企業の事業売却、11年ぶり多さ 鬼滅缶好調のダイドーも
20年は399件、コロナで再編加速
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD204B00Q1A120C2000000?unlock=1
M&Aニュース
2021年1月26日 11:00 [有料会員限定]

2020/10/16(金)
ダイドーグループ、現地子会社の全株式譲渡
https://www.nna.jp/news/show/2106411

ダイドーグループホールディングスは15日、100%出資するマレーシアの飲料販売会社ダイドードリンコ・マレーシア(DDM)の債権を放棄し、全株式を譲渡すると発表した。DDMは赤字が続いており、新型コロナウイルス感染症の影響長期化で業績の早期改善が見込めないと判断した。マレーシアからの撤退により、東南アジアの事業拠点はなくなる。

ダイドーグループによると、放棄する債権総額は約3億7,000万円。DDMの全株式6,730万株は、日本企業の東南アジア進出を合併・買収(M&A)を中心に支援するシンガポールのリンガ・フランカ・ホールディングス(LFH)に10リンギ(約253円)で譲渡する。株式譲渡と債権放棄の実行日は今月20日の予定。

ダイドーグループの広報担当者は15日、NNAに対し、DDMに係るのれん相当額については2018年1月期に全額減損処理し、事業用資産については20年1月期に使用価値を備忘価格と評価し、減損処理をしているが、赤字は膨らんでいると説明。DDMは債務超過となっており、コロナ禍による販売低迷の長期化で、さらなる資本注入が必要となる可能性もあることから、全株式の譲渡を決定した。

DDMの売上高は、18年1月期が22億3,700万円、19年1月期が15億7,800万円、20年1月期が12億3,200万円と減少していた。純損失は18年1月期の3億100万円から20年1月期は7億700万円に拡大していた。

ダイドーグループは、15年12月に現地大手菓子メーカーの飲料事業部門に出資し、マレーシア市場に参入。同グループ主導でDDMの事業再構築を図るべく、19年10月に合弁を解消し、新たな事業計画の下、自社ブランドの拡販を進めてきた。新型コロナの感染拡大の影響で販売が低迷し、マレーシア政府による活動制限令が緩和された今年6月以降も、販売回復によるキャッシュ・フローの改善に目途が立たない状況となっていた。

株式譲渡後も、DDMはマレーシアで飲料事業を引き続き運営する方針であることから、ダイドーグループはLFHと、DDMの主力商品である乳酸菌チルド飲料「ヨービック」のアジアおよび東南アジアの一定地域での独占販売権に関する契約の締結に向け協議を進めている。DDMはヨービックを輸入販売している。

世界へ広がるネットワーク
https://www.dydo-ghd.co.jp/ir/business/overseas_beverage.html

2013年にロシアで現地法人を設立して自販機事業を開始したほか、2016年にはトルコに、それぞれ現地企業のM&Aによって進出しました。各国の特性に応じたビジネスモデルを構築し、世界中の人々に、こころとからだにおいしいものをお届けしていきます。

2200荷主研究者:2021/02/04(木) 23:16:17

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00584896?isReadConfirmed=true
2021/1/13 05:00 日刊工業新聞
カルビー、ジャガイモ貯蔵設備を増強 作業効率6倍

カルビーの契約農家の貯蔵設備

 カルビーは北海道の契約農家を通じ、ジャガイモの大規模貯蔵設備を増強する。選別機と貯蔵庫が一体となったもので、作業効率が高まる。契約農家をまとめる農業協同組合(JA)が投資して、2021年にはJAめむろ(北海道芽室町)が導入する計画。同様の貯蔵設備の導入は道内で4カ所目になる。作業効率が従来の4―6倍に向上することから、カルビーはJAと連携して、今後も導入を促進する。

 導入する大規模貯蔵設備は、大型の収穫機によって大量に収穫した後、運搬車で運び、画像判定により自動で選別して、貯蔵庫に収納することができる。それぞれを組み合わせ、連結して運用する。これにより、1日の収穫面積が従来の0・5ヘクタールから2―3ヘクタールに広がり、作業効率が4―6倍になる。

 従来は大型収穫機で大量に収穫しても、荷受けや荷下ろし、選別などの処理量が少ないため、収穫したジャガイモが留まってしまい、作業効率を上げることができなかった。だが、選別機、貯蔵庫を設備として一体化し、収穫機、運搬車をそれぞれに大型化することで、処理能力が大幅に向上した。

 カルビーとJAは20年に3カ所に導入し、作業効率を大幅に向上。21年に大規模貯蔵設備を導入するJAめむろは、契約農家が300人で、合計の作付面積が1100ヘクタール。4―5年後に面積を1300ヘクタールに拡大することを目指しており、積極的に設備投資を進めている。

 ジャガイモの北海道の収穫期は9―10月だが、ポテトチップスは通年で生産しているため、貯蔵保管する必要がある。だが、ジャガイモは低い温度で貯蔵すると糖度が高くなる性質があり、ポテトチップスに加工する場合、糖分は黒く焦げることから、糖分を上げずに貯蔵する必要があり、カルビーにとって重要な工程になる。

 カルビーは国産ジャガイモの年間調達量を、現在37万トンから23年度に40万トンとすることを目指しており、今後もJAと連携して設備投資を進める。

(2021/1/13 05:00)

2201荷主研究者:2021/02/13(土) 22:41:47

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=720205&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=113
2021/1/22 14:40 中国新聞
瓶ラムネ製造、90年の歴史に幕 広島市内唯一の工場廃業、コロナで夏祭り中止も痛手に

瓶入りラムネの製造を停止し、昨年末で閉鎖した山田飲料工業所

 広島市安佐北区安佐町小河内で瓶入りラムネを製造、販売してきた山田飲料工業所が昨年末に廃業し、90年の歴史に幕を閉じた。同市内には昭和30年代に20〜30のラムネ製造工場があったとされるが、全国清涼飲料工業会の資料などによるとゼロになった。

 同工業所の瓶詰めラムネは、市内のお好み焼き店や銭湯に販売し、爽やかな味わいや瓶にビー玉がある懐かしさが親しまれてきた。しかし、炭酸飲料の種類増加やペットボトル飲料の普及で昭和中期に年間約10万本あった出荷が昨年は約3万本に減少。2代目経営者の山田義春さん(83)が高齢となり、後継者がいないため同年末に操業を終えた。

 1930年に開業した同工業所は、山田さんの父で創業者の洋造さんが戦争で亡くなる危機などを乗り越え、経営を続けてきた。近年は160ミリリットル入りを製造、販売していたが、需要低迷に加え、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大による夏祭りの相次ぐ中止が痛手になったという。

 山田さんは「夏場にうれしそうに飲む人の笑顔が生きがいだった。多くの人の心に、瓶ラムネの風味が残っていればうれしい」と話している。(重田広志)

2202荷主研究者:2021/03/13(土) 21:28:21

https://www.sanyonews.jp/article/1094465?rct=m_chihou_keizai
2021年01月27日 16時43分 山陽新聞
ステビア甘味料 味の素に供給開始 守田化学工業、新見工場で製造

守田化学工業が世界で初めて天然甘味料として商品化したステビア

味の素へ供給するものと同じステビアの天然甘味料

 食品添加物製造の守田化学工業(大阪府東大阪市)は、提携先の食品大手・味の素(東京)に対し、新見工場(新見市足見)で製造する南米原産植物のステビアから得られる天然甘味料の供給を始めた。砂糖や人工甘味料の代替品として需要が高まる米国向けに味の素が販売している。

 ステビアはキク科の植物。乾燥させた葉を精製するなどして甘味成分を抽出し、食品添加物として利用する。守田化学工業は1971年に世界で初めてステビア甘味料を商品化。砂糖の300倍以上の甘さを出せ、カロリー摂取を抑えられることから飲料や菓子、健康食品など幅広い分野で使われている。

 同社では現在、中国で契約栽培した葉から甘味成分を抽出し、粉末状に加工して輸入。新見工場で溶解、殺菌などを行って製品に仕上げている。味の素には2021、22年にそれぞれ年間約20トンの供給を目指す。

