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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

1チバQ:2013/03/29(金) 22:32:00
とは代表が立てないので、立てちゃいます。

第23回参院選(2013年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50


第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

2006チバQ:2014/12/05(金) 22:44:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120502000127.html
衆院選 中盤戦どう展開 

2014年12月5日 朝刊


 衆院選の序盤情勢を踏まえ、与野党は遊説戦略の練り直しに着手した。優位に立つ自民党は安倍晋三首相(党総裁)を接戦区に連日投入。伸び悩む民主党は、対抗できる選挙区の絞り込みを急ぎ、海江田万里代表らが応援に入る方針だ。選挙戦が佳境に入る中、厳しい戦いで自身の足元が危うくなり、応援ができない野党党首も出そうだ。
 首相は四日に大阪府入り。維新の党の前身、日本維新の会は二〇一二年の前回衆院選で大阪を中心に躍進し、今回も激戦が予想されるため、てこ入れを図る。和歌山市に続く府内・泉佐野市での街頭演説では「この選挙は前進か、後退かを決める選挙だ。負けるわけにはいかない」と訴えた。
 自民党は、序盤情勢における勢いを維持するため、組織全体の上滑りや首相ら幹部の「失言」を警戒、選挙戦を乗り切る構えだ。首相は衆院解散後に入った北海道を五日に再訪問する。
 民主党は三日夜、党本部での選対会議で、巻き返しが可能な選挙区に幹部を投入する方針を決めた。投票態度未定の有権者取り込みを強化する。接戦が予想される海江田氏らが自らの選挙区で支持固めを図る場合は、蓮舫元行政刷新担当相らの派遣を検討する。
 海江田氏は四日、福井県敦賀市で演説し「デフレ脱出には雇用安定と適切な収入が必要だ」と支持を呼び掛けた。
 維新の党は江田憲司共同代表が東日本を、大阪市長の橋下徹共同代表が西日本を担当。組織票より無党派層狙いの選挙戦だけに、顔の知られた幹部の遊説が頼みの綱だ。
 堅調な戦いを進める公明党は四日の常任役員会で、比例票を上積みするため山口那津男代表が地方行脚を続ける方針を確認。山口氏は「気を緩めずに取り組む」と強調した。首相には九カ所の小選挙区に応援に入るよう要請している。
 比例で伸び悩む次世代の党は、平沼赳夫党首が四日に比例東京ブロックをてこ入れ。共産党は志位和夫委員長が全十一ブロックを回る。
◆小沢氏 異例の地元遊説
 生活の党は、小沢一郎代表が六、七両日、自身が立候補した岩手4区に戻り、約三十カ所で街頭演説する。盤石な「小沢王国」を誇った地元で、選挙期間中に本格的な遊説を展開するのは異例。
 社民党は九州や近畿の各ブロックを中心に遊説計画を練る。新党改革は東京を軸に活動する。

2007チバQ:2014/12/05(金) 22:50:34
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141205/plt1412051140002-n1.htm
存在感増す「戦う」谷垣幹事長 衆院選に勝っても負けても次期総裁へ弾み (1/2ページ)
2014.12.05
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東京1区の候補者の応援演説を行う谷垣氏=3日午後、東京都新宿区【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 12・14衆院選で、自民党の谷垣禎一幹事長(69)が厳しい発言を連発している。報道機関の情勢調査で「自民党圧勝」との見方が出ており、党内が緩むのを引き締めているのだが、それだけではない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、存在感を増しつつある谷垣氏に迫った。

 「自民党には1回生がたくさんいるが、もっと地域に根を生やして(活動しろ)。『全員光る人材だ』と言いたいが、正直、フロック(まぐれ)で当選したんじゃないかという人も」(1日、京都府宇治市の集会で)

 「今回は追い風でも、向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」(11月30日、札幌市の街頭演説で)

 今回の選挙戦、谷垣氏の選挙語録は手厳しい。党内では「谷垣さんの形相が違う」(中堅議員)という声まである。

 背景について、自民党のベテラン議員は「勝っても負けても、衆院選が終われば、来年秋の自民党総裁選を見据えて、谷垣さんは『ポスト安倍』として存在感が増す」といい、こう解説した。

 「谷垣さんにとって、次の総裁選は年齢的にラストチャンス。今回、自民党が勝てば、『選挙責任者の幹事長として、突然の解散総選挙という危機管理を果たした』と高く評価される。一方、党が大きく議席を減らせば、総裁選では反安倍のリベラル派が結集する。その際、『ナンバー2の谷垣さんを担ぐのが順当』という声が出てくる可能性が高まる」

 かなり気が早い話にも聞こえるが、額賀派幹部も「今回、谷垣さんは地方組織とも信頼関係を深めていて、総裁選では地方の支持も見込める」と分析している。

 谷垣氏の強みは、連立を組む公明党との良好な関係にもある。山口那津男代表とは弁護士同士で気脈も通じ、三党合意で消費税増税をともに決断した間柄だ。安倍晋三首相が今後、安全保障や憲法改正などで突き進む場合、これに反発する公明党が外から谷垣氏を応援することも考えられる。

 谷垣氏には、じくじたる思いがある。

 野党時代の自民党総裁として頑張ったが、首相になれなかったことだ。民主党政権に不信任案を突きつけての勝負ができず、政権復帰直前の総裁選出馬も党内力学で断たれた。「戦う姿勢を貫けなかった…」(谷垣氏側近)と弱さを指摘する声もあった。

 私(鈴木)は解散当日の朝、谷垣氏を訪ねた。

 「(いろんな意味で)戦う谷垣のスタートですね」と話しかけると、谷垣氏はいつもの温厚さで「人間なかなか変われないけど…」と語ったが、その後で「でも、やりますよ。必死で!」と表情を引き締めていた。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。

2008チバQ:2014/12/05(金) 22:52:21
http://www.minpo.jp/news/detail/2014120519645
復興策の評価気掛かり 衆院選最前線ルポ 伊達地方で攻防激化
 自民党の前職亀岡偉民(59)と民主党の新人金子恵美(49)がしのぎを削る。序盤戦は互いに「地盤」とする伊達地方への攻勢を強めている。亀岡は衆院、金子は参院の議員として、ともに復興政務官を経験している。両陣営にとって東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興施策に対する有権者の反応が気掛かりだ。
   ◇  ◇
 新聞各紙に「自民議席、300超の勢い」「亀岡氏リード」の見出しが躍った4日、亀岡は、「地元」として重視している伊達地方をくまなく回っていた。福島市の選対事務所で留守を預かる選対幹部の一人は「民主候補の地元でもあり、伊達では絶対に負けられない」と表情を引き締めた。
 亀岡陣営は平成17年の初当選時に得た17万1000票を目標に掲げる。24年の前回より5万票も多い。目標達成に向けて事務所・連絡所を5カ所増やし、13カ所に構えた。このうち9カ所は伊達地方にある。
 公示日には党総裁で首相の安倍晋三が応援のため相馬市に駆け付け、復興の加速を約束した。同市では漁業の再生などが急がれている。党関係者は「首相の第一声には、政府が復興を忘れつつあるのではないかという不安を解消させる効果があった」とみる。
 ただ、2年前の政権交代で安倍が復興と原発事故収束を加速させると明言したが、スピード感がないと感じる県民は少なくない。福島市連合後援会長の千葉政行は「亀岡の実績を示しながら、有権者の支持を広げたい」と強調する。
   ◇  ◇
 福島市にある金子の選挙事務所でも4日、後援会関係者らが新聞各紙の世論調査結果を分析していた。選対幹部の一人は「まずは地元で優位に立ち、その勢いを大票田の福島市に持ち込みたい」と戦略を練る。この日、金子は福島市内に選挙カーを向けた。
 金子陣営は当選ラインを10万票とみる。昨年7月の参院選では衆院本県1区管内で約7万6000票を得た実績がある。自民政権下で行われたが、震災直後に原発事故対応に当たった民主へ逆風が吹いていた。党県連関係者は「民主政権がまいた復興の種がようやく花を咲かせ始めた。金子の実績を訴えたい」と意気込む。2日に党代表の海江田万里が福島市で応援演説し、復興への姿勢を示せたのも好材料とみる。
 立候補表明が遅く、事務所・連絡所は福島市、伊達市など4カ所にとどまる。ただ、前回の衆院選で5万票余りを獲得しながら、今回は立候補を見送った旧みんなの党の元職石原洋三郎(41)が2日に金子支持を表明した。連合後援会長の菅野庄一は「連合福島などの支援も受け、ようやく陣容が固まった。石原氏の支援は追い風になる」と歓迎する。
   ◇  ◇
 共産党の新人渡部保子(72)は4日、福島市で選挙カーを走らせた。
 地元の同市をはじめ、浮動票の多い都市部を中心とした選挙運動を展開。長時間労働の問題などを取り上げ、支持を求めている。選対本部長の山田裕は「消費税再増税の中止など他党と違う政策を打ち出すことで、これまでにない手応えがある」と話す。

( 2014/12/05 08:21 カテゴリー:主要 , ふくしま衆院選 )

2009旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/05(金) 23:29:44
>>2003
31位でも通るんですけどね。

とはいえ,まあ佐賀1,熊本1はおそらく負けないとしても,
沖縄1〜4,大分1,長崎1,鹿児島3で7人か。
微妙な位置っちゃ位置かもしらん。

2010チバQ:2014/12/05(金) 23:59:24
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141205-OYS1T50018.html
自民分裂の福岡1区 無所属対決「勝てば公認」
2014年12月05日

福岡1区のポスター掲示板には自民党候補がいない(4日、福岡市博多区で)=貞末ヒトミ撮影
 報道各社の序盤情勢調査で4日、「与党優勢」が伝えられたが、福岡1区(福岡市東区、博多区)では、前回は自民党公認だった前議員2人がいずれも無所属で出馬し、民主党候補と接戦を演じている。

 2012年の前回選で初当選した井上貴博氏は、麻生副総理の側近。前回は比例九州ブロックに回った新開裕司氏は、引退した古賀誠・元幹事長の元秘書だ。地元の福岡で勢力を競い合う麻生、古賀両氏の板挟みとなった党本部は「2人とも公認せず」という苦肉の裁定を下した。

 4日夕、強風が吹きつけるJR博多駅前で、井上氏は「自民党支部長の井上です」と繰り返した。自らが「真正の自民党」だとアピールする狙いからだ。

 公示前日に事務所を訪れた麻生氏からは、「無所属だから比例復活はない。勝った方が自民党公認だ」と激励を受けた。麻生派所属の参院議員が選挙区入りし、団体回りをするなど側面支援にも力を入れる。

 一方の新開氏は4日午後、商店街で支持を訴えた。公示日の出陣式では「これは私だけの戦いじゃない」と力を込め、駆けつけた古賀氏も「新開君こそ、自民党を救う候補者だ」と太鼓判を押した。新開氏が所属する岸田派(旧古賀派)からは、岸田外相や上川法相らも来援予定で、こちらも総力戦の構えを見せる。

 「勝てば公認」を合言葉に分裂選挙を展開する自民党をよそに、民主党元議員の山本剛正氏は4日午前、JR博多駅前で「安倍政権になっても消費は伸び悩んでいる」とアベノミクス批判を展開した。保守分裂は追い風だが、「他人のことを気にしている余裕はない」と、反自民票の取り込みに躍起だ。

 福岡1区には、共産党の比江嶋俊和氏、諸派の明石健太郎氏、無所属の金出公子氏も立候補している。

2011チバQ:2014/12/05(金) 23:59:55
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141205-1404944.html
喜美氏、夫婦で「どぶ板」1人1人握手
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 解党したみんなの党元代表で無所属で出馬している渡辺喜美氏(62)が、地元の栃木3区で苦戦を強いられている。共同通信社の序盤情勢では、自民党が300議席を上回る勢いとされ、同選挙区でも自民の前職簗(やな)和生氏(35)が先行しているとされる。そんな中、渡辺氏はまゆみ夫人と地元に張り付き、有権者1人1人に訴える「どぶ板」で選挙戦を展開していた。

 「喜美ちゃんをよろしく」「どうも、どうも。よろしくお願いします」

 夕暮れ時、買い物客が次々と訪れるスーパーマーケットの前で1人1人に握手を求める渡辺夫妻の姿があった。渡辺氏は、「(12年の衆院選で地元に入ったのは)1回か2回。地元に張り付いて選挙を戦うのは何十年ぶりかもしれない」と話す。

 街頭演説やあいさつ回りもこなしているが、都内などに比べ、人が集まる場所が少ない地方の都市では、握手会など地道な活動が多くなる。活動先では「自民党じゃないからね…」などと厳しい指摘を受けることもあるという。

 無所属での選挙は初めてだ。父渡辺美智雄氏の地盤を継ぎ、96年衆院選に自民党公認で初当選。離党後は、みんなの党代表として圧勝を続けてきた。しかし、8億円資金借り入れ問題などが発端となり、党は解党。新党結成も断念し、序盤情勢でも苦戦とされている。

 それでも手応えは悪くない。「お父さんの代から、投票してます。頑張って」などと声を掛けられ、頭を下げる渡辺氏。「厳しいですけど、温かい声援をもらっている。地元はありがたいです。やっぱり、地元は良い」としみじみと話した。

 今年4月、まゆみ夫人と12年12月に離婚したが仲直りし、事実婚状態であることが伝えられた。選対関係者によると、選挙前、「仲良くやっているので安心してくれ」と言われたという。公示後、まゆみ夫人は同行してサポート。1日の活動を終えると、夫妻でスーパーで夕食の買い物もする。渡辺氏がカートを押しながら歩き回り、会計後は渡辺氏が買い物袋に商品を詰め込む姿もみられた。

 夫人と二人三脚での「渡辺個人商店」。「『だんだんよくなる法華の太鼓』でやっていきたい」と、選挙戦が尻上がりで良くなるように臨んでいきたいと、決意を語った。【上岡豊】

 [2014年12月5日9時47分 紙面から]

2012チバQ:2014/12/06(土) 00:03:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2014120500646
共産・笠井氏が手術=比例立候補取り消さず【14衆院選】


 共産党は5日、衆院選の比例代表東京ブロックに立候補している笠井亮前衆院議員がくも膜下出血のため手術を受けたと発表した。党広報部によると、術後の経過は良好で身体機能に異常はなく、入院と休養の後、公務に復帰する。立候補は取り消さない。
 笠井氏は4日午後の遊説中に頭痛と手のしびれを訴え、同日夜に東京都内の病院で手術を受けた。 (2014/12/05-16:52)

2013チバQ:2014/12/06(土) 08:18:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120502000270.html
2年前は追い風 一年生いきなり審判 自民前職 知名度、実績どう補う?

2014年12月5日 夕刊


 十四日に投開票される衆院選の小選挙区候補者のうち、二〇一二年の前回初当選した国政一期生は全国で百五十七人。大半を占める百一人が自民前職だ。党への追い風の中で議席を得てから、わずか二年。自民への支持は堅調な情勢だが、自身の知名度も実績も不十分なうちに訪れた選挙を、どう戦っているのか。東京都内の候補者を追った。  (松村裕子、小形佳奈、林朋実)
 「一生懸命にやってきたけど、時間切れで…」。都心から立候補した候補(40)はこの二年間、地域の行事や会合を回ってきたという。しかし、名前と顔を覚えてもらえたかというと、「ちょっとまだ…。(名前が分かるのは)町会長ぐらいだろう」(陣営の地元議員)と、心もとない。
 公募で候補者になった前回、小選挙区で競り勝った相手は民主のベテラン。「知名度が違うので、こつこつ頑張るしかない」
 別の二十三区内の選挙区に立った男性候補(35)は、四歳から高校卒業まで海外で暮らしていたため、地縁がなかった。二年前は自民の閣僚経験者の後継者として、全面的な支援を受けて当選した。
 本人は「地域をまめに回り、知り合いも増えた」と自負する。陣営幹部は「前任者の支援団体も健在。ただ、自身の支援組織ができるまでには至っていない」。公示前の先月開かれた決起集会の参加者は地元議員の後援者が中心で、年配者が目立った。「二年では自分の仲間をつくるのは難しいよね」と地元議員。
 多摩地区の男性候補(50)は当選直後、新年会などに民主の議員しか呼ばれなかったり、呼ばれた先で名前を間違えられたりもしたという。名前を覚えてもらおうと毎朝駅前に立ち、祭りや行事には「片っ端から」顔を出したという。「前回は風によって比例で何とか通った。風がなくても勝てるように努力してきた」
 公示日、知名度の高い自民前職のホープが応援に駆け付けてくれた。「初日から手を振ってくれる人が多い。前回は後半までそういう動きはなかった。地元の自民候補として認識してもらっていると感じる」。それでも陣営では「対立候補(の政治活動)は十年以上、うちは二年」と気を引き締める。

2014チバQ:2014/12/06(土) 08:20:56
ゲンダイ ・・・・
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/155528
自民300議席の異常 2閣僚ピンチ「大物落選危機リスト」

2014年12月6日

 自民300議席――という信じがたい議席予測に衝撃が走っている。とうとう、連立政権を組む公明党の山口那津男代表までが「自民党だけ議席が増えて良い政治ができるか」と街頭演説で訴えはじめるありさまだ。

 自民党への“追い風”はまったく吹いていないが、議席だけは増えそうという異常な選挙戦になっている。

「安倍首相が新宿駅西口で街頭演説をした時も、立ち止まって真剣に聞いている聴衆は200人もいませんでした。皆、チラッと一瞥して通り過ぎていた。驚くほど熱気がない。なのに大勝しそうなのだから、ちょっと不気味です」(自民党関係者)

 異常な選挙戦となっているためか、選挙に強い“大物”が苦戦を強いられている。黄色信号がともりはじめているのが渡辺喜美氏(栃木3区)、平沼赳夫氏(岡山3区)、亀井静香氏(広島6区)の3人だ。

「これまで渡辺喜美は、選挙中もほとんど地元に帰らなかったのに、選挙区に張りついています。気温の低い早朝から妻のまゆみさんとビラを配り、中学生にまで<ご両親によろしく>と愛嬌を振りまいている。支持者には<当選したら自民に復党する>と吹聴しています。ただ、古参秘書に愛想を尽かされたり系列市議が造反したように周囲から嫌われ、8億円問題がなくても選挙は厳しかった。当選は微妙です」(地元関係者)

 平沼赳夫氏、亀井静香氏の2人は、世論調査ではリードしているが、自民候補と大接戦となっている。

■愛想ふりまく塩崎厚労相

 自民大物で苦しい戦いを強いられているのが、塩崎恭久厚労相(愛媛1区)と西川公也農相(栃木2区)の2大臣だ。もともと2人ともエラソーな態度が有権者に嫌われているうえ、対立候補が強い。

 西川農相が戦っている民主の福田昭夫氏は、県知事もやった選挙上手。逆風が吹いた前回2012年選挙も比例復活している。

 塩崎厚労相の対立候補、民主の永江孝子氏は、地元テレビ局のアナウンサー出身。知名度があるだけでなくバックには愛媛県知事がついている。危機感の強い塩崎厚労相は、普段は見せない満面の笑みで有権者に接している。

 逆風が吹いている民主党は、このままでは大物がバタバタと倒れかねない。海江田万里氏(東京1区)、菅直人氏(東京18区)、枝野幸男氏(埼玉5区)、馬淵澄夫氏(奈良1区)、原口一博氏(佐賀1区)の5人は、自民党候補にリードを許している状況だ。

「安倍首相は“落選させたい民主党議員”として海江田、枝野、菅の名前を挙げています。菅直人のことは単純に嫌いなのでしょう。でも、海江田代表と枝野幹事長の2人は戦略的に狙い撃ちしている。代表と幹事長のツートップが自分の選挙に追われれば、党全体の選挙どころじゃなくなりますからね。馬淵澄夫も選対委員長です。実際、自民党はこの3人の選挙区に党幹部を刺客としてどんどん送り込んでいる。さらに、選挙が終わった後のことも考えているようです。枝野や馬淵は民主党の中心になる議員。彼らがいなくなれば民主党は弱体化する。野党全体を弱体化させるために、小沢一郎、江田憲司、亀井静香といった力のある野党議員もターゲットにしています」(政界関係者)

 このまま安倍首相の思惑通りに進ませていいのか。

2015チバQ:2014/12/06(土) 08:21:56
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/155463
落としたら総崩れ 野党壊滅情報流れる「天王山7選挙区」

2014年12月4日

 今度の衆院選は、公示直後から「自民圧勝」との予測が出回っている。空前の低投票率になりそうだからだ。無党派が寝てしまえば、直撃を受けるのは首都圏や各県の県庁所在地である1区。東京なんて「生き残るのは長妻昭氏(民主、7区)、長島昭久氏(民主、21区)、柿沢未途氏(維新、15区)くらい」なんていわれる始末。いい気になっている自民党は大物弁士を続々投入し、野党幹部を落とすハラだ。果たして、そんな事態になったらどうなるのか。天王山といわれるのは以下の選挙区。野党はここを落としてはならない。

 自民が力点を入れる選挙区は北海道や沖縄など数多くある。中でもターゲットにしているのが埼玉5区の枝野幸男・民主幹事長だ。自民・牧原秀樹氏に3連勝しているが、前々回は4万5000だった票差が前回は9000票差まで追い上げられた。もともと5区は民主が強いが、首都圏を中心に有権者がシラけ切っている現状では不利。自民、公明の組織票によって逆転される可能性もある。

 神奈川の4区と8区も野党が盤石とはいえない。4区は元みんなの党代表で無所属の浅尾慶一郎氏の選挙区で、浅尾氏は前回、自民・山本朋広氏の2倍の票を取って当選した。

「しかし今回は甘くない。浅尾議員には解党後遺症があるし、一方、山本議員は2カ月ほど前からあちこちにポスターを張り、党員を掘り起こすなど準備を進めてきた。安倍首相も応援に入るので山本議員はかなり躍進しそうなのです」(地元関係者)

■安倍首相も応援演説にしゃかりき

 8区は前回同様、維新の共同代表・江田憲司氏に自民の福田峰之氏が挑む。

「前回、自民は“江田氏にはかなわない”と最初から諦めていましたが、この1年ほど福田陣営がまめに地回りを続けている。自民が本腰を入れた証拠です」(関係者)

2016チバQ:2014/12/06(土) 08:23:54
 無党派層が多い選挙区だけにシラケ選挙は江田氏に厳しい。江田氏が小選挙区で落ちるような事態になれば、ホント、野党総崩れだ。

 北海道では今回、民主から出馬する新党大地の鈴木宗男代表の娘・鈴木貴子氏の当否が天下分け目の試金石になる。前回は親の七光が通用せず、自民の伊東良孝氏に2万票差で敗れたが、今回は統一候補で楽勝かと思ったら、やっぱり苦戦なのである。「花の東京1区」は前回比例復活した海江田万里・民主代表と自民の山田美樹氏が再びぶつかる。普通なら海江田氏が横綱相撲だが、そうなっていない。

「もともと海江田代表は選挙に弱いので今回は正念場。野党第1党の党首のクビを取るべく、安倍総理は28日、山田氏の応援演説に入りました」(選対関係者)

 同じく1区で自民がシャカリキなのが香川。自民の平井卓也氏と民主の小川淳也氏の戦いだ。

「1区を奪われてなるかと、自民は2日さっそく、麻生副総理の現地入りを決めました」(地元マスコミ関係者)

 加藤紘一元幹事長の三女・鮎子氏がいる山形3区も最大激戦区になる。前回は紘一氏が、元酒田市長で無所属の阿部寿一氏に敗れたが、その差はわずか1500票。自民は最重要選挙区にして、大物投入のハラだ。

 以上、7選挙区の動向が日本の民主主義の行方を決めることになる。有権者は寝てはいけない。

2017チバQ:2014/12/06(土) 08:38:33
http://www.sankei.com/region/news/141206/rgn1412060065-n1.html
2014.12.6 07:03
【衆院選2014 注目区を行く】
埼玉7、10区 自公VS民維の共闘対決





 「7区は民主党小宮山泰子、10区は維新の党坂本祐之輔をお願いします」

 3日早朝、7区と10区の境界となる東武東上線鶴ケ島駅西口で、政党が異なる候補が2人並んで異色のコラボ演説を行った。

 持ちかけたのは小宮山。公示前日の1日、「野党共闘を」と坂本に電話し、急遽(きゅうきょ)決まった。「維新も民主も一緒にやっているという大きな政治の流れを有権者に知ってほしい」と強調する。だが、陣営は前回選挙で7区の維新が獲得した4万4千の票について「全く意識していないということはない」と打ち明ける。

 自民の神山佐市は初当選した前回が7万8千票。当時未来の小宮山は4万4千票で敗れたが、比例復活で4選を果たした。このとき民主は3万8千票。小宮山に民主票が加われば単純計算で神山と互角。維新票の行方が注目される中で坂本との共闘アピールだった。

 10区も前回は自民の山口泰明が8万5千票で小選挙区を制し、坂本は2万9千票差で比例復活当選。未来が2万票、民主も1万8千票を得ており、民主票と候補者調整で比例に回った前回未来の生活元職票が鍵を握る。坂本には民主系議員も一部支援しており、小宮山との連携は民主との共闘を象徴してみせた形だ。

 神山も3日夜、川越駅東口の演説会で公明党参院議員の西田実仁と握手。「自公連立政権が継続できるかどうか重要な選挙」と声を張り上げ、平成11年の自自公連立政権誕生以来の友党との蜜月ぶりを披露した。

 神山陣営幹部は4日、維新票が7区の勝敗を占うとして民主・維新共闘を「あなどれない」と警戒。陣営の引き締めを図り、7区内で2万票以上あるとされる公明党支持層への声掛けを強めるよう指示を出した。

 山口は5日午前、坂戸市の若葉駅東口で行われた公明の街頭演説会に参加、拍手で迎えられた。公明県幹部は「初出馬した平成8年から同志として戦い、今回もいの一番に推薦した」と長年の信頼関係を強調、全力で支える考えを示した。

 共闘を競う7、10両区。その成果が注目されている。=敬称略(石井豊)

2018チバQ:2014/12/06(土) 09:24:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000093-jij-pol
衆院選・注目区を行く(埼玉7区、13区)【14衆院選】
時事通信 12月5日(金)16時46分配信

