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仙台・宮城・陸奥

104荷主研究者:2008/10/23(木) 01:16:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080829t13034.htm
2008年08月29日金曜日 河北新報
企業の研究施設誘致へ 仙台市と東北大、来月協定

 東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)への企業の研究開発施設誘致を目指し、仙台市と東北大が協定を締結することが28日、分かった。市と東北大は、各分野での最先端技術を誇る同キャンパスの優れた環境を企業にアピール、立地助成金の上乗せといった優遇措置も打ち出す。企業誘致に関して市と東北大が協定を結ぶのは初めて。

 9月1日、梅原克彦市長と井上明久総長が協定に調印する。

 協定の内容は(1)市職員と東北大研究者が協力して企業に営業活動をする(2)立地する企業の施設に対し、市が固定資産税相当額を優遇する―など。期間は10月から2012年度末までとする。

 市は研究開発施設を対象に、固定資産税相当額の90%を助成する制度を設けている。今回、この制度に上乗せする形で、青葉山新キャンパスへの立地には固定資産税相当額の100%を5年間、助成する。

 立地場所は、大学が企業や学外機関と共同研究する「サイエンスパーク」を想定。東北大の最先端研究を生かせる半導体、MEMS(微小電気機械システム)、自動車関連産業といった分野の企業に進出を働き掛ける。既に「複数が候補に挙がっている」(市経済局)という。

 市は政策目標として、企業などの研究開発施設の誘致や、産学連携による新産業の創出を掲げている。東北大は大学発の研究成果の産業化を目指しており、両者の思惑が一致した。

 ことし1月、宮城県内の産官学トップが集まる会議で、井上総長が梅原市長らに、サイエンスパークへの企業立地を促してほしいと要請。市と大学が具体的な協定内容を検討していた。

105とはずがたり:2008/10/25(土) 05:29:47
なんとしてもおとさなあかん。。

政権与党寄り鮮明に 村井知事当選から3年
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081024t11025.htm

 村井嘉浩知事は23日、2005年の知事初当選から丸3年を迎えた。総選挙ムードが高まる中、最近の知事は公務の合間を縫って自公両党の会合に相次いで出席し、政権党寄りの姿勢を鮮明にしている。「自公政権の維持が地方自治の安定につながる」と訴える知事を、野党は「自民党知事の正体があらわになった」と批判。あと1年と迫った知事選に向け、県政界の駆け引きが少しずつ顕在化してきた。

<自分の選挙以上>
 浅野史郎前知事の後継候補を破って万歳した夜からちょうど3年。23日夜、仙台市内のホテルで村井知事の当選3周年を祝うパーティーが開かれた。
 「宮城の経済はトンネルの先が見えてきた。任期いっぱい頑張る」。県議時代からの支持者ら約350人を前に知事は、この日も笑みを振りまいた。

 福田康夫前首相の唐突な退陣表明で強まった衆院の解散風。自民党県連幹事長を務めた血が騒ぐのか、にわかに「自民党知事」の本領を発揮しだした。
 9月に開かれた衆院宮城1―3区の自民党現職のパーティーにはすべて出席。「自分の選挙以上に命を懸けて応援することをお誓い申し上げる」と声を張り上げた。

 11日夜には、青葉区と若林区で開かれた公明党の国政報告会をはしごした。「公明のアイドル、村井でーす」と会場を沸かせ「比例代表は公明のため、500(票)でも1000(票)でも具体的に応援をしたい」と約束した。
 景気対策を前面に訴える与党にとって、自動車関連産業の誘致を次々と実現させた知事は強力な助っ人だ。自民党県連幹部は「県連会長以上に党の顔となっている」と手放しで喜ぶ。

<政権交代を懸念>
 知事は最近「ドラスチックに政策が変わるのは不安だ」と繰り返し口にしている。民主党政権が誕生した場合に予想される県政への「余波」が、知事を与党支援に駆り立てているようにも見える。
 ある県幹部は、民主党が掲げている「道路特定財源の暫定税率廃止」や「国庫補助金の廃止」を挙げて「自治体の財政負担が増えるだけではないか。民主党が地方財政の窮状をどう解消させるのか見えない」と知事の心中を代弁する。

<「正直な政治家」>
 一方、政権野党は、苦々しい思いで知事の言動を見つめる。民主党系県議会会派「改革みやぎ」の内海太会長は「行政のトップには政治的中立性も必要なのに、知事はバランス感覚に乏しい。自民党県議の域を脱し切れてない」とばっさり。
 来秋の知事選に向けた知事の態度表明はまだないが、「再選出馬」は既に県政界の常識だ。県幹部は「知事選で自公両党から盤石の支援を得るため、衆院選の応援を頑張るのは当然。知事は本当に正直な政治家だね」と話している。
2008年10月24日金曜日

106とはずがたり:2008/10/25(土) 22:22:21
産業集積の基盤の弱い東北ですが自動車産業を梃子に立地が進むと良いですな。

独自技術創出図る 北東北3県自動車研究会が発足
北東北の自動車産業振興に向けた研究会の設立総会
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1063434930/957

107荷主研究者:2008/11/09(日) 22:24:04
バススレ開設をきっかけに仙台関係のバスネタを纏めた。

<仙台を発着する高速バス①>

山形―仙台空港・山形―仙台 来月からバス増便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/101

仙台―山形間高速バス大幅増便 県都の連結より強化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/404

仙台―山形高速バス 山交が運賃値下げ申請
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/485

仙台―山形間高速バス 片道800円に値下げ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/519

買い物・通学便利に 仙台−宮城・迫に高速バス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/542

仙台―山形間高速バス再値下げ 宮交・山交バスが申請
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/631

高速バス 仙台―東京間も競争激化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/769
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/849

仙台新球団はビジネスチャンス 高速バス各社、増便検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/829

仙台―山形高速バス 平日68往復に増便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/972

福島交通、福島―仙台線増便・野球観戦需要見込む
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1099

米沢の温泉地と仙台結び定期バス JRバス東北など
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1114

宮交登米バス 仙台―栗原若柳―登米間 高速バス参入へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1140

高速バス仙台―古川 宮交大崎、来月から運行
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1153

仙台と庄内結ぶ高速バス 利便性向上策を検討へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1204

仙台―横浜間夜行バスを共同運行 JRバスと京浜急行
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1211

高速バス仙台―石巻―登米運行開始 交流活性化に新路線
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1237

仙台―蔵王町線来月1日に新設 宮交仙南バス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1239

108荷主研究者:2008/11/09(日) 22:25:15
<仙台を発着する高速バス②>

須賀川―仙台線3月1日に新設 福島交通
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1264
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1372

仙台―上山線 宮城交通と山交バス、4月から開設
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1373

仙台―村山線4月から運行 山交バス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1377

庄内交通高速バス 酒田―仙台線を4月から3便増
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1464

羽後交通:「本荘・仙台線」高速バス、300円値上げ /秋田
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1642

高速バス仙台―村田・蔵王町 遠刈田温泉まで延長
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1759

加美―仙台間 高速バス運行 宮交、一日6往復
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1891

仙台―山形間900円に 山交、高速バス運賃来月値上げ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1922

高速バス仙台―山形線 宮交も値上げ 来月30日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1926

山形―仙台線1日2往復増 山交バス・来月
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2074

仙台圏バス定期便に明暗 山形線快走、上山線苦戦
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2085

仙台―長野・松本高速バスを運行 31日から宮城交通
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2141

仙台―山形蔵王 高速バスを通年運行へ 宮交と山交
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2258

庄内交通高速バス発着所 駐車スペース倍増 鶴岡(仙台線)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2267

仙台―新潟線夜間便を新設 JRバス東北
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2360

仙台―山形間の高速バス JR山形駅前3月乗り入れ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2363

宮交・東京行き夜行高速バス 利府に停留所新設
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2409

109荷主研究者:2008/11/09(日) 22:26:03
<東北の高速バス>

中・長距離6.6%の伸び 東北の高速バス・02年度
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/127

高速バス乗客5.3%増 東北・03年度
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/670

高速バス利用者33%増 東北発着・100キロ未満 04年度
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1208

東北の高速バス 100キロ未満利用者11.5%増 05年度
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1730

高速バス、仙台―山形利用頭打ち 東北全体は過去最多 06年度
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2146


<富士交通&桜交通の高速バス参入>

富士交通 福島駅バスプール乗り入れ 仙台行きに許可
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/158

桜交通観光 高速バス初参入 仙台―福島、郡山線
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/329

富士交通と桜交通、高速バスを最大14%値下げ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/367

都市間バス戦国時代 仙台―山形線1日75便に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/405

仙台―山形間高速バス75往復に 富士交通が運行開始
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/416

仙台―山形高速バス 富士交通が割安の回数券
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/556

高速バス 仙台―福島・郡山線 富士・桜実質値下げ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/597

富士交通が再生法申請 バス値下げ競争、収益圧迫
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/668

富士交通、来月9日で仙台―山形線を廃止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/841

描く夢⑥ 走れバス復活の道(富士交通)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/858

高速バス共同運行 独禁法違反なし 仙台―山形、福島
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/893
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1019

仙台―白河線を新設 桜交通高速バス、来月から休日運行
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1029

富士交通と帝産仙台が経営統合、新会社で高速バス強化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1210

仙台―福島、仙台―郡山線 富士交通12日に撤退
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1227

富士交通、都市間高速バスから撤退
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1235

110荷主研究者:2008/11/09(日) 22:26:35
<バスターミナル>

都市間高速バス乗り場を拡充へ 宮城交通
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/80

高速バスのネット化/仙台はハブ機能の整備急げ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/634

バス路上待機を調査 苦情頻発で東北行政評価局
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/650

(上)広域交通/「内向き」姿勢 脱却を
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1159

JR仙台駅前 乗り換え機能再整備 市、懇談会で検討へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2238


<仙台空港アクセス関係>

仙台空港バス2路線増設へ 福島駅と仙台・泉中央
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/271

福島―仙台空港線高速バス 期待と不安乗せ出発
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/301

福島市―仙台空港間の高速バス路線 利用見込み外れ苦戦
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/464

仙台空港―福島線 高速バス来月廃止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/566

泉中央―仙台空港 高速バス来月廃止 宮交子会社
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1226

愛子観光バス、仙台空港便を申請 アクセス鉄道と差別化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1733

仙台空港アクセス 東日本急行も参入 3社競争時代に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1801

仙台空港バス認可 来月18日開業 東日本急行
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1993

仙台空港バスが泉まで路線延長 東日本急行、1日6本
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2147

仙台空港便 愛子観光バス撤退へ 東日本急行は便減
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2345

111荷主研究者:2008/11/09(日) 22:27:35
<パーク・アンド・バスライド>

パーク・アンド・バスライド始めます 仙台市交通局
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/100

大型店から泉中央駅へ パーク&バスライドで渋滞緩和 宮城・富谷
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/476

利用状況「明暗」 仙台圏のパーク・アンド・バスライド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1729


<路線バス>

競合のバス2路線宮城交通に移譲へ 仙台市交通局
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/173

仙台東部 通勤向け路線バス、来春開設
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/232

イライラ解消? ネットでバスの運行情報提供 仙台・06年運用へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/465

仙台中心部の100円バス定期券 売れ行き絶好調
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/487

ラッシュ時の公共車両優先システム開発へ 仙台
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/514

「愛子観光」路線バスに新規参入 規制緩和以降で初
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/527

塩釜でも100円バス 年末商戦に合わせ試験運行
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/848

路線バス優先の信号制御 仙台市中心部で4月から運用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/950

ミヤコー 路線107系統廃止 宮城県に申し入れ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1214

不評の仙台市バス系統番号表示 変更案にブーイング
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1221

バス接近表示4月導入 仙台市と宮城交通 79路線
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1368

(3)分かりにくい案内/活用を阻む使い勝手 利用者自ら路線図作りへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1717

ミヤコーと宮交合併 地域バス7社も統合
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1917

広告付きバス停 試験運用開始 仙台市交通局
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2441

113荷主研究者:2008/11/09(日) 23:01:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080907t12025.htm
2008年09月07日日曜日 河北新報
パークアンドライドでキャンペーン 空港アクセス線

 通勤手段にマイカーと仙台空港アクセス線を組み合わせるパーク・アンド・ライドの「お試しキャンペーン」が始まった。宮城県名取市と仙台空港鉄道、大型ショッピングセンターのイオンモール名取エアリの三者で組織する名取パークアンドライド推進協議会が、駐車場の利用条件を緩和し「まずは一度試してほしい」と呼び掛けている。

 協議会によるパーク・アンド・ライドは、アクセス線杜せきのした駅(名取市)に隣接するエアリの駐車場を活用して4月にスタートした。用意した100台分の駐車スペースに対し、利用は現在13台と低迷している。

 駐車場を利用するにはアクセス線の定期券3カ月以上と、イオン買い物券1カ月5000円の購入が条件となる。これをキャンペーンでは定期券を「1カ月以上」に、買い物券を1カ月3000円に引き下げ、割安感をアピールした。

 期間中に2カ月以上連続で申し込んだ人には、JRのICカード乗車券「Suica(スイカ)」(1500円分)をプレゼントする。

 キャンペーン申し込みは10月末まで。協議会事務局の名取市空港対策課は「鉄道は定時性があり、環境にも優しい。パーク・アンド・ライドを1回試してみて、通勤スタイルに合えば続けて利用してほしい」と売り込んでいる。連絡先は事務局022(384)2111内線512。

114荷主研究者:2008/11/09(日) 23:06:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080909t11047.htm
2008年09月09日火曜日 河北新報
仙台・青葉通「景観協定書」 ビル所有者に働き掛け

仙台市の条例に基づく景観協定書を作成したテナントビル「エキニア青葉通り」

 青葉通のケヤキ並木と調和した景観づくりを進めようと、仙台市は建築物の広告や外壁の規制などを定めた「景観協定書」の作成を、通り沿いのビル所有者らに働き掛けている。このほど、テナントビル「エキニア青葉通り」(青葉区中央3丁目)を所有する伊藤忠商事東北支社(仙台市)が協定書を作成。さらに市は二つのビル所有者と交渉を進めている。

 景観協定書は「杜の都の風土を育(はぐく)む景観条例」に基づく。入居者との締結を前提に、ビル所有者が建築物、広告、外壁の色などについて定め、市が認定する。

 協定書の作成で、ビル所有者側は看板などの規制に行政のお墨付きが得られる。仙台市にとっても街並みの景観を壊すような行為を抑制できるメリットがある。

 エキニア青葉通りが6月に作成した協定は、室内の窓面に設置できる広告看板の大きさを縦1メートル、横4メートルに制限し、各階の設置場所を統一。袖看板を設置しないことや、ケヤキ並木に調和する外壁とすることなども盛り込んだ。

 ビルは10階で延べ床面積約6000平方メートル。6月に完成し、宝飾販売店や歯科などが入居し、落ち着いた雰囲気を売りにしてテナントを募集しているという。

 伊藤忠商事は「派手なネオンサインなどの設置を認めていないので、ビルの品格を保てる」と説明。市都市景観課は「これをモデルケースとして、ビル開発が進む青葉通で協定書を広めていきたい」と話している。

 協定の設定は1996年、太白区八木山の松並木保全を目的に、マンション所有者が設定して以来2件目。仙台市と伊藤忠商事は2007年秋ごろから、協定設定に向けて交渉を進めていた。

115荷主研究者:2008/11/09(日) 23:08:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080912t12042.htm
2008年09月12日金曜日 河北新報
商戦激化 アウトレットパーク仙台港開店

大勢の若者や女性客らがオープンを待った三井アウトレットパーク仙台港のゲート前=12日午前9時30分ごろ

 三井不動産(東京)が仙台市宮城野区の仙台港背後地に開発した東北最大のアウトレットモール「三井アウトレットパーク仙台港」が12日、オープンした。市価の3―7割引きで販売されるブランド品などを目当てに、午前10時の開店前から約3000人(運営会社調べ)が並び、周辺にもマイカーの列ができた。

 オープニングセレモニーには、仙台市に本拠地を置くプロ3球団の各マスコットも駆け付け、仙台市の関係者、住民代表らとともにテープカット。客もカウントダウンに加わり、開業をにぎやかに祝った。

 白河市の自宅を午前3時に出発して来店したという保育士丸容子さん(48)は「初日を楽しみに、有給休暇を取って来た。洋服を見ます」と、約2万平方メートルの広い店内を歩き回った。

 テナントは衣料、雑貨、飲食など120店。うち東北初出店が82店に上る。「東北の味めぐり」のフードコートや大観覧車なども設け、観光客の取り込みも狙った。

 仙台市では8月、JR仙台駅前に「仙台パルコ」が東北初出店。10月には郊外の同市泉区にチェルシージャパン(東京)が「仙台泉プレミアム・アウトレット」をオープンさせる。東北一の商都・仙台は大型商業施設の開業が相次ぎ、小売業の競争が激化している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080913t12055.htm
2008年09月13日土曜日 河北新報
仙台市中心部の小売に危機感 アウトレット開店

人気店にはレジ待ちの行列ができた三井アウトレットパーク仙台港

 三井不動産(東京)のアウトレットモール「三井アウトレットパーク仙台港」が12日、仙台市宮城野区の仙台港背後地にオープンした。ブランド品を値引き販売するアウトレット人気は全国的に拡大しているとされ、10月には市郊外に新たなアウトレットモールの開業も控える。市中心部の小売関係者は「影響は免れない」と危機感を募らせている。

 オープン初日、前夜の雨が上がり、2万平方メートルの店内には県外客も含め家族連れや若者らが次々と訪れた。人気ブランド店には行列も。東北の味が並ぶフードコートも混雑した。

 仙台市には今年、市中心部に仙台パルコが進出し、郊外には三井も含め二つのアウトレットモールができる。中心部の小売業者には「パルコは中心部の援軍」と好意的な見方もあったが、郊外に現れた大型商業施設には警戒を強めている。

 地元百貨店の藤崎は「市中心部からわずか10キロ。人が郊外に流れる影響は否めない。ただ中規模で海外特選ブランドなどは少ない」と対抗心を燃やし、新館の整備などで迎え撃つ。

 仙台商工会議所も「中心部商店街や郊外既存店には打撃」とみる。一方で同商議所は「刺激を受けて実力を付け、都市全体の活性化につなげることが大切だ」と既存業者が魅力を向上させる努力が必要とも指摘する。

116荷主研究者:2008/11/10(月) 02:52:55
>>115
仙台港という物流拠点に渋滞を誘発するアウトレットを作ったことが、後々問題にならなければ良いのだが…。まぁ開業時の混雑が落ち着けば渋滞も減るだろうが。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080915t13032.htm
2008年09月15日月曜日 河北新報
周辺の道路は大渋滞 仙台港アウトレット

三井アウトレットパーク仙台港周辺は、駐車場に入る車で渋滞が起きた=14日午後、仙台市宮城野区

 仙台市宮城野区の仙台港後背地に12日オープンした三井不動産(東京)のアウトレットモール「三井アウトレットパーク仙台港」は初の日曜日となった14日、宮城県内外の買い物客が詰め掛け、周辺道路は一時、駐車場待ちの大渋滞も発生した。

 4400台分の駐車場は午前10時の開店後、間もなく満車状態に。夕方まで続々と訪れる買い物客で駐車場の周辺は車が長い列をつくった。

 特に混雑したのが、三陸自動車道の仙台港北インターチェンジ(IC)から国道45号を経由し、JR中野栄駅前で曲がってモールへ向かう道。通常はICからモールまで10分かからないが、山形市から来た夫婦は「ICから(駐車場まで)2時間かかった」と疲れ切った様子だった。

 三井不動産東北支店によると、14日の混雑は「予想以上」という。午前11時すぎに激しいにわか雨に見舞われ、店内に客がとどまったのも、渋滞に拍車を掛けたようだ。

117荷主研究者:2008/11/10(月) 03:08:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080919t12045.htm
2008年09月19日金曜日 河北新報
ヨークベニマル進出計画 仙台「あすと長町」

「あすと長町」への大規模商業施設の進出第1号となるヨークベニマルの建設予定地

 仙台市太白区のJR長町駅周辺で再開発の進む「あすと長町」に、ヨークベニマル(福島県郡山市)がショッピングセンターの出店を計画していることが、18日までに分かった。2009年8月までのオープンを目指す。あすと長町で、大規模商業施設の出店が明らかになったのは初めて。ただ、市街地形成の先行きについては、景気が後退局面に入っていることなどから、「なお不透明」との見方も少なくない。

 ヨークベニマルによると、予定地の面積は約1万3000平方メートル、延べ床面積は約1万平方メートル。食品スーパーのほか、ドラッグストアやホームセンターなどの出店を予定している。

 ヨークベニマルは「仙台市のベッドタウンで今後人口の増加が見込める。街の発展も十分期待できる」と出店の狙いを説明する。

 10月には、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)が、所有する長町駅東側の3区画(約8000―約1万8000平方メートル)の入札を予定。8月の現地説明会には25企業・個人が訪れたという。

 あすと長町は市内最大規模の再開発事業。しかし、市街地形成の進展には慎重な意見もある。07年5月、基盤整備が終わり、先行させて「街開き」を行った北部地域では、飲食店や紳士服店など数店の進出にとどまっている。

