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食品産業総合スレッド

1715とはずがたり:2016/07/10(日) 03:45:56

2016/7/9 06:50神戸新聞NEXT
全国で人気のハム来月食べ納め 播州ハム閉店
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009266827.shtml

 手作りハムで知られ、全国にファンも多い播州ハム工業所(姫路市久保町)が、8月20日で閉店する。創業当時から受け継ぐ味は美食家をうならせたが、コスト高騰や売り上げ不振などで店を畳むことに。元は精肉店だったが、本格的なハムの販売に乗り出したのは1995年以降。3代目の堀田周郎社長(58)は「阪神・淡路大震災が一つの転機だった」と振り返る。(末永陽子)

 同社は、堀田社長の祖父が1950年に創業した。本場ドイツで加工法を学んだ技術者を招き入れ、ハム製造を続けてきた。しかし長年、売り上げの大半を占めたのは食肉。経営の関係で、手間がかかり、高コストのハムは店頭でわずかに売る程度だった。

 堀田社長は阪神・淡路大震災の直後、神戸市長田区で約1カ月半、ボランティアとして活動。惨状を目の当たりにし「一度しかない人生に悔いが残らないよう、うちでしか作れないハムを広めたい」と思い立った。人生観が変わる経験だった。

 同社のハムは一つ一つ手作業で糸をしばり、国産の塩やハーブなどで作った調味液に約3週間漬け込む。熟成させた後、半世紀以上使ってきた燻煙(くんえん)室で数日間炭火にかけていぶす。

 こだわりの味は、他社に先駆けて始めたインターネット通販で評判が広がり、料理雑誌やグルメ番組でも話題となった。

 「他社が1日や1週間で済ます工程に3倍以上の時間や手間をかけていた」と堀田社長。高コスト体質から脱却できず、経営不振が深刻化。今年に入り、「5年先が見えない」と決断した。

 閉店を知った顧客から注文が殺到し、既に売り切れとなった商品も。堀田社長は「取引先や従業員に大きな迷惑がかからないうちにと決めた。多くの人に愛され、大変ありがたい」と語った。


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