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地域綜合スレ

1とはずがたり:2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2

232とはずがたり:2004/02/20(金) 10:15
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=8522
「朝来市」誕生へ

  朝来郡4町(生野、和田山、山東、朝来)の議会のうち唯一、合併の議案審議が続いていた和田山町議会も18日、3町に続いて合併関連4議案をすべてを可決、「朝来市」誕生が確実になった。「平成の大合併」では但馬地域で2例目の合意。

  この日の審議では「合併協定書の内容を見ると行政コスト削減ができるとは思えない」や「合併協議に町民の意見が十分にくみ上げられていない」といった反対意見も。採決で3議案が9対8、1議案が10対7で可決された。

  安福英則議長は「可決された以上、議会は全員一致で新市発足に向け協力していく」とあいさつ。高本勤町長は僅差(きん・さ)の可決に「説明が十分に出来ていなかった責任も感じる」といい、「みんなが合併して良かったと思えるよう、住民や議会と協力して準備を進めたい」と話した。

  議決を受けて4町長は24日、県に各町の廃止と新市設置の申請書を提出する。その後、総務大臣との協議や県議会の議決を経て、05年3月31日に面積403平方キロ、人口は3万6千人(00年国勢調査)の新市となる。

(2/19)

233とはずがたり:2004/02/20(金) 10:22
<九州・沖縄>宮崎県

ギリギリ人口要件が足りないのねん。
都城北諸合併…都城市, 北諸県郡 山之口町,高城町,山田町,高崎町(三股町が離脱)

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3088
都城北諸合併 「特例市並み権限を」

  都城市などの都城北諸地域の合併問題で、同市の岩橋辰也市長らは19日、安藤知事を訪ね、合併後には特例市並みの権限・財源の移譲を求めた。安藤知事は「検討する」と約束した。この枠組みで新市が誕生すれば、人口17万2千人と、宮崎、鹿児島両県で3番目。

  同地域では9日、法定の合併協議会が発足。会見で岩橋市長は「特例市の資格は十分出来ると考えており、県にはこれに準ずる権限移譲も求めたい」としていた。
(2/20)

http://www.soumu.go.jp/cyukaku/
特例市
1.概要
○ 中核市に権限委譲されている事務のうち、特例市が処理するよりも都道府県が一体的に処理するほうがより効率的な事務を除き、特例市に対しても委譲しようとするものである。
2.要件
○ 人口20万以上であること

総務省のページだがカネが掛かってなさそうな素人くさいページで好感が持てる。
まあこういうところにカネを掛けずに土木工事にカネを掛ける日本の行政の支出の問題点とも云えようか?

234杉山真大:2004/02/20(金) 19:18
ドラマの舞台しか「売り」が無いと言うのも涙ぐましい気が・・・・・

キャッツアイ:木更津シリーズ「続編を」 市長が脚本家に手紙
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040220k0000e040068001c.html

 野球チームや怪盗団で活躍する若者たちを描いた映画「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」(金子文紀監督)の大ヒットを受け、舞台に
なった千葉県木更津市の水越勇雄市長が脚本を書いた宮藤官九郎さん(33)に続編を求める手紙を出した。同市は地価の暴落に加え、
デパート倒産などが相次ぎ「低迷」しているが、人気映画のシリーズ化に活性化への願いを託した。
 映画は昨年11月の封切り以来、19日現在で観客105万人を動員し、興行成績は13億9000万円を突破。木更津市内のロケ地は
観光名所となり、全国からファンが殺到するなど、同市に光明をもたらした。
 水越市長は手紙で「市民はキャッツアイで、失いかけていたふるさとへの誇りと愛着を取り戻した。地域を元気にさせるため、第2弾の
制作を切に望みます」と書いた。地元商工会議所や商店街も全面協力する意向だ。
 宮藤さんはテレビのキャッツアイで02年度芸術選奨・文部科学大臣新人賞、映画で毎日新聞企業人大学の千葉イメージアップ大賞を
受賞。水越市長は1月、千葉市で行われた同大賞表彰式で「ぜひ第2弾を」と要望、宮藤さんは「前向きに考えます」と発言していた。
【児玉賢二】                                                [毎日新聞2月20日] ( 2004-02-20-15:19 )

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

235とはずがたり:2004/02/21(土) 10:37
<中部> 静岡県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000098-mai-pol
<沼津市長>ごみ処理の見直したてに清水町に合併迫る

 静岡県沼津市の斎藤衛市長が同市との合併に迷いを見せる隣の清水町に、受託しているごみ処理の見直しをたてに合併を迫っていることが分かった。20日開かれた市議会の全体会議で、市長名の文書を平井弥一郎町長に送ったことを市が公表した。文書の中で斎藤市長は、01年に平井町長との間で「2010年までに合併する」という約束があったことも“暴露”。合併をめぐる泥仕合の様相となっている。

 文書は2月3日付で「ごみ受託事務を04年度は開始するが、信頼関係が維持されない場合は、年度途中でも事務の執行を見直す」という内容。同町は67年からごみ処理やし尿処理を同市に委託している。

 平井町長は「合併と廃棄物処理問題は次元が異なる。今後も話し合いを続けたい」とするコメントを発表した。

 沼津市は人口約21万人、清水町は約3万人で、両市町は96年に人口30万人以上の中核市を目指す「中核市推進協議会」を設立し、合併に向けた議論を重ねている。清水町は人口約11万人の三島市にも隣接しており、合併相手をめぐって町内の議論は二分されている。

 静岡県では昨年12月、島田市が合併協議を抜けた川根町に、今年度いっぱいでごみ処理契約を打ち切ることを伝えていたことが明るみに出た。

(毎日新聞)[2月20日22時1分更新]

236とはずがたり:2004/02/21(土) 10:53
<中部> 岐阜県
揖斐郡8町村を目指すが,池田町が離脱,西濃地区との合併へ。
西濃10市町との合併を模索する動きは谷汲村と大野町から出たが議会が否決。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000002-mai-l21
[平成合併ぎふ元年]揖斐合併協、大野町も離脱 残る1町5村で推進へ /岐阜

 揖斐郡7町村の「揖斐ふれあい町村合併協議会」の第6回協議会が19日、揖斐川町の県揖斐総合庁舎であり、大野町が離脱し、残る1町5村で合併を進めることを決めた。昨年の池田町に続き大野町が抜けたことで、合併後の人口は3万人未満となり、市ではなく町にしかなれない。
 協議会は、新庁舎の位置や各町村の議員配分などで調整がつかず、昨年12月24日の前回協議会で、大野町側が「広域行政を大切にしながら独自の道を歩む」と離脱を示唆。年末に町村長らが協議をしたが、大野町の態度は変わらず、同町を除く残りの町村で今後の進め方を模索してきた。
 この日の会議では、協議会長の樋口直嗣・春日村長らがこれまでの経過を説明した後、協議会の構成町村を大野町を除く1町5村と変更。続いて、それに伴う規約の一部改正を行った。
 同郡内では当初「揖斐郡は一つ」の合言葉で8町村による合併を目指した。今後、各町村議会で議決し、大野町抜きの合併協議会を正式決定する。大野町の杉山茂町長は「当面は単独でいく。西濃10市町との合併はありえない」と語った。(毎日新聞)
[2月20日19時48分更新]

西濃圏域10市町:
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,安八町,墨俣町),揖斐郡(池田町)
★西濃圏域合併協議会(法定)http://www.seino-gappei.jp/

揖斐郡:
揖斐郡 揖斐川町,谷汲村,大野町,春日村,久瀬村,藤橋村,坂内村
★揖斐ふれあい町村合併協議会(法定)http://www.ibi-gappei.jp/

237とはずがたり:2004/02/21(土) 11:09
>>235

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000006-mai-l22
川根町の合併協離脱に伴うごみ処理問題 島田市長一転、契約更新に前向き /静岡

 ◇町議らとの話し合いで
 島田市のごみ焼却施設を運営する事務組合の管理者を務める桜井勝郎市長が川根町に対し、来年度のごみ処理契約を打ち切ると伝えた問題で、桜井市長と川根町議らが19日、島田市役所で今後の方針を話し合った。桜井市長は契約更新に前向きな姿勢を示し、出席者からは「一歩前進だ」という声ももれた。
 この問題は昨年8月、島田市と金谷、川根両町による合併協議から川根町が突然離脱したことが引き金となった。桜井市長は「川根町の河野敏郎町長がいる限り、今後一切の関係を絶つ」などと発言していた。
 この日の話し合いは、報道陣に公開された。川根町議会から12人中9人の議員が出席し、工藤重雄議長が冒頭、「契約更新について配慮いただくようお願いします」と口頭で申し入れた。これに対し、桜井市長は「ごみを拒否しているわけではない」とする一方、「川根町にとって、単独か合併がいいのか。よく考えてもらいたい」などと30分以上にわたって持論を展開した。
 最後に立会人の田中健夫・金谷町助役が「ごみ問題は、前向きに善処していただくとの理解でよろしいか」と水を向けると、桜井市長は「はい」と答えた。(毎日新聞)
[2月20日19時56分更新]

238とはずがたり:2004/02/21(土) 21:27
<関東・東京> 山梨県

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6800
上野原・秋山 合併肯定派が過半数
両町村の住民意向調査

上野原町と秋山村の法定合併協議会(会長・奈良明彦上野原町長)は20日、今月上旬に両町村の18歳以上の住民約2万4千人に郵送で実施した合併の是非を問う意向調査の結果を発表した。

  上野原町は合併に「賛成」「どちらかといえば賛成」の肯定派が計86・5%を占め、「反対」「どちらかといえば反対」の否定派は計13・5%だった。一方、秋山村は合併肯定派が計65%で、否定派の計35%を上回った。両町村とも合併に肯定的な住民が過半数を占めたため、来年2月の合併に向け大きく前進することになった。有効回答率は上野原町50・3%、秋山村82・2%だった。

  この結果を受けて、両町村議会がこの日別々に全員協議会を開き、「合併は妥当」と結論。その後開いた奈良町長、井上清・秋山村長、両議会議長の4役会議で合併に向けて具体的な協議に入ることを確認した。27日の合併協で正式決定する。

  秋山村では昨年9月、「都留など4市町村の合併協設置」の賛否を問う住民投票を実施。賛成が反対を上回り、今回の結果が注目されていた。

(2/21)

239とはずがたり:2004/02/22(日) 22:53
<中部> 長野県・岐阜県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000067-mai-soci
<越県合併>長野県山口村、住民投票「賛成」 岐阜県中津川市と

 岐阜県中津川市との越県合併の賛否を投票で問う長野県山口村の「村民意向調査」が22日行われ、開票の結果、合併賛成が反対を上回った。島崎藤村の小説「夜明け前」の舞台の馬篭宿がある同村の住民は、事実上の住民投票で岐阜県入りを選択した。

 4月1日時点で18歳以上の村民1711人が対象。投票率は91.12%。開票結果は賛成971票、反対578票だった。

 加藤出村長は、条例に基づく住民投票は「村が二分する」として、村民意向調査を実施した。要綱で、村長は多数票の意向を尊重することになっている。総務省によると、法定合併協議会を設置している自治体で越県合併をめぐる「住民投票」は全国で初めて。

 木曽谷の南端に位置する同村は、村民の多くが中津川市に通勤・通学し、同市が生活圏。越県合併をめぐっては、01年11〜12月に行った村民アンケートで約7割が賛成と回答。加藤村長は02年4月、中津川市との合併推進を表明し、同6月に同市と任意合併協議会を設立。昨年1月に法定協議会に移行した。

 しかし、村内にはなお合併慎重論が残り、昨年4月の村長選では立候補した慎重派の村議が、現職に250票差に迫った。(毎日新聞)
[2月22日20時48分更新]

240とはずがたり:2004/02/22(日) 23:25
<九州・沖縄> 鹿児島県

揖宿と揖宿の違いは何?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000004-mai-l46
新市名は「指宿市」に−−指宿地区4市町合併協 /鹿児島

 指宿市と山川、頴娃、開聞3町でつくる指宿地区4市町合併協議会(会長、田原迫要・指宿市長)は20日、山川町で会議を開き、05年1月予定の合併で誕生する新市の名称を「指宿市」に決めた。
 同合併協は昨年夏、4市町の住民から新市名を公募。そのうち、いぶすき▽指宿▽揖宿▽菜の花▽薩摩富士――の5点に最終候補を絞っていた。
 この日は、4市町の委員28人が5点のいずれかを選ぶ形で投票。最多得票の「指宿」(14票)は過半数に達しなかったため、「揖宿」(13票)との決選投票になったが、最終的に15票を得て新市名に決まった。「指宿」を支持する委員には「全国的に知られている名前の方がいい」という意見が多かった。(毎日新聞)
[2月21日21時11分更新]

241とはずがたり:2004/02/22(日) 23:53
<中国・四国> 島根県

出雲市, 平田市, 簸川郡 佐田町,多伎町,湖陵町,大社町,斐川町http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_6
☆出雲地区合併協議会(斐川町の離脱表明を受けて2003/12/31解散)

出雲方式なんてあるのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000003-mai-l32
出雲市議会開会 教育行政「出雲方式」で 西尾理弘市長、新市での継続に意欲 /島根

 出雲市議会が20日開会し、西尾理弘市長は施政方針演説の中で、市教委の社会教育部門を市長部局へ移管する「出雲方式」について、「地方教育行政の大きな転換期を迎え、近隣市町との合併協議に際しても、出雲方式の教育行政組織を継続していくよう働きかけていく」と述べ、合併後の新市でも出雲方式の実現に改めて意欲を示した。
 西尾市長は、文部科学省が教育委員会制度見直しについて中央教育審議会に諮問している点などを推進の根拠に挙げた。
 出雲方式については、斐川町を含む2市5町の合併協議では出雲市以外の6市町が反対し、西尾市長は昨年6月、新市では採用しない方針を表明。しかし、斐川町の離脱で2市5町の枠組みが崩壊したことを受け、西尾市長は先月20日の市議会全員協議会で再提起する考えを示していた。
 定例市議会の会期は来月12日までの22日間。新年度予算案など38議案が提出された。今月25日に代表質問、一般質問は来月2、3日。同月12日に討論、採決が行われる。 (毎日新聞)
[2月21日20時21分更新]

242とはずがたり:2004/02/23(月) 21:53
<中国・四国> 高知県

http://www.kochinews.co.jp/0402/040223headline01.htm#shimen1
中土佐町 大野見村と法定協 住民投票で8割賛成

中土佐町と周辺市町村の法定協議会設置状況http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_9

 高岡郡大野見村との法定合併協議会設置の是非を問う中土佐町の住民投票は22日実施され、即日開票の結果、2町村による法定協設置に賛成が2976票で、有効投票の79・32%を占めた。この数は全有権者の半数に当たる。反対は776票だった。投票率は63・87%。合併特例法に基づき、投票結果は町議会が法定協設置を可決したのと同じとみなされる。大野見村議会は既に設置を可決しており、2町村による法定協設置が決定した。

 開票は午後8時から、同町久礼の町民交流会館でスタート。8時37分の3回目の発表で、賛成が過半数となった。

 西森英身町長は「こういう結果が出た以上、(既に法定協を設置している)須崎市とも大野見村とも誠意を持って合併協議を進めたい。最終的には再度、住民投票で民意を問いたい」と話した。

 今回の投票結果は町民が、須崎市との2市町による合併とは別に、大野見村との2町村での合併を新たに選択肢に加えることを望んだことになる。同市との合併に対する不安の表れとも取れ、二つの枠組みの比較検討を含め、町民は合併に対するより具体的な判断材料を求めたと言える。

 投票率63・87%は、13年7月の町議選(83・74%)を19・87ポイント下回り、町民の関心は低かった。

 中土佐、大野見両町村の住民有志が起こした住民発議(同一請求)に伴い、昨年11月、両町村の臨時議会に法定協設置議案が諮られ、大野見村は可決したが中土佐町は否決。これを受け、前町議の竹内玉男氏(61)が住民投票を請求していた。

 同町は須崎市と、大野見村は窪川町とそれぞれ法定協を設置。また、窪川町はこれとは別に大正町、十和村と法定協を設置している。今回、中土佐町と大野見村との法定協設置が決まり、両町村は窪川町に次いで、法定協を「掛け持ち」することになった。これにより、須崎市から十和村までの6市町村で、4つの法定協が“連鎖”する状況となった。

◆大野見村との法定合併協議会設置の
是非を問う中土佐町住民投票結果
賛成 2,976
反対   776
【メモ】当日有権者数5,953人。投票者数3,802人。有効3,752票。無効50票。投票率63.87%。 (選管最終22日午後9時10分)

http://www.glin.org/prefect/upd/kochi.html
黒潮市
2005.3.1須崎市, 高岡郡 中土佐町
★須崎市・中土佐町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/3/1)
※新市名最終候補4点:黒潮,くろしお,土佐黒潮,土佐くろしお
※新市名は「黒潮市(くろしおし)」
※新市役所に,現・須崎市役所
※土佐市は合併を断念,単独市制継続へ
※中土佐町で窪川町,大野見村と3町村での法定協議会設置を求める住民発議,大野見村が議会付議,窪川町が議会付議せず不成立
※中土佐町と大野見村で2町村での法定協議会設置を求める住民発議,大野見村が可決,中土佐町が否決
※中土佐町で大野見村との法定協議会設置の是非を問う住民投票を実施予定(2004/2/22)

243とはずがたり:2004/02/23(月) 23:53
<中国・四国> 高知県
越県合併をやりやすくする枠組みづくりも重要ではないか?

http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm
中芸4町村任意協 東洋町加入を拒否

 安芸郡安田町、田野町、奈半利町、北川村の中芸地域4町村で構成する任意合併協議会(会長=寺尾幸次・北川村長)は10日、協議会を開き、東洋町から要請されていた任意協参加を「民意は中芸での合併」などとして拒否することを決め、同日東洋町に伝えた。東洋町は他の自治体との合併協議は現段階では皆無で、合併特例法期限(17年3月)までの合併は極めて困難になった。

 中芸4町村と東洋町は安芸グループ任意協に参加していたが、同任意協は1月に解散。中芸側は今月3日の首長会で独自の任意協設立を決め、6日に発足させた。一方、東洋町は4日、田嶋裕起町長らが馬路村を含む中芸5町村を訪れ、任意協参加を要請していた。

 北川村野友の北川村民会館で開かれた協議会には、中芸4町村の首長、議長計8人が出席。各町村が議員協議会で話し合った内容などを述べた。

 その結果、「住民アンケートで多かったのは中芸での合併。東洋町を加えてという意見は少なかった」「合併までに残された時間は少なく、中芸の取り組みを固めるのが最優先」と、4町村すべてが東洋町加入は困難とする結論を報告。任意協として加入を断ることを決めた。

 一方で「3月に出る地方制度調査会の中間報告がどんな内容になるか分からない。(合併を決めていれば、実施を先延ばしできる)特例法の改正構想も出てきており、今回限りで完全に門戸を閉ざすことはしないように」との意見が出され、出席者も同意した。

 決定は同日、寺尾会長と町田楠男・北川村議長の2人が東洋町役場を訪れ、田嶋町長らに伝えた。寺尾会長は「行政を預かる者として、単独自立の厳しさはよく分かるだけに苦渋の決断だった。今後は中芸の合併を望む民意に応えられるよう、大事に取り組みを進めたい」と話している。

 仕方ない

 田嶋東洋町長の話 (合併では)住民の意向を反映したまちづくりを目指すのが当然で、中芸の決定は仕方ない。合併議論は振り出しに戻ったが、町民の声に耳を傾けてしっかりした行政を実行していきたい。

 県境の町に“2つの壁”

 中芸4町村の合併枠組みに加われなかった東洋町には「自立」という選択肢だけが残された。当初から「合併は避けては通れない」というスタンスを貫き、一度は除外された安芸グループへの復活参加を勝ち取るなど奔走したが、最後の最後で厳しい現実を突き付けられた格好だ。