 区画整理事業を手掛ける都市再生機構(東京)は当初、07年中に1万平方メートル規模の保留地の売却を目指した。しかし、「市況が良くない」(同機構)ため、現在も公募時期は未定だ。

 あすと長町は、10年度に基盤整備がほぼ終了する。市内の再開発コンサルタントは「仙台駅前にパルコが開店し、巨大アウトレットモールのオープンも続く。当面、あすと長町地区には目が向かないのではないか」とみている。

[あすと長町]総事業費は1189億円で、1997年事業着手。区画整理面積は約82ヘクタールで、2008年3月現在の事業進ちょく率は約80%。将来的な居住人口、従業人口をそれぞれ1万2500人と見込む。仙台市は14年度の市立病院の移転・新築を目指す。

118荷主研究者:2008/11/10(月) 03:14:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080921t12012.htm
2008年09月21日日曜日 河北新報
仙台アーケード街衰退の兆し 空き店舗が顕在化

空き店舗が目立ち始めたアーケード街=仙台市青葉区のクリスロード商店街

 東北の商店街で最も規模の大きい仙台市青葉区のアーケード街で、空き店舗が顕在化してきた。約300軒を数える路面店のうち、19日現在で23軒がシャッターを下ろしている。土地取引の停滞や大型店の出店が影響しているという。数万人の歩行者が行き交うという恩恵にあずかってきたアーケード街にも衰退の兆しが表れたといえ、商店主は危機感を強めている。

 空き店舗は地図の通りで、2007年から虫食い的に出始めた。クリスロードでは07年12月までに、ビジネスホテルと隣の画材店が廃業。土地と建物は東京の不動産会社が取得したが、「再活用の方針は決まっていない」という。

 ハピナ名掛丁では2軒並ぶパチンコ店が今年3月までに閉店した。不動産ファンドが1店を購入して再利用を図ったが、実現していない。

 仙台市の不動産鑑定士田所照章さんは「仙台で起きた不動産の“ミニバブル”も07年までに沈静化した。バブル時に高値で買い取られた土地の値が下がって転売できなくなり、塩漬けになっている」と分析する。

 JR仙台駅前に商業施設の仙台パルコとエスパルⅡが相次いで出店した影響も小さくない。マーブルロードおおまちの帽子店など3店が両施設に移転。アーケード街から集客力のある施設へと店舗の集約化が進む。

 アーケード街の歩行者の通行量は1日3万―5万人。週末は隣県の買い物客も訪れ、東北の商店街で独り勝ちの状況が続いた。地元店が後継者難で中央資本の店に代わることはあっても、空き店舗は顕在化しなかった。

 一番町の商店街関係者は「こんな虫食い状態の空き店舗化は初めて」とと表情を硬くする。青葉区の不動産業者も「客に素通りされて活気がない商店街もある。何か手を打たないとシャッター街になる」と警告する。

 仙台ではアウトレットモールも郊外に開業、商戦はさらに激化する雲行きだが、アーケード街の魅力は衰えていないという見方もある。仙台市の不動産会社「グローイングコンサルタント」の勝村真津雄社長は「入居を希望する店は以前に比べれば多少減ったが、まだまだ多い」と指摘する。

 仙台商工会議所の間庭洋専務理事は「大型商業施設の出店が落ち着けば、アーケード街への出店は再び活発化するだろう。空き店舗化は一時的で、深刻な状況とは考えていない」と話している。

[仙台のアーケード街]「一番町4丁目」「ぶらんどーむ一番町」「サンモール一番町」「マーブルロードおおまち」「クリスロード」「ハピナ名掛丁」の6商店街で構成され、南北に約800メートル、東西に約900メートルの歩行者専用道路がT字形に通っている。仙台七夕まつりの主会場としても知られる。

119とはずがたり:2008/11/10(月) 23:50:05

ほんと最悪の立地である。台原から地下鉄を分岐させて利府北部の住宅地と結んで宮スタのアクセスにも役立てるべし。

宮スタ「アクセス最低」 バス、マイカー立ち往生
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081110t14023.htm

 宮城スタジアムで9日行われたベガルタ仙台―広島戦では、渋滞に巻き込まれて試合開始に間に合わない観客が続出、スタジアム周辺の交通事情の悪さがあらためて浮き彫りになった。

 渋滞は開場1時間前の午前10時ごろから発生。時間とともに混雑に拍車が掛かり、最寄りのJR利府駅からのシャトルバスの所要時間は通常15分が、ピーク時には30分以上を要したという。仙台市太白区の会社員男性(56)は「宮スタの試合は初めてだが、アクセスは最低。満員のバスで立ちっぱなしはきつい」とぐったり。

 約2000台分を確保したスタジアム駐車場は正午ごろには満車。急きょ近隣の県サッカー場や利府中央公園野球場などの駐車場を開放して対応したが、マイカー客からは不満の声が続出した。

 仙台市青葉区の会社員木村真也さん(36)は「正午に着くように家を出たが渋滞で30分遅れ、臨時の駐車場からスタジアムまで歩いて30分。こんな会場の試合は2度と来ない」と怒り心頭だ。試合後も駐車場は大混雑。スタジアムを出るだけで30分以上も要した人も多かった。

 本拠地ユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)の改修工事が行われる来年は、10試合程度の開催が予定されており、混雑解消は大きな課題。クラブの安孫子博専務は「今回は至らないところがあった。いろいろな意見を集約し、次の開催に生かしたい」と話した。

◎快適な観戦大事 サッカー協会田嶋専務理事

 日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事が9日の宮城スタジアムのベガルタ仙台―広島戦を視察、2005年以来途絶えている同スタジアムでの日本代表戦開催について「東北のサポーターの期待もあるので、前向きに考えたい」と話した。

 田嶋専務理事は、代表戦の誘致を目指す宮城など東北各県のサッカー協会の要請で来場。アクセスが課題の同スタジアムの実情を確かめるため、JR仙台駅から在来線とバスを乗り継ぎ1時間以上かけて来たという。「移動でサポーターがストレスを感じないようにしないとならない。(代表戦は)サポーターが快適に観戦できることが大事だ」と言い、公共交通機関との協力体制の強化を課題に挙げた。
2008年11月10日月曜日

120荷主研究者:2008/11/16(日) 23:51:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080922t72003.htm
2008年09月22日月曜日 河北新報
トヨタ系続々進出 期待高まる相乗効果 東北

セントラル自動車が進出する第二仙台北部中核工業団地(写真上部)。宮城県は東北自動車道に大衡インターチェンジ(IC)の建設を決めた。中央は大和IC=宮城県大和町、大衡村

 東北の産業構造がいま、大きな変革の時を迎えている。昭和の高度経済成長をけん引して以降、ニッポン経済の代名詞にもなっている自動車産業の集積が加速する。地域の産業経済は、どう変わっていくのか。自動車産業ピラミッドを中心に「ものづくり立国」へと脱皮しつつある東北の最前線を紹介する。

 トヨタ自動車子会社で車体組み立てメーカーセントラル自動車(神奈川県相模原市)は2007年10月、本社、工場の宮城県大衡村への移転を発表した。トヨタ系列の車体メーカー関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせた生産能力は、年間50万台規模に達する。

 トヨタ自動車の張富士夫会長は「(東海、北部九州に次ぐ)トヨタ第3の生産拠点」と表明。東北がトヨタの世界戦略に位置付けられた。

 セントラル自動車と宮城県、大衡村は08年2月、工場立地協定を締結した。同社の石井完治社長は「仙台圏の生活環境が従業員に理解してもらえると思った。物流機能も整っている」と、豊かな暮らしや産業インフラといった東北の潜在能力に着目する。

 セントラル自動車の進出決定後、有力企業がエンジン、車載用電池、カーエアコンなど東北への新工場建設を続々と表明。地元企業との部品受発注契約の拡大、新規雇用の創出などへの期待も高まっている。

 自動車部品製造のトヨタ自動車東北は10年、本社、工場を構える仙台北部中核工業団地(宮城県大和町)内の隣接地で小型車向け新型エンジンの生産を始める。トヨタにとっては国内5カ所目のエンジン工場だ。

 世界生産約1000万台のうち1割を、売れ行き好調なハイブリッド車とする計画を打ち出しているトヨタ。その「心臓部」に当たるニッケル水素電池も生産基地は東北だ。トヨタと松下電器産業が共同出資するパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)も大和町に工場を新設して09年末、生産が始まる。

 自動車部品最大手のデンソー(愛知県刈谷市)は生産子会社が10年、福島県田村市でカーエアコン工場を操業。ホンダ系部品製造大手のケーヒン角田工場(角田市)、日産自動車いわき工場(いわき市)なども既に集積が進んでいる。

121荷主研究者:2008/11/16(日) 23:52:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080922t72002.htm
2008年09月22日月曜日 河北新報
「東北製」世界を走る 加速する産業集積

トヨタの新型コンパクトカー「ベルタ」を生産する関東自動車工業岩手工場第2ライン。二交代制で組み立てが進む=岩手県金ケ崎町

日産自動車いわき工場は、エンジン生産累計500万基を達成。記念式典でさらなる飛躍を誓った=7月21日

電子制御ユニットを生産するケーヒン角田第3工場=角田市

◎車体組み立て工場/最新鋭ラインを導入

 セントラル自動車(神奈川県相模原市)は10月1日、株式交換でトヨタ自動車の完全子会社になる。これによってセントラル自動車は経営基盤を強化し、490億円超の第二仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)への移転費用を調達する。
 本社、工場の建設予定地約40ヘクタールでは現在、2010年秋の操業開始に向けて、急ピッチで用地造成工事が進んでいる。09年後半から新工場に生産ラインを入れて試運転を始める。地元での新規雇用は300―400人規模に上るとみられる。

 想定される生産車種はカローラ・アクシオ、ラウム、そしてヤリス。相模原市の工場から生産を順次移し、操業から1年で新工場に完全移行する。
 新工場には数種の自動車を同時に効率よく生産できる最新鋭の生産ラインを導入。当面は現行の年間12万台ペースで生産する。

 宮城県も企業立地奨励金の交付や東北自動車道への大衡インターチェンジ(仮称)新設などを決め、強力なバックアップを約束した。
 セントラル自動車と両輪で東北の自動車産業をけん引するのが、1993年に操業した関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)。トヨタの輸出用コンパクトカー生産拠点だ。

 生産しているのはベルタ、オーリス、カローラ・ルミオンなど。コンパクトカーの基幹工場として積極的に設備の増強を図ってきた。
 05年11月には、約320億円を投じて第2生産ラインを建設。第1ラインと合わせた生産能力は15万台から30万台に増強された。07年度の年間生産台数は35万台。地元に根付き、地域の経済を支える基幹産業として現在、約2700人の従業員が働いている。

122荷主研究者:2008/11/16(日) 23:53:25
>>121 続き

◎エンジン・電池工場/燃費改善、環境に対応

 仙台北部中核工業団地のトヨタ自動車東北(宮城県大和町)は8月7日、2010年末にエンジン工場の操業を開始する覚書を宮城県、大和町と交わした。新規高卒者ら計500人を新たに雇用する方針だ。
 新工場は年間20万基の生産能力を持つラインを2本備え、小型乗用車向けに低燃費の環境対応型エンジンを生産。投資額は約500億円を見込んでいる。完成したエンジンは、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、10年に操業開始のセントラル自動車新工場(宮城県大衡村)に供給する。

 トヨタ東北の杉山正美社長は「地元企業への部品発注を進め、地域に貢献したい」と取引先のすそ野を広げて地元調達率を上げる方針。「メード・イン・東北」のエンジン製造に意欲的だ。
 東北での自動車エンジンで先駆的役割を果たしてきたのが、1994年操業を始めた日産自動車いわき工場(いわき市)だ。高級スポーツ車や高級セダン向けのエンジン生産拠点として出荷数量を着実に伸ばしてきた。

 06年には第二工場が完成。今年7月には生産累計500万基を達成した。北米市場の先行きが不透明なため、現在は生産を抑制調整しているものの「工場で生産するエンジンの6―7割は輸出車向け」(いわき工場)だ。
 車載用電池の世界トップメーカー、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は7月、宮城県などと立地協定を結んだ。生産するハイブリッド自動車向けニッケル水素電池は今後も需要の大幅増が期待される。このため、当初の10年初めとしていた操業開始も09年末に前倒しした。

 新設する宮城工場は宮城県大和町に25ヘクタールの用地を確保。設備投資額は約300億円に達する。年間約10万台ペースで生産を始め、1―2年以内に2倍に引き上げる。将来は次世代型のリチウムイオン電池の生産も視野に入れている。

◎1次サプライヤー/生産能力さらに拡大

 自動車部品製造のデンソー(愛知県刈谷市)は4月、福島県田村市に子会社のデンソー東日本を設立。田村西部工業団地で2010年、カーエアコンの生産を始める。15年度には売り上げ規模300億円を目指す。
 新工場は総投資額約160億円で09年1月に着工する。従業員は400人程度になる見込みで、09年度は地元から95人を採用する予定だ。

 東北と北関東では現在、各自動車メーカーが完成車の生産能力を増強。両地域への容易なアクセスが立地の決め手になった。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城県大衡村に新設されるセントラル自動車新工場をはじめとしてホンダの埼玉県内工場、富士重工の群馬県内工場も供給先になる。
 トヨタ自動車系のアイシン精機(愛知県刈谷市)は電子部品生産拠点として、子会社のアイシン東北を岩手県金ケ崎町に置く。電子キー用アンテナは年間で約560万個を生産。トヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市)などに供給しているほか、関自工岩手工場向けのドアフレームも生産している。

 角田市内に3工場を持つのはホンダ系のケーヒン(東京)だ。燃料噴射機器、エンジン用電子制御システム、エアコンなど多様な自動車部品を生産しており、同社にとって中核のマザー工場でもある。自動車産業の東北集積を機に現地調達率の拡大を目指しており、9月25日に東北の関連企業と商談会を行う。
 ケーヒンの小田垣邦道社長は、トヨタ完成車工場の東北進出を受けて「当社は売り上げの9割がホンダ向けで依存が大きすぎる。トヨタの東北進出は取引先を広げる好機」と話す。

 トヨタ紡織(愛知県刈谷市)関連企業の関東シート(北上市)は、関自工岩手工場向けに金ケ崎工場で年間約35万台分、セントラル向けに神奈川県相模原工場で約13万台分のシートを生産している。トヨタ紡織は、東北でのさらなる生産能力増強を検討しているとみられる。
 トラックのフロントアクスル(前車輪軸)で生産シェアトップを誇るいすゞ自動車系の鍛造部品大手TDF(宮城県村田町)は8月、12億円を投じて本社敷地内に新工場を完成させた。自動変速機用歯車の生産能力は月産15万個から3倍の45万個へと飛躍的に高まった。

123荷主研究者:2008/11/16(日) 23:54:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080922t72001.htm
2008年09月22日月曜日 河北新報
産業集積と展望…日本政策投資銀行東北支店長に聞く

<いとう・ゆきもと>1980年に旧北海道東北開発公庫入り。統合後の日本政策投資銀行では事業再生、企業ファイナンス、情報通信、企業金融第2の各部長を経て2008年6月から現職。秋田県大仙市出身。東北大卒。51歳。

 自動車産業の集積は、地域社会にどのような変化をもたらすのか。「ものづくり立国」を掲げて突き進む東北の展望と課題について日本政策投資銀行東北支店の伊藤敬幹支店長に聞いた。

 ―東北に自動車産業が集積する要因は。
 「関東自動車工業岩手工場の成功が大きかった。恐る恐る進出したが、東北のポテンシャルが高いと分かり、追随する企業が相次いだ」
 「ポテンシャルの第一は『まじめでよく働く』人材だ。また、南部鉄器の鋳物のように部品資材をつくる潜在的な技術力の集積もあった。さらに、中国東北部やロシアを見据えた戦略からも東北は重要。地震など防災上のリスク分散の必要性もある」

 ―東北にとって自動車産業が立地するメリットは。
 「自動車産業はすそ野が広く、多くの関連産業が育つ。既存の地場企業が、足腰を鍛えて強い企業に生まれ変われる」
 「どの産業も栄枯盛衰は避けられないが、自動車産業は比較的安定している。国際競争力も強い。環境や資源の問題を考えると、日本が世界をリードする役割は強まりこそすれ弱まることはない。そういう産業が東北に立地する意義は大きい」

 ―関連産業の課題は。
 「生産管理、生産技術をしっかりできるようにすることが大事だ。提案する力が重要。愛知や東京からリモートコントロールされるのでは、ただの『アセンブリー(組み立て)屋』になってしまう」
 「企業立地が相次いだ結果、人材不足に陥る2010年問題が懸念されている。この問題が顕在化すると、域外の企業にまずいイメージを与えてしまう恐れもある。早急に人材育成に取り組むべきだ。そういう意味でも産学官連携は欠かせない」

 ―関連産業以外にも自動車産業の効果は波及するか。
 「まず設備投資による効果が表れるだろう。製造業の設備投資は2009―10年度にかけて相当上ぶれすると思われる。資材関係や建設業者にも効果が出るのではないか。東北経済の大きな推進力になる」
 「自動車産業と、東北の電気機械産業の連携がつくられるのではないか。従業員の転居に伴って個人消費などへの波及効果も望める」

 ―国際化への効果はどうか。
 「自動車の国内販売が4年連続で前年を下回る中、自動車産業はBRICs(新興市場国)などへの輸出増強を考えている。つまり、海外と付き合わなければ成り立たない産業が東北に来るということ。完成車や自動車部品など、相当量のモノを海外に送り出す環境になるのではないか」

 ―東北の産業構造は激変するのか。
 「少なくとも製造業は、非常に固い厚みのある構造になる。ただ、東北の産業は農業を抜きには語れない。自給率の高い産業をわざわざ捨てる必要はない。農業を大事にしておけば『食』と『ものづくり』の両面で東北がキャスチングボートを握る。やっとそういう時代が来た。この波をとらえた東北ブランドの構築が重要だ」

124荷主研究者:2008/11/16(日) 23:56:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080923t12014.htm
2008年09月23日火曜日 河北新報
アウトレット街の中心に 三菱地所・木村社長に聞く

<きむら・けいじ> 東大卒。70年入社。常務執行役員、代表取締役専務執行役員などを経て現職。日本ショッピングセンター協会長も務める。埼玉県出身。61歳。

 三菱地所の木村恵司社長は訪問中の仙台市で河北新報社の取材に応じた。現在の不動産市況について「(オフィスビルやマンションを)造れば売れる時代ではなくなってきた」と分析。物件の魅力を高める重要性などを説明した上で「価値を見極めた上で投資を進めていく」と述べた。

 ―仙台市の泉パークタウン内に来月、アウトレットモール「仙台泉プレミアム・アウトレット」と商業施設「泉パークタウン タピオ」をオープンさせる。
 「街開きから34年たち、パークタウンは成熟した街に育ってきた。今後、仙台圏の北部に企業集積が進めば、パークタウンは一つの核になる。次の世代の発展を考えると、街全体をもう一歩、魅力ある場所にする時期に来ていた。2施設の開業で、まさに街のコミュニティーの中心となる」

 ―鹿島と共同出資した会社によるオフィスビル「東二番丁スクエア」も仙台市中心部に完成した。
 「仙台市では長年、オフィスビル供給が進んでいなかったが、開発を始めると後を追うように次々とビルが建ち始めた。自社で持っているビルは9割以上が埋まっているが、今後はさらに供給が多くなる。情勢の変動を見極めていく」

 ―同市でマンション事業も手掛ける。
 「資材価格の高騰の影響などもあり、現在のマンションの価格は一般の人が購買しやすい価格を超えているのが現状だ。それでも企業努力で価格を見直しながら、1年かかっても売り切るよう努力したい」

 ―今年に入って不動産業の経営破たんが続いている。
 「新興デベロッパーはさまざまな物件を買ったが、今は良い物件と悪い物件がはっきりしてきている。マンションでも造れば売れるという状況ではなくなってきている。以前はどんな物件でも金融機関からの融資が付いたが、徐々に見る目が厳しくなり、融資が付きにくくなった」

 ―今後の戦略は。
 「米サブプライム住宅ローン問題が出てくる前から、良い物件しか売れない時代が来ると考えていた。今後はフロア面積の大きい施設など、魅力ある物件が重要になる。実際、東京では駅前のマンションなどは高くても売れている。価値を見極めた上で投資する方針を一層強化する」

125荷主研究者:2008/11/16(日) 23:58:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080926t12019.htm
2008年09月26日金曜日 河北新報
名取三越閉店へ 戦略ミス、差別化失敗

来年3月に営業を終了することが決まった三越名取店

 宮城県名取市の東北最大級のショッピングセンター(SC)「イオンモール名取エアリ」に入る三越名取店の来春閉店が25日、正式に決まった。SCと共存する郊外型百貨店という試みに百貨店業界も注目したが、業界他社は「差別化に失敗した」と冷静に受け止める。小売り激戦区の仙台圏は今後も大型店の出店が続き、「生き残り競争」はさらに激しさを増す。