 新たにステビア甘味料の販売を計画していた味の素から打診があり、昨年8月に原料供給で提携。同社は米国で同11月から業務用製品として販売している。

 新見工場は守田化学工業唯一の生産拠点で、ステビアの苗の品種改良も手掛けている。桂正明工場長は「味の素は海外に多くの拠点を持つ企業。当社製品のさらなる販路拡大につながれば」と話している。

2203名無しさん:2021/03/20(土) 08:20:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/01b1adbeabc2422d55de9d9638b835a108db1f25
時短命令受けた「グローバルダイニング」、都を提訴へ 特措法に基づく対応を批判
3/19(金) 22:52配信
弁護士ドットコムニュース
東京都から新型インフルエンザ対策特別措置法(特措法)に基づく時短命令を受けた飲食チェーン「グローバルダイニング」社(長谷川耕造社長)が、時短命令は違法だとして、東京都に対して損害賠償請求の訴えを起こす意向を固めたことがわかった。早ければ3月22日にも東京地裁に提訴する。

東京都は3月18日、時短要請に応じなかった2000店舗を超える飲食店などのうち27店舗に対し、3月18〜21日の4日間、20時以降の営業を停止するよう「時短営業命令」を出していたが、そのうち26店舗がグローバルダイニングの店舗だった。

グローバルダイニングは「要請」の段階では時短に応じていなかったが、「命令」には応じ、3月18日夜から、命令を受けた店舗での20時以降の営業を取りやめている。

同社代理人の倉持麟太郎弁護士は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「違憲・違法に基づく国家賠償請求を行う予定」としたうえで、次のように話した。

「緊急事態宣言下で、法的根拠があいまいな中で自粛要請がなされてきました。そういった日本社会におけるコロナ禍の不条理に対して、色々な方が色々なことを思っていたはずです。この訴訟が、そういった思いを集約する場になればと考えています」

弁護士ドットコムニュース編集部

2204荷主研究者:2021/03/21(日) 22:12:25

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB152KW0V10C21A2000000/
2021年2月15日 18:40 日本経済新聞 新潟
アイリス、缶詰事業を買収 新潟「ゆのたに」から

2205荷主研究者:2021/03/21(日) 23:00:25

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC168820W1A210C2000000/
2021年2月25日 19:57 日本経済新聞 鹿児島
ヒガシマル、鹿児島に新工場 乾麺類を増産

2206とはずがたり:2021/04/06(火) 16:37:31
欲しいかも♪

八雲町と不二家コラボ 「ご当地カントリーマアム」町内限定で発売
2021/04/06
From 北海道新聞
https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/special/pickup/56090/

2207とはずがたり:2021/04/17(土) 22:58:18

中国、カゴメに反発 人権問題「根も葉もない」
2021.4.16 18:58国際中国・台湾
https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160025-n1.html

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は16日、カゴメが人権問題などを理由に新疆ウイグル自治区で生産されたトマトペーストの使用をやめるとしたことに「いわゆる人権問題は、根も葉もない話だ」と反発し、強制労働はないと主張した。

 環球時報は「新疆のトマトは大規模生産、機械化が進んでいる」と指摘した。現地で800人を雇用しているトマト生産企業は「従業員に高水準の賃金を支払っている。勤務時間も8時間だ」と説明したという。

 現地の専門家は同紙に「新疆産トマトは供給が追い付かないほど需要がある。どこかの企業が買わなくても関係ない。彼らの原材料費が上がるだけだ」と述べた。

 カゴメは14日、人権問題への懸念の高まりやコストなどを総合的に判断し、同自治区のトマトペーストの使用を2021年中に取りやめると明らかにした。

2208とはずがたり:2021/05/10(月) 16:28:55
ちゃんぽんといえば?そらイトメンやろ 兵庫・播磨のソウルフード「チャンポンめん」って知ってる? 139
2021年05月10日 12:01 おたくま経済新聞
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&amp;from=voice&amp;id=6512125
おたくま経済新聞

 突然ですが皆さん、「ちゃんぽん」というと何を思い浮かべますか?

 恐らくリンガーハットでもおなじみの「長崎ちゃんぽん」を連想する人が最も多いのでは。ちなみに弊社編集部の面々は、九州に縁のある人間が多いこともあり、よりその傾向が顕著だったりします。

 しかし、兵庫県出身の筆者はそうではありません。「兵庫でちゃんぽんといえば?」と言われるとこう答えます。

 「え?そらイトメンやろ?」と。

 「『揖保乃糸』の素麺」「『うすくち?油』のヒガシマル醤油」「『天使のはね』のセイバンのランドセル」などで有名な兵庫県たつの市。全国的な知名度を有するこれらですが、ここ兵庫に限っては、負けず劣らずの存在感を見せているのが先述のイトメン。

 1950年創業の食品メーカーで、実は日本(世界)で二番目に即席?商品を販売した企業。ちなみに一番目は、日本が世界に誇るインスタント食品「チキンラーメン」を発売した日清食品です。

2209荷主研究者:2021/06/05(土) 19:52:14

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00598033?isReadConfirmed=true
2021/5/13 05:00 日刊工業新聞
サッポロ、静岡に物流倉庫増設 保管量1.4倍

サッポロビールが増設した静岡工場の物流倉庫

 サッポロビールは静岡工場(静岡県焼津市)に物流倉庫を増設し、13日に稼働する。約12億円を投じ、保管能力を最大1・4倍に拡大した。静岡工場は3月に発売した缶チューハイ「濃いめのレモンサワー」を製造しており、販売が好調。生産量の拡大に伴い、物流量も増えていることから、設備を拡充し増産に備える。

 サッポロビールは物流倉庫の増設に合わせ、静岡工場内にトラックの積み荷を荷下ろしする出荷バースと、パレット搬送に用いるパレット高架搬送コンベヤーを整備した。これまでは工場の外部に複数の保管倉庫を設置していたが、工場内に集約。これにより、出荷時間や輸送工程が短縮でき、物流の効率化を図る。また、工場内の動線の安全性の向上にもつなげる。

 静岡工場は缶チューハイなどそのまま飲めるアルコール飲料「RTD」の主力工場。RTDは新型コロナウイルスの感染拡大により、家庭内での飲酒機会の増えたことで需要が高まり、20年は前年比12%増と好調だった。

 3月に発売した濃いめのレモンサワーは1カ月で2000万本(250ミリリットル換算)を販売し、サッポロでは過去最速の販売数量となるなどヒット商品となっている。サッポロは年間販売計画を280万ケース(250ミリリットル×24本換算)から380万ケースに引き上げ、今後も生産量、出荷量の拡大を見込んでいる。

 また、20年11月にリニューアルした「男梅サワー」も好調なことから、静岡工場の物流における課題を解決し、安定供給につなげる。

(2021/5/13 05:00)

2210とはずがたり:2021/07/21(水) 15:44:53
二度と田辺なんかつかうんじゃねーぞー。

2021年7月20日
この度の田辺晋太郎氏のSNS上の発言について
https://www.yamasa.com/news/2021/others0720/

この度、「肉鍋つゆ」シリーズの監修を受けた、肉マイスターの田辺晋太郎氏のSNS上での発言について、弊社にも多数のご意見を頂戴しております。

田辺晋太郎氏との契約は、本年6月30日に終了しており、これらの商品はすでに終売しております。

今期は、7月15日に発表させていただいた通り、新商品「うま肉鍋つゆ」シリーズを発売いたします。こちらの新商品につきましては田辺晋太郎氏の監修は受けておりません。

現在、弊社のホームページでは、旧商品と新商品の入れ替え作業中で、田辺晋太郎氏の登場するコンテンツが一部残っておりました。ご不快な思いやご懸念を抱かせてしまったことにお詫び申し上げます。

弊社は「公正・公平であること」を企業行動規範に掲げており、あらゆる差別やいじめ、虐待などの人権侵害について、これを容認するものではありません。

2211荷主研究者:2021/08/08(日) 14:36:11

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/560456?rct=n_hokkaido
2021年06/28 08:30 北海道新聞
牛乳生産、道産飼料で よつ葉が新商品 輸入依存脱却へ一歩