◇変わらぬ結束「小宮山党」=民主出戻り苦にせず―埼玉7区
 「民主党公認の小宮山泰子です」。小雨がぱらつく4日の昼下がり。埼玉県川越市の新河岸駅前で演説に立った小宮山は、「頑張って」と手を振る女子高校生や主婦に満面の笑みで応じた。県議時代から着用する赤のジャンパーは、復党したばかりの民主のイメージカラーと重なる。
 2年前、消費増税関連法の衆院採決で党方針に逆らって小沢一郎らとともに反対票を投じ、民主を除名された。しかし、新天地となった生活の党は党勢の先細りに歯止めがかからず、小宮山は焦燥感を募らせていた。
 衆院解散直前、民主が消費税率再引き上げの延期容認を決めると、小宮山は「争うものがなくなった」。11月19日、民主復党の思いを小沢に伝え、「わかった」と了承を得た。翌20日、小沢と民主の岡田克也代表代行の会談で復党が決まった。
 民主の地元県連には、反党行為で除名された小宮山をいとも簡単に迎え入れたことに「今ごろ戻ってきて何だ」「比例の椅子を取りに来たのか」などと反発もある。支援団体の連合関係者は「もう離党しないと一筆書かせたいくらいだ」と怒りが収まらない。
 しかし、地元支持者の間では「出戻り」にさほどの違和感はない。小宮山主催のママさんバレー大会に参加した主婦は「党より個人の活動に共感している」と意に介さない。マラソン大会に出場すれば沿道から声援が飛び、亡父重四郎の代から培われた「小宮山党」の結束を見せつける。
 埼玉7区では前回、小宮山がいた旧日本未来の党と民主、旧日本維新の会、共産の非自民4党が乱立。自民前職の神山佐市に「漁夫の利」を許し、小宮山は比例で復活した。今回は小宮山と神山のほか、次世代の党新人の根本千裕、共産新人の長沼チネも出馬したが、小宮山陣営は「民主に戻ったことは大きい」と手応えを感じている。
◇「渡り鳥」に逆風=埼玉13区
 埼玉県春日部市の春日部駅前ロータリー。山内康一は公示日の2日夕、帰宅途中のサラリーマンら約300人を前に出陣式に臨んだ。「野党の中心になれるのは民主党しかない」。街宣車から叫んだ山内も、衆院解散直前に解党が決まったみんなの党から民主への「駆け込み組」の1人だ。
 第一声を終えて駆けつけた民主幹事長の枝野幸男は、「穏健なリベラルの結集」を掲げる山内を「考え方、方向性が一緒の仲間だ」と持ち上げてみせた。みんな幹事長だった参院議員水野賢一も街宣車上に並び、「野党共闘」をアピールした。
 党幹部らの応援は厳しい戦いの裏返しでもある。枝野の強い引きもあり入党はとんとん拍子に決まったが、用意された埼玉13区に縁はない。山内は超党派議連「原発ゼロの会」発起人で、電力関係労組を抱える連合埼玉との関係に不安も残す。
 山内は2005年、神奈川9区から自民公認で初当選し、みんなに移って比例北関東で2回、議席を得た。三つの政党と選挙区を渡り歩いて「選挙目当て」「落下傘」と逆風を受け、ブログで「国会議員は地元出身じゃないといけないのか」と開き直ったことも。「固める組織も知名度もないが、できることに集中するしかない」。民主カラーに合わせて新調した赤のネクタイを締め、街頭で声をからす。
 迎え撃つ自民前職の土屋品子陣営は「地元をばかにしている。比例復活もさせない」と圧勝を期す。13区には、次世代の中村匡志、共産の秋山文和の両新人も立候補している。(敬称略)

2019名無しさん:2014/12/07(日) 18:05:09
時事通信の情勢記事が来ましたよ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141207-00000057-jij-pol
自民300議席超も=民主伸び悩み、維新苦戦―共産倍増・衆院選情勢【14衆院選】
時事通信 12月7日(日)17時59分配信

 衆院選の投開票を14日に控え、時事通信は全国の支社局の取材に加え、過去の得票実績や世論調査を加味して情勢を探った。
 現時点で、自民党は公示前の295議席に上積みし、単独で300議席を超える可能性がある。民主党は公示前の62議席は確保しそうだが、伸び悩んでいる。
 維新の党は公示前の42議席の維持は困難。公明党は堅調で公示前の31議席を増やし、共産党は公示前の8議席の倍増が視野に入ってきた。
 自民党は、北陸や中国、四国などの12県で全小選挙区を独占する可能性が高い。前回は旧日本維新の会に押された近畿でも復調しており、180を超える選挙区で当選圏に入った。
 また、約80選挙区で民主党などと接戦を演じており、このうち55選挙区でやや優勢となっている。比例も過去最多だった2005年の郵政選挙での77議席に迫る勢いで、「自民1強」体制の維持が濃厚だ。
 公明党も選挙区に擁立した9人全員の当選が有力で、比例も前回より上積みが見込まれる。自民、公明両党で、定数の3分の2に当たる317議席を超える公算が大きい。
 一方、民主党は選挙区、比例とも前回をわずかに上回りそうだが、党内で期待が出ていた100議席の大台には届きそうにない。
 維新は12選挙区で競り合うものの、当選圏入りした候補者はおらず、比例も旧維新の40議席を大幅に下回りそうだ。
 候補者調整により、民主は127、維新は46の選挙区で共産党以外の野党との競合を回避したが、その多くは苦戦している。維新と分党した次世代の党も大幅に議席を減らす見通しだ。
 共産党は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、18年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性がある。比例でも、前回は議席に届かなかった北信越、中国両ブロックも含めて健闘している。
 生活の党は公示前の5議席を割り込むとみられ、社民党は2議席を維持しそうだ。新党改革は議席獲得が厳しい。 
 今回の衆院選は「1票の格差」是正のため、小選挙区の定数が五つ減って295。選挙区に959人、定数180の比例代表に232人(重複を除く)の計1191人が立候補している。

2020チバQ:2014/12/07(日) 18:36:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141207ddlk03010031000c.html
2014衆院選:小沢氏、30年ぶり地元遊説 /岩手
毎日新聞 2014年12月07日 地方版

 衆院選で岩手4区に立候補している生活前職、小沢一郎氏(72)が6日、約30年ぶりに自らの選挙区を遊説した。花巻市など16カ所で支持者らと握手を交わす「どぶ板選挙」を展開。異例の地元入りには、対抗する自民前職の藤原崇氏(31)に勢いがあり、後援会が「引き締め」のために要請した背景がある。

 小沢氏は奥州市江刺区の江刺総合支所前を午前9時に出発して午後5時まで、数十人から100人超の支持者が集まる各会場で5分強の演説を繰り返し、「今まで留守にしていたが、やってこられたのは皆さんのおかげ。変わらぬご支援をたまわりたい」と長年の不在をわびた。終了後、報道陣の取材に「今回大変厳しいと地元からの要請もあった」と来県の理由を明かした。

 藤原氏は同日、花巻市で遊説したほか、公明党の演説会に出席。共産新人の高橋綱記氏(67)も同市内を遊説した。小沢氏は7日も奥州市水沢区など14カ所を回る。一方、9日には自民党の安倍晋三首相や、共産党の穀田恵二国対委員長が北上市に入り演説する。【浅野孝仁、和泉清充】

2021チバQ:2014/12/07(日) 18:38:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk43010502000c.html
2014衆院選・くまもと:1区「厳しい戦い」 「自民先行」報道に双方ピリピリ /熊本
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 自民、維新の前職と共産新人の三つどもえの戦いが繰り広げられている衆院選熊本1区。過去3回の対決で1勝の自民前職と2勝の維新前職は、4回目の対決も「厳しい戦い」と互いに神経をとがらせている。【取違剛】

 「選対委員長が来てくださったのは、1区が危ないという危機感の裏返しだ」。5日昼、支持者約150人が集まった自民前職、木原稔氏(45)の選挙事務所(熊本市東区)。木原氏は激励に訪れた茂木敏充・党選対委員長の隣で悲壮感を漂わせた。

 一部報道機関の世論調査で「木原氏先行」と報じられ、陣営は引き締めに躍起だ。木原氏は党内屈指の人気を誇る小泉進次郎氏の来援が内定したことにも触れ「これが何を意味するか。恐怖感の中で戦っている」と訴えた。

 小選挙区初勝利を果たした前回、得票は落選した前々回より約3000票少なかった。陣営は「前回は相手の失策で勝てた。気を緩めればまた負ける」と厳しい言葉を並べる。

 一方、維新前職の松野頼久氏(54)は同日昼過ぎ、寒風吹きすさぶ熊本市東区のスーパー前で街頭演説した。「増税をする前に国会議員の定数と歳費を削減する。まず国会議員が身を切る改革をやらない限り、霞ケ関の税金の無駄遣いに切り込めない」

 突然の衆院解散だったため企業へのあいさつ回りや個人演説会を組む余裕がなく、遊説と街頭演説中心の選挙戦を展開している。

 演説後、記者から「木原氏先行」の報道について問われた松野氏は「他社の聞き取り調査ではほとんど差がないと聞いている。今、まさに横並びじゃないかな。有権者の反応、むちゃくちゃいいですよ」と強調し、選挙カーに飛び乗った。

 1区では共産新人、高本征尚氏(29)も「大企業優遇から庶民の暮らし第一の経済政策へ」と訴え、比例票の上積みも狙っている。

2022チバQ:2014/12/07(日) 18:42:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk26010476000c.html
衆院選:1区、民主集会に維新候補 「自公優位」報道受け、連携模索 /京都
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 衆院選で、毎日新聞など全国紙が序盤情勢調査で自公優位の勢いを報じたことを受け、府内でもこれまで具体化されなかった民主と維新が連携を示す動きが出てきた。民主が5日、小選挙区の擁立を見送った1区で開いた比例代表用政党演説会で、維新の1区候補が支援を訴える場面が見られた。

 京都市中京区での演説会では、民主党政調会長の福山哲郎参院議員が、1区で候補擁立できなかったことを謝罪し、「維新とは政策協定を結んだ。強い思いを訴えるつもりはないが、全国で一緒に戦っていることをお含み置きいただきたい」とあいさつして退席。その後、府議が「たまたまなんですけど、会場の前に来られています」と維新新人の田坂幾太氏(62)を紹介。田坂氏は「自民の独り勝ちを許す訳にはいかない。民主を中心とした新しい流れにご一緒させていただきたい」と頭を下げると、会場からは「がんばれ」との声もかかった。

 1区では他に、共産前職の穀田恵二氏(67)、自民前職の伊吹文明氏(76)、無所属元職の平智之氏(55)、無所属新人の蜷川澄村氏(63)が立候補している。【藤田文亮】

2023チバQ:2014/12/07(日) 18:44:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120700079
衆院選・注目区を行く(沖縄4区、沖縄1区)【14衆院選】



街頭で有権者に支持を訴える衆院選候補者=4日午前、豊見城市(一部、画像処理してあります)
 ◇「公約違反」と自民圧迫=保守分裂決戦、第2幕−沖縄4区
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を訴えた翁長雄志が11月16日の知事選で勝利してから3週間。翁長は衆院選で、移設推進の立場を取る自民党候補の対抗馬として元同党県議を擁立。辺野古移設を最大の争点に保守が分裂した知事選の第2幕の様相を呈している。
 4日午前、土砂降りの雨となった豊見城市街。自民前職の西銘恒三郎は雨がっぱ姿で傘を差し、まばらな人影に向かって「地域で働く人の給与を確実に増やしていく」と訴えた。
 2012年の前回、この沖縄4区で辺野古移設反対を訴え当選した西銘だが、その後、安倍政権の方針に基づき移設推進に転換した。「公約違反」との批判は免れず、演説では移設問題に言及することなく、専ら経済政策を訴えている。
 翁長が先の知事選で、4区内で獲得した票数は8万票余り。自民に追い風だった前回衆院選での西銘の得票より約1万票多い。西銘陣営は「移設反対の民意の風は相当強い」と危機感を強める。西銘は2日の公示までに宮古島や石垣島などほぼ全ての離島に足を運び、支持固めを急いだ。
 一方、翁長が西銘の対抗馬として白羽の矢を立てたのが仲里利信。西銘の元後援会長で自民党県議を4期務め、議長も経験した地元政界の重鎮だ。仲里は西銘が辺野古移設に宗旨変えしたことに反発、西銘と決別した。

辺野古移設反対を公約にする衆院選候補者の集会であいさつする翁長雄志次期沖縄県知事=4日夜、宜野湾市
 公示日の2日、仲里が第一声を上げた南風原町での出陣式には翁長も出席し、「辺野古に新基地は造らせない。仲里勝利のために私が先頭に立つ」と気勢を上げた。仲里も辺野古反対を前面に打ち出し、「公約を守ることが問われる選挙だ」と西銘を批判した。
 元後援会長の出馬に、西銘は「ショックだ」と動揺を隠せない。衆院が解散された11月21日、仲里の出馬会見を翌日に控え、西銘は電話で「先輩、降りてくれませんか」と懇願したが、仲里は聞く耳を持たなかった。
 仲里陣営は「『翁長が支援する仲里』というイメージを広める」のが基本戦略。翁長も仲里の応援のためたびたび4区に入っており、県民にとって敏感な問題である辺野古移設で「公約を破った」と西銘を圧迫していく構えだ。

 ◇共産も次期知事と共闘=沖縄1区
 沖縄1区に立つ自民前職の国場幸之助も「辺野古移設反対」の逆風にあえぐ構図は変わらない。与党の利点を生かし、経済界を中心に支持固めを図って議席を維持したい考えで、3日には国場が所属する自民岸田派会長の外相岸田文雄が那覇市に入り、地元企業を回って国場支持を求めた。
 ただ、岸田が街頭演説する場面はなかった。「外相が街頭に立てば有権者に辺野古を思い起こさせる」と陣営が恐れたためだ。知事選と同日実施の那覇市長選の際、岸田が行った街頭演説にはほとんど聴衆が集まらなかった苦い経験がある。

沖縄県庁前で開かれたデモで米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を訴える人たち=4日午後、那覇市
 国場自身、「大変厳しいタイミングで県民の審判を仰がなければならない」と苦境を認める。4区の西銘と同様、「経済が最大の争点だ」と繰り返し訴えている。
 翁長が1区で支援するのが、前回比例復活した共産党の赤嶺政賢だ。ポスターの写真には翁長とともに収まり、共闘関係をアピール。「共産公認」の文字はポスター下に小さく刷り、政党色をあえて出さない。「辺野古に基地は造らせない。私は公約を守る」。赤嶺もまた、自民の「公約違反」をあぶり出す作戦だ。1区では、維新元職の下地幹郎も国政復帰を目指して立候補している。(敬称略)(2014/12/07-14:51)

2024チバQ:2014/12/07(日) 18:45:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120600197
衆院選・注目区を行く(群馬5区、東京14区)【14衆院選】



街頭演説で有権者に支援を求める衆院選候補者=2日、群馬県渋川市(一部画像処理しています)
 ◇「どぶ板」でおわび行脚=自民小渕、遠いみそぎ−群馬5区
 衆院選が公示された2日朝、群馬県渋川市の渋川八幡宮。自民党前職の小渕優子の出陣式には400人近い支持者が集まり、普段は静まり返る境内が熱気に包まれた。小渕は靴を脱いでビール箱の上に立つと、政権の経済政策「アベノミクス」を前面に出す党のキャッチフレーズを引用し、「私にとっても、もう『この道しかない』。もう一度スタートラインに戻って、一からやっていく覚悟です」と目に涙を浮かべて再起を誓った。
 首相安倍晋三が9月の内閣改造の「目玉閣僚」として経済産業相に起用した小渕は、関連政治団体の不明朗な収支が発覚、2カ月足らずで辞任に追い込まれた。その1カ月後の衆院解散。元秘書や後援会関係者が東京地検特捜部に事情を聴かれる中での「試練の選挙」(陣営幹部)だ。
 「将来の女性宰相候補」とも言われた小渕は、選挙となれば応援で全国を飛び回り、自身の選挙は後援会組織が支えてきた。しかし、今回は小渕本人が選挙区に張り付き、全域に出向いて頭を下げる「どぶ板選挙」に徹する。「謝罪するのに有権者に足を運ばせるのは失礼だ」との理由で、大規模集会は一切開かない。「こんな選挙は初めて」(別の幹部)という。
 一夜明けた3日朝、小渕は中之条町の無人駅前で約20人の支持者に迎えられた。地元有力者が「優子さんが来るよ」と伝えただけで集まったという。「優子さん少し痩せた」と涙ぐむ人も。「ご心配、ご迷惑を掛けたことを心からおわびします」。深々と頭を下げ、一人一人と握手する小渕に、必勝を願う寄せ書きが手渡された。
 亡父の元首相恵三から受け継いだ強固な地盤は健在だが、捜査の行方には戸惑いも広がる。今後、関係者が有罪判決を受ける可能性も排除できず、党県連関係者は「ここで勝ってもみそぎにはならない」とため息をつく。「地元としてはとりあえず国会に送り出さなきゃならない」。先代からの支持者はこう語った。
 群馬5区には共産党の糸井洋、社民党の小林人志の両新人も立候補している。


有権者に支援を求める衆院選候補者=5日、東京都荒川区(一部画像処理しています)
 ◇うちわで逆風=東京14区
 「心からおわび申し上げます。原点に戻り、地元荒川のため全力で働きます」。女性閣僚「ダブル辞任」のもう一方の主役である自民前職の松島みどりは5日朝、トレードマークの赤のダウンジャケット姿で東京メトロ町屋駅前に立ち、駅に吸い込まれる通勤客に繰り返し謝罪した。
 地元の東京14区内でうちわを配ったことが公職選挙法の寄付違反に当たると追及を受け、法相の座を追われた松島。今回は党コンプライアンス室と連絡を取り、選挙運動に細心の注意を払う。
 「土下座くらいやらなきゃだめだ」「うちわは配らないのか」。街頭に立つ松島には、こんな批判や冷やかしの声も投げ掛けられる。非自民4候補が乱立して共倒れした前回とは打って変わり、相手が民主元職の木村剛司と共産新人の阿藤和之の2人に絞り込まれたことも気掛かりだ。
 松島の元には官房長官の菅義偉、経済再生担当相の甘利明ら政権幹部が続々と応援に駆け付ける。「辞任は国会運営を遅らせないための苦渋の選択だった」「引き続きアベノミクス推進役として戦列に加えてほしい」などと支援に懸命だ。
 「いろんな方に励ましていただいてほっとしているが、厳しい意見もあるから何とも言えない」。松島は手応えをつかみかねている。うちわで起こした自らへの逆風を克服できるか。(敬称略)(2014/12/06-16:44)

2025チバQ:2014/12/07(日) 18:47:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141204ddlk01010254000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/上 1区 「民主の牙城」復活焦点 /北海道
毎日新聞 2014年12月04日 地方版

 ◇危機感隠さない自民
 「この道1区で、相手候補を比例代表で復活当選させないくらいに圧勝してこそ、民主党の再生を示すことができる」。公示前日の1日、札幌市中央区の事務所で行われた出陣式で、民主前職の横路孝弘氏の陣営幹部らは気勢を上げた。

 北海道は、民主が長らく比例第1党の地位を占めてきた「民主党王国」。中でも1区は1996年の小選挙区制導入以降、知事を3期務めた横路氏が、圧倒的な知名度で当選を重ねてきた「民主の牙城」だ。だが、前回2012年の選挙では、民主への逆風と候補者が5人と乱立したことで、自民新人に惜敗した。1区での敗戦は「民主王国崩壊」の象徴となった。

 「まずは教育。親の所得で格差がある現状を改める」。公示の2日、札幌駅前通で第一声を上げた横路氏は、給付型奨学金や非正規雇用の待遇改善、社会保障の充実などを訴えた。演説を聞いた支援団体の幹部は「これまでなら憲法護持や安全保障の問題を前面に出していた。今回は聞きやすい話題を中心に置いたようだ。彼なりの危機感だろう」と評した。

 陣営の懸念は、後援会の高齢化と支持母体の労働組合の影響力の低下だ。労組幹部は「最近は若い組合員の投票行動が読めない」と言い、陣営幹部も「選挙を重ねる度に読み切れない浮動票が増えている」と嘆く。二つのマイナス要因を抱えながら、民主の復権をかけた勝負に挑む。

 「安倍政権が進めるデフレ脱却、経済再生には、この道しかない」。自民前職の船橋利実氏は、アベノミクスの継続を強調して、街頭演説を重ねる。船橋氏は「前回選挙は相手が転んだ。(今回)対抗するのは並大抵ではない」と危機感を隠さない。

 前回当選後、ほぼ毎週のように地元入りし、知名度アップを図ってきたが、自民支援者に「今回の候補は誰か」と聞かれることもあり、浸透は道半ばという。「地盤固めは2年ではできない。船橋個人というより自民党に投票してもらえるよう呼びかける」と陣営幹部は話す。

 組織票のとりまとめを狙い、公示前から、自民の谷垣禎一幹事長ら著名政治家が相次いで応援演説に入っている。

 共産新人の野呂田博之氏は「消費増税は先送りではなく中止し、富裕層が相応の負担をする税制改革が必要」と安倍政権批判を展開し、比例票の掘り起こしを狙う。無所属新人の飯田佳宏氏は「巨大な自民と民主のベテラン、この二つ以外の選択肢も作りたい」と地道な街頭演説を重ねている。【山下智恵】

   × × ×

 師走の衆院選。道内では、前回全12選挙区を独占した自公が勢いを維持できるか、野党が巻き返すかが焦点。14日の投開票を前に、注目選挙区を歩いた。

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 ◇1区の候補者
 =札幌市中央・南・西区

横路孝弘 73 民前

野呂田博之 56 共新

船橋利実 54 自前

飯田佳宏 41 無新

 (届け出順)

2026チバQ:2014/12/07(日) 18:47:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddlk01010147000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/中 2区 民主、維新と共闘決裂 /北海道
毎日新聞 2014年12月05日 地方版

 ◇本部に反旗、道連候補
 「民主党の三井わきおさんの後継候補者」。札幌市北区にある維新元職の松木謙公氏の選挙事務所の前には、そう強調した看板が掲げられている。すぐ隣には今回、不出馬を表明し、松木氏の選対本部長を務める民主元職の三井辨雄(わきお)・元厚生労働相(72)の事務所がある。「あれでは松木氏が民主の候補者だと勘違いされかねない。支持者からも『誰が民主の候補者なのか』と問い合わせがある」。民主道議は頭を抱える。

 自民と民主が議席を争ってきた道2区。三井氏は今回、2000年の衆院選を最後に自身に地盤を譲って道12区(宗谷の一部、オホーツク管内)へ転出した松木氏を後継指名した。民主党本部と候補者調整を進めた維新は、前職の高橋美穂氏(49)を東京17区へ転出させ、松木氏を立てた。

 だが、松木氏には11年、菅直人内閣不信任決議案に賛成し、民主を除籍(除名)された経緯があり、民主道連内には今なお、わだかまりがある。来春に控える統一地方選も見据え、「今回、維新に乗って、民主の名前を出さない選挙戦は考えられない」と、主戦論が大勢を占めた。来年4月の札幌市議選に立候補予定だった社会福祉士の池田真紀氏を急きょ、擁立。民主と維新の党本部主導で進められた「野党共闘」は、道連の反旗で不発に終わった。

 「ここでも中央に地方の声が届かない部分があった。対中央、対自民で戦っていく」。公示日の2日、池田氏は第一声で党本部への批判をにじませたが、背後には「今こそ、流れを変える時。」との民主のスローガンが入ったのぼりがはためいていた。党本部の決定に反発して立候補した池田氏に公認は与えられなかったが、道連が全面的に支援している。

 自民前職の吉川貴盛氏は過去4回、三井氏と対戦し、3度敗れている。医療法人理事長などを務めた三井氏は保守層からの支持も集め、吉川氏と接戦を繰り広げてきた。三井氏の持つ保守票は今回、松木氏に流れると吉川陣営はみており、「野党が割れても、うちに流れる票は少ないのではないか」と陣営の緩みを警戒する。

 共産新人の金倉昌俊氏は原発再稼働や集団的自衛権の行使容認など安倍政権が進める政策を批判し、支持を訴えている。【久野華代、山下智恵】

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 ◇2区の候補者=札幌市北・東区
吉川貴盛 64 自前

池田真紀 42 無新

松木謙公 55 維元

金倉昌俊 40 共新

 (届け出順)

2027チバQ:2014/12/07(日) 18:48:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddlk01010258000c.html
2014衆院選:注目区ルポ/下 7区 大地、「民主」で自民に挑む /北海道
毎日新聞 2014年12月06日 地方版

 ◇支持者に戸惑いの声も
 「伊東(良孝)さんは(鈴木貴子氏の民主入りを)筋が通らないと批判するが、そっくりのしを付けて返したい」。11月26日、釧路市内にある民主前職、鈴木貴子氏の事務所開きで、新党大地代表で父の宗男氏(66)は、自民前職の伊東良孝氏に敵意をむき出しにした。

 公示日の2日、鈴木氏は小柄な体格に似合わず、気迫のこもった声で訴えた。「アベノミクスの恩恵は一部。地域で働く皆さんの声を届けたい」。ポスターには「民主党公認」に「新党大地代表代理」との肩書が加えられている。「鈴木貴子の成長が釧根の未来と思っていただけるよう頑張る」と第一声を締めくくり、街頭へ飛び出した。

 大地は前回2012年の衆院選で政党要件を失い、今回から小選挙区と比例代表の重複立候補ができなくなった。鈴木氏は前回も7区から出馬、伊東氏に敗れたが、石川知裕氏(41)の議員辞職に伴い、比例で繰り上げ当選した。

 昨年の参院選以降、鈴木氏の議席維持のため、宗男氏は自民や民主との連携を模索。しかし古巣の自民は前回の大勝で道内に14人もの現職を抱えており、入りこむ余地はない。7区で競合する道連会長の伊東氏が強硬に反対し、党本部も認めなかった。

 一方、民主は前回、大地との選挙協力が決裂したこともあり、小選挙区で全敗した。共闘していれば勝てた選挙区もあり、11月に解散風が吹き始めると、協議は一気に進んだ。11月24日、鈴木氏の民主公認が発表され、比例単独1位と大地代表代理を引き続き務めることも認められた。

 比例での優遇で議席確保はほぼ確実になったが、突然の発表に、両党の支持者からは戸惑いの声も漏れる。鈴木氏の街頭演説を聞いていた飲食店経営の男性(28)は「地域政党としての大地を応援してきたのに、急に民主と言われても」と納得がいかない様子だった。

 「厳しい選挙になる」。伊東氏は2日、地元経済界の代表ら約600人を集めた出陣式で、危機感をにじませた。道議や釧路市長を経て、民主が政権を取った09年の選挙で、逆風のなか初当選。前回再選を果たしたが、鈴木氏と民主候補の票を合わせると互角になる。

 公示前から、安倍晋三首相や小泉進次郎復興政務官が選挙区入りするなど、党を挙げての応援を受ける。一方で陣営幹部は「大地の支持者は(自民と同じ)保守層が中心。鈴木氏の民主入りで2、3割はこちらに流れる」と見込む。

 共産新人の石川明美氏は1996年に続く2回目の挑戦。「消費税を8%に上げた結果、景気が大きく落ち込んだ。必要なのは先送りではなく中止だ」と訴え、反自民の受け皿になることを強調している。【近藤卓資】

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 ◇7区の候補者=釧路、根室管内
鈴木貴子 28 民前

石川明美 63 共新

伊東良孝 66 自前

 (届け出順)

2028チバQ:2014/12/07(日) 18:51:00
http://www.hochi.co.jp/topics/20141207-OHT1T50077.html
【永田町ノート】首相が海江田代表の続投望む?
2014年12月7日15時0分 スポーツ報知

 14日投開票の衆院選で、民主党の海江田万里代表の去就が注目されている。東京1区で有権者の審判を受けるが、報道各社の世論調査によると、情勢は厳しい。民主党関係者は「仮に落選すれば、代表の座を降りざるを得ない。小選挙区で敗れて比例選で復活当選しても、代表が復活当選ではあまりにも情けない。進退論が浮上するのは確実だ」と解説する。

 海江田氏は前回2012年衆院選でも、小選挙区で敗れた復活当選組。その後、代表に就任し、党代表としての任期は来年9月までだ。しかし、今回も復活当選だったり、民主党が伸び悩んだりした場合、「海江田降ろし」が湧き起こるとの見方は多い。

 民主党内で「ポスト海江田」の有力候補といわれているのは、細野豪志元幹事長(静岡5区)だ。今回、比例選との重複立候補を辞退し、退路を断つ姿勢を示した。党内では「潔い」と評価する声が多い。逆に、比例選と重複立候補した海江田氏や野田佳彦、菅直人の両元首相らには冷ややかな視線が向けられている。

 細野氏周辺は「次の代表を狙う上で、格好のアピールになった」と手応えを強調する。党の重鎮・輿石東参院副議長も、細野氏を将来の代表候補として目にかけている。

 そんな中、安倍首相(自民党総裁)が、民主党の代表交代を警戒し始めた。首相は周辺に「海江田氏は選挙の相手として戦いやすい。16年参院選まで代表でいてくれないだろうか」と、冗談ともつかぬような言葉を漏らしているという。「海江田民主党」ならば、低迷から抜け出せないとみているようだ。

 東京1区には自民党候補もいる。まさか首相が自民党ではなく、海江田氏を支援することはないだろうが、「海江田氏もなめられたものだ」との受け止めが広がっている。(草)

