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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

6201名無しさん:2008/10/27(月) 02:01:11
>>6197
レスありがとうございます。
やはり3回連続だったですよね〜。じゃあ、本人の勘違いかも。

当方、自分は無位無冠の身なのですけれど、
これまでの人生の行きがかり上、衆参両院で、
現職・元職で復活を狙っている人・予定候補者を合わせますと、
互いに面識のある人が、自民・民主双方に合わせて10人くらいおられます。

ただ、自分が無位無冠なので、
忙しい人たち相手にわざわざアポを取って話をする、
っていうのは、多分にはばかられるので、
知人に関する情報をネットで収集しなければならないのが寂しいところです。

ちなみに、田中甲さんとも、もう10年くらい
会っていないが、向こうは覚えているかわからないけど一応知り合いです。
あの人は、私のうろ覚えでは、資金が十分あって、
他の保守系民主党候補者が、選挙基盤が弱体なるが故に、
心ならずも労組の言うことを丸飲みせざるを得ないことに
大変憤っておられました。

地元選挙区の某党予定候補者氏についてですが、落下傘なので、
そもそも知人ではなかったのですが、
そういうことがあるので、こちらから事務所に訪ねて面識を得ました。
地元選挙区の場合、現職議員は難しいですが、
予定候補者段階だと、結構、見ず知らずの人間が訪ねても、
一応、歓迎してくれて、本人と話ができたりするもんです。

公認は出ていて、私が票読みしてみると、
上手くいけば小選挙区で、そうでなくてもよほどのことが無い限り、
比例復活しそうなのですが、本人は、もう、人事を尽くして天命を待つ、
の心境のようです。

あと、候補者調整関係で私が気にしているのは、
一応決着は着いたが分裂選挙になりそうな山梨2区自民と
まだ決着のついていないと思われる沖縄2区民主です。
何か、新しい情報がありましたらご教示くださると幸いです。

6202政権交代。:2008/10/27(月) 04:57:57
白川さんの本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763405314/aaaaaa0f8-22
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763405292/aaaaaa0f8-22
相当の内容です。

6203名無しさん:2008/10/27(月) 07:09:20
本日各新聞紙上で自民党議員の解散先送り論を報じている中
やはり公明としては、それは許さないと言うメッーセージか?
あるいは11.30が学会本部の厳命なのか?

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081027k0000m010103000c.html
麻生首相:公明・太田代表と政権運営で協議
 麻生太郎首相は26日夜、東京都内で公明党の太田昭宏代表と会談した。首相が出席した北京でのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の報告のほか、世界的な金融危機への対応や衆院解散・総選挙の時期など、当面の政権運営について、意見交換したとみられる。

 政府・与党内では衆院解散の時期を巡り、早期解散論と先送り論が対峙(たいじ)。景気後退が確実な情勢となる中で、首相に近いグループを中心に先送り論が強まる一方、「11月30日投開票」をにらむ公明党は支持母体・創価学会とともに動き出しており、月内解散に向け首相の決断を求める声が強まっている。

 首相は月内にも、衆院解散について、金融危機に対する日本の国際的役割や国会審議などへの影響を踏まえ、慎重に判断する。太田氏サイドは26日夜、「首相とは会っていない」と語ったが、同夜の動きは最終判断を見据えたものとみられる。

6205突然くるぞ!:2008/10/27(月) 09:20:02
当初予定の10.3から四週間逃げ惑うたものの最終的は10.31に解散となり、これまた当初予定より四週間ずれの11.23総選挙になる。
先週の木曜日こういったシナリオが話し合われたという噂がある。

6206二階席:2008/10/27(月) 09:30:13
11.23あり得るね。

しかし、株価がひどいことになってきたぞ。
選挙がどうこうよりも、もはや国民の関心が
経済に向いてしまうのは避けられない。

やるなら年内に終わらせないと。
もはや誰が舵取りしても救国内閣でしかないなぁ。

6207名無しさん:2008/10/27(月) 13:17:30
津島、民主入り表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000024-mailo-l02
選挙:衆院選・青森4区 津島氏、民主入り表明 /青森
10月27日12時0分配信 毎日新聞


 ◇きょうにも、国民新党に意向伝える
 次期衆院選に向け、青森4区で出馬を表明している元衆院議員で国民新党の津島恭一氏(54)は26日、記者懇談会で、同日開かれた後援会会合で、「民主党入りしても構わない」とする意向を「最大限尊重する」と述べ、民主党入党の意思を事実上表明した。国民新党県支部の岸智文幹事長も「民主党入りに異論はない」と語った。
 津島氏は27日に上京し、国民新党の綿貫民輔代表ら幹部に後援会の意向を伝える予定。津島氏は党幹部から民主党入りを容認された場合は正式に決断し、国民新党離党と民主党県連への入党手続きに入る考えを示した。
 また、津島氏は「党幹部の考え方をお聞きしなければ軽々に発言できないが、後援会の意向は重く受け止めねばならない」と述べた。【塚本弘毅】

6208いなばやま:2008/10/27(月) 16:39:50
>>6204
まぁ、認めるわけないか・・・。

解散先送り」伝達の報道否定=麻生首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102700351

 麻生太郎首相は27日昼、首相官邸で記者団に対し、衆院解散・総選挙を当面先送りする意向を与党幹部に伝えたとする一部報道について「全然ない。電話をしたこともないし、きのう電話を受けた人はいないと思う」と否定した。「政治空白をつくらないことが市場安定化策につながるのか」との質問に対しては、「政府がきちんとマーケットの声に応えているかいないかという反応は大きい」と述べるにとどめた。 (了)
(2008/10/27-12:49)

6209名無しさん:2008/10/27(月) 19:31:46
民主党の選挙態勢が整えば整うほど、解散は遠ざかる・・・。

小沢代表が会見で石田擁立を発表
http://www.nagoyatv.com/news/area/index.php

民主党の小沢代表が名古屋を訪れ前田雄吉議員が立候補を取りやめた愛知6区に前の犬山市長、石田芳弘さんを擁立すると発表しました。

名古屋市内で27日夕方会見した小沢代表は「前田議員のことについては皆様に大変ご迷惑をおかけしてご心配をおかけしました」と愛知6区を地盤とする前田雄吉議員がマルチ商法の業者から講演料などを受け取っていた問題を謝罪しました。前田議員はこの問題で次の総選挙への出馬をとりやめたため石田芳弘・前犬山市長が立候補することになりました。石田氏は会見で「地方から見ていて政権交代しないと日本がよくならないというのが実感」と述べました。愛知6区には自民党の現職・丹(にわひでき)羽秀樹さん35も立候補する予定です。

6212名無しさん:2008/10/27(月) 20:57:53
仮に・・・今年先送りして、年末ギリギリに解散、年明けの通常国会直前に投開票
は考えられるかな?

もうそうなったら、各メディアの支持率は40切るのは当たり前。
それがなかったら、予算成立後。30切るのは当たり前。
また・・・総裁選か?

それとも・・・アソウじゃ戦えないといって、一部派閥ごと新党結成か?こうなったら
面白い、イチロー戦わずして勝!
なんてね、初夢ですかねぃ!

6213とはずがたり:2008/10/27(月) 21:06:14

解散先送り強まる、自民幹部「年内はない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000026-yom-pol
10月27日14時38分配信 読売新聞

 東京株式市場で27日、日経平均株価が一時、バブル後最安値を更新したことを受けて、政府・与党内では「11月18日公示−30日投開票」の日程で準備を進めてきた衆院選の先送りは避けられないとの見方が強まった。

 麻生首相は27日昼、首相官邸で記者団が「政治空白を作らないことが市場安定化につながると考えるか」と質問したのに対し、「政府がきちんとマーケットの声に応えているかいないかという反応は大きい」と語り、金融対応を優先させる意向を重ねて示した。

 自民党幹部の一人は27日午前、記者団に「衆院解散は年内はない。これから、金融関係の国際会議もたくさんある」との見方を示した。

 これまで、早期解散を主張してきた自民党参院幹部も「『前代未聞の金融危機だから、解散できない』というのは一応の説明にはなる。ただ、皆、衆院選準備に走っているので、先送りなら、首相の口から説明するべきだ」と指摘した。

最終更新:10月27日14時38分

6214名無しさん:2008/10/27(月) 21:28:50
>>6213
>>6213

先送りなら、遠慮なく週刊朝日の福岡センセー最新予測お願いしますぃ。!

6215北海道民:2008/10/27(月) 21:38:43
>>6213
来年まで「民主党政権」は楽しみにとっておこう 共同の記事です
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102701000515.html
衆院選、越年論強まる 与党幹部「当面解散ない」
 日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を大きく割り込んだ事態を受け、与党内で27日、次期衆院選は年明け以降に先送りされるとの見方が強まった。麻生太郎首相は金融危機に対応するため「政治空白」をつくらない意向を重ねて示しており、最終判断に向けて同日夜にも与党幹部と協議する考えだ。

 与党幹部は27日、共同通信の取材に「当面、解散はない」と断言。「こういう金融情勢なので仕方がない。アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で各国の話を聞いたのが(首相の判断に)影響したのだろう」と指摘した。

 自民党4役の1人も「解散できる時期ではない。2次補正予算を今国会中にも成立させる必要がある。年内総選挙はない、春だ」と述べた。

 11月中の衆院選実施を求めてきた公明党内でも、幹部の1人は「完全に先送りの流れだ」と指摘。26日夜の首相と太田昭宏代表の会談について「首相から『解散の時期は私に任せてほしい』と言い渡されたのではないか」と述べた。

 一方、自民党の中川秀直元幹事長は茨城県日立市での講演で「国民の信を得てから予算編成するのが王道だ」と強調。先送り論を「民主党が政局主義になって政治が停滞してしまう。何のために安倍晋三元首相、福田康夫前首相が退いて総裁選までやったのか分からなくなる」と批判した。

6216千葉9区:2008/10/27(月) 21:54:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20081007/20081007_0001.shtml
【連載】明日を選ぶ かごしま衆院選構図/1/ 1区
2008年10月07日 15:42
 ●逆風に危機感・保岡陣営 初勝利目指す・川内陣営 批判票を狙う・山口陣営

 (3人)
保岡 興治 69 元法務大臣 自 現
川内 博史 46 党県連代表 民 現
山口 広延 33 党県役員  共 新

 福田内閣で2度目の法相を務めた自民現職の保岡興治。当選11回というベテランも「年金や後期高齢者医療制度など、さまざまな問題への政府の対応に国民が納得していない」と政権維持の危機を訴える。小さなイベントにも出席して懸命にアピールしながらも、自民に向けられる有権者の厳しい視線を感じている。

 4月には、県農政連や県医師連盟など自民党支持の58団体が1区で「県都の政治を守る会」を結成した。異例の支援態勢を敷いたのは、都市部に強い民主勢力への対抗心だけでなく、自民への逆風に対する危機感の表れでもある。

 保岡に4連敗し、復活当選を続けてきた民主現職の川内博史は、悲願の選挙区初当選を狙う。揮発油税の暫定税率問題では“ガソリン値下げ隊長”として全国的にも知名度を上げたうえ、党の勢いもあって「かつてない有権者の手応えを感じる」と自信をのぞかせる。

 支援者宅に自ら党などのポスターを張りに行く活動は昨夏の参院選後から始め、今回も丹念に足を運んでいる。より、きめ細やかな活動を見せる川内。前回の衆院選で過去最大に広がった保岡との票差を一気に覆すことができるか。「比例重複を辞退する覚悟で臨んでもらう」と民主党県連幹部がいうように背水の陣を敷く。

 比例代表に重点を置く共産は、1区だけに候補者を擁立。33歳の若さをアピールする新人・山口広延を送り込んだ。山口はこれまで地方選挙を含めて立候補の経験がないが、集会への出席や街頭演説などで懸命に自己PR。若者代表として、自民、民主両党の批判票の獲得を狙う。 (敬称略)

 ■   ■

 自民か民主か。「政権選択」を最大のテーマとする次期衆院選が近づいている。県内の5選挙区でも立候補予定者がほぼ出そろい、衆院解散を前に早くも活動を本格化させている。全選挙区を制する自民を民主がどこまで切り崩せるのか。選挙区別に戦いの構図を探った。


=2008/10/07付 西日本新聞朝刊=

6217北海道民:2008/10/27(月) 21:54:42
正式決定ですね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000126-jij-pol
民主・愛知6区に前犬山市長擁立=マルチ擁護の前田議員不出馬で
10月27日18時58分配信 時事通信


 民主党の小沢一郎代表は27日、名古屋市内で記者会見し、次期衆院選愛知6区の公認候補として前愛知県犬山市長の石田芳弘氏(63)を擁立すると発表した。
 同党は当初、前田雄吉衆院議員(48)を公認したが、前田氏が代表を務める政治団体がマルチ商法業者から講演料などを受け取り、業界を擁護する国会質問をしていたことが発覚。前田氏は公認を辞退し、衆院選不出馬を表明していた。

6218千葉9区:2008/10/27(月) 21:55:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20081008/20081008_0001.shtml
【連載】明日を選ぶ かごしま衆院選構図/2/ 2区
2008年10月08日 18:00
 ●組織浸透図る 徳田陣営 知名度上昇へ 打越陣営
 (2人)
徳田  毅37党国対委員 自 現
打越 明司50党県連幹事 民 新

 前回衆院選では民主の推薦を得て無所属で初当選した現職の徳田毅が、今回は自民公認。同様に無所属で立候補した新人の打越明司は元自民県議団会長ながら、民主が擁立した。2人の「くら替え」が支持組織のねじれ現象を生じさせている。

 徳田は自由連合代表の父・虎雄氏の引退を受け、自民公認を破って当選。しかし2006年末、「1人では政策を実現できない」と政権党の自民に入党した。自民支持層への浸透が最大の課題で、「農政かわら版」を発行して農政連へアピールするなど懸命。主地盤の奄美群島での組織固めのほか、鹿児島市南部などでの支持拡大を図る。

 ただ、支持母体の医療法人徳洲会グループと対立する県医師連盟からは推薦さえも得られず、前回取り込んだ反自民票も今回は期待はできない。加えて自民への逆風。陣営の危機感は強い。

 自民に籍を置いていた打越は前回衆院選で党の公認を得られず敗北した。徳田の自民入りで、次期衆院選での公認も不可能となり、07年に民主に移籍。昨夏の参院選での民主候補への応援が評価され、公認を得た。

 主地盤の指宿市を軸に支持の拡大を進める。民主勢力の支援に加え、県議を4期途中まで務めた実績から、建設業協会など自民支持団体への食い込みをみせる。だが、知名度不足は否めず、徳田に大差をつけられている奄美群島では、今回初めて後援会事務所を設置。反徳田票の掘り起こしに乗り出した。

 前回の自民公認だった元衆院議員園田修光(51)には今のところ立候補する動きはなく、徳田と打越の争いになるのが確実視されている。(敬称略)


=2008/10/08付 西日本新聞朝刊=

6219千葉9区:2008/10/27(月) 21:56:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20081009/20081009_0001.shtml
【連載】明日を選ぶ かごしま衆院選構図/3/ 3区
2008年10月10日 12:11
 ●政権選択掲げ 宮路陣営 郵政なお争点 松下陣営  
 (2人)
宮路 和明 67 党経理局長 自 現
松下 忠洋 69 党県支部長 国 元

 自民現職の宮路和明と国民新党元職の松下忠洋。かつて自民党で小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」で議席を獲得してきた2人が、前回(2005年)衆院選に続いて再び議席を争う。

 「昨年の参議院選での自民への逆風がやむどころか、さらに強くなっている」。宮路陣営は郵政民営化問題で自民が分裂し、支持団体も2分された前回選挙より厳しい選挙ととらえる。宮路が8月中旬から約15年ぶりに朝の街頭演説を始めたのも危機感の表れだ。

 小学校区単位の約220の後援会支部でほぼ毎週末、国政報告会を開催。自民党支持団体が集まった「県都の政治を守る会」の支援も決まり、組織固めを急ぐ。

 松下が国民新党に回ったことから、「国の命運をかけた与党対野党の選挙」と政権選択を前面にアピール。前回は推薦を見送られた公明との選挙協力もにらんでいる。

 前回、郵政民営化に反対し、無所属で立候補した松下は落選で一時政界を引退。昨夏の参院選での民主候補応援を機に、支持者のラブコールに応えて政界復帰を狙う。

 「国民新党公認、民主推薦で戦う形がベスト」という松下は、保守票を確実に固める戦略を基本に、旧市町単位で100を超える後援会組織を確立し、浸透を図る。

 「郵政民営化見直し」を旗印に掲げ、特定郵便局長支援の集会を3月から8月にかけ、約80カ所で開いた。民主も公認候補並みの支援態勢を敷き、前回民主から立候補した野間健を陣営に送り込んだ。民主と連合鹿児島との協力態勢を構築し、労組票や革新票の取り込みも狙う。 (敬称略)

=2008/10/09付 西日本新聞朝刊=

6220千葉9区:2008/10/27(月) 21:58:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20081010/20081010_0001.shtml
【連載】明日を選ぶ かごしま衆院選構図/4/ 4区
2008年10月11日 14:23
 ●組織力生かす・小里陣営 労組支援厚く・皆吉陣営
 (2人)
小里 泰弘 50 党国対副長 自 現
皆吉 稲生 58 党支部代表 民 新

 自民現職小里泰弘は従来の組織型選挙を展開。2期目を目指すが、昨夏の参院選以降、厳しさを増す自民への逆風に危機感を募らせている。

 小里には、衆院議員を9期務め、閣僚を歴任した父貞利氏から受け継いだ強固な後援会がある。「字」単位にある後援会組織を生かし、毎週末、10−100人の国政報告会を開催。選挙区内を一巡し、3年間で約400回に達した。

 会では災害の復旧事業獲得などを例に挙げ、政権党の力を強調。今も支持者回りをする貞利氏の存在は大きく、組織の結束力強化につながっている。ただ、気になるのは昨夏の参院選での4区内の票。次期衆院選に立候補する民主新人皆吉稲生が自民候補を約7000票も上回った。自民への逆風と合わせ、小里陣営には懸念材料となっている。

 皆吉は参院選の実績を買われ、昨年12月、直接の縁がない4区での立候補が決まった。それだけに選挙区内での知名度不足を自覚。地域の行事などに積極的に参加するほか、道路横から車で通勤する人にアピールする「つじ立ち」を約150回も行った。自転車で回るなど有権者の注目を集めようとしている。

 皆吉を支えるのは、出身母体の自治労を軸にした労働組合。連合鹿児島は組織内候補と位置付け、県内4選挙区の民主公認の中でも皆吉支援に重点を置く。旧市町単位にある事務所に多数の人員を派遣。陣営の活動を事実上仕切っている。皆吉も傘下の労組に小まめに顔を出し、支持拡大を図っている。

 また、連合鹿児島とは別に京セラ労組も推薦する方針で、皆吉陣営の強力な支援部隊となる。 (敬称略)

6221千葉9区:2008/10/27(月) 21:58:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20081011/20081011_0001.shtml
【連載】明日を選ぶ かごしま衆院選構図/5完/ 5区
2008年10月11日 16:15
 ●地方回帰訴え・森山陣営 政権選択迫る・網屋陣営
 
 (2人)
森山  裕 63 元副大臣  自 現
網屋 信介 50 元会社役員 民 新

 「自民王国」の県でも第1次産業の比重が大きく、保守色が強い5区。3期目を目指す自民現職の森山裕は、2005年の前回衆院選で郵政民営化法案に反対し、無所属で立候補。「刺客」の自民候補の倍近い得票で圧勝し、06年には自民に復党した。

 約600人を集めた4日の事務所開きには、農政連や商工会議所・商工会幹部、肝付地区の全市町の首長が顔をそろえ、現職の強さを見せつけた。陣営は「地盤を着実に固めるだけ」と冷静に話す。

 しかし、格差拡大や地方の疲弊など自民への逆風には神経をとがらせる。森山は「問われているのは政権選択ではなく、党の政策変更だ。地方を理解する本来の自民に戻る」と訴え、「小泉改革」とは一線を画してきた政治姿勢を強調。組織の引き締めを図る。

 森山に挑むのは、民主新人の網屋信介。民主にとっては04年の補選以来、5区での自党候補擁立となった。

 35歳で鹿屋市長選に立って以来の選挙に臨む網屋は、金融・投資会社役員を辞して1月に事務所を発足。出身校の鹿屋高校同窓会や同市議、県議だった父の縁などを通じ浸透を図る。

 党の1次公認では、県内で唯一、公認されなかったが、網屋は「もっと頑張れということ。今後の公認を確信する」と語る。ポスター約2000枚を掲げ、ミニ集会を連日開催。「自民支持者にも現状への不満がある。手応えは増している」と切り崩しに自信を見せる。
 主要支持組織である連合鹿児島の労組は10日、網屋陣営との合同選挙対策本部を設立。政権選択の空気を盛り上げ議席奪取を狙う。 (敬称略)
 =おわり

=2008/10/11付 西日本新聞朝刊=

6222千葉9区:2008/10/27(月) 22:01:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20080927/20080927_0004.shtml
直前情勢を追う=1区 戦術錯綜「風」どちらへ
2008年09月29日 21:28
[決戦の時 さが 衆院選へ]
 小泉改革に沸いた3年前の熱狂は消えていた。広大な芝生広場の一角で、マイクを握る5人を聴衆が静かに取り巻く。

 20日、佐賀市東与賀町の「干潟よか公園」であった自民党総裁選立候補者の街頭演説会。同党県連は聴衆1500人と発表したが、実数は600人程度だった。

 「市街地だけじゃ絵にならない。海や田畑が見える場所にも総裁候補が足を運ばないと」。県連は、こうした党有力者の指示があり、市街地から離れた場所で開いたため、熱気が薄かったのもやむを得ないとする。

 演壇のわきで一部始終を見つめていた福岡資麿の心境は複雑だった。

 「福田康夫首相の辞任表明前のような逆風はやんだ。だが、麻生太郎氏が首相になって、追い風が吹くのかどうか…」

 1区の有権者の55%が集中する旧佐賀市は、無党派層が多い。次の衆院選では自民党にどんな「風」が吹くのか。福岡は気をもむ。

 □ ■

 「白か黒か」。元首相・小泉純一郎が郵政民営化を争点にした前回衆院選(2005年)では、風は自民に味方した。佐賀1区では、民営化に賛成して自民党公認を得た福岡が初当選。選挙区内の全6市町でトップ得票を果たしての完勝だった。

 一方、民主の原口一博は比例代表九州ブロックで復活当選したものの、得票率で福岡に5・4ポイント差をつけられた。テレビの討論番組に出演し抜群の知名度を誇る原口。「原口党」と呼ばれる固い支持層を持つ旧佐賀市でも、初めて3・6ポイント差で敗れた。

 ところが、年金不信の嵐が吹き荒れた07年参院選では、風向きは逆転した。自民が歴史的敗北を喫し、民主が躍進。佐賀選挙区でも、自民は1959年以来独占してきた議席を失った。旧佐賀市では、民主候補の得票が自民候補を12・1ポイントも上回った。