 よつ葉乳業(札幌)は8月、道外の共同購入グループ向けに、道産の非遺伝子組み換え(ノンGMO)配合飼料で育てた牛の牛乳を新発売する。配合飼料の主原料は大半を輸入していたが、うち約4割を道産に切り替える。割合はまだ半分に満たないが、輸入飼料に頼らない酪農経営の実現に向けた大きな一歩となりそうだ。

 新商品は《1》乳脂肪を均質化しないノンホモジナイズド《2》低温殺菌《3》通常―の3タイプで、いずれも1リットル入り300円程度。同社の牛乳総出荷量の約5%に当たる年間500万本の販売を見込む。

 同社は1972年から首都圏などの消費者でつくる共同購入グループに牛乳の直送を始め、99年にはノンGMO牛乳を商品化。以前から飼料の道産化を求める声が多く、十勝管内の酪農家14戸やホクレンと協力し、商品化にこぎ着けた。

 配合飼料は牛など家畜のえさで、原料となるトウモロコシや大豆かすは多くを米国や南米などからの輸入に頼っている。国内で流通している牛乳は全て国産で、チーズなどを加えた「牛乳乳製品」の食料自給率も59%(2019年度)あるが、飼料を加味すると25%に下がる。

 配合飼料価格は、穀物の国際相場や為替で乱高下し、酪農経営を不安定化させる要因にもなっている。特に今年は中国の大量輸入で国際相場が高騰。農林水産省の農業物価指数では、4月の1トン当たりの小売価格(乳用牛飼育用)は、前年同月比13・3%増の7万9810円に。付加価値が高いノンGMOの飼料価格はさらに高く、この傾向は当面続くとみられる。

 道内では近年、人口減による消費減でコメから飼料用トウモロコシへの転作が進む。北海道農政事務所の聞き取り調査では、飼料用トウモロコシの20年の作付面積は、17年比83%増の686ヘクタールに拡大している。自給飼料に詳しい酪農学園大の荒木和秋名誉教授は「よつ葉の取り組みは日本農業が目指すべき自給率向上に寄与する」と評価する。(生田憲)

2212とはずがたり:2021/08/18(水) 20:14:50
そうかw
個人的には日本製粉という激渋かっこええ名前をニップンとかいうふざけた名前にしやがってと義憤に駆られたハッカーがやってくれた筈とか思ってたけどこっちのほうが説得力あるな。。
今回,起動不能、バックアップもダメで修復不可能と完膚なきまでにやられた様で随分恨みを買ってたんだなと思ったが日本政府を機能不全にする目的でやられたとするならまあそれも納得か。。

社名変更は遅きに失したとは云え方向性は正しかったという訳なんだなw
後,ハッカーではなくクラッカーだから小麦粉欲しかった筈というツッコミも艸

https://twitter.com/petro_vich/status/1427788783550754821
petrovich
@petro_vich
日本製粉がハッキングの被害にあった件、外国人ハッカーが日本製粉(にほんせいふん)と日本政府(にほんせいふ)を間違った説がまことしやかに囁かれている。霞ヶ関と霞ヶ浦を間違って攻撃した前科が実際あるからな・・・
午前9:25 ・ 2021年8月18日・Twitter for Android

https://twitter.com/MountainMace/status/1427852369761509380
マセ山
@MountainMace
ハッカーではなくクラッカーだから当然小麦粉に用があったんでしょう。
午後1:38 ・ 2021年8月18日

日本の製粉大手に「前例ない」大規模攻撃 大量データ暗号化 起動不能、バックアップもダメで「復旧困難」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/17/news121.html
2021年08月17日 16時46分 公開
[松浦立樹,ITmedia]

 「システムの起動そのものが不可能で、データ復旧の手段はない」――製粉大手のニップン(東証一部上場)は8月16日、7月7日に受けたサイバー攻撃の詳細と影響を明らかにした。

 グループ会社を含むサーバの大半が同時攻撃を受け、バックアップを含む大量のデータが暗号化されて復旧不能に。外部専門家に「前例のない規模」と報告を受けたという。

 財務システムも被害を受け、早期の復旧が困難なため、8月5日に発表予定だった2021年4〜6月期の決算は、約3カ月延期。8月16日が提出期限だった四半期報告書の提出も、11月15日に延期する。


開示資料より
 サイバー攻撃を受けたのは7月7日未明。グループの情報ネットワークのサーバや端末が同時多発的な攻撃を受け、大量のファイルが暗号化された。

 ニップン単体の財務・販売管理データを保管しているファイルサーバに加え、グループ企業で同じ販売管理システムを使っていた11社と、同じ財務会計システムを利用していた26社にも被害が及んだという。

 同社は全サーバを停止し、ネットワークを遮断したが、これにより、全ての社内システムや共有ファイルサーバにアクセスができなくなった。

 外部専門家に調査を依頼したところ、(1)被害を受けたシステムすべてで、サーバのボリュームまたはサーバの内部に格納されたファイルの大部分が暗号化され、システムの起動そのものが不可能、(2)サーバの早期復旧に有効な技術的手段が確認できない、(3)データのバックアップを管理しているサーバも同じ状況であり、データの復旧の有効的な手段が「ない」と報告を受けたという。

 さらに、「これほど広範囲に影響を及ぼす事案は例がなく、復旧、安全性の構築までには相応の時間と労力が必要」との報告もあった。

 事業継続計画(BCP)は事前に策定していたが、拠点単位のシステム障害を想定しており、「グループ会社を含むサーバの大半が一度に同時攻撃を受ける」という今回の事態は想定外。オンラインバックアップも保存していたが、それも同時に被害にあうなど「BCPで想定していた事態を大きく上回る状況」だと説明している。

 同社は現在、対策本部を設置し、原因の究明や二次被害の抑止策、情報システムの復旧、再発防止策を検討中。システムの復旧には、サーバの再構築やネットワーク環境の見直し、会計データの再取得などに「相応の期間」を要するとしている。

 4〜6月期の決算作業に向け、財務会計システムは新たに導入し直す予定。新システムは9月上旬ごろに利用できる見通しだ。連結会計システムも新規導入し、決算作業ができる体制を整える。決算に必要なデータのうち、容易に復元・収集できないものについては、各事業所に資料作成を依頼しているという。


決算発表延期の開示資料より
 工場などは正常な操業を続けており、製品の供給は「これまで通り維持している」と説明している。

2213とはずがたり:2021/09/04(土) 20:27:08
キリンビール社長の布施孝之さん死去 「本麒麟」をヒット商品に
https://www.asahi.com/articles/ASP935DH3P93ULFA01V.html?ref=tw_asahi
2021年9月3日 16時30分

2214荷主研究者:2021/10/02(土) 15:35:26

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/583803?rct=n_hokkaido
2021年08/30 21:21 北海道新聞
本別製糖所、23年3月生産終了 北糖 北見製糖所などに集約

 製糖最大手のDM三井製糖ホールディングス(HD、東京)は30日、子会社である北海道糖業(札幌)の本別製糖所(十勝管内本別町)でのビート糖生産を2023年3月で終了すると発表した。同製糖所の生産分は同社北見製糖所(北見)などに移管する。老朽化が進む本別製糖所の生産分を他の製糖所に集約し、生産体制の効率化を図る。

 本別製糖所の生産分は、三井製糖HDと資本業務提携を結ぶ日本甜菜製糖(東京)の芽室製糖所(十勝管内芽室町)にも移す。本別製糖所の従業員約50人は他の拠点への異動などで対応する方針。生産終了後の同製糖所は原料となるビートの集荷場や製品の保管庫などとして活用を見込むため、一部の従業員は残る可能性もある。

 本別製糖所の20年のビート糖の生産量は5万7千トンで、北糖が生産するビート糖の約4割を占める。同製糖所は1962年設立でボイラー設備などの老朽化が進んでいることや、人口減少や健康志向で国内市場が縮小していることなどから生産終了を決めた。

 本別町の高橋正夫町長は「本別製糖所が町の工業製造品出荷額に占める割合は4分の3程度もあり、砂糖生産終了による税収減は避けられない。関連産業裾野も広く、本別経済への影響は計り知れない。農協などと存続協議会を設置し、生産終了の延期や見直しを求めていきたい」と述べた。(岡田圭史、土屋航)