 エアリは、三越名取店とジャスコを2つの核店舗として専門店が並ぶ「二核一モール」。百貨店のブランドイメージを保ちながらの郊外展開に、業界内には当初から懐疑的な見方があった。

 中合福島店(福島市)は「郊外型モールで、安くはない百貨店の商品が売れるのかと業界で話題だった」と明かす。さくら野百貨店(仙台市)も「実験的試みで、成功も失敗もある」と言う。

 大沼(山形市)は「激戦地の仙台圏で、店のカラーを確立する間もなく他店に客が流れたのではないか」と分析。明確な差別化を図れなかったのが敗因との見立てだ。

 三越名取は、郊外のファミリー層と三越ファンが多い50歳前後の双方の取り込みを図った。しかし「店舗が1万1000平方メートルと小さく、双方を取り込む十分な品ぞろえができなかった」(三越郊外型店舗事業部)と、「戦略ミス」を認めた。

 仙台市では今年、大型商業施設の開業が相次ぐ。三越は記者会見で「ほかにSCができ、(仙台市に)パルコやアウトレットモールもできた。将来的に利益が出せないという経営判断もあった」とさらなる競争激化を見通した。

 地元経済界や自治体関係者らは、地域への悪影響を懸念する。名取市商工会の小島哲夫会長は「街づくりに影響があるのではないかと心配だ」と話す。宮城県経済商工観光部の定光裕樹理事も「仙南地域の経済に影響が出るだろう。次の入居テナントが早く決まってほしい」と言う。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080926t13032.htm
2008年09月26日金曜日 河北新報
名取三越閉店、驚き広がる 進む街づくりに痛手

三越名取店の出入り口には、買い物客に閉店を知らせる張り紙が掲げられた

 宮城県名取市の大型ショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」に入居する三越名取店の来年3月の閉店が決まった25日、地元・名取市にも突然の撤退表明への驚きが広がった。自治体や商業関係者からは、地域経済や今後の街づくりへの影響を懸念する声が聞かれた。

 名取市商工会は今月18日に市内大型店と懇談会を開いた際、三越側から仙南特産市開催を依頼され、地元商業者との共存共栄策を検討していた。それだけに関係者は、寝耳に水の閉店話にショックをあらわにしている。

 小島哲夫会長は「客足は昨年の1割減だが、韓国や中国の外国人観光客の売り上げが好調と聞いていた。“三越ブランド”の集客力が消えるのは、周辺で進行中の新市街地形成にとって痛手。イオンモールが、代わりにどんな核店舗を呼び込むか、今後の対応を見守りたい」と言う。

 佐々木一十郎名取市長は「百貨店の生き残りを懸けた戦略上、閉店は避けられないのかもしれない」と冷静に受け止めつつも、「商品構成を見直し、名取に踏みとどまってほしかった。イオンモールが地域の顧客ニーズに合った、魅力ある核店舗を呼び込むことを期待したい」と話した。

 イオンモール名取エアリと直結する仙台空港アクセス線杜せきのした駅。1日平均乗降客は8月末現在、約2600人で、買い物客の利用も少なくない。沿線開発による乗客増を目指している仙台空港鉄道の斎藤進社長は「従業員の通勤と、買い物客の鉄道利用がどの程度減るのか心配だ」と顔を曇らせた。

 三越名取店は25日午後、店舗の出入り口やギフトサロンなどの主要カウンターに、来年3月1日の予定で閉店するとの知らせを掲示した。

 食料品を買いに来た名取市の主婦(30)は「夏ごろ、閉店のうわさを耳にしたので、やはり本当だったかと思った。三越友の会の積み立てをして、週1回は1階食品売り場で買い物していたので残念です」と話していた。

126荷主研究者:2008/11/17(月) 00:02:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080927t12028.htm
2008年09月27日土曜日 河北新報
トヨタ紡織 宮城・大衡進出を決定

 宮城県進出を検討していたトヨタ自動車グループの大手部品メーカーで、自動車内装品製造のトヨタ紡織(愛知県刈谷市)が同県大衡村の第二仙台北部中核工業団地への進出を決めたことが26日、分かった。稼働予定は2010年。同団地に、トヨタの車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が本社・工場を移転するのに対応する。早ければ10月中に詳細を決定する。

 用地はセントラルの進出予定地の向かい側で、9.7ヘクタール。トヨタ紡織が主要株主となっている関東シート製作所(北上市)に生産を委託する。当面はシート組み立てを行い、順次、生産品目を拡大する考え。投資額は数十億円、従業員は百数十人の見通し。

 トヨタ紡織は現在、関東シートに生産を委託し、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)やセントラル自動車などにシートなどの内装品を納入している。内装品は低価格だがかさばるため、車体組立工場の近くで生産し、物流コストを削減する必要があった。

 宮城の工場は、セントラル向けを造る関東シート相模原工場(神奈川県相模原市)と比べ規模が大きく、増産や生産品目の拡大にも対応できる。

 トヨタ紡織は資本金84億円で、08年3月期の連結売上高は1兆2337億円。グループは同社を含め72社、総従業員は約2万7000人。

127荷主研究者:2008/11/17(月) 00:15:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080930t11001.htm
2008年09月30日火曜日 河北新報
広域仙台圏の副拠点へ 名取市あす市制50周年

東部上空から見た名取市。奥が旧中心市街地。仙台空港アクセス線(中央)沿線では臨空都市開発が急速に進んでいる

熊野神社に伝わる熊野堂舞楽

貞山運河では7月、小舟で巡る催しなどが行われた

 宮城県名取市はあす10月1日、市制施行50周年を迎える。仙台市の南に隣接し、仙台空港や鉄道など恵まれた交通網を生かして発展を続けてきた。東の海浜部、西の丘陵地には豊かな自然も残る。目指すのは人間と自然が共生する「元気な都市(まち)・名取」。半世紀の節目を機に「広域仙台圏の副拠点都市」として新しい一歩を踏み出す。

 1955年、増田、閖上の2町と、下増田、館腰、愛島、高舘の4村が合併し、名取町が発足した。3年後の58年10月、市制施行により名取市が誕生。当時の人口は3万3000人台だった。
 60年代半ばから仙台市のベッドタウンとして、西部丘陵地を中心に大型団地開発が進み、人口は急増した。現在は合併時の倍以上、約7万人に達している。

 最近は仙台空港を活用した臨空都市開発が目覚ましい。2007年3月開業の仙台空港アクセス線杜せきのした、美田園の両駅周辺では、2つの土地区画整理組合が「なとりりんくうタウン」のまちづくりに取り組む。
 イオンモール名取エアリなど大型商業施設が相次いでオープンし、県総合教育センター(仮称)の建設も予定される。計画人口6500人の新市街地に期待が集まる。

 市は重点施策として産業振興を掲げる。地元雇用の場を増やして若者の定住を促そうと、07年3月に企業優遇制度を拡充、市南西部の愛島西部工業団地への企業誘致に力を入れている。
 同工業団地は製造・物流関連の15社が操業、用地取得しているが、事業用地が最大4ヘクタール規模と狭いため、市は新たな工業用地整備の必要性について検討を始める。

 合併時から名取の顔だったJR名取駅周辺の旧市街地再生も重要課題の一つ。市は住民や商工会関係者でつくる名取まちづくり会社とともに中心市街地活性化基本計画の内容を詰めている。新図書館を核とする複合交流施設建設などが計画の柱として検討されている。

◎輝く文化遺産と自然

<熊野堂舞楽/世襲で受け継ぐ>
 名取市には史跡や文化遺産が数多く残る。
 中でも西部の高舘地区にある熊野本宮社、熊野神社、熊野那智神社の名取3社は、中世東北の熊野信仰の拠点として知られる。熊野神社が全国に3000社ある中で唯一、高舘地区だけは3社が独立してまつられている。熊野神社では「社家」と呼ばれる7軒の家が代々、世襲で熊野堂神楽と舞楽を受け継ぐ。県指定文化財の舞楽は門外不出とされ、年に1度、春例祭でしか舞われない。

 昨年秋に初めて、熊野信仰発祥地の一つ、和歌山県新宮市の熊野速玉大社に熊野堂舞楽が奉納された。信仰を通じた交流が縁で名取市は10月8日に新宮市と姉妹都市締結する。

<貞山運河/伊達政宗が開く>
 東部の閖上地区には日本最長の貞山運河が流れる。石巻市まで続く全長49キロの運河は、仙台藩主伊達政宗が建設を命じた。中でも閖上を流れる水路「木曳堀(きびきぼり)」は最も古い。今もアサリ漁やシジミ漁が行われる生活用水路として親しまれている。

 小舟で運河を巡るイベントなども活発。流域7市2町とNPOでつくる「貞山運河の魅力再発見協議会」(事務局・名取市)は、運河による観光振興を図ろうと、マスタープランづくりを進めている。

128荷主研究者:2008/11/17(月) 00:22:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081002t12015.htm
2008年10月02日木曜日 河北新報
三越、141と賃借契約 売り場1.5倍に

ファッションビル141(右)を賃借し、東北最大の百貨店となる三越仙台店

 三越(東京)は1日、仙台市青葉区の三越仙台店に隣接するファッションビル141の商業部分について、141の運営会社一・四・一(仙台市)と賃貸借契約を結んだと発表した。増床部分は11月中旬から順次オープン。既存店の一部も改装し、来年3月に全館オープンする。売り場面積は現在の約1.5倍となり、百貨店で東北最大。大型商業施設の出店が相次ぐ仙台市で、増床を機に攻勢に転じる。

 三越と伊勢丹の経営統合による持ち株会社「三越伊勢丹ホールディングス」(東京)は、不採算店の閉鎖など構造改革を推進中。郊外型百貨店の三越名取店(名取市)を来春閉鎖する一方、三越仙台店には改装費約30億円を投じ、競争力を強化する。

 三越が賃借したのは、地下2階、地上6階の141のうち地下2階から4階まで。売り場面積は約1万40平方メートル。増床に伴い、仙台店の売り場面積は約3万2090平方メートルとなる。

 既存店の一部も改装工事を進めており、終えた部分から順次オープンする。141の増床部分は「今までのようなファッション専門館ではなく、自主売り場を増やし、百貨店らしさを出していく」(三越)。定番商品に加えて流行も取り入れ、新規顧客の取り込みを図る。詳細は10月下旬に発表する。

 三越仙台店は「アウトレットモールの出店が続くが、増床で集客力を高め、市中心部の活性化を図りたい」と話す。一方、一・四・一は「商店街の中核施設として期待している」と言う。

 仙台市では中心部のJR仙台駅前にパルコが東北初進出したほか、市郊外に9月から10月にかけてアウトレットモール2店が出店。地元老舗の藤崎も来年6月のオープンを目指し新館を整備中で、総売り場面積は3万1500平方メートルとなる。

129荷主研究者:2008/11/17(月) 00:24:36
>>58 ぷーむ…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081002t15042.htm
2008年10月02日木曜日 河北新報
「貧食」改め「ビー・アリーナ・カフェ」 東北大

貧食のイメージから一新、しゃれた雰囲気に生まれ変わった川内第二食堂。カウンターやソファ席もある

 東北大川内北キャンパス(仙台市青葉区)の新しい福利厚生施設「川内サブアリーナ棟」が1日までに完成し、記念式典が行われた。「貧民食堂」を略した貧食(ひんしょく)の愛称で親しまれてきた川内第二食堂もカフェテリア風に一新され、新愛称が発表された。

 サブアリーナ棟は仙台市地下鉄東西線の工事に伴い、体育館の西隣に新設。鉄筋コンクリート3階で総床面積2792平方メートル。黒が基調の外観で、1、2階に学友会部室や食堂、3階に柔道場などが入る。

 1、2階に吹き抜けを設けた第二食堂は明るく開放的。2階テラスも含め264席ある。6日に営業を始める。

 第二食堂の愛称は公募で「Bee ARENA cafe(ビー・アリーナ・カフェ)」に決まった。学内外からの応募142件のうち、東北大の前身、旧制二高の校章のハチに由来する名前が選ばれた。ハチの巣のように学生が集う場所との意味もあるという。

 式典に出席した命名者の1人、多賀城市の主婦寺沢八重子さん(49)は「貧食のように長く愛されてほしい」と話した。

 1、2年生が教養教育を受ける川内北キャンパスは、マスタープランに基づき整備が進む。11月にも公園型広場「プラザ」が完成するほか、年明けには厚生会館の改修が始まる予定。

130荷主研究者:2008/11/17(月) 00:25:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081004t12039.htm
2008年10月04日土曜日 河北新報
アイシンが宮城・大衡進出 月内にも最終判断

 東北への工場進出を検討しているトヨタ自動車グループの大手部品メーカー、アイシン高丘(愛知県豊田市)が、候補地を宮城県大衡村の空き工場に絞ったことが3日、分かった。計画案では稼働は2009年上半期。用地は、工場周辺の土地と合わせて10ヘクタール程度を確保し、投資額は約120億円となる見通しだ。

 同社はアイシン精機(愛知県刈谷市)の子会社。高丘は、世界経済の減速など環境変化から慎重に検討を進めており、月内にも進出や内容について最終判断する。

 候補地は、9月末まで稼働していたガス・水道メーター製造大手、金門製作所(東京)の仙台工場。現在の建物は工場として利用可能だが、敷地が5.7ヘクタールと狭く、大衡村が周辺の土地を造成し、拡張する。鋳造生産には高圧電流が必要で、新たな高圧電線を引くため関係機関と調整に入った。

 09年上半期から部品の機械加工を始め、10年からエンジンやブレーキの鋳造部品を造る。仙台北部中核工業団地(宮城県大和町)にあるトヨタ自動車東北など東北のトヨタグループのほか、関東のメーカーへも供給する。

 3年間で約150人を地元雇用する意向で、現地に生産子会社を設立することも検討している。

 アイシン高丘の宮城進出はトヨタグループの東北進出に合わせた動きで、物流コスト削減やリスク分散、人材確保が目的。老朽化した本社の改修も考えており、早期稼働できる空き工場を選んだ。

 アイシン高丘は現在、国内に4工場、国内外に連結子会社24社を持つ。鋳鉄事業が主力で、10年には国内外で年間100万トンの部品供給ができる体制にする計画だ。

 金門製作所は経営合理化の一環で仙台工場の閉鎖を決め、売却先か賃貸先を探していた。

131荷主研究者:2008/11/17(月) 00:26:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081004t11037.htm
2008年10月04日土曜日 河北新報
第二工業団地を拡張 宮城県公社、セントラル進出で

 宮城県土地開発公社は3日までに、2010年にトヨタ自動車の車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が進出する第二仙台北部中核工業団地(大衡村)の一部を再造成し、拡張する方針を決めた。セントラル進出で関連企業のさらなる集積が見込まれることから、迅速に用地を供給できる態勢を整える。

 再造成するのは同団地北東部の松の平三丁目、北西部の同2丁目。3丁目は現在5区画計約6ヘクタールの分譲地と北側の未造成地約13ヘクタールを一体的に開発、約10ヘクタール分を拡張する。

 2丁目にはトヨタグループの大手部品メーカートヨタ紡織(愛知県刈谷市)の進出が見込まれている。約10ヘクタールの進出用地は7区画に分かれているため、再造成で高低差を解消する。

 公社は再造成に伴う事業資金を金融機関から調達する予定。県は公社に対し、33億5300万円の債務保証を行う方針だ。

 第二仙台北部中核工業団地の分譲対象面積は155ヘクタールで、このうち約40ヘクタールはセントラル自動車に売却することが内定している。

132荷主研究者:2008/11/23(日) 22:47:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081011t12030.htm
2008年10月11日土曜日 河北新報
仙台港背後地に商業施設 アウトレットと隣接

 ホームセンターのカインズ(群馬県)が、仙台市宮城野区の仙台港背後地にホームセンターや家電量販店が入る複合商業施設「カインズモール仙台港」(仮称)を来年4月にもオープンさせることが10日、分かった。9月12日開業の東北最大のアウトレットモール「三井アウトレットパーク仙台港」南側隣接地で、店舗面積は約2万5000平方メートル。アウトレットと合わせると4万平方メートルを超える新たな商業エリアが誕生する。

 敷地面積は7万3000平方メートルで、宮城県と仙台市から賃借。カインズモールは、1―2階建ての別棟の各店を通路で結ぶ「オープンモール」(カインズ)形式になる。

 入居予定は4店。カインズは、店舗面積1万1800平方メートルのスーパーホームセンターを出す。東北最大級の仙台富谷店(宮城県富谷町)と並ぶ規模になる。

 家電量販店は、デンコードー(名取市)が8800平方メートルの「ケーズデンキ」を出店。メガネの相沢(仙台市)も約150平方メートルの店を出す。残り1店はスーパーを軸に調整中。敷地内にはフットサル場の整備も予定されている。

 カインズは「生活必需品を扱うモールの商圏は仙台市東部とその周辺。アウトレットとの相乗効果に期待する」と言う。アウトレット設置者の三井不動産は「アウトレットは週末に客が多い。日常的に客が来る施設ができれば、にぎわいが生まれる」(東北支店)と歓迎している。

133荷主研究者:2008/11/23(日) 23:17:43
仙台港北IC〜利府Jct間も4車線化が必要じゃないかねぇ。て言うかその方が道路形態として美しいのだが。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081015t11038.htm
2008年10月15日水曜日 河北新報
三陸道・利府中―松島北IC 4車線化12月着手

 宮城県は14日の県議会建設企業常任委員会で、三陸自動車道利府中―松島北インターチェンジ(IC)間11.5キロの4車線化工事を12月に開始する方針を示した。利府中―松島海岸IC間が2011年度末、松島海岸―松島北ICは13年度末に完成する予定。

 総事業費は150億円で、事業主体は利府中―鳴瀬奥松島IC間を管理する県道路公社。事業費の全額を金融機関から借り入れる。これに伴い、料金徴収の満了時期は現行の19年度から、37年度に先送りされる。

 仙台北部道路の開通や三陸道の延長に伴う交通量の増加に対応するほか、交通事故抑止を狙う。カーブの一部を緩やかにすることで規制速度は現在の時速60キロから80キロに緩和される見通し。 利府中―松島海岸IC間には、4車線化に合わせて春日パーキングエリア(仮称)を設置する。

 12月から測量と追加の用地買収を行って09年度、本工事に着手する。

134荷主研究者:2008/11/23(日) 23:20:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081015t12040.htm
2008年10月15日水曜日 河北新報
渋滞回避で懸命の駐車場確保 泉・アウトレット

オープンを待つ仙台泉プレミアム・アウトレット(右奥)の駐車場。近隣の協力も得て、臨時駐車場を周辺に確保した

 仙台市泉区の泉パークタウン内に16日オープンする二つの大型商業施設「仙台泉プレミアム・アウトレット」と「泉パークタウン タピオ」が、周辺にある休日の工場の駐車場も臨時で借り上げるなど、オープン時の渋滞対策に躍起となっている。周囲は仙台圏でも有数の人気を誇る住宅団地。運営会社は、全体で約5000台分の駐車場を確保し、「万全の態勢を取る」と住民の不安解消に神経を使っている。

 アウトレットを運営するチェルシージャパン(東京)と、同社に出資し、隣接のタピオを運営する三菱地所(同)が両施設敷地内に設けた駐車場は2051台分。加えて近くの仙台白百合学園前に約900台分の臨時駐車場を用意した。

 さらにオープンの混雑に備えて近隣の企業4社に協力を呼び掛け、企業所有地や従業員用の駐車場など7カ所を借り上げた。約2000台分で、今後1カ月程度、週末や祝日に利用する。

 7カ所の臨時駐車場は、2つの商業施設から最長で約1キロ離れている。このため臨時駐車場と商業施設間に大型バスを走らせ、客をピストン輸送する。

 チェルシージャパンと三菱地所は渋滞対策について地元の町内会や仙台市、県警と協議してきた。来場者には地下鉄やバスなど公共交通機関の利用も呼び掛ける。

 仙台泉プレミアム・アウトレットの中西広祐支配人は「渋滞のデータ解析も重ねてきたし、オープン後も臨機応変に対応したい」と話している。

 一足早く仙台市宮城野区で開業した「三井アウトレットパーク仙台港」は約4400台分の駐車場を用意。だが9月12日のオープン後、最初の日曜日は、駐車場待ちの車で周辺道路が大渋滞となった。

135荷主研究者:2008/11/23(日) 23:34:59
南東北が東京の影響を強く受けることは言うまでもないが、この消費流出を東北域内に喰い止める役割を仙台が果たせるのか。
さらに域内で札幌が圧倒的な集客を持つ北海道型と福岡に集中しつつも北九州、熊本、鹿児島、大分、長崎といった中核都市が存在感を持つ九州型の都市構造になるのか。
恐らく北海道型に東北地方もなっていくのだろうが、郡山や盛岡といった都市が独自性を持ち続けることは東北地方の自立的発展には重要ではないか。
>東北で仙台に次ぐ商都・郡山市。これまでブランド品は東京でという消費者が多かった
>仙台の吸引力増大は危機

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081017t12042.htm
2008年10月17日金曜日 河北新報
隣県商業者も危機感 仙台・アウトレット第2弾

