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地域綜合スレ

1とはずがたり:2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2

332とはずがたり:2004/06/09(水) 13:15
情報提供感謝です。
地域振興の為に高速道路が欲しいというのはウソでありただの地元のエゴで,あんなものなくても過疎地は衰退するし,ひょっとしたらストロー効果で却って衰退が加速するかも知れないと云うことが何故コンセンサスにならないのか不思議です。

過疎過密問題は,社会問題ではなく(通常の)経済問題であると自分は認識しております。辺鄙な山の中に人が住んでいるのは炭焼きや狩猟など山奥が良い稼ぎ場だったから人が住んでいるのであって,そこでの暮らしが儲からなくなったら人が出ていくのは当然です。
それを踏まえて中山間地は地域づくり事業を行って欲しいものです。
合併→周辺部の衰退は或る意味望ましい方向性でそれを無理に周辺部を維持しようとしない方が良い様に思われます。地方都市・中心市街地の整備をした方が良いように思えます。地方のインフラ不足は越えるのも難儀するような山道ではなく地方都市の脆弱な都市基盤にあると思う。

333とはずがたり:2004/06/11(金) 15:02
[平成の大合併]松山市・北条市・中島町、来年1月1日に合併 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040609-00000007-mai-l38

 ◇法定協で決定
 松山市と北条市、中島町でつくる法定合併協議会は8日、松山市内で会合を開き、合併期日を来年1月1日と決めた。また合併後50日以内に行う市議選では、議員定数が現行の80(3市町合計)から50になるため、住民の声を施策に反映する「地域審議会」を北条、中島の両区域に設けることにした。
 3市町はこれまで合併期日の目標を「05年3月31日以前」としてきた。同年1月1日としたのは、年末年始にコンピューターシステムを統合できる▽税法上の基準日と同じ日なので課税事務がやりやすい――などの利点があるため。
 地域審議会は合併特例法で設置を認めた機関。同合併協は、経済、福祉、教育など各界代表者各15人以内で構成し、設置期間は合併後5年以内とする方針。(毎日新聞)
[6月9日20時41分更新]

334とはずがたり:2004/06/11(金) 15:03

<東海>静岡県

しらんまに随分本格化してたもんだ・・。

浜松市
2005.7.1浜松市, 天竜市, 浜北市, 周智郡 春野町,磐田郡 龍山村,佐久間町,水窪町,浜名郡 舞阪町,雄踏町,引佐郡 細江町,引佐町,三ヶ日町
★天竜川・浜名湖地域合併協議会(法定)http://www.tenhama-wa.jp/
※法定協議会設置(2003/9/29)
※新市名公募上位10点:浜松,浜名湖(はまなこ),はままつ,天浜,遠州,浜名,新浜松,遠江,はまなこ,遠州浜松
※新市名は「浜松市(はままつし)」
※新市役所に,現・浜松市役所
※政令指定都市への移行を視野に検討へ
※政令指定都市に移行した場合の行政区割り案(試案)を提示
※湖西市は単独市制継続へ
※新居町が合併協議への参加を申入れ(2003/12/24)
※新居町議会は合併協議への参加に賛否同数,町議会には単独町制継続や湖西市との合併を求める声あり
※新居町で13市町村での法定協議会設置を求める住民発議,12市町村は議会付議せず不成立(推) 798,902
(国) 786,306
1,511.17

新市名「浜松市」に
 天竜川・浜名湖協議会
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?c=20&kiji=29

 天竜川・浜名湖地域合併協議会は10日、新市の名称を「浜松市」と決めた。公募で住民から寄せられた意見の63%が「浜松市」だったことが報告され、異論が出なかった。

 北脇保之・浜松市長は「合併期日や方式など基本4項目がすべて決まった。今後は新市建設計画などの協議を進める」と述べた。

 また、継続審議になっている議員定数や任期に関連して、議員の費用弁償が「5千円、7千円、1万円の3段階の区域別支給」と提案されている点に委員から疑問が出た。

 これに対し専門部会担当者は「例えば水窪まで70キロもある地域へ行く場合、天候により宿泊も必要だとの意見もある」と説明。また、別の委員は「定数や政務調査費など一体で検討すべきだ」と述べた。

(6/11)

335とはずがたり:2004/06/12(土) 01:06
<東海> 静岡県

何故だ?
>富士市も9日に富士川町との合併協を設置しない考えを表明

それにしても下田求心力無いねぇ。観光地でこの辺皆豊かなんかね?

合併、悲喜こもごも 伊豆南地区…ご破算/志太地区…変更し再スタート /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000004-mai-l22

 ◇伊豆南地区…最後の組み合わせご破算/志太地区…枠組み変更し再スタート
 南伊豆町の6月議会が10日開かれ、下田市との合併を協議する法定合併協議会の設置案を反対多数で否決した。伊豆南地区では当初、7市町村の大合併構想もあったが町村の離脱が相次ぎ、「最後の組み合わせ」と言うべき下田市と同町の合併もご破算になった。一方、大井川町の離脱で揺れた志太地区では藤枝、焼津両市と岡部町の議会が10日に合併協の枠組み変更を承認して再スタートを切ることが決まり、明暗が分かれた。
 合併協設置について、下田市議会は4日に同案を賛成多数で可決していた。同町議会は3日間の会期の大半を費やし審議したが「現状では住民のニーズに応える財源の確保は無理」とする賛成派と「1市1町ではスケールメリットが小さく、住民への説明も不十分」とする反対派が対立。採決は賛成3、反対8という結果になり、
 岩田篤町長は「私の思いが通じず、非常に残念」とぶぜんとした表情で語った。
 一方、志太地区では大井川町の離脱後、2市1町が同町復帰策を話し合ってきた。しかし、合併特例法期限内の合併を考慮すると、これ以上の足踏みは困難と判断した。14日に県知事に変更を届け出て、24日に協議会を再開する。
 県内では、富士市も9日に富士川町との合併協を設置しない考えを表明している。(毎日新聞)
[6月11日19時51分更新]

336とはずがたり(1/2):2004/06/12(土) 01:14
<中国・四国> 山口県

田布施あたりは保守派が二手に分かれて政争を繰り広げているイメージだが…。
それにしても凄い名字だ>纐纈

[揺れる民意]住民投票・田布施町の選択/上 奇妙な構図 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000002-mai-l35

 ◇攻守が逆転、論理低調−−「2町」派と「1市2町」派、投票率低下も懸念
 平生町との2町合併か、柳井市・大畠町との1市2町合併か、単独町制か――。合併の枠組みを問う田布施町の住民投票が15日告示、20日投開票される。町議会はいったん住民投票条例案を否決。さらに、町長の辞職騒動があり、住民投票は曲折を経て実現した。投票に向けた動きや住民の思いなどを探る。【田原和宏】
 「2町合併派は運動を進めるが、1市2町合併派の動きは鈍い。普通、片方が盛り上がれば、もう一方も盛り上がるものだが……」。寺田幹生町長は首をかしげる。
 3月議会で、2町派は「議会制民主主義の根幹にかかわる」などと、住民投票条例案の否決に回った。しかし、住民投票に向け、町議や地元業者らを中心に推進団体を結成。ビラ配布や街宣など積極的な運動を進める。
 片や、住民投票実施を求めたはずの1市2町派は、2町派に押される格好でビラ配布は決めたものの、「議員が前面に出るのはどうか」と活動自体には慎重。投票の行方を見守る考えだ。
 いわば、攻守ところを変えたような「奇妙な構図」(寺田町長)が生まれたのだ。
 1市2町合併が持論の寺田町長も「最終判断するのは議会。対立の構図は避けたい」と静観の構えだ。
 両派の議論が深まる気配はなく、投票率の低下も懸念される。条例で投票率が50%に達しないと、住民投票は不成立になるからだ。
 2町派の町議が一転して住民投票に前向きになった理由の一つに、4月中旬の自治会との意見交換会がある。3月議会で住民投票条例案に反対した2町派の町議は、住民らの激しい批判にさらされたのだ。
 議会の結論は、賛成多数で2町合併。住民投票で別の結果が出た場合、議会の責任が問われかねない。町議の一人は「自治会に対する感情的な反発もある」と話す。別の町議も「あくまで説明責任を果たすためだが、メンツの部分もある」と認める。
 一方、「結論は住民にゆだねるべきだ」とする1市2町派だが、その裏には「投票率さえクリアすれば、住民の支持は得られる」との楽観論もある。
 2月に合併の賛否を問う住民投票を実施した三隅町。町議や住民有志が賛成、反対両派に分かれ、集会や街宣を繰り広げ、投票率は75・96%に達した。町選管は「本格的なPR合戦は告示後だったが、両派とも会合を重ねるなど議論の素地が十分あった」と分析。
 纐纈(こうけつ)厚・山口大人文学部教授(政治学)は「町長や議員は自分の見解や判断材料を示すべきだ。内容のない住民投票を実施しても、民主主義の使い捨てに終わる」と指摘する。(毎日新聞)
[6月10日20時33分更新]

337とはずがたり(2/2):2004/06/12(土) 01:14

[揺れる民意]住民投票・田布施町の選択/下 不安材料 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000003-mai-l35

 ◇「結果尊重されるのか」−−小差なら議会また混乱?
 「投票結果が小差の場合でも、住民の意思は尊重されるのか」
 5日までに町内7カ所で開かれた住民説明会。投票結果が実際に反映されるのか、住民から疑問視する声が相次いだ。
 条例に基づく今回の住民投票に法的拘束力はないが、条文には「町長及び町議会は住民投票の結果を尊重しなければならない」と定める。
 しかし、平生町との2町合併を結論とした議会では、条例審議の時点から“予防線”を張るかのような意見が続いた。高川喜彦議長は「住民投票はあくまで精度の高いアンケート」と繰り返し発言。別の2町合併派町議も「負けても小差ならば、自分の意見は変えない」とまで言い切った。
 2町合併派が多数を占める議会構成。柳井市・大畠町との1市2町合併を支持する寺田幹生町長は「合併相手の自治体に(小差による)混乱を持ち込むべきでない。議会と相談して決めたい」と慎重な姿勢を崩さない。
 このため、町職員や一部町議から「鳥取県智頭(ちず)町のような事態にならなければいいが……」と不安げな声も聞こえる。
 智頭町では、昨年10月と今年4月、異例とも言える2回の住民投票を実施。いずれも鳥取市などとの広域合併に賛成意見が多数を占めた。しかし、小差だったこともあり、議会が合併議案を否決するなど泥沼化している。
 田布施町でも、同様の事態を招く可能性がないとは言えない。
 寺田町長は「2町、1市2町どちらの合併にせよ、合併特例法の期限内に合併できずに終わることは避けたい」と気をもむ。
 そもそも、枠組みの選択自体、住民からは「分かりにくい」との声が上がる。
 ある主婦(46)は「分からないから説明会に参加したが、数字ばかりで余計分からなくなった」と苦笑する。50代の会社員は「ビラや町議の説明だと、自分に有利な材料ばかり。両派が意見を交わす場がほしい」と話す。
 合併問題に詳しい石川勝径・徳山大経済学部教授は住民投票について「制度的に不十分な面もあるが、住民の意思を知ることができるはず」と語る。
 田布施町の選択の先にはどのような風景が広がるのか――。(毎日新聞)
[6月11日20時32分更新]

338とはずがたり:2004/06/12(土) 01:18
<中国・四国>香川県

上水道が原因ねぇ。

綾南町、離脱表明 「一時休止」宣言、解散へ−−綾歌郡東部3町合併協 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000005-mai-l37

 綾上、綾南、国分寺町合併協の臨時会が10日、綾南町立滝宮公民館であり、藤井賢・綾南町長が合併協からの離脱を表明、同合併協は「一時休止」を宣言した。藤井町長は離脱の理由について、国分寺町の約48億円に上る上水道事業債務を指摘、「納得がいく改善策の回答が得られなかった」と説明した。
 一方、福井則史・国分寺町長は「合併に向け努力してきたが、すり合わせが難しかった。解散には町議会の議決が必要となるが、解散の方向になるだろう。国分寺は高松市との合併協議を進めていく」と述べた。また、祐安正・綾上町長は「綾上と綾南はこれまで、地形と人の両面で連携があった。今後、綾南町との(2町)合併を一つの選択肢として考えていきたい」と話した。
 3町長は6月定例議会に合併協解散をそれぞれ提案し、各町議会で可決されれば、綾歌郡東部3町合併協は解散する。(毎日新聞)
[6月11日20時41分更新]

339とはずがたり:2004/06/12(土) 01:24
<九州・沖縄> 熊本県

天草地区合併 2市5町の枠組み確認 他3町には再協議要請 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000001-mai-l43

 ◇来月中旬、法定協設立
 本渡市など天草2市8町の市町長・議長が10日、合併問題について会合を本渡市で開き、有明、栖本、倉岳の3町を除く2市5町で合併を目指すことを確認した。2市5町は、同日付で任意合併協議会を設置し、法定協議会も7月中旬に立ち上げることを決めた。
 会合で倉岳町は、有明・栖本町との合併方針を転換し、本渡市を中心とした合併に参加する方針を打ち出した。しかし、五和町などから「これまで2市5町と住民に説明してきた。納得が得られない」との意見が出たため参加は見送られた。
 倉岳町の離脱を受けた有明・栖本町も、2市8町の枠組みへの復帰を視野に入れていることを明らかにしたが、2市5町側は、有明・栖本町では住民や議会の合意が得られていないことなどから、3町抜きで合併を目指すことを確認。3町に対しては合併枠組みについて再協議するよう求めた。2市5町の枠組み参加への門戸は開いておくという。
 終了後会見した安田公寛・本渡市長は「倉岳は法定協議会にオブザーバー資格で参加できる。有明、栖本も希望があれば同じ資格で参加できる」と話し、2市8町による合併への期待を示した。(毎日新聞)
[6月11日21時4分更新]

340とはずがたり:2004/06/14(月) 21:15

英田町“飛び地合併”断念、県が重点支援拒否−−勝央町長「大変残念」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000003-mai-l33

 英田町は、隣接しない勝央町との“飛び地合併”を断念することを決めた。県が「効率的な行政運営が懸念される」と合併重点支援地域の指定を拒否したためで、8日に隣接する勝英地域合併協議会(美作、作東、大原、勝田町、東粟倉、西粟倉村)に参加を申し入れた。
 英田、勝央両町は隣接5町と昨年12月に法定協議会を設置したが、他の3町が脱退したため、2町での合併を目指していた。県の同支援地域指定が受けられなかったことから、英田町は合併手続きに必要な知事や県議会の議決が得られないと判断したとみられる。橋本清同町長は「合併は避けて通れない。残る選択肢は勝英地域に加入するしかないと決断した」という。15日に予定の勝英地域臨時合併協で承認されれば、各町村の議決を経て、24日開催の合併協から参加する。
 一方、合併協議解消の申し入れを受けた西田孝・勝央町長は「大変残念。いろいろな状況から考えて、今すぐ他町村との合併は難しい。一呼吸おいて、住民に説明し、意見を聞き、議会と相談しながら方針を決めたい」と話した。(毎日新聞)
[6月10日20時21分更新]

341とはずがたり:2004/06/16(水) 14:33
新市名:黒部・新庁舎:入善町が自然な感じがするけどねぇ〜。

新設黒部市
2005.3黒部市, 下新川郡 宇奈月町,入善町,朝日町
★黒部市・宇奈月町・入善町・朝日町合併協議会(2004/6/21解散予定)(法定)
※法定協議会設置(2003/5/26)
※合併予定期日は,2005/3(詳細は協議会で決定)
※新市名候補8点:黒部川,黒部,新黒部川,新黒部,新川,水の郷,緑野,緑水(りょくすい)
※新市名最終候補3点:黒部川,黒部,新川(にいかわ)
※新市名は「黒部市(くろべし)」
※新市役所に,現・入善町役場(新庁舎設置までの間)を提案
※魚津市に参加を呼掛け
※魚津市は滑川市に合併協議を申入れ,滑川市は単独市制継続へ
※魚津市は当面の間,単独市制継続へ,今後も滑川市との合併も検討へ
※新市役所の設置位置に黒部市議会が慎重,入善町が合併協議へ当面の間不参加の意向を表明(2003/12/22)
※入善町議会合併問題特別委員会が「一市三町の合併協議会から離脱する決議案」を可決(3/15)
※黒部市議会合併推進特別委員会は,新市役所の設置位置(当面の間,現・入善町役場)に同意(3/18)
※入善町が合併協議から離脱の意向を表明(3/19)
※宇奈月町,朝日町は入善町を除く3市町での合併に慎重
※朝日町は単独町制継続を検討へ
※協議会を解散予定(6/21)(推) 85,711
(国) 87,275
723.95


黒部市長が辞意表明
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4611

  黒部市の荻野幸和市長(65)は15日、市議会本会議の閉会のあいさつの中で、「近いうちに辞職する。(同市と下新川郡3町との)合併が不成立になった責任をとりたい」と辞意を表明した。時期については明言しなかった。辞職表明で、市長選へ向けての動きが活発化することが予想される。

  議会後、荻野市長は「閉塞(へいそく)した状況のなかでは、人事を一新するしかない。かねてから市制50周年を一つの区切りと思っていた。式典(11月)の時期までいるつもりはない」と話した。

  荻野市長は、1月の市長選で無投票で7選を果たしたばかりだ。合併後の新市庁舎の位置を「入善町役場」とする案の決定が先送りされたことに入善町が反発、合併協議が事実上ストップしている中で市長選が告示。法定合併協議会の会長を務めていた荻野市長はあくまでも「合併は必要」と主張、市民の判断を仰ぐとして立候補した。

  合併は来年3月を目指していた。新市が誕生すれば、50日以内に市長選が実施されるため、合併が順調に進めば、荻野市長の7期目の任期は1年余りだった。15日の本会議で合併協の廃止が可決され、合併が不成立に終わったことから、辞意を明らかにしたものとみられる。

  荻野市長の後援会長の堀内三郎さんは「いずれは責任をとりたいとはいっていたが、こんなに早く決断するとは。7期目に当選したばかりで残念」と話した。

  荻野市長は、前市長の急逝に伴う80年の市長選で初当選。その後、7期連続で無投票当選していた。

(6/16)

342とはずがたり(1/3):2004/06/16(水) 17:00
至れり尽くせりだねぇ
1.村長を倉石分庁舎担当助役に
2.上水道:倉石に併せ五戸町の一般家庭は月平均540円増える地域も出る
3.地方税の前納報奨金制度では、有利な五戸町の制度から倉石村の制度に合わせ、五戸町民には不利な制度になる
4.福祉制度で倉石村では高齢者への配食サービスが昼食月3回程度だったが、五戸町の昼・夕食365日提供という制度を利用できるようになる。
5.国民健康保険と介護保険は、共に五戸町民より倉石村民の負担額が低いが、当面据え置いて、2、3年後に金額を統一する予定だ。

誕生 新・五戸町

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6498
2人助役

 来月1日、五戸町と倉石村が合併して、新「五戸町」が誕生する。「平成の大合併」では県内第1号だ。倉石村が五戸町に編入される形で、1889年から1世紀を超して続いた倉石村の歴史の幕が閉じる。合併直前、両町村の今を追い、新しい町の姿を探った。

村長が代弁者に

 新町は2人助役制を取る。県内67市町村の中で、助役が2人いるのは青森市のみ。町村での2人制は異例だ。

 今月8日、倉石村議会で最後の一般質問があった。

 「助役就任を要請されたらどうするのか」

 竹洞信一議員が久保晴一村長に質問した。

 久保村長は「仮定の質問。答えにくい」としたが、竹洞議員は「(新町の)均衡ある発展のためには代弁者が必要。村民の不安もあり、要請があれば快く受けてほしい」と求めた。

 一方、前日にあった五戸町議会の一般質問。「2人助役制は行政改革に反する」と、議員から批判の声が相次いだ。

 三浦正名町長は1人が倉石分庁舎を担当、もう1人が本庁舎を担当しつつ収入役を兼ねると説明し、「小さな町村の合併だが、それぞれの住民は微妙に考え方が違う。融合する人材が必要だ」と理解を求めた。

 町議の間にはなお、合併で失職する久保村長の救済策に過ぎないという反発がある。だが、三浦町長は7月1日の臨時町議会に、久保村長を2人目の助役に充てる人事案を提案すると見られる。

343とはずがたり(2/3):2004/06/16(水) 17:00

村に有利な制度

 新町のまちづくり計画書に「合併することで、こんな風に変わります」というページがある。

 地方税の前納報奨金制度では、有利な五戸町の制度から倉石村の制度に合わせ、五戸町民には不利な制度になる。上水道も同様で、五戸町の一般家庭は月平均540円増える地域も出る。福祉制度で倉石村では高齢者への配食サービスが昼食月3回程度だったが、五戸町の昼・夕食365日提供という制度を利用できるようになる。