2029チバQ:2014/12/07(日) 18:51:36
http://www.hochi.co.jp/topics/20141207-OHT1T50040.html
【衆院選】大阪でガンバる「女」だけの戦い!3候補がバトル
2014年12月7日6時0分 スポーツ報知
 全国の小選挙区295のうち、候補者が全員女性の区はわずか2つ。その一つ、大阪7区(吹田市、摂津市)では30、40、50代の3候補が年の差バトルを展開している。前回比例復活した維新の党・上西小百合氏(31)が“橋下イズム”を前面に押し出せば、前回当選の自民党・渡嘉敷奈緒美氏(52)は経験をアピール。共産新人・村口久美子氏(42)はママ目線で訴え、三者三様の戦いを繰り広げている。(種村 亮)

 候補者が女性のみという珍しい構図は、全国でも岐阜1区と、ここだけ。大阪7区は、世代も立場もバラバラな3人が戦いを繰り広げている。

 今年4月、自民の男性議員から「早く結婚して子供を産まなきゃダメ」とやじを受け、注目されたのは30代の維新・上西氏。公示日のあいさつでは「維新、私にとっても厳しい戦いになると思う」と表情は硬かった。

 前回衆院選(2012年)で「橋下ガールズ」として送り込まれ、政治経験ゼロながら比例復活で当選。当時、維新の前身・日本維新の会は府内19選挙区のうち14で候補を擁立し、12勝2敗と大勝したが、今の維新に2年前の勢いはない。公示前には共同代表の橋下徹大阪市長(45)が公明候補の選挙区での出馬を示唆したが見送り。党勢回復にはならなかった。

 それでも、上西氏が頼りにするのは、橋下イズム。演説でも「今の日本に必要なのは大阪で実現した改革なんです!」と、府民の耳に慣れた“橋下節”に徹する。

 その上西氏を前回、約7500票差で退けた50代の渡嘉敷氏は年下2人との争いに「現実を突きつけられた感じ。きれいに10歳ずつ離れて…。昔は私も若手って言われたのに」と“年の差バトル”に苦笑い。それでも「これまでの積み重ねを伝えるしかない」とキャリアを生かして引き離しにかかる。

 割って入る村口氏は、4歳になる長女の子育てに奮闘中のママ候補。「子供を社会に出した時に、幸せな生活ができるように変えないと」と生活目線を訴え、吹田市議の夫・始氏(58)と二人三脚で挑む。

 有権者には女性三すくみ構造は特に違和感はない様子。3人も「主張すべきことは男女一緒」(上西氏)、「特にやりにくさはない」(渡嘉敷氏)、「政策の中身が一番大事」(村口氏陣営)と気にする様子はない。

 ポイントは浮動票か。前回同区で現職官房長官として初めて落選した藤村修氏(65)が政界を引退。民主は後継候補を立てなかったため「藤村さんの票がどう流れるかが読めない」と渡嘉敷氏。女性だけの選挙区で勝負の鍵を握るのは、いなくなった男性候補だった、ともいえそうだ。

 ◆大阪7区(吹田市、摂津市)

村口久美子 42共産新
渡嘉敷奈緒美 52自民前〈2〉
上西小百合 31維新前〈1〉

※丸数字は当選回数

2030チバQ:2014/12/07(日) 18:53:22
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141206/plt1412061540001-n1.htm
太田和美氏、小沢氏と橋下氏の間で揺れたオンナ心を直撃 (1/2ページ)
2014.12.06
連載:激突!!師走決戦

《表の見方》○は「当選圏内」。(夕刊フジ分析) ※自=自民党、維=維新の党、共=共産党【拡大】


 2009年衆院選で、民主党政権誕生の原動力となった“小沢ガールズ”の1人、太田和美氏は今回、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党に移り、千葉8区から出馬している。かつて仕えた小沢一郎氏の生活の党とは政策が大きく異なる維新への転身には批判もある。小沢氏と橋下氏という2人の「剛腕」の間で揺れたオンナの気持ちを直撃した。

 「おはようございます! 太田和美です!」

 太田氏は早朝からJR我孫子駅前(同県我孫子市)で政策ビラを配っていた。受け取る人はまばらだったが、「頑張って」と声をかけられることも。笑顔を絶やさず通勤客に支持を訴えた。

 彼女が最初に注目されたのは、06年の衆院千葉7区補選だ。小沢氏に見初められて、千葉県議から民主党候補として出馬した。途中、週刊誌にキャバクラ勤めの過去を報じられたが、「社会経験です」とはね返し、初当選した。民主党が政権を獲得した09年衆院選では、小沢氏の肝いりで福島2区に選挙区を移し、「福島にお嫁にきました」とアピールして再選を果たした。

 その後、「国民の生活が第一」「日本未来の党」「生活の党」と、小沢氏と行動をともにしたが、12年衆院選と13年参院選で落選。今年9月に生活の党を離党し、維新から復活を目指している。

 太田氏を直撃すると、「夕刊フジさんにはよく書いてもらえないので、口が重くなっちゃう」と警戒しながらも、笑顔で対応してくれた。

 批判もある維新へのくら替えについては、「維新の綱領に『改革勢力の結集を求めていく』とあり、賛同しました。国民のために二大政党制を確立したい」ときっぱり。橋下氏には会ったことがないというが、「思ったことを率直に言葉にする方。変な二枚舌はない。政治家としてのセンスは評価しています」「(選挙応援に)来てほしいですけど。1回はね」とラブコールを送った。

 「時間がないから最後の質問でいいですか」と言われたので、小沢氏と橋下氏、どちらが男性として魅力的に思うかと尋ねてみると、「特にありません! また変な質問をして…」と少しムッとした様子。

 逆風に立ち向かう太田氏に風は吹くのか。 (上塚真由)

2031チバQ:2014/12/07(日) 18:54:47
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/07/003042159
激戦圧勝予測の“例外” 選挙戦ルポ・1区


 【大分1区】
山本茂 63 共産・新
吉良州司 56 民主・元
穴見陽一 45 自民・前
 =公明推薦=
(届け出順、数字は年齢)

 衆院選は14日の投票日に向けて中盤戦に入った。寒風に耐えて支持拡大に奔走する大分県内3選挙区の各陣営の動きを追い、思惑を探った。(文中敬称略)

対抗意識あらわに
 「私も大分の商売人だから、大分の景気が厳しいのはよく分かっている。経済の実態に即した政策をやります」。公示後最初の週末を迎えた6日午後、大分市中心部の商店街で、穴見は買い物客や商店主らに駆け寄り、大きな体をかがめるように握手した。
 外食チェーン経営者の目線で中小企業活性化策を訴えるが、物価上昇や消費税増税の影響が色濃い地方経済の現状を「逆風」と受け止める。報道で全国的に自民党の優勢が伝えられたが、選対幹部は「大分1区は厳しさを増している」。
 陣営は2012年の前回選挙で破った吉良の追い上げに対抗意識をあらわにする。5日夜の個人演説会では、後援会役員が「この2年間、大分で見たことがある人はいない」と落選後の吉良の活動を批判した。
 穴見を「九州での最重点候補」(閣僚)とする党本部は終盤に向けて党三役や閣僚を応援に投入する予定。県議レベルでも2、3区から1区の支援に加われるよう連携を図る。

「終盤で逆転」戦略
 「アベノミクスは地方に効果がない」「国会議員の定数削減は全くの手付かずだ」。4日夜、市中心部で開いた個人演説会で吉良は拳を振り上げた。選挙戦では演説のテーマを主にこの二つに絞り、自民党批判に徹する。「反自民」の一点で政権批判票を広く取り込む狙いが透ける。
 前回までの後援会主体の選挙スタイルではなく、今回は推薦を受ける連合大分を基盤とした「組織戦」の色合いをより強めた。
 連合大分は加盟組織を通じて組合員に期日前投票を促し、1区内で約2万7千人とする組合員の「労組票を確実に積み上げる」方針。前回は投票3日前だった総決起集会の開催を前倒しして「この週末を含めた中盤で勢いを増し、終盤で逆転する」との戦略を描く。
 1区の序盤情勢は「接戦」と報じられたが、民主党県連幹部は「まだ『横一線』まで届いていない」と分析。「相手陣営もこれから手を広げる余地はあまりないはず。いかに支持票を固めるかが勝負だ」

市長選の“前哨戦”
 両者の対決は来春に控える大分市長選の“前哨戦”の様相も呈す。穴見の集会では自民党県連が推薦を決めた元中小企業庁次長の佐藤樹一郎(57)が応援のあいさつに立ち、穴見も「今こそ国、県、市が力を合わせ、大分市の発展の遅れを取り戻さないといけない」と市長選との連動を強調する。
 一方、民主党出身の現職市長・釘宮磐(67)の支援組織は吉良を水面下で全面支援する。釘宮はまだ去就を明らかにしていないが、幹部の一人は「われわれが動く力の源泉は来春の統一地方選。1区を落とせば影響は避けられない」。

比例票掘り起こし
 山本は精力的に街頭演説を重ね、経済政策の転換、消費税再増税の中止といった共産党が掲げる政策を訴える。小選挙区と併せて比例票の掘り起こしも狙う。

2032チバQ:2014/12/07(日) 18:55:28
http://www.sankei.com/west/news/141206/wst1412060062-n1.html
2014.12.6 23:15
【衆院選】
各党大物が「激戦区」をテコ入れ 初の週末に集中投入 





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 衆院選で初めての週末を迎えた6日、各党幹部らが相次いで「激戦区」に入り、応援合戦を繰り広げた。14日の投開票が約1週間後に迫る中、大阪10区では自民党の谷垣禎一幹事長や維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)らが訪れ、有権者に直接支持を訴えるなどテコ入れに躍起だ。

 「財源を示さずに『生活を豊かにする』という民主党のいいかげんさは絶対に許せない」。橋下氏は6日、JR高槻駅前で他党を名指しして批判。国会議員が消費税増税の一方で自身の給与を月25万円上げたことについて「国民が監視しないとやりたい放題。国会議員のおかしさを皆さんに告げ口するのが維新の役割だ」と訴え、支持を求めた。

 一方の民主は枝野幸男幹事長が5日に街頭に立ったのに加え、7日に福山哲郎政調会長が応援に入る。岡田克也代表代行も同区に入る日程を調整中だ。陣営幹部は「負けられない選挙区という党の意思表示。それに応えようと引き締まる効果は大きい」と話す。

 また、自民は4日の安倍晋三首相(党総裁)に加え、この日は、石破茂地方創生担当相が選挙区入り。午後1時20分すぎ、阪急高槻市駅前で「高槻をもっと良い街にするためによろしくお願いします」と頭を下げた。その約1時間後には、わずか約1キロ先のJR高槻駅前で谷垣氏が応援演説し、支持を訴えた。

 共産党の志位和夫委員長も7日に大阪入り。大物の応援は選挙戦の最後まで続きそうだ。

2033チバQ:2014/12/07(日) 18:55:51
http://www.sankei.com/politics/news/141206/plt1412060035-n1.html
2014.12.6 21:26
【衆院選2014】
遊説に勢いの差 民主幹部狙い撃ちの首相×旧「王国」テコ入れの海江田氏





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政党の街頭演説に耳を傾ける有権者ら=6日午前、群馬県内
 衆院選(14日投開票)は6日、中盤に入り、与野党の党首の遊説に勢いの差が見え始めている。優勢が伝えられる自民党の安倍晋三首相(党総裁)は、ピンポイントで民主党幹部の選挙区に入って攻勢をかける。これに対し、民主党の海江田万里代表は、愛知など、これまで同党の“金城湯池”といわれた地域を固める防戦姿勢が目立ってきた。

菅、長妻氏の選挙区乗り込み…「屋台骨壊す狙いだ」

 「ここは全国でも有数の激戦区。どうぞ皆さんの力を結集していただきたい」

 首相は6日、兵庫県姫路市のJR姫路駅前で、声を張り上げた。同市にある兵庫11区では、平成24年の前回衆院選で民主党の松本剛明元外相が圧勝している。

 首相の遊説先で目立つのは、松本氏のような民主党幹部の地元に乗り込む手法だ。すでに11月28日には海江田氏が立候補する東京1区のJR新宿駅前へ繰り出し、民主党政権の外交失政などを批判した。

 首相は7日、都内を遊説するが、訪問先は菅直人元首相(東京18区)や長妻昭元厚生労働相(同7区)ら民主党のベテラン勢の選挙区が中心だ。自民党幹部は「首相は民主党の屋台骨を壊すことも狙って遊説を組んでいる」と語る。

 公明党の候補への支援も目立つ。首相は7日に公明党の太田昭宏国土交通相の東京12区へも入り、公明党の全国9人の選挙区候補の応援を終える。自公連携をアピールするため山口那津男代表の求めに満額回答したものだ。
自ら含め「取りこぼし」阻止に全力

 一方、民主党の海江田氏は、序盤戦では維新の党と候補者調整をした宮城などを回っていた。しかし、劣勢が伝えられ、愛知や北海道など民主党が従来強かった地域での取りこぼしを防ぐことに集中せざるを得なくなった。

 海江田氏自身も苦戦しており、3、5日には自身の東京1区の駅頭で辻立ちを行った。また、比例代表の集票のため、民主党が候補者を立てなかった選挙区にも入る方針だ。

 公明党の山口氏はこれまで、北関東や中国地方などを重点的に回った。与党への追い風を受け、比例代表の議席増を目指し、今後は東北などを回って票の掘り起こしに注力する。

 維新の党はおひざ元の大阪で厳しい戦いを強いられ、橋下徹共同代表は大阪を中心に原則、西日本に張り付いている。次世代の党は平沼赳夫党首が全国各地を飛び回っている。共産党の志位和夫委員長は6日、無党派層の多いJR横浜駅前などを回った。

2034チバQ:2014/12/07(日) 19:03:40
http://www.sankei.com/politics/news/141206/plt1412060032-n1.html
2014.12.6 21:27
【衆院選2014】
84歳・共産の不破元議長、9年ぶりに街頭へ 比例票上積みへ「出陣」





 衆院選で共産党の不破哲三元議長(84)が同党公認候補者応援のために街頭演説を行うことが決まった。不破氏が選挙遊説で街頭に立つのは平成17年9月の衆院選以来約9年ぶり。18年1月の第24回党大会で最高ポストの議長を退任してから初めてとなる。

 共産党関係者によると、不破氏は10日に京都市、11日に那覇市に入り、8年の衆院選以来の選挙区での議席獲得に向け京都1区、沖縄1区の候補者とともに街頭でマイクを握る予定だ。

 同党は比例代表で「650万票、得票率10%以上、全ブロックで議席獲得」を目標に掲げており、“大物”の不破氏投入で比例票の上積みも図る戦略だ。

 不破氏は議長退任後、党所属社会科学研究所所長に就任する一方、中央委員会常任幹部会委員として党運営の一翼を担っている。

2035チバQ:2014/12/07(日) 19:04:37
http://www.sankei.com/politics/news/141205/plt1412050032-n1.html
2014.12.5 17:30

田母神氏、フライデー「不倫」報道に正面反撃! FBで「交際中の女性守らねばならぬ」と吐露 激励「いいね!」殺到

ブログに書く4




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田母神俊雄氏(酒巻俊介撮影)
 衆院選で東京12区から次世代の党公認で立候補している元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)は5日、自らの離婚訴訟に関する週刊誌報道について、フェイスブック(FB)で「話に一方的な部分がある」と正面から“反撃”した。

 5日発売のフライデー(12月19日号)は「田母神候補の『不倫→離婚』ドロドロ裁判は選挙より凄い!」と題した記事を掲載した。

 記事によると、田母神氏は、30年以上連れ添った妻と2人の子供がいるが、5年ほど前に出会った50歳前後の女性と恋仲になり、一時は自分の秘書にした。2年前に田母神氏は妻と離婚して女性と結婚しようとしたが、妻は拒否して離婚訴訟に発展した。衆院選投開票3日前の12月11日に東京高裁の判決が下る予定だという。

 訴訟では、田母神氏は「女性と出会うはるか前から事実上、夫婦関係は破綻していた」と主張しているが、妻は破綻を否定した上で「夫は女性から受けた魔性の籠落攻撃に我を忘れて夢中になった」などと反論したという。

 報道を受けて、田母神氏はFBに「フライデーの記事を読んで」と題し、「一方的な部分があるので現在結婚しようと思っている女性を守らなければならないと思い、私の見解を表明します」として過去の経緯について詳細を綴った。

 それによると「自衛隊在職時代から退官したら離婚するという意志を固めていた」と主張。「妻は私の親族とは全く付き合ってくれないので長男としての立場がない」「母や妹たちの悪口まで言うので一緒にいることが不愉快だ」などと妻への不満を並べた。

 「不倫」と書かれた女性については「現在交際中の女性が私にとっては一番大事だ。彼女に籠絡されたなどということは全くない。結婚は私からお願いした。そして彼女は私のために待ってくれている」と「私も心が安まる温かい家庭が欲しい」と熱い胸の内を吐露した。

 このFBの記述は大きな反響を呼び、5日午後5時までに2500人以上の「いいね!」が殺到。「絶対譲れない正義はあります」「新しい嫁さんと日本を守ってください」−など激励のコメントが200件以上寄せられた。

 衆院東京12区には田母神氏のほか、公明党の太田昭宏氏(69)、生活の党の青木愛氏(49)、共産党の池内沙織氏(32)が立候補している。

2036チバQ:2014/12/07(日) 19:16:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_21034.html
<衆院選>青森知事、街頭で自民候補応援


街頭演説後、有権者と握手を交わす三村氏(左端)
 14日投開票の衆院選で、青森県の三村申吾知事が6日、青森1区の自民党候補の応援で初めて街頭でマイクを握り、聴衆に支持を呼び掛けた。

 三村氏は1区の農村部、板柳、鶴田両町で「農村地域の実情を政府に理解してもらうには、与党議員を押し上げなければならない」と強調。「われわれの大切なパートナーに力を貸してください」と訴えた。

 自ら司会もこなした三村氏は駆け付けた地元選出県議、両町長にマイクを譲ると、集まった有権者と握手して回るなど、さながら自身の選挙のように立ち振る舞った。

 板柳町の街頭には候補者の父の元厚相も顔を出し「三村知事の応援をするのはちょっと早いと思う。きょうは息子の応援でここに立っている。予算を確保して農家が安心して営農を続けられるようにするのは与党の仕事だ」とあいさつした。

 三村氏は来年6月の任期満了を控え、開会中の県議会11月定例会で4選出馬を表明したばかり。自民党県連の推薦を取り付ける一方で、党県連からは衆院選や来年4月の統一地方選での支援が期待されている。三村氏は7日も街頭に立つ予定。

2037チバQ:2014/12/07(日) 19:17:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141205_11031.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(上)/1区・2区

 衆院選は14日の投開票まで9日に迫った。「1強」を誇る巨大与党の自民党に、野党が連携を組むなどして挑みかかる師走決戦は中盤戦に移る。宮城県内6小選挙区で繰り広げられている熱戦の現場を追った。(敬称略)

◎1区/読めぬ風引き締め懸命

<盤石組織が援軍>
 当選2回の元国交政務官がひざまずき、頭を下げた。「もう一度国会に押し上げてください」
 仙台市青葉区芋沢の集会所で3日夜にあった個人演説会。自民党前議員土井亨の必死の姿に、約100人の聴衆から拍手が起こった。
 過去2勝1敗の民主党前議員郡和子との対決は時々の風に左右された。風に乗った時の郡の強さを身にしみて知る土井。「少しの緩みも見せない」という危機感を自ら態度で示してみせた。
 序盤からフル回転する党県議、市議に加え、心強い援軍が、前回は見送られた公明党の推薦だ。
 公示日の2日朝。青葉区中心部の第一声に駆け付けた公明党県本部代表石橋信勝は「選挙区は土井、比例は公明」と訴えた。盤石の組織戦で「風が読めない」(陣営)選挙戦を勝ち抜く覚悟だ。

<党代表が初日に>
 「せっかく環境を整えてもらった。負けられません」。2日午後、青葉区栗生のスーパー前で郡は声を張り上げた。
 2009年の前々回、土井に圧勝した郡。12年の前回は野党の乱戦に埋もれ、比例で復活した。今回、候補者調整などで維新の党前議員と社民党新人がともに2区へ転出。舞台は整った。
 演説には党代表海江田万里が駆けつけた。選挙戦初日にトップを迎える場所としては、郊外の住宅地は意外に映る。
 陣営幹部は「人口が急増する青葉区西部の新住民を開拓したい」と解説した。地盤の太白区と並ぶ重点エリアとして、積極的に選挙カーを回す。
 勝利を確実にするため不可欠な風。風を起こすべく、郡の模索が続く。
 共産新人松井秀明は1日10カ所以上で街頭演説を繰り返し「消費税再増税は許さない」と批判を強める。

 ◇宮城1区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
土井亨56☆元国交政務官 自前(2)
松井秀明46 党准県委員  共新 
郡和子57☆元復興政務官 民前(3)

2038チバQ:2014/12/07(日) 19:18:04
◎2区/舌戦過熱即戦力前面に

<後援会フル回転>
 「私には経験と実績がある。即戦力だ」
 仙台市青葉区のホテルで3日夕開いた総決起大会で、自民党前議員の秋葉賢也は自信に満ちた表情を浮かべた。20年来の付き合いの村井嘉浩知事ら各界から約350人が駆け付け、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
 任期中、復興、厚生労働両副大臣や党外交部会長を歴任。多忙な公務の傍ら、地盤の泉区と若林区で地区後援会を設立し、足場を固めてきた。
 公示後は街頭活動や支援者回りを重ねる。5選に向け、後援会組織もフル回転する。
 民主党と選挙協力する維新の党前議員林宙紀の挑戦を受ける。だが、秋葉は「ぽっと出の1年生議員に何ができる」と意に介さない。
 林は秋葉との対決姿勢を一層鮮明にし、反自民票や無党派層の取り込みを急ぐ。3日夜にはインターネットで、秋葉の国会発言を動画配信した。
 秋葉は野党時代、復興庁について「なぜ、仙台に本部を置いては駄目なのか」と質問。それが復興副大臣になると「どこが本部かにこだわらなくても」と答弁した。動画には秋葉の発言シーンが映し出されている。
 林は、1区から立った前回から一貫して「仙台に復興庁を」と主張してきた。街頭では衆院の480人中、質問回数が6位だった実績をPR。陣営は「林は即戦力だ」と力を込める。

<対抗心むき出し>
 次世代の党新人の増元照明は、拉致被害者救出活動で得た知名度が最大の武器。あえて人通りの多い選挙区外の青葉区中心部などでも演説を繰り返す。
 増元を担いだ党参院議員中野正志は4日、宮城野区の仮設住宅で「自民の一人勝ちを許していいのか」と秋葉への対抗心をむき出しにした。
 秋葉と中野は過去、衆院選の選挙区と比例を交互に変わるコスタリカ方式で連携。2009年に2区の中野が落選、比例の秋葉が当選した後、たもとを分かった。
 共産党新人の大内真理は連日、宮城野、若林両区の仮設住宅を訪ね「消費税増税が復興の妨げになっている」と強調する。
 2区内の市議らの強力なサポートを受け、浸透を図る。3日には党委員長志位和夫が来仙、一緒にマイクを握った。
 社民党新人の桑島崇史は「安倍政権と対決し、誰もが正社員になれる社会を目指す」と訴える。

 ◇宮城2区立候補者
増元照明59☆元団体役員  次新 
桑島崇史35☆党県職員   社新 
林宙紀37☆党県総支部長 維前(1)
大内真理36 党県常任委員 共新 
秋葉賢也52☆元厚労副大臣 自前(4)

2039チバQ:2014/12/07(日) 19:18:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_11016.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(中)/3区・4区

◎3区/生き残りへ地力の勝負

<集票組織が活発>
 「風に吹かれてあっちに行ったり、こっちに来たり。そんな政治でいいのか」
 自民党前議員の西村明宏は4日夜、岩沼市の集会所で切り出した。2009年衆院選で落選した後も、行事に招かれた恩義ある地区。集まった約40人に「今度こそ政治を安定させ、経済を立て直す」と熱弁を振るった。
 時々の争点で候補者に容赦なく吹き付けてきた民意の風。「今回は風のない、十数年ぶりのまともな選挙」(党県議)。
 ピラミッド型に連なる地方議員、推薦する公明党を加えた集票組織が序盤から活発だ。西村は「まだ頭一つも抜け出せていない」と街頭で訴えるが、陣営は「西村の真価が問われる」と圧勝を目指す。5日夜は知事村井嘉浩が応援に入った。

<前回より手応え>
 「今回負けたら最後。背水の陣で戦い抜く」
 大河原町で3日あった支持団体の集会で、民主党元議員の橋本清仁は悲壮な覚悟を示した。
 西村とは5回連続の対決で、小選挙区は橋本の1勝3敗。12年の前回は党への猛烈な逆風で惨敗した。唐突な解散で、再起の機会が巡ってきた。
 選挙カーで自らマイクを握り、街頭演説や自転車遊説を織り交ぜる。連合宮城が票固めに奔走。復興政務官の実績に県農政連は自主投票を決め、沿岸部の商工会が推薦した。陣営幹部は「反応は前回よりはるかにいい」。
 名取市の仮設住宅で5日、元党代表前原誠司と演説した橋本はアベノミクスを批判。「被災地にヒト、モノ、カネを集中し復興を加速させたい」と20人を前に頭を下げた。
 共産党新人の吉田剛は、党地方議員と演説を精力的にこなす。3日は仙台市で党委員長志位和夫と合同演説会に臨んだ後、亘理、山元両町の仮設住宅で「安倍政権の暴走を止める」と強調した。

 ◇宮城3区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
橋本清仁43☆元国交政務官 民元(2)
西村明宏54☆国交副大臣  自前(3)
吉田剛33 党県委員   共新

2040チバQ:2014/12/07(日) 19:18:48
◎4区/組織戦支持勢力に変化

<農政連と雪解け>
 「雪解け」を印象づけるシーンだった。
 公示の2日、塩釜市での自民党前議員伊藤信太郎の第一声に、県農協政治連盟会長石川寿一が駆け付け、マイクを握った。
 「農林水産業を復活できるのは伊藤さんだ」と石川。伊藤は「ぜひ任せてほしい」と約束し、固い握手を交わした。
 前回、農政連は4区で、衆院選で初めて民主党候補を推薦したが、今回は一転、伊藤を推す。
 陣立てはそろったが、懸念は残る。得票数の落ち込みだ。前回は、落選した前々回より1万2000票減った。後援会幹部は「陣営に楽観的雰囲気がある」と警戒する。
 4日朝、伊藤は同市の仲卸市場で店舗1軒1軒を回る「どぶ板戦」を展開した。「油断はできない」。伊藤は自らに言い聞かせるように語った。

<知名度不足補う>
 「おなじみの岡崎さんも一緒です」
 民主党元議員井戸正枝は5日、松島町を回った。隣には選対本部長を務める元参院議員岡崎トミ子。二人三脚の戦いを続ける。
 井戸の擁立決定は解散3日前。仙台市出身だが、4区ではほぼ無名だ。県内の民主勢力をけん引してきた岡崎が知名度不足を補う。公示前には井戸と支持母体の連合宮城加盟労組を回り、推薦を取り付けた。
 党も矢継ぎ早に大物を投入する。公示前の党代表海江田万里、県連代表安住淳に続き、公示後も元国交相前原誠司、前党政調会長桜井充(参院宮城選挙区)を送り込む。「知名度が上がれば得票は伸びてくる」と岡崎。出遅れたが、巻き返しを狙う。
 共産党新人小高洋は党支持層の厚い塩釜、多賀城両市を中心に、連日10カ所の街頭演説をこなす。比例票の上積みも視野に政権批判を展開する。(敬称略)

 ◇宮城4区立候補者 〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
小高洋34 党地区委員  共新 
伊藤信太郎61☆党県会長   自前(4)
井戸正枝49☆党県支部長  民元(1)