 鍵を握るのは「浮動票」。福岡は昨年10月、佐賀市内の後援会を19小学校区単位で再編し、きめ細かなミニ集会を重ねる。原口も「テレビ出演ばかり重視しすぎる」との支持者の批判もあり、週末には地域の催しなどに地道に顔を出している。

 ■ □

 「自民の牙城に入り込んだ。これは画期的なことだ」。原口の後援会幹部は興奮気味に振り返る。

 今年5月、原口は松山市で開かれた全国郵便局長会の総会に初めて来賓で招かれた。原口は民主党の「次の内閣」の総務相。郵政民営化見直し法案の策定責任者を務めた点が評価されたという。

 自民の集票マシンと言われた郵政関係団体は今、野党の方を向く。原口はさらに、小泉改革で疲弊した建設業協会や医師会に推薦願を提出し、かつての自民支持組織に揺さぶりをかける。

 1996年の小選挙区制施行以来、自民と民主が2勝2敗で痛み分けてきた1区。かつては組織選挙を展開した自民が「個人」重視の戦術を取れば、民主は「組織」への切り込みを強めている。

 風向き次第で天国と地獄―。陣営の戦術が錯綜する中、風がどちらに吹くかはまだ分からない。 (佐賀総局・東伸一郎)

 ◇ ◇
 次期衆院選が秒読み段階に入った。景気対策を前面に打ち出す自民党に対し、野党は民主党を中心に共闘し、政権交代を目指す。佐賀の民意はどちらを選ぶのか。県内3選挙区に迫る「決戦の時」を追った。 (敬称略)

<1区の過去の得票>
▽2005年9月
福岡 資麿 自 84,643
原口 一博 民 75,449
武藤 明美 共   8,029

▽2003年11月
原口 一博 民 70,271
福岡 資麿 自  66,446
柴田 久寛 社   8,315
上村 泰稔 共   4,977


=2008/09/24付 西日本新聞朝刊=

6223千葉9区:2008/10/27(月) 22:02:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20080927/20080927_0003.shtml
直前情勢を追う=2区 「農」の将来めぐり火花
2008年09月29日 21:28
[決戦の時 さが 衆院選へ]
 視線を合わせない2人の間に緊張感が漂った。

 8月30日、150人近い農家が集まった小城市での農政懇談会。次期衆院選佐賀2区に立候補を予定する自民党の今村雅弘と民主党の大串博志が初めて同席した。

 論戦のテーマは疲弊した農業をどう立て直すか。大串は生産コストと販売価格の差を埋める戸別所得補償の導入を唱え、「農家は家族経営が自然。生産費と労働費の賄えない部分は国が補う」と主張。元農水副大臣の今村は「民主のやり方は聞こえはいいが、実際は難しい」と反論。「農業で生きていこうという、やる気のある人を応援する政策が大切」と訴えた。

 県内でも特に農漁業者が多い2区。自公政権が導入した集落営農などの農業政策が所得の低迷を招いているだけに、傍聴した農家の反応は複雑だった。

 「自分たちには土地もやる気もある。国の政策がそれを妨げているだけだ」

 地域の農業の将来を2人のどちらに託すか。揺れる胸中がにじみ出た。

 □ ■ 

 2005年衆院選では、郵政民営化に反対した今村は無所属での立候補を余儀なくされ、自民は〝刺客〟として土開千昭を公認した。選挙戦は4人の混戦となったが、今村が得票率42・07%で制し、次点で比例復活した大串を下した。復党も果たした今村は、次の選挙で土開が得た約3万5千票を、かなりの割合で取り込むとみられる。

 それでも、今村陣営の危機感は強い。国営諫早湾干拓の排水門常時開門を国に命じた地裁判決では、開門を求める県や漁業者と、難色を示す農水省の間で板挟みになった。出身地の鹿島市では、昨年末に沿線自治体の同意不要で新幹線西九州(長崎)ルート問題が決着。鹿島市は完全に新幹線ルートから外された。

 「地元選出の国会議員なのに、地元で何もしてくれない」。一部住民には強い反発が残る。

 今村は小規模の意見交換会にも足を運び、説明を尽くしているが、後援会の鹿島市議は「事故米問題もあり、自民党に追い風はない。今度の選挙はこれまでになく厳しくなる」と断言する。

 ■ □ 

 一方、有力な支持組織を持たない大串は、後援会を中心に浸透を図る。キャッチフレーズは「電話1本で大串博志」。毎週末に佐賀に戻っては、週に10以上の集会へ小まめに顔を出す。自転車での遊説も、既に10市町近くでこなしている。

 大串を取り巻く状況は、07年参院選で一変した。衆院2区に当たる12市町(当時)のうち9市町で、民主候補の得票が自民を上回った。同年の県議選では、2区に地盤を持つ民主党県議が2人誕生。社民党の「推薦」を得たことも、追い風となっている。

 それでも陣営は「浮動票が少ない選挙区だけに、(今村との)差はまだ大きい」と分析。「相手の支持基盤を取り込まない限り、勝利はない」と引き締めに余念がない。

 郵政民営化の余波を受けた4人の乱戦から3年。今度は一騎打ちに様相を変えて、厳しい接戦が予想される。 =敬称略
(多久小城支局・座親伸吾、鹿島支局・井上浩平)

<2区の過去の得票>
▽2005年9月
今村 雅弘 無  66,995
大串 博志 民  51,299
土開 千昭 自  35,039
石丸 泰男 共  5,900

▽2003年11月
今村 雅弘 自  107,522
諸田  稔 共  22,898


=2008/09/25付 西日本新聞朝刊=

6224千葉9区:2008/10/27(月) 22:03:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20080927/20080927_0002.shtml
直前情勢を追う=3区 「完全復権」を印象づけ
2008年09月30日 22:16
[決戦の時 さが 衆院選へ]
 お披露目の晴れ舞台は〝投げ出しショック〟で吹き飛んだ。

 前首相の福田康夫に8月、自民党政調会長に抜てきされた保利耕輔は今月20日、地元・唐津市で1000人規模の就任祝賀パーティーを予定していた。ところが、案内状を発送した1日の夜、福田の突然の辞意表明でパーティーは中止に。しかし、保利を支える地元関係者に暗さはない。

 20日、佐賀市で開かれた自民党総裁選の街頭演説会。壇上に、党最高幹部の1人として、堂々とマイクを握る保利の姿があった。

 「与党の政策責任者として重い責任を感じている。これからも頑張っていくのでよろしく」

 3年前、〝郵政造反組〟として党を追われた立場から、「完全復権」したことを県内の有権者に強く印象づけた。

 「大相撲で言えば、関脇から大関のところに座っている感触」。保利は8月に地元の地方議員らを集め、復権の喜びをこう表現した。新総裁・麻生太郎の下でも、保利の政調会長続投が決まった。

 □ ■

 唐津市を中心に4市2町で構成する佐賀3区。保利の支持者たちは「保利党」と呼ばれ、鉄の結束を誇る。「自民は嫌いでも、保利さんは別」とある医師会関係者は語る。無所属で臨んだ2005年衆院選でも、保利は8万7千票余りを獲得。4万票台だった自民公認の広津素子を一蹴(いっしゅう)した。

 その後、復党を果たした保利と、比例代表で復活当選した広津の公認争いが焦点となったが、6月、党本部が保利公認を内定。これを受けて保利陣営は休眠状態だった「保利耕輔後援会」を再始動させ、8月28日には空席だった後援会長に唐津市長坂井俊之の就任が正式決定した。同市議長の熊本大成は「組織立て直しへ、第一歩を踏み出せた」と安堵(あんど)の表情をみせる。

 ■ □

 同選挙区には、社民党の柳瀬映二と共産党の瀬戸雄也も立候補を表明。民主党からも推薦を受ける柳瀬は18日、伊万里市で民主との合同演説会を開催。県内唯一の共産候補である瀬戸も20日、唐津市での党総決起集会で改革を主張。だが、いずれも分厚い保利の地盤を脅かすには至っていない。

 保利盤石ともみえる情勢で、唯一の波乱要素が広津の存在だ。20日の党総裁選演説会場に姿を見せた広津は、取り囲む報道陣に「選挙で破産する気はない。無所属出馬はあり得ない」と言い切った。だが、一方で「解散直前の支持率によっては(公認予定者の)差し替えの可能性も残っているはず」と望みは捨てていない。今も精力的に地元企業回りを続け、土壇場での逆転公認に執念を燃やす。

 保利党の面々は「公認問題は終わった話。(広津が)仮に無所属で出ても脅威にはならない」としながらも、その動向には神経をとがらせる。保利も、父・茂が総務会長として臨んだ選挙で落選したことに触れ、「党三役だからといって、絶対安心ではない」と組織の引き締めを忘れない。

 広津は出るのか、それとも退くのか―。対決構図が固まるには、もう少し時間がかかりそうだ。 =敬称略 (唐津支局・益田孝、小川俊一)

<3区の過去の得票>
▽2005年9月
保利 耕輔 無  87,485
広津 素子 自  48,992
柳瀬 映二 社  17,433
船津 賢次 共  7,966

▽2003年11月
保利 耕輔 自  102,859
藤沢 裕美 民  36,653
宮崎 正人 共  8,079


=2008/09/26付 西日本新聞朝刊=

6225千葉9区:2008/10/27(月) 22:09:06
>>4857>>5286

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20081019/20081019_0001.shtml
対照的な戦術で火花 長崎2区 ベテラン「どぶ板」 新人「幹部が大挙」
2008年10月19日 14:20
[ワッペン・走る 衆院選へ]
 自民のベテラン久間章生元防衛相(67)に、薬害肝炎訴訟のシンボル的存在の民主新人福田衣里子氏(27)が挑む衆院長崎2区。地元を分刻みで回る“どぶ板”に徹する久間氏に対し、福田氏陣営は党幹部らが続々長崎入りし、党ぐるみのパフォーマンスを展開。対照的な戦術の背景には、それぞれの事情ものぞく。

 「やあ久しぶり」「元気ね」。18日午後、南島原市の音楽会場。約40キロ離れた諫早市での結婚式から駆けつけた久間氏は、終演後に会場を後にする支持者らと握手を交わした。近年はほとんど選挙区入りしなかった久間氏だが、今回は毎週末、地元に戻り、行事回りやミニ集会をこなす。

 久間氏は「こんなに回るのは初めて。支持離れを感じるからこそ会って説明したい」と危機感を隠さない。

 原爆投下をめぐる「しょうがない」発言だけでなく、選挙区内には「道路整備などの地元貢献が少ない」との批判も根強い。どぶ板戦術は“釈明行脚”の側面も色濃い。

 一方、同日午前、諫早市で開かれた福田氏の集会には岡田克也民主党副代表が駆け付けた。

 立候補会見には小沢一郎代表が同席。事務所開きにも党女性議員らが大挙して訪れるなど中央からのてこ入れが目立つ。岡田氏もこの日、記者団に「ここは大事な選挙区。今後も幹部が応援に来ますよ」と力を込めた。

 ただ、根強い保守地盤とあって、選挙区内には地方議員の空白区も目立つ。旧郡部での遊説では、聴衆がまばらなことも少なくない。陣営内には「話題作りもいいが、相手のどぶ板ぶりも見習うべきでは」と上滑りを懸念する声もくすぶる。

 ともに無所属新人の元会社員の山崎寿郎氏(28)と諫早市議の相浦喜代子氏(44)も埋没を避けようと支持拡大に躍起だ。

=2008/10/19付 西日本新聞朝刊=

6226千葉9区:2008/10/27(月) 22:09:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20081026/20081026_0001.shtml
2区自民・久間氏VS民主・福田氏 医療・福祉で対立鮮明 意見聴く会
2008年10月26日 15:10
[ワッペン・政治決戦 ドキュメント長崎]
 次期衆院選に向け、県医師連盟諫早支部(高原晶支部長)は25日、長崎2区で立候補を予定している自民現職の久間章生氏(67)と民主新人の福田衣里子氏(27)、ともに無所属新人の相浦喜代子氏(44)と山崎寿郎氏(29)の4人に医療・福祉政策に関する意見を聴く会を諫早市の諫早医師会館で開いた。

 従来自民党支持だった同支部が各党、各候補者の政策を重視して選択する参考にしようと初めて企画。医師約80人が傍聴に参加し、立候補予定者4人は、事前に渡された6項目のアンケートに沿って意見を述べた。

 4人のうち対決姿勢が際立つ久間氏と福田氏はこの日が初対面。政府の社会保障費抑制政策について久間氏が「必要な経費には増額している点も考慮すべきだ」と強調すると福田氏は「社会保障がしっかりしていないと将来に不安がつきまとう」と反論。後期高齢者医療制度でも福田氏が「特定の年齢での差別はひどく、撤廃すべきだ。医療の一元化などで無駄遣いを減らすことも大切」と訴えたのに対し、久間氏は「元に戻せば医療制度の行き詰まりは目に見えている」と主張した。


=2008/10/26付 西日本新聞朝刊=

6227千葉9区:2008/10/27(月) 22:11:31
>>5473
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20081016/20081016_0001.shtml
衆院3区 「ばらまき」「官僚支配」 宿敵、真っ向批判 自民・谷川氏 民主・山田氏
2008年10月16日 17:09
[ワッペン・政治決戦 ドキュメント長崎]
 ●大村市で公開討論
 次期衆院選長崎3区に立候補を予定している自民党現職の谷川弥1氏と民主党現職の山田正彦氏(比例九州)の公開討論会が15日夜、大村市内であった。過去2回の衆院選でしのぎを削った両氏は、互いの党の政策を「ばらまき」「官僚支配」と真っ向から批判。早くも熱い“前哨戦”を繰り広げた。

 討論会は、次期衆院選の投票の判断材料にもしてもらおうと、日本青年会議所九州長崎ブロック協議会が主催。約400人が集まった。

 冒頭、山田氏は民主党が提唱する子ども手当支給や高速道無料化に言及。「実現することで地方の消費が活性化し景気も回復する」と主張した。

 これを受け、谷川氏は民主党の政策を「糖尿病の患者にまんじゅうを食えというようなもの」と批判。「ばらまきでは駄目。集中的に対策を取るのが救済だ」と訴えた。

 また、谷川氏は年金を含めた社会保障に関しても「10年後、100年後も日本の社会は続く。つらいが、一定の金額の中でやっていくしかなく、ばらまいて無責任なことはできない」と述べ、再度民主党の政策を批判した。

 これに対し、山田氏は「谷川さんは『日本は“糖尿病”で大変で、金はない』と言うが、与党と官僚は国家予算よりはるかに大規模な特別会計を勝手に割り振っている。官僚支配をたたき切るのがわれわれの課題だ」と応じた。


=2008/10/16付 西日本新聞朝刊=

6228千葉9区:2008/10/27(月) 22:14:43
長崎4区は>>5839

>>5474
組織固めに奔走 「ゆがみ正せ」「序盤手応え」「政治変える」 長崎1区
2008年09月30日 22:17
[ワッペン・政治決戦 ドキュメント長崎]
 「今こそ風を」「風に負けん」―。次期衆院選に向け長崎1区で立候補を予定している自民、民主、共産各党の候補予定者たちが27日、長崎市内でそれぞれの支援団体の会合などの場で前哨戦の火花を散らせた。

 午前10時前、長崎市の自然体験型公園「あぐりの丘」。民主現職の高木義明氏は、三菱重工業長崎造船所の関連・協力企業8社の組合員と家族が集った「ファミリーフェスタ」会場で声を響かせた。

 「食の安全、年金、医療、介護、子育て教育が、時の政治によって大きくゆがめられている。衆議院では3年前のフィーバー選挙で自民・公明の数が大きく上回っている。これではいけない」

 3年前の前回衆院選は小泉旋風が吹き荒れ、自民党候補との接戦を強いられた高木氏。会場を回って大人から子どもまで1人1人に握手を求めた。

 対する自民現職の冨岡勉氏(比例九州)は同日夜、県医師会館で開いた医師たちの勉強会「医療未来研究会」で臨戦態勢を強調した。

 「既に選挙事務所も確保し、商工連盟、市医師連盟からも推薦をいただいた。3年前に比べて態勢は整い、いい感じで序盤戦を進められている」

 しかし年金問題や不正流通米の問題など前回とは打って変わって自民党への逆風が吹く中での戦い。周囲からは不安の声も上がる。「麻生内閣になって支持率は50%近くまで回復したが、思ったほどではない。準備を怠ることなく進めたい」と呼び掛けた。

 一方、共産党新人の渕瀬栄子氏はこの日、長崎入りした同党の赤嶺政賢衆院議員(比例九州)とともに「被爆体験者」を対象にした国会報告会などに出席。渕瀬氏は、戦前、プロレタリア文学作家の小林多喜二が格差社会を描いた小説「蟹工船(かにこうせん)」が今年ベストセラーになったことを取り上げ「蟹工船がブームになったが、母親の立場からすると悲しくて仕方がない。この政治を変えるため、長崎からも共産党議員を出させていただきたい」と党への支持拡大を訴えた。


=2008/09/28付 西日本新聞朝刊=

6229千葉9区:2008/10/27(月) 22:17:25
>>5787>>5811
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20081023/20081023_0002.shtml
県農政連 誰を支援? 自民との協調・坂本氏 過去の関係重視・三浦氏 戸別補償の民主・後藤氏
2008年10月23日 14:37
衆院選の対応などを協議した県農政連委員会では、会場前で3区の自主投票を求める農家の姿もあった=10月8日、熊本市内で 農協の組合員でつくる県農政連が次期衆院選熊本3区でだれを支援するかをめぐり、頭を痛めている。自民党公認で立候補を予定する現職坂本哲志氏(57)は、過去の衆院選で支援した松岡利勝元農相(故人)と争ってきた相手。一方、同党を離党し、無所属で立候補する意向を表明した三浦一水氏(54)は、これまで参院選で支援してきた関係にある。自民党の友好団体として坂本氏の推薦に踏み切るのか、これまでの関係を重視して三浦氏を推すのか。関係者からは「だれを選んでもしこりが残る」とため息が漏れている。

■衆院3区 3氏から推薦願

 過去2回の衆院選で松岡氏と争った坂本氏は、松岡氏死去に伴う昨年7月の衆院3区補選で当選し、自民党に復党。長年続いた保守分裂は回避されるとみられていた。

 だが、昨年の参院選熊本選挙区に自民公認で3選を目指し、落選した三浦氏が今月10日、3区から立候補する考えを表明し状況が一変。民主新人の後藤英友氏(42)を加え、3氏から推薦願を出された県農政連は、難しい対応を迫られている。

 県農政連は意中の候補について「全くの未定。地元総支部の意見を聞いて判断する」との立場。三浦氏の地元の農政連鹿本総支部は21日、「農政に理解が深い」などとして三浦氏推薦を決定したが、坂本、後藤両氏の地元の菊池総支部は態度を保留し、阿蘇総支部も態度を決めていない。

 農家の間でも意見が分かれる。松岡氏の支援者は坂本氏支援に抵抗感があるとされ、自主投票を求める意見や、農家への戸別補償を掲げる民主党に期待する声もある。

 県農政連は今月8日の会合で衆院選の対応を協議したが、3区は「地元の総支部から推薦願が来ていない」(園田俊宏委員長)として議論せず、衆院解散後に再度協議することを決めた。

 幹部の1人は「農政連イコール自民ではない。党の意に沿わない選択もあり得る」とする一方、「予算要求などで関係が深い自民党に背を向けるのもなかなか難しい」と悩ましい胸中を語った。

6230千葉9区:2008/10/27(月) 22:21:02
>>5979>>5994
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20081025/20081025_0001.shtml
1区 友好団体推薦に注目 従来は与党支持 自民、無所属が依頼
2008年10月25日 15:49
[ワッペン・決戦の時 みやざき 衆院選へ]
 次期衆院選宮崎1区の自民党公認予定者の元参院議員で新人の上杉光弘氏(66)が24日、JAグループや県建設業協会など自民の友好経済団体に推薦願を提出した。同種団体には、同じ1区で立候補を予定している無所属新人の元林野庁長官川村秀三郎氏(59)=民主、社民、国民新推薦=も推薦願を提出している。両氏ともに農林業に精通しており、関係団体の推薦協議が注目される。

 地元経済団体は、自民県連の最大の支持基盤。国政選挙など大型選挙で与党系候補を支持してきたが、2004、07年の参院選、知事選では県連が保守分裂を繰り返し、与党候補が連敗した。

 このため与党候補を支持した友好団体には、県連に対する不信感が根強い。友好団体を取りまとめる県内最大の政治団体・県農民連盟(組合員約5万8000人)の横山勉委員長も「自民党は協力要請しながら、自分たちがまとまっていない。分裂続きの県連の一本化は難しい」と苦言を呈する。

 同連盟は2区、3区では、すでに推薦願が出された自民現職をともに推薦する見込み。1区については今後、上杉、川村両氏の公開質問状に対する回答などを参考に対応を決める方針という。

 県森林組合連合会(県森連)も困惑する。県森連が入る会館には、川村氏のポスターが掲示されている。同日、上杉氏から推薦願を提出された坂東和生県森連副会長は「従来は自民党候補を推してきたが、今回はいろんな声が上がる可能性があり、見通しがつかない」と話していた。近く政治団体・全国林業政治連盟県支部の委員会を開き、態度を決定する。

 1区には共産新人の党県書記長馬場洋光氏(39)も出馬を表明している。

=2008/10/25付 西日本新聞朝刊=


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20081027/20081027_0002.shtml
上杉氏後援会 江藤氏を異例の推薦 「相互協力」を呼び掛け
2008年10月27日 14:56
[ワッペン・決戦の時 みやざき 衆院選へ]
 次期衆院選宮崎1区の自民党公認予定で新人の元自治相上杉光弘氏(66)の後援会県連合会(日高義幸会長)は26日、宮崎市で役員会を開き、総選挙の挙党態勢構築のため、出馬表明している2区の江藤拓氏(48)、3区の古川禎久氏(43)のいずれも自民現職を、各選挙区内の「上杉後援会」が全面支援することを決定。江藤、古川両氏の選挙責任者を会合の場に呼び、異例とも言える「推薦状」を送るとともに、上杉氏支援への協力も求めた。

 元参院議員の上杉氏は、県内全域の十ブロックに後援会組織を構える。西都市出身でもあり、2区の支持層は特に厚い。

 その一方で、保守分裂の当事者でもあり、“政敵”である江藤氏の父隆美氏(故人)と長年、県政界を2分してきた。2005年の前回衆院選宮崎2区では、郵政民営化に反対し無所属で出馬した拓氏に対し、自民公認で直接対決したこともあった。「江藤対上杉中心の反江藤」の構図は今も残る。

 今回、上杉氏側が江藤氏側に「選挙協力」を持ち掛けた背景には、そうした恩(おん)讐(しゅう)を振り払い、江藤派の流れをくむ1区現職の中山成彬氏側の支援も取り付けなければ、厳しい戦いになるとの危機感があるからだ。

 25日に急きょ出席を要請された江藤拓後援会連合会会長の島田松男氏は、満場の拍手で迎えられた。「選挙区を問わず一致協力して、難局を乗り越えなければならない」と島田氏。上杉氏側の日高会長は、1枚の額縁を掲げてこう述べた。