 国民健康保険と介護保険は、共に五戸町民より倉石村民の負担額が低いが、当面据え置いて、2、3年後に金額を統一する予定だ。

 合併で村が消える倉石村民に有利な取り扱いが目立つのだ。

 村民が一番不安視していた村役場も数年間は実質的に残る。五戸町役場が本庁舎で倉石村役場が分庁舎になり、分庁舎には農業と土木の関係課、教育委員会、農業委員会が入る。五戸町役場に職員が入りきれないためだが、吸収合併される形の倉石村への配慮だ。連絡を良くできるよう、すでに両役場の各課には、光ケーブルで結ばれたテレビ電話が備わっている。

 三浦町長は「編入合併ということで倉石村民には寂しさがあると思う。それを解消するのが我々の責任。村民の不安が反感となって現れたら、合併は成功とは言えない。いがみ合いが絶えないようでは町の損失が大きく、当面は融和策を優先させたい」と話している。

〈五戸町・倉石村〉
 五戸川沿いに隣接して広がる。当初は新郷村を加えた五戸地域3町村で任意協議会をつくり、合併協議していたが、新郷村が離脱。残った両町村で02年12月に法定合併協議会を設立し、協議を進めてきた。

 合併は7月1日に倉石村が五戸町に編入される形になり、新町の名前は五戸町のまま。役場も現・五戸町役場を本庁舎とする。人口は00年の国勢調査で計2万1318人。議員は在任特例を適用し、倉石村議10人は五戸町議となる。

(6/15)

344とはずがたり(3/3):2004/06/16(水) 17:01

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6502
むらづくり

 「美しい心と農村環境」「郷土の文化と学ぶ心」「世代を越えた人のつながりと助け合い」「明るく元気な毎日の暮らし」−−。

 倉石村が02年11月に施行した「むらづくり基本条例」の基本理念だ。

 条例のキーワードは「協働」。むらづくりを行政任せにせず、自ら出来る地域づくりは自らが担うという意味だ。

 人口約3500人の村には23の集落がある。ほとんどの集落が村の「地域きらりアップ事業」に参加し、集落ごとに地域づくり計画を立て、実践している。

集落で事業決定

 太田集落の小原酒店。酒や食料品などが並ぶ一角に放送機器がある。集落の各戸に配線され、催しを伝えている。「昔はうちにしか電話がなくて、この放送で呼び出したんです」と小原トキさん(79)。老朽化が進み、故障しがちの機器は今年度、更新される。

 集落では02年度からきらりアップ事業を進めてきた。役員たちは月例会で、何をどういう手順で進めるか決める。

 これまでに集会所で太極拳やストレッチ教室を開催、お盆の時期には墓地を清掃し、供え物や花をきれいに片づけることにした。バス停に待合所を設置、屋根と丸太のベンチも作った。事業には村から年間10万円の補助金が出るが、不足分は集落で出し合い、工事は自分たちでやる。

今後の態勢整備 

 代表の竹原幹夫さん(70)は「昔は村に陳情していたが、今は村も財政難で無理。今は自分たちがリードしている。自分たちでお金も出し、手作りで地域を良くするのは意義深いことではないか」と話す。事業を始めてから地域のまとまりが、一層良くなったという。

 槍沢(うつぎさわ)集落では、集会場周辺の原野を借り、自分たちで芝生を植え、公園にした。集落のシンボルの枝垂れ桜の看板を設置、案内している。中市集落では、地域の運動会、神社の祭りの活性化に取り組んでいる。

 今年4月には各集落の代表で「くらいし地域振興協議会」を設立し、合併後の地域づくりの態勢を整えた。むらづくり基本条例は、合併後も「五戸町まちづくり基本条例」として継続。当面は倉石村地域に限定するが、2年後をめどに新町全域に及ぶまちづくり条例が制定されるという。

 「アメリカのコミュニティ自治」の著作がある八戸大の前山総一郎教授は、厳しい財政の中、行政が必要な事柄に限定され、今後は強いコミュニティーが必要だと指摘する。前山教授は「村の取り組みは、地区ごとの活動計画策定と補助金(コト)、住民自治組織の設立(ヒト)、むらづくり基本条例の制定による支援(キマリ)という3点セットによって、官民協働で進めてきた渾身(こんしん)の先進事例だ」と評価している。

(石井力)(6/16)

345とはずがたり:2004/06/16(水) 17:15
合併の枠組みで合併すれば補助金を減らさないというだけでは駄目で,断られて合併先が無くなった自治体の救済と断った方のペナルティも考えた方が良いのではないかい?

合併へ枠組み見直しを大根占町長が表明
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3835

 大根占町の野元良一町長は15日の町議会本会議で、根占、田代、佐多の3町との合併の枠組みを見直し、田代との2町合併を目指す意向を表明した。町議会は全員協議会や特別委員会で賛否が分かれ、25日に改めて協議することにした。大根占以外の3町長は同町議会の結論を見極めて対応を決めるという。

 大根占町は5月末、町内20カ所で住民説明会を開催。野元町長は合併の枠組みを見直す理由について、「田代との2町合併を支持する意見が多数を占めたと受け止めている」などと述べた。野元町長は4町で構成する南隅地域合併協議会の会長でもあるが、「町民の希望が強い以上、町長の立場に軸足を置かざるを得ない」とした。

 同合併協は昨年6月に発足し、来年2月11日の合併を目指してきた。ところが、昨年12月、町商工会青年部と町農業後継者クラブが枠組みの見直しを町議会に陳情し、町職員組合と町区長連絡協議会が前後して同趣旨の要請をした。いずれも4町合併により、介護保険料や国民健康保険税、水道料など公共料金が引き上げられ、負担が重くなることなどを理由にしている。

 町は1月と4月、5月に住民説明会を開き、合併協の協議経過を説明。「2町合併の意見が多かった」と集約していた。

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346とはずがたり:2004/06/16(水) 20:32
<九州・沖縄>長崎県佐世保市

佐世保市, 北松浦郡(宇久町・小値賀町)
佐世保・宇久任意合併協議会(任意)
http://www.gappei-ss.com/
小値賀町が合併協議から離脱(2003/10/28),単独町制継続へ

佐世保市, 北松浦郡(吉井町,世知原町)
佐世保市・吉井町・世知原町合併協議会(法定)
http://www.gappei-suo.com/

新「佐世保市」誕生へ
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=3921

佐世保市、吉井町、世知原町でつくる合併協議会は15日、同市三浦町のアルカスSASEBOで合併協定調印式を行った。2町の佐世保市への編入合併で、各議会での議決を経て、来年4月1日に新「佐世保市」が誕生する。新市は面積約307平方キロ、人口約25万人の都市になる。いわゆる「平成の大合併」での協定書調印は県内7番目。

  調印式には、1市2町の首長や議長、協議会委員、市町職員ら約150人が出席した。各首長が4通の合併協定書に順番に署名、押印。最後に特別立会人の金子原二郎知事が署名すると、4人は壇上で握手を交わした。

  会長の光武顕市長は「県北に安定した社会を実現するためには、効率のよい地方自治の実現が必要との信念を持っていた。住民が力を合わせ、安心して暮らせる町をつくろう」とあいさつ。金子知事は「県北初の合併調印がなされ、県内の市町村合併もいよいよ本格化してきた。県北の拠点づくりに、県もできる限りの支援をしていきたい」と祝辞を述べた。

  佐世保市、吉井町、世知原町は02年4月に任意協議会を立ち上げ、協議を続けてきた。吉井町では合併の枠組みを巡って議会内の対立が激化。03年2月以降、住民投票、町議選、町長選と3度の投票を経て佐世保市との合併で意見がまとまった。世知原町内にも周辺町との合併を探る動きがあったが、5月の住民投票で新たな法定協議会の設置が否決された。
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347とはずがたり:2004/06/18(金) 14:05
甲府ブロックが甲府市に合併されれば話しは単純だったのに,なんでこんなに求心力無いのかねぇ〜。

市内通話に市外局番 身近な生活に影響−−合併後の甲斐・笛吹市 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000005-mai-l19

 市町村合併で今秋誕生する甲斐市(9月)と笛吹市(10月)の両市で、合併後、市内での通話に市外局番を付ける必要が出てくる。市外局番はNTTが定めたブロック(区域)ごとに定められていて、合併で異なるブロックが一緒になるため。ダイヤルの手間が掛かる上、同じ市内でも市外通話料金で“割高”となり、合併が身近な生活に影響を与えそうだ。
 NTT東日本山梨支店によると、市外局番は「単位料金区域」と呼ばれるブロックごとに決まっている。甲斐市の場合、竜王、敷島町が甲府ブロック、双葉町が韮崎ブロック。市外局番は竜王、敷島町が「055」に対し、双葉町は「0551」となっている。
 笛吹市では石和、御坂町など東八代地域の4町村が甲府ブロックの「055」で、春日居、一宮町が山梨ブロックの「0553」。両市とも、二つの市外局番を持つことになる。ブロック内通話は3分8・5円なのに対し、ブロック外は3分20円と倍以上の開きがある。
 ブロックは原則として行政区域(市町村)に合わせて定められ、自治体からの要望があれば変更可能だが、現時点では変更について検討されていない。(毎日新聞)
[6月17日19時42分更新]

348とはずがたり:2004/06/20(日) 13:03
<関東・東京> 栃木県

茂木町、合併協離脱へ
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4176

茂木町の古口達也町長は19日、町内で開いた市町村合併住民説明会で、真岡、二宮、市貝、益子との5市町で立ち上げた芳賀地区合併協議会から離脱する意向を表明した。近く招集する臨時町議会で承認を得た上で、合併協に正式に離脱を申し入れる考えだ。残りの4市町は、規約を変更して「茂木抜き」で合併協を存続させるか、廃止するかの選択を迫られる。

 説明会には、町内の各種団体の代表や住民ら約750人が集まった。

 古口町長は、合併後の庁舎の位置や都市計画の策定、農業委員会のあり方など合併協での意見集約の難しさに触れ、「歴史や町民の意識、町づくりの考え方など違いが大き過ぎ、今のままでは余りにも性急すぎると判断した」と説明。今後については「当面はほかの自治体との合併は考えていない」と述べ、単独での生き残りを探る考えを示した。

 合併協は今年1月に発足し、これまで予定の4割にあたる11回の会合を重ねた。新市の名称を公募することなどは決まったが、合併後の庁舎の位置を「益子」と「真岡」のどちらに置くかなどで意見が対立。この問題だけで6回の議論を重ねたが妥協点は見いだせず、こうちゃく状態に陥っていた。

 合併協会長の平野良和益子町長は「正式なことは聞いていないが、本当だとすれば残念だ。茂木町の意思の問題なので、対応を見守りたい」と話した。

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350とはずがたり:2004/06/21(月) 02:36
http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeifr2.htm
高知県・市町村合併への動き

353とはずがたり(1/4):2004/06/21(月) 02:41
http://www.kochinews.co.jp/gappei/040227gappei4.htm
● 2004年2月27日(金) ●
――朝刊――

 県内の合併協議大詰め 情勢混とんの高幡地域

 県内の市町村合併協議が大詰めを迎えている。24日には伊野町、吾北村、本川村が「平成の大合併」で、県内第1号の合併協定に調印。9月議会にかけて、各地で合併関連議案が提出される見込みだ。26日現在、34市町村が計11の法定合併協議会(窪川町が掛け持ち)に加入しているが、中土佐町と大野見村も同町の住民投票結果を受け、4月に法定協を設立する予定。高幡地域の情勢が混沌(こんとん)とする一方、中村グループ4市町村でも合併の是非を問う住民投票が相次ぎそうだ。合併特例法の期限まで1年余り。佐川町と日高村が急きょ合併協議入りに合意するなど、慌ただしさを増す県内の動きをまとめた。

中芸グループ=「中芸町」(安田町、田野町、奈半利町、北川村)

 議決そろうか流動的

 17年2月1日の合併を目指す安田町、田野町、奈半利町、北川村の中芸4町村の合併協議会は、昨年中に新町の名称を「中芸町」とすることや庁舎を現田野町役場とすることなどで合意。今年1月の協議会では議員の在任、定数特例を適用せず、新町発足時に定数22、選挙区なしで選挙を行うことを決めた。

 残る協議事項はまちづくり計画、学校等の通学区域、一部事務組合の扱いなど。小委員会を設けて検討しているまちづくり計画は、今月23日に財政計画についての議論を終え、一通りの協議を完了。3月3日の協議会に報告され、同下旬に予定している最終回の協議会で検討し、確認する見通し。

 3月中に協議会の協議が終了すれば、4月から各町村で住民説明会を実施。5月に協定書に調印し、各町村の6月議会で議決を求める予定。

 地域によっては合併に否定的な住民も多く、説明会でどれだけ理解を広げられるかが焦点。住民の反応やアンケート結果を見て判断したいとの町村議も多く、全町村で議決がそろうかはまだ流動的だ。

香南・芸西グループ=「香南市」(野市町、赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村、芸西村)

 住民アンケート焦点

 香美郡南部5町村(野市町、赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村)と安芸郡芸西村による法定協はすべての協議事項を提案済み。5月ごろに合併協定書に調印、6月の各町村議会で合併の議決がされれば、9月県議会での議決を経て17年3月1日に「香南市」が発足する段取りになっている。

 中心庁舎を野市町に置くことや、8カ月の議員在任特例適用など主要な項目は既に決定済み。現在は国保税の税率や上水道料金、乳幼児医療の助成金など、各町村間で差がある住民サービスの調整について協議中だ。

 合併後の住民生活に直結する協議が進むことで、新市の具体像も次第に明確になりつつある。合併前と比べて住民の負担が重くなる町村や、住民サービスが低下するところが出てくるのは避けられそうもない。

 そこで気にかかるのが住民アンケート。現在、夜須町が1月下旬から行ったアンケートの結果を集計中で、3月には野市町と芸西村が実施を予定している。新自治体の将来像を見て、住民がどのような判断を下すか。結果が合併の成否に与える影響は大きそうだ。

354とはずがたり(2/4):2004/06/21(月) 02:42
こうほくグループ=「香美市」(土佐山田町、香北町、物部村)

 住民説明会4月以降に

 香美郡北部の土佐山田町、香北町、物部村の3町村は、47の合併協定項目の協議がすべて終了。現在、新自治体の将来像を示した新市建設計画の概要版を各町村で戸別配布しているところだ。

 本来、この概要版を基にした住民説明会が2月中に開催されることになっていた。しかし、土佐山田町の武内孝彦町長が病気入院中のため、説明会は4月以降に延ばされるなどスケジュールに遅れが出ている。現時点では、7月ごろに合併協定に調印し、8、9月ごろ合併の議決を行う可能性が高い。17年2月28日の「香美市」誕生のスケジュールは変わっていない。

 合併後の住民生活に直結するサービスは協議済み。例えば土佐山田町の場合、水道料金は上がるが、固定資産税は0・1%軽減。乳幼児医療費は香北町に合わせ、就学前まで全額助成となった。

 新市は一部分庁方式を取ることになっているが町村ごとに置く課や、人員の配置などビジョンが固まっていない。幹事会で具体的な協議を行う予定だ。


高知市グループ=「高知市」(高知市、鏡村、土佐山村)

 鏡、土佐山に選挙区

 高知市、鏡村、土佐山村の3市村はこれまでに12回の法定合併協議会を開催。1月までに、合併協定書の調印に必要な34項目について、すべての協議を終了している。合併特例債の活用を見込む事業などを盛り込んだ「新市まちづくり計画」は県との事前協議を経て4月上旬に正式決定される。

 合併特例債の充当予定の施設整備は、道路農林17億円▽健康福祉28億円▽教育62億円―など計169億円。このうち、充当予定額は151億円で残る18億円は一般財源が必要となる。

 鏡、土佐山両村は2月いっぱい村内各集落で説明会を開催。3月中に両村は中学生以上の村民全員、高知市は20歳以上の市民1万人を対象にした合併の賛否を問うアンケートを実施する。4月末ごろの合併協定の調印を目指し、5月中の臨時議会か6月議会に合併関連議案を提出する予定だ。

 現在の議員定数は高知市40、鏡、土佐山村各10。合併と同時に鏡、土佐山両村議は全員失職。定数特例を適用し、新市発足から50日以内に旧鏡、土佐山村にそれぞれ定数1の選挙区を設け選挙を実施(任期満了は現在の高知市議と同じ19年5月1日)、定数は42になる。選挙区が設けられるのは19年4月予定の選挙(任期満了日23年5月1日)まで。以後は定数40に戻る。

 春野町が住民投票を経て、昨年12月に3市村に対し、合併協議加入の申し入れを行ったが、3市村側はまだ回答を示していない。

伊野グループ=「いの町」(伊野町、吾北村、本川村)

 介護保険 態勢確立急ぐ

 伊野町、吾北村、本川村の伊野グループ3町村は、今月24日に県内で初めて合併協定に調印。3町村はそれぞれ3月議会に合併関連議案を上程する。各議会で議決されれば、合併申請書を県に提出。6月県議会での議決を経て、「平成の大合併」では県内第1号の新自治体「いの町」が10月1日に発足するスケジュールだ。

 3町村は調印を受け、事務事業の調整、機構・人事の検討、電算化・情報システムの準備など、より実務的な作業に着手。並行して、必要に応じて住民説明会なども開催していく。

 個別課題では、介護保険事業の実施態勢がまだ固まっておらず、各町村の社会福祉協議会の合併協議を踏まえながら、態勢の確立を急ぐ。

 合併まで半年を切ったことで、かまびすしくなりそうなのが新町長の話題だ。現町村の首長は合併と同時に失職、50日以内に町長選挙が実施される。各首長の進退も含めて、出馬の動きが注目される。

355とはずがたり(3/4):2004/06/21(月) 02:42
須崎市・中土佐町=「黒潮市」

 年末に中土佐で再度住民投票

 中土佐町で今月22日に実施された住民投票で、大野見村と2町村による法定協設置が決まり、同町と須崎市の合併は微妙な情勢になっている。同市にとっては“水を差された”格好だ。

 両市町の協議では新市名も「黒潮市」に決まっている。新市建設計画の策定など、順調なら今後4回の協議会で全協議を終了する。当初、6月には合併協定書の調印を行い、17年3月に新市発足のスケジュールを予定していた。

 しかし、中土佐町の住民投票結果は大野見村との法定協設置に「賛成」が有効投票の約8割を占めた。須崎市との合併に対する町民の不安も強く表れており、同市では同町との合併は可能性が低いとの見方が広がっている。

 西森英身町長は大野見村との協議終了を待って今年末をめどに、再度住民投票で民意を問う意向を固めている。このため、最終的に同町が須崎市との合併を選んだとしても、黒潮市発足は大幅に遅れることになる。

 中土佐町と大野見村は4月初旬の法定協設置をにらんで日程を調整している。

窪川町・大野見村   窪川町・大正町・十和村

 中土佐・大野見の動向が鍵

 中土佐町の住民投票により、同町と大野見村による法定協設置が決定。これで須崎市、中土佐町、大野見村、窪川町、大正町、十和村の6市町村で、4つの法定協が連鎖することになる。

 今後、特に鍵を握るのがともに法定協を“掛け持ち”することになる中土佐・大野見組の動向。

 中土佐町長が最終的に合併の枠組みや是非を問う住民投票を行う意思を表明しているため、同町は大野見村との協議を終えるのを待って、須崎市か大野見村か、それとも単独自立か、を選択する住民投票を実施する見通しだ。

 合併特例法改正を見込んだとしても、遅くとも来年3月には合併議決を経て県に申請する必要がある。中土佐町にとって、大野見村との協議を終え、住民説明、住民投票…といったスケジュールを考えると、年内には一定協議を終わらせたいところ。特例法期限内の合併を目指すなら、中土佐・大野見組は最後発ということもあり、かなり速いテンポで協議を進める必要がある。

 大野見村側としても、中土佐町との協議が終わらなければ、仮に窪川町との法定協が作業を終えたとしても、一方だけを先に説明するわけにもいかず、意思集約もできない。

 そうなると、窪川町側も中土佐・大野見組の協議を待たねばならず、大正町、十和村との法定協もその影響を受けそうだ。

 このため、関係市町村が住民説明、住民投票実施の可能性を含め、意思集約をする時期はほぼ同じになる可能性もある。4つの法定協のうち、最終的に新市や新町として合併が成就するのは現時点では2つの枠組みしかない。各市町村が最終的にどの枠組み(単独自立も含め)を選ぶのか。結果的に、それぞれの思惑がバラバラになれば、みんな単独自立になる可能性も否定できない。

356とはずがたり(4/4):2004/06/21(月) 02:42
葉山村・東津野村

 大詰めの4月葉山村議選挙

 梼原町、葉山村、東津野村の3町村による法定協が解散し、葉山、東津野の2村で昨年10月に法定協を立ち上げた。今月19日の5回目の協議会では、庁舎位置や議員定数などの方針も確認され協議も大詰めを迎えている。