 「端っこの自治体」の悲哀を痛感する同町の前には、合併へ向けた大きな2つの障壁があった。

 1つは県境の壁。同町は、生活全般にわたり隣接する徳島県側との結びつきが強いことから、昨年3月、海部郡の下灘3町(海南、海部、宍喰)合併連絡協議会に枠組み参加を打診。住民アンケートでも、将来のパートナーとして最も支持が多かったが、県境越え合併は手続きが煩雑なため特例法期限という時間的制約を盾に、やんわりと拒否された。

 もう1つは県内市町村から見れば遠隔地という壁。隣の室戸市とは、ごみ処理や消防など行政の一部でつながりがある。とはいえ、民家のない十数キロの海岸線で隔てられている。加えて、13年12月市議会で武井啓平市長が「東洋町との合併は困難」と答弁。同町の視界から室戸市は消えた。

 中芸との場合も同様で、地図上では接していても人的交流が少なかったことは、中芸の住民アンケートが示している。

 田嶋裕起町長は12年12月議会で県境越え合併に触れ「人的、経済的交流が盛んな地域同士の合併機運が盛り上がってこそ、融和に満ちたまちになる」と答弁している。融和を求めれば県境があり、平成の大合併で色濃い「財政的締め付け」を打開しようと県内での合併を目指せば、地域性の違いという壁があった。

 安芸郡町村議会議長会などのパイプを生かし合併実現に奔走した桜井春雄議長は「(合併)したいのに残された町は、国や県の支援がないと自治を実行していけない」と、地方切り捨ての政策への憤りと危機感を隠さない。

 同町の住民アンケートでは「特例法内の合併」より「特例法期限にとらわれず本当に合併したい市町村と協議すべき」の支持が上回った。田嶋町長と桜井議長は「次の(合併の)うねりがいつか来る」。当面自立を余儀なくされたことについて「町民の理解が得られるように努力したい」とつらい胸の内を語った。

244とはずがたり:2004/02/24(火) 00:56
>>243
まぁ当然の流れやね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000115-yom-pol
県境越え合併簡素化、地方自治法改正案に…総務省方針

 総務省は23日、県境を越える市町村の「新設合併」を簡素化する措置を、今国会に提出する予定の地方自治法改正案に盛り込む方針を決めた。

 越県合併の方法としては、一方の自治体が相手を吸収する「編入合併」と、複数の自治体が対等に合併して1つの自治体を新たに作る「新設合併」がある。新設合併の場合、新自治体がどちらの県に所属するかの境界変更を特別法で定める必要がある。改正案では、越県の新設合併について、特別法を制定しなくても、当事者の市町村議会、関係都道府県議会の議決を経て、総務相が決定するように手続きを簡素化する。(読売新聞)
[2月24日0時4分更新]

245とはずがたり:2004/02/26(木) 15:22
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3801
阿武・須佐町が離脱へ/萩広域合併協

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会(法定協)から阿武、須佐両町が離脱し、田万川町を含めた3町合併を目指すよう協議を始めた。住民説明会で3町合併を目指すべきだという住民意見が大勢を占めたため、方針転換した。27日の法定協までに田万川町へ参加を打診する。仮に離脱すれば、周南合併での下松市以来の法定協離脱になる。

  阿武町や須佐町の関係者によると、両町は2月中に住民説明会を各地区で開き、法定協で協議した内容などを説明してきた。しかし、萩市との距離などを理由に広域合併に反対し、阿武郡北部の3町で合併すべきだという住民の意見が多く出ていた。

  ある町議は「萩市と合併しても財政は厳しい状況で、住民の意見を聞いて『離脱の方向で考えていこう』となった」と話した。

  2町の町長と議員らが23日、阿武町内で会合を開き、3町合併を進める方向で合意したという。田万川町の意向は未確認のままだが、27日に開かれる法定協までに、田万川町に意向を確認するとしている。

  萩広域法定協は昨年2月に設置され、すでに17回の協議を重ねてきた。「萩市」という新市名、議員の任期や報酬額などもすでに決定済みだ。

  県市町村合併推進室によると、離脱する場合は、その法定協自体を休止状態にするか、参加全自治体がそれぞれ解散を議決しなければいけない。下松市が周南3市2町の法定協から離脱した際は、3市2町の法定協が休止され、新たに2市2町の枠組みで法定協が設置された。

  田万川町の尾木武夫町長は「両町が法定協から離脱するということは聞いたが、田万川町に対してまだ打診はない。今のところ、離脱は考えていないが、枠組みが変わった場合はその時点で考えざるを得ないだろう」と話した。

  萩広域法定協会長の野村興児・萩市長は「1年余りの合併議論を踏まえ、市町村の壁を乗り越えて大同団結していこうとやってきた。スクラムを組み、力を合わせれば道は開かれるはずだ」とコメントした。

  県市町村合併推進室は「事実関係を承知しておらず、具体的にコメントできない」としている。


(2/25)

246とはずがたり:2004/02/26(木) 15:33
<近畿> 滋賀県彦根地区

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3787
合併協の結論来月へ

 彦根市と豊郷町、甲良町、多賀町の1市3町で構成する合併協議会(会長=中島一・彦根市長)の19回目の会合が25日、甲良町公民館で開かれた。合併を望ましくないとする意見が多数を占めた19日発表の住民意向調査結果を受け、意見を交わしたが、中島会長は「この席で合併の是非を決めるのは困難」として、3月24日に開く次回の会合で再協議することに決まった。05年2月の合併に向け、5月に予定していた合併の調印式の日程もずれ込む見通しとなった。

「是非決定は困難」中島会長

 会合では、4市町の18歳以上の全住民約10万6千人を対象に実施した住民意向調査で、約5万1千人の回答者のうち、49・9%が合併を望ましくないとし、望ましいとした29・2%を上回っていた結果などを事務局が報告。中島会長が「たいへん厳しい結果であるが、協議会としての方向性を出してほしい」と述べて協議に入った。

  委員からは「もっと合併のことを浸透させ、不可能を可能にさせるべきだ」「これまで重ねてきた経過こそが重い」など、合併に向けて協議を続けるべきだとの意見が相次いだ。

  また、意向調査については「理解が得られなかったのは全体の4分の1だけだ。判断は我々の責任だ」「意向調査だけで結論を出すのはおかしい」などの批判も出た。

  今後の方策については「無回答の人たちにもう一度説明して賛成の方向に持って行くべきだ」などの意見も出た。

  こうした声を受け、中島会長は「(住民の)理解を得るには時間がかかる。この席で合併の是非を決めるのは困難だ」と述べ、次回の会合で再協議することになった。

  会合のあと、中島会長は「住民の意向は尊重すべきだが、これから住民説明会を開くのは難しい。協議会としては次回、全会一致を目指し、合併の是非の結論を出したい。5月の合併調印は延期になるだろう」と話した。


(2/26)

247とはずがたり:2004/02/26(木) 15:45
知事の勧告→議会付議がどの程度の効力を持つのかね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000201-yom-pol
地方交付税の優遇、段階的に短縮…合併新法の全容判明

 政府が今国会に提出する、市町村合併特例新法案など関連3法案の全容が25日、明らかになった。新法案は、2005年3月に期限が切れる現在の市町村合併特例法に代わるもの。2005年4月から5年間の時限立法とする。

 合併した自治体への地方交付税優遇措置は、優遇期間を短縮する。現在、合併後10年間は旧市町村分の配分額を全額保証しているが、これを段階的に5年間に短縮する。合併特例債は廃止する。

 また、都道府県知事に、合併構想の策定や市町村に対して合併協議会設置を勧告できる権限を与える。知事にはこのほか、▽市町村の申請を受けて、「市町村合併調整委員」を任命し、あっせんや調整を行わせる▽合併協議会での協議を推進するよう勧告できる――などの権限が与えられる。

 合併協議会の設置勧告を受けた市町村長は、協議会設置について議会に付議しなければならない。議会がこれを否決した場合は、市町村長が設置の是非を問う住民投票を請求できる。住民投票は、有権者の6分の1以上の署名を集めれば、住民が直接請求することも可能となる。(読売新聞)
[2月26日3時6分更新]

248とはずがたり:2004/02/28(土) 17:30
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3817
防府市 離脱意見相次ぐ/県央合併新庁舎問題

  防府市は27日開会した定例市議会で、県央部合併に関する全員協議会を開き、松浦正人市長がこれまでの合併協議の経過を報告した。難航している新市の市役所(本庁)の位置については「防府に来ないのなら離脱すべきだ」という強硬意見が続出。松浦市長は「未来えいごう市庁舎を防府に置けと言っているのではない」と、今後の協議に含みを持たせた。

  新市の名前が「山口市」に決まったことについて、松浦市長は「防府という名前が消えるが、時代の流れを考え、重い決断をした」と述べた。

  新市の本庁は合併後5年ずつ防府市、小郡町の順に置く、という合志栄一・山口市長が提案した折衷案については「市民無視のたらい回し案だ」として拒絶する考えを改めて表明した。

  議員からは「防府市のみがすべてを投げ出すような合併は市民感情が許さない。なぜ脱退しないのか」などの声が出た。3月1日に予定されている法定協小委員会については、「市庁舎の位置が多数決にかけられるようであれば、合併協議から脱退すべきだ」「18万の新市と12万の防府市に分かれることも辞すべきでない」という強硬意見が相次いだ。

  松浦市長は「離脱して防府市が独自に生きて行くには、それなりの覚悟が必要だ。当市が30万都市の実現を呼びかけたのであり、かすがいのクギを折るようなことはしたくない」と述べた。

  防府市議会の全員協議会を受け、山口市の合志市長は「時間は少ないが、歩み寄ることができないか。譲らないと協議はまとまらない」と沈痛な面持ちで語った。


(2/28)

249とはずがたり:2004/02/28(土) 17:31
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3895
どうする合併/顔見える身近さ選択
西伯・会見両町が調印/10月から「南部町」

 合併に向けて法定協議会で話し合ってきた西伯町と会見町は26日、西伯町法勝寺のプラザ西伯で合併協定書に調印した。10月1日、新たに「南部町」としてスタートする。

 協定書によると、現在の西伯町役場は法勝寺庁舎として町長が執務、会見町役場は天萬庁舎とし、統合庁舎は今後検討▽議員定数は16とし、新町設置から50日以内に選挙を実施、議会は法勝寺庁舎に置く▽字名は各町の名称とする−−などと定めている。

 式では、坂本昭文・西伯町長と三鴨英輔・会見町長が協定書に署名し、がっちりと握手。坂本町長は「中山間地域を次世代に残すため、大きな合併でなく顔の見える身近な合併を選択した。個性的、魅力的な町として発展すると確信している」とあいさつ。三鴨町長は「合併して良かったと町民が言えるような、温かみのある、質の高い南部町にしていきたい」と話した。

 出席した片山善博知事は「両町は、大きな市と一緒になる『寄らば大樹の陰』ではなく、小規模同士による『鶏口牛後』の合併を選択し、その志を評価したい。自治体が大きくなると役所と住民が縁遠くなりがちだが、高齢化社会が進む中、より近くなるよう一層努力してほしい」と話した。


(2/27)

250とはずがたり:2004/02/28(土) 17:33
<中国・四国>
>>245

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3816
須佐・阿武町めぐり紛糾/萩広域合併法定協

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会(会長・野村興児萩市長)は27日、萩市内で18回目の会合を開いた。広域合併からの離脱について報じられた阿武町と須佐町に対して質問が集中。両町とも早急に結論を出すことで合意した。

  この日は新市の計画や合併調印書の確認などをすることになっていた。だが、2町の離脱問題を巡って紛糾し、実質的な審議はされなかった。

  冒頭、各市町村が行った住民説明会の結果について小田徳太郎・阿武町長が「住民アンケートの結果、萩市との広域合併に賛成が28・8%、反対は50・9%で、住民は難しい判断をしている」と説明。小田孝詞・須佐町長も「(田万川町を含む)3町での枠組みで、という意見が大半だった」と報告した。

  これを受け、委員の一人が「2町が離脱という話に皆動揺している。真意を聞かせて欲しい」と発言。野村市長も「調印の日程まで決めようとしている時なのに一切話がなかった。電算統合の予算も出来ており、一体どうするのか」と2町の姿勢をただした。

  小田・須佐町長は、阿武、須佐の町議5人ずつで構成する合併の研究会が立ち上がったことにも触れ、「議会の判断を尊重したい」。

  小田・阿武町長は「多様な町のあり方を検討するのは何ら悪いことではない。議会の決定に従う」とし、田中敏雄・同町議会合併特別委員長は「広域合併を話し合ってきたが、納得出来ない協定項目もあった。萩市のやり方にはついていけなかった」と不満を漏らした。林茂樹・須佐町議会議長も「萩市との広域合併は住民の意見とはそぐわないと思う」と述べた。

  次回の協議会の日程は決まっていない。


(2/28)

251とはずがたり:2004/03/01(月) 01:39
佐渡島の10市町村合併し「佐渡市」 1日、8市が誕生
http://www.asahi.com/politics/update/0301/001.html

 全国で協議が進む「平成の大合併」で1日、新潟県の佐渡島で島内の全10市町村が合併して佐渡市が発足するなど、全国八つの新市が誕生する。岐阜県と長崎県では2市が同時に誕生する。7市4町が生まれた昨年4月1日に次ぐ多さ。今回の合併で、全国の市町村数は3135になる。

 新しい市と、合併する市町村は次の通り。

▽佐渡市(新潟県)=両津、相川、佐和田、金井、新穂、畑野、真野、小木、羽茂、赤泊の10市町村
▽かほく市(石川県)=高松、七塚、宇ノ気の3町
▽あわら市(福井県)=芦原、金津の2町
▽郡上市(岐阜県)=八幡、大和、白鳥、高鷲、美並、明宝、和良の7町村
▽下呂市(岐阜県)=萩原、小坂、下呂、金山、馬瀬の5町村
▽安芸高田市(広島県)=吉田、八千代、美土里、高宮、甲田、向原の6町
▽壱岐市(長崎県)=郷ノ浦、勝本、芦辺、石田の4町
▽対馬市(長崎県)=厳原、美津島、豊玉、峰、上県、上対馬の6町 (03/01 00:48)

252とはずがたり:2004/03/03(水) 02:33
<中部> 長野県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040302-00000005-mai-l20
長門町と和田村が可決−−2町2村の合併協設置求める住民発議案 /長野

 長門町と和田村は1日、臨時議会を開き、住民有志から提出された「丸子町・長門町・武石村・和田村を同一請求関係市町村とする合併協議会設置を求める住民発議」案を、いずれも賛成多数で可決した。
 両町村議会では、請求代表者が意見陳述したあと討論、質疑が行われ、起立採決の結果、長門町は賛成11、反対4(議員定数16)、和田村は賛成7、反対4(同12)で原案通り可決した。住民発議には、合併特例法の規定に基づき長門町では「4町村での協議会設置は妥当でない」とする小林一彦町長の意見書、和田村では「必要」という羽田健一郎村長の意見書が付された。
 住民有志が求めた依田窪4町村による合併協議会設置の同一請求審議は、すべて終了。長門町、武石村、和田村は「これまで丸子町をリーダーとした合併論議がなかった。話し合いの場を設けることが大事」「依田窪4町村は地理的、歴史的、文化的に見ても一つの圏」とする意見が大勢を占め、設置に賛成した。上田市・丸子町・真田町・武石村の4市町村合併協議に参加し、任意協議会から法定協議会への移行を進める立場から唯一「設置の必要なし」とした丸子町では、有志グループが次の手段として住民投票を求める署名活動の準備を進めている。(毎日新聞)
[3月2日19時41分更新]

253とはずがたり:2004/03/04(木) 12:54
<中部> 福井県
山口の防府>>248と云い,福井の鯖江>>198-199と云い無理矢理中核都市30万人を作ろうとする歪みが出てんちゃうけ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000004-mai-l18
鯖江市が「まちづくり推進協」設立へ 合併相手の福井市、導入に難色示す声も /福井

 鯖江市は2日、市内の各地区が特色を生かしたまちづくりを進める住民自治組織の中心となる「まちづくり推進協議会」を来月、全10地区で設立すると発表した。同市と合併協議を進める福井市には、現時点での住民自治組織導入に難色を示す声もあり、駆け込み設立とも受け取れる鯖江市の動きは今後の合併協議に影響を及ぼしそうだ。
 まちづくり推進協は各地区の公民館を拠点とし、住民が参加して運営。地区内の意見や課題を集約してまちづくりの計画を策定し、市からの交付金を基に計画を実現する。また、現在は市の臨時職員として公民館で働く社会教育専門員を、今年10月以降はNPO法人鯖江市民活動交流センターで雇用し、「まちづくり専門員」という立場で公民館に派遣する。
 鯖江市は「住民自治組織は市町村合併にかかわらず進めるべきこと。また、対等合併の生命線の一つでもあり、合併前に設立する必要がある」と説明。辻嘉右エ門市長は、合併協議が難航する現状を踏まえたうえで「(福井市に)さらに理解を求めなくてはいけない」と話した。 (毎日新聞)
[3月3日19時32分更新

254とはずがたり:2004/03/04(木) 12:55
<関東・東山> 山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000007-mai-l19
[市町村合併]「自主独立の道進む」 特例法適用を断念−−大月市定例議会 /山梨

 ◇西室市長所信表明
 大月市の西室覚市長は2日開会の3月定例議会の所信表明で、市町村合併について「合併を求めず、自主独立の道を進む決意をした」と述べ、来年3月末に期限が迫った合併特例法に基づく合併は断念する意向を明らかにした。期限後の合併は随時、検討する方針。
 同市は、水道企業団などを共同経営する県東部の都留市、上野原町、道志、秋山、丹波山、小菅村との計7市町村が合併しての10万人都市構想を提唱していたが、上野原町と秋山村は法定協議会を設立しており、都留市と道志村も任意協設立の意向。西室市長は、この状況を踏まえ、「もはや物理的、時間的余裕がないので、ここに独自の道を選択した」と理由を説明した。(毎日新聞)
[3月3日19時44分更新]

255とはずがたり:2004/03/04(木) 13:10
<中国・四国>
ほら,こんな感じ。>>253 >>248

それにしても山口市求心力ねぇなぁ。
>山口市は合併後10年間は身を引く=10年間は本庁を譲り、その間は防府、小郡で話がつけば、いかなる形でも受け入れる
どうせなら市名:山口,庁舎:旧防府市内,新幹線の駅名:小郡にしとけばよかったんじゃ。
みんな周防なんだから,市名:防府,庁舎:小郡,新幹線の駅名:新山口,県庁:旧山口市内で折り合い着けない?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000002-mai-l35
[市町村合併やまぐち]県央庁舎位置問題 防府、小郡町互いに譲らず /山口

 ◇調整でも隔たり大きく
 県央2市4町の庁舎位置選定小委員会は、次回17日に結論を出すことを確認した。それまで首長と議長で最終調整を試みるが、打開の糸口は見えない。山口市は合併後10年間は身を引く案を「最大限の譲歩」として、防府市と小郡町の出方を待つが、両市町の隔たりは大きい。
 ■枠組みに言及も■
 2日にあった山口市議会全員協議会で、合志栄一市長は「10年間は本庁を譲り、その間は防府、小郡で話がつけば、いかなる形でも受け入れる」と譲歩案を説明し、理解を求めた。
 「10年後に先送りする案で評価できない」「市民の理解を得ていない」と異論が相次いだが、その中で、不調に終わる恐れを見越し「結論はこれ以上引き延ばせない。不調となれば、新しい枠組みも」との意見も出た。
 合志市長は最終調整について「最大限のものは出した。新しい提案はしない」と語り、防府市と小郡町の出方を見る考えを示した。
 ■議論かみ合わず■
 その両市町は主張のよりどころが異なることもあり、折り合う可能性は低い。「規模の大きい2市で名称と庁舎を分け合う」という防府市に、小郡町は「対等合併に数の論理を持ち出すのはおかしい」と批判する。
 中心的役割を果たせるとの自負がある小郡町には「どこがふさわしいかで決めるべきだが、そういう議論にならない」(岩城精二町長)とのいら立ちも見える。松浦正人防府市長は「市議や市民は『本庁は防府』と決めている」との姿勢を貫く。
 名称と庁舎位置に並ぶ材料がないなか、合併の是非に直結した庁舎位置問題。山口市が一歩引いてもこう着状態は変わらず、困難な調整が続く。(毎日新聞)

