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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

6282千葉9区:2008/10/28(火) 21:09:53
2008年9月13日(土曜日)
’08ふくい秋の陣(4) 逆風与党
自民 揺らぐ地盤、県議対立
公明 「協力」にすきま風も
 
 「長年自民を支えてくださった党員や支持者の間でさえ『民主党に一度任せたらいい』との声が広がっている」
 山崎正昭自民県連会長の言葉には肌で感じる危機的状況がにじむ。「まさしく党の存亡をかけた戦い。総裁選を引き金に死に物狂いでやるしかない」との認識だ。
 2005年は「小泉劇場」の追い風に乗り、300議席に迫る圧勝を収めた。今回、吹くのは年金問題や後期高齢者医療制度、二代続いた政権投げ出しによる逆風ばかり。
 地域の末端まで根を張り、選挙運動の手足となってきた地方議員の減少という現状もある。「平成の大合併」で35市町村が17市町に再編されたのに伴い、議員数は579人(04年2月末)から348人(今年4月1日)に減った。議員の大半は自民系だけに、集票への打撃は計り知れない。
 公共事業の激減、党員や支持者を二分した前回の郵政選挙も暗い影を落とす。党員の減少が止まらず07年末の県内党員数は1万3110人。小泉政権発足時の01年より1万人以上減った。
 選挙のたびに自民を支持してきた建設業者は、冷めた声でこう漏らす。「仕事が少なくなり、『自民じゃなければ』という感じがなくなった。たがが外れた」
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 党員や支持者をフル稼働させる組織の課題も積み残されている。
 議長人事をめぐり、昨夏の参院選前に分裂した県会の自民系会派はいまだに対立したまま。県連の役員人事にも飛び火し、幹事長は今年3月から山崎会長が兼務する異例事態となっている。
 党参院幹事長の要職にある山崎会長が、県内3選挙区を陣頭指揮する県連幹事長もこなすのは物理的に困難。「総裁選までに総務会を開き、早く人選を固めたいのはやまやま。でも議長人事が落ち着かないとどうしようもない」(山崎会長)状況に陥っている。
 福井市に「福井市」と「福井・足羽」の2支部が存在する問題もある。一本化への協議を重ねてきたが、溝は深く、着地点は見いだせていない。
 民主を利する“お家騒動”に、党員からは「一致団結し、歯を食いしばって頑張ろうと仲間に呼び掛けているのに、これでは説明できない」との嘆きも漏れている。
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 逆風は、自民と連立を組む公明党にも吹く。「物価はどんどん上昇するのに給料は上がらない。これでは先行きが見えない」と石橋壮一郎県本部代表。「世の中全体に与党への厳しい批判がある」と受け止める。
 政府・与党が8月末に発表した総合経済対策には、公明支持層と重なる中低所得者向けの「定額減税の年度内実施」が盛り込まれた。石橋代表は「生活防衛に取り組んでいる公明の政策と成果を訴えることで、党員や支持者、国民全体の理解が得られる」と話す。
 ただ、自民との選挙協力にはすきま風が吹く。本県選挙区に独自候補を擁立しない公明は自民候補を推薦。その代わりに比例は、自民から公明に協力票を回してもらうのが取り決めだ。
 公明の基礎票は本県の各選挙区に1万票以上あるとされる。苦戦が予想されている自民にとっては特効薬だが、公明の党員や支持母体・創価学会員らにあるのは根深い“自民不信”。ある党員は「票を出しても私らには何も返ってこない。一方的すぎる」と話す。
 「10年間、同じ釜の飯を食ってきた仲。そんなに簡単に信頼関係が崩れるものではない」(山崎会長)というものの、票を回す余裕が今の自民にあるのか―との思いが公明側にはある。「われわれが本当に動くかどうかは、自民の具体的な協力次第」と、別の党員は断言した。


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