 「私どもの方から『間違いありません。応援します』という証拠書類をお渡ししたい。江藤拓さんに対し、上杉光弘後援会として推薦し、全責任をもって後援会あげて推薦するという推薦状であります」

 上杉氏は後援会終了後、報道陣に対し、前回衆院選で獲得した約6万票について「江藤さんにいく(流れる)。私の党員も全部移し替える。きょうが挙党態勢の第一歩だ」と強調した。


=2008/10/27付 西日本新聞朝刊=

6231千葉9区:2008/10/27(月) 22:30:20
※11月頃に広島県知事選予定(現職は4選のため引退濃厚)
>>5750
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/hiroshima/Sh08102501.html
区で候補選び難航 自民、次期衆院選「コスタリカ廃止」 '08/10/25

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 ▽現職2氏、譲らず準備

 衆院広島3区を地盤とする自民党の現職二人が、次期衆院選で3区からの立候補を譲らず、調整が難航している。党本部が小選挙区と比例代表の候補者を選挙ごとに交代させる「コスタリカ方式」の廃止を打ち出したためで、一人を広島6区に「国替え」する案も浮上。解散・総選挙の日程が固まらない中、地元では二人のにらみ合いが続いている。

 「一人が6区に行けば救われる。どうだろうか」。自民党の古賀誠選対委員長は十六日、党本部で面会した広島県連の奥原信也幹事長に、あらためて伝えた。増原義剛氏(63)=比例中国=と、前回3区で当選した河井克行氏(45)のうち、党の立候補予定者がいない6区に回った方は比例中国の上位で優遇するとの提案だ。

 奥原氏は「党の調査で3区の情勢が厳しく、従来通りのコスタリカはない」と党本部の意向を説明する。6区は連続十期当選した国民新党現職の亀井静香代表代行の地盤。奥原氏は「6区に移れば厳しい選挙になる。とにかく二人が議席を取れるようお願いした」と話す。

 同じコスタリカ方式の岡山5区は、事実上のコスタリカ維持の方向で調整中だ。「広島3区と違って情勢調査の数字がいいから二人の選挙協力を前提に認めている」と奥原氏。

 党本部や広島県連内には「3区は二人が協力してもっと汗をかけば民主党に勝てないことはない」「まずは二人を話し合わせるべきだ」との意見もあるが、本人たちに応じる気配はない。もともと、二人の所属する派閥間の折衝の末にコスタリカ方式の導入が決まったため、県連も積極的に調整に乗り出す様子はない。

 コスタリカ方式なら今回は3区から立つ順番の増原氏は「現職同士がぶつかれば、共倒れになる。ルール通り、本部に差配してもらいたい」と主張。河井氏は「3区は私の古里。誰が何人出ようとも、私は古里から出る」と譲らない。二人とも地元に張り付き、街頭演説やあいさつ回りを精力的にこなす。

 3区にはこのほか、民主党新人の橋本博明氏(38)が立候補の準備を進めている。今月に入り後援会を発足させ、事務所を開くなど活発な動きを見せる。「どちらが相手でもいい。私は私のやり方で、政治を変えようと訴えていく」としている。(門脇正樹)

6232千葉9区:2008/10/27(月) 22:31:16
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/hiroshima/Sh08101501.html
2氏、熱帯びる前哨戦 広島4区 '08/10/15

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 衆議院の解散先送り論が出始める中、広島4区では立候補を予定する二氏の動きが活発化している。十三日午前、民主党新人の空本誠喜氏(44)が東広島市内で事務所開き。同日夜には、自民党現職の中川秀直氏(64)も市内で大規模な国政報告会を開いた。総選挙の時期は不透明だが、前哨戦は着実に熱を帯びている。(下久保聖司、境信重)

▽民主・空本氏、事務所開き400人

 空本氏は、事務所開きに集まった約四百人(事務所発表)を前に「世の中を変えるため政権交代を成し遂げなければいけない」と強調。「税金の無駄遣いや官僚天下りを一掃し、山や田、道路を長期展望で改修する環境土木という事業に充てたい」と訴えた。

 自民党系の蔵田義雄市長も駆け付け「空本先生をしっかり育てて国政の壇上に送っていただき、次世代の日本をつくっていただければ」とあいさつした。

▽自民・中川氏、大規模に報告会

 十選を目指す中川氏は五日に事務所開きを済ませ、国政報告会はプレ決起大会の位置付け。約千人(事務所発表)の参加者に、世界的な金融危機を解説。「これからの三、四年が日本にとって決定的に大事。官僚主導を国民主導に変え、東京一極集中の権限や金も地方に移す」と訴えた。

 評論家の田原総一朗さんも応援演説に駆け付け「私が最も信頼する政治家。地方分権を本気でやろうとしている」と激励した。

6233千葉9区:2008/10/27(月) 22:32:26
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/hiroshima/Sh08100102.html
衆院選びんご前哨戦 6区、野党対決の構図 '08/10/1

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 ▽共産党新人が立候補表明 自・民、比例票に期待

 無投票が懸念された次期衆院選の広島6区は、選挙戦が確実となった。三十日、三原市の共産党新人、花岡多美世氏(51)が立候補を表明。既に名乗りを上げている国民新党現職の亀井静香氏(71)と野党対決の構図に。両陣営は準備を加速させ、自民、民主両党も比例票の掘り起こしに期待。有権者からは活発な政策論争を望む声が上がった。

 尾道市役所であった記者会見。花岡氏は「同じ野党とはいえ(無投票で)亀井先生に通ってもらうわけにはいかない」と選挙戦の意義を強調した。一日は三原市の数カ所で街頭演説を予定。今後、選挙区内を精力的に回る構えだ。

 亀井陣営は冷静に受け止める。「選挙は織り込み済み。一層気を引き締めるだけ」と支援者へのあいさつ回りに力を入れる。ただ、庄原事務所の桂藤和夫秘書(51)は「共産党だけとの選挙は経験がない」。比例票の獲得もにらみながら投票率の行方を気にする。

 亀井氏を支持する方針の民主党。佐藤公治参院議員の壇上和義秘書は「秘書の会合で比例中国の民主票を伸ばすため、支持者に投票に行くよう徹底的に訴えることを確認した」と臨戦態勢を整える。

 自民党は県連が党本部に候補擁立を一任後、表だった動きはない。溝手顕正参院議員の三原地区後援会長の勝村善博氏は「選挙があれば比例票の獲得も期待できる」。

 有権者の反応はさまざまだ。尾道市の主婦城間早苗さん(50)は「無投票では自分の思いを託せる人が選べない。政治への関心を深めるきっかけになりそう」と歓迎する。庄原市の無職地田修さん(71)は「亀井さんの地盤は揺るがないのでは」とみるが、三次市の主婦松井操子さん(74)は「新しい候補にも期待したい」と話す。

 一方、野党だけの対決に不満の声も。尾道市の自営業清水美歳さん(75)は「自民党も候補者を出して論戦を繰り広げるべきだ」。三原市のパート従業員野田美香さん(35)は「堀江貴文氏が立候補し、お祭り騒ぎのようだった前回選挙に比べると寂しい感じがする」。与党不在で盛り上がりに欠ける選挙戦を心配する。

6234千葉9区:2008/10/27(月) 22:33:10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/hiroshima/Sh08101201.html

7区、激しさ増す 街頭演説や事務所開き '08/10/12

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 「先送り論」が出るなど解散・総選挙の時期が不透明になる中、次期衆院選で現職同士の激突が見込まれる広島7区の前哨戦が、激しさを増している。

 自民現職の宮沢洋一氏は十一日、福山市内で街頭演説をこなし、民主現職の和田隆志氏(比例中国)も同市曙町で後援会の事務所開きをした。

 宮沢氏は午前中、明神町の連絡事務所近くの国道2号交差点で「減税策や中小企業への融資策など現実性、先見性のある政策を打ち出せるのは自民党だけ」と強調。神辺町の支援者回りもした。

 和田氏の事務所開きには、支援団体の代表ら約七百人が出席した。和田氏は後期高齢者医療制度を批判。「国の制度を変えるため、有権者の気持ちを国会へ届けたい」などと訴えた。(与倉康広)

6235千葉9区:2008/10/27(月) 22:35:33
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08092801.html
中国地方5県の情勢 <3> 岡山 '08/9/28

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 ▽4区、民・自現職対決か 2区は4氏が支持固め

 県内の五小選挙区には現時点で現職八人、元職一人、新人四人の計十三人が立候補の準備を進める。民主と自民の現職が「一対一」でぶつかる4区、民主、自民の現職に加え、無所属の元職と新人の四人が戦う2区が注目区となる。(文中敬称略)

 4区は、民主現職の柚木と、前回六千票差で敗れた自民現職の橋本(比例中国)との一騎打ちとなりそう。政権交代を懸けた二大政党対決の象徴的な選挙区となる。

 柚木は七月以降、臨戦態勢。「政権チェンジ」を強調し、今月二十三日、倉敷市内に事務所を設けるなど活発な動きを見せる。連合岡山の推薦を受けており地元医師会、漁協など自民の地盤の切り崩しも狙う。

 橋本は、祖父の故龍伍元厚相、父の故龍太郎元首相から引き継いだ地盤強化を急ぐ。中山成彬国交相辞任など逆風の中、各所で街頭演説、ミニ集会を重ね「自民の信頼回復へ党の立て直しをしていく」と訴える。

 ▽「同根」が激突

 2区は、民主の津村と、自民の萩原(比例中国)の現職二人に、いずれも無所属で元職の熊代と新人の赤松が絡む。津村以外の三人は自民出身で、同根対決の色彩が強い。

 津村は国政報告会などをこなし、前回以上の票差で勝利を目指す。萩原は岡山市東部を中心に、ミニ集会や地域行事に参加し支持を固める。熊代は医療・福祉の充実、児童手当の増額などを訴え票の底上げを狙う。元農相秘書官の赤松は、高校などの同級生の後援会組織を核に知名度アップを図る。

 5区は、コスタリカ方式に沿って自民現職加藤(比例中国)が小選挙区に初挑戦し、民主新人花咲と対決する公算が大きい。前回、花咲と共産新人を退けた自民現職村田吉隆は比例に回る見通し。

 加藤は旧市町村単位の後援会が始動し、こまめにあいさつ回り。花咲は街頭演説に加え七カ所に事務所を準備するなど両者とも選挙態勢固めに注力する。

 ▽5区は流動的

 ただ自民はコスタリカ方式の候補者調整の廃止方針を示す。村田の後援会は5区への立候補にも備え流動的な要素も残る。

 3区は前回、郵政民営化に反対し自民を離党した元経産相で無所属現職の平沼と、対立候補として乗り込んだ自民現職の阿部(比例中国)ら三人が争った。今回は現職二人の戦いになりそう。

 平沼は十月四日に、地元で後援会代表者合同会議を開き、組織を引き締める。民主党県連が連携を視野に入れる。阿部は、地元に頻繁に帰り、地盤固めに躍起だ。県東部の和気町に事務所を構えるなど、追い上げを強める。

 1区は、自民現職の逢沢に、民主新人の高井と、共産新人の東が挑む構図の見込み。

6236千葉9区:2008/10/27(月) 22:38:28
>>5545
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/okayama/So08100501.html
「平沼グループ」で公約 平沼氏が意向、選挙後新党も '08/10/5

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 平沼赳夫元経済産業相(岡山3区)は四日、津山市内で開いた県内後援会代表者らとの会合で、次期衆院選に、二〇〇五年の衆院選で落選した郵政造反組ら十三人と保守系無所属の「平沼グループ」として公約を示して臨む意向を示した。選挙後については、新党や新たな保守連合の結成も視野に入れる。

 平沼氏は「後援会幹部らの意見も踏まえ、これまでの筋を通すため保守系無所属で立候補する」として、衆院選前の新党結成見送りを表明。「保守思想で政界刷新のために新しいグループで戦う。第三極を目指す」とも述べた。

 岡山3区には平沼氏のほか、自民党現職の阿部俊子氏(比例中国)が立候補を予定している。

6237千葉9区:2008/10/27(月) 22:55:09
>>5557
http://www.jomo-news.co.jp/kikaku/2008syuin/20080926.htm
《決戦’08衆院選 小選挙区の構図》 1区 地殻変動、探る勝機【1区立候補予定者】

尾身 幸次(75)元財務相   自現
宮崎 岳志(38)元新聞記者  民新
酒井 宏明(42)党県常任委員 共新

◎緩みをけん制

 麻生太郎自民党総裁が誕生して一夜明けた二十三日午前七時。尾身幸次氏は前橋市内で開かれた1区自民県議との朝食会で、遅れて到着した県議に席を立って歩み寄り、握手を求めた。「よろしくお願いします」
 「尾身さんはものすごく気を使っていた」と出席者。自民が大沢正明氏を公認候補として擁立した昨夏の知事選で、尾身氏の協力が不十分だったとして県議の一部には今も不満がくすぶるが、会合は挙党態勢で衆院選に臨むことで一致した。しこりの解消を急ぐ尾身氏。和解を演出した県議。背景には自民にかつてない逆風が吹いている、との強い危機感がある。
 群馬1区は、小選挙区と比例代表を二人の候補が交代で出馬するコスタリカ方式が、全国で最も効果的に機能している選挙区とされてきた。しかし、年金記録の不備などによる国政への不満の高まりや、昨年の参院選での全国的な民主の圧勝を背景に本県でも地殻変動が進む。
 今月十二日夜に沼田市で開かれた後援会役員会では、金井康夫沼田市議会議長ら来賓三人がそろって「民主党に一度やらせてみようという声がある。大変危険だ」と組織の緩みをけん制した。
 尾身氏は「中小企業、農業、高齢者、地域をキーワードに頑張りたい」と地方重視の政策で流れの引き戻しを狙う。コスタリカで比例に回る佐田玄一郎氏の陣営も「これまで以上の協力関係で臨む」と引き締める。


◎勢力結集半ば

 初挑戦の宮崎岳志氏は二十三日、前橋市内で街頭演説し「私たちの暮らしを建て直すため、官僚支配を破り、新しい日本を作る」と声を張り上げた。
 宮崎氏は民主党本部が公募で擁立した。しかし、県内で民主は保守系と労組系が対立。互いに“距離感”を測り、にらみ合いを続ける。中立を掲げる宮崎氏に「勢力を結集しようという姿勢」と評価する声も聞こえ始めたが、一方で「どっちつかずで身動きが取れていない」との指摘もある。
 都市部で無党派層をつかむ「1区現象」で党勢を伸ばしてきた民主。宮崎氏は農業政策を訴えて農村部で自民と互角に戦い、都市部で勝つとの戦略を描く。ただ、知名度不足や組織づくりの遅れは否めない。遊説中心の草の根選挙で自民支持層の切り崩しを狙う。
 陣営が注目するのが高木政夫前橋市長の動向だ。高木氏は二月の市長選で、自民推薦で立候補した故金子泰造氏と全面対決し勝利した。市議会与党会派の「前光クラブ」(十五人)もすでに自民不支持で調整しており、宮崎氏周辺は高木市長の支援者との連携を模索している。
 また、自民の有力支持団体の医師会内にも宮崎氏を支援する動きがあるほか、前回二〇〇五年に候補を擁立した社民党との選挙協力が票を左右することになる。


◎「蟹工船」人気

 共産党は昨年の参院選に続いて酒井宏明氏を擁立、候補者を1区に絞った。酒井氏は福田康夫前首相の辞意表明後、街頭演説と集会を倍以上のペースに加速、臨戦態勢に入った。
 二十三日には前橋市内十二カ所で演説し、同市上泉町のショッピングモール前で「自公政治は大きく行き詰まっている」と政権を批判し、後期高齢者医療制度廃止などを訴えた。
 「蟹工船」ブームなどで共産党に注目が集まる中、党県委員会の小菅啓司委員長は「比例代表に力を集中して、北関東では現有の一議席から二議席にしたい。共産党の主張に共感する人は広がっている」と党勢の拡大に自信を見せる。
麻生内閣誕生を機に、各党、各議員は解散、総選挙の日程を左右する臨時国会の行方をにらみながら、政権を懸けた決戦に向けて走り出した。自民が圧勝した郵政解散による前回選挙から三年。県内五小選挙区の戦いの構図を検証する。

6238千葉9区:2008/10/27(月) 22:56:05
>>5884
《決戦’08衆院選 小選挙区の構図》 2区 現職対決に警戒感【2区立候補予定者】

笹川  尭(72) 党総務会長 自現
石関 貴史(36) 元党国対役員 民現

◎決戦は伊勢崎

 「接戦になると面白いだろう。興奮するね。やりがいがあるよ。こっちが苦しいときは、向こうも苦しいんだ」
 自民の笹川尭氏は十九日に桐生市内で開いた後援会の役員会終了後、記者団に冗談交じりに語った。県内で唯一の現職同士の対決だけに「最も厳しい選挙区」と引き締める。
 郵政民営化が争点となった前回二〇〇五年の選挙で自民は大勝したが、笹川氏は石関貴史氏に千四百票差の辛勝だった。地元桐生市では三千七百票余り上回ったものの、最大の票田の伊勢崎市で約六千四百の差をつけられた。
 これを踏まえ支援県議らは「都市対抗戦に持ち込ませてはいけない」と警戒。「決戦の地は伊勢崎」を合言葉に陣立てを進める。十八日に伊勢崎市内で開いた2区正副支部長会議で立ち上げた選対本部には、来年一月に行われる伊勢崎市長選に出馬を表明している自民県議の五十嵐清隆氏も「責任を全うしたい」と加わることに同意、全面協力を約束した。
 2区全体でも、桐生、伊勢崎、みどり、玉村の四市町長が選対入りしたほか、地区ごとの緊急役員会がほぼ一巡するなど、臨戦態勢が整いつつある。十月六日には桐生市の産業界が笹川氏との懇談会を開催。地元の支援ムードを盛り上げる。

◎政権交代訴え

  前回比例復活した民主の石関氏は初の小選挙区での勝利を目指し、企業へのあいさつ回りや、自転車遊説などで「国民生活第一の政治にするためには政権交代が必要」と訴える。
 陣営幹部は「政権交代が現実視される中、業界によっては、自民一辺倒の支持でいいのか、という声が聞こえてくる」と指摘。石関氏は近く自民を支援してきた各種団体に足を運び、支援を求める考えだ。
 前回一万三千票近くを獲得し、今回候補者擁立を見送る共産の支持票の行方も注視。陣営は八ツ場ダム建設中止や、国や地方の無駄の排除を訴え、反自民票の受け皿となることを狙う。
 懸念材料は不正経理問題に端を発した民主県連内の保守系と労組系の対立。保守系の石関氏に対し、前回選対幹部を務めた労組系の県議は、支援要請を受けていないことなどを理由に選挙運動に加わらないことを明言。前回推薦を得た連合群馬の支援も今のところ白紙の状態だ。
 ただ、石関氏は前回選挙で労組の支援に加え、個人後援組織を中心に動員型に頼らない独自の選挙戦を展開し、支持を広げた実績がある。現職として臨む今回も、遊説を軸に同様の草の根選挙で自民支持層や無党派の取り込みを目指す。二十八日には、桐生市内に事務所を開く予定だ。

6239千葉9区:2008/10/27(月) 22:57:19
>>6177
《決戦’08衆院選 小選挙区の構図》 3区 支持層結束に勝機【3区立候補予定者】

谷津 義男(74) 元農相  自現
柿沼 正明(43) 元銀行員 民新

◎市長選モード

 「自民、公明一丸となって戦い抜こう」。二十日夜、太田市内で開かれた東毛議員懇話会。谷津義男氏は3区内の市町長や自民県議らとともに拳を突き上げた。壇上には昨年末から今春にかけ次期衆院選出馬を目指した清水聖義太田市長の姿もあったほか、会合には選挙戦で実動部隊となる保守系の市議、町議ら総勢九十人が集結。さながら「選対出陣式」の様相を呈した。
 「今度の選挙は今までとは違う。自民と民主の一騎打ちで大変な選挙になる」と危機感を強める谷津氏。他の選挙区に先駆けて自民党の太田、館林、邑楽三支部の県議と会合を開いて組織づくりに着手した。
 谷津氏周辺が特に警戒するのが有権者の国政への厳しい視線とともに、来年四月に太田市長選を控え、主戦場の同市がすでに市長選モードに入っている点。市長選には現職の清水氏、元自民県議の秋山一男氏、元国会議員秘書の長沼広氏が立候補の意思を表明しているほか、自民県議の長谷川嘉一氏も出馬の意向。激戦必至な上、保守分裂の選挙となるだけに、「支持者に衆院選も市長選もお願いします、とは言いづらい」(ある候補の後援会幹部)事情があるためだ。
 谷津氏は民家に少人数の支援者を集めた懇談会や地区の会合に積極的に足を運び、次期衆院選の意味や経済、食料など市民生活に密接な問題で持論を披露するなどで、支持を広げる方針だ。

◎労組票が課題

 民主公認の柿沼正明氏は「今は地道な活動を続ける時期」と連日、街頭演説や企業回りを展開。二十七日は支持者数人の遊説隊を組織して太田市東部や大泉町でペダルを踏んだ。 年金や医療、農政に対する不満を追い風に政策本位の選挙戦で自民支持層を切り崩したり、無党派層を取り込む戦略。広島1区から国替えして臨んだ前回衆院選は準備不足もあり、館林・邑楽地区で地盤とする谷津氏に大差をつけられた。これを踏まえ同地区での遊説を重ねるなど浸透に注力。「自民への風当たりが強いようで反応はいい」と自信をのぞかせる。
 地元太田市での支持拡大には、富士重工業や三洋電機などの労組票をいかにまとめるかが課題。だが、民主県連内の保守系と労組系の対立構図を背景に、保守系の柿沼氏は今のところ労組をまとめる連合群馬への支援要請をしていない。連合群馬のある幹部は「政権交代の絶好のチャンスで、組織として何らかの応援態勢は整えたい」とするものの「本人からの正式な推薦依頼がなくては対応を決められない」と話す。
 柿沼氏は対立は県連の組織内の問題であり「労働組合そのものと対立するものではない」と区内の労組に協力を求める方針。ある労組の幹部は「まだ態度を決めていないが生活者が困窮する中、労働運動として政権交代を望んでいる」と支持を示唆している。

6240千葉9区:2008/10/27(月) 22:59:18
>>5523>>5724>>5755
《決戦’08衆院選 小選挙区の構図》 4区 無党派層強く意識【4区立候補予定者】