広域集客を目指しオープンした仙台泉プレミアム・アウトレット

 チェルシージャパン(東京)が仙台市泉区の泉パークタウンに開発した「仙台泉プレミアム・アウトレット」が16日オープンした。仙台では9月に「三井アウトレットパーク仙台港」(宮城野区)も開業。全国でも珍しい「アウトレット集積地」となった仙台に、市中心部の商業者だけでなく、隣県の百貨店なども「客が流出する」と危機感を強めている。

 チェルシージャパンによると、泉アウトレットでは開店前に2000人が列をつくり、初日の来場者は1万5000人を超えた。吉村俊秀社長は「非常にいい手応え」と喜んだ。

 ともに広域集客を目指す泉と三井の両アウトレット間はわずか15キロしかない。仙台市の商業関係者は「午前と午後で、両施設を回る他県客も多いだろう」とみる。

 隣接県の百貨店は「脅威」と戦々恐々だ。川徳(盛岡市)は「三井へはバスツアーで向かう買い物客が結構多い。泉は東北自動車道から近く、岩手県民に身近な存在となる可能性がある」と警戒。山形市の百貨店、大沼も「安さやレジャーを求める客の流れが気になる」と神経をとがらせる。

 東北で仙台に次ぐ商都・郡山市。これまでブランド品は東京でという消費者が多かったが、斎藤知二・中央商店街振興組合理事長は「開業ラッシュの仙台に出掛ける若者が増えている。仙台の吸引力増大は危機だ」と指摘。「中心市街地の活性化が重要」と対抗策の必要性を強調した。

136荷主研究者:2008/11/23(日) 23:44:40
けっこうあるな。北日本銀行は東二番丁通と南町通の交差点の支店が印象的だが。
>仙台市内では8カ所目の拠点

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/10/20081016t12014.htm
2008年10月16日木曜日 河北新報
仙台・長町にローンプラザ 北日本銀27日開設
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 北日本銀行(盛岡市)は15日、仙台市太白区に「長町ローンプラザ」を27日に開設すると発表した。地下鉄長町駅近くのビルに入る。

 個人向け住宅ローンの専門店で、長町地区の開発に伴うマンション需要の増加などを見込む。従業員は所長を含め5人で、営業時間は平日の午前9時―午後5時。仙台市内では8カ所目の拠点になる。

138荷主研究者:2008/11/24(月) 00:03:34
ここ↓やっとできたか…。国道4号と平面交差が問題。この辺の国道4号はは6車線化と立体化の計画があるハズ。
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=38.29824085&lon=140.92343196&sc=3&mode=map&pointer=on

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081021t13035.htm
2008年10月21日火曜日 河北新報
東仙台泉線が開通 仙台オープン病院―4号バイパス

 仙台市宮城野区鶴ケ谷の仙台オープン病院と国道4号仙台バイパスを結ぶ都市計画道路「東仙台泉線」が20日、開通した。市建設局によると、泉区鶴が丘、松陵の両住宅団地などから市中心部へのアクセス向上が期待できる。

 開通したのは宮城野区鶴ケ谷の本山―北畑の約800メートル。片側2車線で両脇にそれぞれ3.5メートルの歩道を設置した。1990年の事業着手で、総工費は44億7000万円。

140荷主研究者:2008/11/30(日) 23:24:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081028t15014.htm
2008年10月28日火曜日 河北新報
100円バスに新路線 空白地域解消へ 塩釜

試験運行が始まる「NEWしおナビ100円バス」

 宮城県塩釜市は、路線バスの空白地帯を走る「NEWしおナビ100円バス」の試験運行を28日から始める。2009年末まで。

 路線はJR本塩釜駅を起点に、市の北部、東部、西部の路線バスが運行していない地域と中心市街地を結ぶ。計48の停留所を設けた。高齢者の市立病院への通院の利便性と中心市街地への集客なども考えたコースにした。

 運賃は大人100円、子ども50円で、年内は無料とする。10年1月からの本格運行を目指す。

 28人乗りのマイクロバスを使い、午前8時から午後3時まで、午前2便、午後1便の計3便を走らせる。運行はジャパン交通(塩釜市)が行う。

 NEWしおナビ100円バスの命名は、北部、東部、西部を走ることから、それぞれの方角の英語の頭文字を取り「NEW」とした。

 市は04年12月から市内を循環する「しおナビ100円バス」を運行している。日中は時計回りと反時計回りに一時間に各1本走り、07年度は年間約36万人が利用した。一方で、バスの走らない地区からは100円バスの運行を望む声が強かった。

 市は「市のどこからでも15分で市中心部に出ることが可能になる『15分交通体系』が確立できることになった。試験運行により本数や形態を改善していきたい」と話している。

141荷主研究者:2008/11/30(日) 23:25:37

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/10/20081029t12036.htm
2008年10月29日水曜日 河北新報
業界2強、共存に自信 仙台・アウトレット開業
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16日にオープンした仙台泉プレミアム・アウトレット。仙台市郊外に業界二強が相次いで進出した

 仙台市泉区に市内2つ目のアウトレットモール「仙台泉プレミアム・アウトレット」が開業して29日で2週間。9月には同市宮城野区に「三井アウトレットパーク仙台港」が先行オープンし、巨大商業施設が相次いで姿を現した。業界2強が15キロの近さで立地するのは全国初。「共倒れでは」と危ぶむ周囲の声をよそに、両社とも今のところ「予想以上に好調」と鼻息が荒い。これに対し消費低迷にあえぐ中心部の既存店は「客足が減っている」と危機感を募らせている。(報道部・松田佐世子)

<両社手応え十分>
 開業前日の内覧会から大勢の客が訪れ、初日も来場者が1万5000人を超えたチェルシージャパン(東京)の仙台泉アウトレット。同社は「開業後の来場者数、売り上げは予想以上だ」と喜ぶ。

 三井アウトレットは開業して1カ月半がすぎた。三井不動産東北支店は「当初の6日間で20万人以上が来場した。東北のほか新潟、富山ナンバーの車まで来ており、驚いた。年間売り上げ目標130億―150億円はクリアできそうだ」と手応えを話す。

 平日もバスツアーの観光客らでにぎわうが、来場者はやはり週末中心。同支店は「認知度が高まり、楽しみ方を分かってもらえれば安定的に集客できるはず」と見込む。

<地方での実験台>
 アウトレット業態の特徴は、時季遅れや規格外などのブランド品の割引販売。600万人商圏が基本とされるが、仙台市は周辺を含め300万人商圏にすぎない。このため開業前には「小さい商圏に、同時期に2つのアウトレット。共存できるのか」(地元商業関係者)と懐疑的な見方もあった。

 だが開業直後の好調ぶりに両社は「共存しうる」(チェルシージャパン)、「同時に2つは、注目されるメリットがある」(三井不動産)と自信を深めている。

 仙台はチェルシーにとって全国7カ所目、三井にとって8カ所目の進出先。仙台進出の背景について、仙台市のマーケティングコンサルタント大志田典明さんは「大都市圏への進出が一巡した。目が向くのは人口が一定以上あり、広域集客できる交通アクセス網が整う地方都市。成長志向のデベロッパーなら当然、仙台が選択肢となる」と読み解く。

 国内に現在あるアウトレットモールは33カ所。その約半数を二強が占める。日本ショッピングセンター協会(東京)は「両社にとって仙台は試金石。成果を挙げれば、新たなビジネスモデルになる」。

 仙台は、地方都市でアウトレットが成り立つかどうかの実験台というわけだ。仙台がうまくいけば、他の地方都市進出も視野に入ることになる。

<百貨店に影響大>
 一方、消費低迷が続く中でのアウトレットの集客は、既存店の売り上げ減に結びつく。

 東北百貨店協会がまとめた9月の仙台地区の百貨店売上高は、前年同月と比べ7.7%減に落ち込んだ。東北全体では3.8%減で、仙台の落ち込み幅の大きさが際立つ。協会は「中心部に開業したパルコと、郊外のアウトレットの影響だろう」とみる。

 2つのアウトレットは市中心部から10キロ強と近い。「アウトレット開業後、週末の客足が減っている」。仙台市のある百貨店幹部は影響の大きさを目の当たりにし、ため息をつく。

142とはずがたり:2008/12/01(月) 22:07:34
待望の開通祝う 栗原中央大橋
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081201t13038.htm

 宮城県栗原市築館宮野の迫川に架かり、築館と志波姫の両地区を結ぶ「栗原中央大橋」が完成し30日、開通式が現地で開かれた。関係者ら約400人が開通を祝った。

 佐藤勇市長が「県内一広い栗原市をスムーズに移動するため、栗原中央大橋は東西の交通を担う重要な橋となる」とあいさつ。佐藤市長や高橋義雄市議会議長らがテープカットした後、出席者は地元の築館小と志波姫小の両金管バンドの演奏に祝福されて渡り初めをした=写真=。

 栗原中央大橋は長さ204メートル。栗原中央線として、国道4号と市道大林線を結ぶ。2004年に着工し、事業費は約22億円。

 築館と志波姫を最短で結ぶ生活道路として従来利用されていた橋は狭く、車1台が通れる幅しかなかった。宮野地区には中核病院の市立栗原中央病院があり、開通により住民の生活や防災、救急医療などの利便向上が期待される。

143とはずがたり:2008/12/03(水) 12:18:57
>>109

帝産富士交通 事業廃止へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081203t12011.htm

 貸し切りバス事業の帝産富士交通(仙台市)が、経営悪化のため12月末で事業を廃止することが2日、分かった。来年1月から会社清算手続きに入る方針で、事業譲渡先を探している。

 帝産富士交通は2004年に民事再生手続きを申し立てた富士交通と、帝産観光バス仙台が統合、東京の投資ファンドの資金を受けて05年7月に設立された。08年3月期の売上高は約5億5000万円。

 富士交通が手掛けた高速バス路線事業から撤退し、貸し切りバスに特化していたが、今年6月の岩手・宮城内陸地震の影響や消費低迷のため営業収入が伸び悩み、資金繰りが悪化した。従業員約60人には1日、12月末付の解雇を通告した。

 帝産富士交通の山川直人社長は「来年以降の事業継続の見通しが立たず、顧客や取引先、従業員に迷惑をかけないよう苦渋の決断をした。従業員の再雇用先確保に最大限努力したい」と話している。
2008年12月03日水曜日

144とはずがたり:2008/12/03(水) 18:04:10
アイリスオーヤマは未だ未だ足りない東北地場資本の雄として頑張って欲しいが早速雄として自覚と責任感での行動って感じでしょうか?
>生活用品の製造卸会社として、本当は(取引先のライバル会社の)経営は問題があり、難しい判断だった

ダイシン買収正式発表 アイリスオーヤマ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081203t12013.htm

 アイリスオーヤマは2日、仙台市のホームセンター、ダイシンの全株式を取得し、完全子会社化したと正式に発表した。アイリスの大山健太郎社長は、仙台市青葉区の同社本社で開いた記者会見で、ダイシンから今年春に買収の申し入れがあったことを明らかにし、「買収は救済だった」と強調。再建策として、地域密着型の店舗展開という新しいビジネスモデルを確立することに意欲を示した。

 記者会見には、アイリスから派遣されていたダイシンの村井幸一新社長も出席した。大山社長は「ダイシンから今春、救済申し出があった。生活用品の製造卸会社として、本当は(取引先のライバル会社の)経営は問題があり、難しい判断だった」と述べた。

 しかし検討の結果、ダイシンは地元を代表する小売業者の一つであることや、「苦戦する中小規模ホームセンターの成功モデルをつくりたい」(大山社長)と、買収を決めたという。
 今後の再建策としては、ダイシンの中心顧客層が店舗周辺に住む中高年である点を重視。自転車や徒歩圏の半径3―4キロを一つの商圏として設定し、仙台市内で売り場面積1500平方メートル前後の中規模店を数年以内に3店出すという。

 一方で郡部の不採算店1、2店を閉鎖。これに伴う人員整理はせずに、閉鎖店の従業員もアイリスグループで雇用する考え。
 売上高の半分を占めるダイシンのメンバーズカード会員を活用する販売政策も進め、各店の顧客層に応じた商品構成にする。

 仙台市郊外ではここ数年、ホームセンター大手の大型店が相次いで出店し、「過剰な状態」(関係者)。ダイシンの売上高もピーク時の135億円から、ことし2月期には85億円にまで急減した。
 ただ仙台市宮城野区のダイシン幸町店をはじめ市中心部の店舗は収益力があり、「気軽に行ける地域密着型ホームセンターのニーズはまだある」(ダイシン)と言う。

145とはずがたり:2008/12/15(月) 18:34:47

東京エレクトロン着工延期 半導体市況見極め
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081213t12044.htm

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は12日、2010年4月に宮城県大和町で稼働を予定していた新工場の着工について、当初予定の09年4月から延期すると発表した。最低でも半年以上遅れ、稼働時期も遅れる見通し。世界的な景気悪化で半導体市場は大きく冷え込んでおり当面、回復の見通しが立たないと判断した。

 同社は「設備投資額や工場の規模などの計画自体に変更はない」(広報・IR室)と強調。東北で200―300人規模を予定する新規雇用も「大きく減らすつもりはない」(同)としている。工場用地も予定通り09年春に30ヘクタールを購入するという。

 これまでの計画で新工場は、生産棟など3棟(総延べ床面積7万2000平方メートル)を県の工業団地「大和リサーチパーク」に建設。生産子会社の東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)と山梨事業所に分散する半導体製造用エッチング装置の開発・製造機能を集約するとしていた。

 しかし東芝が北上市に予定していた大規模半導体工場の着工が延期見通しとなるなど、取引先の半導体メーカーが設備投資を相次いで先送り。「今後の半導体や製造装置の市場回復の見通しが立つまで」(東京エレクトロン)、着工延期を決めた。

 今後の見通しについて東京エレクトロンは「来春に市況回復の見通しが立てば、着工時期を決められる。確率は高くはないが、最短で半年程度の遅れで済む可能性もある」と説明している。

 同社は半導体製造装置の売上高で世界第2位。世界的な半導体不況に見舞われ、09年3月期決算(連結)の業績予想は純利益が80億円で92.5%減を見込むなど、厳しい経営環境にあった。

 村井嘉浩宮城県知事は「やむを得ない判断とは思うが大変に残念だ。景気が回復したら直ちに着工していただけると祈っている」と話した。
2008年12月13日土曜日

146荷主研究者:2008/12/21(日) 23:25:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081102t12023.htm
2008年11月02日日曜日 河北新報
仙台―札幌 共同運航便が就航 エア・ドゥと全日空

共同運航の第1便に乗り込む乗客ら

 北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)と全日本空輸(東京)が共同運航する仙台―札幌線が1日、就航し、乗客123人を乗せた第一便が仙台空港を出発した。

 第一便の出発に合わせて仙台空港でセレモニーがあり、エア・ドゥの淡路均社長、佐々木一十郎名取市長、井口経明岩沼市長ら関係者約30人が出席。淡路社長は「安全運航を心がけ、宮城県と北海道の地域交流の一助になりたい」とあいさつした。

 せんだい・杜の都親善大使から機長や乗客代表に花束が贈られた後、関係者が機内に搭乗する乗客を見送った。

 仙台―札幌線の共同運航便は1日3往復運航する。運賃はエア・ドゥと全日空が個別に設定し、片道通常運賃がエア・ドゥは2万7400円、全日空が2万8400円。別額の運賃を支払った両社の乗客が同一機に乗り合わせることになる。

 同路線では全日空が共同運航便のほかにも自社便を3往復運航。日本航空が運航する4往復と合わせると、仙台―札幌(新千歳)線は計10往復となる。

147荷主研究者:2008/12/21(日) 23:26:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081102t14022.htm
2008年11月02日日曜日 河北新報
bj仙台 経営苦戦 真の強敵は3季連続「赤字」

ホーム開幕2連戦はいずれも満員。今後もどれだけ入場者数を確保するかが、経営安定化の鍵を握る=10月26日、登米市登米総合体育館

 男子プロバスケットボール、bjリーグの仙台89ERSを運営する仙台スポーツリンクが、今季も経営面で苦戦している。3季連続の赤字だが、今季も広告収入が思うように伸びず、目標は「昨季よりも赤字幅を減らすこと」と弱気。チーム存続を危ぶむ声すら聞こえてくる。

 同社によると、過去3季の累積赤字は約1億円。昨季は、リーグの財政支援を受けて何とか運営を続けたが、約4000万円の赤字を計上した。中村彰久社長は「今季も多額の赤字が出るようなことになれば、チーム運営はさらに厳しくなる。存続自体の問題にかかわってくる」と明かす。

 チームは詳細な収支を公表していないが、運営費は約2億円。収入内訳は入場料が半分程度で、広告も大きな比率を占め、ほかはリーグからの分配金などとみられる。
 bjリーグ内では、大口の支援企業を持つチームもあり、仙台の財政基盤は弱い部類に入る。

 同社は今季も赤字予算で、負債を2000万円程度に抑えるのが目標。中村社長は「仙台にはプロ球団が3つあり、大口スポンサーを集めるのは難しい」と嘆く。
 今季は、ユニホームの胸スポンサーの仙台進学プラザ(仙台市)が継続。右肩に広告を出したカメイ(仙台市)を含め、協賛企業は新たに13社増えたが、多くは100万円以下。劇的な経営改善は望めそうもない。

 このため、少額でも多くの企業に協賛してもらおうと、「ボール協賛企業」制度を導入。広告費10万円で企業名入りのボールを試合会場に飾る。数社が名乗りを挙げているが、目標の100社にはほど遠い。
 入場料収入をどう増やすかも課題だ。昨季の1試合平均入場者数は2280人。年々増えているが、「随時3000人以上入るようにしたい」(同社)という。

 今季は、ファンクラブにあたるブースタークラブに、特典は少ないが通常よりも5分の1の料金(1000円)で入会できるプランも新設。その結果、会員数は開幕直後にもかかわらず、昨季とほぼ同数の約1200人に達した。
 中村社長は「経営面で勝負の年だと思っている。来季以降、黒字が見込めるぐらいの赤字額に抑えたい」と話している。

148荷主研究者:2008/12/21(日) 23:44:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081108t12018.htm
2008年11月08日土曜日 河北新報
鹿島などが工業団地 関連産業の集積期待 宮城

 鹿島などが宮城県富谷町で土地区画整理組合を結成し、大規模な工業団地を開発することが7日までに分かった。トヨタ自動車グループの工場や、半導体製造装置メーカーなどが2010年の工場開設を予定している工業団地にも近く、関連産業の集積が期待される。

 事業主体は鹿島のほか、複数の地権者で構成する富谷町成田第二土地区画整理組合準備委員会。造成規模は199ヘクタールで、電子機器産業などの誘致を目指すという。10年7月着工、12年3月の完成を想定している。

 予定地は仙台北部道路の北側で、富谷町西成田、穀田の両地区にまたがる丘陵地帯。東北自動車道泉インターチェンジに近く、交通アクセスに優れている。東京エレクトロン(東京)の工場が進出する大和リサーチパークからは車で10分、トヨタの車両生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が本社移転する第二仙台北部中核工業団地からも20分の距離で、一帯の産業集積が一段と進みそうだ。

 土地区画整理組合の準備委員会は10月31日、県に工場・事業場用地造成に伴う環境影響評価方法書を提出した。

149荷主研究者:2008/12/21(日) 23:44:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081108t15041.htm
2008年11月08日土曜日 河北新報
「ローレル賞」を受賞 仙台空港アクセス線車両

ローレル賞記念のヘッドマークを掲げ、仙台空港に向けて出発するE721系車両=仙台駅

 昨年3月に開業した仙台空港アクセス線と、仙台地区のJR在来線に導入された新型車両E721系とSAT721系が、全国の鉄道愛好家らでつくる「鉄道友の会」の今年のローレル賞に選ばれ、授賞式が7日、仙台駅で行われた。

 会の須田寛会長が「車両は車輪などを小型化する新技術を取り入れて床面を低くし、バリアフリーを図った」と評価した点を説明。JR東日本仙台支社の田浦芳孝支社長と仙台空港鉄道の斎藤進社長に表彰状を贈った。

 田浦支社長は「受賞を励みに安全運行を心掛ける」と述べた。

 SAT721系は、仙台空港アクセス線の専用車両。その開発の母体となったE721系は、昨年2月から仙台地区の東北線と常磐線、仙山線に順次導入され、荷物置き場を拡充した一部車両がアクセス線に乗り入れている。

 ローレル賞は、友の会が前年1年間に導入された新車の中から、性能やデザインに優れた車両を選んでたたえている。東北を走る車両の受賞は1988年に仙台市地下鉄南北線の1000系が受賞して以来、20年ぶり3度目。

150荷主研究者:2008/12/28(日) 23:09:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081110t15044.htm
2008年11月10日月曜日 河北新報
ライトアップ当たらぬ脚光 夜の瑞鳳殿など“閑古鳥”

特別運行の利用が伸び悩む「るーぷる仙台」=JR仙台駅前

 仙台市青葉区の瑞鳳殿、仙台城跡をライトアップして客を呼び込もうという夜の観光企画が不調だ。市などが10―12月の仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせて始めたが、両名所とも客足が伸びず、閑古鳥が鳴いている。市の観光循環バス「るーぷる仙台」の夜間特別運行でも空席が目立ち、市はPRに躍起になっている。