 大きな協議項目では、合併後の新町名選びや新町建設計画の策定などが残っているが、4月の7回目の協議会で全協議を終了する予定。その後、住民説明会を開いた上で6月には合併協定の調印を行い、17年2月1日の合併を目指す。

 この間、4月11日に葉山村議会議員選挙が行われるが、17日までの任期満了までに協議を終えることにしており、法定協委員の交代などはない見込み。ただ、新町発足後は17年6月末まで旧村の議員の在任特例を適用する方針のため、合併が決まれば葉山村議の実質的な任期は1年余りとなりそうだ。現職陣に合併の是非などを争点とする雰囲気はない。



中村グループ=「四万十市」(中村市、大方町、佐賀町、西土佐村)

 相次ぎそうな住民投票

 中村市、大方町、佐賀町、西土佐村の中村グループ4市町村は、今月14日に44の合併協定項目の全協議が終了。延期されていた合併目標期日は17年3月22日に決まった。

 一方、合併の是非を問う住民投票の実施を求める動きも活発化している。中村市は否決したが、西土佐村は住民投票条例案を可決。3月21日に4市町村の合併の是非を問う住民投票が行われる。佐賀、大方の両町でも同様の住民投票条例案が議会で審議されている(佐賀町は委員会審査で可決)。

 条例案を否決した中村市は、現在行っている住民説明会の終了後、3月上旬から住民アンケートを実施して意見集約を図る。集計は4月半ばの予定。このため、それらの結果を待って各市町村が合併に合意すれば、5月ごろに合併協定の調印が行われ、5月臨時議会か、6月定例議会に合併関連議案が提出される見通しだ。

 事務局は新市の条例や職員の人件費、処遇問題など、合併までに調整する項目を具体的に詰める作業を進めていく。

宿毛グループ=「宿毛市」(宿毛市、大月町、三原村)

 合併協定に8月調印

 宿毛市、大月町、三原村の3市町村は、合併目標期日を17年3月1日にすることや、庁舎を現宿毛市役所の位置にすることなど、順調に協議を進めていた。

 だが昨年11月30日に宿毛市長選挙があった影響で、法定協は同月中旬から一時中断。さらに、初当選した中西清二市長の任期が12月26日からだったため、今年1月中旬に再開するまで約2カ月にわたって合併協議が停滞した。

 当初は合併に慎重な姿勢だった中西市長も、「精力的に協議を進めたい」との考えを示している。その後、難航していた新市の名称が宿毛市に決まるなど、協議は大詰めを迎えている。ややスケジュールに遅れが出ているものの、3月いっぱいですべての協議を終える予定。8月には合併協定に調印し、それぞれ9月議会に合併関連議案を上程する方針だ。

357香川県民:2004/06/21(月) 22:49
地方自治体を率いる首長の本音かと。
香川の西讃地方もここ数年で国道のバイパスの建設や農道の整備が進み、随分と便利になりました。

山地宏・仁尾町長/都会よ田舎を知れ
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?c=15&kiji=11

いわば、税収の多い都会から田舎に税金を回す地方交付税は、都会にしてみれば安いもんや。だいたい、田舎で生んで育てた子どもが都会で大学に入り、就職して税金を納めてるんやから。交付税のことを「田舎にばっかり金を回して」という人は実態を知らないんやろうな。
三方を山に囲まれた町だが、江戸中期には栄え、戦後しばらくは外に出なくても製塩や漁業、みかんをやってれば食うに困らなかった。

その後は町に企業や工場が少ないから、外に働きに行くようになった。私も町長になる前の30年余り、勤め先があった高松などにバスと汽車を乗り継いで通った。峠を越える道路がないと、どこにも行けないんや。

18年前に町長になって、徹底的に道路を造ってきた。「いらんところに道路を造って」と言うが、都会が自分とこに人を集めて田舎の道路を必要ないものにしたとも言えるやろう。それに田舎に道路がなかったら、外に働きにも出られん。
国土の7割は農山漁村だ。そこに住む全人口の2割の人たちが食糧の生産や自然の維持を支えている。3連休を今より増やし、お互いに行き来できる時間を取れるようにしてほしい。そうすれば、どっちも必要なことがよく分かるはずだ。都会だけ、田舎だけ、では生きていけないんやから。

358とはずがたり:2004/06/22(火) 14:03
都会の人が田舎から出てきたのだから田舎は都会からカネを受け取る権利があるという論理は地方の政治家がよく口にするんですが,どうも納得できません。
しかし,
①実際に都会に住む人の応益原則を無視して田舎にカネをばんばん垂れ流すべきではない。
②田舎は食糧生産や自然の維持に機能する分だけカネを貰えるべきである
という二点は矛盾しないし,結局これまで必ずしも効率的な土木事業を実施してこなかったとの責は田舎は免れないのでは?
そもそも,田舎の市街地区は公共交通がなく自家用車依存の為に結構渋滞もひどいし,むしろ公共インフラが足りて無いとも云える。
③山の中の誰も通らないような道を立派にすることだけが必要な公共工事ではない。
④地方都市のインフラ整備にもっと重点的にカネを注ぐ
という姿勢も必要では?と思ってます。

359とはずがたり:2004/06/22(火) 16:10
<東北・北海道>秋田県

象潟町にもなんか無いとねぇ
名前:仁賀保市 市庁舎:旧金浦町役場 手法:象潟町への編入の上市制施行
は?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000001-mai-l05
[選挙]象潟町長選 横山忠長氏が初当選 新市名白紙化で支持 /秋田

 ◇合併協復帰
 任期満了に伴う象潟町長選は20日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町総務課長の横山忠長氏(56)=無所属=が、いずれも無所属新人で元会社役員の新田厚氏(65)と元町議の山田実氏(67)を破り、初当選を果たした。
 最大の争点となった現在休止中の仁賀保・金浦両町との合併協復帰問題に対し、横山氏は復帰に前向きで、今後の町の動きが注目される。当日有権者数は1万558人で、投票率は84・18%(前回86・89%)だった。
 横山氏は38年間の行政経験を強調し、行財政効率化のため合併推進を主張。復帰条件として、離脱の原因となった新市名称、庁舎位置の白紙化などを掲げ、幅広い支持を集めた。
 合併協会長の巴徳雄・仁賀保町長は「法定協を早く再開したい。まず参加してもらい、懸案について話したい」と話した。
 大接戦だった前回に続き出馬した新田氏は、「昨年10月のアンケートは民意を反映していない」と合併協への早期復帰を主張したが、支持に伸びを欠いた。単独立町を唱えた山田氏も独自の戦いを挑んだが、及ばなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇住民を交えた真剣な論議を
 新市名称「にかほ」、庁舎位置「金浦」の決定に反発した住民アンケートの結果を受け、金巌町長が法定協離脱を表明して半年。町民は「合併推進」を主張する横山氏に今後の町政を託した。しかし、協議再開への道は必ずしも平たんではない。
 6割超の「離脱賛成」の住民の声は変化したのか。3月の町議選では「推進派」が影を潜め、今町長選でも表立った支援をする町議はわずか。民意は、厳しい財政など町の将来を考え「合併はやむなし」を示したと言える。
 合併の成否は、仁賀保・金浦両町との信頼関係の回復にもかかる。現時点では、横山氏が挙げた懸案の白紙化を両町が了承するかは不明。この日祝福のため横山事務所を訪れた金浦町長に横山氏支持者がば声を浴びせるなど、溝はなお深い。
 横山氏は「合併の理念の明確化」も公約した。特例法の期限を気にした「合併先にありき」ではなく、真に住民を交えた真剣な論議が今こそ3町に求められている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇象潟町長選開票結果
 =選管最終発表
当 5193 横山忠長 56 無新
  2812 新田厚  65 無新
   788 山田実  67 無新
 (無効95)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇象潟町長略歴
 横山忠長(よこやま・ただなが)56 無新(1)
[元]町総務課長[歴]町農林水産課長▽西目農高(毎日新聞)
[6月21日18時50分更新]

360とはずがたり:2004/06/23(水) 05:00
[自治の行方]「依田窪」を来月設置 2法定協で並行論議へ−−丸子町 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l20

 ◇住民投票結果受け
 住民が住民投票で新たな合併枠組みを選択し、県内で初めて枠組みが異なる二つの法定合併協議会設置が決まった丸子町で21日、会見した堀内憲明町長は「二つの協議会で並行して合併論議を行う。速やかに設置しなければならないが、7月中になるだろう」と見通しを語った。
 住民発議、同一請求の手法はいずれも議会で跳ね返され、最後の手段だった20日の住民投票は、61・01%と高い投票率となり、賛成が反対の約2倍を占めた。会社役員の滝澤幸雄さんら有志グループをも驚かせる結果は「行政、議会関係者は結果を厳粛に受け止め、真しに取り組むことを強く求める」という宣言につながった。堀内町長は職員に設置の準備を指示する一方、議会に報告。協議会事務局職員の人事と予算計上の検討に入った。
 一方、長門町と和田村による合併研究会会長の小林和彦・長門町長は21日、依田窪4町村合併協議会設置の決定を同会に報告した。小林町長は「依田窪合併協設置とは別に、和田村との法定協設置の準備は予定通り進める」と話し、羽田健一郎・和田村長は「早急に4首長の話し合いを持つべきだ。丸子町が腹をくくって取り組むべき問題」と指摘した。
 上田小県地域での合併への取り組みは、東御市の誕生のほか、上田市・丸子町・真田町・武石村4市町村の法定協がスタートしたばかり。もたつく合併論議に、域内で初めて浮上した「依田窪4町村法定協設置」がどんな影響を与えるのか。特例法に定める合併期日は9カ月後に迫っている。【森俊樹】(毎日新聞)
[6月22日19時50分更新]

361とはずがたり:2004/06/23(水) 13:44
<九州・沖縄>鹿児島県

>阿久根市と長島町との1市2町での合併協議会設置の賛否を問う住民投票は、
>開票の結果、反対が賛成を154票上回った。

「1市2町に賛成<1市2町に反対+1市2町はわからない」が示されたに過ぎない。長島と2町合併だと反対はもっと多くなるやもしれぬ。

1市2町の協議会設置に反対上回る 東町
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3851

 東町で20日に行われた、阿久根市と長島町との1市2町での合併協議会設置の賛否を問う住民投票は、開票の結果、反対が賛成を154票上回った。町を二分した合併議論は「長島町との2町合併」が支持された形で、長島町議会の市町村合併問題等調査特別委員会は21日、2町での協議会設置の議案を期限付きで継続審査にした。

 住民投票で賛成がわずかに下回ったことについて、平山健道町長は「残念な結果だ。東町単独ではやっていけないので長島町との2町での合併を模索したい」との考えを示した。

 一方、長島町議会は、住民発議に基づく1市2町での協議会設置議案を4月に可決。2町での設置議案は継続審査としてしていた。21日の特別委では「2町での合併協議しか選択の道がない」との意見も出たが、採決の結果、可決と継続審査が6対6の同数となり、委員長判断で継続審査とした。1週間後をめどに改めて委員会を開く。

 阿久根市の斉藤洋三市長は「当面は単独で行かざるを得ないが、広域合併ができる下地づくりを目指す。市の財政状況が悪いとの話もあったようだが、1人あたりの借金は東町の方が多い。正しい情報で判断してほしかった」と話した。

(6/22)

362とはずがたり:2004/06/25(金) 13:02
登米市新設 3町が一部議案否決 宮城県への合併申請延期
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000008-khk-toh

 2005年4月1日に「登米市」を新設する合併協定を結んだ宮城県の登米郡8町と津山町の各町議会は24日、それぞれ6月定例会を再開し、9町を廃止して登米市を新設する廃置分合議案を可決した。しかし、議員を当面48人にする定数特例や財産処分などの関連議案は、3町で計4件が否決された。

 議決に続く手続きである県への合併申請は、関連議案すべての可決が前提。一部否決を受け、9町長は24日夕、県迫合同庁舎で対応を協議し、28日に予定していた浅野史郎知事への合併申請書提出を延期した。

 否決されたのは登米町が「財産処分」、米山町が「定数特例」と「地域審議会」、南方町が「定数特例」。町長会議の結果、現時点では法定協議会に差し戻さず、遅くとも7月上旬までに3町の臨時会に原案を再提案する方針を確認した。

◎町議の声反映不足

 「安産型」(浅野史郎知事)だったはずの「登米市」合併にブレーキが掛かった。9町を廃止し、登米市を新設する「廃置分合議案」は全町が可決、合併推進の意思表示はされたが、他議案の否決は議員側の不満も露呈した。

 5議案の柱は50項目の協定を前提とした廃置分合。登米市に財産を引き継ぐ「財産処分」、原則30とする「議員定数」と合併時の1期のみ48に増やす「定数特例」、旧町単位に意見を聞く「地域審議会」の4議案は、協定を法的に裏打ちする位置付けになる。

 否決は典型的な「総論賛成、各論反対」のパターン。登米町議会が財産処分議案を否決したのは、町有林を売却してまで新市への基金引き継ぎを求められていることへの反発がある。

 米山町議会で定数特例に反対した町議は「合併自体はやむを得ないが、合併協議に意見を出す機会が今日しかなかった」と主張する。

 町議会から法定協議会に出席したのは議長と副議長だけ。「各町の特別委の議論を紹介する程度で、合併協議に議員の思いは反映されなかった」と、反対票を投じた。

 ただ、一部否決されたとはいえ、全体として合併推進の流れに変わりはない。合併協議への疎外感を訴える各町の議員との溝を埋められるかどうかが、再提案の行方を左右しそうだ。

<対応見守りたい/登米地域合併協議会の稲辺正会長(石越町長)の話> 予想外の事態で残念。協議の過程で一部には納得しかねることもあっただろうが、時間をかけて話し合い、了解されたと考えていた。当面は3町長と議会の対応を見守りたい。
(河北新報)
[6月25日7時4分更新]

363とはずがたり:2004/06/26(土) 16:05
<中国・四国>香川県
>>296-301続報
●観音寺市・山本町・大野原町・豊中町・豊浜町・財田町合併協議会
(設置2002/10/1・新市名選考を巡り協議が難航・2004/3/19解散)
│└→○観音寺市:新設(観音寺市,大野原町,豊浜町)新市役所に,現観音寺市役所。2005.10.11

三豊中央合併研究会(豊中、山本、財田町)
|  ↓
参 ○三豊市(三豊郡 高瀬町,山本町,豊中町,仁尾町,財田町)三豊中央合併協議会(法定)
加  ↑
申 高瀬、仁尾両町加入
入  |
↓  | ┌─→△三野、詫間は二町での合併を検討
●三豊北部四町(高瀬、三野、詫間、仁尾)
三豊北部四町合併協議会(法定)(設置2003/10/1,休止04/5/28)
三豊中央3町の合併申し入れに高瀬、仁尾両町前向き。結局両町が脱退中央3町へ合流

●:破綻した組み合わせ ○:実現しそうな組み合わせ △;検討中の枠組み

[行政議会選挙]5町による合併協議がスタート /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000005-mai-l37

 山本、豊中、財田3町でつくる三豊中央合併協の第3回会議が24日開かれた。今回から高瀬、仁尾の2町が加わり、5町による新たな枠組みで06年1月までの合併を目指すことになった。実現すれば人口は約4万8300人になる。この日は、経過報告、組織の変更に関する協議書などの調印などが行われた。会長の大橋良男・山本町長は「これまでの経験を生かし5町が、議論を重ね素晴らしい新市ができることを期待したい」とあいさつした。(毎日新聞)
[6月25日20時41分更新]

364とはずがたり:2004/06/26(土) 16:09
周辺町村に袖にされ続けた甲府市ですが…。

[市町村合併]上九一色村、全村で甲府市と合併−−村長表明、議会側も了承 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000002-mai-l19

 合併相手先を探る住民意向調査で「全村で甲府市」が最多となった上九一色村の小林実村長は23日の議会全員協議会で、全村で甲府市と合併する方針を表明した。議会側も了承した。村と村議会は全村での合併に慎重な同市の状況を見極めながら、任意合併協議会設置申し入れの時期を探る。
 同村によると、全村で甲府市との合併方針を決めた理由について、小林村長は協議会で、意向調査の結果を合併方針の決定に使うことに反対している南部住民有志の「本栖湖を愛する会」の伊藤満三会長と22日夜に話したことを明らかにし、「(全村で甲府と合併しても伊藤会長は)議員のリコールなどの活動はしないと聞いた」などと協議会で説明した。
 また、20日に別の南部住民有志で作る「富士河口湖町との合併を求める会」と意見交換会をしたことで一定の区切りがついたと判断したという。
 小林村長は、22日の6月定例議会一般質問では、甲府市が全村での合併協議に慎重な姿勢を示し、南部住民の意見集約ができていないことを理由に「もう少し考える時間が必要」と繰り返し、明確な合併方針は示さなかった。(毎日新聞)
[6月25日19時41分更新]

365とはずがたり:2004/06/27(日) 02:52
<東北・北海道>
宮城二題。片方は広域合併に反対,もう片方は広域合併を睨んで反対。難しいなぁ。

栗原郡10町村合併の議案否決 新たな枠組み必要に−−若柳町議会 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000007-mai-l04
 若柳町の臨時議会は25日、栗原郡10町村合併に必要な議案を反対9、賛成8の1票差で否決した。県に30日出すはずだった合併申請は見通しが立たなくなり、他の9町村は新たな枠組みの合併協議に向かわざるを得ない事態になった。
 主な否決理由は▽役場庁舎ばかりか、文化会館を使うほど築館町に新市事務所を集中させたのは納得できない▽合併範囲が広すぎる。周辺2〜3町の合併に変更すべきだ――など。若柳町が合併後、市の周辺域になり、取り残されるという不安感が濃かった。
 同町の菅原郁夫町長は議会終了後の記者会見で、「栗原10町村にかかわる議案が否決となり申し訳ない。町単独で生きるのがいいのか、合併実現へ再度行動を起こすべきか熟慮する」と、ショックに揺れる心境を語った。環境を整えて議案を再提案する道もあるが、否決した議員の決意も固いという。(毎日新聞)
[6月26日18時51分更新]

[’04合併協議・進展・波乱]「白石蔵王市」幻に? 反対が85.6% /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000004-mai-l04
 ◇蔵王町の住民意向調査
 蔵王町は25日、同町の住民に白石市との合併に賛成か反対かを聞いた住民意向調査の結果をまとめた。反対85・6%、賛成14・4%で、合併反対派が圧倒的多数を占めたことから、「白石蔵王市」の誕生は幻となることが確実となった。
 大宮敦町長は「結果は想像していた。町民は独自の町づくりを望んでいると改めて認識した」と語った。近日中に、両市町でつくる任意合併協議会の川井貞一会長(白石市長)に報告する。
 川井市長は蔵王町の調査結果について「これは蔵王町民の意思だ。7月6日の会合で協議会解散が決まると思う」との見通しを示し、「(並行して)柴田・村田・大河原3町、角田市・丸森町の合併協議も進んでいる。将来的には広域合併も検討しなければならない」と語った。
 住民意向調査は20歳以上の住民1万968人を対象に14日から22日まで郵送で実施(回収率62・77%)。6732の有効回答うち、反対は5762、賛成970だった。
 蔵王町は昨年12月24日、白石市と「任意合併協議会」を設立。合併した場合の新市将来構想などを協議、新市名も「白石蔵王市」と決めていた。(毎日新聞)
[6月26日18時51分更新]

366とはずがたり:2004/07/02(金) 13:36
法定協始動 月夜野、水上、新治3町村
http://www.raijin.com/news/thu/news02.htm

 月夜野、水上、新治三町村による利根西部合併協議会の設立総会が三十日、月夜野町で開かれ、来年一月の知事申請、同年夏の合併を目指して協議をスタートさせた。今後、月一―二回のペースで開催し、十月には新町建設計画を県と調整、年内に住民説明会を終了したい考えだ。

 沼田を含む四市町村による法定協休止から一カ月余り。会長に就任した鈴木和雄新治村長が「紆う余よ曲折があったが、深いきずなで結ばれた三町村で夢のある日本一の新町を築きたい」とあいさつした。

 協議では、幹事会設置や委員報酬規定などを報告した後、総額二千三百万円の予算案、新町名称募集要項など全七議案を承認した。合併理念のシンボルとして、各町村の九月定例会で「谷川連峰・水と森防人(さきもり)宣言(仮称)」を諮ることも決めた。

◎7市町村の合併推進決議へ 高崎市議会

 高崎市議会各派代表者会議は三十日、高崎地域任意合併協議会を構成する高崎、榛名、箕郷、群馬、新町、吉井、倉渕七市町村の枠組みでの合併推進を市議会として決議する方針を固めた。内容については今後調整するが、一部会派を除き、決議に前向きの姿勢を示しており、二日の本会議で正式に決議される見通し。