福田 康夫(72) 前首相 自現

〜民主、中島氏が出馬へ始動〜

◎集票網を再点検

 「康夫さんだからあそこまで踏ん張れた」「一年の間に外交などで大きな成果を残せた」。福田康夫氏の突然の首相辞任を、陣営幹部は前向きに受け止める。一方で、無党派層などには「投げ出し」との失望感が広がった。「難しい選挙にならなければいいが。首相にまでなったのだから心配ないだろうという感覚や油断が一番こわい」。前回選挙戦で事務長代行を務めた福田系の重鎮、山田富二氏は警戒心をあらわにする。
 原点に立ち返っての選挙戦。「福田・中曽根・小渕」の派閥を超えた挙党一致態勢の徹底と、支部組織・団体組織の二枚腰で臨む集票網の再点検が当面の課題だ。派閥の垣根は自民党県議団でこそ政策同志会と県政塾を解消したが、実際の選挙戦では応援に濃淡が出ないとも限らない。同じ自民なら一枚岩で応援しようと、自民系高崎市議三十三人は昨年八月に福田氏の支援市議団を設置したのに続き、今年一月に中曽根氏、同三月には市内の旧町村部が選挙区となる小渕氏の支援団体を作った。
 次期衆院選が初の戦いの場。選挙戦では遊説、選対の連絡調整、地元支持者の掘り起こしなどで幅広く連携する計画だ。昨夏の知事選で小寺弘之氏を応援し、大沢正明氏を推す福田氏と対立する格好となった自民系市議も「福田氏を否定したわけではない」と支援に動きだす。
 団体組織の核となる高崎政経懇話会には七百の企業が名を連ねる。「選挙の時だけでなく、日ごろの活動が大切」(清水英徳会長)と、月例の役員会や多彩な交流活動を行っている。解散が近づけば、貴代子夫人らが十一地区別の懇話会集会に顔を出すなどして臨戦態勢に入る。清水会長は「民主党の相手がだれになろうと、やるべきことをしっかりやる」。
 一方、公認候補の決定が遅れている民主は、解散、総選挙が目前に迫る中、党4区総支部代表の中島政希氏(55)が鳩山由紀夫幹事長から「公認の内々定を得た」として出馬の準備作業に入った。二十七、二十八の両日には多野藤岡地域市町村の民主議員や各地区の後援会幹部など三十軒ほどを回り、選挙への協力を求めた。

◎共産票の受け皿

 過去三回の衆院選でいずれも福田氏の厚い支持組織にはね返された中島氏だが、「民主を支持する4区の保守浮動票はかなりあり、自民票に迫っている」と自信を見せ、「個人票の拡大と政策で共産票の受け皿となることで上積みを目指す」とシナリオを描く。
 民主は昨年四月の県議選高崎市区で、初挑戦の石川貴夫氏が街頭遊説を中心とした組織に頼らない戦術で三位当選を果たし、同市で都市型選挙が通用することを証明してみせた。
 ただ、民主県連内で労組系と対立する保守系の中島氏が公認に決まった場合について、民主票の求心力となりうる労働団体の幹部は「いろいろな意見が出るだろう」と支援に慎重な姿勢を見せる。政権交代という大義の前に、4区の民主保守勢力と労組がどのような対応をとるか注目される。
 4区では別の党関係者が労組系候補の擁立を目指したものの、めどが立っていない。

6241千葉9区:2008/10/27(月) 23:01:03
群馬上毛新聞の特集は9/26〜10/1です。
コピペ漏れしてました。

http://www.jomo-news.co.jp/kikaku/2008syuin/20081001-2.htm
(2008/10/01)
《決戦’08衆院選 小選挙区の構図》 5区 王国の“牙城”盤石【5区立候補予定者】

小渕 優子(34) 少子化担当相 自現

◎応援要請に懸念

 麻生内閣の少子化担当相に小渕優子氏が任命された九月二十四日、中之条町の事務所に歓声と拍手が沸き起こった。戦後最年少となる三十四歳での入閣。持ち前の明るさに加え、文部科学政務官としての経験も積み、有権者の人気は高い。自民内に「5区は絶対大丈夫」「全国最安定区」との観測も流れる。
 ただ、相手が決まらず、陣営の決戦ムードが盛り上がらない現状に、小渕氏の選対本部長を務めてきた南波和憲自民県連幹事長は「過去最多の十六万票超を目指す」と目標を掲げ、組織の引き締めに躍起だ。
 昨年九月に長男を出産した小渕氏は今年一月から地元のあいさつ回りを開始、支持固めは着実に進む。選挙区内すべての市町村長の支持を得る方向で調整中で、地元県議が中心になって票固めを行う。
 二〇〇五年の前回衆院選の際、小渕氏は郵政民営化関連法案の衆院採決で棄権したが、得票は〇三年の前々回衆院選時からほとんど減らさず、支持層の固さを裏付けた。
 事務所には選挙での応援要請が多数寄せられ、本人の選挙区入りが少なくなりそうなのが懸念材料。それでも「自民が野に下るかどうかの選挙。党全体を考えなければならない」と陣営幹部。五日に渋川市の選挙事務所で後援会幹部役員と県議団の合同会議を開き、動きを活発化させていく。

◎組織選挙厳しく

 一方、5区での候補者擁立を目指す社民は選考が難航している。「共産が候補者を立てず、民主は(5区を)我々に任せてくれている。非常に有利な状況なのだが」。九月二十六日夜、前橋市内で開かれた社民県連合の常任幹事会で、県連合代表の土屋富久氏はもどかしそうに報道陣に語った。
 社民は小選挙区から最低一人の候補者を擁立する方針を決め、民主が候補者を立てない5区を中心に選考を進めてきた。だが、選挙戦では現職の厚い壁に挑むこともあり、目標とした九月中の候補者決定には至らなかった。
 かつて5区は労働組合の力が強く、大きな工場のある渋川、安中などを中心に社民への組織票が期待された。社民県連合の前代表、山口鶴男元衆院議員の地盤でもあったが、今は労組の活動が縮小、「以前のような組織選挙は望めない状況」(党役員)という。
 それでも、土屋氏は「自民の無競争を許すわけにはいかない。長期にわたる自公連立政権を変えたい」と強調。比例代表での復活当選も視野に、「自民批判票の受け皿となれる人材をなんとしても発掘する」と力を込める。
 5区では今年八月、社民との連携を打ち出している民主の鳩山由紀夫幹事長が長野原町の八ツ場ダム建設現場を視察。ダムの治水や利水などの効果が疑わしいとし、マニフェストに「八ツ場ダムの中止と地域の生活再建」を盛り込んでいく考えを示した。「ダムを政争の具にしようとしている」と批判を強める自民との対決が全国的にも注目される可能性がある。

6242北海道民:2008/10/27(月) 23:08:20
孤立深まる中川、次も民主と接戦になるだろう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000594-san-pol
孤立深まる中川秀直氏 早期解散論で首相を牽制 
10月27日22時48分配信 産経新聞



拡大写真

27日午後、茨城県日立市のJA日立多賀で講演する自民党の中川秀直元幹事長(写真:産経新聞)

 与党内で衆院選先送りの声が強まる中、自民党の中川秀直元幹事長が早期解散に向け、一人気勢を上げている。中川氏は最大派閥・町村派代表世話人ながら先の総裁選で小池百合子元防衛相を擁立して敗れたため、発言力は著しく低下。経済成長重視「上げ潮派」のリーダーとして若手・中堅を育てつつ麻生太郎首相を牽制(けんせい)し続けるが、後ろ盾だったはずの小泉純一郎元首相が引退表明したこともあり、孤立感が深まっている。(加納宏幸)

 「麻生さんは保守本流。吉田茂元首相の孫だから必ず王道を歩んでくれるはずだ。民意の信を得てから12月に予算編成をするのが王道ではないか」

 中川氏は27日、茨城県日立市に1回生議員の応援に訪れ、早期解散の必要性を説いた。

 さらに安倍晋三元首相、福田康夫前首相の2代続けてねじれ国会にさいなまれた末に行き詰まったことに触れ、「このままいくと安倍さんや福田さんと同じ目に遭ってしまう。これでは2人が何のために身を引いたのか分からなくなってしまう」と麻生首相を暗に批判した。首相の支持が強い茨城県であえて首相批判に徹したのは「反主流派のリーダー」として政権への圧力を強めていく決意の表れとみえる。

 町村派内では、中川氏が総裁選で小池氏を全面支援し、麻生首相を推した森喜朗元首相、町村信孝前官房長官らとの対立が深まった。加えて中川氏は次期衆院選後に民主党の一部との新党構想を描いていたとの憶測を呼んだことが、派内の求心力を著しく低下させてしまった。

 だが、首相が財政規律派の与謝野馨経済財政担当相を重用し、消費税を含む税制の「中期プログラム」策定の方針を示したことで中川氏の闘争心に火がついたようだ。中川氏は24日、自らのホームページに「将来増税すればいいのだから、どんどん財政出動すればいいということでは歳出削減できない。増税工程表が選挙公約になるまでには当然激しい党内論議を呼ぶだろう」と記し、対立姿勢を鮮明にした。

 しかし、世界的な金融危機の中で上げ潮派が主張してきた経済成長は望むべくもない。中川氏は政府・与党が検討する「埋蔵金」(特別会計余剰金)の活用について「埋蔵金を発掘したのは私だ」と存在感を誇示するが、劣勢を覆す「秘策」はまだ見つかっていない。

6243名無しさん:2008/10/27(月) 23:17:33
>>6201
比例復活を含め3回連続小選挙区敗北の元職と、
2回連続比例復活も出来ず落選の元職・新人と、
2種類あるんじゃありませんでしたっけ
前回落選なら今回も落ちたらOUTですよ

6244名無しさん:2008/10/27(月) 23:19:31
今週の週刊ポストで一部自民の調査が出ていた。始めてみたがA〜Eで評価する
らしい。でアソウはC+(対立候補に5ポイント以内の差をつけている)、C-(対立候補に
5ポイント以内の差をつけられている)に年末に重点的にカネ配れと指示したそうな。

それにしても・・・公明カンカンだろうな。特にこれまでの信頼関係があったとされる
北側・アソウのラインはこれで崩壊かなぃ?

6245千葉9区:2008/10/27(月) 23:28:04
>>6228長崎1http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20080929/20080929_0003.shtml
>>6238群馬2http://www.raijin.com/kikaku/2008syuin/20080927.htm
>>6239群馬3http://www.raijin.com/kikaku/2008syuin/20080929.htm
>>6240群馬4http://www.raijin.com/kikaku/2008syuin/20080930.htm
のリンクもれてました


ということで、テキトーに特集記事を集めてみました。
9月末〜10月の頭くらいが多い印象

6246千葉9区:2008/10/27(月) 23:38:52
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2008/gekit/gekit_03.htm
(3)青森1区 4選挙区で最多の5人乱立
(2008/09/19)
 青森県内の四選挙区で、最も多い五人が出馬する。自民、民主両党の現職に加え、比例票の獲得も視野に入れる共産、社民両党の新人、政界再編を訴える無所属の新人が乱立。大票田の県都・青森市で各陣営の街頭演説などが熱を帯びるとともに、民主党の参院議員が誕生した北五地区をめぐる攻防も焦点となっている。
 自民現職で、十二選を目指す党税制調査会長の津島雄二(78)。十四日、青森市内の敬老会であいさつし、「必要なことには、お金を使わなければならない」と、福祉や社会保障の財源確保に努める考えを強調。
 九月以降、津島派会長として総裁選の対応などに追われる中で、北五地区の会合に出席し、東京にとんぼ返りするなど危機感がにじむ。
 これに対し、前回の二〇〇五年に約一万五千票差で津島に敗れ、比例復活当選した民主現職の横山北斗(44)は小選挙区での“初勝利”を狙う。五所川原市出身で民主の平山幸司が昨年七月の参院選で当選、勢力拡大の新たな足掛かりを築いた。
 横山は十三日、青森市内での労組集会で「予算を組み替えるのが民主党、ただ増税するのが自民党だ」と津島をけん制した。
 共産党県委員会書記長の吉俣洋(34)は初挑戦。街頭で「共産党が大きくなってこそ政治の中身を変えられる」と党の存在感をアピール。党比例単独候補で、現職の高橋千鶴子(49)と二人三脚で街頭演説などをこなす。
 党県委員長の堀幸光は七日に青森市で開かれた集会で「年内の総選挙は間違いない流れだ」と述べ、党勢拡大を訴えた。
 昨年の参院選に続く国政出馬となる社民党県連代表の渡辺英彦(68)。元青森市選出県議で、支持者が多い同市での活動に力を入れるほか、週に一度は五所川原市に入り、知名度アップを図っている。二十二日には県連で事務所開きを行う予定。
 渡辺は「自民、公明にこれ以上政権を任せておけない」と、街頭演説で与党批判を展開する。
 前回に続き無所属で出馬する元県議の升田世喜男(51)は政界再編をにらみ、新党発足が取りざたされる元経産相の平沼赳夫を支持する。「地元では負けないと思う」。集票に自信を見せる北五地区から、東青地区に食い込む構えだ。
 街頭では「日本に必要なのは、政権交代でなく政界再編だ。基本的な考えが同じ自民と民主では、権力闘争にしかならない」と切り捨てる。

6247千葉9区:2008/10/27(月) 23:39:30
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2008/gekit/gekit_02.htm
(2)青森2区 自民現職に民主新人挑む
(2008/09/18)
 自民党総裁選が告示された翌日の十一日夕。三沢市のきざん三沢で、近年開かれていなかった党市支部の定時総会が開催された。
 来賓として出席した江渡聡徳(52)は「このタイミングで開催を決めた支部長の政治センスはさすがだ」とあいさつ。迫り来る解散・総選挙をにらみ、党が重要局面にあることを強調した。
 党国対副委員長という多忙な党務の合間を縫って、連休初日の十三日から地元行脚を開始。上十三から下北地区までの会合などに小まめに顔を出し、支持固めに奔走した。
 青森2区は、現職で四選を目指す江渡と、民主党新人の中野渡詔子(37)の一騎打ちとなる公算が大きい。
 江渡は、選挙区内の各市町村に後援会などを設置し、強固な基盤を築く。かつて激突した知事三村申吾とも協力関係を構築。三村事務所関係者は「知事選では大いに支えられたので、全面的に協力する」と話す。
 ただ、自民批判の逆風に対する警戒感は強い。江渡は「(相手が新人だからといって)油断はできない。前回より厳しい選挙になると思う」と気を引き締める。
 陣営にとって新たな懸念材料となりうる動きも浮上した。来年一月の十和田市長選では、共に保守系の現職と新人が出馬を表明。江渡の足元で市保守政界が揺れ始めた。陣営関係者の間には「十和田市内での票に影響が出る可能性もある」との危機感が広がる。
 一方の中野渡。昨年六月の公認内定以降、広い選挙区内をくまなく回って街頭に立つなど、支持拡大を目指した知名度アップに躍起だ。「手応えはまだまだだが、これから。応援してくれる方の力をパワーにし一緒になって今の政治を変えていく」と浸透に力を入れる。
 自民批判を追い風に、政権交代を訴えるほか、女性の視点で子育て支援など生活に密着した政策を説く。十三日からの三連休中も三沢市内をはじめ、下北地区の行事や支持者回りに余念がなかった。
 党本部が十二日に発表した次期衆院選の第一次公認からは漏れたが、党県連代表代行の県議斗賀寿一は「さらに頑張れという意味ではないか。いいきっかけになるだろう」と、中野渡に奮起を促した上で、「自民への逆風もあり、どううまく突いていくかだ」と戦略を模索する。
 青森3区と同様、初の一騎打ちの構図。両陣営とも、候補擁立を見送った共産、社民両党の支持票の行方を注視する。(

6248千葉9区:2008/10/27(月) 23:40:10
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2008/gekit/gekit_01.htm
(1)青森3区 〝八戸戦争〟初の一騎打ちへ
(2008/09/17)
 「この一年、野党が話し合いに応じてくれずに苦労した。反対だけでは責任を果たせない」
 十四日午後、八戸市城下のスーパー前に、九選を目指す自民党現職の大島理森(62)が立った。最近の選挙で恒例となっている「つじ立ち」のスタート。国政での自身の実績と、野党批判を展開した。
 昨年八月、党国対委員長に五年ぶりに就任。与党の参院選惨敗によるねじれ国会の状況下、野党との折衝に追われているうちに、解散風が吹き始めた。
 過去四回の小選挙区では、参院議員の田名部匡省、次女で衆院議員の匡代との“八戸戦争”を展開。いずれも制したが、大島は「向こうは二人で選挙区を回れる。次の選挙への運動量で言えば、わが方は十分の一ぐらい」と表情を引き締める。
 青森3区の自民関係者は「七万五千票ずつのがっぷり四つ。あと一万五千票をどう取るかの戦いになる」と早くも皮算用。安倍晋三前首相、福田康夫首相と二代続けて“政権放棄釤した自民への批判の一方、総裁選で党への関心度が高まった影響を見込んでの計算だ。
 「厳しい状況だが、致命的な環境からは脱しているのではないか」。十四日朝の党市支部の役員会で、大島は次期衆院選の情勢をこう報告した。
 対する民主党の現職田名部匡代(39)。「自民党総裁選のマイナス影響はない。立候補した五人の政策をよく聞けば、何も政治が変わらないことが分かるはずだ」と言い切る。
 次期衆院選は、大島との四度目の対決にして、共産党が候補擁立を見送ることから初の一騎打ちとなる見通し。それだけに、小選挙区での初勝利は至上命題だ。
 一昨年四月以降、週末のミニ集会や平日早朝のつじ説法を続けてきた。「今後もどれだけたくさんの人と会い、政権交代の必要性を訴えられるかだ」。有権者との対話重視の姿勢を強調する。
 一方、民主県連の幹事長に就任したばかりの県議田名部定男は「自民党のマスコミジャックをどう切り崩していくか」と、総裁選の盛り上げを図る自民への追い風ムードを警戒。「相手の支持基盤は厚い。まだまだ背中が見えてこない状況だ」と巻き返しを狙う。
 党の方針に沿う形で青森3区での候補擁立を初めて見送り、事実上の自主投票となる共産。党三八地区委員会委員長の島守武雄は「比例の戦いを重視した判断だった」と語る。
 比例票の確保はすべての政党にとって欠かせないだけに、野党の枠組みによる民主との選挙協力は非現実的だが、島守は「これまでの共産支持層が自民に流れるケースは少ないだろう」とみる。

6249千葉9区:2008/10/27(月) 23:41:07
>>6207
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2008/gekit/gekit_04.htm
(4)青森4区 三つどもえ戦なお流動的
(2008/09/20)
 五選を目指す自民党現職の木村太郎(43)に、民主党県連が党本部に公認を求める県議で新人の山内崇(53)、国民新党の元職津島恭一(54)が挑む三つどもえの戦いが見込まれる。次期衆院選前の民主と国民新の合併は見送られる方向となったものの、候補一本化調整の結論は出ておらず、構図はなお流動的だ。山内、津島とも自民からの“離党組”だが、自民が割れる兆しは見えない。
 木村はミニ集会の開催や会合の出席などこまめに地元を回る。知名度の高い元知事の父・木村守男が代理出席することもある。二十日、弘前市で政経フォーラムを開く。
 前回の二〇〇五年は十一万票台を獲得し、民主の渋谷修、国民新の津島にいずれも七万票以上の差で勝利した。手探りながらも非自民候補の調整の可能性が残る中、太郎は「相手のことは意識していない」と自身の基盤固めに集中する考え。
 4区の自民県議は、与党への逆風を警戒しながら「弓はぎりぎりのタイミングまで十分に引き絞った方が、矢が勢い良く飛ぶ」と短期決戦をにらむ。
 一方、民主と国民新の候補者調整で、民主の赤松広隆選対委員長は、合併協議が本格化する以前、山内が選挙区、津島が比例区でのすみ分けが好ましい―との考えを示していた。比例区での優遇には他候補の反発も考えられ、調整は難航が予想される。
 弘前市選出県議の山内は、昨年十二月に自民を離党し出馬を表明。その後、民主に入党し、三月に民主県連へ公認願を提出した。民主の弘前市支部を立ち上げるなど党勢拡大にも努め、存在感をアピールする。
 七日の県連定期大会では、1―3区の候補予定者とともに壇上に並び、「自民が強い地盤だが、一日も早く公認をいただき、正々堂々と勝利したい」と強気の姿勢も見せた。
 このほか、山内はかつて県議選で連合青森の推薦を受けたが、その後、自民に入党した経緯がある。民主を支持する連合青森だが、民主公認になった場合でも、推薦は難しいとの認識だ。
 津島は前回、郵政民営化に反対し自民を離党。国民新の県支部長として、かつての特定郵便局長らで構成する郵政政策研究会を最大の支持母体に国政復帰を狙う。
 九月以降、ハンドマイクでのつじ説法を本格化。「今の暮らしに満足している人は自民を応援してください。変えなきゃならないと思う人は私を応援してください」と、非自民の受け皿を強調する。(

6250千葉9区:2008/10/27(月) 23:41:40
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2008/gekit/gekit_05.htm
(5・完)岩手2区 政権選択の象徴
(2008/09/21)
 七選を目指す自民党現職の鈴木俊一(55)は、九月から週末ごとに選挙区入りし、支持固めに余念がない。六、七日は久慈市と洋野町方面、十三、十四日は宮古市と山田町方面で各種会合や秋祭りに出席、浸透に懸命だ。
 最近、必ず話題にするのが、鈴木の義兄で党総裁選レースを優位に進める幹事長麻生太郎の存在。「“麻生総理”が誕生すれば、一緒に力を尽くすことができる」と強調し、陣営も「連携できれば、選挙効果は大きい」と期待を掛ける。
 その麻生は十八日、民主党代表小沢一郎のおひざ元である一関市に乗り込んだ。総裁選の街頭演説で、「選挙に強い小沢一郎という人と戦わなくてはならない」と語り、対決姿勢を鮮明にした。
 自民県連は十九日、岩手1、3、4区の候補予定者を決定した。4区には、かつて小沢の秘書を務めた元衆院議員の高橋嘉信(55)を擁立。狙いは「自民唯一の牙城(2区)をめぐる攻防」という構図からの脱却で、県連会長の県議菊池勲は「守るだけでは集中砲火を浴びる。攻めなければ勝てない」と力を込める。
 衆院選再挑戦の民主新人畑浩治(44)は二十日、宮古市中心街で自転車に乗りながらの街頭演説を展開。ハンドマイク片手に「今こそ、“小沢総理”とともに2区を再生したい」と訴えた。
 知名度不足に泣き、約二万二千票差で敗れた二〇〇五年衆院選から三年。2区奪取に執念を燃やす小沢の意向を胸に、こまめに選挙区を歩く。早朝や夕方に街頭演説する「朝立ち」「夕立ち」のほか、約七万戸の2区の全世帯を訪ねるローラー作戦は「既に一巡した」という。
 元国交省官僚。安定した生活を捨て政治の世界に飛び込んだ。だが、情に訴える手法を嫌う民主県連幹事長の県議佐々木順一は「政策実現の覚悟を持った人物が有権者に評価されるかだ」と政策主義を強調。自転車街頭に同行した県議の伊藤勢至は「手応えは本人が一番良く知っているだろう」と目を細める。
 ただ、ここに来て小沢が4区から国替えする可能性が浮上。佐々木は「結論は出ていない」と静観するが、畑陣営からは「国替えなら2区への影響も否定できない」と本音が漏れる。
 麻生の義弟鈴木と、“小沢チルドレン”を自認する畑。前回と同じ顔ぶれの一騎打ちは、さながら麻生、小沢の“代理戦争”の様相を呈する。政権選択選挙の象徴区として、注目度は高まる一方だ。(文中敬称略)

