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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

2103荷主研究者:2019/02/09(土) 20:22:51

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1165/20180213_01.html
2018年02月13日火曜日 河北新報
理研食品/ワカメをもっと身近に

「ふえるわかめちゃん」のほか、スープやドレッシングなど理研食品の主な商品。チョレギ風海藻サラダなど後列の三つは20日に新発売される

昼休みに厚生棟に集まった渡辺社長と従業員たち。食堂には食べ放題の「ふえるわかめちゃん」がある

「ワカメには血圧を下げるなど、さまざまな栄養と効用があります」と渡辺社長。自社製品のお勧めの食べ方は「冷凍ワカメのしゃぶしゃぶ」だ

 カットワカメの先駆けで、国内トップシェアの「ふえるわかめちゃん」を中心とした海藻関連商品の製造、開発を担うのが、多賀城市の理研食品本社工場だ。東日本大震災の津波で生産設備の大半が水没したが、順次復旧。工場見学の実施や食育活動にも積極的に取り組み、地域、消費者との関係づくりを進める。

 生産から出荷まで、現場を統括するのが庄司直樹業務部長(52)。「ロスのない生産計画は永遠のテーマ。各部門とのコミュニケーション、情報入手が重要。縦割りでは回らない」と話す。総務、企画、生産管理の各部門を歩んだ経験をフルに生かし、目と気を配る。「スーパーに並ぶ『わかめスープ』が、ここ多賀城で作られていることをもっと知っていただき、身近に感じてほしい」と願う。

 「おいしいものをおいしいまま届けたい。食べて驚いてほしい」と話すのは開発部門一筋の小守宰元(こもりさとつぐ)さん(41)。被災した大船渡工場の再興に向けた冷凍海藻シリーズでも力を発揮した。「今は業務用だけですが、この事業をもっと大きくしたい。若い人たちにもっと海藻を食べてもらいたい」と意気込む。

 経理部の中角(なかつの)千早さん(27)は、入社動機が「ワカメが食べ放題と聞いたので」と笑わせる。常に生産ラインの従業員と同じ白衣を着て業務に当たっており、「現場に出向いての仕事も多い。白衣は私たちにとってスーツのようなもの」と胸を張る。工場見学の案内も担当しており、「お客さまの年代に応じた伝え方の工夫を勉強したいですね」と声に力が入った。

2104荷主研究者:2019/02/09(土) 20:23:22
>>2103-2104 続き

◎渡辺代表取締役/新しい食べ方常に提案

 -ワカメ加工品を主力に事業を拡大しています。
 「ラーメンスープを小分け包装する会社として1964年に創業しました。独自事業を模索していた時、三陸の海で始まったばかりのワカメ養殖に目を付け、当時は珍しかった塩蔵ワカメを発売しました。ところが、時間がたつと臭いが出るなど品質が安定せず、新たに開発したのがカール状に乾燥させた『ふえるわかめちゃん』です」
 「最初はあまり売れなかったのですが、ホウレンソウが不作の年にラーメンのトッピングの代用に提案したところ、ヒットしました。スープやサラダで海藻を食べる習慣も広がり、みそ汁以外に用途を広げていったという自負があります」

 -冷凍海藻シリーズもバリエーションが豊富です。
 「ワカメは2〜4月に採れたものを湯がいて食べるのが、鮮度も食感も良くておいしい。旬の鮮度感を食べてもらいたいと、茎も一緒に瞬間冷凍させて業務用に商品化し、メカブやモズクにも広げています」

 -地域貢献にも積極的ですね。
 「ワカメ生産者の高齢化が深刻です。今後も安定した生産量を確保するため、昨年7月、名取市に『ゆりあげファクトリー』を設立し、種苗生産を始めました。優良な種を提供し、地元の水産業を守っていきたいと思います。また、多賀城の古代米を使った2種類のスープを開発して地元食材のPRを後押しし、食育にも力を入れています。小学校での出前授業では、茶色いワカメを湯通しして鮮やかな緑色にする実演もしています。子どもたちはびっくりすると同時に、感動してくれます」

 -今後の展望は。
 「海藻の可能性や魅力を伝え、市場に新風を吹き込むことが当社の存在意義だと考え、一昨年、『ときめき海藻屋』という新ブランドをつくりました。ニーズに応じた新しい食べ方を、今後も提案し続けます」

◎プロフィール
 <わたなべ・ひろのぶ> 1954年仙台市生まれ。東北大農学部卒業後、78年理研食品に入社。企画室長、開発部長、理研ビタミン出向(営業部門担当)を経て、2001年取締役工場長。常務取締役、専務取締役を歴任し、13年から現職。趣味はゴルフ、釣り。

 理研ビタミン(東京)の子会社として1964年に設立された。海藻関連商品を扱う本社工場に加え、ドレッシングや調味料、エキス関連製品を製造する仙台新港工場(仙台市宮城野区)、業務用冷凍海藻関連製品製造の大船渡工場(大船渡市)がある。
 看板商品「ふえるわかめちゃん」をはじめ、多くの製法特許を持つ。高い開発力を誇り、洗浄機や選別機なども自社オリジナルだ。各工場で作られた製品は理研ビタミンを通じて全国で販売されている。
 東日本大震災では3工場ともに被災。大船渡工場は津波後の火災で焼失したため新築した。

■本社工場所在地
 〒985-0844
 多賀城市宮内2丁目5-60
■電話 022(365)6446
■資本金 8000万円
■従業員数 257人


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