 代表者会議では「任意協が一段落ついた段階で議会の意思を示すのは適切」などの意見が出され、オブザーバー参加の会派を含めて決議に前向きの会派が大勢となった。

 決議については、三十日の市議会合併調査特別委員会で合併に対する市議会の考え方を協議。七市町村の枠組みでの決議を求める意見が出されたことを受けて代表者会議が開かれた。

◎移行9月以降か 渋川任意協

 渋川地区任意合併協議会の法定協移行が、当初予定していた七月末から遅れる可能性があることが三十日、明らかになった。任意協はこの日開かれた第九回会合で全日程が終了する予定だったが、六項目が未協議として残ったため、任意協を継続。七、八月にも開催することになった。七月会合で未協議事項が終了できない場合、法定協の設置は九月以降にずれ込む見通しだ。

 日程の遅れを受け、会長の木暮治一渋川市長は同日開かれた会合で「関係町村それぞれに事情はあるものの、なるべく早い時期に法定協を設置することが望ましい」と述べたが、具体的な設置見通しについては明言を避けた。

 同日の第九回会合では、議会議員や農業委員の定数に関する小委員会報告など六事項が報告された後、二〇〇三年度補正予算案が可決された。

367とはずがたり:2004/07/02(金) 13:43
ひび割れた芳賀モンロー 5市町合併協廃止
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/kikaku04/hibi/index.html

苦渋の決断   2004年6月26日付
「吸収」に募る焦り
本音阻まれ孤立化
茂木町長「時間足りぬ」

 「ここまで来たのに、申し訳ありません」
 古口達也茂木町長は十七日、益子町役場を訪れた。真岡、二宮、益子、茂木、市貝の一市四町で組織する芳賀地区合併協議会の平野良和会長(益子町長)はじめ、全首長の前で、協議会から離脱する意向を伝えた。
 「古口さん、そう言わずに」。一市三町の首長は最後まで慰留に努めた。
 会議の終了前に四人を残し、一人部屋を出ようとドアに手を掛けた。この時、平野会長から「(十九日の説明会が)離脱の方向にならないよう、祈っているよ」と声が掛かった。

 ◆バス降りる

 古口町長は、無言のまま退席しながら、これまでの協議会の内容を思い出していた。「やはりバスから降りよう」と、心の中で再確認した。

 茂木町が協議会への参加を決めた最大の要因は、財政事情だ。一方、都市である真岡市とでは、事実上の吸収合併になるとの懸念が当初からあった。だからこそ庁舎位置は五市町で唯一「益子町役場の活用」を主張、町内への生涯学習施設建設にもこだわった。

 古口町長は「産業の中心は真岡、政治の中心は益子、文化の拠点は各市町に」との"政経分離"の持論がある。限られた特例債を既存事業に振り向けたい本音もあった。

 一月に発足した協議会で徐々に、「首長は協議会での発言を自重する」「協議は(一度決まったことを覆さない)一事不再理の原則とする」ことが決まっていき、思うように発言もできず、焦りばかりが募った。

 「我田引水になるから(自分からは言えない)」。助役級による協議会幹事会で、益子側から出た言葉に、大越和也茂木町助役は「こういうときに使う言葉ではない」と声を荒らげた。庁舎問題で茂木案への同意を求めたときのことだ。

 ◆離脱勧告も

 期待していた益子から支援が得られず、吸収への懸念を共有していたはずの市貝さえ「当面は真岡市役所を活用」との姿勢を示した。旗色は悪くなるばかりだった。

 広域行政の今後など、郡内の「一体感」を考えると、安易な決断も下せなかった。

 九日の第十一回協議会で、真岡市の大滝盛議長が「都市計画区域の区分のない町は、来年三月までに線引きを」と発言した。都市計画の問題が一年で片付く見込みのないことは、協議会発足前から指摘されていた。真岡、二宮以外の三町への"離脱勧告"とも取られかねない一言だった。

 言えない本音、見えない新市の姿、周囲からのプレッシャー…。もろもろの事情が重なった。

 財政難を抱えながら、当面は単独という苦渋の選択をした茂木町。

「時間と交流が足りなかった」と言う古口町長の決断は、合併の在り方そのものを問う問題提起でもあった。

亀  裂   2004年6月27日付

絡み合う思惑とエゴ
真岡への不信感が増幅

 「ここで一つ確かめたいことがある。北部三町で合併をと思っている人が多いのか。真岡が入らないのがいいのか。真岡、二宮の合併という声もあるが…」
 五月二十六日の第十回芳賀地区合併協議会。副会長の福田武隼真岡市長は、会長の平野良和益子町長のマイクを取り、真意をただすように、言い切った。北部三町とは同協議会内の真岡、二宮を除く益子、茂木、市貝。茂木離脱のうわさが取りざたされていた。

368とはずがたり:2004/07/02(金) 13:43
>>367-368
 ◆首長らに抵抗感

 新市の事務所の位置問題で協議も暗礁に乗り上げる中、合併実現に向けた議論が続く。
 「対等合併といいながら、真岡市の委員には吸収合併を思わせる発言が多い」。市貝町議会の皆川和之議長が指摘する。すると、真岡側は「問題発言」と反発。不信感が増幅した。

 平野会長は「違いを認め合い、建設的な意見を」と取りなした。
 芳賀地域は政治風土を物語る「芳賀モンロー」で象徴されるほど、地域結束を大切にするつながりが深い。が、十二回の会議を重ねた協議会は、思惑と地域エゴが複雑に絡み合い「結束」とは程遠い。

 不安は、福田市長の「真意発言」から約一カ月後の二十三日の第十二回協議会で、現実となる。
 「この枠組みでは、一期目の首長(真岡、二宮、茂木、市貝)と議員が、せっかく当選したのに席を失う。抵抗感が強く、最初から多難な船出だった」
 合併推進派の首長や議員は、こう振り返る。

 ◆住民不在に不安

 離脱申し入れの約二カ月前の四月。「(茂木町内の)旧クラリオン電子跡地の生涯学習施設計画が、合併で後退するようでは、合併はあり得ない」。古口町長はこう断言した。ほかの市町に困惑が広がり、歩調が乱れはじめた。

 古口町長は「(協議会離脱は)町の将来を思う当然の主張で、苦渋の決断」と力説する。だが、ある事情通は「住民不在の"首長エゴ"では」と言い切る。三十六人の委員も地域色を強く打ち出す。典型が新市の事務所位置。「わが街、わが街に近い所」の繰り返しだ。
 「合併に期待した夢はどうなるのか」と、熱心に傍聴を続けてきた真岡市の男性(70)。住民の将来への不安がくすぶる。



「郡内地図」の行方   2004年6月28日付

継続か、新枠組みか
不明確な協議会の動向

 二十一日夕、古口達也茂木町長は芳賀町役場町長室に姿を見せた。
 街づくりに対する見解の一致から“盟友”ともいえる森仁芳賀町長訪問は、アポイントメントなしだった。
 切々と、「離脱」の経緯を振り返る古口町長。何度もうなずきながら、聞き役に徹していた森町長は「(決断の良しあしは)時間がたたないと分からない部分がある」と、言葉を掛けた。芳賀町が芳賀地区の合併協の枠組みに入らなかったことが、頭をよぎった。

 法定協並立で結論を出せない高根沢町に対し、森町長が“最後通告”したのは、この二日後のことだ。

 郡北部に位置する茂木、芳賀両町には共有するビジョンがある。整備中の主要地方道「宇都宮−茂木線」を軸とした新たな広域形成への期待だ。

 ◆北部連携を重視

 二十五日、宇都宮市で県内の首長が出席して開かれたある会議。森町長は隣に座った小林利恒市貝町長に、一枚の手書きメモを差し出した。横一列に並ぶ芳賀、市貝、茂木三町の図と、それを貫く一本の線。「独自性を持ちながら、新しい広域軸ができる」「真岡中心主義から一歩出る」との走り書きも添えられていた。

 当面は合併せずに単独の道をとる茂木町。「(法定協を)早く壊して、原点に戻りたい」(森町長)と単独を示唆する芳賀町。

 古口町長は「宇都宮と茂木を三十分で結ぶ時代が来る」。森町長も「宇都宮と水戸、県都同士を結ぶ路線。新たな地域形成ができる」。北部地区の連携を重視している。


 ◆次善の策に望み

 茂木離脱後の協議会の動向は不明確のままだ。平野良和益子町長は「(茂木町を除いた)一市三町で引き続き協議したい」と“次善の策”に望みをつなぐ。

 一市三町の枠組みは決して盤石ではない。事務所位置や都市計画の線引きなど火種は残ったままだ。市貝町は「あらゆる枠組みが選択肢」とし、真岡の委員は「合併の気持ちはあるが慎重にならざるを得ない」。

 規約を変更し四市町で再スタートしても、再度、枠組みが崩れれば住民からの信頼喪失につながる。「二度の失敗は許されない」。各市町にはそんな危機感がある。

 一市三町で継続か、新枠組みの模索か。芳賀町を加え、将来の郡内地図をどのように描くのか。混迷を深めている。

369とはずがたり:2004/07/02(金) 15:35
「廃止時期など検討」 飯塚市議会で市長が答弁 嘉飯山合併法定協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000003-nnp-l40

 [筑豊] 嘉飯山二市八町の法定合併協議会から桂川町が離脱した問題について、飯塚市の江頭貞元市長は二十九日の同市議会合併問題調査特別委員会で「法定協の廃止時期などの問題も含め、法定協の正副会長と首長で近々会合を持ち、今後の対応を協議したい」と述べ、法定協解散も視野に検討する考えを示した。

 特別委の質疑で「市議会で議決した法定協の設置議案は、二市八町の枠組みが前提だった。桂川町の離脱で法定協はなくなったということか」とただしたのに対し、江頭市長は「二市八町の枠組みは事実上崩れた」との認識を示した。しかし、今後の対応を協議する法定協正副会長と首長による会合の開催時期については「一定の冷却期間を置きたい」と述べるにとどめた。

 この日の特別委では、このほかに「新たな枠組みを模索するならするで積極的に動かないと時間がない。早い段階で方向性を示すべきだ」「解散せずに新たな法定協を設置することも法的には可能。桂川町がいつでも戻ってこれるように、二市八町による法定協を解散せずに残しておく方法もある」などの意見が出た。(西日本新聞)
[6月30日2時17分更新]

370とはずがたり:2004/07/02(金) 15:46
>>257

[まちのかたち]市町村合併 議案、三たび否決の公算大−−智頭町議会 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000001-mai-l31
 ◇8日提案される議案
 ◇町長、町議を説得の考え
 鳥取市などとの大型合併で揺れる智頭町議会(定数18)に8日提案される合併関連議案に対し、反対(単独存続)派が過半数を占め、三たび否決される公算が大きいことが30日、毎日新聞の調べで分かった。反対派9人、賛成派6人で、未定が2人だった。ただ、反対派の中には「新しい提案理由があれば考える」とする町議も3人いた。織田洋町長は、1日開会の議会で合併議案の提案理由を示すなどして、町議を説得していく考えだ。【松本杏】
 単独存続派町長の辞任に伴う町長選で初当選した合併賛成派の織田町長は8日、2回否決された合併議案を三たび提案するが、反対派町議は「民意に従うだけでなく、民意をリードするのも議員の務め」「意見がぐらぐらするのもどうか」などと信念を吐露。「3回目の住民投票」といわれた町長選を経た以降も、単独存続を支持する心境に変わりがないことを明らかにした。
 賛成派からは「民意はこちら側にある」として、議案を否決した場合は「町議会は解散すべきだ」との意見がある傍ら、「議席が足りない」「今回否決されたら、もう合併はないかもしれない」などの声も聞かれた。
 一方、町執行部は単独派町議の説得と住民説明会用の資料にと、2014年度までの財政推計シミュレーションを作成し、議会の全員協議会で30日、町議に示した。しかし、町議からは地方債と公債の繰越金の整合性などを指摘され、数字のすり合わせと訂正に追われた。
 織田町長は「今の財政で単独は難しい」としているが、反対派町議の間では「推計は(合併か単独か)作る人により全く異なるものになる」と冷めた見方が支配的。02年11月以来、約1年半ぶりに作られたシミュレーションもいまのところ、町議の気持ちを劇的に変える材料になることはなさそうだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆智頭町議会の投票行動◆
 町議  2回目 次回は     コメント
矢部政信  議長 議長 町長に町議説得の道は開くが……
西川憲雄   ―  × 単独で支持を受けた以上、貫く
岸本眞一郎  ―  ○ 否決するなら議会は解散すべき
谷口雅人   ―  × 合併に意思変えるなら辞職か引退
安住仁志   ―  ○ 合併に賛成だが、議席が足りない
佐々木隼人  ○  ○ 民意はこちらにある
中澤一博   ×  × 新しい提案理由がないと……
石谷政輝   ×  × じっくり検討すべき問題だ
国岡智志   ○  ○ 否決なら、もう合併はないかも
國岡恒雄   ×  × 同じ議案なら同じ結果になる
白間重明   ×  △ 状況による。まだ分からない
南肇     ×  × 合併にメリットないと確信
西尾弘    ○  ○ 本来は単独だが民意を尊重し賛成
酒本敏興   ×  × 個々の議員には信念がある
小林実夫   ○  △ 本来は単独だが結果は受け止める
國政隆昭   ×  × 新しい提案理由がないと……
小坂登志夫  ○  ○ 本来は単独だが民意を尊重し賛成
国石俊    ×  × 新しい提案理由がないと……
(○賛成、×反対、△未定)
※矢部氏は議長のため議決に原則加わらない。西川、岸本、谷口、安住の4氏は2回目の議決以降に議席獲得(毎日新聞)
[7月1日20時20分更新]

371とはずがたり:2004/07/06(火) 17:09
<九州・沖縄>

新「小城市」へ、4町に合併決定書交付 07月06日
http://www.saga-s.co.jp/

 来年三月一日に合併する小城郡小城、三日月、牛津、芦刈の四町に五日、古川知事から「廃置分合(合併)決定書」が交付された。七月中旬には総務大臣が合併を告示し、新「小城市」の誕生が正式に決まる。

 古川知事が江里口秀次小城町長、林富佳三日月町長、牧口新太牛津町長、中島正之芦刈町長にそれぞれ決定書を交付。「小城市になってよかったと思われるよう、県として支援していきたい」と話した。

 小城市は人口約四万五千人、面積は約九十六平方キロ。人口では県内五番目、面積では九番目の自治体となる。合併当初は分庁方式を採用し、現在の四町役場を利用して機能を分担。その後、新市で検討し、五年後をめどに新庁舎に移行する。

372とはずがたり:2004/07/08(木) 03:19
東北6県で「東北州」を 岩手県知事が道州制提案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000132-kyodo-pol

 岩手県の増田寛也知事は7日までに、共同通信のインタビューで、北東北3県で導入を検討している道州制を、東北6県に拡大して「東北州」の実現を目指す考えを明らかにした。
 道州制は北海道が全国に先駆けて実現を目指しているが、増田知事の東北州構想はこれに続くものとして注目される。
 ただ、青森、秋田、岩手の北東北3県による検討会の議論が進んでいない上、東北6県の知事の道州制への考え方に相違があるため、実現には曲折が予想される。
 増田知事は「これ以上東京への一極集中を進めて良いのか疑問だ。東北6県が強い地方政府をつくり、経済や地域を自立させ、東京への対抗軸となる必要がある。県単位を超えたつながりを持つことが大切」と強調した。
 具体的な道州制の在り方として「県は残し、欧州連合(EU)のように包括的なまとまりをつくり、共通の自治憲章を制定するなど(独自の)やり方がある」との考えを示した。(共同通信)
[7月7日17時19分更新]

373とはずがたり:2004/07/08(木) 20:46
市圏制か。

自治体、「市」「圏」に再編=地方分権で改憲試案−鳩山元民主代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000702-jij-pol

 民主党の鳩山由紀夫元代表は8日、地方分権に関する分野で独自の憲法改正試案を発表した。9日発売の月刊誌「Voice」に掲載される。
 試案によると、現在は都道府県や市町村で区分けされている地方自治体を、立法権や課税自主権を持つ基礎自治体としての「市」と、主にその相互調整を行う広域自治体としての「圏」に再編。国の権限は、外交や安全保障、マクロ経済政策などに限定するよう提案している。(了)(時事通信)
[7月8日15時32分更新]

374とはずがたり:2004/07/08(木) 21:23
町議会が三たび合併否決 鳥取、住民の声無視
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000226-kyodo-pol

 鳥取市などとの合併をめぐり混乱の続く鳥取県智頭町は8日、定例議会で合併に関する議案を反対多数で否決した。議会で合併議案を否決するのは3度目。
 同町がこれまで2度実施した合併に関する住民投票は合併賛成が多数を占め、6月の町長選でも賛成派の織田洋町長が当選。しかし、反対派が多い議会によって、住民の声が無視される異例の結果となった。
 智頭町や鳥取市など10市町村が11月に予定していた合併は今後、智頭町を除いてあらためて手続きを進め、9市町村での合併を目指す。
 同町は合併をめぐり、単独存続を主張していた寺谷誠一郎・前町長が住民投票の結果を受け5月に辞職。合併協定書に調印後も、議会が2度にわたって合併に関する議案を否決した。(共同通信)
[7月8日20時39分更新]

375とはずがたり:2004/07/11(日) 01:16
<関東・東山> 山梨県

[市町村合併]トンネル建設、合併の条件に−−任意協で道志村長 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000006-mai-l19

 都留市と道志村の第3回任意合併協議会が9日、都留市役所で開かれた。冒頭のあいさつで同村の佐藤卓司村長が「市と村をつなぐ2000から3000メートルのトンネルが約束されれば、村民は合併に異議はない」と切り出し、トンネル建設が合併の条件となる考えを明らかにした。
 佐藤村長は協議会後、報道陣に対し「トンネルができれば、両市村は15分で行き来できる。トンネルができなければ合併できない」との考えを示した。また、6月に同村と横浜市との友好・交流に関する協定を結んだ際、同市の中田宏市長から「(道志村は)単独でいてほしい」という趣旨の発言があったことを明らかにした。
 両市村は現在、県道1本で結ばれている。協議会では、同村側の委員からも「トンネル建設の具体的な話はどうなっているのか」との質問が出て、協議会長の小林義光・都留市長は「新市の財源となる特例債が県道のトンネル建設に使えるのかなどについて、県と協議しながら調べていく」と述べるにとどまった。
 この日、協議会で各小委員会が設置され、トンネル問題は今後、新市建設計画作成委員会などで協議される。(毎日新聞)
[7月10日19時42分更新]

376荷主研究者:2004/07/19(月) 02:14

【北上市:人口増加速へ対策本部設置】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/05/20040528t31020.htm
2004年05月28日金曜日 河北新報
北上市、人口増加速へ対策本部設置 育児支援など強化

 岩手県北上市は「人口増加対策本部」を6月中に設置する。人口減少が顕著な岩手県内の市町村の中で、同市は増加を続ける数少ない自治体だが、近年は伸び悩み気味。本部は、住環境の整備促進や育児支援など人口増につながる施策をまとめる。2010年までに市単独による10万都市を目指している。

 対策本部は三役と部長級以上の幹部職員で構成。ほかに、30―40代の職員十数人と、一般公募する市民数十人による二つの研究グループを設置する。年内に最終報告をまとめ、05年度予算や、市の中期計画に反映させる。

 市の人口は9万2834人(4月末現在)。1991年4月の、旧北上、和賀、江釣子の3市町村による合併時は8万3000人で、以後年平均740人のペースで増えてきた。

 国立社会保障・人口問題研究所が昨年12月にまとめた将来推計では、同市の人口は30年に10万3590人に達する見通しだ。

 しかし、増加幅は93年度の1300人をピークに年々減少しているのが実態。02年度は284人増にとどまり、上昇カーブは鈍っている。

 伊藤彬市長は「10万という数字は適正なまちの規模を考える上での目安であり、人口増は地域の活力を示す指標の一つ。具体的に何をすべきかを考え、市の施策に幅広く反映させたい」と話している。

377とはずがたり:2004/07/23(金) 01:29
“卒業視察”「やましくない」 兵庫「合併7町長」ら欧州から帰国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000026-san-soci

 来春の市町合併で残り任期がわずか八カ月しかない中、一人あたり六十万円の公費で九泊十日の欧州視察旅行に出かけていた兵庫県北部の七町長らが二十二日、帰国した。町長らは「観光といわれるのは心外」「六十万円以上の成果を返せばよい」などと述べ、やましさはないと主張。しかし、合併自体が財政難を理由に進められただけに批判は強く、開き直りとも取れる発言に今後、反発が強まることも予想される。
 観光要素が強いとされる視察旅行に参加したのは来年四月に新「豊岡市」になる日高、城崎など四町と、「朝来市」になる三町の各町長でいずれも合併前日に失職する。このうち四人は妻を同伴したが妻の旅行費用は自弁したという。合併の予定がない四町の町長も参加した。
 二十日に帰国した二人を除く九人の町長らは、前日にパリをたち、二十二日午前八時すぎに関西国際空港に到着。視察団長の清水豊・日高町長は「観光行政がわれわれの頭の中には常にある。君らのいう観光と僕らのいう観光とは違う」と強気の弁明に終始。出発前には「批判に反論しようがない」としていた西村肇・城崎町長も「視察が全部否定されるのはどうかと思う」と前言を修正した。
 今回の件では、豊岡市の市民グループから公文書公開請求書が日高町などに出された。清水町長は「批判があるかどうか、帰ってみないと分からない」と不安な表情を見せながらも「(視察は)全国どこの町村会でもやっているはずだ」と強い口調で語り、地元へ戻るバスに乗り込んだ。(産経新聞)
[7月22日15時43分更新]

378とはずがたり:2004/07/23(金) 16:52
行政が合併を厭がっているのは汚職・利権構造を崩されるのが嫌だったからだな
どっかにも貼ったような気がするがもう一回怒りを込めて貼り付け。
町長・町議会ともに解散して周辺町村と合併木津市作れ!!!

