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食品産業総合スレッド

1790とはずがたり:2016/11/11(金) 18:19:08

<そうざい半製品>冷凍食品にあらず 衛生基準、国が策定へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000004-mai-soci
毎日新聞 11/11(金) 7:00配信

米久の「ジューシーメンチカツ」。パッケージは一般的な冷凍食品と似ている=同社提供

 ◇O157集団食中毒 感染拡大の背景に

 神奈川県を中心に冷凍メンチカツによる病原性大腸菌O157の集団食中毒が発生した問題で、今回のカツのように油で揚げる調理手順などを残して販売される「そうざい半製品」が、国の衛生基準の対象から外れていることが感染拡大の背景にあることが分かってきた。厳密な基準のある冷凍食品と混同される恐れもあり、事態を重くみた厚生労働省は新たな基準策定などに着手する方針を固めた。【鳴海崇、宇多川はるか、井上知大、田原翔一】

【パッケージは一般的な冷凍食品と似ている】

 そうざい半製品はギョーザやカツ、コロッケなどが一般的で、材料の準備や味付けの手間をかけずに出来立てを食べられるのが特長。冷凍食品と似たパッケージで、同じコーナーで販売されることが多いが、冷凍食品のように細菌数の上限や保存温度などの基準はない。

 今回、食中毒が出た食肉加工会社「米久」(静岡県沼津市)の「ジューシーメンチカツ」と、食品会社「肉の石川」(神奈川県平塚市)の「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」も、そうざい半製品だ。被害は10日までに50人超に拡大している。

 厚労省生活衛生・食品安全部は「消費者にとって冷凍食品と区別しづらく、調理時の生肉加熱処理がおろそかになりやすい」と問題視。冷凍食品と同様に衛生基準を設けたり、そうざい半製品という名称の使用を禁じて冷凍食品に統合させたりする措置を検討する。

 ◇集団食中毒患者「生っぽかった」 神奈川県が聞き取り調査

 冷凍メンチカツによる集団食中毒の患者に対し、被害の最も多い神奈川県が聞き取り調査を始めたところ、「生っぽかった」「割った面が赤かった」との声が上がっていることが分かった。病原性大腸菌O157は75度で1分以上加熱すれば死滅するが、被害者らは肉の中心部まで火を通していなかった可能性があり、県は全患者への調査を続ける。

 「肉の石川」のメンチカツは包装の裏面に「凍ったまま、170度〜175度の油で6分間揚げてください」と小さな文字で調理方法が記されている。神奈川県は表示が不十分だとし、「加熱が十分でないものを家庭で食べることがないよう、具体的表示をすべきだ」と同社に改善を指導した。

 ただ、今回の商品に限って集団食中毒が起きていることから、神奈川県の担当者は「特定の日に作られた商品が高濃度に汚染されていた可能性がある」と疑い、静岡県は問題の冷凍メンチカツを製造した同県沼津市の食品加工卸会社「タケフーズ」を4日間立ち入り調査し、原材料や製造ラインに汚染がなかったか調べている。また、10日には「食べてから、半生に気づいても手遅れです!!」として、ひき肉製品は中心部までしっかり加熱するようにと危機管理情報を発表した。

 新潟薬科大の浦上弘教授(食品安全学)は「一部の商品は調理法の記載が足りず、文字も小さくて配慮に欠ける。だれもが温度を適切に測って揚げ物をするわけではなく、安全確保の責任を消費者に負わせ過ぎている。間違えない手立てを二重三重に講じなくてはならない」と指摘。淑徳大学の石井克枝教授(調理学)は安全な調理法として「解凍してから揚げると中まで熱が伝わりやすい。油は初めは150〜160度に抑え、そこから170〜175度くらいまで上げていく」とアドバイスする。


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