256とはずがたり:2004/03/04(木) 13:20
基本的に沼津と三島に挟まれた清水は大変やね。昔の緩衝国の様だ。
静岡県は ゴミ処理で脅すケースが目立つなぁ>>235 >>237

沼津との単独合併が嫌なら戸田村との3市町村合併は?まぁ政令指定都市になるならちう意味でしょうが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000006-mai-l22
「中核推進協」解散へ 清水町との合併消滅−−沼津市長方針 /静岡

 沼津市の斎藤衛市長は1日、中核市の実現を目指し清水町との合併について調査研究する「中核市推進協議会」を解散する方針を明らかにした。解散によって両市町による合併の枠組みはなくなる。また、これに伴い同市は清水町から請け負っているごみやし尿処理の見直し作業を始める。
 斎藤市長と同町の平井弥一郎町長は01年、「中核市の実現のめどが立たなかった場合、10年までに沼津市と単独合併する」とする“密約”を交わしていたが、平井町長が昨年12月の町議会で「沼津との単独合併はない」と発言した。このため沼津市は町長にこの発言の撤回と4月に合併準備会を設置することを清水町に要請していた。
 沼津市は清水町にこの要請の回答を求めていたが、希望する回答内容が得られなかったことから、2月25日の協議会幹事会で沼津市側が「これ以上の話し合いの必要はない」と述べて協議が決裂。斎藤市長は「解散に向けて手続きを進めたい」と全体会議で述べた。
 平井町長は、沼津市との“密約”について「行政サービスに停滞があってはならないと考え、苦渋の選択をした」と説明し、町企画財政課は「中核市の議論と住民生活は別の問題のはずだ」と話している。(毎日新聞)
[3月3日19時51分更新]

257とはずがたり:2004/03/04(木) 13:26
<中国・四国>
>>253
こちらは無理矢理特例市(20万人以上)のツケか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000001-mai-l31
智頭町も合併見直しの動き 町民有志が住民投票条例の制定求め陳情 /鳥取

 ◇町長「無視できない」、「鳥取市大合併」に影響
 鳥取市などとの合併問題を巡り、智頭町の町民有志11人が2日、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求めた6108人分の署名簿を携え、寺谷誠一郎町長に陳情した。寺谷町長は「最後は自分たちで決めたいという町民の意思表示だ。無視できる数字ではない」として、3月議会に町長発議で条例案を提案する方針を固めた。住民投票は5月上旬までの実施が濃厚で、4月に合併協定書調印を控える県東部の協議進行に大きな影を落としそうだ。 
 智頭町では昨年10月、住民発議により合併特例法に基づいた住民投票を実施。有効投票で「(合併協設置)賛成」が「反対」を107票上回ったため、町議会は単独存続の方針を覆し、10月1日を合併期日とする協議に参加した経緯がある。しかし、町民有志は「合併協参加後も離脱は可能」を前提とした判断が投票結果に結びついたとみて反発し、2月初旬から活動を展開。老人会や消防団などが勝手連的に呼応し1日までに、対象とした18歳以上の人口7905人(3月1日現在、外国人を含む)の77・3%にあたる署名を集めた。
 鳥取市の周辺町村では今年に入り、住民投票を巡る動きが活発化。いち早く議員有志の会を結成した気高町議会に続き、青谷町議会も議員発議による条例案制定を模索、鹿野町も陳情署名の活動が本格化した。
 鳥取市の竹内功市長は、合併を「行財政改革の一環」と位置付けるが、相次ぐ町側の合併協離脱が続けば20万人都市構想は瓦解、新市の構成市町村によっては特例債の大幅な減額が予想される。市の土地開発公社が先行取得した旧ダイエー鳥取駅南店の買い戻し額は、改修費も含めると10億円を超える。合併市町村の枠組み次第では、責任問題にも発展しそうだ。
 この日、智頭町役場を訪れた町民有志の一人、國本俊雄さん(76)=同町智頭=は「我々は鳥取市の枝葉ではない。町の将来は自分たちで決める」と話した。(毎日新聞)
[3月3日20時22分更新]

258香川県民:2004/03/05(金) 00:27
残念です。
琴平+仲南の組み合わせとなるのでしょうか?

仲多度南部の合併白紙に
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2004030407

香川県の仲多度郡南部の4町でつくる合併協議会が今日、白紙に戻りました今後、新たな枠組みでの合併を目指すことになります。
これは今日開かれた仲多度郡南部の琴平町、満濃町、仲南町、それに琴南町の4町の合併協議会で決ったものです。
協議会では冒頭、満濃町の香川重広町長が先日開かれた町議会の特別委員会で合併協議会からの離脱が賛成多数で決ったことを報告、協議会からの離脱を正式に表明しました。
これを受け協議会の稲毛義典会長が「4町の町長などで話し合った結果、協議会を一旦閉じるという結論になった」と報告、協議会は各町の議決を経た後3月末で解散することが決りました。
合併協議会会長稲毛義典琴南町長4町の合併協議は観光の町と農業の町という町の性格の違いや財政規模の格差などから順調に進展してきたとはいえず、最近は合併の実現を不安視する声も出ていました。
しかし各町とも生き残りのため合併は必要と考えていることから再度、4町での協議再開の含みを残したまま、今後は新たな枠組みでの合併を目指すものと見られています。

259とはずがたり:2004/03/05(金) 01:52
<中国・四国> 香川県

>>258
こんな感じですな。さてどうなるでしょうか?

広域行政事務組合を組織する2市7町(丸亀市,善通寺市,多度津町,飯山町,綾歌町,仲多度郡南部4町)

★仲多度南部四町合併協議会(法定)<仲多度郡 琴南町,満濃町,琴平町,仲南町>→協議不調,解散へ
★丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会(法定)<丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町>→丸亀市[新設]
☆善通寺市
☆多度津町

260香川県民:2004/03/05(金) 19:55
>>259
>★仲多度南部四町合併協議会(法定)<仲多度郡 琴南町,満濃町,琴平町,仲南町>→協議不調,解散へ

単独ではこの先財政難や人口の減少に伴い苦しい状況になる事は間違いないので小規模な合併に落ち着きそうです。

>★丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会(法定)<丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町>→丸亀市[新設]

人口11万の丸亀市発足。

>☆善通寺市

行財政改革で実績のある宮下市長の市政運営に期待。

>☆多度津町

周辺自治体にそっぽを向かれてしまったような・・・。

261香川県民:2004/03/05(金) 20:04
★三豊郡南部1市5町合併協議会(法定)<観音寺市、豊中町、豊浜町、山本町、大野原町、財田町>→協議不調、解散

☆三豊郡南部1市2町合併協議会(法定)<観音寺市、豊浜町、大野原町>→新市名は観音寺

★三豊郡北部4町合併協議会(法定)<高瀬町、詫間町、三野町、仁尾町>→南部離脱3町の処遇を巡り混乱

7町合併推進 高瀬町、豊中町、財田町
中立     山本町、仁尾町
7町合併反対 詫間町、三野町

特例法に間に合わない場合、豊中町、山本町、財田町での合併

262とはずがたり:2004/03/08(月) 23:31
<中部> 富山県

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4325
小杉町の合併協離脱方針、新湊市への反発も

  射水広域圏合併の枠組みをめぐり、小杉町は新湊市を除く4町村合併を掲げる方針に転換した。転換の背景に合併後の財政を心配する声がある一方、主導権を握った形での合併を目指す同町の思惑も潜む。9日の同町議会で新湊市など5市町村による法定合併協議会からの離脱が議決される見込みだが、大門、大島、下の3町村が小杉町に同調するかどうか、先行きは不透明だ。

  1月30日の小杉町議会合併問題特別委員会。

  「5市町村合併では、444億円の合併特例債を使って、新庁舎の建設などが計画されている。そうなると、133億円余りを借金として背負わなければならない」

  4町村合併を主張する石黒勝三郎町議は、5市町村合併による「無駄な借金」を指摘した。

  多数派である4町村合併支持の町議は、合併特例債などで借金が増えることを理由に5市町村合併に反対する。小島啓子町議は「人や交通の流れが新湊と小杉に二極化することが予想され、新たな建物建設が必要。4町村なら現在の施設を有効利用できる」と話す。

  しかし、4町村合併でも合併特例債の規模は、4町村で協議して決めるため、最終的な住民負担が5市町村合併より減るとは限らない。むしろ4町村派の町議に横たわるのは新湊市への反発だ。

  ある町議は昨年暮れの合併協で「小杉は早く態度を決めて欲しい」と菊民夫・新湊市議長が発言したことなどを挙げ、「新湊が小杉を5市町村合併に押さえつけるような発言をするたび、対立が深まった」と話す。

  5市町村でつくる射水地区広域圏事務組合。組合議会は各市町村の議会から議員を出し合うが、「今は新湊5に対し小杉は4だが、10対5と大幅に違った時代があり、歴史的なわだかまりが以前からある」と4町村派の温井順一議長はもらす。

  小杉町の土井由三町長は「農耕文化である小杉町と、海に面した新湊とは文化が違う」と、5市町村合併への違和感を口にする。しかし、5市町村支持の同町の自営業男性(40)は「土井町長は子どもの権利条例など独自の町政を進めてきた。5市町村では従来のような町政ができないとの思いがあるからだ」とみる。

  4町村合併の実現には小杉以外の4市町村の議会が、小杉町の合併協離脱を認める議決をしない限り先へ進まない。だが、大門、大島、下の3町村は5市町村を主張。土井町長は「3町村は4町村合併では発言力が弱まるとして新湊を入れたがっている」と指摘する。

  今後、3町村が方針を転換するかどうかが、射水地域の合併の行方を左右する。しかし、4町村を主張する小杉町議らでさえ、4町村合併で目指す新市像は「まだ何もない」と認めるだけに、3町村を説得できる見通しは立っていない。


(3/8)

263とはずがたり:2004/03/08(月) 23:32
>>260
多度津は交通の要衝で求心力があるかと思ってたんですがそうでもないのですねぇ。

264とはずがたり:2004/03/10(水) 14:37
<中国・四国> 香川県

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6326
庵治が高松に合併申し入れ

  庵治町が、高松市に合併協議会の設置を申し入れた。9日、増田昌三・高松市長が市議会で明らかにし、受け入れる意向を示した。同町が合併の態度を明確にしたことで、高松市と広域行政の一部事務組合を構成する周辺10町の合併についての方向性がほぼ出そろった。

  庵治町はこれまで合併について姿勢を鮮明にしていなかった。しかし、地場産業の石材業で結びつきが強い南隣の牟礼町が昨年11月の高松市との合併を問う住民投票で賛成が過半数を占めたことで、合併に向けての動きが本格化した。

  庵治町が2月に18歳以上の全町民を対象としたアンケートでは、回答者の約6割が合併に賛成。そのうち、合併の相手先については、高松市が43・3%、同市と牟礼町とが42・9%で、高松市を含む組み合わせが9割近くを占めた。

  こうした町民の意向を受けて、梶河正孝町長が5日に増田市長を訪ね、合併協設置を申し入れた。増田市長は、合意できる町とは積極的に合併を進める方針を示した。両市町は遅くともそれぞれの6月議会までに、合併協設置議案を上程するとみられる。

高松市は将来像示して/周辺町の不安払拭も

  庵治町との合併協議会が設置されれば、高松市がかかわる協議会は六つになる。高松地域では、三木、直島両町が単独路線を選び、綾南、綾上両町は同市との協議も進める国分寺町との綾歌郡3町での合併を目指す。

  高松地域は当初、県内でも合併論議が出遅れ、増田市長の「四国の州都を見据えた50万都市構想」も空回り気味だった。しかし、昨年6月の塩江町を皮切りに、今年2月までに五つの合併協を発足させた。

  背景に、合併を求める「民意」があった。住民の署名活動で、合併協設置を求める住民投票や議決が請求された。合併に消極的な町長は選挙で落選した。

  しかし、すんなりとは合併までたどり着きそうにない。順調に進む塩江町を除けば、議員などの意見が集約できず合併方式が決まらなかったり、周辺町との合併協を先行させる国分寺町のようなケースもある。

  町側からは「高松市はもっと新市の将来像を示して欲しい」との声があがる。各町ごとに設置された合併協で事務的な協議が淡々と進むなか、街づくりの全体像が見えにくいという不満だ。

  同市は04年度、各合併協の委員を集めて合同会議を開く。将来の街づくりについて、各合併協を超えた意見交換や調整の場と位置づける。

  「数合わせ」ではない、各町の特色を引き出した新しい都市像をいかにつくれるか。合併特例法の期限が残り1年と迫るなか、高松市には周辺町の不安を払拭(ふっしょく)する役割が求められている。(宮本茂頼)

(3/10)

265とはずがたり:2004/03/13(土) 05:59
<広域合併> 秋田・青森・岩手県

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5647
知事主導「3県合体」に、県議会から不満

 寺田典城知事が掲げる北東北3県の合体や道州制について、11日の県議会で、各派から「県民と乖離(かい・り)」「道州制にこだわるべきでない」などと慎重論や不満が相次いだ。県は新年度に、青森、岩手両県との連携についてグランドデザインをまとめ、市町村へ移譲する権限の選定作業も本格化させる。アクセルを踏み続ける寺田県政に対し、議員側も道州制論議の土俵に立った格好だ。

 同日あった県議会の総務企画委員会。道州制を視野に突き進む寺田県政に否定的な意見が出た。

 鈴木洋一委員(自民)は「知事の頭にはイメージがあるのだろうが、県民側には何の情報もない。県民意識と乖離がありすぎるのでないか」。三浦英一委員(みらい21)も「由利地域は山形との連携の方が親しみやすい。道州制にこだわらず、各知事が連携すればいい」と疑問を呈した。

 加成義臣委員(社民)は「知事が政治家として信念を通すのは差し支えないが、相手側の知事は少し違う。秋田県につき合っている、という感じだ」と指摘した。

 県は新年度、北東北の広域連携について啓発し、県民らとの意見交換の場を新設する予算を計上。昨年10月にできた各県課長級による北東北広域政策推進会議は、今夏にも骨子をまとめる。さらに県は「地域自立推進プロジェクト」を中心に05年4月からの市町村への権限移譲を目指す。

 小林憲一・企画振興部長は「広域であれ道州制であれ、目標はそういう方向だが、生活レベルでは今まさに議論しようとしているところだ」と繰り返し答弁した。

 一方、大野忠右エ門委員(自民)は「3県共同の意義は分かるが、逆に競争が激化し県内の既存の商店街などの衰退が加速する」と影響を心配。工藤嘉左衛門委員(新生会)は「暫定的に3県で合併して、道州制に移す二段構えではエネルギーを使う。中途半端な合併なんて言わないで一気に道州制にした方がいい」と提言した。


(3/12)

266とはずがたり:2004/03/21(日) 06:48
<中部> 富山県

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4359
入善町長が合併協離脱表明

 入善町の米沢政明町長は19日、黒部市と下新川郡(宇奈月町、入善町、朝日町)の法定合併協議会からの離脱を表明した。町議会本会議で、議員提案の離脱決議案が賛成多数で可決されたのを受けて、「決議に対し賛同の意を表する」と述べ、しばらくは単独でいく方針を示した。理由として米沢町長は、合併に対する信頼関係が崩れたことを挙げた。法定合併協議会からの離脱は、小杉町に次いで2番目。

 記者会見で、米沢町長は「対等互恵といえる状況ではない」と述べた。昨年12月の合併協で、本庁舎の位置を「入善町役場」とする案が、黒部市議会の要請で先送りされた後の黒部市議会や荻野幸和市長の対応に対し、強い不信感を示した。

 また、黒部市議会が18日に本庁舎の位置を条件付きで了承したことについて「3カ月も放置し、私が最終判断をする前日に結論を出した」と批判した。荻野市長の対応に対しても「静観するだけで、合併協議会長としての責務を果たさず、失望し、不信感を抱いた」と述べた。

 協議を凍結した理由について、米沢町長は「既存名を使わないとしていた新市名を、合併をまとめなければならないと苦渋の選択で賛成した。黒部市の都合で本庁舎の位置の決定が先送りされたため、一度原点に返るべきだと思った」と振り返った。

 今後については「合併を絶対にしないということではない。2、3年後か5年後になるかわからないが、信頼関係が取り戻せる状況になれば、枠組みはともかく再出発すべきだと思っている」と語った。

 決議案は、議長を除く全議員で採択され、16対1の賛成多数で可決された。3人が賛成、1人が反対の立場で、それぞれ討論した。賛成討論では「合併は財政面で町民にメリットがない」「対等互恵の基本的な精神が崩壊した」などの意見が出された。

 反対討論では「合併をしなければ10年、20年後に悔いを残す。信頼関係は、本音で話し合って築くべきだ」などの意見が述べられた。

 入善町が離脱するためには、ほかの3市町の議会で承認の議決が必要となる。合併協が4市町での議決で設置されたためで、入善町議会の議決だけでは合併協の離脱は成立しない。

 しかし、合併協は事実上崩壊したことになり、枠組みを変えるのか、それぞれの市町が単独でいくのかなど、3市町は新たな選択を迫られることになる。
(3/20)

267とはずがたり:2004/03/21(日) 06:51
<中部> 福井県

やはり鯖江離脱

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3582
4市町村で合併へ
福井市長が意向示す

鯖江の白紙撤回を受け 市主導の編入方式で 

 福井市の酒井哲夫市長は17日の市議会予算特別委員会で、5市町村の合併について、鯖江市を除き、美山町、越廼村、清水町との4市町村で実施したいとの意向を示した。合併方式については、福井市主導の編入方式になるとの見解を示した。鯖江市の辻嘉右ェ門市長は16日、5市町村での合併を白紙撤回する意向を表明しており、今後の合併方針を問う市議の質問に答えた。

 酒井市長は、5市町村の合併協議について、「鯖江市の離脱によって、5市町村による枠組みは破談ということになる」と言明。

 破談理由については「住民投票を求める鯖江市民の署名数が有権者の過半数を超えたことが決定的だった」と述べた。さらに、合併後も鯖江エリアに大幅な自治権を求める鯖江市との協議が難航したことを挙げ、「鯖江市は地域自治組織についても具体的な中身について説明せず、不透明な形で協議がずれ込んだ」と説明した。

 今後の枠組みについては「議会などと相談しながら進めるが、『福井との合併を』という2町1村の意向を尊重したい」と4市町村での合併に前向きの姿勢を示した。ただし、来年3月の合併特例法の期限内の合併については「日程上は厳しい」と述べた。

 一方、「4市町村であれば合併方式を考え直す方向で理解を求めたい」と指摘。鯖江市が合併協議に参加していない段階では、福井市が3町村を編入する方向で話し合いを進めていたとの経緯を説明し、「精神的な対等合併ということで理解を求めていく」と述べ、新設(対等)ではなく編入(吸収)合併の方向で進める意向を示した。

3町村長 おおむね前向き 

 清水町の斉藤三哲町長は「中核市になる場合は対等合併ということだったので、そうならない今、福井市が編入合併を考えるのは一般的な流れだと思う。合併の方式は変わっても目的に変わりはない。ただ町民には中核市や対等合併を説明してきたので、改めて問いかけ直さないといけない」と話した。