<京都>木津町長逮捕 不祥事続き町民から怒りの声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000003-abc-l26

京都府木津町の町長が公職選挙法違反容疑で昨夜、逮捕されました。木津町では汚職事件も相次いでいて、町民からは、怒りの声があがっています。

「全国に恥をさらして恥かしい」「恥かしい。早く辞めて下さいの一言です」と町民からは怒りの声が聞かれました。京都府木津町の三桝武男町長は、今月11日に投開票された参議院選挙で、特定候補者の票の取りまとめなどを幹部職員らに依頼したとして逮捕されました。木津町では、2001年以降、汚職事件で町の幹部2人が逮捕されていて、今回のトップの逮捕は町政への信頼を再び揺るがす結果となりましたが、きのう会見した助役らは「倫理向上のために研修をしたい」と述べるにとどまりました。京都府警は、昨夜から町役場や町長の自宅などを捜索し、依頼を受けた幹部職員による票の取りまとめがなかったかどうかなどを調べる方針です。(朝日放送)
[7月23日12時20分更新]

379杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/24(土) 16:27
合併特例債とか議員任期特例とか鼻先に人参ぶら下げる真似しておきながら、こんな時には自治体任せにするのは無責任。

“短命首長”選ぶの? 合併直前 現職任期切れ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news007.html

 平成の大合併で、合併直前に首長の任期満了を迎える自治体が、通常通りに選挙を実施するかどうかで揺れている。新首
長が誕生しても直後の合併で失職するためで、「公選法の定め通りに」という順法派が大勢を占めてはいる。一方で、「選挙費
用の無駄遣い」との批判もあり、「無駄な行政コストを削るという合併の趣旨に反する」として、半世紀以上も昔の中央選管の見
解を盾に選挙を行わない構えの自治体も出ている。

■自治体の対応は二分

 大分県緒方町の山中博町長は来年三月四日で任期満了となる。ところが、町は同三十一日に周辺六町村と合併して「豊後
大野市」に移行する予定で、せっかく選んだ新町長も、在任二十六日で失職してしまう。
 町村長選には最低でも約三百万円の公費が必要とされる。住民や合併の相手先から「税金の浪費では」といった疑問の声も
聞かれるが、公選法は任期満了による地方公共団体の首長選について「任期が終わる日の前三十日以内に行う」と定めてお
り「現状では実施せざるを得ない」と山中町長。
 来年三月二十二日に四市町村での合併を目指す熊本県旭志村も、村長の任期満了が約一カ月前の二月二十五日。鹿児島
県笠沙町は合併を約三カ月半後に控えた今年十月九日に町長の任期満了を迎えるが、ともに、緒方町と同じ理由で選挙を実
施する構えだ。
 これに対し、来年一月二十四日に福岡県福間町と合併して福津市になる津屋崎町は選挙の実施を見送る。三日前の同二十
一日で町長は任期を終えるが、「合併するのに多大の出費をして在任数日の町長を選ぶのは意味がない」との判断だ。
 根拠として、一九五一年に全国選挙管理委員会(現中央選管)事務局長が出した「数日後に合併を控える場合は選挙を行わ
なくてもよい」とする見解を引っぱり出してきた。
 この見解に、公選法に対抗できるほどの効力があるか分からないが、総務省は「合併前の首長選に対する特例措置はなく公
選法に従うべきだ。しかし五一年の事務局長見解も承知している。最終的には自治体がどう判断するかだ」と、地方の側にげた
を預けている。

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380とはずがたり:2004/07/27(火) 02:25
<九州・沖縄> 大分県
[花いちもんめ]ってなんだ?
杵築市, 西国東郡 大田村,速見郡 日出町,山香町
※新市名(速見市,杵築市など)と新市役所の設置位置(杵築市役所,日出町役場)を巡り協議が難航,協議会を休止,合併協議を再開(3/30)
※新市名は「速見杵築市(はやみきつきし)」,新市役所に,現・杵築市役所を提案(5/28)
※新市名は「杵築市」,新市役所に,現・日出町役場を提案(6/7)
※新市名は「杵築市(きつきし)」
※新市役所に,現・日出町役場
役場も市名もでは日出町の我が侭となるよなぁ。。

[花いちもんめ]おおいた市町村合併 杵築など4市町村合併協が協議休止へ /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000006-mai-l44

 ◇杵築市・日出町・山香町・大田村
 杵築市、日出町、山香町、大田村の合併協議会(会長=八坂恭介・杵築市長)は日出町議会が合併関連議案を否決したのを受け22日夕、山香町役場で非公式の会合を開き、当面協議会を休止する方針を申し合わせた。
 町長の辞職願を提出した日出町の本田維憲氏を除く委員20人で話し合ったが結論は出なかった。会議後、八坂会長は日出町民から要望が強い新市名「杵築市」の見直しを「法定協で協議した重みを考えると変えられない」とし、協議再開については「3市町村の議会で今後の方向性が定まってから」と述べ、日出町長選の結果待ちではないことを明らかにした。(毎日新聞)
[7月24日21時6分更新

381杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/27(火) 15:53
そもそも、この調査結果からして必要性が薄いと言う証左なのでわ?

百里飛行場の民間共用化 認知度は“低空飛行”
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily01.htm

 百里飛行場の利用促進に向け、民間共用化についての認知度や利用意向を調べた県のアンケート調査結果が26日、明らか
になった。北海道、沖縄県など就航が想定される4道府県ではまったく知られてなく、話題にもなっていなかった。便数確保など
にも影響しかねない認知度の“低空飛行”ぶりが浮き彫りになった形で、PR不足の実態に対して、同飛行場利用促進検討委員
会(委員長・石田東生筑波大教授)では「知事のトップセールスも必要」との声が上がっている。
 アンケート調査は昨年十二月から今年三月にかけて、百里飛行場の「後背圏」として県内と栃木・宇都宮地区、千葉・柏地区
の住民や企業・団体、市町村など、「相手先」として航空機利用による一定以上の住民交流のある全国十二道府県と旅行代理
店を対象に実施された。
 配布数は三千九百四十二で、回収率は30・3%。二十六日、水戸市内で開かれた同飛行場利用促進検討委に結果が報告さ
れた。
 調査結果によると、百里飛行場民間共用化についての「相手先」の認知度は十二道府県全体としては約60%だったが、この
うち就航が想定される北海道、大阪府、福岡県、沖縄県はいずれも飛行場名は知っているが、民間共用化について認知はなく、
話題にもなっていなかった。
 福岡県、沖縄県の旅行代理店各一社は飛行場名さえ知らなかった。
 「後背圏」の認知度は、県内が住民約70%、企業・団体約80%、市町村90%以上と高かったが、宇都宮・柏地区では住民、企
業・団体とも約10%、市町村40−50%と極端に低下した。
 利用意向については、「後背圏」の住民が観光で約70%、ビジネスで約50%、企業・団体(ビジネス)が約75%、市町村(業務)
が80%以上だったが、「利用しやすい時間帯の便設定」「便利な駐車場」「アクセス道路の整備」などを条件に挙げる声も多かっ
た。
 アンケート調査は百里飛行場利用促進検討委が本年度中に策定する「アクションプログラム」の一環として実施。二十六日の
第三回委員会では調査結果に基づいた基本方針や方策の柱が議論された。
 基本方針には地域振興などの視点も含まれているが、福島空港の事情に詳しい委員からは「まずは空港が採算をとるための
計画が先決。地域振興などは先の話だ」と、現実の厳しさを指摘する意見も上がった。

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382名無しさん:2004/07/27(火) 17:52
このサイト見てて思ったんですが、アホな新市町名が多くてげんなりしました。
ひらがな、旧国名の僭称、無意味な名前の創出…悲しいです。
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/index.html
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/sub/rireki.htm

383杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 18:55
>>382
地名研究における当面の課題

                                      声   明

地名は日本の伝統文化の根幹をなすものであり、日本の歴史、地理、民俗、考古、すべては地名を由縁としている。それゆえ
に、私ども日本地名研究所は発足以来、地名の研究と保存に全力を傾けて今日にいたっている。
1999年12月、政府は新しい「行政改革大綱」を決め、全国の市町村を2005年まで現在の3分の1である1000以下にしようと、合
併を強引に進める方針を定めた。これは、明治21〜22年の町村大合併、また昭和37年(1962)の住居表示に匹敵する大改革
である。
一昨年から始まったこの大改革によって、合併市町村の新しい名がぞくぞくと誕生することになったが、その中には、私どもが
年来主張している由緒ある地名とはまったくかけはなれた、新市・新町の名がしばしば見られる。その安易な命名は、あるいは
いたずらにひらがな書きにし、または安易に方位方向を冠し、あるいは合併市町村の頭文字をとって合成し、あるいは根拠の
ない瑞祥地名をとるなど、あまりにもほしいままな命名が横行している。
これらは、その土地の実情を的確に反映しているものとは言えず、日本の地名の新しい受難時代の到来と言っても過言ではな
い。それは、地名の危機であるばかりでなく、日本人の風土感覚を狂わせる重大な問題を孕んでいる。
この現状を座視するにしのびず、私ども日本地名研究所はここに警告し声明を発表するものである。      2002年3月

                                                    日本地名研究所所長 谷 川 健 一

384杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 19:06
                                     追  記

 新市町村の命名にあたっては、安易な方法にたよらず慎重な配慮をお願いしたい。そのためには、選考委員に歴史・地理・
民俗・国文学など地名に造詣の深い学識経験者の参加を、是非要望する。
 これまでの好ましくない命名を数例列挙すると、

※カタカナ・ひらがな書きの市町村名
  さいたま市(浦和・大宮・与野の3市)・あきる野市(東京都秋川・五日市の1市1町)・
  マキノ町(滋賀県高島郡海津・百瀬・西庄・剣熊の4村)
※恣意的な方位の濫用
  西東京市(保谷・田無の2市)・東村山市・東大和市・群馬県内の東村(吾妻郡東村・佐波郡東村・勢多郡東村)
※合成地名
  更埴市(長野県更級郡と埴科郡の頭文字)・生見尾村(生麦・鶴見・東寺尾の3村 現横浜市鶴見区)・
  七会村(茨城県西茨城郡の7村)・七郷村(福島県にあった明治期の村)・
  六会村(群馬県内の入山・小雨・日陰・生須・赤岩・太子の6村)・大田区(大森・蒲田の2区)

385杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 19:06
※借用地名(国名・県名など大地名)
  沖縄市(旧コザ市)・東香川市・南国市・上越市
※瑞祥地名
  瑞穂町(栃木・東京・石川・長野・京都・兵庫など多数)・豊栄町(新潟・長野・愛知・岡山・広島など多数)・
  福富町(北海道・青森・島根・岐阜など多数)  
※その他
  昭島市(郷地・福島など8村の合併で昭和町となり、これが更に拝島村と合併)

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386とはずがたり@遠江国佐野郡出身:2004/07/30(金) 20:43
>>379
マッタクだ。お役人の責任逃れが見え見え。
半世紀前であれなんであれ形式的な選挙すること無し!

>>382-385
確かに,由緒有る地名が消されていくのは言語道断。
西近江市やひらなみ市が反対運動の結果旧郡名の高島市・海津市になりそうなのは評価できます。
一方で珍妙な湯陶里市等は全く以てみっともない。。ただ市名などは或る領域を象徴する性質の物なので或る程度の広域名の利用も市民感情を考えると已むを得ない面もあろうかと。(四国中央は宇摩市で良かったとは思うけど)
言葉同様地名もすり減り,瑞祥化されて行くものでしょうし。
柵飼→城東(きとう)(現在は小笠郡に吸収されて消滅)
埋田→梅田(大阪)
なくなってもあとからちゃんと判るようにちゃんと保存しておくべきでしょうねぇ。
都市部では郡名が消えてしまって昔何郡だったか調べないと判らない。。

387名無しさん:2004/07/30(金) 23:48
郡の変遷を見るときはここを使ってます
http://www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/geodata.htm
選挙ネタで見つけたんですけどね
選挙区別議席獲得政党などは力作です

388とはずがたり:2004/07/31(土) 01:53
>>387
おお,すげえッス!教えていただき感謝ですm(__)m
>>386で海部郡+名草郡→海草(かいそう)郡など余り歴史的でないから旧郡名でもそれ程惜しくない地名もあると書こうとして名草が出て来ませんでしたが,これ知ってたら一発だったなぁ。。

389とはずがたり:2004/07/31(土) 19:54
これでもなお未だ独立独歩で行くのか?
智頭町に関してはそれ程,合併しろやとは不思議と思わないが,議員定数の削減・公務員の賃下げなど抜本的に行かねばやばいのでわ?
鳥取の周辺部となった周辺町村と比べて活気あるねぇと云わせるためには財政再建団体などへの陥落は避けたいところ。。

町長と教育長、報酬10%カットへ 福祉施設虚偽報告で−−智頭町 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000276-mailo-l31

 今年3月に完成予定だった福祉施設建設を巡り、智頭町が国や県に「完成した」と虚偽報告していた問題で、織田洋町長は30日、町長と教育長の報酬を当面の間、月額10%カットする意向を示した。9月議会に提案する予定。
 同問題の調査特別委員会で表明。報酬カットは、返還総額10億円余りを抱える厳しい町財政に対応するため。基金が4億円しかない同町は、財源確保のために今年度以降の事業見直しを急いでいる。
7月31日朝刊 (毎日新聞)
[7月31日18時40分更新]

390magenta:2004/08/01(日) 00:33
<北海道・東北>

滝川市、中空知法定協から離脱 中核病院建設や議員定数で対立とけず 
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040731&amp;j=0023&amp;k=200407315235

【滝川】滝川市は三十日、中空知地域合併協議会(法定協、六市町)からの離脱を表明した。一月から論議を重ねてきた法定協は解散することになった。

 法定協に参加しているのは滝川、砂川、赤平、歌志内の四市と空知管内上砂川、浦臼の二町。人口約九万五千人の新市建設を目指していた。

 この日、滝川市内で開かれた全体会議で、猪股栄三委員(滝川商工会議所会頭)は「合併後も財政の厳しさは変わらない。自治体病院など難問も多く、滝川の七委員の総意として離脱したい」と表明。田村弘市長も協議会会長辞任を表明し、七委員全員が退席。これを受け、事務局が協議会の解散を提案、了承された。

 同協議会では、四市にそれぞれある市立病院の統廃合をめぐり、中核病院の建設位置について調整が難航。砂川に建てることでは一致したが、「砂川市立病院の現在地周辺」を主張する砂川と、「滝川市、赤平市寄り」とする滝川が対立。両論併記で全体会議に報告されることになった。

 このほか議員定数、農業委員会の設置数、消防本部の場所についても、滝川市と他市町の論議がかみ合わず、“迷走”が続いていた。

391とはずがたり:2004/08/01(日) 00:39
北海道は兎に角広い様ですから内地と同じ感覚で合併進めようとすると矛盾が生じそうですがねぇ。
それにしても芦別市,奈井江町,新十津川町,雨竜町,滝川市と離脱が相次げば空中分解も已む無しでしょうか…

赤平市, 滝川市, 砂川市, 歌志内市, 空知郡 上砂川町,樺戸郡 浦臼町
★中空知地域合併協議会(解散予定)(法定)
☆中空知4市2町任意合併協議会(任意)
※奈井江町,新十津川町,雨竜町が合併協議から離脱,9市町での任意協議会を解散(2003/11/30)
※法定協議会設置(2004/1/1)
※新市名公募予定(住民対象)
※浦臼町は飛び地
※奈井江町の合併の是非を問う住民投票の結果(2003/10/26)
※一般投票(18歳以上〜):「賛成(26.4%)」「反対(73.6%)」
※子供投票(小学5年生以上〜)「賛成(15.8%)」「反対(84.2%)」
※芦別市,奈井江町,新十津川町,雨竜町は単独自治継続へ
※滝川市が合併協議から離脱の意向を表明(7/30)
※協議会を解散予定
http://www.glin.org/prefect/upd/hokkaido.html

392とはずがたり:2004/08/03(火) 23:43
えらい嫌われッぷりだが…

土佐山田町「香美市」へ合併 困難に
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=3577

 3町村合併の賛否を問う土佐山田町の住民投票は1日あったが、台風10号通過後の大雨の影響もあり投票率が50%に満たず、不成立となった。住民アンケート結果が公表された香北町と物部村ではいずれも反対が過半数に。橋本知事が初めて住民説明会に参加したことで注目を集めた「香美市」合併の行方。民意は賛成を示さず、合併は極めて困難になった。

 土佐山田町の住民投票の投票率は41・15%にとどまり、県内であった合併をめぐる住民投票では初めて不成立となった。ほか2町村の住民アンケート結果も踏まえ、門脇槙夫町長は合併は厳しくなったとの見方を示した。当日の投票資格者数は1万7697人だった。

 1日夜、記者会見した門脇町長は「天候も一つの要因だと思うが、残念な結果で厳しく受け止めている」と話した。当初から町民の合併への関心の低さが懸念されていたうえ、早朝から強く降り続いた雨が住民の足を投票所から遠ざけた。

 一方、住民投票の実施を求めてきた町民有志は「過半数の人が、合併推進という町の立場を信任しなかったということだ」と話している。

        香北と物部 反対過半数

 香北町、物部村はそれぞれ1日、土佐山田町を含む3町村の合併に関する住民アンケート結果を発表した。

 いずれも3町村での合併について、賛成▽どちらかといえば賛成▽反対▽どちらかといえば反対▽わからない−−の五つの選択肢から選ぶ内容で、20歳以上の住民に7月中に配布した。

 集計の結果、香北町では4836人のうち73・78%から回答があり、賛成とどちらかといえば賛成を合わせた「賛成」は1302人、反対とどちらかといえば反対を合わせた「反対」は1878人だった。

 同様に物部村では2683人のうち71・67%から回答を得て、「賛成」が689人、「反対」が1086人だった。

(8/2)

393とはずがたり:2004/08/04(水) 16:01
内海、池田2町合併協議会事務所を開設
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6707

 小豆郡3町合併協議会から離脱した内海、池田両町は3日、「内海町・池田町合併協議会」事務所を開いた。池田町保健センターで、3町合併協があったのと同じ部屋。池田町の八木壮一郎町長は「土庄町の受け入れを念頭に置きながら協議する」と話したが、合併特例法の期限の来年3月末をにらんで2町合併を急ぐ方針。ただ、県が支援に消極的な姿勢を見せていて、なお曲折が予想される。
 2町が特例期間内に合併すれば、十数億円の国や県の補助があるほか、多額の特例債が認められるという。国が小規模市町村の合併促進を強めようとしていることもあり、人口約5500人の池田町は合併を急ぎたい意向だ。
 一方、2町とたもとを分かった形の土庄町は、3町合併を期待しながらも、単独の生き残り策も模索する。財政再建策を職員に募り、160人から人件費削減など333件の提案があった。これを検討し、1年以内に具体化に入りたいとしている。
 真鍋武紀知事は2日の定例会見で、各町の動きについて「(どの町も)3町合併を否定してはいない」と前置きしたうえで、「小豆郡は3町合併が望ましい。駆け引きや条件闘争をする時期ではない」と、2町合併の動きに疑問を呈した。
 また、内海、池田両町が県に要請した合併重点支援地域の指定には「2町をしゃかりきになって応援することは考えていない」と消極的な考えを示している。
(8/4)

394とはずがたり:2004/08/04(水) 16:45
いなべとさいたまとうきはは平仮名市名即刻辞めい!!員弁・埼玉・浮羽良い地名ではないか!