 瑞鳳殿はDC期間中、毎週金曜日の日没から午後7時半まで、本殿と周りの杉並木などを明かりで照らしている。毎年8月の仙台七夕まつり期間に実施しているライトアップ事業に200万円を投入し規模を大きくした。

 だが、夜間の有料観覧者は毎週平均約30人にとどまる。鹿野正利事務局長(60)は「見込みの約100人を下回り、手痛い」とこぼす。
 仙台城跡も毎日、日が暮れてから午後11時まで伊達政宗騎馬像や石垣に照明を当て、夜の誘客を図っているが、訪れる人はまばらだ。

 見物拠点の青葉城本丸会館は「ライトアップ目当ての客足はいまひとつ。市のPRが浸透していないのではないか」と言う。

 るーぷる仙台の特別運行(12月5日まで)は、瑞鳳殿と仙台城跡がともにライトアップされる金曜日の午後5―7時台に4便が出て、両名所などを回る。しかし、始発時の乗客は一便4、5人と振るわない。

 市観光交流課は「夜間観光が低調な仙台で、新たな可能性を探る取り組み。盛況になるようアピールに努める」と話している。

151荷主研究者:2008/12/28(日) 23:15:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081112t12020.htm
2008年11月12日水曜日 河北新報
東北リコー、新型トナー工場起工 柴田

起工式でくわ入れをする東北リコーの敦賀社長(左)とリコーの中村取締役専務執行役員

 事務機器製造大手リコー(東京)は11日、環境対応型となる新型トナーの製造工場の起工式を宮城県柴田町の東北リコー敷地内で開いた。200億円を投じる新工場は年間約3000トンの生産能力を持ち、2010年3月の稼働を目指す。

 式にはリコーグループや自治体などの関係者約60人が出席。東北リコーの敦賀博社長とリコーの中村高取締役専務執行役員がくわ入れをし、工事の安全を祈った。

 敦賀社長は「東北リコーとして初の本格的な化学プラント。環境に配慮した最新工場とし、次世代のリコーの成長の柱に育てたい」とあいさつした。

 工場は延べ床面積約2万1000平方メートル。カラー複写機やレーザープリンターで使う新型トナーを生産する。このトナーは粒子が従来より低い温度で紙に定着できるため、消費電力が半減。粒子が小さく均一で、画質も良くなるという。

 工場新設に伴い、3年間で50―100人程度の新規雇用を予定。トナー生産事業は東北リコーの全売上高の10―15%を占める見込み。新型トナーは世界的に需要が急増しており、リコーは静岡県内に次ぐ2カ所目の生産拠点の整備で、需要対応とリスク分散を図る。

152荷主研究者:2008/12/28(日) 23:16:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081115t12033.htm
2008年11月15日土曜日 河北新報
車電池工場28日に前倒し着工 トヨタ関連で初

 トヨタ自動車とパナソニックが共同出資する車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は14日、宮城県大和町に新設を計画していた宮城工場について、当初計画より1カ月前倒しして今月28日に着工することを明らかにした。投資額や雇用人数は予定通りで、2009年末から翌年初めごろの出荷開始を目指す。

 世界的な景気後退やガソリン高を背景に、トヨタはハイブリッド車や小型車に生産・販売の軸足を移しており、これに対応する。東北進出を表明したトヨタ関連の工場の中で、最初の着工となる。

 建設予定地の大和町で14日、EVエナジーが住民説明会を開いた。EVエナジーの村上彰宏施設環境部長は「今月から建設に入りたい。静岡県内の2カ所の工場に次ぐ生産拠点にしたい」などと説明した。

 同社などによると、宮城工場は大和町の大和流通・工業団地の約25ヘクタールの敷地に、6階の1棟(延べ床面積4万3500平方メートル)を建設し、2つのラインを設置する。

 投資額と雇用人員は計画通り、300億円程度で300人。現在、トヨタのプリウスに搭載されているニッケル水素電池を稼働当初は年間10万台分生産。早急に20万台分に引き上げる。

 本社のある静岡県では次世代型高性能のリチウムイオン電池の工場建設が進められている。同社幹部は「ニッケル水素電池の増産は、宮城工場で対応することになるだろう」と今後の追加投資の可能性も示唆した。

 トヨタは今月6日、業績予想の大幅下方修正を発表した際、今後稼働予定の工場などはすべて稼働時期や規模を見直す考えを示していた。

153荷主研究者:2008/12/28(日) 23:17:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081115t12034.htm
2008年11月15日土曜日 河北新報
エム・セテックが亘理進出 太陽光発電素材大手

 太陽光発電素材メーカー大手のエム・セテック(東京)が、宮城県亘理町逢隈高屋に新工場を建設し、同発電用の単結晶シリコンウエハーを大幅に増産する方針を固めたことが14日、分かった。30ヘクタールの用地を取得し、2010年初めごろに操業。工場が本格稼働する14年には、従業員1000人規模、月売り上げ135億円を見込む。総投資額は300億円規模に上る見通し。

 同社は太陽光発電用の単結晶シリコンウエハー製造で、世界トップクラスの専門メーカー。1984年から、宮城県山元町の仙台工場(従業員約300人)を稼働しているが、世界的な需要拡大に対応するため、国内における同社の主力工場として、亘理町への進出を決めた。

 新工場の建設予定地は、亘理町内にある農工団地の南隣で、現在は水田などになっている農用地。町が所有者から土地を取得した上で、農村地域工業等導入促進法に基づく農工団地として整備し、引き渡す予定。

 エム・セテックは、09年中に用地の東側約7ヘクタールに工場を建設し、10年初旬の操業を目指す。山元町の工場をはじめ、同社他工場の従業員を再配置するなどした500人規模で操業し、その後の3年間で地元などから500人程度を新規に雇用する方針。

 新工場の売上高は、稼働時の10年初めで月48億円、本格稼働後は月135億円を見込んでいる。

 同社は07年6月、相馬市にシリコンウエハーの材料となるポリシリコンの製造工場を稼働させるなど、現在、国内に4工場、中国に2工場を展開している。主な納入先は三洋電機で、スペイン、米国、台湾などの太陽光発電メーカーにも出荷している。

 亘理町は、同社の進出を見越すなどして9月に企業誘致対策室を新設、地権者との用地交渉などを進めてきた。

 エム・セテックは「立地協定を結んで正式発表するまでは、何も話せない」としている。

155荷主研究者:2008/12/29(月) 01:07:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081119t12019.htm
2008年11月19日水曜日 河北新報
アイシン、あす立地協定 来夏の稼働目指す 大衡

 宮城県大衡村に工場開設を検討していたトヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)が宮城進出を最終決定し、宮城県、同村と20日に立地協定を締結することが18日、分かった。現地に生産子会社を設立し、2009年初夏の稼働を目指す。

 世界経済の急減速を受け、高丘は新規の大型投資について慎重に検討を進めてきた。しかし本社工場の老朽化で生産設備の更新を迫られている上、トヨタの車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)などトヨタグループの東北進出計画に大きな変更はないとみて、工場開設を決断したとみられる。

 雇用規模(約150人)や生産能力は当初計画から変えないが、投資額は自動車産業をめぐる厳しい情勢を踏まえ、予定していた120億を90数億円にまで圧縮。生産量は納品先の動向を見ながら判断する。

 予定地はガス・水道メーター製造大手の金門製作所(東京)旧仙台工場と、その周辺の合わせて約10ヘクタール。大衡村が整備し、高丘に譲渡する。

 高丘は自動車部品製造大手アイシン精機(愛知県刈谷市)のグループ企業で、世界有数の鋳造部品メーカー。新工場はエンジンやブレーキ用鋳造部品の機械加工、生産を担う。製品は、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、北関東に出荷。高丘にとって愛知以東では初の生産拠点で、子会社を含め国内6カ所目の工場となる。

156荷主研究者:2008/12/29(月) 01:11:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081121t11007.htm
2008年11月21日金曜日 河北新報
地下鉄東西線に30億円 国交省、2次補正計上へ

 国土交通省が追加経済対策(生活対策)に伴う本年度第2次補正予算案に、仙台市地下鉄東西線(動物公園―荒井駅、14.4キロ)の整備費として国費ベースで30億円(事業費約120億円)を計上する方向で調整していることが20日、分かった。東西線整備で補正予算を組むのは初めてで、単年度の事業規模としては過去最大となる。

 本年度の当初予算で、東西線に計上された国費は11億6000万円(事業費約46億4000万円)。当初予算と今回の補正予算を合わせた本年度の事業費は国費ベースで41億6000万円、地元自治体の負担などを含めた事業費は166億4000万円となる。

 単年度で見た事業規模はこれまで、06年度当初予算で計上した国費18億1000万円(事業費72億4000万円)が最大だった。

 国交省は地下鉄整備が地域経済の活性化に果たす効果が大きいと判断。大阪市の中之島線と阪神なんば線事業が完了し、09年度の地下鉄工事は東西線と名古屋市6号線の延長工事だけとなったことで、今回の予算計上につながった。

157荷主研究者:2008/12/29(月) 01:12:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081121t11041.htm
2008年11月21日金曜日 河北新報
都市計画道路の未着手路線 仙台市、存廃検討へ

 仙台市が、都市計画道路の未着手路線・区間について存廃の検討に着手することが20日、分かった。都市計画道路網の整備は約40年前の計画が原型となっているが、整備が長期化している上、人口の伸び悩みやコンパクトシティーの形成といった新たな課題に対応するため、抜本的な見直しに初めて踏み切る。2009年度から個別路線・区間ごとの検討を始め、13年度を目安に決定したい考えだ。

 検討対象の路線・区間は、都市計画道路の総延長503キロのうち、未着手の133キロと拡幅や歩道が未整備の15キロで「虹の杜1、2号線」(青葉区)、「鈎取茂庭線」(青葉、太白区)など。

 見直し案は、機能集約型都市の形成を基本目標に設定。評価基準として(1)発展的な市街地形成への誘導(2)災害などの緊急輸送道路としての必要性(3)事業の費用対効果(4)自然環境への影響―など10項目を定めた。

 見直しの進め方や評価基準などをまとめた方針案を26日にも公表する。市民から約1カ月、意見を募集し、08年度内に方針を決定。道路整備の優先順位などを示す「市総合道路整備計画」を10年度に策定し、具体的な路線・区間の廃止方針を盛り込む。廃止するかどうかの正式決定は「土地所有者と合意形成を図りながら進める」(市都市整備局)とし、おおむね5年後を目標とした。

 仙台市の都市計画道路網は、1966年に定めた都市計画が基になっている。決定から40年以上経過したが、過去の廃止は地下鉄東西線の整備に伴い、2005年に道路網を再編した青葉山周辺の13キロのみ。

 都市計画道路の予定地は、都市計画法で3階以上の建物や鉄筋コンクリート構造物の建築が制限される。市都市整備局は「着工が遅れれば、さらに所有者に負担をお願いすることになる。本当に必要か検討すべきだと判断した」と説明する。

 仙台市の都市計画道路の事業費は、1993年度の265億円をピークに減少。2007年度は91億円まで落ち込んだ。市の試算では、07年度の事業費と同額で建設を進めた場合、未整備区間の工事完了までに80年かかるという。

158荷主研究者:2008/12/29(月) 01:13:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081121t12027.htm
2008年11月21日金曜日 河北新報
「トヨタの拠点化に変更なし」 アイシン、宮城立地協定

立地協定を締結後に握手する(左から)村井知事、石川社長、跡部昌洋大衡村長

 トヨタ自動車系部品製造のアイシン高丘(愛知県豊田市)の石川敏行社長は20日、宮城県への工場開設の立地協定締結後、県庁で記者会見し「トヨタを含めた株主と、工場新設の合意はできている」と述べ、進出の最終判断の背景にトヨタグループの合意があったことを明らかにした。

 世界的な自動車販売の落ち込みを受け、トヨタが生産計画を見直す中で行われた、明確な進出の意思表示。地元関係者に「東北の生産拠点化は進められそうだ」との見方が強まっている。

 石川社長とともに記者会見した村井嘉浩宮城県知事も「投資規模、進出時期に多少の影響があるかもしれない。しかしそれはトヨタの東北拠点化にとって誤差の範囲内」と語り、トヨタグループの東北進出計画の大枠に、大きな変化はないとの見通しを示した。

 石川社長は「『この時期に90億円の投資か』との声が社内外であった」と、当初予定通りの計画推進には異論があったことも明らかにした。

 だが取引先との協議で、主な出荷先と見込むトヨタ自動車東北(宮城県大和町)、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城に移転するセントラル自動車(神奈川県相模原市)などを合わせて「1工場分になる」と判断したという。

 ただ増産時期については慎重で、石川社長は「当面は主に東北向けに生産する。動向を見て、北関東へも本格的に出荷するための第2生産ラインを検討する」と述べた。

 トヨタグループの東北進出では、車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が28日の工場着工を決定。セントラルのほか、福島県にカーエアコン工場を建設するデンソー(愛知県刈谷市)なども「計画に変更はない」としている。

 高丘進出の波及効果については「2次部品メーカーの進出が予想され、車両組立工場以上に地元企業への仕事も増える」(村井知事)と期待されている。

[アイシン高丘] 大手部品メーカー、アイシン精機(愛知県刈谷市)グループの中核企業。自動車用鋳造部品の生産量で世界3位に入る部品メーカーで、国内外に17の生産拠点を持つ。資本金53億9600万円。従業員2951人(2008年3月末現在)。08年3月期の連結売上高は2617億円。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081121t12028.htm
2008年11月21日金曜日 河北新報
アイシンと宮城県、大衡村 立地協定を締結

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)は20日、宮城県大衡村内に10.5ヘクタールの土地と空き工場1棟を購入し、工場を開設する立地協定を宮城県、大衡村と締結した。2009年1月に子会社「アイシン高丘東北」を現地に設立。同年5月、エンジンやブレーキ用鋳造部品の機械加工を始め、部品生産は10年10月から開始する。

 トヨタの車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城移転などを見据えた進出。協定締結式が県庁であり、その後の記者会見で石川敏行アイシン高丘社長は「本社工場の老朽化した設備の更新と、愛知県に工場が集中するリスク分散の必要から、進出を決めた。最新鋭の工場にしたい」と説明した。

 村井嘉浩知事は「景気が後退する中、立地が決まりほっとしている。世界トップ級の鋳造メーカー進出で、東北の自動車産業集積に大きな弾みがつく」と述べた。

 進出先は、大衡村大瓜にある空き工場とその周辺。機械加工は空き工場を使い、部品生産用に新工場棟を建てる。延べ床面積は、空き工場と合わせ約2万平方メートルとなる。

 設備投資額は90億円で、新会社の資本金は4億9000万円。生産能力は年3万5000トン。12年に140人体制とし、ほとんどは地元から雇用する。年間売上高は90億円を見込む。主な出荷先はトヨタ自動車東北(宮城県大和町)、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、セントラル自動車。日野自動車など北関東にあるトヨタ系メーカーにも出荷する。

159荷主研究者:2008/12/29(月) 01:13:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081122t12013.htm
2008年11月22日土曜日 河北新報
三越仙台店の定禅寺通り館 3階の一部オープン

一部がオープンした三越定禅寺通り館のベビー・子ども服売り場

 三越仙台店(仙台市)が、隣接するファッションビル141の商業部分を賃借して増床した「三越定禅寺通り館」が21日、一部オープンした。今後は一部改装中の本館も含めて順次オープンし、来年3月に全館オープン。東北最大の百貨店となる。

 営業を始めたのは、3階の一部のベビー・子ども服売り場。売り場は14のショップと自主売り場で構成。東北初登場は「イオ・ソノ・マオ」「ジルスチュアート」「バービー」の3ショップ。重厚な本館と比べて軽快さも醸し出す内装で、中高年層に加え30―40代の集客も目指す。

 売り場には早速、ベビーカーを押す客などが訪れた。仙台市泉区の主婦(38)は「好きなブランドが集まっている」と品定めをしていた。

 三須尚紀店長は「景気が悪化し、仙台圏の小売り競争が激化する中、生き残りをかけてシェアを上げていく」と語った。

 増床部分はビルのうち地下2―地上4階。売り場面積は2館で計約3万2000平方メートルと約1.5倍になる。2館で東北初の25ブランドが登場する予定。

160荷主研究者:2008/12/29(月) 01:14:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081122t12046.htm
2008年11月22日土曜日 河北新報
多賀城駅前・旧長崎屋跡地 仙台の医療法人一部取得

近く解体される駐輪場(手前)と旧長崎屋多賀城店

 宮城県多賀城市のJR仙石線多賀城駅前にある旧長崎屋多賀城店跡地のうち、長崎屋(千葉県市川市)が所有する土地が仙台市の医療法人に売却されたことが、21日までに分かった。本年度内に旧店舗の建物も解体される予定。2002年の閉店後、跡地の行方は市民の関心の的となっており、新たな活用に向けた第一歩となるか注目される。

 仲介した仙台市の不動産会社によると、売却された土地は、旧店舗敷地約5600平方メートルのうち、長崎屋の持ち分となっていた約1500平方メートル。今月中旬、仙台市泉区の医療法人松田会が買収した。

 敷地内の駐輪場も含め、長崎屋が所有する地上4階の旧店舗の建物は無償譲渡され、松田会が費用を負担し解体する。
 通勤通学客が利用する駐輪場がなくなるため、市は今月中に仮設駐輪場を旧店舗西側と多賀城駅北側の市有地に設ける。

 土地の売買について、長崎屋の広報担当は「担当者がいないのでコメントできない」、松田会も「不動産会社に任せている」と話している。

 市などによると、長崎屋は主に来年以降の固定資産税の支払いを避けるために土地を売却。松田会は診療所を設置する構想を持っているという。
 長崎屋は、所有分以外の土地を別の地権者三者から09年9月末までの契約で借りており、今後は残りの土地の活用方法が焦点となる。

 店は02年に閉店するまで15年間営業。跡地買収に名乗りを上げる企業が複数現れたが、頓挫してきた。市は04年、駅南側にパチンコ店やカラオケボックスなどの建築を禁止する地区計画を定め、遊技場の立地を規制してきた。

 多賀城駅周辺では、仙石線を高架化する県の連続立体交差事業、市の区画整理事業が進行中。駅北側には市が出資する多賀城駅北開発株式会社が2棟の再開発ビルを建てる計画がある。

 菊地健次郎市長は「市としては駅前には食料品も扱う多目的な施設ができてほしいと考えている。今回の動きをきっかけに駅前の再開発が進められればいい」と期待している。

161荷主研究者:2008/12/30(火) 01:52:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081124t15017.htm
2008年11月24日月曜日 河北新報
高速バス 仙台―古川線の定期運賃値上げ

 宮城交通(仙台市)は23日までに、グループ会社ミヤコーバス(仙台市)の仙台―古川線高速バス定期運賃を12月1日に引き上げることを決めた。同社は「燃料費の水準が依然として高いため」としている。

 仙台―古川間は通勤定期が1カ月当たり2万7000円(現行2万5000円)、通学定期が2万5000円(2万3000円)にそれぞれ値上げとなる。同路線の仙台―高速三本木間では、通勤定期が2万2500円(2万一1000円)、通学定期が2万500円(1万9000円)となる。

162荷主研究者:2008/12/30(火) 01:53:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081124t75015.htm
2008年11月24日月曜日 河北新報
仙台―蔵王線共同運行実施 宮交と山交

 宮城交通(仙台市)と山交バス(山形市)は12月6日―来年3月31日、仙台―蔵王線で高速バスを共同運行する。同線は7月から運休していたが、スキー客の利用を見込み再開する。

 1日2往復の運行で、JR仙台駅と蔵王温泉バスターミナル(山形市)を1時間40分で結ぶ。仙台出発は午前8時と午前10時で、蔵王は午後3時と午後4時半。片道運賃は大人1500円、小児750円。予約制。連絡先は宮城交通仙台駅前西口案内所022(267)1777。

163荷主研究者:2008/12/30(火) 01:53:50

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/11/20081126t11048.htm
2008年11月26日水曜日 河北新報
「荷さばき帯」好評 仙台・勾当台公園南側
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仙台市が開設した青葉区の勾当台公園市民広場南側の荷さばき駐車帯

 仙台市が青葉区の勾当台公園市民広場南の市道に開設した貨物車両の「荷さばき駐車帯」が、運送会社の運転手らに好評だ。交通混雑の緩和を目的として17日に設置し、連日、貨物車両が次々と駐車している。市交通政策課は今後、東四番丁通(青葉区)でも開設しようと、地元商店街と協議を始める。

 荷さばき駐車帯は、市道の西側車線の長さ50メートルで、2トントラック5台が駐車できる。午前7時から午後5時までの限定で、それ以外の時間帯はタクシー乗り場となる。1回の利用時間は30分以内で無料。

 25日昼すぎ、駐車帯には4台のトラックが止まっていた。以前は有料駐車場を使っていたという運送会社の男性社員(22)は「料金がかからないし、駐車違反にもならないので助かる」と話し、トラックから荷物を降ろしていた。