6251とはずがたり:2008/10/28(火) 00:07:04
>>6185
なるほど。北海道は内地と比べてあっさりしているというか,どろどろした地縁みたいのが薄いのか割と松木みたいに落下傘しても受け入れられるし選挙区移動も案外スムーズですよね。
民主党が強いのもそういう気質が有ってのことかなぁとも思いますが,どうでしょうかね。
またそんな感じで移動に拒否感無いからこそ,そんな感じに長期的な移転先なんかの絵も描けるんですねぇ〜。
三井・横路はそろそろちゃんと後継候補を考えて置いた方が良さそうですね。北海道民主は人材豊富なんで困らないでしょうけど。

6252とはずがたり:2008/10/28(火) 00:14:19
>>6191
おお,整理参考になります。

早川久美子なんてかる〜く胸くそ悪い平沢を撃破してくれそうなんですけど調査では厳しいんですかねぇ。。
吉田は選挙区での基盤の涵養というか深耕と云うかが決定的に足りないみたいですよね。議員板で批判されてましたけど,民主の地方議員とか殆ど誕生させられてない。現職時代とかに何やってたんだという感じです。
菅川に関しては国民新が立てる可能性もあるんですね。。確かに広島で街宣車回せると効果でかいかも。。
三村と道休は広末とサエコの予定が空いてる時に華々しく公認出すとか!?w

6253とはずがたり:2008/10/28(火) 00:20:34
>>6199
なんか彼が自分が政治生命賭けて応援した堂本ものらりくらりとはやって来てますけど甲の理想とは遠そうですなぁ。。
で,県知事選で森田となりますと,彼自身の政治活動再開ってのは森田応援するだけなんでしょうか,自身の無所属衆院出馬もあるんでしょうかねぇ。気になる所ではあります。

6254名無しさん:2008/10/28(火) 00:35:19
これ面白いですよ。解散ないので、ヒマつびしにどうぞ

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20081027-01-1501.html

6255とはずがたり:2008/10/28(火) 01:37:49
>>6201
おお,行動する有権者ですねぇ。ネットウオッチャー専業の俺は見倣いたいところです。
結構居られますねぇ
>現職・元職で復活を狙っている人・予定候補者を合わせますと、
>互いに面識のある人が、自民・民主双方に合わせて10人くらいおられます。
頑張ってる彼らの宣伝にもなるやもしれないですし差し支えない範囲で名前を晒してみては如何っすか?
私個人は,面識と云うか喋ったことあるのは,静岡3区の候補だった平島広志氏(おかんを尋ねて来たのに対応),京都6区の山井さんと八幡市長選の応援者の応援で1時間程色々喋った事があります。メールだと浪人中の田村謙治氏@静岡4区と何度かやりとりしたことありますね。
参院議員だと落選後の京都選出の笹野氏を大学で見かけた際に握手してちょろっと喋ったことがあるのと,静岡選出の亡父の教え子だった榛葉議員が焼香に来て頂いた際にちょこっと喋った位です。。
どれも向こうは覚えてないかもしれませんので面識とは云えないですけど。。

候補者の基準としましては>>6243氏のレスがありました。比例復活したかどうかで扱いちがうんですかねぇ。

6256とはずがたり:2008/10/28(火) 01:41:11
>>6215-6250
道民さん&9区さん大量に記事投下有り難うございます&お疲れ様でした。
自分だけでは発見し貼り付け出来る量に限りがあるので助かりますm(_ _)m

6257とはずがたり:2008/10/28(火) 03:03:28

衆院選、越年論強まる 首相、30日に見解表明
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102701000515.html
 日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を大きく割り込んだ事態を受け、与党内で27日、次期衆院選は年明け以降に先送りされるとの見方が強まった。麻生太郎首相は同日夜、自民党の細田博之幹事長らに対し、30日に公明党の太田昭宏代表と会談、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表明する意向を示した。

 首相は金融危機に対応するため「政治空白」をつくらない意向を重ねて示しており、解散を当面先送りする方向で調整を進めるとみられる。

 与党幹部は27日、共同通信の取材に「当面、解散はない」と断言。「こういう金融情勢なので仕方がない。アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で各国の話を聞いたのが(首相の判断に)影響したのだろう」と指摘した。

 自民党4役の1人も「解散できる時期ではない。2次補正予算を今国会中にも成立させる必要がある。年内総選挙はない、春だ」と述べた。

 11月中の衆院選実施を求めてきた公明党内でも、幹部の1人は「完全に先送りの流れだ」と指摘。26日夜の首相と太田代表の会談について「首相から『解散の時期は私に任せてほしい』と言い渡されたのではないか」と述べた。
2008/10/27 23:31 【共同通信】

6258名無しさん:2008/10/28(火) 03:09:49
>>6243
ご教示ありがとうございます。
では、予定候補者氏の認識が正しいのですね。
ありがとうございます。
>>6255
レスありがとうございます。
私の場合は、ちょっと特殊事情で、
行動する有権者というような立派なものではありませんで、汗顔の至りです。
私としてもお名前を挙げて応援したいのですが、
なにぶん、10人も知人を並べると、
見る人が見れば、私が誰だかわかってしまうかもしれないので
今のところは、控えさせていただきたく。

6259とはずがたり:2008/10/28(火) 03:15:47
>>6258
特殊事情ってのが気になりますね〜(笑
詮索めいて失敬でしたm(_ _)m
またなんか晒しても構わない程度のネタでもあれば期待しておりますw

6260名無しさん:2008/10/28(火) 09:41:01
内閣官房が宮内庁と日程調整という、他紙が一切、報じていない事実を掴みながら
なぜか「煙幕」で片づけてしまっている。
しかし、ただの煙幕で宮内庁まで動かすものか?
むしろ、一連の「解散先送り」報道こそ官邸の真意を覆い隠す「煙幕」という可能性も……?

煙幕か? 首相が解散準備も指示 先送りの流れ変わらず
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081028/stt0810280240002-n1.htm

 麻生太郎首相は27日、内閣官房に対し、11月7日までのいつ衆院を解散しても対応できるように準備を進めることを指示した。早期解散を求める民主党が国会対応などで態度を硬化させているため、煙幕を張って先送り論を弱める意図とみられる。ただ、麻生首相は26日夜、公明党の太田昭宏代表と会談し、早期に解散しない意向を示唆しており、年内の衆院選見送りの流れは変わっていない。麻生首相は11月初旬に解散の是非を決断するとみられる。

 首相は26日夜、都内のホテルで公明党の太田昭宏代表とひそかに会談した。太田氏は「先延ばしにすればするほど経済状況は悪くなる。早く国民に信を問わなければ安倍政権、福田政権の二の舞になる」などと述べ、11月18日公示、30日投開票に向けて早期に解散すべきだと訴えた。首相は解散について明言を避けたが、世界的な経済危機の広がりに強い懸念を示し、衆院選の先送りは「やむなし」との意向もにじませたという。これを受けて、公明党は支持母体の創価学会に11月中の衆院選は見送られるとの見通しを伝えた。

 衆院選の先送りが決定的になれば、これまで国会審議に応じてきた民主党が徹底抗戦に転じ、海上自衛隊のインド洋での補給活動を継続するための新テロ対策特別措置法改正案などの審議が滞る公算が大きい。加えて金融不安解消のための金融機能強化法改正案の審議が止まり、景気がさらに悪化する可能性もある。

 11月18日に衆院選を公示するには同7日までに解散する必要がある。このため、首相は27日、漆間巌官房副長官らに解散準備を進めるよう指示、内閣官房は直ちに宮内庁などと解散に関する日程調整に入った。首相は国会情勢や経済情勢をギリギリまで見極めた上で解散の是非を決断する意向だとみられる。

 自民党執行部では、現在の経済情勢での早期解散は与党に不利だとの声が圧倒的に強いが、新テロ対策法案や経済政策を争点に与党への支持を訴えることが可能だとの見方もある。

6261官兵衛:2008/10/28(火) 11:19:16
東京新聞埼玉版より。武山百合子が埼玉十三区から出馬との事です。何とも往生際の悪いものですなぁ・・・・・。往生際の悪いと言えば、神奈川四区の民主候補が、未だに決定してないのは如何なものでしょうか?浅尾氏は、未だに次期総選挙出馬に未練を残している様ですし、長島氏は、週刊誌で取り上げられたセクハラ疑惑(真偽の程は兎も角)があり、仮に決まってもネガティブキャンペーンの格好の的になりそうですし、いっその事、同区は、喧嘩両成敗で候補は両氏以外から選ぶと言うのは如何なものでしょうか?

6262千葉五区民:2008/10/28(火) 12:41:00
>>6253
田中甲の場合、堂本を応援したかったわけではなく、労組などの組織と無縁の候補を応援したかったのだと思います。
というか、労組批判で離党するのに渡りに船のタイミングで堂本が立ったようにも感じます。
とまれ、なんだかんだで八方上手くやってる当選後の堂本とは合わないでしょうね。
今後の政治活動も森田と自民の距離が不透明なだけに、甲の立ち位置もよく解らないところです。
小選挙区で戦っても勝算がないことは分かってるはずですが…
>>6261
神奈川四区についてですが、喧嘩両成敗であるなら、両者以外でなく、浅尾の公認申請却下後に、浅尾が擁立し県連での公認争いで長島に敗れた、元鎌倉青年会議所理事長も含めた、三者以外であるべきでしょうね。

6263神奈川1区民:2008/10/28(火) 13:16:42
>>6262 神奈川4区についてはその通りだと思います。自分は岩國氏がいいと前にも書き込みしたんですが。

6264qq:2008/10/28(火) 13:17:50
エロ!!
http://nyan.neko11.net/iikoto/

6265とはずがたり:2008/10/28(火) 15:46:57
>>6261
色々印象悪い武山ですし,供託金没収位の大敗はしてくれるんじゃないかとは思いますが,森岡氏には厳しい戦いですよね。。

2008年10月28日(火)
武山百合子氏が立候補を表明 衆院埼玉13区
http://www.saitama-np.co.jp/news10/28/09p.html

 民主党元衆院議員の武山百合子氏(61)は二十七日、春日部市内で記者団の質問に答え、次期衆院選に埼玉13区(旧春日部市ほか)から出馬する意向を明らかにした。

 武山氏は今年五月まで同党県第13区の総支部長だったが、現在党籍はない。「所属について今は言えない」と話し、「衆議院逆転で世直し」などと訴えている。同区では既に民主党の新人候補者も含め三人が出馬表明している。

>>6262
なるほど。。
>労組批判で離党するのに渡りに船のタイミングで堂本が立ったようにも感じます。
離党したくてと云うのが先にあればあの唐突な行動も理解は出来ますね。

6266とはずがたり:2008/10/28(火) 16:24:28

美穂タンには小選挙区で当選して貰わねばならないのだが

自民連携に民主危機感 次期衆院選、攻防激化する徳島2区 2008/10/28 10:40
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_122515812119&v=&vm=1

 激戦が予想される徳島2区。前回(二〇〇五年)の郵政選挙は自民公認で立候補し、次期衆院選では比例四国ブロックに回る現職の七条明氏=比例四国=が、2区で自民公認となった現職の山口俊一氏の支援を打ち出した。だが、七条氏の比例名簿順位によっては、七条氏支持者の動向にも影響が出かねず、現時点では、両氏が一枚岩となって戦えるかは不透明だ。一方、民主公認の現職・高井美穂氏=比例四国=は「想定内といえども、さらに厳しさが増した」と受け止めている。

 二十五日に徳島市の自民党県連事務所で行われた記者会見。山口、七条両氏は並んで座り、山口氏は七条氏の比例名簿上位登載を、七条氏は山口氏の小選挙区当選を目指して結束していくことを強調し、笑顔で握手を交わした。

 前回衆院選では、郵政造反組として無所属での選挙戦を強いられた山口氏と、小泉純一郎元首相の「刺客」として戦った七条氏。山口氏の復党後も、両氏の間には深い溝が残っていた。

 なぜ、この時期に「手打ち」が行われたのか。その背景には、両氏の置かれた厳しい現状と思惑が見え隠れする。

 山口氏は前回、六万二千六百票を獲得して当選を果たしたが、当時と情勢は一変している。昨年七月の参院選で吹き荒れた自民への不満は依然根強い。加えて、地元旧三好郡内の合併により、支援の柱となる首長や議員数の減少などマイナス要素は大きく、前回四万三千票余りを獲得した七条氏の支援を取り付け、早期に臨戦態勢を整える必要があった。

 一方、比例転出を余儀なくされた七条氏が当選するためには、名簿の上位登載が欠かせない。山口氏支援を通じて党への貢献度をアピールするとともに、麻生太郎首相に近い山口氏の後押しに期待を込めた。

 しかし、七条氏の比例名簿順位の最終判断は、党本部が行う。このため、七条氏の支持者は「一位に登載されれば山口氏の協力のおかげということで一生懸命になるが、当選圏外の順位では党への反発が生まれ、山口氏支援への動きをしないだけでなく、民主に走る人も出てくるだろう」と言い切る。

 対する民主の高井陣営は山口、七条両氏の動きに危機感を強める。前回衆院選の山口、七条両氏の得票合計は、高井氏が獲得した四万七千二百票の二倍以上。七条氏の票が山口氏に流れれば、厳しい戦いとなるのは必至だ。

 十月十七日、高井氏が三好市内を移動していた際、携帯電話が鳴った。小沢一郎代表から党本部が実施した情勢調査の分析が伝えられ、「自民の支持層が固まりつつある。とにかく歩け。何としても勝ち上がってこい」と激励されたという。民主のある県連幹部は「山口さんが麻生首相の側近でもあり、小沢代表も特に徳島2区には力を入れているようだ」と話す。

 同二十六日にあった高井氏の後援会鳴門事務所開きでは、榊武夫後援会長が「山口さんと七条さんが手を握ることになった。厳しい情勢になってきたが、何としても小選挙区での初の当選を実現させたい」と訴え、陣営を引き締めた。

 政権選択がクローズアップされる次期衆院選。徳島2区は勝敗を決する激戦区の一つに数えられている。解散・総選挙の時期は不透明だが、自民、民主両党本部の思惑も絡み、前哨戦は激しさを増している。(政治部取材班)

6267名無しさん:2008/10/28(火) 19:09:00
最新支持率情報!
http://www.asahi.com/politics/update/1027/TKY200810270402.html
「解散急がない」が「早くすべき」を逆転 本社世論調査
朝日新聞社が総選挙に向けて25、26の両日実施した第3回連続世論調査(電話)によると、衆院の解散・総選挙の時期について、「早く実施すべきだ」が33%で、「急ぐ必要はない」の57%を大きく下回った。福田前首相の辞任表明直後の調査(9月2、3日)では「早く」が56%、「急ぐ必要はない」が33%だったが、状況が逆転した。内閣支持率は41%(10月11、12日の前回調査42%)、不支持率は38%(同38%)で横ばいだった。
 解散・総選挙については、特に自民支持層で「早く」が16%、「急ぐ必要はない」が78%と先送りする意見が圧倒。9月調査で46%対47%だったのと比べ、解散熱が著しく冷めた。民主支持層は「早く」64%、「急ぐ必要はない」34%だが、無党派層は33%対53%だった。
 また、金融危機への対応で麻生首相に期待するかどうかを聞くと、「期待する」が52%、「期待しない」は40%で、期待が上回る。内閣不支持層でも27%、民主支持層でも36%が「期待する」としている。「期待する」層では、総選挙を「早く」が21%、「急ぐ必要はない」は72%と解散先送り論が強く、「期待しない」層では、51%対42%となお解散を望む声が強い。
 「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は、自民33%に対し民主30%(前回ともに32%)で、自民がややリード。ただ、望ましい政権の形では「民主党中心」が37%で「自民党中心」の33%を上回っている。
 政府・与党が経済対策として示した定額減税については、「評価する」40%、「評価しない」41%と意見が分かれた。また、与野党が競って引き下げや無料化を打ち出している高速道路料金の問題については、投票先を決める際に「重視する」は29%にとどまり、「重視しない」が64%にのぼる。

朝日にしちゃ、ちょっとユルイ数字かな。
ところで、アソウ内閣はやたら、いろんなメディアからやれ調査の数字だ、密談の内容だと
もれてくるが・・・
これって、メディアがテキトーに週刊誌化して書いているのか、それともホントー
にもれてきているのか・・・
なににしろ、これもまたいい年こいたお友達内閣なのだろうか。

ホンネいうなら民主も台所事情で年明けの選挙がいいのではと言う情報もあるが
真偽の程は・・・

6268千葉9区:2008/10/28(火) 19:46:20
民主系で造反・無所属出馬は
秋田2:佐々木重人
埼玉13武山百合子
東京4:宇佐美登 
東京16中津川博郷 
大阪1:堺井裕貴
長崎2:山崎寿郎(民主系?)
ってところですかね。 秋田2以外は結果に影響及ぼす可能性がありますね

6269千葉9区:2008/10/28(火) 20:04:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081026/20081026_0004.shtml
解散いつか分からぬが… 臨戦態勢、各陣営走る 
2008年10月26日 14:00
[ワッペン・決戦の時 ふくおか 衆院選へ]
 年内解散か、先送りか−。衆議院解散・総選挙の時期についてさまざまな憶測が飛び交う中、筑後地区の立候補予定者4人は25日、いずれも地元で奔走(ほんそう)。選挙区内の支援者を次々に回ったり、事務所開きや総決起大会をしたりするなど、選挙戦さながらの慌ただしさを見せた。

 ●事務所開きや国政報告・鳩山氏 支持者回りと大会応援・古賀一成氏 6区

 次期衆院選福岡6区に立候補予定の自民現職、鳩山邦夫総務相は同日、久留米、小郡両市で選挙事務所に予定している後援会事務所開きを行ったほか、久留米市で国政報告会を開催。選挙戦に向け臨戦態勢に入った。

 事務所開きや報告会には、農政連や公明党など支援・支持団体のほか、選挙区内すべての首長がいずれかの会場に来賓として出席した。

 解散時期をめぐる発言が注目されたが、「解散は明日かもしれないし、任期満了となるかもしれない。常在戦場だ」「麻生首相は解散の『か』の字も言ってない」と首相からは何も聞いてないことを強調。集まった支持者の多くは「いったいいつになるのか」と気をもんでいた。

 一方、同区から立候補予定の民主現職、古賀一成氏(九州比例)は、11月初旬に予定していた久留米市内での後援会事務所開きを当面、延期することを決めた。

 解散時期が不透明になっているためだが、支持拡大に向けた活動はこちらも臨戦態勢。同日も支持者回りを重ねた後、福岡7区から民主党公認で立候補予定の野田国義氏の総決起大会に出席。「中山間地といった従来は自民党が強かったところからも『民主党がんばれ』の声が聞かれる。6区と7区、連動しながら頑張りましょう」と訴えた。


=2008/10/26付 西日本新聞朝刊=

6270千葉9区:2008/10/28(火) 20:05:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20081028/20081028_0001.shtml
自民3氏推薦決める 県農民連盟「党と連携」全会一致
2008年10月28日 15:01
[ワッペン・決戦の時 みやざき 衆院選へ]
 自民党県連と友好関係にある県内最大の政治団体・県農民連盟(組合員約5万8000人)は27日、次期衆院選の対応を協議する代議員会を開き、県内三小選挙区ともに自民公認で立候補する予定の3氏を推薦することを全会一致で決めた。

 推薦決定者は、1区が自民公認予定で新人の上杉光弘元参院議員(66)、2区が自民現職の江藤拓氏(48)、3区が自民現職の古川禎久氏(43)の3人。各選挙区内のJA支部が代議員会に先立ち、3氏の推薦を決めていた。

 2、3区は江藤、古川両氏だけが推薦願を提出。1区は、上杉氏のほかに、無所属新人の元林野庁長官川村秀三郎氏(59)=民主、社民、国民新推薦=も提出していたが、1区内の支部では異論なく上杉氏に決まったという。

 川村氏も農政に精通しているが、会見した同連盟の横山勉委員長は「これまで農業政策は、自民党と連携しながらやってきた。党という枠組みの観点で上杉氏が評価されたと思う」と述べた。

 一方、自民党県連は27日の役員会で選対本部体制を協議し、総選挙の最高責任者に当たる「総括選対本部長」に緒嶋雅晃県連会長、副本部長に県連役員を据えた。

 選対本部長が決まっていなかった1区では、選挙区内選出の自民県議5人が協議していたが、県議の支援者の反発などから、5人すべてを横並びで選対本部長に配置。そのうえで、1区現職の中山成彬氏の選対本部長を務めたこともある宮崎市区選出の外山三博県議を筆頭本部長とした。


=2008/10/28付 西日本新聞朝刊=

6271千葉9区:2008/10/28(火) 20:08:43
http://www.nnn.co.jp/news/081028/20081028003.html
「真意どこに」 奥田氏2次公認見送り くすぶる不満


 民主党が次期衆院選鳥取1区で県連副代表の奥田保明氏(48)の二次公認決定を見送ったことに対し、最大支援組織の連合鳥取(磯江智昭会長)に不満の声がくすぶっている。十一月選挙を想定して労組選対を立ち上げた連合は、世論調査を基に公認を“小分け”にする小沢一郎代表の戦略の「真意」を測りかね、県連幹部も戸惑いを隠せない。


連合鳥取の磯江会長(左)は次期衆院選鳥取1区での「公認決定先送り」の影響を懸念する(写真は9月20日に鳥取市民会館で開いた政権交代実現総決起集会)
 奥田氏の二次公認漏れに対し、「多くの組合員が疑問を抱いている。怒りの声も現実に出ている」と不満を漏らす磯江会長。

 連合鳥取は二十六日、県連代表の川上義博参院議員と福間裕隆幹事長に出席を求めた上で、倉吉市内で緊急執行委員会を開催。川上参院議員らに公認漏れの理由などについて説明を求めたが、「支援する側とされる側」の意思疎通が図れなければ、信頼関係を損なうことにもつながりかねない。

 先月二十日には高木剛連合会長も駆け付け、四十七都道府県の連合組織で唯一、解散総選挙に向けた決起集会を開催した連合鳥取。組織固めに入る中で、磯江会長は「年明けから緊張感を持って取り組んでいるが、『だめなのか』という意識が組合員に芽生えれば組織として戦えない」と政権交代を目指す勢いを削がれることを懸念する。

 不満の声は“応援団”だけではなく、県連幹部にもある。福間幹事長は「与党に解散を迫り、十一月末投開票を想定した環境整備をしている時期に二次、三次と峻別(しゅんべつ)する必要があるのか」と首をかしげ、「選挙本番での支援の仕方は党内で精査すればいい話。公認に絡めることではない」といら立ちを募らせる。

 与党内で解散総選挙の越年論が強まる中、連合鳥取、県連内には解散時期が見えない長丁場の戦いになることに「士気の低下」を警戒する声も。川上参院議員は「(小沢代表は)一次公認決定者でも怠慢があれば公認を外す姿勢だ。選挙の厳しさを各候補が認識しないといけない」と述べ、選挙体制の見直しにも言及する。