吉井・浮羽町県に合併申請 来年3月に「うきは市」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040804-00000072-nnp-kyu

 福岡県吉井、浮羽町の両町長は四日、県庁を訪れ、来年三月二十日の「うきは市」発足に向け、二町の合併を麻生渡知事に申請した。県内の合併申請は四件目。麻生知事は九月定例県議会に合併案を提案。県議会の議決や総務大臣の告示を経て、正式に新市が誕生する。

 矢野幸次郎・吉井町長、堀万治・浮羽町長と両町の議長らが麻生知事に関係書類を提出。矢野町長は「合併重点地域の指定をお願いしたい」、堀町長は「自然を大事にする地域づくりを目指したい」と話し、麻生知事は「豊かな自然と歴史を持つ両町が力を合わせて発展してほしい」と述べた。

 新市は人口約三万四千人、面積百十七平方キロメートル。新市建設計画では地域を四ゾーンに分け、農業や自然を生かした地域づくりを目指すとしている。(西日本新聞)
[8月4日14時51分更新]

395とはずがたり:2004/08/04(水) 17:59
【財政難の山村が寄付を募り基金】

財政難の山村、都市住民が支援 長野・泰阜村の「基金」
http://www.asahi.com/politics/update/0801/004.html

 財政難に苦しむ山村のユニークな政策を都市部の住民にも応援してもらおうと、長野県泰阜(やすおか)村は1日、「住民参加型ふるさと思いやり基金」への寄付募集を始めた。すでに受け付け前から10件70万円の寄付が集まっている。地方への税財源移転が思うように進んでいないなか、同様の企画が各地に広がっている。

 泰阜村の基金条例は6月の議会で成立。寄付を求めるパンフレットを3千部作り、関東圏や中京圏の村人会などに呼びかけている。

 基金は、「福祉の村」として知られる同村の在宅介護サービス事業の促進など三つの事業に活用され、目標額は合わせて2500万円。募集に先駆けて、新聞記事などを見た県内外の人から、寄付が届いている。

 東京都荒川区の女性からは「我が家は代々東京在住で、故郷がありません。私のような者も、仲間に入れてください」との手紙とともに2口分の1万円が送られてきた。

 奈良県大淀町は1月の住民投票をきっかけに、合併せず単独方針を決めたばかり。まちづくりを考える住民団体のメンバーの中元悦子さん(52)は仲間とともに各1万円を送った。「単独でまちづくりをしていこうという泰阜村の姿勢にエールを送りたい」と言う。

 長野県松本市での会合に出席した松島貞治村長を訪ねて来た男性は「福祉に役立ててほしい」と50万円を手渡した。母親が泰阜村出身で、亡くなった父親も、同村の小学校に通学したという。

 小泉内閣が進める三位一体改革はこれまで、地方交付税が大幅に減額されるなど、小さな町村にとっては厳しい改革になっている。「ふるさとへの寄付」という形で都会から地方へのカネの流れを作り、税財源の偏在を考えてもらうきっかけにしようというのが基金の狙いだ。

 市町村の外側から支援を受ける基金の構想は、北海道のニセコ町で9月議会での条例案提出が予定されているほか、新潟県新井市、兵庫県篠山市でも検討されている。

(08/01 21:57)

396杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/08/06(金) 10:52
義務教育の国費負担分削減には疑問があるけど、これは只の逆切れに聞こえる。

文科相の「天下り」発言 知事「暴言だ」と激怒
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news003.htm

 橋本知事は五日の定例会見で、河村文部科学相が三日、国と地方の税財政を見直す三位一体改革に関連し、総務省(旧自
治省)出身の全国の知事を指して「天下りに近い状態」などと発言したことに、「暴言だ。見識を疑う」と怒りを爆発させた。橋本
知事は旧自治省の出身。
 河村文科相は閣議後の会見で、国から地方への補助金削減を進める総務省の動きをけん制して、「四十七人の知事のうち
二十人くらいは総務省出身。天下りに近い状態で知事になっている連中が、総務省の言うことをうのみにしては困る」などと発
言した。
 橋本知事は翌日の新聞報道で発言を知ったといい、「私だって(最初の知事選で)激烈な競争をやって(当選して)きているん
だから」と「天下り」発言に反論。「大臣の職にある人が言うべきことじゃない。とんでもない」と強い口調で批判した。
 総務省と文科省は、義務教育の補助金を削減対象にするかを巡って、激しい争いを展開している。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

397杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/08/06(金) 11:00
>>396
そもそも「万年総務部長」にしてこの体たらくだからなぁ・・・・・来年の知事選には新人に期待しよう。
#キシロが出てきたら考えるけど。

【ちん電】「運行継続大変厳しい」 日立電鉄廃止問題で知事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news004.htm

 日立電鉄の廃止問題について、橋本知事は五日の記者会見で、「代替バスを検討する一方、常陸太田市は鉄道として何とか
残せないか模索している状況だ」として、同市を中心に運行継続の引き受け手となる会社を模索しているとした上で、「今の段階
でそういうところは見つかっておらず、大変厳しい情勢にある」と述べた。
 知事は「(経営を引き受ける)新しいところが出てきて、公的負担があればやるとなれば、常陸太田、日立市も含めて公的部門
としてどういう応援ができるか検討しなければならない」と強調する一方、「引き受けるところがなければ、代替バス路線をしっか
りと検討していく必要がある」とも述べた。

勤労福祉事業団破産 知事、経営責任追及には否定的
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news008.htm

 鹿嶋市の勤労者福祉施設「鹿島ハイツ」を運営していた県出資の財団法人「茨城勤労福祉事業団」が、多額の赤字を抱えて
破産手続きに入ったことについて、橋本知事は五日、「(県の)貸付金が未回収になることも含めて県民の皆さんに大きな迷惑
を掛けて誠に遺憾」と述べたが、過去の経営責任追及には否定的な見解を示した。
 知事は、県職員を派遣した二〇〇〇年度以降、単年度黒字だったことなどを挙げ、「最大限の工夫・努力をしてきた」と県の
取り組みを強調。改修工事による長期休館などで多額の損失を計上した一九八〇年代後半については、「当時の経営判断と
して、必ずしも間違っていたと責めきれない」と述べた。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

398とはずがたり:2004/08/09(月) 04:08
5市町村で合併を 八戸市議会意見を集約
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6760

 八戸市議会は6日、八戸地域の合併について、6月まで同市と法定合併協議会を作っていた6町村のうち、田子町と新郷村を除いた4町村との合併で意見がまとまった。報告を受けた中村寿文市長は「議会の意見を尊重し、熟慮して決めたい」と話し、合併協議はこれまでの7市町村から、5市町村の枠組みで進む方向になった。

 同市によると、財政面で5市町村の方が効果的であることや、田子町と新郷村が加わると飛び地合併などになることもあり、「5市町村の結論になった」という。

 合併方式は同市への編入で、議員には在任特例を適用し、町村議員は市議になるが報酬は市議と町村議に差をつける1市2制度を採用。また、町村単位に地域自治区を設けて町村長は特別職の各区長になるなどの基本項目も固めた。

 一方、中村市長は報道陣に7市町村での合併を進めたいという考えを改めて示し、「なぜ5市町村なのか。理由と経緯を良く検討したい」と話した。今後は庁内の合併推進本部や三役会議で検討し、12日に開催予定の議員全員協議会で「結論を報告する」と述べた。


(8/7)

399荷主研究者:2004/08/10(火) 03:02

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/07/20040703t71029.htm
2004年07月02日金曜日 河北新報
東北の県庁所在地助役会 新潟市に加盟打診へ

 東北6都市助役会議は2日までに、新潟市に加盟を打診することを決めた。事務局がある仙台市の佐々木謙副市長が6、7日に新潟市を訪ね、篠田昭市長や加藤健一助役ら市幹部に趣旨を説明する。加盟を契機に観光面などでの「東北7県」の広域連携を模索したい考えで、各県中心都市の連携強化は道州制論議にも一石を投じそうだ。

 助役会議は青森、盛岡、仙台、秋田、山形、福島の県庁所在地6市の助役(副市長)でつくる団体で、情報交換と交流が主な目的。
 今回の加盟要請では、新潟を含めた南東北4県の広域観光ルートを確立するなど、観光交流策も提案。将来の道州制導入を視野に入れ、行政と経済界の各レベルでの広域連携を研究することも申し出る。

 行政レベルの「東北」は、国の出先機関の管轄と同じ6県の枠組みが主流だが、北海道東北地方知事会には新潟県も加盟。民間レベルでは東北経済連合会も東北7県を枠組みにしている。
 仙台市は「圏域を考える時、経済界のエリアは無視できない。新潟が持つ中国やロシアへの窓口機能も、東北には欠かせない」と新潟市との連携の必要性を強調する。

 「東北」に新潟を加えようという今回の動きは、政府の第28次地方制度調査会の道州制論議も意識した。国が枠組みを指定するのではなく、地方が積極的に決める姿勢をアピールする狙いもある。
 佐々木副市長は「7県の今後について、主体的にグランドデザインを描かなければならない。新潟市との連携をそのきっかけとしたい」と話している。

400荷主研究者:2004/08/10(火) 03:26

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20040710/ftu_____thk_____003.shtml
2004.07.10 中日新聞
「大名古屋経済圏」構想 20市長が初会議

 東海地方の官民が共同で海外投資を促す「グレーター・ナゴヤ(大名古屋)経済圏」構想で、活動に賛同する愛知、岐阜、三重各県の20市長による初めての会議が9日、名古屋市内で開かれ、新たな取り組みに期待の声が相次いだ。

 会議は構想を提唱した中部経済産業局が主催し、小川秀樹局長が構想の概念や意義を紹介した後、意見を交換した。

 出席者からは「単独での誘致には限界がある。複数の方が効果が上がる」など歓迎する声が多かった。一方、「一体的に推進するのは難しく、調整が必要」「外国企業にどうアピールするのか」などの課題も指摘された。

 会議は今後も継続的に開かれる。

401香川県民:2004/08/14(土) 23:12
これまでの動き
2003年10月 高瀬+詫間+三野+仁尾の4町で三豊郡北部4町合併協議会が発足
しかし協議会で三野町の倉田町長が他町関係者の発言に対して不快感を露にしたり、協議会の開催に際して十分な調整を行わない等混乱
2004年4月 北部4町合併協議会休止、高瀬と三野は中央3町合併協議会に合流
2004年7月 三野町議会が倉田町長の辞職勧告決議案を可決、これに対して倉田町長が広報誌で町議の対応を批判
2004年8月 三野町の住民グループが倉田町長のリコールを求める署名を提出

合併賛否問う住民投票15日告示−三野
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200408/20040813000379.htm

詫間町との二町合併の賛否を問う三野町の住民投票は十五日、告示される。
同町では、倉田定宣町長が二町合併推進を訴える一方、周辺五町でつくる三豊中央合併協議会への合流を目指す住民グループが投票のボイコットを表明。二十二日の投開票に向け白熱した運動が予想される。

二町合併の賛否を問う住民投票は、倉田町長が町住民投票条例に基づき六月議会で発議した。

倉田町長は二町合併推進の理由について、「(休止中の)北部四町協議の経緯や住民アンケートを踏まえた結果。
信頼できる相手である詫間との合併を目指す」と説明。賛成が過半数を占め、投票資格者数の三分の一以上あれば、二町合併推進を決定済みの詫間町との協議が進展するとみられる。

一方、三豊中央合併協入りを掲げる住民グループ(川口喜夫代表)は、「独善で住民投票を決めた」などとして、町長のリコール(解職請求)運動を展開。
十二日には、三千三百七人分の署名を審査のため町選管に提出している。告示後は投票の不成立を目指し、ボイコット運動を本格的に行う構えだ。

402とはずがたり:2004/08/16(月) 22:05
<中部・甲信越> 山梨県

異様に合併したくない?これは合併後2,3年して小渕沢町民が心細くなった頃住民投票すべきかな。
まぁ広域合併派の俺でも北杜市なんて珍妙な市に合併などしたくはないがね。

[市町村合併]「北杜市」への合併是非問う住民投票、あす告示−−小淵沢町 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000122-mailo-l19

 峡北地域7町村が合併して11月1日に誕生する「北杜市」への合併の是非を問う小淵沢町の住民投票は17日告示、22日投開票される。
 住民投票は、18歳以上の町民を対象に実施。小淵沢町と北杜市の合併に「賛成」「反対」のいずれかに「〇」をつける二者択一方式。
 7月5日の臨時町議会で可決された住民投票条例では、▽棄権は反対票扱い▽投票率50%未満なら開票しない▽合併への賛成者が、全有権者の半数を超えない場合、町は(結果を)尊重しなくても良い――などと規定されている。異例の条例には県内外から批判の声も上がっている。
 一方、町内では、中立的な立場の町民有志が公開討論会を開いたほか、合併推進派住民が「合併の是非を住民投票で決める会」(浅川健圃代表)、反対派も「町づくりを推進する会」(前島潔会長)を結成。双方、町民にチラシを配布してPR合戦を展開している。
 投票は町内6カ所で行われ、午後9時から町役場で開票される。

8月16日朝刊 (毎日新聞)
[8月16日16時45分更新]

403とはずがたり:2004/08/21(土) 18:58
権限は違っても法律上はなにか要件が違うのかな?
>自分の住んでいる自治体が町か村かは大きな関心事であり、選択の幅を広げることが重要」と、
>村同士の合併で人口8000人以上の場合、無条件で「町」になれる条例改正を行った。

町か村か 村同士の合併後、権限同じだがイメージに差 それが問題!? /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000021-mailo-l20

 ◇住民のお気に召すまま? 牟礼村と三水村、今秋にもアンケ実施/「村」姿消す中で「要は中身」の声も
 「平成の大合併」で千曲市が県内のトップを切って誕生してから来月1日で1年。合併ラッシュが大詰めを迎えるなか、合併することで「市」や「町」になり、消えてゆく「村」がある。合併後の自治体を「町」と「村」のどちらにするか、今秋にも住民アンケートを実施する牟礼村と三水村に行ってみた。
 地方自治法上で、町と村では権限に違いはない。しかし県は昨年10月、「自分の住んでいる自治体が町か村かは大きな関心事であり、選択の幅を広げることが重要」と、村同士の合併で人口8000人以上の場合、無条件で「町」になれる条例改正を行った。
 「リンゴだって『村』が産地の方がおいしそう」。牟礼、三水村の合併協のホームページ掲示板で村内の中学生が、こう書き込んだのは昨年3月。人口計約1万3000人の両村は「町」にもなれるが、この中学生ら「村」を望む村民も多かったため、新自治体の名称アンケートで「町か村か」も聞くことにしたという。
 「町」「村」、それぞれどこに魅力があるのか。両村の住民に聞くと……。“町派”は「新しくて格が上がりそう」=中学生男子(13)、「村だと県外の人に山奥と思われる」=自営業男性(51)。一方“村派”は「村という響きに愛着がある」=アルバイト男性(18)、「自然をPRしたい」=自営業女性(50)=など。ただ住民の間では「どちらでもこだわりない」という意見が多く、関心は名称に集まっているようだ。
 県内では今年5〜6月、本城など筑北4村が「町か村か」で住民アンケートを実施。56%が町、44%が村を選択し「町」に決まった。自立を選択する村も多く、県内で村がゼロになる可能性は当面ないものの、全国的にみても相当数減る見込み。畑を耕していた男性(69)は青空の下、両村に広がる田畑を指して言った。「町と村どちらになっても、こののどかな風景は変わらないよ」

8月21日朝刊 
(毎日新聞) - 8月21日16時40分更新

404とはずがたり:2004/08/24(火) 00:36
>>402
地位にしがみつく小渕沢町議をとっとと首にして合流しろ!北杜市はみっともないから北杜市と小淵沢町の合併で北巨摩市or八ヶ岳市とすべし

市町合併:住民投票、賛成多数だが「否決」山梨・小淵沢町
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040823k0000m040100000c.html

 山梨県小淵沢町は22日、11月に誕生する北杜(ほくと)市との合併の是非を問う住民投票を行った。合併への賛成が有権者数の半数を超えない限り「合併への反対多数」とする異例の条件で、棄権や無効票は事実上、反対と見なされる。投票は賛成が2312票で、反対の1631票を上回った。しかし、棄権などを含めると「反対」は2735票となり、賛成票は有権者の過半数に達しなかった。

 永住外国人を含む18歳以上の当日有権者は5047人(男2416人、女2631人)。投票率は78.90%。棄権は1065人だった。

 小淵沢町と同町議会は「単独で町制維持」の立場をとり続けてきた。町は、この方針を転換するには多数の住民の賛成が必要として、有権者の過半数という「全国的に珍しい条件」(総務省市町村課)を町住民投票条例に盛り込んだ。しかし、町民らから「合併へのハードルを必要以上に高くするものだ」「棄権者の『投票しない』意思をねじ曲げる」などの批判も出ていた。
    ◇
 鈴木隆一町長は「町単独で行きたいが、これだけ賛成があったのも事実。議会と相談したい」と話した。
毎日新聞 2004年8月22日 22時55分

405香川県民:2004/08/24(火) 00:47
>>401
自己レスです。

詫間と合併賛成多数−三野町住民投票
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200408/20040823000163.htm

詫間町との二町合併の賛否を問う三野町の住民投票が二十二日行われ、即日開票の結果、賛成が二千二百九十九票、反対は四百六十八票となり、賛成が圧倒的に上回った。
しかし、条例が成立投票数として定める総資格者の三分の一(二千七百四十八)以上には達しなかった。
二町合併に反対する住民グループの投票ボイコット運動などが影響したとみられ、投票率も37・53%と低迷した。

結果を受け、同町では今後、合併の枠組みを議論する動きが再び活発化する見通し。
ただ、倉田定宣町長は「今後も二町合併を志向する」としており、同一歩調をとる詫間町の動向も注目される。

当日の総資格者数は八千二百四十二人。投票総数は三千九十二票、無効・不受理は三百二十六票だった。

今回の投票では、二町合併の賛成、反対両派の運動に加え、山本、豊中、財田、仁尾、高瀬町でつくる三豊中央合併協議会への合流派が、投票のボイコット運動を展開、それぞれチラシの配布などで支持を訴えた。
ただ、情勢が複雑化したことも手伝い、有資格者のおよそ三分の二が棄権し、投票率は二〇〇一年の町長選や、〇三年の町議選をいずれも35ポイント以上下回った。

同町の住民投票は、町まちづくり条例に基づき、二町合併を推進する倉田町長が発議。
これに対し、三豊中央合併協入りを目指す住民グループは、「独善で投票を決めた」として町長リコール運動を起こしている。

結果を受け、倉田町長は「成立しなかったことは残念だが、投票者の七割以上が詫間との合併に賛成したことに意味がある。
今後も二町合併を志向し続けたい」と表明。

リコール運動を展開する住民グループの川口喜夫代表は、「今回の住民投票への町民の不満が結果に表れた。
町長の解職を成立させ、三豊中央側への合流を実現させたい」と述べた。

406とはずがたり:2004/08/24(火) 00:55
>>405
高瀬・仁尾に逃げられた三野・詫間と云う形ですが,この低投票率は住民にとっては判りにくいの一言なんでしょうかねぇ。

407無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/08/30(月) 19:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00000314-yom-pol
福井・鯖江市長のリコール成立、合併問題めぐり全国初

 福井市などとの合併問題をめぐり、福井県鯖江市の辻嘉右ェ門市長(64)の解職の可否を問う住民投票が29日行われた。

 即日開票の結果、解職賛成が有効投票の過半数を占め、市長リコールが成立した。「平成の大合併」をめぐる市長解職は全国初。50日以内に出直し市長選が実施される。

 投票率56・36%。確定票は次の通り。

 賛成18178

 反対10149

408とはずがたり:2004/08/30(月) 22:50
能代市or山本市or米代市でいいではないか?

能代市, 山本郡 琴丘町,二ツ井町,八森町,山本町,八竜町,峰浜村
★能代山本市町村合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2004/5/17)
※新市名候補10点:白神(しらかみ),米代(よねしろ),北都,あきた白神,秋田白神,しらかみ,七郷(ななごう),七里(ななさと),北羽(ほくう),よねしろ

白神山地は隣町、でも新市の名前は「白神市」 秋田
http://www.asahi.com/politics/update/0830/005.html

 秋田県の能代市と周辺6町村は、30日の合併協議会で新市の名前を「白神市」と決めた。4市町村が世界遺産白神山地のふもとに位置するというのが最大の理由だ。

 だが、秋田県側の遺産登録地域4千余ヘクタールは、すべて隣接する藤里町に属する。当初は同町も合併話に加わっていたが、昨年離脱し、「独立」を表明した。

 新市は「白神」のブランドを地域経済の活性化に利用したい考え。藤里町抜きでは据わりが悪いのか、首長らは「門戸はいつも開いています」と秋波を送っている。

(08/30 20:19)

409杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/09/04(土) 11:45
北部(平潟・関南・大津)はいわき市、中南部(中郷・磯原・関本・華川)は高萩市と言う風に分割合併できないの?