  美山町の有塚達郎町長は「対等合併を協議してきたのだからこれまで通りの形で協議を続ければ問題はないと思う。わざわざ合併方式を見直す必要があるのか。1年間の協議を無駄にすることもない。迅速に協議し、合併特例法期限内の合併を主張するつもりだ」と言う。

  また、越廼村の刀禰麒一村長は「現実問題として編入の形で合併するのはやむをえない。福井市には、4市町村が対等の立場で議論してきた内容を合併に反映させ、今後も小さい自治体が意見を言えるよう配慮してほしい。変更は、村民にも改めて説明しないといけない」と語った。

268とはずがたり:2004/03/21(日) 06:58
<近畿>和歌山県

http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1820
白浜町が、日置川町との合併検討委を設置

 白浜町議会は18日、立谷誠一町長の提案に応じ、日置川町との合併を検討する「合併問題検討特別委員会」(溝口耕作委員長、14人)を設置した。白浜町は昨年末、すさみ、日置川両町との合併協議を白紙に戻したばかりだが、立谷町長は「合併に対する日置川町の多くの住民の皆さまの願いであり、真摯(しんし)に受け止めたい」と話している。

 日置川町の住民が17日、2町の法定協議会設置を求める請願書と陳情書を同町の有権者の4分の1にあたる930人の署名を添えて、白浜町議会議長と立谷町長に提出した。これを受け、立谷町長が2町の合併を検討する特別委員会の設置を議会に求めた。

 住民らは、同様の請願書と陳情書を日置川町議会議長と、前義郎・同町長にも提出しており、前町長は「日置川町は従来から一貫して白浜町との合併を望んできた。合併特例法の法期限内の合併に向けて全力で取り組みたい」と話している。


(3/19)

269とはずがたり:2004/03/23(火) 14:42
<中国・四国> 広島県

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3590
三原圏域を選択 大和町住民投票

 大和町の合併先を問う住民投票が21日投開票され、町が進める三原圏域(三原市、本郷町、久井町)との合併支持が、東広島市との合併支持を上回った。今回の結果で、昨春から続く合併問題をめぐる混迷に終止符が打たれる見通しだ。当日の投票資格者(20歳以上)は5860人、投票率は87・15%だった。

 同町は当初、東広島市圏域の任意合併協議会に参加していたが、編入合併を嫌って昨年5月に離脱。昨年8月の町長選で上川弘治町長が、東広島圏域派の元町長を約800票差で破った後、三原圏域の法定協議会に加わっていた。

 しかし、東広島市との合併を求める声も根強く、上川町長は「方向性を決めないと町が分裂する」と、住民投票条例案を提案した。

 町役場近くにある住民団体「三原圏域合併の会」の事務所には21日夜、お祝いの電話が相次いだ。光原英雄会長(74)は「三原圏域は対等合併で、こちらの言い分を聞いてもらえ、より良い地域づくりができる」と声を弾ませた。

 一方、東広島市との合併協議会設置を求めた「町の将来を考える会」の伊藤京三会長(54)は「今後は三原圏域との合併に協力する」と語った。

 開票結果
   三原圏域          2,919
   (三原市、本郷町、久井町)
   東広島市          2,146
=確定得票
(3/22)

270とはずがたり:2004/03/23(火) 14:50
<中部> 山梨県

50%割るったって44%もあるじゃん。

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6940
増穂と南ア合併見直し 住民と調査結果受け

増穂町と南アルプス市の間で合意していた任意合併協議会の設置について石川豊・南ア市長は22日、市議会と協議して、改めて合併特例法に基づく地域審議会にかけて見直す意向を明らかにした。増穂町で実施された合併の枠組みを問う住民意向調査の結果を河西栄三郎・増穂町長から報告を受けた後の記者会見で語った。意向調査では合併相手に「南ア市」を選んだ人が最多だったが、石川市長は「50%を割ったことが気になる」と述べた。

  増穂町の意向調査は、「南ア市」か「鰍沢町」かに加え、「増穂町単独」の3択で行われた。20日に開票した結果、回答者8600人(回答率77%)のうち「南ア市」3801人(有効回答に占める割合は44・77%)「鰍沢町」3169人(同37・33%)「単独」1519人(同17・89%)だった。

  河西町長はあえて「単独」も入れた3択にしたうえで、当初から「一票でも多い回答を民意として尊重する」と繰り返し表明していた。

  22日朝、議会全員協議会に結果を報告。予定通り任意協の早期設置を南ア市側に求めていく考えを示し、了承を得た。

  「増穂町民の考えをまとめて欲しい」と言い続けてきた石川市長は河西町長との会談後の会見で、「50%に届かないのに、多いというだけで町民の意思表示と受け止められるかどうか」と疑問を投げかけた。さらに「南アルプス市は9月に議会解散がある。6カ月の間には総合計画の策定などたくさんの課題がある。受け入れ側の環境が変わった」などと、合併協議に入ることが事実上困難になっていることをほのめかした。


(3/23)

271とはずがたり:2004/03/23(火) 20:55
<中国・四国> 岡山県 

親和クラブって何系?

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=4154
岡山市の合併協設置議案 強行採決

 岡山市と御津、灘崎両町の合併問題で、岡山市議会総務委員会は20日、1市2町で法定合併協議会を設置する議案の審議を打ち切って採決を強行し、賛成多数で可決した。同議案は、翌21日未明に開かれた本会議でも賛成多数で可決された。これに対し、総務委の3委員が垣下文正議長に対し「審議が尽くされていない。審議打ち切りは議会の自殺行為」とする抗議文を提出した。

 15日からの市議会総務委は、新年度予算案など重要案件が多く、市税滞納者の個人情報を含む文書が遺棄された問題が明らかになるなど終始紛糾。審議は連日、深夜に及んだ。

 20日午前、総務委が再開されたが、午後7時すぎになって委員の1人が審議の打ち切りを求める緊急動議を提出。動議は賛成多数で成立。直後に、法定協設置議案を採決した。動議を提出した委員は「これ以上審議をのばす訳にはいかず、タイムリミットだと判断した」と説明する。

 これに対し、花岡薫(親和クラブ)、亀井章(同)、田畑賢司(共産党)の3委員が垣下議長に抗議文を提出。同議長は「抗議を真摯(しんし)に受け止め、円滑な運営に努めたい」と話した。総務委で法定協の設置議案が審議されたのは、18、20の両日で計約2時間だった。

 21日午前0時10分から開かれた本会議で、田口総務委員長が委員長報告をしたが、合併を巡る論議や強行採決については触れなかった。

 崎本敏子議員(共産)は質疑で、「議論をやめてしまうのは、市議会の歴史に汚点を残す」と批判。田口委員長は「動議が出た以上取り上げない訳にはいかない」と答弁する一方、「審議は十分ではなかったと思っている」とも述べた。

 岡山市議会は、新年度当初予算など計71議案を可決、閉会した。

(3/22)

272とはずがたり:2004/03/24(水) 17:46
<中国・四国> 岡山県

瀬戸内市再始動。

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=4163
邑久郡3町合併へ 長船町議会も議決

 長船町議会は定例議会最終日の23日、本会議を開き、邑久郡3町(長船、邑久、牛窓)の合併に向けた4議案を賛成多数で可決した。すでに邑久、牛窓町も同議案を議決しており、県議会や国の手続きを経て、11月1日に人口約4万人の「瀬戸内市」が誕生することになった。

 3町の合併準備は県内では最も早く進んでいたが、昨年10月の長船町の住民投票で「合併反対」が多数を占めたことなどから、町当局も町議会もなかなか結論を出せず、合併協議が一時休止。今年2月になって清家隆宣町長が推進を決断し、再び協議が進んでいた。

 同町長は「邑久、牛窓町に迷惑をかけたが、時間をかけて待ってもらえたことに感謝している。反対意見も十分に聞き、子どもや住んでいる人たちによい町になるよう努力したい」と述べた。

 新市の本庁舎は現邑久町役場に、長船、牛窓町庁舎は支所や分庁舎などになる。議員は合併特例で合併後7カ月間は現在の3町の町議計44人が市議となり、その後に選挙で24人にする。



(3/24)

273magenta:2004/03/24(水) 22:28
<中部> 静岡県

新市名は「伊豆の国」 静岡県の3町合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000291-kyodo-soci

静岡県の伊豆長岡、韮山、大仁の3町でつくる法定合併協議会は24日、2005年3月の発足を目指す新市名を「伊豆の国」とすることを決めた。
総務省市町村課は「『の国』を付けた自治体名は他にはない」としている。
合併協では、一般公募で集めた候補の中から、委員の選考で「伊豆の国」と「伊豆北条」の2つに絞り込んだ。
その上で同日、25人の委員が投票した結果、「伊豆の国」が2票差で上回った。
新市は人口約5万人。
「伊豆の国」と「伊豆北条」をめぐっては、韮山、大仁両町の両観光協会が今月12日、「地域のイメージを表しておらず、いずれも新市名として不適当」と、再検討を求める要望書を合併協に提出していた。
静岡県の伊豆地方には現在、中伊豆町、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町がある。
4月には中伊豆町や修善寺町など4町が合併し「伊豆市」が誕生する。
(共同通信)
[3月24日21時11分更新]

274とはずがたり:2004/03/24(水) 22:34
>>273
情報提供感謝ですヽ(´ー`)/
それにしても「伊豆の国」って市名としてはどうかと思いますが…。
韮山も大仁も譲れないのかなぁ。
修善寺や天城湯ヶ島が消えて伊豆市になるのもちょいと勿体ない気が。
伊豆市を天城市とでもしてもらってこちらを伊豆市or旧郡名から田方市とか。

275とはずがたり:2004/03/25(木) 23:31
<中部><関東・東京>山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000006-mai-l19
[市町村合併]「笛吹市」へ、6町村長が調印署名−−東八代地域と春日居町 /山梨

 10月12日に合併して新市「笛吹市」となる予定の東八代地域5町村(石和、御坂、一宮、八代町、境川村)と春日居町の合併調印式が24日、石和町内であり、6町村長が調印書に署名した。今後、6町村議会の議決などを経て、合併が正式決定する。
 法定合併協議会会長の荻野正直・石和町長は「将来、本当に合併してよかったと言われるよう、躍動する文化都市の実現を目指していきたい」とあいさつ。特別立会人の山本栄彦知事は「特性を生かしたまちづくりが住民一体となって進められることを期待したい」と祝辞を述べた。
 6町村は02年11月に法定協を設置し、合併に必要な協議項目を決定してきた。新市の面積は164平方キロ。人口は約7万人。当面は石和町役場を暫定市庁舎とする。【新井敦】(毎日新聞)
[3月25日19時45分更新]

276香川県民:2004/03/26(金) 00:02
高松の場合は周辺との合併協議会が個別に設置されているので効率が悪いような印象を受けます。

高松市・香南町合併協、編入方式で合意
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200403/20040325000346.htm

 高松市・香南町合併協議会(会長・増田高松市長)の第二回会合が二十五日、香南町中央公民館であり、初会合で提案されていた合併方式について「編入」で進めることで合意した。同市は周辺五町と個別に合併協を設置しており、合併方式が決定したのは塩江町に次いで二番目。いずれも市町規模などを考慮し、現実的な編入方式を選んだ。

 会合には増田市長、副会長の谷町長をはじめ、両市町の議員や合併協設置請求代表者ら委員二十二人が出席した。

 合併方式を決定する上で、香南町の委員から「編入が妥当だと思うが、話し合いは対等にしてほしい」「共通項目は他の四町も一緒に検討できないか」などの意見が出された。増田市長は「議論を十分に尽くし、できる限り全会一致で進める方針」「全体協議も考えているが、現在のところ未定」と答えた。

 二〇〇五年三月末の合併を目指すことや、市の名称を「高松市」とすること、事務所を市役所内に設置することも決定。次回会合は四月二十日、高松市役所で開催する。

277とはずがたり:2004/03/26(金) 01:24
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=5873
合併控え津地区10市町村 基金取り崩し

 05年1月に合併を控えた津地区10市町村の多くが04年度に大型事業を計画し、貯金に当たる財政調整基金など一般会計の基金を一気に計約88億円取り崩す。03年度末見込みの基金の合計285億円の3割にあたる。合併協議会の「基金は新市に引き継ぐ」という約束は宙に浮いた形だ。

 白山町は22億円のうち13億円を取り崩す。10市町村で取り崩しの割合が最も高い。教育施設整備基金など九つの基金を取り崩すか廃止する。

 町税や地方交付税が減る中、04年度完成を目標に02〜03年度に文化センターや乳幼児教育センターなどの大型事業を始めたため。前年度比16%増の03年度予算に続き、04年度は同15・3%増の約71億5千万円だ。岡本知順町長は「以前から要望のあった事業。駆け込みではない」と話す。

 津市は海上アクセス拠点整備事業などで約27億6700万円を取り崩す。ただ、10市町村の基金の半分を占める161億円の貯金があり、取り崩しは17%にとどまる。近藤康雄市長は「国の財政も厳しい現状では、欲しいものも我慢する緊縮財政が原則。災害などにも備え基金を積み立てなければならない」と話す。

 しかし、同市以外の9市町村は計約123億円の基金のうち、60億円を取り崩す。

 美里村は約29億円の一般会計予算のうち、5分の1を基金から賄うため四つの目的別基金を廃止し、財政調整基金に統合する。「地方交付税が減って財政が苦しく、通常の事業にも基金を回さなければならない」。それでも保健センターは「以前から計画してきた事業」として3億4千万円の事業費を組み、04年度中に着工する。

 久居市は国民健康保険基金(02年度末、約3億4400万円)の一部を取り崩すため条例を改正した。10市町村の中で同類の基金では最も多いため格差があるとし、取り崩して減税や検診などで加入者に還元する方針。

 しかし、一般会計基金(03年度末見込みで約15億円)で津市の10分の1以下。10市町村中でも4番目だが、これも約8億3800万円取り崩す。

 さすがに議会では「他の市町村が同じように基金を取り崩せば、新市の運営に支障をきたす」と懸念する意見が出た。

◇◇◇◇◇◇◇◇

 四日市大総合政策学部の稲沢克祐助教授(地方財政学)は「合併前の意図的な消費なら許せない。財政が苦しいなら財政再建策を考えるべきだ。今後職員の退職金支払いの増大や交付税の減少なども予測される。このまま基金を取り崩していけば、(新市は)打つ手がなくなる」と話した。

(3/25)

278とはずがたり:2004/03/27(土) 00:39
<東北・北海道>

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040326t11017.htm
合併離脱議案を賛成多数で可決 宮城・河北町議会
 宮城県河北町の太田実町長は、町議会3月定例会最終日の25日、石巻地域1市6町で構成する法定の合併協議会から離脱する内容の追加議案を提出し、議会は13対6の賛成多数で可決した。

 本会議で太田町長は、合併離脱を決断した理由として(1)町議会が「当面、どの市町とも合併せず自立の道を歩む」と決議している(2)各市町と施策の調整を重ねたが、合併は町民負担の軽減につながらず、町民の信頼を失うことになると判断した(3)議会の離脱決議後、6市町から、25日までに回答するよう求められている―などと説明した。

 議会は、議案の文面などをめぐって再三にわたり紛糾したが、午後8時前、可決。太田町長は議会終了後、石巻市内の県石巻合同庁舎で、法定協議会会長の土井喜美夫石巻市長に離脱の申入書を手渡した。

 一方、離脱反対派の町議らは住民投票条例の直接請求に向け、署名活動を続けていく方針。
 河北町の離脱により、石巻市など6市町が新たな枠組みで合併を目指すことになる。

2004年03月25日木曜

279とはずがたり:2004/04/01(木) 11:33
4月1日に全国で11市誕生…市町村数は3100へ (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/commune.html?d=30yomiuri20040330ia22&cat=35&typ=t

 財政上の優遇措置が受けられる合併特例法の期限が1年後に迫る中、新潟、静岡、広島など全国7府県で4月1日、計43の市町村が合併し、11の新市が一斉に誕生する。

 このうち、広島県の府中、呉両市はそれぞれ上下町、川尻町を編入して名前は変わらず、同県の7町村と合併する三次市も名称はそのまま。また、先だって31日には、熊本県で4町の合併による上天草市が誕生する。これにより全国の市町村数は、3135から35減って3100となる。

 新市は次の通り(かっこ内は旧市町村名)。

 【3月31日】
▽熊本県
上天草市(大矢野町、松島町、姫戸町、竜ヶ岳町)

 【4月1日】
▽新潟県
阿賀野市(安田町、京ヶ瀬村、水原町、笹神村)
▽長野県
東御=とうみ=市(北御牧村、東部町)
▽静岡県
伊豆市(修善寺町、土肥町、天城湯ヶ島町、中伊豆町)、
御前崎市(御前崎町、浜岡町)
▽京都府
京丹後市(峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町)
▽兵庫県
養父=やぶ=市(八鹿町、養父町、大屋町、関宮町)
▽広島県
三次市(三次市、甲奴町、君田村、布野村、作木村、吉舎町、三良坂町、三和町)、
府中市(府中市、上下町)、
呉市(呉市、川尻町)
▽愛媛県
四国中央市(川之江市、伊予三島市、新宮村、土居町)、
西予=せいよ=市(明浜町、宇和町、野村町、城川町、三瓶町)

[ 2004年3月30日22時52分 ]

280とはずがたり:2004/04/04(日) 19:19
<近畿・中部> 三重県
【企業立地と合併】
鵜殿…紀州製紙(紀宝町と合併)
府中…マツダ
加美…スズキ(既に浜松に合併)
日吉津…王子製紙
苓北…九州電力
など小さい自治体が企業の法人税が沢山はいるのを良いことに自分らだけ安い税金で暮らそうと合併を嫌がる傾向にあるが少々ずるい気がするが,まぁメリットがなければわざわざ税金高くなっても良いという人はいないのは当たり前な話しではあるけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040403-00000003-mai-l24
法定合併協を設立 時期は今年度内を予定−−紀宝町と鵜殿村 /三重

 紀宝町・鵜殿村合併協議会(会長、西田健・鵜殿村長)が1日、同町神内の町保健センターに設置され、西田村長と副会長の新宅孝嗣・紀宝町長が木製の看板を取り付けた。新たに誕生する町の庁舎は村役場が有力で、名称は8月までに決めるという。合併の時期は時限立法「合併特例法」の期限である05年3月までを予定しているが、国は新たな合併の支援策を検討しており、その動向をみて決めるという。【汐崎信之】
 法定協は毎月1、2回開き、合併方式▽合併の期日▽新町の名称▽新町の庁舎位置▽財産の取り扱い――の五つを軸に検討する。
 第1回目の法定協は9日午後2時から、同センターで開催。委員は両町村の首長のほか、3人ずつの議会代表者と民間人、紀南県民局長の計15人。民間人には両町村とも女性を1人加えている。
 看板の設置後、両首長が会見。西田村長は「小さな合併になるが、コンパクトな中で、きめ細かな住民サービスを目指したい」と語った。新町の庁舎ついて、住民が最も大きな商店街などがあることから村役場に設置することが望ましいといった意見が出ていることについて、新宅町長は「両町村で協議する事項だが、その方向で展開するのではないか」と見通しを述べた。
 町は人口8133人(3月末現在)で面積76・78平方キロ。村は人口4975人(同)で面積2・88平方キロ。合併すると人口計約1万3000人、面積79・66平方キロとなる。
 紀南地方の法定協は、鵜殿村を除く4市町が03年4月に設立。10月に庁舎の位置問題で解散した南郡熊野4市町合併協議会に続いて2例目となる。残る熊野市と御浜町、紀和町は1市2町の枠組みで合併協議を進めているが、法定協を設置する時期は未定。
 紀宝町・鵜殿村合併協議会の議会と民間人の委員は次の通り。
 (敬称略)
 紀宝町:議会代表者=矢熊達雄、野村正視、登立元吉▽民間人=西村喜久男、七瀧喜美子、萩野尚武
 鵜殿村:議会代表者=池田嘉徳、大石洋、井本芳孝▽民間人=宮本福也、芝英樹、大野瑞穂
(毎日新聞)[4月3日19時52分更新]

281とはずがたり:2004/04/06(火) 22:40
<中部> 長野県

http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4183
「阿智村と任意合併協」/浪合村長申し入れ

 下伊那郡浪合村の伊藤義寛村長は5日、阿智村の岡庭一雄村長を訪ね、任意合併協議会の設置を申し入れた。岡庭村長は6日に開く村議会全員協議会に諮った上で回答すると述べたが、議会側も了承する見込みで基本的に協議に応じる方針だ。清内路村の原満征村長も議会や村民の了解を得て阿智村に合併協議を申し入れたい、としている。

 伊藤村長は「2年間にわたって村民による研究会で合併問題を討議してきたが、阿智村と早急に合併協議を行うべし、との結論になった」と申し入れの理由を述べた。

 岡庭村長は「議会が了承してくれたら早い時期に協議会を立ち上げたい。しかし、合併ありきではない。十分に協議を重ねて合併後の具体的な将来像を描き、村民に示した上で最終的には村民に(合併の是非を)判断してもらう」と応じた。

 阿智村への編入合併か、対等合併かについては両村長とも明言を避けた。伊藤村長は「同じ西部地域に属する平谷村、根羽村も含めた合併が望ましい」とも述べたが、岡庭村長は「地理的なこともあり、平谷村と根羽村との合併協議は考えていない」と語った。
(4/6)

282magenta:2004/04/08(木) 23:11
<中部>長野県

4人に3人が「信州」ノー 田中知事の県名変更構想 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/nagano.html?d=08kyodo2004040801002445&cat=38&typ=t

田中康夫長野県知事が提唱している「信州」への県名変更について、4人に3人が否定的に考えていることが8日、県内有権者1000人を対象にした長野県世論調査協会の調査で分かった。

 県内の報道機関などでつくる同協会が3-5日、20歳以上の県民を対象に電話アンケートを実施した。

 県名変更構想を「望ましくない」と回答したのは77%に上り「望ましい」は16%にとどまった。特に女性や20代は80%前後が否定的だった。

 協会によると、県南部では「望ましい」とする回答が比較的多かったという。背景には明治期に北部の旧長野県に、南部の筑摩県が合併して現在の長野県になった経緯があるとみられる。

 田中知事が住民票を泰阜(やすおか)村に移したことには57%が「問題だ」と回答。「問題はない」は39%だった。

 田中知事の支持率は「支持する」「どちらかといえば支持する」が計61%で、2000年の知事就任以来、6回の調査で最低だった。



[ 2004年4月8日17時21分 ]

283とはずがたり:2004/04/09(金) 00:41
>>282
又聞きですけど,長野県民は割ともう田中知事に冷ややかで次の三選は無いんじゃないかと云っているのですがどうなんでしょう?