2215荷主研究者:2021/10/02(土) 16:23:03

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC270ZJ0X20C21A8000000/
2021年9月2日 4:00 日本経済新聞 香川
夢の糖「希少糖」、香川で産業集積 高松帝酸が製造装置

2216荷主研究者:2021/10/02(土) 16:36:37

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC26BDD0W1A820C2000000/?unlock=1
2021年9月3日 7:58 日本経済新聞 九州・沖縄
キリンビール福岡工場、地元産の麦芽製造 データ活用も
拠点を探る

2217荷主研究者:2021/10/02(土) 16:37:26

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/585620?rct=n_hokkaido
2021年09/04 08:04 北海道新聞
岩内の飲料工場閉鎖へ 日本アスパラガス、千歳に拠点集約

 【岩内】清涼飲料水製造の日本アスパラガス(後志管内岩内町)が、同町内の缶飲料製造工場を来年5月末で閉鎖し、ペットボトル飲料を製造している千歳市内の自社工場敷地に移転・新設することが3日、分かった。製造拠点を集約して事業の効率化を図る。

 千歳では、来年8月に新しい缶飲料製造工場を稼働させる予定。物流に有利な立地を生かして経費の削減を進め、製造量の維持・拡大も図る。本社と野菜加工工場は当面、岩内町内に残す。

残り:199文字/全文:403文字

2218とはずがたり:2021/11/12(金) 17:31:34
キッコーマン、しょうゆ・豆乳など216品目を値上げ
11/12(金) 14:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e67363aa0117f093bc26acddc48a6b7e001bec38
読売新聞オンライン

 キッコーマンは12日、しょうゆや豆乳などの216品目を、2022年2月16日納品分から値上げすると発表した。しょうゆは約4〜10%、豆乳は約5〜6%引き上げる。

 大豆や小麦などの原材料価格や物流費が上昇していることが要因。「キッコーマン こいくちしょうゆ」(1リットル)の希望小売価格は税込み398円から420円となる。

2219荷主研究者:2021/11/27(土) 23:02:02

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00615704?isReadConfirmed=true
2021/10/20 05:00 日刊工業新聞
キッコーマン、千葉・野田に新工場開設 24年4月稼働

 キッコーマンは19日、千葉県野田市にしょうゆやつゆ、たれなどを製造する新工場を開設し、2024年4月に稼働すると発表した。着工は22年6月で投資額は約110億円。キッコーマンの新工場の設置は11年ぶり。IoT(モノのインターネット)を活用した生産システムや立体自動倉庫など、新たな技術や設備の導入により、スマートファクトリー化を進め、生産性の向上を図る。

 新工場は延べ床面積が約7474平方メートルで、スマート化と省人化によるコンパクトな工場にすることで、既存の工場に比べ生産性を約3倍に高める。

 また、エネルギー効率を向上させ、省エネ機器の導入や再生可能エネルギーを活用することで二酸化炭素(CO2)の排出量の削減と水使用量の低減を図る。

(2021/10/20 05:00)

2220荷主研究者:2021/11/27(土) 23:03:24

https://www.sakigake.jp/news/article/20211021AK0019/
2021年10月21日 10時31分 秋田魁新報
カルビーのポテチ用11トン出荷 小坂町、増産目指す

小坂町産ジャガイモの箱詰め作業=町畑作振興センター

 秋田県小坂町は大手菓子メーカー・カルビー(東京)へ供給するため2018年度から栽培しているポテトチップス用のジャガイモについて、21年度は11トンを出荷したと発表した。カルビーへの出荷は2年連続で、20年度を約2・5トン上回った。町は畑作振興センターを増築して馬鈴薯(ばれいしょ)選別機を設置することにしており、さらなる増産を目指す。

 カルビー向けに栽培しているのは加工用品種「オホーツクチップ」。4月に約50アールに種芋を植え、8月6、7日に収穫、14日に出荷した。作付面積は20年度と同じだが、栽培技術向上による収量の増加や、大型収穫機導入による作業の効率化などで最終的な出荷量が増えた。

 本年度は町と県、地元の農業法人でつくる従来の「試験栽培協議会」を発展的に解散し、新たに栽培受託組織「町ポテトコントラクター」を4月に設立した。農地所有者に参入を呼び掛け、さらなる作付け拡大を図る。

 町は「カルビーのバックアップを受けて栽培技術が向上し、でんぷん量などカルビーの買い取り基準を満たすジャガイモを生産できるようになった」としている。

 町によると、今夏は主な産地である北海道が干ばつ、九州が長雨の影響を受け、ジャガイモは全国的に不足気味だという。こうした事態に対応するため町は今後、貯蔵技術を向上させて長期供給の実現を目指したいとしている。

 このほか、本年度は市場出荷向けの生食用品種「キタアカリ」も約50アールに作付けし、先月6、7日に収穫した。畑作振興センターで選別と箱詰めをし、秋田市の市場に出荷したほか、養豚業のポークランドグループ(小坂町)にコロッケの原料として供給している。

2221とはずがたり:2021/12/03(金) 11:39:21
味の素、鶏肉冷凍食品を値上げへ 2月以降、家庭用で最大10%
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2021113001000422.html
2021/11/30 11:47共同通信

 味の素冷凍食品(東京)は30日、タイで製造している鶏肉冷凍食品について、家庭用4品と業務用40品種の出荷価格を値上げすると発表した。家庭用は来年2月1日の納品分から約6?10%、業務用は3月1日の納品分から約6?8%引き上げる。原材料費や燃料費が高騰し「合理化と効率化でコストを吸収できなくなった」としている。

 主力製品で家庭用の「やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック」は価格を据え置き、容量を減らす。実質的な値上げとなる。

 値上げする家庭用の主な製品は「ザ★から揚げ」「塩麹レモンから揚げ」など。業務用も、唐揚げやグリルチキンといった製品が対象となる。

2222とはずがたり:2021/12/03(金) 11:40:00
冷凍食品 2022年2月から マルハニチロも値上げ
2021/11/29 19:10FNNプライムオンライン
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-277608.html

家庭用冷凍食品の値上げが相次ぐ中、マルハニチロも値上げする。

マルハニチロは、2022年2月1日納品分から、家庭用冷凍食品およそ100品目を値上げすると発表した。

お弁当フライ製品などの調理品は、出荷価格でおよそ2?10%、果物や野菜などの農産品は、およそ5?23%引き上げる。

値上げは、世界的な需要の増加を背景に、原材料価格が上昇していることに加え、原油価格の高騰で、包装費や燃料費などのコストが高い状態が続いているためとしている。

2223荷主研究者:2021/12/12(日) 15:19:15

http://www.senmonshi.com/archive/02/021075JCJI0L0RN.asp
2021/11/05建通新聞社(岡山)
【岡山】日清製粉 新工場建設 倉敷市児島地区に

 【倉敷市】日清製粉(東京都千代田区神田錦町1ノ25、山田貴夫社長)は、かねてより取得していた倉敷市児島地区の瀬戸埠頭隣接地に、総工費約140億円を投入し、環境配慮型の新製粉工場を建設する。2023年1月ごろ着工し、25年5月ごろの稼働開始を目指す。

 建設地は倉敷市児島塩生の所有地3万1000平方㍍。設備能力は1日当たり小麦挽砕能力550㌧、小麦粉サイロ収容力4200㌧、立体自動倉庫収容力20万袋・5000㌧。

 新工場の稼働に伴い25年夏には岡山工場(岡山市北区下石井)、坂出工場(香川県坂出市入船町)を閉鎖する。2工場の跡地は将来的に売却する方針。同社はコストを低く抑え、効率よく事業運営するため関東、関西、九州で小規模工場の閉鎖と大型臨海工場への生産集約を進めてきており、今回の中四国地区で集約が完了する。新工場が完成すれば、大型臨海工場比率は現在の83%から92%に上昇する。

 現在の岡山工場はアパホテル岡山駅前の西隣という市街地にあるため、閉鎖後の跡地活用が注目される。

2021/11/05

2224荷主研究者:2021/12/12(日) 16:15:51

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC22DEQ022102021000000/?unlock=1
2021年11月16日 4:00 日本経済新聞
岡山の林原、家業脱し「国際バイオ企業」へ
企業研究 林原再生の10年㊤

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC22DYR022102021000000/?unlock=1
2021年11月17日 4:00 日本経済新聞
林原、経営に透明性 新事業展開へ社内結束
企業研究 林原再生10年㊦

2225とはずがたり:2022/01/07(金) 17:45:54
この辺>>705-708に出てきた会社が巧く対応出来てない??

