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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

5473とはずがたり:2008/10/02(木) 12:45:15
>>5286 >>5471

長崎3区  不出馬騒動「吉」か「凶」か
迫る 決戦 衆院選■■2
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku2/02.html

 「ご心配掛けました。出ることに決めましたので。はい、はい…」

 二十三日午後。大村市の谷川弥一後援会事務所。谷川氏は携帯電話を片手に、神妙に頭を下げていた。支援者や派閥の同僚に次々経緯を報告する傍らで、秘書が慌ただしくスケジュールを埋めていく。

 その一時間前、「不出馬騒動」から一転、後援会にほだされて出馬を決意。その後は出遅れを取り戻そうと、おわびと支持依頼に飛び回っている。「やるからには死に物狂いでやる」。谷川氏は言う。

 三期目を目指す自民現職の谷川弥一氏と民主現職の山田正彦氏=比例九州=の一騎打ちが濃厚な長崎3区。故虎島和夫元衆院議員の地盤を引き継ぎ初当選した二〇〇三年、小泉郵政解散の風に乗った〇五年とは、谷川氏を取り巻く状況は変わった。昨春の県議選は離島で自民公認候補が全敗。大村市でも、谷川氏と距離を置く元職二人が返り咲いた。

 公共事業の減少、燃油高騰などの社会情勢が「自民離れ」を加速させる中、次第に焦りといら立ちを募らせた谷川氏。そんな中で不出馬騒動は起きた。

 「政治家・谷川が、有権者から求められている強さと情熱を自ら否定した。敵前逃亡だ」(ある県議)と冷ややかな声の一方、陣営が引き締まったと評する向きもある。「(騒動が)吉と出るか、凶と出るか」−後援会幹部は気をもむ。

 二十五日夜。東彼東彼杵町であった山田氏の国政報告会。会場との質疑で谷川氏の騒動に話題が及ぶと、山田氏は一瞬顔をこわばらせて言った。「あれで向こうの後援会は締まった。やられたなという気がした」

 騒動後、「(自民は)駄目だな」と支援者からの電話が相次ぎ、逆に山田氏は焦った。楽観ムードは危険だ。相手のペースになる−と。「3区は大激戦。本当に厳しい戦い。ここで議席を失ったら眠れない」。山田氏は珍しく、支持者の前で土下座した。

 「草の根」を信条とする山田氏は、日ごろから小まめにミニ集会を開催。多い時は一日八本こなし、五月の連休には四日間で三十カ所回った。「ガソリン税対策や農業の所得補償など、山田の政策が浸透してきた。『次の内閣』の厚労相を務め、医療・福祉関係者にもつながりができた」。陣営関係者は手応えを語る。

 ただ、谷川氏との対戦は、過去二回とも選挙区で敗れ比例で復活当選。前回は小沢一郎党代表に選挙区での勝利を厳命されながら果たせなかった。「今回が最後のチャンスかもしれない」。谷川氏とは別の種類の危機感を、山田氏もまた感じている。

2008年9月28日長崎新聞掲載


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