個人的には長野県分割松本県分置派です。
47道府県が確定する前,明治政府内で大きすぎる長野県と新潟県を分割して3つに分ける案が検討されたそうな。
いや持論の道州制と矛盾するのは解っているけどさぁ。
県域確定直前に愛媛から分置された香川,島根から分置された鳥取なんかが小さすぎるに比べて確かに大きい。

284とはずがたり:2004/04/09(金) 16:08
<東北・北海道> 岩手県

広域合併が持論の俺ですが平泉と衣川の合併は見てみたかった気がする。
長いこと或る意味多賀城なんかよりもずっと東北の首府だったわけだからねぇ。

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5315
両磐9市町村で協議会 夏めどに設置で合意

  両磐9市町村が合併に向けて、法定協議会か、任意協議会を7、8月ごろまでにつくることで8日、合意した。平泉町が一関地方の法定協議会に加わったことなどに伴い、9市町村の首長が意見交換した場で決まった。

  会合は、一関、大東、藤沢、千厩、東山、室根、川崎、花泉、平泉の市町村長が顔をそろえた「両磐地区広域市町村圏協議会」が終わった後に非公開で開かれ、1時間ほど続いた。会議の後、記者会見した浅井東兵衛一関市長によると、9市町村での合併という「新たな方向」に反対する意見は1人もなかったという。全体の空気としては、法定協議会を設ける方向だったという。

  浅井市長は「合意は広域合併の大きなステップだと思う。両磐地区市町村の合併の研究事業も研究し、構想を出すだけが目的でないので、当然の帰結と言える」と話した。

  市町村圏協議会の会議では、両磐9市町村が合併した場合の「新市建設計画」の基礎となる「両磐広域圏まちづくり構想(仮称)」の序論の部分が承認された。

(4/8)

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5316
平泉町と「破談」 衣川村長に聞く
  平泉町の住民投票の結果、衣川村は平泉との合併を断念せざるを得なくなった。初めの合併話から2年。この間、村は隣の町長と議会にほんろうされ続けてきた。佐々木秀康村長に、「破談」の感想や村の行方を聞いた。

  −−平泉との合併がなくなりましたが

  ここまで来るのに少し長かったというのが実感だ。文化や歴史を共有する平泉と共に世界遺産の「発信基地」にしたかった。残念の一言だ。様々な思いは残るが、平泉町民が選択したことなので、仕方がない。

  −−平泉町長や議会に言いたいことはありますか

  向こう(平泉町長)からの合併話で、話が進み、両町村議会も長い間の勉強会などを通じ、前向きに進んできたと思っていた。しかし、こんな風(破談)になってしまった。誰だって心変わりはあるし、ある程度は理解出来る部分はある。

  今回の投票結果では、私に同情的な声が多く、私がたどってきた道は間違っていないと確信している。「一関地方との合併」が順風の中で、42%もの町民が反対したというのはすごい数字だ。まだ、多くの人が衣川を思ってくれていると感激した。それらの平泉町民や衣川村との合併で奮闘した議員さんには本当に申し訳ない。

  −−今後の村の合併の具体的な取り組みは

  合併は避けて通れないし、合併特例法の期限内の来年3月までにはしたい。胆江6市町村の枠組みで、首長さんたちと腹を割って話をする土俵作りをしたい。

 −−両磐、胆江地方のどちらでも周辺部に当たる衣川村の生きる道は

  中心部が栄え、周辺部が衰退する構図が50年前の「昭和の大合併」で多く見られ、いまでもその傷を引きずっている。今回の合併ではそれではだめだ。それぞれの地域が特性を生かし、機能分担をしなければならない。「中身が入っていない容器は壊れやすい」という言葉がある。

  −−村の伝統や文化をどう受け継ぎますか

  わが村は、全国に名をとどろかす「安倍一族」の本拠の村だ。「安倍一族」の系譜はみちのくで栄華を極めた藤原3代の歴史にも通じる。特に、神楽や念仏剣舞などの郷土芸能は、学校教育の一環として子どもたちに伝承したい。

(4/8)

285magenta:2004/04/09(金) 23:38
>>283
田中知事は将来的に国政への転出を考えているのでしょうか?(可能か不可能かは別として)
これまでそういう発言があったかわからないのですが。

286とはずがたり:2004/04/11(日) 00:30
>>285
国政出馬を考えている話しは今んところ聞いてないですね。
余程自信がないと出そうに無いですが,長野には空いてる選挙区がないでしょうし
(自民現職が強そうな4区・5区では勝てないのでは?)

287無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/14(水) 22:55
http://www.saga-s.co.jp/localnews.asp?ID=20040414&amp;COL=3
新市名は「湯陶里市」、西部合併協が決定

 武雄市、杵島郡山内町、藤津郡嬉野町、塩田町でつくる県西部一市三町法定合併協議会の第十九回会合が十三日、嬉野町公会堂であった。新市名は武雄、嬉野の温泉地に加えて、窯元が多い地域の特徴にちなんだ「湯陶里(ゆとり)市」とすることを決めた。

 新市名の選考では、前回までに絞り込んでいた候補五点のうち、出席委員が二点ずつ投票。上位に残った「武雄」と「湯陶里」を最終候補とした。

 最終決定では、一部委員から話し合いによる決着を求める意見もあったが、「時間を置くと政治的な動きが出てくる。このまま決選投票をすべきだ」とする意見が大勢を占めた。投票の結果は、「湯陶里」十九票、「武雄」十四票だった。

 また、前回から継続協議になっていた議員の定数と任期は、小委員会報告を基にした「在任特例により合併後も一年二カ月間在任する」とする原案への反対意見が相次ぎ、再び継続協議となった。
---
いかがなものかと・・・

288とはずがたり:2004/04/14(水) 23:14
>>287
なにやら珍妙な名前ですなぁ。
もう一件佐賀県市名ネタ。歴史のある藤津の名前を残した方が良かったのではないでしょうか?
鹿島は鹿嶋市に譲ればよろし。

http://www.saga-s.co.jp/localnews.asp?ID=20040414&amp;COL=4
鹿島・太良合併の新市名は「鹿島市」に

 鹿島市・太良町合併協議会(会長・桑原允彦鹿島市長)の第二十回会合が十三日、藤津郡太良町のしおさい館であり、新市名を「鹿島市」と決定し、五十三項目の協議がすべて終了した。

 新市名は五候補に絞った二月十日の会合以降、最終選定に向けて検討を続けてきた。この日も「鹿島市」と太良町の委員が推す「藤津市」に意見が割れたが、全委員による非公式の協議で「鹿島市」に絞り込んだ。

 桑原会長は選定理由を「鹿島と太良二つの地名を残すために、太良町には苦渋の選択をしてもらった」と説明。新市の字名は鹿島市は従来通りで、太良町は鹿島市太良町多良などになる。

 来年三月一日の合併を目指し、今後、住民説明会を経て、六月議会での合併関連議案の議決を予定。太良町では住民説明会後に住民投票を計画している。

289無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/15(木) 12:22
有名とか歴史のある地名も、その(旧)自治体が弱ければ採用されないようですね。
「伊豆の国」市も、韮山か、無難に北伊豆でいいのに。

290とはずがたり:2004/04/16(金) 01:27
大仁・伊豆長岡の中では韮山がいちばん歴史有ると思うんですけどねぇ。
やっぱ余り韮山にはそれほど求心力ないのかなあぁ。韮山高校は名門なんですけどね。

291とはずがたり(1/2):2004/04/16(金) 02:28
<中国・四国> 愛媛県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000003-mai-l38
[“合併元年”の選択・四国中央市長選を前に]/上 行財政改革 /愛媛

 ◇人件費削減進まず−−バランス欠く総合支所方式
 伊予三島市、川之江市、土居町、新宮村の旧4市町村合併に伴う四国中央市長選は18日告示、25日投開票される。誕生したばかりの新市のかじ取り役を選ぶ初代の市長選。合併元年、市政が選択を迫られる課題を探った。【蜜石誠二】
 新市の職員数が合併前より増えた。旧市町村など7団体から引き継いだ職員は1270人。これに、嘱託・臨時職員が10人ほど多い431人が加わった。市総務部は「合併で本庁(旧伊予三島市役所)関係の事務量がアップ。臨時職員に頼らざるを得ない」と説明する。
 新市は住民サービスを低下させないとして「総合支所方式」を採用。しかし、これが職員増を招いた。総合支所となった旧3市町村は、管理部門を除き従来の行政機能を維持。本庁と支所との職員交流を抑えたため、人員配置にバランスを欠いている。
 部署によれば、本庁より職員の多い支所もある。同部は「ある程度、予想はしていたが、現状では人件費削減が進まず、合併効果である行財政の効率化を阻害している」と言う。
 新市は合併後10年間で、新規採用者数を定年退職者数の半数程度に抑えることにより、200人程度の職員数削減を計画。特別職や議員などを含め約97億円の削減効果を見込んでいる。早くも、市内部からは「組織、機構の見直しが急務。職員を本庁に効果的に配置して総合支所方式を見直すべきだ」との指摘も出始めている。
 新市が職員削減にこだわるには理由がある。将来、予測される歳入減と歳出増。国庫補助金や交付金収入は先細り、逆に医療、福祉面などの負担増は必至だ。健全財政を保つには、歳出、特に人件費の見直しが不可欠となる。
 新市の財政状況は楽観できない。財政基盤の強弱を示す財政力指数は0・77前後(03年度推定)で、県内トップクラス。ただ、収入に対する借金返済の負担割合を示す起債制限比率は約14%(同)で、警戒ラインに達している。
 合併特例債を活用する事業も目白押し。堅実な製紙産業に支えられて財政力があるものの、市財務部は「合併直後はより慎重な財政運用が必要」と手綱を引き締める。
 行財政改革へのほころびが、将来の落とし穴にもなりかねない。新庁舎建設問題とも絡むが、健全財政を維持するためにも、早い時期に組織・機構問題への方向性を示す必要がありそうだ。(毎日新聞)
[4月14日20時43分更新]

292とはずがたり(2/2):2004/04/16(金) 02:29
<中国・四国> 愛媛県

「1970年には合併協議がほぼ整った」なんて事があったんですねぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000002-mai-l38
[“合併元年”の選択・四国中央市長選を前に]/下 新市一体感 /愛媛

 ◇市民主導で醸成を−−解消急がれる“行政間対立”
 「地域全体の公平・公正性に配慮してほしい」「川之江だけが『のけ者』にされている」。四国中央市長選の告示が1カ月余りに迫った3月12日、土居町文化会館であった最後の合併協議会。川之江側委員の相次ぐ発言で、会場に気まずい緊張感が走った。合併協議の過程で醸成された「伊予三島・土居・新宮―川之江」の構図が一気に表面化。出席者は合併後、地域の一体感を作り出すことの難しさを、改めて感じた。
 新市の中核となる伊予三島、川之江地域。ともに人口4万人足らずの紙のまちだが、行政的にはライバル意識が強く、それを発展のバネにしてきた。1970年には合併協議がほぼ整ったが、庁舎の位置問題などでご破算になったこともある。平成の大合併で周辺町村を含め合併協議が再燃。ある首長は「協議を壊してはならない。親鳥が卵を温める思いだった」と振り返った。
 市長選を控え、各地域で開かれている座談会や励ます会。講演者はこぞって、新市一体感の必要性を訴える。裏を返せば、危機意識の現れ。対立の構図が、より激しい地域間のあつれきを招くことは否定できない。「新市の政策論争が後退、地域色の前にかき消される恐れもある」との指摘もある。
 懸念は議会にも波及した。合併後の初議会となった13日。議長などの議会人事や議員提出決議案の扱いを巡り、舞台裏で激しい主導権争いが続いた。ここでも旧市町村勢力ごとの合従連衡が見られ、職員の間からも「これからが大変」との声が漏れた。
 異なる見方もある。この夏、地域の一体感を盛り上げるイベントなどを企画している民間団体「04プロジェクト実行委員会」。土谷浩也代表(43)は「市民レベルでは全く問題ない」と言い切る。「住民間に対立意識はない。ただ、選挙でシコリは残るだろう。選挙後、住民主導で一体感の育成に努めたい」
 だれもが必要性を認める新市の一体感。これが課題になるところに、合併自治体の抱えるやっかいな悩みがある。「世代が一回りしないと、地域色は解消できない」との冷めた声のなか、新市の行政、市民の知恵に注目が集まる。(毎日新聞)
[4月15日20時41分更新]

293無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/21(水) 23:21
http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20040421&amp;COL=5
武雄市議会委、「湯陶里市」に異論続出 04月21日

 合併協議を進める武雄市、杵島郡山内町、藤津郡嬉野町、塩田町の県西部一市三町の新市名「湯陶里(ゆとり)市」をめぐって、二十日の武雄市議会合併特別委員会で異論が相次ぎ、市長に再考を申し入れることを決めた。

 法定協議会会長の古庄健介市長は席上、再協議について「法定協の定款では覆す方法はないが、委員の大多数が再考となれば変更の可能性もある」と含みを残した。

 委員会には議員全員が出席。十三日の法定協で決定した新市名について議員が「不満の電話が頻繁にかかってくる」「市政報告会を開いたが、賛成は一人もなかった」と市民の抵抗感の強さを指摘。「『武雄市』が通らないなら合併するべきではない」「六月議会で離脱を決めてはどうか」との主張も目立ち、「ルールで決まった以上賛成」は一人だけだった。
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集団心理か何かですかね。

294とはずがたり:2004/04/22(木) 01:40
古くからの温泉地嬉野に対して新興の温泉地武雄が求心力を発揮し得ないと云う面が強いようですなぁ。
嬉野武雄市では山内・塩田両町が納得できないのかな?

ちょっと考察。

さいたま(大宮&浦和),湯陶里(武雄&嬉野)・伊豆の国(韮山&伊豆長岡&大仁)・四国中央(伊予三島&川之江)→旧名使わず
掛川,菊川,袋井,磐田,御前崎(浜岡が名を捨て実を取った感が強い),下呂,三次,廿日市→中心市の名前を使用

2極の合併は名前が難しいようですなぁ。廿日市もあの辺の包括的な地名は佐伯郡なので佐伯市とかになるかと思っていたがやけに求心力がある。

包括的な地名,遠くに郡名が有れば,阿賀野市・安芸高田市・山県市・郡上市・本巣市・養父市と楽ですが,郡名が旧町名として使われるとそれを避けようとして反発を喰う例も結構有るようです:高島市(西近江市?)・海津市?(ひらなみ市)・いなべ市
いなべは漢字で員弁市で良かったのではないか?本巣・養父はそれぞれ町名であったがちゃんと気にせず使ってますね。

295荷主研究者:2004/05/01(土) 03:59

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004041620584
新津の新潟合併も来年3月

 新潟圏域12市町村との合併協議から一時離脱した新津市と、新潟市による法定合併協議会の初会合が16日、新潟市で開かれ、合併期日は12市町村と同じ2005年3月21日と決まった。これにより、13市町村による人口約78万人の新市誕生がほぼ確定した。
 法定協会長の篠田昭新潟市長は「日本海側初の政令市をつくるため大同団結したい」とあいさつ。初会合では合併期日のほか、新津市の新潟市への編入合併、事務事業の調整方針などをいずれも原案通り承認した。次回会合は5月13日、合併後のまちづくりビジョンを審議する

[新潟日報 04月16日(金)]
( 2004-04-16-20:11 )

296とはずがたり:2004/05/03(月) 03:16
<中国・四国>
合併先進県のイメージの香川県ですが,県西部の方はまた一部で枠組みに変動がありそうです。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200405/20040501000131.htm
高瀬町、合併協離脱へ−三豊北部4町
2004年5月1日 09:52

 高瀬町議会の合併問題調査研究特別委員会(秋山八美委員長)は三十日、町側が二十八日に提案していた三豊北部四町(高瀬、三野、詫間、仁尾)による合併協議会からの離脱案について協議。反対議員が退席する中、賛成多数で可決した。町の示した▽三町(豊中、山本、財田)を含む七町合併に消極的な詫間、三野両町との同一歩調は不可能▽住民投票の実施をめぐる三野町の態度が不明りょう―などの提案理由に対し、「現状では北部四町の合併実現は厳しく、離脱はやむなし」と判断した

 この決定を受け、高瀬町は同合併協の次回会合までに離脱を正式に通告する予定。今後は、豊中、山本、財田町でつくる三豊中央合併研究会への合流も視野に、新たな枠組みを模索する。高瀬町の離脱に伴い、「北部四町枠」は事実上解消。今後は残る三野、詫間、仁尾町の動向が注目を集めそうだ。

 全議員十六人で構成する同特別委には、前川和昭町長らも出席。協議では、離脱案の可否よりもタイミングをめぐって意見が分かれ、決議を求める委員は「合併特例法の期限切れが迫っており、時間はもうない。早急に結論を出すべきだ」などと主張。反対委員は「非常に重要な問題。アンケートなどで住民の意見を聞いてからでも遅くはない」として、決議の延期を求めた。