【速報】日本マクドナルド 再びマックフライポテトをSサイズのみ販売 今月9日から1か月程度
1/7(金) 15:11配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5738747ad5f583961be2ab66d05f513a8a093194
TBS系(JNN)

日本マクドナルドは「マックフライポテト」のMサイズとLサイズの販売を一時休止し、再び「Sサイズ」のみの販売にすると発表しました。

日本マクドナルドによりますと「マックフライポテト」について全国の店舗で今月9日から1か月程度、「Sサイズ」のみの販売にするということです。

その間は、セットメニューのポテトも含め、Sサイズのみの販売となります。

原材料について、カナダの港での貨物の滞留や雪の影響、航路上での悪天候などが重なり輸入にさらなる遅れが発生しているためです。

マックフライポテトをめぐっては去年も12月24日から1週間、「Sサイズ」のみの販売を行っていました。日本マクドナルドは「原材料の安定調達にむけて最大限の対応を行ってまいります」としています。

2227荷主研究者:2022/01/09(日) 17:54:29

https://kahoku.news/articles/20211222khn000034.html
2021年12月23日 06:00 河北新報
サッポロ仙台工場、ビール製造停止へ 併設ビール園は営業継続

ビール製造を停止し、缶酎ハイなどの設備を新設する仙台工場(サッポロビール提供)

 サッポロビール(東京)は22日、仙台工場(宮城県名取市)のビール製造を2022年12月に停止し、缶酎ハイなど「レディー・トゥー・ドリンク(RTD)」の製造設備を新設すると発表した。ビール市場が縮小する一方、消費者の好みの多様化でRTD需要は拡大傾向にあり、設備費約36億円を投じて23年10月の稼働を予定する。

 「濃いめのレモンサワー」「男梅サワー」など同社の21年のRTD販売実績(20日時点)は、前年比約1・5倍の6万8700キロリットル。RTD事業に参入した10年以降で最高を記録した。全国2カ所目となる製造拠点の新設でRTD生産能力を倍増させ、生産の内製化や新商品の開発を図る。

 仙台工場は1971年に操業を開始した。主力の「サッポロ生ビール黒ラベル」や第三のビールなどを手掛けてきた。ビール製造設備の撤去費用は約37億円。仙台工場の全従業員74人は配置転換などで雇用を維持する方針。

 横尾努執行役員は「東北におけるRTD販売実績の伸び率は全国平均より高い。操業50年を迎えた歴史ある工場は、新しく生まれ変わる」と話す。

 工場内に19年に新設されたポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市)のカップ入りスープ工場は引き続き稼働。工場併設のビール園も営業を継続する。

2228チバQ:2022/02/28(月) 11:31:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc5719759d5cf14275c9a4856185302e12b85ccf
「アサヒビール巨大工場」閉鎖で大ピンチ…これから地方都市を襲う「暗い未来」
2/28(月) 8:05配信

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現代ビジネス
南足柄市に大打撃
Photo by gettyimages

 「私は工場に併設されている『アサヒビール園』の従業員ですが、工場が閉鎖されれば働くことはできなくなります。委託関連会社の正社員からパートまで、ビール工場にかかわる住民は大勢いる。それだけに工場閉鎖は深刻です」(地元従業員)

【写真】地方で起こっている「下請け工場切り」の深刻な実態

 2月15日、アサヒグループHDが南足柄市の神奈川工場を来年1月に閉鎖すると発表した。同社の主力商品「アサヒスーパードライ」を製造してきた約41万2000平方メートルの巨大工場が、姿を消す。

 この工場の関連会社や施設を含めた従業員は300人を超えていたこともあり、アルバイトを含めるとその数はさらに膨れる。今回の決定で地元関係者は職を失うことになる。

 さらに'02年の操業開始以来、同工場には年間約20万人の見学客が訪れ地元におカネを落としてきた。南足柄市からすれば貴重な収入源がごっそりなくなるのだ。

 アサヒグループはコロナ禍で酒類事業が減収する一方、オーストラリアのビール最大手を買収し、'21年12月期の売り上げ収益は前年比10・3%増を記録した。

 それでも国内のビール需要の落ち込みは改善されず、今回の工場閉鎖に踏み切った。

 南足柄市にとってさらに頭が痛い問題がある。

 「南足柄市のふるさと納税寄付金は年間30億円を超えますが、そのうちアサヒビール製品の返礼希望者が約8割にも達します。うちの酒屋はふるさと納税の返礼品を扱ってきた。工場がなくなると、その需要もゼロになってしまいます……」(市内のふるさと納税事業者)

 アサヒグループに取材をしたところ、

 「今回の閉鎖はグループの国内全体の最適生産・物流体制を再編し、高度化を進めるためです」

 と、回答が返ってきた。

 アサヒにとっては効果的なリストラなのかもしれないが、このようなケースが頻発すれば地方自治体は一気に衰退していくことになる。

 『週刊現代』2022年3月5日号より

週刊現代(講談社)

2229チバQ:2022/02/28(月) 19:16:29
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20220216052000.html
南足柄のアサヒビール工場閉鎖 地元経済や市財政どうなる
2022/02/16 05:20神奈川新聞

南足柄のアサヒビール工場閉鎖 地元経済や市財政どうなる

神奈川新聞

(神奈川新聞)

 観光拠点としても親しまれていたアサヒビール神奈川工場の操業終了を巡り、地元の南足柄では驚きの声が広がった。

 同工場は操業以来、ビールの製造工程を見たり試飲したりできる工場見学を実施し、ピークの03年には年間約18万人が訪問。同社のスーパードライなどのビールはふるさと納税の返礼品としても人気が高く、本年度は過去最高となる見込みの寄付金約30億円のうち8割を占める。

 今春市制50周年を迎える市財政に今後大きな影響を及ぼすことは必至で、加藤修平市長は「20年間もの間、市の産業振興に多大な貢献をいただいたが、影響は大きい」と打ち明けた。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/business/asahi_region-ASQ2J6THMQ2JPTLC005.html
アサヒビール四国工場閉鎖へ 地元の愛媛・西条、観光や財政に影響も
2022/02/17 10:00朝日新聞デジタル

アサヒビール四国工場閉鎖へ 地元の愛媛・西条、観光や財政に影響も

巨大なタンクが敷地内に立ち並ぶアサヒビール四国工場=2022年2月15日午後4時42分、愛媛県西条市、長田豊撮影

(朝日新聞デジタル)

 四国唯一の大手ビール会社の生産拠点、アサヒビール四国工場(愛媛県西条市)が来年1月末で操業を終えることがグループ親会社から発表された。雇用などの直接的な影響のほか、観光や市財政への打撃を関係者は心配している。

 工場の操業停止は15日、アサヒビールなどを傘下に置くアサヒグループホールディングスが発表。国内のビール離れなどを背景に「生産能力を最適化し、コスト競争力向上と効率化を推進する」として、四国工場と神奈川工場(神奈川県南足柄市)の操業を来年1月末に終了するなどの拠点再編計画が公表された。

 同社によると、四国工場は1998年6月に操業を始め、主力製品「アサヒスーパードライ」などを年間約473万箱(1箱は大瓶20本、約12・66リットル)生産。四国4県と広島県の一部に出荷してきた。

 四国工場の社員58人については、グループ内の配置転換や再就職を支援。約7万6千平方メートルある跡地利用は検討中としている。

 市によると、市内には工場以外のグループ社員も約30人いるといい、今後、配置転換などで家族を含めた一定数は市外に流出しそうだ。ただ、跡地は同社が既に売却交渉に入っているといい、後継企業の進出が速やかに決まれば、雇用などの影響は抑えられるのではないかという。