6272千葉9区:2008/10/28(火) 20:10:05
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20081028ddlk31010647000c.html
選挙:衆院選・鳥取1区 出馬予定の3陣営 まとまり欠く自民、民主 /鳥取
 ◇解散・総選挙、先延ばし?!
 11月30日投開票が想定されていた解散・総選挙は先送りされそうな雲行きになってきた。鳥取1区と同2区から出馬を予定している5陣営は、福田康夫元首相の退陣後、解散をにらんで準備を進めてきた。先延ばしは選挙戦にどう影響するのか。これまでの各陣営の動きを追った。【小島健志、宇多川はるか】

 鳥取1区で民主から立候補を予定する奥田保明(48)は、昨年12月の立候補表明の直前、自身の後援会幹部(56)に「1歩か半歩、踏み出したい」と打ち明けた。幹部は「あなたが決めたからそれでいい。ただし、同じ道は歩けない」と告げた。元々、石破茂農林水産相(51)を支えてきた身。奥田は長年支えてくれた幹部、そして石破から決別した。

 約25年前、奥田は石破と出会い、田中派の木曜クラブ事務局で机を並べた。石破の当選後、約8年間、秘書を務め、政治改革を目指して共に自民を離党したこともあった。しかし、県議選への出馬や、石破の後援組織が分裂した鳥取市長選をへて、次第に距離を置くようになる。奥田は浪人時代の5年間、民主関係者との距離を近づけていった。そして、“兄弟対決”になった。

 石破と奥田の戦いは、自民対民主だけでなく、石破対元身内という構図がある。

 石破は身内にもおごらないクリーンさや官僚を負かす勉強熱心さ、説明のわかりやすさといった点で評判が高い。しかし、女性後援会幹部(83)は「人付き合いが下手なの」と欠点を指摘する。奥田はその点をフォローし、人脈、金脈をつないできたが、奥田が辞めたころから、秘書らが次々と離れていった。「連絡を一切よこさない」と奥田の支持に回った人もいる。石破の親せき(73)も「小泉元首相についた飯島秘書官のような秘書がいれば」と話す。

 石破は、昨夏の参院選で石破家のルーツである八頭町で自民が民主に負けたことが何よりショックだったようだ。防衛相在任中から、週末の度に地元入りし行事に参加。自民への批判うずまく郡部を徹底して歩いた。総裁選では知名度を上げ、党内の評判も高め、農水相にも就任。出身校や企業の支援組織もできている。先月、石破も出席した後援組織の総会では、公明関係者を初めて来賓として招き、自公の連携姿勢を確認した。しかし、後援会の高齢化や県議会の自民系3会派問題から県連のまとまりがない点を不安視する声も上がる。支持者の頭には、日中国交回復に尽力しながら72年に落選した故古井喜実・元法相がよぎる。

 一方、奥田は各集落を回り続け、街頭演説や企業訪問などを行ってきた。石破陣営につぶされないよう水面下で世話人集めを行い、社民支持層の支持も得て石破を追い上げてきた。しかし、民主の1次、2次公認漏れで、最大支援組織の「連合鳥取」が動揺。今月26日には県連と会合を持った。県連組織としてのまとまりにも欠け、石井一党副代表が引き締めに訪れた。

 経済状況の悪化などで衆院選の見送りが強まるが、奥田は「緊張感を持ち続ける努力が要るが、活動を続けられる」と前向きだ。石破の後援会長の山口享県議は「今の延長戦として緊張感をもって臨む。プラスにしなければ」と話す。

 共産の岩永尚之(51)は農協や漁協、福祉施設への訪問など地道な活動を続けてきた。街頭演説は県全域で行い、今年に入ってから既に820回を超えたという。今月26日には同党の井上哲士参議院国対委員長と鳥取市内の街頭に立ち、支持を訴えた。(敬称略)

毎日新聞 2008年10月28日 地方版

6273千葉9区:2008/10/28(火) 21:00:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080928-OYT8T00698.htm
攻防 08衆院選 一覧


(1)1区
船田氏 知事、市長支持訴え

 「知事さん、市長さんとともに、私もまとめて面倒を見てもらえますようお願いします」

 今月6日に開かれた福田富一知事と佐藤栄一宇都宮市長の合同の宇都宮市清原地区決起大会。自民党現職の船田元氏(54)は、自身の後援会集会後の懇親会を早々に切り上げて駆けつけ、支援を訴えた。

 10選を目指す船田氏は、前回衆院選では民主候補に3万8000票の大差で圧勝。衆院議長を務めた祖父の船田中氏以来、3代に渡って築いた「船田王国」の復活を印象付けた。だが、党への逆風に加え、建設業界など長年の支持基盤の弱体化は否めず、ある後援会幹部は「これまで通り(の戦い方)では間違いなく負ける」と危機感を示す。

 逆風の中で前回と異なるのが、11月16日投票の知事選と宇都宮市長選の存在だ。陣営関係者は「(船田、福田、佐藤の)『だんご3兄弟』で一緒にやれる」と話す。陣営ではそれぞれのミニ集会に相乗りし、「船田―福田―佐藤」のセットで支持を訴える作戦だ。

    ◎   ◎

 船田氏に挑むのが、民主党の石森久嗣氏(46)、共産党の小池一徳氏(47)の両新人。

 済生会宇都宮病院の脳神経外科医だった石森氏は、党の公募に応じ、昨年9月に出馬表明した。慶応大ラグビー部出身で、「たたかう!脳外科医」をキャッチフレーズに、ほぼ毎日行う街頭演説と「健康講座」と題したミニ集会を重ねて、支持浸透を図ってきた。

 民主党は、宇都宮市長選に推薦候補として今井恭男市議を立てて挑む。「事実上のダブル選挙」(簗瀬進・民主党県連代表)と位置付ける作戦では自民党と一致する。石森氏は20日、今井氏の選対設立総会に出席し、「このコンビで勝ったら宇都宮は変わる。政権交代ののろしを宇都宮から上げる」と声を張り上げた。

 民主候補は結党以来、過去3回の衆院選で10万票を下回ったことがなく、大勝した昨年の参院選の勢いを持ち込めるかがカギ。陣営幹部は「知名度の差さえ克服できれば勝算はある」と、最大の支持母体である連合栃木を核にテコ入れを図る。

 共産党県常任委員の小池氏は昨年の参院選に出馬した。衆院選と選挙区割りは異なるものの、宇都宮市で9561票を得た。党の方針で今回は県内小選挙区で唯一の候補となることから、陣営は「1区に全力を注ぎ、くまなく遊説や街頭演説に回りたい」と意気込む。

(2008年9月28日 読売新聞)

6274千葉9区:2008/10/28(火) 21:01:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080929-OYT8T00098.htm
(2)2区
森山氏 西川氏 自民公認争う 福田氏 支持固め着々
 塩谷町で27日開かれた福田知事の同町後援会の設立総会。森山真弓氏(80)と西川公也氏(65)の自民両現職が顔をそろえた。

 先にあいさつに立ったのは森山氏。11月16日投票の知事選で福田知事への支援を呼びかけた後、「その前後に国政の選挙もあるかもしれませんが、それはその時に、また別なお願いを致します」とさりげなく付け加えた。

 続いて登壇した西川氏は、国政報告会さながらに、米価や肥料・飼料高などの農業問題に対する国の支援策の説明に大半を費やし、最後に「選挙よろしくお願いします」と訴えた。知事の集会に便乗した両氏だが、そこには対抗意識がにじんで見えた。

 前回同様、自民、民主の一騎打ちとなる見通しの2区で当面の焦点は、未決着の自民党現職2人の公認問題だ。森山氏は「年齢」で、西川氏は「比例選単独の回数制限」で党の内規にひっかかる。このため、内規上は両者とも小選挙区しか出馬の道は残されておらず、決戦を目前に最大の火種となっている。

 今回も森山氏は、法相などの要職を歴任してきた実績を背景に小選挙区出馬に意欲を燃やし、一方、西川氏もこまめに地元を回り、支持を呼びかけている。ただ、旧今市市長、知事を経験し、抜群の知名度と強固な個人後援会を持つ民主党の福田昭夫氏(60)に対し、「一枚岩になって立ち向かわないと勝負できない」という点では両陣営とも一致する。党本部の公認決定はまだだが、挙党態勢を組めるかが選挙戦を左右する。

 一方、前回比例選で復活当選した福田氏は、雪辱を期した戦いとなる。

 7日に宇都宮市内で開いた政治資金パーティー。民主党の小沢一郎代表ら幹部が顔をそろえ、衆院選に向けた事実上の総決起集会となった。福田氏は「必ずや小選挙区で勝たせていただいて、政権を取らせて下さい」と熱弁を振るった。

 地盤の日光市や鹿沼市を中心に集会や街頭演説を重ね、着々と支持固めを進めている。5月の鹿沼市長選で、直前まで民主党県連幹事長だった佐藤信氏が圧勝したことも少なからず追い風になると期待している。

 衆院選で戦う相手はまだ決まらない。だが、福田氏は「どちらが候補に立っても、こちらは挑戦者として臨むだけ」と気を引き締める。

(2008年9月29日 読売新聞)

6275千葉9区:2008/10/28(火) 21:01:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080930-OYT8T00119.htm
(3)3区
渡辺氏5選へ態勢固め 蓮見氏は民主公認が焦点

 故渡辺美智雄・元副総理の命日の9月15日。同氏をしのぶ集まりが、那須野ヶ原総合開発水管理センター(那須塩原市)の前で開かれ、自民党現職の渡辺喜美氏(56)が東京から駆けつけた。

 亡父の立像を背に、世界の水問題から食糧問題、さらに福田内閣の金融・行政改革相として力を注いだ公務員制度改革について熱弁を振るった後、「総選挙が終わると大激動の時代が来る。アジェンダ(課題)を持って取り組む」と結び、足早にその場を後にした。

 渡辺氏は2006年12月、安倍内閣で行政改革相として初入閣し、07年8月から金融相も兼任するなど要職を歴任。マスコミでの露出機会も増えた。衆院選立候補予定者の応援で全国各地を回ることも多く、選挙区は留守がちだが、地元の首長、議員、商工・農業団体などの支持を得ており、陣営では「10月上旬には選挙態勢を整える」と引き締めを図る。

   ◎   ◎

 盤石の態勢で5選を目指す渡辺氏に対し、動向が注目されているのが、元衆院議員の蓮実進氏(75)だ。

 前回、自民の公認争いで渡辺氏に敗れ、後援会の反対を押し切って福島3区から出馬し落選した。それだけに蓮実氏は「今回は後援会の方針に従う」と語る。後援会は6月、栃木3区からの擁立を決め、民主党の公認を目指すことにした。だが、9月12日の1次公認発表では見送られた。

 政権奪取を目指す民主党にとって、県内唯一の候補不在の空白区。蓮実氏陣営の幹部は「蓮実が出れば、ほかの選挙区の民主候補にもプラスになる」と話す。旧栃木1区にある「蓮実票」がほかの民主候補の得票につながるとの見方だ。だが、支持母体の連合栃木は、擁立に難色を示しており、民主党県連内でも温度差がある。

 9月19日夕。那須塩原市の蓮実氏の自宅に、後援会の地区代表者ら約40人が集まった。「いつまで待つのか。無所属でも出馬すべきだ」「もう少し待って、民主と話をつけて応援をもらうしかない」。会合では意見が割れた。

 前々回、前回と公認候補を立てた社民党も今回は候補擁立が難航している。03年は公募候補で、05年は女性候補で戦ったがいずれも落選。宇賀神文雄県連幹事長は「早急に結論を出したい」と話すが、労組など支援組織が弱体化しているのも頭が痛い。

(2008年9月30日 読売新聞)

6276千葉9区:2008/10/28(火) 21:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080930-OYT8T00791.htm
(4)4区
佐藤氏初入閣をアピール 山岡氏政権交代強く訴え 植竹氏街頭演説を3年間

 9月24日午後、小山市にある自民党現職の佐藤勉氏(56)の事務所に、「初入閣」の一報が舞い込んだ。後援会幹部は「選挙に向け、これ以上のおみやげはない」と喜び、ある自民県議は「選挙のための入閣だ」。8〜9月は市町単位でミニ集会などを重ねてきたが、初入閣(国家公安委員長)は大きなアピール材料というわけだ。

 佐藤氏は、1996年の小選挙区制移行から4回連続で民主党の山岡賢次氏(65)と対決、4連勝中。しかし、今回は共産党が4区の候補擁立を見送り、さらに保守系無所属新人の植竹哲也氏(38)が立候補を表明。陣営は、共産党支持票が山岡氏に流れることや、自民票が割れることを懸念し、「ダブルパンチ」と受け止める。「公務で帰ってこられず、影響が出るのでは」との声もあり、地元入りの日程の練り直しを進めている。

   ◎   ◎

 「民主党の国対委員長が小選挙区で勝てなくては、党の幹部にも申し訳ない。何が何でも勝たせていただきたい」

 9月12日、大平町で開かれた国政報告会で、山岡氏秘書の保母欽一郎県議が支持者に呼びかけた。

 山岡氏は3回連続で比例選復活当選。過去2回は10万票以上を獲得している。2007年に国会対策委員長に就任して毎日のようにメディアに登場するようになり、知名度もアップ。また、今年7月末には小山市で大規模な国政報告会を開いたほか、早い段階からミニ集会や街頭演説を行っており、臨戦態勢に入っている。

 12日の報告会で山岡氏は自身のポスターを指さし、キャッチフレーズ通り、声を張り上げた。「一度やらせてみてください。必ずやってみせます。政権交代へ、保守王国といわれる栃木で勝たなければならない」

   ◎   ◎

 植竹氏は元自民党衆院議員の繁雄氏の次男。今年6月、郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫衆院議員と政治行動を共にするとして、無所属での出馬を表明した。前回衆院選でも出馬を検討し、断念した経緯があり、この3年間、週1回、JR小山駅前で街頭演説を続けてきた。また、繁雄氏の元後援会員を集めて会合を開くなどし、父親の代からの「植竹票」の結集を狙う。

 現職閣僚と民主党国対委員長が激突する4区で、ある県議は「植竹氏がどこまで票を伸ばすかが、全体のカギになる」とみる。

(2008年10月1日 読売新聞)

6277千葉9区:2008/10/28(火) 21:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20081001-OYT8T00903.htm
(5)5区
茂木氏 支持基盤厚み増す 富岡氏 知名度向上に懸命
 「きょうは直接皆さんとお話しして、日ごろから感じていることをお聞かせいただければと思っています」

 9月28日昼、足利市月谷町のスポーツ広場で開かれた自民党現職の茂木敏充氏(52)を囲む「momi(もみ)の会」の設立記念パーティー。茂木氏はいつものソフトな語り口であいさつした後、約130人の参加者の席を回って歩いた。

 最近3回の衆院選でいずれも10万票を超える得票で圧勝してきた茂木氏。最大の強みは地域に張り巡らした後援会組織にある。小学校区単位では約60に上り、末端は10世帯単位で責任者を置き、強力な動員力を持つ。これに対し、「momiの会」は、30〜40歳代の若手経営者や女性らが参加。地域の後援会のほかに、こうした横断的な組織を設けることで、支持基盤に厚みを増している。

 今年8月の内閣改造で2度目の入閣を果たすなど、実績も積んできた。ただ、昨夏の参院比例選で5区の政党別得票が自民約5万2000、民主約6万2000と逆転を許したことを踏まえ、ある後援会幹部は「あの時のような風が出るとすれば怖い」と話し、陣営は引き締めを図っている。

   ◎   ◎

 「3年前(2005年)の選挙以来、地元をくまなく訪ね歩き、生活や地域が壊れかけている状況をじかに耳にしました。何とかしてこの国の政治を立て直さなくてはならない」

 民主党新人の富岡芳忠氏(41)は1日早朝、佐野市吉水町の道の駅近くで行った街頭演説で力を込めた。

 富岡氏は埼玉県出身で元銀行員。前回、選挙直前に民主党の公募候補に決まり、それまで縁のなかった5区で茂木氏に挑んだが、知名度不足に泣いた。その後、週2回の街頭演説をこなして知名度アップに努めてきた。また、山間部の農業者や高齢者を回るなどして地道に浸透を図っている。年金・医療などの社会保障や農業の立て直し、子育ての安心を重点に訴え、「3年前とは手応えが違う。民主党に対する期待感が日増しに強まっているのを感じる。自分がその中心になれれば」と意気込む。

 9月12日に発表された民主党の第1次公認には入らなかったが、引き続き第2次公認を目指す。連合栃木と連携し、労組回りなどにも力を入れている。(おわり)

(2008年10月2日 読売新聞)

6278千葉9区:2008/10/28(火) 21:07:45
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=81&author=32
2008年9月14日(日曜日)
’08ふくい秋の陣(5) 共闘野党
民主 手応えも「足腰」不安
社民、国民新 勝利で存在示す
共産 党員増 追い風に
 
 確かな手応えはある。「自公政権に対する国民の怒りは収まっていない」。一方で、5氏が立ち耳目を集める自民党の総裁選が気掛かりだ。
 民主の存在感を薄らげてはならない―。党県連の玉村和夫幹事長は「ガソリン税や医療、年金などの問題で高まった政治への関心が下がらないよう訴え続けなければ」と気を引き締める。
 6日には県連幹部が急きょ集まり、総合選対の立ち上げなど準備の前倒しを確認した。昨夏の参院選福井選挙区で惜敗した二の舞いは避けたいとの思いは強く、街宣活動を強化する方針だ。
 民主県連が昨年から今夏にかけて行った衆院選の候補者選びや地域活動は「かつてないほどスムーズ」(県連幹部)だった。7月には社民党県連合、国民新党県支部、連合福井と政策協定を締結。4者による連携は全国でも珍しく、県連最大の支持母体、連合福井の馬場修一会長は「野党共闘をいち早く固めたことが、参院選より前進した点だ」と評価する。
         ■■
 ただ、県連組織の「足腰」は依然不安定だ。県内の民主党員・サポーターは約1700人で、自民党員・党友約1万3000人に遠く及ばない。選挙運動で手足となる地方議員も少なく、福井2区には党所属の県議がいないため、1区から応援に回す。
 これまで県連は、労組票丸抱えと言われてきた。「連合や後援会、3党の県組織が総合選対を組み、互いの人間性まで知るくらい一体感を強めたい」と話す連合福井の山岸克司事務局長は、昨年の参院選を教訓に「特に県連の議員らには、みこしの中心にいてほしい」と注文を付ける。
 連合独自の取り組みとしては、組合員に家族や知人らを紹介してもらう支持者カードを約8万5000人分集めた。投票率を上げるため、大学生らとも接触。「ワーキングプアや非正規雇用など今の社会に不安を持つ若者らを巻き込み、自公政権への怒りを結集させたい」ともくろんでいる。
         ■■
 社民党県連合は、選挙区への独自候補者擁立を見送り、野党共闘で政権交代を目指す。自民、民主の2大政党の流れが加速する中、存在意義をかけた戦いにもなる。
 目標は比例北陸信越ブロックでの1議席奪還。県内2万票獲得に向け、笹川希幹事長は「埋没しないよう民主との違いもアピールしたい。護憲や原発、労働者問題で一貫した考えを訴える」と強調。「闘争方針を決め、10月初めまでに選対を発足したい」と意気込む。
         ■■
 「県内はすべて勝ちに行きますよ」。福井2区に出馬予定の国民新党の糸川正晃県支部長は、1、3区でも野党共闘態勢を組む民主の候補者を党挙げて支援する覚悟だ。
 2005年の衆院選で、自民とたもとを分かった特定郵便局長会などを中心に設立された政治団体「郵政政策研究会」が最大の支援団体。小党ながら県内党員数は約2100人を誇る。「3年前の選挙時の忸(じく)怩(じ)たる思いを関係者は忘れていない。組織力を結集し、郵政民営化の見直しを実現させたい」と力を込める。
 比例北陸信越ブロックでは、現有の1議席確保のため前回の約30万以上の得票を目指す。
         ■■
 「自公への怒りが強いほど、民主に(票が)行く。その流れは今回も一層強まる。準備はしてきたが、うちはもともとの力が弱く簡単にはいかない」。共産党県委員会の南秀一委員長は、焦りと手応えが入り交じった表情を浮かべた。
 昨年の参院選後、党勢拡大に力を注いできた。「蟹工船ブーム」にも乗り、一時は1700人台まで落ち込んだ県内の党員数は、2000人に迫るまで回復した。それでも都道府県単位の委員会では最も少ない。さらに2、3区の候補者擁立を見送ったことで「有権者に活動が見えず、ものすごく不利」(県委員会幹部)との声も聞かれる。
 5、6日に県委員会の常任委員会、総会を開催。公示までに全市町で集会を開き、6500カ所以上で街頭演説することを決めた。南委員長は「党員増は間違いなく追い風。活動をやり切れば躍進の可能性はある」と力を込めた。(おわり)

6279千葉9区:2008/10/28(火) 21:08:39
2008年9月10日(水曜日)
’08ふくい秋の陣(1) 福井1区  解散秒読み 緊張感
稲田氏 足場固め奔走
笹木氏 党幹部続々と
金元氏 街頭積み重ね
 
 衆院議員の任期が満了となる来年9月10日まで残り1年。福田康夫首相の退陣表明で解散の足音が一気に加速し、県内選挙区の立候補予定者は「11月総選挙」を視野に走り出した。臨戦態勢に入った各陣営、政党の動きを追う。
 
 福田首相の辞任表明後、初の週末となった9月6日。自民現職の稲田朋美氏(49)は厳しい日差しが照りつける中、福井市の南江守生産組合の稲刈りを手伝っていた。
 視察するだけでは「農家の大変さが分からない」。コンバインにも乗り込み、1時間もすると、頭に巻いたタオルが汗でびっしょりになった。
 あぜ道は国政報告会の場に。集まった約20人の農家に深々と頭を下げ「解散・総選挙が秒読み段階に入りました。古里福井のためにこれからも頑張らせていただきたい」。一人一人と握手を交わす姿には、1週間前とは明らかに違う緊張感が漂っていた。
 稲田氏は2005年の衆院選で、郵政造反組の松宮勲衆院議員(当時)への刺客として、党本部が送り込んだ小泉チルドレン。知名度で劣り、地元の課題に具体的な政策を打ち出せなかったにもかかわらず、373票差で競り勝った。