2041チバQ:2014/12/07(日) 19:19:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_11022.html
<衆院選>宮城選挙区ルポ(下)/5区・6区

◎5区/政党対決威信懸け全力

<大物応援相次ぐ>
 相次ぐ大物の応援が、自民党の本気度を示している。
 比例北海道から国替えした前議員勝沼栄明が4日夜、石巻市で300人以上を集めた個人演説会。「最重点候補だ。皆さんの期待に応えるため手を差し伸べてほしい」。党総務会長の二階俊博が壇上から支援を求めた。
 立候補表明は公示1週間前。所属する派閥領袖(りょうしゅう)の二階は11月28日も5区支部の会合に駆け付けた。
 公示日は首相安倍晋三がマイクを握った。陣営の日程表は、応援に入る閣僚級の名前がびっしり書き込まれている。異例とも言えるてこ入れだ。
 「公認候補をめぐるごたごたで恥をさらしてしまった。汚名返上の機運もあり、陣営がまとまってきた」と選対幹部。党を挙げた戦いは全開モードに入った。
 威信を懸けた自民の組織戦に、民主党前議員安住淳の陣営は警戒感を強める。

<唯一の地元出身>
 党幹部の一人として5、6日は他候補の応援で選挙区を離れた。票固めは、6回連続当選で築き上げた後援会が主体だ。
 公示から4日までの3日間で、選挙区をほぼ一巡した。東日本大震災の被害が大きい沿岸部では「古里の復興を成し遂げる」、内陸部では「農家の戸別所得補償制度を復活させる」。地域に根差した政策を掲げ、唯一の地元出身も強調する。
 選挙戦も中盤に差し掛かり、「危機感が末端まで浸透していない」と陣営は引き締めに躍起。区割り変更で5区に編入された大崎市の旧志田郡で攻勢を掛ける。
 共産党新人の高村直也は安倍政権との対決姿勢を鮮明に「反自民票」を狙う。消費税再増税の中止、女川原発の再稼働阻止などを訴え、比例票の掘り起こしも図る。

 ◇宮城5区立候補者〔注〕☆は比例代表との重複立候補者

安住淳52☆元財務相   民前(6)
高村直也31 党県委員   共新 
勝沼栄明40☆医師     自前(1)

2042チバQ:2014/12/07(日) 19:19:28
◎6区/広大な選挙区浸透鍵に

<初心回帰を強調>
 「私の政治の原点は3世代が暮らせる地域づくり。地方の活性化をしっかりやる」
 自民党前議員の小野寺五典は6日、少子高齢化に悩む栗原市高清水で約30人の支持者を前に課題解決への決意を訴えた。
 海から山まで広い選挙区のうち、同日は栗原市の田園地帯や市街地を丹念に回った。自宅を飛び出し、前防衛相の選挙カーに手を振る有権者が目立った。
 選挙日程は初当選した1997年の衆院補選と同じ。2日の公示以降、各地での街頭演説で巡り合わせに触れ「ここから、新たなスタート」と初心回帰を強調している。
 小野寺自身は党本部に知名度を買われ、応援に全国を駆け回っている。選挙期間中に選挙区に入るのは5日間しかなく、陣営は「候補者不在」に頭を悩ませる。
 小野寺は「偉くなって地元に恩返しする」と不在に理解を求める。党県議やスタッフは「大臣経験者にふさわしい得票を」と、支持者回りや電話作戦にフル回転する。

<時間惜しみ握手>
 「行ってらっしゃい」。3日朝、大崎市のJR古川駅前で民主党元議員の鎌田さゆりは通勤客らに駆け寄った。
 立候補表明は3候補の中で最も遅く、挽回(ばんかい)に懸命だ。街頭演説で「自民党のやりたい放題の政治を健全な形に変える」と訴え、非自民に期待する有権者の取り込みを狙う。
 「(支持の広がりは)候補者本人がどれだけ動くかに懸かる」と陣営。鎌田は信号待ちの時間も惜しみ、選挙カーを降りて有権者と握手する。
 共産党新人の内藤隆司は、20年を超す大崎市での活動歴を強調し「地元候補」をアピール。「農業と地域経済の再生を図りたい」と訴える。
(敬称略)

 ◇宮城6区立候補者

小野寺五典54☆前防衛相   自前(5)
鎌田さゆり49☆党県支部長  民元(2)
内藤隆司56 党県委員   共新

2043チバQ:2014/12/07(日) 19:21:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_31004.html
<衆院選>「脱小沢」へ自民支援・岩手4区


藤原候補の第一声に参加したいわて県民クラブの小田島代表(左から2人目)、渡辺県議(右から2人目)ら=2日、北上市
 生活の党の小沢一郎代表(72)が16選を目指す衆院選岩手4区で、「反小沢」を公言する非自民県議団が比例東北自民党前議員の藤原崇候補(31)を支援している。来年の知事選も視野に入れ、県政界を「脱小沢」へ転換する意図だ。旗印は「岩手の政治を変える」。小沢王国の岩盤にくさびを打ち込もうと、遊撃戦を展開している。

<覚悟決めた>
 無所属県議でつくる県議会第2会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は2日、藤原陣営の第一声に駆け付けた。
 「4区は長いことお一人の方に支配されてきた。私も支えてきたが、これまで通りでいいのか。政治風土を変えなければならない」
 旧東和町長から民主党県議になり、小沢氏と行動を共にした。民主党分裂でたもとを分かち、昨年秋に離党。自民陣営を応援するのは初めてだ。
 「自民が良いわけではなく、小沢支配を変えたい」と小田島氏。県民クラブ9人のうち5人が連日、4区に入る。3人はかつて小沢系。自身の支持者を回ったり、個人演説会に出向いたりして「脱小沢」を訴える。
 その一人、渡辺幸貫県議は小沢氏と後援会が重なるが「覚悟を決めた」と言う。「農業に厳しい自民党は嫌いだが、藤原君は農家の苦しみを知る男だ」と応援する。
 前回衆院選(2012年)で藤原氏は4万7000票を獲得。小沢氏が得票を落としたため3万票差まで迫り、比例東北で復活当選した。

<利害が一致>
 援軍の登場に手応えを感じるのは自民党だ。
 岩手の衆院4選挙区で議席を常に獲得しているのは岩手2区だけ。09年は全敗した。4区選出の自民県議はたった1人。工藤勝子県連幹事長は「この20年、小沢氏に苦しめられてきた。今回は逆転を狙える所まで来た」と意気込む。
 県民クラブと自民の利害の一致点はもう一つある。来年秋に予定される知事選への対応だ。
 小沢氏に近い現職の達増拓也氏(50)は衆院解散直前、3選立候補を表明。政党と一線を画した「県民党」を掲げたが、周囲は師弟関係は強固とみる。小沢氏はこれまで、達増氏を全面支援する姿勢を示している。
 「この戦いで知事の後ろ盾(小沢氏)に打撃を与える。ここが岩手の天王山だ」。小田島氏は県政界の潮流変化を狙い、かつてのあるじに挑む。
 小沢氏は6、7日、4区入り。街頭30カ所に立ち、支持固めを図る。中盤の攻防が熱を帯びる。

◎衆院選立候補者
【岩手4区立候補者】
藤原崇31☆自(町)前(1)
高橋綱記67 共 新 
小沢一郎72☆生 前(15)


2014年12月06日土曜日
関連ページ:岩手政治・行政衆院選とうほく

2044チバQ:2014/12/07(日) 19:22:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_51003.html
<衆院選>山形3区、保守分裂再び


候補者の演説に聞き入る有権者ら
 衆院選山形3区は、無所属前議員阿部寿一候補(55)と、自民党新人加藤鮎子候補(35)が事実上の一騎打ちを繰り広げている。一部首長と市町村議の支援を受けて集会を重ねる阿部氏に対し、加藤氏は閣僚級を次々と投入する党の組織力を頼りに挑む。前回に続く保守分裂の戦いは激しさを増している。

<古里守る選挙>
 阿部氏は3日夜、酒田市など3カ所で開いた個人演説会で訴えた。
 「今回は政党を選ぶのではなく、古里を守る選挙だ」
 酒田市長を13年5カ月務め、培った人脈と政治経験、知名度を武器にする。酒田市議の半数以上、15人が陣営に加わる。演説会でも市議会議長を含む市議、隣接する遊佐町長、町議らが応援弁士、先導役となった。
 2年前の前回、加藤氏の父紘一氏の14選を阻んで以降、自民党入りを模索した。今夏の支部長公募では「党員投票に敗れた場合は立候補せず、党公認候補を支援する」との県連の条件はのめないとして断念した。
 阿部氏を支持する議員らは、加藤氏の支部長就任後も動きを止めず、県連は「相手側支援は党則上利敵行為につながる」と警告し、締め付けを強化した。酒田市の党地域支部長を務めていた市議は11月中旬、安倍晋三首相の解散表明と同時に支部長を辞任した。
 市議は3日の個人演説会にも駆け付けた。「支部長を辞めて、何のしがらみもなく応援できる。すっきりした」と精力的に動く。

<幹事長が演説>
 「35歳の加藤鮎子氏と33歳の私。同世代のわれわれが自民党と日本の未来をつくっていかなければならない」
 小泉進次郎復興政務官が4日、鶴岡市入りし、街頭で支援を呼び掛けた。加藤氏は「政権与党だけが政策を実行できる」とアピールした。
 自民党は加藤氏を重要候補に位置付ける。前日には谷垣禎一幹事長が酒田市の個人演説会に駆け付けた。
 約400人が詰め掛けた演説会には、これまで主要な加藤氏の会合、行事に出席せず、阿部氏寄りと見られていた党県議の姿もあった。県議は谷垣氏と並んで「ガンバロー」を三唱した。演説会は格好の意思確認の場となった。
 県連の遠藤利明会長は酒田市であった加藤氏の事務所開きで断言した。「加藤氏は何があっても次も公認候補。支部長選に申し込んでこない人は手を上げても受け付けられない」。一部にある阿部氏入党の期待にくぎを刺した。
 保守分裂、一部造反の動きに県連幹部は「来春の統一地方選を控えて、後援会の支持状況などそれぞれの事情はあるだろう」と指摘、「幹事長が応援に入った演説会で最低限の結束は確認できた」と強調した。
 加藤氏陣営は早速、ひな壇で拳を突き上げる写真をフェイスブックの表紙にアップした。

◎衆院選立候補者
【山形3区立候補者】
阿部寿一55 無 前(1)
吉田大成45☆民 新 
長谷川剛36 共 新 
加藤鮎子35☆自 新 
佐藤誠66 無 新 


2014年12月06日土曜日
関連ページ:山形政治・行政衆院選とうほく

2045チバQ:2014/12/07(日) 19:22:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141205_11030.html
<衆院選>宮城3区「復興けん引」火花


仮設住宅の住民に支持を訴える候補者=名取市箱塚1丁目
 衆院選宮城3区で、東日本大震災からの復興をめぐる論争が火花を散らしている。自民党前議員の西村明宏氏(54)は国交、復興、内閣府の副大臣で、民主党元議員の橋本清仁氏(43)は与党時代、国交、復興の政務官を務めた。両氏とも政府要職で復興をけん引した自負があり、対決色は鮮明。共産党新人の吉田剛氏(33)が割って入る。
 「われわれの政権では人、モノ、カネを被災地に集中投下した。今はアベノミクスのせいで全国に散ってしまった」。橋本氏は岩沼市で行った第一声で熱く語った。
 与党議員だった最後の2カ月間、政務官として復興に奔走した。近かった小沢一郎氏と決別して党に残ったのも、与党の立場で復興を優先させた結果だと振り返る。
 亘理、山元町のいちご団地整備などの実績を挙げ、「予算を付け、めどが立ったところで政権交代したのは悔しかった」と議席奪還に燃える。
 一方、西村氏も被災地のインフラ整備に取り組んだ成果を前面に掲げて一歩も引かない。山元町で安倍晋三首相と並んだ街頭演説では「三つの副大臣拝命は、復興をしっかりやりなさいということだ」と訴えた。
 震災発生時は浪人中で仕事ができなかった。当時の無念さを晴らすように働いてきたという。
 常磐道の整備に関しては、故三塚博元蔵相の秘書時代から取り組んできたと強調。「東北の復興、発展に向けてまだまだやるべき仕事がある」と支持拡大を目指す。
 吉田氏は岩沼市で行った第一声で「復興を妨げる消費税増税はきっぱり中止させなければならない」と主張した。被災者支援制度拡充などに取り組む意欲を示し、「ぎりぎりの生活を送る被災者の悲痛な叫びを国政に届けたい」と力説する。

2046チバQ:2014/12/07(日) 19:28:14
佐賀
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/132506

=激突1区= 岩田、組織引き締め躍起 原口、知名度で巻き返し 古賀、浮動票取り込み狙う
2014年12月05日 09時48分
沿道に集まった有権者へ手を振る候補者=佐賀市内(写真の一部を画像加工しています)
沿道に集まった有権者へ手を振る候補者=佐賀市内(写真の一部を画像加工しています)
 師走決戦の幕が開いた2日夜。神埼市内に1区内の議員約70人が集まった。「岩田は頑張っている。でも、まだまだ知名度不足だ。皆さんでカバーしてほしい」。初挑戦の前回でさえ開かなかった全議員会議。自民前職の岩田和親(41)陣営で選対本部長の福井久男は居並ぶ議員を鼓舞した。

 旧1区は過去6回、自民と民主の勝ち負けが交互し3勝3敗の五分。自民悲願の連勝を期す陣営だが、選挙区拡大や電撃解散で準備が整わず、危機感が漂う。

 郵政の小泉、政権交代の小沢。「風」に乗って大量に誕生した「チルドレン」の1年生議員は、2度目の選挙で大半が苦杯をなめた。「前回は上げ潮に乗った。今回は時間がない上に、風もない」と福井。安倍チルドレンの岩田が二つのジンクスを覆して“進級”できるかの関門でもある。

 分厚い支持基盤を生かした組織選挙。選挙事務所に業界団体の推薦状がずらりと並ぶ。表向きはいつもの情景だが、公示直前、知事選をめぐって頓挫した官僚擁立劇が微妙な影を落とす。「今回は力が入らない…」。自民の屋台骨を支える農業団体関係者は、消えない「しこり」を口にする。

 危機感と裏腹に、序盤情勢を伝える4日の新聞は「岩田リード」の見出しが躍った。陣営幹部は「とんでもない。始まったばかりでリードも何もない。戦いはこれからだ」。生命線の「組織」引き締めに走る。

   ◇   ◇ 

 「荒々しい政治を目の前にして、寝ているわけにはいかない。先頭に立って戦いたい」。公示の2日夜、民主前職の原口一博(55)陣営が鳥栖市で開いた集会。朝、佐賀市の出陣式に車いすで現れた原口の姿がスクリーンに映り、支持者たちが拍手を送った。

 骨折で入院中のため本人不在のまま突入した異例の選挙戦。集会に出席した県議時代からの支援者は「候補者がいない分、今まで以上にがんばらんと」。厳しい表情で会場を後にした。

 組織戦を展開する自民と異なり、候補者の人気を票につなげてきた民主。旧佐賀郡や神埼市など新1区に移った旧2区の支持者を当て込むが、不意打ちの解散が阻む。「原口も大串も党というより、個人商店の色合いが強い。時間がなく、うまく引き継げていない部分がある」と陣営幹部。

 県連は3日に急きょ選対会議を開き、1区を「重点選挙区」にした。2区との連携を強化し、大串党の人脈が生かせる神埼市郡など新選挙区への浸透を急ぐ。

 全国区の知名度や閣僚経験の実績に、「自民1強」の壁が立ちはだかる。原口自身は病室からネットで政策を発信。街演車には原口の長男や民主参院議員、著名な首長らが代わりに乗り込み、思いを代弁する。

 「出陣式で原口が元気な姿を見せたのは大きい。士気は間違いなく上がった」と陣営。原康彦県連幹事長は「始まったばかり。十分巻き返せる」。

   ◇   ◇ 

 共産の古賀誠(29)は最初の街頭演説場所に、佐賀空港がある佐賀市川副町を選び、オスプレイ配備計画反対を訴えた。消費増税中止も掲げ、浮動票の取り込みを狙う。「20代の若さと、暮らしを守る政策で違いをアピールする」。自民、民主が争う牙城にくさびを打ち込む。=敬称略

   ■   ■

 衆院の「0増5減」に伴う新選挙区となった衆院選佐賀1、2区は、自民、民主、共産の6人が論戦を繰り広げている。2選挙区の攻防を追った。

2047チバQ:2014/12/07(日) 19:28:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/132966
=激突2区=大串、「どぶ板」で票掘り起こし 古川、「王国」継承旧2区火種も 御厨「若者や女性の声を代弁」
2014年12月06日 10時27分
日暮れが早く、薄暗くなるなか街演車から支持を訴える候補者=有田町内(写真の一部を画像加工しています)
日暮れが早く、薄暗くなるなか街演車から支持を訴える候補者=有田町内(写真の一部を画像加工しています)
 「『国替え』のようなもの。勝負にならない」。民主県連の幹部は顔をしかめる。今回、県内選挙区が3から2に減った。最も影響を受けるのが6対4の割合で分断された旧2区だ。その旧2区が拠点だった民主前職の大串博志(49)。陣営にしてみれば戦力を大幅にそがれた上に、旧3区を主戦場に戦わねばならない。そこは地方議員が1人もいない民主の空白区であり、自民の「金城湯池」だ。

 大串は2005年の初当選から、財務政務官や首相補佐官時代も含め、週末は地元に戻って集落の小さな祭りに顔を出してきた。「お祭り作戦」。陣営がそう呼ぶ活動は区割り変更が決まった昨夏以降、7割を旧3区に傾けた。祭りの後には酒を交わす。国会で安倍首相に正面から論争を仕掛ける政策通の姿と、田舎に溶け込む人柄。「大串さんと酒を飲んだ人間は皆、一発でほれてしまう」

 合併前の旧町村単位に後援会を発足、国政報告会も開いた。自民が警戒する人柄とフットワークだ。

 手応えを感じていた陣営にとって4日の新聞が報じた「古川優勢」の情勢は衝撃だった。「ファンは増えても、投票に結びつかない。自民の組織力、古川さんの知名度はすごい」。民主は比例代表九州ブロックに初めて単独1位を置き、そこに重複立候補の大串を据えた。「だから選挙区で負けても構わないという話にはならない。次につながる戦い方も求められる」

   ◇    ◇ 

 今回の解散で政界引退した保利耕輔(80)が親子2代にわたり70年間守ってきた旧3区の「保利王国」。新2区の6割を占める。自民新人の古川康(56)は知事を辞職した2日後の27日、保利と一緒に唐津市内の離島を回った。高島では島民の4割が集まり、保利は終始笑顔で語った。「親父の墓参りをして『こんなに立派な後継者ができた』と報告した」。選挙戦を通じた王国の“継承式”の始まりだった。

 古川の知名度と保利の地盤。盤石な態勢に映るが、「楽な戦いではない」と陣営幹部は口をそろえる。大串という相手の手ごわさに加え、旧2区に思わぬ火種を抱えてしまったからだ。

 区割り変更に伴い、旧2区から比例代表に転出した今村雅弘(67)の名簿順位が党本部との約束と違い、小選挙区の重複立候補者より下位の31位になった。

 「地元にも帰らず、いつまでも東京にいて」。県連幹部は比例順位発表直前、党幹部にそう皮肉られた。衆院解散後も今村が知事選で官僚擁立に動いたことが、前武雄市長の樋渡啓祐で一本化したい党本部の怒りを買ったという見方が強い。「あ然とした。古川さんを心から応援しようという気にはなれない」。鹿島市のベテラン党員は憤りをあらわにした。

 5日の鹿島市決起大会には比例名簿を作成した党本部選対委員長の茂木敏充が応援に訪れる予定だったが、県連は支持者の感情を考慮し中止した。知事選の推薦願の取り扱いも衆院選後に先送りし、亀裂の入った組織の修復に力を割く。

   ◇    ◇ 

 世論調査では非自民の受け皿として議席増も予想される共産。非正規雇用の厳しさを肌身で知る元スーパー店員で新人の御厨さとみ(33)は労働環境の改善などを訴え、「若者や女性の声を代弁したい」と街演に熱がこもる。=敬称略

【さが衆院選2014】

2048チバQ:2014/12/07(日) 19:47:35
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chubu/CK2014120502000253.html
民主ほころび「共倒」恐れ 空白区次々、王国愛知でも
 「自民一強」に野党が挑む構図の衆院選。かつての政権政党で本来、戦いをリードするはずの野党第一党、民主党が中部地方の選挙区で候補擁立を相次いで見送った。「空白区」では野党共闘で出馬した候補の支援に回るが、長年の民主支持者からは「応援する気になれない」など戸惑いの声が漏れている。

 「民主王国」と言われた愛知県。愛知12区は民主前職の中根康浩さん(52)が公示直前に出馬を見送り、一九九八年に今の民主党ができてから県内十五選挙区で初めて空白区ができた。

 選挙協力を進める維新の党の前職、重徳和彦さん(43)との競合を避ける民主本部の要請だった。四日には比例単独に回った中根さんを激励するため細野豪志元幹事長が訪れる気の使いよう。ただ、県連幹部は「民主の地盤を失うことにならなければいいが…」と懸念を示す。

 愛知14区では、生活の党から復党した前職の鈴木克昌さん(71)を公認し、何とか空白区を免れた。

 岐阜県は、五選挙区のうち二選挙区が空白区。このうち岐阜4区では、一昨年秋に民主を除籍になった維新前職の今井雅人さん(52)の支援に回るが、地元の民主系市議は「労働組合関係者ら、自分の支持者に維新候補を応援してとは言えない」と悩む。2区は野党共闘の候補すら擁立できず、七十代の男性有権者は「政党はどんな状況にも対応するのが肝心で、民主が勝負を諦めたのは残念。猛反省が必要」と批判。県連代表の小見山幸治参院議員も「選択肢をつくれず申し訳ない」と語った。

 党県連の内紛が原因で擁立できなかったのは三重4区。当初は衆院議員を二期務めた元職が公認に内定していたが、来春の県議選の候補者選びをめぐる内部対立で総支部長を衆議院解散直前に辞任。内定も取り消され、後任を探したが、間に合わなかった。県連は「責任を感じているが、比例票を死守したい」と話すものの、支持母体、連合の地元組織で支援してきた伊藤圭一さん(50)は「候補者がいないと比例への士気も高まらない」と嘆く。

 福井1区は民主を離党した維新の新人、鈴木宏治さん(41)が立候補。ただ、党を飛び出した過去のしこりや支持母体である労組の反発などから民主県連内で支援に抵抗感が強く、結局、自主投票に。民主のドタバタ劇に、支持者の一人は「棄権しろと言うのか」などと怒りをあらわにしていた。

2049チバQ:2014/12/07(日) 19:48:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/gifu/CK2014120702000209.html
抱える課題、大きな差 岐阜4区、本州で2番目に広大
写真
 前職と新人の3人が舌戦を繰り広げている衆院選岐阜4区。飛騨、美濃両地域をまたぎ、岩手2区に次いで本州で2番目に広い小選挙区だ。南北に長いため、同じ選挙区内でも気候風土や主要産業、生活環境は大きく異なり、遠方の土地になじみが薄い。候補者は、有権者の多様な声を受け止められるのか。

 ■基準

 高山市を車で出発し、東海北陸自動車道で田園が広がる郡上市を通り過ぎ、東海環状自動車道を乗り継ぐ。さらに東へ向かうと、ゴルフ場が立ち並び、電車で五十分ほどで名古屋に行けるベッドタウンの可児市へ入った。到着までおよそ二時間半。車窓からの景色は目まぐるしく変わったが、ここまですべて同じ岐阜4区だ。

 「飛騨を地盤にする候補者は、どんな活動をしているか分からん。何を判断基準にすればいいのか」。買い物をしていた可児市の無職加藤貞行さん(70)は困惑顔で話した。

 その日の午後に美濃加茂市を訪れると、美濃太田駅前でタクシーを待っていた会社員鈴木秀和さん(45)=川辺町=が「選挙中でも候補者の姿はほとんど見ない。人柄も政策も伝わってこない」と漏らした。

 ■要望

 六市七町二村からなる岐阜4区の総面積は六千四十平方キロメートル。岩手2区の七千六百九十平方キロメートルに次ぐ。県全体の57%を占め、全国の二十三都府県の各面積を上回る。有権者数は十二月二日現在で三十四万二百六十五人。小選挙区比例代表並立制が導入された一九九六年の衆院選から現在の区割りになった。

 当然、地域によって政治家への要望はさまざまで、抱える課題も異なっている。

 山あいに位置し、人口に占める六十五歳以上の割合が50%を超える高山市高根町の無職中島俊江さん(66)は「常勤医がいないのは不安。過疎地域のことも考えて政治をして」と願う。「電車やバスの本数を多くして、名古屋へのアクセスを良くしてほしい」と望むのは可児市の住宅街に住む主婦(65)。高根町の現状を伝えると「山間部と言えば白川町周辺。飛騨地域のことを言われてもピンとこない」と首をひねった。

 ■意識

 「広すぎる選挙区が投票先の判断を難しくしている」と考える有権者は多い。

 朝日大(瑞穂市)の三田清教授(政治学)は「選挙区が広大だと、政治家が各地域に足を運べる回数も限られる。地域の代表である国会議員を見る機会がなければ、有権者は政治を遠いものだと感じる」と指摘する。

 とはいえ選挙制度や区分けの見直しは、一票の格差の問題や法改正が必要なことから実現は難しい。「有権者は選挙のときだけでなく、日頃からそれぞれの地域の課題を意識することが大切。候補者も、普段から各地域に小まめに回って国政への声に耳を傾ける必要がある」と話す。

 【岐阜4区より面積が小さい23都府県】

三重県、愛媛県、愛知県、千葉県、福岡県、和歌山県、京都府、山梨県、富山県、福井県、石川県、徳島県、長崎県、滋賀県、埼玉県、奈良県、鳥取県、佐賀県、神奈川県、沖縄県、東京都、大阪府、香川県

※面積の大きい順

◆記者の眼 

 今回の取材で初めて、可児、美濃加茂両市を訪れた。ベッドタウンと現役最年少市長がいる街。その程度の印象しかなかった。

 だが、市街地に足を踏み入れると、見渡す限りに並ぶ建物の多さに驚いた。郊外では、山々が広がる意外な光景も見られた。両市を中心とした中南部を「可茂」と総称することも初めて知った。

 実際に行くことで、どこか遠い土地だった美濃地域に心なしか親近感が持てた。選挙以外でも行政や住民間で交流やつながりがあれば、「同じ選挙区の仲間」としてお互いの地域への関心も高まると思う。

 (酒井翔平)

2050チバQ:2014/12/07(日) 20:05:37
http://www.hochi.co.jp/topics/20141206-OHT1T50010.html
【衆院選】岩手4区・小沢王国、地盤沈下 元「シンパ」たち自民応援
2014年12月6日6時1分 スポーツ報知
JR水沢駅前商店街に構える小沢氏の選挙対策本部前は、降雪のせいもあって閑散としていた JR水沢駅前商店街に構える小沢氏の選挙対策本部前は、降雪のせいもあって閑散としていた 公示日の2日は、新潟県で第一声を上げた小沢氏 公示日の2日は、新潟県で第一声を上げた小沢氏
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 「小沢王国」最大の危機―。岩手4区で16回連続当選を目指す生活の党・小沢一郎氏(72)をかつて支えてきた多くの県会議員が、対立候補の自民党・藤原崇(たかし)氏(31)の応援に回るなど「小沢離れ」が加速している。解散時の所属議員の離党や野党統一戦線不発など小沢氏に逆風が吹く中、お膝元で起きた“地盤沈下”。きょう6日に岩手入りする“剛腕”の地元で今、一体何が起きているのか。(江畑 康二郎)