 荷さばき駐車帯の開設は、路上駐車の取り締まりが強化された2006年6月の改正道路交通法の施行がきっかけ。仙台商工会議所、県警などと協議を重ね、これまでに宮城野区の宮城野通、青葉区の国分町通と北一番丁通に駐車帯を開設した。

 今後、東四番丁通で導入を検討するほか、07年10月に試験開設した佐々重ビル前(青葉区)など市中心部の4カ所も、本格設置に向けて関係者と交渉を進めている。

164荷主研究者:2008/12/30(火) 01:54:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081127t12029.htm
2008年11月27日木曜日 河北新報
卸町にクリエーティブ産業集積 仙台市、独自の助成制度

 仙台市は26日までに、若林区の卸町地区にデザインやデジタルコンテンツ、映像制作といったクリエーティブ産業(創造型産業)の集積を図るため、独自の助成制度を創設する方針を決めた。最大で、固定資産税など相当額の100%を5年間助成。2009年1月1日から導入し、「卸」に特化した街のイメージからの脱却を狙う。業種と地区を限定した助成制度は全国で初めてという。

 対象は卸町1―3、5丁目の約60ヘクタール。立地に当たって土地や建物、コンピューター機器など1000万円を超える設備投資をするのが条件で、賃貸やリースにも適用する。

 助成は市外からの新規進出の場合、固定資産税など相当額の100%。市内他地域から移転する場合は、雇用増や規模拡大に伴う既存設備の拡大部分に限り90%(3年間)を交付する。

 卸町は流通商業地域として古くからの問屋が軒を連ねる一方、近年は演劇工房、建築アトリエ、音楽スタジオ、画材店などが立地し、芸術活動の拠点になりつつある。

 15年度には地下鉄東西線の「卸町駅」が開設される。市都市計画審議会はことし2月、複合型市街地の形成を目的に、原則として卸売業に限定していた駅予定地周辺の土地利用を、マンションや商業施設の建設が可能になるよう緩和した。

 集積を目指すクリエーティブ産業は芸術分野とのかかわりが深い。卸売業を取り巻く環境が厳しさを増す中、「クリエーティブ産業を仲立ちにして、卸町の産業全体を高度化、高付加価値化するきっかけになる」(仙台卸商センター)との期待も高い。

 市は「都市基盤の整備と産業政策を融合させ、地域の特色を形成する。将来の街づくりを考えるモデルにしたい」(経済局)と話している。

165荷主研究者:2008/12/30(火) 01:55:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081127t11034.htm
2008年11月27日木曜日 河北新報
広告付きバスシェルター年度内60カ所新設 仙台市

仙台市交通局が本格導入する広告付きバスシェルター=青葉区のバス停「春日町(上り)」

 仙台市交通局は、市内5カ所に試験的に設置していた広告付きバスシェルター(屋根付きバス停)を本格的に導入する。2008年度末までに60カ所の新設を目指す。

 「木町通小学校前(下り)」など、屋根の付いていないバス停を中心に市内全域に設置。屋根が白く、光が差し込んで明るくなるデザインを採用する。

 市の条例で、ビルなどの壁面広告は全体の3分の1以下という許可基準がある。市の屋外広告物審議会が特例措置として、今年4―7月末まで5カ所の試験設置を認めていた。条例改正はせず、新たに設置する60カ所も特例で認める。

 利用者を対象にしたアンケート(888件)で、導入した方が良いとの回答が757件(約85%)に上ったため、7月末に開いた局内審査委員会で導入を決めた。

 事業は、バス停の設置や管理を請け負う民間業者が、経費を広告費で賄う内容。市側は、バス停改築費として年約900万円を削減できる。

 市は10年後の18年ごろまでに、約2100カ所のバス停の4分の1に当たる約500カ所に設置する計画だ。

166荷主研究者:2008/12/30(火) 02:01:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081129t12013.htm
2008年11月29日土曜日 河北新報
東北電子工業が部品納入へ EVエナジー宮城

 宮城県大和町で、28日に着工したハイブリッド車用電池製造最大手パナソニックEVエナジーの宮城工場に対し、電子部品製造の東北電子工業(石巻市)が部品を納入することが決まった。部品は電池用の樹脂ケースで、東北電子は受注決定に伴い新工場を建設する。EVエナジー関連で地元企業の受注は初めて。車載用電池は需要拡大が見込まれる分野だけに、地元参入にも弾みがつきそうだ。

 樹脂ケースはニッケル水素電池用で、宮城工場分を全量生産する。EVエナジーは、愛知県の小島プレス工業を経由して子会社のハマプロト(愛知県三好町)に部品を発注。東北電子はハマプロトの協力企業として生産する。

 東北電子は、今回の受注に伴い石巻市北村に十数億円をかけて新工場を建設。EVエナジー宮城工場の稼働に合わせて2009年2月に着工し、6月に完成させる。生産量は宮城工場に対応させる。

 ハマプロトは物流コスト削減とリスク分散の観点から、EVエナジー宮城工場から一時間以内の距離で協力工場を探していた。みやぎ産業振興機構から推薦された6社を技術力や経営基盤、経営姿勢などから比較検討。「地域とともに歩む姿勢とコスト競争力がある」(関係者)として東北電子を選んだという。

 EVエナジーの林芳郎社長は「東北電子は高い技術を持った企業。ほかにも東北には技術力のある企業が多く、今後も地元とさまざまな連携をしたい」と話している。

 東北電子工業は1980年設立。資本金5700万円。08年3月期の売上高は約40億円。従業員約500人。主な事業は電子部品の設計・製造、樹脂成形など。

167とはずがたり:2008/12/30(火) 18:49:26

貸し切りバス今月4社撤退 宮城 DC特効薬ならず
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081229t13014.htm

 「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」の最終月の12月、宮城県内で観光貸し切りバス業者4社が相次いで廃業・撤退した。規制緩和で過当競争が激化していたところに岩手・宮城内陸地震、夏場の燃料高に見舞われた。「1カ月間にこれだけ集中するのは珍しい」(東北運輸局宮城陸運支局)といい、大規模な観光宣伝も、構造不況を抱えるバス業者の特効薬にはならなかったようだ。

 事業廃止を決めたのは、帝産富士交通(仙台市宮城野区)と仙台シティ・アクセス(同)。気仙沼交通観光(気仙沼市)は会社は存続するが、バス部門を廃止した。

 常交観光自動車仙台営業所(岩沼市)は親会社の新常磐交通(いわき市)に事業を統合し、案内所に変更する。

 相次ぐ撤退の原因に挙げられるのが、規制緩和による値下げ競争。2002年にバス事業が免許制から許可制になって業者数が64社から113社(昨年12月)に増え、旅行代理店経由の仕事は買いたたかれるようになった。

 ある経営者は「新規参入組は低価格を打ってくる。われわれ古参組は代理店から、この値段で受けられないのなら他に回すと言われる」と話す。今回、撤退した業者は従業員を雇用する中堅が多く、社長が営業から運行管理までを行う個人業者は何とか事業を続けている。

 別の経営者は「車両整備など安全運行には費用が掛かるのに、まじめな会社ほど損をしている」と憤る。

 規制緩和のほかにも、経営難に拍車を掛けたのが、夏場にかけての燃油高騰と6月の内陸地震。軽油単価は1リットル100円台から、8月のピーク時には160円台に跳ね上がった。昨年4月に別会社から独立した仙台シティ・アクセスの関係者は「DCによって収入は増えたものの、燃料がそれを上回るペースで高騰し、経営を圧迫した」と語る。

 常交観光自動車は、関西圏のツアー客がお得意さまだっただけに、内陸地震以降、阪神大震災を知る観光客が手控えたのが響いた。

 一時は150台を所有した宮城交通(泉区)も、28台に減らしている。DC期間中の収入は前年同期に比べ10%増えたが、名倉緒・社長室次長は「競争は厳しく、規模より質を追求するほかない」と頭を悩ませる。
2008年12月29日月曜日

170荷主研究者:2008/12/31(水) 02:59:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081201t13038.htm
2008年12月01日月曜日 河北新報
待望の開通祝う 栗原中央大橋

 宮城県栗原市築館宮野の迫川に架かり、築館と志波姫の両地区を結ぶ「栗原中央大橋」が完成し30日、開通式が現地で開かれた。関係者ら約400人が開通を祝った。

 佐藤勇市長が「県内一広い栗原市をスムーズに移動するため、栗原中央大橋は東西の交通を担う重要な橋となる」とあいさつ。佐藤市長や高橋義雄市議会議長らがテープカットした後、出席者は地元の築館小と志波姫小の両金管バンドの演奏に祝福されて渡り初めをした=写真=。

 栗原中央大橋は長さ204メートル。栗原中央線として、国道4号と市道大林線を結ぶ。2004年に着工し、事業費は約22億円。

 築館と志波姫を最短で結ぶ生活道路として従来利用されていた橋は狭く、車1台が通れる幅しかなかった。宮野地区には中核病院の市立栗原中央病院があり、開通により住民の生活や防災、救急医療などの利便向上が期待される。

171とはずがたり:2008/12/31(水) 10:35:47
>>170
みんなして注目の栗原中央大橋ぐらいもうとっくに>>142で貼り付け済みだでね。

172荷主研究者:2008/12/31(水) 21:09:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081203t13034.htm
2008年12月03日水曜日 河北新報
仏政府機関から認定 東北大共同ラボ 協定締結

東北大の井上総長(中央)ら関係者が調印した

 東北大がフランスの2大学と連携して設置する日仏ジョイントラボラトリー(共同研究所)が、フランスの基礎科学研究行政機関「国立科学研究センター(CNRS)」の認定を受け、各大学・機関の代表が2日、仙台市青葉区の東北大片平キャンパスで協定を結んだ。

 共同ラボを設置するのは、フランスの国立応用科学院(INSA)リヨン校と国立中央理工科学校リヨン校(ECL)。これまでの協力関係を生かし、生命科学、ナノ・マイクロ材料、流体力学など5分野で研究者の交流や共同研究を進める。

 CNRSに認定され、フランス政府から毎年運営費が交付されるほか、国際的な信用を得たことで、外部の研究資金獲得が見込まれる。

 調印式には東北大の井上明久総長ら各学長、CNRSのキャサリン・ブレシニャック理事長が出席し、協定書にサインした。井上総長は「調印は新たなスタート。3校の友情と協力が強く深いものであるために、できる限りサポートをしていきたい」とあいさつした。

 CNRSが認定するラボは日本で7番目。東北大は4年後を目標に、CNRSの国際研究拠点を学内に設ける方針。

173荷主研究者:2008/12/31(水) 21:53:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081209t12029.htm
2008年12月09日火曜日 河北新報
屋台村19日開業 利府駅前・りふレ横丁

開店の準備が進む「りふレ横丁」

 宮城県利府町のJR東北線利府駅前を活性化しようと、同町のタウンマネジメント機関(TMO)「株式会社まちづくり利府」が開設計画を進めていた屋台村「りふレ横丁」が、19日に営業を開始する。用意する飲食店8店舗分の区画のうち、内定した6店舗が出店に向けて内装などの準備に取り掛かっている。

 店舗はいずれも広さ20平方メートルで、4店舗ずつが向かい合う形で配置される。出店が内定しているのは、仙台市や多賀城市、利府町などの飲食店経営者らで、そば、おでん、焼き肉、たこ焼き、焼き鳥、ラーメンなどを扱う予定となっている。

 まちづくり利府は11月中の開業を目指していたが、建築確認などの手続きが遅れたため、開店日がずれ込んだ。

 開業に間に合わない2店舗分のうち1店舗は出店希望者と交渉中で、もう1店舗は出店者を募集中。飲食店の区画とは別に出店する予定だった軽食販売の店は来春の開設を検討している。

 屋台村は、町が所有する駅前広場の一部を3年間をめどに借り、商業施設の少ない駅前ににぎわいを創出するのが目的。イベント広場、休憩できる仮設テントも設ける。

 19日は午後6時に営業を開始。テープカットや音楽ライブで開業を祝う。開業日前に試験的に開店する予定の店舗もあるという。

 まちづくり利府で屋台村の企画を担当してきた中村肇事務長(68)は「おいしい物を安く楽しく食べられる場所になってもらいたい。出店者と力を合わせて大勢の人に来てもらう環境づくりをしていく」と力を込める。

174荷主研究者:2008/12/31(水) 21:54:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081209t11030.htm
2008年12月09日火曜日 河北新報
仙台圏有料道 県、運営移管を国に要請へ

 村井嘉浩知事は8日の宮城県議会11月定例会本会議で、東日本高速道路と県道路公社で管理区間が混在する仙台都市圏の有料道路について「管理運営主体の再編があっても良いのではないか」と述べ、管理区間の相互移管を念頭に国と協議する考えを示した。渥美巌議員の一般質問に答えた。

 管理主体の違いで料金割引に格差が生じている現状を踏まえ、村井知事は「県道路公社が持っている道路を国(東日本高速道路)に買い取っていただけるのであれば、これに越したことはない」と表明した。

 仙台都市圏の有料道路のうち、県道路公社が管理しているのは、三陸道利府中―鳴瀬奥松島インターチェンジ(IC)間(18キロ)と仙台南部道路(11キロ)の2区間。これらと接続している東北道や仙台東部道路は東日本高速道路が管理している(地図)。

 仙台北部道路の富谷ジャンクション―利府しらかし台IC間が来年度開通すると、仙台都市圏に有料環状道路が完成する。高速道路ネットワークの有効活用に向けて県は、国土交通省や東日本高速道路に管理区間の再編と料金体系の再構築を働き掛ける。

 国交省と高速道路各社は、政府の総合経済対策の一環として9月から高速道路の夜間割引を拡充。しかし、地方管理の有料道路は適用外で利用者から不満の声が上がっている。

175荷主研究者:2008/12/31(水) 21:54:56

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/12/20081210t12035.htm
2008年12月10日水曜日 河北新報
セントラル自、22日着工 最先端工場目指す
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 トヨタ自動車は9日までに、車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新しい本社・工場の起工式を22日、宮城県大衡村の第二仙台北部中核工業団地の進出予定地で行うことを決めた。世界的な景気悪化で自動車は販売不振に陥っているが、トヨタはセントラルについて「能力増強ではなく老朽化した工場の移転。市場回復に備え、小型車の生産拠点の整備は必要」(幹部)と判断。宮城進出を当初の計画通り進める。

 トヨタにとってコンパクトカーの最先端工場を目指す新工場となり、稼働も計画通り2010年秋の見通し。

 セントラルは今年10月にトヨタの完全子会社になり、200億円規模の資本増強も検討されるなど、トヨタが国内第三の生産拠点と位置づける東北で中核的存在となる。

 移転に伴う事業費は当初490億円程度を見込んでいたが、自動車市場の低迷から投資額の精査を進めており、数十億円規模で圧縮する見通し。

 稼働当初は一つの生産ラインでスタート。市場動向次第だが、初年度は現在の本社工場と併用のため、年産数万台となる見込み。1年以内に完全移転する。当面は国内や北米輸出向けを中心に生産し、将来的には地の利を生かしてロシアや中国東北部への輸出も検討する。

 敷地面積は44ヘクタール。プレス、溶接、防錆(せい)、組み立て、塗装、成形の各工場から成り、総延べ床面積は約10万平方メートル。単位面積当たりの生産効率をグループで最高レベルにし、初期投資や稼働コスト、消費エネルギーも削減する。

 産業ロボットを多用し、生産台数や車種の変化に柔軟に対応できる「多種混流ライン」を採用。省エネや二酸化炭素削減にも力を入れる。遊歩道設置や緑化も行い、地域に開かれた工場にする。

176荷主研究者:2008/12/31(水) 21:55:53

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/12/20081210t72027.htm
2008年12月10日水曜日 河北新報
値下げ競争激化 ツアーバス 安さ売り、予約も手軽
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値下げ競争激化の引き金となった東京行きのツアーバス=仙台市宮城野区榴岡

 仙台と東京を結ぶバス路線の値下げ競争が激化している。安さに加え、インターネット予約の手軽さをアピールするツアーバスの参入増加が競争の引き金を引いた。既存の高速バスは乗客が減っており、巻き返そうと運賃引き下げで対抗を始めた。

 同路線のツアーバスが増えたのは、2004年ごろから。現在、JR新宿駅や東京駅行きなどの東京路線で9社前後が参入。最安値は平日の昼行便が片道2700円ほど、平日夜行便が3000円ほど。従来の高速バス運賃に比べ3000円ほども安く、ほぼ半値の水準だ。

 集客も好調。仙台―新宿線を1日8便運行する業界最大手のウィラー・トラベル(大阪市)は、7月に便数を倍増させた効果も加わり、10月の乗客数が前年同月比で約2倍に達した。予約はネット経由が80%ほどと大多数。同社は「ネット予約はその場で決済もでき、手軽さが若者に受けている」と分析する。

 仙台と東京を結ぶバス路線はもともと宮城交通(仙台市)、JRバス東北(同)、東北急行バス(東京)の乗り合いバス会社3社が運行。東北運輸局によると、3社の東京路線の乗客数は、07年度に8路線中5路線で前年度比10―30%も減った。運輸局は「安いツアーバスに客が移った」とみている。

 乗客の減少を受け、既存の乗り合いバス会社も値下げで対抗を始めた。

 JRバス東北は今年5月から来年1月末までの期間限定で、仙台―新宿線で一律6210円だった運賃を平日の昼や夜などに区分し、それぞれ割引運賃を設定。平日昼行便は3000円などとし、ツアーバスと肩を並べる運賃にした。値下げ後、この便の1カ月当たりの乗客数は約3倍に増えたという。

 このほか東北急行バスも7月に、宮城交通は今月に入って運賃を引き下げた。宮城交通はネット経由で予約、決済すればさらに安くなるサービスも導入する。

 こうした状況について、宮城大学の徳永幸之教授(交通計画)は「単純な料金競争で高速バスが淘汰(とうた)されれば、消費者は定時運行バスの選択肢を失う恐れがある」と指摘。過熱した競争の行方を懸念する声もある。

[ツアーバス] 旅行会社が貸し切りバスを使った旅行商品を企画し、参加者を募集する形で運行される。使用するバスは旅行会社所有の場合もあるが、貸し切りバス事業者に委託するケースも多い。事前に届け出たダイヤ通りの運行が道路運送法で義務付けられている高速バスと違い、ツアーバスは一定の参加者が集まったときに運行すればよく、料金を安くできる。

177荷主研究者:2008/12/31(水) 21:56:29

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/12/20081212t12018.htm
2008年12月12日金曜日 河北新報
トーカロ、宮城・大郷進出 来年にも工場建設
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 機械部品の表面処理加工大手で東証一部上場のトーカロ(神戸市)が、宮城県大郷町の川内流通工業団地への進出を固めたことが11日、分かった。早ければ2009年にも工場建設に着手する。半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が10年4月、同県大和町に大規模工場を稼働させるのに対応する。用地取得に向け最終調整を行っている。

 エレクトロンの宮城工場の注文に迅速に対応するには、付近への拠点整備が必要と判断した。東北の中核拠点として営業機能も充実させ、集積が見込まれる自動車産業などからの受注も狙う。

 エレクトロンは大和町で半導体製造用エッチング装置を製造する予定。トーカロの新工場は主に、その部品に絶縁皮膜を形成する加工などを行う。工場の規模や設備投資額などの詳細は検討中で、敷地は1ヘクタール程度の見込み。

 稼働開始はエレクトロンの生産動向に合わせ、人員も受注動向に合わせて段階的に増やす。

 トーカロは、コーティング材料を熱で溶かして部品表面に皮膜をつくる「溶射」分野で4割のシェアを持つ国内最大手。溶射事業の売上高の約3割はエレクトロン向けで、最大の納入先となっている。

 トーカロは、資本金26億5800万円、08年3月期の連結売上高は243億5900万円、社員は9月末現在で568人。

178荷主研究者:2008/12/31(水) 21:57:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081213t12044.htm
2008年12月13日土曜日 河北新報
東京エレクトロン着工延期 半導体市況見極め

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は12日、2010年4月に宮城県大和町で稼働を予定していた新工場の着工について、当初予定の09年4月から延期すると発表した。最低でも半年以上遅れ、稼働時期も遅れる見通し。世界的な景気悪化で半導体市場は大きく冷え込んでおり当面、回復の見通しが立たないと判断した。

 同社は「設備投資額や工場の規模などの計画自体に変更はない」(広報・IR室)と強調。東北で200―300人規模を予定する新規雇用も「大きく減らすつもりはない」(同)としている。工場用地も予定通り09年春に30ヘクタールを購入するという。

 これまでの計画で新工場は、生産棟など3棟(総延べ床面積7万2000平方メートル)を県の工業団地「大和リサーチパーク」に建設。生産子会社の東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)と山梨事業所に分散する半導体製造用エッチング装置の開発・製造機能を集約するとしていた。

 しかし東芝が北上市に予定していた大規模半導体工場の着工が延期見通しとなるなど、取引先の半導体メーカーが設備投資を相次いで先送り。「今後の半導体や製造装置の市場回復の見通しが立つまで」(東京エレクトロン)、着工延期を決めた。