 一方、工場が担ってきた観光と市財政への貢献への影響は大きそうだ。

 工場内にはグループ直営レストラン「アサヒビール園 伊予西条店」があり、工場直送のビールとジンギスカンなどが楽しめる。コロナ禍前は受け付けていた工場見学も人気が高かった。16日午後、レストランの従業員は「昨日の発表で初めて工場撤退を知った。レストランの閉店時期は未定だが、大阪の系列店などへ転勤することになると思う」と話した。

 より深刻と見られるのが、ふるさと納税への影響だ。

 市地域振興課によると、19年度以降の寄付額は年間約7億5千万円。市の返礼品の金額ベースで約45%と人気が高いアルコール類のうち、大半を四国工場の製品が占めてきたが、工場撤退後は返礼品として取り扱えなくなる。市の担当者は「一足飛びにアサヒビールの穴埋めはできないが、地道に地場産品の掘り起こしに取り組みたい」と話す。

 アサヒビール四国工場の操業終了の発表を受けて、玉井敏久市長は「操業開始以降の貢献は多大で、ただただ残念だが、同時に心から感謝申し上げたい。操業終了後の対応に速やかにとりかかる」。中村時広知事も「四国唯一のビール工場の灯が消えることは断腸の思い。地域の活性化に向けた方策を市、関係機関とも連携して検討したい」とのコメントを出した。(長田豊)

2230とはずがたり:2022/03/10(木) 23:07:32

チョコやポテトチップスも 菓子値上げ相次ぐ 原材料価格上昇で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220310/k10013525191000.html?utm_int=news-new_contents_latest_002
2022年3月10日 22時18分

カカオ豆や食用油などのさまざまな原材料の価格上昇を受けて、チョコレートやポテトチップスなど、菓子の価格を引き上げる動きがメーカーの間で相次いでいます。

このうち、大手菓子メーカーの明治は10日、チョコレートやグミ、ガムなどの商品、合わせて136品目について、ことし5月の出荷分から値上げすると発表しました。

原材料のカカオ豆や砂糖などが現地の天候不順や需要の高まりで価格が上昇しているほか、物流コストなども高止まりが続いているためで、出荷価格をおよそ3%から11%引き上げるとしています。

チョコレートの値上げは2015年7月以来、およそ7年ぶりになります。

また菓子メーカーの湖池屋もスティック状の菓子など12の商品について、ことし6月以降、価格は据え置いたままで内容量をおよそ6%から9%減らし、実質、値上げします。

世界的な需要の高まりで原料となるパーム油の価格が上昇しているためです。

このほか、「カルビー」も主力のポテトチップスなど17の商品について、ことし1月下旬から順次、値上げをしていてメーカーでは店頭価格は7%から10%程度、上がるとみています。

値上げの動きは身近な菓子にも及んでいます。

2231とはずがたり:2022/04/12(火) 23:18:08
伊藤園、茶葉と飲料トータル155品目を値上げ
4/12(火) 15:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b92ad8c17124ed0b08bc9a269d30a725db82b47
食品新聞

10月1日から値上げされるリーフ商品の一部、機能性表示食品「一番摘みのお〜いお茶」シリーズ

 伊藤園は12日、茶葉(リーフ・ティーバッグ・インスタント)商品と飲料トータル155品目の価格を改定すると発表した。対象品目は多岐にわたり値上げ幅はカテゴリーによって異なる。

 エネルギー費・物流費・人件費・原材料高騰が背景。
 「今後も企業努力だけでコストの上昇を吸収し続けることは困難な状況」(伊藤園)と判断した。

 一部商品を除く「お〜いお茶」ブランドなどのリーフ(包装茶)計24品目の値上げ幅は5〜7%増で10月1日の出荷分から実施される。

 そのほかは131品目は7月1日出荷分から実施され、対象品目と値上げ幅は以下のとおり。
(1)一部商品を除くリーフ商品(ティーバッグ・インスタント・抹茶):5〜12%増
(2)一部製品を除く茶系や野菜系などの紙パック飲料:10%増
(3)一部製品を除くペットボトルまたは缶の野菜飲料:4〜8%増
(4)一部製品を除く「タリーズコーヒー」ブランドなどの缶コーヒー:6〜9%増
(5)輸入ミネラルウォーター「エビアン」12〜15%増

 なお缶コーヒーのカテゴリーでは「タリーズコーヒーバリスタズブラック」(390ml)や「タリーズコーヒーバリスタズ 無糖ラテ」(370ml)などの飲料は対象外。
 「タリーズコーヒー」ブランドのレギュラーコーヒーも対象外。

2232とはずがたり:2022/04/18(月) 00:04:35

コロナ禍でオートミール市場が驚異的な伸長 「米化」以外の食べ方も訴求へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2160c087efbe7438939a88f6dbbebd1a0cdb71c5
4/17(日) 13:32配信
日本食糧新聞

新規参入の増加と菓子、加工食品からもオートミール使用の商品が多数発売されている

オートミール市場が100億円規模まで拡大したとみられる。インテージ社のSRIデータでは、2019年と2020年の比較、2020年と2021年の比較でそれぞれ約3倍伸長させており、2019年と2020年を比較すると、市場規模は約8倍以上と驚異的な伸長を示している。市場関係者の話を総合すると市場規模が100億円程度までに拡大したもようだ。一方、オートミールの価値伝達が一部分に限られていること、喫食率がまだ3割程度であること、さらには、新規参入の増加と菓子、加工食品からもオートミールを使用した商品が多く発売されており、2022年も成長は加速するとの見方が広がる。

オートミール市場拡大の契機となったのはコロナ禍だ。巣ごもり生活が続く中、新しい食品に挑戦する動きが活発化。さらに、感染に対する不安や運動不足から健康志向が高まったことから、オートミールが持つ簡便性・保存性に加え、豊富な食物繊維を含み、低GIであることなどの健康価値、さらに「米化(ご飯への置き換え)」との言葉が注目を集めたことで市場は拡大した。

一方、「米化」という言葉の市場への貢献を評価する一方、オートミールの可能性を狭くするとの指摘も聞かれており、各社は2022年、「米化」以外の食べ方や価値を訴求する。

2022年のオートミール市場について、メーカー各社はさらに市場拡大するとの見通しで共通。その根拠について日清シスコは自社が行った「オートミール」調査で、オートミールの認知率は81.3%と高いものの、知っているが食べたことないという人が50.3%。喫食経験者は31%にとどまっており、市場拡大の余地は大きいとの認識を示す。

一方、オートミールの不満点については、3割弱が「いつも同じ食べ方になってしまい飽きる」と答えている実態が分かったことから、食品として汎用(はんよう)性が高く、アレンジできるオートミールの価値を発信。春夏向けメニュー提案としてオートミールに牛乳やヨーグルトなどをかけて冷蔵庫で数時間から一晩置いて食べる「オーバーナイトオーツ」を訴求。

日本ケロッグもオートミールの成長余地は多いとする。3月には「ケロッグ プロテイン オートミール」を発売。オートミールの「糖質控えめ」や「食物繊維が豊富」という価値に加え、新たにタンパク質もしっかり取れることを商品の特徴として訴求し、これまでもニーズのあったダイエット関心層を中心にさらなるユーザー拡大を目指す。

日本食品製造はオートミールの販路やセグメントに適した製品を投入し、「日食 プレミアム ピュア オートミール」などの主力製品は1000gなどの大容量製品も投入。またユーズやニーズに合ったオートミールを「選べる」ことを付加価値とし、インスタントタイプ、ロールドタイプとオーガニックの3タイプのオートミール製品の品揃えを小売店に提案する。

日本食糧新聞社

2233とはずがたり:2022/04/19(火) 16:10:29

食卓が添加物だらけに…4月から食品の「無添加」表示禁止に識者が警鐘
https://jisin.jp/domestic/2079898/
記事投稿日:2022/03/31 11:00 最終更新日:2022/03/31 11:00