 2日に行われた自民党・藤原氏の出陣式に、2年前の衆院選時にはなかった県議たちの姿があった。

 「4区でも“小沢離れ”が確実に進んでいる。私は約15年ずっと小沢氏を支えてきたが、ここ数年の小沢氏は県民のことを考えていない。『生活の党』ではなく『自分の生活の党』ではないか? 小沢王国をリセットする最大のチャンスだ」

 そう憤りを交え話すのは、岩手県議会第2会派の県民クラブを率いる小田島峰雄代表(64)。1998年の旧東和町(現・花巻市)の町長就任時から“小沢派”だったが、その後、袂(たもと)を分かち、今回は県民クラブ所属9人が県内各地で自民党支援に回るという。

 小沢氏は、前回当選を果たしたものの、得票数は前々回に比べ6万票減。それまで次点候補に9万票ほど大差をつけてきたが、約3万票差に詰められた。さらに、自民党の新人候補に比例復活を許し、県内における影響力の低下を露呈した。新たな候補を擁立した岩手1、3区でも比例復活すらならず完敗し「小沢王国凋落(ちょうらく)」を印象づけた。

 自民党県連幹部は「岩手を変えるためには4区勝利が最重要課題」とし、“県民クラブ議員票”を頼り、応援要請をしたという。県議会最大の自民会派12人に県民クラブが協力することで、県議会の過半数に迫る勢力となった。9日には総裁の安倍晋三首相が応援演説に駆け付けるなど、自民党は幹部らが遊説を予定し後押し。今回4区で勝てなかったとしても、“小沢チルドレン”の達増拓也県知事(50)が3選を目指し、既に立候補を表明している来年の県知事選に大きな影響を与えることは必至だ。

 小沢氏は6、7日に岩手入りし、4区30か所で異例の街頭演説を行う。「比例重複立候補や、早い岩手入りにも焦りを感じる。支援者らも年を取り亡くなった方もいる。地元でも小沢氏が中央で力を失っていることを理解しているはず」と小田島氏は話す。

 「選挙のプロ」と呼ばれた小沢氏の地盤に大きな亀裂が走っている。週刊誌などによる小沢氏の離婚報道で、かつて和子夫人が取り仕切ってきた地元婦人後援会の弱体化や女性票離れを指摘する声もある。

 公示日前日、小沢氏と親交のあった俳優・菅原文太さんの訃報が全国を駆けめぐった。「小沢王国の本丸」で、かつてない“仁義なき戦い”が火花を散らしている。

 ◆岩手4区(花巻市、北上市、奥州市、和賀郡、胆沢郡)

藤原崇 31自民前〈1〉
高橋綱記 67共産新 
小沢一郎 72生活前〈15〉

※丸数字は当選回数

 ◆共産・高橋氏「反戦」 〇…「安倍さんは消費増税や集団的自衛権の法整備を進めていくというが、とんでもない」と共産党の高橋綱記氏(67)は安倍政権に「NO」を突きつけた。「このままだと、日本は再び戦争をする国になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。小沢氏についても「改憲路線で安倍さんとほとんど変わらない」とバッサリ。前回衆院選に続く4度目の国政挑戦で“反アベノミクス”の受け皿になるつもりだ。

 ◆自民・藤原氏「若さ」 〇…自民党の藤原氏は、「31歳」と記されたタスキをかけ「若さ」をアピール。新人で比例復活当選を果たしてから2年、「地方の声を永田町や霞が関に届け、立て直したい」という思いで、週末は故郷に戻り膝詰めで県民と話し合ってきた。東京にいる都職員の妻・典子さん(34)の出産日が迫っている。「妻や(初めての)子供のためにも、東北の代議士として頑張りたい」。新たな息吹を背に受け、大金星を誓っていた。

2051チバQ:2014/12/07(日) 20:47:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014120700183
選挙区調整、当て外れ=「野党票」集約困難【14衆院選】


 14日投開票の衆院選は自民党が優勢で、野党が進めた候補の「一本化」は当てが外れた格好になっている。調整を主導した民主党は、終盤戦での巻き返しに懸命だ。
 「安倍晋三首相の暴走にしっかり対抗できる勢力を国会の中につくってほしい」。民主党の海江田万里代表は7日、福岡市の街頭演説でこう訴えた。
 民主党は今回、第三極政党と共倒れした前回の反省から、選挙区の「すみ分け」を維新の党などに提起。前回の「民主・第三極」票を合算すれば自民党を上回る選挙区もあり、野党の議席回復に向けて有効と踏んでいた。
 しかし、第三極が前回獲得したのは政権与党だった民主党への批判票でもあり、今回単純に民主党には回らないようだ。「非自民・非共産」で一本化が実現した選挙区は194に上るが、優位に戦いを進めている野党勢はもともと地盤が強固な候補に限られている。
 民主党の海江田万里代表や枝野幸男幹事長も安泰とは言えない。7日は枝野氏が海江田氏の選挙区で「皆さんの一票を民主党に」と呼び掛け、枝野氏の地元では岡田克也代表代行が「幹事長にふさわしい結果を」と懇願した。民主党幹部が9日に絞り込む予定の重点選挙区に、海江田氏らの選挙区が入る可能性も否定できない状況だ。
 自民党優勢の流れを食い止めようと、野党のなりふり構わぬ発言も出てきた。「自民党に300議席以上与えたら一党独裁だ。ヒトラーの時代と同じだ」。神戸市で演説した維新の江田憲司共同代表は、過激な表現で聴衆に訴えた。
 一方、余裕が出てきた自民党は、民主党幹部を選挙区で落として一層の痛撃を加えようとしている。「金星を取って国会に戻ってきてほしい」。自民党の谷垣禎一幹事長は7日、枝野氏と争う自民党候補の応援に入り、こう声を張り上げた。(2014/12/07-20:23)

2052チバQ:2014/12/07(日) 20:59:03
香川はってなかった
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20141204000121
1、2区で自・民競る/衆院選・四国新聞社調査
2014/12/04 09:49
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投票する人(小選挙区)、党(比例代表)を決めているか
投票する人(小選挙区)、党(比例代表)を決めているか
 第47回衆院選は2日公示され、香川県内3小選挙区は前職と新人計9人による熱戦に突入している。有権者の動向を探るため、四国新聞社は2、3の2日間、電話世論調査を実施。取材で得た情報などを加味し、序盤戦の情勢を分析した。1区は自民前職と民主前職が競り合い、2区は民主、自民の両前職がほぼ横一線。3区は自民前職が安定し、社民と共産の両新人をリードしている。ただ、全県で3割以上の有権者が態度を決めておらず、無党派層の動向や投票率次第では情勢の変化も予想されそうだ。

1区
 6選を期す平井卓也(自民前)が自民・公明支持層を手堅く固めたほか、無党派層にも食い込む。小川淳也(民主前)は議席の維持へ懸命の戦い。河村整(共産新)は厳しい。

 平井は自民支持層の7割と公明支持層の8割に浸透しており、無党派層の支持でもトップに立った。

 小川は民主支持層の7割と社民支持層の大半を固めたほか、維新支持層を一定程度取り込んでいる。

 河村は共産支持層以外への広がりがみられない。

2区
 3選を狙う玉木雄一郎(民主前)と、小選挙区での初勝利へ全力を挙げる瀬戸隆一(自民前)がほぼ横一線で競る展開。前回に続いて出馬の佐伯守(共産新)は伸び悩んでいる。

 玉木は民主支持層の8割を固めた。無党派層の支持でトップに立ち、維新支持層にも浸透している。

 瀬戸は自民支持層の6割を固め、無党派層の支持も玉木に迫る。維新支持層の取り込みを図っている。

 佐伯は共産支持層への浸透に課題がうかがえる。

3区
 大野敬太郎(自民前)が幅広い年代、職業層に支持を広げ、他候補をリード。小選挙区での再選へ順調な滑り出しだ。高田良徳(社民新)、土岐一郎(共産新)が追いかけている。

 大野は自・公支持層の9割を固めた。無党派層の支持でも他を大きく上回り、民主支持層にも食い込む。

 高田は社民支持層が固まっていない。支援を受ける民主支持層への浸透はトップだが、苦戦気味だ。

 土岐は共産支持層を固め、他党支持層を狙う。

比例四国 自2、民公1固める 残り2枠 自、民、維
 計36人が立候補した四国ブロック(定数6)。自民が前回と同じ2議席を確保し、民主、公明もそれぞれ1議席をほぼ固めた。残り2議席を自民、民主、維新で争う展開となっている。

 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は、自民42・6%、民主18・2%、公明14・0%、維新11・2%、共産6・5%、社民3・5%の順。

 【調査の方法】2、3日の2日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1365件、うち1243人から回答を得た(回答率91・1%)。小選挙区別の回答率は1区86・1%、2区92・4%、3区95・2%。

2053チバQ:2014/12/07(日) 21:00:20
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141204000016
自民、京都の3選挙区で優位 衆院選序盤情勢印刷用画面を開く
 京都新聞社は第47回衆院選について2、3両日、京都府、滋賀県内の有権者を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。6選挙区に計22人が立候補した京都府内では、全国調査と同様、自民に勢いがあり、3選挙区で優位に立つ。民主は守勢に回るが、2選挙区で優位を保つ。前回衆院選で大接戦だった1選挙区では自民と民主が激しく競る展開。全選挙区に候補を擁立する共産や、候補者を増やした維新は伸びに欠ける。

 1区は、連続11回の当選を目指す自民前職の伊吹文明が優勢。知名度の高い共産前職の穀田恵二、再挑戦となる維新新人の田坂幾太が続き、無所属元職の平智之も迫ろうと懸命だ。

 2区は、民主前職の前原誠司が有利に戦いを進める。前回に続いての挑戦となる自民新人の上中康司が追い上げ、共産新人の原俊史が絡む。

 3区は、前回衆院選で接戦となった民主前職の泉健太と自民前職の宮崎謙介が今回も横一線で争い、維新前職の清水鴻一郎と共産新人の石村和子が追う。

 4区は、自民前職の田中英之が先行し、返り咲きを目指す民主元職の北神圭朗が追う戦い。共産新人の吉田幸一と維新新人の畑本久仁枝が続く。

 5区は、強固な地盤の自民前職の谷垣禎一が安定した戦いを進め、民主元職の小原舞は返り咲きへ支持浸透を目指す。共産新人の山内健も迫ろうとしている。

 6区は、6選を狙う民主前職の山井和則がややリードし、前回比例復活の自民前職の安藤裕が迫る。共産新人の上條亮一も党支持層を固めた。=敬称略

【 2014年12月04日 08時40分 】

2054チバQ:2014/12/07(日) 21:29:36
http://www.kanaloco.jp/article/81346/cms_id/115169
14神奈川衆院選:注目区を行く〈4区=横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡〉

2014.12.06 09:38:00


応援弁士の演説を聴こうと集まった大勢の有権者ら =JR鎌倉駅前(画像の一部を修整しています)


◇無所属と“1強”激突

 「これ以上ない緊張感と使命感、責任感でこの選挙に臨んでいく。ご支援お願いいたします」。次期総裁候補と目される大物の演説に、会場から拍手が湧いた。

 選挙戦4日目の5日夜。横浜市栄区の集会場を訪れたのは、地方創生担当相の石破茂。前回の衆院選で比例復活だった自民党の山本と支援者らに、強くげきを飛ばした。

 首相や閣僚、党幹部ら重量級が、公示前から続々と山本を来援している。4度目の国政選挙となる本人も「こんなことは初めて」と声を高ぶらせる。狙うは2009年に、自民が明け渡した小選挙区の奪還だ。

 相手は元みんなの党代表・浅尾。09年8月の結党以来籍を置いた党は、路線対立などから衆院選直前に解党せざるを得ない事態となった。残務処理やマスコミ対応に追われ、手腕について批判にもさらされた。

 自民はこれを「好機」(陣営)と捉える。鎌倉駅前でマイクを握った首相の安倍晋三は「衆院が解散したからって党まで解散する必要はない」と揶揄(やゆ)。大物を次々に投入し地元の引き締めを図るほか、新住民の多い票田・栄区が地盤の元横浜市議を比例名簿に登載するなど、票の掘り起こしに躍起だ。

 安定した党勢も背景に、山本自身、国替えし4区に立った前回と比べ「支援者も少しずつ増えてきた」と手応えを語る。選対の一人は「今勝てなければ(浅尾の)牙城はいつまでも崩せない」と、期待と危機感をない交ぜに息巻いた。

 とはいえ、その地盤は強固だ。同じ5日朝。栄区の本郷台駅前に浅尾が立つと、「頑張ってください」「応援しています」と通勤の市民らが握手を求め駆け寄った。参院での初当選から16年。前回、山本をダブルスコア近くまで引き離し小選挙区を制した知名度と人気はしばしば、政党によらない“浅尾党”と称される。

 「あえて厳しい道を選ぶことで、政治家として筋を通す姿勢が必要と考えた」

 解党を経て初めて無所属で臨む理由を、浅尾はそう説明する。街頭では選挙後の政界再編をアピールし、第三極へ期待を寄せた有権者のつなぎ留めを図る。

 もちろん不安もある。政党に属さないため、選挙はがきやビラの枚数は少なく、何より比例復活がない。

 「これまでで一番厳しい戦いになる。無所属になったことで、相手は総力戦で掛かってきている」「しかし負けるつもりはない。私には皆さんの真心がある」。決起集会では支援者らに訴え、“浅尾党”での勝利を誓った。

 「背水の陣」。くしくも両候補がそろって称する今回の選挙戦。両者の並々ならぬ意気込みが見える。

 他の候補も支持拡大に駆ける。民主を離れ無所属で挑戦する荻原は「自民と(元)みんなでは結局のところ保守対保守」と批判しリベラル層の受け皿を標榜(ひょうぼう)。加藤は、安倍政権が進める消費税増税や集団的自衛権の行使容認などの反対を訴えている。 =敬称略

 (総選挙取材班)

◇4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡) =敬称略、届け出順

山本朋広39☆自 前(2)
浅尾慶一郎50 無 前(2)
荻原隆宏44 無 新
加藤勝広70 共 新

 

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、共=共産党、無=無所属。

【神奈川新聞】

2055チバQ:2014/12/07(日) 21:30:56
http://www.kanaloco.jp/article/81336/cms_id/115136
14神奈川衆院選:注目区を行く〈12区=藤沢市・高座郡〉

2014.12.07 03:00:00



◇一騎打ちへ様相激変

 かつてない光景だった。11月29日、阿部の事務所開きに集まったのは民主党、解党したみんなの党、無所属の県議と藤沢市議計8人。民主党最大の支援組織・連合関係者も姿を見せ、「阿部支持」を鮮明にした。

 黄色のジャケットをまとう阿部は、終始にこやかな表情を崩さない。「今度、民主党という家に入れてもらえることになった。党の良い母になりたい」。社民党時代からの支援者も含め結束を呼び掛けた。

 地盤とする12区は長らく、自民と民主、そして阿部の三つどもえの戦いが定番だった。だが、今回は民主党本部の主導で阿部の公認が決定。長らく民主の公認候補として戦ってきた元金融担当相・中塚一宏と阿部の両陣営を一本化し、自民と対決する構図を生み出すことに成功した。

 寄り合い所帯になった陣営が心を砕くのは「融合」だ。「簡単には1+1が2とならない」と語るのは、選対本部長に就任した民主の県議斎藤健夫。斎藤の下に市議、労組、後援会から1人ずつ本部長代行を選び3人態勢を構築した。

 さらには、民主の中の保守層に影響力があり、かつて藤沢などを地盤としていた元財務相藤井裕久も選対顧問に迎えた。4日、寒川町の集会に出席した藤井は報道陣に「(保守層の票が)来れば勝てる。まあ、やるよ」。不敵に笑った。

 期待する連合票も、「阿部さん本人ができる限り丁寧に各労組を回っている」と斎藤。湘南地域連合の幹部は「『民主=阿部』をどれだけ末端まで広げられるかだろう」と話す。

 対する自民・星野陣営は、阿部の民主入りが浮上すると雰囲気が一変した。

 実は当初、中塚がそのまま出馬すると踏んでいたのだ。11月17日に行われた政治資金パーティーで、ある陣営幹部が「一番恐れていたのは阿部と中塚の一本化。それがない今回は楽勝だよ」とささやいた。

 その翌日、中塚の不出馬が報じられた。現実となった最悪のシナリオ−。ある市議は「星野さんの表情が前日までと明らかに変わった」と振り返る。

 「まるで選挙互助会。今まで阿部さんと民主は戦ってきた。そんな人が、空いたからといっていきなり座っていいのか」。後日、報道陣に囲まれた星野は、いらだちを隠さず、まくしたてたこともあった。

 公示日の2日、出陣式に駆け付けた官房長官の菅義偉は「ただの数合わせで一つになっただけ」とばっさり。陣営は「左色が強く、脱原発を掲げる阿部さんを支援できない人も多いはず」と推測、保守系民主層の取り込みやアベノミクスの恩恵を受けた大企業労組の切り崩しに力を入れる。

 阿部陣営への疑問は他候補からも上がる。「政策なき野合との批判は免れない」と共産・味村。次世代・甘粕は「票になるならば何でもありなのか、理解に苦しむ」。そして2人は、こう口をそろえる。「相手がどうであれ訴えるべきを訴える」

 =敬称略

◇12区(藤沢市、高座郡) =敬称略、届け出順

甘粕和彦31☆次 新
星野剛士51☆自 前(1)
味村耕太郎25 共 新
阿部知子66☆民 前(5)

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、次=次世代の党、共=共産党。

【神奈川新聞】

2056チバQ:2014/12/07(日) 21:32:27
http://www.sankei.com/politics/news/141205/plt1412050006-n1.html
2014.12.5 09:07
【注目区の行方】
0増5減「しこり」に悩む 佐賀の今村支持者「一朝一夕に応援できない」福井 山本の後援会名簿届かず

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(1/3ページ)【注目区の行方】
 今回の衆院選では「一票の格差」是正のため選挙区「0増5減」が行われ、山梨、福井、徳島、高知、佐賀の5県の選挙区が3から2に減った。自民党はいずれの選挙区にも比例復活を含めて前職が存在。候補者調整は公示直前に何とか決着したものの、いまも「しこり」は残ったままだ。(是永桂一、石鍋圭)

 「12年間知事をやっていたというよりは、むしろ超短期間で初めての戦に臨まなければならない緊張感の方が大きいんです」

 公示を控えた11月29日朝、佐賀2区に自民党公認で立候補する前佐賀県知事の古川康は、自身の地元、唐津市での事務所開きで切々と訴えた。会場には地元の参院議員や首長、そして同市を中心に「保利党」と呼ばれる堅い支持層を持つ前衆院議員、保利耕輔に近い県議や市議がそろって参加し、全面協力する意思を確認した。

 佐賀2区をめぐっては、旧3区の保利が昨年末に政界引退を決めたものの、「保利党」内で自前の後継候補を望む声が高まり、旧2区の今村雅弘との間で調整が難航。今村が比例代表九州ブロックへの転出を受け入れたのは、解散のわずか1カ月半前だった。

 「保利党」に担がれた古川が、出馬を正式表明したのは11月26日未明。保利系の県議は「選挙態勢の構築が遅れたのは明白。こっちは党県連に早くから『動けるようにしろ』と言っていたのに、誰がどっちに行くか分からんかったけん…」と不満をぶちまける。


 古川が事務所開きをした同じ日、佐賀市の結婚式場の一室には、旧2区の今村と地区の党支部長らが集まっていた。

 「新1、2区になって、私も古川を応援するし、ぜひ皆さんも応援してくださいっちゅうことやね」

 今村は、これまでの選挙を戦ってきた支援者に、古川への協力を依頼した。しかし会議後、今村の地盤、鹿島市の支援者は「ずっと今村先生と戦ってきた。一朝一夕に他の人を応援できない」と吐き捨てた。

 知事任期途中の国政挑戦に地元メディアから「投げ出し」との批判も浴びる古川。「旧3区は比較的態勢を作りやすかったが、旧2区は現職の今村がいて情勢が違う」と苦虫をかむ。

 ただ、党本部は今回、比例九州ブロックの名簿に、選挙区との重複立候補者より下位の31位に今村を登載した。党幹部は「これまで今村が古川支援に本腰を入れなかったから、当選微妙な順位にした。これで今村も頑張らざるを得なくなる」と冷ややかに語る。

 一方、福井2区をめぐっても、党内で旧2区の山本拓と旧3区の高木毅が公認争いを展開した。

 茂木敏充選挙対策委員長は当初、2人を公認せず無所属で競わせる案を検討したが、解散2日前の11月19日、党執行部の裁定で高木に軍配が上がった。比例北陸信越ブロックに回ることになった山本は高木への協力を表明したが、地元では微妙な空気が流れる。

 「山本先生にはなかなか及ばないが、勝るとも劣らないくらい努力する」

 鯖江市で11月29日に行われた高木の事務所開き。高木は傍らに控える山本への配慮を随所ににじませた。

 旧2区の鯖江市は県内指折りの大票田で、山本の長年の地盤でもある。なじみの薄い高木が選挙活動を円滑に進めるには、平身低頭してでも山本の全面協力を得る必要があった。

 山本も高木からの秋波に応じた。「そんなに遠慮せんでいい。どんどんやれ」。集まった県議や市議、後援者らに協力関係をアピールしてみせた。 

 ところが、2人の“ホンネ”はすぐに浮き彫りになった。事務所開きが終わると、2人は同じ車に乗って市内の支援者を回る予定だったが、同乗したのはマスコミや後援者らの目がある出発時だけだった。最初の訪問先で山本は早々に別の車に乗り換え、以降、再び同乗することはなかった。

 山本の運転手は乗り換えた理由を「道を先導するためだ」と説明したが、高木とのギクシャクした雰囲気は隠しようがない。市議の一人は「(山本)拓ちゃんの中にしこりは残っているはずだ」とおもんばかる。

 党執行部は、選挙ごとに選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」は認めない方針で、次回も山本は比例での出馬とされる。ただ、山本周辺からは「次は誰にも分からない」と選挙区への返り咲きを期待する声が漏れる。

 高木も必死だ。今後の選挙区公認を盤石にするためにも、今回は圧勝したいところ。それには旧2区の後援会名簿が不可欠だが、山本側からはまだ届かない。高木陣営は「最後は協力してくれると思うが…」と不安を募らせる。=敬称略

2057チバQ:2014/12/07(日) 21:33:09
http://www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060021-n1.html
2014.12.6 18:00
【注目区の行方】
明暗分かれる「落下傘」 連合に背かれる維新候補 知名度生かす自民候補





(1/4ページ)【注目区の行方】

民主党と維新の党の“統一候補”として街頭に立つ候補者(上)と、11月28日に大阪府枚方市で開催された大阪11区の立候補予定者による公開討論会(コラージュ。一部画像処理しています)
 突然の衆院解散を受けて、多くの候補者は準備不足のまま選挙戦に突入した。特に、地盤でない選挙区から出る「落下傘」候補は、手探り状態の中での戦いだ。その「落下傘」候補も、選挙区の事情などから早くも明暗が分かれている。(村上智博、内藤慎二)

宮城2区

 11月30日、宮城1区から出馬する民主党の郡和子の選挙事務所の開所式が仙台市内で行われた。平成24年の前回衆院選ではみんなの党から立候補し、非自民票を分け合った林宙紀(ひろき)の姿もあった。林は今回、維新の党公認で宮城2区に国替えし、開所式に先立ち民主党宮城県連から推薦状を受け取った。

 2人を引き合わせたのは民主県連代表の安住淳だ。安住は10月末から林に「国替え」を迫り、何度も断られたが11月中旬に口説き落とした。

 「党は違うが、育てがいはある」

 安住は林をこう持ち上げ、「(林と郡の)2人が大局に立ち、すみ分ける決断をした。選挙後、2人は一緒になる。私がそうします」と言い切った。

 郡が「ここ仙台で全国で初めて(野党間の)選挙協力を成し遂げた。その波は全国に広がっている」と応じると、郡と林に大きな拍手が送られた。安住はこの後、林を民主党の街宣車に乗せて繁華街に繰り出し、民主党と維新の「共闘」を演出してみせた。

 しかし、産経新聞などの序盤情勢調査によると、実は2人とも芳しくない。特に苦戦しているのは林だ。民主党の支持団体、連合の“動き”が原因だ。

 11月下旬、林と安住は連合宮城会長、山崎透を訪ねた。山崎は林の前で渋い顔をみせた。

 「あなたが維新から民主党に移るんだったら、うちはやるんだけどねえ…」

 林は「維新は民主党の政策と大きな違いはない」と力説したが、みんなの党の時代から行動を共にしてきた共同代表、江田憲司への恩義があるとして「移るわけにはいかない」と拒否した。

 連合宮城は11月26日、執行役員会を開催、林の推薦を見送り、対応は傘下の労組に任せるとした。自治労や運輸労組は社民党新人、桑島崇史の支援に回った。

 連合は、官公労を敵視する発言を繰り返す維新共同代表で大阪市長、橋下徹を嫌悪している。地方に行けば行くほど官公労の力は強くなり、「反維新」もそれだけ強まる。宮城連合も同様といえる。

 「落下傘」の林は、街頭演説で官公労批判を避けて「頼みの綱」に見放されないようにもがくが、山崎は「なぜ民主党は独自候補を擁立しないんだ」と民主党への恨み節を漏らす。

2058チバQ:2014/12/07(日) 21:33:32
大阪11区

 「大阪11区の自民党の方々から『来てほしい』という要請が何度もあった。その熱心さに希望の光を見いだしました。私が希望したわけではありません」

 衆院選公示を目前に控えた11月28日午後の大阪府枚方市内の選挙事務所。自民党の佐藤ゆかりは記者団からの「一体どこが地元なのか」などの容赦ない質問に、努めて冷静に答えた。

 東京都世田谷区出身の佐藤は17年の郵政選挙で注目を集めた。郵政民営化法案に反対した前総務会長、野田聖子の「刺客」として岐阜1区に立候補。選挙区で苦杯をなめたが比例復活で初当選した。

 野田の復党を受けて、21年の衆院選で東京5区から出馬したが落選。比例代表候補として臨んだ22年の参院選で政界に復帰した。

 だが、衆院議員へのこだわりは捨てきれなかった。一時は元党幹事長、加藤紘一の引退で自民党が空白区になった山形3区に着目。「祖父が山形県新庄市出身」と訴えたが浸透せず、自民党山形県連は7月、加藤の三女、鮎子を後継者と決めた。

 たどり着いたのは、同じ「小泉チルドレン」だった井脇ノブ子が引退した大阪11区だった。

 大阪に縁がない佐藤ではあるが、大阪11区の自民党関係者の間から批判の声はあまり聞かれない。背景にあるのは、この地域特有の事情だ。

 大阪11区は企業の工場が多く、労組が強い影響力を持つ土地柄として知られる。労組と良好な関係を築く民主党の牙城だった。同区を地盤とする、ある自民党市議は「自民党は、挑んでも敗戦続き。勝てる候補を本気で探さなくなった」と語る。

 全国的に知名度がある佐藤の存在は大きかった。同市議は「政策の引き出しが多い。誹謗(ひぼう)中傷があってもそれを乗り越えられる突破力もある」と期待する。

 一方、強い労組の基盤に支えられてきた民主党の元官房長官、平野博文は「違い」をアピールしようと必死だ。11月28日夜、枚方市内で開かれた公開討論会で、この選挙区に40年以上住んでいる平野はこう自己紹介した。

 「地元の平野博文でございます。この中では一番、皆さんと同じ生活の匂いの中で住んできた男です」=敬称略

2059チバQ:2014/12/07(日) 21:36:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141205ddn041010007000c.html
師走決戦:2014衆院選 徳島1区 「影の総理」聖地争奪戦 自・民、国替え
毎日新聞 2014年12月05日 大阪朝刊

 