 両者の意見が平行線をたどったことから、委員長判断で離脱案を採決。その結果、反対委員七人は退席、残る八人が賛成し離脱案を可決した。

 委員会終了後、記者会見した前川町長は「現状では、四町協議の続行は不可能。町の将来を考えて離脱を提案した」と説明。その上で、「合併は避けられない問題。住民に説明した上で、次のステップに移りたい」と述べた。

 一方、採決に反対し退席した香川努議長は、四町協議の問題点を認めながらも、「重要な問題であり、住民の意見を聞いた上で決めるべき。これまで四町で協議を積み重ねてきただけに残念」と町の姿勢を批判した。

残る3町に驚きと困惑
 二〇〇五年三月末の合併を目指し、高瀬、三野、詫間、仁尾町で調整されてきた「三豊北部四町」の枠組みが三十日、高瀬町の離脱表明で白紙に戻った。二十二日の会合で新市の議員定数が決まるなど協議は順調と思われていただけに、詫間、仁尾、三野町の関係者に驚きと困惑が広がった。

 北部四町合併協の会長を務める山地宏仁尾町長は、「非常に残念だが仕方がない。状況を十分把握した上で対応したい」と言及。議会側も早急に対応を話し合う構えだ。

 詫間町でも関係職員らが慌ただしく対応に追われた。横山忠始町長は「突然の事態で驚いている。今後は住民と議会の意向を集約した上で考える」とし、連休明けにも合併特別委で協議する。

 一方、三野町の倉田定宣町長は、「住民の意向に沿って決めたことを今後も進めるだけ」との姿勢を強調した。

297とはずがたり:2004/05/06(木) 11:09
<東北・北海道>青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6303
飛び地合併構想続々/津軽北部3地域

 津軽北部で飛び地のままの合併が成立しそうな地域が3地域にのぼっている。財政事情などから自治体間の対立が解けない中、今年度末までに合併しなければ合併特例債を活用できないため、合意できる自治体だけで法定合併協議会の設置を検討しているからだ。三厩村では「住民にメリットはない」として村長のリコール運動も始まった。

 飛び地合併を計画しているのは、「三厩村、平舘村、蟹田町」「五所川原市、金木町、市浦村」「中里町、小泊村」の3地域。

 「飛び地合併では、広域消防や交通機関など経費負担が多い。村長が一方的に合併構想を進めている」

 4月30日朝、「住民投票を実現する会」の安保一郎会長が三厩村役場を訪れ、浜谷寿一村長に対する解職請求書を提出した。有権者の3分の1以上の署名を集めれば、解職の是非を問う住民投票が行われる。

 解職請求運動にまで至った理由は「住民不在の合併構想」(安保会長)。村は合併に関する住民説明会を昨年12月から開いてきたが、提案した合併の枠組みは初めから、今別町を飛ばして蟹田町、平舘村との飛び地合併だった。

 飛び地のままでも合併を進めようとする村には、今年度にも財政再建団体に転落しかねない危機的な財政事情がある。当初、村は今別町との合併も模索していたが、「蟹田町は役場を新築して借金まみれ。財政状況が悪い町と合併するメリットはない」と今別町が強く主張。地域一体の合併は困難になっていた。

 浜谷村長は朝日新聞の取材に「財政事情を考えると、合併しないという選択肢はない」と強調。年度末までに合併して、合併特例債の活用で財政状況を改善させたいという。飛び地合併については「今別町が離脱しただけだ」としており、「合意を得られた町村との話し合いが先決」と話している。
(5/5)

298香川県民:2004/05/06(木) 19:53
>>296
実は地元です。
来週から合併問題緊急住民説明会がありますので居って報告します。

299とはずがたり:2004/05/07(金) 02:35
>>298
おお,西の方とは仰ってましたがこの辺ですか!
また報告お待ちしております。

300香川県民:2004/05/15(土) 22:52
参加してまいりました。
まず町長さん、議員さんから合わせて30分ほど挨拶がありまして、その後質疑応答に移ったのですが
地区のお年寄りから「議長が町議会の合併特別委員会で町長が提案した北部4町からの離脱に反対だから退席するとは何事だ、議長としての職務を放棄している、他に退席した6名の議員も同じだ」
という旨の意見が相次いで、議長が釈明に終われておりました。
その後、今後の展開について説明があり、恐らく6月くらいに北部4町合併協議会は解散して高瀬と仁尾は中央3町へ合流する模様です。

また三野は8月に住民投票を行って今後の対応を決定し、詫間も三野と共同歩調を取ると思われるので7町合併の可能性もまだ残っているようです。

いずれにせよしばらくは混乱するでしょうねぇ・・・。

301香川県民:2004/05/16(日) 14:42
>>300
申し遅れましたが、中央3町に合流した場合でも議員在任特例は適用しないようです。


[矢祭町の素顔]/1 町自立推進グループ発足 行革案は当初白紙 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000002-mai-l07

 ◇危機感…職員、町長に直訴
 「本当は町長に行革なんてやるつもりはなかったんですよ」。矢祭町の高信由美子・自立推進グループ長(53)はあっけらかんと笑う。「合併しない宣言」をした01年秋以降、全国の自治体から来た視察団に行革案の質問攻めにあった。自立には行財政改革が常識だ。「現状維持で大丈夫」と安心していた根本良一町長は、矢のような質問を浴びて退席してしまう。受け入れ窓口の議会事務局職員だった高信さんは当時、同席しており、後に残って「ハチの巣を突ついたような騒ぎ」を収束させなければならなかった。
 外からの指摘を受けて、町が重い腰を上げたのは昨年春。しかし課長会議では、課を一つ減らすだけの行革案しか出て来なかった。課長会議を終えて帰宅した夫の栄一さん(当時、保健福祉課長)にそう聞かされると、その日の夜に町長宅まで押しかけ「こんなことでは乗り切れない」と直訴した。一番危機感を抱いていたのは、視察団の矢面に立たされていた高信さんだった。根負けした町長から「思いの丈を語ってくれ」と指示が出て、4人だけのプロジェクトチームがスタートした。当時は管理職でなかった高信さんもメンバーになった。
 行革の焦点は、役場内の縄張り意識やポストの維持を打破し、多すぎる嘱託職員の処遇をどうするかだった。「課長になって最後を飾りたい職員が多い。嘱託職員の首は切れない」。9人に拡大したチームでそう主張する課長たちに対し、高信さんは、互いに仕事を細かく分け合っていた小刻みな課・係制度の弊害を主張し、嘱託職員の仕事を職員の努力で減らせることを訴えた。「バカ呼ばわりされた」と会議を投げ出す課長も出るなど難航。理想と現実のはざまにあった矢祭町の「生みの苦しみ」だった。

302とはずがたり:2004/05/18(火) 02:05
<関東・東京> 千葉県

千葉・四街道市でも住民投票で「合併反対」多数
http://www.asahi.com/politics/update/0516/010.html

 千葉県四街道市で16日、千葉市への編入合併の是非を問う住民投票があった。合併反対が2万3955票、賛成が1万9843票で、反対が多数を占めた。投票率は65.22%だった。高橋操・四街道市長は「賛成が過半数に達すれば合併議案を提出する」との態度を表明していた。

 賛成派は「財政基盤の安定化」などを主張、反対派は02年度末で6000億円近くに達している千葉市の市債残高などを問題視していた。2月の市議選では、賛成派と反対派が定数24を半数ずつ分け合った。議長ポストを譲り合って決着がつかず、3月議会が流会するなど、市を二分する問題になっていた。

 住民投票の告示前に長野県の田中康夫知事が反対派集会で講演し、千葉県の堂本暁子知事が不快感を示してもいた。 (05/16 23:39)

http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=4143
合併是非、運動に熱 四街道市住民投票

千葉市への編入合併の是非を問う四街道市の住民投票が16日に投開票される。高橋操市長は住民投票で賛成が過半数を占めなければ、合併議案を議会に提出しない考えを示している中、「賛成」「反対」12人ずつに二分された市議を中心に支持を広げる運動が続く。市選管によると、10日から市役所ロビーで行われている「期日前投票」の出足は、2月の市議選に比べて「3割ほど多い」という。

 「賛成」「反対」両派とも、市議がJR四街道駅などで街頭演説をしたり、ビラを配ったりしている。支持者や知人らに賛同を求め、投票を呼び掛ける電話もかけている。投票日に向けて戸別訪問も展開しているという。

 このほか、反対派は告示前の今月5日、1300人規模の集会を開き、招かれた田中康夫・長野県知事が「総務省の進めている合併はすべきでない」などとする講演をした。一方、賛成派では、市民グループが「住民投票の結果、1票でも多い方の結論を尊重してほしい」とする署名を集め、市長と市議会に提出する準備をしている。

 市町村合併に関する県内の住民投票は、02年12月に御宿町で、03年2月には四街道市でそれぞれ法定合併協議会設置の賛否が問われたのに次ぐ。合併への賛否そのものを問うのは今回が初めてで、7月には白井市でも予定されている。

 四街道市では、合併を主な争点とした投票は、法定合併協の設置の住民投票(投票率55・34%)、2月の市議選(同60・59%)に次いで3度目。法定協設置の住民投票では有効票の賛否の割合は55・5%対44・5%、市議選は24議席を12議席ずつ分け合っている。

(5/14)

303とはずがたり:2004/05/18(火) 02:06
<中国・四国>

四万十市発足に反対多数 高知・佐賀町住民投票
http://www.asahi.com/politics/update/0516/007.html

 高知県佐賀町で16日、中村市と大方町、西土佐村との合併の是非を問う住民投票があり、開票の結果、反対が1272票で、賛成の1253票を上回った。当日有権者数は3485人、投票率は73.6%だった。この4市町村はすでに法定合併協議会を設け、05年3月の「四万十市」発足を目指しているが、この枠組みでの合併は再検討を迫られることになる。

 住民投票は佐賀町の住民の一部が「賛否を住民に問うべきだ」として地方自治法に基づき住民投票条例の制定を直接請求し、実施された。

(05/16 22:31)

304とはずがたり:2004/05/18(火) 02:06
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=3346
香南・芸西合併協解散へ

  香南・芸西地域の6町村(赤岡、香我美、野市、夜須の各町、吉川、芸西の両村)でつくる合併協議会が14日、吉川村で開かれ、同協議会の解散を確認した。野市町と芸西村が住民の意思を受けて協議会から離脱することを正式表明したためで、すでに「香南市」の新市名も決まっていた同地域の合併協議は、合併特例法期限まで10カ月余りで振り出しに戻ることとなった。

  協議会では、野市町の仙頭義寛町長が住民アンケートで合併に否定的な意見が約6割を占めたことを受けて離脱を表明。「町民への合併の説明は十分に尽くしてきたつもり。アンケートの結果を踏まえての判断」と話した。住民アンケートで7割超が合併に否定的な意見を示し、すでに前回の合併協で離脱の意向を示していた芸西村の山崎恒夫村長も「アンケート結果を尊重することを、議員協議会で全会一致の同意を得ている」と正式に合併協から離脱する考えを明らかにした。

  ほかの町村も「離脱は残念だが、住民の意思は大切」などとして野市町と芸西村の意向を支持した。6町村すべての議会で合併協の解散に関する議案が可決された後、6月30日に解散する。

  香南・芸西地域では今後、残る4町村による新たな枠組みで合併を目指すかどうかが焦点となる。この点について、夜須町の清藤真司町長は「新たな枠組みでの合併協議という選択肢は当然あるが、今は白紙状態」と話した。
(5/15)

305とはずがたり:2004/05/24(月) 21:23

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040524k0000m010131000c.html
住民投票:愛知・田原市への編入合併、渥美町で賛成上回る

 愛知県渥美町で23日、田原市への編入合併の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、合併賛成が反対を大幅に上回った。この結果を受け、原功一町長は24日、白井孝市・田原市長に合併の申し入れを行う。

 投票は、永住外国人を含む20歳以上の町民が対象。当日有権者数は1万7682人(男8502人、女9180人)。投票率は75.04%だった。

 当初、渥美、旧田原、旧赤羽根の3町が対等合併を目指したが、新市の名称などで合意が得られず02年10月に頓挫。その後、田原が赤羽根を編入して03年8月、田原市が誕生した経緯がある。03年7月に初当選した原町長は、財政難などを理由に田原市への合併を推進してきた。

 大勢判明後、記者会見した原町長は「町民に心から感謝したい。町の現状をありのままに話し、合併の必要性を訴えた結果だと思う」と述べた。白井市長は「住民や議会とも相談のうえ対応したい」とコメントした。

◇渥美町住民投票結果◇
編入合併に賛成11133
編入合併に反対 1945
(無効票191、持ち帰り0)=選管最終発表
毎日新聞 2004年5月24日 1時03分

306とはずがたり:2004/05/24(月) 21:31
なんで津島町だけはみごにされてるのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000004-mai-l38
三間町と吉田町に合併を呼びかけ−−宇和島市長 /愛媛

 宇和島市が三間、吉田町に津島町を加えた法定合併協議会から離脱を表明した問題で、石橋寛久市長は23日、太宰仁三・三間町長と浅野修一・吉田町長を訪ね、謝罪の上、津島町を除く1市2町での合併を呼びかけた。
 これに対し太宰町長は「共に合併に取り組んで行かないければならない」。浅野町長も「宇和島市を外した合併は考えられない」と一定の理解を示したが、住民や議会側の意向もあり、明言は避けた。
 会談後、石橋市長は「新たな合併の枠組みは1市2町になっていくと思う」と期待した。(毎日新聞)
[5月24日20時43分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000005-mai-l38
[平成の大合併]曽根・津島町長が辞意 4市町合併「公約果たせずけじめ」 /愛媛

 宇和島市が津島町への不信感から、同市と吉田、三間、津島3町とでつくる法定合併協議会からの離脱を表明した問題で、4市町での合併が困難になったとして、津島町の曽根貞義町長は21日、6月上旬にも開く予定の住民説明会で辞職を表明する考えを明らかにした。
 4市町での合併を公約に掲げて昨年11月、無投票で再選された曽根町長は「公約が果たせなかったけじめをつけなければと思っている。町長の職を退くことで責任を取りたい」と述べた。4月26日には4市町の首長と議長による正副会長会の後の会見で「政治生命をかける」などと発言していた。
 再度、町長選への出馬について曽根町長は「考えていない。次の人に1市3町の合併を実現してほしい」と話した。(毎日新聞)
[5月22日20時41分更新]

307とはずがたり:2004/05/24(月) 21:34
けちくせー。
>04年度内に合併するよりも、年度を越えた方が交付税を実質的に1年分多くもらえる
まぁ大した産業もない地域だししょんないか。

http://www.agara.co.jp/DAILY/20040523/20040523_005.html
合併期日 来年5月1日に決まる 特例法改正で 田辺広域5市町村

 合併特例法の改正案が19日の参院本会議で可決、成立したことで、田辺広域5市町村で協議した合併期日が、2005年5月1日に正式に決まった。

 田辺広域合併協議会で確認し、合併協定書案に盛り込まれた合併の期日は「05年2月1日とする。ただし、合併特例法の改正があった場合は、05年5月1日とする」となっていた。今回の改正を受け、「05年5月1日とする」と改め、6月19日に田辺市内で開かれる合併調印式で5市町村長が調印する予定。

 合併して大きな自治体になると交付税額が合併前の総額より低くなるため、合併特例法には、合併年度に続く10年間は合併前の旧自治体の交付税額の総額を交付する「合併算定替」など、財政優遇措置が盛り込まれている。

 5市町村は当初、特例法期限内の05年3月末までに合併することを目指していた。しかし、特例法の改正で、附則第2条2項に「05年3月末までに市町村が議会の議決を経て都道府県知事に合併の申請をし、06年3月末までに合併すれば、現行の特例法の規定を適用する」という内容の経過措置が盛り込まれた。

 これにより、04年度内に合併するよりも、年度を越えた方が交付税を実質的に1年分多くもらえることから、合併の期日を5月1日とした。

308とはずがたり:2004/05/24(月) 21:36
野田村住民投票 反対が過半数に−−普代村との合併は白紙 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000001-mai-l03

 普代村との合併の賛否を問う野田村の住民投票が18日、投開票された。反対が有効投票数の過半数を上回り、任意協議会で話し合いを進めてきた普代村との合併を白紙に戻すことが決まった。当日有権者数は4156人(男2011人、女2145人)で、投票率は78・92%だった。
 住民投票の結果、野田村は久慈広域での合併や単独での村政継続を模索することになる。普代村との合併を推進してきた中川正勝・野田村長は会見し「住民が大きな枠組みを望んだということ。広域合併なのか単独なのか今後の方向性は白紙」と語った。
 久慈広域での合併実現に向けて活動している「野田村の将来を考える女性の会」の葛巻照子代表は「野田村の住民の多くは久慈市に勤めており既に一体化している。村長は久慈との合併を進めてほしい」と話した。
 野田村は今年1月に普代村と任意合併協議会を設置、本庁舎を野田村内に置くことや下閉伊郡に属する普代村を野田村がある九戸郡に編入した形で対等合併することなどが話し合われてきた。
 一方、久慈広域での合併を推進する住民団体は、久慈広域での合併よりも普代村との合併を支持する世帯が多いとした村実施のアンケートの再実施を求める請願を3月議会に提出。中川村長は「民意を反映させるには住民投票がベスト」と判断し、住民投票を実施した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇普代村との法定合併協設置
賛成 1518
反対 1734
 (選管最終発表)(毎日新聞)

309とはずがたり:2004/05/24(月) 21:37

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000001-mai-l05
[69市町村の選択]46票差、賛成が多数−−比内町住民投票 /秋田

 ◇大館、田代との合併
 大館市と田代町の2市町の合併枠組みへの賛否を問う比内町の住民投票は23日投票され、即日開票の結果「合併に賛成」が3380票にのぼり、「反対」の3334票をわずかに上回った。当日有権者数は9932人で投票率は68・23%。投票結果を受け町は28日の議会全員協議会で今後の方針を示す予定。佐藤賢一郎町長は投票結果について「この票を尊重して、今後の歩みを進めたい」と話した。
 投票は大館市と田代町との合併について「賛成」か「反対」かの二者択一方式で行われた。開票会場となった町民体育センターには、町の今後の行方を心配する大勢の町民が詰めかけた。「合併賛成」の大勢が判明すると、大きなどよめきが起きた。【村川幸夫、津村豊和】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇自立計画拒否、現実的な選択
 わずか46票差。迷走の末に、町民は「合併」を選んだ。
 昨年11月の町民意向調査では「合併反対」が50・14%と過半数を占めた。町はこれを受け大館などの任意の協議会から離脱。議会も自立支持の決議案を可決した。
 しかし、3月の町長選で「住民投票を実施して町の方向を決める」と公約した佐藤町長が当選。自立方針は事実上白紙に戻った。
 町民は大館、田代2市町の法定協議会が決めた編入合併をあえて受け入れた。意向調査からわずか半年で町民の意見が合併賛成に転じたのは、町が策定した自立財政計画に拒否反応を示したものと見られる。
 国の地方交付税削減など歳入不足を補うため、町は今後の事業見直しほか、手数料や使用料などの値上げを想定。町民サービスの低下も予想される。
 町民は厳しい財政状況を見据え、歴史的なつながりが深い2市町との枠組みに望みを託す現実的な選択をしたと見られる。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票結果
合併に賛成 3380票
   反対 3334票
 (無効60票)(毎日新聞)

310とはずがたり:2004/05/24(月) 21:38
合併賛成がわずか46票上回る/比内町の住民投票
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040523m

 大館市と田代町との合併の賛否を問う比内町の住民投票が23日行われ、町民体育センターで即日開票された結果、合併に賛成3380票、反対3334票となり、わずか46票の小差で合併賛成が上回った。同町の佐藤賢一郎町長は賛成多数の結果に「この票を尊重し、今後の歩みを一歩一歩進めたい」と述べ、町として合併の方向で臨むことを表明した。同町議会は28日に全員協議会を開き最終的な態度を決定する。
 