「塩と肉だけを使用して、一切添加物を使っていないソーセージを製造したとします。それでもメーカーはパッケージに“無添加”と書けないんですか? 処罰の対象になってしまうんですか?」(福島みずほ参議院議員)



「それは、ケースバイケースになります……」(消費者庁担当者)



このおかしなやりとりは、今年3月16日に、「食の安心・安全を創る議員連盟」が消費者庁と「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」についての意見交換の場で飛び出したものだ。



今月、消費者庁は店頭に並ぶ食品の成分表示に関して“誤解”を招くおそれがある10の類型をまとめ、「食品添加物表示制度」改正を発表。改正される項目の一つによって、食品メーカーは今後、商品パッケージに「無添加」という表記を使えなくなってしまったのだ。



ほかにも「着色料不使用」といった「○○不使用」という文言も、目立つ形で表示することが禁止に。適用されるのは今年4月製造分からで、みそや野菜飲料など“無添加”“不使用”と表示されている製品が市場から消えることになる。



今回の改正には、本来、着色料が含まれるはずのないミネラルウオーターに「着色料不使用」などと表示してはいけないなど、もっともな改正も含まれてはいるが、複数の項目は「できるだけ添加物は避けたい」と、表示を頼りに購入していた消費者にとっては痛手となるもの。なぜ健康志向の高まりと逆行するこのような事態が起きているのだろうかーー。



元・農水大臣で、現在も食の安全問題に取り組む山田正彦さんは、その理由を次のように説明する。



「消費者庁は“無添加”や“不使用”などと表示することで、『添加物を使っていない商品のほうが体によい』というメッセージを消費者に与えてしまうのはよくないからと主張しています。こうしたルールを新設する背景には、添加物を使っている食品が売れなくなることをおそれる大手食品会社などの思惑があるのでしょう。しかし、このままでは消費者の知る権利と、メーカーの表現の自由を奪いかねません」



すでに消費者庁は、添加物のネガティブなイメージを軽減するために「人工甘味料」の“人工”や、「合成保存料」の“合成”といった表示を、国会での議論を経ることなく’20年7月に表示用語から削除。それを受けて、今年4月以降は“人工甘味料不使用”などとパッケージに記載した商品は原則販売ができないことになる。



しかし、消費者の食品添加物に対する不信感は、依然として根強い。添加物に詳しい日本消費者連盟の原英二さんは、こう警鐘を鳴らす。



「消費者庁は、『国が認めた添加物は安全』という前提に立っていますが、添加物の安全評価は極めてあいまいです。評価基準となる実験はマウスなどの動物のみで、医薬品のようにヒトに対する臨床実験は行われていません。ヒトとマウスには当然大きな違いがありますし、ヒトだってお酒に強い弱いがあるように、個人差が存在するにもかかわらず、です」

2234とはずがたり:2022/04/19(火) 17:56:34
伊藤園、茶葉と飲料トータル155品目を値上げ
4/12(火) 15:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b92ad8c17124ed0b08bc9a269d30a725db82b47
食品新聞

10月1日から値上げされるリーフ商品の一部、機能性表示食品「一番摘みのお〜いお茶」シリーズ

 伊藤園は12日、茶葉(リーフ・ティーバッグ・インスタント)商品と飲料トータル155品目の価格を改定すると発表した。対象品目は多岐にわたり値上げ幅はカテゴリーによって異なる。

 エネルギー費・物流費・人件費・原材料高騰が背景。
 「今後も企業努力だけでコストの上昇を吸収し続けることは困難な状況」(伊藤園)と判断した。

 一部商品を除く「お〜いお茶」ブランドなどのリーフ(包装茶)計24品目の値上げ幅は5〜7%増で10月1日の出荷分から実施される。

2235とはずがたり:2022/04/21(木) 21:33:19
6人死亡火災の「三幸製菓」、5月に生産再開…出火原因は特定されず
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220421-OYT1T50265/
2022/04/21 20:38

 新潟県村上市の「三幸製菓」荒川工場で6人が死亡した火災で、同社は21日、安全確認のために停止している各工場の生産を5月中旬以降、順次再開させると発表した。商品の出荷・販売の再開は6月頃になるという。
出火し、白煙が上がる米菓製造「三幸製菓」荒川工場の火災現場。読売機から。2022年2月12日撮影

 同社は火災後、荒川、新崎(新潟市北区)、新発田(新潟県新発田市)の全3工場の生産を停止。外部の専門家を交えて出火原因の究明と再発防止策の検討を行っていた。出火原因は特定されていないが、新たな安全策がまとまったため、再開を決めたという。

 新たな安全策では、安全体制全般を主管する「総合安全品質保証室」を新設。工場の保安体制強化を目的とした「工場管理課」を工場ごとに設ける。夜勤を含む全従業員対象の避難訓練の実施なども盛り込んだ。

 同社は「生産再開後も火災原因の調査を継続し、新たな事実が判明した際は必要な施策を実施する」としている。

2236とはずがたり:2022/05/15(日) 18:20:19
ストロング系チューハイ裏話。国のいじめに酒造メーカーブチ切れ
https://www.mag2.com/p/news/420186
2019.10.20
by くられ『アリエナイ科学メルマ』

最近、コンビニやスーパーのお酒コーナーの棚には、「ストロング系」チューハイがズラリと並んでいますが、その裏には意外な理由があるようです。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、この度数が高いアルコール飲料について、背景にあるいびつな酒税体系、極端な低原価とその理由、過激な売り方を紹介するとともに、健康被害の懸念など問題点も指摘しています。
ストロング系チューハイという突然変異のミュータント

この前Twitterでストロング系チューハイがミュータントという話をしたのですが、今回はその理屈をちょっと掘り下げてみましょう。

日本という国はわけのわからない税金が各所にちりばめられており、見た目は低くても実質、世界各国の中では相当な重税大国です。そして年々税制が複雑化して税金がじわじわ上がって生活が苦しくなっているのは皆さんもご存じの通りです。

例えば、ビール1本、220円として酒税額は約77円、消費税額が22円と概算すると、99円が税金です。要するに税金がなければ本来の価格は121円というわけです。

酒税は国にとっても主要な税収源ですから取りたい気持ちもあるのでしょうが、その結果、麦芽の比率を抑えた第2のビール、第3のビールなんてものが登場してはそれらが「ハイだめーー!」と即座に税金をかけられて値上がりして結果衰退するというのを横目で見てきた人は多いと思います。

国というゲームマスターはユーザーがユーザー同士でメリットがあって少しでも胴元に入る金が少なくなるとルール改訂を打ってそれを止めるわけです。なかなか悪質な運営です(笑)。

1890年代には国税の3〜40%をも占めていた酒税も、2005年には3%台(2014年には2.5%を割っている)になっているにも関わらず、基本的には少し安くなることはあっても抜本的に安くなることは無く、さらには酒造メーカーの新規参入まで法律そのものが大きく阻むことで国産の酒というのは生まれにくい状況…という話を日本酒やワイン製造を行っている小さな蔵元やワイナリーで聞くので、たぶんそうなのでしょう。

特にビールは酒の中ではぶっちぎりの出荷量(全体の4割近く)のため、特に第2、第3のビールを造っても酒税改訂で課税されて潰されるという、メーカーの努力を国が即座に潰しに来るというやりとりがあったわけです。

そんな度重なる課税ストレスにより酒造メーカーの良心のタガがはずれたようなものが、ストロング系チューハイでしょう。

350mlあたりの税金は10度未満で発泡性の酒はビール77円に比べて28円と安く、原価も醸造アルコール(ぶっちゃけバイオエタノール)、ガムシロップ、香料、甘味料、酸味料!(あと果汁分ちょっと)以上!!というソフトドリンクのノウハウをそのままアルコール飲料に転化して税法的に最も安くなる(故にみんな揃って9%)という原価激押さえのガブガブ行ける高アルコール飲料というパンドラのフタが開いたわけです。

