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食品産業総合スレッド
2130
:
とはずがたり
:2019/09/08(日) 22:35:10
マーガリンのトランス脂肪酸対策だけが、なぜ目立つ?
https://www.asahi.com/articles/SDI201803024252.html
大村美香 2018年3月3日06時00分
…
…なぜ今、改めてトランス脂肪酸低減をPRするのか。各社は米国での規制強化の余波を警戒してのことだと言います。
今年6月以降米国では、部分水素添加油脂をGRAS(以前から食品に使われて安全とされる食品の区分)から外し、食品に使用する場合は米国食品医薬品局(FDA)の承認が新たに必要になります。明治によると、マーガリンはトランス脂肪酸を含む代表的食品としてあげられ、この問題が取りざたされるたびに消費が低迷、この5年で市場規模は100億円以上小さくなったといいます。雪印メグミルクも米国の規制強化方針が発表された2015年以降「トランス脂肪酸へのネガティブイメージが広がった」と。
今年、米国の動きが話題になれば再び、「お客様に不安な気持ちが生まれると考えられる」(明治)。ならば積極的に、自社の取り組みを説明して知ってもらおう。打って出る道を選んだわけです。サイトや広告での情報発信にも力を入れるといいます(※2)。この方針、「かえってやぶ蛇になりはしないか」という業界関係者もいますが・・・。
写真・図版
包装のデザインを変更、「マーガリン類と健康に関するギモンはこちらから」と入れた雪印メグミルクの「ネオソフト」
以前から食品メーカーは、自主的に食品のトランス脂肪酸削減に取り組んでいました。例えば、今回特にメッセージを出していないJオイルミルズのマーガリン「ラーマ」でも減らしています。現在、10gあたりのトランス脂肪酸は0.1g。これはリニューアルし、2005年の商品の9分の1にしたという明治の商品「コーンソフト」の含有量と同じ値です。
「体に悪い成分を減らしたんだから、いい動きだ」。そう感じる方もいらっしゃると思います。ただ個人的には、日本でのトランス脂肪酸の問題は注目され過ぎなのではないかなあ、とモヤモヤを感じてもいるのです。こうした原稿を書いていて言うのも何なのですが。
脂肪酸の中には、摂り過ぎると動脈硬化を促進し心筋梗塞などを増やす原因となる飽和脂肪酸というものもあります。肉や乳製品の脂質に多く含まれています。摂りすぎを防ぐため、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、成人で総エネルギー摂取量の7%以下と目標量が定められています(※3)。
2010、11年の国民栄養調査によると30〜49歳の値は、男性で6.6%、女性7.6%。女性は目標量を上回ってしまっています。日本人の場合、心筋梗塞などのリスクを減らすために脂質のとり方を考えるなら、トランス脂肪酸よりも飽和脂肪酸の方をより重視しなくてはならないはず。けれど、社会的にはトランス脂肪酸ほどの注目は集めていないように思います。なお、食事摂取基準ではトランス脂肪酸にも触れていますが、特に基準は示していません。
ちなみにトランス脂肪酸を避けるにしても、食卓のマーガリンだけを気にするのは、的を射ていないようです。食事調査による日本人のトランス脂肪酸の摂取源をみると、マーガリンよりも、菓子類、パン類、油脂類の方が大きな割合を占めています(※4)。
花壇の草取りをしていて、目の前の土から芽を出した小さな草を一生懸命抜いているのだけれど、その脇にある伸びた雑草に気がつかない……今の状況に、そんな連想が浮かんできます。
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