 「アベノミクスに『ノー』を突き付けるために民主党に投票してください」。4日、徳島市のJR徳島駅前。冷たい雨が降る中、民主の仙谷由人(せんごくよしと)・元官房長官(68)が熱弁をふるった。傍らには、枝野幸男幹事長(50)も並んだ。だが、スーツ姿の仙谷氏の肩にタスキはかかっていない。

 仙谷氏は、小選挙区制が導入された1996年以来、徳島1区で5期連続当選。民主政権では要職を務め、「影の総理」とまで呼ばれた。だが、逆風が吹いた前回選は自民の福山守氏(61)に約2万票差で大敗。比例復活もできなかった。

 徳島県では、今回から「1票の格差」を是正するため小選挙区の定数が3から2に減り、旧徳島3区は1区と2区に分かれた。仙谷氏は「将来性のある候補に戦ってもらう」と不出馬を決断。前回は旧3区から出馬した仁木(にき)博文氏(48)に1区を譲り、自らは選対本部長に就任した。

 徳島1区は、県都・徳島市が有権者の6割(約21万人)を占める。そこでの浸透が勝敗を分ける。「仙谷先生が選対本部長に就いてくださり、本当に心強い」。そう話す仁木氏が頼りにするのは、仙谷氏が徳島県立城南高校の同窓生らを核に築き上げ、「仙谷党」と呼ばれる支持基盤だ。仁木氏が旧3区を固めている間に、党幹部らが徳島入りし、市内を固める。

 4日、応援演説に立った枝野氏は声を振り絞った。「徳島1区は仙谷さんが旗を立てて守り通してきた民主党の聖地。1区の旗をみなさんの力で守っていただきたい」

 一方の自民も、旧3区の後藤田正純氏(45)が1区に国替えして出馬。旧1区の福山氏は比例に回った。

 「カミソリ」と呼ばれた故・後藤田正晴・元官房長官を大叔父に持つ後藤田氏。正晴氏の出身地・吉野川市が地盤だが、今回の区割りで吉野川市は2区に移った。「県都を抱える1区は将来の発展がかかっている」として、1区からの出馬を決断した。仁木氏と議席を争うのは実に5度目になる。旧3区では負けたことはないが、舞台が変わった今回、陣営が警戒するのは仙谷氏の存在だ。幹部らは「県都のあるここは関ケ原」「相手は背水の陣だ。仙谷氏は何期も当選した人だから侮れない」と気を引き締める。

 前回は支援企業などを回る「地上戦」が中心だったが、今回は街頭などで不特定の有権者に働き掛ける「空中戦」にも力を入れ、仙谷票の切り崩しを図る。女優で妻の水野真紀さん(44)も地元のイベントなどをこまめに回る。2日、徳島市内での出陣式で後藤田氏は訴えた。「新しい選挙区で新人のつもりで頑張りたい」

 一方、共産の古田元則氏(66)は3度目の挑戦となる。徳島市内で4日、雨がっぱ姿で呼び掛けた。「消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権など暴走する安倍政権にストップをかける選挙だ」【阿部弘賢、立野将弘、木村健二】

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 ◇徳島1区立候補者
古田元則 66 党県書記長 共新

仁木博文 48 党県副代表 (1)民元

後藤田正純 45 [元]副内閣相 (5)自前=[公]

 (届け出順)

2060チバQ:2014/12/07(日) 21:37:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141206ddn041010013000c.html
師走決戦:2014衆院選 兵庫1区 民主不出馬、票どこへ 自・維・共の争奪激化
毎日新聞 2014年12月06日 大阪朝刊

 

 兵庫1区は自民、維新、共産の争いで、民主は1998年の結党以来初めて擁立を見送った。元職の井戸正枝氏(49)が宮城4区に転出したが、野党共闘を重視する立場から後継を選ばなかった。このため、2012年衆院選で井戸氏が獲得した約3万8000票の行方が勝敗を左右するとみられている。

 「前代未聞ですね」。11月25日午後、連合兵庫の辻芳治会長は、突然訪ねてきた自民のベテラン市議にこう語りかけた。市議は自民前職、盛山正仁氏(61)の選対幹部。初めての会談後、「働く人のことも真剣に考えているのはどの党か。直接伝えたかった」と訪問の意図を明かした。

 連合兵庫は94年、当時の社会、新生、公明各党などに呼びかけ、県独自の選挙協力組織「連合・5党協議会」を結成した。99年の自自公連立政権発足などで崩壊するまで「反自民・非共産」の集票の中核を担ってきた経緯があり、自民との会談はあり得ないと思われていた。

 盛山氏は公示直前から、街頭演説で頻繁に「アベノミクスの成果で、この2年で働く人の賃金は上がった」と強調するようになった。その理由を「我々の経済政策は必ず労働者のためになる。分かっていただけるはず」と説明する。民主の選択肢を失った連合兵庫へのラブコールとも受け取れる。

 維新前職の井坂信彦氏(40)も民主票の取り込みに懸命だ。公示翌日の今月3日夜、神戸市東灘区の街頭演説で「身を切る改革で無駄をなくさないといけないのに、自民は何もしていない。こんなことでいいのか」と訴えた。以前はやり玉に挙げていた民主の名は最後まで口にしなかった。のぼりに「維新」の文字は入れず、党名を連呼することもない。

 前回は約2800票差で盛山氏に敗れ、比例復活した。「民主候補がいないから私に投票、とは簡単にはいかないだろう。でも、私の政策は民主と親和性が高い」。その言葉を証明するかのように、井坂氏の街頭演説でビラを配る民主の若手地方議員も出てきた。

 民主票はどこへ向かうのか。連合兵庫関係者は「自民へのアレルギーはDNAのように刻まれている」と話す。一方、公務員や労組批判を強める維新の橋下徹共同代表(大阪市長)に、「維新だけは嫌」という空気も労組に広がる。

 共産新人の筒井哲二朗氏(43)は街頭演説で、「安倍政権の暴走に待ったをかける選挙。消費増税は延期ではなく中止にすべきだ。10%はノーと国民が審判を下す時が来た」と訴えている。【久保聡、神足俊輔、久野洋】

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 ◇兵庫1区立候補者
 井坂信彦 40 [元]神戸市議 (1)維前

 盛山正仁 61 [元]法務政務官 (2)自前=[公]

 筒井哲二朗 43 党地区役員 共新

(届け出順)

2061チバQ:2014/12/07(日) 21:37:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141207ddn041010008000c.html
師走決戦:2014衆院選 愛媛4区 原発問題、論戦遠く 「触れたくない」候補も
毎日新聞 2014年12月07日 大阪朝刊

 四国の最西端に細長く伸びる佐田岬半島。その付け根にある四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)では全3基の原子炉が運転を停止してまもなく3年になる。原発から約2キロの集落に住む男性(79)は3日、収穫したばかりのミカンをトラックに積みながらつぶやいた。「早く再稼働せにゃ、町が活性化せんよ」

 伊方原発では現在、原子力規制委員会の安全審査が進み、来春以降には再稼働の環境が整う。原発を不安視する住民もいる。だが衆院選では、この地域を含む愛媛4区でも再稼働を巡る論戦が深まっていない。

 自民前職の山本公一氏(67)は5日、伊方原発から30キロ圏内の八幡浜、大洲両市を選挙カーで回った。「道半ばのアベノミクスを完成させるには地方の活性化が必要だ」と訴えたが、原発の話題には触れなかった。

 山本氏はこの選挙区では1996年の小選挙区導入以来、6期連続で当選。毎日新聞のアンケートでは「安全性が確認された場合には速やかに行うべきだ」と再稼働を容認する考えだ。だが演説で説明する場面はほとんどない。「原発よりも地域の経済問題の方が深刻だ」と山本氏は話す。

 次世代前職の桜内文城(ふみき)氏(49)も事情は同じだ。6日午前、原発のある伊方町内で「輝いていた町を取り戻すことができるかが争点だ」と熱弁を振るったが、原発には触れないまま。

 前回選で維新から立候補し、山本氏に迫る得票を得て比例復活した桜内氏は、維新の分裂に伴って次世代に移籍した。次世代は再稼働を容認する立場だが、陣営幹部は悩む。「『原発ゼロと言うのが正義』という雰囲気がある。原発を抱える選挙区の議員としては触れたくない問題だ」

 伊方町は予算の3割を、原発立地自治体に支給される交付金や固定資産税などの「原発マネー」に依存し、関連産業も多い。4月の伊方町長選も主要候補の3人が原発推進派で、再稼働は争点にならなかった。

 前職2人の原発への態度に、共産新人の西井直人氏(57)は「ひきょうだ」と憤る。6日、伊方町内でマイクを握った西井氏は「人類と共存できない原発は再稼働せず、廃炉にすべきだ」と訴えた。

 桜内氏が維新を離れたのに伴い、前回の愛媛3区からの「国替え」で挑む維新新人の森夏枝氏(33)も再稼働反対を鮮明にする。4日、伊予市内で応援演説に立った維新の小野次郎参院議員は与党を批判した。「電力会社の支援を受ける候補者では、脱原発の姿勢を示すことはできない」

 かみ合わない議論に、有権者は戸惑う。原発近くの集落で日用品店を営む女性(66)はため息まじりに話す。「原発事故の影響が残る福島の現状を聞くと、この町も人ごとではない。再稼働の議論は深まらず、どの政治家を信じていいか分からない。考えるほど政治不信になる」【遠藤孝康】

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 ◇愛媛4区立候補者
桜内文城 49 公認会計士 (1)次前

森夏枝 33 党県代表代行 維新

西井直人 57 党地区委員長 共新

山本公一 67 [元]副総務相 (7)自前=[公]

(届け出順)

2062チバQ:2014/12/07(日) 21:40:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120702100003.html
注目区ルポ
◆5区(目黒・世田谷区南東部) 前回の「11万票」どこへ

 無党派層が比較的多く、前回、みんな、維新、未来の各党が候補者を立て、計十一万票あまりを獲得した。構図ががらりと変わった今回、これらの票がどう動くのか、注目される。

 「この二年、全力疾走してきたつもりですが、まだまだ地元を回りきれていないのは承知しています」

 公示の二日午後、目黒区の選挙事務所前で出陣式に臨んだ自民前職若宮健嗣さんは、こう切り出した。周りを地元選出都議や区議がぐるりと取り囲む。

 現在二期。前回、比例から小選挙区に転身したばかり。地元の後援会組織はまだない。九月までの一年間は防衛大臣政務官として、オスプレイ導入など国防の最前線で活動し、地元に入る機会が少なかった。

 それをカバーするかのように地盤を持つ都議や区議が支援する。序盤情勢では優位に立つが、陣営幹部は「前回のような民主の批判票は期待できない」と気を引き締める。

 民主元職の手塚仁雄さんは「この時期の解散は低投票率を狙っているのは見え見えだ」。寒風吹きすさぶJR目黒駅前で訴えた。

 当選と落選を三回ずつ経験し、今回が七回目の選挙。バッジを失った二年間、地元回りに力を入れ、駅前で演説も続けた。「都内でも自民支持率が低い地域。非自民色を出すのが得策」。アベノミクスの負の側面や集団的自衛権行使容認への批判を繰り返す。

 序盤は追う形となった。「街頭での感触は前回よりも確実に良くなっている。でも『前回は投票しなかったけど、今回は入れる』と言ってくれる人が少ない」。ギアを入れ替える。

 みんなの解党で、無所属で立候補した前職三谷英弘さんは演説で「うさんくさい政治の雰囲気を変えたい」と強調。自・民への批判票の取り込みを狙う。

 目黒区議を六期二十二年務めた共産新人の沢井正代さんは「消費税を増税する一方で、法人税減税をやる。逆立ちした税制だ」と生活者の視点で批判。今年二月の都知事選にも出馬した無所属新人のドクター・中松さんは「がん撲滅法」の制定を主張している。 (石井紀代美)

 ◇5区(5)目黒・世田谷区(南東部)

若宮健嗣 53 (元)防衛政務官 自前<2>

三谷英弘 38 (元)みんなの党役員 無<前><1>

手塚仁雄 48 (元)首相補佐官 民元<3>

ドクター・中松 86 発明家 無新

沢井正代 65 (元)目黒区議 共新

 (届け出順)

2063チバQ:2014/12/07(日) 21:40:15
◆23区(町田・多摩市) 再戦4氏、懸命の訴え

 前回の六人から二人少ない四人が立候補した。四人は、いずれも前回と同じ顔ぶれとなった。

 「今回の選挙は本当に厳しい。まだ顔を覚えてもらってないんです」。自民前職小倉将信さんは二日、多摩市での第一声で懇願した。党の公募候補者で初当選してから二年。突然の選挙に戸惑いを見せる。

 日銀出身らしく金融政策通をアピール。他陣営がそろって「経済格差を助長」と反アベノミクスを展開する中、「取り残されている人たちのために仕事をする」と強調した。会社が倒産しても経営者の生活を守る新しい保証ガイドラインを策定するなど、中小企業保護の実績を力説して批判をかわしている。

 前回、逆風の中で小倉さんに二万三千票差まで迫った民主の櫛渕万里さん。衆院解散後、すぐに海江田代表が町田市に演説に入るなど、議席奪還に力が入る。「暮らしと平和を守る」ことを前面に出し、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定やアベノミクスへの批判で、安倍政権への対決姿勢を鮮明にする。

 「冷凍食品まで値上がりすれば、お子さんのお弁当代も切り詰めなければいけない」と声を張り上げ、物価に敏感な主婦や母親たちに訴える。

 今回四人が初めて相まみえた先月末の公開討論会で、櫛渕陣営が意識したのは維新の新人伊藤俊輔さんとの差別化だった。維新は脱原発路線で民主よりも踏み込んでおり、票を食い合う可能性も高いからだ。

 その維新は世論調査で、全体の劣勢が伝えられている。伊藤さんの陣営幹部は「それは全国的な傾向だ。選挙区にはそれぞれの事情がある」とし、自民元衆院議員の父、伊藤公介氏の地盤を引き継いだ地縁の強みを生かしたい考えだ。

 団地や商店街を小まめに回って訴えているのは共産の新人松村亮佑さん。二人の子を持つ親として「子どもを戦場に送る国にはしない」と声をからす。大企業が抱え込む多額の内部留保の一部を社会に還元するなどアベノミクスへの対案も示し、支持層の拡大に躍起だ。 (栗原淳)

 ◇23区(4)町田・多摩市

小倉将信 33 (元)日銀職員 自前<1>

櫛渕万里 47 (元)経産委理事 民元<1>

松村亮佑 34 党地区副委員長 共新

伊藤俊輔 35 会社経営 維新

 (届け出順)

2064チバQ:2014/12/07(日) 21:43:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120602100003.html
注目区ルポ
◆2区(中央・文京・台東区)「一年生」にベテラン挑む

 いずれも当選一回の自民前職と、前回みんなの党から出馬して比例復活した維新前職の二人の「一年生」に、ベテランの民主元職が返り咲きを目指して戦いを挑んでいる。2区では民主と維新との統一候補の調整はつかなかった。

 「日本が戦後、順調に成長してきたのは戦争がなかったから」。民主元職中山義活さんは五日朝、台東区の入谷駅前でマイクを握り、集団的自衛権の行使を認めた安倍政権への危機感をあらわにした。

 台東区議、都議を経て衆院議員を四期務め、知名度は高い。演説の途中、孫が所属する少年野球のチームメートの父親から「頑張って」と声をかけられた。中小企業対策にも力を注ぐ。前回の敗戦から二年間、地元経営者の声を聞いて歩き、経営改善のアドバイスもしてきた。「中小企業が潤わなければ日本の景気は絶対回復しない」

 中山さんとは親子ほど年が離れた自民前職の辻清人さんは二日夕、中央区の事務所前で「(安倍首相の経済政策)アベノミクスは道半ば。若手議員が中心となって安心して暮らせる日本をつくる」と声を張り上げた。傍らには神奈川11区の自民前職小泉進次郎さん(33)の姿があった。小泉さんとは米国で大学院とシンクタンク職員時代を共に過ごした仲だ。翌日は谷垣禎一幹事長も応援に駆けつけ、てこ入れを図った。

 辻さんは衆院議員を九期務めた元通産相の深谷隆司さん(79)の地盤を受け継いだ。五日午後は、深谷さんに連れられ支援者をあいさつ回り。その間、地元選出の都議、区議が選挙カーに乗り支援を呼び掛けた。

 今年九月、みんなの党から維新に替わった前職大熊利昭さんは、維新の改革路線PRに余念がない。五日午後も文京区の後楽園近くの商店街で「アベノミクスの金融緩和では景気は良くならない。構造改革で生産性を上げれば良くなる」と買い物客らに訴えた。

 商店街や駅頭を分刻みのスケジュールで動く共産新人石沢憲之さんの宣伝ビラは「青年雇用・ブラック企業対策室長」の肩書を大きく表記。ブラック企業で働く人々の実態調査をした経験を交え「人間らしく働けるルール作りを」と呼び掛ける。 (小形佳奈)

 ◇2区(5)中央・文京・台東区

辻清人35 党青年局次長   自前<1>

石沢憲之27 党地区常任委員  共新 

大熊利昭51 (元)内閣委員    維<前><1>

中山義活69 (元)首相補佐官   民元<4>

犬丸勝子59 介護事業所経営  諸新 

 (届け出順)

2065チバQ:2014/12/07(日) 21:43:41
◆19区(小平・国分寺・国立・西東京市)無党派層獲得がカギ

 五度目の対決となる自民前職と民主元職。それに前回比例復活した次世代前職が迫り、共産新人が追いかける。ベッドタウンで無党派層の獲得がカギ、と各候補は訴えに力を入れる。

 「御嶽山(おんたけさん)噴火災害では現地対策本部の責任者を務めさせていただきました」。自民の松本洋平さんは、街頭演説で内閣府政務官としての活動をアピール。元銀行マンでもあり有効求人倍率が好転していることなどアベノミクスの成功を強調して支持を求める。四日夜には安倍首相が選挙サンデーの七日夕に応援演説に来ることが決定。陣営幹部は「安倍さんが力を入れる候補と自民支持層以外にも印象付けられる」と声を弾ませた。

 前回、松本さんに敗れ次点だった民主の末松義規(よしのり)さんは、五日のJR中央線国立駅前の演説で「安倍政権は株価を上げようと皆さんの年金積立基金の株式投資の拡大措置をとった。株価が下れば年金危機になる」と政権批判に声を張り上げた。続けて「中央線も自殺が原因でよくとまる」と指摘し、自殺防止策に力を入れたいと強調した。末松さんは「富裕層ではなく生活者の視点で政策を進めるのが民主の存在意義だ」と述べた。

 次世代の山田宏さんは前回、維新から出て六万四千票あまりを集めて小選挙区では三位ながら比例で復活した。今回は次世代幹事長の立場で挑む。「杉並区長時代に区の借金を大幅に減らした」と実績をアピールする一方「小笠原諸島でサンゴを密漁する中国船対策に毅然(きぜん)とした対応ができなかった」と政権の対応を批判。陣営は「保守層に加え、メディアなどで候補の考えを知り共鳴してくれる無党派層を取り込みたい」。

 「消費税10%増税はやめさせる。原発はなくす」と訴えているのは共産新人の小泉民未嗣(たみじ)さん。五日、西東京市の田無駅前の演説で「自民党と正面対決するのは共産党」と主張した。取材に「自民党や安倍政権をよしとしない無党派層をどれだけ取り込めるかが重要」と力を込めた。 (竹島勇)

 ◇19区(4)小平・国分寺・国立・西東京市

小泉民未嗣36 党地区委員長   共新 

山田宏56 党幹事長     次<前><2>

末松義規58 (元)復興副大臣   民元<5>

松本洋平41 内閣府政務官   自前<2>

 (届け出順)

2066チバQ:2014/12/07(日) 21:51:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141207ddlk38010372000c.html
2014衆院選:誰に投票すれば…? 4区・伊予市、度々の区割り変更に戸惑い 突然の解散、余波ここにも /愛媛
毎日新聞 2014年12月07日 地方版

 今回の衆院選から、伊予市と内子町小田地区が、愛媛2区から4区に編入された。1票の格差是正のための区割り変更だが、なじみのない候補者に投票しなければならない有権者からは「いったい誰に入れればいいのか」と戸惑いの声が漏れる。突然の解散で住民への周知も後手に回ったことから、投票率への悪影響も懸念されている。【黒川優】

 市全域(有権者約3万2000人)が丸ごと異なる選挙区に移った伊予市。「政策や考え方が分からない人を応援したいと思えない。選挙に行く意欲がうせている」。市中心部でうどん店を営む八尋(やひろ)宏さん(69)は店を切り盛りしつつ、怒りをぶちまけた。

 同市は1986年にも旧愛媛1区から旧3区に。94年には2区にと、選挙区変更が繰り返されてきた。「ばかにするなという感じ。伊予市民は数合わせ要員としか思われていないのでは」と収まらない。

 市選管には「何区で投票すればいいのか」との問い合わせも相次ぐ。各地区に回覧板を回して周知に努めてきたが、浸透は途上だ。中田末明事務局長(58)は「先月までは知事選の作業に追われていた。急な解散で周知に十分手が回っていない」と疲れをにじませた。

    ◇

 2005年に合併した内子町(有権者約1万5000人)は、内子地区と五十崎地区が4区、小田地区が2区と、一つの町内に二つの選挙区があったが、今回、4区に一本化された。正岡和猶(かずなお)・同町小田支所長(53)は「大きな混乱はない。町内で選挙区が異なるいびつな形がすっきりした」と歓迎した。

 地区内の自営業の男性(57)も「いずれ4区に編入されるとは思っていたので、町の集会などで4区に住む人から候補者についての話を聞いていた」と比較的冷静に受け止める。

 ただ同町の宮野照三総務課長(59)は「付き合いのある候補を選ぶわけではないので誰を選べば良いか分からないかもしれない。投票率は下がるかもしれない」と顔を曇らせた。

2067名無しさん:2014/12/07(日) 21:54:23
チバQが何をしたいのかわからない

2068名無しさん:2014/12/07(日) 22:14:10
後々に振り返る時に役に立つので続けてくれ

2069名無しさん:2014/12/07(日) 22:33:01
記事をまとめてくださって本当にありがおうございます。 大変勉強になります。

2070名無しさん:2014/12/07(日) 22:34:06
前回の選挙どうだったかなと言う時
46回のスレ見直すからなあ

2071名無しさん:2014/12/07(日) 22:53:57
人生の浪費にしか見えないんだけど

2072名無しさん:2014/12/07(日) 23:44:17

衆院選中盤情勢:与党、3分の2超の勢い…本社総合調査
毎日新聞 2014年12月07日 23時18分
http://mainichi.jp/select/news/20141208k0000m010094000c.html
 毎日新聞は第47回衆院選(定数475=小選挙区295、比例代表180)が14日に投開票されるのを前に、5〜7日に特別世論調査を実施し、取材情報を加味して中盤情勢を探った。
自民党は小選挙区、比例代表で計300議席を上回る勢いで、公明党と合わせて衆院の3分の2(317議席)を超えるだけでなく、自民単独での3分の2超えも視野に入る。

◇自民堅調続く/第三極振るわず、民主伸び悩み

 民主党は公示前の62議席を上回るが、小選挙区、比例ともに前回の2012年から小幅の伸びにとどまる見込み。維新の党は計30議席に届かない見通しだ。

 調査では、小選挙区で4割強、比例代表で約2割の人が投票態度を明らかにしておらず、終盤で情勢が変わる可能性もある。
自民党は青森、秋田、山形、群馬、富山、石川、福井、岐阜、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、宮崎の各県ですべての小選挙区を制する勢い。
小選挙区の合計で、前回12年の237議席に迫る勢いだ。さらに比例代表では05年衆院選に匹敵する70議席台を確保し、前回得た57議席から大きく上積みする見通しだ。11ブロック全てで民主党の2倍近い議席を得る情勢だ。

 連立を組む公明党も、候補者を擁立した9小選挙区がいずれも優勢で、比例代表と合わせて30議席半ばをうかがう。提出法案が参院で否決された場合に衆院で再可決できる「衆院の3分の2」を上回る議席を、自公両党で再び獲得するのは確実な情勢だ。

 民主党は小選挙区で前回(27議席)を超える30議席台を確保しそうだ。ただ、他党との調整で自党の候補がいない小選挙区が増えた影響もある。前回選で、比例復活に回った海江田万里代表、菅直人元首相ら幹部が再び苦戦している。
比例代表も前回(30議席)を上回る40議席をうかがうものの、与党の勢いに押されて大きな党勢回復にはつながっていない。

 維新の党は小選挙区で4?5議席にとどまる見通しで、地盤の近畿を含めて劣勢を強いられている選挙区が多い。
比例代表は20議席前後の見込み。
次世代の党は小選挙区で平沼赳夫党首らの2議席にとどまり、比例代表は議席獲得のめどが立っていない。「第三極」政党は全般に振るわず、与党への批判票などの受け皿になる存在感を十分には発揮できていない。

共産党は四国以外の比例代表10ブロックで議席確保が見込まれるほか、沖縄で1議席を競り合うなど、公示前の8議席から一気に20議席まで躍進する可能性がある。

 生活の党は沖縄の小選挙区で1議席を確保する見通しだが、小沢一郎代表が苦戦。比例代表も伸びず、公示前勢力(5議席)の維持は困難だ。
社民党は沖縄で1議席のほかには、比例代表がゼロの可能性もある。公示前の2議席維持は微妙な情勢だ。【松尾良】

2073片言丸:2014/12/08(月) 00:25:26
>>2072
社民は九州の牙城も崩れてしまうのか?
そして、デニー・階・黄川田が余裕勝ちしそうなのに小沢は小選挙区を落としてしまいそうなのか。

2074神奈川一区民:2014/12/08(月) 07:35:26
>>2072>>2073

小澤一郎氏が小選挙区で苦戦しているのは、
離婚が影響しているかも。
地元は、奥さんが守っていたらしいから。

大阪府では、前回維新に投票した有権者が、
自民党や棄権に流れるってことなんだろうね。

2075名無しさん:2014/12/08(月) 12:13:38
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2367477.html
衆院選中盤情勢調査、自民単独で3分の2視野に

 14日に投票日を迎える衆院議員選挙について、JNNでは、毎日新聞との共同調査などに基づいて中盤情勢を分析しました。

 その結果、自民党が現有議席を大きく超えて単独で3分の2にあたる317議席まで視野に入れる勢いを示していることがわかりました。

 JNNでは、今月5日から7日に行った毎日新聞との共同調査に独自の調査や取材情報を加えて中盤情勢を分析しました。

 まず、自民党は、小選挙区で北陸や四国など11の県で議席独占が有力になるなど、ほぼ全国的に優勢を保っています。

 また、前回の57議席を大きく超える70議席以上が有力で、過去最高の77議席を超える可能性もある比例代表も合わせると、

 自民党単独で300議席を超え、議席全体の3分の2となる317議席まで視野に入る勢いとなっています。

 同じ与党の公明党も小選挙区で立候補した9人全員が当選する可能性が高く、比例代表でも前回を上回る議席獲得が有力になっています。

 一方の野党側ですが、民主党が野党間の候補者調整の効果もあって、

 小選挙区、比例代表ともに前回の選挙を上回る勢いですが、海江田代表が選挙区で苦戦するなど、全体に伸びを欠いており、100議席を超えるのは難しい情勢です。

 維新の党は、橋下共同代表のおひざ元、大阪でもこれまでほどの勢いは示せておらず、前回、獲得した議席を半減させる可能性が強まっています。

 次世代の党は中国地方と九州でそれぞれ1議席が、生活の党も東北と九州で合わせて2議席が有力になっていますが、比例代表では、ともに議席獲得のめどが立っていません。

 一方、共産党は小選挙区で1議席を獲得する可能性が出てきているほか、比例代表では全国的に自民党を批判する票の受け皿となっていて、前回の獲得議席を倍増させる勢いを示しています。

 社民党は九州で小選挙区の1議席がほぼ確実になっていて、比例代表でも1議席獲得をうかがっており、新党改革は小選挙区、比例代表ともに議席獲得が難しい情勢です。

 ただ、今回の調査では46%の人が「まだ投票先を決めていない」と回答していて、投票率の低下が心配されるほか、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

2076とはずがたり:2014/12/08(月) 13:01:19
いよいよ憲法改正っすかねぇ。。
参院選でどの程度圧勝すると自公更には次世代や維新併せて2/3いきますかね?