原価は果汁分数%以下のソフトドリンク原価にアルコール代。具体的には1リットルあたり数十円と、当然普通にちゃんとした材料から作るアルコールより遙か彼方の安さです。

売り方もご存じの通りの開き直りっぷりが凄まじい(笑)。

「昼から飲もう!」的なPR、「健康?なにそれ飲んでから考えよう!」「いっぱい飲んだら現金プレゼント!」みたいなノリでコマーシャル展開をしているのは、酒造メーカーとして今まで薄皮一枚で作ってこなかった商品へのプライドを捨てた感じが伝わってきます。

これらの簡単に酔っ払える安酒は今や空前の売り上げへとなりつつあり、そこから生み出される健康被害、しいては国保への負担は酒税なんかより遙かに重いんだろうなと思うと、なかなか感慨深いものがあります。

そもそも醸造アルコールの技術自体、農水省や経産省がバイオ燃料として肝いり予算で開発したもので、トウモロコシの芯や稲わらなどを亜臨界水などでセロオリゴ糖に分解し、バイテク技術の結晶ともいえるスーパー酵母菌によって生み出されるエタノール…が何の因果か国民がガブガブ飲むことになるとはなかなか本当に感慨深いものがあります(笑)。

2237とはずがたり:2022/08/16(火) 10:15:26

絶対量だけでは無く一人当たり消費量も減ってるんだな〜

需要喚起へ若者のアイデアを 酒類消費減少で―国税庁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081300326&amp;g=soc
2022年08月14日07時12分

 国税庁は、若者を対象に日本産酒類の需要喚起に向けた提案を募るコンテスト「サケビバ!」を開催する。新たなサービスや販売戦略について若者目線のアイデアを引き出し、人口減少などで縮小傾向にある国内市場の活性化につなげたい考えだ。

 国税庁によると、成人1人当たり酒類消費数量は1995年度に100リットルだったが、2020年度は75リットルまで減少。近年はコロナ禍で飲み会や外食の機会が失われ、お酒を飲まない人が増えているとみられる。
 特に指摘されるのが若者の「アルコール離れ」。民間の研究機関によると、若者の半数程度は日常的な飲酒習慣がないという。
 そこで、酒類業界を所管する国税庁は、需要喚起に向け若者の意見を募集。コロナ禍で増えた「家飲み」に合わせた製品やデザインのほか、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した新しい販売手法などに関する提案を期待している。
 応募できるのは20〜39歳の個人、または3人以内のグループ。9月9日まで受け付ける。書類審査の通過者は、11月10日に東京都内で開く本選大会に進む。最優秀賞を受賞したアイデアについては同庁が事業化を支援する。大会の様子はオンラインで配信する予定。

2238とはずがたり:2022/09/06(火) 20:56:00

ほんとにメロン100%でジュース造ったらあんま美味しく無さそうw

トロピカーナ「100%メロンテイスト」 実はメロン2% 景表法違反
9/6(火) 15:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4894dcc435e0fe5ff4f32997ff0ea1c0d362378
毎日新聞

景品表示法違反に当たるとして措置命令が出た「トロピカーナ100%まるごと果実感メロンテイスト」のパッケージ=消費者庁で2022年9月6日、寺町六花撮影

 キリンビバレッジ(東京都)が販売するメロン味のミックスジュースについて、消費者庁は6日、原材料の大部分がメロン果汁であるかのようなパッケージ表示が景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、同社に再発防止などを求める措置命令を出した。実際はメロン果汁は2%しか使用していなかったという。

 対象となったのは、2020年6月〜22年4月に「トロピカーナ100%まるごと果実感メロンテイスト」(900ミリリットル入り、税抜き250円)で使われていたパッケージ。「100% MELON TASTE」「厳選マスクメロン」といった表示や、メロンにストローを刺したイラストが注ぎ口の部分に表示されていた。

 ただ、実際には果汁の98%がブドウやリンゴ、バナナで、メロンはわずか2%。同社は現在、パッケージを修正して商品を販売しているという。【寺町六花】

2239とはずがたり:2022/10/07(金) 21:10:38
米ぬかから代替肉 山形大・渡辺教授ら世界初
https://www.yamagata-np.jp/news/202210/07/kj_2022100700169.php
2022/10/7 11:17
脱脂米ぬかから抽出したタンパク質を原料に作られた代替肉(渡辺昌規山形大教授提供)

 山形大農学部の渡辺昌規教授(バイオマス資源学)などは6日、脱脂米ぬかから抽出したタンパク質を原料に、代替肉の製造に成功したと発表した。世界初の技術で、大豆由来と同質の食感を実現した。代替肉は昨今注目を集めており、米ぬかを使うことで稲作の収益性向上につながるとの期待がある。

高タンパク化、既存食品添加も視野

 脱脂米ぬかは、米油を抽出する際の副産物として大量に発生する。ミネラルを含んでいるが、活用は飼料などに限られていた。渡辺教授は2018年、食品産業機械のサタケ(広島県)と共同で、脱脂米ぬかから高濃度タンパク質を抽出・精製する技術を開発し、特許を取得。抽出物は固形状で、代替肉への展開を着想した。

 つなぎとなる多糖類と油を加えることで、市販されている大豆由来の代替肉と同等の弾力、ジューシーさを持たせることに成功した。色素を加えなくても、見た目は本来の肉に近い。硬さや香りは製造過程でコントロールでき、消費者ニーズに合わせることが可能になる。何も手を加えないと、コメの風味を感じられるという。

 米ぬかタンパク質は食物アレルギーの原因となる「アレルゲン」を含まず、安全性の高さも特徴とされる。代替肉のほか、サプリメントや既存の食品に添加して高タンパク化させるといった活用法を視野に入れ、2年後の実用・事業化を目指している。

 渡辺教授は代替肉原料の新たな選択肢として、脱脂米ぬかの付加価値を高めることを目指す。「白米のみを作る稲作から、白米とタンパク質を生産する稲作に転換させる。収益性を高めることで持続可能な農業につながる」と話している。

2240とはずがたり:2022/10/29(土) 20:24:03
ニップン、「伝説のから揚げ粉」「オーマイ ミートソース」など最大17%値上げ
読売新聞 / 2022年10月28日 17時8分
https://news.infoseek.co.jp/article/20221028_yol_oyt1t50204/?tpgnr=busi-econ
写真写真を拡大する
ニップン「ニップン 伝説のから揚げ粉」

 ニップンは28日、家庭用のパスタソースやミックスなど計69品を来年1月4日納品分から値上げすると発表した。税抜きの希望小売価格を約2?17%引き上げる。

 「ニップン 伝説のから揚げ粉」は169円が179円に、「オーマイ ミートソース」は219円が225円になる。

 世界的な原料価格の高騰に加え、物流費、包装資材費も上昇。急激な円安もあり、企業努力だけでは吸収ができないという。

2241とはずがたり:2023/03/08(水) 16:35:57
美味い♪

ラングロールショコラ
https://www.bourbon.co.jp/product/detail/34443-01.html

2242とはずがたり:2023/04/19(水) 17:44:45

ブランド力最強と思ってたシャウエッセンも値上げには
勝てないのか〜。

シャウエッセン値上げ「大失敗」 スーパーの棚、主役追われた分水嶺
https://www.asahi.com/articles/ASR4M05JTR4KPLFA00D.html
有料記事
金子智彦2023年4月19日 15時30分

 「大失敗」

 ソーセージ「シャウエッセン」で昨年実施した値上げに日本ハムの井川伸久社長(62)は悔恨の情をにじませた。

 「(販売数量の減少を)我慢している間にスーパーの棚が他社製品に差しかわってしまった」のだという。

日本ハム 新社長はチキチキボーンを育て、シャウエッセンを変えた男

 家畜のえさの価格がどんどん上昇し、食肉事業の収益が圧迫されている。さらに鳥インフルエンザの流行にも見舞われた。

 値上げの反動による買い控えが想定を上回った事業すらある。その象徴が「シャウエッセン」だ。

 振り返れば、その分水嶺(ぶ…

2243とはずがたり:2024/04/01(月) 15:12:55
人工甘味料アスパルテーム、WHO機関が初めて発がん可能性リスト掲載へ=関係者
By Reuters
2023年6月30日午後 2:03 GMT+99ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/article/health-who-aspartame-idJPKBN2YF1W0/


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