 投票は「大館市、田代町との合併」に「賛成」または「反対」の二者択一方式で、18歳以上の町民を対象に行われた。得票率は賛成50・34%、反対49・66%だった。
 投票率は関心の高さの割には伸びず、68・23%にとどまった。

 この結果を受け、町公民館で会見した佐藤町長は、小差ながら合併賛成となったことに安堵(あんど)の表情を見せながら「賛成が半数を上回ったという結果を尊重したい。合併の方向で協議を進めることができるようになったと思う」と述べた。

 同町は昨年11月に合併に関する町民アンケートを実施。「反対」が50・14%だったことから、当時の大沢清治町長は「自立」を選択し、翌月、4市町で設立(昨年7月)していた任意合併協議会から小坂町とともに離脱した。住民投票は今年3月に行われた町長選で初当選した佐藤町長の公約の1つだった。

 大館市・田代町合併協議会(法定協)はこれまで4回の会合を開き、既に合併方式を「大館市への編入」とすることなどで合意している。28日の比内町議会全員協で合併方針が決まった場合、町は同合併協にあらためて参加することになる。

 同合併協会長の小畑元・大館市長は住民投票の結果に対し「大館市と比内町、田代町は行政圏も生活圏も一体化しており、合併によって地域全体の繁栄を目指すことができればと考えていたことから、比内町民の判断を真摯(しんし)に受け止めたい。最終的な判断は町議会と相談してからであり、正式な決定を待ちたい」とのコメントを発表した。

 また、吉田光明・田代町長も「住民投票という厳しい形で町民の意思を問うたものであり、その結論には大きなものがある。以前から一緒にやれればという思いがあり、比内町民の選択に敬意を表したい」と述べた。
 
 ≪比内町住民投票結果≫
合併に賛成    3,380
合併に反対    3,334
▽有権者数 9,932(男 4,631、女 5,301)
▽投票者数 6,777
▽有効 6,714
▽無効 60
▽持ち帰り 3
▽不受理 0
▽投票率 68.23%(男 68.02%、女 68.42%)

311とはずがたり:2004/05/24(月) 21:40
[平成の大合併]「賛成」が上回る−−吉井町住民投票 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000003-mai-l10

 ◇枠組みは「高崎地域」
 市町村合併の方針を問う吉井町の二つの住民投票が23日投開票された。合併の賛否は「賛成」が反対を上回り、枠組みの選択では「高崎地域」が過半数を占めた。斎藤軍雄町長は投票結果の尊重を表明しており、法定協への移行を念頭に同地域との協議を加速させることになる。投票率は賛否を問うものが63・96%、枠組みを問うものが63・95%だった。当日投票資格者は20歳以上の町民と希望する永住外国人で、2万347人(男9942人、女1万405人)だった。
 住民投票は合併の賛否と、ともに任意合併協議会に所属する「高崎地域」か「多野藤岡地域」かの枠組みを問う2種類を同時に実施。賛否についての投票率が50%以上となることが条件だった。
 告示期間中は高崎地域との合併を求める住民団体が、高崎市の財政基盤や知名度などのメリットを訴えた。住民は新設(対等)合併の多野藤岡地域よりも、高崎市への編入による「大都市」への変革を選択したことになる。多野藤岡任意協には近く離脱を申し入れる方針。【花野井誠】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇吉井町・開票結果
 =選管最終発表
賛成     8,850
反対     4,017
高崎地域   6,848
多野藤岡地域 4,567(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000005-mai-l10
[平成の大合併]「賛成」上回る 高崎地域との協議加速へ−−新町 /群馬

 高崎地域との合併賛否を問う新町の住民投票が23日投開票され、賛成が反対を上回った。高橋功町長は投票結果の尊重を表明しており、法定協への移行を念頭に同地域との協議を加速させることになる。投票率は64・74%だった。当日投票資格者は20歳以上の町民と希望する永住外国人で、9931人(男4801人、女5130人)だった。
 新町は高崎地域任意合併協議会に所属している。投票率50%以上が成立条件だったが、これをクリアした。
 賛成派の住民団体は、高崎市との合併による中核市移行などのスケールメリットなどを強調。また、合併で飛び地になるが幹線道路や鉄道によって往来に不便はないとの主張を繰り広げ、支持された格好となった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新町・開票結果
 =選管最終発表
賛成 3,564
反対 2,751(毎日新聞)

312とはずがたり:2004/05/24(月) 21:41
議員定数は合意できず−−上伊那4市町村合併研究会 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000003-mai-l20

 伊那市、高遠町、南箕輪村、長谷村で構成する「上伊那4市町村合併研究会」の第3回会合が23日、伊那市役所であった。法定合併協議会の設置を前にした主な協議は同日で終わる予定だったが、議員定数・任期について合意できず後日、再協議することになった。
 協議は、現市町村議員計84人は新市発足後も最大6カ月間在任▽改選後の定数は30▽現市町村単位で選挙区を設け初回は各定数を2以上にする――との事務局案を基に行われた。現議員が在任することは4市町村とも「住民の理解が得られない」との意見だったが、定数については高遠町が、小規模自治体の意見を反映させるため「より多くするべきだ」と主張。まとまらなかった。
 4市町村は今後、合意内容を基に住民説明会を開催。7月11日には南箕輪村が合併の是非を問う住民投票を、高遠町は住民意向調査を予定している。(毎日新聞)
[5月24日19時41分更新]

313とはずがたり:2004/05/24(月) 21:44
名前だよなぁ。名前を「知多市」,市役所を太田川,市の中心駅を大府,という事で手を打てないか?

リレー講演会開催 東海市長「中核都市見据える」−−3市1町任意合併協 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000006-mai-l23

 東海、知多、大府市と東浦町でつくる任意合併協議会はこのほど、東海市横須賀町の市立文化センターで第1回「まちづくりと合併を考えるリレー講演会」を開いた。
 3市は地方交付税の不交付団体で、東浦町の財政も健全なことから、合併特例法の期限(05年3月末)にこだわらずに合併問題を研究しようと任意の協議会を設置している。講演会には住民ら約380人が出席。鈴木淳雄・東海市長が「将来の中核都市を見据えて合併について学び、考え、理解を深めたい」とあいさつした。
 第1回のテーマは「これからの知多北部のまちづくりと広域行政のあり方」。日本福祉大知多半島総合研究所の堀内守所長が「合併のシンボルは新しいライフスタイルの創造。合併によって3世代交流がうまくいけば、知多半島の底力がでてくる」と話した。星城大経営学部の南川忠嗣学部長も「まちづくりの原点は商業の活性化。専門家や住民、行政のほか、よその人を入れることで大切なことがわかってくる。地域ネットワークの結び付きにより議論の場を設けていくことが必要」と助言した。
 第2回は6月5日、大府市役所。テーマは「今なぜ市町村合併を考えるのか」▽第3回は6月13日、東浦町のあいち健康プラザ。テーマは「分権時代の自治体改革」▽第4回は6月26日、知多市緑町の勤労文化会館。テーマは「都市内分権と住民自治」。(毎日新聞)
[5月22日19時56分更新]

314とはずがたり:2004/05/24(月) 21:45
もう糞オヤジ土屋は居ないのだよ。

新市名を「彩野」に 豊かな自然イメージ−−蓮田・白岡町・菖蒲町の法定協 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000005-mai-l11

 蓮田市、白岡町、菖蒲町の法定合併協議会は21日、第14回会議を開き、新市名を「彩野(あやの)市」とすることを決めた。県の愛称「彩の国」にちなみ、その平野部にある地元の豊かな自然もイメージしたという。
 名称は公募案の中から住民でつくる「まちづくり会議」が選んだ5案を協議し、合併協委員が「彩野」「南彩」「南埼玉」に絞り込んだ後、最終的に投票で決めた。「彩野」は公募では10票の応募数で45位と下位だった。
 引用した「彩の国」は県がイメージアップのために92年に採用し、使用を奨励してきた。昨年の県の電話調査では86%の県民が知っていると答え、「広く浸透してきている」(県民生活課)という。
 また同合併協では、意見が割れている市庁舎の位置について、中山登司男・菖蒲町長が蓮田市根金の蓮田白岡環境センター事務棟に暫定的に置く新たな案を提示し、検討することになった。(毎日新聞)
[5月22日19時11分更新]

315とはずがたり:2004/05/24(月) 21:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000006-mai-l11
人口約9万人に議員92人 13カ月間、在任特例で承認−−比企合併協 /埼玉

 比企地域3町3村の合併協議会は20日、新市の議員定数について、在任特例を適用し、合併(05年4月1日予定)から06年4月末までの13カ月間、6町村議会の総定数94(現在は2人欠員の92人)とすることを決めた。新市は人口約8万8000人で、同規模の東松山市(約9万1000人)議会定数(25)の4倍近くに達する。「新市移行を責任を持って見届けたい」というのが主な理由で、在任特例後は法定数の30に減らす。報酬については、特例期間は各議会の現在の額を継続、その後は、同規模の他市を参考に決定する。
 また、小川町役場を本庁舎とする案に、嵐山、滑川両町委員が反発していたが、「将来、新庁舎の建設を検討する場合、既存施設の活用を優先する」との付帯意見を加えることで了承された。
 一方、吉田昇・滑川町長は毎日新聞などに対し、夏の参院選に合わせて実施する住民投票について、(1)合併しない(2)3町3村で合併する(3)比企地域全体の8市町村で合併する――の三つを選択肢とする考えを示した。投票率に関係なく結果を尊重するとしており、(1)(3)が最多の場合、3町3村の合併協を離脱する意向を示した。(毎日新聞)
[5月21日19時12分更新]

316とはずがたり:2004/05/24(月) 21:52
なんで階上は単独でやっていけるんだ?

八戸地域合併協、解散で意見集約
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0521/nto0521_8.asp

 階上町が八戸地域合併協議会(法定協議会)からの離脱を決めたことを受け、残る七市町村の首長は二十一日、八戸市のウェルサンピア八戸で対応を協議、合併協議会を解散することで意見集約した。今後、合併協議会で了承し、各市町村議会の議決を経て正式に決まる。八戸地域は、新たな合併協議を模索することになるが、枠組みについてはさまざまな意見があり、再構築にあたっては曲折も予想される。

 階上町の離脱決定後、首長会議は今回が三回目。非公開で約二十分間行われた。

 終了後、報道陣の質問に答えた同協議会会長の中村寿文八戸市長ら出席者の話を総合すると、会議では田子町、名川町、福地村、南郷村、新郷村が解散の方針を示した。南部町は「大勢に従う」との意見だったことから、最終的には全会一致で解散を決めた。

 中村市長は、今後の枠組みについて「議会の考えも聞くが、私としては今の七つのままでいきたい」と強調した。新たな合併協議の開始時期は明言しなかったが、合併期日については「二〇〇五年三月がぎりぎりだ」として、年度内を目標とする考えを述べた。

 合併協議会は六月上旬に開く方向で調整する。その上で、階上町を含む八市町村議会の六月定例会で「協議会解散」の議案を審議する。

 同協議会は〇三年四月、八戸、階上、田子、南部、名川、福地、南郷、新郷の八市町村で発足。〇五年一月の新市発足に向け事務調整を進めてきたが、今年四月十三日に階上町が同協議会からの離脱を決定した。

 これを受け八戸市は、原点に立ち返って検討すべき事項がある−と解散を主張。当初はほとんどの町村が「存続」の方針だったが、八戸市の意向を受け、次第に「解散やむなし」に姿勢を変化させていた。

八戸地域協、「解散」が大勢に
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0521/nto0521_5.asp

 八戸地域合併協議会は、階上町の離脱に伴い、いったん解散すべきか、存続すべきかが焦点となっているが、新郷村議会は二十日、議員全員協議会を開き、「協議会の解散はやむを得ない」との意見をまとめた。これにより、解散の方針を打ち出したのは関係七市町村のうち五市町村と大勢を占める状況となった。残る二町の対応が明確になっていないため、二十一日に開く七市町村長会議で結論が出るかどうかは流動的だが、解散への流れが強まってきた。

 新郷村の全員協議会は非公開で行われた。横田幸穂議長、細川潤八郎村長によると、七市町村の枠組みで合併を目指す方針は変わらないが、八戸市が解散の方針を変えない以上、解散の方向で同調せざるを得ないとの結論になったという。細川村長は「これまでの枠組みで再スタートすることを願う」と強調した。

 階上町離脱後の合併協議会について、八戸市は四月二十八日の市町村長会議で解散の方針を提示した。これを受け、各町村は議員全員協議会を開くなど対応を協議してきた。南郷村が早い段階で解散を決定したほか、今月十九日には協議会存続の立場だった名川町と福地村が「解散でやむを得ない」との方針に転換した。

 田子町と南部町は十七日に開いた前回の市町村長会議で存続の意向を示したが、その後は全員協議会などを開いていない。

317とはずがたり:2004/05/24(月) 21:54
ホントに実現するのかねぇ。なんか信じられんが新潟も目指しているのだからねぇ。

浜松など12市町村の合併期日、来年7月1日−−合併協で決定 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000006-mai-l22

 浜松市など12市町村で作る「天竜川・浜名湖地域合併協議会」の第8回会合が19日、浜松市内のホテルで開かれ、合併期日を来年7月1日にすることが決まった。浜北市の委員らから「合併への住民の意見をさらに聞きたい」などの意見が出され、正副会長の協議で当初目指していた来年4月の合併を3カ月遅らせることになった。
 この日は、事務局が「市町村間の電算システムの統合作業に1カ月程度の遅れが出ている」などとして「5月1日」「7月1日」の2案を提案した。これに対して委員からは「07年4月1日に政令市に移行するには合併から2年間が必要だ」「合併を延期すると議員や特別職の報酬がかさむ」などの意見が出て、「4月1日」を推す声が多かった。結局、各市町村の事情を尊重するとして「7月1日」案が採用され、全委員が承認した。
 会長の北脇保之・浜松市長は「すでに政令市後の区割りを協議するなど先取りしている部分もあり、合併から政令市移行まで1年9カ月でも可能」と語った。
 新市の議員定数については継続協議となった。(毎日新聞)
[5月20日19時51分更新]

318とはずがたり:2004/05/24(月) 21:55
鹿島は弱小,肥前の鹿島市の文句如きで鹿嶋市にしたんだよなぁ。

伊達郡の合併問題 人気高まり「伊達市」浮上−−7町合併法定協 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000001-mai-l07

 ◇愛着強く、法定協も検討始める
 伊達郡の合併問題で、新市名の行方が注目されている。法定の伊達7町合併協議会は住民アンケートをもとに「だて市」など5候補に絞り込んだが、北海道に存在する市名と同一になるため使用できないとしていた「伊達市」の人気が高く、事実上6番目の候補に浮上した。今後の展開次第では「伊達市」実現の可能性も高く、歴史と愛着のある地域名にこだわる住民の期待が高まっている。【上田泰嗣】
 ◇既存市名除外の自治省通達あるが…総務省「強制ではない」
 絞り込まれた名称は他に▽あぶくま▽桃花▽新伊達▽伊達みらい。アンケートは3〜4月に行い、約6500件の応募があった。トップは平仮名の「だて」(823票)で、2位の「あぶくま」(418票)の倍に上るなど他を大きく引き離した。
 ただ、検討の対象外でありながら漢字の「伊達市」は117票を得た。20票以上を獲得した33の市名案のうち、3分の1の11に何らかの形で「伊達」か「だて」の文字が入るなど、住民の「伊達」への強い愛着ぶりがうかがえる結果となり、協議会は6月3日の協議会で絞り込んだ5候補に加えて、「伊達市」の検討も始めることにした。
 協議会が当初「伊達市」を除外したのは、「新市の名称は既存のものと同じにならないように」との70年の自治省(当時)通達があったため。しかし、総務省合併推進課は「強制するものではない。既存の市から異議が出ず、地理的に離れていれば総務省も異議を出すつもりはない」と話す。
 北海道の伊達市は、戊辰戦争に敗れて北海道に移住した亘理伊達藩(現宮城県亘理町)の藩士が開いたもの。その伊達藩も起源は伊達郡で、いわばこちらが本家筋にあたる。しかも同市の名称は来年度にも合併で消滅する可能性があり、伊達郡が「伊達市」となるのに支障はなくなる。
 合併協は桑折、伊達、国見、梁川、保原、霊山、月舘の7町で構成。来年3月の合併申請を目指している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆新市名称の住民アンケート結果◆
だて市    823票
あぶくま市  418票
阿武隈市   174票
伊達市    117票
北福島市    98票
東福島市    94票
桃花市     86票
桃里市     85票
新伊達市    74票
県北市     66票
伊達みらい市  66票
 (注)太字は今後検討される6候補(毎日新聞)
[5月20日19時3分更新

319とはずがたり:2004/05/24(月) 21:57
現庁舎を分庁舎として活用/天王・昭和・飯田川合併協
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040520q

 合併新市「潟上(かたがみ)市」の来年3月発足を目指す天王、昭和、飯田川3町による法定合併協議会(会長・石川光男天王町長)の第14回会合が20日、天王町福祉センターで開かれ、3町の現庁舎を分庁舎として活用、市民に分かりやすく利便性の高い組織として編成することなどを決めた。各分庁舎には住民票や各種証明の交付などを行う総合窓口センターを置く。新市建設計画については、継続協議とした。

 新市組織の編成方針では、「市民の声を適切に反映する」「新市建設計画を円滑に遂行できる」などの5点を目標に掲げた。その上で各分庁舎の行政機能として、現天王町庁舎には総務企画部門、選挙管理委員会などを配置。昭和町庁舎には福祉、産業などの各部門や議会、飯田川町庁舎には市民部門と教育委員会を配置するとした。

 17年度から10年間にわたる新市の主要施策や財政計画などを盛り込んだ新市建設計画の協議では、「各事業や財政計画の基になるデータを示してほしい」「行革プログラムの内容や目標数値を明記すべきだ」との意見が出たほか、「詳細なデータにまで踏み込むと、新市予算執行の足かせになりかねない」と懸念する声もあり、継続協議となった。

 次回協議は来月22日午後2時から、飯田川町公民館で。

(2004/05/20 22:09)

320とはずがたり:2004/05/24(月) 21:59
新市名は「宍粟」に 宍粟郡4町 2004/05/20
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0520ke29630.html

 二〇〇五年三月の合併を目指す兵庫県宍粟郡四町(山崎、一宮、波賀、千種)の第九回合併協議会が十九日開かれ、新市の名称に「宍粟市」を選んだ。

 合併協は町長、町会議長、議員、学識者、住民ら二十八委員で構成。最終候補となった五つの名称から、全委員が投票で選んだ。

 一回目で「宍粟」、二回目で「宍粟」を除く四候補から「宍禾(しさわ)」(宍粟以前の古代の地名)を選定。その後は話し合いで決めるとしていたが意見がまとまらず、決選投票で十九票を集めた「宍粟」に決まった。

 新市名は関係四町から、現在の町名を外す条件で公募。千二百八十の名称が寄せられ、新市名称検討小委員会が五候補に絞っていた。

321とはずがたり:2004/05/24(月) 22:00
「東近江市」来年2月誕生 八日市と4町が合併協定調印式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000007-kyt-l25

 八日市市と永源寺、五個荘、湖東、愛東の1市4町の合併協定調印式が20日、同市浜野町の商工会議所で行われた。1市4町は来年2月11日、面積約317平方キロメートル、人口約7万7000人の新市「東近江市」を目指す。調印式には、法定合併協議会長の中村功一・八日市市長ら1市4町の各首長と法定協委員ら約150人が出席。各首長が合併協定書に署名し、中村会長が「新しい東近江市がスムーズに船出できるよう準備を進めたい」とあいさつした。来賓の国松善次知事は「東近江市に向けた新たな1ページを心からお祝いしたい」と述べた。
 今後は、各市町の6月定例議会や県議会で合併議案の議決をへて県が総務省に合併を申請する。
 1市4町は2003年6月、法定協を設置。市役所を八日市市役所に置くなど今年3月までに全体協議(43項目)を終えていた。
 滋賀県内での合併協定調印は、「野洲市」(野洲町、中主町)、「湖南市」(石部町、甲西町)、「甲賀市」(水口町など5町)に続き4番目。(京都新聞)
[5月20日18時33分更新]