福井1区に出馬を予定している稲田朋美氏(左)、笹木竜三氏(右)、金元幸枝氏(写真はコラージュ)
 だからこそ“風”の怖さは本人が一番理解している。週末地元入りすると、前回選挙で松宮氏を支援した地方議員らとの融和に駆け回った。後援会もこの1年で10倍に増加。「次の選挙で問われるのは自民か民主かではなく、古里福井に対する思いや政策」との言葉に、3年間の活動への自負がにじむ。
 3年前は小泉劇場と県連のみこしに乗った。今回は自前の戦い。党への逆風も吹いている。後援会組織をどうフル稼働させるか、無党派層をどう取り込むか…。「残された時間はわずか。1秒も無駄にできない」と秘書が話すように、手帳に記された9月のスケジュールは地元の足場固めで埋め尽くされている。
       ■■
 「省庁からの天下り法人に1年で12兆6000億円もの税金が投入されている。無駄遣いにメスを入れるには政権交代しかない」。民主現職の笹木竜三氏(51)は8月30日、福井市に菅直人代表代行を迎え、支援者ら約620人を前に訴えた。
 菅氏も年金、道路特定財源の問題に触れ「(総選挙は)税の使い道を生活のために変えられるか変えられないかの選択だ」と力を込めた。
 この夏「9割は地元活動に充てた」と言う笹木氏のもとには、党幹部が次々訪れた。7月5日の鳩山由紀夫幹事長を皮切りに、藤井裕久最高顧問、次の内閣年金担当副大臣の蓮舫参院議員…。各地で集会を開き、年金、医療、中小企業対策、農業などの課題を取り上げ、党の政策を訴えた。
 背景には、昨夏の参院選福井選挙区で民主公認候補が惜敗し「国会で野党が攻めていた問題を、日常活動の中で福井に十分伝えられなかった」との反省がある。
 前回衆院選は稲田氏に惜敗し、比例で復活当選した。保守分裂で松宮氏に入った4万5000票余りをどう取り込むかも課題となる。ターゲットは自公政権の政策に不満を持つ高齢者や女性。
 8月末に永平寺町で開いた党のマニフェスト地方公聴会には約110人が集まり、高齢者の姿が目立った。党が提唱する農家への戸別所得補償制度の説明に時間を割き、農業者から導入を求める声が上がった。
 自民総裁選に注目が集まる今、笹木氏は「相手は目先を変えるのに必死だが、こちらはこれまで弱かった郡部や60代以上の反応がいい。政策で堂々と勝負する」と言い切った。
       ■■
 8日朝、共産の金元幸枝氏(50)はJR福井駅西口で普段通りマイクを握っていた。「今回の総選挙の争点は政権交代ではありません。政治の中身を変えられるかどうかです」
 昨年11月の出馬表明以降、週3日をノルマにしている街頭演説。通勤中の会社員らに向けて張り上げた声のトーンは一段高く、本番間近の緊張感を漂わせた。
 共産は県内小選挙区に金元氏だけを擁立した。比例を含む「選挙の顔」を一手に担うため、活動の半分は2区、3区に当てる。1区に集中できないもどかしさを口にしながらも、「わたし以上に県民の思いを広く受け止めている人はいない」との思いは強い。
 保守地盤のJA、漁協、経済団体との懇談会を積極的に開いてきた。「自民党員が自民を批判し、民主に対しても期待外れとの思いが広がっている。党の政策を受け入れてもらえる状況」。7回目の衆院選挑戦に、決意を新たにしている。

6280千葉9区:2008/10/28(火) 21:09:04
2008年9月11日(木曜日)
’08ふくい秋の陣(2) 福井2区
山本氏 声拾い政策に
糸川氏 地元入り日課
 
 「今回の福田総理は本当にごめんなさい」
 7日、鯖江市で開かれたマラソン大会。あいさつに立った自民現職の山本拓氏(56)は出走前のランナーに突然の退陣劇を謝罪、続けざまに「新たな力のある総裁の下で、眼鏡や精密技術を世界の市場に売り込んでいこう」と声を張り上げた。
 駆け足で大会会場を出ると、同市長選立候補予定者の後援会事務所に出向き激励。席に着く間もなく、県外での同僚国会議員応援のためJR鯖江駅へ。この間、40分余り。「年をとると若い人の手助けもしないといけないんだよ」。当選四回のベテランは、額に大粒の汗を浮かべたまま特急列車に駆け込んだ。
 2005年衆院選は手堅い選挙戦を展開し、県内最多の9万6000票を集めた。だが今は、年金記録不備など諸問題を抱え「支援者からイエローカードを出されているよう」だ。経験したことのない逆風を感じている。特に後期高齢者医療制度への批判は強く、85歳の母からも「文句を言われている」と苦笑する。
 「国の官僚任せでは有権者に政策をうまく説明できていない」との思いは強い。信頼回復に向け「いろんな場所に出掛けじっくり話を聞く。指摘を政策に生かし、具体的な結果を出していく」との姿勢で臨む。時間の限り支援者を回り、各種会合に出席、国との”パイプ役”に徹する構えだ。



福井2区に出馬を予定している山本拓氏(右)と糸川正晃氏(左)(写真はコラージュ)
 8日夕方には地元に戻り、坂井市内の会合に出席、道路問題で熱弁を振るった。「国民は改革の言葉を聞き飽きている。任せろと言うだけでは駄目だ。結果を出しレッドカードを出されないようにしないと」と気を引き締めた。
       ■■
 国民新現職の糸川正晃氏(33)にとって選挙区は初挑戦。9月に入り、東京・永田町と本県との往復が日課となった。
 小松空港経由で夕方に帰福し、支援企業や団体を駆け回って最終便で帰京。逆に朝一番に上京し夕方帰福する日もある。党国対委員長という立場から、移動中も携帯電話がひっきりなしに鳴る。
 二代続いた政権投げ出しに怒りは収まらない。安倍、福田両氏が世襲議員であることを指摘し「私の父はサラリーマン。私は自分でスーパーに行き、パンの値上げを気にする日々」とチクリ。「新総裁の最右翼と言われる麻生氏も世襲。そんな自民中心の政権に庶民生活の苦しさは理解できない」と切り捨てる。
 国民新党を旗揚げした綿貫民輔代表に請われ、比例区候補として急きょ出馬した前回は、わずか12日間の選挙戦だった。「何者?」といぶかる声も多かったが、翌06年の通常国会で86回にわたり委員会質疑に立ち、質問最多記録を塗り替え、周囲の評価をガラリと変えてみせた。
 前回出馬時に、住民票を地元事務所がある坂井市丸岡町に移し、その近くに住居を構えた。それから3年、鯖江市内にも事務所を置き、個人、中小企業でつくる支援グループも選挙区内の各地で立ち上げた。
 郵政民営化に反対して、自民から国民新に支持を切り替えた郵政関連団体の支援に加え、今年に入って民主の推薦を受け、野党共闘態勢で自民現職に挑む。
 「参院で野党が過半数を取ったおかげで、年金問題などが明るみに出た。これまでの日本の膿(うみ)を出し切るためには政権交代が必要」と街頭や集会で訴え続けている。

6281千葉9区:2008/10/28(火) 21:09:30
2008年9月12日(金曜日)
’08ふくい秋の陣(3) 福井3区
高木氏 政策説明に汗
松宮氏 支持層開拓へ
 
 7日朝、嶺南、丹南方面は雨。南越前町で予定されていた県の防災訓練や周辺の地区運動会はすべて中止となった。
 それぞれに出席するはずだった自民現職の高木毅氏(52)は、急きょ予定を変更。住民が集まっていた南越前町の体育館に顔を出し、越前市から福井市清水地区へ。着替える時間を惜しみ、防災服のまま後援者らへのあいさつに駆け回った。
 福田首相の辞任表明前までは、年内の解散・総選挙はないとみていた。状況の急変に「選挙の基本は地元の人とどれだけ触れ合えるか。臨時国会を控え簡単には帰れないが、今後活動を加速させたい」と気を引き締める。週末だけでなく、平日も日帰りをいとわず地元に入っている。
 前回は地元敦賀市や郡部の分厚い保守地盤をバックに、旧武生市を除き民主候補を圧倒。3万3000票余りの大差をつけた。だが、今回は「大変な逆風」が吹く中での戦いを覚悟している。
 「構造改革は進めなければならないが、少し性急すぎた。地方にしわ寄せがきているのも事実」
 地元を回るたび、これまで自分を支えてきた農林漁業者や経済界にくすぶる不満を感じる。その一方で「逆風だからといって政策を簡単に変えてはいけない」との思いも強い。総合経済対策や後期高齢者医療制度などは丁寧に説明している。



福井3区に出馬を予定している高木毅氏(右)と松宮勲氏(写真はコラージュ)
 対抗馬は2000年衆院選での初当選後、時間を合わせて初登院し一緒にバッジを着けた間柄。複雑な思いもある。それでも「選挙になれば相手は関係ない。国政の場でやるべきことはやってきた」ときっぱり。積み重ねてきた実績への自負と対抗心をにじませた。
       ■■
 スピーカーマイク、脚立、のぼりを積んだマイカーで選挙区内を移動する。8月末の日曜午後、民主の松宮勲氏(64)は福井市清水地区、越前町、越前市の6カ所で街頭に立ちマイクを握った。
 「政権を取ったら、安心の老後を送ることができる社会保障や医療制度に見直します」。街宣車を持っていた自民時代と趣は異なるが、熱っぽく語る姿は変わっていない。
 この翌日、福田首相が辞任を表明、準備を一段と加速させた。7日には若狭町、福井市越廼地区の体育祭に出向き、越前市に戻って街頭演説。東西に長く延びる選挙区に「1日230キロ走ることもある。家に帰ったらバターンキューですよ」。不慣れな点があっても国政復帰と政権交代への好機に表情は明るい。
 郵政民営化に反対した前回の衆院選は、福井1区に無所属で出馬し落選した。自民離党後、昨年12月に民主入り。同3区にくら替えしたため、ゼロからのスタートだが「嶺北は全地区、嶺南は3分の1の地区を除き足を踏み入れた」と話す。
 地元県議すら入っていない限界集落にも入り込み「地域経済、年金、医療、農業、暫定税率など自公政権への不満は根強い」と実感した。嶺南の農村では、お年寄りらに呼び止められ、暮らしへの不安から「一度、民主党に政権を任せた方がいい」との声も聞いた。
 党県連幹部は「松宮さんは外務政務官を務めるなど経験豊富で政策通。保守層を切り崩し、受け皿になり得る存在」と期待する。実際にある保守系県議は、地元で支援の動きを見せている。松宮氏は特定の後援会組織をつくらず、新たな支持層を幅広く開拓する考えだ。

6282千葉9区:2008/10/28(火) 21:09:53
2008年9月13日(土曜日)
’08ふくい秋の陣(4) 逆風与党
自民 揺らぐ地盤、県議対立
公明 「協力」にすきま風も
 
 「長年自民を支えてくださった党員や支持者の間でさえ『民主党に一度任せたらいい』との声が広がっている」
 山崎正昭自民県連会長の言葉には肌で感じる危機的状況がにじむ。「まさしく党の存亡をかけた戦い。総裁選を引き金に死に物狂いでやるしかない」との認識だ。
 2005年は「小泉劇場」の追い風に乗り、300議席に迫る圧勝を収めた。今回、吹くのは年金問題や後期高齢者医療制度、二代続いた政権投げ出しによる逆風ばかり。
 地域の末端まで根を張り、選挙運動の手足となってきた地方議員の減少という現状もある。「平成の大合併」で35市町村が17市町に再編されたのに伴い、議員数は579人(04年2月末)から348人(今年4月1日)に減った。議員の大半は自民系だけに、集票への打撃は計り知れない。
 公共事業の激減、党員や支持者を二分した前回の郵政選挙も暗い影を落とす。党員の減少が止まらず07年末の県内党員数は1万3110人。小泉政権発足時の01年より1万人以上減った。
 選挙のたびに自民を支持してきた建設業者は、冷めた声でこう漏らす。「仕事が少なくなり、『自民じゃなければ』という感じがなくなった。たがが外れた」
       ■■
 党員や支持者をフル稼働させる組織の課題も積み残されている。
 議長人事をめぐり、昨夏の参院選前に分裂した県会の自民系会派はいまだに対立したまま。県連の役員人事にも飛び火し、幹事長は今年3月から山崎会長が兼務する異例事態となっている。
 党参院幹事長の要職にある山崎会長が、県内3選挙区を陣頭指揮する県連幹事長もこなすのは物理的に困難。「総裁選までに総務会を開き、早く人選を固めたいのはやまやま。でも議長人事が落ち着かないとどうしようもない」(山崎会長)状況に陥っている。
 福井市に「福井市」と「福井・足羽」の2支部が存在する問題もある。一本化への協議を重ねてきたが、溝は深く、着地点は見いだせていない。
 民主を利する“お家騒動”に、党員からは「一致団結し、歯を食いしばって頑張ろうと仲間に呼び掛けているのに、これでは説明できない」との嘆きも漏れている。
       ■■
 逆風は、自民と連立を組む公明党にも吹く。「物価はどんどん上昇するのに給料は上がらない。これでは先行きが見えない」と石橋壮一郎県本部代表。「世の中全体に与党への厳しい批判がある」と受け止める。
 政府・与党が8月末に発表した総合経済対策には、公明支持層と重なる中低所得者向けの「定額減税の年度内実施」が盛り込まれた。石橋代表は「生活防衛に取り組んでいる公明の政策と成果を訴えることで、党員や支持者、国民全体の理解が得られる」と話す。
 ただ、自民との選挙協力にはすきま風が吹く。本県選挙区に独自候補を擁立しない公明は自民候補を推薦。その代わりに比例は、自民から公明に協力票を回してもらうのが取り決めだ。
 公明の基礎票は本県の各選挙区に1万票以上あるとされる。苦戦が予想されている自民にとっては特効薬だが、公明の党員や支持母体・創価学会員らにあるのは根深い“自民不信”。ある党員は「票を出しても私らには何も返ってこない。一方的すぎる」と話す。
 「10年間、同じ釜の飯を食ってきた仲。そんなに簡単に信頼関係が崩れるものではない」(山崎会長)というものの、票を回す余裕が今の自民にあるのか―との思いが公明側にはある。「われわれが本当に動くかどうかは、自民の具体的な協力次第」と、別の党員は断言した。

6283千葉9区:2008/10/28(火) 21:10:25
2008年9月14日(日曜日)
’08ふくい秋の陣(5) 共闘野党
民主 手応えも「足腰」不安
社民、国民新 勝利で存在示す
共産 党員増 追い風に
 
 確かな手応えはある。「自公政権に対する国民の怒りは収まっていない」。一方で、5氏が立ち耳目を集める自民党の総裁選が気掛かりだ。
 民主の存在感を薄らげてはならない―。党県連の玉村和夫幹事長は「ガソリン税や医療、年金などの問題で高まった政治への関心が下がらないよう訴え続けなければ」と気を引き締める。
 6日には県連幹部が急きょ集まり、総合選対の立ち上げなど準備の前倒しを確認した。昨夏の参院選福井選挙区で惜敗した二の舞いは避けたいとの思いは強く、街宣活動を強化する方針だ。
 民主県連が昨年から今夏にかけて行った衆院選の候補者選びや地域活動は「かつてないほどスムーズ」(県連幹部)だった。7月には社民党県連合、国民新党県支部、連合福井と政策協定を締結。4者による連携は全国でも珍しく、県連最大の支持母体、連合福井の馬場修一会長は「野党共闘をいち早く固めたことが、参院選より前進した点だ」と評価する。
         ■■
 ただ、県連組織の「足腰」は依然不安定だ。県内の民主党員・サポーターは約1700人で、自民党員・党友約1万3000人に遠く及ばない。選挙運動で手足となる地方議員も少なく、福井2区には党所属の県議がいないため、1区から応援に回す。
 これまで県連は、労組票丸抱えと言われてきた。「連合や後援会、3党の県組織が総合選対を組み、互いの人間性まで知るくらい一体感を強めたい」と話す連合福井の山岸克司事務局長は、昨年の参院選を教訓に「特に県連の議員らには、みこしの中心にいてほしい」と注文を付ける。
 連合独自の取り組みとしては、組合員に家族や知人らを紹介してもらう支持者カードを約8万5000人分集めた。投票率を上げるため、大学生らとも接触。「ワーキングプアや非正規雇用など今の社会に不安を持つ若者らを巻き込み、自公政権への怒りを結集させたい」ともくろんでいる。
         ■■
 社民党県連合は、選挙区への独自候補者擁立を見送り、野党共闘で政権交代を目指す。自民、民主の2大政党の流れが加速する中、存在意義をかけた戦いにもなる。
 目標は比例北陸信越ブロックでの1議席奪還。県内2万票獲得に向け、笹川希幹事長は「埋没しないよう民主との違いもアピールしたい。護憲や原発、労働者問題で一貫した考えを訴える」と強調。「闘争方針を決め、10月初めまでに選対を発足したい」と意気込む。
         ■■
 「県内はすべて勝ちに行きますよ」。福井2区に出馬予定の国民新党の糸川正晃県支部長は、1、3区でも野党共闘態勢を組む民主の候補者を党挙げて支援する覚悟だ。
 2005年の衆院選で、自民とたもとを分かった特定郵便局長会などを中心に設立された政治団体「郵政政策研究会」が最大の支援団体。小党ながら県内党員数は約2100人を誇る。「3年前の選挙時の忸(じく)怩(じ)たる思いを関係者は忘れていない。組織力を結集し、郵政民営化の見直しを実現させたい」と力を込める。
 比例北陸信越ブロックでは、現有の1議席確保のため前回の約30万以上の得票を目指す。
         ■■
 「自公への怒りが強いほど、民主に(票が)行く。その流れは今回も一層強まる。準備はしてきたが、うちはもともとの力が弱く簡単にはいかない」。共産党県委員会の南秀一委員長は、焦りと手応えが入り交じった表情を浮かべた。
 昨年の参院選後、党勢拡大に力を注いできた。「蟹工船ブーム」にも乗り、一時は1700人台まで落ち込んだ県内の党員数は、2000人に迫るまで回復した。それでも都道府県単位の委員会では最も少ない。さらに2、3区の候補者擁立を見送ったことで「有権者に活動が見えず、ものすごく不利」(県委員会幹部)との声も聞かれる。
 5、6日に県委員会の常任委員会、総会を開催。公示までに全市町で集会を開き、6500カ所以上で街頭演説することを決めた。南委員長は「党員増は間違いなく追い風。活動をやり切れば躍進の可能性はある」と力を込めた。(おわり)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=81&author=32

6284千葉9区:2008/10/28(火) 21:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1223305441239_02/news/20081007-OYT8T00041.htm
(1)県都の攻防
赤木氏、「命がけ」つじ立ち 福島氏、どぶ板選挙を徹底


雨の中、必死に手を振る赤城氏(6日早朝、水戸市内で)



自転車で民家を訪問する福島氏(4日夕、城里町で)



街頭演説する田谷氏(4日夕、水戸駅前で) 「よろしくお願いします」

 6日午前6時半、水戸市内の国道交差点には、雨がっぱ姿でなりふり構わず手を振り続ける自民党現職の赤城徳彦(49)がいた。圧勝続きの赤城にとって、選挙期間中以外につじ立ちするのは、この日が初めてだった。

 自民党への逆風に加え、事務所費問題による農相更迭、「ばんそうこう問題」のイメージを引きずり、取り巻く情勢はこれまでとは明らかに異なる。

 9月29日、水戸市内で開かれた後援会の酒席では、支持者から「真剣さを一生懸命伝えないと負けてしまう」との声が飛んだ。本来の地盤である筑西市などに比べると、小選挙区になって運動を始めた大票田・水戸市は組織が強くない。浮動票を取り込む戦いにも危機感が募る。

 家族総出で選挙区全域の支持者宅を1日70〜80軒回ったり、各地で後援会や農業関係者など支持組織の集会を開き、地道に政策を訴えて組織引き締めをはかる。ただし、有権者の反応はこれまでになく厳しい。

 「命がけの戦いでがけっぷち。嵐の中に立っている。誠意を見せるしかない」。赤城はこう漏らしている。

 なりふり構わぬ姿は、民主党新人、元経済産業省職員の福島伸享(38)も同じだ。「相手は横綱。胸を借りて戦うだけ」。代表の小沢一郎の指示に従い、どぶ板選挙に徹している。

 4日夕、城里町の農村地域では、自転車で住宅を訪ね歩く福島の姿があった。日焼けした顔に汗が浮かぶ。決まり文句は「2回落選して3度目の挑戦です」。住宅地図に反応を書き込みながら、約2時間で町内の30数軒を回った。

 「小選挙区で連続2回落選した新人は公認しない」という党の基準で本来なら立候補できないはずだった。1月の公認申請後、6月まで内定も出なかった。正真正銘のラストチャンスだ。3回目の挑戦で知名度は浸透しつつある。前回まで「うちは赤城」と相手にされなかった地域でも話ができるようになった。2月から2万数千軒を回った。陣営は、農家の戸別所得補償などの政策を訴えながら、赤城の地盤である県西地方や、水戸周辺の農村部から切り崩す戦略だ。首長経験者や地方議員、中選挙区時代からの反赤城派を核とした組織作りも進めている。労組も動き、県医師連盟の推薦も追い風だ。

 共産党は新人の党県委員長、田谷武夫(57)が県内唯一の候補者で、比例選との重複立候補になる。「蟹工船ブーム」にも乗り、ここ1年で県内入党者は100人程度あった。「自衛隊海外派兵、消費税アップなど、自民、民主どちらが政権を担っても大差はない」と訴える。(敬称略、福元洋平)

(2008年10月7日 読売新聞)

6285千葉9区:2008/10/28(火) 21:22:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1223305441239_02/news/20081008-OYT8T00827.htm
(2)保守地盤
額賀氏、地元回り引き締め   石津氏、自民票獲得も狙う


選挙区支部定期大会で語る額賀氏(8月、行方市で)



出馬表明の記者会見に臨んだ石津氏(中央)(5日、鹿嶋市で) 盤石の地盤を誇る自民党現職の額賀福志郎(64)が「変わった」と評判だ。

 「小選挙区は一人だけの当選です。勝ち抜かなくてはならない」「ただ参加することが総裁選とは思ってない。今度選挙があれば、首相を輩出してきたグループ(津島派)の長となって、正義を立て直したい」

 総裁選前日の9月21日、選挙区内の農村部でのミニ集会。額賀は数十人を前に汗を流し、白いシャツの袖をめくりあげて熱弁を振るった。出席者の1人は発言ぶりもさることながら、「地区単位に細かく回るのは、初当選の時以来では」と驚いた。5日後の県議会閉会日には、妻と秘書が自民党控室をわざわざ訪れ、県議にあいさつした。

 財務相、党政調会長などを歴任。反面、選挙区での活動は少なく、前回選での地元入りは3日間のみ。「地元に帰ってこない」との評判も定着した。そうしたイメージを振り払うかのように、週末を中心にミニ集会や支援者回りなど地道な活動に力を入れる。陣営関係者は「(閣僚や党の要職から外れ)時間が出来たこともあるが、危機感を持っている」と引き締めに躍起だ。

 額賀と対決するのは、昨年の参院選で無所属ながら11万票を集めた民主党新人の石津政雄(61)だ。

 「後期高齢者医療制度を安心して受け入れることができますか」

 鹿嶋市内で10月5日、街頭演説に立つと、得意の高齢者福祉に時間を割いた。4期務めた旧大洋村長時代、高齢者の健康作りに力を入れ、医療費削減につなげた実績がある。1000人以上が集まり、熱心に聞き入った。応援に来た幹事長の鳩山由紀夫は「日本が石津村長時代の大洋村だったら、後期高齢者医療制度はいらない」と援護射撃した。