北茨城 合併アンケ3パターンに分裂 市町村合併 「相手を絞り込めない」 市長困惑
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news003.htm

 北茨城市は三日、市民を対象に行った合併アンケートの結果を明らかにした。合併相手は「高萩市・日立市・十王町」「高萩市」「福島県いわき市」の
三パターンが、ほぼ並び、村田省吾市長は「とても合併相手は絞り込めない」と困惑している。
 今年五月、三千人に調査票を郵送し、千二百五人(40・2%)から回答があった。
 合併相手は、高萩・日立・十王が35・3%でトップだったが、小差で高萩34・5%、次いでいわき26・0%だった。北茨城市は一九五六年、七町が合
併して誕生したため、南部の中郷町が高萩市と、北部の平潟町がいわき市となど、隣接地域との合併を希望している。村田市長は「県境を越えたいわ
き市が多いのに驚いた。合併情報を引き続き提供し、市民の考えがまとまっていくのを待ちたい」とし、合併相手には触れなかった。
 県は県北の合併パターンとして、まず、日立市・十王町(十一月合併予定)、北茨城市・高萩市が合併し、次に両者が一緒になる二段階方式を想定し
ている。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

410とはずがたり:2004/09/04(土) 16:21
北部は勿来の関を挟んでいわき市に隣接。南部工業地帯などは高萩市の手綱工業地帯と隣接。
高萩は日本加工製紙の経営破綻などがあって市の財政も苦しいから嫌がられた?
それにしても北茨城市は7町合併で分散型のミニいわき市といった感じだったんですな。

北部(平潟・関南・大津)…最寄り駅:大津港駅・北部市民サービスセンター・関本PA・五浦海岸
中部(磯原・関本・華川)…最寄り駅:磯原駅・市役所・北茨城IC
南部(中郷)…最寄り駅:南中郷駅・南部市民生活センター・中郷SA・南部工業団地・高萩IC

中郷・磯原・華川・関南・大津・平潟・関本の人口構成は以下の如し
http://business2.plala.or.jp/kitaiba/admin/cp/plan_04.htm

411とはずがたり:2004/09/04(土) 16:24
>>410
むしろ
北部(平潟・関本・関南・大津)
中部(磯原・華川)
南部(中郷)
な感じか?

412とはずがたり:2004/09/04(土) 18:46
静岡は大震災への備えで100%なのだが,栃木はそんなに安全なの?

防災無線導入に地域格差 静岡100%、栃木30%強
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040904-00000016-kyodo-pol

 水害や地震、火山噴火などの災害情報を住民に一斉に知らせる防災行政無線を導入している市町村は、静岡県が100%だった一方、栃木県は最低の30・6%と最大約70ポイントの格差があることが4日、総務省消防庁の都道府県別集計(3月末現在)で分かった。全国の整備率は67・8%だった。
 7月の新潟集中豪雨では防災無線を導入していないため避難勧告が十分に伝わらなかった自治体もあり、消防庁は「住民の安全を確保する最低限の手段」として導入を強く求めている。
 調査によると、市町村の導入率が90%を超えていたのは静岡のほか、千葉、東京、神奈川、山梨、岐阜、和歌山、鳥取の7都県。一方、栃木、福岡両県は30%台と低かった。
(共同通信) - 9月4日11時29分更新

413香川県民:2004/09/05(日) 21:24
先ほどの紀伊半島沖の地震で高知県沿岸部に第一波が到達したのは19時46分。
しかし実際に津波注意報が発令されたのは20時16分。

気象庁の対応の遅さに驚くばかりです┐(´〜`)┌

414とはずがたり:2004/09/05(日) 22:10
地震の時,信号待ちしてました。小刻みにクルマが揺れて気付きました。
念のため京都高速の工事現場下の新油小路通は迂回しました。。

415とはずがたり:2004/09/08(水) 14:04
>>402 >>404
北杜市+小渕沢町→峡北市でもよか

[市町村合併]9月議会、賛否勢力逆転も−−小淵沢町の住民投票受け /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000134-mailo-l19

 ◇反対派や中立議員、態度変える動き
 11月1日発足の「北杜市」との合併の是非を問う小淵沢町の住民投票(8月22日)結果は、合併賛成票が反対票を681票上回った。この結果に町当局や町議会の動揺は大きく、「民意は合併」を突き付けられた反対派や中立議員の中には「謙虚に受け止めたい」と従来の態度を変える動きが出てきた。
 鈴木隆一町長らは、15日開会の9月定例町議会の乗り切りに力を入れるが、審議結果により議会内の賛否の勢力が逆転する可能性も出ている。
 今回の住民投票は、財政、行政の広域化問題などから、町の単独存続方針に危機感を抱いた北杜市合併賛成派の住民有志組織「合併の是非を住民投票で決める会」が、合併推進を求め署名活動の開始の動きを見せた。
 これに対して、鈴木町長や2年前の「単独での存続」議決を支持する議員らは「町政の早期混乱収拾」を目指し、合併賛成派の先手をとって住民投票条例を制定した。
 ところが、住民投票は賛成票が反対票の約1・4倍という結果となり、町政混乱に拍車をかけた。事態を重視した鈴木町長らは、投票日直前に峡北合併協議会が出したコメントに抗議したり、合併方式などについても質問状を出したりするなど、10日の議会全員協議会での巻き返しを狙う。
 町議会の賛否両派は「議会で決めた条例規定や従来の単独での存続方針を尊重すべきだ」「民意を表した投票結果を重視。町長の決断が大切」と一歩も引かない。反対、賛成両派の取り込み合戦に、反対派や中立議員の中から「従来のしがらみを絶ち、町民の総意を尊重すべきだ」「議員本来の活動に戻りたい」との動きが数人出ており、9月議会で両派の勢力争いがどうなるかは流動的だ。

9月7日朝刊 
(毎日新聞) - 9月7日16時41分更新

[市町村合併]北杜市の暫定市長に、伊藤好彦・白州町長が就任へ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000135-mailo-l19

 峡北地域7町村が合併して11月1日に発足する「北杜市」の初代市長職務執行者(暫定市長)に峡北地域合併協議会長の伊藤好彦・白州町長の就任が6日までに決まった。
 初代の市長職務執行者は、各町村長間の事前調整で伊藤町長の選出でほぼ固まっていた。3日に須玉町で開かれた7町村長で組織する同地域合併調整運営会議で正式に就任が了承された。
 伊藤・職務執行者は11月1日に就任する。同日、選挙管理委員会を開いて委員長を決め、市長選と合併特例法の定数特例を適用する市議選(定数37)の選挙日程を決める。
 市長、市議選は合併後50日以内と決められているため12月5日ごろが有力となっている。市議選は、今回に限り旧町村単位で選挙区を設けて行う。次回は法定定数の26人で選挙するが、選挙区を設けない大選挙区となる見通し。
9月7日朝刊 
(毎日新聞) - 9月7日16時41分更新

416とはずがたり:2004/09/13(月) 13:05
村営分譲住宅地:「新幹線代支給」に反響700件−−福島・泉崎村
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040911dde041010060000c.html

 村営分譲住宅地の販売不振の打開策として、土地購入者に3年間を期限に300万円まで新幹線通勤費を支給するなどの販売促進策を打ち出した福島県泉崎村に、問い合わせや照会の電話が相次いでいる。ユニークな販売促進策がテレビや雑誌などで相次いで紹介されたためで、以前は月に5、6件だった電話や電子メールによる問い合わせが、この3カ月間で700件になった。通勤費を支給した
例はまだないものの購入予約は計18件あったという。一番反響の大きかったのは、5日午後1時などにTBS系計15局で放送された「噂(うわさ)の!東京マガジン」の直後。同番組の辛口で社会事象を切る「噂の現場」コーナーで紹介され、5日から7日まで計300件の問い合わせがあった。バブル期に造成した宅地と工業団地で借金は一時68億円まで膨らみ、村の財政は今も深刻。一連の報道を受けて村には「『住民税を払いたい』と思える土地がやっと見つかったかもしれない」などの応援メッセージも届いているという。

毎日新聞 2004年9月11日 東京夕刊

417magenta:2004/09/13(月) 18:25
<東北・北海道>北海道
私の地元ネタです。両者とも自立志向のようでしたが…

桜井氏が初当選 現職・井坂氏を破る 美唄市長選
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040913&amp;j=0023&amp;k=200409131951

【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は十二日投票、即日開票の結果、新人で元市企画財政部長の桜井道夫氏(54)=無所属=が、現職で三選を目指した井坂紘一郎氏(64)=同=を五千百三票差で破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は二万四千七百七人。投票者数は一万七千七百三十人で、投票率は71・8%。前回は無投票で、四人が立候補した前々回の市長選を1・9ポイント上回った。無効票は一九五。

 桜井氏は知名度不足を補うため、早々と二月半ばに出馬表明した。札幌出身の井坂氏に対し、「美唄出身」をアピール。市町村合併や地域医療などの懸案では対立点が明確にならない中、地縁・血縁を生かして支持を広げた。

 桜井氏の支持者が組織内に浸透した結果、前回と前々回は井坂氏を推薦した自民党美唄支部と市職労が自主投票を決め、美唄市農協は両氏を推薦した。こうした政党・団体の対応も桜井氏に有利に働き、草の根選挙で当選を勝ち取った。

 井坂氏は福祉に重点を置いたまちづくりなど二期八年の実績を強調。行政の継続性を訴えたが、市政刷新の声に屈した。

418とはずがたり:2004/09/14(火) 22:49
今の今まで石油コンビナート計画が残っているというのがねぇ…。
これでITERの誘致に失敗したらどうなるんだろ。
サークルの後輩が先日旅行した下北半島で烏賊がめっちゃうまかったとの事。何でも良いけど自然破壊だけは止めて欲しいねぇ。

コンビナート正式断念 誘致、ITERが柱
むつ小川原開発 県が改正素案
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6940

 県は13日、六ケ所村など16市町村の将来像を定めるむつ小川原開発基本計画の改正素案を公表した。構想が頓挫している石油コンビナート誘致を約30年ぶりに正式に断念する一方、フランスと誘致合戦を繰り広げている国際熱核融合実験炉(ITER)の誘致計画を新たな柱として盛り込んだ。県議会などの意見を聞いた上で、06年7月の閣議了解を目指す。

 巨大臨海コンビナートを軸とした同地域の開発計画は69年5月、国の新全国総合開発計画に盛り込まれ、同地域に関する第1次基本計画が72年に策定された。85年には、核燃料サイクル施設立地を盛り込む改正を実施、国や県は95年から開発の方向性についての見直し検討に着手。3年後に、石油コンビナート誘致を外した新計画の骨子をまとめたが、計画は変更していなかった。

 変更の遅れについて、県むつ小川原振興課は「見直しの検討開始が遅れた上、国との調整などで時間がかかった」と説明している。

 素案は5180ヘクタールを対象にし、外国人研究者や技術者が住む「レイクサイドビレッジ」の整備や水素などの新エネルギーの研究開発の蓄積なども盛り込んだ。また、推進にめどがたっていない液晶パネルなどの先端技術産業の蓄積をめざす「クリスタルバレイ」構想も入った。素案は20年代までの指針としている。

 また、核燃料サイクル事業について素案は「安全確保を第一に慎重かつ総合的に対処していく」としている。

 この点について、この日素案の提示を受けた県むつ小川原開発審議会の委員からは「記述が臆病(おくびょう)だ。積極的に推進を図る、と踏み込むべきだ」(青森大教授・末永洋一委員)などの意見が出た。


(9/14)

419とはずがたり:2004/09/14(火) 23:03
<中国・四国>徳島県

順調なら25市町村に進む「平成の大合併」
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4389

 財政支援などが盛り込まれた「合併特例法」の期限となる05年3月31日を目指して、県内各地で合併協議が進んでいる。10月1日には麻植郡4町村による「吉野川市」が誕生する。来春の「美馬市」など、3つの地域でも既に合併調印が終わっている。計画通りならば、現在の50市町村が25市町村になる。しかし、三野町など3町と協議を進めている井川町が合併離脱を表明するなど、「平成の大合併」は壁も少なくない。

 ■ 誕生

 「吉野川市」の一角を担う山川町は11・12日、週末の閉庁時を利用して庁舎内のレイアウトを大幅に変更した。新市は分庁舎方式を採用、同町には教育委員会と水道部が入るためだ。それ以外の各課の書類は約2千箱の段ボール箱に詰められ、30日に他3町村に運ぶ予定だ

 05年3月1日には、脇、美馬、穴吹の3町と木屋平村が合併して「美馬市」に、半田、貞光両町と一宇村による「つるぎ町」が誕生。同4月1日には吉野、土成、市場、阿波の4町による「阿波市」が発足する。いずれも合併協定書に調印し、知事への申請をすませている。

 また、鷲敷町など5町村の合併を目指す丹生谷合併協議会は、11月初めにも、05年3月1日の「那賀町」発足に向けた合併調印をする予定だ。このほか計14町村が4つの合併協議会で話し合いを重ねている。

 ■ 離脱

 三好町など3町と合併協議を進めている井川町が今月に入って合併協議会からの離脱を表明した。財政格差是正など同町の要望を受け入れる形で合併協議は進んでいたが、「合併によるスケールメリットが少ない」というのが主な理由だ。三加茂、三好両町は三野町と3町で合併を進める意向だが、三野町の竹重義博町長は「白紙から考えざるを得なくなった」としている。

 日和佐、牟岐両町と合併協議を続ける由岐町。24日開会の9月定例議会で、合併是非を問う住民投票条例案を提案する予定だ。同町は「公共料金の改正や行政サービス変更など合併による影響は大きい。住民の意向を踏まえた上で判断したい」としている。

 ■ 市部でも

 阿南市と羽ノ浦、那賀川両町は、9月定例議会に1市2町による法定協議会設立議案を提案。「足腰の強い自治体をつくり、住民サービスの向上に努める」(阿南市合併対策室)としている。

 小松島市も西川政善市長が9月定例議会で、勝浦町との合併協議を表明。「行政基盤の整備、効率化」が理由だ。12日の一般質問で、全世帯(1万6221)対象の住民アンケート結果が速報値として公表された。約4800世帯のうち66%が勝浦町との合併に賛成で、合併協議は加速しそうだ。

   ×  ×  ×

 こうした動きに県市町村合併支援チームの福田哲也上席企画監は「協議会の運営に補助金を出したり、県外の成功例を紹介したり、県として最大限支援したい」としている。

(9/14)

420magenta:2004/09/14(火) 23:06
<東北・北海道>北海道

新市名「知床市」断念、「東知床市」に…斜里町反対で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000211-yom-soci

来年10月の新市誕生を目指している北海道・羅臼町と中標津町の合併協議会は14日、一時有力視された「知床市」について、知床半島一帯の世界遺産の登録を目指して羅臼町と共同で作業を進めている斜里町の反対を考慮して使用を断念、新市の名称を「東知床市」と決めた。

 羅臼町は知床半島の知床連山の稜線を境に東側に位置し、中標津町は半島の基部にある。合併協議会は今年6月、新市名称を全国公募したところ「知床市」がトップとなり、「知床市」の名称が有力となった。

 ところが、この「知床市」案について、半島西側にあり、知床観光の中心地に位置する斜里町が猛反発、反対の署名運動を繰り広げ、世界遺産登録の作業への影響も心配されていた。

 羅臼町の脇紀美夫町長は「知床に東を付けて配慮した。斜里町の理解を得たい」と話している。
(読売新聞) - 9月14日22時53分更新

421とはずがたり:2004/09/14(火) 23:19
>>419
美馬郡も三好郡も海部郡も二つに別れての合併となるか?其れにしても海部郡の新町名が醜悪なり。http://www.glin.org/prefect/upd/tokusima.html

●那賀町2005.3.1
那賀郡 鷲敷町,相生町,上那賀町,木沢村,木頭村
  ★丹生谷合併協議会(新町名募集案内)(法定)
  (推) 11,203 (国) 11,893 [面]694.86

●美海町2005.10.1
海部郡 由岐町,日和佐町,牟岐町
★海部郡上灘三町合併協議会(法定)
※由岐町は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ
(推) 14,338 (国) 15,062 [面]197.42
●海陽町2005.3.1
海部郡 海南町,海部町,宍喰町
★海部下灘合併協議会(法定)
(推) 11,916 (国) 12,104 [面]327.58

●阿波市2005.4.1
板野郡 吉野町,土成町,阿波郡 市場町,阿波町
(推) 41,527 (国) 42,388 [面]190.97

●吉野川市2004.10.1
麻植郡 鴨島町,川島町,山川町,美郷村
(推) 46,063 (国) 46,794 [面]144.19

●美馬市2005.3.1
美馬郡 脇町,美馬町,穴吹町,木屋平村
(推) 35,737 (国) 36,632 [面]367.38
●つるぎ町2005.3.1
美馬郡 半田町,貞光町,一宇村
(推) 12,328 (国) 13,100 [面]194.80

▲東みよし町2005.4.1
三好郡 三野町,三好町,井川町,三加茂町
(推) 26,095 (国) 26,620 [面]210.12
▲○○町2006.3.1
三好郡 池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
(推) 25,093 (国) 26,884 [面]634.07
※三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村が合併協議を申入れ(2003/9/26)→参加を断念,4町村での合併を検討へ
※井川町の住民アンケートの結果「三好郡東部4町(39.2%)」「三好郡西部5町村(33.5%)」「合併しない(25.3%)」(2003/10月)
※井川町議会は「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(2004/9/6)
※井川町が合併協議から離脱の意向を表明(9/9)

422とはずがたり:2004/09/14(火) 23:27
>>420
>>408の白神市への批判と似てますね。白神市側は突っぱねたようですがこちらは折れた例ですね。
その他に南アルプス市(山梨県)に長野県側から,兵庫県の丹波市に京都側から苦情が出てますね。
南アルプス市は既に合併を終え,丹波市も京都側の苦情を突っぱねるようですが,丹波市は氷上郡の合併であるから歴史のある氷上市とすれば良いのにと思うことしきりです。

「白神市」撤回応じず/能代山本法定協正副会長会議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040907h

 能代山本市町村合併協議会(法定協、藤里町を除く能代山本7市町村で構成)の正副会長会議が6日、能代市の能代山本広域交流センターで開かれた。新市名を「白神市」と決めたことに対して、青森県のNPO・白神山地を守る会から撤回要求が出されるなど批判や疑問の声が上がっていることについて協議した結果、「新市名は法定協委員の三分の二以上の支持を得て適正な手続きで選考されたものであり、法定協の決定を尊重したい」との意見で一致、撤回要求には応じずに白神市でいくことを確認した。

 7市町村の首長でつくる同会議は非公開で行われ、終了後に法定協会長の豊沢有兄・能代市長が会見して協議内容を説明した。

 豊沢市長によると、会議では白神山地を守る会から抗議文が寄せられたことなどを報告した上で、新市名に対する意見を求めた。各首長からは名称変更すべきだとする発言は一切なく、「法定協の決定を尊重し、このまま白神市でいくべきだ」との方向でまとまったという。また、10日に開かれる法定協では、県内外から寄せられた新市名に対するeメールの内容を説明し、各委員の意見を聞くことも申し合わせた。

 会議では、新市名に関する方向性の確認にとどめ、青森県側に理解を求めるための具体的な対応策は話し合われなかったが、豊沢市長は「法定協の意向を踏まえ、会長として(理解を得るために)動くべき時は動く」と述べた。

 さらに、能代市や法定協事務局に6日まで寄せられた30通余りのeメールのうち、約8割が白神市に批判的な内容だったとした上で、「世界遺産地域イコール白神山地という(誤解した)受け止め方が多い。白神山地は新市の区域にもあるのであり、その恩恵を受けている地域だからこそ、大事にしていこうという思いが『白神市』の決定につながったと思う」と強調。白神山地を守る会などの批判に対しては「遺産地域が多い少ない、それに接しているだけとかの問題ではない。泥沼の議論に陥ることは避けたい」などと語った。

423とはずがたり:2004/09/17(金) 02:02
<北陸・信越>長野県
反対が相次いでますなぁ。南木曾と大桑は単独ではなく木曽町(木曽郡 木曽福島町,上松町,日義村,開田村,三岳村,王滝村)構想に加わって木曽
市たれと云うのが民意だったんちゃうのん?