民維連合どころか改憲連合の方が可能性高そうだ。。
改憲とかなると民主党が見苦しく右往左往しそうだ(;´Д`)

2077名無しさん:2014/12/08(月) 17:31:34
http://www.sankei.com/politics/news/141208/plt1412080024-n1.html
自民単独で3分の2うかがう 終盤情勢 過去最高議席上回る勢い。民主は低迷、共産躍進

 産経新聞社は8日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話世論調査(4〜7日)に全国総支局の取材を加味し、14日投開票の衆院選終盤情勢をまとめた。

 自民党は、平成21年に民主党が単独政党として獲得した現行憲法下での最高議席(308議席)を上回り、衆院の3分2に当たる317議席をうかがう勢い。

 民主党は目標の100議席は難しい情勢だ。共産党は前回(8議席)の倍増をうかがう勢いだが、その他の野党は軒並み苦戦を強いられている。

 産経新聞など報道各社は序盤情勢で「自民300議席超」と報じたが、自民党は勢いを維持している。

 選挙区(295議席)のうち200議席前後を固め、優勢の選挙区を含めると約220議席となる見通しだ。激戦区でも半数以上でやや優位となっている。

 青森、群馬、山口など21県で選挙区全勝の可能性がある。大都市圏では東京、神奈川などで地滑り的勝利を狙える勢いで、前回衆院選で旧日本維新の会が躍進した大阪でも健闘している。

 比例代表(180議席)では、前回(57議席)を大幅に上回る80議席が射程に入った。

 公明党も、公示前の31議席以上を確保する公算が大きい。参院で法案が否決されても衆院で再議決して可決するために必要な議席の3分の2を自公両党で上回るのは確実で、焦点は自民単独で3分の2を握るかどうかに絞られている。

 民主党は、前回獲得の57議席から10議席以上の増加が見込まれるが、目標の100議席は極めて難しく、80議席にも届かない可能性がある。

 維新の党も25議席前後にとどまり、公示前勢力の42議席から激減する見通しだ。次世代の党、生活の党、社民党は比例での議席獲得に苦戦しており、選挙区でも一桁台に低迷するのが確実だ。

 ただ、接戦区が約40選挙区あり、選挙区によっては態度未定の有権者が約4割を超えているため、情勢が変化する可能性がある。



 ■世論調査の方法

 サンプル数は4万936。平成26年9月末の選挙人名簿を基に、選挙区ごとに満20歳以上の有権者から男女別・年代別の構成割合に応じて調査対象を抽出。

 電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で算出した回答数が得られるまで電話調査を行った。

2078旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/08(月) 19:25:25
これ,結構騒がれるかもしれん。。。

公明党への協力要請=衆院選でグループ2社に―JTB【14衆院選】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000084-jij-bus_all
 JTBは8日、14日投開票の衆院選で公明党に協力するようグループ2社に文書で要請したことを明らかにした。同社の監督官庁は国土交通省で、太田昭宏国交相は同党公認で東京12区から立候補している。
 JTBによると、文書は取締役旅行事業本部長名で11月27日付。首都圏在住の社員に公明党の政治活動を支援する署名集めを、東京12区に住む社員には太田氏の支援者名簿作成に向けた署名集めを要請した。大口顧客で、公明党の支持母体である創価学会から協力を求められたという。
 JTBは「任意の協力を要請しているもので、コンプライアンス(法令順守)上の問題はない」(広報室)と説明している。

2079旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/08(月) 19:26:32
ついに,大将が出てきましたよっと。

共産の不破氏が街頭演説へ=9年ぶり、京都・沖縄で【14衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014120800775
 共産党の不破哲三前議長(84)が14日投開票の衆院選で街頭演説に立つことが8日分かった。党広報部によると、2005年以来9年ぶり。10日に京都1区、11日に沖縄1区にそれぞれ入り、党公認候補への支持を訴える。 
 今回の選挙では、共産党が小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、18年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性が出ている。同党はこうした情勢を「重要なチャンス」(党関係者)と分析。不破氏本人の強い意志もあり、演説が決まった。(2014/12/08-19:04)

2080チバQ:2014/12/08(月) 19:28:40
>>2071
うすうす気づいてるのでイジメないでください

2081チバQ:2014/12/08(月) 19:30:16
こんなこと言ってるようじゃもうダメでしょ
http://www.asahi.com/articles/ASGD861JNGD8ULFA02M.html?ref=rss
「ブレーキかける力を与えて」民主・枝野幹事長
2014年12月8日18時51分

■枝野幸男・民主党幹事長

 自民党になって経済が明るくなったと(安倍首相は)おっしゃっているが、民主党政権の方が自民党政権の倍以上、成長させている。この結果をしっかりみていただきたい。株価のような目立つ数字にだまされないで、あなた自身のくらしを見つめていただきたい。はたしてこの2年間、良くなったのか。良くなる兆しが見えているのか。そうしたことをしっかりと見つめていただければ、幻想や夢からさめることができるはずだ。株を上げる大きな輸出企業を潤わせ、その陰であなたの収入は増えない。輸入物価は上がる。(安倍政権の)2年間の歩みをさらに4年間続けていったらどうなるかと考えた時、しっかりとこれにブレーキや歯止めをかける、そうした力を与えていただきたい。(新潟市の街頭演説で)

2082チバQ:2014/12/08(月) 19:32:36
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141208/plt1412081529004-n1.htm
衝撃の「小沢氏落選」予測 毎日新聞報じる
2014.12.08


生活の党・小沢一郎代表【拡大】

 毎日新聞は8日付朝刊で、世論調査結果と取材に基づいた衆院選の政党別推定当選者数を掲載した。衝撃的だったのは、小沢一郎代表(岩手4区)率いる生活の党について「沖縄の小選挙区で1議席を確保する」ものの、比例代表の獲得議席数は「0」との見通しを示したことだ。つまり、小沢氏が選挙区で落選し、比例復活も困難と予測したわけだ。

 毎日は、岩手4区の情勢について、自民党の藤原崇氏が「一歩リード」しているとし、小沢氏は「後援会の高齢化、党の縮小が影響し、勢いに陰り」と分析した。

 小沢氏が「選挙区敗北の危機」という見方は根強い。ただ、比例復活すら困難とする予測は、永田町や地元で波紋を広げそうだ。

2083チバQ:2014/12/08(月) 19:33:14
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141208/plt1412081529005-n1.htm
【激突!!師走決戦】小沢氏、異例の「ドブ板」 対抗馬の猛追に焦り? “王国”岩手4区ルポ (1/2ページ)
2014.12.08


《表の見方》 △は「優勢」、▼は「あと一息」。(本紙分析)。 ※自=自民党、共=共産党、生=生活の党【拡大】


 生活の党の小沢一郎代表は6、7両日、自身が立候補している衆院岩手4区で約30年ぶりの本格遊説に臨んだ。小沢氏は選挙活動を秘書らに任せてきたが、対抗馬である自民党の藤原崇氏の猛追に危機感を感じ、異例の“ドブ板”に打って出た格好だ。大きく揺らぐ「小沢王国」を歩いた。

 「大変厳しい選挙でございますので、どうか皆さんのお力で、何とか勝ち抜くことができるよう、もうひと働きさせて頂けるよう、心からお願い申し上げます」

 7日朝、岩手県奥州市のJR水沢駅近くの選挙事務所前。前夜から未明にかけて降り続いた雪が残る道端で、ビール箱の上に立った小沢氏が切々と訴えかけた。

 小沢氏は6、7両日、選挙区内の30カ所でマイクを握った。2012年衆院選の終盤にも4区入りして街頭演説に臨んだが、選挙戦中盤に、しかも丸2日間かけてみっちり地元を回るという今回の遊説日程には、並々ならない危機感がにじむ。

 雪が舞い、気温が氷点下になる時間帯もあったが、コートや手袋は身につけない。どの場所でも、10分前後の演説を終えた後は、一人一人と握手を交わしていった。

 「米価も下がってますよね? これは安倍晋三政権の象徴です。党首が集まった(討論会の)中でもね、農業のことを言ったのは私一人だ」

 農山村での演説では、農業政策への自身の姿勢をアピールすることを忘れなかった。

 2日間の遊説には民主党岩手県連の高橋元(はじめ)幹事長が同行し、野党共闘も演出した。小沢氏は「これを大きな契機とし、全国的に、全政党的に、1つの連合体を作っていきたい」といい、衆院選後の野党再編への意欲を示した。

 一方、水沢駅近くでの小沢氏の演説直後、2駅離れたJR前沢駅付近では自民党の藤原氏の演説会が開かれていた。

 「藤原さんは31歳ですよ。あと20年、30年、いやあと40年、皆さんとともに歩めるんです!」

 応援に駆けつけた大島理森前副総裁は、今年72歳を迎えた小沢氏を念頭に、藤原氏の「若さ」を聴衆に訴えた。応援演説に立った県議も「藤原氏は選挙のときだけ帰ってくる方とは違う」と声を張り上げた。

 ただ、人の集まりはお世辞にもいいとは言えない。ざっと見たところ40人程度だ。小沢氏の場合は、市街地で百数十人、山間部でも70〜90人を集めていた。「父親の代から応援しているよ」「久しぶりだなぁ」と笑顔で小沢氏の肩をたたく高齢者らの姿は、「王国」の底力を感じさせる。

 しかし、地盤沈下は確実に進んでいるという。奥州市幹部が解説する。

 「かつては小沢氏寄りだった県議の一部が、藤原氏支援に回っている。地元経済界にも藤原氏を推す動きがある。今回の地元遊説は、小沢氏の焦りの表れだろう」

 藤原氏は12年衆院選で小沢氏に敗れたものの、約3万票差まで詰め寄り比例復活で初当選した。小沢氏の得票は7万8057票で、09年の13万3978票から4割以上減った。永田町では「比例復活を許した時点で、『選挙の小沢』の虚像は崩れた」(民主党中堅)との見方がもっぱらだ。

 藤原陣営関係者は「今回は接戦に持ち込める。何が何でも(藤原氏を)比例復活でなく選挙区で勝たせる。岩手を変えるための象徴区が4区だ」と鼻息は荒い。9日の安倍首相の4区入りを起爆剤に、一気に攻勢をかける構えだ。

 「剛腕」の異名をかけた崖っぷちの戦いが天王山を迎える。 (松本学)

2084チバQ:2014/12/08(月) 19:33:57
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141207/plt1412070830001-n1.htm
大阪11区は“三つどもえ” かつての小泉チルドレンは強敵と激突 (1/2ページ)
2014.12.08
連載:12・14衆院選 壮絶選挙区に迫る

《表の見方》△は「優勢」、▼は「苦戦」。(夕刊フジ分析)。※自=自民党、民=民主党、維=維新の党、共=共産党【拡大】


 かつて「小泉チルドレン」として話題を集めた自民党の佐藤ゆかり氏が参院議員を辞職して、衆院大阪11区から出馬した。生まれも育ちも東京という佐藤氏だが、地元に根付いた民主党の元官房長官や、維新の党の前職といった強敵と激突する。全国屈指の激戦区として注目されている。

 「私を、ここの人間にならせてください。保守の政治を取り戻す、その熱意とともに最後まで寄り添い、この地で一生を全うしたいと思います」

 佐藤氏はこう訴え続けている。週刊誌は「選挙流浪人」などと揶揄しているが、自民党関係者は「時代の波に揺さぶられた」と同情的だ。

 確かに、佐藤氏は2005年の郵政選挙で、野田聖子前総務会長の刺客として岐阜1区から出馬した。激戦の末、敗れたが比例復活し、懸命に議員活動を続けていた。ところが、野田氏が自民党に復活すると支部長を奪われ、09年衆院選はやむを得ず、東京5区から出馬して落選した。

 「あそこで我慢して浪人していれば、12年衆院選で勝利できたが、10年参院選に比例代表で出馬して当選した。その後も衆院議員へのこだわりを持ち続け、祖父とゆかりのある山形3区での出馬を模索したこともあった」(自民党関係者)

 大阪11区は、自民党支部長が不在の空白区だった。急に決まった師走選挙に、自民党大阪府連は「知名度抜群の佐藤氏なら、短期決戦でも勝機あり」とみて、候補者として推したとされる。

 だが、この選挙区には、前回衆院選で落選した旧松下電器労組出身の平野博文元官房長官や、歌手でタレントのやしきたかじん氏のヘルニアを治療したことでも知られるエリート医師で、維新の前職、伊東信久氏といった強敵がいる。

 地元に根付いた2人に対し、佐藤氏がどこまで戦えるかは未知数だが、平野、伊東両陣営は危機感を持っている。

 「ここには一定の自民党票と公明・学会票がある。ちょっとした追い風が吹けば、平野氏と伊東氏の票が割れる。以前、自民党候補が10万票近くを獲ったこともある」(維新関係者)

 最後に笑うのは…。 (ジャーナリスト・田村建雄)

2085チバQ:2014/12/08(月) 19:37:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800442
6選挙区で接戦=北海道【衆院選情勢】


 1区は民主横路と自民船橋が横一線の戦い。2区はリードする自民吉川を、民主道連推薦の無所属池田が追い上げ、維新松木も続く。3区は民主荒井と自民高木が互角の争い。維新小和田は出遅れている。4区は自民中村と返り咲きを狙う民主鉢呂が接戦。5区は自民町村が有利に戦いを進め、民主勝部は追い上げに懸命。6区は自民今津と民主佐々木が一歩も譲らぬ展開となっている。
 7区は、自民伊東と民主から出馬する鈴木が競り合い、8区も民主逢坂と自民前田の接戦となっている。9区は自民堀井が優位に立ち、民主山岡は労組など民主支持層固めに全力を挙げる。10区は公明稲津が優勢に戦いを進め、民主神谷が追う。11区は自民中川が一郎、昭一が築いた中川家の地盤を固めて先行し、民主三津は支持層以外で伸び悩む。12区は自民武部がリード。民主水上は大地との選挙協力が課題。(2014/12/08-14:43)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800443
全選挙区で自民優位=青森【衆院選情勢】


 全4区で自民が優位に立つ。1区は自民津島を維新升田が追う展開。共産を除く野党は升田に一本化し、非自民票の受け皿を狙う。2区は自民江渡が組織力を生かしリード。維新中野渡は民主の選挙協力を得られず苦戦している。3区はベテラン自民大島を、維新と社民の支援を受ける民主田名部が追う。4区は自民木村が組織力を生かし、民主山内の追撃を阻んでいる。(2014/12/08-14:43)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800444
1、3、4区で野党優勢=岩手【衆院選情勢】


 1区は民主階が好調。民主、生活の支持層に加え、無党派層にも支持拡大を図る。自民高橋は自民支持層の動向が鍵。2区は強固な地盤を持つ自民鈴木を、民主県連の推薦を得た生活畑が追う展開。3区は民主黄川田が一歩リード。生活県連からも「自主支援」を受ける。自民橋本も懸命に追う。4区は生活代表の小沢が優位に立つが、自民藤原も清新さをアピールし猛追、番狂わせを狙う。(2014/12/08-14:43)

2086チバQ:2014/12/08(月) 19:38:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800447
安住が安定=宮城【衆院選情勢】


 1区は自民土井と民主郡が競っている。組織力で勝る土井に対し、郡は無党派層への支持拡大を狙う。5人が争う2区は、県議時代から根を張った自民秋葉が優勢。民主との候補者調整で1区から国替えした維新林は出遅れ、地盤のない次世代増元も苦戦している。
 3区は自民西村が保守層や公明票を固め、民主橋本をリード。4区は自民伊藤が組織力を生かし先行している。民主井戸は知名度不足がネック。5区は民主安住が長年培った支持基盤をバックに安定した戦い。自民勝沼は巻き返しに全力を挙げる。6区は自民小野寺を民主鎌田が追う。(2014/12/08-14:43)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800448
1、3区は接戦=秋田【衆院選情勢】


 1区は自民冨樫と民主寺田が激しく競り合っている。組織力を生かす冨樫に対し、寺田も精力的に小集会などをこなし猛追している。2区は強固な地盤を持つ自民金田が優位。民主緑川は無党派層への浸透を狙うが出遅れが響いている。3区は維新村岡と自民御法川が横一線の激戦。村岡は候補擁立を見送った民主票の取り込みに力を注ぎ、御法川は支持層固めに全力を挙げる。(2014/12/08-14:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800449
保守分裂3区は接戦=山形【衆院選情勢】


 1区は自民遠藤が先行し、民主原田は知名度不足の挽回に懸命。2区は民主近藤と自民鈴木が競り合っている。中小企業や労組の支援を受ける近藤に対し、鈴木は農村票などの掘り起こしに全力を挙げる。保守分裂となった3区は無所属阿部と自民加藤が接戦。阿部は市長を務めた酒田市を中心に支持を広げる。父紘一の地盤を継いだ加藤は党公認を背に組織戦を展開。民主吉田は伸び悩む。(2014/12/08-14:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800450
玄葉が盤石=福島【衆院選情勢】


 1区は接戦で自民亀岡を民主金子が追う。組織力で勝る亀岡に対し、金子は労組票を持つ社民と政策協定を結び巻き返しを狙う。2区は第2次安倍内閣で復興相を務めた自民根本が保守層を固めて優勢。知名度で劣る民主岡部は追い上げを図る。
 3区は強固な地盤を誇る民主玄葉が盤石。自民上杉は新党改革と連携し、挽回を目指す。4区は自民菅家が先行し、維新小熊が追う展開。小熊は引退後も地元で影響力を持つ渡部恒三の支援を取り付けた。自民の候補者選定が難航した5区では、公認を得た自民吉野がややリードし、民主吉田が猛追する。(2014/12/08-14:44)

2087とはずがたり:2014/12/08(月) 19:38:13
>>2080
俺が貼り付けサボってるばっかりにチバQさんにとばっちりが行ってしまってすみません(汗)

2088チバQ:2014/12/08(月) 19:39:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800451
5選挙区で自民優位=茨城【衆院選情勢】


 1区は自民田所が元県議の知名度を生かし先行。民主福島は連合や医師連盟の組織固めを進めつつ、大票田の水戸市で小まめに有権者を回り食らい付く。2区は11選を狙う自民額賀が圧倒。3区は自民葉梨がリード。出遅れた維新石井は都市部で浮動票の取り込みを急ぐ。
 4区は自民梶山が父静六の代からの地盤を生かし、民主高野を引き離している。5区は民主大畠が、出身母体の日立製作所労組OBの支援でやや優勢。自民石川は、4区から新しく5区に加わった東海村で梶山の後援会に協力を受けるなど、浸透に躍起だ。
 6区は自民丹羽が安定した戦い。知名度で劣る民主青山は世代交代を訴えて追い掛ける。7区は無所属中村が自民永岡との競り合いでやや優位に立つ。(2014/12/08-14:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800452
3区で簗、渡辺接戦=栃木【衆院選情勢】


 1区は自民船田がリード。みんなから民主入りした柏倉は苦戦している。2区は、自民西川に民主福田が迫る。3区は自民簗とみんな解党で無所属となった渡辺の接戦。支持を広げる簗に対し、渡辺も父から継いだ後援会組織をフル回転させ、引き締めに懸命。4区は自民佐藤が7選を視野に安定した戦い。みんなから民主に移った藤岡は民主支持層への浸透が課題。5区は自民茂木が盤石。(2014/12/08-14:48)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800453
井野、石関が接戦=群馬【衆院選情勢】


 1区は自民県連の公認拒否でもたついた佐田が態勢を立て直し、民主宮崎らを引き離した。2区は組織固めを進める自民井野を、維新石関が浮動票を取り込んで猛追、接戦を演じる。3区は自民笹川が安定した戦いぶり。前回旧日本未来の党から出馬した民主長谷川は支持に広がりを欠く。
 4区は自民福田が先代からの強固な支持基盤に加え、無党派層にも浸透し盤石。5区も後援会組織の不明朗収支でおわび行脚を続ける自民小渕が、経産相辞任の影響をものともせず共産、社民の2新人を圧倒している。(2014/12/08-14:48)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800454
枝野、牧原が伯仲=埼玉【衆院選情勢】


 1区は民主武正、自民村井がデッドヒートを繰り広げる。2区は前総務相の自民新藤が独走。3区は自民黄川田が一歩抜け、民主細川は巻き返しを図る。4区は自民豊田、民主神風が激しく競っている。5区は民主枝野と自民牧原が伯仲。幹事長の枝野は知名度で勝るも地元に入れず、厳しい戦いを強いられている。
 6区は自民中根と民主大島が互角の戦い。7区では自民神山と、生活から民主に移った小宮山が激戦を展開。8区は自民柴山が安定感を増し、9区も自民大塚が堅調。10区は自民山口が支持層を手堅くまとめ、維新坂本は伸び悩んでいる。
 11区は無所属小泉が頭一つ抜けた。12区は自民野中と次世代森田が競り、民主本多が追う。13区は自民土屋が安定。みんなから民主入りした山内は浸透しきれず苦しい。14区は自民三ツ林と維新鈴木が、15区では自民田中と民主高山が、それぞれ接戦を演じている。(2014/12/08-14:48)

2089チバQ:2014/12/08(月) 19:40:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800455
民主、優勢は野田のみ=千葉【衆院選情勢】


 全13区中、9選挙区で自民が優位な戦いを進めており、民主リードは1選挙区のみ。残りの3選挙区は自民、民主の候補が接戦を繰り広げている。
 前職3人がひしめく1区は、民主田嶋と前回比例復活の自民門山が互角の戦いで、次世代田沼は苦戦。2区は自民小林が優勢で、維新藤巻は出馬の出遅れを挽回できていない。3区は自民松野が支持を広げ、生活岡島、民主青山を引き離している。
 4区は民主の前首相野田が抜群の知名度で、自民木村に差をつけた。5区は自民薗浦が返り咲きを目指す民主村越をリード。6区は自民渡辺が先行し、民主生方、次世代遠藤が追走する。7区の自民斎藤は維新石塚を、8区の自民桜田は維新太田をそれぞれ引き離した。9区は自民秋本、民主奥野が横一線で並び、次世代西田は伸び悩んでいる。
 自民の10区林、11区森、12区浜田は支持基盤を固め盤石。13区は自民白須賀と、前回比例復活の民主若井が競り合っている。(2014/12/08-14:48)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800458
浅尾、江田が猛追受ける=神奈川【衆院選情勢】


 自民が全18選挙区のうち12で議席をほぼ固めた。9、12、16区では自民、民主の前職同士が接戦を繰り広げる。
 自民の1区松本、2区菅、3区小此木は手堅く組織をまとめて安定。4区はやや先行する無所属浅尾を自民山本が猛追する。5区の自民坂井、6区の公明上田、7区の自民鈴木は一歩抜け出た。8区の維新江田はやや優勢だが、自民福田の激しい追い上げを受けている。
 9区は前回民主で唯一議席を守った笠と自民中山が競り合い、維新椎名が追う展開。10区は自民田中が先行し、再起を期す民主城島が巻き返しに懸命だ。11区の自民小泉は盤石。12区は自民星野と民主阿部が激戦。13区は自民甘利が安定し、14区も自民赤間が優勢。15区の自民河野は独走している。16区は自民義家と民主後藤が横一線。17区は自民牧島が優位。18区は自民山際が先行し、次世代中田、生活樋高は伸び悩んでいる。(2014/12/08-14:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800459
2区、保守分裂の激戦=山梨【衆院選情勢】


 1区は、維新小沢が公示直前に比例近畿へ転出。事実上の一騎打ちとなる中、自民宮川が有利な戦い。旧みんなから民主に移った中島は、旧3区が地盤のため大票田の甲府市への浸透が課題。輿石東参院副議長の支援を受け組織固めを急ぐ。2区は、無所属長崎と自民堀内がデッドヒート。自民の二階俊博総務会長が長崎の応援に入るなど、保守層は完全に分裂。両陣営は、今回擁立を見送った民主票の行方が勝敗を左右するとみて、浮動票取り込みに全力を挙げる。(2014/12/08-14:49)

2090チバQ:2014/12/08(月) 19:40:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800460
海江田、菅が苦戦=東京【衆院選情勢】


 前回、25選挙区中22勝した自民・公明が21選挙区でリードする展開。民主が接戦に持ち込んでいるのは3選挙区にとどまっている。

 1区は再選を目指す自民山田が有利に戦いを進め、遊説で選挙区を空けざるを得ない民主代表の海江田は苦しい戦い。2区は自民辻が頭一つ抜け出し、民主中山が激しく追う。3区は自民石原がやや先行し、猛追する民主松原は無党派層への浸透を図る。4区は自民平が優位に立つ。5、6区も自民が安定した戦い。
 7区は民主長妻と自民松本が接戦。8、9、10、11区も自民が堅実な戦い。12区は公明太田が生活青木、次世代田母神を引き離す。13区は自民鴨下が優勢で、14区は「うちわ問題」で法相を辞任した自民松島がリードし、民主木村が追う展開。
 15区は自民秋元と維新柿沢が競り合っている。16区は元都議の自民大西が地盤を武器に支持を固め、優位に。17区は自民平沢が独走し、維新高橋は厳しい戦い。18区はリードする自民土屋に対し、元首相の民主菅が無党派層に支持を訴え猛追する。19、20区はいずれも自民が堅調。19区の次世代山田は苦戦している。21区は民主長島と自民小田原が激戦。22、23、24区は自民が有利に戦いを進め、いずれも民主元職を引き離している。25区は自民井上が盤石。(2014/12/08-14:49)

2091チバQ:2014/12/08(月) 19:42:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800462
1〜4区で自・民激戦=新潟【衆院選情勢】


 1区は自民石崎と民主西村が競り合う。県議や市議が総力を挙げる石崎陣営に対し、民主は党幹部を続々と投入し支持を訴える。2区は自民細田と民主鷲尾が横一線の争い。細田は軸足を置く柏崎市の企業を中心に組織票を固め、鷲尾は街頭演説や小規模集会を重ねて浸透を図る。
 3区は自民斎藤と民主黒岩が激戦を展開。斎藤は農業票を味方につける一方、黒岩は連合などの支持層固めに懸命。4区は自民金子と民主菊田が大接戦で、それぞれが無党派層への浸透を競い合う。5区は自民長島がリード。野党共闘で臨む生活森が追う。6区は自民高鳥が民主梅谷に先行している。(2014/12/08-14:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800463
自民全勝の勢い=富山【衆院選情勢】


 1区は、自民田畑が優位に立ち、企業・団体票固めに余念がない。追う維新吉田は自民批判票の取り込みに懸命。2区は自民宮腰がリードし、社民東は伸び悩んでいる。3区は自民橘が堅実な戦いぶりで無党派層にも浸透を図る。共産坂本は政権批判で支持を訴える。(2014/12/08-14:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800464
自民、全県でリード=石川【衆院選情勢】


 1区は自民馳がリードし、民主田中が懸命に追う。馳は街頭を中心に支持を訴える。2度目の国替えとなった田中は非自民票の取り込みに懸命。2区は自民佐々木が安定感を増している。3区は自民北村が優位に立ち、民主近藤が必死の追い上げを図る。北村は組織固めに余念がなく、近藤は無党派層の多い地域を重点的に回る。(2014/12/08-14:50)

2092チバQ:2014/12/08(月) 19:42:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800465
自民、優位な戦い=福井【衆院選情勢】


 1区は自民稲田がリード。稲田は定数減で新たに選挙区となった地域でも支持拡大を図る。維新鈴木は野党支持層をまとめ切れず苦しい戦い。2区は自民高木が安定した選挙戦を繰り広げている。出馬表明が遅れた民主辻は、労組票が見込める越前市を中心に支持固めを急ぐ。(2014/12/08-14:51)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800467
2、4、5区で自民優位=長野【衆院選情勢】