 懸念材料は出遅れだ。公認内定を発表する2月の記者会見を、母親の体調などを理由にキャンセル。候補者選定が難航した結果、再び白羽の矢が立ち、9月に出馬を決めた。ドタバタぶりには党内でもまゆをひそめる向きが多い。

 それでも公認内定に至ったのは「保守票も取れる」との触れ込みがあったから。陣営は、昨年の参院選の2区で獲得した約3万5000票の中に「自民票がかなり入っていた」と分析。9月末には、保守系を中心とした鹿嶋市議約10人が石津を支援する超党派議員団を結成、陣営は「地殻変動が起きている」と支持の広がりに自信を見せる。(敬称略、安田泰治)

(2008年10月9日 読売新聞)

6286千葉9区:2008/10/28(火) 21:35:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08092701.html
中国地方5県の情勢 <2> 山口 '08/9/27

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 ▽2区、自・民「最重点」 4区、対安倍元首相 民主は未定

 県内四小選挙区のうち、最激戦になりそうなのが2区。岩国市長選への自民現職の転出に伴う四月の補選と同様、民主現職の平岡と自民新人の山本が再び相まみえる見通しだ。(文中敬称略)

 「2区の選挙は二回戦。二戦目に勝った方が本当の勝利者」。平岡は、補選で奪還した議席の死守と政権交代の実現に意欲を示す。七月以降はほぼ地元に張り付き、国政報告会や企業回り、地域行事への出席をこまめにこなす。補選で追い風となった後期高齢者医療制度や年金問題を挙げ「国民の声を反映させる政権誕生が使命だ」と意気込む。

 中央官僚から転じた山本は補選直後から、出身地の柳井市を拠点に地盤醸成に励んできた。補選では「顔と人柄を浸透できなかった」との反省から少人数での集会を重ね、「私の仕事は国にとって一番大切な地方の再生」と訴える。岩国市・和木町エリアに続き、近く柳井、光、下松市にも連合後援会を発足させ態勢づくりを急いでいる。

 自民、民主の両県連とも2区を最重点区として力を入れる。候補を立てない共産党票の行方も焦点となる。

 ▽投げ出し批判

 4区では、昨年九月に首相を突然辞職した自民現職の安倍が六選を目指す。政権投げ出しと批判を受ける安倍は「今までで最も厳しい戦い」と強調。六月以降、百回以上の対話集会を各地で重ねた。

 対する民主の候補者は決まっていない。下関市在住のタウン誌編集長(41)に立候補を打診しており、民主県連の西嶋裕作幹事長は「今月末をめどに、最終的な意向を確認したい」と話す。

 独自候補を見送る方針だった共産は十九日、安倍の無投票当選が懸念されるとして新人木佐木の擁立を発表した。木佐木は「庶民への負担はこれ以上許さない」と街頭演説などを予定する。二十四日に立候補を表明した無所属新人の佐々木も安倍の政権投げ出しを批判。自らの福祉業務の経験から「庶民生活を立て直し福祉の充実を」と訴え、既成政党との連携も探る。

 ▽1区は3候補

 1区は、自民、民主、共産の三党が候補を立てる。外相だった自民現職の高村は公務で地元入りが難しかったため、妻らが支持者回りを続けてきた。民主新人の高邑は昨夏以降、年三百日のぺースで街頭演説を重ね、行事にも顔を出し知名度アップを図る。共産新人の吉田は十五日に全県キャラバンを始め、二十三日まで県内九十カ所で街頭演説をした。

 3区は前回と同じ顔ぶれが濃厚。麻生太郎内閣で官房長官に就任した自民現職の河村と非自民層への浸透を図る民主新人の三浦が対決する。

6287千葉9区:2008/10/28(火) 21:36:09
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08100101.html
中国地方5県の情勢 <4> 島根 '08/10/1

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 ▽2区、参院選で「保守王国」大揺れ 自民と国民新の現職対決濃厚

 ▽1区は自・民・共3候補

 昨年夏の参院選で島根選挙区(改選数一)は自民前職が惨敗を喫し、「保守王国」は大きく揺らいだ。自民は巻き返しを期し、野党は共闘で対抗する。とりわけ、自民と国民新の現職同士の一騎打ちが見込まれる2区が注目を集めている。(文中敬称略)

 2区の自民現職竹下は前回(二〇〇五年九月)、国民新現職の亀井(比例中国)に五万票以上の差をつけ選挙区を制した。しかし、参院選の島根選挙区では、自民前職が亀井の長女で新人の亜紀子に三万票余りの差をつけられ敗れているだけに陣営の危機感は強い。

 ▽小まめに集会

 竹下は週末ごとに選挙区に帰り、対話集会を開いてきた。かみ砕くように政策を語り、地方重視の姿勢の浸透を目指す。系列県議の会議では「一票差ででも勝つ」と述べ、引き締めを図った。

 亀井は民主、連合島根との「野党共闘」で昨夏の参院選の再現を狙う。労組を細かく回り、支持組織の郵政政策研究会や民主なども交え、郡市単位で選対を発足させた。1区も回り、選挙協力の足固めをした。

 旧市町村単位のミニ集会にも力を入れ「二大政党の流れの中、再度の比例復活はありえない。2区で何としても勝たなければならない」と危機感をあらわに支持拡大を図る。いずれも候補擁立を見送った社民は支援、共産は自主投票する。

 ▽「不在」の戦い

 1区は、自民現職の細田に、民主の新人小室と共産の新人石飛が挑む。細田は麻生太郎内閣で幹事長に就任。前回選挙の際に官房長官を務めていた時と同様、「候補者不在」の戦いになりそうだ。選挙活動の軸となる系列県議らは「責任は重大」と気を引き締める。

 小室は国民新、郵政政策研究会から推薦を受け、野党共闘で勝利を目指す。六月以降はほぼ休みなしで街頭演説や支持者回り、企業訪問を実施。党一次公認からは外れたが「発奮材料にする」と知名度アップに力を注ぐ。

 石飛は今年に入り約八百回の街頭演説、八十四回の集会、千七百団体・人への訪問などをした。「だれが政権を担うかでなく、暮らし最優先へ政治の中身を変えることが大切」と訴えて2区も回り、比例票上積みも狙う。

6288千葉9区:2008/10/28(火) 21:36:42
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08100201.html
中国地方5県の情勢 <5> 鳥取 '08/10/2

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 ▽2区、「逆風」自民、民主と激戦

 1区、農相に民・共挑む

 二小選挙区のうち、激戦必至なのが2区。再選を目指す自民現職の赤沢に、元県議で民主新人の湯原が挑む。二〇〇五年の前回は郵政造反組で無所属立候補した川上義博を赤沢が破った。川上は民主にくら替えして挑んだ昨年夏の参院選で自民現職を倒して「復権」。自民分裂のしこりが残る中、自民と民主の前哨戦は熱を帯びている。(文中敬称略)

 赤沢は中山間地域を重点的に歩き、後期高齢者医療制度や年金問題で自民が信頼を失った現実を肌で感じたと話す。「信頼回復に全力を挙げる。とにかく話を聞くことが一番」と地元にこまめに戻ってミニ集会をこなす。

 党の一次公認を受けた湯原も中山間地域に入って一軒ずつ訪ね歩いた。「政権を代えないといけない」との声に力を得たという。今後は、県議時代の地盤である米子市など都市部で「今のままでいいのか」と訴える。

 ▽「背中見えた」

 1区は自民現職の石破が党総裁選立候補で知名度アップ。農相就任後、早速お国入りして支持を訴えた。自民への逆風の中、後援会長で自民党県連の山口享会長は「大臣を落とすわけにはいかない」と危機感を募らせる。

 石破の元秘書で民主新人の奥田は昨年暮れの表明後、街頭演説とミニ集会を連日こなす。党一次公認から漏れたが「背中が見えてきた。壁が厚いほど、高いほど燃える。歩いて歩いて街頭に立つ」と全開モードだ。

 共産新人の岩永は、昨年暮れからの小集会が百回を超えた。比例候補でもあり、2区にも足を運ぶなど全県をにらんだ動きを展開。街頭演説も七百回以上こなし「これまでと違って若い人の反応がいい」と手応えを話す。

 ▽比例区に重点

 自民と連立を組む公明は、昨夏の参院選の鳥取選挙区で前回参院選より八千票余、票を減らした比例に重点を置く。自民立候補予定者と連絡を取りながら支援に動く。

 社民は独自候補擁立を断念した。支持や推薦など機関決定はしないものの「政権交代」のため、民主を支援する。(おわり)

6289千葉9区:2008/10/28(火) 22:58:38
http://www.tokachi.co.jp/election/20081006-01/index.htm
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2008.10.06
中川 昭一氏 自民党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (上)


「選択」してもらう戦い



事務所開きの神事で頭を下げ必勝を祈願する中川昭一氏(左隣は郁子夫人。4日午前11時半、帯広市内、塩原真撮影)

 「勝ち抜くことが最終目標ではない。引き続き中川に仕事をやらせるのかやらせないのか、十勝の皆さんに選択してもらう戦いだ」

 4日、幕別町内で開かれた中川昭一の国政報告会。事実上の決起集会となった同集会で中川は、集まった約1000人の支持者に支援を訴えた。麻生政権では重要閣僚の財務・金融相に就任、ポスターでも掲げる「実力本位」の4文字を意識した発言となった。

■かつてない逆風
 農水、経産に続く4回目の入閣、しかも金融を担当し、実質的に「旧大蔵相」に当たる権限を持った。後援会内部には「大臣を落とすわけにはいかない」との雰囲気が日増しに高まる。

 中川の9選を目指す次期衆院選は厳しい環境下にもある。構造改革の下で進んだ中央と地方の格差拡大を受けて、かつてない逆風が自民に吹き付けているからだ。党が独自で行った調査によると、十勝でも市部・郡部を問わず「接戦」の数値が示された。選対本部長の矢野征男は「自民党にとって正念場の選挙。中川の戦いは厳しい」と公の場で繰り返す。

■コンテナに登る
 2005年衆院選で民主新人の石川知裕との票差は約2万票はあった。しかし、この3年間、政権与党が展開する政策への不満に加え、入閣や党幹部の就任で地元入りが減った中川に対し「距離が遠い」との声がくすぶった。この間隙(かんげき)を縫い、石川が保守の牙城だった農村などで浸透を進め、次期衆院選で接戦が予想される背景となった。

 麻生内閣誕生前の9月中旬、帯広市と周辺3町で街頭演説を行い、町村後援会を回る中川の姿があった。芽室ではビール箱ならぬジャガイモの「ミニコンテナ」に上がり、持論である景気対策を訴えた。「どぶ板」は久しぶりだったが、「聞いている人の顔がよく見えた」と中川。支持者の間には「印象が変わった」との声が広がった。

 次期衆院選では再び、財務・金融相の就任で本人不在の選挙戦を強いられることに。中川も「若い候補に応援を頼まれたら断れない」とする。党支部と後援会は本人不在をカバーする意味で、選対本部長に前ホクレン会長の矢野、本部長代行に帯広商工会議所会頭の高【異体字】橋勝坦を充て、経済・産業界が一枚岩で推す態勢を整えた。

 主要閣僚や党三役を歴任、議員生活25年の節目を迎えた中川にとり、9選の壁を打ち破れば大きな飛躍が待っていると周囲はみる。4日、帯広市内で開いた後援会事務所開き、中川は自分に言い聞かせるように「新たなスタート」を訴えた。
(文中敬称略、衆院選取材班)


◆   ◆   ◆

 衆院解散・総選挙の早期実施を見越し、十勝(道11区)で立候補を予定する中川昭一(55)=自民現・8期、財務・金融相=、石川知裕(35)=民主現・1期、比例道ブロック=、渡辺紫(60)=共産新=の3氏は、事務所開きを行うなど本番に向けての準備を進めている。事実上の臨戦態勢に突入した3陣営の動きをリポートする。

6290千葉9区:2008/10/28(火) 22:59:18
http://www.tokachi.co.jp/election/20081007-01/index.htm
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2008.10.07
石川 知裕氏 民主党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (中)


地域に税金を取り戻す



5日の事務所開きで、気勢を上げる石川知裕氏(左、右隣は池本本部長)

 「前回衆院選では落選した翌日から1日も休まず地域の声を聞いてきた。官僚の天下りをなくし、地域に、1人ひとりに税金を取り戻す」

 5日、帯広市内で開いた石川知裕の事務所開き。石川は「地域のための政治」を重ねてアピールした。

■街頭演説も継続
 石川は昨年3月、比例で繰り上げ当選、次期衆院選は現職の立場で迎える。「前回は選対の指示に従うだけだったが今では自分なりに戦略を描いている。頼もしい」と民主党十勝の関係者。同党への風と「現職代議士」という核を持ち、陣営には過去の選挙戦にはない勢いが漂う。

 2005年衆院選で中川昭一に約2万票差まで迫り、この時の善戦が結果的に繰り上げ当選へとつながった。石川自身は当選後も「研修」と称して1次、2次、3次産業の現場を回り、毎週月曜の街頭演説も継続。自転車街宣で若さと行動力もアピールしてきた。「住民目線」で真っ向勝負を掲げる。

 陣営では従来の「党・農・労」の3軸を基盤に、石川個人が3年間で切り開いた人脈、石川と同郷(足寄町)の鈴木宗男(新党大地代表)との協力で上乗せし11万票を目指す。前回は拠点を分けた党支部と連合後援会(新しい風の会)が同じ事務所に入居、連携を密にした。合同選対本部長の池本柳次は「何としても小選挙区で勝つ」と強調する。

■カギ握る鈴木票
 ポイントは鈴木・大地票の行方。道議の佐々木恵美子は9月28日の石川の国政報告会(音更)で、「共闘が実現すれば、約束事項について自分も最大限の努力を誓う」とラブコールを送った。「大地は民主と連携する国民新党と統一会派を結成した。鈴木さんの協力が得られれば大きなインパクトになる」と、党支部の幹部は語る。

 8日夜には幕別町内で全十勝規模の総決起集会を開催。国会での補正予算審議が流動的で、仮に石川本人が十勝入りできなくても、決行する構えだ。集会の実行委員長でもある池本は「11区で『選手交代』しなければ政権交代の実現はない。北海道からのろしを上げる」と意気込む。

 麻生内閣で財務・金融相に就任した中川は依然として大きな壁だが、石川本人は「補正予算案の審議など麻生政権のかじ取り次第で、財務・金融大臣の中川さんの立場にも直接影響が及ぶはず」と政局の行方を注視。一気に畳み掛ける機会をうかがう。

 「泥臭く、地べたをはいつくばってでも支援を訴えていく」−。石川はあくまでも挑戦者の気持ちで決戦に臨むことにしている。
 (文中敬称略、衆院選取材班)

6291千葉9区:2008/10/28(火) 22:59:58
http://www.tokachi.co.jp/election/20081008-01/index.htm
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2008.10.08
渡辺 紫氏 共産党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (下)


“流れ”投票につなげる



街頭演説に集まった支持者の手を握る渡辺氏(4日、幕別町内)

 「もうけを出している大企業ばかり減税し負担は庶民に押しつける。今の政治でいいんですか」

 4日、幕別町内のスーパー前で行われた渡辺紫(ゆかり)の街頭演説。母が子を諭すような柔らかい語り口に、買い物客らが1人また1人と足を止めた。中には片手に買い物袋、もう片手につえを握り、うなずきながら聞き入る80代女性の姿もあった。

■1年で100人入党
 自民、民主の2大政党制の下で鬱積(うっせき)する底辺の不満。共産党陣営は過去の選挙戦ではなかった手応えを感じている。

 プロレタリア作家小林多喜二の「蟹工船」は十勝でも静かなブームになった。過酷な労働を強いられる主人公たちの描写は、ワーキングプアや格差問題に重なると若者や働く世代を中心に共感を呼んだ。共産党はこの1年間、全国で1万人の党員を増やしたが、十勝でも若者から高齢者までの幅広い世代で100人が入党している。

 「基本路線は自民も民主も変わらない。大連立構想ではっきりと露呈した」と、同党十勝地区委員会委員長の佐藤糸江。この流れをいかに投票につなげるかが、カギだとする。次期衆院選で同党は比例を重点に全国で650万、道内では35万票の目標を掲げた。十勝は小選挙区との連動で、2万3000票(前回衆院選の比例は1万3918票)と設定した。

■課題は知名度
 渡辺に対し陣営は、2期8年間紋別市議を務め、党道女性部長として活動してきた実績・経験に期待を寄せる。3人の男児を育てた母親でもあり、紋別時代には地域の若い母親と一緒に保育所を増やす運動を展開し実現させた。11区唯一の女性候補として、「子育て世代との接点を増やしていきたい」と渡辺は語る。

 課題は知名度。芽室町の農家で生まれたとはいえ、十勝では落下傘候補で、昨年暮れ、32年ぶりに故郷に戻ったばかり。これまでは2現職に対抗するべく、街頭演説を精力的にこなしてきた。道東をエリアとする比例重複候補でもあるが、9月からは十勝での運動に絞り、大票田の帯広や近隣町村を集中的に回っている。

 ここに来て党地区委員会も、管内200程度はある支部・後援会をフル回転させつつある。8日夜には地区委員会事務所(帯広市西9南17)で決起集会を開き、総選挙勝利に向け弾みをつける構えだ。

 「今の政治を変えたいという雰囲気は高まっている。1人でも多くの人に会い共産党への支持を伸ばしたい」。渡辺は意気込んでいる。
(文中敬称略、衆院選取材班)

6292北海道民:2008/10/28(火) 23:04:07
>>6289-6291
前もこの記事は出てましたね
北海道で民主全勝ができるか、注目の選挙区ですね

6293千葉9区:2008/10/28(火) 23:06:31
9〜10月上旬の衆院選情勢・特集記事です

北海道11>>6289-6291
青森>>6246->>6249
岩手2>>6250
茨城>>6284-6285(なぜか1・2区しかありません)
栃木>>6273-6277
群馬>>6237-6241
福井>>6278-6283
岡山>>6235
広島>>6231-6234
鳥取>>6288
島根>>6287
山口>>6286
佐賀>>6222-6224
長崎>>6225-6228 >>5839
鹿児島>>6216-6221

6294とはずがたり:2008/10/28(火) 23:12:51
>>6293
めっさ乙っすヽ(´ー`)/

6295千葉9区:2008/10/28(火) 23:25:32
>>6294
めっさ疲れましたorz
始めてしまったら途中でやめられなくなってしまいやした。。。

6296信じられん:2008/10/28(火) 23:30:39
やはり「官僚内閣制」の打破こそ必要だと感じましたね。その実現には
「政権交代」が絶対必要である、ということも感じたわけですよ。
石破さんは総裁選の折に「官僚の書いた政策に自民党のラベルを貼って実行
していた従来のやり方を改める」と言っておきながら、全く改まっていない
んですよ。さっきの報道ステーションでの川辺川ダム(熊本県)のニュース
見ても明らかでしょ?地元の知事が「白紙」といっているのに、
国交省内で会談した金子一義国交相は「白紙という言葉は使ってない」と
いうんですから。一度「ダムを作る」と決めたら、最後までやりとおすと
いう思想がこの省にはあるんでしょうかね?その方針に大臣まで追随する
話ですから。自民党出身者は誰が大臣になろうと、誰が総理になろうと官僚
依存型の体質はぜんぜん改まらない、と。だから、「政権交代」が必要
ではないか、と。そう思いますよ。道路のときと同じでしょ?何となく。
熊本の衆院選では、「脱ダム」ということも選挙の争点にして戦っては
どうですか?

6297北海道民:2008/10/28(火) 23:30:56
解散を先送りしたので国会は与党にとって大変になりそう
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2008/10/post-133.html
衆院選年内見送り 国会審議の混迷必至
 麻生太郎首相は世界的な金融危機と景気後退の深刻化を受け、「11月18日公示−同30日投開票」の日程が有力視された衆院解散・総選挙を当面見送る意向を固めた。次期衆院選は年明け以降に大幅に先送りされる見通しだ。首相周辺が28日明らかにした。

 公明党など与党の一部には11月30日の衆院選実施を求める声が残っているが、首相は「当面は政治空白をつくることはできない。景気、金融対策を優先させる」との考えを与党側に伝えた。早期解散を求める民主党が見送りに強く反発し、国会審議が混迷するのは必至だ。

 26日夜の首相と太田昭宏代表ら公明党首脳の非公式会談は平行線で終わっており、太田代表は30日に予定される与党党首会談で重ねて翻意を促すとみられる。だが衆院選の年内見送り方針は変わらない見通しだ。

 首相は当面、地方の金融機関への公的資金投入を可能にする金融機能強化法改正案の早期成立を目指す。また11月15日にワシントンで開かれる金融危機対策に関する緊急首脳会合(サミット)や、同月22、23日のペルー・リマでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、金融危機への対応で日本が積極的役割を果たす考えを表明する方針だ。

6298いなばやま:2008/10/28(火) 23:37:17
いやぁ、解散がお流れになる公算が大になって・・・仕事も選挙待機から通常モードに
ところでこのあとの解散のタイミングなんですが、報道も鑑みて

①12月末解散、1月下旬投票
臨時国会を年内いっぱい延長し、第2次補正予算・給油支援法・金融安定化法・消費者庁設置法を成立
来年度予算の政府原案を閣議決定したところで解散する
実績を示して選挙に臨めるし、来年度予算審議への影響も最小限にできる。
支持率も下げ止まりドレンドだし、公明党への義理も最低限果たせるし可能性は高いのでは
戦後このタイミングでの総選挙は過去2回(なれあい解散、黒い霧解散)

②1月中旬解散、2月中旬投票
いわゆる冒頭解散、ただし予算の審議時間が窮屈になるし経済優先で先延ばししたのになぜと予算軽視を批判される可能性高し
ただ正月をはさんだ選挙戦は避けられる
戦後この時期の解散は90年解散の1回

③4月中旬までに解散、4月下旬から5月上旬選挙
予算成立後の解散、ただし都議選とのかねあいから4月14日までには解散したいところだが
予算関連法案が成立できないと暫定予算を組まなければならない可能性も
戦後このタイミングの解散は2回

④通常国会終了後解散
これまで一番多いタイミングだが、今回は解散時期に大きな影響力がある公明党が最重要とする
都議選とかぶるので解散は避けられると思われる

⑤都議選後から任期満了9月まで
国会閉会直後で夏場の選挙戦も避けるためこの時期の総選挙は前回の郵政解散まで戦後一度もなかった
ここまで来ると解散権の行使とはもはや言えないのでは

6299いなばやま:2008/10/28(火) 23:45:11
>>6298

訂正
③4月上旬解散、4月下旬投票
予算成立後解散、ただし都議選とのかねあいで4月14日までには公示をしたいところ
そうなると4月のかなり早い段階で解散する必要があり、予算関連法案は成立できず暫定予算を組む羽目になる可能性も
戦後このタイミングでの解散は2回だが2回とも話し合いによる解散

6300いなばやま:2008/10/28(火) 23:52:17
>>6298

再度、訂正・・・すいません

②のタイミングは55年の天の声解散と90年解散の2回でした


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