 今後の見通しについて東京エレクトロンは「来春に市況回復の見通しが立てば、着工時期を決められる。確率は高くはないが、最短で半年程度の遅れで済む可能性もある」と説明している。

 同社は半導体製造装置の売上高で世界第2位。世界的な半導体不況に見舞われ、09年3月期決算(連結)の業績予想は純利益が80億円で92.5%減を見込むなど、厳しい経営環境にあった。

 村井嘉浩宮城県知事は「やむを得ない判断とは思うが大変に残念だ。景気が回復したら直ちに着工していただけると祈っている」と話した。

179荷主研究者:2008/12/31(水) 21:58:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081214t11015.htm
2008年12月14日日曜日 河北新報
松島水族館移転 公園整備地を貸与 仙台市検討

 マリンピア松島水族館(宮城県松島町)の仙台港背後地(仙台市宮城野区など)への移転計画で、仙台市が、背後地に整備する高砂中央公園への立地受け入れを検討していることが13日、分かった。

 水族館は2011年度の開業を目指しており、市は5億円規模の出資なども念頭に、移転計画を支援する見通しだ。

 高砂中央公園は仙台港背後地土地区画整理事業の一環として、市が整備する都市公園。仙台東部道路・仙台港インターチェンジ(仮称)の建設予定地の東約14.5ヘクタールに、運動施設や広場などの配置を計画している。

 市は水族館の移転地選定について、高砂中央公園の整備計画を見直し、土地を一部、水族館に貸す形で建設を認めることが可能と判断。水族館側は11月、市に公園使用の許可を申し出た。

 松島水族館をめぐっては、運営する仙台急行(仙台市)が6月末、松島町外への移転を発表。7月中旬、西条直彦社長が梅原克彦仙台市長に対し、仙台港背後地への移転と支援を要請した。

 新水族館は、施設や駐車場など敷地面積1万平方メートル以上を想定。当初は今秋にも新会社を設立し、背後地内に用地を取得して建設する方針だった。事業化を進める中で、市公園用地の一部を借り受ける案が浮上した。

 事業費の確保など流動的な部分はあるが、公園に立地すれば、80億円超とされた事業費は70億円程度に圧縮される見通し。仙台急行は銀行や国の外郭団体からの融資に加え、証券化による地元企業などからの出資を見込み、資金調達の枠組み作りを急いでいる。

 仙台市は10月、企業立地助成制度を見直し、テーマパークなどの広域集客型産業を対象として追加。固定資産税など相当額の100%を最大5年間にわたって助成する優遇措置で、水族館も対象になるとみられる。

 市は「有力な候補地として、公園への受け入れを検討している。詳細な事業計画が固まった上で、具体的な対応を協議する」と話している。

180荷主研究者:2008/12/31(水) 22:33:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081216t12026.htm
2008年12月16日火曜日 河北新報
仙台駅前再開発 西武百貨店が撤退 計画暗礁に

 仙台市のJR仙台駅西口で商業ビルなどを建設する「駅前中央南地区再開発構想」で、西武百貨店(東京)が、地権者6法人でつくる「中央南地区まちづくり協議会」からの脱退をほかの法人に伝えていたことが15日、分かった。計画していた商業ビルへの百貨店の出店も見送る。2015年度の地下鉄東西線開業に合わせ進めていた仙台駅前の一大プロジェクトは暗礁に乗り上げそうだ。

 景気の後退による業績悪化などが脱退の理由とみられる。西武百貨店の山下国夫社長らが各法人に方針を伝えており、16日に開かれる協議会の会合で正式に説明する。

 再開発予定地の面積は約1万5600平方メートル。協議会は、西武百貨店の出店を前提として12階の商業ビルと、35階のオフィスビル建設を計画。早ければ09年1月にも、準備組合を発足させる予定だった。西武百貨店の所有面積は約1800平方メートル。

 主力テナントの脱退を受け、協議会は新たな出店企業探しや、再開発計画の見直しを迫られる見通し。

 中央南地区をめぐっては、地権者7法人による一体開発を計画していたが、北東角地の不動産会社が07年2月、西武百貨店とのあつれきから協議会を離脱した。さらに、仙台市の梅原克彦市長が一体開発以外は認めないことを地権者に説明し、協議が中断しかけた。

 6法人は、市が一体開発の断念を決めた今年3月ごろから再び協議を本格化。建物周辺へのペデストリアンデッキの設置など都市貢献事業を盛り込み、仙台市も容積率の大幅な緩和を検討していた。

 西武百貨店は1991年と96年、2001年に中央南地区への出店を計画したが、いずれも実現していない。

 協議会の脱退と出店見送りについて、西武百貨店を運営するミレニアムリテイリング(東京)広報は「窓口は中央南地区まちづくり協議会に一本化している」と話している。

181荷主研究者:2008/12/31(水) 22:34:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081217t12011.htm
2008年12月17日水曜 河北新報
西武、撤退を正式表明 仙台駅前中央南地区再開発

西武百貨店が正式に出店見送りを表明したJR仙台駅西口の中央南地区

 仙台市のJR仙台駅西口の再開発構想で、西武百貨店(東京)は16日、地権者6法人などでつくる「中央南地区まちづくり協議会」の会合で、百貨店出店の見送りと協議会からの脱退を正式に表明した。約1800平方メートルの所有地については、売却を含め再開発事業に影響が出ないよう協力する意向を伝えた。

 関係者によると、会合で西武百貨店の山下国夫社長は、景気悪化の影響を受けた百貨店業界の厳しい情勢を説明。準備組合の設立目前での方針転換を陳謝したという。

 引き続き地権者は今後の対応を話し合い、12階の商業ビルと35階のオフィスビル建設などの計画を継続することを確認。西武百貨店に替わる新たなテナント探しについても検討する方針を決めた。

 協議会は、2015年度の市地下鉄東西線開業に合わせ事業を計画。09年度内の準備組合の設立を目指す。ビル周辺へのペデストリアンデッキの設置や、西隣の「仙台朝市」への連絡路の確保など、都市貢献事業も検討している。

 再開発予定地の面積は約1万5600平方メートルで、西武百貨店など6法人と仙台市が所有する。中央南地区への同百貨店の出店見送りは1991年と96年、2001年に続き4回目だが、所有地問題が解決すれば、再開発事業が一気に加速する可能性もある。

182荷主研究者:2008/12/31(水) 22:42:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081224t12025.htm
2008年12月24日水曜日 河北新報
トヨタ東北、新工場の稼働延期 建設方針は変わらず

 世界的な自動車販売の落ち込みを受け、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)は23日、同社敷地内で2010年末の稼働を目指していた新エンジン工場の稼働時期や総事業費を見直す考えを明らかにした。市場動向を見極めながら見直しを進める方針で、現段階で着工時期や金額は未定。同社は「工場新設の計画自体や規模などに変更はない」としている。

 トヨタは22日、2009年3月期に初の連結営業赤字に転落する予想を発表。工場新設や拡張などの生産能力増強を世界のほぼすべてで延期か縮小する方針も表明した。宮城工場の稼働時期見直しも、この一環。

 トヨタ東北は、他工場の生産設備の活用や工場の省スペース化などで事業費の圧縮を進める。杉山正美社長は「着工は、トヨタ本体で生産台数や車種の計画を決めた上での判断となる。もともと工場建設スケジュールに余裕があり、市場の回復が早まれば、それほど遅れずに済む可能性もある」と話している。

 宮城工場の計画は、21ヘクタールの敷地に事業費500億円を投じ、年間20万基のエンジンを生産できるラインを2つ整備。エンジンは排気量1300ccの小型車向け新型4気筒で、環境対応の低燃費型としていた。世界的な自動車販売不振の中で、比較的堅調だった小型車の売れ行きも鈍り、既存のエンジン工場の稼働率も下げ始めていた。

183荷主研究者:2008/12/31(水) 22:42:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081227t13028.htm
2008年12月27日土曜日 河北新報
商店街組織、店じまい 加盟減で運営できず 仙台

解散を決めた旭ケ丘商店街協同組合。商店街の地図をデザインした看板(右)は組合活動が活発なころに作られた=仙台市青葉区旭ケ丘3丁目

 仙台市青葉区の旭ケ丘商店街協同組合が今月末で解散する。後継者難や売り上げ低迷で加盟店の廃業と脱会が相次ぎ、運営できなくなった。市内では5月に桜ケ丘商店会(青葉区)も同様の理由で解散した。大型店やアウトレットモールの進出が相次ぐ一方で、商店街の衰退を印象づけている。

 旭ケ丘商店街協同組合は9月の総会で解散を決めた。今年に入り、加盟店のうちスーパーなど数店が店じまい。数店は組合費の負担感の増大を理由に脱会した。加盟店はピーク時の3分の1に満たない15店に減り、組織を保てなくなった。

 解散に伴い、仙台商工会議所が全市的に展開する歳末セールにも参加していない。解散後は任意団体として活動する。

 組合は前身の商店街を経て1996年、約50店で発足。「森林通り商店街」の愛称で各種セールなどに取り組んだ。跡継ぎがいなかったり、大規模商業施設の出店で売り上げが伸び悩むなど、近年は加盟店減少に歯止めがかからなかった。

 門馬直人理事長(56)は「努力したつもりだが、資本力や経営規模の勝負になり、商店街として生きていけなかった」と肩を落とす。

 桜ケ丘商店会は加盟店が全盛期の半分以下の26店に減り、解散した。コンビニエンスストアと大型スーパーの進出が響き、閉店が続いた。
 元会長の会社役員水野四郎さん(70)は「組合員が高齢化し、役員のなり手もいなかった」と説明する。

 仙台市内の商店街組織では2007年にも木ノ下商興会(若林区)と南町会(青葉区)が解散している。
 木ノ下商興会は12店が加盟していたが、市地下鉄東西線の建設で移転を余儀なくされたのを機にほとんどの店が商売をやめた。

 市は「主に郊外の商店街で、経営不振というより後継者不足が響いたのではないか。今後も複数の商店街が解散する深刻な事態になるとは考えていない」と話している。

184荷主研究者:2008/12/31(水) 22:44:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081227t12017.htm
2008年12月27日土曜日 河北新報
仙台・オフィスビル空き室率上昇 陰で賃料値引きも

 仙台市でオフィスビルの空き室率が上昇を続けている。数年前のミニバブルの中で着工したビルが、バブルがはじけた今になって続々、完成。空き室率の悪化は供給過剰が原因とみられている。このため一部では賃料の値引きも始まっているという。景気の急速な悪化によるオフィス需要の減退も加わって、ビルオーナーからは「空き室がどうにも埋まらない」と悲鳴が上がっている。(報道部・須藤宣毅)

<過去最悪に迫る>
 JR仙台駅東口の8階建て新築オフィスビルで11月下旬、内覧会が開かれた。貸主は、デベロッパーのランド(横浜市)。同社は付近でも14階のビルを建設中で、「開発着手前から、市況悪化は予想していた」と営業の厳しさを覚悟している様子だ。

 ビル仲介業の三鬼商事によると、仙台市のオフィスビルの平均空き室率は今年4月末現在で10.18%と2006年2月以来、2年2カ月ぶりに2けた台を記録。9月末には12%ちょうどと3年8カ月ぶりの水準にまで悪化した。11月末は12.40%で過去最悪の04年の13.69%にじりじりと迫っている。

 全国と比べても仙台市の水準は悪い。大都市圏の11月末現在の平均空き室率は東京4.56%、名古屋8.54%で、厳しい景況が続く札幌も10.08%と仙台を2ポイント以上も下回る。

<入居わずか3割>
 空き室率を押し上げている直接の原因は、新築ビルの不振。既存ビルは前年同期比1.91ポイント増の10.32%に対し、新築は35.26ポイント増の45.73%と空き室が半分近い。今春の完成ながら70%が空き室というビルもある。

 背景にあるのはオフィスビルの建設ラッシュ。「ここ数年、仙台市に不動産ファンドマネーが流入し、ビルなどを再開発して売却する不動産流動化事業が活発化した」(不動産コンサルタント)。建て替えも重なり、三鬼商事によると今年だけで990平方メートル以上の比較的大きいオフィスビルが市内で14棟も完成した。

 今やミニバブルははじけ、景気の急速な悪化とともにオフィス需要も減衰気味。今年8月、JR仙台駅直結の1等地に開業した地上19階の「仙台マークワン」も例外ではない。仙台パルコの入居で注目を集めたが、オフィス部分の入居率は3割にとどまる。

<来年は7棟追加>
 同ビルの管理運営会社会長で、仙台ビルディング協会の佐々木正一会長は「オーナーは既存ビルも含め耐震性向上、安全対策、IT化に金をかけている。賃料を上げたいのを経済情勢から抑えているが、それでも埋まらない」と嘆く。

 仙台市の平均賃料は11月末現在、3.3平方メートル当たり9337円。新築が増えたにもかかわらず、1年前の水準と変わらない。業界関係者は「賃料が表に出ない形で、個別交渉での値引きも始まった」と言う。

 仙台圏に進出予定の一部工場が着工を延期するなど、景気悪化が深刻さを増す中、新築ビルは09年に7棟が加わる。10年には東北一の高層ビルとなる「仙台トラストタワー」など2棟が完成する予定だ。三鬼商事仙台支店は「新規供給はしばらく続き、需要はさらに緩むかもしれない」とみている。

185荷主研究者:2008/12/31(水) 22:44:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081227t12049.htm
2008年12月27日土曜日 河北新報
東日本急行も撤退へ 仙台空港高速バス

 東日本急行(仙台市)は26日までに、仙台空港と仙台市内を結ぶ高速バス路線を来年1月末で廃止すると東北運輸局に届けた。乗客数が低迷し、採算の見通しが立たないため。同社の撤退で、仙台空港と市内を結ぶ高速バスはなくなる。

 同社は昨年3月、仙台空港路線に参入。泉区役所やJR仙台駅と仙台空港を約1時間で結んだ。12月は1日に12往復運行していた。

 同社は採算ラインとして1便当たりの平均乗客数を10―12人と設定したが、実績は3.1人にとどまった。航空機の発着時刻に合わせて運行ダイヤを組み替えるなど、利便性向上を図ったが、乗客数は伸びなかった。
 同路線には愛子観光バス(仙台市)も参入したが、今年3月に撤退した。

187荷主研究者:2009/01/01(木) 13:38:02

http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2008/12/27/20081227ddlk04020117000c.html
2008年12月27日 毎日新聞 地方版
JR高速バス:乗客300万人を達成 古川−仙台間、9年5カ月で/宮城

 東北道を走りJR古川駅前と仙台中心部を結ぶJR高速バスが26日、99年7月の開業以来9年5カ月で乗車300万人を記録した。運行するJRバス東北会社は、この日午前10時半古川発のバスを利用し節目の乗客となった大崎市古川の公務員、佐藤幸美さん(33)に古川駅前で記念品や花束を贈った。

 ほぼ同じルートを走る新幹線と競合しながらも、料金の安さで乗客を増やした。平日27往復で、回数券使用で大人片道750円。JR内での競争となったが、今ではすみ分けが定着しているという。同路線は03年1月に100万人、06年8月に200万人を記録し、「黒字路線」になっているという。

 佐藤さんは「仙台に買い物に行くところ。本数が比較的多く利便性が良い」と話した。【小原博人】

188荷主研究者:2009/01/01(木) 13:38:33

http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2008/12/09/20081209ddlk04040194000c.html
2008年12月9日 毎日新聞 地方版
県内推計人口:1年で5232人減少、234万3767人/宮城

 県内の10月1日現在の推計人口は234万3767人(男113万7186人、女120万6581人)となり、1年間で5232人減少したと県が8日発表した。

 県統計課によると、1年間に生まれた子供は2万348人で、亡くなった人は出生数を519人上回る2万867人。転入者は12万436人で、県外転出者の12万5149人を下回った。

 県内で人口が増えた自治体は▽仙台市(2388人増)▽富谷町(1025人増)▽名取市(894人増)▽大和町(357人増)▽多賀城市(199人増)▽利府町(190人増)▽岩沼市(105人増)−−の7市町で、仙台とその周辺市町に限定された。他の29自治体はすべて減少、最も減ったのは石巻市の1592人減だった。【青木純】

189二階席:2009/01/13(火) 09:27:33
・・・ガラの悪い人が多いので困る、という話なのかとうっかり勘違い。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090113t13023.htm

「ガン飛ばしやめて」撮影者に警告 伊豆沼・内沼

 国内有数の渡り鳥飛来地の伊豆沼・内沼(宮城県栗原、登米市)周辺で、ガンをわざと飛び立たせ、写真撮影するケースが見られるようになり、県伊豆沼・内沼環境保全財団は「ガンの生活に悪影響がある。やめてほしい」と訴えている。

 財団によると、昨年12月、ガンを観察していた人から目撃例が複数報告された。日中、田んぼにいるガンの群れに近づいて手をたたいたり、物を投げるふりをしたりして飛び立たせ、写真撮影をしていたという。

 財団は「仙台・宮城デスティネーションキャンペーンなどで、写真愛好家の伊豆沼・内沼への注目度も高まったようだ」としながらも「自然のままの姿を撮るのがルール。沼周辺が安全に羽休めできる場所ではなくなり、ガンが寄りつかなくなる恐れがある」と懸念している。
 例年、冬の伊豆沼・内沼には、ガンの観察や撮影目的で多くの人が訪れる。

190とはずがたり:2009/01/13(火) 12:49:37
>>189
ためされる池沼 伊豆沼,ですな(笑)。
雁飛ばしって書いてくれないと普通は”メンチ切る”方を想像しますよねー。

191とはずがたり:2009/01/13(火) 17:03:43

この辺ですかねぇ
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=38/15/50.503&el=140/45/52.087&scl=25000&bid=Mlink

3年掛かる所を1年とは行政も頑張った方であろうけど,歩道橋1本で3年も掛かるんじゃ市議やっても1期に歩道橋1本が精々なんですな〜。

歩道橋設置間に合わず 仙台・愛子小
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090113t13025.htm

愛子小児童の通学路になる国道48号交差点。4月開校に歩道橋の設置が間に合わないことが明らかになった

 仙台市内で最も児童数が多い広瀬小(青葉区)から分離し4月に開校する愛子小(同)で、通学路の国道48号に設置する歩道橋が開校に間に合わないことが12日、分かった。道路下の水道管や電線の移設などの作業に時間がかかり、完成は今夏になる見通し。安全対策で歩道橋設置を求めてきた保護者や住民は「なぜ開校に間に合うように造らないのか」と不信感を募らせている。

 歩道橋は、国土交通省仙台河川国道事務所が愛子小南東側の国道48号交差点に建設。南北方向に造られ、学区南部の錦ケ丘地区から通う児童約450人が利用する予定だ。
 国道は幅約25メートルある片側2車線。交差点に信号機はあるが、直線道路でスピードを出す車が目立つ。冬は路面が凍結し、交差点での事故も少なくない。

 保護者や住民の要望を受け、市は07年12月、河川国土事務所に歩道橋設置を求める要望書を出した。しかし、工事は始まらず、保護者が08年12月、河川国道事務所に確認すると、「水道や電線の移設が必要で、開校に間に合わない」との答えが返ってきた。
 広瀬小PTA錦ケ丘地区委員会の若松真由美委員長(43)は「いまは遠距離でバス通学だが、愛子小開校で距離が近くなり、徒歩になる。児童の安全を考えるのであれば、開校までに完成させてほしかった」と話す。

 河川国道事務所によると、歩道橋は設計に始まり、道路下の上下水道管や電線の移設、歩道橋の架設などで通常3年かかるという。同事務所は「要望を受けてから1年余り。作業を前倒しして進めている。8月の夏休み明けには完成させたい」と理解を求める。
 愛子小開校が正式に決まったのは、市学校条例を改正した07年3月。ただ、開校する方針が決まっていた06年夏には歩道橋を望む声が市教委に寄せられていた。

 市教委学事課は「交差点は信号機もあり、歩道橋が必要かどうかの検討から始めた。要望して初めて3年かかることが分かった」と説明。「地域と話し合い、安全を確保するために何ができるかを考えたい」と話した。
2009年01月13日火曜日

192とはずがたり:2009/01/28(水) 11:46:43
NECの傘下に入った時点で,その限界は明らかだったのであるけど,東北地場産業資本の育成が持論の俺に取って,やはり残念である。

大不況、東北の雄のむ NECトーキン完全子会社
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t72043.htm

NECトーキンの歩み
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/20090128_e20_001.jpg

 世界的な景気悪化は東北の製造業の雄、NECトーキンも直撃した。同社は27日発表の2009年3月期の第三・四半期連結決算で100億円超もの債務超過に陥った。財務基盤強化のため、親会社のNECに対する第三者割当増資などによる完全子会社化の道を選択せざるを得ず、上場廃止に追い込まれる見通しとなった。

 「増資による資本調達をしなければ今後の事業に重大な悪影響が出る」。東京証券取引所での記者会見で岡部政和社長は終始、厳しい表情を見せた。世界的な消費低迷と受注先の在庫調整で売り上げが急減。通期業績予想の赤字幅も大幅に拡大した。

