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食品産業総合スレッド
2107
:
荷主研究者
:2019/02/10(日) 00:04:55
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/265538?rct=n_hokkaido
2019年01/10 09:07 北海道新聞
<北海道でつくる>日本甜菜製糖芽室製糖所(下)農家負担減へ直播に協力 社長・恵本 司さん
えもと・つかさ 早稲田大卒。1978年入社。2012年に取締役に就任し美幌製糖所長。16年、常務取締役札幌支社長、18年6月から現職。徳島県出身。65歳。
1日に8500トンのビートを加工する国内最大のてん菜糖工場の芽室製糖所(十勝管内芽室町)をはじめ、道内3カ所で砂糖を製造する日本甜菜製糖(東京)は、原料のビートが道内畑作の輪作体系を支え、道内農業の発展に貢献してきた。昨年12月30日には環太平洋連携協定(TPP11)が発効し、砂糖価格の低下なども懸念される。恵本司社長に今後の展望を聞いた。(聞き手・小森美香)
――今年は創業100年を迎えます。
「第1次世界大戦でヨーロッパの砂糖価格が暴騰したことを背景に1919年に前身の北海道製糖が誕生し、6月で100年になります。今の社名になったのは戦後です。苗を育てるペーパーポット(紙筒)の開発などで収量増に取り組んだ結果、原料のビートは道内農業の輪作体系で重要な作物になりました。北海道の農業を支えることは日本の食の安心安全を支えることであり、わが社は社会的責任を担っています」
――道内の作付面積は10年前と比べて、1割以上減少しています。
「生産者の高齢化や少子化などによる労働力不足で、農家1人当たりの負担が増えると、栽培期間が長く、手間がかかるビートは敬遠されます。より負担が少ない作物に変えてしまわないよう、ビートが選ばれるための取り組みに注力しています」
――具体的には。
「芽室と士別市の製糖所向けのビートは3月上旬からハウスで育苗をせずに、4月中旬から畑に直接種をまく直播(ちょくはん)が増えています。収量は減少しますが、生育期間が短くなり、コストも削減できるためのようです。直播では土壌づくりや施肥、種をまく位置などの技術の向上に取り組んでいます。オホーツク管内美幌町の製糖所向けのビートをつくる地域は春が遅く直播が難しいので、農協や自治体と協力し、6列のビートを一度に収穫できる機械の導入など、大型機械での効率化に挑戦しています」
――製糖以外の事業にも力を入れていますね。
「ビートでの製糖業は、海外の砂糖価格やビートの生産状況により変動し、不安定な部分があります。製糖業を下支えするため、食品、飼料、農業資材、不動産事業を行っています。不動産では、帯広市稲田地区の帯広製糖所跡地の複合商業施設のほか、東京都内でも医療ビルを開業するなど遊休地を活用して収益を上げています。食品では国内で唯一、ドライイーストを製造。飼料事業では帯広畜産大と子牛の免疫力を高めるサプリメントを共同開発しました。農業資材ではペーパーポットの海外での引き合いが強まっており、有機農法向けのものを開発中。オンリーワンの商品展開を重視しています」
――砂糖の消費は減っており、TPP11の影響も懸念されます。
「TPP11では加糖調製品の輸入が増え、国産砂糖の消費が減る可能性もあります。消費拡大に向け、糖分の必要性などの情報を発信していきます」
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