 1区は先行した民主篠原を自民小松が追い上げる。篠原は対話集会を小まめに開き、山間部にも浸透。小松は組織固めに懸命だ。次世代宮沢は苦戦。2区は自民務台がリードし、民主下条が懸命に追う展開。務台は企業回りに余念がなく、下条はミニ集会を中心に活動。維新百瀬は伸び悩む。
 3区は民主寺島、自民木内が激しく競り、維新井出が追う。寺島は民主参院幹事長の羽田雄一郎と共に街頭演説をこなし、木内は大票田の上田市の態勢を強化した。井出は無党派層の支持拡大を狙う。4区は自民後藤が民主矢崎に対して優位に立ち、5区では自民宮下が民主中嶋を引き離している。(2014/12/08-14:51)

2093チバQ:2014/12/08(月) 19:43:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800468
自民、議席独占うかがう=岐阜【衆院選情勢】


 前回選挙で自民が全議席を独占したが、今回も全ての選挙区で優位に戦いを進めている。1区は自民野田が先行、民主吉田は出馬表明の遅れが響いている。2区は自民棚橋が盤石の戦い。民主は候補擁立を見送り、共産森桜が「自共対決」を訴えるが広がりを欠く。3区は自民武藤が民主園田を引き離す。4区は自民金子がリード。維新今井は支援協定を結んだ民主支持層も取り込むが厳しい。5区は自民古屋が拉致相当時の実績を訴え安定した戦い。民主阿知波は支持層を固め、無党派への訴えを強める。(2014/12/08-14:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800469
5、6区で民主優勢=静岡【衆院選情勢】


 1区は法相の自民上川が安定した戦い。野党は民主牧野、維新小池の競合が響いている。2区は自民井林が党の支持層を固めて抜け出した。3区は自民宮沢がリード。民主小山は共産を除く野党一本化のため出馬を辞退した維新支持層をまとめ切れていない。4区は環境相の自民望月が優勢。
 5区は民主細野が知名度を生かし安定。6区も民主渡辺が自民勝俣を引き離した。7区は自民城内が盤石の戦い。8区も自民塩谷が戦いを優位に進める。維新源馬、民主の一部と連合静岡が推す無所属古橋は非自民票を食い合い、苦しい戦い。(2014/12/08-14:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800470
赤松、神田が接戦=愛知【衆院選情勢】


 1区は自民熊田が支持層を固め優勢で、民主吉田が追う。2区は民主古川が閣僚経験の実績などを訴えリード。3区は民主近藤と自民池田が競り合う。近藤は支持層に浸透、自民池田は組織固めを急ぐ。4区は自民工藤、民主刀禰が互角の戦いで、維新牧が追走。工藤は無党派への浸透を図り、刀禰は労組票などを固める。5区は民主赤松と自民神田が接戦を演じている。
 6区は自民丹羽が組織票を固め盤石の戦い。国替えした民主森本は知名度向上に躍起。7区は自民鈴木と民主山尾が激戦。8区は自民伊藤を民主伴野が追う展開。9区は自民長坂が組織票をまとめ一歩抜け出した。10区は自民江崎が民主小林、無所属杉本を引き離し、安定した戦い。
 11区は民主古本と自民八木が僅差で争う。12区は自民青山が抜け出した。維新重徳は出馬を取りやめた民主支持層への浸透が課題。13区は自民大見と民主大西が競り合う。14区は自民今枝が一歩リード。生活から復党した民主鈴木は組織固めで追い上げを図る。15区は自民根本が民主関を引き離している。(2014/12/08-14:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800471
2、3区で民主優勢=三重【衆院選情勢】


 1区は11選を目指す自民川崎が安定。維新松田は市長時代の実績をアピールするが、候補を取り下げた民主の協力が得られず苦しい。2区は民主中川が優勢で、自民島田は組織固めに懸命だ。3区は民主岡田が盤石。自民嶋田は出馬表明の遅れが響き、支持を広げられていない。4区は前厚労相の自民田村が共産松木を大きく引き離す。5区は自民三ツ矢が安定し、民主藤田は無党派層への浸透に力を入れる。(2014/12/08-14:53)

2094チバQ:2014/12/08(月) 19:44:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800472
1区で自・民競る=滋賀【衆院選情勢】


 1区は自民大岡と民主川端が接戦。大岡は農政連などの推薦を受け、支持拡大を図る。川端は労組票に加え、総務相などの閣僚経験をアピール。2区は自民上野が民主元職の田島をややリードした。3区は自民武村が優勢。民主小川は前知事嘉田由紀子の支援を受け、無党派層への浸透を狙う。4区は頭一つ抜け出した自民武藤を、民主徳永と維新岩永が懸命に追う展開だ。(2014/12/08-14:53)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800474
3区で民・自横一線=京都【衆院選情勢】


 1区は自民伊吹が優位に立ち、共産穀田と維新田坂、無所属平は追い上げに懸命だ。2区は民主前原がリードし、自民上中が追い掛ける。前回接戦だった3区は、民主泉と自民宮崎が横一線。4区は自民田中と民主北神が競り合う。5区は自民谷垣が安定した戦い。民主小原は苦しい。6区は民主山井がやや先行し、前回比例復活の自民安藤が追う展開。(2014/12/08-14:54)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800475
維新苦戦、公明は堅調=大阪【衆院選情勢】


 前回12選挙区を制した維新だが、多くの選挙区で自民と激しく争い苦戦を強いられている。1区は自民大西と維新井上がほぼ横一線で、2区は自民左藤が維新椎木をリード。公明の3区佐藤、5区国重、6区伊佐は堅調な戦いぶりだ。
 4区は自民中山と維新吉村が競う。女性3候補が激突する7区は、自民渡嘉敷が維新上西、共産村口より優位に立つ。8区はリードする自民大塚を、維新木下が追う。9区は自民原田が先行し、維新足立が猛追。前回も激戦の10区は、民主辻元がややリードするも維新松浪が食らい付き、自民大隈も割って入る。11区も接戦。参院からくら替えした自民佐藤と元官房長官の民主平野が並び、これに維新伊東も続く展開。
 12区は自民北川が先行し、維新堅田と民主樽床が懸命に追い上げる。13区は自民宗清と次世代西野がほぼ互角の争い。14区は自民長尾と維新谷畑が接戦。15区は自民竹本が、維新浦野をわずかにリード。16区は公明北側が優勢だが、民主森山と次世代西村も懸命に追う。17区は自民岡下と維新馬場がしのぎを削る。18区は自民神谷がやや先行し、維新遠藤が激しく追う。19区は自民谷川と維新丸山が横一線の争い。民主長安も追い上げを図る。(2014/12/08-14:54)

2095チバQ:2014/12/08(月) 19:44:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800476
公明2候補が安定=兵庫【衆院選情勢】


 1区は維新井坂と自民盛山が激しく争う。井坂は無党派層への浸透を図り、盛山は組織票固めに全力を挙げる。維新が候補擁立を見送った2、8区では、公明の赤羽と中野が安定した戦い。3区は自民関が頭一つ抜け出し、維新新原と民主横畑が追う展開。4区は自民藤井が先行し、5区も自民谷が有利な戦い。
 6区はリードする自民大串を、民主辻と次世代杉田が追い掛ける。7区は自民山田が先行し、維新畠中や民主石井に差をつけた。9区の自民西村は堅調な戦いぶりで、10区も自民渡海が優位に立つ。11区は民主松本が優勢。自民頭師が追い上げを図る。12区は無所属で挑んだ山口が一歩リードし、自民県連が支援する無所属戸井田が懸命に追う。(2014/12/08-14:54)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800477
馬淵・小林が接戦=奈良【衆院選情勢】


 1区は民主馬淵と自民小林が激しく争う。地元に張り付き街頭演説やミニ集会をこなす馬淵に対し、小林は懸命に保守票を固める。2区は知名度を生かした高市が優位に立ち、生活元職の中村が追う。3区は自民奥野がリードし、維新栗原が続く展開。4区は、自民田野瀬が父良太郎の支持基盤を固め、民主元職の大西に差をつけた。(2014/12/08-14:55)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800478
1区、岸本と門が激戦=和歌山【衆院選情勢】


 前回、300票差で1区を制した民主岸本が、今回も自民門と激しく競り合う。岸本は民主支持層に加え、自民支持層にも浸透を図る。門は企業・団体など組織票固めに全力を挙げる。2区は自民石田が優位に立ち、維新阪口が追う展開。3区はベテランの自民二階が安定した戦いを進める。(2014/12/08-14:55)

2096チバQ:2014/12/08(月) 19:45:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800479
2区、赤沢がリード=鳥取【衆院選情勢】


 1区は、強固な地盤を持ち知名度も高い地方創生担当相の自民石破が10選に向け安定した戦い。共産塚田は政権批判を強め比例票上積みを狙う。民主は同区での候補擁立を断念した。2区は自民赤沢がリード。追う民主湯原は党幹部の応援を受けるなどして懸命に支持拡大を図る。(2014/12/08-14:55)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800481
細田が9選へ盤石=島根【衆院選情勢】


 1区は、9選を目指す自民細田が分厚い支持基盤に支えられ盤石。民主和田は知名度不足が否めず苦戦を強いられている。2区は、兄の故竹下登元首相から強固な地盤を受け継いだ自民竹下がリード。社民山本は、連合島根から推薦を取り付けられず厳しい戦い。(2014/12/08-14:56)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800482
平沼、阿部が接戦=岡山【衆院選情勢】


 1区は、自民逢沢が後援会や企業・団体の支持を固めて優勢。維新高井は、民主の協力が得られず厳しい戦い。2区は、自民山下が民主津村をややリード。3区は、強固な後援会組織を持つ次世代党首の平沼を自民阿部が激しく追い上げ、念願の小選挙区初勝利に向け接戦に持ち込んでいる。4区は、自民橋本が民主柚木らを引き離し、5区も自民加藤が盤石。(2014/12/08-14:56)

2097チバQ:2014/12/08(月) 19:46:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800483
亀井、小島が競り合う=広島【衆院選情勢】


 1区は、外相の自民岸田が強固な地盤を生かし安定した戦い。維新白坂、次世代伊藤は支持に広がりを欠く。2区は、自民平口が民主松本をリード。3区は自民河井が先行し、民主橋本が追い掛ける構図。4区は自民中川が父の秀直から受け継いだ地盤を固め優勢。次世代中丸は厳しい戦い。
 5区は、民主元職が出馬を断念し、自民寺田が盤石。6区は、13選を目指す無所属亀井と自民小島が競り合う。7区は自民小林が優位に立つ。民主村田は支持拡大に懸命で、次世代坂元は浮動票獲得を狙う。(2014/12/08-14:56)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800484
全勝うかがう保守王国=山口【衆院選情勢】


 1区は自民副総裁の高村が強固な後援会組織を固め安定している。維新高邑は広がりを欠く。2区は自民岸が浸透を図る。返り咲きを目指す民主平岡は連合山口の支援を受け追い上げに懸命。3区は自民河村が手堅い戦いで、民主三浦を引き離す。4区は首相の自民安倍が盤石だ。(2014/12/08-14:57)

2098チバQ:2014/12/08(月) 19:47:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800485
自民、独占の勢い=徳島【衆院選情勢】


 定数が一つ減って再編された1、2区ともに自民前職が優位に立つ。1区はともに旧3区を地盤とする自民後藤田と民主仁木の5回目の戦い。後藤田が支持層を固め無党派層にも浸透するのに対し、仁木は準備不足による出遅れが克服できていない。2区も現職閣僚の自民山口が9選に向け安定した戦いぶり。(2014/12/08-14:57)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800486
平井と小川が激戦=香川【衆院選情勢】


 1区は自民平井が支援組織を手堅く固め、ややリード。民主小川は支持層を固めつつ、無党派層にも浸透を図り、激しく追い上げる。2区は民主玉木が民主支持層以外の票も掘り起こして抜け出した。3区は自民大野が再選に向け安定した戦いぶり。社民高田は伸び悩む。(2014/12/08-14:57)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800487
自民、全区で優勢=愛媛【衆院選情勢】


 1区は現職閣僚の自民塩崎が支持層を固めて優位に立った。民主永江は非自民票の取り込みに全力を挙げる。2区は10選を目指す自民村上が党の支持層以外にも幅広く浸透。維新横山、無所属西岡は伸び悩む。3区は自民白石徹が抜け出した。民主白石洋一は無党派層に支持を訴え追い上げを図るが苦しい戦い。4区は自民山本が8選に向けて安定した戦いぶり。(2014/12/08-14:57)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800488
全区で自民盤石=高知【衆院選情勢】


 定数是正で一つ減った2選挙区で自民が盤石の戦いぶり。1区は自民中谷が従来の支持層だけでなく、区割り変更で新たに加わった地域にも浸透、民主大石ら他の3候補を引き離した。2区も自民山本が戦いを優位に展開し、固定票への上積みを図る。民主武内は無党派層の掘り起こしに努めるが伸び悩む。(2014/12/08-14:58)

2099チバQ:2014/12/08(月) 19:48:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800489
自民、10選挙区で優位=福岡【衆院選情勢】


 自民が10選挙区で優位に立つ。
 1区は民主山本と無所属井上が競り合い、無所属新開が追う。自民の公認を争った井上と新開が保守票を食い合い、山本を利する展開となっている。2区は自民鬼木が足元を固めてリードし、民主稲富が追っている。3区は自民古賀が先行。民主藤田は労組など基礎票からの上積みを目指す。4区は自民宮内が優勢で、維新河野が懸命に追い掛けている。5区は自民原田が前回を上回る12万以上の得票を狙う。復党した民主楠田は労組など組織票固めに懸命。
 6、7、8区はいずれも自民の鳩山、藤丸、麻生が独走状態。9区は自民三原が企業中心に組織票を固めて優勢。民主緒方は無党派層や維新支持層の取り込みを目指す。10区は自民山本がアベノミクスの仕掛け人を訴え、有利な展開。11区は自民武田が支持基盤を固め安定している。(2014/12/08-14:58)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800490
自民、2議席独占の勢い=佐賀【衆院選情勢】


 1区は自民岩田が県農政協議会の推薦を受け、自民支持層を固めリード。民主原口が追う。原口は骨折で街頭演説などができず、支持拡大が課題。2区は知事を辞職して挑んだ自民古川が先行。知事の知名度に加え、引退した旧3区保利耕輔の地盤を引き継ぐ。追い掛ける民主大串は旧3区の保守地盤への浸透に苦戦している。(2014/12/08-14:58)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800492
冨岡、高木が接戦=長崎【衆院選情勢】


 1区は、自民冨岡が医師会を中心とする組織票に加え公明支持層の支援も受け、労組票を固める民主のベテラン高木と接戦を展開。2区は自民加藤が元JA組合長として農政連の支持を固めて抜け出した。民主大久保は労組の全面支援を受けるが、伸び悩んでいる。3区も自民谷川が医師会や建設業協会などの推薦を受けて安定した戦いぶり。4区は自民北村が民主宮島らを引き離した。(2014/12/08-14:59)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800493
1区で木原、松野が接戦=熊本【衆院選情勢】


 1区は自民木原と、維新松野が接戦を展開。両陣営とも1万票以内の戦いと見ており、無党派層への浸透を図る。松野は離党した民主県連の支持と、連合熊本の支援を取り付けた。自民は2、3、5区で優位に立つ。2区は15選を目指す野田、3区は坂本、5区は金子がそれぞれ組織を固めて安定した戦い。4区は次世代園田が強固な地盤に加え、自民県連と公明の推薦を得て盤石。5区の社民今泉は民主県連が支持、連合熊本が推薦するが、知名度不足に苦しむ。(2014/12/08-14:59)

2100チバQ:2014/12/08(月) 19:49:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800494
自民、議席独占狙う=宮崎【衆院選情勢】


 自民が3議席を独占する勢い。1区は自民武井が先行している。社民県連の支援を受ける民主村尾は知名度アップが課題。2、3区は自民・共産の直接対決。2区は5選を狙う自民江藤が優勢。3区は自民古川が大きくリードする。(2014/12/08-15:00)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800495
3区岩屋が優位=大分【衆院選情勢】


 1区は自民穴見と、返り咲きを狙う民主吉良が互角の戦い。2区は、後援会組織など支持層固めを図る自民衛藤がリードし、社民吉川が選挙区での勝利へ猛追する。党首の吉田忠智が公示日の第一声を行い、党を挙げて議席獲得を目指す。3区は自民岩屋が有利な情勢。民主浦野は出遅れが響き、知名度向上に躍起。(2014/12/08-15:00)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800496
野間、宮路が激戦=鹿児島【衆院選情勢】


 1区は自民保岡が保守層や業界団体の支持を手堅くまとめリード。追う民主川内は維新山之内と非自民票を食い合い伸び悩む。2区は4月補選で初当選した自民金子が安定した戦い。3区は前職の無所属野間と初挑戦の自民宮路が激しく争う。野間は連合鹿児島の支援に加え、元金融相故松下忠洋の後継者として保守層への食い込みも図る。宮路は引退した父和明の地盤を受け継ぎ、若年層にも浸透を狙う。4区は自民小里、5区は自民森山がそれぞれ農業団体の強固な支援を受け、盤石の戦いを進める。(2014/12/08-15:00)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800497
照屋と玉城優勢=沖縄【衆院選情勢】


 米軍普天間飛行場の県内移設反対を掲げ、11月の知事選で当選した翁長雄志を推した勢力と自民が全選挙区で激突する。1区は共産赤嶺と自民国場が激しく競り合う。赤嶺は革新系に加え、移設反対の無党派層からの支持獲得に懸命。国場は経済再生を前面に訴え、組織票固めを急ぐ。維新下地も保守層に食い込んでいる。
 2区は前回も勝利した社民照屋が革新系首長らの支援を得て自民宮崎をリード。3区は、前回比例復活の生活玉城が知事選の余勢を駆って移設反対派の支持を固め、自民比嘉を引き離す。4区は自民西銘を無所属仲里が猛追。業界団体を固める西銘に対し、仲里は翁長の支援を受け保守票切り崩しを狙う。(2014/12/08-15:00)

2101チバQ:2014/12/08(月) 19:50:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2014120800545
自民、過去最多に迫る=民主微増、維新は大幅減−比例代表【衆院選情勢】


 【自民】前回の57から70議席台後半まで伸ばし、過去最多だった2005年衆院選の77議席に迫る勢いだ。北海道、中国を除く9ブロックで前回より議席を上積みしそうで、旧日本維新の会に後れを取った近畿では第1党を奪還する見通し。前回は第三極に流れた無党派層の票を一定程度集めるとみられる。
 【民主】北海道で地域政党「新党大地」との選挙協力により得票の底上げが見込まれるほか、もともとの支持層が厚い東海でも復調の気配がある。ただ、多くのブロックで獲得議席は前回から横ばいとなり、全体でも前回の30より数議席増にとどまりそうだ。
 【維新】前回は旧みんなの党が獲得した票を一定程度取り込むものの、全てのブロックで前身の旧日本維新の会には及ばない見通し。特に橋下徹共同代表の地元近畿での落ち込みが響き、前回の40議席を大幅に下回りそうだ。
 【公明】強固な組織票に支えられ、全ブロックで前回の議席を固めた。重視する近畿では5議席目をうかがうなど、全体で前回の22議席に上積みが見込まれる。
 【次世代】全ブロックで議席獲得のめどが立っていない。知名度のある石原慎太郎最高顧問が立候補した東京で懸命に追い上げる。
 【共産】組織票に加え、政権批判票を一定程度取り込むとみられ、前回の8議席から大幅に上積みしそうだ。北・南関東や東京、近畿各ブロックでの議席増が有力だ。
 【生活】前身の旧日本未来の党が前回獲得した7議席のうち、東北の1議席を死守できるかどうかが焦点。
 【社民】全11ブロックのうち唯一、九州で持っていた1議席の維持が有力だ。
 【改革】東京ブロックのみの擁立で苦戦を強いられている。(2014/12/08-15:08)

2102とはずがたり:2014/12/08(月) 19:53:46
樽床は3番手か。。次の候補者調整があるとしても譲りにくいなぁ。。

維新苦戦、公明は堅調=大阪【衆院選情勢】
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-141208X745.html
時事通信2014年12月8日(月)14:53

 前回12選挙区を制した維新だが、多くの選挙区で自民と激しく争い苦戦を強いられている。1区は自民大西と維新井上がほぼ横一線で、2区は自民左藤が維新椎木をリード。公明の3区佐藤、5区国重、6区伊佐は堅調な戦いぶりだ。

 4区は自民中山と維新吉村が競う。女性3候補が激突する7区は、自民渡嘉敷が維新上西、共産村口より優位に立つ。8区はリードする自民大塚を、維新木下が追う。9区は自民原田が先行し、維新足立が猛追。前回も激戦の10区は、民主辻元がややリードするも維新松浪が食らい付き、自民大隈も割って入る。11区も接戦。参院からくら替えした自民佐藤と元官房長官の民主平野が並び、これに維新伊東も続く展開。

 12区は自民北川が先行し、維新堅田と民主樽床が懸命に追い上げる。13区は自民宗清と次世代西野がほぼ互角の争い。14区は自民長尾と維新谷畑が接戦。15区は自民竹本が、維新浦野をわずかにリード。16区は公明北側が優勢だが、民主森山と次世代西村も懸命に追う。17区は自民岡下と維新馬場がしのぎを削る。18区は自民神谷がやや先行し、維新遠藤が激しく追う。19区は自民谷川と維新丸山が横一線の争い。民主長安も追い上げを図る。

2103名無しさん:2014/12/08(月) 20:09:09
<衆院選>自民、10選挙区で優勢 県内中盤情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00010004-saitama-l11
 14日に投開票される衆院選で共同通信の調査に埼玉新聞の取材を加味し、埼玉15小選挙区の中盤情勢を分析したところ、自民候補が10選挙区で優勢。
 前回2012年衆院選と同様5、6区の2選挙区で自民と民主候補が激しく競り合っている。
 調査では半数近くが投票態度を明らかにしておらず、残り1週間で情勢が変わる可能性がある。支持層固めと無党派層の取り込みいかんが勝敗を分けそうだ。
 自民は各年齢層で幅広く支持を集めるほか、比例を主戦場とする公明と選挙協力(13選挙区で自民候補を推薦)するなどし、総じて安定した戦い。
 選挙区調整で候補者の一本化を図った民主と維新だが「守勢の選挙」(民主関係者)を強いられている。
 5区(さいたま市大宮区など)は民主幹事長の前職と前回比例で復活した自民前職が横一線の戦いを展開している。
 民主前職が知名度の高さを武器に非自民層の支持を固める一方、自民前職は保守層を基盤に無党派層にもアピール。党幹部の応援も相次ぎ浮動票の取り込みに懸命だ。
 6区(上尾市など)は前回僅差で勝った自民前職と民主前職が4度目の対決で再び競り合っている。
 票田の上尾市で支持拡大を図る自民前職に対し、県連代表の民主前職は民主支持層を固めつつ、保守層の一部にも食い込む。
 1区(さいたま市浦和区など)も接戦の様相だが、2期目を目指す自民前職が支持層の8割近くを固めるなど攻勢。前回比例で復活した民主前職は勝敗を左右する無党派層への浸透に躍起だ。
 自民は前総務相の立つ2区(川口市)や8区(所沢市など)、9区(狭山市など)、13区(春日部市など)、15区(戸田市など)で一歩リード。
 維新前職と対決する10区(東松山市など)と14区(三郷市など)でも自民前職が優位な戦いを展開している。
 自民前職と民主元職がぶつかる3区(越谷市など)と4区(朝霞市など)は自民前職がともに先行。7区(川越市など)は自民前職が逃げ切り態勢で、民主に復党した前職は伸び悩んでいる。
 12区(熊谷市など)も自民前職がリード。民主元職や元自民県議の次世代新人は支持の広がりに欠いている。
 県北部の11区(深谷市など)は後援会組織を広く張り巡らせた保守系無所属の前職がやや優勢だが、2期目を目指す自民前職が票田の深谷市で支持を広げ猛追している。

2104チバQ:2014/12/08(月) 20:10:09
こんなところかなあ。
「こいつ大物か?」ってツッコミはなしで
■落選しそうな野党系大物
中田宏、山田宏、渡辺善美、
小沢、亀井、平沼、
海江田、菅
樽床、枝野、原口

■当選しそうな野党系大物
玄葉、前原、岡田、馬淵、細野、松本剛明
江田、浅尾

■小選挙区勝ち抜きそうで凄い野党系議員
秋田3村岡
和歌山1岸本
香川2玉木
鹿児島3野間

2105チバQ:2014/12/08(月) 20:26:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddn041010006000c.html
師走決戦:2014衆院選 兵庫12区 派閥、代理戦争 与党空白「私こそ自民」
毎日新聞 2014年12月08日 大阪朝刊

 

 兵庫12区は自民、公明両党が公認候補を擁立せず、数少ない与党空白区だ。しかし、前職の山口壮(つよし)氏(60)と新人の戸井田真太郎氏(36)の無所属2人は、いずれも「自民」の看板を掲げる。自民の派閥トップがそれぞれ応援に回り、中選挙区時代さながらの代理戦争を繰り広げている。

 「圧勝させていただければ、自民幹部も頭を下げて『どうぞ』と言う。皆さんの力で『公認』にしてやってほしい」。6日、兵庫県たつの市で開かれた山口氏の決起集会。前回は民主公認で当選した山口氏にエールを送ったのは、自民総務会長の二階俊博氏だった。

 山口氏は1996年に新進党から出馬して落選し、2000年に無所属で初当選。無所属の会を経て05年以降は民主から出馬して3選し、副外相などを務めた。しかし昨年末、「意見の食い違い」を理由に民主に離党届を提出。新進党結党時に力を合わせた二階氏の派閥の「特別会員」になり、今回の出馬会見では「勝って自民入りする」と明言した。

 6日の集会でも「私のモデルは吉田茂先生。リベラルな保守を目指す」と自民支持者にアピールした。陣営は「要は人柄とこれまでの実績だ。何とか自民支持者を取り込みたい」と戦略を練る。

 これに反発したのが戸井田氏だ。祖父の三郎氏(故人)、父の徹氏はともに自民党衆院議員だった。2日の出陣式で「保守本流を継承するのは私だけだ」と強調した。応援に駆け付けた麻生派の鴻池祥肇(よしただ)参院議員は「義理人情を忘れた渡り鳥、風見鶏はいらない」と山口氏をけん制した。12日には派閥会長の麻生太郎財務相が応援に入る。

 自民県連は先月17日、全会一致で戸井田氏の公認を党本部に申請した。戸井田氏は緑色に白で「自民党」と染め抜かれたのぼりを持って連日、駅頭などでアピール。公示前日の1日には党本部に直訴したが、公認は見送られた。陣営は「二階氏への配慮があったのではないか」とみている。戸井田氏はポスターに「自民県連支援」と刷り込み、「唯一の自民候補」として対抗意識を燃やす。

 自民の派閥同士の争いの上、党本部と県連の「ねじれ」もあり、態度を決めかねる自民関係者もいる。ベテラン市議は一方の候補者から直接支援を要請されたが、「今は動かない」と選挙が終わるまでは静観する構えだ。

 維新新人の村上賀厚(のりあつ)氏(55)は「隠れ自民の争いに巻き込まれるつもりはない」。共産新人の堀譲(ゆずる)氏(64)は「自らの訴えを有権者に浸透させるのみだ」と支持拡大に力を注いでいる。【小泉邦夫】

==============

 ◇兵庫12区立候補者
堀譲 64 党地区委員 共新

山口壮 60 [元]副外相 (4)無前

村上賀厚 55 会社役員 維新

戸井田真太郎 36[元]衆議員秘書 無新

(届け出順)


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