 第三・四半期の工場の稼働率は、前年同期比で3割近くダウン。1月以降は50%減とみて、従業員の一時帰休も始めた。

 岡部社長は「事業基盤強化推進本部を立ち上げた昨年7月にはここまでの事態は想定していなかった」と市況悪化が予想を超えるスピードだったと述べた。今後についても「厳しい環境は続く。09年末までに7、8割の生産ペースに戻ればいいのだが」と厳しい経営環境が当面続くと予想する。

 完全子会社化については「抜本的な意思決定を迅速に行える体制にする。財務が安定し、企業価値が向上する」と強調。国内拠点の統廃合や従業員削減など構造改革を進めることで、固定費200億円の削減を見込む。

 岡部社長は「今後は成長分野へ重点投資し、NECグループの中核企業として貢献したい」と決意も述べた。

 創業の地、仙台市にある本社・工場については「資産価値があるので(売却など)有効活用を検討している」と述べた。前身の東北金属工業は、東北大の研究成果を事業化するために設立された。同大OBで生え抜きの岡部社長は「東北大や地域経済との関係を大切に考えて(売却するかどうかを)判断する」としている。

 一方、NECトーキンの完全子会社化については地元製造業界も深刻に受け止めている。みやぎ工業会の川田正興会長は「NECトーキンは幹部が代々、工業会の会長を担うなど東北の製造業の目標であり、リーダー役だった。上場廃止は残念だ。東京の会社になってしまうのではないか」と話した。

◎岩手事業所閉鎖 従業員180人に衝撃

 NECトーキン岩手事業所(一関市)の閉鎖が決まった地元では27日、従業員や市関係者に動揺が広がった。

 「会社からは何も説明を受けていない。何も言いようがない」と困惑の表情を浮かべたのは、勤務を終えた男性従業員。市労働政策室担当者は「寝耳に水だ」と戸惑う。

 NECトーキン労組岩手支部によると、全従業員180人の正社員の平均年齢は約50歳。大半は一関市が地元で、白石事業所に移るとしても容易ではないとみられる。

 岩手支部の小野寺千秋委員長は「白石事業所に移るかどうかは個人の判断だが、今は新しい職を見つけるのも難しく、会社も簡単に辞められない。まずは会社側の説明を聞きたい」と語った。

 県内の大規模工場の閉鎖は現在の不況下では初めてという。県企業立地推進課の職員は「ショックだ。一度工場が閉鎖されると再開にも時間がかかり、正規雇用への影響も心配される」と不安を募らせた。
2009年01月28日水曜日

193とはずがたり:2009/01/28(水) 11:47:31
NECトーキン完全子会社化 106億円債務超過
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t72045.htm

 NECトーキンは27日、2009年3月期第三・四半期決算で106億円の債務超過になるなど急速な業績悪化を受け、親会社NECを引受先とする380億円の第三者割当増資などにより完全子会社になると発表した。生産・営業拠点の閉鎖、国内外の従業員9450人(正社員)の削減などリストラ策も進める。従業員はほぼ半減となり、固定費を削減して経営立て直しを図る。仙台市太白区にある本社・仙台事業所の売却や移転も検討している。

 完全子会社化などは「事業構造改革」の一環として実施。東証一部上場も廃止される見通し。

 改革は資本増強と不採算部門からの撤退、固定費削減が柱で、年内に完了させる。角型電池やリードスイッチの事業から撤退し、成長性のあるリチウムイオン電池などに経営資源を集中させる。

 これに伴い国内7生産拠点のうち栃木、岩手(一関市)、兵庫の3事業所を閉鎖。7つの営業拠点も仙台、京都、九州など5支店を閉鎖し東京、名古屋、関西に統合する。従業員180人の岩手事業所は9月までに閉鎖し、従業員は白石事業所(白石市)に引き継がれる見通し。仙台支店は7人で、閉鎖時期は未定。

 人員削減では、4月までに国内の全従業員2800人のうち35歳以上を対象に早期退職者を募集し、約450人を削減。海外では1万7000人弱のうち約9000人を減らす。

 増資分のうち手取りの調達資金は377億円で、うち190億円を撤退事業に関する設備償却や人員削減の費用などに充てる。

 NECトーキンの前身の東北金属工業は1938年、東北大の研究成果を事業化するため仙台市で創業した。同社の有価証券報告書によると、昨年3月末現在で本社・仙台事業所の面積は8.2ヘクタール、従業員は約360人。

 売却、移転の検討対象になっている本社・仙台事業所について、岡部政和社長は記者会見で「資産価値があるので有効活用を検討している。東北大や地域経済との関係を大切に考えて判断する」と語った。

 同社は構造改革に伴う特別損失約260億円を09年3月期連結決算に計上するため、通期業績予想を下方修正した。08年10月発表比で、売上高が1140億円から943億円に、経常損益は3億円の黒字から100億円の赤字に、純損失は13億円から399億円に拡大した。

[NECトーキン] 日本有数の素材型電子部品メーカー。中国やベトナムなど国内外12カ所に生産拠点を持つ。連結対象子会社19社。資本金129億9000万円、2008年3月期の連結売上高1200億1100万円。グループ従業員は約1万8900人(08年9月末現在)。筆頭株主はNECで、持ち株比率は51%。
2009年01月28日水曜日

194とはずがたり:2009/02/02(月) 19:34:52

仙台市が東北大の最先端工学支援 企業誘致へ1億円超
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090202t11030.htm

 仙台市は1日までに、東北大大学院工学研究科が今秋の設置を目指す最先端工学分野の産学研究拠点について、運営費の一部を負担する方針を固めた。負担費用4400万円を2009年度当初予算案に計上する。同研究拠点は大学と企業との共同研究に重点が置かれることになっており、市は、共同研究を支援し軌道に乗せることで、企業などの研究開発施設の新たな立地を促したい考えだ。

 研究拠点の名称は「東北大大学院工学研究科情報知能システム(IIS)研究センター(仮称)」で、仙台市青葉区にある工学研究科の施設内に設置される。大学院情報科学研究科と電気通信研究所の研究者も加わり、運営組織を構成する。

 センターが扱うのは、デジタル信号処理(DSP)システムや半導体、ロボット工学などの分野。DSPは、自動車の自動走行システムや携帯電話の音声送受信など広い用途が期待されている。

 共同研究の相手は大手の情報家電、自動車メーカーなどを想定するほか、市内にあるソフトウエア関連の中小企業などに対しても研究参加を呼び掛ける。

 運営費の一部負担は、企業と共同で研究水準のレベルアップを図りたい東北大側と、新たな企業誘致や地元中小企業の技術力向上を目指す市側の思惑が一致した。新年度分の4400万円を含め、市は11年度までの3年間で計1億3200万円を負担する方針。

 市は「厳しい経済情勢だが、新製品開発や生産性向上に対する企業の意欲は根強い。将来、需要が見込める分野に絞って共同研究を促進し、企業誘致やビジネスチャンスにつなげたい」と話している。

 市は研究開発施設の誘致を重点施策に掲げており、昨年9月には東北大と、青葉山新キャンパスへの研究開発施設立地を誘導するための協定を締結している。市は立地企業への固定資産税相当額の優遇措置を設け、東北大と連携した企業への営業活動も進めている。
2009年02月02日月曜日

195荷主研究者:2009/02/08(日) 21:24:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090104t13025.htm
2009年01月04日日曜日 河北新報
仙台圏有料道 南部・三陸道を相互移管 宮城県、協議へ

 仙台都市圏の自動車専用有料道路網について、宮城県は国に管理区間の再編を求める方針を決めた。近く国との協議に入り、県道路公社管理の仙台南部道路と、東日本高速道路管理の三陸自動車道(一部)の相互移管を提案する。仙台圏では2009年度に仙台北部道路の全線開通が予定され、これに伴い自動車専用の環状道路が完成する。県は環状道路を一体的に管理することで、利用者のサービス向上につながるとみている。

 仙台圏の有料道路の管理体系は地図の通り。再編案では、仙台南部道路(11キロ)を東日本高速道路に移管する。全国高速ネットワークの一部と位置づけて、仙台都市圏の環状道路全体を一体管理してもらう。

 逆に、環状道路から外れる三陸道の利府ジャンクション(JCT)―利府中インターチェンジ(IC)間(3.8キロ)は、東日本高速道路から道路公社に管理を移す。

 混在していた管理区間が再編されれば、仙台南部道路では1キロ当たりの料金が下がり、料金割引も適用される。現状のまま環状道路が完成した場合、料金が安い仙台北部道路への交通量の偏りも懸念される。

 三陸道も管理が移管されると、利府JCT―利府中IC間で料金引き下げが可能となる。

 村井嘉浩知事は昨年12月、県議会で「管理運営主体の再編があっても良いのではないか」と述べ、国に対して働き掛ける意向を表明。再編効果について県は「管理区間が集約されれば、利用者サービスの向上とともに効率的な経営も見込める」と説明している。

 東北の有料道路は、2014年度に常磐道が全線開通する予定。東北道とともに、東北と首都圏を結ぶ二大動脈が仙台都市圏で結ばれる。県は「環状道路が全国の道路ネットワークで重要な役割を果たす」と指摘している。

196荷主研究者:2009/02/08(日) 21:30:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090106t12026.htm
2009年01月06日火曜日 河北新報
仙台―福岡線3往復に増便へ 日本航空

 日本航空が4月以降、仙台―福岡線を現行の一日2往復から3往復に増便する方向で調整していることが5日、分かった。2009年度の国内路線の再編の一環。同社の国内線は関西国際空港路線を中心に減便や廃止が続いているが、仙台―福岡線は競合する全日本空輸の撤退に伴い、搭乗率が大幅に増えていた。

 仙台―福岡線は昨年3月末、全日空がそれまでの一日2往復を廃止。現在、日航だけが一日2往復運航している。全日空の路線廃止以降、日航の08年4―10月の月間平均搭乗率は80%前後と好調で、全日空と競合していた前年に比べて11―32%アップした。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/01/20090122t12023.htm
2009年01月22日木曜日 河北新報
仙台―福岡線 全日空が再開 4月から一日2往復
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 全日空が、2008年3月末で休止した仙台―福岡線を4月から1年ぶりに再開する意向を宮城県に伝えていることが21日、分かった。同線では日本航空も4月から増便する方向で調整している。

 県によると、全日空は休止前と同じ一日2往復態勢で再開したい考え。同社広報室は「会社の新年度事業計画に盛り込むべく各方面と調整している。それなりの需要が確保できる見通しを持った」と説明している。
 全日空の仙台―福岡線は昨年3月末、国内路線見直しの一環として休止した。

197荷主研究者:2009/02/08(日) 21:32:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090106t12018.htm
2009年01月06日火曜日 河北新報
アイリスオーヤマ、家電分野に本格参入

 アイリスオーヤマが家電分野に本格参入することが5日、分かった。社内にホームエレクトロニクス事業部を設立。2月に「エフィール」のブランドを立ち上げ、独自開発の電磁調理器など数種類の新製品を製造、販売する。ホームセンターや家電量販店に卸すほか、関連会社がインターネット通販も行い、新生活を営む若者や単身者を中心に売り込む。

 商品は「デザインの良さを追求しながら、価格は家電大手より抑える」(アイリス)という。進学や転勤で新生活を営む若者や少人数世帯をターゲットに今後、商品の企画・開発を進める。

 アイリスは、大学生ら新生活を始めるため生活用品をまとめて買うニーズを想定。主力のプラスチック製収納用品と連動させた販売戦略で、客の囲い込みも図る。

 同社は既に加湿器や空気清浄機などを製造。空気清浄機では大手家電メーカーのシャープと共同開発の実績もあり、必要に応じて外部企業と連携する。生産は中国の自社工場や協力工場で行う方針。

 アイリスオーヤマは「主要な取引先のホームセンターに対し、収納用品に家電を加えた総合的な売り場づくりの提案がしやすくなる」と話している。日本DIY協会の調べでは、ホームセンターでの家電製品の売り上げ規模は全国で1180億円程度。価格の安い中国製が多いという。

198とはずがたり:2009/02/08(日) 21:34:08
>>195
ほれ
>仙台圏の有料道路の管理体系は地図の通り。
http://www42.tok2.com/home/dorozoku/p010403x0a100001_01k.jpg

199荷主研究者:2009/02/08(日) 21:37:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090109t12021.htm
2009年01月09日金曜日 河北新報
オフィスビル空き室率悪化 仙台・08年12月

 仙台市のオフィスビルの2008年12月現在の平均空き室率は12.74%で、前年同月比3.96ポイント上昇したことが8日、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。1992年12月に記録した4.15ポイントに次ぐ過去2番目の上昇幅。同支店は「ビルの完成ラッシュによる大型供給と景気後退に伴う需要の低下で、一気に需給が緩和した」と話している。

 仙台市中心部では08年、ビル11棟(延べ床面積計14万平方メートル)が完成。12月現在の空き室面積は前年同月比6万2000平方メートル増の18万3000平方メートルとなり、過去、最も空き室が多かった04年3月の18万6000平方メートルに並ぶ水準まで増えている。

 新旧別では新築ビル3万7000平方メートル、既存ビル14万6000平方メートル。新築ビルの空き室率は48.06%で、前年同月比26.26ポイント上昇と大幅に悪化。新築11棟のうち、8割以上が埋まったビルはわずか3棟だった。既存ビルは10.74%で、2.26ポイントの上昇。

 地区別に見ると、新築ビル5棟が加わった駅東が21.24%(10.63ポイント上昇)で、特に空き室が目立った。県庁・市役所周辺8.71%(1.66ポイント上昇)、一番町周辺10.83%(1.98ポイント上昇)、駅前12.88%(5ポイント上昇)。3.3平方メートル当たり平均賃料は需要減に伴う値下げもあり、ほぼ横ばいの9319円(前年同月比21円安)。

 09年は新たに7棟(延べ床面積計10万平方メートル)が完成する予定。今後のビル市況について同支店は「景気後退の中で供給が続く。テナント誘致競争は、厳しさが強まるだろう」とみる。調査対象は仙台市内の延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル355棟。

200荷主研究者:2009/02/08(日) 22:11:05

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/01/20090116t12035.htm
2009年01月16日金曜日 河北新報
泉スカイボウル3月閉鎖 複合ビルに建て替え 仙台
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閉鎖が決まった泉スカイボウル

 2001年みやぎ国体の会場にもなった仙台市泉区泉中央のボウリング場「泉スカイボウル」が3月末で閉鎖する。レジャーの多様化や施設の老朽化などに伴って利用客が減少し、不況の影響が追い打ちを掛けた。ただ、泉中央地区の1等地とあって、関係者は11年春をめどにボウリング場が入った商業ビルとマンションに建て替える計画を練っている。

 泉スカイボウルは1993年8月、「テイサンボウル泉」としてオープン。みやぎ国体で少年の部の会場となったのをはじめ、各種大会が開かれ、県内のボウリング競技の拠点施設の一つだった。02年10月、オーナーの変更に伴い、「泉スカイボウル」に改称した。

 現在の会員数は約300人。最盛期のオープン当初には一日平均で、一レーン当たり45―50ゲームの利用率を誇っていたが、昨秋から一レーン当たり10―15ゲームまで急速に落ち込み、採算ラインを割り込んでいた。

 松宮宏支配人は「昔に比べて若者や家族連れらフリーの客が激減し、不景気でさらに客足が遠のいた。古い設備の更新も必要となり、今年に入って建て替えを決めた」と説明する。

 敷地面積は約6000平方メートルで、建て替え後の商業ビルには規模を縮小したボウリング場を造る計画。現在は36レーンだが、建て替え後は24―28レーンを想定している。

 泉スカイボウルはプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスなど在仙プロ3球団の選手に無料で施設を開放するなど、スポーツ振興にも力を入れてきた。東北楽天の田中将大投手らもよく訪れ、楽しんでいたという。

 閉鎖に先立って3月21日には矢島純一プロらを招き、一般客とともにゲームを楽しむ感謝祭を開く。男子プロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSで活躍した元選手マーマドゥ・ディオウフさんも参加する。前売り券は4500円。連絡先は泉スカイボウル022(218)0047。

201荷主研究者:2009/02/08(日) 22:12:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090117t14033.htm
2009年01月17日土曜日 河北新報
30年の歴史「残念」 仙台・勝山リンクが4月閉鎖

4月末で30年の歴史に幕を閉じる勝山スケーティングクラブ

 仙台市青葉区の「勝山スケーティングクラブ」を経営する勝山企業(仙台市)は16日までに、リンクの営業を今年4月末で終了することを決めた。老朽化が理由で、市民に30年間、親しまれたスケート場は年内に解体される。跡地の利用法は未定。

 リンクは1978年にオープンした。縦56メートル、横26メートルのメーンリンクに、300人収容の観客席を併設する。冷却装置など特殊な機材を使うスケート場の寿命は30年前後とされ、ここ数年は施設や機械の傷みが著しかった。

 開業当初は手軽に楽しめるウインタースポーツとして人気を集めた。しかしレジャーの多様化などから90年代半ば以降、客足が減少。一時は年間10万人を超えた利用者も、最近は半分にまで落ち込んでいたという。

 リンクの閉鎖について伊沢泰平社長は「経営的に厳しかったが、社会貢献の一環として維持してきた。施設の老朽化が激しい一方、経済環境や少子高齢化なども考えると改築は難しいと判断した」と説明している。

 リンクは一般利用のほか、フィギュアスケート、アイスホッケーのクラブや部活動の練習拠点としても使われた。このリンクからは94年のリレハンメル五輪フィギュアスケート代表の及川史弘さん(東北学院高―早大出)、北米アイスホッケーリーグNHL公式戦に日本人初出場の福藤豊さん(東北高出)らが巣立った。
 同社は13日、閉鎖の意向をリンクの会員や競技団体に伝えた。

◎関係者ら惜しむ声

 勝山スケーティングクラブの閉鎖が明らかになり、県内のスケート関係者からは惜しむ声が上がった。

 フィギュアスケートでは、2006年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(東北高―早大出)、98年長野五輪代表の荒井万里絵さん(東北高―東北福祉大出)も幼いころ勝山で競技を始めた。

 07年に復活したアイスリンク仙台(泉区)とともに貴重な通年リンクだった。同リンクでインストラクターを務める荒井さんは「両リンクで頑張ろうという矢先に残念。勝山の選手はつらいだろうが、競技を続けられるよう手伝いたい」と話す。

 仙台圏では、ウェルサンピアみやぎ泉(大和町)にもスケート場(冬季営業)があるが、10年9月までに売却される見込みで、存続は不透明だ。

 勝山に小学生を通わせる仙台市内の男性は「仙台圏のスケート場がアイスリンク仙台だけでは足りない。何とか残してほしい」と訴える。県スケート連盟の五十嵐一弥会長は「公営スケート場の設置を県や仙台市に求めたい」と話した。

202とはずがたり:2009/02/12(木) 20:43:31
小学校予定地11年間手付かず 泉パークタウン紫山
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090212t13031.htm

ここらへん
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=38/20/37.166&el=140/49/57.754&scl=25000&bid=Mlink

 仙台市泉区の住宅団地泉パークタウンの紫山地区で、市が先行取得した小学校建設予定地が、宙に浮いたままになっている。小学校建設は白紙の状態で、2ヘクタールを超す広大な土地は11年もの間、全く利用されない状態が続いている。住民の間から有効利用を望む声が上がり、地元町内会はアンケートを行うなど、活用策の検討を始めた。

 市教委によると、予定地は約2万4000平方メートル。地区の南東部に位置し、都市計画法に基づく地区計画で「公益施設地区」となっている。一帯を開発した三菱地所が1996年4月、学校用地として市に寄付した。

 紫山で宅地分譲が始まった97年以降、イベントなどで予定地が使われたことはない。過去には敷地内で自動車を乗り回したり、犬を放し飼いにしたりした人がいて、町内会関係者に苦情が寄せられたこともあったという。

 地区の紫山連合町内会は学校建設までの暫定措置として、運動広場や災害時の避難所とすることを地区住民に提案。今月、その賛否や具体的な用途などを問うアンケート用紙を全世帯に配った。3月に結果をまとめる予定だ。

 連合町内会の佐藤隆治会長(74)は「将来の学校建設が前提だが、広い土地をほっておくのはもったいない。幅広い世代が交流できる場にできるよう、多くの賛同者を得たい」と話す。連合町内会は住民の賛同が得られれば、市教委やスポーツ団体などと具体的な用途や運営体制などを協議する方針だ。

 市教委は「予定地を運動広場として貸すことはできる。地元住民や町内会の意向を尊重したい」(学校施設課)としている。

[紫山地区]約1200世帯、約4000人が暮らす(昨年10月現在)。地区児童が通う寺岡小は28学級、児童731人。10年間で9学級、145人増えた。文部科学省は公立小学校新設の条件の一つに、既存校の学級数が30を超えることを掲げる。市教委の推計では、寺岡小は当面30学級を下回ったままだが、地区内には未販売の宅地が約350区画あり、児童、学級数が増加する可能性もある。
2009年02月12日木曜日

203とはずがたり:2009/02/13(金) 21:37:57
小型電気バス試作へ みやぎ工業会有志が年内に法人
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1063434930/1085


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