[自治の行方]合併に「ノー」相次ぐ 大鹿村、6割「反対」−−住民投票 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000112-mailo-l20

 ◇松川町との任意協解散へ
 任意合併協議会を構成する松川町との合併の賛否を問う大鹿村の住民投票が12日に投開票され、「合併反対」が全体の58・1%を占
め、「賛成」(41・9%)を上回った。宮下寛夫村長はこの結果を13日に開いた村議会全員協議会に報告した後、松川町役場を訪れて竜口文
昭町長に伝えた。同町長によると、同任意協は今月末にも解散する。
 同住民投票は18歳以上が対象で、当日有資格者数は1209人(男584人、女625人)。投票率は87・51%で開票条件の50%を超
えた。条例で「村長は有効投票の賛否いずれか過半数の意思を尊重する」としていた。開票結果が明らかになった12日夜、宮下村長は「住民説
明会などで組織を大きくして将来に備える必要性を説明してきたが、周辺自治体で合併協議がスムーズに進んでいないことなどから、十分な理解
が得られなかった」と話した。一方、竜口町長は予定した住民意向調査は行わないと述べた。
 両町村の任意協は、大鹿村が松川町に申し入れて03年12月に設立され、これまで9回の会合を開いてきた。
 なお、宮下村長は12日夜、住民投票の結果にかかわらず、次期村長選(05年1月23日任期満了)には4選出馬しない意向を固めていたこ
とを表明した。[肥田木良臣]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大鹿村◇
反対 607
賛成 438
 (無効13)

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時40分更新

[自治の行方]合併に「ノー」相次ぐ 南木曽町・大桑村、自立へ /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000113-mailo-l20
 ◇合併賛否問う住民意向調査
 法定の「木曽南部合併協議会」を構成する南木曽町と大桑村の、合併の賛否を問う投票形式による住民意向調査が12日行われ、即日開票の結
果、いずれも合併反対が多数を占めた。今後は法定協を解散し、ともに自立を目指す見通し。
 投票率は南木曽町が75・69%。大桑村は78・47%で、いずれも開票条件の50%を超え、調査が成立した。結果について、宮川正光・
南木曽町長は「予想と違った。なぜこういう結果になったのか分からないが、これだけの差があるので真摯(しんし)に受け止めたい」と困惑の
表情を見せながら語った。今後の判断については「三役や議会とも相談して決めたい」と述べるにとどまった。
 一方、長岡始・大桑村長は「住民への説明は尽くした。住民は若干の痛みは我慢し、自立していきたいということだと思う」と話し、行政をス
リム化して自立を目指すとした。
 両町村とも14日に議会が開かれ、今後の方針を協議する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南木曽町◇
反対 2052
賛成 1362
  (無効38)
 ◇大桑村◇
反対 2189
賛成  810
  (無効37)

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時40分更新

424とはずがたり:2004/09/17(金) 02:02
<東北・北海道>福島県
人口で勝る会津坂下の意向が尊重されるべきちゃうのん!?

[ニュースBOX]対立露呈、両沼地域の合併 生き残りへ暗中模索 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000014-mailo-l07
 ◇財政面で自立困難
 会津坂下町、柳津町、三島町、金山町、昭和村による「両沼5町村合併協議会」が8月30日に解散を決めた。合併協が解散した直接の理由
は、新市の庁舎位置だったが、「平場(平野部)」の会津坂下町と、「中山間地」の他4町村との利害対立は大きく、議員定数をめぐる論議など
その溝が露呈したとみる向きが大半だ。柳津町議会は13日、5町村のトップを切って合併協の解散を議決。信頼関係が失われた5町村は、新た
な合併の枠組みを探る動きもあるが、その行方は不透明だ。傷心を引きずるように、各町村は生き残りをかけ暗中模索している。[町田徳丈]
 ◆2度目の破たん
 8月30日午後7時半。三島町の防災無線が響いた。「残念ながら5町村による合併協が解散することになりました」。斎藤茂樹町長が自らマ
イクを握り、緊急時に用いる防災無線で町民への周知をはかった。解散の重大さを物語っていた。
 斎藤町長は後日、「2回にわたる解散なんて」と落胆していた。今回の5町村の合併協解散以前に、三島町、金山町、昭和村の3町村は03年
3月に任意の合併検討協議会を解散した。「より広域な合併のため」と前向きな解散だった。その後、3町村が柳津町を誘い、「4町村でも発展
性がない」と会津坂下町に声をかけたのが今回の合併協だった。だが「庁舎位置が決まらず、これ以上議論が進まない」と後向きの解散に追い込
まれた。
 ◆1対4の構図
 焦点となったのは庁舎の位置だった。合併協の小委員会は「新庁舎は会津坂下町役場」と提案したが、7月下旬の合併協で採決に持ち込まれ、
19対23で否決された。賛成したのは会津坂下町、三島町と一部金山町の委員だった。再度協議した8月30日の会合でも、意見集約に至らな
かった。
 合併協のある委員は「対等合併のはずなのに平場の会津坂下町と4町村で1対4の構図になった」と憤る。会津盆地西端で5町村のうち唯一平
地にあり、人口では6割を占める会津坂下町も、合併協では多数決で少数にまわる。議員定数でも人口比率で配分すると過半数を超えるが、小委
員会の議論では過半数を取れない少数派だった。会津坂下の町議は「議員定数で譲ったのだから、庁舎位置は会津坂下にすべきだ」と惜しむ。
 昭和村の小林悦郎村長は解散の理由を「地域の差が予想以上にあった」と指摘する。過疎を恐れる4町村の意識がスクラムを組み、人口が集中
する会津坂下町に対抗した。「こんなことで合併がだめになるとは」とはき捨てる住民もいた。
 ◆来年3月がリミット
 会津坂下町の竹内〓俊町長は「現時点では単独で行政運営できるように行財政改革プロジェクトを11月めどにつくる」と単独での生き残り策
を検討している。他の4町村の中には「再度5町村はない」と明言する首長もいるものの、財政基盤がぜい弱なため水面下で別の合併の仕切り直
しを模索している。高齢化が進む昭和村、金山町、三島町は地方交付税の減額が確実視され、財政面での自立は困難を極める。
 三島町は04年度当初予算で、財政調整基金など計2億4600万円を取り崩して予算編成した。斎藤町長は「合併しないとやっていけない。
合併特例債が使える来年3月までに合併の手続きをしたい」と必死だ。
 行政の効率化を目指す合併議論が浮き彫りにした地域意識の差。亀裂が走った5町村は、合併特例債が適用される来年3月までに新たな合併の
枠組みをつくることができるのかどうか、胸突き八丁を迎える。

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時15分更新

425とはずがたり:2004/09/17(金) 02:21
おい,康夫,見栄えばっかっ気にしやがって。
大体長野県には大したアイデンティティも無いんだよ。
松本県と上田県に分割して無くなってしまえや。山口村の決定を踏みにじるな。

長野・山口村の越県合併、田中知事が議案提出見送りへ
http://www.asahi.com/politics/update/0915/003.html

 平成の大合併で全国初となる長野県山口村と岐阜県中津川市の越県合併をめぐり、長野県の田中康夫知事は15日、「合併問題が広く県民の間で
議論されていない」として、合併を承認する関連議案について、22日に開会する9月県議会冒頭での提案を見送る方針を明らかにした。提案時期
は「県民の議論をみて検討したい」としており、両市村が予定している来年2月の合併が遅れる可能性が出てきた。

 両市村はすでに議会で合併を議決している。越県合併の場合、両県議会の議決を経て、総務相に合併の決定を申請する規定になっている。岐阜県
は16日開会の9月県議会に関連議案を提出する。

 田中知事は総務省が推進する市町村合併について批判的なスタンスで、山口村が岐阜県に移る越県合併についても「21世紀のふるさと『信州』
を、山口村の皆様とともに築いていけたらとの気持ちもある」と述べるなど、慎重姿勢を示していた。 (09/15 20:03)

426とはずがたり:2004/09/17(金) 02:23
市川市長の指導力が足りない?

山形など2市2町合併協議 妥協を模索
 正副会長きょう会議 県など継続説得
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5759
  山形市など2市2町の合併協議会正副会長会議を前に、山形市の市川昭男市長は14日、朝日新聞の取材に「明日が最後だと考えている」と強
硬姿勢を示す一方、「私が投げかけたものがクリアになれば、今後について協議したい」と、3市町の歩み寄りに期待をにじませた。協議継続に向
けて妥協点を模索する動きもでており、事態打開に向けて県や経済団体も働きかけを強めている。

  市川市長は14日の市議会一般質問で協議の見通しを問われ、「非常に厳しい。合併を実現したい思いでやってきたつもりだが、まことに残念
ですと答えるしかありません」と答弁した。

  市川市長は、4首長らによる11日の会合で、妥協案をほかの1市2町に「投げかけた」。懸案の議員定数で山形市側が譲歩を目指す代わり
に、新市の建設計画案や農業委員定数などで上山市など1市2町にも譲歩を求めたものだ。この時は物別れに終わったが、上山市も14日、内部調
整を進めて妥協案の検討を進めており、正副会長会議で一定の歩み寄りがみられるかどうかが、協議継続のかぎとなりそうだ。

  というのも、市川市長は15日を合併特例法期限内の合併実現に向けた「タイムリミット」と位置づけるからだ。

  定数問題などでは半年以上も平行線。ずるずると協議を続けるよりは、一気に決着を図りたいとの思惑が垣間見える。だが、ほかの市町の出方
次第では合併が破綻(は・たん)しかねない危険とも隣り合わせで、かみのやま競馬処理問題で財政支援を打ち出すなど、合併を側面支援してきた
県側も調整に必死だ。

  各市町との調整役をつとめる野村一芳・県村山総合支庁長はこの日、首長ら主な関係者に電話をかけ、合併協議を継続するよう説得した。「上
京中の知事も心配している。厳しい事態だが、ここで白紙なんて、ひどいことだ」と話す。

  事態の進展に気をもむのは経済界も同じだ。山形経済同友会は先月末、特例法期限内の合併実現を最優先課題とし、1年間に限り上山市などの
主張を認めて議員定数を在任特例の92人にするなどの柔軟な対応を求める提言をした。

  清野伸昭代表幹事(山形ナショナル電機社長)は「国が合併を推進しているのは、もう地方自治体を支えられなくなったから。合併できなかっ
た場合、どうなるのかという原点に立ち戻って議論して欲しい」といい、15日の会合で話し合い、2市2町に合併協議の継続を求めていくとい
う。
(9/15)

427とはずがたり:2004/09/17(金) 02:25
特集・県内合併、最終章へ−山形、上山、山辺、中山
http://www.yamagata-np.co.jp/yamashin/news_archive/gappei/murayama/murayama39.html

 去年11月末に開かれた山形、上山、山辺、中山2市2町の法定合併協議会で、4カ月の時間を費やして議論を続けてきた合併方式が「編入」と決
まった。「ようやく扉が開いた」―同協議会長の市川昭男山形市長は、期待を込めてこう語った。

 県都の合併協議は去年3月、法定協議会が設立された。しかし、6月の法定協を目前に、当時の合併協議会長だった吉村和夫前山形市長(故人)が
骨髄抑制治療のため入院。合併に意欲を見せていた“けん引役”が不在の事態に。さらに、その協議で懸案となっていた合併方式について山形市議
会は「編入」、上山市議会は「新設」を主張。協議の入り口で考え方の違いが明らかになり、暗雲が立ち込めた。

 翌7月の法定協では「編入」を要望する山形、山辺、中山の3市町と、「新設」を唱える上山市に事実上、分裂。決定は先送りされ、合併方式の方
向付けは各首長の調整にゆだねられた。

 山辺、中山の町議選による2カ月間の協議中断で厳しくなった合併スケジュールに追い打ちを掛けるように、8月20日、入院中の吉村山形市長が
死去。緊急事態で行われた市長選で、市川助役(当時)が新市長になり、ようやく10月に首長会議が再開された。

 焦点は、上山市の判断の一点に集中。「新設」から「編入」への方針転換を打ち出した阿部実上山市長に対し、同市議会と一部住民が反発。なか
なか方針が定まらない上山の動向に、他3市町の住民から不満の声も上がったが、結果的に編入で合意。2市2町の合併協議は、一つの壁を乗り越え
た。

 去年12月の7回目の法定協では、合併方式の協議に4カ月を費やした代償が浮き彫りになった。今年5月に予定していた合併協定調印が難しい状況
となり、9月に延期されるなど、スケジュールは大きな修正を余儀なくされた。一方、今後の懸案事項となる新市議会の「議員定数」などを検討す
る小委員会を今月立ち上げることを決めた。

 今年は、9月の合併協定調印を目指し、新市建設計画の策定、そして議員定数問題などの協議が進む。議員定数は、一部で全市町の議員92人が現
山形市議の在任期間内で一度は新市議員となる「在任特例」を求める声が上がっているが、法定協や小委員会でどんな議論がなされ、定数が決まっ
ていくのか注目される。

 一方、新市建設計画策定では、素案が固まった段階で各住民説明会も予定。地域住民に情報を提供しながら意見を聞き、新たな県都の地域づくり
の指針を策定していく。
2004年1月1日

428とはずがたり(1/2):2004/09/17(金) 02:26
山形市など2市2町合併協議詰め難航
 議員定数などが焦点
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5754

  山形市など2市2町の合併協議が詰めの段階で暗礁に乗り上げかねない情勢になってきた。先週末から13日にかけて、4首長による非公式会
合や議会などが断続的に開かれたが、議員定数などの問題で意見の違いを埋める決定打は見いだせずじまい。市川昭男・山形市長の指導力を疑問視
する声すら上がるなか、4首長が出席して15日に開かれる合併協議会正副会長会議に向けて、ぎりぎりの調整が続いている。

  「15日がタイムリミット。現状では非常に難しい」。13日、山形市議会で一般質問があり、市川市長は、11日にあった4首長会議で、協
議が難航している議員定数など4項目の合意に至らなかったと報告し、協議の進捗(しん・ちょく)状況に強い危機感を示した。

  ほぼ同じ頃、上山市の阿部実市長は、市議会全員協議会に出席。「こちらの要望について、山形市長からは飲めないといわれた」と首長会議の
結果を市議に報告した。席上、特に質問はなかったというが、市議の1人は「こちらの思いは市長が十分ご存じだから」。

  新市の議員と農業委員の定数問題は今年1月から具体的協議に入った。だが、「行財政改革の流れに逆行する。住民の理解も得られないので
は」と定数特例(47人)を主張する山形市と、山形市への吸収合併で「周辺住民の声が取り残される」と「在任特例」(92人)を主張する1市
2町が互いに譲らず、協議の大きな障害となっている。

  その打開を目指した11日の首長会議だったが、定数問題で歩み寄りが見られなかった。そればかりか、新市建設計画案に市民交流プラザ建設
などを盛り込むように強く求めた上山市側の要望を山形市側が拒絶。最後は、「今月末には(協議会)解散かという話まで出た」(出席者)という
ムードも漂ったという。

  協議の難航を見かねて、9日には高橋和雄知事が市川市長を訪ね合併の実現を要請するなどしているが、まとめ役となるべき山形市長が土壇場
で迷走していることが混迷に拍車をかけている。

  市川市長は定数問題でいったん議会に3市町に歩み寄るよう働きかけながら、今月1日には「3市町と一本化できなければ、議会の意向を尊重
する」とし、2日の首長会議でも定数特例を主張した。

  だが11日の首長会議になると一転、1市2町側に「議員定数以外で同意できたら、92人を議会にお願いしてもいい」と伝えたという。

429とはずがたり(2/2):2004/09/17(金) 02:26
  こうした姿勢に上山市側は「真意が分からず、信用して交渉できない」(市議)という不信感を募らせる。山形市議からも「圧力もあるのだろ
うが、どちらにしろもっと毅然とした態度が欲しい」との声があがる。

  山形市と対立する格好の上山市にしてみれば、吸収合併の容認で譲歩したとの思いも背景にある。財政再建を掲げて始まった合併協議だが、土
壇場で、地域優先という「エゴ」がぶつかり合う色合いを濃くしてきた。

  4市町とも、妥協点を探る当面のタイムリミットを今月30日の合併協議会に置いている。県庁所在地での合併破綻という事態を避けるために
も、落としどころを探る作業がぎりぎりまで続くとみられる。

   ■2市2町で意見が異なる主な合併協議事項

      議員 農業委員 交流プラザなど 組織見直し

       定数 定数   建設是非    時期

 山形市  47人 40人   ×       3〜5年後

 上山市  92人 68人   ○       見直しせず

 山辺町  92人 68人   −       3〜5年後

 中山町  92人 68人   −       3〜5年後
(9/14)

430とはずがたり:2004/09/17(金) 02:29
>>426-430
市川氏は鹿野直系の吉村氏の後継として選挙では圧勝,総選挙では鹿野氏を支援してたのだな。ただ助役上がりで政治家というよりは実務家か。

http://www.election.co.jp/election/2003/election09.html
2003年09月28日
◇山形市長選挙(山形県)開票結果 投票率47.29%
  当60204 市川昭男(無新、民・公・社推薦、62歳、初当選)
    22495 柿崎喜世樹(無新、56歳)
     8100 青木 勝(無新、共推薦、56歳)
     2561 川合直美(無新、54歳)
  ※今回の選挙は、吉村和夫・前市長の任期途中での死去によるもの。
    前回の投票率は64.13%。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe152/news/20031029_n16.htm
いよいよ決戦突入 準備万全号砲待つ 衆院選山形

 第43回衆院選は28日公示され、11月9日の投票日に向け12日間の選挙戦に突入する。立候補の届け出受け付けは午前8時半から午後5時
までで、山形県内では1区4人、2区3人、3区3人の計10人が立候補を予定している。争点となる小泉政権の構造改革路線や景気・雇用対策な
どをめぐり、舌戦が繰り広げられそうだ。直前の情勢を探った。(敬称略)

<1 区>
 10期目を目指す民主前職の鹿野を、返り咲きを期す自民元職の遠藤が追い上げている。共産の石川、社民の斉藤の両新人も支持拡大に懸命だ。

 鹿野は固い支持基盤を持ち、高橋和雄知事や市川昭男山形市長の支援も取り付けた。ただ、今田保典前衆院議員引退をめぐる経緯から民主系労組の一部が離脱。公明、社民の協力も得られないため危機感を募らせる。

 遠藤は「県都に与党代議士を」と訴え、山形市長選で結束が乱れた組織の引き締めを図る。一方、党幹部や閣僚らを呼んでの大規模集会も各地で
開催。公明の選挙協力も取り付けて、勢いづいている。

 石川は街頭演説などで憲法九条の維持と消費税増税反対を強調。出馬表明が9月と出遅れた斉藤は、社民系労組の支援で巻き返しを図る。

431とはずがたり:2004/09/17(金) 17:06
住民税の使い道、市民が決める 埼玉・志木市導入へ
http://www.asahi.com/politics/update/0917/009.html

 埼玉県志木市は、個人住民税の1%分の使い道を、市民が世論調査で示した結果で決める制度を、来年度にも導入する。税金の使い道を市民が自ら考えて決めることで、行政への関心を高めてもらうのが狙いだ。個人住民税の1%を納税者が指定したNPO(非営利組織)に助成する制度などを検討する自治体も増えており、税金版の「直接民主主義」が広がっている。

 志木市は12月議会で条例化、来年4月からの実施を目指す。

 同市の市民税は今年度予算の見込みで約40億円。その1%の4000万円について、市民に使い道を問う仕組みだ。

 市側が、自然の保全や教育、福祉・健康のまちづくり、子育て、歴史・文化事業などの政策メニューを示し、どの分野に税金を使うかを市民に答えてもらう。対象は今のところ、20歳以上の市民から1000人を抽出する予定で、毎年調査する。

 1%分は新たに設ける「住民自治基金」に積み立て、政策の分野別にプールされる。政策メニューの中から1つを選んでもらい、その回答数に比例した額を積み立てる。例えば、500人が選んだ政策メニューの積立額は2000万円になる。市民の意見が毎年の積立額に反映するシステムだ。

 穂坂邦夫市長は「自分の支払った税金が、何に使われているか、現状ではなかなか見えにくい。おばあちゃんの介護の助成が増えないかとか、図書館の蔵書を増やしたいとか、お茶のみ話で予算の話ができるようなきっかけになればいい」と話す。定着すれば、「1%」の枠を拡大する考えもある。

 志木市のほかにも税金の使い方をめぐる新たな取り組みが広がっている。千葉県市川市は、市民が選んだNPOなどの団体に自分が納税した住民税の1%を振り向けることができる制度の導入を検討している。同様の制度は長野県や東京都足立区でも研究している。

 跡田直澄慶応大教授(財政学)は「志木市の試みは、財政での住民投票とも言える。投票する政策のメニューを市民にわかりやすく、具体的で身近なものにできるかがひとつのポイントだ」と話している。
    ◇
 〈「住民税の1%」をめぐる新制度〉
     仮  称      指定対象  決定者 導入目標
志木市 住民自治基金     政策分野  有権者 05年4月
市川市 納税者市民活動支援制度 NPOなど 納税者 05年4月
足立区 納税者主権1%制度   NPO活動分野 納税者 検討中
長野県 県税使途指定制度    NPO   納税者 検討中
(09/17 15:52)


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