322とはずがたり:2004/06/01(火) 20:37
<近畿>京都府

木津町内に市役所於いて名前も木津市でええから合併しようやー。

「相楽郡の7町村が合併を」 学識経験者が提言まとめる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000037-kyt-l26

 京都府内の市町村の求めに応じ、助言を行う学識経験者による組織「京都府市町村行政改革支援委員会」は1日、相楽郡の笠置、和束、南山城3町村の今後の在り方について、「相楽郡(7町村)の広域合併が最も望ましい」とした上で、府に仲介役としての「一定の役割を期待する」との内容を盛り込んだ提言をまとめた。
 同委員会は3月5日に笠置、和束両町、同30日に南山城村からの要請を受け、検討を始めた。
 提言では、3町村が将来、直面する高齢化や人口減少に「単独で解決する方策を直ちに提示することは難しい」とし、スケールメリットを生かすためには「合併という選択肢を検討する必要がある」と判断。合併の枠組みについては、地理的要因や交通網、生活圏の現状などを踏まえ、「木津町を中心とした相楽郡の広域合併が最も望ましい」と結論づけた。
 ただ、相楽郡7町村の任意合併協議会が2003年2月に解散した経緯があるため、今後の合意形成に向けては「府にも一定の役割が期待される」と求めた。
 府は「提言は、客観的立場で目指すべき方向性を示した。今後は七町村の考え方を聞いていきたい」としている。
 同委員会は、知事と市長会会長、町村会長で組織する府市町村行政改革支援会議に設置され、市町村の要請に応じ、合併などの助言を行う。5月8日には、宮津市と与謝郡4町の法定合併協議会に対し、「1市4町の枠組みが望ましい」とする助言をしている。(京都新聞)
[6月1日20時30分更新]

323とはずがたり:2004/06/01(火) 20:47
<関東・東京> 千葉県

●館山+安房8町村→破綻
※新市名は「南房総市(みなみぼうそうし)」を提案へ
※新市名案に館山市と富浦町は慎重,2市町は「館山市(たてやまし)」を要望
※新市役所に,現・館山市役所(新庁舎設置までの間)
※館山市議会が合併協議からの脱退決議案を可決(2/25)
●安房8町村→和田村加わらず
※和田町長は8町村での合併に前向き,和田町議会は鴨川市との合併に前向き
●和田村+鴨川市(鴨川市+天津小湊町)
※鴨川市は天津小湊町との合併前(2005/2/11合併予定)の和田町との合併協議に慎重

※はhttp://www.glin.org/prefect/upd/chiba.htmlより。

安房8町村、合併検討会が発足 会長に遠藤・富浦町長 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000006-mai-l12

 富浦町など「安房8町村」の初めての合併検討会が31日、発足した。この日、富浦町役場で開かれた初会合で、会長に遠藤一郎・富浦町長が選出された。事務局を同町役場に設置する。各町村から派遣される職員計15人と県派遣の職員1人を含む16人が、1日から実務を始める。
 遠藤会長は冒頭「館山市を含む安房9市町村の合併が破たんしたような失敗は許されない。8町村の合併は住民が注目しており、実現するよう協力をお願いしたい」と述べた。
 ただし、検討会の「安房8町村」には、鴨川市との合併を模索している和田町は加わっておらず、この日も出席していない。
 遠藤会長は会合後の記者会見で「和田町が加わっていないのに、名称を安房8町村合併検討会としたのは、和田町も加わってほしいとの強い決意からだ。和田町の住民投票の結果を見守る必要があるが、7町村は和田町の検討会への参加を望んでいる」と語った。【桜井憲司】(毎日新聞)
[6月1日19時11分更新]

324とはずがたり:2004/06/01(火) 20:51
[平成の大合併]新「大洲市」へ、合併協定書に調印−−4市町村長 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000004-mai-l38

 ◇来年1月発足
 大洲市と喜多郡(長浜町、肱川町、河辺村)の4市町村の合併協定調印式が31日、大洲市東大洲のリジェール大洲で開かれた。関係者約110人が出席し、4市町村の首長が22項目からなる合併協定書に調印した。4市町村は6月の定例市町村議会でそれぞれ合併を議決する。
 4市町村は、来年1月11日に対等合併し、新市名称は「大洲市」となる。現在の大洲市役所を本庁とし、町村役場を支所とする。新市の人口は約5万2800人。
 議員定数や任期の取り扱いは、合併特例法の在任特例を適用し、4市町村議がそのまま来年10月31日まで新市議となる。
 大洲喜多合併協議会長の桝田與一・大洲市長は「調印式を新たな出発点として、市民一人一人の未来が輝く『きらめき創造、大洲市』を目指し、豊かな自然や歴史を生かした魅力的なまちづくりに取り組みたい」と述べた。(毎日新聞)
[6月1日20時41分更新]

325とはずがたり:2004/06/01(火) 20:55
折角海津市になったのに庁舎の位置で破談しそうなよかーん。。

[平成合併ぎふ元年]新市名決定も火種−−海津郡合併協、住民意向調査 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000005-mai-l21

 ◇新市名は「海津」に、新庁舎など継続審議に
 海津、南濃、平田3町の海津郡合併協議会が行った郵送形式の住民意向調査が31日、まとまり、迷走していた新市名は「海津」に落ち着いた。同時に行った町・字の名称についても、現行の町・字の前に3町名(海津町、南濃町、平田町)を付けることが決まった。合併の期日変更や新市の事務所の位置については継続審議となった。
 住民意識調査は、3町の新市名称候補選定小委員会が選んだ「ひらなみ市」「海津市」「木曽三川市」など8候補のうち「かいづ市」を除いた7候補の中から一つを選ぶ形式。合併協は郡全体で最多数のものを採用することを決めていた。回答率は郵送形式にしては78・04%と高く、住民の関心の高さを示した。
 午後3時から開かれた合併協で、開票結果が報告され、新市名を「海津市」と決まった。しかし、その後に協議された新庁舎の位置については、南濃町が同町への設置を譲らず、意見がまとまらず継続審議となり、火種を残した格好。(毎日新聞)
[6月1日19時41分更新

326とはずがたり:2004/06/01(火) 21:16
<中国・四国> 山口県
>>49 >>248 >>255
協議会休止のニュースは逃してしまったようだが。。

周防の国の国府所在地で,山陽新幹線が出来るまでは国鉄バスを介して山口への玄関口でもあった防府が最後まで粘ったという感じでしょうか。市役所も旧小郡駅の近くに持っていくとなると小郡町が文字通り駅名・町名という名を捨て実を取るという感じでしょうか?実際米原と違って街も新山口駅を中心に発展しているのかな?



市町村合併やまぐち]県央1市3町合併調査研究会 設立趣意書に合意 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000007-mai-l35

 山口、秋穂、小郡、阿知須1市3町の首長・議長会議が31日、山口市であり、1市3町の合併研究会の設立趣意書に合意した。県央2市4町合併に向けた第1段階と位置づけ、各議会の意向を確認したうえ、6月上旬に発足する。
 研究会は「県央部1市3町合併調査研究会」に決めた。メンバーは首長と議長。趣意書は「合併特例法の期限内に次なる段階合併の道筋をつけることが必要」とし、対等な立場での協議をうたっている。
 発足の日程は改めて協議するが、合志栄一山口市長は「6月の第2週あたりをめどに」と話している。研究会で新市の庁舎位置といった基本4項目などを協議し、法定協に移る予定。
 座長の飯田宏史阿知須町長は「あくまで2市4町を段階的に目指すのが基本」と述べ、合志山口市長は「一歩一歩、着実に進んでいる」と手応えを語った。(毎日新聞)
[6月1日20時34分更新]

山口市
山口市, 防府市, 佐波郡 徳地町,吉敷郡 秋穂町,小郡町,阿知須町
★山口県央部合併協議会(休止中)(法定)
※法定協議会設置(2003/3/1)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位10点:山口,新山口,西京(さいきょう),やまぐち,防府(ほうふ),周防(すおう),きらら,周防山口,山口中央,長州
※新市名候補5点:山口,周防,新山口,西京,吉佐(きっさ)
※新市名最終候補3点:山口,周防,新山口
※新市名は「山口市(やまぐちし)」
※阿知須町が加入(2003/3/8)
※阿武郡阿東町は合併協議への参加を断念,単独町制継続へ
※新市庁舎の設置位置は「新市発足時は現・山口市役所で将来の設置位置は新市で決定」で合意も,「合併後10年を目途に,JR新山口駅周辺が適地」との付帯決議に防府市が難色
※新市庁舎の設置位置を巡り協議が難航
※協議会を休止(4/26)
※他の枠組みでの合併協議も検討へ
※山口市,秋穂町,小郡町は阿知須町との4市町での合併も検討へ
※阿知須町は6市町村での合併協議継続の意向,他の枠組みでの合併に慎重
※防府市は徳地町との合併協議に前向き
http://www.glin.org/prefect/upd/yamaguti.html

327とはずがたり:2004/06/04(金) 12:57
<九州・沖縄>

普通は自分の所の名前が使われないと嫌だと言い張るもんなんだが,自分の所の名前が使われるのを嫌がるケース。
挟間、庄内が勝手に由布院とか名乗りだして手塩に掛けた湯布院ブランド力が低下する可能性も否定できないしねぇ。

合併新市は「由布市」 湯布院町の観光協会は反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000133-kyodo-soci

 大分県湯布院、挟間、庄内の3町の合併協議会が3日、庄内町内であり、来年3月に誕生予定の新市の名称が「由布市」に決まった。この名称については「湯布院町のイメージが拡散する」として同町の観光協会などが使用に反対しており、今後、混乱も予想される。
 新市の名称は昨年11月に全国から公募。合併協は応募のあった約3000件の中から「ぶんご富士」「碩南」「豊後」など5点に絞って協議を進めていた。
 「由布」は応募の中で最多だったが、湯布院町の「由布院温泉観光協会」などが「湯布院の固有の名称。滞在型温泉保養地として、ほかの2町と異なる独自の取り組みで築き上げた地域の特性が損なわれる」として新市名に使用しないよう求めていた。
 同協会は先月31日には「単独で自律できる町づくりを目指す」として合併反対の宣言を採択するなど反発の姿勢を強めている。(共同通信)
[6月3日12時41分更新]

328とはずがたり:2004/06/04(金) 13:12
>>322
うーん,加茂・笠置・和束・南山城で取り敢えず相楽市(庁舎は旧加茂町役場で)を推進したら?

「合併に温度差ある」 木津町長が慎重な姿勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000052-kyt-l26

 京都府木津町の三桝武男町長は3日、府市町村行政改革支援委員会がこのほど「木津町を中心とした相楽郡7町村の広域合併が最も望ましい」と提言したことに対し、「合併に対する考え方に温度差がある」などとして、7町村での合併に慎重な姿勢を表明した。
 記者会見で三桝町長は、2002年に町が行った住民アンケートで、7町村での合併賛成が約13%しかなかったことをあげ、「木津町と相楽郡東部地域には考えに温度差がある。昨年12月までに3回、郡町村会でも勉強会を開いたが、住民を説得できるだけの答えが出なかった」とした。
 また、府市町村行政改革支援委員会が、笠置・和束両町と南山城村の相楽郡東部三町村から要請を受け、これに応えて提言をまとめたことに対して、「地域の実体を踏まえての助言なのか。先に合併ありきでは問題は解決しない」と疑問を投げかけ、今後については「これまでの経過を踏まえて、慎重に考えていきたい」としている。(京都新聞)
[6月3日21時50分更新]

329無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:21
ふるさとは今…04参院選 (1)地域振興
高速道路出来て町寂れ
〜刑務所誘致に望みつなぐ〜
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4109
 西中国山地を南北に貫く浜田自動車道の旭インターから車で数分の旭町今市。人口3千人余りの町の中央の通り約1キロ沿いで洋品店や食料品店などの閉店が続く。浜田道が全線開通した91年、町内には95の商店があったが、02年までに39店が閉店した。全従業者数は4分の3に減った。未整備地域が熱望する高速道路が県内で最も早く開通しても、過疎化は止まらなかった。そして今、迷惑施設として敬遠されてきた刑務所の誘致に地域振興の望みをつないでいる。


◇   ◇   ◇


 50年近く家族を中心に経営されてきた食料品店は5年前、町がひっそりする日曜を休業日に変えた。店主の妻(62)は「高速道ができて、週末にレジャーで町外へ人が出ていく。広島へ行くのに高速を使うようになり、人が通りを通らなくなった」と嘆く。町の人口は、この40年余りで半減した。41%の高齢者比率(00年度)は県内トップ級だ。

 県と町は浜田道の開通から6年後の97、98両年にかけて、旭インター沿いに計22・6ヘクタールの県営旭拠点工業団地を造成した。総事業費36億円。「高速道路へのアクセスの良さ」を売り物にして雇用増加や地域振興をもくろんだ。県内主要工業団地の中で最も安い土地単価を設け、固定資産税も優遇した。町の担当者は毎年、企業誘致に全国の20〜30社を訪ね、韓国や台湾にも出かけた。だが、これまでに開業したのは隣の瑞穂町の建設業者1社だけ。広大な団地には、ひざ丈まで雑草が伸びている。


◇   ◇   ◇


 町民たちはもともと企業誘致に冷めていた。町内で30年間、理容店を営む女性(54)は「ほかの工業団地も企業誘致は進んでないから期待していなかった。(造成費が)もったいないと思った」。今では岩谷義夫町長も失敗を認める。「旭インター近くにつくったこと以外にメリットはなかった。できた時点で広島県内に8カ所の工業団地があった。初めから無理だった」

 企業誘致の不調に加え、浜田道開通の3年後にオープンしたリゾート施設「旭テングストン」を経営していた第三セクターが01年夏、44億円の負債を残して自己破産した。高速道路にかけた夢はことごとく散った。そして、浜田など4市町村との合併を前に、町が地域振興の最後の望みを託したのが、工業団地への刑務所誘致だった。
 
 受刑者の急増で法務省が03年度に新設を決め、旭町を含む全国51自治体が誘致に名乗りを上げた。選ばれたのは山口県美祢市で、今年度も1カ所の新設が予定されており、刑務官やその家族が住むことで地元への経済波及効果が大きいとみられている。


◇   ◇   ◇


 合併すれば町は新市の東端になる。衰退への危機感は他市町村以上に強い。今年4月には岩谷町長が上京し、青木幹雄・自民党参院幹事長ら県選出国会議員に刑務所誘致への協力を求めた。
 
 今年度に入り、仁摩−温泉津、浜田−三隅、三刀屋木次−広島県境で相次いで高速道の本格着工を意味する「くい打ち式」があった。道路公団改革で建設が一時危ぶまれただけに、出席した澄田信義知事や竹下亘衆院議員ら県選出議員らは胸をなで下ろし、「地域経済や広域観光の活性化への大きな効果」「ふるさとの悲願」と口にした。
 
 「インターチェンジがなければ、(この10年間は)どうにもならなかった」と言う岩谷町長は「今やインターチェンジは全国どこにでもある。それだけではだめだ。地域に風穴が開き、過疎化を促進する心配もある。住みやすい環境をそろえないと人口増にはつながらない」と続けた。
 

◇   ◇   ◇


 98年の参院選から6年。3選後の青木氏は小渕・森両内閣の官房長官や自民党参院幹事長に就くなど中央政界で力を伸ばしてきた。その実力は、故竹下登氏が首相になった翌年の88年度から県民1人当たりの公共投資額が��年連続で全国1位、山陰道・仏経山トンネル西工事の事業継続などで裏付けられた。だが、深刻な過疎化、基幹産業である農業の不振が続くなど島根の空洞化が進む。県選出議員が中央で階段を駆け上がる一方で、ふるさとはどう変わったのか。その現場を探る。

330無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:22
ふるさとは今04参院選(2)ふるさと創生
膨らんだ期待かすむ理念
県内「再編」過疎化加速の恐れも
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4113
 「都市と地方の対立(構図)を県内に持ち込むのは得心がいかない」
 
 4月20日、浜田市内で開かれた県幹部と市町村長が意見を交わす県市町村長会議。町内の警察署と高校分校、農林振興センター普及部の廃止が県の再編計画に盛り込まれた掛合町の影山喜文町長は、澄田信義知事や市長らを前に訴えた。「島根の将来ビジョンなくして、住民の納得のいく再編ができるのか。今こそ、ふるさと再生を果たすべきだ」


◇   ◇   ◇


 故竹下登・元首相が生涯の政治目標とした「ふるさと創生」。その理念が、元首相のふるさとで問われている。
 
 「ふるさと創生事業」は竹下氏の発案で実施された。89年に全国約3300の市町村に使い方を限定せずに1億円ずつ配ったことで有名だが、正式名称は「自ら考え自ら行う地域づくり事業」だった。

 当時、掛合町には報道各社の取材が相次いだ。「首相の地元は1億円をどう使うのか」。当時の町長落合良夫さん(78)は、竹下氏から「全国の市町村長の中で最も大きなプレッシャーを受けるが、じっくり考えなさい」と直接助言された。「中央集権じゃなく、地方で考え、発信することを町民に植え付けることが竹下さんの目的だった」と振り返る。
 
 町は「1億円」をきっかけにまちづくり計画をつくった。1億円の大半は基金で残し、一部を町内7地区のコミュニティー協議会に100万円ずつ配って地域づくりや過疎対策について意見を求めた。


◇   ◇   ◇


 各地区からの報告書をもとに91年、「好老の郷づくり」を目指す「掛合町ふるさと創生事業」をまとめた。「好老」は、竹下氏が首相就任時に発表した「ふるさと創生論」の中の言葉を引用した。計画に基づき、テレビ放送難視聴地域の対策として、ケーブルテレビ放送局を県内で初めて設置した。広島市へと続く国道54号沿いには、特産品販売店とレストランに緑地公園や交流・情報発信施設を加えた複合施設「掛合の里」を整備した。それが「道の駅」のモデルとなり、全国に広がった。町企画開発課の課長補佐だった朝山哲助役(餬)は「1億円を起爆剤にいい計画をつくることが(首相の地元として)恥ずかしくない使い方と思った」と言う。

 戦後、軍隊から帰郷した竹下氏が「国破れて山河あり」と実感し、政治家を志したという話は今も地元で語り継がれる。だが、竹下氏の衆院議員1期目の1960年に7千人以上いた町人口は、03年に4千人を割った。「ふるさと創生事業」は少子高齢化や過疎化の歯止めにはならなかった。
 
 市町村合併と同時に県の行政施設が廃止されれば、現町域の人口減少はさらに加速する恐れが高い。竹下氏の実家の造り酒屋「竹下本店」がある商店街への影響も必至だ。町議の一人は「これからはここにいるものが助け合い、住み良い地域にするしかない」と決意を示す。落合さんは「国にも金がなく、�Cばらまき�Dによるふるさと創生は難しくなった。それでも地方には地方の分担業務がある。これからは市町村が本当に必要なことを見極めないといけない」。


◇   ◇   ◇


 「ふるさと創生」とは何だったのか。影山町長は「地方の大切さを全国に訴えることでもあった。その点では都市と地方が対立するいま、日本全体に『ふるさと創生』(の理念)は根付かなかったということだろう。自治体がハコモノに走り過ぎた欠点もあった。都市と地方がお互いを理解し、もっと優しい日本をつくるという課題が残った」。

331無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:24
>>329-330
参院選の話題の枠にとどまらない良記事だと思います。
こんな日本に戻ることはありえませんね。


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